フィンランド映画を代表する名匠アキ・カウリスマキ監督の最新作『枯れ葉』が、上映8週目にして興収1億円を突破。ロングラン上映が続き、日本で上映されたカウリスマキ最大のヒット作となっている。アキ・カウリスマキ監督最新作にして復帰作となる『枯れ葉』は、孤独を抱えながら生きる女と男が、人生で最初で最後のかけがえのないパートナーを見つけようとする心優しいラブストーリー。2023年カンヌ国際映画祭審査員賞、2023年国際批評家連盟の年間グランプリに見事輝き、第81回ゴールデン・グローブ賞主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)&非英語映画賞にノミネート、第96回アカデミー賞国際長編映画賞のショートリストにも選出された。本国フィンランドでは、動員29万人を超え(フィンランドの人口は約550万人)、フランスやドイツ、アメリカ、イタリアなど各国でも大ヒットを記録。そして日本でも各地で満席が続出、公開してから2か月近くが経つ現在もユーロスペースをはじめ、多くの劇場でロングラン上映が続き、この度、累計動員7万2,279人、興収1億157万3,850円を超え(38館 38スクリーン)、日本で上映されたカウリスマキ作品最大のヒット作『過去のない男』を超える興収1億円を突破した。カウリスマキ史上最高のラブストーリーといえる本作『枯れ葉』は、ヒロインの圧倒的な存在感など随所に新しさを感じさせながら、お馴染みのとぼけたユーモアや抜群の音楽センスにもさらに磨きのかかった、いわばカウリスマキの集大成ともいえる作品。この大ヒットを記念して、2月17日(土)より全国の『枯れ葉』上映劇場にて、カウリスマキ監督の愛犬であり、劇中にも登場する犬・チャップリンの様々な姿を切り取ったオリジナルステッカーを配布(数量限定、なくなり次第配布終了)。大ヒット御礼オリジナルステッカーまた、昨年12月に初来日を果たし、日本の観客とも対面した主演のアルマ・ポウスティが大ヒットの御礼を伝えたいと、急遽リモートでの舞台挨拶を実施することも決定した。『枯れ葉』はユーロスペースほか全国にて公開中。『枯れ葉』大ヒット御礼リモート舞台挨拶は2月29日(木)18時50分の回上映後、ユーロスペースにて開催。(シネマカフェ編集部)■関連作品:枯れ葉 2023年12月15日よりユーロスペースほか全国公開© Sputnik
2024年02月10日アキ・カウリスマキ監督最新作『枯れ葉』より主人公の一人を演じたユッシ・ヴァタネンが本作について語るインタビュー、新場面写真とオフショットが解禁された。アキ・カウリスマキ監督最新作にして復帰作となる本作は、孤独を抱えながら生きる男女が、人生で最初で最後のかけがえのないパートナーを見つけようとする心優しいラブストーリー。この度、主演に抜擢されたユッシ・ヴァタネンがカウリスマキの演出、撮影秘話について明かすインタビューが到着。カウリスマキ監督と初めて会った時のことについて、「当時はまだ脚本がなく、どんな物語かということだけ聞いていました。完成した脚本を読んだのはそれから1年くらい後でしたね。脚本が出来てから、アキからはアルマと二人で準備をするように言われて、監督はいなかったんです。おそらくアキは直前まで私たちの邪魔をしたくなかったのでしょう。一応、直前に一度脚本の読み合わせはしましたがそれだけで、演技指導のようなものは特にありませんでした」とふり返る。先日、来日した際にアンサ役のアルマ・ポウスティはカウリスマキ監督の脚本は詩的だったと明かしていたが、ユッシは「キャラクターに関しては脚本にかなり詳細に書いてありました。例えばどんな表情でとか、どんな外見で性格かなど、細かく指示があったんです。カラオケに行く前に、着替えて鏡を見るシーンがあります。そこなどは『奇跡を期待するようなシーン』であるということが書いてあって、『何か奇跡が起こることを期待させる目つきや顔つき』といった、詳細な指示が書かれていたのです」と教えてくれた。自身の演じたホラッパ役について、「ホラッパはとてもシャイで、孤独な人です。彼の人生は仕事と、漫画を読んだりして一人でいる時間、そして酒で満たされています。ある意味でタフな人です」と考えを述べ、「小さな閉じた世界を築いていましたが、アンサに出会って、今まで個の中に閉じ込めていたものをどこまでオープンにできるか、自分が変われるか、個の世界から踏み出す勇気があるかが問われてきます。ホラッパにとって愛というものは危険でかつ怖いものであり、愛によって酷いことも起きかねない。でもそこから踏み出していく役どころだと捉えました」とアンサとの出会いを通じて変化していくホラッパの心境についても明かす。続けて、「ホラッパはもう子供でも若くもなく、人生の中で挫折もあったと思うんです。だから愛へ踏み出すには、ひとつやってやろうという勇気がいるんです。それは人として誰もが分かる、共感を感じられる人間的な部分だと思いました」と役柄への愛着を語った。また、「アキの書く言葉はとても面白くて、ある意味、繊細で上質な言葉でありながら、その中にジョークが含まれているのが特徴的です。ホラッパという役柄はとても真剣で真面目でありながら、内側に大きな感情を秘めている、それを演じることは大きな挑戦でした。例えば、とても楽しくふざけたようなことでも、同時に真面目で真剣でなければいけない。つまりコミカルさと、陰鬱なまでの真面目さというある意味対極なものを同時に表現しなければならないのです。それはこの作品に参加して学んだことでもありました」と撮影時をふり返る。カウリスマキ史上最高のラブストーリー『枯れ葉』は、ヒロインの圧倒的な存在感など随所に新しさを感じさせながら、お馴染みのとぼけたユーモアや抜群の音楽センスにもさらに磨きのかかった、いわばカウリスマキの集大成ともいえる作品だが、ユッシが本作の中で特にお気に入りのセリフは、「アンサがフオタリのカラオケの歌を褒めるというシーンで『正直な言葉を聞けるなんて珍しい』と言うのと、あとカラオケに誘われたホラッパが『タフ男は歌わない』っていうフレーズが面白くて。それは日常でも使うようになりました」とのこと。本作がカンヌをはじめ各国の映画祭や劇場公開されていることを受け、「大学を出てから18年で色々な役柄をやりましたが、良い意味でこんなに楽で、誰もに愛されて、感想や反応も良く、感動したと言ってもらえるのは初めてです。どういう時代にどう生きていくかを、主人公を通じて自分のものとして観客が感じ取れる、シンパシーとともに受け入れられることの意味は大きいと思います。とても人間的な感情がある映画なので、みんなが自分のこととして感じることができるのではないでしょうか。この映画の持っているユーモアが、文化が全く違う国でも受け入れられるのが面白く、本当にすごいことだと思います」と胸の内を明かしてくれた。併せて新たに解禁された場面写真はユッシ演じるホラッパとアンサが理不尽な状況に置かれて立ち尽くす姿や徐々にお互いを知り、距離を縮めていく様子、そして、ケガをして頭に包帯を巻いているホラッパが収められている。カウリスマキ作品ならではの可笑しみと切実さに満ち、これまでと同様、貧しい市民の悲喜劇を厳しくもユーモアに描くカウリスマキらしさが伝わってくる。また、割れた鏡にカウリスマキ監督と2人で映り込んだオフショット写真も解禁。撮影現場では、カウリスマキ監督、アルマ・ポウスティと映画談義に花を咲かせたという。『枯れ葉』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:枯れ葉 2023年12月15日よりユーロスペースほか全国公開© Sputnik
2023年12月21日アキ・カウリスマキが監督を務めた映画『枯れ葉』が、2023年12月15日(金)より公開される。引退宣言から6年、アキ・カウリスマキが復帰映画『枯れ葉』は、フィンランドの映画監督アキ・カウリスマキが贈るラブストーリー。2017年『希望のかなた』のプロモーション中に突如“監督引退宣言”をしてから6年、名匠アキ・カウリスマキがファンを悲嘆に暮れさせた引退宣言を覆した。労働者3部作『パラダイスの夕暮れ』『真夜中の虹』『マッチ工場の少女』に連なる新たな物語として発表された『枯れ葉』には、愛を求める心、連帯、希望、そして他人や自然といった全ての生きるものと死んだものへの敬意など、「人類に未来をもたらすかもしれないテーマ」を込めたという。ヘルシンキで孤独に暮らす女と男のラブストーリー『枯れ葉』の主人公は、ヘルシンキの街で孤独さを抱えながら生きる労働者の女アンサと男ホラッパ。ある夜、ふたりはカラオケバーで出会い、互いの名前も電話番号も知らないまま惹かれ合うが、不運な偶然と現実の過酷さによって、ささやかな幸福から遠ざけられてしまう。運命に振り回されながらも、想いを成就させようとする恋人たちの姿を描く。ノスタルジックなヘルシンキの風景や、現実とリンクした演出、自由自在な音楽の使い方、とぼけたユーモア、映画愛に溢れたディテール、そしてカウリスマキ映画には欠かせない名優“犬”の存在など、「愛を信じる」というテーマ以外にも見所満載の作品となっている。『TOVE/トーベ』のアルマ・ポウスティとユッシ・ヴァタネンがW主演主人公の女と男を演じW主演を務めるのは、『TOVE トーベ』でムーミンの作者トーベ・ヤンソンを演じたアルマ・ポウスティと、『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』で高い評価を得たユッシ・ヴァタネンだ。両名ともアキ・カウリスマキ作品には初出演となる。主人公・アンサ…アルマ・ポウスティ理不尽な理由から仕事を失う。カラオケバーでホラッパと出会い、互いの名前も、電話番号も知らないまま恋に落ちる。職場の不当な扱いに抗い、恋人の悪癖をきっぱりと諌める強さを持つ。主人公・ホラッパ…ユッシ・ヴァタネン酒におぼれながらも工場で働く労働者。酒浸りで周囲を心配させるが、どこか憎めない性格。アンサとの不器用な恋のはじまりのデートでジム・ジャームッシュのゾンビ映画『デッド・ドント・ダイ』を見に行く場面も。フータリ…ヤンネ・フーティアイネンリーサ…ヌップ・コイヴゴールデングローブ賞にノミネート尚、映画『枯れ葉』は国際映画祭の審査員賞、2023年国際批評家連盟の年間グランプリに輝き、第81回ゴールデングローブ賞の非英語映画賞と主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネート。賞レースの今後の展開にも注目だ。【詳細】映画『枯れ葉』公開日:2023年12月15日(金)監督・脚本:アキ・カウリスマキ出演:アルマ・ポウスティ、ユッシ・ヴァタネン、ヤンネ・フーティアイネン、ヌップ・コイヴ原題:KUOLLEET LEHDET英語題:FALLEN LEAVES配給:ユーロスペース
