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リン=マヌエル・ミランダが、オスカー授賞式を欠席すると発表した。理由は、妻がコロナ検査で陽性だったこと。ミランダは「ハリウッドに到着しましたが、この週末、妻に陽性反応が出ました。僕と子供たちは陰性でしたが、念のため、明日の授賞式には行かないことにしました。『tick, tick…BOOM!:チック、チック…ブーン!』と『ミラベルと魔法だらけの家』を、家族と一緒に、そしてみなさんたちと一緒に応援しています」と、ツイッターで報告している。ミランダの映画監督デビュー作である『tick, tick…BOOM!〜』は、主演男優部門と編集部門、『ミラベル〜』は長編アニメーション部門に候補入りしている。文=猿渡由紀
2022年03月28日ミュージカル『蜘蛛女のキス』が11月26日に開幕する。これに先立ち、報道陣向けのプレスコールが行われた。アルゼンチンの作家マヌエル・プイグの小説を原作にミュージカル化され、1993年のトニー賞7部門を制した本作。『キャバレー』『シカゴ』で知られるジョン・カンダー(音楽)とフレッド・エブ(歌詞)のコンビが手がける楽曲は人気が高く、1996年以降に日本でも定期的に上演されている。今回の上演版では、劇団チョコレートケーキの日澤雄介が初めてグランドミュージカルを演出する。劇中では、ラテンアメリカにある刑務所の一室を舞台にした物語が展開。映画を愛するモリーナ(石丸幹二)は、社会主義運動の政治犯バレンティン(相葉裕樹 / 村井良大:Wキャスト)と同室に。最初は互いを理解できず激しく対立するふたりだったが、極限状態の中、モリーナが映画スターのオーロラ、また彼女が演じる蜘蛛女(安蘭けい:2役)について語るうちに、心を通わせていく──。ミュージカル『蜘蛛女のキス』より左)石丸幹二右)村井良大撮影:渡部孝弘プレスコールは1幕から計6曲、2シーンが公開された。最初はモリーナとバレンティンが監獄で同室になる出会いの様子が綴られる。石丸は、オシャレが大好きな自分をバレンティンに知ってもらおうと“自己紹介”するモリーナの「ドレスアップ」でチャーミングな魅力を炸裂。投獄前に発揮していたウィンドースタイリストとしての実力をうっとりとした表情で歌い上げ、コーディネートされたマネキンを伴い現れたキャストと一緒にダンスを繰り広げた。ミュージカル『蜘蛛女のキス』より中央)石丸幹二撮影:渡部孝弘安蘭は「オープニング」でタイトルロールの蜘蛛女に扮し、「キスで苦しみを癒してあげましょう」と作品の象徴的な存在であることを冒頭から印象づける。一方で、バスタブに浸かり現れたオーロラを演じている時はとても優雅だ。いずれも落ち着いた低音をにじませながらも、声色や仕草に変化を覗かせる“映画スター”ぶりを見せつけた。「ブルーブラッド」では、モリーナを疎ましく感じている相葉バレンティンが「黙れ!」「空気も空間も別だ!」と声を荒げ、強くワイルドに拒絶する。村井バレンティンは1幕中盤に登場する「嘆きの壁3」で鉄格子を握りしめ、死者を寝かせる空間の余裕もないほどすし詰めにされた牢屋から、恋人マルタに対する想いを切なく歌い上げた。ミュージカル『蜘蛛女のキス』より安蘭けい撮影:渡部孝弘ミュージカル『蜘蛛女のキス』より相葉裕樹撮影:渡部孝弘プレスコール後に行われた質疑応答で、石丸は「あっという間に部活のようなチームワークができあがりましたね」と稽古を振り返る。「男性キャストが多い中、安蘭さん、香寿(たつき)さん、小南(満佑子)ちゃんの女性陣3人が揃うと花が咲いたようで、一緒になるタイミングを楽しみにしていました」と隣の安蘭を立てた。ミュージカル『蜘蛛女のキス』より石丸幹二撮影:渡部孝弘石丸は、舞台面(ツラ)に対して斜めに置かれた美術セットについても言及。