ラシダ・ジョーンズ主演のダークなユーモアに溢れたミステリースリラー作品「サニー」が、「Apple TV+」にて配信決定。ビジュアルも公開された。本作は、日本在住のアイルランド人作家コリン・オサリバンの小説「ダーク・マニュアル」を原作に、A24が製作。『オン・ザ・ロック』「アザー・ブラック・ガール」のラシダが演じるのは、京都に住むアメリカ人のスージー。謎の飛行機事故で夫と息子の消息がわからなくなり、人生が一転。お見舞いとして手渡されたのは、彼女の夫が勤める電子機器メーカーが製造したという、サニーという名の新型家庭用ロボット。慰めようとしてくるサニーに対し、腹を立てるスージーだったが、やがてふたりの間には予想しなかった友情が生まれていく。そしてふたりは、スージーの家族に起きた本当のことを探っていくうちに、恐ろしい世界に足を踏み入れていく。脚本と製作総指揮を、自身の会社バブカ・ピクチャーズを通じ、「アフェア 情事の行方」「ラスト・タイクーン」のケイティ・ロビンスが手掛け、製作総指揮にはA24と主演のラシダも名を連ねた。また、監督・製作総指揮として、ルーシー・チェルニアク(「ステーション・イレブン」「このサイテーな世界の終わり」)が参加する。Apple、A24、ラシダがコラボレーションをするのは、ソフィア・コッポラ監督作『オン・ザ・ロック』に続き2度目となる。そしてキャストには、西島秀俊、ジョアンナ・ソトムラ、ジュディ・オング、YOU、アニー・ザ・クラムジー、そして國村隼が名を連ねている。本作は10話構成となり、最初に2話配信され、9月4日まで毎週水曜日に1話ずつ配信となる。Apple TV+「サニー」は7月10日(水)Apple TV+にて全世界同時配信開始。(シネマカフェ編集部)
2024年04月19日綾辻行人の傑作ミステリーを実写映像化した「十角館の殺人」より新ビジュアルと場面写真が解禁された。タイム誌が選ぶ【史上最高のミステリー&スリラー本】オールタイム・ベスト100にも選出され、映像化不可能と言われた「館」シリーズ、記念すべき第1作目「十角館の殺人」をドラマ化した本作。名だたるミステリー作家や著名人から賞賛のメッセージが寄せられ、配信前から注目が集まる中、ついに、先週3月22日午前“十”時にHuluで独占配信がスタート。週末の3月23日は、Hulu総合視聴ランキングで第1位(Hulu調べ)を獲得した。全5話を一気見する視聴者も続出し、SNS上には絶賛コメントが溢れている。この度、天才建築家・中村青司が設計した“十角館”の平面図の各部屋にミス研メンバーを演じる望月歩、長濱ねる、今井悠貴、鈴木康介、小林大斗、米倉れいあ、瑠己也それぞれの姿が描かれた、新ビジュアルが解禁。さらに、場面写真も一挙解禁。すでに解禁されていた江南(奥智哉)、島田(青木崇高)と同様、いくつもの表情を見せるミステリ研究会のメンバーたちが捉えられている。合宿のために訪れた十角形の館を舞台に、彼らを襲う連続殺人…。その犯行は果たして、メンバーによる凶行なのか、外部による犯行か、それとも?物語の最後に訪れる、想像を超えた衝撃の結末をぜひ見届けてほしい。そして、3月30日(土)26時10分~(3月31日(日)深夜2時10分~)に放送の「&Hulu」では、十角館を訪れるミス研メンバーの撮影の裏側を捉えた特集の放送が決定。(日本テレビ系、関東ローカル)。貴重なキャストインタビューやメイキング映像をふんだんに盛り込んだ内容となっている。Huluオリジナル「十角館の殺人」はHuluにて独占配信中(全5話)。(シネマカフェ編集部)
2024年03月29日ヘレン・ハントがナレーションを務める「マリッジ to マーダー~隠された憎悪~」が、2月9日(金)よりHuluにて先行配信、2月15日(木)よりU-NEXTにて配信開始される。様々な結末を迎える結婚生活も、時に最悪の終わりを告げることがある。理想的なパートナーとのドラマのような出会いは、どうして夫婦を殺し合いに駆り立てたのか?嫉妬、浮気、浪費など過去の事件から、結婚が生んだ悲劇の一部始終に迫る。本作は、10組の理想の夫婦が辿った、夫婦の始まりから終わりまで、その一部始終に迫るドキュメンタリー番組。『恋愛小説家』(1997年)でアカデミー賞主演女優賞を受賞したオスカー俳優のヘレン・ハントがナレーションを務める。この度解禁された予告編では、幸せな結婚生活から一変、殺人事件に発展してしまった夫婦の姿と、物々しい取り調べの様子や関係者の証言が切り取られ、10組の夫婦に起きた最悪の結末を予感させるものとなっている。「マリッジ to マーダー~隠された憎悪~」は2月9日(金)よりHuluにて先行配信、2月15日(木)よりU-NEXTにて配信開始。(シネマカフェ編集部)
2024年02月12日「U-NEXT」はこの2月に映画『ミステリと言う勿れ』『リボルバー・リリー』を独占配信する。本日より配信が始まった『ミステリと言う勿れ』は、田村由美の同名人気漫画の映像化。菅田将暉、柴咲コウ、松下洸平、町田啓太、原菜乃華ら注目の俳優陣が集結し、広島を舞台に、再び整がシリーズ最大級の謎に挑む。興行収入は47億円を突破し、観客動員数300万人を越える大ヒットを記録、2023年の実写邦画興収第3位にランクインした本作。狩集汐路役の原さんは、本作で「第47回日本アカデミー賞」新人俳優賞を受賞した。2月14日(水)より配信となる『リボルバー・リリー』は、行定勲監督初のアクションムービー。1924年の東京を舞台に、史上最強のダークヒロインを綾瀬はるかが熱演。「第47回日本アカデミー賞」優秀主演女優賞および「第48回報知映画賞」主演女優賞を受賞した(※報知映画賞は本作と『レジェンド&バタフライ』での受賞)。加えて、『ゆとりですがなにか インターナショナル』も2月の注目作品。岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥が出演する、宮藤官九郎脚本の社会派コメディドラマが、劇場版としてカムバック。こちらは2月28日(水)より配信がスタートする。<「U-NEXT」2月の注目の作品>『ミステリと言う勿れ』【配信開始日】2月9日(金)0:00配信予定【価格】550円(税込)/視聴期限:2日間『リボルバー・リリー』【配信開始日】2月14日(水)12:00配信予定【価格】レンタル:399円(税込)/視聴期限:2日間購入:2,750円(税込)『ゆとりですがなにか インターナショナル』【配信開始日】2月28日(水)0:00配信予定【価格】600円(税込)/視聴期限:2日間(シネマカフェ編集部)■関連作品:リボルバー・リリー 2023年8月11日より全国にて公開©2023「リボルバー・リリー」フィルムパートナーズミステリと言う勿れ 2023年9月15日より全国東宝系にて公開Ⓒ田村由美/小学館Ⓒ2023 フジテレビジョン 小学館 TopCoat 東宝 FNS27社ゆとりですがなにか インターナショナル 2023年10月13日より全国にて公開©2023「ゆとりですがなにか」製作委員会
2024年02月10日マーベル初の本格ミステリー・サスペンス映画『マダム・ウェブ』が、2024年2月23日(祝・金)に公開へ。主演はダコタ・ジョンソン。マーベル初の本格ミステリー・サスペンス映画『マダム・ウェブ』の主人公は、原作コミックで未来予知やテレパシーでスパイダーマンを救う重要なキャラクターであるマダム・ウェブ。マーベルの他のヒーローがフィジカルな特殊能力を持つこととは異なり、目には見えないパワーを持つことから注目を浴びてきた。そんなマダム・ウェブの誕生の物語を描くのが本作『マダム・ウェブ』だ。生死を彷徨う事故をきっかけに、未来予知の能力を手にした、のちのマダム・ウェブで救命士のキャシー・ウェブが、自らの出生の秘密と共に壮大な運命の糸に巻き込まれていくミステリー・サスペンスとなっている。突如覚醒した未来予知の能力に戸惑いながらも、キャシーは偶然出会った3人の少女が、謎の男に殺される悪夢のような未来を見たことで、その男から少女たちを守ることに。少女たちに隠された“重要な秘密”と、同じ予知能力を有する謎の男の目的とはいったい何なのか。マダム・ウェブ役にダコタ・ジョンソン主人公マダム・ウェブを演じるのは、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』シリーズや『サスペリア』のダコタ・ジョンソン。また、『ユーフォリア/EUPHORIA』のシドニー・スウィーニー、『ゴーストバスターズ/アフターライフ』や2024年公開の『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』にも出演するセレステ・オコナーらが揃う。主人公・マダム・ウェブ(キャシー)...ダコタ・ジョンソンニューヨークで救命士として働く。ある日、救命活動中に巻き込まれた生死を彷徨う大事故をきっかけに、未来予知の能力を手にする。未来を予知するだけでなく、自分の意思で未来を変えられる力を持つ。3人の少女に隠された「重要な使命」を知り、彼女たちを助けることに。エゼキエル・シムズ…タハール・ラヒムキャシーと同じ予知能力を持ち、少女たちを執拗に狙う黒いマスクの男。ジュリア ・コーン ウォール…シドニー・スウィーニーアーニャ ・コラソン…イザベラ・メルセドマティ ・フランクリン…セレステ・オコナー未来に重要な使命を持つという、偶然に出会った3人の少女。黒いマスクの男に追われており、黒いマスクの男に殺されるという悪夢のようなビジョンを見てしまう。さらに、『トランスフォーマー/最後の騎士王』のイザベラ・メルセド、『モーリタニアン 黒塗りの記録』や2023年12月1日(金)に公開の『ナポレオン』のタハール・ラヒムなど、豪華俳優陣が名を連ねている。日本版声優に大島優子、潘めぐみ、伊瀬茉莉也など日本版吹替え声優として、主人公のマダム・ウェブことキャシーは大島優子が担当。また偶然キャシーと出会った3人の少女のうちジュリア役を、アニメ『ハンター×ハンター』や『【推しの子】』の潘めぐみ、アーニャ役を『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』など話題作への出演が続くファイルーズあい、マティ役を『ハンター×ハンター』や『チェンソーマン』の姫野役などの伊瀬茉莉也が務める。このほか子安武人や荻原聖人、坂本真綾らも吹替えを行う。監督はS・J・クラーソン監督は、『マーベル/ジェシカ・ジョーンズ』や『コラテラル 真実の行方』を手掛けたS・J・クラーソン。「全ての運命が彼女から始まる」と意味深な言葉を残しており、これまでにないマーベル映画を期待できそうだ。映画『マダム・ウェブ』あらすじ生死を彷徨う事故をきっかけに、未来予知の能力を手にしたのちのマダム・ウェブことキャシー。ある日、キャシーは偶然出会った3人の少女が、黒いマスクとスーツに身を包んだ謎の男に殺される未来を見たことから、それが未来に起きる出来事だと確信したキャシーは、少女たちを守ることに。助けることを決意。未来が見えるという不思議な力を使い何度も危機を回避するが、謎の男はどこまでも追ってくる。男の目的は一体?そして、少女たちの使命とキャシーの能力の秘密が明らかになっていく。【作品詳細】映画『マダム・ウェブ』公開日:2024年2月23日(祝・金)監督:S・J・クラーソン出演:ダコタ・ジョンソン、シドニー・スウィーニー、セレステ・オコナー、イザベラ・メルセド、タハール・ラヒム、エマ・ロバーツ、アダム・スコット日本版吹替えキャスト:大島優子、潘めぐみ、ファイルーズあい、伊瀬茉莉也、子安武人、萩原聖人、坂本真綾配給・宣伝:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント原題:MADAME WEB
