ピカソ、ダリとともに、20世紀スペインを代表する芸術家ジュアン・ミロの回顧展が、東京都美術館で開幕した。日本でも人気の高いミロは、展覧会で紹介される頻度も高い。ただ、これまでは、テーマや時代に焦点をあてて掘り下げた各論的な紹介も多かったという。今回は、その各論を網羅した総論的な回顧展。ミロ自身が設立したジュアン・ミロ財団の全面協力に加え、世界各地の主要美術館からの出品も受け、各時代の代表作を中心に100点近くの多彩な作品が結集した。「一生に一度の出会い」という同展紹介のキャッチコピーにあるように、これだけの名品が一堂に並ぶ大スケールの個展はまたとない機会に違いない。《自画像》1919年パリ・国立ピカソ美術館初期から晩年まで、時代順に構成された同展の見どころのひとつは、70年に及ぶ活動歴を通じて、様々に作風を変化させたミロの多面性を目の当たりにできることだ。1893年にカタルーニャ州で生まれたミロは、父の意向もあって堅実な会計職についたが、体調を崩して養生のために過ごしたモンロッチの村で、本格的に絵画に取り組み始める。キュビスムなど様々な影響を経て到達した初期の独自の画風を示すのが、繊細な線を駆使して描いた《ヤシの木のある家》。画面の全体を細密に描き込んだ表現は、後年の作とは大きく異なるが、線の美しさに後の展開も見てとれるだろうか。左:《ヤシの木のある家》1918年国立ソフィア王妃芸術センター、マドリード右:《モンロッチの瓦工場》1918年個人蔵1920年に初めてパリを訪れたミロは後にアトリエを設け、シュルレアリスムの芸術家たちと交流する。1925年頃に生まれたのは、余白を多くとった画面に、人物や生き物を思わせるフォルムや、天体などの形を象徴的に表した記号が浮遊する絵画。この「夢の絵画」と呼ばれる作品群で、ミロは名声を得た。左:《絵画=詩(栗毛の彼女を愛する幸せ)》1925年ジュアン・ミロ財団、バルセロナ(寄託)この時代の特徴のひとつは、しばしば言葉が画面に取り入られていることだ。詩を愛していたミロは、「私は絵画と詩を区別していない」とも語っている。描かれたフォルムにも詩情が感じられるが、ときにユーモアも交じる言葉も印象的だ。例えば、《絵画=詩(おお! あの人やっちゃったのね》が意味するところは「おなら」だったり、寄り添う2人の人物像には「栗毛の彼女を愛する幸せ」と、ほのぼのとする言葉が書き込まれている。シンプルな表現で、絵画と詩の融合がはかられているのもミロ作品の魅力だ。《絵画=詩(おお!あの人やっちゃったのね)》1925年東京国立近代美術館同じ時代で異なる画風も見てとれる。例えば、オランダ旅行で気になった絵の絵葉書をもとに描いた《オランダの室内I》は、楽器を弾く男性と耳を傾ける女性を描いた17世紀の室内画を大胆に変奏した作品。デフォルメや省略、さらに加筆も行われているので、近くにパネルで掲示された元の絵と比べて見ると大いに楽しめるが、「夢の絵画」とは異なる路線のシュルレアリスム作品と言えるのだろう。《オランダの室内I》1928年ニューヨーク近代美術館東京都美術館の会場は3階に分かれており、階ごとに展示室の印象が異なる。次の階は、スペインが内戦に、そしてヨーロッパ全土が第2次大戦に向かう1930年代から始まる。スペインの独裁者となるフランコに反対した平和主義者のミロは各地を転々とせざるを得ず、作品の色調にも時代の暗雲が反映されている。と同時に、反骨精神にあふれていたミロは、従来の絵画の在り方を問い直す制作も進めていく。コラージュは以前から取り入れていたが、背景にアルミ箔を用いたり、合板のメゾナイトに下地を施さずに直接描いたりといった新たな取り組みも見られる。《絵画(カタツムリ、女、花、星)》1934年国立ソフィア王妃芸術センター、マドリードメゾナイトに描かれた作品の展示風景今回、特に注目されるのは、戦禍を逃れたノルマンディー地方で着手され、母の故郷マジョルカ島で隠棲しながら描き続けた〈星座〉シリーズだろう。