アイルランドの劇作家マーティン・マクドナーのブラックコメディの秀作「イニシュマン島のビリー」が3月25日(金)より上演される。日本では過去に『夢の島イニシュマン』『ビリーとヘレン』などの邦題で上演。映画『ハリー・ポッター』シリーズでお馴染みのダニエル・ラドクリフがブロードウェイで主演したことでも話題になった作品だ。今回は若手実力派演出家の森新太郎による新演出で、注目の若手俳優・古川雄輝を始め、鈴木杏、柄本時生、山西惇、江波杏子ら実力派キャストにより新たな息吹をもたらす。都内某スタジオで行われた、本作の通し稽古に潜入した。舞台『イニシュマン島のビリー』チケット情報開幕まで半月に迫ったこの日は、初めての通し稽古が行われていた。緊張感が漂う中、本番の流れ通りに進行し、出演者たちは個性的なキャラクターを活き活きと演じていた。アイルランドの孤島が舞台のこの作品は、ハンディキャップを負った孤児ビリーと彼を取り巻く人々の物語。ひどい言葉で罵られながら生きてきたビリーのもとに、ゴシップ屋のジョニーパティーンマイクが隣の島でハリウッド映画の撮影が行われることをもたらす。島を出るチャンスとみたビリーは、幼馴染の少女ヘレンとその弟バートリーとともに映画に出演するためにボートで海を渡ろうとする。左手と左足が不自由で、誰からも人として認められないビリーを、古川はリアルに演じる。いまにも消えてしまいそうな気弱なビリーは儚げで、少しずつ変わろうとする姿は生命力を感じられた。作品全体に漂うどこかどんよりとした重い空気を、一変させるのは個性的なキャラクターたち。荒々しく暴力的な少女ヘレンを演じる鈴木がシーンに緊張感を与え、おバカな弟を演じる柄本が絶妙な間合いで、せりふの度に場をなごませていた。山西が演じるジョニーパティーンマイクの存在感にも目が離せなかった。台詞の中には人を傷つけるような過激な言葉も多く、ドキリとするような暴力的なシーンもある。安心と不安定、優しさと暴力など、相反するものが次々と展開し、希望の光が見えたと思えば、絶望がその光を覆い隠す。しかし、観終ったあとには、そんな表裏一体の物語をもう一度始めから観たくなる。通し稽古のあとにはスタッフとともに細かな調整も行われていて、本番に向けてさらに磨きが掛かっていくのだろう。舞台セットもまだ装飾される前で、どんな世界に仕上がるのか楽しみだ。「イニシュマン島のビリー」は3月25日(金)から4月10日(日)まで世田谷パブリックシアター、4月23日(土)・24日(日)に梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで上演。チケット発売中。文:門 宏
2016年03月17日アイルランドの劇作家マーティン・マクドナーのブラックコメディの秀作「イニシュマン島のビリー」が3月25日(金)より上演される。日本では過去に『夢の島イニシュマン』『ビリーとヘレン』などの邦題で上演。映画『ハリー・ポッター』シリーズでお馴染みのダニエル・ラドクリフがブロードウェイで主演したことでも話題になった作品だ。今回は若手実力派演出家の森新太郎による新演出で、注目の若手俳優・古川雄輝を始め、鈴木杏、柄本時生、山西惇、江波杏子ら実力派キャストにより新たな息吹をもたらす。都内某スタジオで行われた、本作の通し稽古に潜入した。舞台『イニシュマン島のビリー』チケット情報開幕まで半月に迫ったこの日は、初めての通し稽古が行われていた。緊張感が漂う中、本番の流れ通りに進行し、出演者たちは個性的なキャラクターを活き活きと演じていた。アイルランドの孤島が舞台のこの作品は、ハンディキャップを負った孤児ビリーと彼を取り巻く人々の物語。ひどい言葉で罵られながら生きてきたビリーのもとに、ゴシップ屋のジョニーパティーンマイクが隣の島でハリウッド映画の撮影が行われることをもたらす。島を出るチャンスとみたビリーは、幼馴染の少女ヘレンとその弟バートリーとともに映画に出演するためにボートで海を渡ろうとする。左手と左足が不自由で、誰からも人として認められないビリーを、古川はリアルに演じる。いまにも消えてしまいそうな気弱なビリーは儚げで、少しずつ変わろうとする姿は生命力を感じられた。作品全体に漂うどこかどんよりとした重い空気を、一変させるのは個性的なキャラクターたち。荒々しく暴力的な少女ヘレンを演じる鈴木がシーンに緊張感を与え、おバカな弟を演じる柄本が絶妙な間合いで、せりふの度に場をなごませていた。山西が演じるジョニーパティーンマイクの存在感にも目が離せなかった。台詞の中には人を傷つけるような過激な言葉も多く、ドキリとするような暴力的なシーンもある。