2023年11月19日マーベル初の本格ミステリーサスペンス『マダム・ウェブ』が2024年に公開されることが決定。併せて予告映像が公開となった。マダム・ウェブは、原作コミックで未来予知やテレパシーでスパイダーマンを救う重要なキャラクターとして描かれ、フィジカルな特殊能力をもつ他のヒーローとは異なる存在として注目を浴びてきた。今回公開された予告映像に映るのは、マダム・ウェブの若かりし姿。ニューヨークで救命士として懸命に人の命を救ってきたキャシー(のちのマダム・ウェブ)は、生死を彷徨う事故をきっかけに、‟未来予知”の能力を手にする。突如覚醒した能力に戸惑いながらも、キャシーは未来を予知するだけでなく、自分の意思で未来を変えられることにも気づく。ある日キャシーは偶然出会った3人の少女が、黒いマスクとスーツに身を包んだ謎の男に殺される未来を見たことから、図らずもその男から少女たちを守ることに。‟重要な秘密”を持つとされる少女たちは一体誰なのか、キャシーと同じく未来が見える黒いマスクとスーツの男はどこからやって来たのか。やがてすべては、キャシー出生の秘密とともに、壮大な“運命”の糸で結びついていく。主人公マダム・ウェブを演じるのは、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』シリーズや『サスペリア』などで知られるダコタ・ジョンソン。さらに『ユーフォリア/EUPHORIA』でブレイクしたシドニー・スウィーニー、『ゴーストバスターズ/アフターライフ』や2024年公開の続編『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』にも出演のセレステ・オコナー、『トランスフォーマー/最後の騎士王』のイザベラ・メルセド、『モーリタニアン 黒塗りの記録』や12月1日(金) 公開の『ナポレオン』のタハール・ラヒム、『アメリカン・ホラー・ストーリー』シリーズのエマ・ロバーツ、『セヴェランス』のアダム・スコットといった面々が出演する。監督は『Marvel/ジェシカ・ジョーンズ』『コラテラル 真実の行方』のS・J・クラークソンが務める。併せて公開されたダコタとクラークソン監督がキャラクターについて語る特別映像では、ダコタは「知性こそがマダム・ウェブのスーパーパワー」だと断言。クラークソン監督も、空を飛べるスパイダーマンとも、変身できるヴェノムとも違い、「マダム・ウェブのパワーは目に見えないもの」と語る。突然手にした予知能力をキャシー自身も最初は信じられないでいるが、監督は「すべての運命が彼女から始まる」と意味深な言葉を残している。さらに本作についてシドニー・スウィーニーは「今までとは全く異なるヒーロー映画になる」(米・Variety)、エマ・ロバーツも「これまでにない切り口のマーベル映画」(米・Collider)と語っている。『マダム・ウェブ』予告映像『マダム・ウェブ』特別映像<作品情報>『マダム・ウェブ』2024年公開公式サイト: TM 2023 MARVEL
2023年11月16日10月27日(金)、28日(土)、29日(日) の全国映画動員ランキングは、先週2位に後退した『ミステリと言う勿れ』が首位の座を奪還した。先週1位だった『ONE PIECE FILM RED』は2位をキープ。3位は、初登場の『ドミノ』がランクイン。主演のベン・アフレックと、『シン・シティ 復讐の女神』のロバート・ロドリゲス監督がタッグを組んだエンタテインメント。愛する娘が行方不明になり、その行方を追う刑事は、銀行強盗に関する通報を受け現場に急行し、そこで娘の写った写真を発見する。そして彼の前に現れた謎の男。この男が娘の行方を知っているのか? 刑事は男を追うが、この男は“相手を思うままに操る”恐ろしい人物だった。共演はウィリアム・フィクナー、アリシー・ブラガら。公開2週目の『ザ・クリエイター/創造者』は、1ランクダウンで4位に。先週5位だった『アナログ』は変わらず順位をキープした。そのほか『デジモンアドベンチャー02 THE BEGINNING』が初登場6位に。2000年に放送された『デジモンアドベンチャー02』を映画化した作品で、デジモン史上最大の危機に大人になった大輔たちが再びチームで出動する。また、『ONE PIECE FILM RED』とともにランキングに返り咲いた『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ』も、先週に引き続き8位とTOP10内を堅守している。今週は『ゴジラ−1.0』『おしょりん』『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』『火の鳥 エデンの花』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『ミステリと言う勿れ』2位『ONE PIECE FILM RED』3位『ドミノ』4位『ザ・クリエイター/創造者』5位『アナログ』6位『デジモンアドベンチャー02 THE BEGINNING』7位『おまえの罪を自白しろ』8位『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ』9位『ゆとりですがなにか インターナショナル』10位『映画プリキュアオールスターズF』
2023年10月30日映画『ミステリと言う勿れ』が公開中だ。原作は、田村由美の同名人気コミック。2022年1月クールに連続ドラマとして放送され、大きな話題を呼んだヒット作が、スクリーンに舞台を移し、さらにスケールを増して帰ってきた。その中で、新たな出演者のひとりとして名前を連ねるのが俳優の松下洸平だ。キーパーソンを演じる松下に、公開後の今だから話せる役への想いを聞いた。※この記事は、本編の核心に迫るネタバレが含まれています。未見の方はご注意ください。朝晴には、愚かで、ちょっと情けない人でいてほしかったシリーズ最大級の新たな謎と呼び声が高い通称“広島編”。代々、遺産をめぐる争いで死者さえ出るといういわく付きの名家・狩集家。その因縁を証明するかのように、汐路(原菜乃華)らの親を乗せた車も崖下に転落、命を落とした。はたしてこの遺産相続事件の真相はどこにあるのか。久能整(菅田将暉)の辿り着いた答えは、150年前から受け継がれてきた呪いのバトン。そこでキーパーソンとなるのが、代々、顧問弁護士として狩集家に仕えてきた車坂義家(段田安則)の孫・朝晴(松下洸平)だった。自分の重ねてきた罪を告白する朝晴は、愚かで、哀れで、だけど吸い込まれるほど無垢だった。松下洸平はこの難役にどのようにアプローチしていったのだろうか。「代々信じ継がれてきたことを遂行したまでだ、だから自分がやったことは悪いことではないというのが彼の言い分ではあります。でもはたして本当にそれだけなのかな、と台本を読んだときに思ったんです。人を殺めることが罪になることくらいは、彼も当然わかっている。彼の中にも罪悪感や後ろめたさは絶対にあって、だからあの場でジタバタあがこうとしたんだろうなと」松下洸平は、まるで役との距離を冷静に測るように、そう話しはじめた。「整くんも『悪事と思っていないなら隠すことはないはずです』って言ってますよね。あそこで朝晴は『そうだ、自分は悪いことはしていないんだ』とハッとする。あれも100%本心でそう言っているというよりは、どこかでそう自分に言い聞かせているところが絶対にあるはずで。、そのせめぎ合いをしっかりと表現したかったんです。朝晴には、愚かで、ちょっと情けない人でいてほしかったから、その塩梅についてはたくさん考えました」家同士の宿命に取り憑かれた狂人ではない。あくまで、生身の人間として朝晴を生きようとした。「事件が起きたことを汐路のせいにするのも、そうすることで自分がやったことから逃げ切りたいという気持ちがあった気がするんですよね。朝晴が単純なサイコパスに見えないように、というのは意識して芝居に臨みました」汐路にとって、朝晴は初恋の人。その好意につけ込むように、朝晴は彼女の心に呪いの言葉を残していく。「朝晴は汐路に『僕に嘘をつくなんて悲しいよ』と言う。あの言葉も汐路を傷つけるための言葉であったと同時に、本心で悲しんでいると思ったんですよね。朝晴が犯行について語る場面は、本編の中ではたぶん10分くらいだと思うのですが、その10分の間に、いくつもの顔を見せたいと思っていました」(C)田村由美/小学館 (C)2023 フジテレビジョン 小学館 TopCoat 東宝 FNS27社言葉にならないものを目と目でぶつけ合った見せ場となる自供シーンでは、久能整役の菅田将暉をはじめ、町田啓太、原菜乃華、萩原利久、そして柴咲コウと実力者たちと対峙した。「台本を読んで朝晴についていろんなことを考えましたが、実際にみなさんと対峙することで、溢れてくる感情がたくさんありました。中でもいちばん強く心を動かされたのは目です。キャストのみなさんの目から出てくるエネルギーをたくさん感じさせていただきました。その分、僕も負けじと目で訴えかけた。言葉にならないものを目と目でぶつけ合うシーンになったと思います」強い結びつきを持つ狩集家と車坂家。そこで育った汐路らと朝晴は、限りなく身内に近い。これまでの長い関係性を壊すものだということを微塵も感じていないような顔で。「朝晴は汐路たちを裏切ったとすら感じてないんだと思います。やってはいけないことをやっているので、責められて当然であることは本人も自覚しています。だけど、こちらにはこちらの言い分があるというのが彼の理屈です。あなたたちにわからない、僕にしかわからないものがあるんだよという気持ちを込めて、理不尽な目で僕も彼らを見つめ続けました」松下洸平の声はウェットだ。どこか泣いているようにも聞こえる、繊細な音。それが、聞く者の琴線を震わせる。哀れな朝晴の言葉が、いつまでも消えない跡のように、鼓膜に残り続ける。「狩集家の人々に責められた朝晴は最後に『君らにはわからないよ』と言う。あれがなんとも悲しくて、個人的に好きな台詞です。もっと家柄や血筋のようなものから自由になれたらよかったのにと、僕は思います。でも、そういう信念にすがらないと生きていけない性分であることも理解できる。僕だって、自分で自分を鼓舞するために、根拠のない思い込みや自己暗示みたいなもので言い聞かせるときはあります。そうでもしないと立っていられないんです。朝晴のしたことは決して許されることではないけれど、そういう面では共感できるところはあるかもしれません」(C)田村由美/小学館 (C)2023 フジテレビジョン 小学館 TopCoat 東宝 FNS27社母のおかげで自分の感性を信じることができた家の伝統というものは、時に個人を押し潰す。しきたりめいた言い伝えに、朝晴はずっと縛られてきた。だが、松下自身は画家の母親の下、のびのびと育てられたと言う。「うちはフリーダムな家族です。そのフリーダム精神を僕自身、色濃く受け継いでいる感じがします。そういう家庭で育ったから今の僕があるのかなと思います」そう言って、こんなエピソードを明かしてくれた。「僕は小さい頃、絵を描くことが好きな子どもでした。放課後も教室の隅っこでずっと絵を描いていて。ただ、周りの子が人気の漫画のキャラクターを描いているのに対して、僕が描いているのは現実のもののスケッチでした。決してバカにされたわけではないんですけど、あるとき『子どもらしくない絵だね』って言われたことがあります」他の人にはない感性や視点を、人は「個性」と呼ぶ。だが、そうした「個性」は必ずしもありがたかられるわけではない。時には「異端」となり、奇異な視線を向けられることもある。