星や天体、女や怪物、鳥、ハシゴなど、様々な記号とモチーフを配した23点の連作は、詩や音楽に触発されながら、辛い現実から逃れるように描かれたという。紙作品のために脆弱で、各地に散らばる連作が並ぶことは滅多になく、3点が並ぶのは稀なことだ。自由に浮遊するフォルムと美しい色彩から、描くこと自体が画家本人の心の慰めや希望となっていたとも感じられる。黒い壁面の独立した空間に展示されているため、その内省的な作品世界に静かにひたれるのも今回の展示の嬉しいところだ。〈星座〉シリーズの展示風景《明けの明星》1940年ジュアン・ミロ財団、バルセロナ戦後もフランコ政権下にあって隠棲していたミロだが、〈星座〉シリーズをはじめとした作品がアメリカで高い評価を受け、同地の若き芸術家たちに影響を与えることになる。と同時に、柔軟な精神をもつミロ自身も、訪れたアメリカから影響を受けたという。絵画では大胆な抽象化が進んでいく一方、彫刻や陶芸への取り組みにも力が入れられた。同展では、絵画と立体作品が響き合うような展示も見どころとなっている。展示風景より最後の階のはじめに登場するのは、社会の希望や要求を表現する手段としてミロが積極的に取り組んだ鮮やかな色彩のポスター群だ。国際的な評価が先行したミロだが、民主化が進んだ1970年代には母国での評価も確立し、例えばFCバルセロナの記念ポスターに採用されるなど、国民的画家として周知されたことがうかがえる。ポスターの展示風景より次の展示室の明るく開放的な空間は圧巻だ。楽しげに並ぶカラフルな立体作品は、家具の一部や蛇口といった身近なものを自由に組み合わせた彫刻をブロンズにして彩色したもの。周囲に並ぶ大型絵画は、年齢を重ね、巨匠となっても、ミロが常に新たな表現を目指していたことを明らかにしてくれる。展示風景より例えば、1966年に日本での大回顧展のために初来日したミロは、日本の詩や文化に対する関心をさらに深めたといい、今回は、仙厓の《○△□》を思わせる絵画も登場する。黒いアクリルで描かれた三連画は、東洋の墨を思わせると同時に、したたり落ちる絵の具にアメリカ抽象表現主義の影響も見られる。《太陽の前の人物》1968年ジュアン・ミロ財団、バルセロナ《花火I、II、III》1974年ジュアン・ミロ財団、バルセロナこの部屋でとりわけインパクトがあるのは、ナイフで切られ、炎で焼かれて穴のあいた絵画だ。「反絵画」ともとれるこの破壊された絵は、ミロの反骨精神を反映するとともに、現代にも通じる新たな技法の試みを示している。中央:《焼かれたカンヴァス2》1973年ジュアン・ミロ財団、バルセロナ(寄託)多面的であると同時に、新しい表現に挑戦し続けるという点においては、初期から晩年まで一貫していた巨匠ミロの情熱とその多彩な作品群を、ぜひ会場で体感したい。取材・文・撮影:中山ゆかり★『ミロ展』のミュージアムグッズを5名様にプレゼント!【プレゼント内容】下記のグッズをそれぞれ1名様にプレゼントします。※いずれの商品も上の写真の図柄となります。①手ぬぐい②クリアファイル③ノート④アクリルキーリング⑤マグネット【応募方法】①ぴあアート編集部のInstagram( @art___pia() )のフォロワーの方限定。②該当投稿のコメント欄にご希望の商品の番号をお送り下さい。この投稿をInstagramで見る ()ぴあアート(@art___pia)がシェアした投稿()【応募締め切り】2025年4月7日(月) 23:59まで【注意事項】※ご応募は1アカウントにつき1商品のみとなります。※当選者の方には4月14日(月) 以降、Instagramアカウント(@art___pia)よりDM(ダイレクトメッセージ)にてご連絡いたします。なりすましアカウントには十分ご注意下さい。※当選した場合のみ、DMをお送りさせて頂きます。