「平行でなく少し歪んでいるのが、この作品の世界観を表しているような気がします」と述べたあと、「実際にステージに立つと、角度になじむのが大変ということがハッキリ身体に迫ってきました。迷いながらもベストを追求できたら」と劇場に入ってからの手応えと意気込みを語った。作品の見どころを問われた安蘭は、蜘蛛女とオーロラの“早替わり”を挙げ「1幕だけで8回着替えますので、お見逃しなく」とアピール。開幕に際して「モリーナとバレンティン、ふたりの結末を見届けると『愛って何だろう』と考えさせられる作品です」「ぜひ劇場で“愛”を目にしてください」とメッセージを送った。相葉は「対立し合うモリーナとバレンティンがどんな化学反応を見せるか、楽しみにしていてください」と期待を煽り、「この作品は『愛の尊さとは』という普遍的なテーマが込められた作品だと思います。観客の皆さん、それぞれが答えを見つけても見つけられなくても楽しくご覧になっていただければ」と笑顔を見せた。作品について、村井は「予備知識なくフラットにご覧いただいても胸に迫って心に響く」とその魅力を紹介。「トランスジェンダーのモリーナに浴びせられる、コンプライアンスが無いに等しい当時のセリフ。こうした閉塞的な時代があったことを知って、心がどう動くか話し合ってみてください」と観客同士での“意見交換”を勧めた。日澤は「モリーナとバレンティン、さまざまな思惑や葛藤を抱えるふたりが共同生活で育む濃密な時間を丁寧に演出しました」とこだわりを明かす。そのうえで「ふたりの関係がどう変化して結末を迎えるのか、蜘蛛女がどのようにモリーナの運命を後押しするのか。ぜひ見届けてください」と鑑賞の注目ポイントに触れた。最後に石丸は「コロナ禍ではありますが、回復の兆しも見えてきました。もしよろしければ劇場で、私たちのつくり出す“パラレルワールド”をご堪能ください」と呼びかけ、プレスコールを結んだ。公演は12月12日(日)まで、東京・東京芸術劇場 プレイハウスにて。その後、12月17日(金)〜19日(日)に大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティに巡演する。ぴあでは座席指定できるチケットのほか、当日引換券も販売中だ。取材・文:岡山朋代撮影:渡部孝弘
2021年11月26日アイドルグループ・関ジャニ∞の大倉忠義が26日、東京グローブ座で行われた主演舞台『蜘蛛女のキス』フォトコール及び囲み取材に、共演の渡辺いっけい、演出の鈴木裕美とともに登場した。今回が初の単独主演舞台、初のストレートプレイ挑戦となる大倉。「今日は初めてづくしで。フォトコールも、(カメラが)パシャパシャいう中で芝居するのも初めてで、やばかったですね。くじけそうになりました。何回も」と語った。演出の鈴木とも初となるが「風の噂で厳しいと聞いていたのですが、ぜんぜん優しいというか、すごく熱心に演出してくださって」と感謝。鈴木は「稽古に入るまでに脅しすぎたので、稽古はもう脅さないようにしようと思いました」と説明した。大倉は鈴木から事前に「ちょっとした手紙」をもらっていたことを明かし、「『頭の良さも必要で、理解力もなければ難しいもの』だと聞いた瞬間は、足の力が抜けそうになりました」と振り返る。しかし「難しいと言われるほど『よしよし』と思うようにしました」と気持ちを語り、「やってても難しくて、わからなかったりすると、どんどん落ちていっちゃうので。落ちないように、頑張れって言いながら」と稽古中の気持ちを思い返していた。その様子をそばで見ていたという渡辺は「裕美ちゃんの物腰は柔らかいんだけど、言っていることのレベルがどんどん上がっている。とんでもないレベルのことをやってくれと言ってるのに、大倉くんはそれを『はい、はい』と受け止めていたので、すごい」と絶賛。