ジョルジオ アルマーニ(Giorgio Armani)は、ウィメンズのカプセルコレクション「ニューノーマル」を発表。2016年7月より順次、全国のジョルジオ アルマーニブティックで展開する。「タイムレス ビューティ」をキーワードに掲げた春夏シーズンのカプセルコレクションに続き、秋冬シーズンは「グローバル ビューティ」に焦点を当てた。国境を越えてもなお変わらぬ女性の美の在り方を表現している。ジャケットは、スタンドカラーやピークドラペルを採用することでよりシャープな印象に、一方シャツは肩の力を抜くようなリラクシングな仕上がりに。いずれとしてマニッシュなアイテムが揃う。また、ファーベストや肉厚なニットも、秋冬らしい温かみあるアイテムとして提案する。カラーは、グレーや黒を基調をした落ち着いたベーシックなもの。女性が秘めるナチュラルな美しさを表すにふさわしい彩りだ。その中に、ストライプやグレンチェック、ヘリンボーンのテキスタイルを交えて、シンプルを崩さずコレクションのインパクトを与えている。なお、ビジュアルにはグローバルに活躍するモデルのリウ・ウェン(中国)、リヤ・ケベデ(エチオピア)、エリザ・セドナウィ(イタリア)、アマンダ・マーフィー(アメリカ)の4名を起用。カメラマンのピーター・リンドバーグが、彼女たちの力強い姿をモノクロの世界で映し出している。【詳細】カプセルコレクション「ニューノーマル」展開時期:2016年7月展開場所:全国のジョルジオ アルマーニブティック価格帯:・コート(ロング、ショート)・ワンピース 300,000円台~・シャツ 100,000円台~・ニット 100,000円台~・ジャケット 200,000円台~・パンツ 100,000円台~・スカート 200,000円台~※スーツのセットアップとして揃うものもあり。
2016年07月09日『潜在意識を使いこなす人 ムダにする人』(井上裕之著、フォレスト出版)の著者は歯学博士ですが、他にも経営学博士、コーチ、セラピスト、経営コンサルタント等、さまざまな肩書きを持っています。歯科医師と並行し、ジョセフ・マーフィー博士の「潜在意識」と経営学の権威ピーター・ドラッカー博士の「ミッション」を総合させた「ライフコンパス」を提唱。また、セミナー講師としても活躍しており、著者のセミナー会場は常に満員。1,000名規模の講演も成功させてきているそうです。つまり本書ではそんな実績を軸として、潜在意識を使いこなす人とムダにする人の違いを明らかにしているわけです(これは、「成功する人」と「そうでない人」にも置き換えられそうです)。きょうはそのなかから、お金についての両者の考え方の差を見てみたいと思います。■お金は使う人の品性次第で変わる日本人の根底には多かれ少なかれ、「お金のことを口にするのは卑しい」「お金をたくさんもらうことは不誠実である」というような考え方があるもの。しかし、著者はそうした考え方に疑問を呈しています。お金がいちばん大事だとはいわないけれども、お金がないと心は豊かになりにくく、人生の選択肢を狭めてしまうこともあるから。そう考えると「お金がありすぎる苦労」より、「お金がない苦労」のほうがはるかに問題だというのです。「貧しくても心が豊かならば」というけれど、やはりお金はあるに越したことはないということ。ユダヤ人の格言のなかに、次のような一節があるそうです。「貧乏は恥ではない。でも、名誉だと思うな」いうまでもなく、「貧乏を清いと思い、名誉だと思うことは危険だ」という意味。世の中の万物はエネルギーであり、お金自体もまた、本質はエネルギー。いいとか悪いとかの問題ではないわけです。あくまでも使う人の品性次第で、よいエネルギーにも悪いエネルギーにもなるということ。だから、「貧乏」=「清い」、「お金持ち」=「悪」ではないという考え方。ユダヤ人はこうした格言を通じて「お金の本質をよく理解しているからこそ、ためらうことなくお金に執着し、お金儲けをするのだろうと著者は分析しています。■お金に対する偏見を取り除こうそこで、もしも「お金に不自由したくない」「お金持ちになりたい」と思うのであれば、まずはお金に対する偏見を取り除くことからはじめなければいけないともいいます。では、潜在意識を使いこなす人とムダにする人とでは、お金に関する考え方にどれほどの違いがあるのでしょうか?著者によれば、潜在意識を使いこなす人は、「お金の本質」をよく理解しているのだそうです。一方、潜在意識をムダにする人は、そのあたりがよくわかっていないのだとか。心のどこかに「お金は卑しい」というマイナスのイメージを持ち、否定的な思いを抱いているというのです。だからこそ、いつまでたっても「お金が寄ってこない」=「貧乏」だというわけです。だとすれば、果たして著者自身はどう考えているのでしょうか? このことについて、著者は興味深いことを書いています。「いま、なにが欲しいですか?」と聞かれたとしたら、「いろいろあるけど、お金もそのなかのひとつ」だと即答するというのです。そしてそれは、著者自身が「お金の本質」と「資本主義社会におけるお金の価値」を正しく理解しているからだとも断言します。なぜなら誤解を恐れずにいえば、資本主義社会においては、お金を持っていれば勝てることが多いのも事実だから。■お金持ちになるには目標設定をでも、もし「お金持ちになりたい」と思ってはいても、実際にお金持ちになれる人はほんのわずか。では、なぜお金持ちになれないのでしょうか?著者によればそれは、多くの人が「お金持ちになりたい」と願ってはいるけれど、なにをもってお金持ちなのか、その定義が曖昧だから。そこで、「なぜ、お金持ちになりたいのか」「具体的にいくらくらいを持つお金持ちになりたいのか」「そのお金をどのようにして稼ぐのか」「そのためにどういう自分であるべきなのか」などを見つめなおし、具体的な目標に落とし込んでいかなければならないといいます。「お金がないからビジネスをはじめられない」という人がいますが、そういう人は「いま、持ち得ているお金でなにをすべきか」を必死に考えるべき。もしも「自分にはビジネスのセンスがない」と思うのならば、いままさに稼いでいる人から学んだり、本を読んだりして、必死に勉強をすることが重要。ところが、お金持ちになれない人は、こういう作業を「労力」と捉えてしまい、「必要な作業である」という認識がないのだと著者は指摘します。でも、そのような作業を面倒くさがってやらないから、お金持ちになれないのだそうです。*潜在意識を操れるようになれば、常に正しい「選択」と「行動」ができるようになるのだと著者はいいます。お金に対するこうした考え方も、そのひとつなのでしょう。潜在意識をさまざまな角度から操れる人になるために、目を通してみてはいかがでしょうか?(文/作家、書評家・印南敦史) 【参考】※井上裕之(2016)『潜在意識を使いこなす人 ムダにする人』フォレスト出版
2016年07月07日皆様こんにちは!オールデン、アレンエドモンズ、ジョンストン&マーフィー、G.H.バス…靴好きのかたなら、ピンと来たはず!好きな人は意外とハマるアメリカ靴のメーカーです。みなさんはアメリカの靴、どんなイメージですか?ちょっと無骨なイメージ??イギリス靴よりちょっと劣る??実はアメリカのドレスシューズは侮ることが出来ないものが多いんです!アレンエドモンズ知ってるか? 靴ってやつはな…第1回:靴の歴史は深い第2回:イギリス靴って何で凄いの??アメリカ靴の歴史イギリスの靴には伝統がありますよー、というお話を前回させていただきました。では、アメリカは…そもそもアメリカは国の成り立ちがイギリス含めたヨーロッパ諸国に比べて新しい。アメリカは、1498年ごろコロンブスが発見。コロンブスは、「黄金の国ジパング」つまり日本へたどり着くことを夢見ていたそうですが、辿りついたのは新大陸のアメリカでした。1498年…もちろん前回ご紹介したチャーチさんは、まだ生まれてもおりません。ということはコロンブスさん、左右の区別のない靴で大海原を航海していたことになります。そのころのアメリカ、インディアンの足元は、みなさんもご存じの「モカシン」。しかし、当時は今のように靴底がしっかりしたものではなく、一枚の革で足を包んでいるような靴だったようです。あと、コロンブスを社名としている有名な日本の靴クリームメーカーもあります。アメリカ靴のここがすごい。さて、現在、そして紳士靴の話になりますが、「グッドイヤーウェルテッド製法」って聞いたことがありませんか?これが生まれたのがアメリカなんです。紳士靴の作りはそれまでハンドソーンウェルテッド製法が主流。靴を作るときに手縫いが当たり前でした。これをミシンで行うようになり「グッドイヤーウェルテッド製法」と呼ばれるようになりました。この製法を19世紀後半に発明したのがチャールズ・グッドイヤー2世。圧倒的に作業効率が上がり大量生産が可能になりました。独自の木型で履き心地を追及しており、いまでもチャッカブーツで人気なオールデンは1844年に設立。1952年より矯正靴の生産も始めています。1922年には、360度グッドイヤーウェルテッド製法での作りにこだわりを見せるアレンエドモンズが誕生。それより先にも1880年、イギリスからの靴職人がアメリカで創業した老舗ブランドであるジョンストン&マーフィー。第13代ミラード・フィルモア大統領から現在のオバマ大統領まで全ての大統領の足元を支えてきていることでも有名です。そして、1876年に創業し、あのマイケルジャクソンも履いていたG.H.バス。学生靴でもお馴染みのコインローファーを発明しています。オールデンのローファー話せばきりがない、ご紹介したいブランドもまだまだたくさんあるアメリカ靴。実はイギリスに負けず劣らず歴史があり、型にとらわれず、実用性、履き心地が追及されています。もちろん、ドレスシューズとしての美しさも兼ね備えているのが、アメリカ靴の良いところ!ダブルソールや張り出したコバなど、イギリス靴以上に質実剛健と言えるかもしれません。知ってるか? 靴ってやつはな…第1回:靴の歴史は深い第2回:イギリス靴って何で凄いの??ライター:高見 雅治
2016年06月11日クリストファー・ノーラン監督の次回作『ダンケルク(原題)』が、フランスのダンケルクでロケを開始した。第二次世界大戦中のダンケルクの戦いを描くもので、ノーランは脚本の執筆も行っている。その他の情報1940年、ドイツ軍はベルギー・フランス国境を突破し、約34万人の戦士たちが、大急ぎで用意されたイギリスのボートで脱出することになった。出演は、トム・ハーディ、マーク・ライランス、ケネス・ブラナー、キリアン・マーフィー、最近活動休止を発表したワン・ダイレクションのハリー・スタイルスら。ロケはオランダ、イギリス、ロサンゼルスでも行われる。北米公開は来年7月21日。ノーランの最近作『インターステラー』は、全世界で6億7500万ドルを売り上げている。文:猿渡由紀