「そう言われたときに、自分は人とは違うのかって一瞬疑っちゃったんです。でもこれが自分の好きな絵だから変えることはできないし、絵を描くことをやめるなんてできない。だからこそ、人と違うことに悩んだ時期もありました」だが、自ら「フリーダム」と称する家族や、信頼できる友人たちが松下洸平の感性を育ててくれた。「母は、人と違うことを決して止めませんでした。そのおかげで、自分の感性を信じることができたと思います。」28、9歳の頃は、この仕事に向いていないと思っていた謎解きの面白さもさることながら、世の中の矛盾や違和感に光を当てた言葉の数々が突き刺さる『ミステリと言う勿れ』。本編に登場する「自分が下手だってわかるときって、目が肥えてきたときなんですよ」という台詞もまた多くの人の胸を突く言葉だ。「自分ができないと気づいた瞬間こそが本当のスタートだと思います。」松下洸平も少し懐かしそうに微笑んで頷いた。「どんな仕事も人間関係も自分の好き嫌いがはっきりした瞬間って、自分ことを理解した瞬間でもあると思っていて。なんでも最初は見えるものすべてが面白そうだし、キラキラしているものだと思います。でも、長く続けていくと、自分の趣味嗜好みたいなものがわかってくる。そこで、自分はこういうものが好きなんだとか、嫌いなんだというのがわかってくるのかなと思っています」今や出演作品が引きも切らない売れっ子俳優だが、自分自身の才能の壁にぶち当たったこともあった。「28、9ぐらいのときに、この仕事に自分は向いていないのかなと思ったこともありました」かつて人と違う個性に悩んだ少年・松下洸平を救ったのは、周りの人だった。そして、才能の壁にもがく俳優・松下洸平を救ったのもまた人だった。「それでも僕がこの仕事を続けられているのは、そんな僕に声をかけてくれる方々がいてくださったからです。『次はこういう作品をやるから出てみない?』『何か一緒にやろうよ』――そういう言葉の一つひとつが、僕の俳優人生をつないでくれています。そうこうしているうちに30を過ぎて、そこからはちょっと吹っ切れたというか、やるしかないと腹を括れたところはありました」演劇の世界でその才能を見出された松下は、多くの演出家の下で研鑽を積んだ。自分の未熟さを突きつけられた場面は数え切れない。それでも自分を信じて、周りで支えてくれる人を信じて、道なき道を突き進んできたから、今の松下洸平がある。「演劇の世界には厳しい人もたくさんいらっしゃるので、下手くそとストレートに言われることも時にはあります。そのたびにもうここまでかと心が折れそうにもなったし、逆になにくそと気持ちを奮い立たせることもできた。今振り返ってみれば、どの言葉も言ってもらってよかったと思えるし、そういう厳しい言葉が僕を成長させてくれたんだと思っています」現在36歳。その落ち着きのある物腰は、「円熟」という言葉すら想起させる。だが、当人は決して経験にも評価にもあぐらをかかない。「基本的に、もっとああしておけばよかったと反省することしかない。しかも厄介なのが、この仕事は正解がないんですよね」キャリアを積めば、時にこれまで積み上げてきたものが、自分の成長を妨げることもある。自信は、他人の意見やアドバイスを拒む殻になる。松下洸平が30代半ばを迎えた今も瑞々しく見えるのは、そうした殻をまるで感じさせないからだろう。「作品づくりは自分ひとりの力ではなにもできません。いろんな人の力が合わさることで良い作品が出来上がると思います。自分が絶対に譲りたくない部分は大事にしつつ、周りの声をしっかり受け止めて考えてみることが大切だと思っています」この謙虚さ、この素直さが、松下洸平が愛される理由だ。人から認められ、人から求められることで、自分を奮い立たせてきた感性の人は、これからもたくさんの人の支えを借りながら道なき道を歩いていく。取材・文:横川良明撮影:木村直軌<作品情報>映画『ミステリと言う勿れ』全国公開中(C)田村由美/小学館 (C)2023 フジテレビジョン 小学館 TopCoat 東宝 FNS27社
2023年09月22日映画『ミステリと言う勿れ』公開記念として、本日9月9日に放送された「ミステリと言う勿れ特別編」が、Blu-ray&DVD化。来年2月21日(水)にリリースが決定した。2022年1月期に放送された菅田将暉主演の連続ドラマ「ミステリと言う勿れ」。主人公・久能整が、膨大な知識と独自の価値観による持論を淡々と述べているだけで、登場人物たちが抱える様々な悩み、事件の謎までも、いつの間にか解きほぐされてしまう新感覚ミステリー。ある一族の遺産相続の謎に巻き込まれる“広島編”を描く映画の公開に先駆けて放送された特別編は、連続ドラマのepisode1に一部新撮を加えたリブート版と、原作コミックス11巻で描かれている通称“タイムカプセル編”で構成。待望の初登場となる、志尊淳演じる相良レンにも注目だ。「ミステリと言う勿れ特別編」Blu-ray&DVD商品情報2024年2月21日(水)Blu-ray&DVD発売(同日DVDレンタル開始)・Blu-ray[1枚組]価格:¥5,170(税込)品番:PCXC-50173・DVD[1枚組]価格:¥4,180(税込)品番:PCBC-52767発売元:フジテレビジョン販売元:ポニーキャニオン(C)田村由美/小学館(C)フジテレビ▼ストーリー久能整(菅田将暉)は大学の同級生・寒河江健が遺体で発見された事件で殺人の疑いをかけられてしまう。大隣警察署の風呂光聖子(伊藤沙莉)巡査、池本優人(尾上松也)巡査、青砥成昭(筒井道隆)警部、そして薮鑑造(遠藤憲一)警部補から聴取を受けることに。一方、相良レン(志尊淳)は大学内で刑事たちに話を聞かれる。天達春生(鈴木浩介)は、自分のゼミ生である整、レンを心配していた。事件解決から数日後、レンから日当1万円の変なバイトに誘われた整。最初は断る整だったが、「何かあっても整くんなら何とかするよね」と無邪気に笑うレンに観念し、しぶしぶ参加することに。バイト当日、数年前まで学校として使用されていたという旧校舎に集合。主催者の坂巻洋子(篠原涼子)と秘書の桐江(塚地武雅)が大勢の参加者を教室で出迎え、坂巻から「30年前に埋められたタイムカプセルを探して欲しい」とバイトの真の目的が明かされる――。『ミステリと言う勿れ』は9月15日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)
2023年09月09日スペシャルドラマ「ミステリと言う勿れ特別編」と映画『ミステリと言う勿れ』の放送・公開を前に、キャスト陣が見どころを語る映像がYouTubeにて公開された。田村由美による漫画を、菅田将暉主演で実写化とした本シリーズ。天然パーマがトレードマーク、カレーをこよなく愛する大学生・久能整が、膨大な知識と独自の価値観による持論を淡々と述べるだけで、事件の謎が解かれていく新感覚ミステリー作品だ。特別編では、連続ドラマのepisode1に一部新撮を加えたリブート版と、原作11巻の“タイムカプセル編”を。映画では、広島を訪れた整が、狩集家の一族の遺産相続の謎に巻き込まれる、原作コミックス2巻から4巻で描かれている通称“広島編”を描く。今回公開された映像は、第1話再放送内で紹介されたもの。撮影の様子とともに、菅田さんをはじめ、松下洸平、町田啓太、原菜乃華、萩原利久、柴咲コウのインタビュー映像が登場している。SNSでは「公開がますます楽しみになりました!」、「公開初日に観に行きたい」、「絶対見に行きます」と公開を楽しみに待つファンが多く見られる。土曜プレミアム映画公開記念「ミステリと言う勿れ特別編」は9月9日(土)21時~フジテレビにて放送。『ミステリと言う勿れ』は9月15日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ミステリと言う勿れ 2023年9月15日より全国東宝系にて公開Ⓒ田村由美/小学館Ⓒ2023 フジテレビジョン 小学館 TopCoat 東宝 FNS27社
2023年08月24日映画『ミステリと言う勿れ』の公開に先駆けて放送される「ミステリと言う勿れ特別編」に、志尊淳が相良レン役で出演することが分かった。連続ドラマepisode1リブート版と、新作の“タイムカプセル編”で構成されるこの特別編。大学の同級生が遺体で発見され、整が殺人の疑いをかけられてしまうepisode1の事件に、新たな視点を加え、その中で原作ファンを中心に高い人気を集める“整×レン”の知られざる出会いのエピソードが描かれ、その後のエピソードとして、レンから変なバイトに誘われた整が、30年前に埋められたタイムカプセルを探し出す物語が、タイムカプセル編となっている。志尊さんが演じるレンは、整と同じ東英大学の同級生で、天達春生(鈴木浩介)准教授ゼミの仲間。カチューシャでかき上げたヘアスタイルがトレードマークで、底抜けに明るい性格で誰にでも気さくに話しかけ、自然と自分のペースに巻き込んでいく高いコミュニケーション力を持っている。連続ドラマ放送時には「レンはいつ出るの?」「ドラマでも“整×レン”を見たい!」というリクエストが数多く寄せられていたが、今回待望の初登場となる。秋ドラマ「フェルマーの料理」で高橋文哉とW主演を務めることでも注目を集める志尊さん。今作への参加について「正直、お話を頂いた時は、僕に務まるんだろうか、とたくさん考えました。ですが、その旨をお伝えした際に、(松山博昭)監督をはじめとしたチームの皆さんがとても熱い気持ちでこの作品に向き合う姿を見て、自分にできることがあれば、全力でやらせて頂きたいと思いました。この作品に参加することができ、うれしい気持ちでいっぱいです」と語り、「伏線、伏線、伏線の物語。どういう展開になっていくのか。ドキドキハラハラしながら見てもらえると思います。この作品が、そして相良レンが1人でも多くの人に愛されますように」と視聴者へメッセージを寄せている。菅田さんと志尊さんは、菅田さんが主人公・赤場帝一を、志尊さんがその右腕・榊原光明を演じた『帝一の國』で初共演し、「トドメの接吻」以来、約5年半ぶりの共演。「人としても俳優としても尊敬している菅田くんと、またご一緒できた時間はとても刺激的でした。今回から参加させて頂く僕を、懐深く受け入れて下さいました。この作品を背負い、この作品に向き合う姿を近くで見させてもらったことで、作品に対する熱意をひしひしと感じることができました。菅田くんとの共演は、ただただ楽しかったです」とふり返っている。そのほか、整やレンと共にタイムカプセル探しに参加する尾形芽衣を内田慈、鈴木を山脇辰哉が演じる。土曜プレミアム映画公開記念「ミステリと言う勿れ特別編」は9月9日(土)21時~フジテレビにて放送。『ミステリと言う勿れ』は9月15日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)