鈴木も「初めてなので大倉くんだけがわかってないんですけど、実はすごいレベルの高いことを言っていて。案外とんでもないことを要求しててもしれっとやってしまっている」と褒めると、大倉は「今、聞きました」と驚いていた。改めて大倉は「『はい』って言いながらわかってない時はいっぱいありましたよ」と苦笑。「一体何を言ってるんだろう、でもやってみるしかない。でもやっているうちに、近づけたのかなみたいな感覚はありました。そういう積み重ねでした」と述懐し、「すごく面白い舞台だと思います。そんなに構えずに見ていただけたら」とメッセージを送った。同作はアルゼンチンの作家マヌエル・プイグが1976年に発表した小説をもとに、プイグ自身が戯曲化し、1981年に世界初演されて以来、ストレートプレイ、ミュージカル、映画と様々な形で公開されてきた。ブエノスアイレスの刑務所に収監された若き革命家・バレンティン(大倉)と、未成年者に対する背徳行為で投獄されたゲイの中年・モリーナ(渡辺)によって繰り広げられる会話劇。公演は5月27日~6月18日、東京グローブ座にて上演される。
2017年05月26日アイドルグループ・関ジャニ∞の大倉忠義が26日、東京グローブ座で行われた主演舞台『蜘蛛女のキス』フォトコール及び囲み取材に、共演の渡辺いっけい、演出の鈴木裕美とともに登場した。同作はアルゼンチンの作家マヌエル・プイグが1976年に発表した小説をもとに、プイグ自身が戯曲化し、1981年に世界初演されて以来、ストレートプレイ、ミュージカル、映画と様々な形で公開されてきた。ブエノスアイレスの刑務所に収監された若き革命家・バレンティン(大倉)と、未成年者に対する背徳行為で投獄されたゲイの中年・モリーナ(渡辺)によって繰り広げられる会話劇となり、鈴木裕美が演出を務める。刑務所という設定のため、ヒゲを生やしボロボロの格好で現れた大倉は「こんな汚い格好でテレビに出るの初めてですよ。とりあえず形からということでやってみました。落ち着かないですね。全部が」と苦笑した。渡辺演じるモリーナと心を通わせていくことになるが、演出の鈴木も「究極のラブストーリーではあります」と宣言した。大倉は渡辺とのシーンについて「ちょっとざわっとする感じはある」と答え、「普通、ノンケっていうんですかね? だったと思ってたのに、こういう機会があってということなので」とネタバレを気にして言葉を選びつつ、フラットな雰囲気で渡辺に信頼を寄せている様子を見せた。一方、渡辺は「僕は受け入れるだけ」と大きく構え、「役に入ってるからですけど、一瞬恍惚な感じになりますよね」と大倉とのシーンの心境を説明。大倉について「男の僕が見てもいい男。密着するシーンとか、かなり近いところで目を見合わすところで『いい男だな~』と思いますよ」と語った。また大倉のファンに対しては「代わってあげたいなと思います」と頷き、「1日代わる日を作りましょう。応募してください」と示した。稽古中の渡辺について「甲斐甲斐しいというか」と表現した大倉は、シーンをやり直す際も大倉の持っている小道具を「はい、って戻してくれる。役もそういう感じなんですけど、優しいなあ」としみじみ。渡辺は「『優しいな』って言われるためにやってるとこある」と答え、周囲を笑わせていた。公演は5月27日~6月18日、東京グローブ座にて上演される。