2016年05月24日ハーマン・メルヴィルの名作の題材にもなった実話を、ロン・ハワード監督が映画化した『白鯨との闘い』のブルーレイ&DVDが現在リリース中だ。これを記念して、特典映像として収録されているメイキング映像と未公開シーンの一部が公開になった。メイキング映像と未公開シーンの一部本作は、“捕鯨”が一大産業だった19世紀に、太平洋のど真ん中で体長30メートルの巨大鯨に激突され、船を沈められてしまった捕鯨船エセックス号の乗組員たちが辿る数奇な運命を描いたサバイバルアクション。ヘムズワースのほか、ベンジャミン・ウォーカー、キリアン・マーフィーらが共演しており、現在公開中の映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のスパイダーマン役に抜擢されたトム・ホランドも出演している。このほど公開になったメイキング映像では、主人公たちが直面する壮絶な嵐や、白鯨との死闘など、劇中でのアクションシーンがどのように作られているのか、その舞台裏の一部を知ることができる。本作の見どころのひとつは、さまざまな表情を見せる大海だ。ときに主人公たちの脅威となる海だが、その海上シーンは、エセックス号をまるごと浮かべている屋外セットと、約6メートルのコンテナを使用した屋内セットを使用して撮影が行われた。「主に安全面を管理した」と話す“水”に関する仕事を担当した海洋部門担当のスタント・コーディネーター、ダニエル・F・マローンは、海を表現するために多用された水について「使われている水は、ろ過と加熱をして清潔に保たれている」と説明。巨大なホースやジンバルと呼ばれるさまざまな装置を使って、スタッフが必死の形相で嵐や波を作っていたことがわかる。視覚効果製作者のレスリー・ラーマンは、「小さいプールだから、海の表情をどう出すかが問題だった」といい、いかにして、多面性を持つあの大海原の映像を作り上げたのかを明かしている。未公開シーンにはポラード船長(ウォーカー)とオーウェン(ヘムズワース)との対立が予見できる場面が含まれており、発売中のブルーレイ&DVDセットには、メイキング映像やエクステンデットシーンなど120分を超える見ごたえのある特典映像が収録されている。『白鯨との闘い』ブルーレイ&DVD 発売中【初回仕様】ブルーレイ&DVDセット(2枚組/デジタルコピー付):3990円+税【初回仕様】3D&2D ブルーレイセット(2枚組/デジタルコピー付):5990円+税デジタルレンタル配信中デジタルセル先行配信中発売・販売元:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
2016年05月19日『アベンジャーズ』シリーズや『マイティ・ソー』シリーズ、『スノーホワイト/氷の王国』でも知られるクリス・ヘムズワースが、名著「白鯨」に隠された衝撃の“実話”で主演を務める『白鯨との闘い』。このほど、本作のブルーレイ&DVDリリースに先駆けて、主人公のベテラン航海士オーウェン・チェイスを演じたヘムズワースをはじめとする “海の男たち”の豪華インタビュー映像が、一挙に到着した。捕鯨が人々の暮らしを支え、一大産業として栄えていた1819年。一等航海士のオーウェンは21人の仲間たちと捕鯨船エセックス号に乗り、太平洋を目指した。妻とまだ見ぬ子に「必ず帰る」と誓って…。だが、広大な太平洋で彼らを待ち受けていたのは、巨大な白鯨。その白鯨との死闘の末、船を大破された彼らに、さらなる試練が待ち受ける――。大海原を舞台に、見たこともない巨大な相手との息もつけない闘いが、かつてない迫力の臨場感で描かれる極限状態のサバイバル・アクションとなる本作。今回届いた映像では、主演のヘムズワースのほか、船長ジョージ・ポラード役のベンジャミン・ウォーカー、二等航海士マシュー・ジョイ役のキリアン・マーフィー、さらに「白鯨」の著者ハーマン・メルヴィル役のベン・ウィショーといった豪華キャスト陣が、本作への出演や共演者について、緊迫の劇中とは一転、それぞれリラックスした様子で語っている。まず、ヘムズワースは、死と隣り合わせの状況にあってなお諦めず、生き延びるために仲間を率い、巨大な白鯨や大自然の猛威と闘った勇敢なベテラン航海士を熱演。本映像では、ストーリーの魅力や自身が演じる航海士オーウェンの生い立ちについて語っているほか、『ラッシュ/プライドと友情』でもタッグを組んだアカデミー賞監督のロン・ハワードに対して「監督は(このシーンがどうあるべきか)何でも分かっている」と厚い信頼を寄せている。また、遭難シーンの撮影のために行った壮絶なダイエットについても明かしており、「時々、気が変になりそうだった」と語るなど、最小限の食事しかとれなかった当時の過酷さにふれるコメントも。それでも、共演者たちと「実際の(船員たちが体験した)苦難にはほど遠い」と言いながら励まし合っていたようで、それぞれが経験した減量や撮影の過酷さはウォーカーやマーフィーら共演者たちとの絆で乗り越えたことに言及する。本作では壮絶な嵐への対処や白鯨との死闘など、海上でのアクションシーンが大きな見どころともなっているが、「人間の本性が見えてくる」とウォーカーが語り、「俳優たちは強い絆で結ばれた」とマーフィーもふり返る、極限の状態に追い込まれた船員たちの肉体の変化にも要注目。さらに、彼らの体験をフィクションとして「白鯨」にまとめ上げたメルヴィルを演じるウィショーは、自らの役柄について、過去に起きたエセックス号の出来事を観る者にも伝える「物語を進める触媒なんだ」と語っている。■キリアン・マーフィー/インタビュー映像■ベンジャミン・ウォーカー/インタビュー映像■ベン・ウィショー/インタビュー映像メルヴィルも驚愕した、ボートでの漂流を余儀なくされた船員たちに襲いかかる試練に、彼らの言葉から思いを馳せてみて。『白鯨との闘い』ブルーレイ&DVDは5月18日(水)よりリリース(デジタルセル先行配信中)。(text:cinemacafe.net)
2016年05月11日“愛”がもたらす情熱と悦び、そして狂気と切なさを、3Dによる赤裸々な性描写で描いたギャスパー・ノエ監督最新作<a href="">『LOVE【3D】』</a>。このほど、ポスタービジュアルでも話題を呼んだ、主人公マーフィーとその恋人、そしてもう1人の少女が出会い、3人が危うく交わっていくシーンを収めた本編映像の一部が公開となった。初お披露目となった第68回カンヌ国際映画祭を熱狂させ、ノエ監督自身が「これはポルノではない!」「私のいままでの作品とは違う、最もメランコリックなもの」と語る、エモーショナルで切ない愛と喪失の物語となる本作。その過激な性描写から「日本で公開されるのか?」「大幅にカットされるのでは?」「3D上映はできるのか?」など、うわさを呼んでいたが、今回、日本ではR18+指定、ノーカット、3Dで公開されている(劇場によっては2D公開)。今回解禁となった本編映像は、恋人同士であるマーフィーとエレクトラ、隣人の金髪少女・オミがともに食事するところから始まる。オミは中絶には絶対反対という。マーフィーが「動物を殺して肉を食べるのはいい?」と聞くと「それとこれとはまったく別のことよ。肉を食べて子どもを作る、そうでしょ?」と答えるオミ。さらに、ドラッグについても「タバコと同じで自然なことだわ。草を発見したときから吸ってる」と開けっ広げに語る姿が印象的だ。そして、意気投合した3人はクラブで酔いしれた後、マーフィーのアパートメントに戻り、マリファナをキメながら3人でのセックスになだれ込んでいくのだが…。まさに、物語のキーポイントとなる場面であり、ベッドで語り合う姿からもそれぞれのキャラクターが如実に現れたこのシーン。オレンジに彩られた官能的な描写のみならず、無責任な無邪気さを持つマーフィー、含みのある表情のエレクトラ、そして好奇心に満ち溢れたオミの出会いが、その後の3人の人生を大きく変えていくことになる不穏さをも予感させている。これほどまでの過激で赤裸々な性描写は、70年代の『エマニエル夫人』から80年代の『ナインハーフ』、90年代『愛人/ラ・マン』、2000年の『愛のコリーダ完全ノーカット版』。そして近年では<a href="">『アデル、ブルーは熱い色』</a><a href="">『ニンフォマニアック』</a>(ともに’13)などが記憶に新しいところだが、これら官能作には、愛がもたらす“悦び”のみならず、切なさ、残酷さ、狂気、ときに愛のタブーにも踏み込んできた歴史がある。その系譜を継ぎながら、さらに進化した“3D”による官能作となる本作。この失われた愛の物語の発端を、ここから目撃してみて。『LOVE【3D】』は新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年04月03日Maxim Integratedは3月9日、都内で会見を開き、同社が2015年に行った構造改革の概要、ならびに注力事業の1つである自動車分野への取り組みについての説明を行った。この構造改革のリーダーとして指揮をとった同社 全製品事業部およびセールス&マーケティング本部統括のエグゼクティブ・バイス・プレジデント(EVP)であるマシュー・マーフィー(Matthew J.Murphy)氏は、「2015年にこれまでにない規模での変革を行ったが、これは我々にとってよりよい未来を作るためのものである」とし、その背景として、「半導体の市場は世界規模でこの1~2年の間に大きく変化し、全体的に成長率が鈍化する状況に陥っている。こうした環境の変化に対応する必要があった」と説明した。最大の変革は、注力するビジネスとそれ以外のビジネスを見極め、注力するビジネスにマッチするための組織の構造そのものの変更。具体的には、製品事業部とセールスを1つにまとめ、ビジネスユニット同士の連携の強化とビジネスの加速、そして企業としての成長の促進を図る体制へと変化させた。また、企業としてのビジネスの在り方そのものも見直しが進められた。こちらも意味合いとしては、注力すべきところに資源を集中させる、という組織構造の変更と同じで、将来の戦略にマッチしない事業は売却や切り離しなどが実施された。