「ミャンマー代表」について知りたいことや今話題の「ミャンマー代表」についての記事をチェック! (2/2)
みなさんこんにちは。視察旅行第2弾としてカヤー州ロイコーについてご紹介します。ロイコー(Loikaw)はミャンマー東部でタイに接するカヤー州の州都で、インレー湖から車で約6時間半、ヤンゴンからは飛行機で行くこともできます。首長族が住む町としても有名なロイコーですが、美しい山々、市場、寺院と見所もたくさんあります!カヤー州の日ラッキーなことに私たちが訪れた1月15日はカヤー州の日。1年に1度だけカヤー州の10以上の民族が集まって祝っていました。ステージでの催しものに加え、アトラクションなどで楽しむ人も。日本の遊園地でもよく見かけるこちら。でもよく見ると・・・何名か立って乗っています。恐らく、座らないと危険という観念が無いんでしょうね。(笑)朝の市場朝の市場はとっても賑やかです。食材も野菜から魚までたくさん!カヤー族の村カヤー族の民族衣装です♪お洒落ですね。タウングークェー・パゴダ(Taung Kwe Pagoda)ミャンマーではいろいろなタイプのパゴダがありますが、タウングークェー・パゴダは小さなパゴダがいくつも合わさっています。ロイコー特有のパゴダです。パダウン族(首長族)の村首長族体験♪この輪っか、結構重いです。ミャンマーの中でも昔ながらの景観が残る、カヤー州ロイコー。インレー湖旅行から足を伸ばして、旅してみるのは如何でしょうか!
2015年03月17日ミャンマー・トレッキング視察としてシャン州を訪れました。人生で初めての3日間トレッキング。デトックス効果絶大の視察旅行・・・ということで、今回はミャンマーでのトレッキングについてご紹介します。ヤンゴン~ヘーホー空港~カローへヤンゴンからヘーホー空港まで直行便の飛行機で約1時間。そこから車にて約2時間でカローに到着。ヤンゴンの賑やかな町並みとは一変して山に囲まれた風景を楽しむことができます。カローはイギリス統治時代に避暑地として親しまれていた為、コロニアル風の建物が多く、また標高が1320mと高く、12月&1月は桜も見ることができます。食材も新鮮で、マーケットには彩の良い野菜やフルーツがたくさんありました^^トレッキング 1日目いざ出発!緩やかに連なる山の中を進んでいきます。道中、とても面白かったのは木々の間から突如 として現れる少数民族たち。どこからやってきたんだろう?と思わず気になっちゃいました。さらに学校を発見。約19㎞のトレッキングを終えてこの日は僧院で宿泊です。トレッキング2日目第一村人発見。この周辺の村は唐辛子を収穫して生活しています。無数の唐辛子。約24㎞のトレッキングを終え今日も僧院に宿泊です。トレッキング3日目最終日。ほど良い筋肉痛の中、ガイドさんと歌を歌いながらトレッキング。最後の昼食を堪能。当分見る事の出来ない素晴らしい景色を眼に焼き付けながら、トレッキング終了!!この達成感は何とも言えません。トレッキングでずっとお世話になったガイドさんと思わず叫びまくりました。今まで他国で何度かトレッキングは挑戦してきましたが、こんなに見所満載なトレッキングは初めてです。みなさんも、ミャンマーでトレッキングでデトックスしてみませんか?現地の旅行代理店などで相談してみてくださいね。こちら合わせてCheck!ミャンマーの少数民族を知る。独自の文化を守り暮らす人々
2015年02月06日民主化により急激に旅行者が増えつつあるミャンマー最大の都市ヤンゴン。特に旅行に適した乾期(10月中旬から2月中旬)は観光客も多く、人気のホテルやレストランはすぐに予約で埋まってしまいます。中でも数日前には予約が必須なのが、ビュッフェを楽しみながらミャンマー各地の民族舞踊を鑑賞できるシアターレストラン「カラウェイパレス」。ヤンゴンには同様のレストランが他にはないことに加え、ダンスのレベルが高さでも人気を集めています。今回はこの劇場の主要ダンサーのひとり、チョウ・スーさんにお話をうかがいました。■これまでのキャリアの経緯は?ヤンゴン出身の23歳です。初めて伝統舞踊に興味をもったのは11歳の時。ミャンマーの学校では学年末に優秀な成績の生徒を特設ステージで表彰するのですが、ふだん生徒たちが練習を積んできたパフォーマンスの披露も行います。そこで上級生たちが踊った伝統舞踊をひと目で気に入り、習いたいと母にねだったところ、たまたま知り合いに教えている人がいて実現しました。