90年代の“パワーポップ”の代表的なアルバムとして親しまれるマシュー・スウィートの「GIRLFRIEND」をベースにふたりの青年の甘酸っぱい恋愛を描くミュージカル『GIRLFRIEND』(脚本:トッド・アーモンド、翻訳・演出:小山ゆうな)の開幕を前に6月14日、東京・シアタークリエにて記者会見が開催。トリプルキャストを務める高橋健介、島太星、井澤巧麻、萩谷慧悟、吉高志音、木原瑠生の6名が出席した。ネブラスカの田舎町で、学校になじめないウィル(高橋、島、井澤)とスポーツ万能で人気者のマイク(萩谷、吉高、木原)。接点のなかったふたりが、卒業時にマイクがウィルに渡したミックステープをきっかけに距離を縮めていくのだが……。6名は舞台衣裳で登場。自身の出演シーンの中で特に見どころのシーンについて高橋は「(物語が)僕(ウィル)から始まりますので、そこはぜひ集中して見ていただけたら」と語り、萩谷は「ウィルとマイクの距離がよりグッと縮まるシーンで、星空を見ながら歌わせていただくんですが、雰囲気を繊細に一緒に作っていて、そこは全チームで違うと思います」と語る。この日、会見で最も笑いを取っていたのが島。自身の出演シーンの見どころについて「(ネタバレが)バレちゃったら申し訳ないんですけど……」と前置きし、すぐさま周囲から「バレないようにして!」と諭され、さらに「一幕の59ページの……」と台本のページ数で説明を試み「わかるわけねーだろ!」「ぶっ飛ばすぞ!」と容赦ないツッコミを浴びつつ「自分でもウィルを演じていて、マイクと楽しく過ごす時間を楽しく感じています」と語る。その島の相手役を務める吉高は「楽しいシーンもたくさんあるけど緊張感のあるシーンもあります。学生のふたりにしか出せない独特の間であったり、『学生の時、こういうスピード感で会話してたな』と感じるような初々しさなども楽しんでいただけたら」と語った。井澤はウィルとマイクが座って会話するシーンについて「目線ひとつの細かいところまで、どういう気持ちだから目線が下がるとか、細かいくこだわって作っているので、細かなところも見ていただけたら」と呼びかけ、木原は「同じ場所に何回か行くシーンがあるんですが、その空間の中で起きる出来事は、ふたりにとってかなり繊細に描いてかなきゃいけないと思ってるので見ていただきたいです」とアピールした。劇中、マシュー・スウィートの楽曲がシーンに合わせて大胆なアレンジを施され、披露されるが、萩谷はお気に入りの楽曲として「We’re the Same」を挙げ「(マシュー・スウィートのオリジナル版とミュージカル版)両方いいなと思いました。マシューさんのほうはリズミカルでソフトなドライブで聴きたくなるような曲で『この曲、好きだな』と思っていたら、(ミュージカル版では)めっちゃ重要なところですごいアレンジがされてて『気持ちが入るな』と思いました」と明かす。一方、高橋と井澤は「Evangeline」、島と吉高は「Girlfriend」を挙げる。井澤は「You Don’t Love Me」がお気に入りだと明かし「原曲とアレンジが違って、淡々と伴奏される中でもメロディがエモーショナルで、その温度差が切ないです。シーンと本当にマッチしていて気持ちが入ります」と語っていた。いよいよ開幕を迎えるが木原は「それぞれのウィル、マイクで違います」と語り、井澤も「個性が違うので、全キャスト違う魅力で見ていただけると思います」とチームごとの違いを強調。吉高は「音楽と恋の力の偉大さに驚いています」と語り、島は「大好きなふたりの世界観を大事にお届けしたいです!」と意気込む。萩谷は「若い人に見てほしいです。カセットテープとか、アナログなものが登場しますが、そうした1個1個のものに重みに感銘を受けています」と90年代を知らない若い層に呼びかける。そして高橋は「個人的に僕はすごくこの作品にかけていまして……。何をかけているかというと、生まれて30年近く、守ってきたヴァージンヘアにパーマをかけました。ウィルになるため、90年代になるために、これだけ守ってきた髪にパーマをかけたということで、これだけかけているということがみなさんに伝わればと思います!」と力強くアピールし、会場は笑いと拍手に包まれていた。★稽古場レポート掲載中!「思春期の少年たちの心模様を3ペアそれぞれのアプローチでミュージカル『GIRLFRIEND』まもなく開幕()<公演情報>ミュージカル『GIRLFRIEND』脚本:トッド・アーモンド作曲・作詞:マシュー・スウィート翻訳・演出:小山ゆうな出演:高橋健介、島太星、井澤巧麻(ウィル役・トリプルキャスト)萩谷慧悟、吉高志音、木原瑠生(マイク役・トリプルキャスト)2024年6月14日(金)~7月3日(水)会場:東京・シアタークリエチケット情報:()公式サイト:
2024年06月14日マシュー・マコノヒーがインディーズ映画『The Rivals of Amziah King』に主演することがわかった。内容は明かされていないが、オクラホマ州の田舎を舞台にしたキャラクターに焦点を当てる犯罪スリラーのようだ。監督、脚本はアンドリュー・パターソン。共演はカート・ラッセル、『猿の惑星/キングダム』に主演したばかりのオーウェン・ティーグ、『スパイダーマン』新三部作に出演したトニー・レヴォロリ、新人のアンジェリーナ・ルッキンググラス。重要なキャラクターを演じるルッキンググラスは、全世界規模のオーディションに勝ち抜いて役を獲得した。撮影はすでに終了している。マコノヒーの最近作は、声の出演をしたNetflixのアニメーションシリーズ『エージェント・エルヴィス』。文=猿渡由紀
2024年06月12日執事眼鏡eyemirror(株式会社DUO RING)は、2024年6月8日(土)より「Fate/Grand Order」コラボ眼鏡「マシュ・キリエライト(shielder) モデル」を販売開始します。FGO × 眼鏡■マシュ・キリエライト(shielder) モデル過去に販売した「マシュ・キリエライトモデル」と異なる新作モデル。フロントは「マシュ・キリエライト」が着用している眼鏡の形を再現。一見シンプルなマットブラックのメタルフレームですが、丁番部分を「マシュ・キリエライト」が着用しているネクタイの形状にしております。ネクタイ状のパーツには、ロゴをレーザー加工しており、眼鏡を折り畳んだ時に、赤いネクタイがちらりと見えるこだわりのデザインです。更に弾力性の高いβチタンと軽量なチタンを組み合わせて製作。先セルには「フォウくん」と「カルデアマーク」のメタルパーツも施しています。マシュ・キリエライト(shielder) モデル【商品概要】商品名 :マシュ・キリエライト(shielder) モデルサイズ :53□17-138※単位はmm価格 :15,400円(税込)機能 :度付き・PCレンズ対応可能(レンズ代別途)男女兼用フレーム素材:チタン、βチタン、アセテートレンズ素材 :アクリル※フレームの形状を保つためプラスチックのデモレンズが入っています付属品 :・「マシュ・キリエライト」のイラストを使用したオリジナル眼鏡拭き・「Fate/Grand Order」コラボ眼鏡オリジナル眼鏡ケース■販売情報2024年6月8日(土)より販売開始特設サイト: 【取扱店】・執事眼鏡eyemirror ONLINESHOP <実店舗>・執事眼鏡eyemirror・執事眼鏡eyemirror -OSAKA- ・アニメコラボメガネ専門店-Animegane- ■レンズ交換について・商品到着後、実店舗(執事眼鏡eyemirror、アニメガネ)やお近くの眼鏡専門店へフレームを持ち込んでレンズ交換を行うことも可能です。※実店舗では視力測定、フィッティングが可能です。レンズ交換について詳しくはコチラ: ▼「Fate/Grand Order」公式サイト (C)TYPE-MOON / FGO PROJECT 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年06月08日マシュー・ボーンの野心作『ロミオ+ジュリエット』が、2024年4月10日(水) に東京・東急シアターオーブで初日を迎えた。マシュー・ボーン作品の日本での上演は、2019年の“新演出版”『白鳥の湖』以来5年ぶり。舞台は14世紀のイタリアではなく近未来で、反抗的な若者たちの矯正施設“ヴェローナ・インスティテュート”で物語は繰り広げられる。対立するモンタギュー家とキャピュレット家という存在は無いが、理不尽な抑圧の中で若者たちが抱える生きづらさは共通のテーマだ。Rehearsal Images by Johan PerssonRehearsal Images by Johan Persson原作ではジュリエットに密かに想いを寄せる従兄のティボルトは、ここではジュリエットを蹂躙する看守であり、ふたりの恋人たちを支援するローレンス神父は女性に変わっているものの頼れる存在のまま、そしてロミオの親友であるマキューシオはゲイとして描かれていたりと、マシュー・ボーンならではの“ずらし”を発見するのも楽しみのひとつとなっている。Rehearsal Images by Johan PerssonRehearsal Images by Johan Persson『ロミオ+ジュリエット』は、4月21日(日) まで同所で上演される。<公演情報>マシュー・ボーンの『ロミオ+ジュリエット』原作:ウィリアム・シェイクスピア音楽:セルゲイ・プロコフィエフ演出・振付:マシュー・ボーン日程:2024年4月10日(水)~4月21日(日)会場:東京・東急シアターオーブ出演者・配役一覧:キャストスケジュール:チケット情報()公式サイト
2024年04月10日いよいよ4月10日(水) より開幕するマシュー・ボーンの『ロミオ+ジュリエット』。マシュー・ボーンと長年の親交があるホリプログループの堀会長と、Kバレエカンパニーのプリンシパルとして活躍し、Kバレエ『ロミオとジュリエット』でロミオ役、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』では死のダンサーとして出演した宮尾俊太郎がマシュー・ボーン作品の魅力について語った。映画「リトル・ダンサー」がきっかけでマシュー・ボーン作品の魅力を知った――ホリプロは2004年の『くるみ割り人形』から、もう20年間マシュー・ボーン作品を招聘してきました。そのきっかけはどんなところにあったのでしょうか?堀本来僕はバレエを見に行かないんです。全く興味がなかった。どっちかと言えばロックが好きですから。きっかけは映画「リトル・ダンサー」でした。ラストシーンで成長してプロのダンサーになったビリーの姿を見て、かっこいいなと思ったんです。もちろんその時はマシュー・ボーンも、アダム・クーパーも知らなかった。それまでバレエ作品は観てこなかったのですが、Bunkamuraでやっていたマシュー・ボーンの『白鳥の湖』を観に行きました。何の前知識もなかったから「全部男性なのか」という驚きと、「あれ?これどっかで見たことあるぞ」と思ったんですよ。それが映画「リトル・ダンサー」のラストシーンだったわけです。宮尾僕は『白鳥の湖』を中学生ぐらいの時に映像で見ました。結構センセーショナルでしたよね。2019年上演、マシュー・ボーンの『白鳥の湖』 (C)Johan Persson白鳥役を全員男性が演じ、日本でもマシュー・ボーンの人気を不動のものとした代表作。ミュージカル『ビリー・エリオット』の元になった大ヒット映画「リトル・ダンサー」(2000年)のラストシーンで、アダム・クーパー演じる大人になったビリーが出演していたのがマシュー・ボーンの『白鳥の湖』堀その後マシュー・ボーンの『くるみ割り人形』を観て、これがまた「なんだこりゃ」と思いました。