こうした取り組みは半導体デバイスの製造を行うファブにも適用され、稼働率の低かった米国テキサス州のファブがTowerJazzに売却された。「ファブの持つ製造キャパシティをフルに活用できない状況が続いていたが、ToweJazzへの売却により、他社の製品の製造も可能となり稼働率も改善。我々の製品もパートナーとして従来どおりの品質を維持しつつ生産されており、両社にとってプラスに働いている」と同氏は現在の同ファブの様子を説明する。この売却の結果、ミクロンオーダーのレガシープロセスを用いた製品を製造するオレゴン州のファブのみが手元に残り、全社売り上げの中で自社ファブが占める割合は25%程度となっている。こうした変革の下、新たに掲げられた同社の戦略としては以下の4つとなる。高性能電源を主導(Lead high-performance power)ターゲットとなる成長市場で差別化(Differentiate in targeted growth markets)コアプロフダクトを育成(Grow core products)オペレーショナルエクセレンスを推進(Drive operational excellence)中でも電源に関しては、同社のアナログ半導体製品における売り上げの半分程度を占めるパワーマネジメントIC(PMIC)を対象としたものとなる。同社はカメラやスマートフォンといった小型機器から自動車やデータセンターといった大型機器まで幅広いPMICを提供してきた。「PMICは我々が過去30年にわたって培ってきた技術の結晶であり、将来の市場発展に向け、今もさまざまな付加価値の開発を進めている」(同)としており、産業機器やデータセンター/クラウド、自動車向けバッテリー、ウェアラブルなど高性能電源が重要となる分野に向けた投資を行っていくとする。市場として同社は産業機器ならびに自動車関連を特に意識しており、特に自動車関連に関しては「過去10年にわたって、自動車向けに特化した製品の開発を行ってきており、それがこの2~3年の成長に寄与するようになってきた」(同社オートモーティブ製品事業部バイス・プレジデント兼ジェネラル・マネージャーのランドール・ウールシュラジャー(Randall Wollschlager)氏)とのことで、製品寿命が長い市場であるため、一度採用されれば、それが積み重なっていくことで、強固な成長ベースを築けるという。また、自動車関連におけるアナログ半導体そのものの搭載数の伸びも後押しになっているという。「2015年の時点で、アナログ半導体市場の規模としてはスマートフォン向けと同程度となり、2016年以降はスマートフォン市場異常の規模になっていくことが予測されている」という市場背景を追い風に、平均成長率以上の成長を目指すとする。その成長の鍵を握るのは電気自動車(EV)向けバッテリーマネジメントやヘッドライドなどの照明、そして電源系のパワーマネジメントだとのことで、こうした分野は日本市場においてもニーズが高まってきており、成長が期待できるとしている。さらに、スマートフォンで得た体験を自動車の中でも実現してもらいたいというユーザーの期待も高まっている。具体的にはUSBポートからの給電であったり、高速シリアル通信を使ったインフォテイメントシステムやリアシートモニタとの連携などが挙げられるが、そうした部分も含めればハイエンドの自動車1台あたり100ドル以上の売り上げを確保できる計算になるという。実際に、2014年時点の同社の売り上げにおける自動車が占める割合は10%程度であったが、2015年10-12月期ではこれが17%まで高まっている。今後もその比率は伸ばしていきたいとしており、2016会計年度で産業機器と自動車で全社売り上げの45%を占めるまでに拡大し、将来的にはその2事業分野で50%を占めることを目指している。なお、マーフィー氏は「日本はMaximとしても、自動車市場としても重要な地域であり、日本のチームが自動車関連ビジネスで活躍してくれていることが全社の売り上げ増加につながっており、今後もその意義は増していく」と、自動車や産業機器で存在感を発揮し続けている日本の重要性を強調しており、顧客のニーズを見極めた製品を提供していくことで、差別化や付加価値の向上を実現していき、それを武器にさらなる成長を狙っていくとしていた。
2016年03月10日マイケル・ベイ監督が製作総指揮を務め、ドラマ界の“アカデミー賞”エミー賞で2冠を達成した海外ドラマ「Black Sails/ブラック・セイルズ」のシーズン2が、HuluとdTVで本日2月26日(金)より配信開始。両社の海外ドラマランキングで初登場1位を飾るなど、日本でも話題を集める本作から、伝説的海賊ネッド・ロウも登場するシーズン2の予告編が到着した。海賊黄金時代、新しい人生を買える幻の財宝を積んだ船“ウルカ・デ・リマ号”の所在を示す地図を追い求め、海賊、売春婦、盗人たちは欲望を剥き出しに、出し抜きあいを繰り広げていた。その幻の宝の地図を手に入れたフリント船長(トビー・スティーヴンス)率いるウォルラス号の組員たちは、ついにウルカ・デ・リマ号の所在を突き止めるが、目前でスペイン艦隊に遭遇してしまう。負傷したフリント船長たちは、ある島の浜辺に流れ着く。その島で彼らが目にしたのは、連日の嵐で座礁したウルカ・デ・リマ号だった。しかし、その近くにはフリント船長たちを撃破したスペイン艦隊が周囲に目を光らせていて、近寄ることもできない。そんな中、密輸売買で生計を建てている、海賊たちのパラダイスであるニュープロビデンス島の女主人エレノア・ガスリーは、残虐で情け容赦ない新手の海賊ネッド・ロウ船長から島の秩序を守ろうともがいていた。ネッド・ロウ船長は、密輸品を高額で買い取らないエレノアの商法に腹を立て、彼女の命を狙い、島の存続を脅かしていたのだ。一方、船長の座を剥奪されたフリント船長のライバル、チャールズ・ベインは再起するためにニュープロビデンス島の砦を乗っ取り、島の支配を企む。そんなベインにネッド・ロウ船長は、エレノアの肩を持つか、それとも取引をして互いに利益を分け合うのか迫る――。本作は、人気冒険小説「宝島」の20年前を舞台に描くオリジナルストーリーで、美しいカリブ海で幻の財宝を積んだ船を追い、名うての荒くれ者たちがルール無用の闘いを繰り広げる海賊アドベンチャー・ドラマ。全米では2014年にシーズン1の放送前に早くもシーズン2の製作が決定、今年1月にはシーズン3が放送スタートしている。今回のシーズン2では、謎に包まれていたフリント船長の過去、新たな海賊ネッド・ロウ船長が捕らえた謎の女の正体など、いくつもの伏線が絡み合い、欲望をむき出しに争う荒くれ者たちは、それぞれの“最後の決断”を迫られていく。シーズン2から登場するネット・ロウ船長こと、エドワード・“ネッド”・ロウといえば、大人気アニメ「ONE PIECE」のトラファルガー・ローのモデルになったともいわれる、実在した海賊。海賊船ファンシー号を操り、快楽のままに殺人を犯し、その情け容赦ない残虐さは多くの者たちから恐れられていたという。演じたタイグ・マーフィーは、オリバー・ストーン監督の『アレキサンダー』に出演したほか、イギリスのTV業界を拠点に活躍中の注目株だ。解禁となったシーズン2の予告編は、そのネッド・ロウ船長が海賊船を乗っ取るシーンから始まる。残虐な隻眼のネッド・ロウ船長によって、さらにキャラクターたちが複雑に絡み合い、ルール無用の裏切り、騙し合いといった予測不能の心理戦にも目が離せない。「Black Sails/ブラック・セイルズ」シーズン2はHuluとdTVにて2月26日(金)より配信スタート、毎週金曜日1話ずつ配信予定(全10話)。(text:cinemacafe.net)
2016年02月26日衝撃的なポスタービジュアル解禁も記憶に新しい、鬼才ギャスパー・ノエ監督の最新作にして問題作『LOVE【3D】』から、待望の予告編映像と場面写真が公開された。1月1日、早朝から鳴り響く電話で目覚めるマーフィー。彼の傍には若い妻と2歳の子ども。彼が留守番電話を聞くと、それは、元・恋人エレクトラの母だった。心労で声がやつれ、娘から連絡はなかったか知りたがっている。エレクトラはずっと行方不明だという。いつまでも雨のやまない1日、マーフィーはアパートで、彼の生涯最大の愛を思い返す。エレクトラとの2年間を…。いつまでも続くはずだった、駆け引きに満ち、ときに行き過ぎた、過ちだらけの焼けつくような情熱の日々を…。本作は、青年・マーフィーがかつての恋人・エレクトラとの2年にわたる蜜月をふり返りながら、愛しあう若いカップルの情熱にあふれた日々とその終焉を3Dで描いた物語。ギャスパー・ノエ監督が、大胆な性描写とともに描き切った愛の悦び、切なさ、残酷さ全てが詰まった“リアルラヴ”は、2015年のカンヌ国際映画祭で上映された際にはミッドナイト上映でありながらプレスや一般客が殺到、大きな注目を集めた。解禁となる日本版予告編では、妻と子どもがいながらも、生涯最大の愛を失ったと感じている男が、決定的な別れから時間を巻き戻すように彼女との情熱的な日々を回想する。1人の男と2人の女性が絡み合うエロティックなシーンや、蜜月の思い出など、切なく心に迫るシーンも満載。ノエ監督が、「私のこれまでの映画とは違う。この映画は感情の激しい力、愛のエクスタシー以外の何物でもない」と語っている本作。予告編映像の最後に登場する「映画と生(3D)で交わる。」というコピーのように、3D技術を駆使し、まるで登場人物たちと同じ部屋にいるかのような感覚に陥る世界観を、まずはこの映像から堪能してみて。『LOVE【3D】』は4月1日(金)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月08日フランスの鬼才ギャスパー・ノエ監督が3Dで愛と性にまつわる究極の物語を描き、2015年のカンヌ国際映画祭で熱狂を呼んだ『LOVE【3D】』の日本公開が、4月1日(金)に決定。2人の女と1人の男のからみつく舌に唾液が糸をひく、実に挑発的な日本版ポスタービジュアルが解禁となった。1月1日早朝、電話が鳴り、マーフィーは目が覚めた。傍には若い妻と2歳の子ども。彼が留守番電話を聞くと、かつての恋人エレクトラの母だった。エレクトラはずっと行方不明なのだ。その母親は、娘に何かあったのではないかと心配している。いつまでも雨のやまない1日、マーフィーはアパートにいて、彼の生涯最大の愛を思い返す。エレクトラとの濃密な2年間を。いつまでも続くはずだった、駆け引きに満ち、ときには行き過ぎた過ちだらけの、焼けつくような情熱の日々を…。