2023年12月17日2017年に突然の監督引退宣言をし、世界中の映画ファンに衝撃を与えたフィンランドの巨匠アキ・カウリスマキ監督。それから6年が経った今年、何事もなかったかのように最新作『枯れ葉』とともにカムバックを果たして大きな話題となっています。そこで、こちらの方にお話をうかがってきました。アルマ・ポウスティさん【映画、ときどき私】 vol. 624カウリスマキ作品初出演にして初主演を務めたのは、『TOVE/トーベ』でムーミンの作者トーベ・ヤンソンを演じて高く評価されたアルマさん。本作では、職場での理不尽や恋人の悪癖に毅然とした態度で立ち向かう孤独なヒロインのアンサを好演しています。今回は、カウリスマキ監督ならではの現場で驚いたことや日本との関わり、そして愛の奥深さなどについて語っていただきました。―ananwebでは、カウリスマキ監督の前作『希望のかなた』で主演を務められたシェルワン・ハジさんにも取材をさせていただいたことがありますが、「カウリスマキ監督の作品で主演を務めることは至高のうれしさと同時に恐怖もある」とおっしゃっていました。出演が決まったとき、アルマさんのお気持ちはいかがでしたか?アルマさんアキがまた映画を作るということだけでもみんな驚いていましたが、“フィンランドの巨匠”とされる彼から電話が来て「映画に出てほしいから会いたい」と言われたときは、本当にびっくりしました。私はアキの作品をずっと観てきましたし、彼が経営しているバーにも映画館も行ったことがあるくらい。つねに自分の人生のなかにいるような存在でしたから。だからこそ、この作品に出られたことを誇りに思っています。ただ、一度もお会いしたことがなかったので、会うまでは信じられない気持ちでしたし、最初はとにかく緊張しましたね。話し合いで重要だったのは、アスパラガス論争―実際の監督は、どのような印象でしたか?アルマさんとてもハートフルで、素晴らしい人です。家族のようなチームのなかに、温かく受け入れてくださって、貴重な経験ができたと思っています。アキはとにかく何に対しても正確で細かいところがありますが、すべてがうまく行くように進めてくださるので、私もベストを尽くすことができました。―憧れの人とのお仕事でプレッシャーを感じる部分もあったと思いますが、ご自身で何か準備をされたのでしょうか。アルマさん実は、アキからは「事前に稽古をしちゃダメ」と言われていたんです。なので、とりあえず彼の作品をもう一度全部観ることにしました。というのも、過去作のどれかに何らかの繋がりがあるかもしれないと思ったからです。とはいえ、それらを真似するつもりはありませんでしたが、準備ができない代わりにそういった方法を考えて挑みました。―なるほど。制作過程ではグリーンかホワイトかを巡るアスパラガス論争もあったそうですが、監督との印象的なやりとりがあれば、教えてください。アルマさんアスパラガスの話はけっこう重要なので、最初にお話ししますね(笑)。あれは、初めてアキとプロデューサーと同じく主演を務めたユッシ(・ヴァタネン)の4人で会ったときのこと。映画の話をまったくせずに、フィンランドの森や犬のこと、それから政治の話をしていたのですが、そのなかでも一番重要だったのがアスパラガスの話題でした。最終的には、アスパラガスサラダが劇中に登場するところまで繋がっていますから!これまで経験した現場のなかでも一番静かだった―つまり、そこで話していたからアスパラガスが映画にも使われたと。アルマさんジョークの意味合いもありますが、おそらくそうだと思います。―劇中ではホワイトアスパラガスのサラダが出てきますが、ということはホワイト派が勝利したのでしょうか。アルマさん実はまだ結論が出ていなくて、いまだにその話をしているくらいなんですよ(笑)。でも、映画に出てくるサラダは、ホワイト派のプロデューサー自身が作ったからホワイトになっています。私はグリーンのほうが好きなんですけどね!―サラダひとつにそんな背景があるとは驚きです。現場でもカウリスマキ監督ならでは演出などもありましたか?アルマさん私の人生で経験した現場のなかでも、一番静かな現場だったと思います。というのも、アキのチームは何十年も一緒に仕事をしているスタッフばかりなので、もはや話さなくてもわかる関係性。たとえば、口笛で合図するだけで誰かが動いたり、ほかの人にはわからない“秘密の合言葉”でうなずき合っていたりするようなとても不思議な現場でした。あと、アキは絵画を描くように構図を決めてから照明や小道具など時間をかけて作り上げていくタイプの監督なので、集中力の高さや細かいこだわりがとにかくすごかったですね。孤独と愛というのは、表裏一体だと感じている―今回、カウリスマキ監督が復帰した理由については、「無意味でバカげた犯罪である戦争に嫌気がさして、愛や連帯、希望などをテーマにした物語を描くことにした」と話されていますが、アルマさんは不器用な2人によるラブストーリーをどう感じましたか?アルマさん「他人を気遣う思いや相手にシンパシーを抱く気持ちには強い力があるんだ」という印象を受けました。小さな映画ではありますが、そこにはとても大きなヒューマニズムがあると感じています。最近は、人と人がお互いのことを気にかける思いやりをなくしてしまっているところもあるかもしれません。でも、たとえいろんな失望を経験していたとしても、どんなにシャイな人たちだとしても、愛と勇気を持って進んで行けば、将来に希望が見えることをこの作品は伝えようとしてくれているのだと思っています。―その通りですね。以前、『TOVE/トーベ』で取材させていただいた際、「いい意味で自分を見失うことができる愛には圧倒されるし、それこそが生きる力を与えてくれるものと考えている」と話されていました。本作を経て、愛に対する考え方にも変化はありましたか?アルマさん愛にはいろんな形があり、映画の世界でもラブストーリーは語り尽くせないテーマなんだなと改めて感じました。そして、孤独と愛というのは表裏一体であり、人生にはそういった二面性が存在しているとも思っています。アキは作品を通して日本のみなさんに手を振っている―劇中では、ワンちゃんとの間に生まれる愛情も描かれていますが、撮影でハプニングなどはなかったですか?アルマさん本作がデビュー作ですが、とても才能があっていいリズム感を持っているので、すべて上手くいきました。実は、もともとポルトガルで野良犬だったところをアキが見つけて、育てているワンちゃんなんですよ。なんと名前が私と同じアルマなので、そういったこともあってすごく仲良くなりましたね。―見事なコンビネーションでしたが、名前が一緒とは運命的ですね!また、以前「日本に行ってみたい」とおっしゃっていましたが、実際に日本に来てみていかがですか?アルマさん長い間、日本を訪れることを夢見ていたので、やって来ることができて本当に幸せです。ただ、今回は滞在が短いので、近いうちにまた戻ってこれたらいいなと。日本で知られているフィンランドの代表といえばムーミンのトーベ・ヤンソンとアキ・カウリスマキ監督ですが、彼らに導かれるようにして日本に来ることができたのも不思議な縁を感じています。―本作についても、カウリスマキ監督が小津安二郎監督に敬意を払っていると明かしているように、日本への愛が随所に散りばめられています。アルマさんそうですね。それはアキ流のジョークでもありますが、彼は作品を通して日本のみなさんに手を振っているのだと思いました。映画でも最初に流れる曲は、日本の「竹田の子守唄」ですし、劇中のあちこちに小津監督が好んで使っていた赤も印象的に置かれているほど。それが彼なりの日本に対しての挨拶だと感じました。好奇心を持ちながら、自分の道を見極めてほしい―細かいところまで、ぜひ注目していただきたいですね。それでは最後に、ananweb読者に向けて、メッセージをお願いします。アルマさん若いときは「あれもこれもチェックしなきゃ」と新しいものを追いかけようとしてしまうことってありますよね?私自身もそうでしたが、ある程度年齢を重ねてくると、「先人たちはどんなことをして、何を思っていたんだろうか」と考えるようになり、そこに価値を感じるようになることがあります。そんなふうに、ときにはちょっと立ち止まって振り返ってみると、おもしろい発見があることは伝えたいですね。あと、私はシェイクスピアが好きな祖母から、「愛を受けたいと思ったら愛を与えるべき」とよく言われていましたが、そういうところも大切かなと。30歳前後というのは、ちょうど人生の方向性を選ぶ時期であり、物事が深まっていくときでもあるので、好奇心を持ちながら自分の気持ちがどちらに向かっているのかを見極めてほしいなと思います。インタビューを終えてみて…。前回のオンライン取材では画面越しでも伝わるほど笑顔が素敵な印象でしたが、実際はさらに魅力的なアルマさん。取材中もお茶目なリアクションと満面の笑みをたくさん見せてくださり、とても癒されました。「日本に来れて2年越しのリベンジが果たせた!」とおっしゃっていましたが、直接お会いできてうれしかったです。ぜひ、本作でもアルマさんの演技に魅了されてください。悲痛な現実をはねのけるカウリスマキ流ハッピーエンドカウリスマキ監督のノスタルジックでユーモア溢れる世界観にふたたび浸ることができる本作。孤独を抱えながらも日々を懸命に生きる男女がたどり着く愛と希望に、胸が熱くなるこの冬必見のラブストーリーです。写真・園山友基(アルマ・ポウスティ)取材、文・志村昌美ストーリー舞台は、ヘルシンキの街。ある夜、理不尽な理由から仕事を失ってしまったアンサは、酒に溺れながらも何とか工事現場で働いているホラッパとカラオケバーで出会う。そしてふたりはお互いの名前も知らないまま、惹かれ合うようになる。ところが、不運な偶然と現実の過酷さが、彼らをささやかな幸福から遠ざけてしまうのだった。果たしてふたりは、無事に再会を果たし、想いを通じ合わせることができるのか…。釘付けになる予告編はこちら!作品情報『枯れ葉』12月15日(金)よりユーロスペースほか全国ロードショー配給:ユーロスペース(C) SputnikPhoto: Malla Hukkanen(C) SPUTNIK OY 2023写真・園山友基(アルマ・ポウスティ)
2023年12月16日アキ・カウリスマキ監督最新作にして復帰作となる、孤独を抱えながら生きる女と男の心優しいラブストーリー『枯れ葉』。第81回ゴールデングローブ賞のノミネーションがL.A.現地時間12月11日に発表され、非英語映画賞と主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)に選出された本作から、大島依提亜デザインのオルタナティブポスターが解禁された。今年のカンヌ国際映画祭審査員賞、2023年国際批評家連盟の年間グランプリに見事輝き、アカデミー賞国際長編映画賞部門のフィンランド代表にも選出された本作。先日発表された、米タイム誌の「2023年の映画ベスト10」にてベスト1に選ばれたことでも注目を集めている。また本国フィンランドでは、動員20万人を超え(フィンランドの人口は約550万人)、カウリスマキ最大のヒット作『過去のない男』を超える動員数を記録、フランスやドイツでも大ヒットするなど各国で快進撃を続けている。この度解禁されたオルタナティブポスターは、米クライテリオン社の小津安二郎『お茶漬の味』『お早よう』のブルーレイジャケットのイラストも担当したイラストレーターの木内達朗とデザイナーの大島依提亜のタッグ。赤いワンピースを着て佇むアンサ(アルマ・ポウスティ)をホラッパ(ユッシ・ヴァタネン)と飼い犬が見つめる様子が収められている。イラストを手掛けた木内さんは、「カウリスマキ監督が大事にされている、家具や内装や服装などの色が最大限に生きるように照明と配色とを考えました」と製作意図を明かす。大島さんは、「木内さんから上がってきた絵は、とうぜんながら自分のちっぽけな脳みそで考えていた想像の絵を遥かに凌駕していて、ポスターのデザイン中もドキドキしてました」とそのイラストに刺激を受けたとコメントした。また、先日、初来日を果たしたアルマ・ポウスウティは、「なんて美しいポスター!とても気に入りました」と喜び、「アンサの部屋のタペストリーまで描かれているのが面白いですね(笑)丘に山羊がいるでしょ? フィンランド語で山羊は“カウリス(kauris)”、丘は“マキ(mäki)”、ふたつ合わせるとカウリスマキ。映画の美術さんが仕込んだジョークです」と思わぬエピソードも教えてくれた。本編に登場する犬は、アキ・カウリスマキ監督の飼い犬で“アルマ”という名前だったことが明かされており、アルマ・ポウスウティは「名前を聞いて運命を感じました。彼女はとても演技が上手な犬で、間をしっかりと理解して演技をするんです!」と共演の思い出を語っていた。なお、本ポスターは上映劇場限定で販売も予定されている。各界の著名人からのコメントも到着NHK連続テレビ小説「ブギウギ」の脚本を務める足立紳は「カウリスマキ監督の作品を観たらいつも自己肯定感が爆上がりして活力がみなぎる」、『CUT』で知られるアミール・ナデリ監督は「アキ・カウリスマキの新作を観ることは、現在の世界の映画界ではめったにできない、真の宝物」と称賛。『あのこは貴族』の監督・岨手由貴子は「生活に困窮しながらも、アンサとホラッパの日常には音楽や衣服といった文化が存在する。そんなささやかで豊かな事実に、何度もハッとさせられた」(※フィガロジャポン2024年1月号より抜粋)、アニメーション作家の山村浩二は「カウリスマキの老練な『真の花』によって、私の心に花が開いた。世の中は少しも良くならないが、前向きに生きるしかない」とのコメントが寄せられている。『枯れ葉』は12月15日(金)よりユーロスペースほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:枯れ葉 2023年12月15日よりユーロスペースほか全国公開© Sputnik