※当選者の方には、発送先等の情報を頂くために、編集部の問合せメールをご連絡いたします。ご自身のメールアドレスや住所などの個人情報をDMに記載しないようにご注意ください。※当選後、お送り先メールアドレスについてご連絡頂ける方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。※既にフォローをいただいている方もご応募の対象となります。※応募するInstagramアカウントを公開状態にしてください。※商品のお送り先は日本国内に限らせて頂きます。郵便物・宅配物の受け取りが可能であることをご確認のうえ、ご応募下さい。※このキャンペーンにInstagram(META社)の関連はございません。<開催概要>『ミロ展』2025年3月1日(土)~7月6日(日)、東京都美術館にて開催公式サイト:チケット情報:()
2025年03月18日3月1日(土)より東京都美術館でスタートした『ミロ展』。特設のミュージアムショップには、ミロの作品のモチーフをいかし、ひとつひとつ、驚くほどに製法にこだわったグッズの数々が美しく並んでいる。ここでは、内覧会で編集部がセレクトしたおすすめのグッズをご紹介します!●トートバッグ5800円トートバッグ5800円今回出品されている「星座シリーズ」3点のうちの1点《女と鳥》をモチーフにし、サイズ感もそのままに仕立てたトートバッグ。綿ツイル素材に染料を使用してフルカラープリントを施し、国内で縫製。しっかりとした作りで内側にはポケットもあり。●手ぬぐい(グワッシュドローイング:1500円/壺:1200円)手ぬぐい(左:グワッシュドローイング1500円右:壺1200円)手彫りの型紙を使用し、注染とよばれる伝統的な技法で染め上げられた手ぬぐい。手ぬぐいとして使うのはもちろん、写真のようにフレームに入れてインテリアにしてもステキ。●ノート1100円ノート1100円東京下町の製本所で作られた上質なノート。中紙には鉛筆、ボールペン、万年筆とどんな筆記用具とも相性のよい紙を使用。さらにコデックス装と呼ばれる製本技術を用い、ページが開きやすく、書きやすいように工夫されている。●マグカップ2800円マグカップ2800円「星座シリーズ」のうちの《明けの明星》をモチーフにしたマグカップ。既製の白いものを使わず下地の色をつくり、その上に絵柄を転写プリントで焼き付けている。磁器と陶器の間くらいの温度で作られたことで、大きさの割に軽く、手に持つと少し柔らかさを感じるのも驚き!●アクリルキーリング1600円アクリルキーリング1600円《女と鳥》(1940年)、《夜の女と鳥》(1945年)からモチーフを抜き出してつくられたキーリング。三点ともアクリルを切り出すだけでなく長い時間をかけて研磨することで柔らかな美しさが表現されている。背面には展覧会名が英字で刻まれている。●マグネット大:980円小:660円マグネット大:980円小:660円サイズに大小があるのは、大きな作品をモチーフにしたものは大きなサイズで、小さな作品は小さなサイズで作られているから。それぞれの縦横比もできる限り実際の作品に合わせているそう。表面の樹脂も変色しにくい上質なものが使われている。●Tシャツ4200円/5400円Tシャツ4200円/5400円黒地、白地のTシャツは先染めの生地を使い、その他の色のものは後染めで制作。モチーフとなる作品の色味を再現するために、何度もカラー調整して完成したという。●クリアファイル(A4:660円A5:550円)クリアファイル(A4:660円A5:550円)印刷に使うインクの質や量にこだわり、特別な発色の良さを実現したクリアファイル。A4、A5それぞれ6種類、美しくディスプレイされている。★『ミロ展』のミュージアムグッズを5名様にプレゼント!【プレゼント内容】下記のグッズをそれぞれ1名様にプレゼントします。※いずれの商品も上の写真の図柄となります。