気鋭の映画スタジオ「A24」史上No.1ヒットを記録した『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』から、マルチバースに存在するミシェル・ヨーやキー・ホイ・クァンらカオスな世界観を収めた場面写真が一挙解禁となった。スクリーンデビューから約40年を迎えるミシェル・ヨーが、数々のアクション作品で披露してきた堂々たる姿とは一転、人生崖っぷちの疲れ切った主婦エヴリンを熱演する本作。燃えるカンフーアクションはもちろん、様々なマルチバースの中で目まぐるしく変わる役を演じきった。今回解禁となった場面写真は、まるでミシェル・ヨーの代表作『グリーン・デスティニー』を彷彿とさせるカンフーシーンから、SF映画のように奇妙な指を見せるエヴリン、ゴージャスなパーティー会場に佇むエヴリンの姿など、壮大なマルチバースの世界を感じさせるもの。さらに、ユーモア溢れるキャラクターたちの姿、そして謎のグーグルアイ(ギョロ目)をつけた石ころも…?本作のカオスを加速させる場面写真ばかりとなっている。さらに、本作のムビチケカードが12月16日(金)より全国で発売開始に。果たしてエヴリンは全人類を救えるのか?家族の愛を取り戻せるのか?そして随所に登場するグーグルアイは一体、何を意味するのか!?前売り特典『エブエブ』アイズシール「A24」が放つ「カンフー」と「マルチバース」の融合が全人類を救うアドベンチャーは、第80回ゴールデン・グローブ賞にて作品賞(ミュージカル・コメディ部門)、監督賞、主演女優賞、助演男優賞ほか計6部門にノミネートを果たしている。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』は2023年3月3日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 2023年3月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.
2022年12月13日『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のミシェル・ヨーが、映画版『Wicked』に出演することが分かった。マダム・モリブル役を演じるという。監督のジョン・M・チュウが「1通のメッセージで、アイコン(そして私の大事な友人)であるミシェル・ヨーに『Wicked』でマダム・モリブル役を演じてと説得しました。彼女とまた仕事ができるなんて、私は世界一ラッキーな監督ではないでしょうか?ネタバレ注意:そのとおりです。シズ(大学)へようこそ!」とツイッターで報告した。チュウ監督とミシェルは2018年公開作『クレイジー・リッチ!』でもタッグを組み、同作は高い評価を受けた。映画版『Wicked』でグリンダ役を演じるアリアナ・グランデは、インスタグラムのストーリーズでチュウ監督からの報告をリポストし、何十個もの「!」の感嘆符で喜びや驚きを表現。映画ファンたちも「史上最高のキャスティング」「キャスト全員がそろった写真が見たい!」と期待と興奮に満ちたコメントを寄せている。『Wicked』にはアリアナ、ミシェルのほか、シンシア・エリヴォがエルファバ役、「ブリジャートン家」でブレイクしたジョナサン・ベイリーがフィエロ役、トニー賞にノミネート歴のあるイーサン・スレイターがボック役で出演する。またこのたび、ジェフ・ゴールドブラムが魔法使い役に決まったことも発表された。『Wicked』は二部構成で、パート1は2024年12月25日、パート2は2025年12月25日全米公開予定。(賀来比呂美)
2022年12月09日2022年東京文化会館、サントリーホールなどで開催した、ジョン・ウィリアムズの90歳を記念した「ジョン・ウィリアムズ」ウインド・オーケストラ・コンサートは瞬く間に完売となり、待望の次回公演がこの度2023年4月東京・5月兵庫にて開催が決定した。東京公演は4月7日(金)東京芸術劇場にて、兵庫公演は「スター・ウォーズの日」5月4日(木・祝) 兵庫県立芸術文化センターにて開催する。「スター・ウォーズ」をはじめ、「ジョーズ」「スーパーマン」「インディ・ジョーンズ」「E.T.」「ハリー・ポッター」など数え切れないほどの作品の映画音楽を60年以上に渡って作り続けてきたジョン・ウィリアムズは、アカデミー作曲賞においては、今までに52度のノミネート、5度の受賞、グラミー賞は驚異の25回受賞など数々の受賞歴を誇り、映画音楽以外でも、4つのオリンピック(1983夏ロサンゼルス、1988夏ソウル、1996夏アトランタ、2002冬ソルトレークシティ)のテーマ曲、ボストン・ポップス・オーケストラの音楽監督を14シーズン務め、ボストン・ポップス日本ツアーに際し、当時皇太子だった徳仁天皇陛下の結婚の儀(1993年)のために『雅の鐘』(Sound the Bells!) を作曲するなど、記憶にも記録にも残る数多くの功績を残している。2022年2月8日に90歳を迎え、今なお映画音楽界のトップランナーとして輝き続ける、巨匠「ジョン・ウィリアムズ」の名曲の数々を、ウインドオーケストラが奏でる極上の生演奏でぜひご体験ください!
2022年11月22日マーク・ウォルバーグが主演とプロデューサーを兼任する『The Family Plan』にミシェル・モナハンが出演することがわかった。ウォルバーグの妻の役らしい。アクションコメディで、ウォルバーグ演じる主人公は郊外に住む父親。だが、過去にやったことのせいで、家族を連れて逃げるはめになる。監督はサイモン・セラン・ジョーンズ。Appleとスカイダンスが共同製作する。ウォルバーグの最近作は『Father Stu』。モナハンの最近作はNetflixの『エコーズ』。文=猿渡由紀
2022年10月20日ワコマリア(WACKO MARIA)から、現代芸術家、ジャン=ミシェル・バスキアとのコラボレーションアイテムが登場。2022年10月8日(土)より、パラダイストウキョウなどにて発売される。ジャン=ミシェル・バスキアの作品をプリントしたハワイアンシャツ2020年、21年、22年に引き続き、4回目となる今回のコラボレーションでは、ジャン=ミシェル・バスキアの作品を落とし込んだハワイアンシャツや、フーディーなどを展開する。中でも注目は、コラボレーション初の長袖ハワイアンシャツ。ボタンを閉じると一枚の絵が完成するよう、ボディ全面に作品をプリントしている。カラーは、ピンク、オレンジ、ブラックの全3種類を揃え、それぞれ異なる作品をモチーフにしているのが特徴的だ。フロント部分に彼の作品がプリントされた、フーディーやTシャツも用意。背面には、「JEAN-MICHEL BASQUIAT」の文字が刻まれている。また、左太ももの箇所に作品を落とし込んだスウェットパンツも展開する。フーディーや、Tシャツと一緒にセットアップとしても着用できそうだ。【詳細】ワコマリア×ジャン=ミシェル・バスキア発売日:2022年10月8日(土)販売店舗:パラダイストウキョウ、ワコマリア(伊勢丹新宿店、阪急メンズ東京)、ワコマリア オンラインストアアイテム:・ハワイアンシャツ 各40,700円・フーディー 31,900円・スウェット 28,600円・Tシャツ 8,800円・スウェットパンツ 29,700円
2022年10月09日スティーヴン・スピルバーグが監督を務める映画『フェイブルマンズ』が、2023年3月3日(金)に公開される。ミシェル・ウィリアムズが出演。20世紀アメリカの子ども時代をパーソナルな視点で描く映画『フェイブルマンズ』は、スティーヴン・スピルバーグが、20世紀のアメリカの子ども時代をパーソナルな視点から深く掘り下げていく作品だ。ストーリーを通して観客自身や互いの真実を改めて見つめることができ、観るものに影響を与える“映画の力”を追求した作品になっているともいえる。ストーリーは、スピルバーグ自身の子ども時代にインスパイアされており、初めて映画館を訪れて以来、映画に夢中になったサミー・フェイブルマン少年を主人公に、両親との葛藤や絆、そして様々な人々との出会いによって成長していきながら、人生の一瞬一瞬を探求し、夢を追い求める青春物語が紡がれる。フェイブルマン一家の葛藤や絆■サミー・フェイブルマン...ガブリエル・ラベル初めて映画館を訪れて以来、映画に夢中になった少年。8ミリカメラを手にすると、旅行にいけば映像記録、そして友人をキャストに映画を撮り始める。映画作りははサミーにとって”夢”となった。一家で西部へと引っ越したことで転機が訪れていく。この『フェイブルマンズ』の主人公には、『ザ・プレデター』のガブリエル・ラベルを抜擢。■ミッツィ・フェイブルマン...ミシェル・ウィリアムズサミーの母。芸術家。サミーの夢に理解を示し応援する。母親役はアカデミー賞に4度ノミネートされているミシェル・ウィリアムズが担当。