高校在学中も踊りをずっと続け、卒業後は迷うことなく国立舞踊専門学校へ進学。在学中にカラウェイパレスの事務局に認められ、研修生として舞台に立たせてもらえることに。そのまま就職し、現在に至ります。出演するプログラムではほとんど主役をいただいており、今では後進の指導もしています。■現在のお給料は以前のお給料と比べてどうですか?今の仕事以外はしたことがないのでわかりません。他の仕事と比べてそれほどお給料をたくさんいただいているとは思いませんが、舞台に立つのは1日3時間だけ。時々、開演前に後進の指導に出向きますが、それを考慮に入れてもとても楽をさせてもらっていると感じています。■今の仕事で気に入っているところ、満足を感じる瞬間は?好きな踊りを踊っているだけでお給料がいただけるのですから、心から満足しています。拘束時間が短いので自由になる時間が多いのもいいですね。何より、お客さまが熱心に拍手してくださると充実感を覚えます。■逆に今の仕事で大変なこと、嫌な点は?嫌な点を探すのが難しいくらいですが、あえていえば、今までやったことのないようなタイプの踊りを覚えるのはなかなか大変です。新作の「灯明踊り」は両手に灯明を掲げて踊るのですが、バランスをとるのがとても難しく、コツをつかむのに時間がかかりました。ミャンマーの土着の神にささげる踊り「ポジジョー」もとても激しい振り付けなのに大勢で息をそろえる必要があり、なかなか満足の行く仕上がりになりませんでした。でも、大変な踊りほど、思ったように踊れたときの喜びも大きいですけどね。また、新作ではないのですが、うちの劇場でとても人気の高い「シャン族の鳥の踊り」というのがあります。大きな鳥の羽をつけた男女がペアで踊るのですが、激しく動きつつ、相手役にぶつからないよう距離をとらねばなりません。毎回踊り終えるとぐったり。でも、お客さまの受けが特に良い演目なのでやりがいはありますが。■ちなみに、今日のお昼ごはんは?後輩の指導がある日はお弁当持参で昼ごろに劇場へ来ます。今日はなかったので、昼は自宅で魚とトマトを煮込んだカレーを食べました。それに加えて出勤途中に、おやつ代わりのライムサラダを買ってきました。■日本人のイメージは? あるいは、理解し難いところなどありますか?日本は楽しい国というイメージがあります。キモノも着てみたいですね。シアターにはアジア圏内からのお客さまが多いのですが、私にはどのお客さまがどの国の方なのか、実はわかっていません(笑)。でも、プログラムの中には客席に降りて踊る演目もあり、「写真を一緒に撮ってほしい」とおっしゃるお客さまにお尋ねすると日本人ということが多いですね。みなさんとても丁寧で優しいので、印象は良いです。■最近TVやラジオ、新聞などで見た・聞いた日本のニュースは何ですか?あまりテレビやラジオなどは見ないのですが、少し前に報道された火山の爆発の話題は覚えています。山が爆発するなんて怖いなぁと思いました。■休日の過ごし方を教えてください。休みは月に1回だけです。少ないですが、そもそも1日の労働時間が少ないので、不満はありません。■将来の仕事や生活の展望は?現在、自分の踊りの練習とは別に劇場で行っている後進の指導は、仕事の一部なので収入にはなりません。そう思うとやはり身が入りません(笑)。いつか自分の教室を持ち、自分で見込んだ才能ある子どもに、もてる技術を伝えていけたらいいですね。
2015年01月13日皆さんこんにちは!そして明けましておめでとうございます。年末年始はいかがでしたか?ここミャンマーでは、年末年始の休暇は特になく、お正月はゆっくりしたい私にとっては慣れない習慣です・・・さて今回はお薦め土産をご紹介します。タナカのフェイスパウダー手前にあるピンクと青の箱になります。タナカとは木の樹皮をすりおろしてパウダー状にしたもの。ミャンマーの自然化粧品で日焼け止めとして顔や腕に塗ります。タナカそのものをお土産として日本に持ち帰ることも出来ますが、使う機会があまりないのが正直なところ。フェイスパウダーであれば、ファンデーションの後の仕上げとして使用できますし、付けた感触もさらっとしていて、女性の方へのお土産にぴったりです♪私も使っています^^ヤンゴン市内のショッピングモールや化粧品コーナーがあるスーパーで購入出来ます。価格は100円前後です。お土産に是非どうぞ!
