マンションを売却したときに不動産会社に支払うことになる仲介手数料。その額はどのようにして算出されるのでしょうか。また、支払うタイミングは決まっているものなのでしょうか。マンション売却時の仲介手数料について、気になるポイントを解説していきます。仲介手数料はマンションを売却するまで払わなくていい!不動産会社に支払う仲介手数料は、物件の売買が成立したことに対する成功報酬です。この成功報酬主義については、宅地建物取引業法にその旨が記載されています。つまり、マンションを売却する場合であれば、実際にそれが売れたときに仲介手数料を支払うのが原則ということになります。そのため売り主は、マンションの売買契約が成立していない段階で、仲介手数料として報酬を支払う義務がありません。たとえそれまでに不動産会社が広告展開などで多くのコストや労力をかけていたとしても、買い主が見つかってマンションが売れない限り、仲介手数料はかからないということです。場合によっては、複数の不動産会社へ同時に仲介を依頼し、その中の1社が仲介した買い主と契約する、というケースもあります。この状況においても、何らかの特別な契約を結んでいない限りは、契約が成立した1社以外の不動産会社に対して、仲介手数料は払わなくてかまいません。逆にいえば、一旦売買が成立すると、その段階で仲介手数料を支払う義務が生じることになります。つまり、気が変わるなど売り主側の一方的な都合で契約解除をした場合は、物件が売れなくても仲介手数料を支払わなければならない可能性があるのです。契約解除の原因が明らかに不動産会社側にあるときは別ですが、このことを理解しておかないとトラブルのタネになることがあるので、注意しましょう。不動産会社へ支払う仲介手数料には上限がある!不動産会社へ成功報酬として支払う仲介手数料には、上限があります。上限額は、宅地建物取引業法に定めのあるものです。もしも、不動産会社から上限額を超えて仲介手数料を支払うように求められ、不動産会社がその金額を受け取ったときには、法令違反となります。手数料の上限額の計算方法は次のとおりです。不動産の売買価格が2,000,000円以下⇒売買価格の5%2,000,000円超4,000,000円以下⇒売買価格の4%+20,000円4,000,000円超⇒売買価格の3%+60,000円ここに別途、消費税も加算されます。なお、上限額というのはあくまで、不動産会社に対し「これを超えて請求してはならない」とされている額です。マンションの売り主が常に上限額を支払うことになっているわけではありません。一方、下限額は設定されていないため、仲介手数料0円ということもあり得ます。以前は不動産会社が法定の上限いっぱいの額を提示してくるのが通例になっていました。支払う側も「そういうものなのか」と思って、あまり疑問も持たずにその額を支払っていたという側面があります。また、間に1社のみが仲介として入る不動産売買では、売り主、買い主の双方から、不動産会社は仲介手数料を受け取ることができます。つまり、4,000,000円超のマンションを仲介したときには、不動産会社は(3%+60,000円)×2の仲介手数料を得ることができるわけです。これを不動産業界では「両手仲介」と呼んでいます。しかし、こうした状況は近年では少し変わってきています。不動産会社の中には上限いっぱいの額ではなく、「◯%オフ」というかたちで手数料の割引を行っているところも現れています。また、両手仲介ではなく、売り主からは手数料を取らない「片手仲介」にして、「仲介手数料なし」をセールスポイントにしている不動産会社もあります。仲介手数料にはこうした価格競争が生まれていることも知っておくと、不動産会社選びの参考になります。マンションの価格を無料査定してみる不動産会社へ仲介手数料を支払うタイミングは?では、マンションの売却が決まった際の仲介手数料はいつ支払うのでしょうか。支払い義務が生じるのは不動産売買契約が成立したとき、すなわち売り主と買い主の双方が売買契約書に署名押印したタイミングです。ただ、実際に多いのは、不動産売買契約を結ぶときに仲介手数料の50%を支払い、決済・物件引き渡し時に残り50%を支払うという方式です。そうでなければ、決済時に全額支払いということになるでしょう。また、不動産売買契約時に全額を払うケースもあるようです。このように不動産会社によって方式が違うため、仲介手数料を支払うタイミングは事前に確認しておくべきです。まとめ不動産会社に支払う仲介手数料は、決して安いものではありません。いつ、いくら支払うことになるのかをしっかりと確認しておくことが大切です。疑問点があれば遠慮なく担当者に尋ね、納得のうえで契約しましょう。なお、マンションを売却するには一般的な仲介だけではなく、不動産会社そのものが買い主となる「買い取り」という選択肢もあります。この場合、マンションの売却価格は安くなることがほとんどですが、仲介手数料が発生しないことは知っておくといいでしょう。まずはマンションの価格を無料査定してみる
2017年11月12日マンションを売却するときには、さまざまな費用がかかります。いざマンションを売りたいと考えたときに予想外の出費に驚かないよう、どんな出費があるのか事前に知っておくと安心です。ここでは、マンションを売るときにどのような費用がかかるのか、売却のフェーズに合わせて解説していきます。マンションを売却する前にかかる費用【リフォーム・クリーニング費用】部屋の状態をある程度整えるためにかかる費用です。必須ではありませんが、部屋が汚れていたり傷んだ箇所があったりすると、内覧時の印象が悪くなってしまいます。マンションをできるだけ高く、あるいは、早く買ってもらいたければ、いくらか投資することも必要でしょう。費用はマンションの面積やクリーニングする範囲などによって異なります。また、クリーニングのみでリフォームをしないのであれば、自分で掃除をして節約することもできます。【自ら依頼をした広告費】マンションの買い手がなかなか見つからない場合、チラシや広告を出すように提案されることがあります。マンションの売却に際して、基本的には売り手が広告費を支払うことはありません。また、不動産業者が広告を出すからといって、売り手に広告費を請求することもありません。しかし、売り手自身が依頼をして広告を出すときは、費用を自身で負担する必要があります。マンションを売却するときにかかる費用【仲介手数料】売買が決まったときに必要なのが「仲介手数料の半額」です。これは必ずかかる費用です。ただし、支払いのタイミングは、売買決定時や決済時など、取り引きしている不動産業者によって異なります。また、仲介手数料の金額は、マンションの売却価格に応じて、以下のように上限が設定されています。2,000,000円以下の売買⇒売却価格の5%+消費税2,000,000円を超えるが4,000,000円以下の売買⇒売却価格の4%+20,000円+消費税4,000,000円を超える売買⇒売却価格の3%+60,000円+消費税【登記費用】不動産の売却時には、所有権移転登記や住宅ローンの抵当権抹消登記、住所変更登記などのさまざまな手続きが必要であり、この手続きには諸経費がかかります。加えて、法手続きを司法書士へお願いして進めてもらう場合は、その報酬も負担しなければなりません。抵当権抹消登記は、1つの不動産につきかかる金額は1,000円です。住所変更登記も同じく1,000円です。司法書士への報酬は、10,000~30,000円ほどが相場になります。【印紙税】売買契約書に貼り付ける印紙代金のことです。ただし、売り手は必ずしも売買契約書そのものを持つ必要はありません。したがって契約書の原本に収入印紙を貼り、コピーしたものを売り主が保管するなどで対応をすれば、印紙代を節約することもできます。【一括繰上返済手数料】住宅ローンに未払いの借入金残高(残債)がある場合、抵当権を解除するため、売却時点での残額を一括で繰り上げ返済する必要があります。その際に、ローンを契約している金融機関へ支払わなければならない費用です。マンションの価格を無料査定してみるマンションを売却した後にかかる費用【譲渡所得税】マンションを売ってしまったらすべて終わり、というわけではありません。翌年の確定申告で「譲渡所得税」が必要となるケースがあります。それは、マンションが購入価格よりも高く売却できた場合、つまり、利益が出た場合です。しかし、その場合も、利益が30,000,000円以下であれば課税が免除されます。ただし、過去2年の間に同様の控除を受けたことがなければ、という条件つきです。また、自宅の買い替えの場合は、新居を購入した価格が売却の価格を上回ると、将来新居を売却するときまで課税が免除されます。買い替えをご検討の方は、詳しい要件について事前に調べておきましょう。まとめマンションを売却する際にはいろいろとお金がかかりますが、実は、火災保険料など、売却にともなって返金されるお金もあります。売却にかかる費用・売却後に戻ってくる費用はケースバイケースですが、まずは一般的なケースを知ることで、自分のマンション売却の場合を想定し、余裕を持った売却計画が立てられるでしょう。まずはマンションの価格を無料査定してみる
2017年11月12日「子どもが生まれた」「転勤することになった」「もっと自分に合うマンションを購入したい」など、売却の理由は人それぞれです。しかし、理由は違っていても、「できるだけ高く売りたい」という思いは共通しているのではないでしょうか。マンションをできるだけ高く売却したいときに役立つのが、売却価格の相場を把握しておくことです。今回は、その方法をご紹介します。マンションを売却したいときに価格相場を知るメリットは?マンションを売却しようと考えるとき、誰もができるだけ「高く売りたい!」と思うもの。しかし、だからといって売却価格を高く設定しても、物件に見合った金額でなかったり購入者のニーズに合致していなかったりすれば、買い手はなかなか見つかりません。とはいえ、早く売りたいからと本来の価値よりも安すぎる売却価格を設定しては、たとえ売れたとしても、売り手側が大きな損を被ることになります。不動産にはもののように「定価」がありませんから、安く売って損をすることを避けるためにも、売りたいマンションの売却価格の相場を把握して、マンションの価値に見合った金額を設定することが大切なのです。売却価格相場を知るには、レインズなどのWebサイトを活用しよう!売りたいマンションの売却価格相場を調べる方法は、大きく分けて以下の2つです。1.売りたいマンションと似ている条件の物件について、過去の取引価格を調べる2.売りたいマンションと似ている条件の物件が現在、いくらで売りに出ているかを調べるどちらを調べるにしても、インターネットの活用が簡単で便利です。以下では、1と2のそれぞれを調べられるサイトをご紹介します。【過去の取引価格を調べられるサイト】自分の所有するマンションと条件が似ている物件について、過去の取引価格を調べたい場合は、「レインズマーケットインフォメーション」というサイトの利用が便利です。レインズとは「RealEstateInformationNetworkSystem(不動産流通標準情報システム)」の略で、一般の方でもスムーズに不動産取引を行えるよう、不動産売買に関する情報を網羅的に管理しているネットワークシステムです。国の指定を受けた4つの機構(東日本レインズ、中部レインズ、近畿レインズ、西日本レインズ)が、それぞれ管理・運営を行っています。レインズマーケットインフォメーションは、全国4つの機構がそれぞれ保有している、マンションをはじめとした不動産の取引価格などについて、過去1年分の情報を検索・閲覧することができるサイトになります。地域に合わせて平米単価や間取りなどの情報も一覧表示してくれるため、自分のマンションと似た条件の物件を探しやすいでしょう。【現在の売却価格を調べられるサイト】過去の情報とともに、売りたいマンションに近い条件の物件が、今、どのくらいの金額で売りに出されているか確認することも重要です。過去の情報と合わせることにより、所有しているマンションがいくらで売却できるか、より実際に即した金額を設定することができます。インターネットで情報サイトなどを探せば、間取りや広さなどを地域ごとに調べることができ、マンションそのものだけでなく、立地エリアなどからも条件に近い物件を探せます。注意したいのは、このようなサイトで確認できるのは売り出し価格であり、実際の取引金額とは異なる点です。とはいえ、相場観を把握するには売り出し価格も参考にできるので、チェックしてみてください。マンションの価格を無料査定してみる実際に自分のマンションを査定してもらおう!所有するマンションの売却価格の相場観を把握できたら、次に査定へと進みます。査定において、プロの目で見てマンションの価値に見合った金額を出してもらったあとに売却価格を決めていくので、査定はマンション売却において非常に重要なステップです。通常、査定は無料ですから、依頼する業者は1つに絞らず、複数の不動産会社に相談しましょう。このとき、依頼する不動産会社によって査定額がいくらか変動します。これは、各不動産会社によって、得意分野や重視するポイントなどが異なるからですが、場合によっては、契約を取るため著しく高い査定額を出してくる業者もあるので注意しましょう。しかしながらこのような場合も、事前に売却価格の相場を把握しておくことで、正しい査定額か冷静に判断することができるのです。まとめマンションを売りたいと思ったら、「売却価格の相場を知る→自分のマンションを査定してもらう」という順序とステップが大切です。価格相場はインターネットで手軽に情報を集められるので、自分でも情報をキャッチアップしながら、自分に合った不動産会社に出会い、納得のいく金額で売却できるようにしましょう。まずはマンションの価格を無料査定してみる
2017年11月12日マンションを購入したときは、さまざまな手続きの手数料や税金などがかかったはずです。それと同様に、マンションの売却を行うときにも税金や諸費用がかかります。そのときかかる諸費用については不動産会社の人が詳しく教えてくれますが、後でかかる税金のことまで教えてくれるケースは多くないかもしれません。そこで今回は、マンションを売却した後に必要となる確定申告のため、税金や控除についてご説明します。マンションの売却に伴って、必ずかかる税金があるここでは、マンションを売却すると必ずかかる税金についてご紹介します。【1.登記費用】マンション購入時に住宅ローンを利用していればマンションはローンの抵当に入っていたことになりますから、マンション売却に伴って抵当権を外さなければなりません。この場合、住宅ローンの抵当権を抹消するための手続きを行うことになりますが、不動産の抵当権抹消登記にかかる登録免許税は原則として1物件につきそれぞれ1,000円です。マンションの登記簿は専有部分と敷地権の持ち分からできていますが、今ではほとんどのマンションが敷地利用権と専有部分が一体化されていると考えられます。もしマンションの登記簿に「部屋部分」と「土地の持ち分」が記載されていれば、敷地利用権と専有部分が一体化されているとみなすことができます。この場合の登録免許税の計算方法は以下の通りです。・部屋部分(建物)と土地部分の合計×1,000円この場合、専有部分が1つで土地持ち分が2筆だと合計3,000円です。部屋部分は1つなのに土地部分は2筆以上ということもよくあるので、その分だけ登録免許税がかかることになります。もし古いマンションで、敷地利用権と専有部分が一体化していない場合は、土地の持ち分の登記簿(自分の持ち分に係る一部事項証明書)を別途取得し、抵当に取られている不動産を確認しましょう。この場合の登録免許税の計算方法は敷地利用権と専有部分が一体化されている場合と同じです。また、居住していたマンションを売却すれば当然住所も変わるので、登記簿上も新住所への変更手続きをします。このとき住所変更登記の登録免許税として1,000円がかかります。【2.印紙税】不動産を売買する際は、売買契約書に印紙を貼ることによって、税を納めます。税額は売却価格によって決まっています。平成26年4月1日~平成30年3月31日の間は、軽減税率が適用されます。契約金額によって印紙税額は変動しますが、詳しくは以下の通りとなります。