世界自閉症啓発デーとは?出典 : 月2日は世界自閉症啓発デーです。2007年12月18日にひらかれた国連総会において、カタールのモーザ妃殿下の提案により決議され、毎年4月2日を世界自閉症啓発デーにすることが世界共通で定められました。世界自閉症啓発デーは、自閉症に関する理解を深め、自閉症のことについて知ることで、自閉症のある人を含めたすべての人が過ごしやすい世界を実現していくための日なのです。さらに日本では、4月2日から4月8日を発達障害啓発週間と決められています。その目的のもと、日本を含め世界中でさまざまなイベントが行われます。この記事では、2017年に行われる世界自閉症啓発デーのおすすめイベントをご紹介します!ぜひ、世界自閉症啓発デーのイベントに参加し、一人ひとりが自閉症について理解し、行動する日にしませんか?世界中を青い光でつなごう!ライト・イット・アップ・ブルーUpload By 発達ナビニュースライト・イット・アップ・ブルー(Light It Up Blue)は世界自閉症啓発デーに合わせて、世界中のランドマークや名所旧跡を青色でライトアップするイベントで、近年日本での認知度も上がっています。なぜ青いライトアップなのでしょうか?青色は「癒し」や「希望」をあらわすとして、世界自閉症啓発デーのシンボルカラーなのです。自閉症はわかりにくい障害と言われています。また障害を知らない人がいることで、誤解を受けたりうまくいかないことに直面することもあります。そんな彼らの存在に気づいてほしいという願いから始まったのがこの青いライトアップなのです。ニューヨークに本拠地のある世界最大の自閉症支援団体「Autism Speaks」が2010年にはじめて以来、日本でもNPO法人あっとオーティズムが呼びかけライトアップだけではなく、さまざまな取り組みが各地で行われています。2016年は7大陸157ヶ国がライト・イット・アップ・ブルーに参加しました。日本でも169ヶ所でライトアップが行われました。今年は、さらに会場が増え、日本国内200ヶ所以上でライトアップされる予定です。以下におすすめの会場をご紹介します!※以下イベントの画像は過去のイメージです。実際のものとは異なる場合があります。 It Up Blue Japan - NPO法人あっとオーティズムUpload By 発達ナビニュース大阪市の象徴となっているのが、大阪城天守閣。豊臣秀吉が作った大阪城を復元したもので、登録有形文化財にも指定されています。公園は桜の名所としても有名で、当日は桜と青く染まるお城の共演が見られるかも!?大阪では大阪城天守閣のほかにも通天閣・天保山大観覧車のブルーライトアップが実施されます。【内容】ライトアップ・啓発ウォーキング【所在地】大阪市中央区大阪城1-1【日時】ライトアップ:2017年4月2日(日)日没~23:00(一部~22:00)、啓発ウォーキング:2017年4月9日(日)9:30集合(要事前申し込み)【問合せ】大阪自閉スペクトラム症協会(電話:06-4862-4144)一般社団法人大阪自閉スペクトラム症協会Upload By 発達ナビニュース神戸の景色を360度楽しめるモザイク観覧車。 観覧車に乗って青く照らされた神戸の夜景を楽しむのもおすすめです。【内容】ライトアップ【所在地】兵庫県神戸市中央区東川崎町1丁目51−27【日時】2017年4月2日(日)00分、30分からそれぞれ3分間のライトアップ【問合せ】LIUB Japan 2017 実行委員会(メール:world.happy.mamas@gmail.com)神戸ハーバーランドモザイク大観覧車Upload By 発達ナビニュース世界自閉症啓発デー日本実行委員会主催のイベントで、いつもは赤い東京タワーのライティングが青くなります。ライトアップのほか、日本自閉症協会等の関係団体により組織された「東京タワーブルーライトアップ実行委員会」によるワークショップなども行われます。【内容】東京タワー・ライト・イット・アップ・ブルー【所在地】港区芝公園4-2-8東京タワー【日時】2017年4月2日(日)15:15 ~18:15各種イベント、18:15 ~18:30点灯式、18:30 ~22:00ライトアップ世界自閉症啓発デー日本実行委員会Upload By 発達ナビニュース日本で初めて飛行場ができた街「所沢」のランドマークである日本初国産プロペラ旅客機YS-11をライトアップして啓発活動を行っています。ステージでは楽器やダンス、ジャズなどの演奏も。