安心と不安定、優しさと暴力など、相反するものが次々と展開し、希望の光が見えたと思えば、絶望がその光を覆い隠す。しかし、観終ったあとには、そんな表裏一体の物語をもう一度始めから観たくなる。通し稽古のあとにはスタッフとともに細かな調整も行われていて、本番に向けてさらに磨きが掛かっていくのだろう。舞台セットもまだ装飾される前で、どんな世界に仕上がるのか楽しみだ。「イニシュマン島のビリー」は3月25日(金)から4月10日(日)まで世田谷パブリックシアター、4月23日(土)・24日(日)に梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで上演。チケット発売中。文:門 宏
2016年03月17日グウィネス・パルトロウとクリス・マーティンが、娘と息子が成人するまでは再婚はしないと決意していたようだ。2年前に破局し、昨年4月にグウィネスが離婚申請をしたものの、クリスがそれに応じず、まだ婚姻関係が続いている2人。11歳の娘・アップルちゃんと9歳の息子・モーゼスくんのことを第一に考えて、子どもたちの両親として友好的なムードを保っているが、破局して以降、クリスはジェニファー・ローレンスやアナベル・ウォリスと交際。グウィネスもTVシリーズのクリエイター、ブラッド・ファルチャックとの交際が順調だ。だが、クリスは離婚書類にサインせずにいる。それはグウィネスとブラッドの関係が深まっているからだという。別れたり仲直りしたりを繰り返して不安定だったブラッドとの交際の真剣度が増していることから、グウィネスが再婚するのではないかとクリスが危惧しているというのだ。クリスとグウィネスは破局する際、子どもたち2人のことを何よりも優先させ、彼らが成長して独立するまでは再婚をしないことで合意した。破局後もひんぱんに会い、何でも話せる関係の2人だが、グウィネスからブラッドのことや彼との再婚、子どもを持ちたいという話まで聞かされて、クリスは複雑な心境のようだ。イギリスの「Grazia」誌上で関係者は「問題は、自分がどうしたいのか、クリス自身がはっきり分かっていないことです。グウィネスとよりを戻したいわけではないけれど、彼女が別の誰かと一緒になることを受け入れる準備もできていないのです」と語っている。(text:Yuki Tominaga)
2016年03月14日米ロッキード・マーティンは2月3日(日本時間)、スカパーJSATとの間で、同社の人工衛星バス「A2100」を使用した通信衛星「JCSAT-17」の調達契約を締結したと発表した。2019年度に引き渡され、同年度下期の打ち上げが予定されている。ロッキード・マーティン・スペース・システム、コマーシャル・スペースの副社長兼ゼネラルマネージャーを務めるカール・マーチェット氏は、今回の受注について「当社はスカパーJSATの衛星を多数製造してまいりました。今回も私どもに信頼を寄せていただき、光栄です。A2100の新規の受注は、当社の堅調な受注残高に、さらに衛星を一基追加します」と語った。JCSAT-17は、日本を含む東アジアに向けて通信サービスを提供することを目的としており、Sバンド、Cバンド及びKuバンドの高性能トランスポンダーを搭載。運用期間は15年以上が想定されている。またJCSAT-17にはフレキシブル・プロセッサも搭載され、それによってスカパーJSATは、災害救助活動時や、そのほか一度に大容量の通信が集中的に必要な際に、キャパシティを振り分けることが可能となる。ロッキード・マーティンはこれまでも、N-SAT-110、JCSAT-9からJCSAT-13、JCSAT-110Rと、スカパーJSATの衛星を製造し続けており、今回のJCSAT-17で8機目となる。○人工衛星バス「A2100」A2100は、ロッキード・マーティンが開発した人工衛星バスで、現在軌道上で運用されている通信衛星のうち、40機以上に採用されている。衛星バスとは、電力や通信、姿勢制御など、人工衛星にとって基本的な機能をもつ「箱」のことで、そこに衛星のミッションにとって必要となる機器(ミッション機器)を搭載し、衛星が造られる。かつての人工衛星は、衛星ごとにバスもミッション機器も毎回新しいものが造られていたが、A2100では衛星バスを共通化し、そこに顧客の目的に合わせて機器を搭載することで、さまざまな性能の衛星を低コストに造ることができるようになっている。こうした、共通化された衛星バスは、ボーイングやスペース・システムズ/ロラール、エアバス・ディフェンス&スペース、三菱電機など各衛星メーカーもそれぞれ独自のものを開発している。A2100が初めて採用されたのは1996年に打ち上げられた「AMC-1」で、設計寿命の15年を達成。以来、40機以上の衛星に採用されている。また、ロッキード・マーティンは、自社資金を投入した数年にわたる改良を重ね、宇宙機の電力や推進力、電子機器の強化を図るとともに、最新の製造技術を採用することによる製造コストの削減と製造期間の短縮を実現している。参考・Lockheed Martin Awarded JCSAT-17 Satellite Contract From SKY Perfect JSAT Corporation · Lockheed Martin・通信衛星 JCSAT-17 の調達契約の締結について (225k)