2023年12月13日世界中に熱烈なファンを持つ巨匠アキ・カウリスマキが、突然の引退宣言をしてから6年、新作とともに帰ってきた。タイトルは『枯れ葉』。クリスマス前の12月15日(金) に日本公開される。特に新機軸があるわけではない。作風はこれまでと同じ。少なめのセリフはどれも気が利いていて、淡々としたストーリーの中にそっと情熱を隠す。なんだかうまくいかず不器用に生きているおとなへ、サンタの国からの贈りものだ。『枯れ葉』ハリウッドのエンタテインメント作品に慣れ親しんでいる人が、カウリスマキ作品を初めてみると、「げっ、なんて陰気な映画」と思うかもしれない。たしかに派手さはなく、驚愕の展開があるわけでもない。号泣させようとも爆笑させようともしない。でも、観終わると、胸の奥に灯がともるなんとも言えぬ感覚。彼の作品にドハマリしている人は多い。ギリギリの生活を送りながらも、人としての誇りを失わずにいる労働者の恋が描かれる。あいかわらず映像はゆったり流れ、セリフや会話は一般的な映画に比べたらかなり少ない。でもだからこそ、その一言一言が味わい深い。淡々としたなかに醸しだされるそこはかとないユーモア。静かなたたずまい、おそらく計算しつくしたのであろうアングル、配色、そしてタイトルにもなったシャンソンの『枯葉』をはじめとするぶっとんだ選曲の音楽……、監督の魅力は健在だ。人口約550万人のフィンランドでは、公開されるやいなや動員20万人を超える大ヒットを記録。単純計算すれば、日本なら450万人を動員したってことだ。こりゃ凄い。今年のカンヌ国際映画祭では審査員賞に輝き、2023年国際批評家連盟の年間グランプリに選ばれ、アカデミー賞国際長篇映画賞部門のフィンランド代表作品でもある。舞台は、現代のヘルシンキ。納得いかない理由でスーパーを解雇された女・アンサと、工事現場でこっそり酒を飲みながら働く男・ホラッパが、カラオケバーでたまたま近くに座り、不思議に惹かれ合うことから物語は始まる。アンサ役のアルマ・ポウスティは、ムーミンの作者であるトーべ・ヤンソンの半生を描いた『TOBE/トーベ』(2020) でユッシ賞(フィンランドのアカデミー賞)主演女優賞を受賞。ホラッパ役のユッシ・ヴァタネンはフィンランド史上最大のヒット作『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』に主演している。つまり、ともにフィンランドを代表する俳優。カウリスマキ作品には初の出演だ。ほかに、監督の過去作『街のあかり』のヤンネ・ヒューティアイネンや『希望のかなた』のヌップ・コイブも出演。そして、彼の作品に欠かせない愛犬も生命の象徴的役割で出演している。この子の可愛さといったら……。ふたりは、ひょんなことからまた出会い、一緒に映画を観に行く。淡々とゾンビ映画を観るふたりの姿が映し出される。その後、ふたりはかみ合っているのかいないのか、コミカルで、風変わりなやり取りがあり、ちょっとしたトラブルから、なかなか距離が縮まらない。そんな、不器用なふたりの恋の行方が描かれる。フィンランドは寡黙な人が多いという。お酒飲みもまた、多い。アルコール依存症気味のホラッパと友人との会話も言葉少なめで、どこか哲学的だ。「気が滅入る。酒を飲み過ぎて」。「なぜ酒を飲むのか」。「気が滅入るから」。そう言いながら、また酒を飲む。アンサのミニマルな暮らしぶりもフィンランド的だ。家具は少なく、TVもない。ラジオでニュースや音楽をきいていたりする。流れてくる音楽はノスタルジックなものばかりで、どこか懐かしい世界なのだが、聞こえてくるニュースはロシアのウクライナ侵攻を伝えていて、あ、今のお話なのだ、と気づく。実は、監督が復帰する引き金は、ウクライナ戦争だったようだ。「無意味でバカげた犯罪である戦争の全てに嫌気がさして、ついに人類に未来をもたらすかもしれないテーマ、すなわち愛を求める心、連帯、希望、そして他人や自然といった全ての生きるものと死んだものへの敬意、そんなことを物語として描くことにしました」というのが監督の想い。過去の作品と同様、上映時間は短く、81分。セリフは少ないが、内容は深い。来日したアルマ・ポウスティは先行上映の舞台挨拶で「私の人生の中で出会った一番短いページ数の脚本でした。でも珠玉の一冊であり、素晴らしい文学であり詩的で、慎重に選ばれた言葉が使われています。……アキの作品では、ミニマルに見える中にたくさんの感情や人生が詰まっている。彼は沈黙に対する信頼が大きく、同時に観客にも解釈の余地を与えている」と語っている。12月9日(土) から1月12日(金) まで、『枯れ葉』の公開を記念して「愛すべきアキ・カウリスマキ」という特集上映が、渋谷・ユーロスペースで行われている。長編デビュー作『罪と罰』(1983) から、前作の『希望のかなた』(2017) までの17作品の上映。早速、この特集上映で『パラダイスの夕暮れ』(1986) を観なおした。カウリスマキが「『枯れ葉』は『パラダイスの夕暮れ 2.0』」と発言しているからだ。いや、驚いた。まさしく『枯れ葉』はこの作品の“バージョン2”だ。やはりブルーカラーのカップルのラブストーリーなのだけれど、37年も前の作品。ヘルシンキの町も、作風、映画への熱い思いも変わっていない。人の普遍的な奥の部分をずっと描いているんだろう。ぶれない監督だな。文=坂口英明(ぴあ編集部)(C)Sputnik Photo: Malla Hukkanen【ぴあ水先案内から】佐々木俊尚さん(フリージャーナリスト、作家)「……感情を派手に表に出さない日本人は、フィンランド人に心寄り添いやすいのだ。」佐々木俊尚さんの水先案内をもっと見る()植草信和さん(フリー編集者、元キネマ旬報編集長)「……どの角度から見ても唯一無二、まごうかたなきカウリスマキ映画だ……」植草信和さんの水先案内をもっと見る()渡辺祥子さん(映画評論家)「……おかしさとほんのり暖かな幸せ……」渡辺祥子さんの水先案内をもっと見る()立川直樹さん(プロデューサー、ディレクター)「……どこを切り取ってもそこには映画愛があふれている……」立川直樹さんの水先案内をもっと見る()
2023年12月11日アキ・カウリスマキ監督の最新作『枯れ葉』で主演を務め、『TOVE/トーベ』などで知られるフィンランドの国民的女優アルマ・ポウスティが初来日。12月6日にアキ・カウリスマキ監督の大ファンである俳優・松重豊と先行上映のトークショーに登壇した。本作は、孤独を抱えながら生きる女と男が、人生で最初で最後のかけがえのないパートナーを見つけようとする心優しいラブストーリー。今年のカンヌ国際映画祭の審査員賞、2023年国際批評家連盟の年間グランプリに見事輝き、先ごろアカデミー賞国際長篇映画賞部門のフィンランド代表にも選出。本国フィンランドでは、動員20万人を超え(フィンランドの人口は約550万人)、カウリスマキ最大のヒット作『過去のない男』を超える動員数を記録、フィンランドのみならずフランスやドイツでも大ヒットするなど各国で快進撃を続けている。アルマは「こんにちはー!ありがとう!!」と日本語で満面の笑みを浮かべ、「実は今日はフィンランド106年目の独立記念日。そんな特別な日をカウリスマキ映画の雰囲気の中で皆さんとご一緒できて光栄です」と満席の会場に向けて挨拶。続いて、アキ・カウリスマキ監督の大ファンである松重さんが大きな花束を手に登壇。その髪型は、カウリスマキ監督の『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』にオマージュを捧げたリーゼントスタイルというこだわりぶり。「僕は自分が出ている映画の舞台挨拶にも行かない方ですが、アキ・カウリスマキ監督の作品ならば髪の毛をおっ立てても出たいと思った。とにかく大ファンで御座います」と熱弁すると、アルマはその髪型に「ファンタスティック!」と大笑い。松重さんは「アルマさんに笑ってもらえるなんて…幸せな気持ちです!」と語った。「短い中に物語が凝縮」松重豊が語るアキ・カウリスマキ監督の魅力約6年ぶりのアキ・カウリスマキ監督復帰作『枯れ葉』を先んじて鑑賞した松重さん。「引退すると言った人がもう一度作るというのは日本でもあることですが、よくぞ戻って来ていただいたと思った。そしてどんなテイストになるのかと思ったら、『パラダイスの夕暮れ』、『真夜中の虹』、『マッチ工場の少女』のいわゆる労働者三部作に連なるものだった」とコメント。「しかもアルマさんがカティ・オウティネンを上回る演技をされていて…魅了されました」と絶賛した。一方のアルマは「引退撤回を一番驚いているのはアキ監督自身だと思います。意欲的に盛り上がり、脚本も指が勝手に動いて書いた結果、労働者3部作に連なる4作目が生まれたそうです。そして監督業に戻ってきただけではなく、私たちのような新しい俳優を迎え入れて作ってくれたのも素晴らしいことだと思います」と述べた。松重さんは、アキ・カウリスマキ監督の作品の魅力について「世の中がわかりやすい作品を要求している中で、それとは逆行している作風ではあるけれど、81分という短い中に物語が凝縮されている。そこに置かれた役者の表現力は問われるものです。言葉で説明したり過剰な演技をしたりすることなく、一瞬一瞬の表現に満ち溢れている空間がアキ・カウリスマキ監督の作品。そこに触れることで僕らの信じる表現が世界のどこかにはまだあるぞと思わせてくれる」と熱弁した。“沈黙の巨匠”アキ・カウリスマキ監督の「ピュアで正直な脚本」そして松重さんは「今回の作品の脚本の分量はどのくらいですか?早口で喋れば日本だったら15分で終わるセリフ量ですよね?」とアルマに質問。これにアルマは「確かに、私の人生の中で出会った一番短いページ数の脚本でした」と笑わせつつ「でも珠玉の一冊であり、素晴らしい文学であり詩的で、慎重に選ばれた言葉が使われています。アキは沈黙の巨匠。一行のスーパースターだと思います。