2023年08月11日ワンショット・ミステリー映画『メドゥーサ デラックス』が、2023年10月14日(土)に公開される。“ヘアコンテスト”で起きた変死事件を描くワンショット・ミステリー映画『メドゥーサ デラックス』は、ヘアコンテストを舞台にしたカリスマ美容師の変死事件を“ワンショット撮影”で映し出すミステリー。ヘアコンテストの裏側で何が起きたのか、なぜカリスマ美容師が死ななければならなかったのかを、事件後にささやかれる関係者の噂話に耳を傾けながら探っていく。コンテスト会場の廊下をメドゥーサの蛇のごとくうねりながら進み、部屋から部屋へと、関係者たちの間に広がる混乱と真相を映し出す映像は、瞬きすら惜しいほどの美しさと緊張感でいっぱいに。 物語の時間軸と同時進行で観客も謎を辿っていく、新感覚の展開に注目だ。ヘアスタイルはレディ・ガガも手掛けたユージン・スレイマンが担当また、劇中に登場する華やかなヘアスタイルも要チェック。劇中のヘアスタイルを手掛けたのは、レディ・ガガのヘアメイクを手掛けるなど、“最も独創的なヘアスタイリスト”と称されるユージン・スレイマンだ。シャネル、ルイ・ヴィトン、イッセイ ミヤケ、 ケンゾーといったブランドのランウェイのヘアや、エルメス、バレンシアガ(BALENCIAGA)、ヨウジヤマモトの山本耀司、ヴィヴィアン・ウエストウッドなどとのコラボレーションも過去に手掛けている。美容院で育ったトーマス・ハーディマンによる監督・脚本監督・脚本を務めたのは、トーマス・ハーディマン。美容師の親を持ち、自身も美容院で育った経歴を持つ。『メドゥーサ デラックス』は、トーマス・ハーディマンにとって初の長編作品。自身のルーツとしても特別な想いのある“髪”をテーマに、マーダーミステリーを構築した。尚、『メドゥーサ デラックス』の北米配給権はA24が獲得。世界中の映画祭でも話題を呼んでいる。撮影監督は『女王陛下のお気に入り』のロビー・ライアン世界で絶賛されたワンショット撮影を務めたのは、ヨルゴス・ランティモスの『女王陛下のお気に入り』でアカデミー賞候補にもなった撮影監督ロビー・ライアン。ケン・ローチの『わたしはダニエル・ブレイク』『家族を想うとき』や、マイク・ミルズが監督を務めた『カモン カモン』など数々の話題作を手掛けてきた名手だ。映画『メドゥーサ デラックス』あらすじ年に一度のヘアコンテスト開催直前、優勝候補と目されていたスター美容師 ・モスカ が変死を遂げた。担当モデルが席を外したわずか数分のうちに、奇妙にも頭皮を切り取られた姿で発見されたのだ。会場には、ライバルの美容師3人と、それぞれが担当するモデルたち4人。さらにコンテストの主催者やモスカの恋人、警備員を巻き込みながら、彼女たちは事件や人間関係に関する噂をひそひそと囁きはじめる。「私たちの中に殺人鬼が潜んでいるのかも」「モスカは報いを受けるべきだった」「彼女はコンテストに勝つため不正を働いている」「あなたが殺したの?」【詳細】映画『メドゥーサ デラックス』公開日:2023年10月14日(土)監督:トーマス・ハーディマン撮影:ロビー・ライアンヘアスタイリング:ユージン・スレイマン音楽:コアレス出演:アニタ・ジョイ・ウワジェ、クレア・パーキンス、ダレル・ドゥシルバ、デブリス・スティーブンソン、ハリエット・ウェッブ、カエ・アレキサンダー、ルーク・パスカリーノ原題:MEDUSA DELUXE
2023年07月14日映画『ミステリと言う勿れ』の本ポスタービジュアルが公開された。本作は、天然パーマがトレードマークで友だちも彼女もいない、カレーをこよなく愛する大学生の主人公・久能整(菅田将暉)が、時に優しく時に鋭い魔法のようなお喋りで、いつの間にか登場人物たちが抱える様々な悩みも、事件の謎までも解いてしまうという新感覚ミステリー。今回舞台となるのは、原作でも人気の高いエピソードの通称“広島編”。広島を訪れた整が、代々、遺産を巡る争いで死者さえ出るといういわく付きの名家・狩集家(かりあつまりけ)の遺産相続事件に巻き込まれる。今回公開となったのは、【この謎が、僕を放さない。】というコピーとともに、何者かにマフラーを引っ張られ、振り返る愛らしい整の姿が目を惹く最新ポスタービジュアル。さらには、通称“広島編”に登場する、狩集家遺産相続の関係者たちが、神妙な表情を浮かべ、それぞれの交差する想いが垣間見える仕上がりとなっている。併せて新キャストとして、原菜乃華演じる汐路の母親・狩集ななえ役で鈴木保奈美、汐路の父親で8年前に起きた交通事故で命を落とした狩集弥(わたる)役で滝藤賢一、そして汐路たちの亡くなった祖父・幸長の従妹の鯉沼鞠子役で松坂慶子、狩集家の顧問税理士・真壁軍司役で角野卓造、松下洸平演じる車坂朝晴の祖父で狩集家の顧問弁護士を務める車坂義家役で段田安則が出演することが発表された。<作品情報>映画『ミステリと言う勿れ』9月15日(金) 公開(C)田村由美/小学館 (C)2023 フジテレビジョン 小学館 TopCoat 東宝 FNS27社関連リンク映画公式サイト:公式Twitter:公式Instagram:
2023年06月29日すれ違う友情が切ない余韻を残す、息もつかせぬホラー×ミステリー。新名智さんの『きみはサイコロを振らない』をご紹介します。〈呪われたゲームがあるんだって。遊ぶと死ぬ、とか〉。同級生でガールフレンドの霧江莉久(きりえ・りく)に、都市伝説めいたゲームを探そうと誘われた高校生の志崎晴(しざき・はる)。実際に3人の男性がプレイした後で亡くなっており、噂のゲームが混入したソフトの山は、ある因縁があって、雨森葉月(あめもり・はづき)の住まいに運び込まれていた。葉月は莉久が心を許している無二の存在で、呪いについて研究している大学院生。半信半疑だった3人だが、あるときから晴は〈黒い影〉を見るように。かくて、晴、莉久、葉月は問題のゲームを探さなくてはいけなくなる。死を招くゲームはどれなのか。その呪いは解けるのか。新名智さんの『きみはサイコロを振らない』はそんなぞくぞくする設定で描かれる。「ゲームをテーマにしたいと前から考えていました」呪いのゲームを特定しようと始まった推理は、呪いが発動するには条件があるのではないか、実はいくつもあるのではないか…等々、一種のロールプレイングゲームのよう。晴たちが向き合わなくてはいけない課題が変遷していき、それがゲームというものの本質にも迫っていく。「ゲームをテーマに書くなら、単に、主人公たちがゲームを遊ぶとかゲームの中に入り込む話ではなく、“ゲームとは何か”を分析的に解き明かす話にしようと思っていました。そのときには、ちょっとアドベンチャー的な要素も入れて、主人公たちががんばって新しい道を開いていくみたいな感じを出したいなというのもありました」実は晴には、心にのしかかっている出来事がある。中学時代の友人・雪広(ゆきひろ)が死ぬ前に会ったのが自分だったからだ。ゲームに疎かった晴を誘い、その楽しさを教え、〈人生なんて、しょせんはゲームだ〉とうそぶいていた雪広。彼の死の真相が呪いのゲーム探しのパラレルなストーリーとして走り、読者を揺さぶる。「晴がゲームを追いかける理由が必要だなと考えていて、雪広という存在が出てきました。ふたりの関わりを見ても、現実社会でのゲームの盛り上がりを見ても、ゲームって人と人とをつなぐものというか、人の間にあって初めて意味が出るものなのだなとあらためて感じましたね」晴だけではなく、莉久も葉月も癒えない傷を抱えている。少しずつ変わる彼らを見届けてほしい。『きみはサイコロを振らない』ゲームは現代のものと思われがちだが実は神話にも通じる世界。古典とのつながりを葉月が語る、新名さんらしい考察部分も興味深い。KADOKAWA1815円にいな・さとし1992年生まれ、長野県出身。大学時代はワセダミステリクラブに所属。2021年「虚魚」が横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈大賞〉を受賞し、デビュー。他の著作に『あさとほ』。撮影・鈴木慶子※『anan』2023年6月28日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2023年06月25日2023年9月15日に公開予定の、映画『ミステリと言う勿れ』の追加出演キャストが発表されました。映画『ミステリと言う勿れ』ドラマレギュラーキャストが続投田村由美さんの同名漫画を原作にした『ミステリと言う勿れ』。2022年に、俳優の菅田将暉さんを主演に迎え、フジテレビ系でドラマが放送されました。映画版では、原作ファンの間で『広島編』と呼ばれ、根強い人気を誇るエピソードが描かれます。また、ドラマ版で大隣警察署の面々を演じた、巡査役の伊藤沙莉さんと尾上松也さん、警部役の筒井道隆さん、シリーズ通してのキーパーソンとなる謎に包まれた男を演じた永山瑛太さんが、映画版にも出演。撮影時の状況を「ドラマから笑いの絶えない現場だったので、今回の撮影でも笑顔が絶えなくて幸せでした」と尾上さんが語ったほか、ほかの出演者も「懐かしくて楽しかった!」とわきあいあいとした雰囲気が伝わります。今回、映画版の場面写真も初解禁されるなど、映画の公開に向けてますます盛り上がりを見せる『ミステリと言う勿れ』。公開日を、多くのファンが指折り数えて待っていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年05月31日この夏のオシドラサタデーは、「SixTONES」の松村北斗と、「なにわ男子」の西畑大吾が主演する本格ミステリードラマ「ノッキンオン・ロックドドア」を放送することが決定。相棒にしてライバルのW探偵が、いがみ合いながらも協力し、難事件を解決していく。本作は、「体育館の殺人」で第22回鮎川哲也賞を受賞し、華々しいデビューを果たした、新時代のミステリー作家・青崎有吾が上梓した同名タイトルのシリーズ小説のドラマ化。翻訳本が発売、WEBTOON版も好評を博し、国内外から注目を集めている話題作だ。ノッキンオン・ロックドドア (徳間文庫)画像:amazon.co.jp連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」や、声優初挑戦となった『すずめの戸締まり』が近年話題となり、今年の日本アカデミー賞で新人俳優賞&話題賞(俳優部門)を受賞。今後も『キリエのうた』『夜明けのすべて』などが公開を控え、俳優としての活躍がますます期待される松村さんが演じるのは、巻き毛&黒のタートルネックが特徴の【不可能】専門探偵・御殿場倒理。密室犯罪や衆人環視の毒殺など、不可能犯罪のトリック=【HOW】の解明を得意とする半面、人の気持ちが理解できず、傍若無人な言動を繰り出す変人だ。「ごちそうさん」「あさが来た」と連続テレビ小説2作品に出演、来月には主演作『忌怪島/きかいじま』の公開を控える西畑さんが演じるのは、大学時代に倒理と同じゼミに所属していた、スーツ姿の通称「地味眼鏡」こと、【不可解】専門探偵・片無氷雨。得意分野は、ダイイングメッセージや現場の遺留品などから動機や理由=【WHY】を読み解くこと。社会性に欠ける倒理とは違い、常識的な性格も氷雨の持ち味。2人は相棒にしてライバル。折に触れていがみ合いながらも、探偵事務所「ノッキンオン・ロックドドア」のW探偵&共同経営者として手を取り合い、奇妙な難事件に挑んでいく。また劇中では、2人がゼミ仲間だった大学時代に直面した、闇深き未解明事件の真相についても、徐々に明かされていく。一筋縄ではいかない謎解きの面白さ、時に軽快で微笑ましく、時にブラックでヒリヒリする人間模様も入り乱れ、ドキドキの裏切り展開を連発する。「昔から憧れていたドラマの世界の匂いを感じて、すごくワクワクしました」とオファー時の心境をふり返った松村さんは、「この作品は人間関係もすごく面白いですし、事件のトリックやミステリー部分に関しても、すごくワクワクしたり、頭をひねらせたりしながら見ていただけると思います。『来週も見たい!早く見たい!』と思ってもらえるような作品にするよう、僕らも頑張るので、ぜひ放送まで楽しみに待っていてください」とメッセージ。西畑さんは「普通のミステリーとはもうまったく一味違う作品になっております。不可能と不可解、HOWとWHYがすごく絡み合っていく回もあれば、倒理と氷雨の関係性が垣間見える回もあるので、楽しみに待ってくださると幸いです。僕たちのバディ感も、ぜひとも楽しみにしていてください!」とコメント。また2人は、ドラマでは今回が初共演。松村さんは「大吾は完璧に近い人という印象があるんですよ。