■前回のあらすじ3歳の娘から「過保護って何?」と聞かれた主人公。みかちゃんママが主人公を過保護と言っていて、それを娘が聞いてしまったことがわかります。過保護と言われる理由がわからず困惑しみかちゃんママに苦手意識を抱く主人公でしたが、その後みかちゃんママと食事に行き和解すると、みかちゃんママから思っていることはハッキリ言ってほしいと言われます。そこで主人公は過保護と言われた悩んで自信を失ったことを伝えるのでした。どこから過保護かなんてまだわからないけど娘が傷つくことだけは避けたい自分が過保護なんだろうか、娘の成長の邪魔をしているのだろうか、散々悩んできました。今でもどこまでが過保護なのか自信をもってわかるわけではありません。でも、娘が大好きで、自分ができることをやるしかないと思うのでした。ただ、娘まで「過保護」と言う言葉に振り回されてほしくない。これだけは伝えたかったのです。「もう過保護だなんて言わないで」とやっと面と向かって言えましたが、みかちゃんママの答えは…?次回に続く 「うちのママは過保護なの? 」(全63話)は21時更新!
2024年05月22日長男が入園した幼稚園に、性格がとても明るく話し方も豪快なママAさんがいました。自身の子育ての失敗も笑い飛ばしながら周りのママに話し、他のママ友の失敗に対しても「そんなの大丈夫! 大丈夫~!」とママ友の背中をたたきながら笑うのです。楽観的だなと思っていたAさんですが、実は、過去があることがわかりました……。 勝手な印象とママ友の過去そのころの私はというと、次男が生まれたばかりで、長男の幼稚園の準備を忘れがちに。「忘れ物などの失敗をして、先生に迷惑をかけたくない。先生にダメな母親だと思われたくない」とそんなことばかりを気にしていました。 そんな私にとって、どんな失敗も「大丈夫」と笑ってしまうAさんを失礼ながら「楽観的な人だな」と勝手な印象をもち、うらやましくも感じていました。 時間がたつにつれてAさんと関わることも増えていきました。私は「私と性格の違うAさんには理解してもらえないかも」と思いつつも、ワンオペのつらさや子育ての失敗や悩みをAさんに言いました。するとAさんは「……わかる」と言ってAさんの話も聞かせてくれました。 「子どもたちがもっと小さかったころ、私もワンオペで無理をしてしまった。そのせいで、胃潰瘍になって倒れてしまったことがある。先生に入院するように言われたけれど、子どもたちを残して入院するわけにはいかない!と言ってさらに無理を重ねて体をボロボロにした過去があるの」と。 「生きていればいい」さらに「そのときに思ったのは、母親は元気でいることが一番だということ。そのためには多少手を抜いたってかまわないんだよ。失敗は誰にだってある。そんなことで先生たちは私たちを責めたりしない。生きていればいいの。子どもも親も元気に生きられていたら、それだけで充分なんだよ」と言ってくれました。 いつも明るく元気なAさんにそんな過去があったなんて知らなかった私。Aさんは決して何も考えずに「大丈夫」と笑い飛ばしていたのではなく、自身の経験から皆を励ましてくれていたのだと気付きました。 思えばAさんの周りにはいつも人がいました。頑張っているママたちはAさんに「大丈夫」と言ってもらいたかったのかなと思います。自身の過去から周りを励まし支えようとしてくれるAさんは、私にとってとても尊敬できる人でした。私も失敗を悔やむだけではなく、経験から学び直し、周りの人も助けてあげられる人になりたいと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:山下亜衣10歳と7歳のサッカー小僧の母。子どもたちを応援するため、アスリートフードマイスターを取得。転勤族で現在は地方での生活を満喫中。趣味はキャンプ。
2023年03月01日「ママをやめた日」第14話。7歳差兄弟を子育て中のyokaさんの体験漫画「ママをやめた日」。仕事、家事、子育てをしながら順調だと思っていた私でしたが・・・・・・。パパが手伝ってくれないこと、子どもに非難され続けること、理不尽な八つ当たり、ついにyokaさんの負の感情は爆発。急に溢れ出る涙。初めて、小学校に行くトモたんを見送らずに部屋に閉じこもりました。 「ママをやめた日」第14話 トモたんが学校へ行った後、無理矢理自分を奮い立たせてナオたんを幼稚園に送りました。気晴らしに買い物に来たけどずっと涙が止まらない! 抑えきれない感情に、あれ?もしかして鬱なの?と不安に... 実家は兄夫婦が跡を継ぎ、手のかかる子どもたちもいる。めちゃくちゃ心配性の祖母は血圧が上がってしまうのでは?と言い出せませんでした。 とにかく、誰も私のことを知らない場所で一度一人になりたかったのです。パパに子どもたちをお願いして、一度家を出ることに。 遂に、家から逃げ出したyokaさんがとった行動とは...!?最初から読む:「同じ障害の子がわかる」え!?発達障害を持つママ友が息子を見ながら言い出して... ママをやめた日 1※この話は現在のものではなく、過去の体験談です。 著者:マンガ家・イラストレーター yoka2010年、2017年生まれの7歳差兄弟を育てるワーママです。子育て漫画や日常で思った事など色々描いてます♪