ちょっとした言葉にそのキャラクターの性格やヒントが散りばめられていて、足すことも引くこともできない。まさにピュアで正直な脚本」と明かす。「でもひとつだけ書かれていなかったのはウインクのシーン。あれは、撮影のときにアキが『やってくれ』と言ったんです」と笑顔で打ち明けると、松重さんは「これは貴重な話を聞けた」と大興奮。さらに、松重さんの興味は尽きず、俳優ならではの視点で「監督からは具体的にどんな演出や指示があるのですか?」と質問すると、「セリフは覚えるべきだが、読みすぎず練習や稽古はするなと言われました。そして撮影は基本的にワンテイクで終わります。俳優としてはとても怖いことですが、唯一のオンリーワンの瞬間がフィルムに焼き付けられます。それは二度と出来ないもの。すべてがワンチャンス」とアルマは明かす。「アキはカメラを覗いて、すべての配置を自分で動いて決めて、準備が揃うとカメラの横でアクション!と声をかける。モニターチェックも一切しません。なぜならば何が撮れているのかを把握しているからです」と巨匠の演出術に触れると、松重さんは「ワンチャンス…。その緊張感、僕も好きです!」と大喜び。今度はアルマが、松重さんに「日本でもワンテイクで撮影する監督はいますか?」と質問。これには「北野武さんなんかはそうです。テストというか、もう回していこうか…みたいな感じです」と答え、「テストを重ねて固まっていく芝居もあるけれど、一回しかできないものを切り取って映画が出来上がる方が僕はいい。究極的なことをいうと、ドキュメンタリーに近いものになればいいと思っている」と俳優としての理想像も告白した。最後に、松重さんはアキ・カウリスマキ監督作への出演も熱望。「もしそんなチャンスがあるならば、旅費から何から全部出してでも行きます。セリフなしだっていい!バーのウェイター役でも何でもいいから!」と前のめりになると、アルマも「松重さんはすでに髪型の準備も出来上がっているので、是非とも出演してほしいです」と太鼓判を押していた。また、来年6月には、『枯れ葉』の日本での公開を記念し、アキ・カウリスマキ監督が共同オーナーを務めている映画館「キノ・ライカ」への訪問やヘルシンキ近郊の撮影スポットめぐりなど、カウリスマキファンの心をくすぐる「キノ・ライカとアキ・カウリスマキの世界スペシャルツアー」が実施されると聞いた松重さんは、「スケジュール何とかならいかな」と本気で悩む様子も。まだまだ質問し足りないと漏らす松重さんに、アルマは「このような素敵な機会をありがとうございました。とても楽しかったです!」と感謝を伝え、大盛況のうちに舞台挨拶は幕を閉じた。『枯れ葉』は12月15日(金)よりユーロスペースほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:枯れ葉 2023年12月15日よりユーロスペースほか全国公開© Sputnik
2023年12月07日ミカジュエリー(mika jewellery)から新作ジュエリーが登場。2023年12月6日(水)から12月12日(火)まで伊勢丹新宿店で開催される期間限定イベントなどで展開される。“香水瓶”に見立てたパールネックレス注目の新作ジュエリーは、70cmのロングチェーンを合わせた「パフューム・ネックレス」。香水瓶に見立てた真珠の中に、香水やエッセンシャルオイルを入れて持ち歩くことができるユニークなネックレスだ。“ツヤツヤ”ピアス遊び心溢れる「ツヤツヤ・ピアス」も要チェック。ドーム型の真珠に“ツヤ”の文字を象ったメタルパーツを施したピアスで、カラーは3種類からセレクトできる。カラーストーンが輝くリングまた、人生を彩るトキメキをコンセプトにした「ビビビ・リング」からは、クリスマスシーズンに向けた新作が登場。ピンクやブルーなど鮮やかなカラーストーンをあしらい、特別感溢れるデザインに。リングはすべて1点物となるので、大切な人へのクリスマスギフトにもぴったりだ。華奢な“パール&カラーストーン”リングさらに、パールとカラーストーンをセットした、華奢なシルエットの「ミニ・デュアル・リング」や、カラーストーンを贅沢にあしらった1点ものの「エンチャント・リング」などが揃う。【詳細】ミカジュエリー新作ジュエリーアイテム例:・パフューム・ネックレス 198,000円・ツヤツヤ・ピアス 104,500円〜132,000円・ビビビ・リング 308,000円~319,000円■期間限定イベント期間:2023年12月6日(水)~12月12日(火)場所:伊勢丹新宿店 1階 アクセサリー売場 PROMOTION SPACE1住所:東京都新宿区新宿3-14-1特典:先着20名(購入額が税込10万円以上)限定で、ブランドオリジナルの、ベロア生地にシャンパンゴールドでブランドロゴを箔押ししたジュエリーケースをプレゼント。※会期中はリモートでの購入も可能。三越伊勢丹リモートショッピングアプリと電話の注文は、会期2日目の12月7日(木)の12:00~受付開始。
2023年12月03日アキ・カウリスマキ監督最新作『枯れ葉』の公開を記念し、監督作品の特集上映が決定した。アキ・カウリスマキ監督最新作にして復帰作となる『枯れ葉』は、孤独を抱えながら生きる女と男が、人生で最初で最後のかけがえのないパートナーを見つけようとする姿を描く心優しいラブストーリー。随所に新しさを感じさせながら、お馴染みのとぼけたユーモアや抜群の音楽センスにもさらに磨きのかかった、いわばカウリスマキの集大成ともいえる作品となっている。監督自ら、「労働者3部作(『パラダイスの夕暮れ』『真夜中の虹』『マッチ工場の少女』)に連なる“第4作目”」と位置付ける本作には、『街のあかり』のヤンネ・フーティアイネンや『希望のかなた』のヌップ・コイヴ、そしてカウリスマキの愛犬が登場するなど、過去のカウリスマキ作品とのつながりも見られる。新たに解禁された場面写真からも、可笑しみと切実さに満ちたラブストーリーの様相が感じられ、これまでと同様、貧しい市民の悲喜劇を厳しくもユーモアに描くカウリスマキらしさが伝わってくる。さらに、本作の公開を記念して、ユーロスペースにてアキ・カウリスマキの過去作品を一挙上映する特集上映「愛すべきアキ・カウリスマキ」の開催が決定。デビュー作『罪と罰』から前作『希望のかなた』まで長篇17作品を一挙上映する。また12月9日(土)、10日(月)には35mmプリントでの特別上映も決定している。上映作品は、『罪と罰』、『カラマリ・ユニオン』、『パラダイスの夕暮れ』、『ハムレット・ゴーズ・ビジネス』、『真夜中の虹』、『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』、『マッチ工場の少女』、『コントラクト・キラー』、『ラヴィ・ド・ボエーム』、『愛しのタチアナ』、『トータル・バラライカ・ショー』、『レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う』、『浮き雲』、『白い花びら』、『過去のない男』、『街のあかり』、『希望のかなた』。本特集上映では『ル・アーヴルの靴みがき』の上映はないが、12月2日~ユーロスペースにて開催の「日芸映画祭 2023 『移民とわたしたち』」にて上映が予定されている(上映日:12月2日(土)10:30、12月8日(金)15:30)。また、長らく廃盤となっていたBlu-ray BOX「キートス!! カウリスマキ Part1&2」が12月6日(水)に再発売、Prime Videoチャンネル「シネフィルWOWOWプラス」、Amazon Prime Videoでは過去作品を配信中、ミニシアター系のサブスク「ザ・シネマメンバーズ」では12月より配信開始、さらにCS放送洋画専門チャンネル「ザ・シネマ」では24年1月に6作品が放送される。『枯れ葉』は12月15日(金)よりユーロスペースほか全国にて公開。特集上映「愛すべきアキ・カウリスマキ」は12月9日(土)~2024年1月12日(金)よりユーロスペースにて開催。(シネマカフェ編集部)■関連作品:枯れ葉 2023年12月15日よりユーロスペースほか全国公開© Sputnik
2023年11月10日アキ・カウリスマキ監督最新作『枯れ葉』より日本版ポスタービジュアルと予告編が解禁された。『ル・アーヴルの靴みがき』『希望のかなた』などのアキ・カウリスマキ監督が監督引退を宣言してから6年。復帰作となる本作は、孤独を抱えながら生きる女と男が、人生で最初で最後のかけがえのないパートナーを見つけようとする心優しいラブストーリー。この度解禁された予告編には、アンサ(アルマ・ポウスティ)とホラッパ(ユッシ・ヴァタネン)が徐々に距離を縮めていく様子が収められており、姉妹からなるフィンランドのポップ・デュオ「MAUSTETYTÖT(マウステテュトット)」の歌う楽曲「SYNTYNYT SURUUN, PUETTU PETTYMYKSIN(悲しみに生まれ、失望を身にまとう)」が、可笑しみと切実さに満ちた、最高のラブストーリーを盛り上げる。随所にカウリスマキ節ともいえるカットやセリフ回しが垣間見え、漂う哀愁が印象的な予告編となっている。併せて公開された日本版ポスタービジュアルでは、温かな灯りのもと、食卓で見つめ合うアンサとホラッパの印象的な写真と「愛を、信じる」というキャッチコピーを配置。デザインは、『過去のない男』以来、カウリスマキ作品を担当している大島依提亜が手掛けた。また、11月12日(日)16時30分~本作の先行上映が決定。チケットは11月1日(水)深夜0時より、ユーロスペースの公式サイトにてオンライン販売される。『枯れ葉』は12月15日(金)よりユーロスペースほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:枯れ葉 2023年12月15日よりユーロスペースほか全国公開© Sputnik
2023年10月31日ドクターマーチン(Dr. Martens)とナナミカ(nanamica)によるコラボレーションシューズが登場。ナナミカ直営店ほかにて2023年10月20日(金)より発売予定だ。ドクターマーチン×ナナミカナナミカとドクターマーチンによるコラボレーションシューズ第4弾では、ステッチのカラーをホワイトからナナミカのブランドカラーであるネイビーにチェンジ。ソールからアッパー、ヒールループまでブラックとネイビーで構成することで、ナナミカのウェアと同様にオンオフ問わず楽しめるアイテムに仕上げている。チェルシーブーツとスリッポンシューズラインナップするのは2型。ベースにドクターマーチンの「グレイム チェルシーブーツ」を採用したチェルシーブーツと、「ルイス」を採用したスリッポンシューズが揃う。いずれもアッパーにはブラックスムースレザー、ソールにはスモークカラーのDMSソールを使用している。【詳細】ナナミカ × ドクターマーチン発売予定日:2023年10月20日(金)取扱店舗:ナナミカ 代官山、D.W.S.、神戸、福岡、オンラインストアアイテム:・Nanamica Graeme Slip On Boot 34,100円・Nanamica Louis Slip On Shoe 28,600円【問い合わせ先】ナナミカ 代官山TEL:03-5728-6550
