「セックス・エデュケーション」のメイヴ役でブレイクしたエマ・マッキーが、現在上映中の『バービー』に出演した感想を「すごくたくさんのことを学びました。人生が変わりましたよ」とUK版「ELLE」誌に語った。「(監督の)グレタ・ガーウィグは、私がずっと一緒に仕事をしてみたいと思っていた人でした。頭の中がどうなっているかが知りたかった。彼女はすごく人をハッピーにしてくれる人。たとえ本当に小さな役でもいいから、『バービー』の一員になりたいと思いました」とキャスティング前をふり返る。エマによると、ガーウィグ監督からキャストへの要望は最初から明確で、「自分たちが本当に美しいと感じてほしい」ということだったという。だからこそ、衣装やメイクについては、キャスト全員が話し合いに参加。「それってかなり珍しいことですし、私の限られた経験の中でもまれです。みんなが話を聞いてもらえたんです」。今後は製作にも携わっていきたいというエマ。「優秀な脚本家の友人に囲まれているということもあり、ちょっと製作をかじっていて。私のパートナーも脚本家であり監督なので、(製作側の仕事というのは)間違いなく毎日の生活に影響しています」と語っている。(賀来比呂美)
2023年08月15日アンソニー・マッキー(43)が主演を務める『キャプテン・アメリカ』第4弾より、アンソニーと共演者のハリソン・フォード(80)が談笑している画像が公開された。「セットでの知恵と笑いをありがとう、友よ!」とキャプションを添えていることから、大先輩のハリソンから多くを学び、楽しい時間を過ごしたようだ。今作はタイトルが『Captain America: New World Order』とつけられていたが、マーベル・スタジオ及びアンソニーのSNS投稿から『Captain America: Brave New World(原題)』に変更されたことも明らかになった。ハリソンは、『インクレディブル・ハルク』『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』などでサディアス・“サンダーボルト”・ロスを演じた故ウィリアム・ハート(享年71)から同役を引き継ぎ、今作で演じる。ウィリアムは2022年3月に亡くなった。ウィリアムより8歳ほど年上であるハリソンにとって、サンダーボルトを演じるのは楽しくもありきつくもあったという。先月「Esquire」誌に「きつい日、楽な日、楽しい日、いろんな日があるよ。スケジュールは厳しいね。でも楽しい。まぁ、公園を散歩するような楽しさではないけれど。仕事だから」と語っていた。『Captain America: Brave New World』は2024年5月3日全米公開予定。(賀来比呂美)
2023年06月07日パリのシンボル、エッフェル塔の設計者をロマン・デュリスが演じる映画『エッフェル塔~創造者の愛~』から、今回初めてフランス映画に挑戦するエマ・マッキーの新規場面写真が解禁となった。本作は、フランス・パリにある誰もが知る世界遺産エッフェル塔の完成に挑戦したギュスターヴ・エッフェルが成功を掴む影で、ある女性への秘た想いを情熱的かつ大胆に創作したヒューマン・ラブストーリー。ギュスターヴと情熱的な恋愛に身を投じるヒロイン・アドリエンヌを演じたのが、イギリス発のNetflixドラマ「セックス・エデュケーション」でメイヴ・ワイリー役を演じてブレイクしたエマ・マッキー。物語を牽引する大胆にして繊細なキャラクターはドラマの人気の一因となり、第4シリーズの製作が開始するほどの大ヒット作となっている。エマ・マッキーまた、次に彼女が注目を集めたのは、映画『ナイル殺人事件』で演じた事件の鍵を握るジャクリーン役。「ミステリーの女王」アガサ・クリスティが生み出した名探偵ポワロシリーズをケネス・ブラナーが監督・主演を務めた映画化シリーズ第2弾で、事件を追うごとに謎を深めていく複雑なキャラクターと深紅のドレスを身にまとった美しい姿が話題となった。今回『エッフェル塔~創造者の愛~』では、自身のルーツの1つである“フランス”映画へ初出演。主演のロマン・デュリスは「彼女にアドリエンヌ役をオファーしたのは天才的なアイデアだった」と絶賛を送り、「エマはすべてを備えた演技をする。身体を使う場面もエネルギッシュで楽しげに、自信をもってこなす。ドラマチックなシーンで純粋な感情を伝えるときと同じようにね。共演した一つ一つのシーンを二人で助け合いながら演じたよ」と撮影をふり返る。また、キャスティングも担当した製作のヴァネッサ・ファン・ザイレンは「セックス・エデュケーション」を視聴していた時のエピソードを交え、「ドラマの第1話を見ていたときに、ピンときたんです。たった今アドリエンヌ役を見つけた、エマ・マッキー!って。私には、未来のメリル・ストリープが見えたんです」と明かす。「彼女がフランス語を話せることもわかったので、彼女のエージェントを調べました。監督のマルタン(・ブルブロン)に話したところ、彼も賛成してくれて、24時間後には二人でロンドン行の電車に乗っていました」とコメントする。そして、そのブルブロン監督は「この映画で重要なものの大半は、エマが演じるアドリエンヌの反応力にかかっているんだ。彼女の決断が、彼女のいくつかの行動とともに、物語を導いていく。アドリエンヌの背後には塔があり、逆もまた然りだ。エマがそんなアドリエンヌを、元気さと優雅さをもって完璧に演じてくれている」と彼女に全幅の信頼を寄せていたことを教えてくれた。今後、エマはマーゴット・ロビー、ライアン・ゴズリング、ケイト・マッキノンなど人気俳優とともに名を連ねる実写版『Barbie』(原題/2023)や、名著「嵐が丘」の作者エミリー・ブロンテの伝記映画『Emily』(原題/公開日未定)で初主演を飾るなど、大きな作品が続々と決まっている。快進撃を続ける彼女の魅力が、本作には詰まっているといえそうだ。『エッフェル塔~創造者の愛~』は3月3日(金)より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エッフェル塔 ~創造者の愛~ 2023年3月3日より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© 2021 VVZ Production – Pathé Films – Constantin Film Produktion – M6 Films
2023年01月31日「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のアンソニー・マッキーが、昨年ハリケーン「アイダ」に襲われ、甚大な被害を受けた故郷ルイジアナ州ニューオーリンズに救いの手を伸べた。アイダの襲来から1年以上経ついまも修復されていない建物の屋根を直すため、アメリカ最大手の屋根材メーカー「GAF」とタッグを組んだことをインスタグラムで発表。実際に現地で修復を行った様子を動画で伝えた。アンソニーの父親は屋根職人で、自身もよく仕事を手伝っていたと語ったことがある。「GAF」も同じ動画を投稿し、「災害に対して立ち直りの早いコミュニティーを築くことはかつてないほど重要です。そこで私たちはアンソニー・マッキー氏と協力して、ニューオーリンズを皮切りに自然災害に見舞われたコミュニティーの再建を支援し、今後の災害により備えられるようにします」とコメント。ファンからは「リアル・キャプテン・アメリカだ!」「まさに本物のスーパーヒーロー」「本当にありがとう。ニューオーリンズはあなたを必要としています!」などの感謝の声が寄せられている。郷土愛が強いアンソニーは、今年3月、地元に映画製作スタジオをオープンする予定が報じられ、ニューオーリンズ市長が「経済成長をもたらすだけでなく、雇用機会にもつながります!」と喜びのツイートをしていた。(賀来比呂美)
2022年09月27日グレタ・ガーウィグ監督×マーゴット・ロビー主演の実写版『バービー』に、「セックス・エデュケーション」のヒロイン、メイヴ役のエマ・マッキーが出演するという。「The Hollywood Reporter」が報じた。エマといえば、「セックス・エデュケーション」でブレイクしてから、映画・ドラマファンの間で「マーゴットのドッペルゲンガー級そっくりさん」として知られてきた。その2人の共演が実現するとあって、ファンは興奮の声を上げている。「2人が共演するなら姉妹役であるべきだ」「バービーが2人ということ?」「キャスティング・ディレクターは、ちゃんとツイッターでネタを仕入れて仕事をしたんだね」。エマが演じる役は明らかになっていないが、「マーゴットがバービーを演じるなら妹のスキッパーがいいだろう」と期待する声も。現在のところ、キャストはマーゴット&エマのほかにライアン・ゴズリング(ケン役)、シム・リウ(『シャン・チー/テン・リングスの伝説』)、ケイト・マッキノン(『ゴーストバスターズ』)、アメリカ・フェレーラ(「アグリー・ベティ」)、アレクサンドラ・シップ(『X-MEN:ダーク・フェニックス』)の出演が決まっている。また、このたび、ウィル・フェレルの参加も報じられた。(Hiromi Kaku)
2022年04月12日「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のアンソニー・マッキーが、故郷のニューオーリンズに映画製作スタジオをオープンさせる予定だという。ニューオーリンズ市長のラトーヤ・カントレルがツイッターで知らせた。カントレル市長によれば、同スタジオの面積は20エイカー(約8万900平方メートル)で、東京ドーム2個弱に相当するといい、「ニューオーリンズ・イーストが蘇ります。ヤッタ!」「最高ですよね!!!製作による流入は、経済成長をもたらすだけでなく、雇用機会にもつながります!」と興奮した様子でツイート。ニューオーリンズは、ハリケーン・カトリーナ、ハリケーン・アイダ、巨大竜巻によって甚大な被害を受けた都市だ。そこで巨大な映画製作スタジオをオープンするアンソニーに「あなたのやっていることは素晴らしい」「自分の出身地を大切にしている」とツイッターで称賛の声が上がっている。このニュースが報じられて、初めてアンソニーがニューオーリンズ出身だということを知ったという地元の人も多いようだ。「The Wrap」によると、アンソニーは製作総指揮と主演を務めるドラマ版「ツイステッド・メタル」、監督デビューを飾る『Spark』(原題)など、今後製作に関わる作品を控えているが、スタジオの完成時期や、どのプロジェクトを同スタジオで撮影するかは不明だという。(Hiromi Kaku)
2022年03月23日アンソニー・マッキーが監督デビューすることになった。プロデューサーも兼任する。市民権運動のために闘った女性クラウデット・コルヴィンの伝記映画で、タイトルは『Spark』。主演は『ドリームプラン』でヴィーナス・ウィリアムズを演じ、高い評価を受けたニューフェイスのサナイヤ・シドニー。製作過程にはコルヴィンの家族もかかわるようだ。またフィルムメーカーらは、ノンフィクション本「Claudette Colvin: Twice Towards Justice」の権利も獲得している。マッキーの次回作はNetflixの『We Have a Ghost』。シドニーの次回作は、ミシェル・オバマについてのテレビシリーズ『The First Lady』。シドニーは次女サーシャを演じる。文=猿渡由紀