・契約金額10~50万円の場合:本則税率で400円、軽減税率で200円・契約金額50~100万円の場合:本則税率で1,000円、軽減税率で500円・契約金額100~500万円の場合:本則税率で2,000円、軽減税率で1,000円・契約金額500~1,000万円の場合:本則税率で1万円、軽減税率で5,000円・契約金額1,000~5,000万円の場合:本則税率で2万円、軽減税率で1万円・契約金額5,000万円~1億円の場合:本則税率で6万円、軽減税率で3万円・契約金額1億円~5億円の場合:本則税率で10万円、軽減税率で6万円・契約金額5億円~10億円の場合:本則税率で20万円、軽減税率で16万円・契約金額10億円~50億円の場合:本則税率で40万円、軽減税率で32万円・契約金額50億円~の場合:本則税率で60万円、軽減税率で48万円マンションの価格を無料査定してみる利益が出たときにかかる税金もあるここでは、マンション売却によって所得が発生した場合にかかる税金についてご紹介します。【1.譲渡所得税】マンションを売却して発生した所得を「譲渡所得」といいます。譲渡所得がマイナスとなった場合は、課税の対象とはなりません。譲渡所得の求め方は、以下の計算方法となります。譲渡所得=譲渡価額-取得費-譲渡費用他の所得とは別で考えられており、この所得には所得税と住民税が課税されます。税率はマンションを譲渡した年の1月1日現在で所有期間が5年に満たない場合と、5年を超えている場合では大きく異なります。・所有期間が5年を超える土地・建物等(長期譲渡所得)…20.315%(うち所得税が15.315%、住民税が5%)・所有期間が5年以下の土地・建物等(短期譲渡所得)…39.63%(うち所得税が30.63%、住民税が9%)これに加え、平成49年12月31日までは復興特別所得税2.1%が上乗せされています。マンションの売却で、税金が控除できます居住用マンションの譲渡所得にかかる税金には、3種類の控除があります。【1.最大3,000万円の特別控除】マンション売却の場合、譲渡所得は3,000万円まで特別控除によって非課税とされます。譲渡所得が3,000万円を超える場合には課税対象となりますが、あてはまるケースは稀でしょう。ほとんどの場合は控除の対象になると考えられます。なお、おおまかな適用要件については以下の通りです。・自分が居住している家屋やその敷地、借地権を売却すること。・売却した年の前年、前々年に同じ特例の適用を受けていないこと。・居住している住宅の買い換えや交換の特例もしくは、その住宅の譲渡損失についての損益通算及び繰り越し控除の特例について、その適用を受けていないこと。・売った建物や土地について、他の特例の適用を受けていないこと。・災害で住むことができなくなった家屋の場合は、その敷地に居住しなくなった日から3年目の年の12月31日までに売却を行うこと。・親子や夫婦などが売り手・買い手でないこと。この特例の適用を受けるための詳しい要件は、国税庁のホームページに記載されていますのでご確認ください。【2.軽減税率の特例】売却したマンションを10年以上にわたって所有していた場合には、軽減税率の特例を受けることができます。こちらの適用要件は以下となり、詳しくは国税庁のホームページに記載されています。・日本国内にある自分が住んでいる家屋、その敷地を売ること。・売却した年の前年、前々年に同じ特例を受けていないこと。・ほかの特例を受けていないこと。・親子や夫婦などの関係がある相手に売却したものでないこと。【3.買い換え特例】マンションを売却して代わりの住まいに買い換えたときは、譲渡所得にかかる課税を将来に延長することができます。これにも適用要件があり、おおまかには以下となります。・自分が住んでいる家屋、その敷地、借地権を売ること。・売却した建物や土地の所有期間がともに10年を超えていること。・新しく購入した敷地の面積が500㎡以下であること・新しく購入した住宅の床面積が50㎡であること・親子や夫婦など特別の関係がある人が、買い手でないこと。ただし、この特例は譲渡所得の金額が3,000万円を超えた場合にのみ検討されるので、ケースとしては稀かもしれません。また、3,000万円の特別控除と買い換え特例は併用することができません。ともに適用対象となる方は2つの要件を比較して、お得になる方を選択しましょう。まとめ今回は、マンション売却に伴ってかかる税金や控除について詳しくご紹介しました。いざマンションを売却しようとなれば、多くの手続きが発生するものです。専門家にお任せすることも多くなるかと思いますが、少しでも税金の知識があれば手続きをスムーズに行うことができるでしょう。もし控除が受けられれば納める税金を減らせますから、ご自分のケースが控除対象かどうかも確認しておきましょう。まずはマンションの価格を無料査定してみる
2017年11月11日マンションを売却したら、その年度末に確定申告をする人が多いはずです。確定申告をするときには、減価償却費の計算が必要となります。しかし、減価償却って何?という方もいれば、計算が苦手で自分で申告できるか今から不安という方もいるかもしれませんね。そこで今回は、減価償却についての基礎知識をご紹介します。減価償却って何のこと?計算の方法は?まずここでは、減価償却の意味と減価償却費の計算方法についてご紹介します。【1.減価償却の意味】建物や備品、車両運搬具などは使っている内に老朽化してしまいます。つまり、その分の価値も減少するということです。また、年月が経つことで流行遅れになったりしても、価値は減少します。この価値の減少額を費用とし、固定資産の取得原価を減らすという会計上の処理を、減価償却と呼んでいます。ちなみに、土地は使用期間や時間の経過による価値の減少はありません。そのため、土地に対しては減価償却は行いません。【2.減価償却の計算方法】次に減価償却費の計算方法ですが、以下の式で計算できます。物件購入費×0.9×償却率×経過年数=減価償却費償却率が分からないという方も多いでしょう。これは、建物の構造によって変わってきます。マンションは通常、鉄筋コンクリート造(RC造)の場合が一般的です。RC造の建物の耐用年数と償却率は次のようになります。鉄筋コンクリート造(RC造)の場合:【非事業用の建物】耐用年数70年、償却率0.015【事業用の建物】耐用年数47年、償却率0.022このように、減価償却の対象となる固定資産ごとに、耐用年数が法律で定められています。建物の造りに応じて木骨モルタル造、鉄筋コンクリート造など、細かく分けられいます。また、同じ鉄筋コンクリート造の建物でも事業用か非事業用かで耐用年数が異なりますから、その場合減価償却費も変わってきます。ここでは、非事業用の鉄筋コンクリートで計算してみましょう。【マンションを4,000万円で購入し、10年が経過してから売却した場合の減価償却費】40,000,000円×0.9×0.015×10年=5,400,000円マンション売却で減価償却が必要な理由ここでは、マンションを売却する際にはなぜ減価償却が必要なのかについてご説明します。【1.確定申告で必要になるため】以下の式では、マンション売却による所得を計算できます。譲渡価額-取得費-譲渡費用=譲渡所得※譲渡価額:マンションを売却した金額※取得費:売却したマンションの購入額(仲介手数料含む)から、減価償却費を控除した金額※譲渡費用:売却に要した仲介手数料等の費用こうして計算された「譲渡所得」に対して課税されるため、マンションを売却した人は確定申告が必要になります。基本的にはマンションを買った金額よりも高い金額で売却できた人、つまり譲渡所得がプラスになった人が対象になります。【2.取得費を求めるため】確定申告をする際には譲渡所得が必要ですが、上記の式で計算するには所得費を求めなければなりません。ここで必要となるのが減価償却費です。先にご説明した通り、取得費用=マンション購入額とはなりません。減価償却を行った後の金額を当てはめますので、計算方法は以下の通りとなります。40,000,000円-5,400,000円=34,600,000円4,000万円で購入して10年が経過したマンションの取得費は、上記となります。もしこのマンションが3,000万円で売却できたとし、譲渡費用が90万円かかったとして譲渡所得を計算してみましょう。(譲渡価格)30,000,000円-(取得費)34,600,000円-(譲渡費用)900,000円=(譲渡所得)-5,500,000円結果として550万円の損失が出てしまいました。基本的に確定申告が必要となるのは譲渡所得がプラスとなった人なので、もしマイナスであれば税法上は確定申告をする義務は発生しません。ただし、以下のケースに該当すれば特例の適用対象になる場合があります。・マンションの買い換えを行った場合:居住用財産の買い換えに係る譲渡損失の損益通算及び繰り越し控除の特例・売却した場合:居住用財産に係る譲渡損失の損益通算及び繰り越し控除の特例上記の特例対象となった場合は税金の還付が受けられるため、確定申告をすることによりすでに納めた税金の一部を返してもらえるかもしれません。ちなみに取得費には仲介手数料だけでなく、購入時の売買契約書の印紙税、不動産取得税、司法書士への報酬なども含むことができます。取得費が大きくなれば譲渡損失額も大きくなり、その分戻って来る源泉徴収税額が増えることになりますから、覚えておくと良いでしょう。マンションの価格を無料査定してみる減価償却を行わない例もあるここでは、例外的に減価償却を行わない場合についてご紹介します。【1.最大3,000万円の特別控除を受けられる人】譲渡所得がプラスになれば本来は課税対象となるのですが、ご自分が居住していたマンションを売却した場合には得た利益に対して最大3,000万円の控除があります。課税譲渡所得=譲渡所得-(最大3,000万円の)特別控除上記の式で計算を行って課税譲渡所得がマイナスになれば、非課税となるため所得税は発生しないことになります。【2.購入した時期が古すぎて、契約書がない人】マンション購入から年月が経ってしまい、契約書がないという方も少なくないでしょう。そんなときは「概算取得費(売却したマンションの譲渡価格の5%)」という数値を用います。もしマンションが30,000,000円で売却でき、譲渡費用が900,000円の場合の課税譲渡所得は以下となります、(譲渡価額)3,000万円-(概算取得費3,000万円×5%)150万円-譲渡費用90万円=課税譲渡所得2,760万円この計算方法で課税譲渡所得を計算する場合には、減価償却は行いません。まとめ今回は、マンション売却の際の減価償却について詳しくご紹介しました。実際にマンションの減価償却費を求める計算をするとなると、なかなか複雑なものですね。しかし、自分が売却したマンションの資産価値を知ることは確定申告をする上でも大切なことです。面倒に感じるかもしれませんが源泉徴収税額の還付を受けられるケースもありますから、マンションを売却したら確定申告にかかわるお金の計算についてはきちんと把握しておくようにしましょう。まずはマンションの価格を無料査定してみる
2017年11月11日マンションをやっと売却できたらまずはホッと一息つきたいところですが、確定申告の時期が迫っているかもしれません。確定申告は大変そうに思えますが、ちょっと手間をかけることで納め過ぎた税金を取り戻せるかもしれません。今回は、マンション売却時における確定申告についてご説明します。マンションを売却したら、確定申告しなければならないの?まず、マンション売却に伴う確定申告の対象者についてご説明しましょう。【1.そもそも確定申告とは?】確定申告とは、毎年1月1日~12月31日までの1年間の所得を合計し、税務署に確定申告書による申告を行い、手続きによって次年度の納税額を確定することです。会社員の方なら一般的には会社で年末調整の手続きを行ってもらえるので、毎年確定申告する必要はありません。しかし、給与以外の所得があった場合にはご自身で確定申告を行う必要があります。行わなかった場合には、法定納付期限の翌日~完納の日までの期間について延滞金が加算されてしまいます。確定申告は必ず期間内に行ってください。【2.マンションを売却した場合の確定申告はどうする?】ではマンションを売却した場合、必ず確定申告はしなければならないものでしょうか?マンションにも居住用のものと事業用のものがありますが、ここでは居住用のマンションを例に挙げてご説明していきます。基本的には、マンションを購入した金額よりも高い金額で売却できた場合には確定申告をしなければなりません。マンションなどの不動産物件を売却して利益を得ると税法上では「譲渡所得」とみなされ、「譲渡所得税」という税金を納めることになるためです。マンションを売却した人で、確定申告の義務が生じる条件とは?マンションを売却して利益を得た方は全員確定申告の義務があるのかと言えば、実はそうとも限りません。確定申告の義務の発生には、所得の金額が関わってきます。マンション売却による所得は次の公式で求めることができます。譲渡所得=譲渡価額-取得費-譲渡費用※譲渡価額…マンションを売却した金額※取得費…売却したマンションを購入したときの費用(仲介手数料含む)から、減価償却費を控除した金額※譲渡費用…売却に要した仲介手数料や修繕などの費用この式によって算出される「譲渡所得」の金額によって、税金の納付が発生します。次は、どのくらい所得があると税金がかかるのかを見ていきましょう。【1.譲渡所得が3,000万円以上の方:納税対象で確定申告が必要】これぐらい高額の所得があれば税金を納付しなければならず、確定申告も必要になります。とはいっても、現代においてこれほどマンションが高値で売れるケースは少ないため、これだけ高額な譲渡所得になる例は稀でしょう。【2.譲渡所得が3,000万円以下の方:確定申告で非課税にできる】本来はマンションを買った金額より高く売却していますから、譲渡所得はプラスになりますが、この場合は確定申告を行うことでかかる税金をゼロにすることができます。つまり、節税のために確定申告が必要となるのです。なぜ確定申告によって非課税にできるのかと言うと、ご自分が住まわれていたマンションを売却した場合、利益に対して最大3,000万円の控除があるからです。これは「課税譲渡所得」と言い、利益が出た場合の計算のベースとなる金額にあたります。計算方法は次のとおりです。課税譲渡所得=譲渡所得-(最大3,000万円の)特別控除もし譲渡価額がプラスになったとしても、そこから3,000万円の特別控除分を引くと課税譲渡所得がマイナスになる場合があります。その場合、税金の納付は発生しません。【4.利益は出なかったもの、税金の還付金が受けられるかもしれない人】3,000万円の特別控除を受けなくても、「譲渡価額-取得費-譲渡費用」がマイナスとなり損失を計上されるケースがあります。この場合、税法上確定申告をする必要はありません。しかし、以下の特例が適用される場合がありますから気をつけましょう。・買い換えの場合…居住用財産の買い換えに係る譲渡損失の損益通算及び繰り越し控除の特例・売却の場合…居住用財産に係る譲渡損失の損益通算及び繰り越し控除の特例上記の特例の対象者は税金の還付が行われるため、還付金を受けるために確定申告が必要になってきます。マンションを売却するときは、さまざまな控除や特例の条件を満たしているか確認しておきましょう。もし申告義務がなくても、確定申告することでよりお得になる場合があります。マンションの価格を無料査定してみるマンション売却後の、確定申告手続きの流れとは?ここでは、マンションを売却した場合に確定申告を行う際の流れについてご紹介します。【1.確定申告に必要な書類を用意する】一般的な必要書類を紹介しておきます。1.確定申告書2.分離課税申告書3.譲渡所得の内訳書(1~3は税務署で入手できます)4.売買契約書(購入時・売却時の両方が必要になります)5.譲渡資産の登記事項証明書(法務局で手に入ります)6.住宅ローンの残高証明書(住宅ローン融資を受けている、各金融機関で手に入ります)7.除票住民票(市区町村役場で手に入ります)8.仲介手数料など、諸経費となる分の領収書9.マイナンバーカードもしくは番号確認書類と身元確認書類(平成28年分以降から必要になりました)【2.確定申告書を作成する】正しい書き方は国税庁のホームページでも解説されていますが、それでも不安があれば税務署に問合せて記入方法を詳しく教えてもらうのが最も確実でしょう。【3.確定申告書・関連書類を税務署に提出する】提出方法としては、以下の3パターンがあります。1.税務署に書類を持って行って、提出する手続きに不慣れな方は書類を税務署に持参し、不明点は直接聞いた方が早いと思われます。なお確定申告のシーズンには税務署の職員が増員され、問合せ専用の窓口も設けられています。2.e-taxを使ってインターネットで提出する平日の昼間に税務署へ行く時間がない方は、インターネットでの提出がおすすめです。自宅で記入から申告まで、全ての作業を終えることができるので便利です。不明な点もネット上でのサポートページもあるので安心ですし、インターネットに慣れている方なら作業も難しくないでしょう。3.税務署に書類を郵送し、提出する郵送するだけなので簡単に思えますが、もし記載にミスがあった場合はまた書き直して郵送することになるため、二度手間になる可能性もあります。慣れていない方の場合は、やはり税務署へ直接訪問して提出したほうが良いかもしれません。利益が出た場合と損失が出た場合、また特例適用対象となる場合で準備する書類が変わってきます。それぞれのケースで必要となる書類は、国税庁ホームページの確定申告特集サイト「確定申告書などの様式・手引き」に記載されていますのでぜひご参照ください。まとめ今回は、マンション売却時の確定申告についてご紹介しました。マンションを売却できたものの「ちゃんと確定申告しましたか?」と、周囲の人が助言してくれることはあまりないかもしれません。しかし、「確定申告しておけば少しはお金が戻ってきたかも」と後悔しないよう、事前に調べて書類を準備のうえ期日内に申告を済ませるようにしましょう。まずはマンションの価格を無料査定してみる