2023年10月20日『ル・アーヴルの靴みがき』『希望のかなた』のアキ・カウリスマキ監督による「FALLEN LEAVES」(英題)が邦題『枯れ葉』として12月15日(金)より公開されることが決定。さらに長らく廃盤だった監督作品のBD-BOXが再発売されることが分かった。北欧の街ヘルシンキ。アンサは理不尽な理由から仕事を失い、ホラッパは酒に溺れながらもどうにか工事現場で働いている。ある夜、ふたりはカラオケバーで出会い、互いの名前も知らないまま惹かれ合う。だが、不運な偶然と現実の過酷さが、彼らをささやかな幸福から遠ざける。果たしてふたりは、無事に再会を果たし想いを通じ合わせることができるのだろうか…?アキ・カウリスマキ監督2017年、『希望のかなた』のプロモーション中に監督引退宣言をし、世界中のファンを悲嘆に暮れさせたアキ・カウリスマキ。それから5年、カウリスマキ監督最新作にして復帰作となる『枯れ葉』は、孤独を抱えながら生きる男女が、人生で最初で最後のかけがえのないパートナーを見つけようとする心優しいラブストーリー。今年のカンヌ国際映画祭の審査員賞、2023年国際批評家連盟の年間グランプリに見事輝き、先ごろアカデミー賞国際長篇映画賞部門のフィンランド代表にも選出された。また本国フィンランドでは9月15日に劇場公開され、カウリスマキ最大のヒット作『過去のない男』をしのぐオープニング動員数を記録するなど各国で快進撃を続けている。労働者3部作(『パラダイスの夕暮れ』(86)、『真夜中の虹』(88)、『マッチ工場の少女』(90))に連なる“4作目”として発表された『枯れ葉』は、ギリギリの生活を送りながらも、生きる喜びと人間としての誇りを失わずに生きる労働者たちの日常をまっすぐに描く。カウリスマキお馴染みのノスタルジックなヘルシンキの風景に、バンド演奏からカラオケまで随所にあふれる音楽、そしてとぼけたユーモアがちりばめられ観客の笑いを誘う一方で、登場人物たちの横ではつねにロシアによるウクライナ侵攻のニュースが流れる…。この不穏な現実を生きる私たちに必要なものは愛である、という監督の強いメッセージを感じ取ることができるはずだ。主演はカウリスマキ映画には初出演となる2人。『トーベ/TOVE』でムーミンの作者トーベ・ヤンソンを演じ大きな注目を集めたアルマ・ポウスティと、『アンノウン・ソルジャー英雄なき戦場』で高い評価を得たユッシ・ヴァタネン。それぞれの友人役として、ヤンネ・ヒューティアイネン(『街のあかり』『希望のかなた』)、ヌップ・コイブ(『希望のかなた』)が出演。もちろんカウリスマキ映画には欠かせない名優“犬”も登場する。さらに、最新作公開に併せ、キャリア総括BD-BOX「キートス!! カウリスマキ Blu-ray BOX」がプライスダウンで再発売されることも決定。Part1、Part2ともに12月6日(水)より発売される。キートス!! カウリスマキBlu-ray BOX Part1<アキ・カウリスマキ監督からのメッセージ>取るに足らないバイオレンス映画を作っては自分の評価を怪しくしてきた私ですが、無意味でバカげた犯罪である戦争の全てに嫌気がさして、ついに人類に未来をもたらすかもしれないテーマ、すなわち愛を求める心、連帯、希望、そして他人や自然といった全ての生きるものと死んだものへの敬意、そんなことを物語として描くことにしました。それこそが語るに足るものだという前提で。この映画では、我が家の神様、ブレッソン、小津、チャップリンへ、私のいささか小さな帽子を脱いでささやかな敬意を捧げてみました。しかしそれが無残にも失敗したのは全てが私の責任です。―――アキ・カウリスマキ『枯れ葉』は12月15日(金)よりユーロスペースほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年09月28日韓国コスメの販売会も実施NHK文化センター青山教室は2023年9月23日(土)、1日講座『実況・韓国美容最前線』を開催する。講師は、エステティシャンの高橋ミカと、韓国美容家のMIYOKO・明洞が務める。同講座は「夏の肌ダメージを回復させる秋のスキンケア」をテーマに、韓国の最新美容情報や注目の美容アイテムなどを紹介。自宅でできるフェイシャルケアについても学ぶことができる。開催時間は13:00から15:00まで。受講料はNHKカルチャー会員が4,125円、一般が4,807円。持ち物は手鏡。マッサージをするため、ファンデーションは塗らずに参加するのがオススメだ。申し込みはNHKカルチャーのホームページにて受け付けている。問い合わせは、NHK文化センター青山教室(03-3475-1151)まで。多くの著名人や芸能人を顧客にもつ高橋ミカは大手エステティックサロンで経験を積んだ後、27歳で独立。エステティックサロン「ミッシィボーテ」を主宰し、化粧品のプロデュース、講演、雑誌など幅広い分野で活躍している。インスタグラムのフォロワー数は3万人以上。著書には『4STEP毒素排出マッサージ』『高橋ミカの美人の掟』『DVDde毒出しセルフマッサージ』などがある。(画像は高橋ミカオフィシャルブログより)【参考】※NHKカルチャー※高橋ミカ オフィシャルブログ※高橋ミカ オフィシャルインスタグラム
2023年09月05日『ブラックパンサー』シリーズに出演するミカエラ・コールが、過去に体験したレイプ被害をもとに脚本・監督・主演を務めた「I MAY DESTROY YOU/アイ・メイ・デストロイ・ユー」。長らく日本国内での配信が期待されていた中、5月5日(金)よりU-NEXTにて見放題独占配信が開始された。SNSで同世代から人気を得る新人作家のアラベラは、2冊目の締め切りに追われていたが、友人の誘惑に負けロンドンへ夜遊びに出かける。翌朝目覚めたアラベラだったが、頭には記憶にない傷があり、恐ろしい表情で自分を見下ろす男の顔がフラッシュバックする。あの夜何が起こったのか…?友人を訪ね探るアラベラは、次第に自分が何者かにレイプされたことに気づく。事件をきっかけに、アラベラはこれまで出会った友人や恋人、家族、自分の生き方を見つめ直しはじめるーー。ミカエラ・コールは俳優のみならず、脚本家として『チューインガム』(2015年)などの作品を手掛け注目されるイギリス人クリエイター。自身の実体験を基にした本作は、2020年6月に米国HBOで放送。身近に潜む性被害と“同意”をめぐる問題について、斬新な映像で描いた本作は放送以降、レビューサイト「Rotten Tomatoes」にて評論家の98%が高く評価し、2020年で最も評価の高いテレビドラマとなった。翌年の第73回エミー賞ではリミテッドシリーズ部門で9ノミネート、うち脚本賞ほか2部門を受賞するなど、複数のテレビ賞に輝くだけでなく、ミカエラ自身も2020年の米TIME誌が選ぶ「最も影響力のある100人」に選ばれ、「自分自身と向き合うきっかけになる作品、ただ見るだけでなく体験する作品を見せるクリエイター」と評された。「誰もが加害者になりかねない」―現代社会ならではの“全てが失われる危険性”を描くセンセーショナルなドラマ作品「I May Destroy You(私はあなたを壊すかもしれない)」という印象的なタイトルは、「誰かに自分が破壊される」「自分が誰かを破壊する」「自分が自分を破壊する」などの多様な意味を持つ、とミカエラは語る。自由奔放に生きる主人公アラベラがレイプ被害に遭うことから始まる本作は、彼女がそのトラウマに向き合うだけでなく、自分自身が同じように周りの人々を傷つけていないかを考え直す物語でもあり、誰もが加害者になりかねない、現代社会ならではの“全てが失われる危険性”にも迫っている。ロンドンに暮らす若者のポップでスタイリッシュなルックと音楽を交えながらも、身近に潜む性に関する問題を掘り下げる内容は、「挑戦的なテーマながら大胆な描き方で作られたゲームチェンジャー的なドラマ」「今までに観たことがないオリジナリティ」など、その独自性を評価する声が世界中から多く寄せられている。「I MAY DESTROY YOU/アイ・メイ・デストロイ・ユー」はU-NEXTにて見放題独占配信中(全12話)。(text:cinemacafe.net)
2023年05月05日アン・ハサウェイとミカエラ・コール(『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』)が、A24×デヴィッド・ロウリー監督(『ピーター・パン&ウェンディ』)の最新作に主演することが明らかになった。タイトルは『Mother Mary(原題)』で、ジャンルは「壮大なポップ・メロドラマ」。架空のミュージシャン(アン)と、アイコニックなファッションデザイナー(ミカエラ)の関係について描くという。ミュージシャンが主人公となるだけに、使用する音楽にもこだわりが見られそうだ。ジャック・アントノフ、チャーリー・XCXがオリジナル曲を提供する。脚本はロウリー監督が執筆。ロウリー監督がA24とタッグを組むのは初めてではなく、『A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー』『グリーン・ナイト』でも監督・脚本・編集を務めている。今作では同2作の製作と担当したトビー・ハルブルックス、ジェームズ・M・ジョンストンらと共に製作陣にも名を連ねる。A24は世界配給を担当する。ミカエラは、自身のレイプ被害体験に基づき製作・主演・脚本を手掛けたドラマ「I May Destroy You(原題)」が高く評価され、2021年にエミー賞を受賞した。劇作家、詩人、作家、監督といったマルチな才能を持っている。『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』では、ワカンダの国王親衛隊「ドーラ・ミラージュ」の上級リーダー・アネカを演じた。(賀来比呂美)
2023年03月22日ナナミカ(nanamica)から、ニューエラ(NEW ERA)とのコラボレーションキャップが登場。2022年12月10日(金)より、ナナミカ 代官山、神戸、福岡などで販売される。機能性を備えたクラシックなロゴキャプコラボレーションキャップのベースとなるのは、ニューエラの「59FIFTY(フィフティーナインフィフティー)」。どんなスタイルにでもマッチする定番キャップに、ナナミカが大切にする機能性、日常に寄り添うオーセンティックなデザインを落とし込んだ。控えめロゴとゴアテックス素材でナナミカらしさを表現平らなツバと深めのかぶりが特徴のボディには、ナナミカのシグネーチャーロゴを小さめに配置。素材にはナナミカの代表的な機能素材“ゴアテックス”を採用することで、高い防水機能&透湿性を備えた快適な着用感を実現した。【詳細】「ナナミカ EXCLUSIVE GORE-TEX 59FIFTY」発売日:2022年12月10日(土)販売店舗:ナナミカ 代官山、ナナミカ 神戸、ナナミカ 福岡、公式オンラインサイズ展開:57.7(7 1/4) / 58.7(7 3/8) / 59.6(7 1/2) / 60.6(7 5/8)価格:12,100円【問い合わせ先】ナナミカ 代官山TEL:03-5728-6550
2022年12月11日このお話は作者スズさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじ騙される方も悪いと言ったマコトに対し堪忍袋の緒が切れた妻は、「今後一切関わらないで!」とマコトを一蹴します。そして、ついにミカも口を開き…。■ついた嘘すら覚えていないの…?■弁解するマコトにミカの反応は?ついにミカもブチ切れる…!自分がついた嘘すら覚えていないほど、嘘で塗り固められていたマコト。今さら取り繕おうとしたところで、誰にも信用されるわけがありません…!次回に続く「みんな知らない」(全57話)は21時更新!