なので『それは苦手なんだ!』とか、『そこに対してちょっと嫌な気持ちがあるんだ!』といった、人間臭い要素を勝手に見つけたいです」と意気込み、西畑さんは「僕は北斗くんに対してクールで物静かなイメージを持っていたんですけど、グループで活動されている時の北斗くんはものすごく話すし、結構ボケたりもするんですよ。その“うれしいギャップの大きさ”には勝てないなって思います。僕はなにわ男子ではツッコミ担当なので、今回の現場でも北斗くんのボケを全部拾えるようにしたいです」と話す。さらに、これからバディを組むにあたり、伝えておきたい“自身のトリセツ”を聞かれると、「急に黙ったり、話し掛けなくなることがあるけど、全然嫌いじゃないし、怒ってもいないから! 誰かに気を配りながら何かを考えることができないだけなので、『ヤバい、ピリッとしてる…』と思わないで(笑)。あと、むくんでない日は『あ、むくんでないですね!』って言ってくれたら、めちゃくちゃうれしいです!」(松村さん)、「僕は真面目だと思われがちですけど、結構変な人なんです。深夜に近づくにつれ、なぜかちょっと元気になったり、逆にめっちゃだるそうにしてたり…。典型的なAB型だと思っていただければ!あと、僕もむくんでない日は『むくんでないね!』って言ってほしいです(笑)。もしよければ、一緒に早めに現場に入って、朝一で電気鍼を使って引き締めましょう!」(西畑さん)と答えた。本作のメイン監督は堤幸彦、脚本は「イチケイのカラス」「絶対零度」シリーズの浜田秀哉。劇中音楽は、「カルテット」や「コンフィデンスマンJP」シリーズも担当した「fox capture plan」が手掛ける。オシドラサタデー「ノッキンオン・ロックドドア」は7月、毎週土曜日23時~テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2023年05月10日映画『ミステリと言う勿れ』の特報映像が公開された。本作は、天然パーマがトレードマークで友達も彼女もいない、カレーをこよなく愛する大学生の主人公・久能整(菅田将暉)が、膨大な知識と独自の価値観による持論を淡々と述べるだけで事件の謎が解かれていく新感覚ミステリー。今回舞台となるのは、原作でも人気の高いエピソードの通称“広島編”。広島を訪れた整が、代々、遺産を巡る争いで死者さえ出るといういわく付きの名家・狩集家(かりあつまりけ)の遺産相続事件に巻き込まれる。公開された特報映像は、ヒロインとして整を狩集家の遺産相続事件に巻き込んでいく狩集汐路(原菜乃華)の「久能整くん、力を貸して――。」という言葉と力強い表情に戸惑う整の姿から始まる。ドラマでお馴染みの音楽とともに、“広島編”らしく、宮島の厳島神社や原爆ドームなど、広島の名所が映し出されている。何やら物騒な汐路の説明とともに、蔵の鍵、日本人形、遺言書、そして神妙な面持ちで映し出される、狩集家の関係者・赤峰ゆら(柴咲コウ)・車坂朝晴(松下洸平)・狩集理紀之助(町田啓太)・波々壁新音(萩原利久)の姿。登場人物がもれなく全員怪しく見える状況の中、整は川へと落ちてしまう――。また特報の終盤には、激しく洋服を引っ張り合う整と汐路が。「どうして拒否もOKも“結構です”なんだろう日本語って。結構です!本当に嫌なんです!」と、いつもの整ぶしが炸裂するが、汐路から「面倒くさいなぁ……」と言い放たれる展開に。『ミステリと言う勿れ』らしく、軽妙なおしゃべりや微笑ましいやり取りも垣間見え、今後の展開が気になる内容となっている。映画『ミステリと言う勿れ』は9月15日(金) に公開される。映画『ミステリと言う勿れ』特報映像<作品情報>映画『ミステリと言う勿れ』9月15日(金) 公開(C)田村由美/小学館 (C)2023 フジテレビジョン 小学館 TopCoat 東宝 FNS27社関連リンク映画公式サイト:公式Twitter:公式Instagram:
2023年04月20日ドラマ版から引き続き広瀬すず、櫻井翔、江口洋介らが出演する『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』が現在公開中。この度、究極のミステリーが生まれた経緯が明かされる、入江悠監督と脚本・秦建日子のコメントが到着した。本作は、ドラマ最終話から2年後の物語。上映時間99分の全てに謎を散りばめたのは、ミステリーの名手である入江悠監督×脚本家・秦建日子。キャストも「難しい・・・」、「全然分からなかった」、「一度じゃ理解できないかも」とコメントを漏らしてしまうほどの完成度となっており、人が仕掛ける難解な映像トリックと複雑に構成されたストーリーが、如何に洗練されたものに仕上がっているのかが伺える。「思いっきり振り切った難解なミステリーに挑戦しました」とコメントする入江監督は、最初に脚本を読んだ印象を「いい意味で思っていたものと全然違いました(笑)」とふり返る。「ただ秦さんの脚本がすごいなと思ったのは、確かに文字面だけだと混乱することもあるんですが、映像になった時にそのままドライブしていける、没入していけるところです。これまでたくさんの映像作品を手掛けていらっしゃるから、すべて計算されていたんだろうなと思いました」と言い、緻密に練られた構成がもたらす圧倒的な没入感に驚いたそう。秦さんは、ドラマシリーズの雰囲気を残しつつ、全く新しい『劇場版ネメシス』を意識したそうで、「検証サイトみたいなものがたくさんできるような映画にしたいなという想いがあったので、めちゃくちゃではないけれど、すごく親切なわけでもないという映画のほうが僕が観客の場合も楽しいなと。1から10まで手取り足取り説明してあげるものじゃない作品を目指しました」と究極のミステリーが誕生した舞台裏を明かした。そんな両者の狙い通り、本作は1度観ただけでは“黄金螺旋の謎”の真相を看破することは極めて困難。しかし、リピート鑑賞することで、スクリーンの隅々まで散りばめられた真相解明の糸口を見つけることができるかもしれない。『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:映画 ネメシス 黄金螺旋の謎 2023年3月31日より全国にて公開©2023映画「ネメシス」製作委員会
2023年04月08日ディオール(DIOR)の2023年 サマー メンズ コレクションから、アウトドアブランドのミステリーランチ(MYSTERY RANCH)とのコラボレーションによる新作バッグが登場。ミステリーランチとのコラボバッグが登場過酷な環境下でも耐えうる高い機能性や快適性から、米軍の特殊部隊などに採用される“究極のバックパック”メーカーとして知られるミステリーランチ。今回のコラボレーションでは、ディオールの代表的なバッグにミステリーランチの機能性を落とし込み、アウトドアカルチャーとラグジュアリーを融合したバッグを展開。メゾンの創設者であるクリスチャン・ディオールの、ガーデニングへの愛にインスパイアされたハイブリッドバッグを作り上げた。「パドル」やウォレットなど全4型が展開ラインナップは、DIORを象徴する「サドル」バッグのほか、バックパック、ウォレットやベルトバッグなど全4型。アルミニウム製“CD”バックルが目を引く「サドル」は、アクセサリーの装着が可能なトップバンド付きのショルダーストラップを取り付け、アウトドア仕様にアップデート。また、細かい仕切りを施すことで実用性を高めている。“都会の探検”にふさわしい上質なバックパック「ギャラゲーター」バックパックにも注目だ。Y字型の3ジップクロージャ― システムを採用し、内部の荷物もすぐに取り出しやすい構造に。また、バッグにはいずれも耐久性に優れた高強度ナイロン“CORDURA re/cor ナイロン 6.6”生地を採用。繊細な刺繍ステッチで施された両メゾンのロゴを組み合わせたレザーバッジは、アウトドアデザインに洗練されたアクセントを加えている。詳細ディオール 2023年 サマー メンズ コレクション ミステリーランチ コラボバッグ展開店舗:全国のディオールブティック、公式オンラインブティック価格:・サドル バッグ 462,000円・バックパック 616,000円・ベルトバッグ 330,000円・ウォレット 84,700円【問い合わせ先】クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947
2023年02月19日2023年サマー メンズ コレクションに向けて、キム・ジョーンズはディオールの自然への情熱にオマージュを捧げ、ミステリーランチと初めて手を組み、その文脈でアウトドアカルチャーとラグジュアリーを融合させました。このコラボレーションから生まれた創造的な交流により、創設者クリスチャン・ディオールのガーデニングへの愛にインスパイアされたハイブリッドバッグが生まれました。ディオールを象徴する「サドル」バッグはアウトドア仕様に再解釈され、さまざまなアクセサリーを取り付けるトップバンドが縫い付けられたナイロンジャカード製ショルダーストラップ、アルミニウム製「CD」バックルが備え付けられました。 都会の探検にふさわしい「ギャラゲーター」バックパックは、このアメリカブランドのシグネチャー。内部の多数の収納スペースにすぐにアクセスでき、Y字型の3ジップクロージャ― システムによって尽きることのないイノベーション精神を反映。また、耐久性に優れた100%リサイクル素材のCORDURA(R) re/cor™ ナイロン 6.6生地を使用し、両メゾンのロゴを組み合わせたレザーバッジが繊細な刺繍ステッチで施されています。DIOR BY MYSTERY RANCH ベルトバッグ 33万円(税込)DIOR BY MYSTERY RANCH GALLAGATOR バックパック 61万6,000円(税込)DIOR BY MYSTERY RANCH SADDLEバッグ 46万2,000円(税込)ジップウォレット 8万4,700円(税込)@Dior @MrKimJones #Dior #DiorSummer23【お問合せ先】クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947
2023年02月17日2月10日(金)よりHulu、15日(水)よりU-NEXTで配信開始される、実話を基にしたクライムスリラー『スーツケース・マーダー』より、予告映像と本編映像が解禁された。バイト先の同僚・ビルと情熱的な出会いをしたメラニー。2人は結婚し、幸せな家庭を築いていくが、夫のギャンブルや浮気癖、さらにメラニー自身の不倫を機に、夫婦関係が徐々に壊れ始める。そしてある日、海岸に打ち上げられたスーツケースから、ビルのバラバラ遺体が発見される…。2004年に実際に起こった「ビル・マグワイア殺人事件」を基に制作された本作。この度解禁となった予告映像は、海岸でスーツケースに押し込まれたバラバラ死体が発見されるという、衝撃の映像から始まる。容疑者となったのは被害者の妻メラニー。次々上がる証拠に対してメラニーは不敵な笑みを浮かべ犯行を否認。しかし検察側の徹底的な調査により浮き彫りとなる彼女の秘密と発言の矛盾。しかしメラニーはそれでも自分は何もしていないと主張。一体真犯人は誰なのか…?併せて解禁された本編映像では、メラニーを有罪として検挙するために検察側が彼女の犯行を論理的に組み立て、裁判に向けて準備をするシーンが映し出される。メラニーはあくまで犯行を否認してはいるが、状況証拠を整理すると、夫が殺される2週間前メラニーは意識を混濁させる方法を検索。さらに事件の2日前には銃を購入。前日には睡眠剤を不当に入手。以上のことから検察側はメラニーが犯人であることを確信する。推察ではあるものの、子どもが家を空けている2日間の間に夫を殺害し、バスルームで遺体をバラバラにしたあと、スーツケースに押し込み、車で7時間離れた海に遺体を遺棄した、というのだ。少々強引な推理でもあるが、車の中から夫の皮膚片が検出されたことで、メラニーの犯行はほぼ決定的なものとなった。そしてメラニーは警察に拘留されるのだが、終始無実を主張している。半ば強引に捜査を進める検察側が正義にも見えるが、これがもし冤罪だとしたら…?実際に起こった事件を基にしているだけあり、リアルで説得力のあるサスペンスをうかがわせる内容となっている。『スーツケース・マーダー』は2月10日(金)よりHulu、2月15日(水)よりU-NEXTにて配信開始。(text:cinemacafe.net)