2022年04月07日この漫画は書籍『消えたママ友』(野原 広子)の内容から一部を掲載しています(全15話)。■前回のあらすじ仲良しだからって、お互いに何でも話しているわけじゃない。本当はノボルさんにときめいていたなんて、口が裂けても言えません…。何でも持ってるのに男と逃げるなんて、ズルい。本当はうらやましい気持ちに悩むのでした。次回に続く「消えたママ友」(全15話) 連載は6時更新! 『消えたママ友』 野原 広子(KADOKAWA) \1,210(税込) 手塚治虫文化賞短編賞受賞!「離婚してもいいですか」「ママ友がこわい」の野原広子さんが描く話題作を無料で試し読み!仲よしだったのに何も知らない…。優しい旦那さんと協力的なお姑さん、息子のツバサ君に囲まれてうらやましいほど幸せそうだった有紀ちゃん。そんな有紀ちゃんがある日突然姿を消した。ママ友の失踪をきっかけに、仲良しママの輪のバランスが崩れていって…。
2021年06月27日子育ては素晴らしいのと同時に大変なこともあります。特に子供が小さい時は、手がかかるものです。それは人間だけでなく、野生動物も同じようです。奮闘する母グマに共感の声が殺到アメリカ・コネチカット州で撮影されたクマの親子の動画が話題になっています。映っているのは道路を横断しようとしている母グマと4頭の子グマたち。母グマは子グマたちを安全に道路の反対側に渡らせようとしますが…共感の声が上がった動画がこちらです。早く安全に渡りたい母グマの気持ちも知らずに、木に登り始める1頭の子グマ。母グマがその子を迎えに行くと、今度は別の子グマが母グマの後を追って戻ってきてしまいます。この動画を撮影していた女性も4人の子供を持つ母親なのだそう。女性が「この母グマの気持ちがよく分かるわ!」と動画を投稿すると、母グマへの共感の声が相次ぎました。・この母グマを尊敬するよ。動画は1日の中のたったの2分間。残りの23時間58分を想像してみてよ!・同じ母としていうわ。私たちの朝はみんなこんな感じよ!・母グマは渋滞を引き起こしているのが分かっていて焦っているみたいだね。両車線で長い渋滞になりながらも、1台もクラクションを鳴らすことなくクマたちが渡りきるのを待ってあげているのが優しいですね。4頭のやんちゃな子グマたちの世話に奮闘する母グマに「あなたはよくやっているよ。頑張ってね!」とエールを送りたくなりますね![文・構成/grape編集部]
2021年04月02日ママ友が1人もいないママが、ママ友がたくさんいる義理の姉の場合と比較して、ママ友を作るメリットについて考察! ママ友に限らず、子育て情報を共有できる仲間がいることの重要性を感じたようです。 息子は2歳になりますが、私には今のところママ友が1人もいません。6歳と2歳の姉弟を育てている義姉は逆にママ友が多く、ママ友との親子イベントも盛りだくさん。そんな違うタイプの2人の子育てを比較し、ママ友について考えてみました。 ママ友ってそもそも必要?私は息子が生後3カ月になるころから児童館の赤ちゃんクラスや一時保育施設など、子どもを連れて行けるイベントには積極的に参加してきました。息子の保育園生活もかれこれ1年半になりますが、ママ友は1人もいません。作りたくないと思っている訳ではないのですが、作るきっかけもありませんでした。 代わりに、学生時代からの友だちと未だに仲良くしていて、彼女たちも出産し、今では子育て話もするし子連れで遊ぶことも多いです。会社の先輩もママさんが多く、おもちゃや洋服のお古もたくさんもらえます。今のところ、ママ友がいなくて困ったり、寂しい思いをしたりすることは一度もなく、今後もあえて必要とは思っていません。 ママ友付き合いも楽しそうだけど…そんな私とは正反対に、義姉はママ友がとても多く、予定もママ友とのイベントが中心。帰省すると必ずと言っていいほど兄の家には義姉のママ友と子どもたちが遊びにきていて、子ども抜きのママ会の話を聞いたりすると羨ましく思うこともあります。 しかし以前、義姉が翌日に公園で遊ぶお誘いを、LINEで仲良しの4人グループに送るか少し広げて6人グループに送るかについて10分以上悩んでいるのを見たことがあり、楽しそうな付き合いの裏には複雑な人間関係もあるのだろうと察しました。ママ友は年齢もバックグラウンドもさまざま……ただ子ども同士の仲が良いだけだと考えると、やはり普通の友だちよりは気をつかうのかもしれません。 ママ友がいたほうが子どもにとって良いかも義姉は結婚を機に地元を離れたため、身近で子ども同士を遊ばせたり、子育て情報を共有したりするために積極的にママ友を作ったそう。産院の母親学級や幼稚園や子どもの習い事など、あらゆる方面に気の合うママ友がいて驚かされますし、ママ友付き合いはドラマやネットで見るほどドロドロした関係ではないのだと義姉から教わりました。 私も友だちと子ども同士を遊ばせることはありますが、やはり子どもたちが打ち解けるまでにどうしても時間がかかってしまい、同じ保育園の子と遊ばせたらもっと喜ぶのかな?と考えることもあります。かといって今もママ友を作る努力は特にしていませんが、いらない!と決めつけないようにもしています。 私はママ友がいなくても全然アリだと思いますが、子ども同士の距離感を考えると、幼稚園や保育園が一緒のママ友を作るメリットは大きいようです。親の私としては、新しくできたママ友であっても旧友であっても、育児について共感できる仲間がそばにいてくれれば心強くて頼りになるし、子育てをより楽しめると感じています。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:鈴木ゆり2歳の男の子の母。現在第2子を妊娠中。結婚後は夫の実家で義両親と同居しながら、旅行会社にフルタイムで勤務。その傍ら、自身の体験をもとに子育てに関する体験談を執筆している。