2022年12月03日このお話は作者スズさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじマコトはこの状況でも悪びれた様子もなく、むしろ人を全く疑わずに大金を預ける方も悪いと、とんでもない言い分を主張しはじめたのです。■マコトのサイテーな言い分を聞いた妻は…■ついにミカもマコトの前に…完全に堪忍袋の緒が切れた妻。こんな最低な人間が自分の夫だったと思うだけでも辛いことでしょう…。そして、ついにマコトの前で口を開いたミカ。一体何を話すのでしょうか…!次回に続く「みんな知らない」(全57話)は21時更新!
2022年12月02日ジュエリーブランド・ミカジュエリー(mika jewellery)から、2022年クリスマスに向けた新作ジュエリーが登場。2022年12月7日(水)から12月13日(木)まで開催する伊勢丹新宿店の期間限定ストアで発売される。ポジティブなムードあふれる新作ジュエリー新進気鋭な日本のジュエリーブランド・ミカジュエリーから、クリスマスに向けた新作ジュエリーが到着。着用するだけで気分がUPするような、ポジティブなムードあふれるピアスやリング、バングルなどがラインナップする。”まるでリップスティック”なピアス中でも注目は、リップスティックにそっくりな見た目が可愛らしい「リップスティック・ピアス」だ。持ち手にはブラックカラーのオニキスを、スティック部分には人工宝石である”ラボグロウン”のルビーとピンクサファイアをセット。大人の遊び心あふれるポップなデザインとなっている。ダイヤが囲む”唇型”リングミカジュエリーで人気を誇る「リップ・コレクション」には、唇型の宝石を煌めくダイヤモンドで囲んだ「プレミアム・リップリング」がお目見え。中の石はラボグロウンのピンクサファイア、エメラルド、ブルーサファイアの3種から選択可能で、自分好みにアレンジできるのが嬉しい。カラフルパール&輝く天然石のバングルまた、”一点物”のジュエリーから構成される「エレクトリック・コレクション」には、新しくバングルが仲間入り。鮮やかな真珠と、輝く天然石の組み合わせた華やかなデザインで、ラグジュアリーな手元を演出してくれる。色鮮やかなパールのピアスさらに、新作「スウィング・ピアス」も登場する。なめらかな弧を描く地金のラインに、優しい色合いのパールをあしらった。キャッチにもパールを施すことで、シンプルでありながら気品あふれる佇まいに仕上げている。【詳細】ミカジュエリー 新作ジュエリーアイテム例:「リップスティック・ピアス」(片耳用) 69,300円「プレミアム・リップリング」253,000円「エレクトリック バングル」188,100~249,700円「スウィング・ピアス」139,700円■期間限定ストア情報開催期間:2022年12月7日(水)~12月13日(木)場所:伊勢丹新宿店 1階 プロモーションスペース1住所:東京都新宿区新宿3-14-1
2022年11月28日このお話は作者スズさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじ逃げたのではなく、お金を取りに行くつもりだったと言うマコト。もう2度と騙されたくないと思った妻は離婚届を突きつけたのでした。■2人が離婚していなかった理由は…■ミカへの思いは本物だった…?今まで閉口していたミカにもついに問い詰められ、少しずつ話をし始めたマコト。ミカへの想いは本物だと口にするマコトですが、今さらこんな言葉を受け入れられるとは思えませんが果たして…。次回に続く「みんな知らない」(全57話)は21時更新!
2022年11月22日このお話は作者スズさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじ帰り道、電話で誰かに「じゃあまた後で」と話すマコト。しかしミカには「今日は自宅に帰る」と連絡があり…。■友人とノロケ話で盛り上がる■高田から連絡がきたマコトの反応は…マコトのことを信用しきっているミカは、友人とノロケ話で盛り上がります。裏の顔を持つマコトは、高田からの連絡にまた何かを思いついたようです。更なる嘘を重ねる算段でも立てているのでしょうか…。次回に続く「みんな知らない」(全57話)は21時更新!
2022年11月10日このお話は作者スズさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじ開業の話を明らかに避けるマコト。その態度に不信感を募らせた友人たちは、次こそマコトを問い詰めると決意したのでした。■飲み会の帰り道、誰かと電話するマコト■友人と飲んでいるとマコトからメールが…ミカにメールで自分の家に帰ると伝えたマコト…。では、帰り道マコトが電話をしていた相手とは…!?次回に続く「みんな知らない」(全57話)は21時更新!
2022年11月09日このお話は作者スズさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。登場する人物はフィクションです。■前回のあらすじ正論を話すお姉さんに逆ギレしたマコト。後にミカに事情を聞かれると、またもや自分の都合の良いように巧みな嘘を並べて誤魔化したのでした。■ますますマコトに惹かれるミカ■付き合って半年…マコトのある提案マコトの嘘をすっかり信じ、お姉さん思いなマコトにますます惹かれるミカ。そしてマコトの提案により、ふたりは半同棲をすることになり…。次回に続く「みんな知らない」(全57話)は21時更新!
2022年11月01日ナナミカ(nanamica)から、プーマ(PUMA)とのコラボレーションスニーカーが登場。ユニセックスサイズが、2022年8月27日(土)より、ナナミカ 代官山・神戸・福岡、プーマ取り扱い限定店舗などで販売される。「スウェードVTG」をネイビーorグレーのワントーンでコラボレーションスニーカーのベースとなったのは、プーマのアイコンモデル「プーマスウェードVTG」。スエードのアッパーからクラシカルなフラットシューレース、アウトソールまで、ニュートラルなカラーで統一し、ミニマルな表情に仕上げた。カラーバリエーションは、ネイビーとグレーの2色が揃う。防水透湿性に優れたゴアテックス素材を使用マテリアルには、ナナミカが多用するゴアテックス(GORE-TEX)ファブリクスも採用。防水機能と透湿性を備えた高機能素材を取り入れることで、快適な履き心地を実現した。【詳細】ナナミカ×プーマ コラボレーションスニーカー発売日:2022年8月27日(土)予定販売店舗:ナナミカ 代官山・神戸・福岡、ナナミカ公式オンラインストア、プーマ取り扱い限定店舗価格:SUEDE VTG GTX NANAMICA(OBSF210) 19,800円サイズ:23~30㎝(0.5cm刻み)【問い合わせ先】ナナミカ 代官山TEL:03-5728-6550
2022年08月19日ファッションモデルのアンミカさん(50)、そして13歳のときにモデルとして芸能界デビューしたRIKACOさん(56)。お2人とも同じく50代で抜群のプロポーションの持ち主で知られています。先日、自身のインスタグラムに水着ショットを投稿し反響を呼んでいるようです。早速チェックしてみましょう!50代に入って最初のビキニと抜群のプロポーションを披露 この投稿をInstagramで見る アンミカ(@ahnmikaofficial)がシェアした投稿 「50代に入って、初めてのビキニや〜。髪を結ぶ途中、旦那さまが撮影してくれたのに気づいて、むっちゃ全力でお腹を凹ませて体を捻ってるから、足の角度不自然‼️笑」と、旦那様が撮ってくれたアンミカさんのビキニ姿を公開。50代?!と目を疑ってしまうほどの美ボディに、細くて長い脚にも見惚れてしまいますね。コメント欄には滝川クリステルさんから「スタイル良すぎて」や相川七瀬さんから「ま、ま、ま、眩しい!!」との書き込みを発見!また、「そのお体はジムですか?エステですか?美しいです」「まるでリカちゃん人形体型(驚)こんなbodyに産まれたかった」「特に、この足の長さは普通ではない‼️」「何頭身あるんですか」とアンミカさんの美ボディに羨望のまなざしが向けられておりました。小麦色の肌に美脚がかっこよすぎるRIKACOさん この投稿をInstagramで見る RIKACO(@rikaco_official)がシェアした投稿 「夏初めました。プールでのんびりリフレッシュしてますー。太陽にあたると元気になるな〜」と、白い水着を着たRIKACOさんの写真を公開。焼けた小麦色の肌に白い水着が映えますね。夏のイメージがあるRIKACOさん。2枚目の写真は特に夏を感じるショットで、見ている私たちまでウキウキしてしまいますね。コメント欄には「海が似合う人、太陽が似合う人って最高」「10代からずっと憧れ♡これからも、ついて行きます!!」「アラフィフは、こういう水着がカッコいいんだ。参考になります‼️」とRIKACOさんのカッコよさにくぎ付けなフォロワーが続出しておりました。エイジレスな魅力たっぷりのアンミカさん、RIKACOさん。人生を楽しんでいる姿はフォロワーにも影響を与えているようです。今後も輝き続けるお2人に注目していこうと思います!