本作は、主人公の青年マーフィーが。かつての恋人エレクトラとの2年にわたる蜜月を回想するスタイルをとりながら描く物語。愛し合う若いカップルの情熱を、肉体的かつ精神的に完全に再現、究極のリアルな“LOVE”のありようを3Dで描き出す。2015年のカンヌ映画祭で上映された際には、ミッドナイト上映でありながらプレスや一般客が殺到。大胆な性描写とともに、愛の悦びや切なさ、残酷さ…その全てに迫っていく衝撃作だ。『カノン』『アレックス』『エンター・ザ・ボイド』などで知られる監督のギャスパー・ノエは、「私のこれまでの映画とは違う、私のすべての映画の中で、その存在をもっとも近く感じられる、そして最もメランコリックな映画だ」と、本作は自身のフィルモグラフィーにおいても異色作であることを語る。2010年、『エンター・ザ・ボイド』公開前のインタビューでは、次回作の構想に「3Dポルノをやるかも」と答えていたノエ監督だが、実際に3Dという手法を使った本作では、登場人物と観客の距離はいっそう縮まり、スクリーンの中の恋人たちのエモーションがよりリアルに迫る映像となった。さらには、映画史上、予想もしなかったものも飛び出してくることに…。この冒険的な試みに挑んだのは、カール・グルスマン、アオミ・ムヨック、クララ・クリスティンという新星俳優たち。マーフィーを演じたアメリカ人のカールは、人生の大失恋をいやすため訪れたパリでギャスパーの友人と出会い、本作の出演が決まった。また、エレクトラを演じたアオミは、カクテルパーティーで俳優の元恋人がギャスパーと引き合わせたが、もともと女優志望ですらなかったという。だが、本作出演を機に彼らは大きな注目を集め、カールは多数の出演待機作がある人気俳優となり、クララは「サンローラン(Saint-Laurent)」の2016年クルーズコレクションのキャンペーンモデルに抜擢されている。彼らとの仕事について、監督は「このような成果を得られたのは、これまでの私の作品以上に、俳優たち―アオミ、クララ、カールの勇気と信頼のおかげだ。彼らは3人の主役を演じることに喜んで同意してくれた。彼らの関与、才能、カリスマのおかげで、この映画は私が望んでいた100倍も良くなった」と絶賛を贈っている。“家族“と幸せを噛みしめるのも“LOVE”、ひたすらに“快楽”に興じるのも“LOVE”、そして“本当に好きな人”と遂げることも“LOVE”。決して正解などない“LOVE”の形を、ある男の人生最大の愛から見つめてみて。『LOVE【3D】』は4月1日(金)より新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月24日エマ・ロバーツやリア・ミシェルが出演している「Scream Queens」(原題)のシーズン2に、テイラー・スウィフトが出演するようだ。「HollywoodLife.com」によると同ドラマのクリエイター、ライアン・マーフィーはテイラーの大ファン。シーズン1が始まったときから「1話でも、2話でもいいから出演して欲しい!」と彼女にラブコールを送っていた。ライアンは、「テイラーを愛してる。彼女が出演してくれるっていうなら何でもする!」とまで言っていたという。当時はテイラーのスケジュールの関係で実現しなかったが、今回は彼女のスケジュールに都合がつきそうだとのこと。ライアンはテイラーが「ノー!」と言えないように、自身が彼女のキャラクターを書くつもりだと張り切っているようだ。ライアンは昨年、同ドラマのファンミーティングで、名前には言及しなかったものの「シーズン2には“有名な男性ポップスター”を出演させる」と語っており、ジャスティン・ビーバー、ハリー・スタイルズ、ナイル・ホーラン、ライアンの他の作品に出演したこともあるアダム・レヴィーンらの名前がささやかれている。もし、それがハリーだとすれば、元カノ&元カレの共演になってしまうのだが…。2人を同じ画面で見られる日もそう遠くないかもしれない。(Hiromi Kaku)
2016年01月22日太平洋沖4,800kmという死の海域で巨大な白鯨に襲われ、難破した捕鯨船の乗組員たちの奇跡の実話を映画化した『白鯨との闘い』。早くも絶賛の声を集める本作から、主演を務めるクリス・ヘムズワースのインタビューを交えた特別映像が解禁となった。作家メルヴィルの世界的名著「白鯨」では描かれなかった衝撃の事実を、『ビューティフル・マインド』『ダ・ヴィンチ・コード』などの名匠ロン・ハワード監督が描く本作。1820年、太平洋のど真ん中で体長30メートルの巨大な鯨と遭遇し、船を沈められてしまった捕鯨船“エセックス号”の乗組員たちは、水も食料も尽きていく中、長い漂流生活を強いられることに。そんな本作で主人公のオーウェン・チェイスを演じているのが、高い人気を誇る『マイティ・ソー』シリーズや、昨年大ヒットした『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』への出演も記憶に新しいクリス・ヘムズワース。捕鯨船エセックス号では、船長に次ぐNO.2の一等航海士として、たたき上げの技術とカリスマ性で海の男たちを率いる熱い演技を見せている。当時、捕鯨船に乗り込むことが多かった荒くれ者たちを取りまとめ、命がけの航海で頼もしいリーダーシップを発揮する彼の姿は、女性から見ても最高にカッコイイ存在だ。さらに、鯨によって船が転覆した際には、陸に残してきた家族のために必ず生きて帰るという強い意志を持って乗組員たちを鼓舞し、奇跡ともいえる生還になくてはならない活躍を見せた。今回届いた映像では、緊迫の劇中とは打って変わって、時折さわやかな笑顔も見せながら、「この脚本に惚れ込み、物語を気に入った」と真摯に語るクリス。彼が言うように、本作は単純に白鯨と激闘するだけの映画ではない。感情を持っているかのような鯨との闘いによって船を沈められ、3か月にわたる漂流生活を送ることになった男たちの大自然に対峙するドラマがしっかりと描かれ、彼らの生還に隠され続けてきた秘密を描きだす物語なのだ。また、クリスが『ラッシュ/プライドと友情』でも組んだハワード監督といえば、『アポロ13』や『ビューティフル・マインド』などの実話ベースの作品から、『ダ・ヴィンチ・コード』などのエンターテイメント大作まで数々の名作を手がけてきており、監督に対する絶大な信頼をクリスは明かしている。精悍な顔つきとたくましい肉体、そして幅広い演技力で人気を集める彼とハワード監督の強力タッグとともに、キリアン・マーフィーやベン・ウィショー、ブレイク必至のトム・ホランドといった役者たちが脇を固める本作には、WEB上でも「まさかあんなに感動するとは思わなかった。最後は涙が止まらなかった」「ストーリーも映像もすごいクオリティだった」といった賞賛の声が数多く寄せられている。クリスが本作にどんな思いで臨んでいたのか、また過酷なダイエットをどう乗り切ったのか、ぜひこちらの映像で確かめてみて。『白鯨との闘い』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年01月22日19世紀に実際に起きた巨大鯨との遭遇による海難事故と、そこから生還を果たした男たちの奇跡を描く『白鯨との闘い』。このほど、1月16日(土)の公開直前に、『アベンジャーズ』のクリス・ヘムズワースや『ダークナイト』3部作のキリアン・マーフィー、新生スパイダーマンに決定したトム・ホランド、『007 スペクター』『パディントン』のベン・ウィショーら豪華キャストたちが次々に登場する特別映像が到着。大迫力で描かれる鯨との壮絶な戦いを軸に、乗組員たちの人間ドラマが読み取れる見応えたっぷりの映像となっていることが分かった。1820年、太平洋のど真ん中で体長30mの巨大な鯨と遭遇し、難破した捕鯨船“エセックス号”。その乗組員たちは、水も食料も尽きていく中、その後3か月にも及ぶ漂流生活を強いられることになる――。今回到着した映像は、未公開の本編シーンも大幅に追加され、主人公オーウェン・チェイス(クリス・ヘムズワース)と、ストーリーテラーの役割を担うトマス・ニカーソンの若かりし姿(トム・ホランド)を中心に、圧倒的な巨体を持つ鯨との戦いと、海で起こったさまざまなドラマが次々と描かれる印象深いものとなっている。まずは、オーウェン・チェイスとマシュー・ジョイ(キリアン・マーフィー)の固い友情が写し出されたかと思えば、鯨の攻撃によって宙を舞う錨を間一髪で避ける、アクション映画さながらのスリリングな場面も登場。銛1つで人知を超えた巨大鯨に立ち向かう、チェイスの姿は必見だ。また、本作のストーリーは、この海難事故から30年後、奇跡の生還を果たした乗組員の最後の1人、老いたトマス・ニカーソン(ブレンダン・グリーソン)が、執筆のために彼の元を訪れた作家ハーマン・メルヴィル(ベン・ウィショー)に、事故の真相を語る形で進行する。食料も水もなく、90日の漂流生活を生き延びたと語る老人が、「実際に起きたこと?」というメルヴィルの質問に対し、「紛れもなくね」と応える表情からは、地獄を味わった男の悲痛な叫びが聞こえてくるかよう。奇跡の生還を遂げたはずの彼の苦渋に満ちた表情の陰には、誰にも語りたくない出来事があったのかもしれない。さらに、日本でも多くのファンを持つ主演のクリスは、「鯨との闘いはもちろん気に入っている。でも一番興味深いシーンは、僕たちがボートで漂流する、最も絶望的な境遇に陥ったときだ。エゴや、社会的なルールや、エチケット、境界、そんなものが全て脇に寄せられて、とにかく“生き残ること”が唯一の目的となる。そんな境遇の中で力強く前進できる人がいることを目にするんだ。きっと見ている人を引きつける、一番の見どころだよ」と明かし、本作への自信を見せている。『白鯨との闘い』は1月16日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて2D/3D公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月15日『アベンジャーズ』シリーズのクリス・ヘムズワースや、『ダークナイト』シリーズのキリアン・マーフィー、『007 スペクター』で女性のハートを鷲掴みにしたベン・ウィショーら、豪華キャストが描きだす重厚なヒューマンドラマ『白鯨との闘い』。このほど、『ビューティフル・マインド』『アポロ13』などを手がけ、アカデミー賞受賞歴のあるロン・ハワード監督最新作としても注目を集める本作から、太平洋のど真ん中、船よりも巨大な鯨に襲われるという“極限状態”に、「あなたなら、どうしますか?」