2017年05月26日アイドルグループ・関ジャニ∞の大倉忠義が、舞台『蜘蛛女のキス』の主演を務めることが28日、わかった。俳優・渡辺いっけいとの二人芝居に挑戦となる。同作はアルゼンチンの作家マヌエル・プイグが1976年に発表した小説をもとに、プイグ自身が戯曲化し、1981年に世界初演されて以来、ストレートプレイ、ミュージカル、映画と様々な形で公開されてきた。ブエノスアイレスの刑務所に収監された若き革命家・バレンティン(大倉)と、未成年者に対する背徳行為で投獄された中年・モリーナ(渡辺)によって繰り広げられる会話劇となり、鈴木裕美が演出を務める。大倉は「いつかストレートプレイにはチャレンジさせてもらいたいと思っていました」と心境を語り、「自分が生まれたころに創られたこの世界的に有名な作品に出演させていただくのは、嬉しさと同時に不安も感じています」と告白した。「すごく難しいお芝居なので、演出の鈴木裕美さんに全力でついていきたいですし、ご指導いただきたいと思っていま す」と謙虚に語った大倉。「渡辺いっけいさんはキャリアのある役者さんですので、二人芝居をやらせていただくのはとても光栄なこと ですし、全力でぶつかっていきたいと思っています」と意気込んだ。渡辺も「実に素晴らしい戯曲ですが、演じるのはかなり難しい。当然、尻込みしました」と不安があったものの、「「大倉君もきっと同じ気持ちなのでは……?」と思い至り、「自然と やる気が出てきました」と経緯を明かした。「きっと稽古が始まれば、越えなければならない幾つもの山が待ち受けている事でしょう。でも一つ一つ、お互いを 確認し合い、登って行ければと思います」と展望を見せた。演出の鈴木は同作について「今まで私が演出させて頂いた戯曲の中で、その素晴らしさに於いても、難易度に於いても、 指折り」と説明する。「ストレートプレイ初舞台の大倉さんにとって大変高いハードルであるのは間違いありませんが、 先日お目にかかった時『嘘をつきたくない』と仰っていたので、大変頼もしく感じました」と期待を寄せ、「持てる想像力を最大限に駆使した稽古をする」と宣言した。公演は5月27日~6月18日、東京グローブ座にて上演される。
2017年03月28日アディダス スケートボーディング(adidas skateboarding)のルーカス・プイグのシグニチャーシューズ「ルーカス プレミア エーディーヴイ(Lucas Premiere ADV)」から新色が登場。2016年8月1日(月)よりアディダス スケートボーディング取扱い店にて販売される。プロスケーターであり、アディダスのチームライダーであるルーカス・プイグ(Lucas Puig)。本作は、彼の高い技術と敏捷性を賞賛するモデルである。登場した新色は、アッパーに耐久性の高いブラックのスウェードとスリーストライプスをデザイン。スポーティーながらも、モノトーン配色でシックな仕上がりとなっている。機能性は、オールホワイトの軽量ソールによって、ライディングの際のコントロール性を実現。またつま先部分は、 足の動きを考慮したスウェードと磨耗を防ぐ素材を施すことで、さらに長持ちする仕様となっている。■アディダス スケートボーディングとは1998年に創設され、スケートボーダーのためのフットウェア及びアパレルを展開。マーク・ゴンザレス(Mark Gonzales)、デニス・ブセニッツ(Dennis Busenitz)、ナケル・スミス(Na-Kel Smith)など世界各国のプロフェッショナル及びアマチュアスケートボーダーのアイコン、そしてトレンドセッターをサポートしている。【詳細】ルーカス プレミア エーディーヴイ(Lucas Premiere ADV)発売日:2016年8月1日(月)価格:9,990円+税販売店:アディダス オリジナルス フラッグシップ ストア トウキョウ、アディダス オンラインショップ、arktyz、California Street、FATBROS、FTC TOKYO、INSTANT、IS OLLIES、ours skateboard & Co、Stormy、THE MINT【問い合わせ先】アディダスグループお客様窓口TEL:0570-033-033
2016年08月04日