2022年08月15日ジュエリーブランド・ミカジュエリー(mika jewellery)より天然石を使用した新作ジュエリーが、2022年7月20日(水)から26日(火)まで東京・伊勢丹新宿店で開催する期間限定ショップにて発売される。貝殻ピアスなどミカジュエリー新作“天然石”ジュエリー今回の期間限定ショップでは、天然石を使用したミカジュエリーの新作を中心に、幅広いジュエリーをラインナップする。中でも注目は、湖や海など水辺の風景や記憶から着想した「ウォータースケープ コレクション」から登場する新作ピアス。つるっとしたクリアな貝殻モチーフをあしらっている。また、かわいらしい白鳥を透明の天然石で模った「スワンリング」の新色もラインナップする。天然石を用いた“1点物”ピアス&リング限定ショップでは、“天然石”を用いた1点物のジュエリーも展開する。ラインナップは、ユニークなバイカラーのトルマリンを使用したピアス、角度によってピンク色のラメが見え隠れするピンクファイヤークォーツをあしらったリングなど。それぞれ18Kゴールドを組み合わせ、1点1点異なる表情を持つルースの魅力を引き立てている。おもちゃの様なパステルパール付きリングまるでおもちゃのような大きなパールをあしらった1点物のリングも。使用する真珠は、淡い色味を纏ったものをセレクトしている。石×真珠の新作リングや貝殻モチーフピアスまた、全て一点物のリングで構成される新コレクション「エレクトリックコレクション」からは、色づいたトルマリンやサファイヤなどの石とカラーパールが煌めくリングを用意。幅広いバリエーションの中から、自分好みの組み合わせを見つけられるはずだ。詳細ミカジュエリー 新作アイテムアイテム例:・シェルイヤリング 149,600~176,000円・スワンリング 297,000~348,700円・エレクトリックリング 179,300~255,200円・ティンカーベルリング 468,000円(参考価格)・ダブルパールリング 269,500円・トルマリンイヤリング 298,100円■ミカジュエリー期間限定ショップ期間:2022年7月20日(水)~26日(火)会場:伊勢丹新宿店1F プロモーションスペース1住所:東京都新宿区新宿3-14-1
2022年07月17日日本のジュエリーブランド・ミカジュエリー(mika jewellery)から、新作「ウォータースケープ コレクション(Waterscape Collection)」が登場。2022年2月23日(水・祝)から3月11日(木)まで東京・伊勢丹新宿店で開催する期間限定ショップで先行発売する。“水辺の風景や記憶”から生まれた新ジュエリーミカジュエリーの新作「ウォータースケープ コレクション」は、湖や海など、水辺の風景や記憶が着想源だ。白鳥のクリスタルリング目玉となるのは、白鳥をモチーフにした「スワン リング」。クリスタルに精緻なカービングを施して、愛らしい白鳥の姿を描き出した。これは、デザイナーのmikaが、半生を過ごした英国へのノスタルジアから生まれたという、ロマンティックなアイテムだ。カラフルな“噴水”リングアクアマリンとモルガナイトを使用した、透明感あふれる「ファウンテン リング」は、噴水をイメージした指輪。独自に開発したオリジナルのカッティングにより、水が描くアーチを表現した。石の中に光が留まっているかのように幻想的な佇まいが魅力的だ。“うるうる感”パステルカラーイヤーカフまた、“うるうる感”がたまらないパステルカラーの天然石イヤーカフ「ウェーブ イヤーカフ」や、カラフルな真珠のイヤーカフなどもラインナップする。【詳細】ミカジュエリー「ウォータースケープ コレクション」<アイテム例>・スワン リング 176,000円<参考価格>素材:K10イエローゴールド、クリスタル・ファウンテン リング 189,200円(モルガナイト)、185,900円(アクアマリン)素材:K18イエローゴールド、モルガナイトまたはアクアマリン・ウェーブ イヤーカフ 64,900円(アクアカルセドニー)、69,300円(ローズドフランス)・トリコロール イヤーカフ 69,300円素材:K10イエローゴールド、淡水真珠、あこや真珠■ミカジュエリー期間限定ショップ開催期間:2022年2月23日(水・祝)~3月11日(木)会場:伊勢丹新宿店1F プロモーションスペース1住所:東京都新宿区新宿3-14-1※会期中は伊勢丹オンラインストア、三越伊勢丹リモートショッピングアプリからの購入も可能。詳しくは伊勢丹新宿店まで問い合わせ。【問合せ先】info@mikajewellery.net
2022年02月24日一般社団法人日本ジュエリー協会(東京都台東区、会長:小山 藤太)は、モデル・タレントとして活躍するアン ミカさんを、「ジュエリーコーディネーター」のアンバサダーに任命し、東京ビッグサイトで開催中の第33回国際宝飾展(IJT2022)会場に於いて1月13日に就任式を開催いたしました。アン ミカさんは、2015年7月にジュエリーコーディネーター3級の資格を取得、数々のメディアに出演し、ジュエリーに関する知識の普及、啓発にも貢献されています。今回のアンバサダー就任を機に、「ジュエリーコーディネーター」の意義や知名度のますますの普及に向けてご尽力いただきます。プロフィール) アン ミカさんプロフィール 1993年にモデルとしてパリコレクションに初参加以後、テレビ・ラジオ・ドラマ・CM出演など、幅広く活躍。2015年に取得した「ジュエリーコーディネーター3級」をはじめ多数の資格を活かし、商品のプロデュースも行っている。韓国観光名誉広報大使、初代大阪観光大使。【アン ミカさんより就任にあたってのコメント】~資格取得を通してジュエリーへの愛情が増した経験を、多くの方にお伝えできれば~ジュエリーをデザイン・販売していた当時、宝石の特性や歴史の成り立ちを知ることでよりジュエリーの魅力を深く幅広く皆さんにお伝えできるのではないかと思い、2015年7月にジュエリーコーディネーター3級の資格を取得いたしました。資格取得によって学んだのは、自分が持っているジュエリーの一つ一つが大自然、そして幾多の貴重な時間や環境の産物であるということです。ジュエリーは私たちの心をときめかせ、自信や喜びを与える存在ですが、一方で大切な地球の一部であり、沢山の人の手を経て私と巡り会えたのだと知り、頂いた時の感激も贈り物として選ぶ時の気持ちも変わりました。今回のアンバサダー就任を機会に、皆さんの心を豊かにする地球の産物、ジュエリーの魅力を幅広くお伝えしていくお役に立てれば嬉しいです。【「ジュエリーコーディネーター」のアンバサダー 就任式の模様】2022年1月13日(木)、東京ビッグサイトで開催された第33回国際宝飾展(IJT2022)会場に於いて、「ジュエリーコーディネーター」のアンバサダー就任式を執り行いました。アン ミカさんは、白のベアトップドレスにタンザナイトとサファイア、ダイヤモンドで構成されたハイジュエリーネックレスをまとって登場。「ジュエリーは内面から自信を与えてくれる魔法のような存在。アンバサダー就任を機に、私らしく、時代と上手に手をつなぐ新しいジュエリーの魅力をお届けしていきたいと思います。」とスピーチしました。アン ミカさんにはこれから2年にわたって「ジュエリーコーディネーター」のアンバサダーとしてご活躍いただきます。*就任式でアン ミカさんが着用されたのはジュエリー:2018年にJJAジュエリーデザインアワードで日本ジュエリー大賞、内閣総理大臣賞とプラチナ・ギルド・インターナショナル賞を受賞した、株式会社桑山の製品。ドレス :トモ コイズミ「今日はジュエリーが女性を美しく見せてくれることを改めて実感しています」と、アン ミカさん。一般社団法人日本ジュエリー協会会長の小山 藤太からアンバサダー任命証を授与。【ジュエリーコーディネーターとは?】ジュエリーの販売には、豊富な専門知識やそれをもとにした適切なアドバイスが必要です。一般社団法人日本ジュエリー協会(JJA)では1997年にジュエリーコーディネーター検定資格制度を創設、ジュエリー産業の健全な発展と消費者の利益に資することを目的に人材の育成につとめ、2021年12月末現在で3級試験合格者は2万8000人を超え、さまざまな分野で活躍しています。各級のテキスト、試験範囲には、ジュエリー産業に従事する方々にとって必要な要素が含まれており、資格取得から得られた知識はジュエリーの販売のみならず、製造・卸売などあらゆる場面で役立っています。近年ではジュエリー業界のプロフェッショナルだけでなく、ジュエリーを購入される消費者の方々にも信頼の証として注目されるようになりました。資格検定は3級が年2回、2級/1級が年1回行われています。2022年の検定試験は3月2日(水)に3級、8月3日(水)に3級/2級/1級1次を予定しています。※「ジュエリーコーディネーター」はJJAの登録商標です。【日本ジュエリー協会について】一般社団法人日本ジュエリー協会(Japan Jewellery Association 略称「JJA」)は、ジュエリーの製造、輸出、輸入、または販売の事業を営む企業などが加盟する非営利団体です。「ジュエリーコーディネーター」の運営をはじめ、ジュエリーに関する調査、研究、内外関係機関等との交流や協力等の事業を行い、ジュエリー産業の健全な発展、振興をはかっています。一般社団法人日本ジュエリー協会についての詳細はこちら 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月18日ミカジュエリー(mika jewellery)の新作ジュエリーが、2021年12月1日(水)から12月7日(火)まで行われる、東京・伊勢丹新宿店の期間限定イベントより発売をスタート。ミカジュエリーは、デザイナーのmikaが立ち上げた、新進気鋭な日本のジュエリーブランドだ。蝶やサメなどの生き物たちや“風船”などをモチーフにした、ユーモアあふれるジュエリーを展開している。“ハートが突き刺さった”カラフルリングそんなミカジュエリーが、伊勢丹新宿店で期間限定イベントを開催し、新作ジュエリーを発売する。目玉となるのは、ミカジュエリーの新コレクション「ラボグロウン」の宝石シリーズだ。ラボグロウンとは、“100%ラボ”生まれの環境に配慮した宝石で、貴石ならではの濃厚な色彩と輝きはそのままに、リーズナブルに楽しめるのが魅力的だ。新作はエメラルド、ルビー、サファイアのように鮮やかな「ラボグロウン」の宝石を使用しており、“ハートが突き刺さった”キッチュなデザインのリングとピアスを取り揃える。“猫モチーフ”のパールピアスミカジュエリーのアイコン「レディ ミィスチャヴァス コレクション(Lady Mischievous Collection)」には“猫”モチーフのピアスがラインナップ。真珠と猫のフェイスを合わせた遊び心あふれるデザインで、猫の目にはピンクトルマリンとクロムダイオプサイトのストーンを使用した。「リップ」型チェーンネックレスまた、「レディ ミィスチャヴァス コレクション」とともに、ブランドの人気アイテム「リップ(Lip)」シリーズには、待望のチェーンネックレスが新登場。リップ型にカットした美しい天然石が特徴的で、首元を華やかに彩ってくれそうだ。【詳細】ミカジュエリー 新作ジュエリー・ハートストリング リングカラーチェンジサファイア 88,000円、エメラルド 99,000円、ルビー 90,200円※全てラボグロウン素材:K10YG, K10PG (ルビーのみPG)・キティ イヤリングK18YG/WG, クロムダイオプサイト 107,800円、K18PG, ブラックロジウム、ピンクトルマリン 108,900円・リップ チェーン ネックレスK18YG ガーネット 89,100円、K18YG ピンクルビー 91,300円■ミカジュエリー 期間限定イベント開催期間:2021年12月1日(水)~12月7日(火)会場:伊勢丹新宿店(東京都新宿区新宿3-14-1)1F PROMOTION SPACE 3※会期中は電話やリモートショッピングアプリからの購入も可能。詳しくは伊勢丹新宿店まで問い合わせ。問合せ先:info@mikajewellery.net