と問いかける特別映像が解禁となった。19世紀に実際に起こった、アメリカ捕鯨史上最悪の海難事故の真実を描きだす本作。到着した映像は、美しい海の風景から始まるが、そこに突然現れるのは、船を襲う巨大過ぎる“白鯨”。そして、船のマストが折れ、船員たちが海に投げ出されてしまう様子が描かれる。その巨大な尾びれとともに映し出されるのは、「衝撃の実話」というテロップだ。ちなみに、鯨が海面に姿を現す大迫力のシーンだが、これは実際に観測されている鯨の“ブリーチング”と呼ばれる行動。その目的はさまざまであるが、威嚇の際にも使用されることがわかっている。記録では80トンに及ぶとされる巨体が宙に舞う姿は、観る者に大自然の生物が持つ圧倒的な力を見せつける。本作は、2000年に発表され、全米図書賞を獲得したノンフィクション小説「白鯨との闘い」を実写化した紛れもない真実。その実際に起きた出来事の中で、彼らが生き延びるために下した決断も関心を集めている。ヘムズワースが演じた一等航海士オーウェン・チェイスら乗組員たちは、この遭遇によって船をなくし、水も食料もなしに3か月の漂流生活を送ることになる。陸を目指して漂流するものの、極限の状況に仲間たちが次々に倒れていく。生き残った男たちが、生きて帰るために何を決断し、実行したのか――。もし、あなたが同じ状況におかれたら、何をして生き延びようとするだろうか?この映像から、壮絶すぎるその状況に思いを巡らせてみて。『白鯨との闘い』は2016年1月16日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて2D/3Dにて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月25日クリス・ヘムズワース、ベンジャミン・ウォーカー、キリアン・マーフィーら豪華キャストで、19世紀に実際に起こった“アメリカ捕鯨史上最悪の海難事故”の真実を描く『白鯨との闘い』。このほど、史上最大級といわれる巨大な白鯨がその姿を現す、圧巻の本編映像が到着した。世界的名著「白鯨」では描かれなかった、太平洋沖4,800kmという死の海域で捕鯨船を襲った衝撃の実話を描く本作。今回、解禁となった映像は、海中を進む巨大な鯨を映し出すシーンから始まり、船を襲った突然の衝撃で乗組員が甲板に投げ出されていく様子が描かれる。この船の襲撃者こそ、人間たちに怒りをぶつける“白鯨”。主人公の一等航海士チェイス(クリス・ヘムズワース)が船底の状況を確認しにいくと、そこに船底を突き破った“白鯨”が姿を見せる。頑丈に作られた船底に穴を開け、自身の重量を遥かに上回る捕鯨船を軽々と押しのける“白鯨”は、当時の捕鯨で主な標的とされていたマッコウクジラ。まるでおもちゃのようにグラグラと揺れる船の脇を悠然と泳ぎ去るその姿からを見ていると、通信手段もなく、大海のど真ん中で未曽有の危機に直面する乗組員たちの絶望と恐怖もひしひしと伝わってくる。監督のロン・ハワードは、本作について「実話を映画化することは、僕のキャリアの初期において、ひどく恐ろしいことだった。実話は制限を与えるものだと思っていたからね。でも、いまでは、その反対だと思っている。フィクションなら観客が決して受け入れない突拍子もないストーリーであっても、僕らの想像を遥かに超える“真実”にはかなわない」とコメント。実話に基づく本作を映画化させたことに自信を覗かせた。映像に現れる“白鯨”の姿は、通常のマッコウクジラ(平均15m)をはるかに上回り、現在観測される最も大きい個体でも18m程度というにもかかわらず、なんと30mを超え、重量は80トン以上と記録されている。その巨体での体当たりは、木製の船など、いともたやすく転覆させる力を持っていたのだ。信じがたい話ではあるが、ハワード監督の言葉を借りれば、真実は常に想像を超える。現在ではスクリーン上でしか目撃できない世界最大級の巨大鯨の姿と、それに立ち向かおうとするちっぽけな人間たちとの闘いは、一見の価値ありだ。『白鯨との闘い』は2016年1月16日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月18日米BOX OFFICE MOJOは12月11日~12月13日の全米週末興業成績を発表した。『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』が4週連続でトップを堅守。累計興収が2億ドルに到達して以降も勢いは衰えず、4週間での累計興行収入は2億4,449万956ドルを記録している。2位は初登場の『白鯨との闘い』。2000年度全米図書賞ノンフィクション部門を受賞したサニエル・フィルブリックの小説『復讐する海 捕鯨船エセックス号の悲劇』をロン・ハワード監督が映画化した小説のもとになった、巨大なマッコウクジラに襲われて沈没した捕鯨船・エセックス号の乗組員たちの壮絶なサバイバル劇を描く。主人公の一等航海士オーウェン・チェイス役の『アベンジャーズ』シリーズのクリス・ヘムズワースの他、『リンカーン/秘密の書』のベンジャミン・ウォーカー、『ダークナイト』シリーズのキリアン・マーフィーらが仲間の乗組員役を演じている。3位『アーロと少年』、4位『クリード チャンプを継ぐ男』は前週と変わらず。前週2位の『Krampus(原題)』は5位に、『007 スペクター』も5位から6位に順位を下げるなど、以下のラインナップもワンランクずつ後退した。
2015年12月14日クリス・ヘムズワースや新“スパイダーマン”を演じるトム・ホランドら豪華キャストの出演で話題の『白鯨との闘い』のNYプレミアが開催され、監督のロン・ハワード、ヘムズワーズ、ホランド、ベンジャミン・ウォーカーが出席し、本作の出来栄えをアピールした。1819年に出港した捕鯨船“エセックス号”の乗組員たちは、太平洋のど真ん中で体長30メートルの巨大な鯨と遭遇し、船を沈められてしまう。家族のために必ず帰ると誓った船乗りたちが、絶望の漂流生活の中で下す、生き延びるための究極の決断とは?太平洋沖4,800kmという死の海域で捕鯨船“エセックス号”を襲った衝撃の実話を描く本作。ヘムズワース、ホランドをはじめ、『リンカーン/秘密の書』のウォーカーや、『ダークナイト』トリロジーのキリアン・マーフィー、『007スペクター』のベン・ウィショーなど、豪華俳優陣の出演が大きな注目を集めている。NYプレミア当日、レッドカーペットが敷かれた会場には、世界中から200人を超えるマスコミが集結。リアルな漂流生活を再現するため、出演キャストたちが過酷な減量に挑んだことでも話題の本作だが、ヘムズワースは「一番つらかったのはダイエットだね。でも、実話を描くためには必要な過程だから避けては通れないことはわかっていた。撮影が終わったときには、パスタとピザを食べたよ。一番食べちゃいけないものだったからね(笑)」と役作りの過酷さを語った。それに対しハワード監督は「キャストのみんなは本当に過酷だったはずさ。僕は普段撮影中に怒鳴ったりしないんだけど、キャストの前でピザを食べていたスタッフには怒鳴ったりもしたよ(笑)」と語り、撮影現場を振り返っていた。また、ホランドは本作への参加について「クリス・ヘムズワースをはじめとした素晴らしい先輩たちと、たくさんの名作を生み出してきたロンと一緒に仕事ができて幸せだよ。毎日多くのことを学び、この作品は僕の人生の中でも大きなターニングポイントとなった。これからの映画人生の中で何をしたいかが明確になったんだ」と誇らしげに語っていた。日本のファンに向けてのコメントを求められると、クリスは「コンニチワ!アリガトウ!(日本語)日本はとても美しいところだし人々も優しい。和食ももちろん大好きさ」と嬉しそうにコメントし、ハワード監督は「日本のみなさんこんにちは、僕は監督のロン・ハワードです。今回は日本に行けなくて残念だけど、またお会いできるのを楽しみにしているよ。ぜひ『白鯨との闘い』を劇場で見てみてください!」と、日本のファンへとラブコールを送った。『白鯨との闘い』は、1月16日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月08日「TIGER&BUNNY」の実写映画化や『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズ第3弾『インフェルノ』などでも注目を集めるハリウッドの巨匠ロン・ハワード監督が、『ラッシュ/プライドと友情』でもタッグを組んだクリス・ヘムズワースを主演に迎えて描く『白鯨との闘い』。本作から、巨大な鯨の姿が明らかになる臨場感たっぷりの予告編と豪華キャストによる本ポスターが解禁となった。舞台となるのは、“捕鯨”が多くの人間がかかわる一大産業だった19世紀。1819年に出港したエセックス号の乗組員たちは、太平洋のど真ん中で体長30メートルの巨大な鯨と遭遇し、船を沈められてしまう。僅かな物資で漂流生活を送ることになった彼らが、絶望の状況で生き延びるために下した究極の決断とは――。太平洋沖4,800kmという死の海域で捕鯨船を襲った衝撃の実話を描いた本作。名著「白鯨」の裏に隠されてきた衝撃の事実を描き出し、絶望の航海の中、極限状態に追い込まれた男たちが織りなす壮絶なドラマが見どころとなる。今回解禁となった予告映像では、冒頭から、鯨を求めて勢い良く船を進める男たちの姿に目を奪われる。主人公の一等航海士オーウェン・チェイス役のクリスを筆頭に、『リンカーン/秘密の書』のベンジャミン・ウォーカー、『ダークナイト』シリーズのキリアン・マーフィー、さらに新スパイダーマン/ピーター・パーカーに大抜擢された次世代スターの筆頭株、トム・ホランドの姿も見える。鯨を得るための戦いは大迫力で描かれ、圧巻の臨場感は観る者を映画の世界に引きずり込む。しかし、遭遇した巨大な鯨に体当たりされ、彼らの船が転覆したところから状況は一転。彼らは、「必ず帰る」という家族との誓いを守るため、僅かな食料と飲み水を頼りに先の見えない漂流生活を送ることに…。さらに、大海原のど真ん中、生き延びるための手立てが次々となくなっていく中、巨大な鯨はまるで何かを試すかのように何度も現れては、彼らを追い詰める。絶望の漂流生活と、鯨との死闘の果てに、いったいどんな結末が待っているのか?映像の最後に映し出される「人間が、試される」という意味深な言葉が気にならずにいられない。