2022年01月21日「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のアンソニー・マッキーが、実写ドラマ版「ツイステッド・メタル」の主演俳優に決定した。「Variety」が報じた。「ツイステッド・メタル」は、北米で1995年に発売されたプレイステーション用のカーバトルゲーム。2019年にソニーがこのゲームの実写化に興味を示していることが報じられ、現在「ソニー・ピクチャーズ テレビジョン」とソニーが同年に設立した製作会社「プレイステーション・プロダクションズ」で企画が進められている。『デッドプール』シリーズのレット・リース&ポール・ワーニックがゲームをベースとした原案を作成し、「コブラ会」のマイケル・ジョナサン・スミスが脚本を手掛ける。3人とアンソニーは製作総指揮も務める。アンソニーが演じるのは、過去の記憶を失った牛乳配達人ジョン・ドー。「終末的な荒れ地を横断して、謎の荷物を配達できればよりよい生活を送るチャンスが与えられる」のだという。「ソニー・ピクチャーズ テレビジョン」の重役は、「私たちはアンソニーが出演してきたここ何年かの作品の大ファンなんです。ジョン・ドーという複雑で、おもしろくて、押しの強いキャラクターを演じられるのは彼しかいないと思いました。幸いなことに、彼は同意してくれたのです」とコメントしている。(Hiromi Kaku)
2021年09月16日アンソニー・マッキーが『キャプテン・アメリカ4』に主演することに契約をした。Disney+の『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』でも、今後そのような展開になることは明らかだったが、これで正式になった。脚本は『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』のマルコム・スペルマンと『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』のダラン・ムッソンが共同執筆をする。監督は決まっていない。公開予定日も未定。元祖キャプテン・アメリカのクリス・エヴァンスが今後また出演する可能性もあると報道されているが、この映画ではなく、別の作品なのではないかと憶測されている。マッキーは現在『We Have a Ghost』を撮影中。Netflix作品で、監督は『ザ・スイッチ』のクリストファー・ランドン。文=猿渡由紀
2021年08月19日『アベンジャーズ/エンドゲーム』のラストシーンから直結するディズニープラス オリジナル作品で、マーベル・スタジオが贈る第2弾ドラマシリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」が現在配信中。1話目の配信直後には、世界中から称賛の声が寄せられ、配信初週末にディズニープラス史上最も視聴されたドラマシリーズとして、全世界でNo.1初週視聴数を記録。さらに、日本でも映画作品も含めたディズニープラスの全コンテンツの中で歴代No.1の初週3日間の視聴数を記録するなど、高い注目度を誇っている。特にいま、その動向が注目されているのが、先週公開された3話目からついに登場した、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に登場していたヴィラン、ジモ(ダニエル・ブリュール)。彼は、特殊能力こそないものの、たぐいまれなるその頭脳と戦略によってアイアンマンとキャプテン・アメリカの仲を引き裂き、アベンジャーズを崩壊に導いたキャラクター。冷静沈着に戦略を遂行していくクールさが特徴的だが、一方で携帯に残った亡き妻のメッセージを繰り返し聞くなど家族への深い愛も持ち合わせる人物だった。そんな彼が本格的に登場すると、SNS上では「ジモがかわいすぎる」と彼の魅力的なキャラクターに対する反響が続出。そして、ジモがぎこちないダンスを披露するシーンがSNSで盛り上がると、米マーベルの公式がジモのダンスシーンを延々1時間つなげた映像を公開するなど、彼への注目は世界中で高まっている。さらに「ロキ好きはきっとジモも好き!」「ロキと同じ臭いがする」「ロキみがすごい」など、MCUの中でも多くのファンを持ち、単独ドラマも控える“ロキ”を彷彿とするような彼の立ち位置が話題となっている。ロキは、変幻自在に他人になりすまし、巧みな話術で人の心を操る、嘘と悪戯を愛する宇宙一の裏切り王子。かつて何度も義兄・ソーを欺いて王座を狙い、地球征服を目論んだりしながらも、その一方で数々の失敗を繰り返したり、ときにソーへの愛情を感じさせたりと、プライドは高いものの完璧でない天邪鬼な一面が、憎めない”ヴィラン“として日本のファンをも惹きつけているキャラクター。それに対しジモは、本作でソコヴィアの王族で男爵であったことが発覚、ファルコン(アンソニー・マッキー)とウィンター・ソルジャー(セバスチャン・スタン)へ接する態度もどこか尊大で、2人に食い気味に話をさえぎられる姿もどこかロキと重なる――。そして男爵という地位をフル活用し、ファルコンとウィンター・ソルジャーに力を貸すジモだが、どこか怪しい行動も目立ち、“いつか裏切るに違いない”と油断ならない様子もロキとの親和性を感じずにはいられない。謎の組織フラッグ・スマッシャーズが持つ超人血清を始末し、まさにロキを彷彿とさせるように、混乱に乗じて姿を消したジモ。彼はいったいどこへ行ったのかーー。今後のジモの登場にも一層期待が高まる。そして、残った血清を見つけた“新たなキャプテン・アメリカ/ジョン・ウォーカー”にも異変が……。残すところあと2話となったが、今後の展開は予測不能となっている。ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」はディズニープラスにて独占配信中(全6話)。(text:cinemacafe.net)
2021年04月11日Amazonのアンソロジードラマ「Solos」(原題)に、アン・ハサウェイ、ヘレン・ミレン、モーガン・フリーマン、アンソニー・マッキー、ダン・スティーヴンス、コンスタンス・ウー、ウゾ・アドゥバ(「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」)、ニコール・ベハーリー(「スリーピー・ホロウ」)の豪華キャスト8人が出演することが明らかになった。それぞれのファンがツイッターで喜びの声を上げている。「Solos」は、「人と人とのつながりの深い意味」を掘り下げていく、7つのパートからなるアンソロジードラマ。それぞれのキャラクターの異なる視点、瞬間によって物語が語られるという。配信は2021年に予定している。Amazonの「Hunters/ハンターズ」で製作総指揮を務めたデヴィッド・ウェイルが、今作でショーランナー、製作総指揮に再起用され、監督デビューも果たす。ウェイル本人がツイッターで報告している。ウェイルは「尊敬してやまないアーティストたちと『Solos』を映像化する。これはもう、『楽しみ』なんて言葉で語れないほど興奮することです」と大喜びしている。ウェイルのほか、サム・テイラー=ジョンソンとローラ・ランカスターも製作総指揮に名を連ねている。テイラー=ジョンソンは2つのエピソードを監督し、ザック・ブラフとティファニー・ジョンソンも監督するという。(Hiromi Kaku)
2021年02月02日VANS(ヴァンズ)から、ハワイ在住のアーティスト、クリス・ゴトウ(Kris Goto)とのコラボレーショアイテムが、2020年7月23日(木)よりVANSストア各店などで発売される。日本で生まれ、香港やニュージーランド、ハワイと世界各地を移住してきたハワイのアーティスト、クリス・ゴトウ。手塚治虫の漫画をはじめ、マオリ族のタトゥーやデイブ・マッキーンなどから影響を受けた、ユニークでカラフルな作品が特徴だ。今回のコラボレーションでは、クリス・ゴトウを代表するパターンである美しいハワイアンレイのグラフックをあしらった、シューズ・Tシャツ・サコッシュがラインナップする。シューズは、スリッポンにシューレースをあしらい、デッキシューズのように仕上げたVANSのスニーカー「LACEY」がベース。色鮮やかなハワイアンレイを、つま先部分にプリントした。ソールの側面にも、繊細に描かれた花を散りばめている。ホワイト・パープル・カーキ・ベージュの4色展開となるTシャツは、左胸に小さく、バックに大きくグラフィックを配置。色鮮やかなアートを配したサコッシュは、日常使いしやすいサイズで用意する。【詳細】VANS × クリス・ゴトウ発売日:2020年7月23日(木)販売店舗:VANSストア各店、ABCマート グランドステージ取扱店舗、カリフォルニアデプト各店、ABCマートオンラインストア価格:・スニーカー 6,000円・Tシャツ(ホワイト・パープル・カーキ・ベージュ) 3,000円+税・サコッシュ 2,000円+税
2020年07月25日新型コロナウイルスの影響がエンタメ業界にも広がっている。「Disney+」で今年配信予定の「ファルコン・アンド・ウィンター・ソルジャー」(原題は「The Falcon and The Winter Soldier」)の撮影が中断された。「The Wrap」などが報じた。同ドラマはこれまでのMCU作品に登場したファルコン/サム・ウィルソン(アンソニー・マッキー)とウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)を主役とした作品。先週からチェコのプラハで撮影がスタートしていたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けてチェコの政府が映画上映、学校の授業、スポーツ大会、文化イベントなどを禁止。これにより、キャストとクルーはアトランタに呼び戻されたという。いまから約1週間前、チェコに向かう飛行機の中でフードをかぶり、マスクとアイマスクで顔を覆い、さらに手袋を着用した手でウイスキーグラスを持っているという、ウイルス対策万全かつシュールな姿をインスタグラムで披露していたセバスチャン。「デルタ航空、ぼくをヨーロッパまで安全に乗せてくれてありがとう…#バッキーがヨーロッパへ」とつづっていたが、とんぼ返りする羽目に。同ドラマの撮影が中断されたのはこれで2度目。今年1月にはプエルトリコでの撮影が予定されていたが、同地で地震が連日発生し、延期を余儀なくされた。(Hiromi Kaku)