2016年02月10日最新作が劇場公開される大ヒットTVシリーズ「SHERLOCK/シャーロック」や、『ホビット』3部作でおなじみのマーティン・フリーマンが主演する『The Eichmann Show』(原題)が、『アイヒマン・ショー/歴史を映した男たち』として4月23日(土)より全国公開されることが決定。併せて、本作のポスタービジュアルが解禁となった。1961年、元ナチス親衛隊(SS)将校アドルフ・アイヒマンの裁判が開廷された。ナチス戦犯を前に、生存者たちが語る証言はホロコーストの実態を明らかにするまたとない機会だった。“ナチスが、ユダヤ人に何をしたのか”…。TVプロデューサーのミルトン・フルックマンとドキュメンタリー監督のレオ・フルヴィッツは、この真実を全世界に知らせるため、“世紀の裁判”を撮影し、その映像を世界へ届けるという一大プロジェクトを計画。さまざまな困難が立ちはだかる中、撮影の準備は進められ、ついに裁判の日を迎えるが…。本作は、ナチスドイツの戦犯アドルフ・アイヒマンを裁く“世紀の裁判”を撮影し、史上初めてTV放送することで全世界に“ホロコーストの真実”を伝えようと奔走した、名もなきTVマンたちの実話を映画化。主演を務めるのは、「SHERLOCK/シャーロック」でベネディクト・カンバーバッチ演じるシャーロックの相棒ジョン・ワトソン役として知られ、いまだ役名が不明なものの『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』にも出演するといわれるマーティン・フリーマン。革新的で野心家の若手TVプロデューサー、ミルトン・フルックマンに扮し、これまでにない新しい一面を見せている。監督を務めるのは、『アンコール!!』のポール・アンドリュー・ウィリアムズだ。今回解禁されたポスタービジュアルでは、実際のナチス戦犯アイヒマンが、さまざまな角度からまるでモニター画面に映し出されているように配置されており、マーティン演じる野心家TVプロデューサーのフルックマンと、名優アンソニー・ラパリア演じる撮影監督レオ・フルヴィッツが力強い眼差しをこちらに向けている。身の危険をも顧みず、真実を全世界に伝えようとするマスメディアとしての覚悟と、初めての裁判放送の実現に挑もうとする力強い使命感を感じさせるビジュアルだ。ホロコーストの恐怖とナチスの大罪を伝え続けることの意味を問う、これまで一度も語られることのなかった熱き男たちのヒューマンドラマに注目してみて。『アイヒマン・ショー/歴史を映した男たち』は4月23日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月18日舞台『スポケーンの左手』が11月14日、東京・シアタートラムで初日を迎えた。【チケット情報はこちら】同作は、アイルランド系イギリス人の劇作家マーティン・マクドナーによる戯曲を、『第48回紀伊國屋演劇賞』個人賞をはじめとする多くの受賞歴を持つ小川絵梨子が翻訳・演出を手がけた舞台。2010年にアメリカ・ニューヨークで初演、日本で上演されるのは今回が初めて。物語の舞台は、アメリカのワシントン州にある都市、スポケーン。37年もの間、亡くした左手を探す男、カーマイケル。そんな彼のもとに、マリリンとトビーが彼の左手を持っていると言って近づく。そこへホテルのフロント係・マーヴィンが現れて・・・。マリリン役を蒼井優、トビー役を岡本健一、マーヴィン役を成河、カーマイケル役を中嶋しゅうがそれぞれ務める。同作の開幕を前に、出演者がコメントを寄せた。「人間特有の愚かさ故の、おかしさ、愛おしさ、あたたかさが描かれている作品です。稽古中、何度も吹き出してしまいました。舞台上では、常に命の危険にさらされている役なので、集中して4人の滑稽な心理戦に挑みたいと思います。