メルセデス・ベンツ日本は、「Sクラス」の追加モデルとして「S 550 プラグインハイブリッド ロング」を発表した。パフォーマンスと環境性能を両立したパワートレインだけでなく、革新的テクノロジー「インテリジェントドライブ」を搭載する。同モデルは、最高出力333PSを発揮する新型3.0リットルV6ターボエンジンに、最高出力115PSの電気モーターを組み合わせて搭載。システム出力は442PSと、V8エンジン並みのハイパワーとした。走行モードは基本の「HYBRID」、極力モーターのみで走行する「E-MODE」、バッテリーの充電レベルを維持する「E-SAVE」、回生ブレーキなどにより充電を最大化する「CHARGE」が用意されている。リチウムイオンバッテリーの充電時間は、フル充電まで約4時間(AC200V電源使用時)で、マルチファンクションディスプレイにより充電完了時間の設定が可能。また、大容量リチウムイオンバッテリーを搭載しながら、トランク容量は365リットルと、輸入車プラグインハイブリッドモデル最高水準を確保した。革新的テクノロジー「インテリジェントドライブ」を搭載していることも、同モデルの大きな特徴となっている。クルマの周囲360度をカバーする複合的なセンサーシステムにより、先行車両、横切る車両、後方車両、対向車、歩行者などを検出。状況を判断して、アクセル、ブレーキ、ステアリングを自動でアシストする「部分自動運転」を実現した。同モデルでは、「部分自動運転」技術を活用してハイブリッドシステムを進化させた。検出した周囲の状況に応じて回生の強さや作動時間を調整することで、ゼロエミッション走行の距離を極限まで伸ばす「インテリジェントプラグインハイブリッド」となる。「S 550 プラグインハイブリッド ロング」の価格は1,590万円(税込)。新車購入から3年間走行距離無制限の一般保証・メンテナンス保証と24時間ツーリングサポートを無償提供する総合保証プログラム「メルセデス・ケア」が適用される。さらに、リチウムイオンバッテリーをはじめとするすべての部品に4年間の特別保証を適用し、合計7年間保証するとのこと。
2014年11月27日ソフトウェアの開発・ダウンロード販売を行うTNKソフトウェアは25日、Adobe Photoshopで動作する漫画制作向けプラグイン「Photoshop漫画プラグイン」(トーンジェネレーター/漫画効果プラグイン)のメジャーアップデートを実施した。これにともない、ソフトウェア購入代金が2割引になるキャンペーンを開催している。「Photoshop漫画プラグイン」は、Adobe Photoshop上での漫画および漫画チックなイラストの制作がより簡単になる、Windows、Mac OS Xに対応したPhotoshopプラグイン・ソフトウェア。今回アップデートされたのは、「アミトーン」、「線トーン」、「グラデーショントーン」、「砂トーン」、任意の画像をトーンパターンに変換する「新聞写真」といった5種類のデジタルトーンが用意される『トーンジェネレーター』と、スピード線、集中線、フラッシュ効果などのマンガの表現で頻繁に用いられる特殊効果をスピーディーに描画できる『漫画効果プラグイン』。それぞれの価格は、『トーンジェネレーター』の「アミトーン」、「線トーン」が各600円、「グラデーショントーン」、「砂トーン」、「新聞写真」が各700円。また、『漫画効果プラグイン』は1,860円(価格はいずれも1ライセンス)。なお、これらのプラグインはすべて体験版(無料)が用意され、所定の料金をお支払うことで、そのまま製品版へ移行できるようになっている。また、今回のメジャーバージョンアップを記念して、ソフトウェア購入代金が20%割引となる「シェア割りキャンペーン」を開催している。12月31日までに自分のブログや指定のSNSでプラグインに言及する記事を公開し、申し込みページより申請すると、もれなく20%割引が適用される購入ページが案内されるとのことだ。
2014年11月26日TANAKAホールディングスは11月4日、田中貴金属グループの製造事業を展開する田中貴金属工業が、スパークプラグの外側電極材として、白金合金とニッケルをクラッド(異種金属接合)したチップを発表した。自動車エンジンなどに用いられるスパークプラグの放電部となる電極には、長寿命化を図るために白金合金チップが使われている。従来製品はチップ全体が白金合金の無垢材だったが、同製品はクラッド技術を活用することで、放電に寄与する部分にだけ白金合金を使用し、放電に寄与しない部分を電極の台座と同じニッケルで構成することができる。これにより、従来製品と同じパフォーマンスを有しながら、材料コストを最大で5割削減することができる。開発にあたっては、2010年から大阪大学 マテリアル生産科学専攻の藤本公三教授、福本信次准教授と共同で、接合のプロセスウィンドウや、生産ラインでの接合モニタ因子などの接合条件についての研究を行い、同接合方法の実用性を確認してきたという。なお、2015年1月よりサンプル出荷を開始する。また、同製品はバリエーションとしてテープ形状でクラッド材を提供することも可能であり、顧客のプラグ設計と生産プロセスに合わせた製品形状、サイズに対応するとしている。
2014年11月05日フラッシュバックジャパンは、グラフやパイチャート、地図などの情報をビジュアル化するFinal Cut Pro X用プラグイン「Data Pop」の販売を開始した。価格は1万1,340円。同プラグインでは、情報やデータなど、数字の羅列を視覚的にわかりやすく表現することができる。16種類のテンプレートを備え、縦棒/横棒グラフ、折れ線グラフ、パイチャート、タイムライン、地図、2D/3Dテキストなどを使い、数字をビジュアル化し、わかりやすく表現することが可能だ。操作方法も非常にシンプルで、Final Cut Pro X の"タイトル"内のテンプレートをタイムラインにドラッグ&ドロップし、プレビュー上から文字を選択して差替えるのみとなっている。対応アプリケーションはFinal Cut Pro X 10.1以降。