2020年03月11日「彼にはかなり前から『またクスリをやっている』という噂が出ていました。昨年12月ごろからは特に、警察が彼の周辺を熱心に聞きまわるようになっていました」(捜査関係者)2月13日に覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された槇原敬之容疑者(50)。その発端は’18年3月、元事務所社長で長年にわたり同居していた男性・A氏が逮捕されたことだった。当時、2人の住んでいたマンションの一室から覚せい剤と危険ドラッグが発見された。それらについて、A氏は「マッキーのものです」と供述していたという。ただ、すでに2年近く前の話。なぜ今になって逮捕されたのかと疑問の声も上がっている。しかし実は、警察は16年も前から槇原容疑者の2回目の逮捕に向けて動いていたのだ。本誌は’03年12月、ある極秘資料を入手していた。大阪府警から流出した、覚せい剤取締法違反容疑にまつわる捜査資料。容疑者について、記事では“人気歌手”と名前を伏せていた。その人物こそ、槇原容疑者だった。当時、本誌はこの重要な捜査資料を紛失した府警の失態について報じていた。A4判で15ページに及ぶ膨大な資料の内容は、次のようになっている。「東京捜査」とタイトルのある表紙。ここには捜査場所として、槇原容疑者とA氏の住所が記載されている。さらには、捜査にあたる警察官4人の氏名も記されていた。次に、過去3年間にわたる槇原容疑者の交通違反記録が1枚。彼の家族構成を記す戸籍のコピーが1枚。続けて「覚せい剤取締法違反容疑者槇原敬之こと槇原範之に対する捜査計画」と記載された書類が4枚。彼の歌手としての経歴や、捜査の経過や今後の計画についてが詳細に書かれている。そして、「府外捜査計画書」という書類が1枚。東京での捜査目的について記したもので、要件は槇原容疑者の「覚せい剤取締法違反被疑事件」。内容は「裏付け」とあり、捜査の日時や場所などが記されていた。さらには槇原容疑者の自宅と所属事務所、A氏の住居付近の地図が6枚。槇原容疑者の自宅と所属事務所の写真を貼付した書類も1枚あった。資料には“槇原容疑者が大阪で覚醒剤を仕入れ、使用していた疑いがある”との内容が書かれていた。その裏付けのため、大阪府警が東京で捜査を進めようとしていたのだ。府警が槇原容疑者の逮捕に向けて執念を燃やしていたことがうかがえる内容だ。しかし、当時は逮捕に至らなかった。そんななか、’18年にA氏が逮捕された。このときも槇原容疑者逮捕の決め手には欠けたが、今度は立ち消えにはならなかった。再び有力情報が入ったため、警視庁が動きだしたという。「警視庁は昨年、違法薬物の大物売人を関西で逮捕しました。その売人が太い顧客として挙げた名前に入っていたのが、槇原容疑者だったのです。そこから捜査当局は緻密に彼の内偵を進め、2月にようやく逮捕となりました。容疑は2年も前に違法薬物を所有していたというもので、通常なら逮捕するには厳しい内容。それでも踏み切った理由は、売人の証言という強い証拠を握ったからでした」(前出・捜査関係者)「女性自身」2020年3月3日号 掲載
2020年02月18日2月13日、歌手の槇原敬之容疑者(50)が覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された。各メディアによると、槇原容疑者は2019年4月に東京都港区のマンションで覚せい剤を含む粉末を所持。また、覚せい剤のほかにも危険ドラッグを所持していた疑いもあるという。槇原容疑者は1999年にも、覚せい剤取締法違反の現行犯で逮捕されている。その際は懲役1年6カ月執行猶予3年の有罪判決が言い渡され、活動を自粛することとなった。しかし翌2000年にアルバムをリリースし、活動を再開。2003年には『世界に一つだけの花』を作詞作曲。SMAPに提供した同曲は、大ヒットとなった。槇原容疑者は『世界に一つだけの花』制作にあたり、覚せい剤事件と活動自粛から影響を受けたと語っている。《そこで思い知ったんですよ、“身の程”みたいなものを。でも、それがなかったら、勘違いしまくって“最低な人間”になっていたと思いますね。》(『テレビブロス』2015年3月7日号)99年の逮捕に対して“身の程を思い知った”ほど反省していたはずの槇原容疑者が、まさかの2度目の逮捕――。ネットでは、動揺の声が広がっている。《マッキー大好きなのにショックだよ…》《まさかまた覚せい剤やってしまうなんて思ってなかった》《マッキーすごく残念…なんでだ…》前回の公判後、《今後は、絶対にこの様なことを起こさない》と覚悟をあらわにしていた槇原容疑者。薬物との関わりは、簡単には断ち切れなかったようだ。
2020年02月13日2月13日、歌手の槇原敬之容疑者(50)が覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された。99年以降、2度目の逮捕だ。これに対し、槇原容疑者の楽曲配信が停止になるのではと心配する声が上がっている。アーティストの不祥事により、作品の配信や出荷が停止となる例は多い。記憶に新しいのは、音楽ユニット・電気グルーヴのピエール瀧(52)の事件だ。瀧は2019年の3月12日、麻薬取締法違反の疑いで逮捕された。これを受け、電気グルーヴが当時所属していたレコード会社「ソニー・ミュージックレーベルズ」は13日に対応を発表。CDの出荷停止と回収、デジタル配信の停止という措置が取られた。実はこうした自粛の形が定着したのは、1999年に起きた槇原容疑者の逮捕からだと言われている。当時、レコード会社は槇原容疑者の逮捕を理由にCDの出荷停止と回収を決定。「社会的活動を行っている当社が、反社会的不法行為を起こした槇原容疑者の商品を出荷するわけにはいかない」とコメントしていた。ネットでは、不祥事を起こしたアーティストの楽曲配信自粛について不安の声が上がっている。《マッキーの歌配信停止になっちゃうかな》《大好きな曲たくさんあるから配信停止になると困る…》《作品自体に罪はないでしょ》《確かに薬物は良くないけど、その人の作品まで自粛っていうのは分からない》《なんでもかんでも自粛すればいいってもんじゃない》多くのヒット曲を生み出してきた槇原容疑者の、2度目の逮捕。今後の対応に注目が集まる。
2020年02月13日世界中でヒットとなったNetflixオリジナルシリーズ「セックス・エデュケーション」シーズン2から、待望の予告編が解禁され、キャラクターたちの新たな関係を予感させるキービジュアルも到着した。英国発の本作は、配信開始からわずか4週間で世界累計視聴者数が4000万を超え、異例の早さでシーズン2の制作が決定、米レビューサイト「Rotten Tomatoes」では、オーディエンススコア95%、評論家スコア91%(1月7日時点)という高い評価を得ている大ヒットドラマシリーズ。この度解禁されたシーズン2予告編は、なんとセックス・セラピストの母ジーン(ジリアン・アンダーソン)が主人公オーティス(エイサ・バターフィールド)の高校に性の専門家として登場、講演テーマはズバリ“SEX”というオーティスにとっては生きた心地がしないシーンからスタート。新学期を迎え、転校生のオラといい雰囲気になったオーティスについに童貞卒業のチャンス到来?と思いきや、なんと双方の親同士の衝撃的な情事に遭遇してしまい大ショック!さらに、ドラッグの売買をしていた兄をかばって停学処分になったバッドガールの同級生メイヴ(エマ・マッキー)は何やら学校の秘密を探って画策中の様子。そんな中、学校内で性病が蔓延してしまう大騒ぎが発生、メイヴのオーティスへの想いも見え隠れして2人の恋の行方にも新たな変化が。彼ら2人による<性の悩み相談クリニック>は再始動されるかも気になるところ。到着したキービジュアルも、シーズン2で新たに巻き起こる関係の変化を予感させるものとなっている。主人公オーティスに彼女が!「様々なことを学ぶことになるよ」オーティスを演じるエイサは新シーズンについて、「母親との関係は以前より改善されたものの、まだぎこちなくて緊張が続いているんだ。でも、オーティスにはガールフレンドができたから、彼女との関係を通して様々なことを学ぶことになるよ」とコメント。「学校生活では、学校中の生徒がオーティスのことを知っていて有名人だからステイタスがぐっと上がるんだ。まあ“セックスに詳しい生徒”としてだけどね(笑)」と語っており、母親役のジリアンとの共演については「ジリアン(・アンダーソン)は、ユーモアセンスがあってとても面白い人なんだ。あんなに面白い人だとは想像もしていなかったから驚きだったよ」と明かしており、複雑な親子関係のドラマにも期待が高まるところ。加えて「このドラマは、例えば周りと比べて、自分はもしかしたら変(他人と違う)なんじゃないか?なんて悩む必要はないことを教えてくれるんだ」と断言。キービジュアルや予告編でも謳われている、“ふつうじゃないのが、ふつうでしょ”という大人も夢中にさせる本作のメッセージについて語っている。Netflixオリジナルシリーズ「セックス・エデュケーション」シーズン2は1月17日(金)より独占配信開始、シーズン1は独占配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2020年01月08日モデルの滝沢カレン(27)が12月4日、「VOGUE JAPAN」の公式YouTubeアカウントにアップされた動画に登場した。カバンの中身を公開する人気動画シリーズ「In The Bag」の一環だが、その内容が“VOGUEらしくない”と話題に。公開されて1週間で25万回以上の再生回数、そして5,500件近い“いいね”を記録している。動画の冒頭で愛用の黒い財布や「本当に、お薬の音しかしないくらい」ほど薬を入れている“鍵入れ”を紹介した滝沢。続いて「島崎和歌子さんという人が急にくれたハンカチ」について触れた。また滝沢は黒のマジックも持ち歩いていると明かし、映画「ターミネーター」の新作に触れ「本当に今なんですけど、アーノルド・シュワルツネッガーさんがいつ来日するかわからないので」「アーノルドのためのマッキーです。サインが欲しいので」と告白。次に「犬というマカロンにオモチャ扱いされてるボールなんですけど」(原文ママ)とマッサージに使うボールを紹介し、さらに「私のおやつです!」と味のりも紹介した。最後に滝沢は「ギョーザバッグって結構言われちゃってるんですけど」「ちょっとインスタに出しただけでもギョーザだギョーザだって騒がれてるんですけど」と自身のクラッチバッグを紹介。カバンの名前を訊ねられると「じゃあアーノルドにします!大好きなんで」と笑顔を見せた。島崎和歌子(46)が突然くれたハンカチや、アーノルド・シュワルツネッガー(72)のための黒マジック。さらに「犬というマカロン」にオモチャ扱いされているボールや味のり。そして、ギョーザバッグ。滝沢節炸裂の動画は大きな話題となり、こんな声が上がっている。《カバンが餃子なとこも財布よりスマホより大きい味のり持ち歩いてるとこもカレンちゃんらしくて好き》《財布わたしとお揃い~ と思ったところで、「島崎和歌子さんという人から急に貰ったハンカチ」が出てきて笑い転げた》《シュワルツェネッガーのために持ち歩く油性ペンに、島崎和歌子はお母さん。短い動画に彼女の魅力満載…最高です》また《滝沢カレンのインマイバッグ面白くてVogueとは思えなかった》《VOGUE JAPANとは思えないユニーク…》《ヴォーグで味のり食った奴初めて見た》とVOGUEと滝沢の化学反応を喜ぶ声も上がっている。