2017年11月11日マンション売却を成功させるためには、内覧件数を増やし、より多くの購入希望者をつくることが大切です。チャンスを増やせば、予定より早く売却できる可能性もあります。今回はご希望の時期や価格でマンションを売却したい方のために、内覧件数を増やすコツをお伝えしたいと思います。マンション売却成功には内覧件数を増やすことが絶対条件?「内覧件数が多い=ニーズがある」ということです。希望価格、タイミングで売却できる可能性が高くなります。関心を持って内覧してくれる人が多ければ多いほど、マンション売却の可能性が高まります。一般的に、マンション売却にかかる期間は3ヶ月程度と言われています。3~6ヶ月程度は許容範囲内ですが、6ヶ月を過ぎると何かしらの問題点があると考えた方がよいでしょう。また、マンションが売れるまでの内覧数の平均は10件程度とされています。3~6ヶ月に10件以上の内覧数があれば平均的です。マンション売却において内覧件数を増やすことは、売却のチャンスを増やすことに直結するのです。マンションの価格を無料査定してみるマンション売却がうまくいかない……内覧件数が増えない原因は?マンション売却で内覧件数が増えない場合、その原因には以下のようなことが考えられます。【原因1】売り出し価格が相場より高いたとえ魅力的な物件でも、売り出し価格が相場と比較して高い場合は、買い手の予算を超えてしまっているかもしれません。絶対に値下げしたくないという場合は別ですが、内覧の申し込みがあまりに入らない場合は多少の値引きを検討し、不動産業者に相談してみるとよいでしょう。【原因2】広告活動が不十分不動産会社が適切な広告活動を行っていない可能性があります。ご自分でも、広告活動の状況についてきちんと確認してみましょう。チラシを配る範囲が狭いなど、問題点が浮上する場合があります。【原因3】物件情報が魅力的でない広告活動していても、掲載している物件情報が魅力的でない場合、内覧件数は伸び悩みます。マンション購入希望者の立場でチェックしてみましょう。・写真は魅力的か・写真の枚数は適切か・物件情報が少なくないか・マイナス要素が多い情報になっていないかなど【原因4】意図的に不動産業者が物件情報を隠している不動産業者が故意に物件情報を隠し、内覧数が増えないことがあります。たとえば仲介手数料を一人占めしたいために、わざと情報を隠蔽する悪徳業者も存在します。売却物件情報の掲載が少ないなど意図的なものを感じたら、不動産会社を変更することも検討した方がよいでしょう。【原因5】需要がない地域や環境などの要因で需要がないという可能性もあります。内覧希望の問合せがない場合、値下げ、アピールポイントを増やす、などの工夫が必要です。最終手段として、買取価格は安くなりますが不動産会社に直接買い取ってもらうという方法もあります。マンション売却成功のために内覧件数を増やす方法はコレ!ここでは、マンション売却で内覧件数が増えない原因を踏まえたうえで、どうすれば件数を増やせるかについてご紹介します。【方法1】広告媒体をチェック広告活動の有無だけをチェックするのではなく、どんな広告媒体なのかも必ず確認しましょう。物件情報を掲載するインターネットサイトの名称と載せる数をチェックします。折込チラシはどのような新聞や冊子に入れられ、その頻度がどのくらいなのかも確認しましょう。【方法2】検索ワードを考え、販売戦略を立てるマンション売却で内覧件数を増やすためには、1人でも多くの人に物件情報を閲覧してもらうことが重要です。そのため、ネット検索でヒットしやすい「検索ワード」を考える必要があります。例を挙げると、価格は「30,000,000円未満」に、駅から「徒歩5分以内」に設定するという形で設定します。このように具体的な数値を入れるとネット検索でヒットしやすくなることがあります。【方法3】似たマンションの動向チェック売却物件には、必ず競合物件があります。同マンションはもちろん、似たような立地条件、間取り、住環境の競合物件が売りに出てないか、チェックしましょう。比較したとき、自分の方が不利な場合は売却条件の変更も視野に入れる必要があります。ただし、絶対に競合物件より価格を下げる必要はありません。似た条件で安値の物件があったら、その価格差を埋めるだけのアピールポイントを買い手に伝える戦略を立てれば済む話です。知らずにアピールするより、競合に勝つためにアピールポイントを探した方が、結果として魅力的なアピールポイントが見つけやすくなります。アピールポイントとしては、以下のような要素が挙げられます。・高層階、角部屋、日当たり良好・リフォーム工事したばかり・築年数が新しい・最寄駅まで近い・便利なお店(コンビニ、病院など)が近い・オール電化内覧件数を増やしてマンション売却を成功させたいなら、人任せにしていてもうまくはいきません。内覧件数が少なければ原因を探り、増やす方法を考え、不動産会社とコミュニケーションをとって対策を練りましょう。まとめマンション売却のためにはいかに内覧件数を増やすことが重要かをお伝えしてきましたが、ご参考になったでしょうか。まずは物件に興味を持ってもらい、内覧件数が少ない場合は原因を探し、どうすれば増えるかを考えて行動に移しましょう。そして、希望の価格と期間内で無事に売却することをめざしましょう。まずはマンションの価格を無料査定してみる
2017年11月11日マンションを売却する際、内覧は重要なポイントです。もちろん新築マンションでも内覧会はありますが、実際に生活している人の様子を見られるのは中古マンションでの内覧だけ。内覧で好印象を与えられれば、マンション売却の可能性も高まります。今回は、中古マンションでの内覧の重要性や注意点のほか、準備しておきたいことなどについて解説していきたいと思います。マンション売却で内覧が重要な理由最近では、マンション購入に際して新築マンションと中古マンションの両方を比較検討する方が増えています。新築はモデルルームしか見ることができませんが、中古は現物をさまざまな要件に基づいて直接確認することができます。つまり、マンション売却においても内覧に来ていただくことが購入の決め手となるケースがほとんどといえます。購入希望者は、対象物件がどう使われていたか、売主の人柄はどうかなども内覧で確認したいと考えています。売主が物件のメリットやデメリットを明確に話し、実際に居住してきた様子を的確に伝えることができれば、内覧を成功させ売却できる可能性は高くなるでしょうマンションの価格を無料査定してみる内覧の前に準備すべきことマンションの売却で重要な要素となる内覧ですが、その事前準備も大切です。購買意欲が湧く内覧を実現させるため、以下の用意を周到にしておきましょう。【準備1】Q&Aを作成質問されそうなことを予想し、「Q&A」を作っておくと急な質問に対応できます。よくある質問としては以下のようなものがあります。・買い物をする場所が近くにあるか・保育園や小中学校までの距離・住環境(周囲の住人、交通量、雰囲気など)・マンションを売却する理由質問に対して特別良い答えを準備するのではなく、「日中の交通量は多いのですが、夜間はとても静かになります」などありのままを伝えましょう。また売却の理由は、トラブルや欠陥の有無を気にされている場合に多く聞かれる質問です。「親の実家で同居するため」など、明確な答えがあると安心感を与えられます。【準備2】掃除内覧時、清潔感のある室内に整えておくことは最低限のマナーです。大切に住んできたことをアピールできるようにきれいに掃除しましょう。・玄関の場合内覧者が最初に目にする玄関は念入りに掃除しましょう。靴は靴箱へ、傘などは収納スペースに入れ、きちんと整理整頓します。また換気をして消臭剤・芳香剤などでニオイ対策をしておくことも大切です。・廊下の場合廊下に物があると狭く感じるため、何も置かないのがベストです。どうしても必要な場合にも、圧迫感を出してしまう背の高い物を置かないよう工夫しましょう。・リビング、ダイニングの場合リビングやダイニングはできるだけ広く見せるのがポイント。床面を見せて広々とした空間にするため、余計な家具などは処分しておきます。リモコンなどは小物入れにまとめ、本や書類なども散らからないようラックを使って整理してください。・キッチンガスコンロ周辺の汚れ、しみ、天板はしっかり磨きます。水まわりも念入りに掃除します。忘れやすい換気扇のフィルターも掃除しておきましょう。調理道具などは出しっぱなしにせず収納します。・トイレ、洗面所便座だけでなく、床、ペーパーホルダーなどほこりやしみ汚れが目立つところも掃除します。ニオイ対策として、換気や脱臭剤なども活用しましょう。・バスルーム浴槽、床、壁の水垢やカビは可能な限り除去します。鏡も忘れず磨き、シャンプー類も整理整頓しましょう。・クローゼット見られたくない物を押し込めたくなるクローゼットですが、内覧時には必ず見られる場所です。ごちゃごちゃした印象にならないよう整理整頓しましょう。内覧時と内覧後に注意しておきたいこと内覧中はもちろん、内覧が終わった後にも注意したい点があります。【内覧時の注意点1】質問はすべて答える基本的には、質問されたことにはすべてお答えしましょう。もし答えにくい質問をされたときは「主人が不在なので、また改めます」など、いったん回答を保留にする方法も有効です。【内覧時の注意点2】ゆっくり見学できる雰囲気に内覧中にしつこく付いて回ると内覧者が落ち着かないため、過ごしやすい雰囲気を作りましょう。いろいろとアピールし過ぎることは逆効果になるかもしれません。【内覧時の注意点3】室温・照明調整快適な室温を保ちましょう。エアコンをつけ、空気清浄機も活用してください。また内覧時は明るい部屋にするため、照明はすべてつけると良いでしょう。以上が内覧時の注意点ですが、内覧が終わった後にも気をつけたいことがあります。【内覧後の注意点1】ドアや床のキズ大きなキズを隠したままにすることによりトラブルになる可能性があります。「ここにキズがありますが、引き渡しまでには修繕します」と説明すれば問題ありません。【内覧後の注意点2】購入を断られたら理由を聞く内覧後に購入しなかった人がいる場合、不動産会社になぜ断られたのか理由を聞いておきましょう。購入に至らなかった経緯を知ることで、今後の対策を練ることができます。まとめマンション売却を成功させるには内覧がとても重要です。事前準備はもちろん、内覧当日の動きや内覧後の反応をきちんと確認し、購買意欲のある内覧者を見極めましょう。内覧は不動産会社の担当者と同行することが多いため、コミュニケーションをきちんととっておくことも大切です。希望の時期・金額で売却するためにも、しっかり対策を練って内覧を成功させましょう。まずはマンションの価格を無料査定してみる
2017年11月11日マンション売却に際して不動産会社が仲介を行う場合、主に3つの方法があります。その1つが今回紹介する「一般媒介契約」です。どんな特徴があり、メリットやデメリットは何か、徹底的に解説します。マンション売却で一般媒介契約を検討している方は必見です!マンション売却における一般媒介契約の特徴とは?マンション売却における一般媒介契約とは、同時に2社以上の不動産会社へ仲介を依頼することが可能となる方法です。不動産会社を介さずに、自分で探した買主と契約することもできます。行政指導(3か月以内)はありますが、基本的には契約に義務的な有効期限は設けられていません。また、不動産会社がREINS(レインズ)へ登録を済ませる義務も発生せず、売主への営業状況を報告する義務もありません。REINS(レインズ)とは、不動産流通機構を指します。物件を登録掲載すると登録証明書が発行され、不動産会社から受け取れます。会員となっている不動産会社が自由に物件を閲覧できるため、売れる確率が高くなります。また、マンション売却の一般媒介契約には、「明示型」と「非明示型」の2つがあります。明示型は他に媒介契約を結んだ不動産会社について通知を行う方法で、非明示型は通知を行わない方法です。一般媒介契約はさまざまな不動産会社と媒介契約ができるため、買主を幅広く探せるイメージが強いのですが、不動産会社側としては専任媒介契約と比較すると安定性が低い契約となります。営業活動に力が入らない、買い手探しに時間がかかるなどのデメリットが生じる場合もあり、注意が必要です。納得できる価格で売れるまで時間をかけてもいい方の場合は、一般媒介契約が向いているでしょう。また、人気エリアの物件を持っている人や近所に売却予定を知られたくないという方にも、一般媒介契約がおすすめです。マンションの価格を無料査定してみるメリットは?マンション売却で専任媒介契約を選ぶ場合マンション売却で一般媒介契約を選んだ場合のメリットは、以下のとおりです。【メリット1】早期成約の可能性も!売却の窓口である不動産会社を何社でも選べるため、不動産会社間の競争意欲を掻き立てることができれば、早期成約につながる可能性が高いでしょう。複数の不動産会社が取り扱うエリアが広ければ、より多くの人が物件を目にするため、早く売れる可能性があります。【メリット2】好条件の不動産会社を見つけやすい専任媒介契約とは違い、いろいろな不動産会社と同時に契約できるため、自分と相性の良い不動産会社を見つけやすいです。不動産会社の強みを比較し、好条件のところをメインにして、売却を進めることができます。【メリット3】情報がたくさん集まりやすい売却したいマンションの情報を広いエリアに回せるため、興味を持った人の数、物件情報へのアクセス数など、さまざまな情報を集めることができます。情報を整理するのが大変な場合もありますが、買主になりそうな人を早めに厳選できます。デメリットは?マンション売却で専任媒介契約を選ぶ場合一般媒介契約にもデメリットはあります。以下に、その詳細についてご紹介します。【デメリット1】不人気物件と思われる可能性がある窓口が複数になることで、マンションを買う予定の人は同じ物件を何度も目にする可能性があります。短期間なら記憶に残りやすいというメリットになりますが、長期間同じマンション情報を目にすると、買い手は「売れないマンションだ」と思ってしまいやすくなります。人気のない物件だと判断されれば、興味を持つ人も減っていくかもしれません。広告戦略をきちんと立てないと、問題があるマンションだと思われかねないため、注意が必要です。【デメリット2】不動産会社の間で足の引っ張り合いが起こる可能性も不動産会社は仲介手数料を得るために売却の営業を行います。媒介契約をしたからには他社に売られるより自社で売りたいと考えることは当然です。そのため、不動産会社の間で足の引っ張り合いが起こる可能性があります。好条件の提案や値引交渉などを行った結果、希望の売却価格より安値で買い叩かれることや、高く買い取る予定の希望者がいたにもかかわらず早期売却のため安い買主を優先されるなどのケースも発生します。【デメリット3】積極的な営業をしてくれない一般媒介契約の場合、人気物件でないと分かると「他とも契約しているはずだから……」という理由で、積極的に販売活動を行わない不動産会社もあります。コストをかけて売れなかった場合ロスにつながるため、費用がかかる活動を控えることがあります。まとめ今回はマンション売却の際、一般媒介契約を選ぶメリットとデメリットを中心に解説してきましたが、いかがだったでしょうか。一般媒介契約はデメリットが多いように感じる方もいるかもしれませんが、物件によっては一般媒介契約の方が売りやすいこともあります。所有するマンションの特徴を把握し、どの売却方法がベストか慎重に判断しましょう。まずはマンションの価格を無料査定してみる
