妊娠中に、気分の落ち込みが起こるマタニティブルー。乗り越えるにはどうしたらいいのか悩む方もいるでしょう。そこで今回MOREDOORでは、「マタニティブルーの乗り越え方」について実際に経験した投稿者の声をご紹介します。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、ご参考にして頂ければ幸いです。監修:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。話を聞いてもらう友人や家族と過ごす買い物に行くお腹の赤ちゃんに話しかける同じ境遇の人と会話するカラオケで発散自分に合った方法をマタニティブルーの乗り越え方を紹介しました。友人や家族と過ごしたり、お腹の赤ちゃんとコミュニケーションを取ったりとさまざまでしたね。自分に合った方法を見つけると上手く乗り越えられるのかもしれません。赤ちゃんとの出会いが、あなたにたくさんの喜びをもたらしますように。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2024年04月10日長男(当時2歳6ヶ月)のトイトレの思い出は、今でもちょっぴりトラウマだったりします…。はた目には「つまりまだ何も進んでいない」ように見えるかもしれない娘のトイレトレーニングですが、いいんです! 気持ちの上では1年前からのんびり始まっています!とにかく私にとって一番は「焦りは禁物」という点です。周りと比べない!大丈夫いつかはとれる!オムツがとれても、子どもは「たまにはおもらしもするし、おねしょもするもの!」くらいにかまえています。(上記、ひとりめのトイトレ時には頭からスッポリ抜けていた)
2018年06月29日イタリアの人々は「子供は社会全体で育てるもの」という意識が強いように思います。公共の場で子供が騒げば、よそのおじちゃんおばちゃんが注意するシーンなどをよく見かけ、積極的に他人とコミュニケーションをとるイタリア人ならではだな、と思うことしばしばです。しかし、周りが積極的に育児協力してくれる環境とはいえ、マタニティブルーになるママも一定数います。実両親・義実家ともに遠距離で、夫と二人で子育てした経験のある知人女性は「慣れない子育てでストレスMAXになり、夫とケンカの毎日だった」と振り返っていたくらいです。ここでは、そんなイタリアのママたちが実践した「マタニティブルーを乗りこえるためのコツ」をご紹介します。 ■週1度「パパの日」を作る無痛分娩を経験した知人女性は、産後もわりと体力が残っていました。最初思っていたよりは子育てに苦労しなかったといいますが、2ヶ月ほど経ってからじわじわとメンタルが変化していくのを感じ、つらい時期があったそう。旦那さんがときどき「僕にできることがあればなんでも協力するよ」と声をかけてくれたそうなのですが、激務の旦那さんに子育てを手伝ってほしいとは言いにくく、自分の殻に閉じこもることが増えたといいます。ある週末「笑うことがめっきり減った」と旦那さんから叱られたのがきっかけで、二人は週に1回「パパの日」を作ることにしました。週に1度、最低半日は旦那さんが子供の面倒をすべて見て、彼女は好きなことをして過ごすのがルール。家事でもショッピングでも、思いついたものを自由にやれる解放感から「子育てのストレスが和らいだ」と効果てきめんだったそうで、マタニティブルーにどっぷり漬かることを避けられたとか。 ■魔法の言葉「まあいいか」をフル活用几帳面なタイプでわりと神経質な知人女性は、妊娠したときに事細かな「出産までのスケジュール」を立てて準備に余念がなかったそうです。しかし、体調の変化に伴ってスケジュールを変更することがしょっちゅうあり、妊娠4ヶ月目で早くもマタニティブルーに。「できることが減ってきて、立てた予定も大幅にくるっていく。夫に八つ当たりして“こんなはずじゃなかったのに”と思うたびに落ちこんだ」と、つわりも影響したストレスで3キロほどやせてしまったといいます。そんな彼女を救ったのは、先に出産していた妹の言葉でした。「出産してからのほうが大変よ。子供は何をしでかすかわからないから、毎日ピリピリしがち。今は何か起こっても『まあいいか』と受け止められるよう方向転換できたから、前より楽」と話す妹を見習って、彼女も「まあいいか」の一言を使うようになりました。「家事が滞ったりして、思った通りに生活できなくても、“まあいいか”の一言で現実を受け入れられる。だらしなくなりすぎないように気をつけることは必要だけど、以前より気持ちが軽くなった」と出産後もおおらかに構えることができ、子育てのストレスは少ないそうです。 「ホルモンバランスの乱れが原因とは言うけど、身体の調子が整うまで悠長に待ってはいられない。できることがあるならなんでもやってみたほうが、気分転換になってうまくいく」とマタニティブルーを語る人もいました。ついネガティブな方向に行きがちなマタニティブルーの時期、あえてポジティブな解決方法を見つけることこそ、赤ちゃんとママにとって一番良いようですね。