■バート・フェイブルマン....ポール・ダノサミーの父。科学者。サミーの映画作りに対しては理解を示さない。映画作りを夢に持つサミーに対して、映画を”趣味”と厳しい言葉をかける。父親役は『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のポール・ダノが務める。その他にも、『スティーブ・ジョブズ』のセス・ローゲンらが集結する。■ベニーおじさん…セス・ローゲンバートの親友。フェイブルマンズ家とも親交が深い。■ボリスおじさん…ジャド・ハーシュミッツィのミステリアスな叔父。トニー・クシュナーが共同脚本脚本は、『エンジェルス・イン・アメリカ』、ミュージカル「Caroline, or Change」などを手がけた劇作家トニー・クシュナーとスティーヴン・スピルバーグの共同脚本となる。尚、クシュナーは、スピルバーグ監督作『リンカーン』と『ミュンヘン』でオスカーにノミネートされた経歴を持つ。さらに、製作にはスピルバーグとクシュナーに加え、『ウエスト・サイド・ストーリー』『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』のクリスティ・マコスコ・クリーガーも参加する。第95回アカデミー賞で主要含む7部門にノミネート『フェイブルマンズ』は、第47回トロント国際映画祭にて最高賞である観客賞を受賞。同映画祭の観客賞は、過去10年の受賞作品がもれなくアカデミー賞作品賞にノミネートされており、『フェイブルマンズ』もアカデミー賞の最有力候補に。作品賞をはじめ、スティーヴン・スピルバーグに監督賞、ミシェル・ウィリアムズに主演女優賞、ジャド・ハーシュに助演男優賞、そして脚本賞、作曲賞、美術賞の主要含む7部門に堂々のノミネートを果たした。さらに、第80回ゴールデングローブ賞にて作品賞(ドラマ部門)、監督賞を受賞。スティーヴン・スピルバーグにとっては『プライベート・ライアン』以来24年ぶりの受賞となる。尚、過去にトロント国際映画祭にて観客賞を受賞した『ノマドランド』『グリーンブック』『それでも夜は明ける』はアカデミー賞作品賞の受賞まで見事に果たしている。今後の『フェイブルマンズ』の賞レースでの躍進にも注目だ。なお、全国公開に先駆け、監督を務めたスピルバーグをはじめ、ガブリエル・ラベル、ミシェル・ウィリアムズ、ポール・ダノ、セス・ローゲン、ジャド・ハーシュなど豪華俳優陣と監督がキャスティング秘話や、撮影時のエピソードについて語るインタビューが収められた特別映像が公開された。作品詳細映画『フェイブルマンズ』公開日:2023年3月3日(金)原題:THE FABELMANS監督:スティーヴン・スピルバーグ脚本:スティーヴン・スピルバーグ、トニー・クシュナー音楽:ジョン・ウィリアムズ衣装:マーク・ブリッジス美術:リック・カーター出演:ミシェル・ウィリアムズ、ポール・ダノ、セス・ローゲン、ガブリエル・ラベル
2022年09月29日全米で大ヒットを記録しているミシェル・ヨー主演『EVERYTHING EVERYWHERE ALL AT ONCE(原題)』の日本公開が2023年3月に決定し、併せて海外版ティザーポスターと場面写真が解禁された。9月2日(金)に都内にて新進気鋭の製作・配給スタジオ「A24」をテーマにした日本初のトークイベント「A24night!」が行われ、イベント内で本作の日本公開について発表された。「A24」といえば、アカデミー作品賞に輝いた『ムーンライト』をはじめ、アメリカ最大の映画批評サイト「Rotten Tomatoes」で同サイト史上、最も多くの批評家から高評価を得て新記録を樹立した『レディ・バード』、日本でも社会現象を巻き起こした『ミッドサマー』など、エッジの効いた作品を数多く世に放ち、映画ファンのみならず、アート、音楽、ファッション、様々な分野のファンを魅了する新進気鋭の製作・配給スタジオだ。設立10周年のアニバーサリーイヤーとなる今年は、マイク・ミルズ監督作『カモン カモン』、ホラー路線の『X エックス』、SNSをテーマにしたスキャンダラスなロードムービー『Zola ゾラ』などがすでに日本でも公開され、さらに新感覚ネイチャー・スリラー『LAMB/ラム』、コリン・ファレル主演の『アフター・ヤン』、美しく壮大なダークファンタジー『グリーン・ナイト』に『エクス・マキナ』のアレックス・ガーランド監督の新作『メン(原題)』と今後公開されるものも控えており、まさにA24イヤーといえそうだ。待望の最新作となる『EVERYTHING EVERYWHERE ALL AT ONCE(原題)』は、「カンフー」と「マルチバース」の融合が全人類を救う感涙のアドベンチャー。世界中で「A24」史上最大のヒットを記録、本年度のハリウッド批評家協会賞でも作品賞を含む7部門を受賞し話題を呼んでいる。本作の主人公は、破産寸前のコインランドリーを経営する中国系アメリカ人のエブリン。国税庁の監査官に厳しい追及を受ける彼女は、突然、気の弱い夫・ウェイモンドといくつもの並行世界(マルチバース)にトリップする。「全宇宙に悪がはびこっている。止められるのは君しかいない」と告げられ、マルチバースに蔓延る悪と戦うべく立ち上がることとなるが…。主演のエブリンには『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』でのハリウッドデビュー以降、『グリーン・デスティニー』など様々なアクション映画に出演し、いまもなお業界を牽引し続けるレジェンドアジア系女優、ミシェル・ヨー。共演に『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』、『グーニーズ』などで当時一世を風靡し、今作で20年ぶりのハリウッド復帰を果たしたキー・ホイ・クァン。監督は、生者と死者のコンビをユーモラスにブラックジョークたっぷりに描いた『スイス・アーミー・マン』のダニエル・シャイナート&ダニエル・クワンが務める。公開情報と併せて解禁されたのは、本作のキーアイテムとなるグーグルアイ(ギョロ目)が無数にあしらわれた「A24」らしいアーティスティックな海外版ティザーポスターとミシェル・ヨーが未曽有の敵に対峙する緊迫感溢れる場面写真。まだまだ多くの謎に包まれている本作。続報に期待だ。『EVERYTHING EVERYWHERE ALL AT ONCE(原題)』は2023年3月、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年09月02日13日(現地時間)、AFI(アメリカン・フィルム・インスティチュート)が、映画芸術への優れた貢献を称え、ミシェル・ヨーにアジア人アーティストとして初めてとなる名誉学位(名誉美術博士号)を授与することを発表。同日、ミシェルはチャイニーズ・シアターで開催されたAFIが運営するフィルムスクール「AFIコンサバトリー」の卒業式に出席し、表彰された。プレゼンターとして、今年大ヒットしたミシェル主演映画『Everything Everywhere All at Once』の監督コンビ“ダニエルズ”が登場。ミシェルを「伝説的な存在」と呼び、「一緒に仕事をして最初に気が付いたのは、彼女の周りの人に対するやさしさでした」と人柄を称賛した。ミシェルは次世代のフィルムメーカーとなる卒業生に向けて、「深く感じ、情熱的に仕事をしましょう」と呼び掛け、「自分の作品に愛を持ち続ければ、その作品があなたを支えてくれることを約束します。勇気を持ち、チャンスをつかみ、壁を破り、自分らしくいることに誇りを持ってください。そしてなにより大事なことは、落下することを恐れないで。だって、みなさんは、飛ぶことを学んでいるんですから」と、失敗を恐れずに挑戦する大切さを説いた。AFIはミシェルのほか、AFI名誉理事のローレンス・ハーバートにAFIへの貢献に対し、名誉コミュニケーション・アーツ博士号を授与した。(賀来比呂美)