もう色がすごいの。その頃からニュー・アドベンチャーズ作品を日本でやらせてくれ、とプロデューサーのロバート・ノーブルと話をしていました。その先の『シザーハンズ』もどうしてもやりたいという構想もありました。マシュー・ボーンのすごさというのは、「そういう設定になるか!」っていうところですね。彼自身が投影されているんだろうなというところもあるし。マシューは大の映画ファンなので、お気に入りの映画からインスパイアされたものは随所にある。――元々“アドベンチャーズ・イン・モーションピクチャーズ(映画の中の冒険)”っていうのが最初のカンパニー名だったのですよね。宮尾マシューさんは映画好きで、映画好きな会長も映画「リトル・ダンサー」からマシューに繋がったんですね。2004年上演、マシューボーンの『くるみ割り人形』(C)Catherine Ashmore原作にアレンジを加え、孤児院で暮らす主人公が、夢の中でカラフルなキャラクターたちと出会う2006年上演、マシュー・ボーンの『シザーハンズ』(C)A.Groaschel大ヒット映画を舞台化。劇場内に雪を降らせるなど、美しくスケールの大きな演出で観客を魅了した。マシューは「ぶっ壊す人」宮尾僕は堀会長にオーチャードホールでよくお会いしていました。マシュー・ボーンの『ドリアン・グレイ』を観た時にもお会いして、堀会長が「いやすごい作品ですね、僕はこういう脳天直撃系が大好きなんだ」っておっしゃっていたのを覚えています。社長がその感覚で作品を持ってくるって、なかなか攻めているなと思いました。2013年上演マシュー・ボーンの『ドリアン・グレイ』(C)田中亜紀リチャード・ウィンザーと大貫勇輔がダブルキャストで主演し、話題となった。堀『ドリアン・グレイ』は、「とにかくこれを日本人にやらせてほしい」とずっとマシューに言っていたんです。大貫勇輔にロンドンでオーディションを受けてもらって実現しました。宮尾その時は客席に舞踊関係者じゃない方が多くて。皆さんが「やっぱり素晴らしいね」って言っているのを見て、舞踊にそれほど詳しくない人たちにもすごく響く作品なんだろうなと思って。堀『ドリアン・グレイ』をロンドンで観たとき、客席がほとんど男性でした。お客さんの着ているものもパンクロックのコンサートみたい。僕ともう1人だけスーツで、場違いなところに来ちゃったなっていうぐらい、お客さんがスタイリッシュなんですね。でも他の作品では高齢の人から若い人までまんべんなく来ていたり、女性ばっかりのときもあったり、作品ごとに全然違う。『眠れる森の美女』をニューヨークで観た時はお客さんの7割は女性でした。――『眠れる森の美女』はゴシック設定なので、やっぱり「トワイライト」とかヴァンパイアものや、ゴス好きの女性が集まってくるんですね。2016年上演、マシュー・ボーンの『眠れる森の美女』(C)Johan Perssonヴァンパイアを登場させ、目覚めたら21世紀という斬新な設定で観客を驚かせた。宮尾マシューさんはそういうサブカルチャーな感じのお客さんをつかんでいますよね。でも作品色はそれぞれ、コロコロ変わるから面白いですよね。堀僕はぶっ壊す人が好きなんですよ。固定観念を変え、ぶっ壊すっていうのは、熊川哲也さん(Kバレエ トウキョウ芸術監督)もそうですよね。バレエはこうあるべきだ、バレエダンサーはこうあるべきだっていう固定観念を熊川さんが現代劇の映画に出たりテレビに出たりして変えたと思うんですよね。命を削って踊るダンサーの輝き宮尾マシュー・ボーンの振付は、結構あるようでない振付だなと思って。これ本当にマシューさんが作っているのですか?助手が8割作ってとかじゃなくて。――『ロミオ+ジュリエット』の場合は若い女性の振付家のアシスタントが助手についているのですが、でもマシューさんが基本的に作っています。宮尾マシューさんの振付は、踊る人が輝くためには絶対これ必要なんだよねっていうものが入っています。それはもう肉体的に限界を迎える振付であるということなんですよね。『眠れる森の美女』を見ていても、絶対きついんですよ。肉体的にきついことをやっているとやっぱりダンサーって命が削れていくから、輝くんです。――『ロミオ+ジュリエット』はまさにそういう作品ですよね。2023年上演、マシューボーン『ロミオ+ジュリエット』英国公演(C)Johan Persson振付的にもチャレンジングなところがあって、すごく長いキスシーンもありますね。バルコニーのところで、唇がくっついたままずっと離れないんです。これはすごく大変なシーンですが、「ダンスの歴史上もっとも長いキスシーンを創ろうとした」とマシューさんが仰ってました。宮尾ダンサーは絶対大変ですよね。ぼくも『ロミオとジュリエット』を踊った時にキスシーンがありましたけど、もう当然息が切れている中で、美しく見せなきゃいけないので。堀実際、そういうものを3ヶ月も4ヶ月もロングランでやっているんですよ。Kバレエもそうですが、もうリスペクトします。バレエやダンスを見たことない人は、優雅に踊っている、くらいのイメージだと思うんですよ。実際にはバレエダンサーの筋肉は凄まじいじゃないですか。トップレベルのアスリートと同じですよね。堀あれだけ跳んで着地するだけでもね、フィギュアスケートの着氷も何トンもかかっているって言うけど、バレエも多分トン級かかっていると思いますよ。宮尾人を持って跳んで着地した後、ボクシングを12ラウンドぐらいやって、さらにその後に綱渡りしているみたいな感じです(笑)2023年上演、マシューボーン『ロミオ+ジュリエット』英国公演(C)Johan Persson堀それはやっぱり一度見ると男でもすごいなと思えるんです。あんな体勢で踊り続けるってのは、子供のときから体幹とかを鍛えていないと絶対無理ですよね。宮尾体の作りは、作品にも反映されて変わっていきます。マシュー作品は衣裳も現代風のちょっと洋服っぽいものが多いじゃないですか。すごく自然に存在している人間が、動きだしたらものすごいダンサー!という調和は面白いなと思います。見ているお客様が入り込みやすい。マシュー・ボーンから繋がっていくストーリー堀マシュー・ボーン作品も、『ビリー・エリオット』も、色々なことが僕の中で一つのストーリーとして繋がっているんですよね。映画「ビリー・エリオット(邦題「リトル・ダンサー」)」にはマシュー・ボーンがいなきゃいけなかったし。マシュー作品の日本上演があり、『メリー・ポピンズ』(共同演出/オリジナル振付:マシュー・ボーン)があり、そして『ハリー・ポッターと呪いの子』日本初演ではニュー・アドベンチャーズのダンサーだった友谷真実さんに手伝ってもらいました。いろんなものが繋がっています。――この『ロミオ+ジュリエット』にはウエストエンドの『ビリー・エリオット』でビリー役を務めた方が出演しています。堀日本のビリーにも、その後ローザンヌ国際バレエコンクールに行って賞を取った子もいます。先輩がビリーをやっているのを見て、あれをやりたいと思って、オーディションを受けてくる子とか。いずれ、そういう子たちがビリーのように夢を叶えて色んなところで活躍するのでしょうね。『ビリー・エリオット』の初演を観に来てくださった熊川哲也さんが「堀さん、あれは俺なんだよ」と仰っていたのも印象的でした。「北海道でバレエやる子供なんていうのは、どうかしていると思われていて、親父も反対していたし」と。『ロミオ+ジュリエット』は若いダンサーたちを起用した、多様化社会の象徴的な作品2023年上演、マシューボーン『ロミオ+ジュリエット』英国公演(C)Johan Persson堀今回の『ロミオ+ジュリエット』でも、同性愛のカップルが出てくるし、人種も様々、イギリスの階級社会も描かれている。マシュー作品にはどれも多様性がありますよね。――この『ロミオ+ジュリエット』で特徴的なのは、女性が強いというのがありますね。堀ジェンダーギャップをなくすっていう明確な意図があるのだと思うんですよ。ジュリエット役の子たちのインタビューでも、「女性はこんなに弱くないから、物語の中でももうちょっと堂々としていたい」ということを言っていて。その部分は彼女たちの意見を汲み取って作っているんですね。宮尾僕が今出演している『ハリー・ポッターと呪いの子』もそうなんですよね。やっぱり女性が強くて、現代の社会性だなと思います。――会長から『ロミオ+ジュリエット』のおすすめポイントを、公演をこれから観る宮尾さんへお願いします。堀最初は「何なんだこれ!」と思う設定から、『ロミオとジュリエット』のエッセンスが入ってくる展開は本当に見事だと思います。そんな飛躍できる頭は僕にはないから、マシューの発想に毎回驚いているんです。あえて近未来にしているのは、警鐘を鳴らしている部分もあって。ティボルトはひょっとしたら暴力の象徴で、今日の戦争にもオーバーラップしてきます。「BOYS」と「GIRLS」に分けられて収監されて、男女の接触が禁止されている中、原作でのロレンス神父は女性で、ロミオとジュリエットのあいびきの手伝いをする。そして男女というのは明確に分かれていないというジェンダーに対するメッセージも感じる。2023年上演、マシューボーン『ロミオ+ジュリエット』英国公演(C)Johan Persson観た後に感じる作品のメッセージはお客様に委ねられているので、どう考えてもいいんだと思うんですよ。マシュー作品はどの作品にも共通するのだろうけど、しばらく自分の考えをどんどん巡らして、間違っているのかな、この解釈は違うのかなって心地よく混乱する。こういうことかなという納得感を持つまで、味がなくなるまで噛める感じです。宮尾いいワードをいただきました。観るのがとても楽しみになりました。聞き手・文:森菜穂美撮影:山本春花<公演情報>マシュー・ボーンの『ロミオ+ジュリエット』2024年4月10日(水)~4月21日(日)会場:東京・東急シアターオーブチケット情報()公式サイト
2024年04月04日『キック・アス』のマシュー・ヴォーン監督が、最新作『The Stuntman(原題)』の製作に入っていることが分かった。ヴォーン監督によると、本作は新しい『キック・アス』三部作の2本目で、スタントマンになった兄弟の物語を描くという。ヴォーン監督は先月まで、本作について『Vram』という仮題で呼んでいた。「Variety」誌は本作の公開について、今年のトロント国際映画祭あるいは2025年のサンダンス映画祭での上映を目指していると報じている。新しい『キック・アス』三部作の1本目は『School Fight(原題)』のタイトルで進められ、数年前に撮影が完了している。しかし、2022年のロンドン・アクション映画祭でティザー映像が流されて以来、いまだ公開される気配はない。1本目、2本目共にヴォーン監督が製作、トランポリン選手として世界で優秀な成績を収め、映画監督に転身したダミアン・ウォルターズが監督を務めている。3本目については、リブート版『キック・アス』となり、これら3本の物語には全て繋がりがあるという。映画ファンは新『キック・アス』の「三部作」が製作中と聞いて大いに喜んでいるものの、1本目が何年も前に撮影が完了していながら公開されていないこと、それにもかかわらず2本目の製作に入っていることなどに対して、混乱している様子。「『School Fight』はいつ公開してくれるの?」「まずは映画祭で『The Stuntman』を上映して反応を見るのかな?」「『キック・アス』つながりの作品なら何でも観たいから、とにかく公開して!」といった声を上げている。(賀来比呂美)■関連作品:キック・アス 2010年12月18日よりシネセゾン渋谷ほか全国順次公開© KA Films LP. All Rights Reserved.