『アポロ13』『ビューティフル・マインド』と2度のアカデミー賞受賞経験を持つハワード監督は、「これはもちろん真実のストーリーだ。同時に、カッコ良くて、現代的で、巨大なスクリーンで観る価値のある物語でもある。こんなすごい話は滅多に出会えないよ。この物語を、多くの人に伝えたいと心から思ったんだ」とコメント。本作のストーリーが、数々の名作を生み出してきた名匠の心も強く動かしたことを明らかにする。そして、主演を務めたクリスは、「この映画には、分かりやすい悪役、英雄がいるわけじゃない。生きるために当時の産業に従事していた男たちの話だ。ただ、自然の圧倒的なパワーの前に人間は無力で、彼らはその恐怖を味わうことになる。そして、身分も立場も関係なく、極限の状況に置かれた時の人間のあり方が描かれているんだ」と語り、作品で描かれる深いヒューマンドラマに自信を覗かせた。早くも2016年アカデミー賞レースの本命の一角として、各方面から大きな期待が寄せられている本作。乗組員たちを試すかのように何度も現れる“白鯨”との激闘を、まずはこちらの映像から確かめてみて。『白鯨との闘い』は2016年1月16日(土)新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月12日『アポロ13』『ビューティフル・マインド』で2度のオスカー受賞という輝かしい経歴を持つロン・ハワード監督が、太平洋沖“死の海域”で孤立した捕鯨船の衝撃の真実の物語を映画化する『白鯨との闘い』の日本公開が、2016年1月16日(土)に決定した。映画の舞台となるのは19世紀。当時は鯨から取れる油、“鯨油”が生活に欠かすことのできない貴重な資源だった。鯨を狩る“捕鯨”は、年単位の長い航海と、様々な危険が隣り合わせではあったが、多くの人間がかかわる一大産業となっていた。1819年、“エセックス号”の乗員たちも、船いっぱいの鯨油を手にするべく、アメリカのナンタケット港を後にする。やがて、彼らは、太平洋沖4,800kmの海域で誰も見たことのないような白い巨大なマッコウクジラに出会い、激しい戦いを繰り広げるものの、圧倒的な巨体に攻め立てられて船を沈められてしまう。わずかな食料と飲料水をかき集め、3艘のボートで広大な太平洋に脱出した彼らを待ち受けていたのは、水も食料も存在せず、自分たちがどこにいるかも分からない絶望的な漂流生活。1人1人と仲間が倒れていく中、何としても生き延びるために彼らが下す“究極の決断”とは?そして、彼らを試すかように幾度も立ちはだかる“白鯨”との戦いの行方は…?本作は、ハーマン・メルヴィルによる名著「白鯨」に隠された真実を描き、2000年度全米図書賞ノンフィクション部門受賞作品に選ばれた「復讐する海―捕鯨船エセックス号の悲劇」を基に、船乗りたちを襲った誰も予想だにしなかった真実を描く。監督を務めるのは、『ダ・ヴィンチ・コード』や『天使と悪魔』といったサスペンス映画でも大ヒット作品を送り続けてきたアカデミー賞監督ロン・ハワード。主人公の一等航海士オーウェン・チェイスを、ハワード監督とは『ラッシュ/プライドと友情』でもタッグを組んだ『アベンジャーズ』シリーズのクリス・ヘムズワースが迫真の演技で演じ、『リンカーン/秘密の書』のベンジャミン・ウォーカー、『ダークナイト』シリーズのキリアン・マーフィーが彼と航海を共にする仲間を演じている。また、「白鯨」の著者メルヴィルを『007 スペクター』のベン・ウィショーが演じており、名優たちが紡ぎだす重厚なドラマも必見だ。圧倒的な映像美で描かれる海の恐ろしさと荘厳さ、そしてその中で繰り広げられる人間ドラマは、鑑賞者を釘付けにする新たなる映画体験となるに違いない。『白鯨との闘い』は2016年1月16日(土)新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月30日ハーマン・メルヴィルの名作の題材にもなった実話を映画化した『白鯨との闘い』が、来年1月に公開されることが決定した。捕鯨に命をかける男たちの壮絶な体験を描いた作品で、本年度の賞レースを賑わす作品だといわれている。メルヴィルの『白鯨』は、白いマッコウクジラ“モビィ・ディック”との死闘を描いた傑作小説で、有名なコーヒーチェーンの“スターバックス”はこの小説の登場人物が由来になった。映画の原作は、この小説の裏側に隠された衝撃の真実を描いたノンフィクション『復讐する海捕鯨船エセックス号の悲劇』で、『アポロ13』のロン・ハワード監督が映画化の舵をとった。物語の舞台は19世紀。当時、鯨の油は生活に欠かすことのできない資源で、多くの者たちが命をかけて大海原へと乗り出していった。エセックス号もまた、鯨の捕獲を目的に港を出るが、太平洋沖4800キロの海域で巨大なマッコウクジラに遭遇。激しい戦いを繰り広げるも船は沈んでしまう。何とか生き延びた船員たちは残り少ない食糧と水をかき集めてボートにしがみつくが、次第に食糧は尽き、救助はなく、彼らは生存のために“ある決断”を迫られる。クリス・ヘムズワース、キリアン・マーフィーが出演し、ベン・ウィショーがメルヴィル役を演じる。『白鯨との闘い』2016年1月16日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショー決定(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED.
2015年10月30日10年ぶりに栄光に輝いたNECが初の連覇を達成するのか、レギュラーラウンド、ファイナル6でトップを走りながら3連覇を逃した久光製薬がリベンジを果たすのか。はたまた、ファイナルステージへ進出した上尾、岡山、日立、東レが一気に頂点へ駆け上がるのか、V・チャレンジマッチ(入れ替え戦)に回ったデンソー、トヨタ車体の巻き返しはあるのか。『2015/16 V・プレミアリーグ女子』が10月17日(土)・18日(日)・東京体育館で開幕を迎える。『2015/16 V・プレミアリーグ女子』チケット情報新たな開催方式となって2年目の『2015/16 V・プレミアリーグ女子』は、スリリングな展開が予想される。今季も8チームによる3回戦総当り方式のV・レギュラーラウンドを行い、上位6チームがファイナル6に進み、下位2チームはV・チャレンジリーグⅠとの入れ替え戦に回る。1回戦総当りのファイナル6の1位はファイナルへ進み、2位と3位はファイナル3でファイナル進出を競うのだ。久光製薬がレギュラーラウンドを17勝4敗で独走し、ファイナル6も全勝で駆け抜けながら、一発勝負のファイナルでNECに3-1で屈した悲劇も記憶に新しいことだろう。レギュラーラウンドのポイント制もゲームをより白熱させる。3-0・3-1の勝利は3点、フルセットの末の勝利だと2点、逆にフルセットの負けでも1点が付与される。選手たちの1セット・1点にかける思いは、より強くなるのだ。今季の展望をしてみたい。V2を狙うNECは、シーズンを通して波をなくしたいところ。レギュラーラウンドでは2位ながら1位・久光製薬、3位・岡山、4位・上尾、5位・東レにいずれも1勝2敗と負け越した。MVPの近江あかりをはじめ、大黒柱の島村春世、全チームが獲得に乗り出した全日本の若きエース・古賀紗理那、ベスト6を受賞したセッター・山口かなめ、ベストリベロ賞を獲得した岩崎紗也加らタレントは揃う。島村主将は「連覇へ向けてスタートダッシュをしたい」と今季はシーズン通しての安定した戦いを誓う。久光製薬は、中田久美監督がポイントに挙げるように「昨季の悔しさをいかに経験と生かせるか」が鍵だ。チームの総合力では、V・プレミアリーグ随一だ。ベスト6に選ばれた新鍋理沙と長岡望悠、石井優希が今季も得点源だ。ウイングスパイカーにはフランスリーグなどで活躍したボカン・タチアナ、経験豊富なセッター・栄絵里香が新加入した。チームを支えるのはリベロにして主将の座安琴希である。座安は安定したプレーとメンタルの強さでチームを引っ張る。V・プレミア昇格1年目にして3位と躍進した上尾に油断はない。吉田敏明監督は「まだ我々は新入幕の若造、赤ちゃん」と気を引き締める。指揮官はレギュラーラウンドでブロック決定率1位となったブロックのさらなる向上、攻撃力アップに取り組む。ブロック賞を獲得した荒木絵里香、サーブ賞に選ばれたマーフィー・ケリーが今季も得点をもたらす。ケガから復帰した吉村志穂の存在も明るい話題だ。攻撃を司る土田望未がアタッカーを得点に導く。後編へ続く。
2015年10月09日世界初の長編フルCGアニメーション『トイ・ストーリー』から20周年を記念して贈るディズニー/ピクサーの最新作『インサイド・ヘッド』が大ヒット公開中だ。感情たちが主人公の本作と同時上映されている短編映画『南の島のラブソング』。シネマカフェでは『南の島のラブソング』の監督を務めたジェームズ・マーフィーにインタビューを敢行。どういうふうに映画を作ったのか、作品の背後にあるインスピレーションについても語ってくれた。本作の主人公は、何百万年にもわたり噴火と浸食を繰り返し、形成された巨大な火山 “ウク”。ひとりぼっちで長い時間を過ごす彼は、愛する人と一緒になれる日をずっと願いながら、日々を送っていた――。実写に勝るとも劣らない雄大な海や空の描写や、“ひとりぼっちの火山”が何百万年にもわたって奏でる、少し切ないラブソングなど、目と耳で美しい情景を楽しむことができる本作。ジェームズ監督は「僕がハワイとハワイの島々、ハワイの音楽に対して持っているものすごい愛からできた作品で、この文化やこの場所に対して持っている僕の感情を、この映画で捉えようとしたんだ」と語りながら、本編を見せてくれた。「結婚したとき、妻と僕はビッグ・アイランド(ハワイ島)にハネムーンに行ったのさ。それですっかりはまってしまって、それ以来、トロピカル・アイランドや活火山、ハワイ音楽に恋してしまったんだ」と熱弁する姿からハワイへの愛がひしひしと伝わる。その後、家族を連れてビッグ・アイランドへ行ったと語るジェームズ監督だが、そのときに信じられない発見をしたという。「ビッグ・アイランドを作っている5つの火山のジオラマに出会ったんだ。そこには“ロイヒ”というサインが、海底に書いてあるのが見えたんだよ。その“ロイヒ”というのは、ビッグ・アイランドの海岸のすぐ近くの海底にある火山で、1万年から10万年の間に、表面に到達して、ビッグ・アイランドの一部になるとみられていることが分かった。僕は、この壮大なスケールにとても魅了されたんだ」。それからリサーチを続けた結果、一つの火山の一生は約8,500万年にわたることが分かったという。