2015年01月06日みなさん、ミンガラーバー!旅行中に気になることと言えば、やっぱり料理。ミャンマー料理は、モヒンガー、ラペッ・トゥッ(食べるお茶のサラダ)など様々ですが、今回はミャンマーカレーについてご紹介します。ここミャンマーは米の国、カレーは最もポピュラーなおかずの一つですが、日本のカレーとは全く異なります。ミャンマーカレーは、玉ねぎをスパイスと炒めたものに、具を加えて煮込み水分を蒸発させて、具の表面が油で覆われているように仕上げるます。最初に運ばれてきたカレーを見るとびっくりされる方もいるかもしれません。私も初めてミャンマーでカレーを頼んだ時に、どのように食べたらいいのか悩んだのを覚えています。そこで注文の仕方を含め、ミャンマーカレーの食べ方をお教えします!まずは町のレストランへ。屋台は衛生的にも良くないのでおススメしません。私のお気に入りはダウンタウンにあるこちら・・ミャンマーカレー「203」ヤンゴンの数あるカレー屋さんの中でもここのお店は、味は勿論、日本人でも食べやすい仕上がりになっています。人気店の為、お昼のピークタイムを外すのがベストです。店の入り口には出来合いのカレーがずらり。(写真一番上)ここで食べたいカレーを指さします。スープが欲しい方はここでも指をさして下さい。これで注文は終了です。空いている席に座り、待っているとオーダーしたものと、ご飯が次々に運ばれてきます。さて、さっそく食べてみましょう。玉ねぎが入ったカレーを少量とり、ご飯に絡ませるのがミャンマー流です。(写真下)そして、好きなタイミングでカレーの中にあるお肉を食べます。ほとんどのミャンマーのカレー屋さんはカレーさえ注文すれば生野菜、スープ、ご飯(おかわり自由)は料金込みです。今回写真に掲載しているカレーも全て込みで2000ks(約200円)!安い~!また、ミャンマーのお米はパラパラしていてカレーにもよく合います。ミャンマーの定番料理、ミャンマーカレーをぜひご賞味下さい♪※上記の日本円表記は、2014年12月14日現在の為替レートに準じます。
2014年12月15日2014年もあと少し!ということでアクセス数の多かった記事のランキング形式で紹介する連載。今回はミャンマーをピックアップ!数千にも及ぶパゴダ(寺院)や仏教遺跡が点在する仏教大国、ミャンマー。雄大な自然と遺跡が織りなす神秘的な風景を眺めながらゆったりと過ごすミャンマーの旅情報をチェックしよう!1位:魔法のお弁当箱!?お土産にいかがですか?必ず悩むお土産。現地レポーターにおすすめされたスーパーマーケットでミャンマーのお弁当箱を発見!実用的でおしゃれなお土産はきっと喜ばれるはず!記事を読む>2位:1度は泊まりたい ラグジュアリーホテルチェーン一度は泊まりたい憧れのミャンマーのラグジュアリーホテルをお紹介!人気エリア「バガン」と「インレー湖」に位置するこちらのホテル。優雅な旅を叶えよう。記事を読む>3位:【MY HOTEL CHOICE in バガン】TRIPPING!編集部が、背伸びしすぎずに泊まれる、おすすめのホテルを紹介する「MY HOTEL CHOICE」今回は、バガンのおすすめリゾートホテルをご紹介!記事を読む>4位:ミャンマーの国民食、モヒンガーミャンマー人定番の朝食「モヒンガー」現地を訪れたら、ぜひローカルのお店でお試しを!ローカルの人と「どこのモヒンガーが美味しいか」なんて話が出来るようになれば、立派なミャンマー通!記事を読む>5位:ミャンマー女性のスキンケア&化粧品のタナカとそのお土産ミャンマーにいる女性の多くがスキンケア&化粧品として使っているその名も「タナカ」他国では見られない、ミャンマーオリジナルのお土産なので現地でぜひチェックしてみよう!記事を読む>★ミャンマーの最新記事はこちら!
2014年12月11日©ASEAN-Japan Centreみなさん、ミンガラーバー!ミャンマーでは現在もゾウが重い木材を運搬してくれたり、移動を助けてくれたりと、人をサポートしてくれています!今回は、そんなゾウに会えるエレファントキャンプをご紹介します!エレファントキャンプは、ここミャンマーで象乗りが出来る素敵な場所です!Pho Kyar Elephant campヤンゴンから車で約6時間ほどのところに、バゴー管区のポーチャー・エレファント・キャンプがあります。ミャンマーにはこの他に、ミャインヘーワン(Myaing Hay Woun)象キャンプもありますが、こちらは政府が運営。ポーチャー・エレファント・キャンプは民間が運営している観光目的の施設になっています。キャンプは原則一年中運営していますが、山の中にキャンプ場があるため、雨季はキャンプ側の都合により閉園している場合がありますので、事前の問い合わせをお薦め致します。いざ象乗り体験♪森の中をどんどん進み、小川も渡っていきます。スリル満点です!ちなみに、ポーチャー・エレファント・キャンプへは、各旅行会社がツアーを用意しています。私が勤務している旅行会社では、入場料と象乗り+デモンストレーションで合計55USD(約6,700円)となります。象乗りの時間は約40分。山の中に入り、河を渡り、村の中を通るルートです。ここには宿泊施設もあり、大自然を楽しみたい方におススメです!