2016年06月15日妊娠中に悲しくなるマタニティブルーはよく知られていますが、その逆の「マタニティハイ」も注目されるようになりました。子どもを授かったよろこびやホルモンバランスの影響で、テンションが上がってしまう状態をいうのだとか。これが、周囲にドン引きされるような行動を引き起こす場合もあるので注意したいところです。■SNSでうんざり妊娠が発覚しておなかがどんどん大きくなると、わが子が順調に育っていることを実感できますよね。そのうれしさがあふれすぎて、SNSで報告する人は少なくありません。少しくらいならほほえましいし、自分の記録にもなっていいのですが、毎日のように子どもネタばかりでは、同じママの立場としてもうんざりしてしまうことも。SNSなら「非表示」という技を使えるけれど、メールやLINEでご丁寧に報告してくれる人も。こんなことをくりかえして、友だちから距離を置かれてしまい、「出産してもだれからも祝福してもらえない…」なんて残念な事態にならないようにしたいですね。■公共の場でもハイテンション妊娠中はおなかの子どもに話しかけた、というママも多いでしょう。それ自体は否定することではありませんが、時と場所を選ぶことも大切です。わたしの友人はマタニティハイになって、ところかまわずおなかの子どもに語りかけていたそうです。あるとき、電車のなかでも「元気でちゅかー」と話しかけてしまい、隣に座っていた人におどろかれたことから、自分の行動のヤバさに気付いたといいます。■マタニティハイは産後も続く? 妊娠中は「頭の中にお花畑ができる」と形容する人もいます。それだけ幸せに包まれているのだと思いますが、自分でも感情がおさえられなくなってしまうこともあるので気を付けたいところです。この状態は出産直後も続くようで、「キラキラネームなんてありえない!」といっていた人でも、思わぬ名前を付けたくなることがあるのだとか。前述の友人は、やっと顔を見せてくれたわが子のかわいさに判断力をうしない、「王子」と書いてプリンスという名前を本気で付けようとしていたそうです。周りに止められてハッとしたけれど、最初はなぜ責められているのか理解できなかったといいます。子どもを授かることはよろこばしいことだし、周囲にもその気持ちをアピールしたくなるのはわかります。でも、急なテンションの高まりに「ついていけない」、「人が変わってしまった」と思われては悲しいですよね。感情を無理やりおさえることはないのでしょうが、今後の付き合いのためにも意識しておきたいものです。
2016年04月30日マタニティブルーはママだけの症状だと思っていませんか? 実は、パパにも同じような症状が現れるということがわかってきています。アメリカの医師などによる研究チームが2010年に発表した調査結果によると、産前産後のパパの約1割がうつ病を発症しているということが明らかになりました。そこで今回は、パパのマタニティブルー=パタニティブルーにスポットを当ててみました。■ママが妊娠すると、パパにもつわりのような症状が! 男性が抱えるマタニティブルーの症状は、ママに起こる症状とほぼ同じです。・吐き気・倦怠感・めまい・食の好みが変わる・涙もろい・気分が落ち込みやすい・常に不安を感じている「奥さんが現在、妊娠中」というパパにこういった症状が見られるなら、男性版マタニティブルーだと判断することができます。■なぜパパにも、マタニティブルーと同じような症状が現れるの? 女性のマタニティブルーは、妊娠によるホルモンバランスの変化が影響しているといわれていますが、男性については、たしかな原因はわかっていないようです。しかし、ママの出産に対する心配、出産後の育児の不安などが深く関係しているのでは、と考えられています。家族が増えることでパパの責任も大きくなり、みんなを養うために仕事をより頑張らないといけない、安定した収入を得ないといけないといったことをプレッシャーに感じてしまい、マタニティブルーのような症状が発症しているのでしょう。男性の場合、マタニティブルーというよりも、いわゆる「うつ」の状態にあるというのが正式な見解。妻の出産や今後の生活への不安が募ることでホルモンのバランスが乱れてしまい、その結果、うつの症状が出てしまうという可能性もあるようです。■マタニティブルーの症状が現れやすいパパの特徴は? マタニティブルーの症状が出やすいパパの特徴として挙げられるのは、責任感が強い人、几帳面な人、完璧主義者です。そのほか、妻に対する愛情が深いがゆえに不安で仕方がないという状態に陥るケースもあるでしょう。夫婦で過ごす時間の長さや絆の深さなども、男性版マタニティブルーとの関連性があると考えられます。■パパに症状が現れた時はどうすればいい? パパにマタニティブルーの症状が現れた場合、まずはゆっくりとさせることが大切。リラックスする時間を設けるだけでも、症状は緩和されます。パパのつらさを理解してあげること、優しく接すること、そして赤ちゃんが誕生する喜びを共有することを忘れてはいけません。妊娠~出産まではマイナスのイメージが大きく膨らみやすい時期。そうした時に、いかに前向きに考えられるかどうかが、症状を大きく左右するでしょう。「今できることを1つずつやっていこう」という気持ちで、夫婦お互いに支え合いながら赤ちゃんを迎えましょうね。
2015年04月12日