新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)が世界中で猛威をふるうようになってから、2021年3月で1年以上が経ちます。『ニューノーマル』という言葉も定着し、生活様式や働き方はこれまでに比べて大きく変化しました。それは生活や仕事だけでなく、ファッション業界も同様。むしろ、ファッション業界のほうがいち早く、ニューノーマルに適応したといっても過言ではありません。日本時間の同月15日、アメリカで開催された音楽の祭典『グラミー賞』では、そんなニューノーマルなファッションが披露されました。おしゃれに妥協なし!海外セレブのポストコロナ時代のファッションコロナウイルスが流行するようになり、私たちの生活に新たに加わったルールがマスクの着用です。感染しない・させないためにも、人と会う時はマスクの着用は必須。グラミー賞でも、多くのアーティストがマスクを着用していました。しかし、布や不繊布といった一般的なマスクではありません…!ネット上で話題となった、マスクがあるからこそのファッションを披露したアーティストたちがこちらです。柄を統一したり、色味を合わせたりと、マスクがあるからこそ完成するファッションに、アーティストのこだわりを感じます。コロナウイルスの流行により、マスクもファッションの一部と考えられるようになったのも、ある意味『ニューノーマル』といえるのでしょう。アーティストたちのマスクファッションはネット上で反響を呼び、さまざまな声が寄せられています。・メイクみたいに、毎日の服に合うマスクとか作ったら素敵かも。・ちゃんとコーディネートされていて、おしゃれ!・これはときめく!マスクでこんなにワクワクできるなんて、驚き。感染症対策もしつつ、おしゃれも妥協しない!アーティストのこだわりは、多くの人に新鮮な驚きを与えたはずです。これまでの『当たり前』が大きく変わった今、どのように適応し、どう楽しむかが大事なのだと思わされますね。[文・構成/grape編集部]
2021年03月16日外出時だけでなく、場合によっては家の中でもマスクが手放せないご時世。そんな昨今では、マスクをしている顔の印象がそのままその人のイメージに直結してしまうことも……。そこで今回は時短美容家の並木まきが、男性たちが密かに引いてしまった女性のマスクの特徴に迫ります。文・並木まき1:使い古していてヨレヨレ「布マスクは何度も洗って使えるものですが、見るからに使い古されたマスクをしている人にはギョッとします。節約のためかもしれませんが、清潔感が感じられずあまり身なりを気にしていないのかな? と思ってしまい……。なお、男性でもヨレヨレのマスクをしている人には、同じようにギョッとしてしまいますね。特に初対面の相手のマスクがヨレヨレだと、だらしない印象が先行してしまうのでは?と思います」(37歳男性/経営コンサルタント)マスクは顔の半分を覆うもの。特に布マスクは何度も洗っているうちに布が色あせたり薄くなったりしやすく、劣化したままのマスクを使い続けていると清潔感に欠けて見えるでしょう。また、使い慣れたアイテムはマスクに限らず、古ぼけても気付きにくいもの。定期的にマスクの劣化具合をチェックすることをおすすめしますよ。2:子どもっぽい柄もの「子どもっぽい花柄や、動物の絵が描いてある生地で作った手作りマスクは、かわいいと思って使う女性も多いかもしれません。ですが、仕事中に使うのはどうかなと……。また、ファッションとも合っていないことが多いため、余計に戸惑ってしまうんです。プライベートで、子どもとお揃いとして付けていたら、かわいいんですけどね」(36歳男性/イベント関係)柄物のマスクは、男性目線では不評を買ってしまうこともあるようです。また、大人の女性らしい装いを求められているシーンほど、柄が目立つマスクは浮いて見える可能性が高いでしょう。そうしたことを防ぐためにも、マスクもファッションやメイクと同じくTPOに合わせて選ぶといいかもしれませんね。3:全身真っ黒「ファッションからマスクまで、全身真っ黒の女性にはびっくりしますね。見た目が怖いですし、まるでなにかの儀式のような不気味な印象に……。もし自分の彼女がそんな感じでデートに来たら、マスクを取り替えてもらうかも(笑)。今は涼しくなってきましたが、気温が高い日には暑苦しい印象も強いですし、僕から見るとあまりいいイメージがありません」(38歳男性/専門職)オールブラックのコーディネートは、それだけでも少し重い印象に。そこに加えてマスクまでブラックとなると、“全身真っ黒”の印象が際立ってしまうでしょう。また、明るい印象のコーデを好む男性も多いため、デートの日には全身を黒で統一することは避けたほうが無難かも。マスクをつけるのがすっかり日常になっている昨今。マスクでファッションを楽しむ女性も増えているでしょう。しかし、なかには男性が「それはちょっと……」と感じる装いもあるようです。みなさんも勝負デートの日や好きな人に会うときはくれぐれもご用心を。©Cavan Images/gettyimages©klebercordeiro/gettyimages