2019年12月11日『バーフバリ』シリーズの脚本を手掛けたK.V.ヴィジャエーンドラ・プラサードが再び脚本を手掛けた最新作『マニカルニカ ジャーンシーの女王』が2週間限定で日本公開されることが決定。併せて、予告編とポスタービジュアルが解禁となった。■ストーリーヴァラナシで僧侶の娘に生まれたマニカルニカは、ビトゥールの宰相に育てられ、幼い時から武士階級の男子同様に剣や弓、乗馬を習って成長した。その勇敢な行動を見かけたジャーンシー藩王国の大臣から、藩王ガンガーダル・ラーオとの縁談が持ち込まれ、やがてマニカルニカはジャーンシーに嫁ぐ。藩王は彼女にラクシュミーという名を与え、マニカルニカは人々からラクシュミー・バーイーと呼ばれて親しまれる。しかし、生まれた王子は夭折し、親戚の幼い男児を養子に迎えたものの、間もなく藩王が病死してしまう。その機に乗じてイギリスは藩王国を併合、ラクシュミーは城を後にする。だが1857年にインド大反乱が勃発すると、ラクシュミーも呼応して蜂起、国のため、民のため、戦いの場へと歩を進める!■カンガナー・ラーナーウト主演、インドのジャンヌダルクとも呼ばれた実在の“戦う王妃”の物語マニカルニカは、後にラクシュミー・バーイーという名でいまも人々に尊敬される、インド史上最も有名な女性指導者。本作では、彼女の幼少期から1857年~1858年に起きた、イギリス植民地支配と戦う「インド大反乱」で、祖国に殉じたマニカルニカの知られざる人生が描かれる。脚本を手掛けたのは、『バーフバリ』シリーズの監督S.S.ラージャマウリの父であり、同シリーズや『バジュランギおじさんと、小さな迷子』『マガディーラ 勇者転生』『マッキー』など数々のインド映画の名作で脚本を手掛けたK.V.ヴィジャエーンドラ・プラサード。ジャーンシー王国の民たちを守るため、自ら兵を率いて敵と戦うマニカルニカの姿を、壮大なドラマと圧巻のアクションで描いた。主演を務めたのは、『ワダラの抗争』『クリッシュ』などに出演し、『クイーン 旅立つわたしのハネムーン』で高い評価を受けたカンガナー・ラーナーウト。強くて美しい“戦う王妃”マニカルニカを見事に演じた。今回解禁された予告編では、カンガナー演じるマニカルニカの純真無垢な少女からやがて大勢の民に慕われる強い王妃へと成長していく姿、東インド会社の脅威にもひるまず軍を率いて敵勢へと立ち向かう姿が映し出される。映像では、マニカルニカの見惚れる程に気高く美しい剣さばきが垣間見える。さらに、彼女の指導によって鼓舞されたジャーンシー王国の女性たちが集結し、一丸となって剣を取り王妃と共に戦う姿も胸を熱くさせる。予告編と同時に解禁されたポスタービジュアルには、戦場で馬に乗って剣を振り回すマニカルニカの猛々しい姿が全面に押し出されている。背中の子どもは彼女の息子であり幼き王子のダーモーダル・ラーオ。史実では息子を背負って馬と剣を巧みに操って戦かったことが有名で、本編にもそのシーンが印象的に描かれているため、ポスターではその唯一無二の姿が象徴的に使われた。『マニカルニカ ジャーンシーの女王』は1月3日(金)より新宿ピカデリーほかにて2週間限定で公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月15日●岩手めんこいテレビで爪痕残す昨年7月にフジテレビを退社した牧原俊幸アナウンサー。フリーになった直後、特技のマジックで念願の寄席デビューを果たして話題となったが、ついには、その技術を伝授する『マッキーのおしゃべりマジック講座』を今月から開講した。ナレーションに限らず、バラエティ番組にも出演して活躍を見せている牧原アナに、フリーアナウンサーとしてのこの1年を振り返ってもらった――。○■日テレでマジックのネタ見せ――フジテレビを退社されて1年がたちましたが、ここまでのフリーアナウンサーとしての活動を振り返って、いかがですか?おかげさまでいろんなことやらせてもらって、一番感動したのは、フジ以外の局でナレーションをやらせてもらったことですね。他局のナレーションが読めるというのはそんな簡単に実現するもんじゃないと思ってたんですけど、いくつか機会をいただきました。『メイドインジャパン!』(TBS)では、3時間の特番でナレーターが2人だったんですけど、結構な量を読ませていただいて、ゴールデンタイムの番組が自分のナレーションで進んでいくということは、あらためて非常にうれしかったですね。――最初のフジ他局のお仕事はテレビ大阪でした。なぜか壇蜜さんとツーショットでの司会でした(笑)。最初に聞いたときはビックリして、ドッキリかなと思って現場に行ったら、本当に壇蜜さんがいました。――さまざまな番組に出演されていますが、特に印象に残っている仕事は何ですか?やっぱり『有吉反省会』(日本テレビ)ですね(笑)。フリーアナウンサーというより、「マジックのクオリティが低すぎることを反省」ということで、面白くやっていただきました。実は、あの「禊ロケ」で、イリュージョニストのメイガスさんのお弟子さんのプリマベーラと共演させていただいたんですけど、そのロケにメイガスさんもいらっしゃって知り合いになれたことが、今回の講座にもつながったんですよ。ほかにも時々クイズ番組に出させてもらったり、『99人の壁』(フジ)も引き続き出題ナレーションを担当して、非常に楽しくやらせていただいています。――マジシャンの“マッキー牧原”として、『笑点 特大号』(BS日テレ)にもご出演されましたよね。フリーになってすぐの頃に浅草演芸ホールに出演した時、学生時代の落研仲間だった桂竹丸さんにお世話になったんですけど、竹丸さんを通じて有名な演芸作家で『笑点』をやっている佐藤かんじさんと知り合いになって、「BS出てみない?」って言われたんです。あれはビックリしましたね。10分くらいしっかりマジックをやらせてもらったんですけど、芸人扱いですから、事前に日本テレビに行ってスタッフにネタ見せをして、「ここは順番を逆にしたほうがいいんじゃないですか?」なんて指導も受けたりして。何とか失敗もなくうまくできて、すごく記念になりました。――次はぜひ地上波の『笑点』で…いやぁ、そこまでは思ってないです(笑)○■想定とは違う方向の仕事もたくさん――マジック絡みの仕事は多いんですか?そうでもないんです。先日は、岩手めんこいテレビで2日間、夕方のニュースを読んできました。夏休みに入るキャスターの方の代わりに出て、空いてる時間はめんこいテレビの若い皆さんの原稿読みを聞いてあげたりして、研修も半分兼ねて行ったんですけど、それも新鮮で面白かったです。――岩手の視聴者は牧原さんが出てきてビックリしたでしょうね(笑)おまけに2日目の出演の最後に、ちょっとマジックもやりましたから(笑)。スタジオでキャスターとしてニュースを読むのは本当に何年かぶりだったので、ちょっとドキドキしましたけど、爪痕を残して帰ってきました(笑)――この1年の活動は、思い描いていた通りでしたか?最初はナレーション中心かと思っていたんですけど、想定とは違う方向のお仕事もたくさん頂きましたね。レギュラー番組が『99人の壁』くらいなので、いろんなことにチャレンジしていこうと思ったんです。――その中で、やはり特技のマジックは、1つの武器になっているのでしょうか?そうですね。何かリクエストされたらすぐできるように、いつも道具を仕込んでいますので。めんこいテレビでも、本番の前の日に食事会があったんですが、その時に何か見せたほうがいいなと思って持ってマジックをやったら、「それ、明日やってください!」って言われたんで(笑)●フジ出身の同志の活躍はうれしい――他のフジテレビOB・OGのアナウンサーの方たちとの交流はあるんですか?山中(秀樹)さんとかはLINEで連絡したりしますね。この前『東大王』(TBS)に出たら、富永美樹ちゃんに久々に会って、懐かしかったです。特にフジテレビ出身の女性アナウンサーはあちこちで出ていますから、いろんなところで同志が活躍しているのはうれしいですね。――今度は笠井信輔アナが、フリーとして独立されます。笠井くんは、映画とか自分ならではの知識をいっぱい持っているから、いつかはそうやってフリーとして活躍することになるんじゃないかと思っていました。これから楽しみですね。○■学んだことを還元する――先ほども少しお話が出た、今回新たに開講された『マッキーのおしゃべりマジック講座』についてもお話を伺いたいのですが、どのような経緯で始まったのですか?私は大学4年生の頃から、荻窪のカルチャーセンターのマジック講座に4~5年通っていたんです。プロマジシャンの方が交代で来て、自分のネタを教えてくれるというすごく充実した内容で、さらにマジックにハマっていったんですね。今でも、当時書いたノートを見返してマジックをやることも多いんですけど、そこで学んだことを還元するという意味で、初心者の方にネタをお渡ししたいと思ったんです。それにあの頃、毎回新しいネタを教わるのはドーパミンが分泌されるようですごく楽しくて、今度は教える側になってまたそういう経験ができたら楽しいなと思って、東京フイルム・メートさんとお話をしたら、思ったよりすぐ実現できました。――タイトルが『おしゃべりマジック講座』というのが、牧原さんならではですよね。やっぱりアナウンサーというスキルを生かせることをやろうということで、なるべくおしゃべりを入れるマジックを教えていきたいと思います。音楽に合わせてやるマジックと組み合わせると、構成としてメリハリもつきますからね。――第1回の講座を終えられて、手応えはいかがでしょうか?思ったより何とかできたかなと思いました(笑)。受講者には若いマジシャンの方もいたんですが、私がよくやるサロン系のマジックはあまりやらないということで新鮮に見てもらいましたし、逆に私があまり専門ではないカードのネタはみんなで共有させてもらったりもして、これはいいなと思いました。――1回2時間という講座ですが、かなりのボリュームですよね。手順が長いネタは2~3分かかったりするので、そういうものは1時間ほど個人練習の時間も必要だったりしますから、あっという間なんですよ。――まだまだネタはいっぱいあるんですね。この講座でやるのは、自分がやっているネタが中心で、あとはマジックをやる人が最初に覚えるポピュラーなものになります。お金をかければいくらでも道具は買えますが、ロープとかハンカチとか、1つの道具でいろんな形の応用が効くものがいいなと考えています。そのほうが、実践もしやすいですしね。――では、この講座の今後の展望をお願いします。初回はわりと簡単なネタだったのですが、これからはもうちょっと手の込んだものも取り上げるようにしたいと思います。人前でマジックを披露するときは、3つ4つネタを持っておいて、最後に長尺で重みのあるものをやるといい形で締まりますから。興味のある方は『マッキーのおしゃべりマジック』で検索してみてください。●牧原俊幸1958年生まれ、北海道出身。早稲田大学卒業後、83年にフジテレビジョン入社。『3時のあなた』『美味しんぼ倶楽部』『チキチキバンバン』『カノッサの屈辱』『カルトQ』『めざまし天気』『とんねるずのみなさんのおかげです/した』『クイズ!ヘキサゴンII』『キャンパスナイトフジ』などを担当。18年7月で同局を定年退職してフリーアナウンサーとなり、同年8月に浅草演芸ホールでマジシャン「マッキー牧原」として寄席デビュー。現在は『超逆境クイズバトル!!99人の壁』(フジ)の出題ナレーションを務めるほか、『マッキーのおしゃべりマジック講座』を東京フイルム・メートで開講中(今後は9月16日、10月6日、20日、11月3日、17日に開催)。