2020年11月04日[PR]三菱電機株式会社 皆さんこんにちは、チッチママです。いきなりですが、我が家の微笑ましい光景を見て頂きたい。微笑ましい光景も、ズームをすると目を背けたくなる現実が見えてしまうんですよね。私の記事を読んでくださっている方は薄々気付いているかと思いますが、私、掃除が苦手なんですよ…。(え?バリバリ気付いてた!?)世間でも、嫌いな家事ランキングで「掃除」はかならず上位にくるのだとか。掃除、と一口に言ってもいろいろありますが、私は中でも「掃除機かけ」に対する気持ちがダントツで重いです。掃除機をかけようとした時、まず「掃除機を出す」という作業がおもーくのしかかってくるんです…。しかも、次女が納戸に興味津々で近づいてくるので「扉を閉める時に指を挟まない様に」とか「重い掃除機がぶつからない様に」など、いろんな事に意識を向けて掃除機を出さないといけないので、まずこの作業をクリアしないといけないのです。そして操作しにくいノズルを、机の脚にガツガツあててしまいがち。コードレス掃除機が普及する中、未だにコード付きの掃除機を使っているので、次女がコードで危ないことをしてないか、後方にも意識を向けて掃除機をかけているんです。なので来年、新居に引っ越した時には「絶対にコードレス掃除機を買おう!!」…と心に誓っているのです。掃除だけじゃない、「暮らし」が変わる!「ZUBAQ」(ズバキュー)のここがスゴイその気持ちが強すぎるせいか、何故かこのタイミングでウーマンエキサイトさんからお声がけいだき、三菱電機のコードレススティッククリーナー「ZUBAQ」(ズバキュー)の体験をすることに! (本当にびっくりしました)三菱電機コードレススティッククリーナー「iNSTICK ZUBAQ HC-JD1J」※オープン価格以前のモデルからさらに便利で使いやすくなったという新しくなった「ZUBAQ」、使ってみて「これイイ!」と感じた感動ポイントをご紹介します。▼次女を抱っこしながら、思い立ったらすぐに掃除! まず最初に感じたことは、「軽っ!!!!」でした。そしてこの掃除機っぽくないデザインは、部屋に出しっ放しにしておいてもインテリアに馴染むんです。なのでわざわざ「掃除機を出す」という作業無しに、次女を片腕に抱っこしながら、掃除機を「パっと」取って「スイスイー」と掃除して「パっと」置くだけで終了です。(しかも我が家はコード掃除機なので、コンセントのぬきさし、そしてボタンを押してコードをシュルシュルーっとしまうのですが、途中でちょっとつっかかるため、少し引っ張り出してからまた…ね 笑)もう、掃除に対する気持ちが劇的にラクになりました。▼ソファーの下もラクラク、すきま掃除が簡単コードレス掃除機って、本体が分厚い商品も多いらしいのですが、ZUBAQはボディもコンパクトでヘッドもフラットタイプ、約6センチの隙間にもスムーズに入るんです。大人からしたら絶対触らない様な隙間も、子どもはきっと手を突っ込んで「埃という名の宝物」を見つけ出してくれちゃうんですよね… だからこういう隙間の奥までしっかりと、掃除機をかけられるって助かる!! 掃除苦手な私が珍しく掃除機を褒め倒すというレアな記事ですが、ここからが「ZUBAQ」のすごいところですよー。▼持ち上げるだけで「ハンディクリーナー」に!これ、すごくないですか!! 子どもの食べこぼしなど、机の上とかサッと掃除したい時に、ハンディタイプの掃除機が欲しいなと思っていて、ハンディー掃除機をセカンド掃除機として購入しようとしていた私からしたらもう、嬉しすぎておかしくなりそう! (せめて記事を書き終わるまでは正気でいてくれ!)実は今まで車の中をきれいにする時は、わざわざガソリンスタンドまでいって100円をチャリンと入れて掃除機をかけていたんです。これならいつでも車の掃除ができる。ここまで「掃除がラク」ってことばかり騒いできましたが、「お手入れもラク」なんですよ。ブラシに絡む髪の毛もさっと取れて、お手入れ簡単掃除機の手入れもなかなか気持ちが重くて、これも掃除が嫌いな要因の一つでした。ブラシに絡まった髪を見ては「部屋の掃除が終わったら次はアンタ(掃除機)かい…」って気持ちで、重い腰を持ち上げて掃除機のお手入れをしていたけど、「ZUBAQ」はブラシの棒を引っ張るだけで、手を触れずに絡まった髪を集めてくれるし、ダストボックスにたまった埃もワンタッチで捨てることができます。(水洗いもOK)「掃除機のお手入れ」に対する気持ちもスーッと軽くなりました。家電ひとつで、ママの気持ちがラクになるさて、ここまで「ZUBAQ」の「軽い」「便利」「使いやすい」などの性能を褒め倒してきましたが、結局一番嬉しかったことは…「掃除に対する気持ちが変わった」こと。今まで掃除って、重い腰を持ち上げて始めるイベントだったのですが、「ZUBAQ」が部屋に置いてあると、「なんとなく掃除が始められる」くらい気軽なものになったんです。掃除機をかける頻度が劇的に上がりました。気持ちにもゆとりが出るし、部屋も綺麗に保てるし、パパッと済ませられるので、子どもと遊ぶ時間も増えました。