客席に取り囲まれた舞台は初めてなので、いつもより更にお客様と作り上げる感覚を毎公演感じられるのではないかと期待しています」(蒼井優)「夢の様なキャストと白昼夢のような衝撃的な事件を劇場で体験して欲しいなと思います。生き抜くことがどれだけ大変か、生きているということがどれだけ素晴らしいかを、この作品で感じてもらえればなと思います」(岡本健一)「今回やらせて頂くマーヴィンという人物はとても面白い役で、初めて台本を読んだ時からとても楽しみにしていました。彼の持つ奇妙な孤独感は実は僕たち誰もが持つものなのですが、それを観ている人に決して押し付けることなく感じて貰うのは至難の技です。どこまでも親身になって話を聞いてくれる演出の小川絵梨子さんと、信頼出来る素晴らしい仲間たちを信じて、最後の幕が降りるまで、しぶとく挑戦を続けたいと思います」(成河)「37年も左手を探している男ってどんな人だろう!!この男にとって左手って何なんだろう?きっとただ左手を失っただけじゃないんだろうな。魂の喪失感みたいなものの象徴なのかも?カーマイケルの37年の重さを思っています。芝居を楽しんで頂ければ幸いです」(中嶋しゅう)舞台『スポケーンの左手』は11月29日(日)まで、東京・シアタートラムにて上演。チケットは発売中。
2015年11月16日アイルランドの鬼才と呼ばれる劇作家、マーティン・マクドナーの『イニシュマン島のビリー』。2013年には『ハリーポッター』シリーズでおなじみのダニエル・ラドクリフ主演でロンドン公演が、そして2014年にはブロードウェイで上演が行われた今作が日本に上陸する。舞台『イニシュマン島のビリー』チケット情報時は1930年代。アイルランド・イニシュマン島に暮らすビリーは生まれつき左手、左足が不自由。理性的な青年にもかかわらず、島の人々に変人扱いされている。ある日、隣のイニシュモア島でハリウッド映画が撮影されると聞きつけ、出かけようとする面々にビリーは自分もつれて行ってほしいと頼む。全員が拒否するが、ビリーは切り札となる一通の手紙を見せる……。ビリーを演じるのは現在、ドラマ『5→9~私に恋したお坊さん~』に出演している古川雄輝。「ビリーはハンディキャップを持っているせいで周りのみんなから軽んじられます。でも、ハンディキャップに限らずちょっとした違いのせいで周りに受け入れられないことはよくあること。僕自身はビリーに共感する部分も多いにありますし、見てくださる方のなかにもビリーの気持ちがわかる人がたくさんいらっしゃるんじゃないかと思います」と語る。ビリーと幼馴染のヘレンには鈴木杏が扮する。ヘレンは美人だが暴力的で口の悪い少女。「ヘレンは、気持ちと態度を上手につなげることができない少女。感じていることを素直に表そうとしてもうまくいかなくて、結果的に粗暴になってしまう」と役について分析する鈴木。「マーティン・マクドナー作品にはそういった未熟な大人がたくさん登場する印象があります。でもそれぞれの人物に『しょうがないよね、人間ってそういうところがあるよね』と思えてしまうチャーミングさがあると感じています」と戯曲の魅力についても教えてくれた。演出は、昨年の読売演劇大賞で大賞と最優秀演出家賞を獲得した森新太郎。鈴木は「森さんの演出にはいつも驚かされます。私たちには見えない明暗や色彩の繊細さが見えているんじゃないかと思う」と語り、彼の演出を受けることを熱望していたという。「願いが叶っていまは喜びもありますが、同時にとてもドキドキしています」と笑う。古川は「もちろん自分なりのビリーを演じるつもりですが、舞台は演出家のOKがすべて。ベテランの皆さんの胸を借りながら、森さんが何をよしとするのかを稽古を通じて見極め、そこに食らいついていければ」と決意を新たにしていた。公演は3月25日(金)から4月10日(日)まで東京・世田谷パブリックシアターにて。チケットの一般発売は12月5日(土)午前10時より。取材・文/釣木文恵
2015年11月10日ジェニファー・ローレンスと交際中のクリス・マーティンが、ロンドンでカイリー・ミノーグと2人きりで歩いているのを目撃された。クリスとカイリーは21日午前1時30分頃(現地時間)、ロンドンの街を一緒に歩いているところを写真に撮られた。カイリーはその数時間前、市内のハイド・パークで行なわれた音楽フェスに出演していたが、クリスのバンド「コールドプレイ」は出演していない。2人は以前から友人同士で、カイリーは数年前に地元オーストラリアで「コールドプレイ」公演にサプライズ・ゲストとして登場したこともある。だが、深夜に腕を組んで歩く姿は友だち以上の親密さがうかがえた。2人は話し込みながら、国会議事堂からバッキンガム宮殿を通り、セント・ジェームズ・パークに消えたという。