2014年12月09日中国、インド、バングラディシュ、タイ、ラオス、多くの国と国境を接するミャンマー。北部の山岳地帯から南部の海岸地帯まで雄大な国土に、130を超えるともいわれる民族が暮らしていることはご存知だろうか。様々な隣国の影響を受けながら発展した、少数民族独自の文化や伝統はいまも脈々と受け継がれ、ミャンマーの魅力のひとつとなっている。そこで今回はミャンマー山岳部に暮らす少数民族に注目!ぜひミャンマーのディープな魅力に触れてみませんか?1.少数民族に会いに行こう!少数民族が多く住むタイ、ラオス、中国の国境付近、チャイントォンへ!記事を読む>2.パラウン族ミャンマーのシャン州から中国の雲南省にかけて住む山岳民族。腰に金属をはめた民族衣装が特徴的。記事を読む>3.アキ族、クン族アキ族、クン族ともにミャンマー東部、タイ、ラオスと隣接する州(シャン州)に住むシャン族の支族。それぞれの村は隣接している。記事を読む>4.ラフ族、アン族、アカ族◯ラフ族:元々チベットに暮らしていた民族。現在は中国雲南省に多く暮らし次いでミャンマー、タイ、ラオスなどに広がったと言われている。◯アン族:現在も精霊を信仰している少数民族。黒い染め物の民族衣装や、大きなイヤリングが特徴的。◯アカ族:ミャンマー、タイ、ラオス、中国に暮らす少数民族。大きな丸い金属を装飾した頭飾りの民族衣装。記事を読む>5.民族文化を間近に感じるローカルマーケット少数民族が住む中心地であるチャイントォン。様々な民族が集まるローカルマーケットはぜひ訪れたい場所!記事を読む>
2014年11月27日りそなグループのりそな銀行、埼玉りそな銀行、近畿大阪銀行はこのたび、24日にミャンマー・アペックス銀行(MyanmaApex Bank)との間で、ミャンマーにおける金融機能の提供等を目的とした業務提携を締結したと発表した。○ミャンマー大手財閥エデングループに属し資産規模で同国第4位の商業銀行ミャンマー・アペックス銀行は同国内に48拠点を持ち、先進的な経営を行っている。IT化にも熱心で、今後ミャンマー金融市場を担う銀行として期待されているという。○高成長を続けるミャンマー市場への進出ニーズにきめ細かくサポート特に中堅・中小企業の進出ニーズが高いミャンマーにおいて、同行を通じた金融商品・サービスの提供など、きめ細かいサポートを行うとしている。○顧客への具体的なサポート内容ミャンマー・アペックス銀行の支店網を通じた金融商品・サービスの提供○りそなグループのアジアでのサポート網りそなグループのサポートは中堅・中小企業に特化同提携で、りそなグループにおけるアジア圏のサポート網は完成し、ASEAN諸国をフルカバー
2014年11月25日ミャンマーで多くのお坊さんが修行するのは、ミャンマー2番目の都市「マンダレー」の郊外にある Sagaing(ザガイン)という丘です。丘中に多くの僧院が点在していて、ミャンマー全土から修行僧たちが集まります。その丘のほぼ頂上には「日本パゴダ」が立っています。仏教修行の中心地に立つ「日本パゴダ」ここミャンマーは多くの日本人戦没者を出した所でもあり、その兵隊たちを奉ったのがここ「日本パゴダ」です。眺めのいい丘の山頂付近で、多くの僧たちに祈りを捧げられています。旅とは歴史を紐解くものでもあります。実は縁が深い日本とミャンマーの関係をよりよく知るために訪れてみてはいかがでしょうか。>>その他のマンダレー情報はこちら
2014年11月25日ミャンマー最大都市ヤンゴンの郊外のバゴーには、三大寺院の一つと言われるシュエモードーパゴダがあります。(残りはヤンゴンのシュエダゴンパゴダとピィのシュエサンドーパゴダです)Shwemawdaw Pagoda(シュエモードーパゴダ)このシュエモードーパゴダの大きさはミャンマーだけでなく、東南アジア最大の大きさを誇ります。ここバゴーは地震がある地域です。かつて大きな地震があったとき、寺院の先が折れて落ちてきたものの納められた仏舎利と仏陀の聖髪のおかげで転がり落ちず、人々に被害を与えなかった言われています。その際に落ちてきた部分が寺院のレンガ部分です。※写真左ここには珍しい竹細工の仏像もあることで有名です。※写真右シュエターリャウン寝仏またここバゴーには大きな寝仏もあります。余談ですが、横たわっている仏様は2種類あってお亡くなりになる姿を描いた入滅像と横になって休んでいる寝仏像があります。見分け方は簡単。目を閉じて、足を揃えているのが入滅像。目を開いて、足を組んでいるのが寝仏像です。バゴーは2作あるうちの古い『ビルマの竪琴』(1956年)が撮影された所でもあります。もし映画がお好きな方は、映画を見てから訪れてみると当時との違いや変わらぬ姿をご覧いただけると思います。
2014年11月16日135の民族がひしめきあうミャンマーですが、人口の約7割を占めるのはビルマ族。経済的に成功しているのはビルマ族が多く、自分で店を興したカチン族のドロシー・ボック・マイ・マルーさんは、とても珍しい存在。民族布のショップ「テキスタイルハウス」オーナーであり、最近では5つ星ホテルなどとも取引を始めた彼女にお話を伺いました。■これまでのキャリアの変遷は?生まれたのは北部の街バモー。母が布地屋を営んでいた関係で、小さな頃からいつも身近にカチンの布がありました。マンダレー大学の英文科へ進んだのですが、おりしも民主化運動の真っただ中。1997年に大学が閉鎖され、勉強を続けられなくなりました。そこでヤンゴンへ出て、政府主宰のガイド専門学校へ通い、英語ガイドになりました。大学が再開されてからはヤンゴン大学へ籍を移し、ガイドをしながら卒業。