【内容】ライトアップ・ブルーデコレーション・演奏会【所在地】埼玉県所沢市並木2丁目航空公園駅東口駅前広場【日時】2017年4月2日(日)15:50 ~19:30ステージイベント、18:00 ~18:10点灯式、18:00 ~20:00ライトアップ【問合せ】Light it up blue所沢実行委員ライト・イット・アップ・ブルー所沢Upload By 発達ナビニュース備中国分寺の五重塔は吉備路のシンボルとして親しまれています。ライトアップは発達障害啓発週間に合わせ4月2日~8日まで行われます。【内容】ライトアップ【所在地】岡山県総社市備中国分寺 五重塔【日時】2017年4月2日(日)~8日(土)日没~22:00Upload By 発達ナビニュース1995年にユネスコの世界遺産に登録された五箇山の合掌造りの集落が青く幻想的にライトアップされます。当日は自閉症体験や講演なども予定されています。【内容】ライトアップ&ワークショップ【日時】2017年4月2日(日)19:15~21:00【問合せ】NGOダイバーシティとやま(メール:t-asj@tym-ariso.org)ダイバーシティとやま自閉症のことをもっと知りたい!シンポジウム&イベント出典 : シンポジウムや講演会で自閉症についての知識を深めましょう。一緒に盛り上がれる参加型のイベントもご紹介します。4月8日ですが、世界自閉症啓発デー2017・シンポジウムが開催されます。『たいせつなことを あなたに きちんとつたえたい ~発達障害のこと~』をテーマに「地域作りのリーダーの思い」、「効果的な伝え方の工夫(マスメディア)」、「身近な人の理解」の3つのシンポジウムが行われます。【日時】 2017年4月8日(土)10:00 ~16:20【会場】東京都千代田区霞が関3-3-2全社協・灘尾ホール(新霞が関ビル内)【参加】要事前申し込み世界自閉症啓発デー日本実行委員会<公式サイト>自閉症啓発活動の一環として柔術の練習会とプロファイターとの交流会が開催されます。バルト選手や格闘技イベント「RIZIN」のファイターと体を動かすプログラムが行われます。【日時】2017年4月2日(日) 14時00分(13時30分開場)〜16時30分【会場】中央区立 総合スポーツセンター 第1武道場【参加費】大人1,000円子ども(高校生以下)500円「みんなで青いものを身につけて街に出よう!」がイベントのテーマ。青い服や帽子、小物などを身につけて、Warm Blue キャンペーン賛同イベントへ出かけませんか?東京を中心にさまざまな参加型のイベントが行われます。希少なブルーカーと、ブルーでデコレーションされた世界の名車、バイクなどが街を駆け抜けるBlue Car Driveは4/2の13:00に渋谷区役所仮庁舎からスタートし、青山、東京タワーをめざして走ります。4月2日の14:00~は伊藤忠青山アートスクエア、東京タワーには、プロのカメラマンがみんなをかっこよく撮影してくれるフォトスポットが設置されます。「東京タワー」「伊藤忠青山アートスクエア」「渋谷区役所仮庁舎」「神南小学校」「渋谷モディ裏通り」「渋谷ミライラボ」のうち、3ヶ所をまわってスタンプを押してもらうとオリジナルブルーグッズがもらえるスタンプラリーも。伊藤忠青山アートスクエアでは4月3月11日~4月5日まで「今年はコラボだ! MAZEKOZE ART 3」も開催中。障害のある作家のアート作品とファッションメーカーや企業がコラボした商品、デザインの原画などを展示します。このほかにも3月中旬から東京各地で様々な関連イベントがあります。詳細は以下の公式サイトをご確認ください。 Blue 2017今年はコラボだ! MAZEKOZE Art 3お住まいの地域ではどんなイベントがある?検索はコチラ出典 : 日本各地で様々なイベントがあります。お住まいの地域でどんなイベントがあるか調べてみましょう。ライトアップイベント|世界自閉症啓発デー公式サイト自治体啓発イベント|世界自閉症啓発デー公式サイト年 ブルーライトアップする施設とLight It Up Blueキャンペーン参加施設のご紹介ひとりでも、お家にいても参加できることはある?出典 : 「お子さんが小さくてイベントへの参加はハードルが高い」「近くでイベントがやっていない」なんて人もいらっしゃるのではないでしょうか?そんな方に、一人でも家にいてもできる世界啓発デーへの参加方法をご提案します!・青いものを身につけようまずは世界自閉症啓発デーのテーマカラーである青いものを身につけることからはじめてみませんか?