2024年03月01日『キングスマン』シリーズのマシュー・ヴォーン監督によるスパイ映画『ARGYLLE/アーガイル』が3月1日(金)より公開される。スタイリッシュな映像と、他に類を見ないポップでクレイジーなアクション、痛快なストーリー展開を融合させる唯一無二の手腕で支持を集める“奇才監督”が手掛ける最新作のこだわりの美術とは――。本作は、ヘンリー・カヴィル、ブライス・ダラス・ハワード、サム・ロックウェル、ジョン・シナ、サミュエル・L・ジャクソンら豪華キャストが顔を揃え、怒涛のアクションや爽快な映像演出で魅せるエンターテインメント作品。スパイアクション小説『アーガイル』の作者が、実在するスパイ組織に新作の内容をめぐり命を狙われてしまう。マシュー・ヴォーン監督は「私の中では、『キングスマン』は静かでエレガントなブランドであり、『ARGYLLE/アーガイル』は豪快で大胆なんだ。このふたつの世界観は互いにバランスを取っている。つまり今では、独自の個性と魅力を持つこのふたつの特徴あるブランドを有するに至ったんだ。このふたつの世界はいつか交わる時が来るかもしれないけれど、今のところ、両者は全く別で遠く離れたブランドだ」とコメント。監督は『ARGYLLE/アーガイル』の構想を進めていく中で、まずは“アーガイル”という言葉が本来何を意味するのかを改めて探求したという。アーガイルチェック柄は1400年代にスコットランドで発祥したと言われ約600年の歴史を持つ伝統的な模様だが、“アーガイル”は元々ソースを出すボート型のお皿を指す古い言葉であり(諸説あり)、映画で描きたい内容とは異なっていた。そこでアーガイルという言葉のブランドイメージ自体を再定義し、現代化して映画に採り入れることを目指したという。世界中どこでもアーガイルチェック柄を見た時に真っ先に思い浮かぶような、格好良くポップなものにすべく、映画全体で使用し、鮮やか且つ大胆でカラフルなビジュアルを作り上げるという、ヴォーン監督の真骨頂ともいえるダイナミックな演出となった。マシュー・ヴォーンの作品といえば、魅力的な登場人物たちや練り込まれたストーリーのほか、細部までこだわり抜かれ、独特な世界観を生み出す美術も見どころのひとつ。本作を象徴する新時代の“アーガイルスタイル”も定まり、ヴォーン監督が信頼をよせる美術チームが、実際のロケ地をスキャンしたものとデジタルセットのデザインを合成し、LiDARスキャニング(光による検知と測距)の技術も取り入れて設計を組み立てていったことで、セットが本作の広い世界にどう合うのか、ヴォーンは視覚的に把握することが出来たという。劇中では、ギリシャやアメリカのコロラド、イギリスのロンドン、フランス、香港、アラビア半島など様々な国を舞台に物語が繰り広げられる。それぞれのロケ地が持つ特性やシーンのニーズに合わせた色彩やデザインで表現され、衣装や撮影、CG、ロケーションチームなど様々な部門と協力し、作品のビジュアルスタイルの一貫性を重要視。サミュエル・L・ジャクソン演じるアルフレッド・ソロモンの部屋には、ニスを塗ったワイン箱で作った机が置かれているが、ジャクソンがこの机をとても気に入ったため、別のバーセットも同じ方法で作ったのだという。さらに、『ハリー・ポッター』シリーズを手掛けたことで有名なグラフィック会社のミナリマが、美術チームと共に作家エリー・コンウェイ(ブライス・ダラス・ハワード)が登壇する書店の内装デザインを担当した。この書店には、あちこちにアーガイルの菱形パターンがあしらわれており、作品の雰囲気をより一層盛り上げている。『ARGYLLE/アーガイル』()3月1日(金)公開(C)Universal Pictures
2024年02月27日『キングスマン』シリーズのマシュー・ヴォーン監督の最新作『ARGYLLE/アーガイル』が3月1日(金)より公開。本日2月22日の「猫の日」にあわせ、本作に出演する監督の愛猫に豪華俳優陣が揃って顔をほころばせる特別映像が解禁となった。2月22日(ニャンニャンニャン)の語呂合わせで、日本の「猫の日実行委員会」が制定しすっかりお馴染みとなった記念日、「猫の日」。本作では作家エリー・コンウェイ(ブライス・ダラス・ハワード)の愛猫・アルフィーがただならぬ活躍ぶりを見せ、ポスターや予告編などでもその爪痕を残している。大注目の猫・アルフィーを演じているのが、本作のメガホンをとった監督マシュー・ヴォーン家の愛猫チップ。当初は別のタレント猫だったものの、急きょ自宅からチップをスカウトしてきたそう。撮影現場にはチップ専用のベッドが置かれ、ストレスなく過ごせるよう万全の準備が整えられていた様子で、多くの時間を共に過ごしたブライス・ダラス・ハワードは、「チップはもう…最優秀演技賞!」と絶賛。猫アレルギーを持つエイダンを演じたサム・ロックウェルも「この映画では憎いほど完璧だね。劇中のエイダンは猫と不仲だが、チップは好きだよ。主役を食うが気にしない(笑)」とすっかり心奪われており、チップが見せるたまらない表情と仕草からあふれ出す魅力が詰まった特別映像だ。また、場面写真、メイキングスチールも到着。劇中で、黄色のアーガイルチェック柄にドーム状の窓が付いた猫用バックパックに収まり担がれているアルフィーがよく登場するが、実はこのアイディアをくれたのはマシュー・ヴォーン監督の2人の娘で、彼女たちが愛してやまないテイラー・スウィフトがドキュメンタリーのなかで猫用のバックパックを背負っていたことから着想を得たそう。なお、猫・アルフィーの毛並みまでも鮮明に体感できるIMAXシアター限定で、先着で入場者特典<A6ポストカード>を配布。IMAX限定入場者特典A6ポストカードデザイン ※画像はイメージアルフィーの魅力は映画の中だけに留まらず、TOHOシネマズ 日比谷には期間限定で巨大アルフィーのバルーンが出現。渋谷マークシティにはエリーが愛用する猫バッグが展示された特別ボードが出現する。巨大猫バルーンはTOHOシネマズ 日比谷にて展示『ARGYLLE/アーガイル』は3月1日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ARGYLLE/アーガイル 2024年3月1日より全国にて公開© Universal Pictures
2024年02月22日マシュー・ヴォーン監督最新作『ARGYLLE/アーガイル』が、3月1日(金) に公開される。このたび、本作のために書き下ろされたオリジナルソング「Electric Energy」のミュージックビデオが公開となった。「Electric Energy」は、ヴォーン監督が自らチームを結成し、本作で描かれるひとつのアクションシーンを完成させるために書き下ろされたオリジナルソング。ヴォーン監督は同曲について「“心地よく気分が良い”感覚を表現するため、私が思いつく限り最も気分が良くなる音楽、つまりディスコを使うことにした。曲がかかればいつでも、笑顔になって足でコツコツとリズムを取らずにはいられないような音楽だよ。クラシックから、時代のエッセンスを真に捉えたオリジナルディスコまで、様々なディスコ曲を取り入れた」とこだわりを明かしている。楽曲を気持ちよく歌い上げるのは、本作で豪快なドライビングテクニックで車も船も巧みに操る技術者キーラ役を演じるアリアナ・デボーズに加え、イギリスのポップミュージックバンド「カルチャー・クラブ」のボーカリストとして知られるボーイ・ジョージ、マドンナやデヴィッド・ボウイなどの大物アーティストを手がけたことで知られるプロデューサーのナイル・ロジャースの3人。MVにはアリアナ、ボーイ、ナイルはもちろんのこと、ヘンリー・カヴィル、ブライス・ダラス・ハワード、サム・ロックウェル、ブライアン・クランストン、キャサリン・オハラ、ジョン・シナ、サミュエル・L・ジャクソンと、本作に出演しているキャスト陣が登場し、彼らが思い思いに小気味よくステップを踏んでいる。『ARGYLLE/アーガイル』オリジナルソング「Electric Energy」MV<作品情報>『ARGYLLE/アーガイル』3月1日(金) 公開『ARGYLLE/アーガイル』ポスタービジュアル公式サイト: Pictures
2024年02月15日『インヘリタンス-継承-』が2024年2月11日(日・祝) から24日(土) に東京芸術劇場プレイハウスで上演される。このたび、作者マシュー・ロペスの初来日と、2月12日(月・休) 13時の上演終了後にポスト・パフォーマンス・トークを開催することが決定した。2015年から18年のニューヨークを舞台に、1980年代のエイズ流行初期を生きた60代、HIVとともに生きる30代・20代の3世代のゲイの人々が前後篇6時間半で描かれる本作。今回初来日となるロペスは本作でラテン系の作家として初めてトニー賞ベストプレイ賞を受賞し、ノン・バイナリー(自分を男性・女性という性別にあてはめない)俳優がトニー賞を受賞して注目を浴びた『お熱いのがお好き』ミュージカル版の脚本も手がける今注目の作家だ。併せて、本公演のトレーラー映像が公開された。『インヘリタンス-継承-』トレーラー映像『インヘリタンス-継承-』アプリ限定チケット販売受付中!詳細は こちら()<公演情報>『インヘリタンス-継承-』作:マシュー・ロペスE・M・フォースターの小説『ハワーズ・エンド』に着想を得る。訳:早船歌江子ドラマターグ:田丸一宏演出:熊林弘高【出演】福士誠治田中俊介新原泰佑柾木玲弥百瀬朔野村祐希佐藤峻輔久具巨林山本直寛山森大輔岩瀬亮篠井英介/山路和弘/(後篇のみ)麻実れい2024年2月11日(日)~24日(土) 東京芸術劇場 プレイハウス※大阪、北九州公演ありチケット情報:()公式サイト:
2024年01月17日『キングスマン』『キックアス』シリーズで世界中の映画ファンの心をワシ掴みにし、圧倒的支持を集める“奇才”マシュー・ヴォーン監督の最新作、『ARGYLLE/アーガイル』(原題:Argylle)が2024年3月1日(金)より公開決定。本作で重要な役を務める(?)猫のアルフィーを映したティザーポスターが解禁された。凄腕エージェントのアーガイルが世界中を飛びまわり、謎のスパイ組織の正体に迫る、手に汗握るベストセラーのスパイアクション小説シリーズ「アーガイル」。その作者エリー・コンウェイ(ブライス・ダラス・ハワード)は、愛猫のアルフィーと共にのんびり過ごすのが至福の時という平和主義。エリーはファンの誰もが待ち望む新作を準備しながら、ある場所へアルフィーと一緒に移動中、突如謎の男たちに命を狙われ、間一髪でエイダン(サム・ロックウェル)と名乗るスパイに助けられることに。その後も何度も身の危険に脅かされ逃げ惑う中、エリーが書いた小説が現実のスパイ組織の行動を偶然にも言い当てていたことが発覚。エリーの空想のはずだった世界と命が狙われる現実との境界線が曖昧になる中、敵の一歩先を行くために世界を駆け巡る!危険なミッションの先に待ち受けた運命やいかに!そして、予告編にもある「紹介しよう、本物のエージェント・アーガイルを」という言葉の意味とは…?独特の世界観と演出が人気を集めるマシュー・ヴォーン監督の最新作とあって、本作にアカデミー賞受賞者を含む魅力あふれる豪華俳優陣と、マシュー作品お馴染みの顔ぶれ、さらには音楽界のスーパースターまでもが集結。ベストセラー小説「アーガイル」のエージェント・アーガイルにヘンリー・カヴィル、その作家エリーにブライス・ダラス・ハワード、エリーを助ける猫アレルギーのスパイ、エイダンにサム・ロックウェル。ブライス・ダラス・ハワードゴールドドレスを身にまといアーガイルを挑発する謎の女にデュア・リパ、敵か味方か分からないジョン・シナ、『ウエスト・サイド・ストーリー』のアリアナ・デボーズといったハリウッドの最前線で活躍する俳優から、『キングスマン』では悪役を演じたサミュエル・L・ジャクソン。デュア・リパ本年度アカデミー賞有力作の呼び声高い、レオナルド・ディカプリオ主演『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』を手掛けたApple Original Filmsと、ヴォーン率いる製作会社MARV(マーヴ・スタジオ)が手を組み、脚本を『ザ・メッセージ』『ワンダーウーマン』のジェイソン・フュークスが手掛けている。そして解禁されたティザーポスターには、エリーの愛猫アルフィーの姿が。キャッチコピーには「秘密を漏らすな、相手が猫でも」とあり、アルフィーがストーリーにどのように関わるのか期待が高まる。『ARGYLLE/アーガイル』は2024年3月1日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年12月15日マシュー・ボーンの『ロミオ+ジュリエット』が、2024年4月10日(水) から21日(日) まで東京・東急シアターオーブで日本初上演される。このたび、ロミオ、ジュリエット、ティボルトを演じるキャスト6名が発表された。本作は、白鳥を男性ダンサーたちが演じた『白鳥の湖』など、古典を大胆な解釈で再構築してきたマシュー・ボーンの野心作。舞台は14世紀のイタリアではなく近未来で、反抗的な若者たちの矯正施設“ヴェローナ・インスティテュート”で物語は繰り広げられる。原作ではジュリエットに密かに想いを寄せる従兄のティボルトは、ここではジュリエットを蹂躙する看守であり、ふたりの恋人たちを支援するローレンス神父は女性に変わっているものの頼れる存在のまま、そしてロミオの親友であるマキューシオはゲイとして描かれていたりと、マシュー・ボーンならではの“ずらし”を発見するのも楽しみのひとつだ。今回の日本公演でロミオ役とジュリエット役は、2019年の初演で高い評価を得たパリス・フィッツパトリックとモニーク・ジョナスに加え、今夏立ち上がった再演舞台で新たに抜擢されたロリー・マクリオド、ブライオニー・ペニントンが演じる。ティボルト役は、初演キャストのダニー・ルーベンスと今回9年ぶりにカンパニーに復帰するアダム・ガルブレイスというニュー・アドベンチャーズ来日公演でおなじみのベテラン2名が務める。併せて、キャスト6名によるメッセージ動画が到着。また、『白鳥の湖』『赤い靴』に出演した元英国ロイヤル・バレエ団プリンシパル、アダム・クーパーの特別インタビュー動画も公開された。パリス・フィッツパトリック(ロミオ役・Wキャスト) コメント映像ロリー・マクリオド(ロミオ役・Wキャスト) コメント映像モニーク・ジョナス(ジュリエット役・Wキャスト) コメント映像ブライオニー・ペニントン(ジュリエット役・Wキャスト) コメント映像ダニー・ルーベンス(ティボルト役・Wキャスト) コメント映像アダム・ガルブレイス(ティボルト役・Wキャスト) コメント映像アダム・クーパー 特別インタビュー映像<公演情報>マシュー・ボーンの『ロミオ+ジュリエット』マシュー・ボーンの『ロミオ+ジュリエット』ビジュアル原作:ウィリアム・シェイクスピア音楽:セルゲイ・プロコフィエフ演出・振付:マシュー・ボーン【キャスト】■ロミオ(Wキャスト)パリス・フィッツパトリックロリー・マクリオド■ジュリエット(Wキャスト)モニーク・ジョナスブライオニー・ペニントン■ティボルト(Wキャスト)ダニー・ルーベンスアダム・ガルブレイス2024年4月10日(水)~21日(日) 東京・東急シアターオーブ関連リンク公式サイト:::
2023年12月06日マシュー・ヴォーンが監督を務める映画『ARGYLLE/アーガイル』が、2024年3月1日(金)に全国公開される。“マシュー・ヴォーン節”全開の痛快スパイ映画映画『ARGYLLE/アーガイル』は、スピーディーでエッジの効いたアクションとスタイリッシュな世界観、痛快なストーリーで描く“マシュー・ヴォーン節”全開のスパイ映画。『キック・アス』や『キングスマン』シリーズなどで世界中の映画ファンから人気を集めるマシュー・ヴォーンが、鮮やかで予測不能の“超展開”を映し出す。スパイ小説の世界と現実の境界線が曖昧に?!物語のカギを握るのは、エージェント・アーガイルが活躍するスパイ小説。派手なフィクションを描く作家エリーのベストセラー『アーガイル』が、なぜか現実のスパイ組織の行動を予言していることが発覚する。愛猫とともに平穏に暮らしていたエリーの生活は一変し、どういうわけか猫アレルギーのスパイ・エイデンと同行することに。空想のはずだった世界とその身を狙われる現実との境界線が曖昧になり始める中、敵の“一歩先”を行くために世界中を駆け巡る。しびれるアクションや大連発するカラフルスモーク、奇天烈に活躍しそうな猫に注目だ。ヘンリー・カヴィル、ブライス・ダラス・ハワードら出演エージェントのアーガイル役を演じるのは『マン・オブ・スティール』、『コードネーム U.N.C.L.E.』のヘンリー・カヴィル。また、『ジュラシック・ワールド』シリーズのブライス・ダラス・ハワード、『スリー・ビルボード』のサム・ロックウェルといった俳優陣が集結。『キングスマン』でクレイジーな悪役を演じたサミュエル・L ・ジャクソンや、グラミー賞受賞アーティストのデュア・リパも登場する。アーガイル…ヘンリー・カヴィルエリーの書くスパイ小説『アーガイル』に登場するエージェント。エリー・コンウェイ…ブライス・ダラス・ハワード人気作家で、ベストセラー小説『アーガイル』を執筆。愛猫アルフィーとともに幸せに暮らしていたが、小説『アーガイル』の内容が現実のスパイ組織の行動を言い当てていることが発覚。エイダン…サム・ロックウェル猫アレルギーのスパイ。エリー、アルフィーと列車に乗り合わせ、行動をともにすることに。ゴールドドレスの女…デュア・リパ豪快な運転で車も船も操る女…アリアナ・デボーズエリーの母…キャサリン・オハラアップル オリジナル フィルムズとタッグ映画『ARGYLLE/アーガイル』に向け、『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』を手がけたアップル オリジナル フィルムズと、マシュー・ヴォーン率いるマーヴ・スタジオがタッグ。脚本は、『ザ・メッセージ』『ワンダーウーマン』のジェイソン・フュークスが手掛ける。【詳細】映画『ARGYLLE/アーガイル』公開日:2024年3月1日(金)監督:マシュー・ヴォーン脚本:ジェイソン・フュークス出演:ヘンリー・カヴィル、ブライス・ダラス・ハワード、サム・ロックウェル、ブライアン・クランストン、キャサリン・オハラ、デュア・リパ、アリアナ・デボーズ、ジョン・シナ、サミュエル・L・ジャクソン製作:マシュー・ヴォーン、アダム・ボーリング、ジェイソン・フュークス 、デヴィッド・リード製作総指揮:アダム・フィッシュバック、ジギー・カマサ、カルロス・ペレス、クラウディア・ヴォーン原題:Argylle