2022年08月15日クリス・パインやミシェル・ロドリゲスに、「ブリジャートン家」で世界的にブレイクしたレゲ=ジャン・ペイジ、『IT/イット』シリーズのソフィア・リリスらが豪華共演を果たし、大ヒットゲームを実写化するアクションファンタジー映画『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』(原題/Dungeons & Dragons:Honor Among Thieves)が、2023年に日本公開決定。予告編がお披露目された。仲間を集めて強大な敵に立ち向かっていく物語といえば、主人公となる伝説の勇者と、それをサポートする様々なスペシャリストたちで最強のパーティを組むのが鉄板。だが、今回解禁された予告編に映し出される本作の主人公・エドガンは“バード=吟遊詩人”で、盗賊稼業に勤しむアウトロー!?フォーゴトン・レルムと呼ばれる中世ヨーロッパ風の世界を舞台に、世の中を動かし得るほどのお宝、ドラゴンをはじめとした個性際立つクリーチャーたち、戦いを華やかに盛り上げる魔法や巧みなアクションシーン、邪悪を極めるヴィラン…とアクションファンタジーの必須要素が全て詰め込まれ、映画でしか描けない壮大な世界観と進化を続ける映像クオリティが目を引く。この予告編は、毎年熱い注目が注がれる“世界最大級のポップカルチャーの祭典”としてお馴染み、現地時間7月21日(木)より開催中の「サンディエゴ・コミコン・インターナショナル2022」のステージで世界で初めてお披露目、期待に違わぬビジュアルの仕上がりはもちろんのこと、ユーモラスなセリフや展開の応酬にも笑いが絶えず、6,500人の定員MAXの観客で熱気溢れる会場大ホールも大熱狂となった。クリス・パイン主人公エドガンを演じるクリス・パイン(『スター・トレック』シリーズ、『ワンダーウーマン』シリーズ)が金髪姿でハイテンションに登場し、「この映画の原作であるダンジョンズ&ドラゴンズを40代になって初めてやったんだけど、すぐにドはまりしたよ」と打ち明け、パートナー役となる“バーバリアン=原始的戦士”のホーガを演じるミシェル・ロドリゲス(『ワイルド・スピード』シリーズ)も「この映画のためにハードに筋トレして4.5kg増量した。ボディメイクは本当に楽しかった」とこの映画にかける意気込みを語っている。ミシェル・ロドリゲスまた、エドガン、ホーガとユニークなパーティを組む仲間には、ハーフエルフの“ソーサー=魔術師”サイモン役に、『名探偵ピカチュウ』や『ジュラシック・ワールド』シリーズのジャスティス・スミス、モンスターと混血のティーフリング“ドルイド=僧”ドレク役に、『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』のソフィア・リリス。さらにNetflixの世界的大ヒットシリーズ「ブリジャートン家」で人気スターの仲間入りを果たしたレゲ=ジャン・ペイジも登場。エドガンの娘・キーラ役に『マリー・ミー』のクロエ・コールマン、そしてキーラを誘拐するエドガンのかつての友人・詐欺師のフォージ役には、かつて“ロマコメの帝王”とも呼ばれ、近年は『パディントン2』や『ジェントルメン』などで活躍するヒュー・グラント。監督・脚本は、近年脚本パートナーとしてタッグを組み『モンスター上司』などのヒット作を飛ばしているジョン・フランシス・デイリーと、ジョナサン・ゴールドスタイン(『スパイダーマン:ホームカミング』原案・脚本)と、気鋭のフィルムメイカーコンビが手掛ける。『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』は2023年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年07月22日ジバンシィは、「サヴォアフェールという鏡越しに見る、コンテンポラリーなワードローブ」をテーマに、パリのエコール・ミリテールにおいてマシュー・M・ウィリアムズによる初のジバンシィメンズレディ・トゥ・ウエア単独ショーが開催され、現代のメンズウエアとメゾンの職人技が培われてきたアトリエとの融合が披露されました。2023年春夏メインコレクションのために、クリエイティブ・ディレクターであるウィリアムズは、オーセンティックなワードローブを構成する典型的なガーメントとアクセサリーを明確にし、パリの職人たちが誇るクラフツマンシップとテクノロジーの可能性を通して、こうしたアイテムの魅力を増幅させています。ジバンシィの歴史を物語るドレスコードに対する自らの世代らしいアプローチを反映させ、私生活やジバンシィでの仕事の中で、ウィリアムズを取り巻くアーティストやミュージシャン、デザイナーなどの男性たちにインスパイアされた、”コミュニティの装い”という自由で流れるような表現によって、サブカルチャー的な要素をあたかも”異花受粉”させるかのように組み込んでいます。音楽を担当し、ショーに影響を及ぼしたのが、過激なルックスと黒目を大きく見せるコンタクトレンズの着用で知られる、ジャマイカ出身のダンスホール&レゲエアーティスト、アルカライン。オートクチュールのレンズを通して脱構築を探求する中で、ウィリアムズはメゾンの洗練されたエレガンスを介して、彼の母国アメリカ社会を象徴する”ユニフォーム”を表現する術を模索するのです。ブラックとグレーのブレザーやコートには、ボリュームがありながらもリラックス感のある、斬新なテーラリングのシルエットが現れています。こうしたアイテムは、膝部分を破ってロゴで飾られたライニングを露出させたセットアップのパンツと合わせていますが、それはまさに、スクールボーイが制服をDIYでカスタマイズしたようなスタイル。タンやベージュのレザーで仕立てたブルゾンとカーゴショーツは、メゾンのレザー工場からアップサイクルされた未染色の端材をパッチワークし、ラミネート加工で丈夫なシルエットに仕上げています。また、ミントグリーンとブラックのクラシックなシェルジャケットに使われているのは、超軽量レザー。ミリタリーサープラス(軍放出品)を思わせるレザーのバーシティジャケットは、全体に刺繍が施され、ウィリアムズの脚に入っているタロットカードのタトゥーと同じモチーフがあしらわれています。デジタルプリントが施されたウォータープルーフ素材や、4Gロゴ入りの日本製デニムジャカードに細かいレーザーカットと手作業でダメージ加工を施したモスリンを重ねたブルゾンやタクティカルベスト、カーゴパンツは、カモフラージュモチーフを想起させます。カモフラージュ柄はまた、ホワイトとプリントのナイロンを重ねて手縫いし、手作業でサンド加工とウォッシュド加工を施したワークウエアでも表現されています。着用すると、チョークでオーバープリントされたリップストップナイロンの白いカモフラージュ柄がさらに引き立ちます。同様に、オーバーダイ(後染め加工)で落ち着いた色合いになったシェルジャケットやミリタリーパーカーのライニングには、もともとの蛍光色が採用されていることにも注目です。リフレクティブ・プリントを施したグレーとブラックのデニムパンツのフロントには、プリントプレスされる際に付くバックパネルの”模様”が残されています。アイウエアでは、角張ったG型のリムとテンプルでレンズを包み込む新作『Gカット』を提案。3Dプリントされたサングラスは、シャイニーブラック、マットグレー、シャイニークリア、グラデーション、そして本物のナチュラルウッドのカラーパレット。アクセサリーでは、メタリックシルバーとゴールド、ホワイト、ブラックエナメルのネックレスとブレスレットのチェーンの一部に新しいGロゴが繋がれています。パールのネックレスとスタッズのピアスは、ダークウッド、シャイニーホワイトエナメル、マザーオブパール、クリスタルペイブをラインアップ。Gロックは、ミニピアスとクロコエンボスレザーで加工されたラージペンダントに用いられています。チェーンには、格納式コーム、チェッカーゲーム、サイコロセット、Gロックやホーンの形をしたチャームなど、小さなオブジェがあしらわれています。シューズは、カーブしたソールとボール状のヒールが特徴のTKシルエットが中心。アッパーにメッシュとシンセティックレザーを掛け合わせた『TK-MXランナー』は、ホワイト、ブラック、シルバー&イエロー、シルバー&グリーン、ブラック&イエローがそろいます。ジバンシィのオールニットスニーカー『TK-360』に新しいテイストを加えた『TK-360-MID』は、前モデルよりも高さがあり、モノクロームカラーとケージパターンのリバースエディションが登場します。同じフォルムの新しいレインブーツは、バルカナイズド・ラバー(加硫天然ゴム)に、アーマーのディテールを重ね、ラバーで覆ったコルクソールを組み合わせています。スプレーペイントのリフレクティブ・グレーとホワイトに加え、グレー、ブラック、ホワイト、クリーム、コーラルで提案され、レース付きのタイプもそろいます。バッグは、オーバーサイズのトートバッグ、バックパック、トライアングルバッグ、『アンティゴナ』クロスボディバッグで、ガーメントと共通のサヴォアフェールが駆使されています。独自のクラフツマンシップにより、未染色の色合いやグレーのレザー端材をアップサイクルしてラミネート加工を施したパッチワークを用いてバッグを制作しています。『ピクセルカモ』バッグには、ウォータープルーフ素材にレーザーカットと手作業でダメージ加工を施したモスリンを重ねるという、ウエアと同じカモフラージュモチーフが採用されています。リップストップレザーのバッグはチョーク、リフレクティブ・チャコール、ラバーモールドのスキューバ。一方、軽量ナイロンのバッグは今シーズンのカラーパレットであるコーラル、グリーン、ブルー、イエローのパステルカラーで展開されます。「メンズウエアは、当然ですが私がファッションに興味を持つことになったきっかけそのものです。ジバンシィでの仕事において、私のメンズコレクションはそういった本能的な出発点から始まりました。このショーは、私自身や親しい友人、刺激を与えてくれるアーティストといった、私の身近にいる男性たちを反映したものであり、男性が日常的に着飾る方法―新しい世代が自身の進歩を通じて過去のドレスコードやファッションの原型を受け入れ、さらに進化させていく方法―を形作るための時間と文化の対話です。それはワクワクするような進化であり、私がジバンシィのためのメンズ単独ショーを決めた理由なのです。」ジバンシィクリエイティブ・ディレクター/マシュー・M・ウィリアムズ