47歳のカイリーは恋多き女性としても有名で、「INXS」の元シンガーの故マイケル・ハッチェンスやオリヴィエ・マルティネスなどと交際してきたが、一昨年に10歳下のスペイン人モデルのアンドレス・バレンコソと破局し、現在はシングル。一方、38歳のクリスは2児をもうけたグウィネス・パルトロウと昨年3月に破局を発表。ほどなくして13歳下のジェニファー・ローレンスと交際が始まったが、すぐに一度破局、昨年後半に仲直りしている。クリスとグウィネスの離婚は今年4月に成立したが、その後も2人で一緒に食事に出かけるなど、フレンドリーなつき合いを続けている。そこにさらにカイリーが参戦?ジェニファーは心中穏やかではなさそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年06月26日7月12日(日)宮城・BLUE RESISTANCEよりソロツアーを行うMR.BIGのボーカリスト、エリック・マーティン。プロモーション来日を果たしたエリックにツアーにかける意気込みを訊いた。【チケット情報はこちら】2014年11月にMR.BIGとして日本武道館を含む全国8か所を回る日本ツアーを実施したばかり。こんなに早くソロ・ツアーを行うことに至った経緯について聞くと「(MR.BIGの)世界ツアーはもっと長くやってもよかったかなと思っている。アルバムは僕が主導権を握って、力を注いで作ったんだ。(パット・トーピー(ds)がパーキンソン病と診断されるなど)たいへんなこともいろいろあって苦労したあとのツアーだったから、自分が注いだ力をもっと多くの人に聴いて欲しかった。でもツアーはすごく楽しくてなにより日本ツアーはどの国よりもよかった。日本のファンとの友情は本当に特別だなとまた改めて感じたね。だからまだ“演りたい”気持ちが残っていたんだ。2枚のソロアルバムが再発になって、ふたつとも自分の人生においては大事な時期に出したアルバムだった。それをもう一度皆さんに聴いていただけるチャンスを与えてもらった。リリースしたときも日本でツアーをしてるんだけど、それをもう一度日本のファンと一緒にシェアするチャンスが訪れたからぜひやってみたいと思ったんだ」と語った。ツアーの内容については「今回はアコースティックのツアー。ソロ・アルバムの曲も中心になると思うし、MR.BIG 25周年記念のボックスセット『THE VAULT』が出て、そこにMR.BIGがもうやらないような曲も入っているので、いい機会なので復活させてみてもいいかなって頭の中でいろいろメニューを考えているところだね」と明かした。具体的なメンバー編成を聞くと、「ジョン・マクナマラというオーストラリア人のブルージーな歌声を持ちギター・プレイをする仲間が同行してくれて、基本的にはそのふたりで演奏する予定。すごくアットホームでクールでブルージーな内容になるんじゃないかな」と話した。今回のツアー会場は、ライブハウス中心で行われる。「本国アメリカでもこれくらいのサイズのところで2年ほど周っている。MR.BIGの大きな会場でもなるべくファンの顔を見て歌うようにはしてるけど、やっぱり後ろの方までは見えない。でもこういうところだとすべての人とアイコンタクトもできるし、皆も一緒に参加して歌ったりできるので参加型ということでも楽しい。音響もコントロールできるし親密でアットホームな雰囲気を出してみたいな」と語った。チケットぴあでは、チケットの一般発売に先がけて、東京、福岡、熊本、大阪、愛知公演の先行を実施中。受付は東京公演が6月3日(水)午前11時まで。福岡、熊本、大阪、愛知公演が6月4日(木)午前11時まで。取材・文:浅野保志(ぴあ)
2015年06月01日昨年破局説が流れたジェニファー・ローレンスとクリス・マーティンだが、どうやら元のさやに収まったらしい。ジェニファーとクリスは先週15日(現地時間)にロサンゼルスのイタリアン・レストランで食事しているのを目撃された。「People」誌に目撃者は、2人とも互いに夢中の様子で笑顔で話し込んでいたと語る。店の裏口から入店した2人は何皿か料理を頼んだ後、デザートをシェアして2時間ほどのディナーを楽しんだという。昨年3月、クリスは妻のグウィネス・パルトロウと破局を公表、夏頃からジェニファーとの交際が始まった。だが、別居後もクリスとグウィネスがひんぱんに会い、グウィネスがメディアでクリスを「最高の父親」と語ったりして、関係がギクシャクしてしまった。さらに、2人とも多忙なスケジュールですれ違いが続いて、10月に破局が伝えられた。だが、昨年末にもロサンゼルスの寿司レストランでツーショットを目撃されたばかり。