2019年09月09日最新シーズン3が配信され、話題を呼んでいるNetflixオリジナルシリーズ「ストレンジャー・シングス未知の世界」のファンから大きな注目を集めている青春ホラー映画『サマー・オブ・84』。この度、仲良し4人組が連続殺人事件の“容疑者”の家に侵入する、緊迫の本編映像がいち早くシネマカフェに到着した。『E.T.』『グーニーズ』『スタンド・バイ・ミー』から『13日の金曜日』『エルム街の悪夢』などなど、80年代のハリウッドは10代の若者たちを主人公にしたジュブナイル映画の黄金期であり、スラッシャー映画と呼ばれるホラー&スリラーが量産された時代だった。本作には、そんな80年代へのオマージュが盛り沢山。郊外に暮らす15歳のオタク少年デイビーが、ひょんなことから隣に住む警察官が実は連続殺人犯なのではと疑いを抱き、個性がバラバラの親友3人とともに極秘捜査を開始する。この度解禁する本編映像は、仲良し4人組が隣に住む“容疑者”の警察官マッキーの家に侵入するシーン。真っ暗なマッキーの家の中を恐る恐る進む4人。初めは軽口をたたくだけの余裕があったが、悪臭漂い散らかる室内の様子から、マッキーが犯人だと確信するデイビーの「まだ僕を疑うか?」という言葉に、3人はついに黙り込む。真っ暗な室内が静まり返り、4人の緊張と恐怖がピークに達した瞬間に鳴り出した電話に飛び跳ねる4人。定番のドッキリ演出ではあるものの、ホッとしたのも束の間、部屋の電気のスイッチに手を伸ばしたウッディの前に何者かの手が飛び出してくる!映画ではその後、デイビーたちが徐々に事件の真相へと迫っていくが、ついに犯人の魔の手が襲い掛かる!真犯人の正体は…?やがて急展開を迎えるクライマックスには、『スタンド・バイ・ミー』や『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のように、純粋無垢な思春期の終わりが映し出されるという本作。80年代のジュブナイル映画好きや「ストレンジャー・シングス」ファンのハートをも、がっちりと掴むに違いない。『サマー・オブ・84』は8月3日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:サマー・オブ・84 2019年8月3日より、新宿シネマカリテほか全国順次公開2017 (C) Gunpowder & Sky, LLC
2019年07月29日『ターボキッド』で高い評価を得たカナダの映像制作ユニット“RKSS”の最新作『サマー・オブ・84』(原題『SUMMER OF 84』)の日本公開が決定。併せてポスタービジュアルも到着した。1984年夏。近隣の町で子どもたちばかりが狙われる連続殺人事件が発生。アメリカ郊外の田舎町で暮らす好奇心旺盛な15歳の少年デイビーは、その犯人が向かいの家に住む警官マッキーではないかとにらみ、親友のイーツ、ウッディ、ファラディと共に独自の捜査を開始する。やがて、デイビーの行く手に待ち受けていたのは、彼の想像をはるかに超えた恐ろしい現実だった…。思春期真っ只中のオタク少年が、ひょんなことから隣に住む警察官が実は連続殺人犯なのではと疑いを抱き、メガネ、デブ、不良の親友3人と極秘捜査を行う様子を描いた本作は、1980年代ホラーのスタイルと精神をいまに甦らせた“ジュブナイル&スラッシャー映画”。ノスタルジーとリアリティに満ちあふれた本作は、2018年のサンダンス映画祭でお披露目されると、観客と評論家を熱狂させた。監督は、ROADKILL SUPERSTARS(RKSS)というユニット名で数多くの短編を製作、“BMX版『マッドマックス』”とも評されたSFアクション『ターボキッド』で長編デビューを飾ったフランソワ・シマール、アヌーク・ウィッセル、ヨアン=カール・ウィッセル。また、製作は『ルイの9番目の人生』『シンクロナイズドモンスター』のショーン・ウィリアムソンが務めた。デイビーと仲間たちの友情、恋、家庭環境などを子ども目線で細やかに描き、クライマックスでは驚くべき急展開を迎えるその戦慄の結末は、『スタンド・バイ・ミー』『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のように、純粋無垢な思春期の終わりを鮮烈に描き出し、観る者にトラウマ級の衝撃をもたらすにちがいない。『サマー・オブ・84』は8月3日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2019年03月18日100均大手3社、〔ダイソー〕〔Can☆Do(キャンドゥ)〕〔セリア〕のDIYアイテムを検証していく本シリーズ。第12回目の今回は、〔ダイソー〕から出たアイテムが話題の、「イラストペン」を取り上げます。《コピック》に似た描き心地の商品が話題DIYのイメージを事前に絵に描くときや、作ったものに自由に絵を描くときなど、皆さんはどんなイラストペンを使っているでしょうか。〔ダイソー〕から出た、《FLUENTLYイラストマーカー》は、人気イラストペン《コピック》に似た使い心地と評判です。そこで、100均大手3社にラインアップしている、イラストを描くのに良さそうなアイテムをピックアップして、それぞれ検証していきたいと思います!〔セリア〕《水性 カラーペン 18色》まずは、〔セリア〕で見つけたこちらのカラーペンですが、何と18色入っていて、お値段はもちろん100円(税別、以下同)。サイズ感はこんな感じで、手の小さな子どもでも力の入れやすい細さです。描き心地はと言いますと、久々に触ると懐かしさを覚える、スラスラと描けちゃう感じです。ペン先がしっかりしつつも、水性の淡い感じもあり、重ね描きしていくと味が出ます。カラフルな色使いをしたい場合には、コスパ最強ですね。〔キャンドゥ〕《水性ポスターマーカー》《ポスカ》に似た感じのアイテムを〔キャンドゥ〕で発見しました。カラーバリエーションは、緑・赤・銀・黄・青もありましたが、今回はよく使うであろう黒・金・ピンクをチョイス。ペン先を不要な紙の上に押し付けるとインキが滲み出てきます。振ると中でボールが上下してカチカチと音がする感じのあれです。描き心地は上々です。水性で匂いがしないのに、くっきりとした感じで描けます。ポスカのように、違う色を重ね塗りしてもにじみません。金・銀がラインアップしているところはポイント高し。華やかな雰囲気を演出できます。金属、ガラス、樹脂、コンクリート等に描けるところもまるでポスカのよう。ポスター・グラフ・ハガキなど、さまざまなもののDIYに使えそうです。〔ダイソー〕《FLUENTLY イラストマーカー》最後に、〔ダイソー〕で評判のアイテムを見ていきましょう。カラーバリエーションは、今回試してみる「ブラック/クリアブレンダー」「ライトパープル/ピンク」のほかに、「オレンジ/イエロー」「ダーククールグレー/ダークウォームグレー」「ウォーターブルー/ウルトラマリン」「ライトグリーン/グリーン」「イエローオーカー/ダークブラウン」「ペールオレンジ/レッド」「ライトクールグレー/ライトウォームグレー」がありました。太い方(BROAD)のペン先サイズは、7.0mmです。油性ですが、アルコールの匂いがします。アルコールタイプだと発色が良く、乾きが早いようです。細い方のペン先サイズは1.0mmです。1本で2役こなせるなんて優秀過ぎます。太い方(BROAD)から試してみましたが、《マジック》や《マッキー》と大差のない描き心地がします。確かに100円とは思えない発色の良さです。細い方(FINE)も試してみたところ、若干にじみ易いかな、と思いましたが、そこは逆に味が出て良い気もします。2本入りなので、1本50円という価格を考えると、本家《コピック》の約5〜8分の1の価格になるので、やはりコスパは良いと言える描き心地でした。なお、《FLUENTLYイラストマーカー》の面白いところが、「クリアブレンダー」という色というか種類がラインアップしているところです。この子を使うと、ぼかしやグラデーションがラクに描けます。「ライトパープル」色を塗ってある1〜10番のラインに対して、2番は1回、3番は2回と「クリアブレンダー」を重ね塗ってみた結果が、上の写真です。塗れば塗るほど元の色が薄くぼけることが分かります。この子がいると、イラストの幅が広がるのではないでしょうか。色味は水性と油性で差がありそうちなみに、3社のアイテムともにピンク色を中心に試し描きしましたが、色合いは水性のものと油性のもので大きく違いますね。色味にこだわる場合は注意しましょう。というわけで、100均大手3社のサインペンやイラストマーカー類で、「これは」と思うアイテムをチェックしてみました。ほかにもさまざまなDIYに使えそうなペンがラインアップしているので、用途に合わせて探してみてくださいね。【100均】DIYアイテムを徹底検証!メジャーのポテンシャルを引き出しますSP【ダイソー・キャンドゥ・セリア】【100均】DIYアイテムを徹底検証!機能性バツグンの軍手【ダイソー・キャンドゥ・セリア】【100均】DIYアイテムを徹底検証!手を汚さず塗装できる便利クリップ【ダイソー・キャンドゥ・セリア】