2022年06月26日8月13日(土)に開催するサントリーホール公演が瞬く間に完売となった、ジョン・ウィリアムズの90歳を記念した「ジョン・ウィリアムズ」ウインド・オーケストラ・コンサート、待望の追加公演の開催が9月11日(日)東京文化会館にて決定した。追加公演にはヴァイオリンソロ・司会として、松本蘭のゲスト出演も決定している。「スター・ウォーズ」をはじめ、「ジョーズ」「スーパーマン」「インディ・ジョーンズ」「E.T.」「ハリー・ポッター」など数え切れないほどの作品の音楽を生み出したジョン・ウィリアムズは、2022年2月8日、90歳のお誕生日を迎えた。アカデミー賞においては、今までに52度のノミネート、5度の受賞を誇り、グラミー賞は驚異の25回受賞など数々の受賞歴を誇り、映画音楽以外でも、4つのオリンピック(1983夏ロサンゼルス、1988夏ソウル、1996夏アトランタ、2002冬ソルトレークシティ)のテーマ曲、ボストン・ポップス・オーケストラの音楽監督を14シーズン務め、ボストン・ポップス日本ツアーに際し、当時皇太子だった徳仁天皇陛下の結婚の儀(1993年)のために『雅の鐘』(Sound the Bells!) を作曲するなど、記憶にも記録にも残る数多くの功績を残している。作品の代名詞となるような映画音楽を60年以上に渡って作り続け、今なお映画音楽界のトップランナーとして輝き続ける、巨匠「ジョン・ウィリアムズ」の名曲の数々を、東京佼成ウインドオーケストラが奏でる極上の生演奏でぜひご体験ください!
2022年06月01日ミシェル・ヨーが主演した、A24の『Everything Everywhere All at Once』(原題)について、当初主人公を演じる俳優の候補には自分ではなく、ジャッキー・チェンの名前が挙がっていたことを明らかにした。ミシェルが「ガーディアン」紙に語ったところによると、監督と脚本を担当したダニエル・クワン&ダニエル・シャイナートはミシェルにアプローチする前に、ジャッキーに会いに中国を訪れていた。しかし、ジャッキーは都合がつかず断られたため、2人は主人公をミシェルに変更して脚本を書き直したそうだ。その結果、予告編からキレキレのアクションを炸裂させるミシェルが「かっこよすぎる」「こんな映画を待っていた!」と好評で、3月25日に全米公開となると大ヒットを記録。すると、ジャッキーから「ワオ。あなたの映画が素晴らしいって評判を聞いてるよ。あの2人が僕に会いに中国まで来たって知ってた?」というメールがミシェルに届いたのだとか。ジャッキーとミシェルは古くからの友人で、ミシェルは「知ってます。あなたが失った役ですよ!」と返信したのだという。8月に還暦を迎えるミシェル。「男性は60代でも70代でもスーパーヒーローみたいな役ができるのに、なぜ女性はそういう機会が得られないのか」と語ったが、自身が見事にそれを覆し、映画を大ヒットに導いた。(Hiromi Kaku)
2022年05月16日アリシア・ヴィカンダーが『Firebrand』に出演することになった。ミシェル・ウィリアムズが演じるはずだったキャサリン・パーの役で、ウィリアムズの降板を受けて決まったもの。キャサリン・パーは、ヘンリー8世の6番目かつ最後の妻。彼の過去の妻たちが悲惨な運命を辿ったことを知っている彼女は、この結婚をどう生き延びるか必死で考える。ヘンリー8世を演じるのはジュード・ロウ。監督はカリム・アイノズ。ブラジル人の彼にとって、初の英語作品となる。ヴィカンダーの最近作は、現在日本公開中の『ブルー・バイユー』。文=猿渡由紀
2022年03月11日「『ジョン・ウィリアムズ』ウインド・オーケストラ・コンサート2022」が8月13日(土)にサントリーホールにて上演されることが決定した。『スター・ウォーズ』『E.T.』『ハリー・ポッター』など、数え切れないほどの作品の音楽を生み出してきたジョン・ウィリアムズ。アカデミー作曲賞においては、これまでに52度のノミネート、5度受賞しており、グラミー賞は驚異の25回獲得。また映画音楽のほか、4つのオリンピックのテーマ曲、2つの交響曲、協奏曲を作曲。ボストン・ポップス・オーケストラの音楽監督を14シーズン務め、ボストン・ポップス日本ツアーに際し、当時皇太子だった徳仁天皇陛下の結婚の儀のために、「雅の鐘」(Sound the Bells!)を作曲するなど、数多くの功績を残している。そんなジョンの90歳を祝して行われる今回のコンサートは、『スター・ウォーズ』『ハリー・ポッター』『インディ・ジョーンズ』など、代表曲を一気に楽しめるという。本日よりコンサートのチケット先行販売がスタート。一般発売は5月4日(水・祝)10時より開始となる。さらにジョンは、スティーヴン・スピルバーグ監督と『続・激突!/カージャック』(’74)でタッグを組んで以来、数多くのヒット作品を世に送り出しているが、その2人が手掛けた代表映画全編を大スクリーンで上映し、舞台上の80名超のフルオーケストラが音楽部分を映画に合わせて生演奏する「シネマオーケストラ」が、この春に開催。3月は、東京と大阪にて『ジュラシック・パーク』 in コンサートを、4月は東京で『E.T.』inコンサートを予定している。「『ジョン・ウィリアムズ』ウインド・オーケストラ・コンサート2022」は8月13日(土)サントリーホールにて上演(兵庫公演は5月4日)。※未就学児入場不可※映像による演出はございません※ジョン・ウィリアムズ本人の出演はございません「『ジュラシック・パーク』inコンサート」は3月6日(日)フェスティバルホール(大阪)、3月20日(日)東京国際フォーラム・ホールA(東京・有楽町)にて上演。「『E.T.』 in コンサート」は4月30日(土)東京国際フォーラム・ホールA(東京・有楽町)にて上演。(cinemacafe.net)■関連作品:E.T. 1982年12月より公開
2022年02月08日Disney+が、ジーン・ルエン・ヤン著のグラフィックノベル「アメリカン・ボーン・チャイニーズ」を実写ドラマ化。ミシェル・ヨー、ダニエル・ウー、ベン・ワンらの出演が明らかになった。メガホンを取るのはデスティン・ダニエル・クレットン。ミシェルとクレットン監督は『シャン・チー/テン・リングスの伝説』でタッグを組んだばかり。製作総指揮、脚本、ショーランナーを務めるのは「マスター・オブ・ゼロ」(ブライアン役)などで俳優としても活躍するケルヴィン・ユーで、製作総指揮にはクレットン監督、著者のヤンらも名を連ねる。主人公は、高校生活でも家庭でも悩みを抱えているジン・ワン(ベン)。台湾から移民してきたばかりの転入生ウェイチェン(ジム・リウ)との出会いにより、彼らの世界は「西遊記」と絡まり出すことになる。ミシェルが演じるのは、ウェイチェンのおば役。控えめな性格で、アメリカの高校に転入する甥っ子を支えているが、実は全能観音菩薩であるという秘密を持っている。ダニエルは息子を探しに現代のこの世界にやってきた孫悟空を演じる。原作は、グラフィックノベルとして初の全米図書賞最終候補になった。全体を通してアイデンティティ、文化、家族がテーマとなっている。「アメリカン・ボーン・チャイニーズ:アメリカ生まれの中国人」として、日本語版も販売されている。(Hiromi Kaku)
2022年02月08日ミシェル・ウィリアムズとジュード・ロウが『Firebrand』で共演することになった。16世紀のイギリスを舞台にした心理スリラーでロウの役はヘンリー8世、ウィリアムズが演じるのは彼の6番目にして最後の妻キャサリン・パー。ヘンリー8世のそれまでの妻は、処刑されたり、出産後に死んだりするなど、不幸な運命をたどっている。この結婚を生き延びなければと思ったパーは、そのための手段を考えるのだった。監督はブラジル出身のカリム・アイノズ。ウィリアムズの最近作は、現在北米公開中の『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』。ロウの次回公開作は『ファンタスティック・ビースト3』。文=猿渡由紀