2017年11月11日マンションを売却するときは買い手をご自分で見つけることが難しいため、一般的には不動産会社へ仲介をお願いすることが多いでしょう。その際、不動産会社と取り交わす契約のことを「媒介契約」と呼びます。媒介契約にもさまざまな種類があり、その1つに「専任媒介契約」があります。ここでは、専任媒介契約の特徴やメリット・デメリットについてできるだけ詳しく解説しましょう。マンション売却における「専任媒介契約」の特徴専任媒介契約はマンションの売却に際して仲介をお願いする契約方法の1つですが、これは不動産会社1つだけに仲介を依頼する内容での契約を意味します。したがって、異なる不動産会社へ同時に重複する形で仲介を依頼することは禁じられています。しかし、ご自分で見つけてきた相手とは不動産会社を介さずに契約してもよいとされています。つまり、ご親族やお知り合いなどと売主が直接売却交渉をするのはOKということです。【媒介契約書による締結が必要】媒介契約は、宅地建物取引業法により媒介契約書によって契約を行うことが義務付けられています。媒介契約書は、契約の種類・サービス内容・仲介手数料などを明記したものです。一般的に、国土交通省が定めている「標準媒介契約約款」に基づき作成されます。専任媒介契約においてその有効期間は3ヶ月以内と定められており、自動更新はできません。売り手が契約の更新を希望する場合は、書面で申し出る必要があります。一般的に、契約期限が近くなると不動産会社から連絡があり、更新手続をすれば契約更新可能です。指定流通機構(レインズ)への登録は契約を締結した日から1週間(7日)以内に済ませなければならないという決まりもあります。レインズとは不動産流通機構が運営する不動産に関する情報交換を行うためのネットワークシステムで、レインズに登録すると売却したい物件について幅広く知らせることが可能になります。会員となっている不動産会社はリアルタイムで物件情報を検索できます。また、売却に関する状況報告は2週間に1回以上行うことを義務付けられています。媒介契約を締結した後、不動産会社は売主に対して業務状況を報告します。購入希望者からの問合せの有無や営業活動の方法など、詳細を伝えます。【専任媒介契約の契約解除について】マンション売却で専任媒介契約を選択したものの、何らかの事情で契約解除をしたい場合、それが可能かどうかは気になるところでしょう。解除の理由が第三者の立場からも正当性があり、やむを得ないと見なされた場合、基本的に違約金は発生しません。ただし、売却活動に使った広告費などについては請求される可能性があります。【専任媒介契約に向いている人】マンション売却で専任媒介契約が向いている人は、以下のような状況下にある人です。・忙しくて自分で売却交渉する暇がない・信頼できる不動産会社、営業マンを見つけた・至急売却したい・売却できなかった場合は、不動産会社に直接買い取ってもらいたいマンションの価格を無料査定してみる専任媒介契約でマンション売却する主なメリットは3つマンション売却で専任媒介契約を選択するメリットは、以下にご紹介するとおりです。【メリット1】不動産会社が積極的に営業してくれる専任媒介契約の場合はレインズに登録する義務が生じるため、綿密な戦略や販売計画が必要になります。広告に力を入れるなど積極的な販売活動を行ってもらいやすくなります。マンションが売れないと不動産会社には仲介手数料が入ってきません。経費を回収できないうえ長く売れ残ってしまうと売主が他社に乗り換える可能性もあるため、販売活動にも積極的にならざるを得ないのです。【メリット2】進捗状況が分かりやすい不動産会社からの進捗報告が最低2週間に1回はあるため、売り手側も販売状況を把握しやすい利点があります。窓口は契約締結した不動産会社1つだけですから、さまざまな情報をまとめて得られます。広告の反響、問合せの有無、ほかの不動産会社からの問合せなどを1度に知ることができるため効率的です。【メリット3】自己発見取引できるより好条件で買ってくれる人を自分で見つけた場合は、自由に販売できます。人脈を使える方にとってはメリットになるでしょう。ただし、不動産会社へ営業経費の支払いが発生する可能性もあるため、事前に調べておく必要があります。専任媒介契約でマンション売却する際はデメリットにも着目!マンション売却で専任媒介契約を選択した場合、メリットだけではなくデメリットもあります。デメリットとなる面についても認識しておきましょう。【デメリット1】販売活動に力を入れない不動産会社もあるマンション売却の依頼は1社に限られます。それが専任媒介契約最大のデメリットと言えるでしょう。不動産会社の営業力や情報発信力によっては、売れる時期が遅くなる可能性があります。他社との競争がないことで、活発な営業を行わない不動産業者もあるようです。【デメリット2】売り止め、囲い込みされやすい専任媒介は売り止めや囲い込みをされやすい契約形態と言われることがあります。売り止めは、問合せや商談の申込を一時的にストップすることを意味します。正当な理由があれば問題ありませんが、囲い込み目的だった場合トラブルに発展します。囲い込みとは、物件の問合せがあっても「商談が進行中です」などと他社からの商談の機会を拒否する行為です。このような不正行為が起こる危険性があることも、理解しておく必要があります。まとめ今回はマンションの売却方法の1つである専任媒介契約について解説してきましたが、他の契約方法を選択することももちろんできます。自分に合っている契約はどんなものかを見極めることが大切です。それに、依頼する不動産会社をどこにするかも大事なポイント。時間的余裕をもって、納得できるマンション売却を目指しましょう!まずはマンションの価格を無料査定してみる
2017年11月11日マンションを売却するときにはほとんどの場合、不動産会社に仲介を依頼した上で媒介契約を締結します。しかし、媒介契約にはいくつかの種類があるので一見分かりにくい印象があるかもしれません。そこで今回は、不動産会社との媒介契約とその種類・特徴についてご紹介します。不動産会社と結ぶ媒介契約とは?不動産会社へマンション売却の仲介を正式依頼するときには「媒介契約」を締結します。これは、売主が希望する仲介のサービスや仲介手数料などを明確に記したものですので、トラブルを未然に防ぐためにも内容をよく把握しておく必要があります。なお、売主から仲介を依頼された不動産会社には、法律に基づき媒介契約を締結することが義務であるとされています。まずはマンションの価格を無料査定してみるまずは媒介契約の種類を知ろう媒介契約には「専属専任媒介」「専任媒介」「一般媒介」の3種類があります。ここでは、それぞれの特徴についてご紹介します。【1.専属専任媒介】専属専任媒介契約とは、1社の不動産会社だけに仲介をお任せする契約です。したがって、売主はその1社以外の不動産会社に仲介をお願いすることはできません。また、例えば売り出しているマンションを売主のお知り合いやご親戚などが購入したいという場合であっても、契約した不動産会社を経由して取引しなくてはいけないという決まりになっています。専属専任媒介は売却活動のすべてを1社の不動産会社に任せる契約なので、依頼者に対しての拘束力が強くなります。そのため、不動産会社には法律に基づいたいくつかの義務が課せられます。例えば、専属専任媒介契約をおこなった不動産会社は媒介契約が成立すると、5日以内に不動産共有データベースである「レインズ」へ登録することが義務づけられています。また依頼者に対しては、1週間に1度以上は仲介に関する業務の実施状況について報告しなければなりません。専属専任媒介契約を結ぶことのメリットは、不動産会社が限られた期間内に確実に売買契約を仲介するために買主を探す活動が熱心になり、比較的高い確率で早めに買い手が見つかることにあります。なお、専属専任媒介契約の有効期間は3か月以内となっています。【2.専任媒介】専任媒介契約は専属専任媒介とほぼ同じ内容の契約となり、売主は基本的に1社の不動産会社にしか仲介を依頼することができません。しかし、依頼者である売主がお知り合いやご親戚など買主をご自身で見つけられた場合には、不動産会社を通さずに売却することができます。この契約では、不動産会社は媒介契約が成立してから7日以内にレインズに登録しなければならない決まりになっています。そのため、依頼者に対しては2週間に1度以上は仲介業務の実施状況を報告する義務となっています。専任媒介契約の有効期間は、専属専任媒介契約と同じで3か月以内となります。お知り合いやご親戚など買い手のめどはある程度立っているものの、より好条件の買い手を探したいときなどには、専任媒介契約が利用しやすいといえるでしょう。【3.一般媒介】一般媒介契約は、同じ物件の売却活動を同時に多くの不動産会社へ依頼することができる契約です。専任媒介と同様にご自分で見つけた買主への売却も、不動産会社を経由することなくおこなえます。不動産会社にはレインズへの登録義務や依頼者への業務実施状況の報告義務はありません。また一般媒介契約には「明示型」と「非明示型」の2種類があり、明示型では他に媒介契約を結んだ不動産会社があれば通知をおこないますが、非明示型では通知しません。ちなみに、一般媒介契約の契約期間について法令上の制限はないのですが、行政としては「契約期間は3か月までに」という指導をおこなっています。依頼者は、条件のよい購入希望者を紹介してくれた不動産会社と取引を進めていくことができます。一般媒介契約では、多くの不動産会社に売却をお願いすることで会社同士を競争させられるため、幅広く買主を探すことができます。しかし不動産会社にとっては確実に自社で取引してもらえるという保証がないため、専属専任媒介契約や専任媒介契約の場合と比較すると、売却に関する活動をあまり熱心におこなってもらえないこともあります。したがって、買い手が見つかるまでに時間がかかる可能性が高くなります。媒介契約を結ぶ際に注意すべきポイント不動産会社と媒介契約を締結する前にはご自分の事情をふまえて、売却予定の時期や価格、どのように売却活動をおこなってほしいかなどのご希望を明確に不動産会社に伝えることが大切になります。ご希望状況によっては売却が困難になることもありますが、そのようなときには不動産会社とよく話し合って最終的な条件を決めることが必要です。また、媒介契約を取り交わす前には不動産会社の仲介業務の内容をしっかり確かめておくことも必要です。チラシやネットに掲載する広告宣伝の内容や自社の顧客への紹介など、どのような販売活動をおこなってくれるのかをきちんと見ておきましょう。また、活動報告の内容は具体的にどのようなものかなどを確認し、後々になって「受けられると思っていたサービスが受けられなかった」などということがないようにしたいものです。そして、仲介手数料の確認も忘れずにしておきましょう。宅地建築取引業法により、不動産の仲介手数料には上限額が決められています。いざ売却が決まったら法外な仲介手数料を請求されてしまったなどということのないように、事前によく確認しておくことが大切です。まとめマンションの売却は高額なお金が動く取引になりますので、どなたでも多少は不安を感じるものでしょう。できるだけ信頼できる不動産業者に仲介を依頼し、気持ちよく取引をおこないたいものですね。そのためにも不動産業者と交わす媒介契約については、その種類や特徴をあらかじめよく理解しておくことが大切です。まずはマンションの価格を無料査定してみる
2017年11月11日マンションを売りたいとき、実際に売り出してから買い手がつくまでどのくらいの期間を要するのかが分からないと、その後の予定が立てにくいうえに不安も大きいでしょう。ここでは、マンションを売り出してから引き渡すまで、おおまかにどのくらいの期間が必要になるかについて見ていきましょう。マンション売却にはどのくらいの期間がかかるのか?一般的に、マンション売却までかかる期間は「平均3か月」と言われています。実際に売却をおこなう際にはほとんどの方が不動産会社と媒介契約を取り交わしますが、多くの場合はその契約期間も3か月が上限になっています。しかし、買いたいという人が現れない限りマンションは売れません。中古マンションに対する需要が低い地域であったり、間取りや広さが需要になかなかマッチしなかったりすれば、3か月以上どころか半年、1年と売れないこともあります。マンションの売却についてはケースバイケースであるため、一概に「○日で必ず売れます」とは言えません。したがって実際に売却をする際には平均期間などにあまりとらわれることなく、早く売るためご自分ができることは何か考えることが大切でしょう。マンションを売却する際、まず頼りにするのは仲介してくれる不動産会社です。より早く適正な価格で売却するためには、よりよいパートナーとなってくれる不動産会社を選ぶことが非常に重要になります。頼りになる不動産会社は買い手が決まるまでの間、的確な時期に的確な対策を講じて売却を成功させてくれます。不動産会社を選ぶ際には、広告活動の仕方や価格設定が適正であるか、営業力はしっかりしているかなどを見極めて「ここならお任せできる」と思える不動産会社を選択しましょう。マンションの価格を無料査定してみるマンションが平均期間を過ぎても売れなければ、値下げも検討すべき?マンションが売れる平均的な期間と言われる3か月を過ぎても売れなかった場合は、どのような対策を講じれば良いのでしょうか。マンションがなかなか売れない理由としては、以下のようなことが考えられます。【1.内覧希望が少ない】売り出したのに、内覧の希望が少ないということは、反響が少ないということになります。この理由には、価格が相場よりも高すぎることや広告不足、あるいは地域の需要が少なすぎるなどの要因があるようです。特に売り出し価格が高すぎる場合には、インターネットなどで同じ地域のマンションの売り出し価格を調べ、ご自分の物件の売り出し価格と比較してみることが必要です。場合によっては、価格を下げることも検討しなければなりません。広告が不足している場合には、不動産会社に依頼して複数のマンション販売サイトに情報を載せてもらったり、新聞に折り込みチラシを入れてもらったりする必要があるでしょう。この場合、売主が広告費用を負担することもあります。また、広告に効果がない場合はホームページやチラシに載せた写真があまり魅力的でない可能性もあります。プロのカメラマンなどに写真を撮り直してもらい、画像を差し替えてもらうことも検討しましょう。また、時期によってマンションの需要も変化します。1月から3月の間は新年度に合わせて新居を探す人が多くなり、全体的な需要が高まる傾向にあります。こうした時期まで待つということも必要かもしれません。【2.内覧があっても購入に至らない】内覧に来てもらえるということは価格と立地、築年数、広さなどの条件が整った物件だと考えられます。しかし、購入に結び付かない場合は部屋自体に問題があるケースも少なくありません。「図面では良い印象だったのに、実物を見たら買う気がなくなった」と言われてしまった際に一番考えられるのは、見に来た人が「室内が汚れている」「散らかっている」と感じるケースです。自分ではきれいに掃除をして使っているつもりでも、他人も同じように感じるとは限りません。特に居住中のマンションを売りに出す場合は、部屋に家具や物が置かれたままの状態をお見せすることになります。不要な物はできるだけ処分し、部屋をスッキリ見せる工夫が必要です。また、喫煙者が居住している場合は部屋にたばこの臭いが染みついていたり、壁紙がヤニで黄ばんでいたりするなどで購入意欲が失われてしまうことが多くあります。こうした場合は壁紙を張り替えるとともに、換気や消臭につとめましょう。マンションを確実に売るには、早く動くことが肝心マンションを確実に売却に結び付けるためには、何よりもまず適正な価格を設定することです。そのうえで、必要に応じてタイミングを見極めて値下げをおこないましょう。値下げには様々なコツがあると言われていますので、不動産会社と相談しながら時期や価格の下げ幅を決めましょう。マンションを売却するときは、不動産会社に仲介を依頼することが一般的ですが、直接不動産会社に買ってもらうという手段もあります。この方法なら確実に早く売却することができますが、仲介に比べて売却価格が下がってしまうことが多くなります。マンションの広さや築年数などの条件によって仲介向きか買取り向きかがありますので、不動産会社による買取りを検討する際には、仲介・買取り両方の場合でそれぞれ査定をおこない、比較検討してみると良いでしょう。まとめ売り出したマンションがなかなか売却できないと不安が大きくなるものです。しかし、そういうときでも焦らず仲介している不動産会社と相談をしながら、売れない理由をしっかりと分析して適切なときに適切な対策をとりましょう。臨機応変に対応して、確実な売却成功に結び付けていきたいものですね。マンションの価格を無料査定してみる