交際が復活したのは間違いなさそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年01月20日交際まもなく破局が伝えられたジェニファー・ローレンスとクリス・マーティンだが、実はまだ関係は続いているのでは?と言われている。10月27日(現地時間)に破局が報じられた2人。31日のハロウィーンは、クリスは別居している妻のグウィネスと娘と息子のもとを訪れ、ジェニファーは第1子懐妊が発表されたジャスティン・ティンバーレイク&ジェシカ・ビール夫妻宅のパーティに参加し、別々に過ごしたが、先週はマリブにあるクリスの家にジェニファーがいたことが確認されている。関係者は「People」誌に、クリスはまだジェニファーに夢中で2人は会い続けていると語った。また「Daily Mail」電子版では別の関係者が、2人はクリスの家やジェニファーがロサンゼルスでよく利用する高級ホテル「シャトー・マーモント」で一緒に過ごしていると話している。この人物の話によると、ジェニファーが主演する『ハンガー・ゲーム』シリーズ最新作『The Hunger Games: Mockingjay Part 1』(原題)のワールド・プレミアにクリスが出席を予定しているそうだ。ワールド・プレミアは10日(現地時間)にロンドンで行なわれるが、混乱を避けるためにレッド・カーペットを一緒に歩く可能性は低そうだという。(text:Yuki Tominaga)
2014年11月07日米ロッキード・マーティンは10月15日(現地時間)、10年以内に小型核融合炉を実用化すると発表した。核融合炉は、ウランやプルトニウムなどの重い原子の核分裂反応を利用する従来の原子力発電などに用いられている核分裂炉と異なり、水素やヘリウムなどの軽い原子による核融合反応を利用してエネルギーを発生させる装置。原子力発電で問題となる放射性廃棄物が比較的少ない、炉心融解リスクがなく、安全性がより高いなどのメリットがあるとされ、各国で研究が進められている。一方、核融合炉内で1億度を超す超高温を維持し続ける必要があるなどの条件から、実現には巨大な施設と莫大な予算が必要となるなど、課題も多い。同社によれば、複数の磁場閉じ込め方式を組み合わせる新しい手法を用いることで、従来のものに比べて90%のサイズダウンを実現するとのこと。開発チームのTom McGuire氏は「小型化に成功したことで、開発からテストまで1年以内に到達できる」とコメントし、開発とテストを何度か繰り返した後、5年後には試作機を製造可能になる見込みだという。
2014年10月16日マーティン・スコセッシが監督を務めた、アメリカを代表する老舗文芸誌の創刊50年の歴史と歴代編集者たちの信念に迫るドキュメンタリー『ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス50年の挑戦』。第27回東京国際映画祭でも上映される本作の日本語版ナレーターに、ハリウッドでも活躍する渡辺謙が決定した。本作は、スコセッシ監督自身も創刊当初からの定期購読者という文芸雑誌「ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス」の魅力を、ゴア・ヴィダル、スーザン・ソンタグ、ノーマン・メイラーなどの文化的アイコンの過去インタビュー映像とともに描き出し、歴代の編集者やいまなおエネルギッシュな名物編集長と共にこれからの50年の挑戦にも迫ったドキュメンタリー。WOWOWオリジナルドキュメンタリー国際共同制作プロジェクトの初作品で、「TRUE DETECTIVE/二人の刑事」など良質ドラマを輩出するアメリカの大手ケーブルTV局HBOと、イギリスの公共放送局BBCが参加。来週10月23日(木)より開幕の第27回東京国際映画祭の特別招待作品ともなっている。名だたる文豪が寄稿してきた「ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス」は、1963年に創刊。編集者のロバート・シルヴァースが興味を持つ題材を、書評の枠を超えて取り上げてきており、ほかのメディアの論調に流されず、“真実”を発信する雑誌として定評がある。いち早く本作を観た「The New York Times」紙は、「あまりビジュアル的ではない文芸雑誌のドキュメンタリーを作るのは大変だっただろうが、戦争やデモなど歴史的な映像をテンポよく挟み込む演出のおかげでまとまっている」と、スコセッシ監督の演出意図の成功を評価。スコセッシ監督は、今回、日本語版のナレーションを務めることになった渡辺さんに対し、「彼は存在感があり、動作が美しく的確で繊細。