2021年10月28日製作・配給会社のA24が、ミシェル・ヨー主演のSF冒険コメディ『Everything Everywhere All at Once』(原題)を海外向けにセールス中だ。アメリカでは2022年春に公開予定。「Deadline」が報じた。『Everything Everywhere All at Once』の製作が発表されたのは2018年8月で、当初はミシェルとともにオークワフィナ(『フェアウェル』)がメインキャストとして出演する予定だった。しかし製作に遅れが出たことで、オークワフィナは2020年1月に離脱。代わりにステファニー・スー(「マーベラス・ミセス・メイゼル」)がキャスティングされた。ほかにジェームズ・ホン(『カンフー・パンダ』)、ジョナサン・キー(『グーニーズ』)、ジェイミー・リー・カーティス(『ハロウィン KILLS』)らが出演している。ミシェルの役どころは中国系移民であり、唯一世界を救うことができる人物で、そのために別世界を探検することになるという。監督・脚本は、『スイス・アーミー・マン』でもA24とタッグを組んだ「ダニエルズ」ことダニエル・シャイナート&ダニエル・クワンのコンビ。アンソニー&ジョー・ルッソ兄弟(『アベンジャーズ』シリーズ)が製作陣に名を連ねている。製作費にはA24の作品としては高額となる2500万ドル(約28億5000万円)規模の予算がかけられている。(Hiromi Kaku)
2021年10月27日俳優のマイケル・K・ウィリアムズが死亡した。54歳。ブルックリンの自宅で亡くなっているところを甥に発見されたとのことだが、死因は明らかにされていない。ウィリアムズは『THE WIRE/ザ・ワイヤー』『ボードウォーク・エンパイア』『ラブクラフト・カントリー』などのドラマに出演、エミー賞に5度ノミネートされた。映画では『それでも夜は明ける』『パージ:アナーキー』『パブリック図書館の奇跡』などに出演している。この次にはジョージ・フォアマンの伝記映画への出演が決まっていた。文=猿渡由紀
2021年09月07日現在公開中の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』より、ミシェル・ロドリゲスやシャーリーズ・セロン、アンナ サワイらによる女性陣の圧巻のアクションとインタビューが詰まった特別映像が公開された。本作は2001年からスタートし、映画史を代表する一大シリーズの一つとなった『ワイルド・スピード』(通称、ワイスピ)の最新作。ついに全米でも公開を迎え、すでに公開中の各国に続いて初登場No.1を記録。さらには2019年公開の『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』以来、最高のOP興行収入を記録、全世界累計興収6.8億ドル(約745億円)を突破し、日本でも本年度の洋画ナンバー1ヒット、シリーズ最高の初日興行成績を叩き出している。シリーズ開始から作品を重ねるごとに新たなキャストが仲間入りし、いまや超豪華スターたちが大集結していることでも話題のワイスピシリーズ。女性キャストにおいても、第1作目『ワイルド・スピード』(2001年)から登場しているレティ役ミシェル・ロドリゲス、ミア役ジョーダナ・ブリュースターにはじまり、敵役にはシャーリーズ・セロンが抜擢され、続々とメンバーが増え、最新作ではアンナ サワイが日本人キャストで初のファミリー入りを果たしたことでも大いに盛り上がっている。解禁された映像には、上記4名とナタリー・エマニュエル、ヘレン・ミレン、カーディ・B、といった錚々たる女性キャストがド派手なカーアクションで戦う姿、キレッキレのカーチェイスを展開する姿、また肉弾戦で力強いパンチを決める姿など、それぞれの能力をパワフルに発揮する様子が。映像の中でロドリゲスは「女性キャラのアクションが凄いの」、セロンは「アクションに果敢に挑戦していてレベルを上げている」と身体を張った熱演に自信を覗かせ、ナタリーは「女性たちの魅力が世界に炸裂している」、ジョーダナは「それがクールなの」と女性キャストの活躍が格段にアップした最新作をアピール。数々の場面が映し出される中で、特に大きな見せ場となるシーンのひとつが、東京にやってきたレティとミアが、アンナ サワイ演じるエルとともに、奇襲を仕掛けてきた敵と激しい接近戦を繰り広げるワンシーンだ。これまで比較的アクションシーンが多かったレティに加え、ミア、そしてエルも華麗な立ち回りで本格的な格闘アクションに挑んだ。シリーズを通して女性キャストのアクションの可能性を示し続けてきたロドリゲスは「このシリーズは私がこの業界で進化していくにあたって大きな役割を果たしていて、声を表現する大きな機会を与えてくれ、アクション映画における女性の視点に光を当ててくれた」とコメント。さらに「今回の作品では、そういう女性の声に今まで以上の大きな敬意と関心が寄せられている。ジョーダナが戻ってきたのもすごく嬉しいし、ナタリー・エマニュエルのこともすごく楽しみにしていてほしい。アンナ・サワイは、すごい過去を持ったカッコいい女性キャラクターを見せてくれる。だから、こんな女性たちをファンが目にする時を本当に楽しみにしている」と喜びを表現した。『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』公開中
2021年08月19日トム・ハーディ主演で、スパイダーマンの宿敵にしてマーベル史上最も残虐な“ダークヒーロー”として誕生したヴェノムを描く最新作が、邦題『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』として2021年に劇場公開。その初の予告映像と海外版ポスターが世界一斉解禁、併せて場面写真とメイキング写真もお披露目された。タイトルの“カーネイジ”とは大殺戮を意味する。マーベル・コミックでは、ヴェノムを凌駕する圧倒的な戦闘能力をもち、『スパイダーマン』シリーズ髄一の凶悪ヴィランとして描かれているキャラクターだ。そのキャラクターはこれまで謎に包まれていたが、この度解禁された予告編では、ウディ・ハレルソンが演じる連続殺人鬼クレタスが変貌したカーネイジの姿を初めて捉えることができる。クレタスは前作のラストにも登場しており、ジャーナリストとして復帰したエディ(トム・ハーディ)が取材のため刑務所で面会したところで物語は終わるが、今回の映像で「また会えたね、エディ・ブロック。この時を待ちわびたよ」というクレタスの言葉と、不気味な笑みを浮かべている姿は見逃せない。本作のサブタイトルである「レット・ゼア・ビー・カーネイジ」が示す通り、彼の狂気がこの世に放たれ、カーネイジによる大殺戮が始まろうとしているのか――。そんな不穏な予兆を窺わせる一方、予告冒頭はヴェノムとエディの平穏な(?)共同生活で始まる。前作でも注目された、1つの体を共有している特異な状況ながらも、“俺たち”としての日常をそれなりに楽しんでいる様子の2人。ヴェノムが朝ごはんを作りながら、エラ・フィッツジェラルド&ルイ・アームストロングの「Let’s call the whole thing off」を替え歌で歌うユーモア溢れるシーンとなっている。また映像には、刑務所でクレタスが蜘蛛を潰す意味深なシーンや、警官がデイリー・ビューグル紙(『スパイダーマン』シリーズにも登場した名物編集長がいるタブロイド紙)を読むシーンも登場。様々な考察をかき立てている。出演は、主人公ヴェノム/エディ役をトム・ハーディ、エディの元婚約者アン役をミシェル・ウィリアムズが続投。さらにカーネイジ/クレタス役を『スリー・ビルボード』などで3度のアカデミー賞ノミネートを誇る名優ウディ・ハレルソン、女性ヴィランのシュリーク役には『007』シリーズのナオミ・ハリス。監督はアンディ・サーキスが務める。『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』は2021年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2021年05月11日ジバンシィ(Givenchy)の2021年春夏コレクションから、新作ユニセックススニーカー「GIV 1」が登場。マシュー・M・ウィリアムズによる初のスニーカージバンシィの新作「GIV 1」は、クリエイティブ・ディレクターのマシュー・M・ウィリアムズがデザインした初のスニーカー。流線形のダイナミックなフォルムに、ジバンシィを象徴する4Gエンブレムやブランドロゴを散りばめている。テクニカル素材、メッシュ、TPU素材、カーフレザーなど、パーツごとに異なるマテリアルを使用しているのも特徴だ。ブラック・オフホワイト・クロコ型押しの3型カラーは、ブラック、オフホワイト、クロコ型押しの3型。ブラック、オフホワイトには、クリアなグリーンゴールドソールを、クロコ型押しには、グロッシーブラックソールをコンビネーションしている。アウトソールには、108個のラバーパーツを付け、4Gエンブレムもさり気なく刻印した。【詳細】ジバンシィ 新作スニーカー「GIV 1」※2021年3月下旬現在発売中。販売店舗:ジバンシィストア、公式オンラインストア・レザー&メッシュ GIV 1 スニーカー 126,500円(税込)・クロコダイルエフェクト レザー GIV 1 スニーカー 132,000円(税込)【問い合わせ先】ジバンシィ表参道店TEL:03-3404-0360