2017年11月11日もし所有しているマンションを売却しようと考えたとき、その準備から売却成立まではどのような流れになっているのでしょう。「どこに相談したら良いのか」「どのような手続きが必要なのか」など、何から手を付けたらいいのか分からないという方も多いかもしれません。ここでは、マンション売却成功までの一連の流れと、知っておきたいポイントをご説明します。マンション売却の流れを把握しておいたほうが良い理由マンションを売却しようと思った経緯には、さまざまな理由があるでしょう。「子供が成長して大きくなったので、一戸建てに住み替えたい」、「転勤でほかのエリアに住む」、「定年退職したので田舎に帰る」など、一般的にはライフスタイル・家族構成の変化や環境や経済状況の変化に応じて住まいを売却することが多いかもしれません。また、ご親族が所有していたマンションを相続したことを機に売却を考えるという方も少なくないでしょう。両親と遠く離れて住んでいた場合や兄弟など複数人で相続した場合など、相続したマンションにそのまま住むということが現実的に難しいことも多いためです。さらには住宅ローンの返済が厳しくなったため、マンションを売却せざるを得なくなってしまうというケースもあるでしょう。以上のようにマンションの売却にはさまざまな理由があると思いますが、理由によって売却時の注意事項や手続きの手順が異なってきます。たとえば、住み替えによる売却の場合は次の住居が決まり、入居できるようになるまで現在のマンションに住まなくてはなりません。そのため、売却から引き渡しまで時間がかかることがあります。こうした場合は、引き渡しまで待つことのできる買い手を探す必要が出てくるのです。このように、マンション売却までの経緯によっては必要な手続きや対応の種類・手順が異なる場合があります。そのため売却の流れをおおまかに把握しておき、詳細な部分に変化が生じても慌てず対応できるようにしておけばスムーズに売却処理を進められるでしょう。マンションの売却までの流れマンションの売却までには一連の流れがあります。ここでは、それらの手順について詳しくご紹介しましょう。【1.査定】マンションを売却するときには、初めに査定をしてもらいます。このとき、マンションを購入した際に仲介してくれた業者と大手の不動産会社、そして地元の不動産会社の最低3か所には必ず査定を依頼するようにしましょう。【2.媒介契約】仲介をお願いする不動産会社を決めたら、媒介契約を結びます。これで不動産会社に対して正式に売却を依頼することになります。媒介契約には複数の不動産業者へ同時に売却を依頼できる「一般媒介」、1つの会社のみに任せる「専任媒介」、そして専任媒介をさらに強化した「専属専任媒介」と3種類の契約形態があります。【3.売り出し開始】売り出しが開始されると、不動産共有データベースであるレインズや各種の不動産関連のウェブページへの掲載をはじめ、新聞折り込み広告やチラシへの掲載などがおこなわれます。それらの情報から物件の所在地や価格、広さ、築年数などを購入希望者が確認できるようになります。【4.内覧】購入希望者が、希望物件を実際に見る「内覧」をおこないます。売り出しが始まったら売主はいつ購入希望者が内覧に訪れても良いように、室内の整理や荷物をまとめておくなどの準備をしておく必要があります。玄関やキッチン・お風呂などの水回り、リビング、バルコニーなどは、特にチェックされやすいのできれいにしておきましょう。【5.購入申込】内覧に来た人が物件を気に入って購入を希望した場合、購入希望額が記載された「購入申込書(買付証明書)」を受け取ることになります。このタイミングから値引きの交渉などもおこなわれます。【6.売買契約】価格等の条件交渉がまとまると、いよいよ売買契約をします。売主・買主・仲介業者が売買契約書を作成し、このときに手付金が発生します。残りの売買代金については、部屋を引き渡す日に受領することになります。【7.決済と引き渡し】購入者へマンションを引き渡します。売主はこのタイミングまでに自分の引っ越しなどを済ませ、必要に応じてハウスクリーニング等をおこなって部屋を引き渡せる状態にしておきます。最終的な決済については多くの場合において、売主・買主・不動産業者・司法書士などによって銀行でおこなわれます。最後に部屋の鍵を買主に渡し、売却が完了します。【8.確定申告】売却の翌年には、売却益や売却損について確定申告をおこないます。マンションの価格を無料査定してみるマンション売却の際に注意したいことマンションをできるだけ早く、高い価格で売却するには、信頼できる良い不動産会社に仲介を依頼することが大切です。売主は仲介してもらう不動産会社を探す段階で、査定金額が妥当な会社を選択するようにしましょう。築年数や階数、部屋からの眺望などによって同じ地域にあるマンションでも条件が異なってきます。価格を設定する際には、自分の物件の特徴や価格の相場などを確認し、マンションの価値に見合った価格を付けることも大切です。また、エアコンや給湯器、ガスコンロなど室内設備の状況についても、故障や不具合がないか確認をしておきます。売買契約をする際に「瑕疵(かし)担保責任」が売主に課せられ、通常では気づかない欠陥や不具合が見つかった場合には売却後であっても売主が補修費用を負担する必要が出てくるからです。さらに、売却を始める際には、管理体制や近所との関係、駅からの距離、学校や病院までの距離などの周辺環境など、自分のマンションのアピールポイントを仲介業者に伝えておくようにしましょう。査定の金額を上げて契約を早くまとめるためには、お持ちの物件の良さをできるだけ伝えておくことも大切です。まとめ今回は、マンション売却の際の流れと注意点についてご紹介しました。マンション売却は一般の方なら一生に何度も経験するわけではありませんし、大きなお金が動く取引ですから不安に感じる方も多いでしょう。しかし、あらかじめ全体の流れを把握しておけば、慌てず手続きを進めていけるのではないでしょうか。ぜひ仲介業者さんや買主さんとスムーズにコミュニケーションを図って、満足度の高いマンション売却を成功させましょう。マンションの価格を無料査定してみる
2017年11月11日ジョージ・クルーニーが、友人と共同経営するテキーラのブランドを約10億ドルで売却するに合意した。ジョージは親友でシンディ・クロフォードの夫でもあるランディ・ガーバー、もう1人の友人と3人で2013年、テキーラのブランド「カーサミーゴス」を創業したが、今回イギリスの大手酒造メーカーの「ディアジオ」が同ブランドを買収すると発表した。ディアジオはまず7億ドルを支払い、今後10年間の業績次第で最大3億ドルを支払う形で買収は行われるという。ランディによると、もともとは「一番美味しく飲めるテキーラを自分たちのブランドとして作ろう」という仲間内のアイディアからスタートしたビジネスは、ジョージのネームバリューも手伝って現在20か国で販売されている。ジョージは「もし4年前に、私たちが10億ドルの会社を持っているかと聞かれたら、私たちは『はい』とは言わなかったでしょう。これは当社に対するディアジオ社の信頼、私たちのディアジオ社への信頼を反映しています。でも私たちはどこへも行きません。今後もカーサミーゴスに深く関わっていきます」と声明を発表した。(text:Yuki Tominaga)
2017年06月23日マンションを購入すると、毎月ローンの支払いとは別に「マンション管理費」を支払う必要があります。「毎月かかる費用なら少しでも安い方が」と考えがちですが、住み心地のよい環境を長く維持するためにはとても大切な費用なため、安易に管理費が安いマンションを選んでしまうと後悔することも…。今回はマンション管理費の相場や知っておきたいマンション管理費事情について、分かりやすく解説していきます。■マンション管理費とは戸建てと異なり、マンションにはエレベーターやエントランスホールなど、いくつかの共用部分があります。この共用部分の管理にあてられる費用がマンション管理費です。例えばエレベーターの定期的な点検や日々のメンテナンス、階段やエントランスなどの清掃にかかるお金は、住人から毎月集めるマンション管理費から賄われます。また管理人が常駐していればその人件費、セキュリティ強化のために警備会社と提携していればその契約費も、マンション管理費から支払われます。さらにマンションにジムや病院、公園などが併設されている場合は、その運営費用も含まれます。【修繕積立金との違いは?】修繕積立金もマンション管理費と同じく、マンションに住む人が毎月支払う必要がある費用です。しかしマンション管理費が日々のメンテナンスに使われる費用であるのに対し、修繕積立金は、建物を住めるように保つための長期的なメンテナンスに使われる費用になります。例えば補修工事や防水工事、外壁の塗装工事などにあてられます。マンションが古くなれば古くなるほど修繕が必要な個所が増えたり、修繕の程度が大きくなったりするため、修繕積立金は多くの場合、入居当初よりも段階的に高くなっていきます。また大規模な修繕が必要になった場合、それまでの積立金で費用が賄えなければ、一時金として毎月の費用とは別に徴収されることもあります。【マンション管理費や修繕積立金はローンや資産価値にも関わる!】マンション管理費や修繕積立金は、住人の住みやすさや住み心地、安全性などを左右する、重要な費用です。しかし毎月出て行くお金でもあるため、ローンを組む場合は単純にマンションの購入価格だけでなく、マンション管理費や修繕積立金についても事前に考えておく必要があるでしょう。ただし「毎月の出費はできるだけ抑えたい」と、マンション管理費や修繕積立金が安いという理由だけで安易に物件を決めるのは、おすすめできません。毎日のメンテナンスや建物の修繕がきちんと行われているかどうかは、マンションの資産価値にも関わってくることです。マンション管理費や修繕積立金が安い代わりに管理が行き届いていないマンションであれば、いざ売却しようと思ったときに、評価が下がる可能性があります。マンションを購入する際は、マンション管理費や修繕積立金のこともよく調べ、長期的な視点で考えることがポイントです。■管理費が高い理由とは?マンション管理費の相場を知ろう!首都圏にあるマンション管理費の平均は、1平方メートルあたり206円です。分譲マンションの平均的な広さは70平方メートル前後だといわれているため、首都圏のマンション管理費の平均はだいたい月14,420円となります。しかしマンション管理費の相場といっても、どの管理会社が請け負っているか、共用施設が充実しているか、物件そのものの価値がどれほどか、といったことにより、マンションごとに金額には大きく差が出ます。そこで管理費が高くなるマンションのポイントを以下にまとめてみました。【ポイント1】ワンルームは管理費が高いワンルームタイプのマンション管理費は、比較的高い傾向にあります。マンルームの広さを10~20平方メートルだとすると、毎月の管理費は約4,360~8,720円です。この数字だけを見ると「相場よりも安い!」と考えがちですが、1平方メートルあたりの単価を考えると、ワンルームの場合は約436円です。相場より2倍ほども高くなっているのですね。マンションの規模が小さくなればそれだけ、目も行き届きやすく管理の手間もかからないように考えられるため、ワンルームだと単価が高くなる、というのはちょっと不思議な気がしますね。ちなみに1平方メートルあたりの単価がもっとも低いのは、60~80平方メートルほどのファミリータイプになります。【ポイント2】マンション単価が高いと管理費も高い一般的に1平方メートルあたりのマンション単価が高いほど、管理費も高くなる傾向にあります。つまり同じ広さのマンションでも、物件価格が30,000,000円のマンションと50,000,000円のマンションでは、50,000,000円のマンションの方が管理費も高くなるということです。これは単価が高いマンションの方が、共用スペースが整えられていたり、併設される施設が充実していたり、セキュリティがしっかりしていたりと、管理の手間がかかるためだと考えられます。【ポイント3】マンションの戸数が多いor少ないと管理費も高いマンションの戸数が多いと共用部分も増えるため、管理の手間がかかります。そのため、戸数が多いマンションは管理費も高い傾向があります。しかし実は戸数が少ないマンションでも管理費は高くなります。マンションの管理費は、各居住者から徴収する形で賄っています。戸数が少ないとはつまり、マンション全体の管理費を負担してくれる頭数が少ないということです。戸数が少なくてもマンションの規模が大きければ管理費はそれだけ多く必要ですし、エレベーターなどは戸数にかかわらず、なければ不便なため、必要設備のメンテナンスも必要です。マンションの管理に必要な全体の費用はそれほど変わらないのに、負担してくれる人が少なくなるため、一戸あたりの負担額が増えてしまうというわけです。ちなみにもっともマンション管理費が低くなるのは、100~200戸未満のマンションだといわれています。【ポイント4】高層マンションは管理費が高い高層マンションになればなるほど管理費も高くなる、という傾向もあります。一般的なマンションは5~20階建てが多く、このくらいのマンション管理費の単価は200円前後。一方で、20~40階建てのマンションになると約240~250円、40階建て以上になると、約280円になります。■管理組合からの抗議で安くなることも?マンション管理費を下げる方法マンション管理費は、居住環境を整えるため、また住んでいるマンションの安全を守るために必要なお金です。とはいえ、それほど管理に費用がかかっていないにもかかわらず、住人から不当に高額なお金を徴収している場合もあります。「マンション管理費が高すぎない?」と思ったとき、管理費を引き下げる手立てはあるのでしょうか?方法としてもっとも有効なのは、管理会社を変えることです。現在のマンションの管理業務は、ほとんどが管理会社に委託されています。マンションの住人から集められた管理費の多くは、この管理業者に支払われます。そのため、より管理費が安い管理会社に変更すれば、一戸あたりの負担額が減ります。ただしほかの住人にも関わることのため、自分の意思だけで管理会社を変えることはできません。必要なのは、以下3つのステップです。【ステップ1】自治会に積極的に入会し、協力者を集める同じマンションに住んでいる人の中に管理費を下げてほしいと思っている人がいないかリサーチし、協力者を募りましょう。このために、住んでいるマンションの自治会に入会することをおすすめします。自治会とは、マンションの居住者同士が友好を深めるためのコミュニティのことで、各地域にある町内会と同じような役割を果たします。活動が盛んな自治会では季節ごとにさまざまなイベントを開催しているところもあり、普段顔を合わせない人ともコミュニケーションを図るチャンスです。【ステップ2】総会や理事会に議題として上げる管理会社を変更するには、総会や理事会の決定が必要です。「管理費を下げるために管理会社を変更したい」という内容を議題として上げましょう。このとき、できるだけ多くの協力者がいた方が、話がスムーズに進みます。住人の中に建築関係に詳しい人や交渉が上手な人などがいれば、そういった人たちに相談してみるのもよいでしょう。ちなみに総会とは、管理組合の組合員が集まって、マンションの維持や管理について話し合う場です。一方理事会には、その中から選ばれた役員だけが参加します。マンションで住民が快適に暮らすため、どのマンションにもそこに住む人たちで構成される「管理組合」が存在します。マンションを購入すると、その時点で誰もが管理組合の組合員になります。【ステップ3】複数社の管理会社に見積もりを依頼する総会や理事会で住人の合意が取れたら、さまざまな管理会社から見積もりを取り、その中から条件に合った管理会社を選びます。管理会社を変更することを「リプレイス」といいますが、最近ではリプレイスのコンサルタント業者も増えており、専門業者に依頼することも可能です。また現在の管理会社がマンション管理費を引き下げてくれればわざわざ管理会社を変える必要はないため、現在の管理会社と値下げ交渉をする方法もあります。この場合も、管理組合でしっかりと話し合って意見をまとめておくことが、交渉を有利に進めるポイントです。またほかの管理会社から取った見積もりは、交渉時にも有効な材料になります。■管理費を滞納すると、最終的には差し押さえ処分も!マンションに住むことは、1棟の建物をみんなで所有していることと同じです。そのためマンション管理費は、自分を含めたそこに住む人たちが、心地よく生活できるために必ず必要になる、大切なものだといえます。