2019年01月20日映画『バーフバリ』では強すぎる敵・バラーラデーヴァを演じているラーナーさん。目を輝かせながら日本の絶叫上映動画を観ているおちゃめでかわいい人でした。web特別画像も掲載!『バーフバリ』の物語の鍵は実は女性たちが握っています。この一年、日本列島はインド映画『バーフバリ』人気に沸いた。インドの神話をもとに壮大なスケールで製作された『バーフバリ』は、主人公・バーフバリの親子2代にわたる英雄譚。王妃シヴァガミによってマヒシュマティ国の王になることを運命づけられたマヘンドラ・バーフバリが、父アマレンドラ・バーフバリから王座を奪ったバラーラデーヴァと対峙し、王国を奪還するという物語だ。この作品が日本公開から1年もの間、上映され続けているわけは、ラージャマウリ監督の奇想天外なアイデア満載のシーンや、本気度の高い演技もさることながら、応援上映という日本独自のスタイルがハマったことも大きい。ラージャマウリ監督やクマーラ・ヴァルマ役のスッバラージュさんが来日したこともファンの熱狂を後押し。そしてついに2018年12月、バラーラデーヴァ役のラーナー・ダッグバーティさんが来日。『バーフバリ』が持つ魅力と、自身が演じたバラーラデーヴァについてお話を伺いました。――『バーフバリ 王の凱旋』が日本で公開されてから早くも1年が経とうとしています。日本での人気は実感していますか?ラーナー:遠く離れた異国で自分たちの映画が1年も上映されるだなんて、まさに夢のような話ですよね。インドでも日本で『バーフバリ』がヒットしているらしいという話は伝わっていて、特に映画関係者たちにとっては興味深い事例として受け止められています。今後も日本の映画ファンに届くような作品を作りたいと思いを新たにした出来事でした。インドでは公開からすでに2年が経つのですが、日本でこんなにも愛されるとは想像もしていませんでした。日本での人気の理由はわかりませんが、今までがんばったご褒美として受け止めています(笑)。インドのストーリーテラーとして、これからもよりよい作品を届けたいです。――『バーフバリ』は王になる運命を持つバーフバリと、彼の父から王座を奪ったバラーラデーヴァの対立を軸に、さまざまな人間ドラマが繰り広げられていきますが、『バーフバリ』の最大の魅力は何だと思いますか?ラーナー:一番の魅力は力強いストーリー性だと思います。『バーフバリ』はインド神話の「マハーバーラタ」や「ラーマーヤナ」が下敷きになっています。『スター・ウォーズ』にもルーク・スカイウォーカーとダース・ベイダーの対立構造が見られますが、これと同じ構造があります。主役の強さが引き立つのは強い悪役がいるからこそですし、悪役に人間味があるほど、対立が浮き彫りになっていきますよね。とはいえ、この映画で描かれているのは二人の対立だけではありません。実はこの物語の鍵を握っているのは、女性の登場人物たちです。物語が動くきっかけはすべて女性の指示によるものなんですよ。たとえばシヴァガミは次の王にバーフバリを指名しますし、デーヴァセーナも自分の夫となる人を自分で決めます。そのことによって物語が展開していくというのも、この作品のひとつの特徴ではないかと思います。さらに映画の前編にあたる『バーフバリ 伝説誕生』のラストで、バーフバリに忠誠を誓っていたはずのカッタッパがなぜあのような行為に至ったかというのもひとつの大きな謎です。どの人物にも物語がある、強いストーリー性が一番の魅力だと思います。――ラーナーさんが演じていて一番好きだったシーンは何ですか?ラーナー:演じていて一番興奮したのはバーフバリをめった刺しにするシーンです(笑)。この一連の流れはバラーラデーヴァをバラーラデーヴァたらしめているものが何なのか、もっともわかりやすく表現している場面なんですよ。それまで彼が抱えてきたフラストレーションを、バーフバリをめった刺しにするという行為で吐き出しているんですよね。ここに彼のすべてが集約されていて、バラーラデーヴァという男がよくわかるシーンになっていると思います。――あれほど楽しそうな殺戮シーンもそうそうないですよね(笑)。バラーラデーヴァの狂気といえば、バーフバリの生母デーヴァセーナを長年監禁していたのも歪んだ愛の一種ではないかと感じました。ラーナー:バラーラデーヴァがデーヴァセーナに向けていた感情は、愛以上の何かだと思いますよ。バラーラデーヴァは怒りに任せてデーヴァセーナを25年もの間、自分のもとで監禁するという罰を与えているわけですから。彼にとってデーヴァセーナを殺すことなんて簡単なこと。でも、殺しちゃったらそれで終わりですから。――恐ろしい人ですよね。ラーナー:ストレートな人間なんだと思います。欲しいものは絶対に手に入れるし、計算高くいろんなことを虎視眈々と狙っています。自分は正統な王位継承者であるという強い想いがあるので、王座を手に入れるということに関してはブレない。順番でいえば彼が王位を引き継ぐはずだったのに、実の母であるシヴァガミの裁量でバーフバリが王になることが決まってしまう。彼もまた、いろんなものを抱えざるを得なかったんですね。彼を理解してくれる人が誰もいないというのも、彼の性格に大きな影を落としているのでしょう。私自身は彼のように暴力的な性格ではありませんが、やりたいことは必ずやり遂げますし、そのために計算高く考える人間でもあるので、彼とは似たタイプだと思います。――もし自分で選べたとしたら、バーフバリとバラーラデーヴァのどちらを選んでいましたか?ラーナー:オファーをいただいた段階でバラーラデーヴァ役というのは決まっていましたし、何より彼を演じた今となっては、この役は誰にも渡したくないですね(笑)。二人の違いはカーラケーヤとの戦いでわかりやすく描かれています。バラーラデーヴァは王になる条件を満たすために族長を倒し、バーフバリは民を守るために戦った。これはバラーラデーヴァの資質によるもので、彼が持って生まれた業ごう(カルマ)なんです。バラーラデーヴァという男は、幾重にも層を持つ深みのある人物なので、演じがいがありましたね。――『バーフバリ』に出演したことで得たものは何ですか?ラーナー:まず、これほど壮大なスケールの映画に参加できるということ自体が驚きでした。当初は撮影は2年の予定でしたが、最終的には5年に延びました。でも、そんなに長くは感じませんでした。この5年は素晴らしい旅をしたような気持ちなんです。当時はどんな作品ができあがるのか、誰にもわかりませんでしたが、そんな中でひたすら映画製作に没頭できたこの5年は今、振り返ってみてもとても貴重な時間だったと思います。誰も到達したことのない次元の作品に携わることができて、とてもやりがいを感じました。――俳優という職業にやりがいを感じるのはどんな時ですか?ラーナー:俳優とはルックス的なものを超えたことを要求される職業だと思っています。役が持つ複雑な内面をどのように体現するかは、俳優としての力量にかかっています。かつ、そうした内面を表現するためには、外見を変えていく必要もあるんです。私が今まで出演してきた作品を見たらわかっていただけると思うんですが、どの人物も見た目がかなり違うんですよ。自分でも数か月ごとに違う人物になっている、朝起きたら昨日までとは違う自分になっているというのがこの仕事の魅力だと思いますし、やりがいを感じますね。――現在はバラーラデーヴァを演じていた時から30kg減量されたそうですけど、これも次の作品のためだと伺いました。ラーナー:‘90年代初頭に活躍した政治家を演じるために減量していたのですが、その撮影は終わりました。何せ実在する人物なので、その人に似せる必要があったんです。そして今はジャングルに25年住んでいた男の役を演じているので、髭をたくわえています。仕事だと減量も楽しいですよ。逆に言うと、それ以外には特にやることがないというか(笑)。私にとって自分ではない誰かを演じるということは、自分を再構築して新しい世界を提供することであり、それが私にとっては俳優を続けるモチベーションになっています。――最後に、『バーフバリ』がきっかけでインド映画を観はじめたという方にインド映画でぜひ観てほしい作品を教えてください。ラーナー:インドは世界でもっとも映画製作本数の多い国なので、その中からオススメ映画を選ぶというのはとても難しいのですが…。ラージャマウリ監督作品の『マッキー』という映画をおすすめします。クラシック作品ではマニ・ラトナム監督の『ナヤカン/顔役』。これは世界の映画100選にセレクトされるような作品です。――ご自身の出演作の中から選ぶとしたら?ラーナー:私のデビュー作『Leader』をおすすめします。それから『インパクト・クラッシュ』という潜水艦映画は日本でもDVDが発売されています。先日、コミコンでこのDVDを持っているファンの方がいて、嬉しかったですね。ananweb用特別ショットはこちら!きゃーっ!information映画本編では語られなかったバーフバリとバラーの幼少期の貴重なエピソードがアニメで登場。シーズン3まで発売中。『バーフバリ 失われた伝説 DVD-SET』シーズン1~3/各13話収録・各話約24分各¥6,000発売・販売元:ツイン※画像はシーズン1CS映画専門チャンネル「ムービープラス」でラーナーさん関連番組を2019年1月から3か月連続で特集!1月は東京コミコンのステージや舞台裏の他、日本文化体験の様子を収録した「密着!『バーフバリ』国王ラーナーさん in 東京」、2月は出演作『ルドラマデーヴィ 宿命の女王』を。また、春には『バンガロール・デイズ』(原題)を日本初放送します。「密着!『バーフバリ』国王ラーナーさん in 東京」より。書道を体験するラーナーさん!ラーナー・ダッグバーティ1984年12月14日生まれ、インドのタミル・ナードゥ州チェンナイ出身。2010年にテルグ語映画『Leader』で主演を務めデビュー。俳優だけでなく、映画のプロデューサーやVFXコーディネーター、カメラマンとしても活躍。‘18年12月に「東京コミコン2018」に招聘され、日本のファンを魅了した。※『anan』2019年1月2・9日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・尹 秀姫(by anan編集部)
2018年12月29日『映画刀剣乱舞』 (1月18日公開)の完成披露上映会が27日に都内で行われ、鈴木拡樹、荒牧慶彦、北村諒、和田雅成、岩永洋昭、定本楓馬、椎名鯛造、廣瀬智紀、耶雲哉治監督が登場した。同作は、名立たる刀剣が戦士へと姿を変えた“刀剣男士”を率い、歴史を守るために戦う刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」を実写映画化。鈴木拡樹(三日月宗近役)、荒牧慶彦(山姥切国広役)、北村諒(薬研藤四郎役)、和田雅成(へし切長谷部役)、岩永洋昭(日本号役)、定本楓馬(骨喰藤四郎役)、椎名鯛造(不動行光役)、廣瀬智紀(鶯丸役)と、舞台を中心に活躍するキャストが勢ぞろいする。今回はそれぞれ、役をイメージしたタキシードで登場し、レッドカーペットを歩いた。和田から「マッキーの色が気になってる! 一人だけ紅白」と、真っ白なタキシードをいじられる荒牧や、北村のそばに行き、「藤四郎兄弟で、一緒なんです」と明かす定本など、さまざまに着こなしていた。鈴木は「いろんな展開をしてたので、改めて、まだ映画をやってなかったか、と思うくらい」と驚きを表す。「今まではセットの中の世界で、僕たちも背景とかを想像していた。今回は360度広がってので、いろんなことを体感したよね。砂利道が戦いにくいなとか、砂がすごい! みたいなことが」と、外での撮影についての実感を明かした。撮影についてのエピソードを聞かれると、岩永は「初日で、槍を降りました」と苦笑。北村は「短パンがね……」と苦労を振り返り、同じく衣装が短パンの椎名も「僕が一番最初の被害者。血を吸う虫がいっぱいいて」と、ブヨに詳しくなった様子。一人でイチゴ狩りに行ったという廣瀬は「役作り、役作り」と言い訳し、周囲のキャストから総ツッコミを受けていた。さらに和田は「なんせ、僕たちお腹すくじゃないですか。拡樹さんがずっとお菓子を持ち歩いてくれる」、荒牧も「ずっとホッカイロを持ち歩いて配ってくれてる」と座長の鈴木に感謝。鈴木は「もう、後の方は"お菓子配るおじさん"って自分でもネタにしてました」と、和気藹々とした様子を見せた。最後に鈴木は「ドローンがたくさん使っております。実は本当に最後の最後のシーンで、弓でドローンを射抜いてしまいました。"大ヒット"しております」と暴露。驚く客席に「そんな願掛けがあったので、大ヒットさせたいですし、失ったドローンを取り返すために頑張りたいと思います」と誓う。耶雲監督も「みなさんの熱で鍛えていただいて。"刀剣乱舞"という刀剣を、最高なものにしていきたい」と、ファンへの熱いメッセージを送った。