声もいいですよね」と絶賛のコメント。「彼の声はこの作品の日本語版ナレーションにぴったりで、引き受けてくれたことを嬉しく思っています」と期待を表明している。また、渡辺さんもナレーション収録後に「スコセッシ監督とは、映画『ラストサムライ』以来十数年、一緒に作品を作りたいと話しており、今回ナレーションでの参加が実現できたことを嬉しく思います」と喜びを語った。「克明に淡々と主張を抑えて作っている作風に敬意を表すと共に、日本もこのようなインテリジェンスを失ってはいけないと感じました。痛みも含めて真実を伝えることは大切なことであり、いまの時代の日本にも必要なことではないでしょうか」とコメントを寄せている。『ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス50年の挑戦』は、第27回東京国際映画祭特別招待作品として10月25日(土)17:45からTOHOシネマズ六本木ヒルズにて上映。12月13日(土)13:00よりWOWOWプライムにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年10月15日現在ジェニファー・ローレンスと交際中のクリス・マーティンが、破局した妻のグウィネス・パルトロウの誕生パーティを開いた。3月にクリスとの結婚生活解消を発表したグウィネスは9月27日に42歳の誕生日を迎えたが、10歳の娘と8歳の息子がいる2人はまだ正式には離婚しておらず、いまも一緒に食事に出かけたり、友好的な関係を続けている。「New York Post」紙によると、クリスはグウィネスが主宰するライフスタイル・サイト「Goop」のスタッフや子どもたちの同級生の父兄を招待し、カクテル・パーティのホスト役を務めたという。パーティにはニコール・リッチーやケイト・ハドソンとマシュー・ベラミー、ジェニファー・アニストンらも出席。グウィネスとクリスはとても仲良さそうで、親友同士に見えたという。さすがにジェニファー・ローレンスは現われなかったが、クリスとは一緒にラスベガス旅行に出かけたり、交際は順調のようだ。(text:Yuki Tominaga)
2014年10月02日女優ステイシー・マーティンが、今秋日本公開の映画『ニンフォマニアック(NYMPH()MANIAC)』の出演やミュウミュウ(miu miu)の広告キャンペーンのモデル起用で注目を集めている。『ニンフォマニアック』は、『奇跡の海』『ダンサー・イン・ザ・ダーク』『ドッグヴィル』など、暗く悪夢のような作品を発表してきた、ラース・フォン・トリアー(Lars von Trier)監督の最新作。「女性のセクシュアリティー」をテーマに、自らをニンフォマニアック(=色情狂)と自覚するヒロインの半生をポエティックかつユーモラスに八つのチャプター、Vol.1・117分、Vol.2・123分の長きに渡り、主人公のジョーによる回想録形式で描き出す。本作のVol.1でジョーの若かりし頃を演じるステイシー・マーティンがミュウミュウ14-15AWの広告キャンペーンにも抜擢されたのは、本作で高い評価を得たことが飛躍のきっかけとなっており、業界内外で注目度はさらに急上昇しているという。ステイシー・マーティンは色情狂という難しい役を堂々と演じ人々を魅了し、高い評価を得ている。1991年にパリで生まれた彼女は、本作でデンマーク映画批評家協会賞の主演女優賞にノミネートされたほか、今後はイギリスの俊英ベン・ウィートリによるSFアクション『High-Rise』やイタリアのマッテオ・ガローネ監督による歴史ファンタジー『Il racconto dei racconti』などへの出演を控えており、女優としてのキャリアを猛進している。『ニンフォマニアック Vol.1』は10月11日(土)、『ニンフォマニアック Vol.2』は11月1日(土)より、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町・渋谷ほか全国順次公開。