ちなみにこのZUBAQ、夫も使って掃除してくれるのですが…お掃除をまるごと軽くする! コードレススティッククリーナー「iNSTICK ZUBAQ HC-JD1J」掃除機は「軽くて、便利で、使いやすい」ことが大切。お掃除がもっとラクになれば、ママたちの気持ちにもゆとりが生まれるはず。そんな想いから誕生したコードレススティッククリーナー「ZUBAQ」に、このたび新しいモデルが誕生。より便利な機能と快適なお掃除が可能になりました。ママの気持ちもお掃除も、ぜーんぶまるごと軽くしてくれる、多忙なママたちの味方となる一台です。*手前に引けばスティッククリーナー(軽量1.9kg)、持ち上げればハンディクリーナー(軽量1.3kg)に。子どもの食べこぼしにもさっと対応できます。毛ブラシやロングノズル、ロングホース、アレルパンチふとんクリーンブラシなどのアタッチメントも豊富。さまざまなシーンで活躍してくれます。*充電時間約90分で、約40分連続運転が可能。(※標準モードの場合)充電機がスタンド一体型なので充電をし忘れることもありません。 お掃除がラクになる!「iNSTICK ZUBAQ」をもっと見る [PR]三菱電機株式会社
2019年11月18日妊娠当初、おなかの子どもが双子だとわかったときは、驚き動揺してしまいました。双子育児の情報を育児書やネットで調べるものの、実際に多胎児を育てているママのリアルな声を聞いたことがなく、2人同時に育てることができるのだろうかと、とても不安な気持ちになったのです。そんななか、双子育児をしている先輩ママたちと出会い、アドバイスを聞くうちに不安な気持ちを払拭できた私の経験をお話しいたします。 妊婦健診で「双子ちゃんですね~」妊娠が判明してから2回目の妊婦健診。おなかの子どもは元気なのか……ドキドキしながらエコー検査を受けました。おなかの中の様子を見ていると、赤ちゃんの影が2つ!? これはもしかして……と思った次の瞬間、先生が「双子ちゃんですね~」とおっしゃったのです。 私は思わず処置室で「えーーー!?」と絶叫してしまいました。先生からの驚きの言葉に動揺したと同時に、2人をいっぺんに育てることができるのかと、とても不安な気持ちになりました。 会社の先輩からのアドバイス私は幸運なことに、会社に双子を育てている先輩がいました。双子妊娠が判明した直後に、先輩とランチの約束をして双子育児の話を聞くことにしました。率直に不安な気持ちを伝えたところ、とても良いアドバイスをいただけました。 「おっぱいも腕も、2つずつあるから大丈夫だよ!」私は先輩のその言葉を聞き、双子育児は大変だけど何とかなるんだ! と明るい気持ちになれたのです。 地域の双子サークルに参加妊娠後期に、地域の双子サークルへ参加する機会がありました。双子ならではの授乳の仕方などを、先輩ママたちの経験をふまえて教えていただきました。不安そうな私に対して、「双子だからと特別な準備をしなくても、何とかなるから大丈夫だよ。困ったことがあれば出産後ここに来て!」という、先輩ママたちからのアドバイス。 先輩ママたちの温かい言葉と、にこやかにに双子を育てている様子に元気をもらいました。双子育児のリアルな声を聞くことができる、とても良い機会だったと思います。 初めての妊娠というだけでも心配だったのに、おなかの子が双子だとわかったときは本当に驚きました。でも、双子育児の情報をネットなどで収集するだけでなく、多胎児ママのリアルな育児経験談を聞けたことで不安な気持ちが解消できてよかったと思います。著者:浅間ゆか双子女児の母。結婚を機に引越し、住宅購入、双子育児と慌ただしい日々を過ごす。自身の経験をもとに、出産・育児などを中心にライターとして活動中。
2019年07月08日現在、わが家の第4子は2歳、イヤイヤ期真っ只中です。子どもを4人育てていると「経験があるからイヤイヤ期も簡単に乗り越えている」と思われがちですが、何人目でも気力・体力を使い果たしてバテバテです。それでも、ようやくイヤイヤを落ち着かせる対応ができるようになった! そう感じる方法をご紹介します。 イヤイヤの本当の気持ちは「やりたい」が多かった「イヤイヤ」と聞くとマイナスなイメージがありますが、子どもが伝えたいのは「やりたい」という気持ちなのではないかと私は思いました。 2歳の息子がイヤイヤしているときの気持ちでよくあるのは、「ママは僕のもの。取られたくない」「僕も同じようにやってみたい」「僕も同じものが欲しい」という能動的なもの。それが叶わないときにイヤイヤが始まります。物を投げる、やりたい気持ちが叶うまで泣き続ける、抱っこをせがむといった行動でその気持ちを表現することが多いようでした。 イヤイヤの気持ちを代弁してあげると落ち着いた2歳の息子はおしゃべりがじょうずなほう。でも、まだ繊細な自分の気持ちまで話すことはできません。物を投げてイヤイヤしているとき、私は息子の目を見て「さみしくて抱っこしてほしいから怒っているの?」と聞いてみました。 すると息子は「うん」とうなずき、「さみしかった」と言ってイヤイヤが落ち着きました。パパやママも自分に余裕がないと、「物を投げちゃいけない!」と否定から入ってしまいがちですが、まずは気持ちを代弁してあげることが必要なのかもしれません。 気持ちを聞いてもイヤイヤが収まらないとき気持ちを聞いてもイヤイヤが収まらず、泣き続けることも多々あります。