ジェームズ監督が火山に魅了されている間、妹が結婚することになり、突然ひらめいたのだという。「もし火山が、人間のように、一生をかけて愛を探していたら?と思ったんだ。次の8か月間、僕はストーリーの展開を考え、歌を書いた。そのときに海の真ん中にひとりぼっちでいるこの悲しい火山、主人公・ウクの彫刻を作ったんだ。それで、僕が作品に着手するときに、この彫刻と、これらのスケッチと、ウクレレを持って、この歌を歌ったんだ」と話すと監督自ら映画の中の歌を披露。このラブソングを聴いたジョン・ラセターは作品に入れ込むときに伝統的なハワイアン・シンガーに歌を歌ってもらうことを条件にしたという。「ハワイアンのグラミー賞のようなアワード・フェスティバルに向かい、一緒に仕事をしたいと思う人たちに会うことが出来たんだ。それから収録をして出来上がった。僕は、サウンド・トラックでウクレレを弾いたよ」。極上のラブソングと火山…繋がりのなさそうな2つを見事に融合させたジェームズ監督。最後に教えてくれたのは、この繋がりに隠されたシンプルなことだった。「これは巨大で小さなラブストーリーなんだよ。巨大なものがあり、とても小さなものがある。サウンド・デザインでさえそうだった。ウクレレと美しい歌声があるだけなんだ。とてもシンプルで、小さい。でも、巨大なんだ。常にそういうコントラストを使うんだよ。僕はそういうところが大好きでね。もしそういうことが上手く出来れば、大きなスケールだけど、とても身近かなことで、誰もが共感出来ることを描けるんだ。ただ、愛する誰かと一緒になるということをね」。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インサイド・ヘッド 2015年7月18日より全国にて公開(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年08月09日ディズニー/ピクサー長編アニメーション20周年記念作品『インサイド・ヘッド』(公開中)と同時上映されている短編『南の島のラブソング』の特別映像が31日、公開された。本作は、ハワイの美しい海を舞台に、”ひとりぼっちの火山”が何百万年にわたって奏でる、壮大でロマンチックなミュージカル・ラブストーリー。何百万年にもわたり噴火と侵食を繰り返して形成された巨大な火山キャラクター・ウクが主人公となっている。公開された映像では、ウクが愛する人と一緒になれる日を願いながら、切なくも力強いラブソングを歌う姿と、独りで長い時間を過ごしている様子が見られる。メガホンをとったのは、これまで『モンスターズ・インク』『ファインディング・ニモ』に携わってきたディズニー/ピクサー作品を支えるベテランのアニメーターで、これが初監督作となるジェームズ・フォード・マーフィー。リサーチの過程で、ハワイ島沖にある海底火山の存在を知ったというマーフィー監督は、「これらの島は今後1万年から10万年後には海面に姿を現しはじめ、最終的にはハワイ島とつながるというのです。壮大な“時間”のスケールに驚嘆した私は、8500万年もの時をかけて1つの火山がたどる"一生"をまとめました」と制作のきっかけを明かしている。監督に影響を与えたのは火山の存在だけでなく、人間が幸せになりたいと強く願う姿でもある。火山情報を集めているうち、43歳になる自身の妹が結婚することになり、「結婚式で妹の幸せそうな顔を見ながら、彼女がどれだけ長い間このハレの日を待ち望んでいたかと思いを巡らせるうち、火山の一生がまったく違うものに見えてきた。ふと、『火山も人間も同じように、生涯運命の人に出会うことを夢見ていたら…』とひらめいた」という。また、本作は歌でストーリーの全てを表現するという異色の仕上がり。この歌はシンガーソングライターたちに習い、監督自身が作詞・作曲を手がけ、ジョン・ラセターへの企画プレゼンテーションの際には生歌を披露したほど。監督の熱い思いと独創力はラセターの心をつかみ、企画は採用された。とりわけ、ラセターをうならせたのはそのスケール感で、マーフィー監督は当時を振り返り、「ラセターは、真に壮大と呼べる世界観をCGアニメーションで描くこと、文字通り巨大な火山が主人公という点で、見たことのないスケール感を達成できるのではないかという点に期待を示してくれました」と語った。ピクサーの描く短編は、アカデミー賞短編アニメーション賞ノミネート常連で、受賞作も多く、そのクオリティーは折り紙つき。短い上映時間の中に織り込まれ、ピクサーならではといった新しみのある内容と笑いは鑑賞者から高い評価を得ており、短編のみを集めたDVDも発売されている。2016年3月の公開決定が早くも話題を集めているピクサー長編アニメーション最新作『アーロと少年』のピーター・ソーン監督もまた、短編『晴れ ときどき くもり』の監督であり、ユニークな世界観に挑戦できる短編の監督を務めることは、ピクサーのクリエイターたちの登竜門ともなっている。(C)2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年07月31日現在大ヒット上映中のディズニー/ピクサー最新作『インサイド・ヘッド』。このほど、本作と同時上映されている短編映画『南の島のラブソング』から、特別映像が解禁。“ひとりぼっちの火山”という、ピクサー史上“最大級”の主人公を描く、ミュージカル・ラブストーリーであることが明らかにされた。主人公は、何百万年にもわたり噴火と浸食を繰り返し、形成された巨大な火山 “ウク”。ひとりぼっちで長い時間を過ごす彼は、愛する人と一緒になれる日をずっと願いながら、日々を送っている。解禁された映像では、実写に勝るとも劣らない雄大な海や空の描写や、"ひとりぼっちの火山”が何百万年にもわたって奏でる、少し切ないラブソングなど、目と耳で美しい情景を楽しむことができる。今回、メガホンを取ったのは、本作が初監督となるジェームズ・フォード・マーフィー。『モンスターズ・インク』『ファインディング・ニモ』などに携わってきたベテランアニメーターである彼は、リサーチの過程でハワイ島沖にある海底火山の存在を知ったそうで、「これらの島は今後1万年から10万年後には海面に姿を現しはじめ、最終的にはハワイ島とつながるというのです。壮大な“時間”のスケールに驚嘆した私は、8500万年もの時をかけて1つの火山が辿る“一生”をまとめました」とコメント。そして、情報を収集しているさなかに、監督の妹が結婚したことも制作に影響したそうで、「妹の幸せそうな顔を見ながら、彼女がどれだけ長い間、このハレの日を待ち望んでいたことかと想いを巡らせるうち、火山の一生がまったく違うものに見えてきたのです。そしてふと、“火山も人間と同じように、生涯運命の人に出会うことを夢見ていたとしたら…”とひらめいたんです」と、本作のアイディアの発端について語って見せた。また、本作は、歌でストーリーをすべて表現するという点でも目新しい作品となっているが、この歌は監督自身が作詞・作曲を務めており、ディズニー/ピクサーのチーフ・クリエイティブ・オフィサー、ジョン・ラセターへの企画プレゼン時には、生歌を披露したという。監督の熱い想いをこめたプレゼンには、ジョン・ラセターも興味津々となり、「真に壮大と呼べる世界観をCGアニメーションで描くこと、文字通り巨大な火山が主人公という点で、見たことのないスケール感を達成できるのではないかという点に期待を示してくれました」とのことだ。ピクサーの短編といえば、アカデミー賞「短編アニメーション賞」ノミネートの常連で、受賞作品も多く、そのクオリティは折り紙つき。短い時間の中に斬新な内容と、ユーモア、感動を織り込んだ秀作揃いで、2016年3月に公開が決定している新作『アーロと少年』のピーター・ソーン監督もまた、短編『晴れ ときどき くもり』を手掛けた経験があり、短編映画の監督を務めることは、ピクサーのクリエイターたちの登竜門とも言える。ピクサーの飽くなき探究心が生み出した、かつてないスケールで描き出される愛の物語。まずは火山“ウク”の印象的なハワイアン調のラブソングを、こちらの映像から堪能してみて。『南の島のラブソング』は『インサイド・ヘッド』と同時上映にて全国で公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インサイド・ヘッド 2015年7月18日より全国にて公開(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年07月31日公開中のディズニー/ピクサー最新作『インサイド・ヘッド』と同時上映されている短編映画『南の島のラブソング』の特別映像が公開になった。本作は、ハワイの“火山”が主人公の少し変わった美しいラブストーリーだ。『南の島のラブソング』特別映像玩具、鳥、モンスター、ロボット、頭の中の感情、自動車、雲、青い傘……ピクサー作品は様々なものをキャラクターにストーリーを紡いでいきたが、本作の主人公はハワイにあるひとりぼっちの火山“ウク”だ。彼はいつか愛する人が現れて一緒になれることを夢見て歌い続けるが、なかなか“愛する人(LOVER)”は現れない。やがて彼の中の“溶岩(LAVA)”は尽きていくが……本作を手がけたのは『モンスターズ・インク』や『ファインディング・ニモ』にも参加したジェームズ・フォード・マーフィー。長年、ハワイの自然や歌、文化を愛し続けてきた監督は、43歳の妹が結婚したのを機に本作に着手。ハワイで買ってきたウクレレを自ら弾いて劇中歌を作成し、製作総指揮を務めるジョン・ラセターに企画をプレゼンしたという。「ラセターは、真に壮大と呼べる世界観をCGアニメーションで描くこと、文字通り巨大な火山が主人公という点で、見たことのないスケール感を達成できるのではないかという点に期待を示してくれました」と監督が語る通り、壮大なスケールで親密なストーリーを語る斬新な作品が完成した。ピクサーは手間、予算、人材を投じても継続して短編を作り続けることにこだわっている。短編で新しい技術やストーリーテリングの可能性を追求したり、作業の過程で才能のある人材を発掘できるからだ。本作もこれまでのピクサー作品にはないテイストがギッシリとつまっており、異色のラブストーリーとして多くの観客に愛され続けるのではないだろうか。『インサイド・ヘッド』短編『南の島のラブソング』公開中