2021年11月25日仕事や人間関係において、悩みが多くなればなるほど“心の健康”を保つのが難しいと感じている人も多いのでは?そこで、「世界幸福度ランキング」で、2018年から3年連続で1位を獲得しているフィンランドから届いた心温まる1本をご紹介します。それは……。『世界で一番しあわせな食堂』【映画、ときどき私】 vol. 360フィンランド北部・ラップランド地方の小さな村にある食堂に現れたのは、上海で料理人として働いていたチェンとその息子。恩人を探すためにやって来たというが、その人物を知る者は誰もいなかった。そんななか、食堂をひとりで経営していた地元の女性シルカは、チェンに食堂を手伝ってもらう代わりに恩人探しに協力することを提案する。恩人は見つからないままだったが、チェンの料理は評判となり、食堂は大盛況。次第にチェンは、シルカや常連客と親しくなっていく。ところが、チェンの観光ビザの期限が迫り、帰国の日が近づいていた……。日本でも人気の高い北欧のライフスタイルを垣間見ることができる本作。そこで、こちらの方にさらなる魅力について、お話をうかがってきました。ミカ・カウリスマキ監督弟で映画監督のアキ・カウリスマキとともに、フィンランド映画界を代表する存在のミカ監督。今回は、本作の見どころや舞台裏、そして“真の幸せ”について語っていただきました。―舞台となっているラップランド地方の美しい景色は見どころのひとつだと思いますが、監督にとってこの土地の魅力とはどのようなところでしょうか?監督本当に魅力的な場所なので、止めてくれないといつまでも話せるくらい(笑)。ラップランドこそがこの作品のスタートでもありますが、もともとは35年前に現地で始めたミッドナイト・サン映画祭がきっかけでした。そのため、いまでは映画祭を行う6月とクリスマス休暇中の冬に毎年訪れています。夏でも冬でもそこには美しい自然が広がっていて、寒暖と明暗の両方を味わうことができるので、本当に特別な場所。そのなかでも、僕が好きなスポットは2か所あって、まずは劇中にも出てくる森のなかでダンスができる施設。ここはいつも映画祭でも使用しているほど、お気に入りの場所です。そしてもうひとつは、美しい山の景色。ラップランドの空気はとても澄んでいますし、湖の水も飲めるくらい本当にキレイなんですよ。―画面からもその美しさは伝わってきました。そんななか、現地では数年前から中国人観光客が殺到している様子を目の当たりにしたそうですね。それによって街に変化を感じることもありますか?監督いろいろな意味で、とても興味深いなと思って見ていました。もちろん、そこに住んでいる人たちにとっては、経済的に良い点もあるけれど、僕としてはあまり観光客が多くなりすぎると、その場所自体が破壊されてしまうのではないかという心配も正直あったので。非常に複雑な気持ちと言えるかもしれませんね。ただ、地元の人たちには、お金だけを追うのではなく、自然を保つことも忘れずに、バランスを取っていってほしいなとは思っています。長い歴史を誇る中国の料理との対比を見せたかった―本作では、料理がもうひとつの主人公のようでした。なかでも中華料理にスポットを当てていますが、劇中に登場する料理で監督のお気に入りはありますか?監督本当に全部美味しかったんですけど、強いて言うならトナカイとハーブを組み合わせた一品。フィンランドにはなかなかない料理なので、印象に残っていますね。今回の現場ではキャストやスタッフ用のケータリングでも劇中と同じメニューを出していたので、休憩になった瞬間にみんな食べ物に飛びついていたほど(笑)。現地で獲れた魚なども使っていたので、最高の食事とともに撮影できる環境でした。―ただ、監督はフィンランドでは多くの人が不健康な食事をしていると感じているのだとか。どのような食生活を送っているのでしょうか?監督「フィンランド」と言われて、最初に「食」が思い浮ぶことがないくらいここには食の文化というものがありません。さすがに最近は以前よりもおいしいレストランが増えてきて、料理も多様化してきましたが、それでも私たちは昔ながらの肉や魚を使ったシンプルな料理を食べています。というのも、フィンランドでは、食べ物に対して「お腹がいっぱいになればいいよね?」みたいなところがありますから(笑)。そういったこともあり、医食同源的な考えを持ち、長い歴史を誇る中国の料理との対比をコメディとして劇中で見せられたらおもしろいだろうなと思いました。もちろん、フィンランドにもおいしい食べ物はありますけどね!―(笑)。あと、監督は日本食もお好きだとうかがっていますが、きっかけなどはありますか?監督僕が初めてお寿司を食べたのは、1980年代初頭のドイツはベルリン。本当においしくて、すごく大きな感銘を受けた瞬間でした。それ以来、ずっとお寿司やお刺身の大ファンなので、以前作品のプロモーションで日本に行ったときにも、1週間毎日「お寿司が食べたい」と言い続けていたほど。そしたら、配給会社のみなさんから「監督、日本にはほかにも料理があるのですが……」と言われてしまったこともありました(笑)。でも、それくらいお寿司をずっと食べ続けていたいほど大好きなんですよ。いまでは、いろいろと試しましたが、日本料理はどれもおいしいので一番好きな料理のひとつとなりました。世界中を旅して、現地のものをたくさん味わってきた僕でも、やっぱりお寿司が一番のお気に入りですね。全人類が力を合わせて地球を守るべき―日本人としてはうれしいお言葉です。では、弟のアキ・カウリスマキ監督についてもおうかがいしたいのですが、お互いの映画について話し合うこともありますか?監督いつも別々の国に住んでいることが多いので、会う機会があるとすれば、2人で始めたミッドナイト・サン映画祭を開催する夏の時期だけ。しかも、映画の話はほとんどしなくて、一緒に経営しているレストランやバーについての話ばかりしていますよ(笑)。―そうなんですね(笑)。とはいえ、お互いに刺激を与えあっているところもあるのでは?監督確かに、一緒にいろいろな映画を観て育ち、一緒に映画を作り始めたので、テイストが似ているところはあると思います。ただ、あくまでもそれぞれが自分の作品を作っている、という感じですね。僕たちは以前からいくつかのお店を一緒に営んでいますが、そのなかでも30年くらい前からやっている映画館とレストランやバーを合わせた複合施設をちょうど去年リニューアルオープンしたところなんです。だから、余計に会うとその話ばっかりになってしまうんですよね。ちなみに、お店の名前はなんと偶然にも『コロナバー』と言います(笑)。ヘルシンキではけっこう有名なので、日本からの観光客の方にもよく足を運んでいただいていますよ。―落ち着いたらぜひ『コロナバー』にお邪魔したいです。また、映画のなかではグローバリズムについても描かれています。海外生活が長い監督だからこそ、その重要性について実感することも多いのではないでしょうか?監督本当その通りですね。人類はいま、たくさんの大きな挑戦に直面しているので、それと戦うためには、みんながひとつにならなければいけないと感じています。気候の問題からパンデミック、戦争までいろいろありますよね。でも、さまざまな場所に住んできたからこそ思うのは、誰にとっても一番重要なのは日々の生活。つまり、食や安全、健康、愛、宗教などですが、信じるものがなんであろうとみんなが必要としているものは共通して基本的なものなんですよね。それを今回の映画でも見せています。人生において、私たちが目を向けるべきは本当にシンプルなものなのに、クレイジーな独裁者たちが真逆なことをしていて、人々を分断するような怖いシナリオが進められているんです。本来ならいまこそ全人類が力を合わせてひとつになり、私たちが住む美しい地球や自然を守っていかなければならないんですけどね……。人が幸福になるために必要なのは、シンプルなもの―そういう状況だからこそ、改めて「幸せとは何か?」を考えている人も多いと思います。“世界一幸福な国”と言われるフィンランドに住む監督にとって、“真の幸福”とは何ですか?監督実は、フィンランドが幸福度ランキングで1位だと知ったときには驚きました。なぜなら、フィンランド人は、そこまで自分たちが幸福だと思っている人は多くないですからね(笑)。おそらく幸福度ランキングというのは、社会福祉や基本的な生活に必要な教育や医療システムといったものがきちんとしているかどうかという意味においてですよね。確かに、そういった幸福であるために必要な土台に関しては、しっかりしていると思います。でも、真の幸福というのは、家族や子ども、友人、好きな仕事といったものが大事なんじゃないかなとは思います。だから、人が幸福になれる理由はすごくシンプルなことなんですよね。あとは、安心できる環境かどうかというのも重要なポイントかなと。フィンランドは安全な場所なので、そのあたりの安心感はありますし、税金を払う気になる環境が用意されていると感じています。フィンランドでは子どもがひとりで出かけることはできますが、ブラジルに住んでいたときはボディーガードをつけなければ、絶対に出かけられませんでしたからね。そういったことがかなわない多くの国に比べると、基本的な幸福に必要なものがそろっている国だと思います。いまこそみんながひとつになることが大事―では、コロナ禍や分断が広がる社会で幸せを見失っている人も多いと思うので、日本の観客にも伝えたいメッセージがあればお願いいたします。監督この作品を観てくださった方のなかで、希望を感じ取ることができたとおっしゃっていた方がいましたが、それこそがこの映画を作った理由のひとつでもあります。なので、他人のことをケアすることで生まれる喜びのように、すごくシンプルなことからスタートするべきかなと。繰り返しにはなりますが、みんながひとつになることが本当に大事だと思っています。実際に起きてしまったことは喜ばしいことではないけれど、たとえばトランプ前大統領のような人物がトップに立つと世界がどういう方向に行ってしまうのか、ということがわかった人は多かったはずです。なので、教訓を得られたという意味ではよかったのではないかと感じています。ただ、SNSに対してはまだ心配なところはありますね。「ソーシャル」という言葉が入っているように社交性を促しているものではあるけれど、実際には極論を言う人やテロリストのような人たちに利用されているところもありますから。ただ、こういった状況が加速していくと、SNSに関連する大手企業がすべての情報をコントロールし、私たちの考え方を支配してしまう可能性もあるのかなと。そうなる前に、みなさんには自分自身で判断できるようになってもらいたいです。SNSは“いい使用人”ではあるけれど、“いい主人”ではありませんから。いくつかの企業にコントロールされてしまわないように気をつけてほしいなと思っています。寒い国から届いた最高に温かい1本!美しい自然の景色と思わずのどが鳴る料理の数々に、釘づけになってしまう本作。目が喜ぶだけでなく、文化や言葉を超えて生まれる人と人との絆にも心が満たされるのを感じられるはずです。取材、文・志村昌美ほっこりする予告編はこちら!作品情報『世界で一番しあわせな食堂』2月19日(金) 新宿ピカデリー、渋谷シネクイント 他、全国順次ロードショー配給:ギャガ©Marianna Films
2021年02月17日