2021年03月27日進学や就活、就職、転職…さまざまな形で“始まり”があるこの季節。心機一転でリスタートしたい人や、慣れ親しんだ場所を離れ、新しい環境に向かう人たちも多いはず。コロナ禍、物事が従来通りにはいかないいまこそ、前向きな気持ちになれて楽しめる作品に注目。新生活をいっそう輝かせる、お気に入りの映画やドラマを見つけてみては?▼自分が大切にしてきたことを守り続ける『マイ・インターン』(2015)あらすじ自ら立ち上げたファッションサイトが急成長を遂げたジュールズは、いまや何百人もの社員を束ねるCEOとして、毎日を慌ただしく過ごしていた。そこへ、会社の社会福祉事業で雇用された40歳年上の“シニア”インターンのベンがやってくる。そんな中、仕事でも家庭でも問題が持ち上がり、人生の危機に陥ったジュールズ。人生経験豊富なベンが寄り添うが…。『プラダを着た悪魔』で仕事と恋に奮闘し、ファッション業界でキャリアアップしていく姿を等身大で演じて多くの支持を集めたアン・ハサウェイが、同作の“その後”のような主人公に。ロバート・デ・ニーロがチャーミングに演じる、親世代のインターン、ベンは様変わりしたブルックリンの街並み同様、古き良き物は大切にしながら世の中の移り変わりを受け入れようとする。ベンがジュールズに贈るアドバイスは決して高圧的でなく、CEOや母の顔を持つ彼女を心から敬った上でのこと。その温かさに、“我が社にもデ・ニーロ求む”と思った方は多いかも!?Netflixにて配信中。▼自分が望む人生が叶う場所はどこ?『ブルックリン』(2015)あらすじ1950年代。エイリシュは大好きな姉ローズの計らいで、女性が仕事をする場が限られたアイルランドの小さな町を出て、新天地のアメリカ・ニューヨークへと旅立つ。すべてが新しく知ることばかりでホームシックになってしまうエイリシュ。新たな出会いや、先人たちの支えを得て少しずつ毎日が輝いていくが、やがてどうしても故郷に戻らなければならない出来事が起きる。アイルランドとアメリカ、2つの国で揺れ動く主人公を演じたシアーシャ・ローナンは、当時13歳の『つぐない』以来となる2度目のアカデミー賞ノミネートを果たした。故郷と新天地でのダンスシーンや海水浴シーンなどが対照的に描かれていくなか、最初に船の中で出会った“先輩”にファッションやメイク、立ち振る舞いを伝授され、扉を開けていくシーンと終盤のシンクロに注目。大都会は、彼女と同じように故郷を離れてきた者たちの集合体なのだと改めて気づかされる。Hulu、dTVにて配信中。▼人生、何が起こるか分からない。いつでも謙虚に『インターンシップ』(2013)あらすじ巧みな話術を武器に長年、営業畑で活躍してきたビリー(ヴィンス・ボーン)とニック(オーウェン・ウィルソン)は、デジタル化の波を受けて失業。ひょんなことから、あの“Google”にインターンとして採用される。周囲は超優秀な学生ばかり。ITが苦手な2人は、天才なのに自分に自信がない女性やスマホから顔を上げさえしない冷めた青年ら“はみ出し者たち”とチームを組み、ほんの一握りしかなれない正社員を目指すが…。『TED テッド』のスタッフのもと『ナイト ミュージアム』ショーン・レヴィが監督、実際のGoogle本社でロケが行われている。中年男性ペアが若者たちと描く現代のアメリカンドリームは、かつては“それでよし”とされた価値観に疑問を呈し、謙虚に学び続ける姿勢やチームワーク、顔を見て話し合うことの大切さを伝える。2人の例え話は80年代カルチャーばかりだが、劇中で何度も引用される『フラッシュダンス』(83)を未見の方は、ぜひとも“ググって”観てみてほしい。Amazon Prime Videoにて配信中。▼“美しさ”はあなただけのもの『アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング』(2018)あらすじコスメハイブランドの通販部門で働く、自分の容姿にコンプレックスを持つレネー(エイミー・シューマー)。ある日、通いはじめたジムでハプニングに見舞われ、頭を打って気絶。目が覚めて、絶世の美女に生まれ変わったと信じ込んだ彼女は、本社ビルの受付に採用され、憧れの上司(ミシェル・ウィリアムズ)に見込まれてセカンドラインを任されるなど、仕事も恋愛も絶好調になるが…。トム・ハンクスの代表作の1つ『ビッグ』(88)に触発され、「美しくなりたい!」と願ったことが現実になったレネー。もともと日ごろから美容系YouTubeをチェックしたり、親友にメイクをしてあげたりと、できる範囲で美しくなるための工夫を惜しまなかった女性。そんな彼女が自己肯定と自信を手に入れたら、鬼に金棒だ。“私は私”だから、いまの自分に誇りを持つ。その姿はきっといまを生きる人たちの背中を押してくれるはず。Amazon Prime Videoにて配信中。▼“いまの自分”に重なる登場人物が見つかるドラマ「ミセン-未生-」(2014)あらすじプロの囲碁棋士になる道を断念したチャン・グレ(イム・シワン)は、26歳にしてコネで大手総合商社のインターンになる。これまで囲碁ひと筋、高卒で社会人経験もないグレはコピーのとり方から何から、1から学ぶことに。同期や上司からも相手にされない中、囲碁で培った才能と経験を活かしながら少しずつ信頼を得ていく――。韓国でサラリーマンのバイブルといわれ、社会現象を巻き起こしたお仕事ドラマ。2016年に日本でもリメイクされた。初めて飛び込む“会社”という別世界で、自分に何ができるのかを突きつけられながら、可能性を1つ1つ広げていくグレの姿は身につまされることも。『スマホを落としただけなのに』韓国リメイク版にも出演するイム・シワンほか、イ・ソンミン、カン・ソラ、カン・ハヌル、キム・デミョンらの群像劇としても見応えたっぷり。Amazon Prime Video、Huluなどにて配信中。▼全力を注いだ、その熱量は伝播するドラマ「宮本から君へ」(2018)あらすじ大学卒業後、都内の文具メーカー・マルキタの営業となった宮本浩(池松壮亮)の成長を描く。通勤途中の駅のホームで一目ぼれした女性と恋が始まりかけたり、敬愛する先輩の神保(松山ケンイチ)の退職に花を持たせるべくコンペに奮闘したり、常に全力を尽くしていくが――。青くさいまでに愚直で暑苦しく、必死で、営業スマイルもできない宮本。世の中は割り切ったり、妥協したりの連続でも、宮本は決して諦めない。自分をどこまでも追い込みながら、その熱量を周囲に伝播させていく宮本を、池松さんも実際に頭を丸めて大熱演。ドラマ版で出会った靖子(蒼井優)と交際を始める映画版では、2人にとって人生最大の試練に立ち向かう。U-NEXT、Paraviにて配信中。▼自分の存在を特別にするものとは…?ドラマ「私の“初めて”日記」(2020)あらすじ高校2年の初日を迎えたデービー(マイトレイ・ラマクリシュナン)。去年父親を亡くして以来、困難続きだった彼女は、今年こそは憐れみの対象でなく、クールな評判を得るために気持ちを新たにする。まずは、超イケてる水泳部のパクストンとセックスすることを目標にするが…。『オーシャンズ8』「The Office/ジ・オフィス」のミンディ・カリングがショーランナー。彼女と同じくインド系の主人公に、親友役はアジア系やアフリカ系で、二枚目役は日系と現代のアメリカの縮図のような人種構成はSNSでも話題に。喪失感から少しずつ立ち直り、自分自身を見つめ直していくのは高校生だけじゃない、大人もハッとさせられる次世代青春コメディ。ナレーションは、なぜか元プロテニス選手のジョン・マッケンローが務めている。Netflixにて配信中。(text:Reiko Uehara)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-マイ・インターン 10月10日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国© 2015 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVEDアイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング 2018年12月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開Ⓒ2018 TBV PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2021年03月26日スティーブン・スピルバーグが、パーソナルな映画を作ろうとしているようだ。アリゾナで育った子供時代の思い出にもとづくもので、ミシェル・ウィリアムズが出演を交渉しているという。ウィリアムズの役は、スピルバーグの母にインスピレーションを得ているが、その通りではなく、独立したキャラクターということだ。スピルバーグは脚本も共同執筆する。タイトルは未定。来年の公開を目指し、この夏に撮影をスタートする予定。スピルバーグの次回公開作は、ミュージカル映画「West Side Story」。映画は完成しているが、コロナで公開が延期になっている。ウィリアムズの最新作は、現在日本公開中の「秘密への招待状」。文=猿渡由紀