2023年12月04日『キングスマン』『キック・アス』シリーズのマシュー・ヴォーン監督による『ARGYLLE/アーガイル』(原題:Argylle)が2024年に全国公開されることが決定し、予告編映像が解禁された。独特の世界観と演出が人気を集めるマシュー・ヴォーン監督の最新作とあって、本作にはアカデミー賞受賞者も含む魅力あふれる豪華俳優陣と、マシュー作品お馴染みの顔ぶれ、さらにはジャンルの垣根を超え音楽界のスーパースターまでもが一堂に集結している。ヘンリー・カヴィル(『マン・オブ・スティール』)、ブライス・ダラス・ハワード(『ジュラシック・ワールド』シリーズ)、サム・ロックウェル(『スリー・ビルボード』)、ブライアン・クランストン(「ブレイキング・バッド」シリーズ)、キャサリン・オハラ(「シッツ・クリーク」シリーズ)、アリアナ・デボーズ(『ウエスト・サイド・ストーリー』)、ジョン・シナ(『ワイルド・スピード』シリーズ)といったハリウッドの最前線で活躍する俳優陣。そして、『キングスマン』で悪役を演じたサミュエル・L・ジャクソン、そしてグラミー賞受賞、YouTubeチャンネルの総再生回数110億回超えという破格のミレニアル世代を代表するポップ・スーパースター、デュア・リパ(『バービー』)も参戦。レオナルド・ディカプリオ主演『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』を手掛けたApple Original Filmsと、ヴォーン率いる製作会社MARV(マーヴ・スタジオ)が手を組み、脚本は『ザ・メッセージ』『ワンダーウーマン』のジェイソン・フュークスが担当した。この度解禁された予告編では、ゴールドドレスの女(デュア・リパ)とのゴージャスなダンスシーンから始まり、突如敵に取り囲まれながらも仲間の見事なアシストで窮地を脱したエージェント・アーガイル(ヘンリー・カヴィル)が映し出さる。だがそれも束の間、この一幕は人気作家エリー・コンウェイ(ブライス・ダラス・ハワード)がその続きに悩んでいるスパイ小説「アーガイル」の一節だったことが明らかに。派手なフィクションの世界とは対照的に、キュートな愛猫アルフィーと過ごす生活に幸せを感じていたエリーだが、このベストセラー小説「アーガイル」の内容が現実のスパイ組織の行動を言い当てていることが発覚し、事態が一変する。どういうわけか列車に乗りあわせた猫アレルギーのスパイ、エイデン(サム・ロックウェル)と同行することになったエリー(そしてアルフィー)は、空想のはずだった世界とその身を狙われる現実との境界線が曖昧になり始める中、敵の一歩先を行くために世界中を駆け巡る!危険なミッションを超えた先に待ち受ける運命やいかに…?スピーディーでエッジの効いたキレキレアクション、カラフルスモークの大連発、奇天烈な活躍をしそうな猫とヴォーン節が随所に光り、お得意の超展開による大興奮&驚きの結末を予感させる予告編となっている。『ARGYLLE/アーガイル』は2024年、全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年12月01日2024年の4月から5月にかけてミュージカル『シカゴ』来日公演が行われることが決定し、ブロードウェイスターのマシュー・モリソンが『シカゴ』デビューを果たすことが発表された。ミュージカル『シカゴ』は、禁酒法時代のシカゴで実際に起こった事件から着想を得た作品で、殺人の罪で投獄されながら悪徳弁護士ビリーの力を借りてスターダムにのし上がろうとするロキシーとヴェルマの姿を描く。海外ドラマ『glee/グリー』のシュースター先生や、ブロードウェイミュージカル『ヘアスプレー』『ファインディング・ネバーランド』のオリジナルキャストであるモリソン。2017年にケリー・オハラ、2020年にはシンシア・エリヴォと共に来日し、コンサートで多くのファンを魅了したモリソンが敏腕弁護士ビリー・フリン役を演じる。来日公演は、2024年4月18日(木) から21日(日) まで大阪・オリックス劇場、2024年4月25日(木) から5月5日(日) まで東京・東急シアターオーブにて上演される。<公演情報>ブロードウェイミュージカル『シカゴ』来日公演 2024出演:マシュー・モリソン 他 、来日カンパニー作詞:フレッド・エッブ作曲:ジョン・カンダー脚本:フレッド・エッブ&ボブ・フォッシー初演版演出・振付:ボブ・フォッシーオリジナル NY プロダクション演出:ウォルター・ボビーオリジナル NY プロダクション振付:アン・ラインキング■大阪公演2024年4月18日(木)~4月21日(日) 合計6公演会場:オリックス劇場■東京公演2024年4月25日(木)~5月5日(日) 合計16公演会場:東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11階)【チケット料金】(税込・全席指定)■大阪公演S席:15,000円A席:10,000円B席:7,000円※平日は1,000円引き■東京公演S席:16,500円A席:12,500円B席:9,500円公式ホームページ:
2023年11月24日11月3日(現地時間)、10月28日に急逝したマシュー・ペリー(「フレンズ」チャンドラー役)の葬儀がロサンゼルスのフォレストローン記念公園で執り行われた。「People」誌など複数のメディアが報じた。マシューの家族のほか、「フレンズ」で共演したジェニファー・アニストン、リサ・クドロー、コートニー・コックス、マット・ルブランク、デヴィッド・シュワイマーが出席したという。また、関係者によると葬儀の締めくくりにはマットが好きだったピーター・ガブリエル&ケイト・ブッシュの歌「Don’t Give Up」が流れたとのこと。マシューのファンは、「マシューは私の子ども時代をすべて占めていた人。『フレンズ』の中で大好きなキャラクターでした」「さようなら、チャンドラー・ビング。どうか安らかに眠ってください」「あなたに何度泣くほど笑わせてもらったでしょうか。決してあなたのことは忘れません」などのコメントをXに寄せている。マシューが埋葬された同公園は、マットたちが1994年から10年にわたって「フレンズ」を撮影したワーナー・ブラザースのすぐそば。デビー・レイノルズ&キャリー・フィッシャー母娘、ブリタニー・マーフィ、ポール・ウォーカー、2022年8月に交通事故で亡くなったアン・ヘッシュらハリウッド俳優たちも眠っている。(賀来比呂美)■関連作品:フレンズ [海外TVドラマ]
2023年11月06日「フレンズ」のチャンドラー役で知られるマシュー・ペリーが亡くなったことが分かった。「TMZ.com」によると、マシューは28日の朝(現地時間)、ピックルボール(スポーツ)を数時間楽しんだ後帰宅。その後、お使いを頼まれて家に戻ってきたアシスタントが、浴槽内で意識がない状態のマシューを発見し、911に通報したとのこと。詳しい死因については調査中だが溺死とみられ、現在のところ事件性はないという。享年54。マシューの家族は「私たちの最愛の息子、兄弟を失うという悲劇に打ちのめされています。マシューは俳優としても友人としても、世界に喜びをもたらしてくれました」とコメントし、マシューのファンに「たくさんの愛をありがとうございます」と感謝の意も評した。「フレンズ」の公式Xアカウントは「マシュー・ペリーが亡くなったと聞き、大変ショックを受けています。彼は私たちみんなにとって、本物のギフトでした。彼のご家族、大切な人たち、すべてのファンにお悔やみを申し上げます」とメッセージをポストした。同ドラマの共同クリエイターのマルタ・カウフマン&デヴィッド・クレイン、製作総指揮のケヴィン・ブライトは、「私たちは大好きな友人のマシューの死にショックを受け、本当に深く悲しんでいます。いまも、こんなことがありえるのかと思ってしまいます。私たちが言えるのは、私たちの人生の一部に彼が存在してくれたことが幸せだったということです」と共同声明を発表。マシューの俳優としての素晴らしい才能について触れ、チャンドラー役は「彼以外にいない」と称えた。(賀来比呂美)■関連作品:フレンズ [海外TVドラマ]