2014年08月29日『アーティスト』で第84回アカデミー賞主演男優賞に輝いたジャン・デュジャルダンが、マーティン・スコセッシ監督の新作映画の出演交渉中だという。ジャンが出演交渉に入ったのは、スコセッシ監督がメガホンを取り、レオナルド・ディカプリオ、ジョナ・ヒルらが出演する新作『The Wolf of Wall Street』(原題)。原作は、ジョーダン・ベルフォートが自身の株式ブローカーとしての栄枯盛衰を描いた「ウォール街狂乱日記 −「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生」で、パーティ三昧の日々を送るドラッグ中毒の成金株式仲買人・ジョーダンが最終的に証券詐欺やマネー・ロンダリングで起訴され、22か月間収監されるまでを描いている。主人公のジョーダンをディカプリオが演じる予定。とある関係者が「collider.com」に語ったところによれば、ジャンが演じる見込みの役柄は、ジョーダンの会社への不正資金のマネー・ロンダリングに関わった温厚なスイスの銀行家、ジャン=ジャック・ハンダリとのこと。一方、ジョナ・ヒルがジョーダンの友人かつビジネスパートナーを、そして『SUPER 8/スーパーエイト』のカイル・チャンドラーがジョーダンを追い詰めるFBIエージェントを演じる。海外ドラマ「ザ・ソプラノズ」のテレンス・ウィンターが脚本を手がけ、8月にもクランクイン予定。ジャンは今週末より日本公開を迎える『プレイヤー』、さらにフランス発のスパイ・スリラー作品『Möbius』(原題)にも出演が決定しており、まさにいま飛ぶ鳥を落とす勢いである。■関連作品:プレイヤー 2012年6月23日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開アーティスト 2012年4月7日よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国にて公開© La Petite Reine - Studio 37 - La Classe Americaine - JD Prod - France 3 Cinema - Jouror Productions - uFilm
2012年06月18日ナショナル・ボード・オブ・レビューで最優秀作品賞と監督賞を獲得した、マーティン・スコセッシ監督の最新作『ヒューゴの不思議な発明』が、ワシントンDC映画批評家協会賞でも監督賞と美術賞の2冠を獲得したことが分かった。その他の写真本作は、ブライアン・セルズニックのベストセラー小説『ユゴーの不思議な発明』が原作。1930年代のパリを舞台に、父親を亡くし時計台に隠れ住んでいる少年ヒューゴが、父が遺したからくり人形に隠された、運命を変えてしまうほどの秘密を探る壮大な冒険が繰り広げられる。『タクシードライバー』『グッドフェローズ』『ディパーテッド』など、数々の名作を送り出してきたスコセッシ監督。68歳にして、初のファンタジーと3D映画に挑戦した彼は「ずっとやりたいと思っていた。3D撮影は私の夢だった」と明かしているが、見事4冠を達成した本作に対して、ジェームズ・キャメロン監督は「Masterpiece(最高傑作)!構成、色彩、そしてストーリーがかつてない最高の3D表現で描かれた作品だ」と太鼓判を押している。12月2日(金)に発表されたサテライト賞でも、作品賞と監督賞に加え、撮影賞、美術賞、視覚効果賞の5部門でノミネートされており、現在ゴールデン・グローブ賞とアカデミー賞へ向けてスタートしたばかりの賞レースにおいて“大本命作品”としての存在感と注目度を確固たるものとしたと言えるだろう。現在、全米では限定公開されながらも、公開1週目には週末オープニング成績を5位で飾っており、劇場数を563館に増やした2週目には3位にランキングを上げている。本日9日(金)からの拡大公開と共に、これから迎えるクリスマス・ホリデーシーズンに向けて更なる伸び率が期待出来るだろう。また、かねてからの夢を実現させたスコセッシ監督の強い思いもあってか、全米では劇場売上げの75%が3D版からとなっており、3Dで観るべき映画としてのポジショニングが確立されていることが伺える。日本では2012年3月より全国公開される。『ヒューゴの不思議な発明』2012年3月9日(金)TOHOシネマズ 有楽座ほか全国ロードショー※3D/2D同時公開(C)2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved
2011年12月09日英国王室御用達のプリングルが、ロンドンのセントマーティンとコラボしたニットが9月8日世界各国で販売される。セントマーティンMA FASHION コースのファッションエリート達がプリングルの膨大なアーカイヴからインスピレーションを得て新しくニットをデザイン。ブランドのアイコンであるアーガイルやツインセットをモダンによみがえらせた。日本では、ディエチ コルソ コモ・コム デ ギャルソンが販売。早速チェックして。お問い合わせ:アオイ tel.078-303-1870ライター:millefeuille
2011年09月08日