しかし中には「共用スペースなんてほとんど使わないし…」などと考えて、管理費を支払わない人もいます。管理費を滞納したままでいると、期間に応じて以下のような対策が取れられます。【1ヶ月の滞納】1ヶ月程度の滞納であれば、見過ごされることもほとんどです。翌月に2ヶ月分をまとめて支払えば、問題になることはありません。【2~3ヶ月の滞納】マンション管理費の管理者から滞納の理由を問われます。口頭の場合もあれば、文書が届く場合もあります。【4~10ヶ月の滞納】管理者から返済の予定を記した「返済計画書」の提示を求められます。4~10ヶ月が経ってもなお管理費が支払われない場合は、期限を設けてその日までに未払い分の支払いを求める「督促状」が届きます。さらにこれにも応じなかった場合、最終的には「差し押さえ仮処分申請」という法的な措置が取れられます。差し押さえ仮処分申請とは、支払われなかったマンション管理費の回収を目的として、管理者から裁判所へ、財産の差し押さえの許可を求めるものです。申請が認められれば、管理者は裁判所の権限を用いて、管理費を滞納した人から給与・年金や不動産を取り立てることが可能になります。【マンション管理費を滞納してしまったときの対処法】マンション管理費を滞納してしまったとき、もっともしてはいけないことは、文書や問い合わせの電話などを無視することです。例え文書が届いたときや電話がかかってきたときには支払えない事情があったとしても、その事実を管理者に伝えなければ、悪質な住居者とみなされてしまいます。反対に事情をきちんと説明すれば、2~3ヶ月程度であれば支払いを待ってくれるケースも多くあるのです。また滞納を放置し続け問い合わせにも応じず、とうとう督促状がきてしまった、という場合は、期日までの支払いが難しくても、速やかに管理者へ連絡を取れってください。そのうえで、支払えるだけの金額だけでも期日までに納めるようにします。とにかくいくらかだけでも支払っておけば、管理者が未払い分の分割支払いなどの交渉に応じてくれる可能性が高くなるためです。法的手続きへと移行されてしまえば、財産の差し押さえを受け入れるか、未払い分のマンション管理費を一括で支払うかの手立てしかなくなってしまいます。どのような事情があるにせよ、管理費を滞納してしまったら、なるだけ早く管理者へ連絡するようにしましょう。■まとめいかがでしたか?前述のとおり、マンション管理費の相場はおよそ15,000円。これに修繕積立金とローンが加わると考えれば、毎月の出費はマンションにかかる費用だけでかなりの額になります。とはいえ、マンション管理費を支払わなければほかの住人にも迷惑をかけることになるため、滞納はもちろんNG。マンション購入後に生活費の資金繰りが厳しくなるといったことがないように、購入時にマンション管理費も考慮に入れてローンを組むことが大切です。
2017年05月12日マンションの購入を考えるとき、迷いがちなのが「新築か中古か」。本当は新築マンションがいいけれど、予算の都合上中古マンションも視野に入れて検討中…というケースが多いでしょう。しかし新築と中古の違いは「価格」だけではありません。設備環境や保証・制度など、さまざまな面において相違点があります。そこで今回は、新築と中古の違いを徹底的に比較してみました。それぞれの長所や短所を把握して、自分のスタイルにマッチする住まいの形を見極めましょう。■まず気になるのは費用!新築と中古でどう違う?マンション選びの際、やはり最終的な判断材料ともいるのが「費用」。マンションは物件そのものの価格がメインになりますが、購入時の諸費用の違いも事前に調べておきましょう。【違い1】物件価格の違い一般的に新築の方が中古よりも価格が高くなることはご存知でしょう。具体的な数字を挙げると、中古マンションは新築マンションの4割から5割程度の価格で売り出されています。もちろん一口に「中古」といっても築年数によってさまざま。物件の状態によって価格に開きがありますが、中古の方が新築に比べると費用を抑えられることは確かです。またエリアによっても新築と中古の物件価格に違いがあります。都市部の人気エリアでは新築と中古にさほど差はありませんが、郊外部では価格の開きが大きいです。新築にしても中古にしても郊外部の方が購入時のお得感はありますが、逆に売りに出す際は売却価格を低く設定する必要があります。現時点での価格だけに注目するのではなく、将来性も踏まえて総合的に判断するとよいでしょう。【違い2】諸費用の違いマンションを購入する際には、不動産の登録料や住宅ローン手数料など、物件に対してかかるお金以外にもさまざまな「諸費用」がかかります。そのうち新築にのみかかる費用、中古のみにかかる費用をそれぞれピックアップしてみました。まずは新築マンションに必要な諸費用です。・修繕積立金基金これは新築マンション特有の費用で、毎月支払う修繕積立金の負担を軽減するためのものです。住むエリアや物件の内容によって異なりますが、一般的には200,000~400,000円程度が相場となっています。・オプション費用新築マンションによっては、部屋のグレードをアップできたり、インテリアや設備を追加できたりする場合があります。モデルルームの内装や設備はこういったオプションを使った仕様になっていることがほとんどです。このオプション、つい金銭感覚が狂ってしまって、気がついたら数百万円プラスに…というケースも珍しくありません。高品質でデザイン性の高い内容に魅了されてしまいがちですが、予算と十分照らし合わせながら検討する必要があるでしょう。次に中古マンションに必要な諸費用を見てみましょう。・仲介手数料中古マンションの場合は、売り手(マンション所有者)と買い手の間に立って物件紹介やさまざまな手続きを行う仲介業者がいることが多いです。仲介業者を介してマンションを購入すると、仲介手数料が必要です。仲介手数料は「(物件価格×3%+60,000円)×1.08(消費税)」が相場で、例えば30,000,000円の中古マンションにかかる仲介手数料は1,036,800円です。不動産会社が売り主の場合は仲介手数料が発生しませんが、一般的にはこの程度かかると認識しておきましょう。・リフォーム費用リフォームをしていない中古マンションの場合は、リフォームを行ってから入居するスタイルが一般的です。かかる費用はリフォームの種類やグレードなどによって大きく異なります。例えばトイレの便器交換は50,000円~100,000円程度、浴室リフォームは800,000~2,000,000円程度、間取り変更や全設備交換など大がかりなリフォームになると3,000,000円程度が相場で、細部にもこだわる場合は10,000,000円以上になることも珍しくありません。金額の幅が大きくそれなりに予算もかかりますが、自分好みの設備や仕様に変更できるよさがあります。フルリフォームやフルリノベーションをしても、かかる費用は新築物件価格の3分の2程度で済むでしょう。こうして諸費用だけで比較してみると、新築マンションに比べて中古マンションは費用がかかることがわかります。物件価格だけを見て「中古の方が安い」と決めつけるのではなく、プラスされる諸費用のことも考慮するとよいでしょう。■新築マンションのメリット&デメリットこれまで費用面における違いを見てきましたが、費用面以外にもさまざまな違いがあり、新築・中古それぞれに良し悪しがあります。まずは新築マンションの長所と短所を見極めましょう。【メリット1】見た目が綺麗新築マンションの醍醐味といえば、何といっても見た目が綺麗なこと。誰も使っていないピカピカの内装や設備は、誰もが憧れます。建物内部だけでなく、外から見たときに見栄えがいいのも新築ならではのよさです。新しさを重視し、初めから中古マンションを視野に入れずに探す人も多いようです。【メリット2】最新設備を搭載している新築マンションには最新の設備が備わっており、住み心地は抜群です。個人の専有部分はもちろん、共用部分の設備も充実しているケースが多く、総合的に見て住宅の質が高いといえるでしょう。セキュリティシステムも中古マンションに比べてしっかりしているため、安全性が高い点も大きな魅力。特に小さい子供がいる家庭の場合は、安心して暮らせるかどうかを重視して新築を選びやすい傾向にあります。【メリット3】コミュニティに溶け込みやすい新築マンションの場合は、契約者全員がほぼ同時に入居を開始します。「顔見知りがいない」という同じ条件の下でスタートを切るため、コミュニティに参加しやすいといったメリットがあります。すでに形成されたコミュニティに入るときにありがちな、気後れやストレスを感じることがありません。コミュニティ自体に一体感が生まれやすいといわれます。【メリット4】税制面においてさまざまな優遇措置を受けられる新築マンションを購入すると住宅ローン控除や登録免許税、不動産取得税などの軽減措置を受けられます。中古マンションでは条件が多く、対象外になる制度もあります。税制面では新築の方が何かとお得と考えてよいでしょう。【メリット5】長期保証が付いている新築マンションの場合は、建物の構造部において最低でも10年間の保証を受けることができます。設備面においてもメーカー保証付きで、アフターサービス面も優遇されます。保証やアフターメンテナンスの満足度の高さで選ぶなら、断然新築マンションでしょう。【デメリット1】モデルルームとのギャップすでに完成している新築マンションなら実物を見学できますが、多くの場合は未完成でいわゆる「青田買い」となり、モデルルームを見学して検討することになります。この際注意しなければならないのが、実際の物件とモデルルームとのギャップです。展示されているモデルルームの間取りはグレードの高い住戸のものであるケースが多く、実際の予算に見合う住戸はもっと狭かったり、使いにくい間取りだったりすることがあります。またモデルルームの設備や仕様はオプションでグレードアップしているケースがほとんど。「モデルルームの内容が標準装備されている」と勘違いしてしまうことがないように注意しましょう。【デメリット2】立地条件のよいところを見つけにくい新築マンションは数が少なく、希望のエリアにない場合もあります。また駅近など利便性の高い立地にはすでにマンションが建っているため、中古に比べて立地条件が悪くなってしまうのは否めません。【デメリット3】資産価値の減り幅が大きい新築マンションの資産価値は、通常5年で大幅にダウンし、その後は緩やかに下降していきます。特に注目したいのが、購入してすぐに20~30%程度下落してしまうこと。実は新築マンションの物件価格には広告費や販売会社の利益が上乗せされているため、それを差し引いた額が本来の資産価値になるからです。一般的にいわれているのが、築15年以降は価格下落のペースが安定するということ。資産価値の急激な低下を懸念するのであれば、初めから築15年以降の中古マンションに限定して探すことをおすすめします。新築マンションは「新しくて綺麗なマンションに住みたい」「設備やサービスが充実しているところがよい」など、見た目や機能性のよさを求める方に適しています。また「長期保証が付いていてほしい」「税金の優遇措置はできるだけ利用したい」など、安心・安全を重視する場合にもおすすめです。■中古マンションのメリット・デメリットでは次に中古マンションのよい点と悪い点をご紹介します。前述した新築マンションと比べながら見ていくと、自分に適したマンションのスタイルが見えてきます。【メリット1】物件数が多く、選択肢が豊富中古マンションは豊富な物件が揃っています。そのため「なるべく一定のエリアで物件を探したい」という場合に最適です。たくさんの選択肢の中から探すことができるため、好みや条件に合った物件を見つけやすいこともメリットでしょう。また中古マンションは好立地に建っている傾向があり、駅近だったり周辺環境がよかったりと利便性の高さが魅力。新築でそういった物件を探してもなかなか見つからず、仮にあったとしても予算を大きくオーバーする可能性があります。限られた予算内で好立地な物件を探すなら、中古マンションが最適でしょう。【メリット2】実際の物件を見学できる中古マンションは必ず実物を確認できることが大きなメリットです。希望する物件に足を踏み入れて、間取りや広さはもちろん天井の高さ、窓の配置などを確認できます。また収納の大きさ、通風や採光、眺望などもはっきりとわかるため、住んだときのイメージを具体的に思い描くことができます。新築マンションの場合はモデルルームとのギャップが懸念されますが、中古マンションならそういった心配はありません。またそのマンションにどんな世帯が住んでいるのかを確認することもできます。「20~30代のファミリーが多い」「年配層が多い」などが事前にわかるため、住んでいる住民の層によって自分たちが馴染めそうかを判断できるでしょう。【メリット3】自分好みの空間が作れる新築の場合はすでに新しい設備や内装が備わっており、基本的には「万人に便利」な作りになっています。決められている内容は変更できないため、中には自分好みではないインテリアや壁紙が使われていたり、使わない設備が入っていたりすることも。それに対して中古マンションの場合は、自分に快適な空間作りが可能です。必要な箇所のみ自分好みにリフォームできますし、予算が許せば住まい全体を自分仕様に変更することもできます。物件価格が安い分、浮いた予算をリフォーム費用に回せることが魅力です。【メリット4】資産としての価値が下がりにくい前述したように、新築マンションの物件価格には広告宣伝費や不動産会社の利益が上乗せされているため、物件価格がそのまま資産の価値になるわけではありません。そのため仮に購入後すぐに売却したとしても、購入時の価格で売れることはほとんどなく、資産価値の下落も激しいです。しかし中古マンションの場合は売り手の希望と相場によって物件価格が決まるため、物件価格と資産価値がほぼ同じ。購入後の資産価値が下がりにくいため、購入後に大幅な値下げがされることもありません。【デメリット1】保証期間が短い中古マンションにおける主要構造部の保証期間は、売り主が個人の場合は2~3ヶ月程度。新築の保証期間10年に比べると、かなり短く設定されています。中には保証なしのケースもあるため、注意が必要です。購入後にこのままでは住めないような欠陥が見つかることのないように、事前にホームインスペクション(住宅診断)を利用するとよいでしょう。また「住宅瑕疵担保責任保険」や大手不動産会社の保証サービスを利用すれば、万が一のケース時に安心です。【デメリット2】共用部分を変えることができない個人の所有する「専有部分」であればリフォームやリノベーションを行うことができますが、エントランス・共用廊下・階段など他の住民と共同で利用する場所に関しては、個人で手を加えることができません。また専有部分と勘違いしてしまいがちなベランダ・窓のサッシ・玄関ドアも実は共用部分。勝手にデザインや仕様を変えることができないため、注意しましょう。【デメリット3】新築に比べて耐震性が低い築年数が浅めの中古マンションは耐震性に問題ないケースが多いですが、築年数が古い物件は要注意です。特に昭和56年(1981年)6月1日以前に建てられた物件は要注意です。こうしたマンションには新しい耐震基準に合っていないため、耐震面に不安があります。築年数を確認し、耐震性に不安がないかどうかをしっかり見極めましょう。また手入れがきちんと行われている中古マンションは、管理組合によってその都度補修・改修がされている証拠です。見た目から受ける印象や仲介業者からの情報をもとに、安全なマンションかどうかチェックすることが大切です。気になる場合は、耐震診断を依頼するとよいでしょう。中古マンションは「特定のエリア内で探したい」「とにかく立地条件のよいところがいい」など、エリアが限定されている場合や利便性を重視したい場合に適しているといえるでしょう。また住居のデザインや設備、仕様にこだわりが強い方にもおすすめです。■おわりにいかがでしたか?新築マンションと中古マンションはどちらにもよい点と悪い点があり、一概にどちらがベストとは言い切れません。選ぶ際に大切なのは「求める条件にマッチしているのはどちらか」ということです。住まいに何を求めるのかを明確にすれば、おのずと答えが見えてくるでしょう。