2023年02月10日平成出版G株式会社(所在地:東京都港区、代表:須田 早)は、ミステリー作家 瞬那 浩人氏の次の新作ミステリー小説「家出少女は危険すぎる」を2023年5月(予定)に出版。今回、世界初の試みとして、登場人物の名前をあなた(読者)の名前に、挿絵や写真の公募をクラウドファンディングCAMPFIREで開始いたします。<説明図イメージ>※本文は小説ですネーミングライツ取得に必要な金額【小説にかける思い】女子高生誘拐事件から不可解な殺人事件に発展するミステリー。女子高生の高校時代の先輩で大学生カップルが素人探偵になって事件を追います。昭和の時代、テレビでは二時間サスペンスが大流行していましたが、それを彷彿とさせるような懐かしい設定。楽しんでもらえれば幸いです。また、本編はフーダニット(誰が犯罪を犯したか)形式になっていますので、コアなミステリーファンの方には、ぜひ真相解明に挑戦して欲しいですね。【なぜ今回のクラウドファンディングの企画に乗ったのか?】平成出版社の須田社長から、今回の企画のオファーを頂いた時は、そんなことできるのかな?と思ってました。登場人物に自分の名前を付けて、おもしろいと思ってくれるのか?小説に会社名を盛り込んで、宣伝効果になると思ってくれるのか?ずいぶん悩みましたが、須田社長から「出版前の話題性やPRになるでしょう」と言われて決心しました。まあ、無名の新人作家なんで、失うものもないですから(笑)【著者プロフィール】関西大学大学院修士課程を修了後、セイコーエプソン株式会社に入社。従来のキャッシュレジスターからPOSレジへ転換させたエポックメイキング製品(初代TM-T88シリーズ)を企画、開発。自身が発明者となる特許群を日米欧で多数出願し、登録。商品企画、開発設計から知財管理まで広範囲に従事。初めて小説を書いたのは会社員時代の2013年、小説現代・長編新人賞に応募。その小説が一次選考を通過したのに気を良くして小説家を目指す。2020年、セイコーエプソン株式会社を退職。2022年、「下弦の月に消えた女」で小説家デビュー。【瞬那 浩人からのメッセージ】以前から予告していた重大発表があります!現在、平成出版、およびイベント会社とタッグを組んで、あるプロジェクトを動かしています。たぶん小説家としては日本初(世界初かも)と思います。それは……ジャーン「読者が作家といっしょにミステリー小説をつくって出版するという企画」です。その資金はクラウドファンディングで集めようと考えています。このプロジェクトの、目玉の「リターン」は、・登場人物(主人公や脇役)の「ネーミングライツ」(名前をつける権利)・小説中にスポンサー企業名や商品名を出せる権利・あなたのオリジナル写真や絵(イラスト)を、本のカットに掲載できる権利などです。平成出版の代表須田氏からオファーを頂いた時は、そんなことできるのかな?と思ってましたが、出版前の話題性、PRになる、と言われて決心しました。まあ、無名の作家なんで、失うものもないですから。既に、出版社、イベント会社、著者の私、三者で数回打合せをしています。キャンプファイヤーでプロジェクトが始まるのは2月中旬で、3月30日までプロジェクト掲載の予定です。面白く盛り立てたいと思いますので、乞ご期待ください!■クラウドファンディング概要タイトル:このプレスリリースと同じになる予定実施期間:2023年2月15日から3月30日(予定)商品名 :ミステリー小説のネーミングライツ価格 :3,000円から7万円まで目標金額:25万円URL :プロジェクト公開後(2月15日以降)に表示可能です。リターン品について:ネーミングライツ、署名入り書籍、イベントへの招待 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月30日ドラマ「ミステリと言う勿れ」が映画化。主演・菅田将暉が続投し、2023年9月15日(金)に公開される。田村由美原作、人気ドラマ「ミステリと言う勿れ」が映画化2022年1月のフジテレビ月曜9時枠で放送された連続ドラマ「ミステリと言う勿れ」は、累計発行部数1800万部超の田村由美による人気コミックを実写化したもの。主人公・久能整(くのう ととのう)が、膨大な知識と独自の価値観による持論を淡々と述べるだけで、事件の謎が解かれていく新感覚ミステリーだ。警察でもない探偵でもないただの大学生が、登場人物たちが抱える様々な悩みを、時に優しく、時に鋭いお喋りで解決し、いつの間にか事件の謎までも解読していく。“広島編”を映画ならではのスケールで描くそんな人気ドラマ「ミステリと言う勿れ」がスクリーンに。映画化で描かれるのは、原作ファンからも人気が高い通称 “広島編”だ。広島を訪れた久能整が、狩集家の一族の遺産相続の謎に巻き込まれる...という物語を、映画ならではのスケー ルの大きさで描く。主演・菅田将暉が再び久能整に映画化キャストは、主演・菅田将暉が続投。広島編で描かれる“狩集家(かりあつまりけ)”の渦中の人物は、柴咲コウ、松下洸平、町田啓太、原菜乃華、萩原利久が演じる。また、テレビシリーズから引き続き、永山瑛太、伊藤沙莉、尾上松也、筒井道隆も出演する。主人公・久能整(くのう ととのう)天然パーマがトレードマークで、友達も彼女もいない、カレーをこよなく愛する大学生。「僕は常々思うんですが─」が口癖。主演・菅田将暉は、東京ドラマアウォード 2022にて「ミステリと言う勿れ」で主演男優賞を受賞。赤峰ゆら(あかみね ゆら)…柴咲コウ狩集家の遺産相続候補者の一人。汐路たちのいとこで勝気な性格。専業主婦で幸(さち)という一人娘がいる。車坂朝晴(くるまざかあさはる)…松下洸平汐路の初恋の人で兄のように優しく汐路をサポートしている。車坂家は代々弁護士になり狩集家に仕えていて、自分も弁護士になるために勉強中。狩集理紀之助(かりあつまりりきのすけ)…町田啓太汐路たちのいとこ。狩集家の遺産相続候補者の一人。メガネをかけたインテリなルックスが特徴。病院で臨床検査技師として働いている。狩集汐路(かりあつまりしおじ)…原菜乃華名家・狩集家の相続人候補の一人で高校生。狩集家は代々遺産を巡る壮絶な争いが起こっているが、その遺産相続問題に整を巻き込んでいく張本人。波々壁新音(ははかべねお)…萩原利久汐路たちのいとこで狩集家の遺産相続候補者の一人。ヤンチャな性格だが根は真面目な社会人。犬堂我路(いぬどうがろ)…永山瑛太シリーズ通してのキーパーソンとなる謎に包まれた男。風呂光聖子(ふろみつせいこ)…伊藤沙莉大隣警察署一係で唯一の女性巡査。池本優人(いけもとゆうと)…尾上松也署内のムードメーカー的存在でお調子者の巡査。青砥成昭(あおとなりあき)…筒井道隆冷静沈着で部下からの信頼も厚い警部。狩集ななえ…鈴木保奈美汐路の母親。狩集弥生(かりあつまり わたる)…滝藤賢一8年前に起きた交通事故で命を落としてしまった、汐路の父親。鯉沼鞠子…松坂慶子路たちの亡くなった祖父・幸長の従妹。真壁軍司…角野卓造狩集家の顧問税理士。車坂義家…段田安則車坂朝晴の祖父で狩集家の顧問弁護士。監督・松山博昭が続投監督を務めるのは、ドラマシリーズから引き続き松山博昭。「LIAR GAME」や「信長協奏曲」のテレビドラマシリーズ、その映画化も手掛けてきた松山が、映画『ミステリと言う勿れ』ではどのような演出で観客を魅了するのだろうか。脚本は、『さんかく窓の外側は夜』の相沢友子が担当する。【作品詳細】映画『ミステリと言う勿れ』公開日:2023年9月15日(金)出演:菅田将暉、松下洸平、町田啓太、原菜乃華、萩原利久、鈴木保奈美、滝藤賢一、でんでん、野間口徹、松坂慶子、松嶋菜々子、伊藤沙莉、尾上松也、筒井道隆、永山瑛太、角野卓造、段田安則、柴咲コウ原作:田村由美「ミステリと言う勿れ」(小学館「月刊フラワーズ」連載中)監督:松山博昭脚本:相沢友子音楽:Ken Arai
2022年11月24日フォーシーズンズホテル丸の内 東京は、クリスチャン ルブタン(Christian Louboutin)とコラボレーションした「ルビ ミステリー(LOUBI MYSTERY)」アフタヌーンティーを、2022年10月6日(木)から11月30日(水)まで7階「メゾン マルノウチ」にて提供する。クリスチャン ルブタン&ヤズ・ブッキーのカプセルコレクションから着想期間限定で登場する「ルビ ミステリー」アフタヌーンティーは、レッドソールのハイヒールやスパイクモチーフのシューズなどで知られるクリスチャン・ルブタンと、パリで活躍するアーティスト、ヤズ・ブッキーがタッグを組んだカプセルコレクション「ルビ ミステリー」からインスパイア。「ルビ ミステリー」は、クリスチャン ルブタン ビューティのリップスティックデザインがヒールになったパンプスや、エキゾチックなモチーフをあしらったシューズ、バッグなどを展開するコレクションだ。“ハイヒール”チョコを飾ったシュークリーム「ルビ ミステリー」アフタヌーンティーでは、トルコ・オスマン帝国時代の宮殿を舞台にしたミステリーボードゲームから着想を得た、プレイフルでミステリアスな「ルビ ミステリー」のムードを、6つのスイーツで表現。主役を飾るのは、ハイヒールのチョコレートがアイキャッチなシュークリーム「シューシュー(Shoe Choux)」だ。ポップなルックスに加え、謎めいた味わいを楽しめる。“短剣”タルトや“バックギャモン”のボードを表現したスイーツもまた、ミニチュアの短剣をあしらったタルト「テーブルの短剣(Dagger on a table)」や、アーモンド、イチジク、シナモン、チョコレートなど豪華なフレーバーで「謎解き」のアイコンを表現したスイーツ「エリクシアカップ(Elixir de Louboutin)」なども登場。加えて、カシスガナッシュのショートブレッド、カシスホイップ、チョコレートムースを重ねてボードゲーム「バックギャモン」の盤を表現した「バックギャモン ショートブレッド(Backgammon Shortbread)」、どんなフレーバーが隠されているのかは食べてからのお楽しみの「ミステリー マカロン(Mystery Macaron)」など、ユニークな遊び心に満ちたスイーツの数々を堪能できる。限定フレグランスギフトさらに、「ルビ ミステリー」アフタヌーンティーをオーダーすると、クリスチャン ルブタンのフレグランスギフトがついてくる嬉しい特典も。ギフトは数量限定のため、気になる人は早めに要チェックだ。【詳細】「ルビ ミステリー」アフタヌーンティー提供期間:2022年10月6日(木)~11月30日(水)場所:フォーシーズンズホテル丸の内 東京 7階「メゾン マルノウチ(MAISON MARUNOUCHI)」住所:東京都千代田区丸の内1-11-1 パシフィックセンチュリープレイス丸の内時間:11:30~(ラストオーダー16:30)料金:平日 7,600円 / 週末 8,850円 ※サービス料込※メニュー内容は状況により変更になる場合あり。【予約・問い合わせ先】TEL:03-5222-5880