2015年07月31日誰でも一度は「タイムマシンで過去や未来に行ってみたい」と思ったことがあるだろう。そんな「タイムスリップ」がテーマのSF映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「PART2」「PART3」が今年、話題になっているのをご存知だろうか?なぜかといえば、「PART2」で主人公のマーフィーが1985年から30年後の未来「2015年の10月」にタイムスリップするのだ。そう今年なのである。それならばぜひ「PART2」が予測した”未来”の2015年と、我々が生活しているリアルな2015年を比較してみたくなるのが人情というもの。本稿ではそれのみならず、「PART1」の舞台でもある1985年や、アイドルユニット『drop』の滝口ひかりさんが予測する2045年(?)も交えて、バック・トゥ・ザ・フューチャーの示す2015年とリアルな世の中を比較してみたい。○奇跡の進化を遂げた●●まずは、今や単なる「携帯できる電話」の枠を飛び出し、小さなコンピュータとして人々の生活を豊かにしているスマートフォン。この携帯電話の走りとも呼べる製品「ショルダーホン」が発売されたのが1985年だった。NTTドコモの歴史展示スクエアというサイトを見てみると、そのスペックは「連続通話時間:約40分」「連続待受時間:約8時間」「重量:約3,000g」。2015年発売の某スマートフォンのスペックと比べてみると、「連続通話時間:1144分」「連続待受時間:約294時間」「重量:170g」しかもネット閲覧もメールもできてしまう……。「PART2」ではヘッドマウント型のウェアラブルコンピュータが登場するシーンがある。リアルの世界でも米の某検索大手が開発していたのを記憶している方も多いと思うが、我々の生活の中でこのような機器が登場するのもそろそろかもしれない。○再ブーム!? ●●オン●●ファッションの流行は目まぐるしい。「ダサい」と言われていたものが一転「オシャレ」になる世界である。実は2015年のファッションとして「デニム・オン・デニム」が流行の兆しだという。これはすなわち服飾の上下をどちらも「デニム」にするというテクニック。80年代に流行したものの、90代以降は一転「ダサい」ファッションとして取り上げられていた。ちなみに「PART2」の未来世界では「自動的に靴紐を結ぶ靴」や「自動的に乾くジャケット」などのユニークな服飾が登場。最近は結びやすいゴムを靴紐の代わりとする製品も登場している。「PART2」の未来とは少し違った現実が来てしまいそうだ。○●●の散歩を自動化!?スマートフォンなどで制御できる無人の飛行操縦機“ドローン”。最近技術が進み話題を耳にするようになったが、「PART2」では犬の散歩をしてくれるドローンが登場する。ぱっと見「ただのラジコンヘリじゃないの?」と思う人もいるかもしれないが、コンピュータ制御され自動操縦も可能なドローンは、ECサイト大手の某米企業が宅配に活用することを検討しているニュースが報道されるなど、現実世界でも様々な活用方法が考えられている。人が立ち入れない局地の撮影から農業支援まで幅広い活用が期待されるドローン。いずれ「PART2」のように、散歩のルートを入力すれば自動的に犬を連れだしてくれるドローンが発売されるかもしれない。○2045年の未来はどうなってる?ここまでは過去から現在にかけて(1985年から2015年にかけて)を比べてみた。ここからは趣向を変えて、2015年からさらに30年後の2045年の世の中を予測してみることにしよう。今回「30年後の未来予想」をしてもらったのは、30年どころか「2000年に一人の美女」として話題のアイドル・滝口ひかりさん。滝口さんが所属するアイドルユニット「drop(ドロップ)」の事務所がある原宿でお話をうかがった。――ということで滝口さん、30年後の未来の世界で「こんな技術や機械があったらいいな」というお話を伺いたいのですが……「30年後ということは、私50歳ですね…!先のことすぎて想像ができないです…」――ですよね~……「でも考えたんですけど、【眠気を吸い取る機械】があったら便利だと思うんですよね」――ほほう、それはどういったものですか?「朝、すごく眠たい、でも起きなきゃいけない……そんな時に、【眠気を吸い取る機械】と頭をコードでつなぐ。そうすると、機械が眠気を吸い取ってくれるんです。夜眠れない時には、朝吸い取った眠気を逆に頭に戻してあげると、すっと眠くなる」――おーなるほど!それは便利かもしれないですね。「私、朝が苦手なんです。逆に夜は考え事をしちゃって眠れなくなることも。でもそんな日に限って、次の日の朝が早かったりして……。そんな時にこの機械があると便利だと思うんですよね。dropのメンバーでも朝弱い子がいるので、その子にも使ってあげたいです」――未来っぽいです!実際に買うとなると高額な商品になりそうですが…「この機械って、今の技術では作れないじゃないですか。だから最初は300万円ぐらいして高いんですけど、一般の家庭にも普及してきたら10万円ぐらいまで安くなると思う!それなら分割でも買えますよ(笑)」○未来の食事方法は…――そういえば滝口さんはたらこスパゲッティが好きと伺いました「たらこスパゲッティも好きなんですけど、スパゲッティ全般が好きなんですよね。パスタを食べる時にいつも思ってたんですけど、フォークで取ったパスタをスプーンの上で“巻く“じゃないですか?あれを自動でやってくれる機械が、未来の世界にあったらいいなあ……」――ピンポイントな意見ですね!パスタ好きならでは「私、麺類を食べるのがそもそも苦手で、フォークや箸からポロポロ落ちちゃったり、1本だけフォークからはみ出しちゃったりするんですよ!あ、あとは魚の骨を取るのが苦手。骨が全部取れなくて身に残っちゃうから、魚に苦手意識があって……。それを綺麗に取ってくれる機械があったら、魚も美味しく食べられそうです」――色々と面白いアイデアをありがとうございました!最後にご自身の30年後はどうなっていると思いますか?「近い将来で言えば、世界でツアーをdropの4人できれば幸せかなぁ。『なんだこいつら!』って世界の人たちを驚かせたいです。どんなに年をとってもdropであり続けたい。もしできたら50歳まで続けたい。「50歳でもやれるんだ」って、アイドルの歴史を塗り替えたいですね!」○あらためて作品を見なおしてみようということで、1985年から2015年、そして2045年までの合計60年の時間旅行、楽しんでもらえただろうか?2015年はせっかくの”バック・トゥ・ザ・フューチャー・イヤー”。乗り遅れないようにあらためて作品を見なおしてみるのも良いかもしれない。いまなら色々な手段で作品を視聴できる。ぜひバック・トゥ・ザ・フューチャーの示す“未来”を感じてみて欲しい。
2015年05月01日「this is japan」を企業メッセージとして掲げる三越伊勢丹グループは、4月1日より「これがわたしのthis is japan」缶バッジキャンペーンをスタートした。5月10日までの期間、同グループで働く約6万人が、自分にとってのthis is japanとは何かを考え、一言メッセージにした缶バッチを着用する。同グループは店頭の販売員が参加でき、毎日目にするアイテムとして缶バッチをセレクト。同グループで働く1人ひとりが考えたthis is japanを一言メッセージにして着用することで、顧客や販売員間でのコミュニケーションが生まれることを期待。また、缶バッチの製作を宮城県三陸町の東日本大震災被災者の雇用を促進する企業に依頼することで、被災地支援の一環としても位置付けている。同日より伊勢丹新宿店館内では、LAのオルタナティブロックバンド「ウィーザー(weezer)」のギター&ボーカルのリバース・クオモとシカゴのパンクバンド「アリスター(ALLiSTER)」のベース&ボーカルのスコット・マーフィーが結成したユニット「スコット&リバース(Scott&Rivers)」の楽曲「HOMELY GIRL」が同キャンペーンのアナウンスと共に流れる。また、卓越したギタープレイとボーカルで注目を集めるミュージシャンReiの「Long Way to Go」も同キャンペーンのサポートソングとして選曲された。Reiは「私にとってのthis is japanは、ミニマリズム。『一色』『一音』『一言』シンプルなもので、大きな世界を表現したい」とコメントする。いずれの楽曲も“1人ひとりの異なる個性”や“自分らしく在ること”の大切さ、世界に生きる人々の多様性を感じられる楽曲で、6万人6万様のthis is japanメッセージと合わせて、同グループの目指す世界に通用する日本の価値を新しい価値として提案する姿勢を示している。
2015年04月02日『プレシャス』『大統領の執事の涙』のリー・ダニエルズ監督の次回作に、エディ・マーフィが出演することになった。60年代から80年代にかけて人気を集めたコメディアン、リチャード・プライヤーの伝記映画で、マーフィーの役柄はプライヤーの父。プライヤーには、マイク・エップスが決まっている。ほかに、ケイト・ハドソンがプライヤーの妻、オプラ・ウィンフリーが彼の祖母役で出演する。プライヤーは、マーフィやクリス・ロックなど、数多くのコメディアンに多大なる影響を与えた存在。ジェリー・サインフェルドは、彼を「コメディ界におけるピカソのような存在」と呼んでいる。しかし、コカインやアルコール依存症に悩まされ、晩年は長い闘病生活を送り、2005年に65歳で亡くなっている。マーフィーの次回公開作は、低予算のインディーズ映画『Cook(原題)』。文:猿渡由紀
2015年03月17日『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のジェイミー・ドーナンの次回作が、戦争スリラー『Anthropoid(原題)』になることがわかった。共演はキリアン・マーフィー。映画の舞台は、第二次大戦中のチェコスロバキア。チェコへの侵攻を率いたナチの軍人ラインハルト・ハイドリヒを暗殺する“Anthropoid”というコードネームの作戦を任されたふたりのチェコ軍人の物語だ。撮影は7月にプラハでスタートする。ドーナンが主演した『フィフティ・シェイズ~』は、これまでに全世界で4億8600万ドルを売り上げる大ヒットとなった。2作ある続編の映画化も決まっているが、まだ脚本が完成しておらず、いつ撮影が開始になるのかも決まっていない。また、過激なセックスシーンに妻が不快に感じているため、ドーナンが続編への出演を考え直しているという報道も一部では出ている。文:猿渡由紀
2015年03月03日