その頃から、趣味で、添乗先で出会った少数民族の布をコレクションし始めました。2006年に何かビジネスを始めようとした時、民族布のショップを思いたちました。当時、織り手がどんどん減り、技術が消滅しそうな村が少なくなかったんです。田舎を旅して布を集め、それを外国の人たちに紹介できれば、趣味と実益が兼ねられ、しかも技術の継承にも役立てるのではないかと考えました。■現在のお給料は以前のお給料と比べてどうですか?当初はとても食べていけず、ガイドのかたわらで趣味のようにやっていました。特に2007年のサフラン革命や2008年の大型台風ナルギスの襲来でミャンマーの観光業が壊滅状態になった時期は厳しく、店のスタッフの給料を捻出するため、ホテルから民族衣装風の制服を受注したりと工夫しました。店だけでやっていけるようになったのはここ3、4年のことです。■今の仕事で気に入っているところ、満足を感じる瞬間は?なんといっても好きな布収集を仕事でできること。布を織ることが現金収入につながることを知り、若い世代も織るようになったという話を聞くたびに、この仕事を始めてよかったと思います。若い人はみな、簡単にお金を稼げる方へと流れがちな中、手のかかる手織りの文化を残していくには、土産物の開発しかないと考えています。店のオーナーというより、一コレクターとして、この素晴らしい文化にはどうしても残ってほしいんです。■逆に今の仕事で大変なこと、嫌な点は?高いクオリティを維持することでしょうか。手付金を払い、寸法や模様、色など細かく指定し、翌年受け取る方法をとっています。山岳民族の場合、よそ者に対する警戒心がとても強いのですが、カチン族であるということはその点で有利に働いています。山岳民族同士の連帯感のようなものがあるんですよ。■ちなみに、今日のお昼ごはんは?近所のカフェで「バモーモンティ」という麺を、2,200チャット(約240円)で食べました。この店はヤンゴンでは珍しく、私の出身地であるバモーの麺料理を出す上、味も故郷のものに近いのでお気に入りです。■日本人のイメージは? あるいは、理解し難いところなどありますか?文化が豊かな国というイメージです。政府派遣の研修旅行で岐阜に行ったことがありますが、手工芸品がどれも本当に素晴らしくて。精緻な作業をさせたら世界で右に出る国はないですね。■最近TVやラジオ、新聞などで見た・聞いた日本のニュースは何ですか?皇族の方が亡くなった記事です。医療が進んだ日本のような国のロイヤルファミリーでさえ、天寿をまっとうすることなく亡くなることがあるのだとお気の毒に思うとともに、人のさだめについて深く感じ入りました。■休日の過ごし方を教えてください。観光客の多い乾季は店に出ています。休みは週1回。雨季は地方を回ります。上手な人がいるという噂を聞いて山奥へ駆けつけたり、前年に発注した布を回収したり。忙しいですが趣味でもあるので、乾季は私にとって休暇といってもいいくらいです(笑)。■将来の仕事や生活の展望は?カチン族に昔から伝わる、蘭の繊維を使った織物の商品化に取り組んでいます。新しいミャンマーの特産品にできればと思っています。もっと大きな目標としては、ヤンゴン市内に各少数民族の人びとを集めた民族村を作ること。各民族の家屋を移築し、中で布の実演販売をするんです。まぁ、この地価の高騰の中では夢のまた夢ですけどね。
2014年10月21日東京都港区芝公園の増上寺で、ミャンマーの衣食住や音楽などを体験できる「ミャンマー祭り2014」が行われる。開催日時は10月18日~19日、10時~16時まで。○リアルなミャンマーの食と文化を体感できる同イベントは日本とミャンマーの外交関係樹立60周年を記念し、衣・食・文化・経済を通して現状のミャンマーを広く深く知ってもらうために行われるもの。ビルマ語で「こんにちは」を意味する「ミンガラバー!」を合言葉に、ミャンマーのさまざまな文化を体験できるブースや伝統工芸品の展示販売を行う。また、子どもと一緒に参加できるワークショップ「ミャンマー広場」や、綿や絹でできた巻きスカート状の民族衣装「ロンジーの試着コーナー」、伝統舞踊や歌を披露する「ライブステージ」、ミャンマーの占星術「八曜日占い」体験なども開催する。ほかにも、籐で編んだボールを蹴り合うミャンマーの伝統的国技「チンロン」のパフォーマンス&体験や、カレン州の山岳民族が織った布のポーチ、中央乾燥地域のチェック柄手織り綿を使ったランチョンマットなど、生産者・消費者とのつながりを大切にした雑貨を販売するコーナーなども展開。さらに、都内のミャンマー料理店18店が出店し、ミャンマーの朝ごはん「モヒンガー」(魚のだしのスープの麺料理)や「マンダレーナンジートウッ」(マンダレー名物の米粉の麺にスパイシーな薬味を絡めた料理)、「チャーサンチェ」(野菜がたっぷり入ったヘルシーなスープ)などを提供する。そのほか、ミャンマーの歴史や文化、宗教を写した一般公募による写真展「日本・ミャンマー交流写真展」や、ミャンマーにおける寺子屋教育をテーマにしたシンポジウムも開催。リアルなミャンマーについての知識を深めることもできるとのこと。
2014年10月16日三井住友銀行はこのたび、ミャンマー中央銀行(Central Bank of Myanmar)より、同国における外資銀行免許の仮認可を取得したと発表した。これを受け、今後、銀行業務取扱開始に向けた手続きを進めていくという。ミャンマーは、ティラワ経済特区などへの外国企業による投資の活発化が見込まれるなど、さらなる経済発展が期待されているという。同行は、2012年に他外銀に先駆けてヤンゴン出張所を設置し、各種サービスを提供してきたが、今後、ミャンマーにおける銀行業務の取扱開始により、顧客のビジネスをより一層充実した体制でサポートしていくとしている。