そんなときは、「泣きたいときなんだ」と思うようにしています。大人でも泣きたいときってありますよね。 「泣かないで」と言っても聞ける年齢ではないので、何も言わずに泣かせて落ち着くまで見守っています。私はイライラしたまま声をかけると、自分自身の口調でさらにイライラが増してしまうので、お互いに落ち着くまであえて無言でいるようにしています。 特に外出先でのイヤイヤは本当に大変ですよね。そんなときは無理せず、スマホやおやつに頼ることもあります。イヤイヤ期が大変なのは、「将来、やる気のある人になるからだ!」と思うようにして、付き合っていきたいと思っています。 イラスト:sawawa著者:武山あゆみ三男一女の母。ワンオペ育児に奮闘するかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2019年05月25日1人目を出産後、セックスレスになる夫婦は少なくないと思います。2人目が欲しい気持ちはパパもママも同じだけれど……、セックスに関する思いはすれ違ってしまう方も多いのではないでしょうか。そこで、どうしたらすれ違わずに夫婦で2人目を楽しみにできるのか、ママである私も考えてみたいと思います。 子育てに追われてセックスレスに子どもが生まれ、女性の体は目まぐるしく変わり、「子どもが一番!」という気持ちになることも多いと思います。私自身も「忙しいし、セックスなんて……」という気分になってしまいながらも「2人目は欲しい……」という気持ちはあり、タイミングや子作りに悩みました。 男性は、そんな女性の変化をすべて理解することは難しく、気持ちのすれ違いのようなものを感じることもありますよね。 セックスと子作りを楽しむセックスをすることと子作りをすることは、行為的にはイコールなのですが、男性と女性では気持ちの面ではイコールではないことが、すれ違いの原因になるのではないかと私は思っています。 そこでわが家では、「2人目が欲しい」という共通の希望があることを話し合い、気持ちを再確認しました。そのうえで、排卵日や生理日などをパパの負担にならないように伝え、タイミングが合うときはパパには早めに帰ってきてもらい、夫婦で無理のない範囲でセックスを楽しむようにしました。 アプリなどのツールを使うのも1つの手!最近では、女性の体調管理アプリを、男性と共有することができるようになっていますよね。 そこで、私はアプリで生理日や排卵日など、女性特有の体のリズムをパパに知ってもらうようにしました。 面と向かってはなかなか話しにくいのでとてもいいツールでした。 パパがどのようなセックスを望んでいるのか、ママはどう考えているのか、できるだけ楽しく、2人目の子どものことも考えていけるよう、夫婦で話ができることが一番だと感じています。 子どもが生まれて目まぐるしい生活になるなか、性生活が変化するのは当たり前のことかもしれません。男性と女性では感じ方が違うことも理解したうえで、夫婦で無理をせず、楽しんで2人目の子作りやセックスについて考えていけたら、と私は思っています。 著者:山本かやの二児の母。ウエディング業界から飲食業に転身後、妊娠を機に退職。現在は専業主婦。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味はガーデニングと家庭菜園。
2019年04月10日朝、パパに「いってらっしゃい」をすると、ママと赤ちゃんふたりきりの生活がスタート。赤ちゃんはかわいい一方で、家事が思うようにはかどらなくてイライラしたり、赤ちゃん以外の誰とも話さないで1日が終わっていくことに不安を感じたり…。赤ちゃんがいる生活は幸せなはずなのに、心の底からふたりきりを楽しめないのはなぜなのでしょうか? ママの気持ちがラクになる方法はあるのでしょうか?これまで多くのママと子どもの気持ちに寄り添い、支援してきた、臨床心理士の帆足暁子先生にお話をうかがいました。お話をうかがったのは…臨床心理士帆足暁子(ほあし・あきこ)先生ほあしこどもクリニック副院長。保育士資格や幼稚園教諭1級免許を持つ臨床心理士。東京家政大学非常勤講師。公益財団法人母子衛生研究会インターネット相談室相談員。クリニックで育児やこころの相談に応じている一方で、保育者の養成にも携わっている。■ママ失格?「赤ちゃんとの生活、幸せなはずなのに…」――産後、生活スタイルがガラリと変わり、ママは家事や育児に追われる毎日です。赤ちゃんとふたりきりの生活に疲れてしまうママもいます。ママたちはどういう心境だと考えられますか?帆足暁子先生(以下、帆足先生): 出産前は「赤ちゃんのいる生活」を楽しくてキラキラしたものとして思い描いていたのが、いざ赤ちゃんが生まれてくると、それだけではないことに気づかされます。自分の自由な時間がなくなってしまったり、赤ちゃんがまだ小さいと外出もままならず、話し相手もいなかったりします。産休・育休中や退職したママの場合は、社会とのつながりがなくなって不安に感じたりすることもあります。でも、多くのママは「(赤ちゃんとふたりの生活がイヤだと思うことがあっても)母親だからそう思ってはいけない」と考えてしまいます。「赤ちゃんのいる生活を幸せだと思いたい自分」と「現実にはそう思えない自分」、この2つの間でジレンマを抱えてしまうようです。――「赤ちゃんとふたりきりがイヤ」と思ってしまうことを認めるのは抵抗がありそうです。