2021年03月10日映画『秘密への招待状』より、主演のジュリアン・ムーアとミシェル・ウィリアムズの2ショットインタビュー映像が公開された。本作は、2006年にアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた『アフター・ウェディング』を、ジュリアンと彼女の夫で監督のバート・フレインドリッチが製作に乗り出し、豪華ハリウッドリメイク。孤児の救済活動をするイザベルに多額の寄付が舞い込むが、それは資産家のテレサが愛する家族のために仕掛けた秘密の計画で――。ラストに明かされる驚きの真実に、心が震える感動のヒューマンドラマだ。今回到着したのは、億万長者の会社経営者テレサを演じたジュリアンと、社会の不平等と戦う理想主義者のイザベルを演じたミシェルの本音で語った必見インタビュー。女優であり母親でもある2人。劇中のそれぞれ2人の選択について問われると、ミシェルは「選択が正しいかは別として、この映画は2人の決断を批判するものではないと思う。2人は自分たちの子供にとって最善の選択をしただけ」と説明。ジュリアンは「彼女の選択には感動した。テレサと同じことをする人々を見てきたから」と言い、「撮影前には多くの人たちから話を聞いた。テレサはそれが自分にとって正しい決断だと信じてる。映画の中で迷いを口にする場面もあるけど、彼女はそうするべきと信じてる。すごく複雑で人間味にあふれた選択に心から感動を覚えた」とコメント。また、孤児たちの姿を見て胸が痛んだというインタビュアー。日々孤児たちと向き合う中でイザベルが取った選択について質問されると、ミシェルは「インドに残って救援活動を続けるべきか?救える人数は少ないけど孤児たちと触れ合うことができる。あるいはインドを離れるべきか?そうすればより多くの孤児たちを救える一方で彼らには会えない。彼女はインドや孤児たちに愛着を感じてるし特に気にかけてる少年もいる。だけど頭では理解してる。大きな変化をもたらすためには3人の面倒を…」と話したところで、すかさずジュリアンが「(ネタバレになりそうで)危なかった!」と笑う。さらに、本作への出演を決めた理由をジュリアンは「とにかくストーリーが気に入った」と答え、夫でもあるフレインドリッチ監督とは4度目のタッグとなるが、「夫に打診された役柄を断ることも少なくない。大切なのは魅力を感じるかどうか」と出演作を決める基準を語っている。『秘密への招待状』は2月12日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:秘密への招待状 2021年2月12日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© ATW DISTRO, LLC 2019
2021年02月07日ジュリアン・ムーア、ミシェル・ウィリアムズの共演で、デンマークの女性監督スザンネ・ビアの『アフター・ウェディング』をハリウッドリメイクした『秘密への招待状』。本作の撮影で使用されたニューヨークの数々の名所について、ロケーションマネージャーのインタビューとともに場面写真が到着した。本作のロケ地について語るのは、ロケーションマネージャーのジリアン・ストリッカー。各地を選んだ理由、そしてジュリアン夫妻の人脈についてなど、本作に欠かせないニューヨークの美しきロケ地について、語った。★セレブが集まる!バワリーホテルとラドロウホテル「ニューヨークらしくてトレンディ。誰もがお金があるなら泊まりたいと思う、最もイケてるホテル!」とジリアンが語るのは、バワリーホテルとラドロウホテル。アメリカ国内はもとより、海外からも大勢のアーティストやセレブが集まるホテルとしても有名。「ここは、テレサ(ジュリアン・ムーア)がイザベル(ミシェル・ウィリアムズ)をインドから呼び寄せて泊まらせるホテルです。イザベルは、インドや孤児院などの自分の居心地の良い場所から、このニューヨークに連れ出されます。だからこのホテルに足を踏み入れることによって、“これまで自分がいたところとは違うんだ”と感じさせられるような場所にしたかったのです」と語る。「バワリーホテルのペントハウスは天井までの窓があり、ニューヨークシティを見渡せます。イザベルが部屋に入ったとき、『わあ!』と驚きを感じられるような場所ですね」と、大都市ニューヨークらしいホテルを選んだ理由を明かした。★いま「N.Y.で一番素敵なレストラン」Le Cou Cou「テレサがどんなレストランでランチをするか、どのような場所にいるのを好むのを考えて、N.Y.で一番素敵なレストランをリサーチしました」とジリアンが選んだレストランは、「ニューヨークで一番素敵!」と太鼓判を押す「Le Cou Cou」。ブラッド・ピットなど著名人が多く訪れることで有名なこのレストラン、オーナーがジュリアンのファンということもあり、「撮影に理解があって、楽しんで協力してくれました」と語る。★テレサのオフィスも高級感あふれるビルほかにも、大都市にある高級感あふれるテレサのオフィスをイメージしてロケ地に選ばれたのは、「horizon media」という会社のビル。このオーナーは、ジュリアンの夫であるバート・フレインドリッチ監督の友人だという。ジリアンは、ニューヨークで敢行したロケについて、ジュリアンとフレインドリッチ監督の人脈に大いに助けられたという。「この映画のロケーションは、ジュリアンと監督無しでは実現しなかったでしょう。愛すべき人物で人脈が豊富。この映画のスタッフはみな彼らとの仕事を希望していたし、街の誰もが、彼らの映画だと知ると、『何かできますか?』と聞いてくるのです。こんなことは滅多にありません!」と、キャラクターに最も相応しい場所でロケーションできた秘密を明かしてくれた。また、イザベルが住むインドでのロケーションや、テレサの自宅として使用した邸宅が有名な造園デザイナーが所有するものだったりと、見どころがたくさんの本作。海外旅行には出かけられないいま、ロケーションのエピソードにも思いを馳せてみて。『秘密への招待状』は2月12日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:秘密への招待状 2021年2月12日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© ATW DISTRO, LLC 2019
2021年01月31日『アフター・ウェディング』をジュリアン・ムーア製作・主演でリメイクしたヒューマンドラマ『秘密への招待状』より、ジュリアンとミシェル・ウィリアムズの緊張感あふれる対面シーンが公開された。2006年にアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた、デンマークのスザンネ・ビア監督の『アフター・ウェディング』。これに惚れ込んだジュリアンと、夫で監督のバート・フレインドリッチが製作に乗り出し、ハリウッドリメイクが実現。男性2人が主人公のオリジナル版とは異なり、ハリウッド版では女性2人に変更されている。今回到着した本編映像では、インドで孤児たちの救援活動に人生を捧げるイザベル(ミシェル・ウィリアムズ)が、メディア会社を経営する支援者のテレサ(ジュリアン・ムーア)のオフィスを訪ね、寄付を受けるための活動内容を説明している。しかし、そんなイザベルに対し、「もう少し精査させて欲しい」と渋るテレサ。さらには、取引には全く関係なさそうな“娘の結婚式”に強引に招待する始末。話をまとめ、一刻も早くインドの孤児たちの元へ帰りたいイザベルだが、寄付のためには承諾するしか無いのだった。そしてこのあと、家族の衝撃的な真実と新たな秘密が明かされていく。『秘密への招待状』は2月12日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:秘密への招待状 2021年2月12日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© ATW DISTRO, LLC 2019