・自閉症について理解を深めてみよう世界自閉症啓発デーの一番の目的は、自閉症について思いをはせ、知ろうとすること。自閉症についての本や記事を読んだり、映画のDVDを見たりして家族で話し合ってみてはいかがでしょうか?・ツイッター・フェイスブックで世界とつながろう世界最大の自閉症支援団体Autism Speaksが、TwitterとFacebookのプロフィール写真に世界自閉症啓発デーのデザインをいれるサービスをしています。利用してみてください。 Speaks Light It Up Blue Frame / Autism Speaks・発達ナビのアンケートに参加しよう発達ナビでも世界自閉症啓発デーに向けて、アンケートを実施しています。4月2日には、身の回りの青いものを写真にとって発達ナビのタイムラインに投稿してみませんか?発達ナビみんなのアンケートまとめ出典 : 自閉症は、外見からはわかりにくいこともあり、未だに「心を閉ざしている」「親の育て方のせい」「後天的な病気」などといった誤解や偏ったイメージを受けることが少なくありません。また、自閉症のある人はコミュニケーションをとるのが苦手であったり、こだわりがあったり、いつもと違うことが苦手であったりといった特性があります。またこの特性も一人ひとり違うため、誤解されたり、困ってしまう場面もあるようです。でも、このような自閉症の人の困りごとは、周りの人が自閉症について理解し、接し方や環境調整といった工夫をすることで減らせるのです。世界自閉症啓発デーを機会に、自閉症のことをより多くの人に知ってもらい、一人ひとりが自閉症について思いをはせるきっかけをつくれるとよいですね。なにか一つ青いものを身につけるだけでも、青く彩られた美しい街を見に行くだけでもよいのです。自閉症のある人もない人も、全ての人が暮らしやすい世界になることを願って、2017年の4月2日のイベントに参加してみませんか?
2017年03月31日(Photo by ajdemma)20年前、原発の危険性に迫るドキュメンタリー映像が撮影された。 映像を見ると、被爆による後遺症に苦しむ元原発労働者や家族の多さを目の当たりにする。 しかしながら、これを日本のメディアが放映したことは一度もない。 重要な内容のものほどメディアが扱わないのはなぜなのだろうか? 止まらない原発建設(Photo by James Marvin Phelps)中国電力が上関原発の建設に必要な土地の埋め立て免許の延長を山口県に請願し、それが条件付きで認められる方針となった。 これによって、新たな原発の建設に向けた動きが本格化する恐れがある。 日本での原発問題は、2011年に起きた東日本大震災後の福島第一原子力発電所の事故後に世間を賑わせたが、それまでは反原発運動があったのにも関わらず日本政府は“原発安全神話”を突き通していたのだ。 NHKで放送されなかった「原発の危険性」(Photo by Barak Kassar)日本の原発の闇に迫った短いドキュメンタリー映像がある。 日本の公害・原発問題を追い続けてきた報道写真家の樋口健二が、原発労働者や原発の内部を実態に迫り、原発労働に付随する問題を全国に訴えようとしたものだ。 1995年に制作されたこのドキュメンタリーは、NHKで放送されるはずだったものの中止され、現在も日本のテレビで放映されたことはない。 日本は「民主主義」国家ではなかった ※動画が見られない方はこちら<隠された被爆労働〜日本の原発労働者〜①>こんなことが日本の企業で起きているなんて、世間の人たちは考えつきもしない。※動画が見られない方はこちら<隠された被爆労働〜日本の原発労働者〜②>僕はね、国がやっていることだからと安心していた。※動画が見られない方はこちら<隠された被爆労働〜日本の原発労働者〜③>差別はまた差別を生む。同じことが原爆被害者にも起きていた。原爆を落とされた唯一の国が、自国の原発で同じ被害を作り出しているなんて。我々はこんな国に住んでいるんだ。(全て映画より引用) 放射性物質の危険性を教わる教育が行なわれないだけでなく、自分の被爆量も知らされず、危険な状態で原発労働者たちは働かされていた。 そして、十分な教育を受けていなかった被差別部落出身者たちなどの立場の弱い者を多く働かせるなど、横暴なやり方で原発を維持していたのだ。 この事実を認めず、「国民の目にさらさないように隠す」ということもまた、ドキュメンタリーのなかで言われているように、民主主義をさらに「破壊」している。 