帆足先生:そうですね。でも、「赤ちゃんとふたりきりがイヤ…」そう思ったら、それでいいんですよ。「母親ならこうあるべき」「赤ちゃんと2人でいるのが幸せなはず」という考えにとらわれず、自分が今どう感じているのか、じっくりと自分の本当の気持ちに向き合うのが大切です。必ずイヤだと思う理由があるはずですから。環境や生活の変化に慣れるのには時間もかかります。「自分は母親に向いていない」などとあまり思いつめたり、自分を責めたりしないでくださいね。■「赤ちゃんとふたりきり」疲れた…と感じたら「話す・離れる」――ママは自分の気持ちに素直になることが大事なんですね! 「赤ちゃんとふたりきりに疲れたな」と思ったらどうすればいいのでしょうか?帆足先生:もし、「赤ちゃんが生まれたばかりで外出できないけど、子育ての悩みを聞いてほしい」と思ったら、赤ちゃん訪問の保健師に来てもらうこともできます。あるいは、子育て支援センターに行くのもおすすめです。保育士や心理士などの専門家もいますし、子どもの月齢が近いママと知り合うこともできて、話しているうちに気持ちがラクになることもありますよ。――確かに話を聞いてもらうだけでも気持ちが軽くなりますね。息抜きしたい時はどうでしょうか?帆足先生:ママが好きなことをしてリフレッシュするのが一番です。たまには赤ちゃんと離れて過ごしてみてはいかがでしょうか。家族や一時保育に預けて、ひとりでカフェに行ったり、ショッピングに出かけたり。パパに赤ちゃんを連れ出してもらって、ママが一日中家でゴロゴロするのもいいですね。友だちと一緒におしゃれなお店でランチするのもいい気分転換になりますよ。息抜きの頻度もママによってさまざま。月1回がいいのか、週1回がいいのか、自分でやりながら考えていければいいと思います。なかには「自分がなにをしている時が幸せなのか、分からない」というママもいます。これからの長い人生を考えると、自分に合った気分転換の方法をうまく見つけられるチャンスでもありますね。■ママだけ育児に疑問「保育のプロへ任せるメリット」――パパに預けるならまだしも、息抜きのために一時保育を利用することは子どもに悪いのではと考えるママもいます。帆足先生:そう思ってしますママはたくさんいると感じます。「子どもが小さい時にママが息抜きなんてあり得ない」と、一時保育の利用をためらってしまうのですが、ママが息抜きをして幸せになれるなら、子どもも幸せなのです。母親の幸福感や生活に対する満足度が、子どもの心の健康的な成長に影響するという研究結果もあります。ママが楽しそうにニコニコしていることは、赤ちゃんの心の成長にとって大切なことなんですよ。さらに一時保育では、ママひとりでは体験させてあげられないような活動ができたり、ほかの子どもとのやりとりを学ぶチャンスもあったりします。たとえママのために利用するのであっても、子どもにもメリットがあるのです。信頼できる保育の環境かどうかを確認したら、安心して専門家に任せましょう。子育てはママひとりでするものだと頑張りすぎず、利用できるものは利用して、周りを頼ってくださいね。社会全体で子どもを育てていくことが本来の人間社会の姿ではないでしょうか。そういう意識が持てるようになると、子育てはもっとラクになりますよ。
2018年10月28日まもなく2人目、3人目…の出産を控えるママも、これから考えようと思っているママも、気になるのはすでに生まれている1人目、2人目…の子の気持ち。きょうだいが生まれると、上の子が赤ちゃん返りするとよく聞きますが、実際にはどんな気持ちでいるのでしょうか? また、ママは上の子のケアをどうすればいいのでしょうか? これまで数多くの育児や心理相談をうけ、育児支援をしてきた臨床心理士の帆足暁子先生にお話をうかがいました。お話をうかがったのは…臨床心理士帆足暁子(ほあし・あきこ)先生ほあしこどもクリニック副院長。保育士資格や幼稚園教諭1級免許を持つ臨床心理士。東京家政大学非常勤講師。公益財団法人母子衛生研究会インターネット相談室相談員。クリニックで育児やこころの相談に応じている一方で、保育者の養成にも携わっている。■赤ちゃん返り「子どもの○○の気持ちの表れ」――初めてのきょうだいができると、上の子はどんな気持ちになるのでしょうか?帆足暁子先生(以下、帆足先生): おそらくとても不思議な気持ちだと思います。上の子が3歳前後のときに下の子が生まれるケースが多いようですが、少なくとも「自分と赤ちゃんの関係=きょうだい」ということはまだよくわからない年頃ですね。ただ、まわりの大人が「良かったね」などとお祝いしてくれる雰囲気の中にいるうちに、なんとなく良いことなんだという気持ちになります。でも、ママは目の前にいる赤ちゃんのお世話ばかりしていて、いつも抱っこしている…。次第に不安になってきて、「ママ、わたしのお世話もして!」と「赤ちゃん=ライバル」になって赤ちゃん返りをするようになります。赤ちゃん返りをするのは「ママが大好き!」という気持ちの表れでもあります。でも、実際にはしない子もいますし、ママへの関心が薄いケースもあります。――赤ちゃん返りは愛情表現なんですね。その一方で、子どもによっては、赤ちゃんのお世話をしたがるケースもあるようですね。帆足先生:確かにありますよね。でも、「お姉ちゃん(お兄ちゃん)だから赤ちゃんのお世話をしなくてはいけない」という自分の役割を認識して行動しているわけではないんです。