2023年10月30日日本時間2023年10月29日、アメリカで活躍する俳優の、マシュー・ペリーさんが亡くなったことが分かりました。54歳でした。サンケイスポーツによると、ペリーさんはロサンゼルスの自宅の浴槽で亡くなっていたところを発見されたといいます。警察は溺死として調査を行なっていくとのことです。1994年から放送開始したテレビドラマ『フレンズ』にて、レギュラーキャラクターである、チャンドラー・ミュリエル・ビングを演じたペリーさん。同番組は日本でも高い人気を誇り、2004年放送のシーズン10まで制作されました。長年にわたって『フレンズ』を見てきたファンは少なくありません。ペリーさんの早すぎる旅立ちに、日本からも「優しい笑顔が大好きだった」「彼あってこその『フレンズ』だ」といった声が上がっています。ペリーさんが命を吹き込んだキャラクターたちは、今後も作品の中で生き続けることでしょう。ご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2023年10月29日ジバンシィGINZA SIXが2023年8月26日にグランドオープン。前夜には、クリエイティブ・ディレクターであるマシュー・M・ウィリアムズが、ブランドアンバサダーの菜々緒をはじめ、片寄涼太、高橋らら、YAMATO、yoshiaki、michi、とんだ林蘭など、メゾンのファミリーを招いてオープニングパーティが開催されました。マシュー・M・ウィリアムズ&菜々緒/Courtesy of GIVENCHY250平方メートルを超える店舗面積は日本最大級。日本では初めての導入となるメタリックなLEDスクリーンや、透かしの4Gロゴを配した棚など、マシュー・M・ウィリアムズのビジョンからヒントを得て確立された新しいコンセプトの店舗となっています。Courtesy of GIVENCHY建築、彫刻、デザイン、ラグジュアリー、音楽、アート、カルチャー、そして人々が一堂に会するこの空間は、クリエイティブ・ディレクター、マシュー・M・ウィリアムズのハウスに対するビジョンを祝福しています。Courtesy of GIVENCHY彼のクラシシズムとラディカルなコントラストの実験をさらに強化し、英国人アーティスト、ユアン・マクファーレンとのコラボレーションによる彫刻的なマネキンが意外な姿勢やポーズで登場する空間は、アートとファッションを融合させたダイナミックなインスタレーションで彩られています。Courtesy of GIVENCHYジバンシィGINZA SIXには、メンズ&ウィメンズ商品から限定商品までが豊富にそろいます。2023年秋冬コレクションからは、シャープなテーラリング、シグネチャーデニム、モダンなイブニングウエアなどもラインアップ。バッグ、スモールレザーグッズ、シャークロックブーツをはじめとするアイコニックなシューズなど、アクセサリーも豊富に展開。ジバンシィのパワフルな新作バッグ『ヴォワイユー』は、店頭でも注目の的となっています。Courtesy of GIVENCHY限定商品には、メゾンのアイコンである『アンティゴナ』のグリーンカラーや、デイジーをモチーフにしたアクセサリーなどが登場。さらに、UNDERCOVERとのスペシャルコラボレーションTシャツも数量限定で発売中です。GIVENCHY×UNDERCOVER Tシャツ/Courtesy of GIVENCHYジバンシィ GINZA SIX東京都中央区銀座6丁目10-1 2F営業時間:午前10時30分~午後8時30分TEL : 03-6263-9110
2023年08月30日映画『マシュー・ボーン IN CINEMA/眠れる森の美女』が、2023年8月25日(金)より恵比寿ガーデンシネマ、アップリンク吉祥寺を皮切りに全国順次公開される。英国バレエ界の“鬼才”マシュー・ボーンの話題の舞台を映画化映画『マシュー・ボーン IN CINEMA/眠れる森の美女』は、古典作品を斬新な手腕で甦らせてきた英国バレエ界の“鬼才”マシュー・ボーンが手掛けた、話題の舞台を映画化した作品だ。チャイコフスキー三大バレエの「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」、「白鳥の湖」を経て、チャイコフスキーの三大バレエの最後に完成させた 「眠れる森の美女」 は、“マシュー・ボーンの最高傑作”との呼び声も高い極上のゴシック・ロマンス。2012年に初演の幕を開けてから10周年を記念して、2023年1月にロンドンのサドラーズ・ウェルズ劇場にて公演の模様をライブ撮影し、映像化した。劇場のスクリーンでチャイコフスキーとマシュー・ボーンによる“三部作”の集大成を目にすることができる。物語で描かれるのは、チャイコフスキーのオリジナル版が公開された1890年。妖精とヴァンパイアが織りなす不可思議な世界に足を踏み入れると、善と悪が混在する、時代を超えた壮大な世界が待ち受けている。映画『マシュー・ボーン IN CINEMA/眠れる森の美女』登場人物/キャストオーロラ姫… アシュリー・ショー国王と王妃の間に授かった姫。カラドックの呪いにより長い眠りについてしまう。レオ…アンドリュー・モナハンオーロラ姫と恋に落ちる森番の青年。ライラック伯爵…パリス・フィッツパトリックカラボス… ベン・ブラウン闇の妖精。子宝に恵まれなかった国王と王妃に力を貸し、オーロラ姫を授かる手助けをする。しかし、国王夫妻は妖精への感謝の気持ちを忘れ、オーロラ姫に恐ろしい呪いをかけた末に王国を追放される。カラドック… ベン・ブラウンカラボスの息子。母カラボスの復讐を誓い、オーロラ姫に呪いをかける。映画『マシュー・ボーン IN CINEMA/眠れる森の美女』1890年、子宝に恵まれない不幸な国王と王妃は、闇の妖精カラボスの力を借りてオーロラ姫を授かった。しかし、国王夫妻が妖精への感謝の気持ちを忘れたがために、カラボスは王国を追放される。時は流れ、やがて美しく成長したオーロラ姫は森番の青年レオと密かに愛を育んでいたが、カラボスの息子カラドックが現れ、再び呪いによって長い眠りについてしまう。そして100年の歳月が流れた現代、遂にオーロラ姫が眠りから目覚める時が近づいていた…。【詳細】映画『マシュー・ボーン IN CINEMA/眠れる森の美女』公開日:2023年8月25日(金)出演:アシュリー・ショー、アンドリュー・モナハン、パリス ・フィッツパトリック、ベン・ブラウン、伊藤梢子、釜萢来美演出・振付:マシュー・ボーン音楽:ピョートル・チャイコフスキー舞台・衣装デザイン:レズ・ブラザーストン照明:ポール・コンスタンブル音響:ポール・グルーサス 指揮者:ブレット・モリス
2023年07月13日ジバンシィは、「サヴォアフェールという鏡越しに見る、コンテンポラリーなワードローブ」をテーマに、パリのエコール・ミリテールにおいてマシュー・M・ウィリアムズによる初のジバンシィメンズレディ・トゥ・ウエア単独ショーが開催され、現代のメンズウエアとメゾンの職人技が培われてきたアトリエとの融合が披露されました。2023年春夏メインコレクションのために、クリエイティブ・ディレクターであるウィリアムズは、オーセンティックなワードローブを構成する典型的なガーメントとアクセサリーを明確にし、パリの職人たちが誇るクラフツマンシップとテクノロジーの可能性を通して、こうしたアイテムの魅力を増幅させています。ジバンシィの歴史を物語るドレスコードに対する自らの世代らしいアプローチを反映させ、私生活やジバンシィでの仕事の中で、ウィリアムズを取り巻くアーティストやミュージシャン、デザイナーなどの男性たちにインスパイアされた、”コミュニティの装い”という自由で流れるような表現によって、サブカルチャー的な要素をあたかも”異花受粉”させるかのように組み込んでいます。音楽を担当し、ショーに影響を及ぼしたのが、過激なルックスと黒目を大きく見せるコンタクトレンズの着用で知られる、ジャマイカ出身のダンスホール&レゲエアーティスト、アルカライン。オートクチュールのレンズを通して脱構築を探求する中で、ウィリアムズはメゾンの洗練されたエレガンスを介して、彼の母国アメリカ社会を象徴する”ユニフォーム”を表現する術を模索するのです。ブラックとグレーのブレザーやコートには、ボリュームがありながらもリラックス感のある、斬新なテーラリングのシルエットが現れています。こうしたアイテムは、膝部分を破ってロゴで飾られたライニングを露出させたセットアップのパンツと合わせていますが、それはまさに、スクールボーイが制服をDIYでカスタマイズしたようなスタイル。タンやベージュのレザーで仕立てたブルゾンとカーゴショーツは、メゾンのレザー工場からアップサイクルされた未染色の端材をパッチワークし、ラミネート加工で丈夫なシルエットに仕上げています。また、ミントグリーンとブラックのクラシックなシェルジャケットに使われているのは、超軽量レザー。ミリタリーサープラス(軍放出品)を思わせるレザーのバーシティジャケットは、全体に刺繍が施され、ウィリアムズの脚に入っているタロットカードのタトゥーと同じモチーフがあしらわれています。デジタルプリントが施されたウォータープルーフ素材や、4Gロゴ入りの日本製デニムジャカードに細かいレーザーカットと手作業でダメージ加工を施したモスリンを重ねたブルゾンやタクティカルベスト、カーゴパンツは、カモフラージュモチーフを想起させます。カモフラージュ柄はまた、ホワイトとプリントのナイロンを重ねて手縫いし、手作業でサンド加工とウォッシュド加工を施したワークウエアでも表現されています。着用すると、チョークでオーバープリントされたリップストップナイロンの白いカモフラージュ柄がさらに引き立ちます。同様に、オーバーダイ(後染め加工)で落ち着いた色合いになったシェルジャケットやミリタリーパーカーのライニングには、もともとの蛍光色が採用されていることにも注目です。リフレクティブ・プリントを施したグレーとブラックのデニムパンツのフロントには、プリントプレスされる際に付くバックパネルの”模様”が残されています。アイウエアでは、角張ったG型のリムとテンプルでレンズを包み込む新作『Gカット』を提案。3Dプリントされたサングラスは、シャイニーブラック、マットグレー、シャイニークリア、グラデーション、そして本物のナチュラルウッドのカラーパレット。アクセサリーでは、メタリックシルバーとゴールド、ホワイト、ブラックエナメルのネックレスとブレスレットのチェーンの一部に新しいGロゴが繋がれています。パールのネックレスとスタッズのピアスは、ダークウッド、シャイニーホワイトエナメル、マザーオブパール、クリスタルペイブをラインアップ。