2022年09月24日真相がわかったあとも読者の胸中で物語が続く。涙を誘うミステリー。芦沢 央さんによる『夜の道標(どうひょう)』をご紹介します。神奈川県警の巡査部長・平良正太郎は、2年前に起きた殺人事件をいまも追っていた。知的障害や情緒障害を持つ子や不登校の子などの学習支援をする塾の経営者・戸川勝弘が殺され、目撃情報からすぐに、元塾生の阿久津弦が容疑者として浮上。ところが阿久津の足取りは途絶えたままだ。その彼と、惣菜屋で働く長尾豊子やバスケットボールに熱中する小学生の仲村桜介、桜介と同い年の練習仲間でバスケの才能にあふれた橋本波留らが関わり、予想し得ない方向へ事態が動いていく。忘れがたい余韻を残すミステリー『夜の道標』の出発点は、匿う人と匿われる人の関係性を考えてみることだった、と芦沢央さん。「匿う豊子と匿われる阿久津。けれど、もし匿われている側が、ずっと隠れていなきゃとか、別の誰かと関わってはダメだとか、考えていないとしたら。もうひとり誰かが加わって状況が変化したら。その力関係はどうなっていくのだろうと」実は、波留の母親は出奔。父親は半ば息子をネグレクトしており、夏休みは食事に事欠く状態だ。しかも、波留は父親から当たり屋を強要されていて、犯罪の一端を担う少年は周囲の大人にも相談できない苦境に立っている。そんな波留と阿久津との接点が物語のギアを上げる。「これまでも長編は書いたことがありますが、本作はいろいろ初めてずくめでした。たとえば、男が半地下の窓から少年に食べものを渡すシーンや少年と殺人犯が車でどこかへ向かっている様子など、書き始める前にたくさん映像が浮かんだこと。それらを絵コンテにして床に並べ、心理や背景などを探りながら展開を組み立てていったこと。自分が物語を作っているというより、既にある物語を掘り出していくような感覚も初めてでした」作家としてさらに高みに到達したと称賛される完成度。「ホワイダニット(なぜやったのか)をめぐる物語ですが、真相に辿り着くことよりも、その先にある光景を見つめることを目指した作品です」動機がわかったときに起きる大きな反転。その後のクライマックスが呼び起こす余韻。やるせなさと切なさ、あえて赤裸々には書き込まなかったという“登場人物の声なき声”が読者に突きつけてくるものとは。それが本書の本当のテーマだ。『夜の道標』殺人事件の真相には、1996年という年が大きな意味を持つ。新聞連載を加筆修正して出版した、芦沢さんの作家生活10周年記念作品。中央公論新社1815円あしざわ・よう1984年、東京都生まれ。2012年、「罪の余白」で野性時代フロンティア文学賞を受賞し、デビュー。『火のないところに煙は』で静岡書店大賞受賞。『神の悪手』など著書多数。写真:藤岡雅樹※『anan』2022年9月21日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2022年09月20日ドラマ界のアカデミー賞と言われるエミー賞に新作ドラマとしては最多となる17部門のノミネートを果たすなど、世界中で注目を集めるミステリー・コメディドラマ『マーダーズ・イン・ビルディング』。日本でも、シーズン2最終話の配信を明日8月23日に控え、ますますの盛り上がりを見せている。そんな中、本作のシーズン1&2の日本語吹替版が、声優・山寺宏一の発案・キャスティング協力によって制作され、9月よりディズニープラス「スター」にて独占配信されることが決定。そしてこの度、山寺のキャスティング案が反映された豪華声優陣が発表され、シーズン1の日本語吹替版予告映像も公開された。セレーナ・ゴメス8年ぶりの主演作にして、ハリウッド・コメディ界のレジェンド、スティーブ・マーティン、マーティン・ショートの3人がメインキャラクターを務める本作は、実録犯罪番組マニアという共通点から、偶然意気投合した2人の小奇麗でお茶目なおじさま“チャールズ”と“オリバー”。そして、2人の孫ほど年の離れた女性“メイベル”という、同じ高級マンションに住む3人のご近所さんが、自分たちが暮らすマンションで突如起こった殺人事件の謎に迫っていく物語。自分たちが愛聴していた実録犯罪番組にあこがれ、この事件についてのポッドキャスト番組をスタートさせる3人が、事件の真相を追う中で互いの嘘や悩みに向き合いながら絆を深めていく。『美女と野獣』の野獣役、『アラジン』のジーニー役など、ディズニー・キャラクターを多数担当していることでも知られている声優・山寺宏一たっての希望により日本語吹替版の制作が決定。「作品を見てみたら、センスに溢れた作品で、ただのコメディではなく、ミステリーというのがベースになっているのがすごく楽しくて、たくさんの人に見てもらいたいと感じました。それから、ディズニープラスのイベントで『日本語吹替版作らないんですか?』という話をしました」と山寺の本作への熱い想いが実を結び、日本語吹替版の制作が決まっただけでなく、キャスティング協力という形で作品に関わることになったという。その結果、山寺の提案によって羽佐間道夫、林原めぐみ、戸田恵子、安原義人、山路和弘というまさに日本を代表するような実力派声優陣の共演が実現。さらに、内田夕夜、中村悠一、大西多摩恵、神尾晋一郎や、シーズン2から登場となるキーキャラクターとして、鳳 芳野、斎賀みつき、勝生真沙子など、若手人気声優から作品に深みをもたらすベテラン声優まで錚々たる声優陣が本作に参加。これまでにない程の豪華声優陣が本作の日本語吹替版を彩る。本作でメインキャラクターのチャールズ役を担当する羽佐間は「戸田恵子さんと3人でご飯を食べている時に突然、『どうですか!?羽佐間さん!』と山ちゃんから声をかけられたんですよ。そのまま山ちゃんに引きずりこまれましたね」と、山寺から誘いを受けた日のことを振り返る。「実は収録にあたって、お願いだから1人で収録するのはやめてもらいたい、というお願いを制作の方にしたんです。やっぱり他の方とも同じシーンを一緒に収録をすることで、キャラクター同士の呼吸や空気感を作品に吹き込むというのをやりたかったんですよね。劇中の間やキャラクター達の掛け合いをものすごく自然に楽しんでもらえるんじゃないかと思います!」と、旧知の仲でもある山寺、林原との掛け合いに意欲を覗かせる。共にメインキャラクターであるメイベルを演じる、山寺と長年声優業界を歩んできた盟友林原は「実は、実写の吹替版は少し苦手意識があったのですが、こんな貴重なお話を伺えたので挑戦してみようかなと素直に思えました。一人収録も多い中、羽佐間さん、山寺さんとご一緒させてもらえていて、毎回、毎回ほんとうに楽しかったし、宝物の時間になりました!」と本作へ携われたことへの喜びをコメント。羽佐間、山寺との収録について林原は、日本語吹替版予告にも組み込まれているシーンが印象的だったようで「『大変!大変!大変!』って言いながらオリバーが階段を駆け下りるシーンあったんですが、ほんとに演じているキャストの方々がそのまま日本語を話しているんじゃないかっていう感覚になって、山ちゃんに思わず『うまいね~!』って言っちゃったんです笑。ほんとに収録の時間が楽しくてしょうがなかったんですよ!」と、和気あいあいとしたエピソードも披露した。山寺が姉と慕うジャン役を務める戸田は「羽佐間さんは山寺さんや私にとっても、リスペクトしているレジェンド。その人と、もう一回お仕事出来るというのが嬉しかった。オファーをもらった時は、まだドラマを見ていなくて中身も知らなかったんだけど、一気に見て、とにかく面白かった!それに、山ちゃんがすごく力を入れたキャスティングは、全部ドンピシャの素晴らしいものになっていると思います。そこに注目をして見てほしいです」と、山寺渾身のキャスティングを絶賛。山寺は、配役について「誰がやったらこの作品が面白くなるんだろうという視点から純粋に考えました。それが実現したので、ほんとに夢がかなったという気持ちです。こんなにおもしろい作品に巡り合えて、さらに自分が共演したい人たちと一緒に作り上げることが出来たということが、本当に幸せです。この作品に携われて、声優をやっていてよかったなと本当に思いました」と喜びを表現。本作については、「いろいろな魅力がすごくたくさん詰まった作品ですが、ミステリーコメディの中に深い人間ドラマがしっかり描かれているのが大きな魅力。脚本・演出もとにかく作り込まれていて、ワンカットワンカットがとても洗練されています。これ以上面白い作品あるんだったら教えて欲しいですね!」と魅力を熱くアピールしている。
2022年08月22日東京・ホテルメトロポリタンは、参加型推理イベント「ミステリーナイト2022.9 <綾辻行人>の殺人~Reality or NOT~」を2022年9月17日(土)から9月18日(日)まで限定開催する。参加型推理イベント「ミステリーナイト」待望の復活ホテルメトロポリタンの人気イベント「ミステリーナイト」が、約3年ぶりに開催決定。この「ミステリーナイト」とは、ホテル内に隠されたヒントを手がかりに、一晩かけて真相を解明していく参加型の推理イベントだ。ミステリー作家・綾辻行人とのコラボストーリー今回は、ミステリー作家の綾辻行人とコラボレーション。綾辻行人のデビュー35周年を記念して作られた推理ゲーム上で起こる事件に、参加者自身が探偵となって立ち向かう。「ミステリーナイト2022.9 <綾辻行人>の殺人~Reality or NOT~」あらすじ綾辻行人のデビュー35 周年を記念したゲームが、推理ゲームで人気のミステリーナイトゲームス .inc とのコラボで作られることになった。昨今人気のメタバースも採用され、クリエイターチームはテストプレイに明け暮れていた。そんなある日、バグが発生しゲーム内のキャラクターが暴走。リアルとバー チャルをまたぎ、とんでもない事件に発展する! あなたは創られた世界に騙されることなく、事件を解決することができるのか!?【詳細】ホテルメトロポリタン「ミステリーナイト2022.9 <綾辻行人>の殺人~Reality or NOT~」開催期間:2022年9月17日(土)~9月18日(日)※1日につき公演二部制・1泊2日。時間:第一部 15:30~翌日11:00、第二部 16:30~翌日12:30会場:ホテルメトロポリタン住所:東京都豊島区西池袋1-6-1料金:・1泊朝食付 シングル・ツイン 32,000円、ダブル 31,000円、ツイン+エキストラ 29,000円・1泊ミステリーナイトディナー&朝食付 シングル・ツイン 38,000円、ダブル 37,000円、ツイン+エキストラ 35,000円※上記は、1名あたりの料金。※料金には朝食付宿泊料金、イベント参加費、税金、サービス料を含む。(ディナー付はディナー料金を含む)※小学生未満は参加不可。予約:公式サイトよりインターネット予約予約開始日:8月24日(水)16:00~【問い合わせ先】TEL:03-3980-7600<宿泊予約> 10:00~17:30