日本の民主主義はやはり危機的状況にあるのだ。 「公共放送」の持つ意味(Photo by Free Press/ Free Press Action Fund)「隠された被爆労働」を制作したのはイギリスの公共放送局「チャンネル4」だ。 若者やマイノリティに視点を当てた番組などを多く放映している。 具体的に見てみると、セルフィー文化やゲイバーを訪れる人を取材したもの、ネットいじめを描く社会派ドラマなど現代社会を知るのに役立つものばかりだ。 こういう放送局があることで、国民にとってどんなインパクトがあるのだろうか。 ・世間の多数派の考え方が全てではないこと ・若者やマイノリティーの視点も社会の一端だということ ・賛否両論ある問題からも目をそらしてはいけないこと 以上のようなことを視聴者に認識させられるのではないかと考えられる。 このように多様な視点を提供できるメディアは健全な民主主義を国民のなかで育むために必要不可欠である。 多くの国民はメディアを通して物事を知るのだから、メディアが報道する内容の人々への影響は計り知れないほど大きい。 メディアは自らの責任を自覚し、務めに徹しなければならない。 via. TOKYO Web, Seesaaブログ, Sott.net, Rolling Stone日本版, DIAMOND online, Channel 4, Channel 4 この記事を読んでいる人はこの記事も読んでいます!“『Yahoo!』から見る「日本」の「異常さ」” 私たちが日々追っている様々なニュース。しかし、日本のニュースは他国に比べて明らかに「異様」であったのだ。... ーBe inspired!
2016年08月10日電通は3月4日、マスメディアへの接触を推定するアクセス・ログとWebオーディエンス・データ(Cookie ID/広告ID/TwitterのユーザーID)を統合することで、マスメディアとWeb広告の相乗効果を最大化し新たな価値を提供するという統合マーケティング・プラットフォームである「STADIA(β版)」(スタジア・ベータ版)を開発したと発表した。新プラットフォームは、同社のクラウドを利用するデータ解析プラットフォームである「Dentsu.io」(電通アイ・オー)を機能拡張してその内部に構築したもので、テレビの視聴を含むマスメディアの接触を推定するアクセス・ログ・データを集約し、オーディエンス・データとの統合解析を可能にするという。これにより、オフラインの接触状況に基づくWeb広告配信が可能になるとしている。主な機能には、マスメディアへの接触状況や視聴者の嗜好性を解析する機能、マスメディアのアクセス・ログ・データをCookieや広告IDに変換・拡張する機能、各種データ・マネジメント・プラットフォーム(DMP)と接続する機能があるとのこと。同プラットフォームの利用により、従来のメディアの露出情報やパネル・データだけを基にする世の中のモーメントに合わせたWeb広告の配信に加えて、マスメディアに対する個々人の実接触状況に基づいて規定したセグメントに対しWeb広告を配信することで、統合マーケティングの新たなKPI(Key Performance Indicator: 重要業績評価指標)の設定・改善が可能になるという。本格運用による統合マーケティングの実践に向けた取り組みの1つとして、テレビの視聴行動や番組の嗜好性に基づいてWeb媒体向けに広告を配信する「視聴ログ・ターゲティング」の実証実験を開始したとのこと。インターネットに接続したテレビ受像機から取得できユーザーの利用許諾を受けた実視聴履歴や、IPGが保有する電子番組表スマートフォン・アプリ「Gガイドモバイル」の音声認識から取得できる視聴情報を基に、特定したCM接触者に対してDSP(デマンド・サイド・プラットフォーム)での広告配信や、テレビに関するTwitterの書き込み情報を基に推定したCM接触者に対するTwitter Ads APIでのプロモ・ツイート(Twitter上で「Promoted」というラベルを明示的に表示する広告の総称)の配信を行なった上で、キャンペーン後あるいは最中のPDCAにより統合マーケティングのKPI改善を図る取り組みという。なお、視聴ログデータで特定もしくは推定した視聴者の質とWeb媒体の広告枠の質の相乗的な広告効果を高めるため、DSPでの主な広告配信先は、付加価値が高い限定したプレミアム広告枠を中心に形成する同社独自のPMP(プライベート・マーケット・プレイス)になるとのことだ。
2016年03月07日