そうやって考えて行動できるようになるのは、せいぜい小学生くらいから。3歳頃の子どもだと、ママの妊娠中から「赤ちゃんが生まれたら、お姉ちゃんになるんだから、お世話してあげてね」と教えられていたり、ままごとの「ごっこ遊び」の延長線で、「「赤ちゃん(人形)のお世話したい!」と言っている場合もあるのだと思います。本当に下の子どもの世話をしたがるようになるのは、年長の頃からでしょうか。■赤ちゃん返りを防ぐには1:出産前は「上の子をたくさんハグ」――あくまでも「遊びの延長線上にお世話があるのですね。ところで、年齢差によって上の子の心境はやはり変わってくるものなのでしょうか?帆足先生:赤ちゃんとの年齢差が要因となって心境が変わるということはありません。それよりも、これまでに赤ちゃんと接した経験の有無や、赤ちゃんへの興味の有無が上の子どもの心境に影響を与えると思います。もちろん、ママとの関係や上の子の心理的な発達によっても変わってきます。例えば、上の子が1歳半~2歳くらいだと、「母子分離不安」の時期と重なります。ちょうど上の子がママと離れることに不安を感じるので、赤ちゃんの存在を受け入れるのが大変になり、赤ちゃん返りのような反応が出やすい傾向にありますね。――なるほど。年齢差を離さないで生もうと思っている、あるいは妊娠中のママにはなかなかつらいお言葉ですが…。帆足先生:子どもの発達のことだけを考えると大変に思えるかもしれないですね。でも、どれくらいの年齢差で生まれてくるかは自分自身で決められないこと。家族にとって良い時期に赤ちゃんが生まれてくる。その偶然性を大切に思う気持ちがあれば、どのようなことでも前向きにとらえていくことができると思います。そこで一番大切になってくるのが、上の子に「ママに愛されている」という実感があること。その安心感があれば、子どもは安定していられます。一方で、ママに甘えられない、怒られてばかりという状態が続いている場合は、上の子が「自分は愛されていない」と考えて、不安になり、赤ちゃんを受け入れにくくなります。下の子の誕生は、上の子との関係を見直す良い機会でもありますね。今後のためにも、その「気づき」を大切にしていけるといいですね。妊娠中のママは自分の体が思うように動かないのに、上の子のお世話に家事となにかと大変だと思います。妊娠中はおなかの赤ちゃんを守る気持ちになりやすく、無意識に上の子どもとの間に距離をつくってしまいがちです。だからこそ、今のうちに、無理のない範囲で、上の子をたくさんハグして「愛されている実感」をつくってあげてくださいね。■赤ちゃん返りを防ぐには2:出産後は「2人だけの時間」「お姉さん(お兄さん)扱い」――2人目が生まれてもそうではなくても、子どもとの関係をしっかりと作っていくことが大切ですね。最後に、まさに2人目が生まれて、赤ちゃんのお世話もあって「時間がない!」「上の子が赤ちゃん返りして大変」というママにアドバイスをお願いします。帆足先生:大事なことは、2つあります。ひとつは、上の子と2人だけの楽しい時間をつくること。下の子が寝ている間に上の子をしっかりハグしたり、絵本を読んであげたり。毎日絵本を読む時間はなくても、1日2回ハグするくらいならできますよね。朝起きた時と寝る前に「〇〇ちゃん(〇〇くん)が大好き」と伝えながらハグすることを習慣にして、上の子を安心させてあげましょう。もうひとつは、上の子を「お姉さん(お兄さん)扱い」すること。年齢にもよりますが、ママがトイレに行く間に赤ちゃんを見ていてもらったり、おむつ替えを手伝ってもらったりするなど、簡単なお世話を頼んでみましょう。自分が赤ちゃんとは違って、ママのお手伝いをする立場だと分かれば、心にゆとりができます。でも、子どもも大人と同じように、疲れたり、イヤなことがあって心に余裕がなかったりするときもあります。あくまでも、子どもが楽しくお世話を手伝ってくれる時だけ、お願いすることにしましょう。そして、上の子が甘えてきたら、ママはしっかり受け止めてあげてください。そうすれば、ママの愛情を赤ちゃんに取られるといった不安がやわらぎ、安心して赤ちゃんとの生活を楽しんでくれるようになるでしょう。
2018年10月01日【ママからのご相談】3歳の女の子、1歳の男の子のママです。毎日の育児に追われて疲れているのか、最近掃除できてない……園ママは完璧にこなしているのに……と自己嫌悪しがちです。もう少し明るく前向きに過ごしたいのですが、 育児の合間に取り組める方法はありますか。●A. 短時間で効果があるセラピーを紹介します。こんにちは、遊びと学びの専門家大根はじめです。毎日の育児で忙しいと、あれもできていないこれもできていないと自己嫌悪しがちですね。かくいう私も忙しさにかまけて部屋は荒れ放題になりがちです。弥永英晃さんの著書『1分でラクになる心の薬箱』から、私が取り組んで楽になった簡単な方法をご紹介します。●まずは自分にポジティブな言葉をかけてみましょううまくいかないとき、ついつい「だから自分はだめなんだ……」と心の中でつぶやいてしまうことはありませんか?心理学ではそれを『自己トーク(セルフトーク)』 と言うそうです。自分で自分にマイナスな言葉を浴びせていることになるので、これは苦しいですね。『1分でラクになる心の薬箱』では、ポジティブな声がけを自分にするように勧めています。