2018年12月27日2018年も残り少し。今年もたくさんの雑貨が話題を呼びましたね。今回は〔ロフト〕で人気を博したアイテムをまとめてご紹介しちゃいます!たくさんの商品の中から選ばれたものばかりなので、もしかしたら、「これが欲しかった!」という新たな出会いもあるかもしれませんよ♪エコで便利な《洗たくマグちゃん》洗濯機に入れると高純度のマグネシウムを使って、カビや汚れをキレイに落としてくれるアイテム。部屋干しの嫌なニオイ対策にもなるそうです!繰り返して使用できるエコさと、いつもの洗濯に入れるだけという手軽さも人気の秘密かもしれませんね。開くだけで知識が増える《雑学罫線ノート》文房具メーカーの〔キングジム〕と〔ロフト〕のコラボ商品。一見普通のノートですが、よく見ると罫線が元号や百人一首になっています。何も書き込まなくても知識が増えるなんてうれしいですね♪バリエーションは「元号、百人一首、国名、市名、素数」の5種類です!やる気をキープできる《STUDY PLANNER》ピンクやゴールドなどの色を基調としたかわいさ満点のノート。でも注目すべきはその中身なんです!開くてページごとにタイムテーブルやToDoリストを書き込む欄がすでに用意されています。便利な上に色使いやデザインがおしゃれななので、SNSの「#勉強垢」で一躍人気になりました♪もちろん、勉強以外の計画に使うのもOK。洗練されたデザインは大人女子の手帳にもおすすめですよ♡水筒のお悩みを解決する《エコカラットボトル乾燥スティック》「多孔質セラミックス」という素材を使用し、洗った水筒を早く乾かすことができます。意外と時間がかかる乾燥の工程が短縮できるのはうれしいですね。同シリーズの《ドライキーパー》も人気商品になりました。環境を守る《チタンストラー》プラスチックのストロー廃止が世界的なニュースになりましたね。こちらの商品は繰り返し使える素材なので、もう使い捨てのストローは必要なくなります!6色展開されているので、お気に入りの「マイストロー」を選ぶのも楽しそうですね♪何回でも遊びたい《テストプレイなんてしてないよ》2018年はさまざまなおもしろいボードゲームが登場しましたが、その中でも人気だったのがこちらのアイテム。最後に残った1人が勝ちという脱落制のゲームですが、手札の内容が理不尽だったりと、何度遊んでも飽きることはありません!最近ではこちらに続いて《テストプレイなんてしてないよ黒》も発売され、人気商品となっています。楽しくエクササイズできる《腹式呼吸エクサロングピロピロ》息を吹き込んで長い風船を伸ばす「吹き戻し」というおもちゃで、子どものときに遊んだという方も多いのではないでしょうか。こちらのアイテムは全長1mの「超ロング吹き戻し」とも言えますね。これで遊ぶことで、深く呼吸をすることになり自然と腹式呼吸ができるというもの。子どものころを思い出しながらエクササイズができちゃいますよ!ロングセラーアイテムがさらに進化した《マッキーワーク》油性ペンの《マッキー》はもはや誰もが知るロングセラー商品。梱包などの際によく使われますよね。それならばとプラスチック製の段ボールオープナーを付け加えたものがこちらの《マッキーワーク》。「開ける」と「書く」が同じアイテムでできるのは新しいですね!毎日のストレスを軽減する《エアかる》定番文房具のダブルクリップが進化しました!小さなクリップでもなんだかんだ開け閉めに力が必要でしたが、こちらは持ちてが長くなっているので、開くときに必要な力を最大で50%削減できるんです☆「ちょっと開けにくい」という小さなストレスを減らしてくれますよ。とにかくかわいい《恋するおしりヒップケアソープ》2018年は固形せっけんが全体的に人気でしたが、こちらはとくに話題となったもの。「おしり」のケアに特化したせっけんです。ピンクのハート型でとてもかわいく、きゅんとするピーチの香りを楽しめます♡これですべすべのおしりを手に入れちゃいましょう。無敵のかかとになれる《ファイブセカンズシャインかかと角質削り》乾燥や摩擦で気が付くとかかとがカサカサになっていることありませんか?そんなときはこちらのアイテムを使ってかかとをしっかりケアしましょう。0.01mmの精度で加工された特殊構造のガラスでできていて、お肌をうっかり傷つける心配もありません!おうちで手軽に使える《ティースシャイニング》おうちで簡単に歯のホワイトニングができるようになりました!ブラッシング後にLEDの光を当てるだけなので、持ち運びもばっちりですよ。歯に自信を持つと自然と笑顔も増えそうですね♪買い忘れはありませんか?便利グッズからおもしろそうなアイテムまで12個たっぷりご紹介しました!どれも2018年の人気アイテムなので実力は確か。気になるアイテムがありましたら、ぜひ今年のうちにゲットしちゃいましょう♪さて2019年はどんな雑貨が登場し、どんな商品が話題になるのでしょう。「こんなものがあったらいいな」なんて想像しながら新年を迎えるのも楽しそうですね☆
2018年12月23日『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』にクリーデンス役で出演し、DCコミックスの実写映画『ジャスティス・リーグ』のフラッシュとしても知られるエズラ・ミラーの来日が決定!初参加となる「東京コミコン2018」にて、写真撮影会およびサイン会、イベント登壇が予定されている。11月23日(金・祝)より日本公開される映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』では主人公ニュート(エディ・レッドメイン)やグリンデルバルド(ジョニー・デップ)らが関わる“超重要人物”クリーデンス役を演じているエズラ。前作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』にも出演し、その存在感をいかんなく発揮した。エズラは2011年(日本では2012年)に公開された『少年は残酷な弓を射る』がカンヌ国際映画祭でも上映され、一躍その名が世界に知られるように。その後、映画『ウォールフラワー』でローガン・ラーマンやエマ・ワトソンと共演するなど、着実にキャリアを重ねていき、DCコミックスの実写映画においてフラッシュ/バリー・アレンに大抜擢。『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』『スーサイド・スクワッド』でのカメオ出演を経て、DCコミックスのスーパーヒーローたちがチームを結成する『ジャスティス・リーグ』では超高速の能力はもちろん、そのコミカルなキャラクターと軽妙な演技で世界的な人気を獲得している。過去にもプライベートを含め数回の来日経験があるエズラだが、東京コミコンへの参加は初めて。さらに今回は、マーベル映画のヴィランであるロキ(トム・ヒドルストン)と、キャプテン・アメリカの親友であるスーパーヒーロー、ファルコン(アンソニー・マッキー)との“共演”となり、世界中から注目が集まることになりそう。しかも、自身が大ファンを公言する「ハリー・ポッター」シリーズからは、双子のフレッド&ジョージ役で知られるフェルプス兄弟も来日するが…。なお、エズラは12月2日(日)12時~メイン・ステージで予定されているDCコミックのヒーローたちをテーマにした「DC COSPLAYERS LEAGUE 2018Presented by ビオレ ピュアスキンクレンズ」のスペシャル・ゲストとしても参加予定。また、期間中に参加予定となっていた俳優のジョン・キューザックは、新作映画の撮影スケジュールの都合により、残念ながら来日および東京コミコンへの参加が急遽中止となっている。「東京コミコン2018」は11月30日(金)~12月2日(日)まで3日間、幕張メッセ(千葉市美浜区)にて開催。(text:cinemacafe.net)
2018年11月19日7月でフジテレビを退職したフリーの牧原俊幸アナウンサーが21日、東京・浅草演芸ホールの舞台に立ち、特技のマジックを披露した。舞台上に「マッキー牧原」の名前がめくられると、客席からの「おお~」という声と拍手に迎えられて登場した牧原アナ。アナウンサーであるにもかかわらず、一切しゃべらず、表情と手振りのスタイルであいさつ代わりのマジックを見せ、早速、観客の心をつかんだ。そして、「フリーになったんですけど、初めての仕事がマジックでございます(笑)」と第一声。「皆さまに一番見ていただいたのは、『とんねるずのみなさんのおかげでした』で嫌いなものを当てる『食わず嫌い王決定戦』ですかね」と紹介しながら、「この後、実食です」という名ゼリフを実演し、会場はまた大きな拍手に包まれた。その後は、トークをしながらのマジックで観客とやり取りを繰り広げたり、お囃子に合わせて新聞紙やBOXなどの小道具を使ったネタも披露するなどして、約15分間の出番が終了。牧原アナの“寄席デビュー”は、無事成功で幕を下ろした。本番を終えた牧原アナは、息を切らしながら取材に応じ、「勝手が分からなかったですから緊張はしましたけど、前座さんたちが道具の出し入れとか、細かくお手伝いをしてくださったので、これだけ支えてくれる人がいるから寄席は成り立ってるんだと思って、安心して臨むことができました」と感想。「やる順番を間違えて、『あっ、1個飛ばした!』と思って、後で慌てて(飛ばしたネタを)くっつけてやりましたけど(笑)」と裏側を明かしながら、「お客さんの顔がゆっくり見られて、知り合いが来てるのも分かったので、それは非常に心強かったです。温かいお客さんでしたね」と振り返った。今回は、学生時代の落語研究会仲間から付き合いのある落語家・桂竹丸に誘われての出演だったが、「念願だった寄席でのマジックができたので、竹丸さんに感謝ですね。一瞬、アナウンサーであることを忘れるくらい(笑)、楽しかったです」と充実の様子。浅草演芸ホールの昼席には、今月23日と26日にも出演予定で、「空気をつかめたと思うので、安心してできそうな感じはしますね」と、今後の公演に意欲を示した。