Gロックは、ミニピアスとクロコエンボスレザーで加工されたラージペンダントに用いられています。チェーンには、格納式コーム、チェッカーゲーム、サイコロセット、Gロックやホーンの形をしたチャームなど、小さなオブジェがあしらわれています。シューズは、カーブしたソールとボール状のヒールが特徴のTKシルエットが中心。アッパーにメッシュとシンセティックレザーを掛け合わせた『TK-MXランナー』は、ホワイト、ブラック、シルバー&イエロー、シルバー&グリーン、ブラック&イエローがそろいます。ジバンシィのオールニットスニーカー『TK-360』に新しいテイストを加えた『TK-360-MID』は、前モデルよりも高さがあり、モノクロームカラーとケージパターンのリバースエディションが登場します。同じフォルムの新しいレインブーツは、バルカナイズド・ラバー(加硫天然ゴム)に、アーマーのディテールを重ね、ラバーで覆ったコルクソールを組み合わせています。スプレーペイントのリフレクティブ・グレーとホワイトに加え、グレー、ブラック、ホワイト、クリーム、コーラルで提案され、レース付きのタイプもそろいます。バッグは、オーバーサイズのトートバッグ、バックパック、トライアングルバッグ、『アンティゴナ』クロスボディバッグで、ガーメントと共通のサヴォアフェールが駆使されています。独自のクラフツマンシップにより、未染色の色合いやグレーのレザー端材をアップサイクルしてラミネート加工を施したパッチワークを用いてバッグを制作しています。『ピクセルカモ』バッグには、ウォータープルーフ素材にレーザーカットと手作業でダメージ加工を施したモスリンを重ねるという、ウエアと同じカモフラージュモチーフが採用されています。リップストップレザーのバッグはチョーク、リフレクティブ・チャコール、ラバーモールドのスキューバ。一方、軽量ナイロンのバッグは今シーズンのカラーパレットであるコーラル、グリーン、ブルー、イエローのパステルカラーで展開されます。「メンズウエアは、当然ですが私がファッションに興味を持つことになったきっかけそのものです。ジバンシィでの仕事において、私のメンズコレクションはそういった本能的な出発点から始まりました。このショーは、私自身や親しい友人、刺激を与えてくれるアーティストといった、私の身近にいる男性たちを反映したものであり、男性が日常的に着飾る方法―新しい世代が自身の進歩を通じて過去のドレスコードやファッションの原型を受け入れ、さらに進化させていく方法―を形作るための時間と文化の対話です。それはワクワクするような進化であり、私がジバンシィのためのメンズ単独ショーを決めた理由なのです。」ジバンシィクリエイティブ・ディレクター/マシュー・M・ウィリアムズ
2022年06月26日アカデミー賞俳優マシュー・マコノヒーと異才監督がタッグ、オールスター・キャストが集った『ジェントルメン』と『ビーチ・バム まじめに不真面目』が、10月20日(水)よりリリースされることが決定した。原点回帰したガイ・リッチー監督作品に、米英の超豪華キャストが結集!デビュー作『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』と『スナッチ』以来、地元ロンドンのクライム・ワールドに帰還したガイ・リッチー監督は、ひねりを効かせたプロットとイキで愉快なセリフの応酬を、緩急自在にスタイリッシュに演出。映画ファンを喜ばす小ネタ、珍ネタも多数散りばめられた痛快クライム・サスペンスを作りあげた。キャストにはミッキー役にマシュー・マコノヒーほか、『キング・アーサー』のチャーリー・ハナム、『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』のヘンリー・ゴールディング、「ダウントン・アビー」のミシェル・ドッカリー、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のコリン・ファレル、そして『コードネーム U.N.C.L.E.』のヒュー・グラントが結集。『ジェントルメン』Blu-ray&DVDは10月20日(水)より発売、レンタルも同日リリース。Blu-ray:5,280円(4,800円+税)DVD:4,290円(3,900円+税)ハーモニー・コリンとオールスター・キャスト&スタッフの夢の饗宴19歳で『KIDS/キッズ』を発表し、22歳の『ガンモ』で“映画の革命児”といわれたハーモニー・コリン。その後も、寡作ながら新作を発表するたびに観客に未知の衝撃を与え続けてきたが、『スプリング・ブレイカーズ』以来となる本作は集大成にして新境地ともいうべき最高傑作を完成させた。マシュー演じる詩人ムーンドッグと一緒に遊ぶ仲間たちには、ザック・エフロンに、コリン監督もカメオ出演した『mid90s』で監督デビューを飾ったジョナ・ヒル、さらにはスヌープ・ドッグ、ジミー・バフェットら豪華スターが名を連ねる。神秘的なカメラワークはギャスパー・ノエとのコンビで知られる撮影監督ブノワ・デビエ。『WAVES/ウェイブス』『ネオン・デーモン』の美術監督エリオット・エスターとともに、『スプリング・ブレイカーズ』に続いてタッグを組み、世にも楽しい祝祭的な空間を作り上げた。音楽は、『グレイテスト・ショーマン』などの巨匠ジョン・デブニーのオリジナル・スコアに加え、ヴァン・モリソン、「ザ・キュアー」などの極上のバラードが陽気に彩る。『ビーチ・バム まじめに不真面目』Blu-rayは10月20日(水)より発売、レンタルDVDも同日リリース。Blu-ray:5,280円(4,800円+税)(text:cinemacafe.net)■関連作品:ビーチ・バムまじめに不真面目 2021年4月30日よりキノシネマみなとみらい・立川・天神ほか全国にて公開©2019 BEACH BUM FILM HOLDINGS LLC. ALL RIGHTS RESERVED.ジェントルメン 2021年5月7日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2020 Coach Films UK Ltd. All Rights Reserved.
2021年08月23日マシュー・ヴォーン監督(『キック・アス』『キングスマン』シリーズ)の次回作『Argylle』(原題)に出演するキャストが発表された。ヘンリー・カヴィル、ブライス・ダラス・ハワード、サミュエル・L・ジャクソン、ブライアン・クランストン、サム・ロックウェル、ジョン・シナという豪華メンバー。歌手のデュア・リパが本作で女優デビューを果たすことも明らかになっている。『Argylle』は2022年に発売予定のエリー・コンウェイのデビュー小説を基にした作品。主人公で世界最高のスパイ・アーガイルが世界を駆け巡る冒険に繰り出すスパイスリラーだという。すでに今作を含めて少なくとも3本のシリーズ化が想定されている。1作目の撮影は8月にヨーロッパで開始となる。脚本は『ワンダーウーマン』の原案を手掛けたジェイソン・フックス。「The Wrap」によると、ヴォーン監督は「この作品の草稿を読んだとき、50年代のイアン・フレミングの小説以来の素晴らしいオリジナルスパイシリーズだと思いました。スパイものというジャンルを作り変える作品になるでしょう」と語っているとのこと。映画ファンからは「キャストの顔ぶれがすごすぎ。いまから楽しみで仕方ない」と、豪華なキャストに驚く声が多数上がっている。(Hiromi Kaku)
2021年07月09日ガイ・リッチー監督最新作『ジェントルメン』より、主演のマシュー・マコノヒーをはじめ、ミシェル・ドッカリー、ヘンリー・ゴールディングが顔を合わせる3ショットインタビュー映像が到着した。リッチー監督の衣装のこだわりや、自身の役作りについて語っている本映像。主人公・ミッキーの妻を演じたミシェルは、今作の衣装について「お気に入りを選べないほどロザリンドの衣装はすべて気に入った」と語っており、ミッキー役のマシューもオーダーメイドのスーツを気に入ったそうで「いいスーツだった。何着か盗んだよ!」と実際に何着か家に持ち帰ったことを告白。また、チャイニーズ・マフィアのドライ・アイを演じたヘンリーは「ガイの着こなしには隙がない」と明かし、「靴下を替えるために、更衣室まで何度か往復したよ」と、監督の衣装へのこだわりが伝わってくるエピソードを披露した。ほかにも、役柄が自身の生い立ちと似ているというミシェルは「かなり早い時期に役になりきれた」と役作りは難しくなかったと話したり、想定外のことが起こるリッチー監督の撮影について「ガイは台本通り進めるつもりはないんだ。でもすぐに台詞に縛られなくてもいいんだとわかった、内容を理解しリズムと韻が踏めればいいんだ」とマシューがふり返ったりする一幕も。鑑賞前の予備知識としても必見の映像となっている。なお本作は、各都府県の休業要請の緩和により、東京・京都・兵庫の一部劇場にて上映が本日よりスタートする予定だ。『ジェントルメン』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ジェントルメン 2021年5月7日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2020 Coach Films UK Ltd. All Rights Reserved.