2014年10月15日三菱東京UFJ銀行はこのたび、ミャンマー連邦共和国(以下ミャンマー)のミャンマー中央銀行より同国における支店開設に係る準備認可を取得したと発表した。今後、日本の金融庁の認可取得を前提に、ヤンゴンでの支店開設に向けた準備を進めるとしている。ミャンマーは、2011年3月のミャンマー政府の民政移管により民主化が加速しており、また、同国の広い国土、豊富な人口と労働力、恵まれた天然資源、今後期待される内需の拡大を背景に、アジアの新たな成長市場として、日系企業を含めた海外の企業から大いに注目を浴びているという。三菱東京UFJ銀行は、1954年にラングーン駐在員事務所(現ヤンゴン出張所)を開設して以来、顧客に対して現地の投資環境等の情報を提供するほか、日本政府のミャンマーへの円借款や無償援助をエージェント銀行として支えてきたという。今後、ヤンゴン支店を開設することにより、同地にてより一層充実した金融サービスを提供し、顧客の事業展開をサポートしていくとしている。
2014年10月14日丸紅は10月10日、ミャンマーにおいて環境負荷が低く、エネルギー効率の高い発電技術を前提とした石炭火力発電事業の検討を始めることでミャンマー電力省と合意し、10月9日に同事業の開発に係る覚書を締結したと発表した。同プロジェクトは、ミャンマー南部のタニンタリー管区メイ地区に、最先端の技術を採用した環境負荷の低い石炭火力発電所(1800~2000MW)を建設し、タイ中部バンサパン地区まで送電線を施設し、ミャンマー国内および隣国のタイに向けて安定的に電力供給を行うこと目指すというもの。同社は今後、タイのGlobal Power Synergy CompanyとEGATInternational、およびミャンマー・タイの現地企業とコンソーシアムを組み、事業性の検討を行っていく。ミャンマーは昨今の経済成長に伴い電力需要が急増しており、安定的に電力供給を行うことが喫緊の課題となっている。また、隣国のタイにおいても、継続的な経済成長により今後も電力需要の増加が予想される。同社は、「ミャンマーでの大型発電事業分野へ参入することで、同国の電力安定供給に貢献できるものと考えている。また、石炭火力発電において環境負荷が低くエネルギー効率の高い超々臨界圧技術などの導入を図ることで、周辺住民の皆様にも安心して頂ける発電事業の実現を目指す」とコメントしている。
2014年10月10日日本旅行はこのほど、ミャンマーへ譲渡されたキハ181系気動車に乗車する5泊6日のツアー「海を渡って活躍する日本の名車たちを尋ねる旅」を発売した。ミャンマーは長年にわたって軍政が続いたこともあり、鉄道写真の撮影も国家の許可が必要。今回は日本旅行のツアーとして初めて車両や鉄道関連施設の撮影許可を取得。さらにミャンマー国鉄の協力を得たことにより、キハ181系をはじめ、日本からミャンマーへ渡った車両や鉄道関連施設などを見学するツアーが実現した。同ツアーでは、キハ181系を使用する列車「Kyaik Hto Special Express」に乗車できる。出発日は10月23日・11月6日・11月27日。成田空港発着で、旅行代金は11月27日出発分が23万5,000円、10月23日・11月6日出発分が25万5,000円。インターネットによる販売のみで、申込みは「海を渡って活躍する日本の名車たちを尋ねる旅」専用ページにて行う。キハ181系気動車は1968年にデビュー。勾配や急カーブが連続する山岳路線向けにハイパワーの新型エンジンを搭載した車両で、40年以上にわたって日本全国で活躍した。日本旅行が2011年12月に京都~米子間で実施した「ありがとう181系ファイナル」ツアーが国内最後の運行となり、その後ミャンマーへ譲渡された。
2014年08月26日前回は、ミャンマー最大の都市「ヤンゴン」について書いた。今回、首都「ネピドー」の話に入る前に、ミャンマーの経済状況について少し触れたい。日本の企業が今、ミャンマーに大挙して押し寄せているのはなぜか? それは、生産地・市場の両面で魅力的だからだ。バングラデシュと並びアジア最安の賃金であると同時に、6,000万人という現在の人口は、経済発展が進めば軽く1億人は超すと言われている。現在、日本政府と大手商社が、ミャンマー近郊のティラワという場所に工業団地の整備を進めている。「日本の企業は、お膳立てが全てそろわないとなかなか動かない」、「日本企業はNATO(Not Action Talk Only)だ」という話を現地で何度も聞いた。実際ティラワに行ってみると、道路整備や水・電気などもまさにこれからという状況だった。ところが、ここに果敢に打って出ているのが中国企業だ。ティラワのすぐ近くに中国の民間企業が自前で縫製工場を建設しているという。韓国企業にしても、「彼らは全財産を処分して、退路を断ってこっちに来ている。だから現地従業員にも強く出るみたいで、評判がよくない。生ぬるい日本企業と全く違う」と、ミャンマーにいる日本人が話していた。ミャンマーは2015年に選挙を控えていて、軍人出身のテイン・セイン大統領は、少しでも経済的成果を出したいという思惑がある。そうでなければ、アウン・サン・スー・チー氏率いる国民民主同盟(NLD)に政権を奪取されるという危惧があるからだ。といっても、日本で思うほど、スーチー氏への支持が高いという印象も受けなかった。なぜだろうか。