2014年02月19日フラッシュバックジャパンは、カメラのブレやレンズの動きなど、手持ちカメラの動きをシミュレートするFinal Cut Pro X用プラグイン「HandHeld」の販売を開始した。価格は5,670円。同プラグインは、カメラのブレやレンズの動き、パン、フォーカス、バンプ、ジッターなど、手持ちカメラの動きをシミュレートする Final Cut Pro X用プラグイン。自然なブレやフォーカスをシミュレートする32のプリセットを搭載し、エフェクトをタイムラインにドラッグ&ドロップするだけで簡単に手ブレやフォーカスなどが再現できるほか、複数のエフェクトを組み合わせて使うことができる。なお、対応アプリケーションはFinal Cut Pro Xのみとなっている。
2014年02月19日フラッシュバックジャパンは28日、ハイフレームレート撮影などで発生する映像のちらつきを自動除去するAfter Effects用プラグイン「DE:Flicker (デフリッカー)」を発売した。ダウンロード販売のみで、価格は2万8,350円。ただし、1月31日までは発売記念価格の2万2,680円で購入できる。本製品は、ハイスビードカメラなどによる高速度撮影で発生するフリッカーや、ストロボ現象、タイムラプスの際に異なる位置に落ちる雲の影などを自動除去する、RE:Vision Effects社製のAfter Effectsプラグイン。収録されるエフェクトは、ハイフレームレート(HFR)で光源を撮影した際に生じるフリッカーを最小限に抑える「DE:Flicker High Speed」、タイムラプス映像で目立つ雲の影やフレーム間で起きるライティングの不一致などを解決する「DE:Flicker Time Lapse」、フッテージの輝度とカラーの平均と差異を解析・キーフレーム化し、シーンを滑らかに変換する「DE:Flicker Auto Levels」の3種で、あらゆる光源による映像のちらつきを効果的に抑制し、HFRの映像品質を向上させるという。対応アプリケーションは、Adobe After Effects CC/CS6/CS5.5/CS5。対応OSは、 Windows 8/7/Vista(Pentium 4以降、32-bit/64-bit)および、Mac OS 10.9/10.8/10.7/10.6 (Intel Macのみ)。
2014年01月28日三菱自動車は26日、EV派生型の「プラグインハイブリッドEVシステム」を搭載した新型「アウトランダーPHEV」を、2013年1月24日に発売すると発表した。アウトランダーPHEVは、SUVタイプでは世界初というプラグインハイブリッド車で、充電電力使用時の走行距離は60.2km(JC08モード)、ハイブリッド走行ではエンジン車と同等の航続可能距離である897km(JC08モード)を確保。走行モードは、電力のみで走る「EV走行モード」、エンジンを発電専用として使う「シリーズ走行モード」、高速走行時はエンジンを主体にして加速・登坂などでモーターがアシストする「パラレル走行モード」という3つが用意され、走行状況やバッテリー残量に応じて最適な走行モードを自動で選択する。また、新開発の駆動方式「ツインモーター4WD」と、車両運動統合制御システム「S-AWC」(Super All Wheel Control)の組み合わせにより、高い走行安定性と操作性を実現し、様々な路面状況に対応するとのこと。グレード展開と価格は、装備を厳選した「E」が332万4,000円(受注生産)、実用装備の「G」が356万9,000円、先進安全技術「e-Assist」(イーアシスト)標準装備の「G Safety Package」が366万4,000円、これにカーナビゲーション等を追加した「G Navi Package」が397万8,000円、本革シート等の快適装備も充実させた「G Premium Package」が429万7,000円。受注生産およびメーカーオプション装着車の生産は、2013年2月末の開始を予定。なお、エコカー減税では免税対象であり、平成24年度クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金(上限額43万円)の対象車にもなっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月26日ジャガー・ランドローバーはこのほど、「2012 CENEX Low Carbon Vehicle Event」にて、プラグインハイブリッド試作車「XJ_e」を公開した。クラス最高レベルの低CO2の製品を開発する同社の戦略の一環だという。この試作車はサプライチェーンにおける極低CO2車両に必要な専門技術の開発支援を目的に開発された。英国政府技術戦略委員会の「REEVolution プロジェクト」による資金援助を受け、英国を代表するテクノロジー企業と共同で開発したという。ハイブリッドシステムはパラレルタイプで、パフォーマンスを犠牲にすることなくCO2排出量を70%以上も削減。エンジン、モーターの総合パワーは334PSに達し、0-100km/h加速は6.5秒以下、最高速度は250km/hとなっている。また、走行距離40kmまでは電気モーターのみによるゼロ・エミッション走行も可能だ。バッテリーはリチウムイオンで容量は12.3kWh。240Vの家庭用コンセントからの充電で、4時間程度でフル充電ができる。燃費は3.2リットル/100kmとなっており、燃料満タンでの航続距離は1,092kmにもなる。同社のJLRエンジニアリング・ディレクターのボブ・ジョイス氏は、「私たちは自動車のグリーンテクノロジーに対し英国内で最大の投資企業です。プレミアム・ラグジュアリーカーの電動化を推進する研究に尽力しています」と述べている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月13日