電気のスイッチを入れるような感覚 で、自分に「ありがとう」「頑張っているね」「自分のことを大切にいたわります」などのポジティブな言葉がけをすると気持ちが上向いてきます。私は実際に、電気のスイッチを入れるときや消すときに心の中でポジティブなセルフトークをするようにしています。電気のスイッチを触らない日はないので習慣化できて良いですよ。●自分を褒める癖をつけましょうできれば自分を褒める癖をつけるのも良いでしょう。とはいっても照れくさいですよね。自己嫌悪に陥りがちな人は特に真面目で、いきなり自分で自分を褒めることを気恥ずかしく感じることも少なくないと思います。特に大変な家事育児などを誰も褒めてくれなくて苦しいときも少なくないですが、まずは自分が褒めてあげることですっきりします。他人が褒めてくれない、認めてくれないと思うと苦しくなります。『1分でラクになる心の薬箱』でも、自分の応援団は自分一人きりで大丈夫と知ると楽になる と指摘しています。私もこのセラピーを試してみました。とりあえず朝起きたら「今日も起きたーがんばった!」と毎朝褒めています。人を褒めるのも以前より上手になってきたように思います。自分を褒めると周囲との関係も円滑になっていくと思います。まずはちょっとしたことでいいので、自分を褒めることから始めてみてはどうでしょうか。----------いかがでしたか?少しでも気持ちが楽になって毎日楽しく過ごせるといいですね。【参考文献】・『1分でラクになる心の薬箱』弥永英晃・著●ライター/大根はじめ(マンガ家)
2016年04月23日子育てや家事は想像以上に大変。その上、仕事も重なり、悩んだりストレスを溜めてしまったりして体調を崩すママがたくさんいます。そこで、そんなママたちにぜひ試してほしい、明るい気持ちになる5つの方法をご紹介します。1.「できたこと」に目を向ける反省するのは大切なことですが、常に「自分が悪かった、自分ってダメだな…」と、自分を責めていませんか? 反省よりも、自分が「できたこと」に目を向けてみましょう。「今日は夕食におかずを2つも作れた!」「掃除機をかけた!」「バタバタしたけど時間通りに出勤できた!」こんな当たり前のちょっとしたことでも、できているって素晴らしいんです。できないことがあっても、大したことではありません。子どもにとってはママという存在が大切で、ママがいるということだけで十分なのだということを再認識してみましょう。2.子どものことを大切に思える本を読む育児のつらさばかりが気になってしまう時は、子どもの愛おしさを実感できる本を読んでみてはいかがでしょう。・『 子どもはみんな天才だ! 』ひすいこたろう・著たくさんのママたちから集まった子どもたちの名言・珍言をまとめた1冊。ぷぷっと吹き出したり、時にはホロリと涙が出たり、思わず子どもをぎゅっとしたくなります。・『 ママがおばけになっちゃった! )』のぶみ・著「ママが車にぶつかっておばけになってしまう」という衝撃的な内容の絵本。読み進める内に、ママも子どもも思わず泣いてしまいますが、ママと子どもの絆をしっかりと感じることができる1冊です。「ママを大切に」という作者・のぶみさんの想いのように、子どもはママを、ママは子どもとママ自身を大切に思えるはずです。3.子どもと思いっきり遊ぶ家に居ると気持ちが晴れない時は、子どもと一緒に外に出て、思いっきり遊んでみましょう。一緒にブランコに乗ったり、すべり台を滑ってみたりすると、ママも童心に戻ったように、風を切る感覚や空気が体を滑るフワっとした感覚を楽しめ、心が躍るものです。そのほか、私の場合、普段何気なく見ている雲が、子どもにとっては動物に見えていたり、駐車場に書かれている×(バツ)のマークが子どもにはリボンに見えていたり、大人とは違った見方があることを教えてもらい、子どもの純粋さやかわいらしさを再認識することができました。4.両親やパートナーに思いきって預けて、自分の好きなことをする子育てで大切なのは、子どももママも元気なこと。家庭では特に、ママが元気でいることが一番です。子どもを預けてまで自分の好きなことをするのに罪悪感を覚えてしまうママもいますが、育児ストレスが溜まっていると感じた時は、思いきって両親やパートナーに預けましょう。両親やパートナーはママの近くで、いつも育児に頑張っているのを見てくれています。そんなママに頼られると、嬉しく感じるはず。ママも子どもと少し離れて自分の時間を作ることで、子どもとの時間をより大切に感じられ、一石二鳥です。5.託児付のホテルやサロン、ショッピングモールを利用する最近は、ホテルやサロン、ショッピングモールにも託児できる場が増えています。パパとの記念日に託児サービスがあるホテルを利用して、パパと2人きりでの食事を楽しんだり、託児付のサロンを利用して体のケアをしたり、ショッピングモール内の託児所を利用して、自分や家族の洋服をゆっくり選んだり、子どもの機嫌に左右されずに過ごせる時間を作って楽しみましょう。想像以上に大変な家事や育児、仕事との両立に悪銭苦闘しているママがたくさんいます。しかし、子育てはずっと続くものではなく、子どももいつかママの元から巣立っていきます。だからこそ、子育てのできる今の時間をじっくり楽しんでください。子どもはママのことがとっても大好き! だからママも自分のことを大切にして、今しかない時間を充実させてくださいね。(谷本まゆみ)
2015年12月07日