その答えとして、「スーチー氏の口からは、民主化と自由しか出てこない」とある人が言っていた事が挙げられる。政権を担うことになったとき具体的にどのような政策を打ち出してくるのかが「見えない」、つまり政権運営能力が不明ということだ。だからといって、これまでの軍事政権時代が良かったかといえば、もちろんそうではない。ただ、軍の後ろ盾があるとはいえ、西側諸国との雪解けを進め、経済を前進させた、現テイン・セイン政権のほうが政治的には安定しているという見方もできるのだ。ヤンゴン市内では、現政権が進めた実績ともいえる経済発展の様子も目の当たりにすることもできる。例えば、ヤンゴン市内に数軒あるショッピングセンターの一つに行ってみた。すると、日本では100円均一ショップでお馴染みの「ダイソー」の店舗もあり、また、資生堂などの化粧品、サムスンの大型冷蔵庫、最新のスマートフォンなどが売られている。つまり、一部には、こうした商品を買うことができる富裕層がいるということだ。富裕層の代表ともいえる存在がいわゆる「政商」。軍事政権時代から、政府と癒着して事業を拡大してきた勢力だ。例えば、少し前まで「錬金術」とでも呼びたくなるような実態があったと聞いた。昨年まで、外国から中古車を輸入するには政府の許可が必要で、政府は輸入車の台数を限定して、意図的に高値で取引されるように誘導。200万円で輸入した中古の高級日本車が、2000万円で取引されていたという。台所事情が厳しいミャンマー政府は、政商に輸入権利を与える代わりに、莫大な利益の一部をバックさせて公共事業費に当てていたというわけだ。ただ、国が発展していく中で、国家と資本家の癒着というのは、ミャンマーに限った話ではない。明治政府から国有財産の払い下げを受け、巨万の富を築いた某財閥とも重なる。そうした相手と日本企業が、どのようにビジネスを進めていくのかが大きな課題といえるだろう。さて、ネピドーである。ヤンゴンからは飛行機か自動車で行くことになるが、飛行機は便数が少ないので、自動車で行く人がほとんどだ。ヤンゴンからは、ほぼ直線の高速道路を約6時間すっ飛ばすと到着する。2006年に新首都となったが、遷都の理由は、「占いの結果」、「沿岸部のヤンゴンではアメリカからの軍事攻撃から守れきれないから」などという話を聞いた。一般の旅行者は立ち入りを禁じられていると、某有名旅行ガイドに書いてあったので、入市するときに検問でもあるのだろうかと思ったが、検問所の建物はあったが普通にスルーできた。ネピドー市内に入って驚くのは道の大きさだ。場所によっては片側が5車線くらいある。そして、ポツンポツンと、大型のホテルやショッピングセンターが立っている。何となくアメリカ風な感じがしなくもない。ヤンゴンのシュエダゴンパゴダを模したウッパタサンティパゴダという巨大パゴダが建っている。シュエダゴンパゴダと違い、中に入ることができる。国会議事堂の前の道路は特に車線が広くなって片側10車線もある。この広い道路にはほとんど車が通っておらず、それがまた不気味な印象を与える。噂では非常時にジェット機が離着陸できるようにしたらしい。ミャンマーの役所がネピドーに移転したため、公務員のための宿舎なども用意されていたが、週末だけヤンゴンに帰るという人も少なくないとも聞いた。広い道の両側には、ホテルやショッピング施設の建設が行われていたが、なぜこの街に遷都されたのかは、実際に行ってみてもやはり分からなかった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年03月12日三井住友銀行はこのたび、ミャンマー連邦共和国ヤンゴン市に営業拠点として、シンガポール支店ヤンゴン出張所を開設した。同行はこれまで、現地駐在員事務所を通じて、ミャンマーの政治・経済・金融情勢、及び現地における日系企業などの動向に関する情報収集を行ってきた。日系企業をはじめとした顧客のミャンマーへの関心が高まる中、同行はこのたび、同駐在員事務所を出張所に格上げし、現地での営業体制を整備することで、ミャンマー進出を目指す日系企業をはじめとした顧客へのサポートを強化していく。このような取り組みの一環として、今後拡大が見込まれる貿易取引などにかかる決済需要などに応えるべく、先般技術支援に係る覚書を締結したミャンマー民間最大手のカンボーザ銀行とともに、最近の国際的な規制緩和の動向を受けて、USドル建決済のニーズにも対応していくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月24日日本興亜損保と損保ジャパンは、アジアに進出する企業(メーカー・商社等)を対象とした、「ミャンマーの物流事情」をテーマに7月12日にロジスティクスセミナーを大阪で開催する。民主化が進展し、豊富で安価な労働力と将来性豊かな市場性から、急速に関心が高まっているミャンマー。セミナーでは、港湾事情(ヤンゴン港周辺の港湾事情、国内物流網、ミャンマーの輸出入通関手続等)、国内物流網、輸出入通関手続きを中心に、物流・ロジスティクスに関する研究・調査・提案の分野で豊富な実践的経験と独自のノウハウを持つ日通総合研究所の細山田優コンサルタントが講演を行う。今回のセミナーは、顧客サービス強化の一貫として実施するもので、両社は今後もこれまでに培ったノウハウと豊富な経験および高い専門性を活用し、高品質なサービスの提供に務めるとしている。