2021年01月24日2006年にアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた『アフター・ウェディング』のハリウッドリメイク『After the Wedding』(原題)。この度、邦題を『秘密への招待状』として日本公開することが決定、そのポスタービジュアルと予告編が届いた。あらすじインドで救護活動に人生を捧げるイザベルと、ニューヨークでメディア会社を経営するテレサ。イザベルがテレサに自身の孤児院を支援してもらうためにニューヨークを訪れるが「少し時間が欲しい。娘の結婚式に来てくれればもっと話せる」と招待を受け、訝しげに参列するイザベル。しかし、そこで出会ったテレサの夫はイザベルが過去に別れた恋人、オスカーだった。さらに、目の前の新婦グレイスがオスカーとの間にできたイザベルの娘だと気づく…。2006年にアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた、デンマークのスザンネ・ビア監督の『アフター・ウェディング』。この作品に惚れ込んだオスカー女優のジュリアン・ムーアと彼女の夫で監督のバート・フレインドリッチが製作に乗り出し、オリジナル版では主人公は男性2人だったが、女性2人に変更し、豪華ハリウッドリメイクが実現した。ジュリアン・ムーアが演じるのは、億万長者の会社経営者テレサ。一方、社会の不平等と戦う理想主義者のイザベルを『ブルーバレンタイン』『マンチェスター・バイ・ザ・シー』などでアカデミー賞に4度ノミネートされたミシェル・ウィリアムズが演じ、生みの親と育ての親という立場になり、愛と葛藤に引き裂かれていく姿を繊細かつエモーショナルに表現した。さらに、テレサの夫でイザベルの元恋人のオスカーを『20センチュリー・ウーマン』のビリー・クラダップ、オスカーとイザベルの間にできた娘のグレイスを『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』のアビー・クインが演じ、脇を固めている。今回届いたポスタービジュアルは、「繋がりはじめたふたりの人生」というコピーを間に挟み、テレサとイザベルの姿が。そして、家族の衝撃的な“真実”と、新たな“秘密”が明かされた結婚式の様子が切り取られている。予告編では、インドで救護活動に人生を捧げるイザベルと、ニューヨークでメディア会社を経営するテレサという、住む世界も考え方も全く異なる2人が出会うシーンから始まる。元恋人、そして娘の存在が明らかになり、結婚式の後に繋がりはじめたふたりの人生。そしてテレサの「助けて」という言葉の真意は一体何なのか。彼女たちの秘密の奥に隠されたもう一つの真実の行方に注目だ。『秘密への招待状』は2021年2月よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(伊藤ももこ(cinemacafe名義))
2020年11月18日今年12月15日(火)東京国際フォーラム・ホールCにて開催される、「ジョン・ウィリアムズ」ウインド・オーケストラ・コンサート2020の演奏曲目と、「シンドラーのリスト」ヴァイオリンソロ・司会には、松本蘭の出演が決定した。「スター・ウォーズ」をはじめ、「ジョーズ」「スーパーマン」「インディ・ジョーンズ」「E.T.」「ハリー・ポッター」など数え切れないほどの作品の音楽を生み出したジョン・ウィリアムズ。「スター・ウォーズ」のシリーズ最終章となる「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」の音楽も手がけ、御歳88歳ジョン・ウィリアムズは、映画界の “生きる伝説”だ。そのジョン・ウィリアムズの音楽を吹奏楽で楽しむコンサートは、東京では今までに2度開催し、両公演ともほぼ完売の人気公演。指揮は、西村友、演奏は今年、楽団創立60周年を迎えた東京佼成ウインドオーケストラが務める。ジョン・ウィリアムズは、アカデミー作曲賞においては、今までに51度のノミネート、5度の受賞を誇る。映画音楽以外でも、4つのオリンピック(1983夏ロサンゼルス、1988夏ソウル、1996夏アトランタ、2002冬ソルトレークシティ)のテーマ曲、2つの交響曲、協奏曲を作曲、ボストン・ポップス・オーケストラの音楽監督を14シーズン務め、ボストン・ポップス日本ツアーに際し、当時皇太子だった徳仁天皇陛下の結婚の儀(1993年)のために『雅の鐘』(Sound the Bells!) を作曲するなど、記憶にも記録にも残る数多くの功績を残している。【演奏予定曲目】・オリンピック・ファンファーレとテーマ・レイダース・マーチ(『インディ・ジョーンズ/レイダース 失われたアーク≪聖櫃≫』より)・「ジュラシック・パーク」よりサウンドトラック・ハイライト・ハリーの不思議な世界・「シンドラーのリスト」のテーマ ※ヴァイオリンソロ(松本蘭)・スーパーマン・マーチ・スター・ウォーズ コンサートセレクション(メイン・タイトル~ダース・ベイダーのテーマ(帝国のマーチ)~レイア姫のテーマ~ヨーダのテーマ~王座の間~エンド・タイトル)・レイのテーマ(『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』より)・レジスタンスのテーマ(『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』より)・フラッグ・パレード(『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』より)※曲目は変更になる場合もございます。予めご了承ください。
2020年11月13日ジバンシィ(GIVENCHY)の2021年春夏ウィメンズコレクションが発表された。マシュー・M・ウィリアムズのファーストコレクションクリエイティブ・ディレクターがマシュー・M・ウィリアムズに変わって初のコレクションとなる、今季のジバンシィ。自身が1017 アリクス 9SMなどで培ってきたテクニカル素材の技術や構築的なシルエットを巧みに織りこむことで、伝統的ともいえるエレガンスを基調としつつもシャープな緊張感を湛えたスタイルを披露した。エレガンスと遊び心軽やかなシアー素材を使用した優美なドレスや、ドレープを巻きつけたトップスなど、気品あふれるスタイルを提示する一方で、前後に切れ目を絶え間なく連ねたドレスやパンツのように、洗練された雰囲気にも遊び心を効かせている。ウエストのベルトには、約束や感情を象徴する“南京錠”を装飾として用いており、これはバッグの留め金のみならず、ドレスといったウェアの数々にもふんだんに散りばめた。構築的なシルエット一方で、テクニカルタフタを使用したテーラードジャケットは直線的なラインを基調に組み立てられ、極めて構築的だ。エレガントに身体に寄り添いつつも、ノーカラーでミニマルな表情に仕上げ、丈感をやや長く取り、スリムなパンツを合わせることで、シャープで張りつめたラインを際立てている。シャープなフォルム同様に直線的なフォルムは、レザーで平面的に構成したバッグ状のトップスに顕著だ。立体である身体に合わせれば平面は引き伸ばされ、角の部分がホーンを彷彿とさせるシルエットを生み出している。それは、コレクションでもたびたび登場しているバッグのシャープなシルエットとも相呼応していよう。また、シアー素材は優美にたゆたいつつも、その下には身体のシルエットを直接的に透けて見せるようにコーディーネートされ、むしろ身体をまなざすストイックな視線さえ仄めかされている。斬新なコーティングの“肌理”プリントやレジン加工を施したデニムウェアのように、新しい技術を活かした斬新なコーティングも目を惹く。こうした技法は、手作業で緻密な刺繍を施すことと同様に手間がかかるものであり、伝統的表現だけに留まらず、技術が生みだす独特の表情に目を向けるというマシュー・ M・ウィリアムズの新鮮な感覚を反映しているといえよう。
2020年10月09日ミシェル・モナハンが『Blood』に主演することになった。心理スリラーで、彼女の役はシングルマザー。ある日、幼い息子が飼い犬に噛まれ、奇妙なものに感染してしまう。ようやく見つけた治療法は、ただならぬもので、彼女の心はかき乱される。監督は『ザ・コール/緊急通報司令室』のブラッド・アンダーソン。モナハンの次回作は、レコード・プロデューサー、ニール・ボガートの伝記映画『Spinning Gold』。共演はジェレミー・ジョーダン、ジェイソン・アイザックス、ニール・パトリック・ハリス。文=猿渡由紀
2020年09月25日