2022年08月22日最低5回は必ず唸らされる、企みと驚きに満ちた連作短編集矢樹純さんの初の単行本『マザー・マーダー』(光文社)が、発売されました。発売以降、ダ・ヴィンチ、ミステリマガジン、リアルサウンドブック、東京新聞、東奥日報などの書評でも取り上げられ、物語の中に緻密に仕掛けられたトリックが話題になっています。◆内容紹介(Amazonより)◆めくるめく、どんでん返し。全方位に仕掛けられた罠。あなたは何度でも騙される。息子を溺愛し、学校や近隣でトラブルを繰り返す母親。家から一歩も出ず、姿を見せない息子。最愛の息子は本当に存在しているのかーー歪んだ母性が、やがて世間を震撼させるおぞましい事件を引き起こす。企みと驚きに満ちた傑作ミステリ。本作をさらに多くの読者に届けるために、『マザー・マーダー』期間限定の購入特典として、矢樹純さんに特別掌編「ろくでなしの消失」をご提供いただきました。『マザー・マーダー』ご購入の方は、以下の方法でご応募ください。この機会に、ぜひ恐るべき『マザー・マーダー』の世界に触れていただけましたら嬉しいです。※特別掌編は、矢樹純さんが登録制のメルマガ〈やぎのおたより〉2022年2月18日配信号にて公開されたものです。◆応募方法◆『マザー・マーダー』に関するクイズの回答及び必要事項を記入の上、以下の送付先までメールください。担当者より「ろくでなしの消失」が記載されているURLをお送りいたします。【質問】『マザー・マーダー』第三話「崖っぷちの涙」に登場する「野崎」がコンビニで買った昼食は何でしょうか?【必要事項】お名前・メールアドレス・ご回答【送付先】 info@appleseed.co.jp 担当栂井(とがい)・有海(ありうみ)【ご応募締め切り】2022年6月30日(木)◆著者略歴◆矢樹純(やぎ・じゅん)小説家、漫画原作者。1976(昭和51)年、青森県生まれ。実妹とコンビを組み、加藤山羊の合同ペンネームで、2002(平成14)年、「ビッグコミックスピリッツ増刊号」にてデビューする。『あいの結婚相談所』『バカレイドッグス』などの原作を担う。2012年、「このミステリーがすごい!」大賞に応募した『Sのための覚え書きかごめ荘連続殺人事件』で小説家としてデビュー。2019年に上梓した短編集『夫の骨』が注目を集め、2020(令和2)年に表題作で日本推理作家協会賞短編部門を受賞する。他の小説作品に『がらくた少女と人喰い煙突』『妻は忘れない』『マザー・マーダー』がある。現在、小説推理にて「不知火判事の比類なき被告人質問」連載中。◆本件に関するお問い合わせ先◆株式会社アップルシード・エージェンシー(担当:栂井、有海)〒162-0824東京都新宿区揚場町2-12-401tel: 03-3513-4325fax:03-3260-4437mail: info@appleseed.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年04月15日Mo’xtra (代表:須貝英)主催、Mo’xtra Produce『グリーン・マーダー・ケース × ビショップ・マーダー・ケース』が2022年5月13日(金)~2022年5月19日(木)に吉祥寺シアター(東京都武蔵野市)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ Twitter(@moxtrainfo) 今回上演する『グリーン・マーダー・ケース』は2017年の初演時からいつか再演をと切望してきた作品の再演です。さらにその続編となる新作『ビショップ・マーダー・ケース』も同時上演!演劇作品ではあまり例の多くない<新作続編同時上演>という企画になっております。『グリーン・マーダー・ケース』の1年半後を描くのが新作『ビショップ・マーダー・ケース』という構成です。ストーリーも2本で連続していますが、一つの作品だけでも充分楽しめます。また、同じ役を2作品で違うキャストが演じていることも見どころの一つです。主人公の刑事、サイモン・ブレイ役を『グリーン』では鍛治本大樹さん、『ビショップ』では林田航平さんが演じます。その他にも探偵のファイロ・ヴァンス役を齋藤陽介さん、大塚宣幸さんがそれぞれ演じるなど、両作品を見比べるという楽しみ方もおすすめです。作品の舞台となるのは1920年代のニューヨーク。日本人は日本の戯曲しか書いてはいけない、ということはないはずで、こういう作品があってもいいのではないかと考えて企画しました。映画ではできないことですが、演劇だからこそできる作品を目指して制作しております。あらすじ『グリーン・マーダー・ケース』1926年冬、ニューヨーク。一家のほとんどが殺されたグリーン家の凄惨な殺人事件は、犯人の自殺によってようやく幕を閉じた。世間の恐怖と好奇の狂乱も、時間と共に次第に薄れていった。半年後、犯人の銃撃により意識を失っていた警官、サイモン・ブレイが長い眠りから目を覚ます。彼は事件の記憶をほとんど失っていた。病床の彼を地方検事ジョン・F・X・マーカムが訪れ、失った記憶を取り戻してほしいと依頼する。事件にはまだ、解かれていない謎が残されていた……。『ビショップ・マーダー・ケース』1928年春、ニューヨーク。グリーン家殺人事件から1年半後。警官を辞めて私立探偵となったサイモン・ブレイは1年ぶりにニューヨークへ帰って来る。匿名の依頼人の呼び出しに応じる形でディラード家へ向かうが、そこではマザーグースになぞらえた奇妙な殺人事件が発生していた。捜査のために訪れていたヴァンスやマーカムらと久々の再会を喜ぶサイモン。しかし程なくして「僧正(ビショップ)」と名乗る謎の人物からの犯行声明が届く。悪い冗談に思われたその手紙を皮切りに第二、第三の事件が発生し、世間を震撼させる連続殺人へと発展していく……。Mo’xtra須貝英が幹事長を務める演劇サークル。2020年設立。再演作品を行う「Archive」やその時々でコンセプトを変えて作品を上演する「Produce」など、企画ごとに様々な人・会場・形態で活動を行うための表現の場となることを目指す。前身となる演劇ユニット「monophonic orchestra」の「extra」な形であり、「More extra!」の略でもある。公演概要Mo’xtra Produce『グリーン・マーダー・ケース × ビショップ・マーダー・ケース』公演期間:2022年5月13日 (金) ~2022年5月19日 (木)会場:吉祥寺シアター(東京都武蔵野市吉祥寺本町1-33-22)■原作:S・S・ヴァン・ダイン『グリーン家殺人事件』/『僧正殺人事件』■出演者『グリーン・マーダー・ケース』鍛治本大樹サイモン・ブレイ/刑事齋藤陽介ファイロ・ヴァンス/探偵毛利悟巳エマ・ヒュース/心理士平田裕一郎ジョン・F・X・マーカム/検事今泉舞シベラ・グリーン/次女小口ふみかアダ・グリーン/養女ヨシケン改チェスター・グリーン/長男伊与勢我無アーサー・フォン・ブロン/医師野口オリジナルベンジャミン・スプルート/執事小林春世マリア・ヘミング/女中角健士レックス・グリーン/次男大澤彩未リタ・クレーヴン/看護師ザンヨウコゲルトルーデ・マンハイム/料理人小玉久仁子ローズ・グリーン/女主人『ビショップ・マーダー・ケース』林田航平サイモン・ブレイ/探偵大塚宣幸ファイロ・ヴァンス/思索家加藤良輔ジョン・F・X・マーカム/検事竹井亮介アドルフ・ドラッカー/科学者佐藤みゆきベル・ディラード/運動家照井健仁シガード・アーネッソン/数学者永田紗茅デイジー・パイン/下女中野亜美アル・ダイアモンド/助手寺内淳志ジョン・パーディー/棋士武市佳久レイモンド・スパーリング/射手田中千佳子メイ・ドラッカー/淑女西川浩幸バートランド・ディラード/教授声の出演:永宝千晶エレノア・ジョーンズ/篤志家■スタッフ脚本・演出:須貝英舞台監督:岩谷ちなつ舞台美術:片平圭衣子照明:富山貴之音響:大園康司演出助手:山崎元晴、畑田哲大宣伝美術:藤尾勘太郎宣伝写真:三浦えり撮影ヘアメイク:林美穂撮影協力:AiToyoshima衣裳:鶴岡寛恵ヘアメイク:新妻佑子制作:佐野七海当日運営:佐藤栞、田邊樹スタンドイン:山平里穂協力(五十音順):アニモプロデュース、ISMENTERTAINMENT、イマジネイション、演劇集団キャラメルボックス、エンパシィ、柿喰う客、キューブ、ジェイ.クリップ、水天宮ピット、チタキヨ、動物電気、ナイロン100℃、ナッポスユナイテッド、花組芝居、bamboo、フォセット・コンシェルジュ、フクダ&Co.、ヘリンボーン、放映新社、POE+、ホチキス、ポップンマッシュルームチキン野郎、ワタナベエンターテインメント主催:Mo’xtra■公演スケジュール5月13日(金)13:00【グリーン】/19:00【ビショップ】5月14日(土)13:00【ビショップ】/19:00【グリーン】5月15日(日)11:00【ビショップ】/15:00【グリーン】5月16日(月)13:00【ビショップ】/19:00【グリーン】5月17日(火)13:00【グリーン】/19:00【ビショップ】5月18日(水)13:00【ビショップ】/19:00【グリーン】5月19日(木)11:00【グリーン】/15:00【ビショップ】・上演時間は両作品共に約 130 分を予定しております(多少前後する可能性がございます。詳しくは HPや SNS にて告知させていただきます)。・受付開始は開演の 45 分前、開場は開演の 30 分前です。・新型コロナウィルスの感染状況や公的機関からの要請などにより上演日時を変更する場合は、HP やSNS にて告知させていただきます。■チケット料金前売:4,800円当日:5,000円(全席指定・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年04月08日“ミステリーの女王”アガサ・クリスティの傑作ミステリーを、ケネス・ブラナー監督が『オリエント急行殺人事件』に続いて映画化する『ナイル殺人事件』。この度、ケネス・ブラナーが創り出す唯一無二の世界観の秘密が明らかとなった。これまで、ディズニーの名作アニメーションを実写化した『シンデレラ』やマーベル作品『マイティ・ソー』、シェイクスピア俳優の真髄を魅せた『ヘンリー五世』『から騒ぎ』『ハムレット』、1818年に出版されたゴシック小説を忠実に映像化した『フランケンシュタイン』など、幾多の世界を描き出してきたケネス。本作でも、ミステリーの女王として文豪史に名を刻む作家アガサ・クリスティが1937年に発表した推理小説「ナイルに死す」の世界を、見事に再現した。ケネスは「セットのスペクタクルや豪華さに加えて、本作のようなミステリーの核となるのは人の心です。ですから、本作のゴールはアガサ・クリスティの世界の中でなるべく自由な演技を取り入れることだと思いました。そのことをクルー全員が理解し、大切にしながら、助け、支えていきました」と、ゴージャスなセットの中で、キャストや製作陣に自由な表現を与える環境づくりを何よりも大切にしたことを明かす。本作で最初に殺害されてしまう美しき大富豪の娘リネットを演じたガル・ガドットは、「ケネスとの仕事は私にとって驚異的に素晴らしい経験でした。彼は準備を整え秩序立っているから、彼がミスを犯す余地なんて少しも残されていませんでした。と同時に演者がやりたいと思ったことを何でも試させてくれる自由をくれるのです」と語り、ケネスの自由な演技へのこだわりを証明する。また、容疑者の1人で、リネットとかつて婚約していた医師ライナスを演じたラッセル・ブランドは、「ケネスはとても優雅に僕らをリードするんです。現場に創造性をもたらし、集中しやすい雰囲気を作りあげながら、とても陽気に振る舞ってくれるんですよ」と語り、監督への絶対的な安心感を明かした。一方ケネスは、本作の世界観を創り上げたキャスト陣について「俳優陣はみな心から素晴らしいと思う役者たちです。彼らと共演したいという思いが実現して、とても光栄です」と絶賛する。監督とキャストたちの信頼関係は、撮影の現場に良い空気を作り、それが作品の世界観にも影響を及ぼす。セットや美術へのこだわりに留まらない、総合的な演出がケネスならではの高い世界観の再現に繋がっているようだ。『ナイル殺人事件』は2月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ナイル殺人事件 2022年2月25日より全国にて公開©2020 20th Century Studios. All rights reserved
2022年02月21日