日時:7月12日 14時~16時会場:損保ジャパン道州町ビル6階会議室 大阪市中央区道州町3-4-10定員:120名参加資格:海外進出企業や商社およびこれらの企業と関係のある保険代理店申込締め切り:6月29日まで参加費用:無料申込先:日本興亜損害保険本店損害サービス部マリン損害室関西オフィスTEL:06-6449-7627 FAX:06-6449-7632、損害保険ジャパン企業サービスセンター部大阪海上サービスセンター課TEL:06-6227-4479 FAX:06-6204-0197【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月26日大和証券グループのシンクタンクである大和総研及び東京証券取引所グループは、ミャンマー中央銀行と4月10日、同国における証券取引所設立及び資本市場育成支援への協力に関する覚書を交わすことで合意した。大和総研及び東証は、ミャンマー初となる証券取引所の設立及び資本市場育成に向けて相互の知識と経験を共有し、同国における資本市場発展に貢献できると考えている。ミャンマー中銀との覚書締結はその第一歩となる。大和総研は、1996年にはミャンマー最大の国営銀行とともに、ミャンマー初の店頭取引所(「MSEC」)を設立し、証券インフラの整備に携わるなど、証券市場の育成に向け15年以上にわたり支援を続けてきた。今回の合意を受けて、本格的な資本市場形成に向けて、人材の育成や証券業務に関連するシステム構築・運営のノウハウの提供など支援を強化していく。東証は、世界トップレベルの上場会社数及び取引高を有する証券取引所として、ミャンマー初となる証券取引所の設立に参画する。証券流通市場運営に関する経験と技術を提供することで、企業成長には欠かせない資金調達の場を形成し、また投資家育成に注力することにより証券市場の厚みを持たせ、証券市場全体の発展を目指すとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月12日難民キャンプでの図書館活動を支援アイエヌジー生命保険は、日本の大手NGOである社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)が実施するミャンマー(ビルマ)難民キャンプでの図書館活動を支援します。2007年から4年連続でSVA主催の「絵本を届ける運動」に参画している経緯から、タイにあるミャンマー(ビルマ)少数民族の難民キャンプでの図書館再建を支援し、社員ボランティアを派遣するなどの計画を進めています。支援対象は、図書館の再建、現地の言葉での童話絵本や紙芝居の出版などに加え、図書館の継続的な運営のための支援などを含みます。アイエヌジー生命保険では、今年も全体の8割近い社員が絵本作成ボランティアに参加し、絵本作成冊数は、2007年から今年(2010年11月末時点)まで過去4回分をあわせると4,000冊を超えます。
2010年12月25日世界で映画館が一番多い国はアメリカ、2位がインド…ならば世界で映画館が一番多い街はどこなのだろう。ミャンマーはヤンゴンの街を歩きながら、なぜかそんなことを考えた。自分が予想していたより映画館の数が多かったからかもしれない。ヤンゴン中央駅の近くだけで映画館は4、5館ある。シネコンタイプの映画館もあるが、それぞれが独立したどこか懐かしさの残る映画館もある。大きなイメージポスターが張られている映画館もあれば、手描きの看板で描かれている映画館もあり、ハリウッド映画、インド映画、ミャンマー映画とこの街では様々な映画を観ることができる。中には韓国映画を特集している映画館もあった。入場料は500チャット(約50円)程度から1,000チャット(約100円)程度と席によって値段が変わる。インドと同じように2階席の方が1階席より値段が高くなる。少しヤンゴンの物価に触れておくと、僕がよく行っていた屋台のコーヒー1杯が300チャット(約30円)、ミャンマービール(モンドセレクションの金賞を受賞したこともあり美味いビールである)1本が1,000チャット(約100円)程度である。人が流れ込んでいく光景に吸い寄せられるようにインド映画が上映されている映画館に入った。『イージーライダー』のインド版のようなバイク旅のロードムービーだった。そういえば少し前にマレーシアのペナン島で観たインド映画も車旅のロードムービーだった。インド映画に欠かせない歌と踊りはいつものようにあるのだが、そこに「旅」という要素が加わることが主流になりつつあるのかもしれない。翌日はミャンマー製作の映画を観ることにした。意外かと思われるかもしれないが、ミャンマーでは映画が結構、製作されており、日本でも2年ほど前からミャンマー映画祭なるものが東京で開催されている。今回観たミャンマー映画は、まるで結婚式の披露宴で流しているホームムービーのようなアットホームな雰囲気が客席に漂わせていた。そして、まさに映画の内容も結婚式に至るまでのラブコメディだった。前日のインド映画とは予算も全く違うのだろうが、客の入りはあまり変わらないように思えた。きっとアットホームな映画もミャンマーの人々にとっては生活に欠かせないのだろう。映画館を出ると若い太ったお坊さんが露天でハリウッド映画が10作品程度入っているDVDを選んでいた。間違いなく違法コピーのDVDである。入っている作品を一つずつチェックしながら舌打ちしている。「何だよ。これ観た作品ばっかりじゃねぇかよ」とでも吹き出しをつけてあげたかった。お坊さんと違法コピーのDVDと舌打ちというセットに、どこか微笑んでしまう。映画という文化がこの街の生活の中に入り込んでいることだけは間違いなさそうだ。(photo/text:ishiko)
2009年09月30日