2021年05月12日ジバンシィ(Givenchy)の2021年春夏コレクションから、新作ユニセックススニーカー「GIV 1」が登場。マシュー・M・ウィリアムズによる初のスニーカージバンシィの新作「GIV 1」は、クリエイティブ・ディレクターのマシュー・M・ウィリアムズがデザインした初のスニーカー。流線形のダイナミックなフォルムに、ジバンシィを象徴する4Gエンブレムやブランドロゴを散りばめている。テクニカル素材、メッシュ、TPU素材、カーフレザーなど、パーツごとに異なるマテリアルを使用しているのも特徴だ。ブラック・オフホワイト・クロコ型押しの3型カラーは、ブラック、オフホワイト、クロコ型押しの3型。ブラック、オフホワイトには、クリアなグリーンゴールドソールを、クロコ型押しには、グロッシーブラックソールをコンビネーションしている。アウトソールには、108個のラバーパーツを付け、4Gエンブレムもさり気なく刻印した。【詳細】ジバンシィ 新作スニーカー「GIV 1」※2021年3月下旬現在発売中。販売店舗:ジバンシィストア、公式オンラインストア・レザー&メッシュ GIV 1 スニーカー 126,500円(税込)・クロコダイルエフェクト レザー GIV 1 スニーカー 132,000円(税込)【問い合わせ先】ジバンシィ表参道店TEL:03-3404-0360
2021年03月27日2019年から母校のテキサス大学で教授を務めているマシュー・マコノヒーが、政界進出を考えていることを明かした。故郷テキサス州の州知事候補選への立候補を、「真剣に考えている」という。テキサス州ヒューストンのクライムストッパーズが運営するポッドキャスト「Balanced Voice」に出演したマシューは、テキサス州知事選について尋ねられると、「検討を再開しているんだ。ぼくの指導者の役割とは何だろうかって。何かを指導して、共有するものがあるとは強く思っている」と語った。「人生の次のチャプターで、ぼくが足を踏み入れようとしているカテゴリーは何なのだろう」と自問した。次のテキサス州知事選は2022年の予定で、現職のグレッグ・アボット州知事が再選を目指していると伝えられている。昨年11月にも、マシューは「The Hugh Hewitt Show」でテキサス州知事選ついて「わからない。ぼく次第ではないんだ。ぼくよりも、人々次第だ」と語っていた。ツイッターでの反応は、「政治に関する経験がないセレブの政界進出にはうんざり。下積みから始めて!」「頼むから俳優業に専念してくれ」など否定的な声が多いが、「アボットを倒せるんじゃないか」「マシューが州知事になったらテキサスに引っ越す」などの良い反応も見られる。カリフォルニア州知事を務めた第2のアーノルド・シュワルツェネッガーになるか?(Hiromi Kaku)
2021年03月12日マシュー・マコノヒー主演、ハーモニー・コリン監督最新作『ビーチ・バム まじめに不真面目』の予告編が完成し、新たな場面写真とともに解禁。また、批評家の浅田彰氏から「パンデミックと自粛で窒息しそうな私たちの社会に吹き込む一陣の涼風」とのコメントが到着した。予告編では、物語の舞台である、アメリカ最南端の楽園フロリダ州キーウエスト島で開催されている地元のフェスで、本人役で登場している伝説的カントリー・ミュージシャン、ジミー・バフェットらに続いて登壇した詩人ムーンドッグ(マコノヒー)が、得意のポエムを朗読し、雄叫びで客席を沸かせる場面からはじまる。スヌープ・ドッグがほぼ本人役で演じる悪友ランジェリーたちと、ハウスボート上でパーティー三昧の日々を送るも、とある事件をきっかけに警察につかまり、「馬鹿騒ぎはおしまい」と裁判所で更生を強要される――。しかし、ムーンドッグは何が起こっても、「Fun is a fucking Fun」と言い放ち、現状を楽しむことを恐れない。予告では、ジョナ・ヒル演じるムーンドッグの出版担当から「お前は酒と女で才能をムダにしたんだ」とからかわれるも、ジャーナリストからのインタビューに対しては、「(社会の人々は)無理をしてつまづく奴が多い。(生きるのは)ただでさえ大変なのに。人生ってのは山あり谷ありだ。俺はとことん楽しみ尽くしてやる」と自らの生き方を高らかに宣言する、印象的なシーンが切り取られている。また、映像にはムーンドッグが刑務所で出会った牧師の息子(ザック・エフロン)や、イルカ船の船長(マーティン・ローレンス)など、個性豊かな面々も登場。彼らを頼りながら自由を奪回する旅に出るのだが、果たして、ムーンドッグが辿り着く先は...?そして、異例のベストセラー&ロングセラー哲学書となったデビュー作「構造と力」(83)と次作「逃走論―スキゾ・キッズの冒険」(86)によって、ハーモニー・コリンと同じく“アンファン・テリブル(恐るべき子供)”としてセンセーショナルに世に登場した批評家・浅田彰氏よりコメントが到着。マコノヒー演じる放蕩詩人・ムーンドッグの一見、不道徳・不謹慎で周囲から嘲笑されるその生きざまを、絶妙なバランスが取れた快楽主義者や真の自由人として賛美しており、予告にも掲載されている。浅田彰氏コメント全文自己規制(自粛)と相互監視を逃れ、しかも「自由という名の野蛮」を振りかざして「死に至る悦楽」へと暴走することがない。軽やかに快楽の波に乗りながら、他者とともにあくまでも明るく生き続ける。これはそんな真の自由人の姿を描く美しい映画――パンデミックと自粛で窒息しそうな私たちの社会に吹き込む一陣の涼風だ。『ビーチ・バム まじめに不真面目』は4月30日(金)よりキノシネマ横浜みなとみらい・立川高島屋 S.C.館・天神の3館で公開した後、全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ビーチ・バムまじめに不真面目 2021年4月30日よりキノシネマみなとみらい・立川・天神ほか全国にて公開©2019 BEACH BUM FILM HOLDINGS LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2021年03月06日ガイ・リッチー監督がマシュー・マコノヒーやコリン・ファレル、ヒュー・グラントなど錚々たるキャストとともに、“原点回帰”した最新作『ジェントルメン』(原題『THE GENTLEMEN』)が5月7日(金)より全国公開決定。併せて第1弾ポスタービジュアルと場面写真が到着した。女王陛下の国イギリス、紳士の街ロンドン。そのロンドン暗黒街で緊急事態が発生。一代で大麻王国を築き上げたマリファナ・キングのミッキーが、総額500億円といわれる大麻ビジネス全てを売却して引退するというウワサに街は激震。ウワサを聞いて目の色変えたのが、強欲なユダヤ人大富豪、ゴシップ紙の編集長、ゲスな私立探偵、チャイニーズ・マフィアにロシアン・マフィア、そして下町のチーマーたち。紳士(ジェントルメン)の顔したワルたちが、500億円の利権をめぐり、ウラのウラの、そのまたウラをかく、ダーティでスリリングな駆け引きが始まった!デビュー作『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』と『スナッチ』以来、地元ロンドンのクライム・ワールドに帰還したガイ・リッチー監督は、ひねりを効かせたプロットとイキで愉快なセリフの応酬を、緩急自在かつスタイリッシュに演出。映画ファンを喜ばす小ネタ、珍ネタも多数散りばめられた極上の痛快クライム・サスペンスとして、いち早く公開された諸外国では「ガイ・リッチーの歓迎すべき原点回帰」「ギャングスター・コメディへの凱旋」と評判を呼び、世界興収はすでに1億ドルを突破している。主人公ミッキー役に『インターステラー』のマシュー・マコノヒー、『キング・アーサー』のチャーリー・ハナム、『クレイジー・リッチ!』のヘンリー・ゴールディング、「ダウントン・アビー」のミシェル・ドッカリー、『The Batman』(原題)『ダンボ』のコリン・ファレル、そして『パディントン2』のヒュー・グラントが結集。今回解禁となった第1弾ポスターは、彼ら超豪華キャストのクレジットの下に、スコッチ・ウイスキー、“オン・ザ・ピストル・ロック”のグラスを配置。クセ者たちの群像劇を期待させるビジュアルとなっている。『ジェントルメン』は5月7日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジェントルメン 2021年5月7日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2020 Coach Films UK Ltd. All Rights Reserved.
2021年02月09日『ハリー・ポッター』シリーズでネビル・ロングボトムを演じたマシュー・ルイスが、同シリーズを観返すことは「苦痛」と「ニューヨーク・タイムズ」紙に語った。『ハリポタ』で演じたネビルは、その後成長を遂げるも、初期はドジで不器用、ポッチャリな魔法使いというイメージが強かったキャラクター。『ハリポタ』卒業後、マシューはそのイメージを覆す筋骨隆々の俳優となり、『世界一キライなあなたに』や『アニー・イン・ザ・ターミナル』などの映画やテレビドラマに絶えず出演し、キャリアを築いている。そんなマシューが『ハリポタ』を観返すのに苦痛を感じるのは、「ネビルの中に自分が見えるから」だという。「『ハリー・ポッター』を観ていると、『それはネビルじゃない。おまえじゃないか』と思ってしまうんです」とのこと。「自分とは全然違う役柄…たとえば、ロンドンの警察官だとか、大富豪とかを演じる方が、ずっと気が楽ですね」と語っている。つまり、ネビルとマシューのキャラクターはかなり似ていると認めていることがうかがえる。とは言え、『ハリポタ』に出演できたことは「多くの可能性を広げてくれた」として、感謝しているという。現在マシューはイギリスのドラマ「All Creatures Great and Small」(原題)に出演中。(Hiromi Kaku)
2021年01月22日『スプリング・ブレイカーズ』から7年、異才ハーモニー・コリン監督が手がけ、アカデミー賞俳優マシュー・マコノヒーが破天荒な放蕩詩人を演じる『ザ・ビーチ・バム/The Beach Bum』が4月より日本公開されることが決定した。19歳で脚本を執筆したラリー・クラーク監督作『KIDS/キッズ』(95)、そして初監督作『ガンモ』(97)にてセンセーショナルなデビューを飾り、「アンファン・テリブル(恐るべき子ども)」「ゴダール以来の映画の革命児」と称され、カルト的な人気を誇るハーモニー・コリン。その後も映画は数年に1本と寡作ながら、小説や詩、絵画、写真などアート全般にわたって創作を発表しながら、近年はファッションブランド「グッチ(GUCCI)」の CMシリーズの監督や、リアーナやグッチ・メイン、ビリー・アイリッシュなどのMVや写真のディレクターも務めてきた。前作『スプリング・ブレイカーズ』撮影後、フロリダ州マイアミに移住したコリンが「とにかく笑える、めでたいヒーローを中心とした、気持ちよく揺れるヨットのような」作品の構想を思い立ち、同作以来7年ぶりの長編を手がけた。マシュー・マノコヒーが演じる主人公のムーンドッグは、かつて1冊だけ出版した詩集が成功し、天才と絶賛されていた詩人。しかし、その後は長らく大富豪の妻に頼り、酒とマリファナと女、太陽 と海、船をこよなく愛し、ハウスボートでのパーティなどお祭り騒ぎの放蕩生活を送っていた。フロリダの太陽と海のもと、自由気ままに日々楽しんでいたが、ある事件がきっかけで新しい詩集を出版しなければ、無一文のホームレスになるという窮地に陥る......。伝説的ラッパーのスヌープ・ドッグがムーンドッグと毎日のようにつるんで遊ぶ親友役を、アイラ・フィッシャーが謎の大富豪の妻を演じる。ムーンドッグが道中に出会うエキセントリックな仲間たちには、『グレイテスト・ショーマン』のザック・エフロンをはじめ、本作で11 年ぶりの映画出演となった『バッドボーイズ』のマーティン・ローレンス、そしてマイアミ在住の歌手ジミー・バフェットが本人役で出演。さらにはハーモニー・コリンも特別出演した『mid90s ミッドナインティーズ』で監督デビューを果たしたジョナ・ヒルは、本作ではムーンドッグと腐れ縁の出版エージェントとして出演する。ドレスやワンピースなど独特で過激なファッションを終始身にまとうマコノヒーをはじめ、豪華キャストの個性的な衣装を担当するのは、『スプリング・ ブレイカーズ』も担当し、HBOドラマ「ユーフォリア」でエミー賞衣装デザイン賞にノミネートされた気鋭のデザイナー、ハイディ・ビヴェンス。その鮮烈な衣装により本作は米メディア「GQ」より「2019年で最も重要なファッション映画」と絶賛もされた。そのほかにも、ギャスパー・ノエとのタッグで知られる撮影監督ブノワ・デビエや『WAVES/ウェイブス』『ネオン・デーモン』の美術監督エリオット・エスターら『スプリング・ブレイカーズ』組、編集には『バードマン』のダグラス・クライス、音楽監督には『グレイテスト・ショーマン』のジョン・デブニーらハリウッドの一流スタッフが集結している。『ザ・ビーチ・バム』(原題)は4月、キノシネマみなとみらい・立川・天神にて公開。(text:cinemacafe.net)
2021年01月11日