2017年05月12日突然ですが、今住んでいるおうちの価値ってご存じですか?「え?買ったときの価格じゃないの?」と思う方がいるかもしれませんが、マンションがあるエリアや状態によって、おうちの相場は前後しているのです!でもそういう情報はどこでわかるのかって?自分の大切なおうちの相場を、きちんと知っておくには『マンション.navi』がぴったり♪ライフスタイルの変化などでおうちを手放す必要があるときにも、慌てずスマートに不動産の売却ができますよ♡おうちを売るって、どうしたらいいんだろう。。今住んでいるおうち。家族が増えたり転勤が決まったりとライフスタイルの変化に伴って、手放さなければならなくなってしまうこともありますよね。でもマンションって、どうやって売るんでしょう?不動産会社へ行くのも、ネットで評判の良さそうな会社を調べるのも時間がかかるし、正直面倒くさい。だけど、大きなお金が動くから、失敗はしたくない。じゃあ果たしてどうしたらよいのか。。という方におすすめなのが、マンションリサーチが運営している『マンション.navi』。独自のサービスで簡単にマンションやエリアの相場を知ることができ、手間なく査定をしてもらうことができるんです♪自分たちが住んでいた大切なおうちを、大切にしてくれる買い主さんにバトンタッチをする。そんな素敵なマッチングを実現してくれるんですよ♡『マンション.navi』って、安心なの。。?素敵なサービスとは言うけれど、「本当に安心なの?」と思われる方もいるかもしれません。不動産に関することって奥が深くて、ちょっと謎めいたところがありますもんね。でも、だからこそ使って欲しいのが『マンション.navi』。私たちの知りたい情報をタイムリーで親切に、もちろん無料で教えてくれるのです!『マンション.navi』を使って、マンションの相場を調べてみよう♪「うちのマンションって、いくらぐらいで売れるんだろう、、?」って気になりませんか?そんな方におすすめしたいのが『マンション.navi』。なんと、、マンションごとに価格相場を出してくれるんです♡こちらが、『マンション.navi』のトップページ。エリアから順番にたどって検索することもできるのですが、マンション名を入力して調べることもできるんです!面倒な手間を極力省いて、簡単にマンションごとの相場を見ることができます♡これって実はすごいことで、相場がささっと調べられるサービスってなかなかないんですよ。しかも情報は毎日更新されているから、「今、マンションを手放したら、いくらぐらいになるのか」をイメージすることができます♪試しに我が家のマンション名を入力してみたところ。。ちゃんと出ました!笑ちなみに、ここでも『マンション.navi』ならではの素敵なポイントが♪よく見てみると、売却したときと賃貸したときの価格相場があります。賃貸?と思うかもしれませんがマンションを手放すときって、売却する方法しかないってわけではないんです。賃貸にしておけば、ずっとマンションを所有したまま!「いつかは、戻ってきたいな」という思いがあるときは、人に貸すという選択肢もあるんですね。マンションごとの相場情報は日々更新されているから、売るタイミングを見計らうのにもいいですよね♪もっと詳細な相場を知りたい場合は、無料のメンバー登録をすれば、面積・階数・向きを任意の数値に変えることができ、そのマンションの過去の成約データも見られるようになります。今すぐにマンションを手放す予定がなくても大体の価格相場を知っておけば、後々、役に立つかもしれませんよ♡うちのマンションの相場って、いくらだろう?早速、マンションの査定をしてみる♪マンションの売却って、どんな流れで進めていくの?相場を知り、「さて、いよいよマンションの売却をしよう!」と思っても、果たしてどのように進めたらいいのかわからないもの。まずはどうすればいいのか。。と考えている間に、売りどきを逃してしまっているかもしれません。が、その前に、自分たちで目標を決めておくことも大切!マンション売却の希望期間と価格を考えておきましょう。価格はあまり重視せずに早く売りたいのか、それとも希望価格で契約できる購入希望者が現れるまでじっくり待つのか。。不動産会社へきちんと意見を伝えられるように、準備しておきましょうね♪自分たちの意見がまとまったら、不動産会社を選定します。近所の不動産会社へ足を運んだり、口コミを調べてみたり、、と不動産会社の選び方はさまざまとありますが、簡単に安心できる会社へお願いしたいですよね!そんなときは、『マンション.navi』の一括査定サービスを使うのがおすすめ♡専用のフォームから簡単な質問に答えるだけ!最短45秒で、一括査定を依頼できるんです♪実際売ったらいくらなんだろう?「査定してくれる9社って、どうやって選別しているの?」と気になる方。ここでも『マンション.navi』独自のサービスがあるんです♪依頼した条件に合わせて、適切な会社を自動的にピックアップしてくれるんです。例えば、マンションのご近所にある地場の会社や、築年数に合わせて取り扱いが得意な会社などが選定されるんですよ♪選ばれた会社以外からは一切連絡は来ないのも安心できますよね♡マンションリサーチでは、提携不動産会社に対して、応対の指導も行っているので、基本的には不躾な連絡が来ることもありません。不動産会社はどうやって選べばいいのかな?購入希望者にマンションの魅力をきちんと伝えてくれるかな?私たちの目標を叶えてくれるかな?という目線で、選ぶと良いでしょう。相場をきちんと把握したうえで、より好条件で取引できる購入希望者を見つける努力をしてくれそうな人を選ぶのも大事なポイントです☆いずれにしても、「この不動産会社なら、安心してお願いできそう!」という1社を選んでくださいね♡不動産会社を選定すると、各会社の営業の方から電話やメールが来ます。どちらの会社を選べば正解なのか、、悩むかもしれません。大切なマンションを任せられる方やマンション売却の期待感が持てる方を選んでいきましょう♪各社から査定書が届いたら比較をして絞っていきます。それぞれの会社に特徴があると思いますが、担当者の対応や査定書の根拠をしっかりと見比べて判断しましょう!3〜4社をピックアップしたら、より正確な査定価格を出すため、実際にマンションを見てもらいます。気負わず、普段通りのおうちで大丈夫!対応してくれる営業の方とよくお話をして、信頼できる人にお願いをするのがマンション売却のコツです♪大事なおうちを最後まで任せられそうな人を選んでくださいね♡万が一、「あれ?こんなはずじゃなかったな」と思っても大丈夫。購入希望者が決定するまでの間ならば、不動産会社を変更することも可能です!マンションの面倒を最後まで誠実に見てくれる営業の方にお願いしたほうが、幸せな売却ができますよ♪購入希望者が決まった♡無事に購入希望者が決まったら、ゴールまであと少し。不動産の売買契約が成立させたら、晴れてマンション売却ができます。双方にとって大きな価格の取引になるので手間はかかってしまいますが、引渡しまで丁寧な対応を心がければ、HAPPYなマンションの売買ができますよ♡「マンションを売却する」って頻繁にあることではないけれど、いざそうなったときに戸惑ってしまいがち。そうならないように普段からエリアやマンションの相場を知っておくのは、実はとっても大事なことなんです。また、おうちを手放す状況になったときには『マンション.navi』があることを思い出してくださいね♪きっとマンションの売却で困ったときには、助けてくれるはずですよ♡マンションの価値を知っておく♡
2017年04月20日こんにちは、恋愛デトックスカウンセラーの下村さきです。男子のほうが浮気が原因でトラブルに!というイメージがありますが、女子だって魔が差して浮気をしてしまった・・・。という人は少なくありません。そして浮気がバレてしまったら、どうするか悩むもの。「本命は彼だから浮気を許してもらってやり直したい」「浮気相手への気持ちの方が大きくなっているから彼とは別れよう」など、様々な気持ちが起こるはず。そこで今回は、ハウコレが行ったアンケート『彼氏に浮気がバレたことある?』の回答を元に、浮気がバレたあとのカップルの結末についてまとめてみました。■自分から別れを切り出した「喧嘩した後、『正直落とそうかと思った』って言われて『何を?』って聞いたら、私をマンションから突き落とそうとしてた。恐怖しか感じなかった。そして別れました」(20才/専門学校生)「彼氏に全部話したら、それからはどこで何してるか常に報告するようになった。報告するのが面倒だったり喧嘩したりして結局別れた」(18才/大学生)とりあえずその場では別れなくても、一度溝が入った関係は修復が難しく、その関係を面倒に感じて自分から別れを切り出す人も。「もう1度頑張ってみよう」とした結果ダメだったのなら、もう修復は難しいよう。お互いにスッキリ別れてしまったほうが良いのかもしれません。■フラれて後悔・・・「穏やかな性格の彼は、私にいつも可愛いとか好きだよとか言ってくれるし、私のワガママをいつも笑顔で聞いてくれていました。でも私はもう少し刺激が欲しくて、彼とは違うタイプの人と浮気。それがバレて、彼には『大好きだったし信じていたのに』と振られてしまいました。いつも笑顔だった彼の怖い顔が忘れられないし、自分が思っている以上に私は彼のことを愛していたんだなあと実感して今でも後悔しています」(18才/高校生)刺激が足りなくて他の男子に目がいって浮気した場合でも、「なんだかんだいって、彼氏が落ち着く」ことってありますよね。本命の彼にフラれたあとで後悔しても遅いので、まずは本当に大切なのは誰かをしっかり認識!マンネリ化が原因なら、彼との付き合い方でまた新鮮さを取り戻せるかもしれません。その上で、どうしても刺激がほしいのなら・・・絶対にバレないように浮気しましょう(笑)■許してもらえた!「怒られてなんでこんな事をしたのか聞かれ、理由を全部話したら俺のところに戻ってこいと泣きながら言われたので 相当反省しこれからもう絶対しないという約束で戻りました」(20才/専門学校生)「俺も悪かったから!と言って許してくれた」(33才/医療・福祉)「寂しさを埋めたくて」浮気したなどの理由だと、理由を聞いて彼が許してくれるケースも多いみたい。不満があるなら浮気する前に口で伝えた方が良いですが、それでも浮気バレがキッカケで前よりも仲良くなれたのなら結果オーライなのかもしれません。■浮気はバレなかったけど乗り換えた「バレる前に別れて浮気相手と付き合いました(笑)未だに元彼も乗り換えた彼も気づいてないと思います。その浮気相手とも数ヶ月で別れました」(18才/高校生)「元彼の話。そろそろ別れたいなってときに期間かぶった。結局、そのままどちらとも別れた」(23才/アパレル)浮気がバレる前に浮気相手に乗り換えたという人もたくさんいました。ただ、乗り換えたあとに浮気相手ともすぐ破局パターンがとても多かったです。浮気中は気持ちが高ぶっていても、浮気相手というスリルがなくなると、熱が冷めてしまうよう。後悔しなければ良いですが、しっかり自分の気持ちを見極めたいですね。■おわりに本命の彼を失ってから後悔しても遅いので、まずはどうして他の男性に心が揺らぐのか考えてみると良さそう。そして、してしまった浮気は仕方ありませんが、彼にバレたら「自分はどうしたいのか」「本当に大切なのは誰なのか」をしっかり考えて後悔のないように行動してくださいね!(下村さき/ライター)ハウコレ「女子の本音」彼氏に浮気がバレたことある?2017年3月16日~3月29日回答数201人(ハウコレ編集部)
2017年04月12日近隣トラブルには様々なものがありますが、その代表格がマンションなどでの生活音のダダ漏れ。「夜にもかかわらず年中ドタドタと足を踏み鳴らす」「真夜中に大音量で音楽をかける」など、多種多様なケースを見聞します。ご存知の通り「音がうるさい」ということを発端としたトラブルが殺人事件を引き起こしたこともあります。賃貸マンションなら最悪引越しも考えられますが、分譲マンションの場合は、なかなかそうもいきません。このようなとき、法律的に加害者を強制退去させることはできないのでしょうか?和田金法律事務所の渡邊寛弁護士に見解を伺いました。 Q.分譲マンションに住む隣人の騒音が激しい場合、被害者側から強制退去させることはできる?*画像はイメージです:生活騒音の場合は、退去を求めることまではできません。「マンションの他の入居者の騒音被害が改善されない場合、損害賠償請求や差止請求が考えられます。裁判では、騒音の態様や程度(音の種類、大きさ、時間帯、頻度、継続性など)、騒音防止の措置の有無や内容、マンションの遮音性能などの事情を総合的に考慮して、一般人を基準に、騒音が社会生活上の受忍限度を超えるものであるかどうかによって判断されます。過去の裁判で慰謝料請求が認められたものとして、階上の住戸の子どもの騒音の事案で原告1人当たり30万円の慰謝料を認めた裁判例(東京地裁平成24年3月15日判決、東京地裁平成19年10月3日判決)、階上の住戸のフローリング床への変更による生活騒音の事案で原告1人当たり75万円の慰謝料を認めた裁判例(東京地裁八王子支部平成8年7月30日判決)があります。差止請求の対象は、部屋の使用ではなく、騒音の発生ですが、損害賠償請求よりもハードルは高いです。分譲マンションについては、建物区分所有法という法律があり、所有者の“共同の利益に反する行為”があったときは、管理組合が同法に基づいて使用禁止や競売を請求できることがあります。もっとも、他の方法で効果が望めないときの請求であり、一般的な生活騒音の場合は“共同の利益に反する”とまでは言い難いため、まず認められないと考えられます。騒音被害で競売請求が認められた裁判例もありますが(東京地裁平成17年9月13日判決)、昼夜を問わず騒音・振動・叫び声等を発生させるなどの著しい迷惑行為があった極端な事案です」(渡邊弁護士)損害賠償を請求することはできますが、退去を求めることはほぼ不可能であるようです。筆者もマンションの騒音問題で悩んだ経験があるのですが、問題解消の糸口がなかなか見つからず、ノイローゼ気味になりました。引越しというわけにもいかないという方は、弁護士に相談してみてはいかがでしょうか。 *取材協力弁護士: 渡邊寛 (和田金法律事務所代表。2004年弁護士登録。東京築地を拠点に、M&A等の企業法務のほか、個人一般民事事件、刑事事件も扱う。)*取材・文:櫻井哲夫(フリーライター。期待に応えられるライターを目指し日々奮闘中)【画像】イメージです*kojikoji / PIXTA(ピクスタ)
2017年03月06日初詣へのこだわりは男性と女性で大きな差があります。特に男性は初詣自体に関心がないことが多く、せっかく女性が誘っても乗り気になってくれません。とは言え、好きな男性と初詣に行きたいという女性の気持ちは分かります。そこで今回は初詣に乗り気でない男性を誘うコツを紹介するので、好きな男性がいる女性はぜひ参考にしてください。元旦の早朝にこだわらない男性が初詣を嫌がる理由を考えると、大抵は「早起きが嫌」か「混んでいるから嫌」かのどちらかです。そこで、そんな男性の気持ちを考慮した誘い方をしてみましょう。まず早起きに関してですが、確かに初詣は早い時間にするのがベストだと言われています。ただし、ここでの早い時間と言うのは早朝という意味ではなく午前中という意味なのです。このため無理に早起きする必要はない午前9時や午前10時の時間帯で誘ってもいいわけですし、その時間帯に初詣をしても何の問題もないのです。次に混雑に関してですが、最も混雑するのはやはり元旦です。このため、元旦を避けて2日か3日に初詣に誘うのもいい方法です。さすがに平日なみに空いていることはないものの、元旦に比べれば多少は空いています。このように、男性に苦にならない時間と日程で初詣を計画すれば誘いにも乗ってくれやすくなるでしょう。初詣の後の予定を作る初詣に興味のない男性を誘ってもいい返事は期待できません。そんな場合は初詣だけでなく、その後の予定も計画して男性を誘ってみてください。分かりやすく例えれば「初詣の後はホテルに行ってエッチしよう」など、初詣した後に男性が楽しめるようなことを提案すればいいのです。現実的なことを言ってしまえば興味のない男性をいくら説得してもムダですし、仮に誘いに乗ってくれたとしてもそれは嫌々なのが正直な気持ちでしょう。だったら初詣の魅力をあれこれと話すのは止め、その後に男性が興味を惹かれるようなデートプランを立てればいいのです。見事この方法が成功して誘いに乗ってくれたら、「後の予定も楽しみだけど、初詣も一緒に楽しもうね!」と一言声を掛けておきましょう。初詣に乗り気じゃない男性を誘うコツは2つ1つは初詣に行くのが乗り気じゃない理由を考え、それを解消できる予定を立てることです。最も、乗り気じゃない理由は大抵ここで挙げた「早起きが嫌」か「混雑が嫌」かのどちらかなので、今回紹介したことがそのまま参考になります。もう1つは初詣だけで終わらない予定を立てることで、これは初詣に興味のない男性に効果的です。「初詣に行った後は○○に行こう!」…この○○に男性が好む行き先を計画すればいいのです。この2つのコツを抑え、好きな男性を初詣に誘って楽しんできてくださいね!