2018年08月21日2017年12月29日の公開から異例のロングランヒットとなったインド映画『バーフバリ 王の凱旋』。その勢いはとどまるところを知らず、声出し・鳴り物持ち込み可能な絶叫上映が全国各地で開催されては、チケットが瞬時に完売するという人気ぶりを見せています。写真・角戸菜摘(S.S.ラージャマウリ監督) 文・尹秀姫日本での熱狂ぶりはSNSを通して本国インドにも伝わり、登場人物のコスプレをした写真やファンアートの投稿に監督やプロデューサーから「いいね」がつくなど、海を超えた交流も盛んに。こうして日本でのバーフバリ熱は衰えるどころかますます勢いを増し、ついには今まで上映されていたものより26分長い『バーフバリ 王の凱旋』(オリジナル・テルグ語版)が6月1日より全国公開されるに至ったのです。そして4月26日、創造神が日本に降臨! 新宿ピカデリーの絶叫上映にS.S.ラージャマウリ監督とプロデューサーのショーブ・ヤーララガッタ氏が登壇。この一連の奇跡としか言いようのない出来事の翌日、幸運にも単独インタビューをさせていただくことに。『バーフバリ』のアイディアの源から監督の次回作の構想まで、様々な話をうかがいました!奇抜なアイディアも個性的なキャラクターも、まずはストーリーありきS.S.ラージャマウリ監督。--まずは『バーフバリ』という素晴らしい作品を作ってくださってありがとうございます!監督 こちらこそありがとうございます(笑)。--昨日は初めて日本の絶叫上映をご覧になったと思うのですが、日本の観客の盛り上がり直に見てみて、いかがでしたか?監督 映画の作り手、ストーリーの語り部として、私にも欲があります。ひとりでも多くの人に自分の話を楽しんでいただきたい、届いてほしいという想いがあったのですが、昨日はまさにそれを目の当たりにしました。私が作ったものに対する見返りというには十分すぎるほどのものをいただいたと感じています。昨日は私の家族、そしてプロデューサーであるショーブ・ヤーララガッタと彼の家族も同席していたのですが、みんな感動で涙目になっていました。ありがとうという言葉だけでは伝えきれない思いでいっぱいです。私が作ったものに比べて、みなさんが寄せてくれた愛情の大きさは比較にならないほど大きいと感じました。--『バーフバリ』はどのシーンにおいても素晴らしいアイディアが発揮され、しかもその物量が半端ないところが稀有な作品だと思います。こういった奇想天外なアイディアはどこから生まれるのでしょう?監督 私のアイディアの源は幼い頃から読んできた『マハーバーラタ』です。なかでも、子どもの頃はアマル・チットラ・カター社から出版されている子ども向けのインド神話のコミックに夢中になっていました。『バーフバリ』のストーリーに関しては、こういったインドの神話や歴史が土台になっています。--椰子の木を使って城壁を飛び越えるシーンは神話には出てこないと思うのですが、そういったアイディアはどうやって思いつくのですか?監督 そうですね(笑)。それは各々のキャラクターの立場の視点で考えて、自然に生まれてきたものだと思います。椰子の木のシーンで言うと、父アマレンドラは幼い頃から王になるための教育を受けて育ちますが、シヴドゥは普通の村人として育ちますよね。父アマレンドラは非常に思慮深くて頭脳明晰な人なのですが、息子のシヴドゥはあまり後先を考えないタイプ(笑)。でも、素晴らしい行動力と身体能力を持っています。そしてあの場面でカッタッパはシヴドゥにこう告げます。「ただ感情に任せて動くのではなく、父のように頭を使いなさい」と。あの場面はまさに父親の頭脳的戦略と、シヴドゥの身体能力が融合されるシーンであり、シヴドゥが父アマレンドラのようになっていくということを示すのに必要なシーンだったのです。--『バーフバリ』に登場する女性はみんな強くてカッコよく、観ていて爽快でした! 守られるだけでなく自ら戦う女性というのはまさに今の時代に求められているヒロイン像だと思うのですが、監督が描く女性はなぜみんな強いのでしょう?監督 この作品の主人公は2人のバーフバリですが、バーフバリが立派な人になれたのは周りの人の影響や育ち方のおかげだと思うのです。たとえばアマレンドラにはシヴァガミという非常に優れた母親がいて、だからこそああいう人物になったと思うのですが、そう考えた時、そんな彼が選ぶ人生の伴侶も当然彼に見合った女性でなくてはいけないでしょう。物語の中で当初、バーフバリはデーヴァセーナを捕虜として連れていかなくてはいけないことになりますが、そこでデーヴァセーナは彼にこう告げます。「私はあなたを愛しているから、あなたのために死ぬことはできる。でも、あなたのために生きることはしない」と。この台詞は彼女が強い主体性を持った人間だということを物語っています。そんな彼女だからこそバーフバリはひれ伏すわけです。バーフバリにとってデーヴァセーナは敬意を持って接すべき相手であり、自分より人間として上だとも見ているわけですね。バーフバリは自分と同等、もしくは自分より上のレベルの女性でないと伴侶に選ばないだろうという、非常に理にかなった流れでデーヴァセーナのこういったキャラクターが決まりました。なので、最初から強い女性を描こうと考えて強いヒロインが誕生したわけではなく、ドラマとして成立するかどうかが重要でした。--デーヴァセーナに出会ったアマレンドラが「私はあなたのもの」と言う台詞が非常に印象的でした。彼女を自分のものにするのではなく、自分が彼女のものになるという考え方は目からウロコでした。監督 本当の愛というものは男女問わず相手のために自分を犠牲にできること、自分よりも相手を優先できることだと思います。デーヴァセーナの場合はアマレンドラのために王宮での暮らしを捨てて村人のように生きることも厭わないわけですよね。ただ、彼女は自分の信念を曲げることはしません。そのことを強く打ち出しているのがこの台詞です。--次回作についてもおうかがいしたいのですが、監督の代表作といえば『バーフバリ』以前に『マッキー』がありますが、こちらの続編の予定はありますか?監督 実は『マッキー』に関しては以前から続編の構想を考えているんですよ。後のストーリーが膨らませられる話なので、続編を作りたいという気持ちはずっとあります。うまくいけばシリーズ化したいという思いもあって、ここ半年くらいずっと考えていたんですけど、『バーフバリ』の成功のおかげでちょっと怠けてしまいまして(笑)。というのは冗談で、なかなかアイディアを練る時間を割くことができなくて、宙に浮いているというのが現状ですね。--アーミル・カーンの『Mahabharata マハーバーラタ』を監督するという噂もありますが、これは本当ですか?監督 たしかにアーミル・カーンからそのような話を依頼されたのは事実です。ただ、私にはもうすでに撮ることが決まっている作品があるので、まずはそちらを優先しなくてはいけないという状態なんです。ですが、アーミルの話も僕は断ったつもりはないので、可能性があるかないかで言ったら、今の段階ではあるとお答えしたいと思います。--『バーフバリ』以降、日本でもインド映画に出たいと熱望している俳優がいます。今後、日本の俳優を起用してみたいという考えはありますか?監督 僕はストーリーありきですべてを考えるタイプなので、僕が作る作品に日本の俳優が出演する必然性があるかどうかが肝要ですね。個人的には『ラストサムライ』といった作品も好きなので、サムライ映画には興味があります(笑)。--今後の作品で言うと、『バーフバリ』のスピンオフについても期待したいところです。昨日の舞台挨拶では日本でのカッタッパ、クマラ人気を実感し、この2人で続編を作ろうという話もありましたが、実際に実現する可能性はありますか? 個人的には『バーフバリ』の前日譚とも言うべきシヴァガミの少女期を描いた小説の映像化を期待しています。監督 実は『バーフバリ』に登場するすべてのキャラクターについては、彼らの人生を映画に出てこないところまで詳細に考えてあるんですよ。映画にはおさまりきらないので、もちろん全部は反映していないのですが、時には省略してしまった部分のほうがおもしろいと思うキャラクターもいます。たとえば今おっしゃったシヴァガミの少女期を描いた『THE RISE OF SIVAGAMI』という小説もそのひとつです。『バーフバリ』には彼女の人生の3分の1程度しか描かれていませんが、この小説を、僕がプロデューサーという立場で映像化することが、実はすでに決まっています。日本のバーフバリ・ファンの方にもご覧いただけるような形で発表になるのではないかと思いますので、どうぞ期待していてください。『バーフバリ』の世界はまだまだ終わらない! そんな強い希望が持てたところで、最後に監督からとんでもない話が飛び出しました。監督 ひとつ、秘密を教えましょう。16歳の少女シヴァガミの野望は、マヒシュマティ王国を滅ぼすことだったのです。それはいったいどういう意味ですか、監督!? と問いただそうとしたところで、インタビュー時間は終了。最後に映画会社ツインの方も、前日から取材に帯同している通訳さんすらも驚くような話をうかがうことができました。監督の意味深発言は気になりますが、今後もまだまだ『バーフバリ』の世界が続くというのは、マヒシュマティの民にとっては朗報ですよね。でもその前に、まずは6月1日より全国公開の『バーフバリ 王の凱旋』(オリジナル・テルグ語版)を盛り上げようではありませんか。ジャイ、マヒシュマティ! バーフバリ、ジャイホー!Information願いは叶う。待望の完全版、ついに公開! 2017年末の公開以来、異例のロングラン・ヒットを記録中の『バーフバリ 王の凱旋』141分のインターナショナル版から、さらに26分の初公開シーンを加えたオリジナル・テルグ語完全版(上映時間167分)が、ついに日本に上陸! ヒロイン・デーヴァセーナが歌い踊る「かわいいクリシュナ神よ」など、ファンなら見逃せないシーンが満載。完全版もお見逃しなく!『バーフバリ 王の凱旋』(オリジナル・テルグ語版)6月1日より新宿ピカデリーほか、全国順次“熱狂”ロードショー
2018年05月18日槇原敬之(48)が4月30日、「ノンストップ!」(フジテレビ系)にVTR出演。自身が作詞・作曲したSMAPの楽曲「世界に一つだけの花」の誕生秘話を明かした。 当初、別楽曲「Wow」を提供していたという槇原。しかしボツになったため「家でふね寝」していたところ、「世界に一つだけの花」が“降りてきた”という。同曲のテーマについて、槇原はこう語る。 「自分が一番になりたいということだけのために、ともすれば人を蹴落としてそれを手に入れているような時代がちょっと前まであった。『何と嘆かわしいことをしているんだ』というのがテーマ」 さらに“降りてきた”理由について「SMAPというアイドルがいたことと、そのSMAPに神様から『どうしても歌ってほしいことがある』と言われて生まれた曲であるのは確か」とした槇原。続けて「世界に一つだけの花」を国民的な楽曲へと押し上げたSMAPに感謝した。 「人がそれぞれ個性を持ったSMAPが歌った歌だからこそ、あの歌の価値になった。SMAPがいなかったらあんなに売れていないと思います」 ネットでは、槇原に感謝する声がSMAPファンから上がっている。 《マッキー ありがとう SMAPが あれだけの 国民的スターになったのも あの曲の おかげ》《マッキーもSMAPも心があって弱くなっている人に寄り添ってくれるところがいい。相通じるところがあるのはとてもわかる》《いい曲を本当にありがとうございました。》 同番組では、「Wow」をSMAPと歌う機会があったとも明かした槇原。その際、中居正広(45)から「この曲もめちゃくちゃいい曲ですよね。これもくださいよ」と言われたようで「そのときに報われました」と笑顔で回想した。
2018年04月30日