2020年10月08日いよいよやってくる夏。これまでは考えられなかったマスク必須の夏を迎えるにあたって、できる限りの快適さを保ちたいところです。とはいえマスクでこもった熱を逃がすのにも限界がありますよね。そこで今回は、マスク着用時に取り入れたい夏の涼感コーデをご紹介します。イラスト・角佑宇子接触冷感効果の高いリネンシャツワンピで快適にお洋服で涼感を得るにはまず素材選びが大事です。一般的に、夏の代表的な素材はリネンとコットン。コットン素材は吸水性に優れているものの、通気性はリネンほど高くはありません。真夏並みの暑い日は吸水性だけでなく速乾性に優れているリネンを上手に活用しましょう。プラスアルファで、接触冷感加工を施しているアイテムだとなお可。ネット通販などでは「接触冷感」で検索をかけると、接触冷感機能付きのアイテムが表示されるので、そちらを参考に探してみてくださいね。アイテムとしてはシャツでもOKですが、やはり涼しさを重視するならウエスト周りを締めつけないワンピースが一押し。素材自体も軽いので歩くたびにふんわりと風が入り、涼しさを体感できるでしょう。テンセル ブラウス×スカート吸水性、速乾性に優れた夏の素材としてもうひとつおすすめなのが、テンセル素材。テンセルに似た素材でよく知られているのはレーヨンなのですが、レーヨン素材はいかんせん水に弱い性質なのでお洗濯が少々デリケート。汗をかきやすい夏は、着用時も快適でお洗濯も楽なものが良いですよね。テンセル素材のとろみ系ブラウスなら快適さもさることながら見た目にも上品さがあるので通勤ファッションにもオススメですよ。ボトムスはパンツもOKですが腰回りに汗をかきやすい方は、風がよく入って足さばきの良いスカートで通気性を高めると良いです。インナーは先述の接触冷感効果の高いものを組み合わせると涼しさアップ!黒は熱を吸収しやすいので避けよう基本中の基本ですが、黒い服は太陽光を吸収し熱がこもるので注意しましょう。黒マスクも、熱中症になる可能性もあるので避けてくださいね。吸水性、そして速乾性の高い涼しいアイテムを味方につけて今年の夏を乗り越えましょう!
2020年07月03日いよいよ覚悟すべき花粉の季節がやってきます。花粉症の方にとってはツライ数か月になるでしょう。しかも、見た目的にも怪しく見えてしまうメガネ&マスクの着用は、オシャレも叶わず気分も落ち込みがちに。そこで今回は、ストレスフリーでかつオシャレ感も出る、メガネとマスクのコーディネイトポイントをご紹介します。メガネが曇らないためには?メガネとマスクを合わせるうえで、もっとも不便なのがやっぱり息を吐くたびにメガネが曇ってしまうことですよね。地味にわずらわしいポイントです。ですが、花粉症の時期はメガネもマスクも手放せません。そこで大切なのがマスクのつけ方。マスクの上部を内側に折ると息が外気に漏れにくくなるため、通常にマスクを装着するよりもずっとメガネが曇りにくい状況になりますのでぜひ、こちらも試してみてください。ただし、完全に曇らなくすることはやはり難しく、部分的に曇ってしまうこともあります。どうしてもメガネの曇りをカバーしたい時は、くもり止め効果の高いマスクを装着するか市販のくもり止めスプレーを併用してカバーしましょう。マスクと相性の良いメガネ:ボストンマスクとメガネを一緒に装着すると、つけ方によって一気に見た目が怪しくなってしまいますよね。オシャレさとカバー力を兼ね備えたオススメのフレームは、ボストンメガネ。一時期のメガネブームが落ち着いたいまでも根強く人気を誇るボストンメガネは、ほど良いレンズの大きさでフェイスラインをカバーしてくれる効果もあります。シャープなメガネをすると、マスク効果も相まって一気にオシャレな印象を薄れさせてしまうので、できればメガネはファッション性のあるものを選ぶと良さそうです。マスクと相性の良いメガネ:バレルメガネはフレームやレンズが大きいものを選ぶと、マスクと重なってしまって顔まわりの印象が少々うるさく感じてしまいます。もちろんそれでも「見た目が変だ」ということはありませんが、マスクを装着するという点から考えると小さめのメガネを選ぶことをオススメしています。そのなかでも相性の良いメガネが、バレルタイプと言われるフレーム。バレルフレームは、オーバルタイプとボストンタイプの中間くらいのレンズの大きさです。オーバルタイプだとシャープな印象を与えてしまいますが、バレルタイプだとフレームが顔にほど良くフィットし、女性らしい柔らかい印象を与えてくれます。マスクを装着しても比較的バランスよく見えるのでぜひ、ボストンメガネが苦手な方はバレルタイプを取り入れて。ヘアアレンジとメイクにも少しのこだわりを花粉はマスクやメガネを装着していても完全にブロックできないところが残念ですよね……。少しでも目もとまわりに花粉を近づけないよう、ヘアアレンジはすっきりとまとめて前髪や両サイドの髪が目にかからないように気をつけましょう。また、メイクもリキッドタイプのファンデーションを使用すると花粉が肌に密着して目に入りやすくなるので、パウダーファンデや、リキッドの上からお粉でしっかりカバーしておくこと良いでしょう。一時期の我慢と心得て、顔まわり以外で楽しめるオシャレも研究しつつ、花粉症を乗り越えてくださいね。
2019年02月07日