2016年12月29日“付き合う前にカラダを許してしまうのは良くない”と知ってはいても、強引に誘われると断り切れない女性も多いでしょう。今回は、そんなあなたにコツをお教えします。女性にも欲望がある実は“何となくそんな雰囲気になってしまった”という状況が1番危険です。例えば、帰り際に家に来ないかと誘われたときなどは、女性も「もっと一緒にいたい」「2人きりになりたい」と思ってしまうもの。でも、その先にあるのは“もしかしたら何もないかもしれないけど、何かあってもおかしくない状況”でしょう。もちろん、付き合っていないなら回避した方が良い状況ですが、そのためには自分の欲望も断ち切る必要があります。“何かあったら困る”状況をつくるその方法はとっても簡単。それは、ムダ毛を残しておくだけです!ムダ毛は美意識に反するという女性は、デート当日は“絶対に見られたくない下着”を着けるのもおすすめです。いわゆる“いつ誰と何があっても大丈夫”という状態の“真逆”にしておく、ということです。好きな彼にだけは絶対に見られたくない!と思う状況を服の下に隠しておきます。そうしておけば、帰り際に「もっと一緒にいたい」「帰りたくないな」と思ったとしても、思い出した瞬間「今日は帰ろ!」と思えます。意志が弱い女性=軽い女人は、頑張って手に入れたものだけにずっと価値を感じることができます。いくら気持ちがあるとは言え、簡単に関係をもったり、そうなってもおかしくない状況に自分から進んでいくのは“軽い女”です。女性が「付き合ってもいないのに体を求めるような男はやめておいた方が良い」と思うのと同じで、男性も「付き合う前に体を許すような軽い女はやめておいた方がいい」と思うものです。意志が弱い自覚がある女性は、自分とその恋を大切にするためにもぜひ試してみて下さい。
2016年12月01日社会人10年目くらいになると、今後の資産構築のために、思い切ってマンションの購入を考える人も多いと思います。マンション探しは、未来の自分の生活を思い描きながら夢と希望に溢れる時間を過ごすことができる、とても楽しいもの。とくに新築マンションを購入する場合は、マンションギャラリーの最上級な演出とおもてなしが、購入者の購買意欲を高めます。ホテルのようなお部屋と、その部屋にマッチしたオシャレな家具を見てしまえば、欲しくなりますよね。しかし、「この物件ほしいな~」と思っても、本当に自分が買えるのかどうか、今後ローンを支払っていけるのかどうか、は現実問題として、避けても避けることができない壁でもあります。では、仮に買えると判断でき、新築や中古のマンションを買おうと思った場合、同じような金額で、同じような築年数、同じような間取り、同じような利便性だったら、何を基準に選びますか?そんなとき、選択基準のひとつとしてあがるのがマンションの規模。規模による生活への影響はどんなものなのでしょうか?不動産会社に10年勤務している私が、実体験をもとにご説明をします。■まずはマンションの総戸数を気にすべし!総戸数を気にしたことがありますか?総戸数とは、マンション全体の世帯数のことです。総戸数15戸と言えば、15家族が住んでいるということですし、総戸数300戸と言えば、300家族が住んでいることになります。この総戸数は世帯数を表わすのと同時に、物件の規模を表わす指標になっていますが、気にしたことがありますか?立地もよくオシャレで間取も最適で、築年数もそんなに古くなければ、総戸数なんてどうでもいいと思っていらっしゃるかもしれませんが、実はこの総戸数は今後のライフスタイルや支出を考えた上で、気にするべき数字なのです。例えば、総戸数を15戸と300戸で、どんな違いが出るのでしょうか。まずは、ライフスタイルから見ていきたいと思います。総戸数15戸はいわば、小規模マンションであると言えます。小規模ですから世帯数が少なく、建物も小型でコンパクトに作られていますから、共用部(マンション住人の全てが共同利用するスペース)は充実していません。エントランスがあり、エレベーターホールがあり、必要最低限の駐輪場やバイクスペース、ゴミ置場があるくらいでしょうか。小規模は、無駄のない設計になっています。それに比べ、総戸数300戸の大規模マンションは、小規模マンションにある設備はもちろん、集会スペースがあり、エレベーターも2~4基あり、敷地内に公園があり、場合によってはプールやフィットネスジムなどがあったりします。この設備の違いは、単なる敷地面積だけの違いではなく、住む人が多ければそれなりの共用部が必要になりますから、大規模マンションは充実した設備になります。■購入前には今後の支出も視野に入れるべし次に、総戸数を15戸と300戸で、どんな違いが出るかについて、支出の面を見ていきましょう。マンションを保有した時の支出と言えば、管理費と修繕積立金。まず管理費については、小規模も大規模もあまり大差はありません。大規模マンションは充実設備を維持する為の維持費が掛りますから、管理費も高いのではないかと思われがちですが、世帯数が多い分お金も集まり、一世帯あたりの管理費も比較的抑えられます。そして修繕積立金ですが、ここに大きな差が出てきます。では、10年~15年に1度行われる大規模修繕工事を例にしてみますが、・小規模マンション不足金:1,000万円1,000万円/15世帯=約67万円・大規模マンション不足金:5,000万円3,000万円/300世帯=約16万円これくらいの差が出てしまいます。■結局15戸と300戸ならどっちが正解か以上のことから、充実した設備に恵まれ、修繕積立金の負担額も低い大規模マンションに住んだ方が得ではないか、と思ったでしょう。しかし実は、大規模は大規模で問題もあります。一番大きな問題としては、人数が多いため管理組合の総会などで話がまとまらないということです。人数がいればそれと同じ数だけの意見や思考がありますから、例えばたったひとつの修繕工事についてもなかなかまとまらず、苦労がつきまといます。そして、将来的に老朽化によって建て替えをしたいと思っても、法律上、全戸数の4分の3以上の賛成が得られなければ実現しませんから、意見をまとめるのは大変です。小規模でも共用設備の無駄を省き、住人の同意を得ながら小規模修繕をまめに実施し、臨時支出を抑えることもできますから、一概に大規模が良いとは言えません。どちらが良いかということについては賛否両論ですが、一番大切なことはマンションに何を求めるかではないでしょうか?どちらが得かという判断も、住む人の価値観によりますから一概に言えないのです。(文/根本愛)
2016年10月31日離婚を申請したアンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットがニューオーリンズに所有していた家を売却した。2人が2007年、350万ドルで購入したルイジアナ州ニューオーリンズのフレンチクオーターの豪邸は490万ドルで売却された。この家は、2005年にアメリカ南東部を襲ったハリケーン・カトリーナで甚大な被害が出たニューオーリンズ救済のためにブラッド慈善団体「Make It Right Foundation」を立ち上げたのをきっかけに購入したもの。1830年代に建てられた3階建てでベッドルーム5室、バスルーム3室、敷地7,465フィートという物件だ。販売を仲介したエージェントは「非常に公正な価格で売れました。売り手にとっても買い手にとっても良い買い物で、彼らは結果に満足しています」とAP通信に語った。9月19日(現地時間)にアンジェリーナは離婚を申請、ブラッドと暮らしていたロサンゼルスの家を出て、6人の子どもたちと新居で生活している。夫妻は先日、一昨年8月に挙式した南仏のシャトーも売りに出したばかりだ。(text:Yuki Tominaga)
2016年10月31日今住んでいるお部屋にあと何年いるのかな……マンション購入したほうがいいのかな……なんてこと、考えたことありますか?今回は30代独身女性の「住まい」事情をリサーチし、持ち家と賃貸のメリット、デメリットについて探ってみました。安らぎを与えてくれ、自分を解放してくれる未来の我が家について、ちょっと真剣に考えてみませんか?各世代別、独身女性の持ち家事情ってどうなってる?30代ともなると、ソロライフのためにマンションを購入しようかどうか、頭をよぎることもありますよね。そこで世代別に住宅事情の割合を見て、どのあたりから実際にマンション購入に踏み切るのか調べてみました。[リンクハウス東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県、愛知県、大阪府、福岡県に在住の25~65歳の独身女性2,000人。インターネット2014年調べ]Photo by リンクハウスPhoto by リンクハウスご覧のような結果に。30代の女性で持ち家に住んでいる人は10%程度。20代とさほど変化はなく、40代に入って20%超えと、倍増していく様子が見てとれます。また、実家暮らしが一番多いのは30代独身女性の特徴のよう。キャリアアップや仕事の節目ときでもあり、家族に支えてもらう必要がある時期とも考えられますよね。購入のメリット、デメリットってなに?持ち家に住んでいる女性がこれだけ少ないのには、住宅ローンをはじめとする不安が大きく影響しているからと、なんとなく考えちゃいませんか。そこで、きちんとプラスの面とマイナスの面を洗い出し、マンション購入をもう少し現実的なものに近づけてみましょう。住宅購入のメリット・住宅ローンの返済後は資産になる・ローン返済後は、貸し出せば不動産収入になる・好みのリフォームができる住宅購入のデメリット・多額の住宅ローンを組むことが不安・転職やリストラ、収入が減少した状態でローンを払い続けられない可能性がある・賃貸に比べて、気軽に引っ越ししにくい賃貸のメリット・好きな場所を選んで住める・嫌な場所であっても引っ越すこができ、気持ちを切り替えられる・収入に応じて住まいのレベルを変えられる賃貸のデメリット・自分の資産にはならない・マンションの場合は議決権がないので、住人の中でも立場が弱い・家賃を捨てているようで、お金がもったいないと感じる購入するって決めたらどうすればいい?物件購入は金銭的に得といいます。なぜなら、例えば月8万の家賃を10年支払い続ければ1,000万円近くになり、中古マンションを購入することだって可能だからです。ただ、どうしても大きなお買いもの。老後に実家をリフォームしたり、ケアハウスや、住宅型の老人ホーム、シニア向けのマンションで暮らすことをシミレーションしているのであれば、無理に考えることはないかもしれませんね。悩んだ末、物件購入を選択したならば、1)大きな夢は持ち過ぎず、身の丈に合った物件を選ぶ2)将来、賃貸に出せるよう利便性のよい物件を選ぶ3)ローンの返済を窮屈にさせないために頭金は最低でも2割は用意する4)月々の返済額は現在の家賃より同等以下にして20年以内の返済計画を立てるといったことを留めておくことがとても大切なようです。持ち家であろうと、賃貸であろうと、実家であろうと、マイホームは癒しの空間になり得る場所です。自分が自分らしく人生を豊かにするために、さまざまな住まいの在り方をこれから熟知していき、もっともっとステキな暮らしを彩れるよう、最高で最良の住まい探しを30代の今から、少しずつ想像してみてください。きっと、納得できるお家があなたを待っていますよ。参考:リンクハウス
2016年10月28日首都圏に19棟650戸のシェアハウスを手掛けるシェア・デザインが、シェアハウス初のリゾートマンション『リゾートパレス三浦海岸』をオープンしました。『リゾートパレス三浦海岸』の特徴神奈川県三浦市にあるこの物件は、京浜急行 久里浜線「三浦海岸」駅から徒歩12分。海の目の前に位置しており、気軽にマリンアクティビティなどを楽しむことができます。また、一部の部屋からはオーシャンビューが楽しめます。天井が高く開放的なラウンジではラグジュアリーなひとときを体感できる他、プールサイドにはレストランを併設いているためホテルライクな生活ができます。休日は波の音をBGMに読書など一人の時間を楽しむもよし、入居者同士で交流を深めるもよし、家にいながらリゾート気分を満喫することができる別荘のようなシェアハウスです。好環境の立地でありながら都心へのアクセスも良好。京急線で横浜まで45分。品川へは乗り換え無しの約1時間ですので通勤も便利です。そのほかの特徴お部屋にはベッド・机・イス・エアコン・カーテンがあり、気軽にシェアハウス生活をスタートすることができます。2名入居可能な、トイレ・シャワー・キッチン・洗面所付きのお部屋もあります。ライフスタイルにあわせて選ぶことが出来ます。また、大浴場もあり、1日の疲れを癒やしてのんびりゆったりとくつろげます。『リゾートパレス三浦海岸』概要所在地:神奈川県三浦市南下浦町菊名48番地交通:京浜急行 久里浜線「三浦海岸」駅から徒歩12分構造: 鉄筋コンクリート造地上3階建戸数: 18戸賃料: 39,800円~64,800円/月共益費: 管理費:6,900円/月※インターネット接続料込光熱費:7,900円/月※電気・ガス・水道込専有設備: ベッド・机・イス・カーテン※選択応相談共有設備: キッチン・トイレ・大浴場・シャワールーム・洗濯機・レンタルボード・TV・他『リゾートパレス三浦海岸』掲載サイト「sharedesign.co.jp」
2016年10月24日離婚を発表したアンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットが、南フランスに所有していたシャトーとワイン畑の売却準備を進めている。南フランスのニース近郊にあるシャトー・ミラヴァルはジョリー=ピット家の拠点の1つ。1,200エーカーの土地に、17世紀に建てられた35室の古城とロゼワイン作りのためのワイン畑があり、2014年8月に夫妻が家族だけで挙式した思い出深い場所でもある。アンジェリーナとブラッドは、2008年からシャトー・ミラヴァルで6人の子どもたちと暮らし始め、2012年に推定6,000万ドルで購入していた。「Us Weekly」誌では関係者が「邸宅の鑑定はすでに行われ、すぐにでも市場に出されることになるでしょう」と語っている。2013年からは地元のワイン醸造業者ペラン家とのコラボレーションで作られたロゼワイン「ジョリー・ピット&ペランミラヴァル・ロゼ」からも、次のシーズン以降の出荷分からは新しいラベルが付けられ、夫妻の名前は除かれることになる。夫妻にはシャトー・ミラヴァル以外にも共有の不動産がいくつかあるが、全て売却する意向だという。(text:Yuki Tominaga)
2016年10月24日「独身女性はマンションを買ったら終わりだ」なんて、時々聞かれますよね。結婚を諦めたサインだととらえられ、お嫁さん候補からはずされてしまうからです。マンションを買うと結婚できない説、果たしてそれは本当なのでしょうか。「マンション=一生独身」という時代はもう古い!今年6月に「女性のための快適住まいづくり研究会」が発表した調査によると、すでにマンションを買った女性503人のうち、半数以上が、39歳以下でマンションを購入しているという結果になりました。購入理由のTOP3は「家賃や更新料がもったいない」「快適で安全に暮らせる家を求めて」「資産として残せる」でした。そのうち独身女性の65%以上が将来結婚を希望しているそうです。今や、結婚を諦めたからマンションを買う時代ではありません!「マンション=一生独身」という考えはもう古いのです。亭主関白タイプの男性は敬遠しがち?一方で、マンションを買う独身女性について男性はどう思っているのでしょうか?調べてみると、受け入れられる男性とそうでない男性がいるようです。まずは、受け入れられない派のご意見。「自立して、勝気なイメージ。気が強そうなのでお嫁さんにするのはちょっと……」(35歳・銀行)「マンションを買った女性には、引け目を感じてしまう。男としてのプライドが傷つくかも」(31歳・メーカー)女性をリードしていきたい亭主関白タイプは、マンション持ちの女性は敬遠傾向にあるようです。持ち家の女性は自分よりしっかりしているイメージがあり、ちょっと気が引けてしまうみたいですね。昔ながらの考えを持つ男性とは、あまり相性がよくないのかもしれません。年上好きの甘ちゃん男性はウェルカム!?逆に、持ち家ウェルカムな男性はどう思ってるのでしょうか?「特に問題ないですね。独身のうちから将来を考えている自立した女性は好印象。結婚も考えられます」(29歳・デザイナー)「しっかりしているイメージ。僕はそういう女性のほうが好きです」(28歳・飲食)マンションを持っていることは「自立した女性」であるイメージを強く植え付けます。相性がいいのは、女性に自立を求める男性。年上好きの男性や、女性に甘えたい願望のある男性にとっては好印象でした。ただし、ローンは自分で払いきるべし!マンションを買ったからと言って、結婚できないというわけではなさそうです。むしろ好印象だと受け取る男性もいます。ただし、男性から共通して言われたのが「結婚後にローンを旦那が負担するのはよろしくない」とのこと。買ってもいいけど、最後まで自分で払ってほしいと思うようです。結婚後も働き続けて、ローンを払いきるのか。それとも、運用して家賃収入で支払いにあてるのか。これから購入を考える人はしっかり考えることが必要ですね。
2016年09月25日女優で歌手のセレーナ・ゴメス(23)が、カリフォルニア州の自宅をラッパーのフレンチ・モンタナ(31)に売却したようだ。3エーカーを擁するカラバサスの物件を昨年11月に449万5,000ドル(約4億9,000万円)で売りに出していたセレーナだが、それを大幅に下回る330万ドル(約3億6,000万円)でフレンチに売却するに至ったとTMZは報じている。6つの寝室に7つのバスルーム、スパやプール、裏庭に滝まであるというその豪華物件には、10台収容可能な車庫と広いジムまで付いてくるという。フレンチのこの新居は元恋人クロエ・カーダシアンの自宅ともほど近く、先日には2年間交際していたクロエとは今でも親しい友人だと話していたところだったため、2人にとっても都合が良い状況となりそうだ。その当時フレンチは「俺たちは特別な関係なんだ。親友の1人だしね」と語っていた。そして今年に入ってからは2人がさりげなくつるんでいると報じられていたところで、当時の関係者の1人は「クロエとフレンチ・モンタナはいまだに会っていますが、こっそりとやっているんです」「クロエは今でもフレンチが好きですが、シリアスにはなりたくないんですよ。クロエはフレンチが遊び人だと知っていますので、そういう関係には今なりたくないんです」と語っていた。(C)BANG Media International
2016年05月23日俳優のトム・クルーズが、ビバリーヒルズにある自宅を4,000万ドル(約44億円)で売却した。昨年にはハリウッド・ヒルズにある自宅を1,140万ドル(約12億円)で売却したばかりのトムが、ロサンゼルス内に所有するもう1つの物件を今回手放したようだ。TMZによれば、トムは2007年に3,250万ドル(約36億円)で購入したその自宅を当初、4,500万ドル(約49億円)の希望価格で市場に出したというが、結果的には500万ドル下回る価格で販売したようだ。7つの寝室を持つこの物件には9つのバスルームとテニスコート、スイミングプール、子供用の遊び場、ゲストハウスなどが備えられている。昨年ハリウッド・ヒルズの自宅を売却した際にもトムは希望価格を約200万ドル(約2億2,000万円)下回る価格で販売するに至っていた。サンタ・モニカ山地の中央部に位置するその物件はロサンゼルスの市街が一望できる素晴らしい立地だそうで、浴室付きの大きな3つの寝室を備えたスタイリッシュなインテリアとなっていると言われていた。リビングには暖炉も付いており、スパまで備えられているそうだ。(C)BANG Media International
2016年05月19日クリス・ヘムズワースがロサンゼルスで所有していた豪邸2軒を売却した。クリスは妻のエルザ・パタキーと共同でマリブとサンタモニカに家を所有していた。マリブの家は80年代のヒット映画『クロコダイル・ダンディー』シリーズのポール・ホーガンから2013年に購入した豪邸で、アーノルド・シュワルツェネッガーやスティーヴン・スピルバーグといった大物セレブの家もあるポイント・デュームに位置する。ベッドルームが5室、バスルームが6室にゲストハウスやジムも完備、太平洋を一望できる物件は700万ドルで売却された。サンタモニカの物件はベッドルーム2室で、マリブに較べてやや規模が小さいが、こちらも125万ドルで売れた。夫妻には3歳の娘と、もうすぐ2歳になる双子の息子がいて、現在は子どもたちを育てるためにクリスの故郷のオーストラリアに戻り、バイロン・ベイに居を構えている。クリスは「ロサンゼルスも好きだったよ。仕事のチャンスが沢山あって素晴らしかったけど、落ち着ける家という気持ちにはならなかった」と語っている。(text:Yuki Tominaga)
2016年04月08日