①手ぬぐい②クリアファイル③ノート④アクリルキーリング⑤マグネット【応募方法】①ぴあアート編集部のInstagram( @art___pia() )のフォロワーの方限定。②該当投稿のコメント欄にご希望の商品の番号をお送り下さい。この投稿をInstagramで見る ()ぴあアート(@art___pia)がシェアした投稿()【応募締め切り】2025年4月7日(月) 23:59まで【注意事項】※ご応募は1アカウントにつき1商品のみとなります。※当選者の方には4月14日(月) 以降、Instagramアカウント(@art___pia)よりDM(ダイレクトメッセージ)にてご連絡いたします。なりすましアカウントには十分ご注意下さい。※当選した場合のみ、DMをお送りさせて頂きます。※当選者の方には、発送先等の情報を頂くために、編集部の問合せメールをご連絡いたします。ご自身のメールアドレスや住所などの個人情報をDMに記載しないようにご注意ください。※当選後、お送り先メールアドレスについてご連絡頂ける方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。※既にフォローをいただいている方もご応募の対象となります。※応募するInstagramアカウントを公開状態にしてください。※商品のお送り先は日本国内に限らせて頂きます。郵便物・宅配物の受け取りが可能であることをご確認のうえ、ご応募下さい。※このキャンペーンにInstagram(META社)の関連はございません。<開催概要>『ミロ展』2025年3月1日(土)~7月6日(日)、東京都美術館にて開催公式サイト:チケット情報:()
2025年03月03日ピカソやダリと並び20世紀のスペインを代表する画家ジュアン・ミロの展覧会「ミロ展」が3月1日(土)から7月6日(日)まで東京都美術館で開催されます。太陽や星、月などをを象徴的な記号に変えて描いた独特な画風が特徴で、没後40年が経った今もなお世界的に高く評価されています。本展覧会は、90歳で亡くなるまでの70年に及ぶミロの創作活動全体を振り返る大回顧展に。70年に及ぶ創作活動全体を振り返る最大規模の大回顧展!ミロの代表作である〈星座〉シリーズをはじめ、各時代を象徴する名品が世界中から集結。とても貴重な機会になりそうです。今回展示される作品の一部を紹介します。バルセロナ出身のミロは1910年、17歳の時に病気になり、カタルーニャ州南部のモンロッチで療養。その後、画家の道を歩み始める。この作品は1918年の夏にモンロッチで描かれた細密画的な風景画のひとつ。1920年にミロは初めてパリを訪問。翌年アトリエを構え、シュルレアリスムの画家や詩人たちと交流し、やがて芸術の都パリでシュルレアリスムの画家として名を知られる存在に。17世紀オランダの画家、ヘンドリック・ソルフの絵画を基にして描いた作品。1936年にスペイン内戦が勃発。ミロの作品は自身の内面を探求するような詩的なものへと変化していったそう。代表作〈星座〉シリーズのうち3点が出品!そして、第二次世界大戦のさなかに描き始めたという代表作〈星座〉シリーズのうち3点が「ミロ展」に出品されます。このシリーズはミロが戦争という苦しい現実から逃避し、詩や音楽に触発されて描いたそうです。90歳で亡くなるまで意欲的に創作活動を1956年には、マジョルカに広いアトリエが完成。じっくり作品に向き合い制作する時期に。日本の文化に大きな関心を寄せていたミロは、1966年と1969年に訪日。この作品は日本の画僧・仙厓義梵が描いた《○△□》から着想を得て描かれたもの。1960年代には、アメリカの若い芸術家たちに影響を受けたというミロ。バケツや壺から絵の具を垂らす、カンヴァスに火をつける、ナイフで切り取るといった手法を使った大胆な作風が目立ちます。描いたカンヴァスにガソリンを染みこませて火を放った5点のうちのひとつ。ミロはスペイン・カタルーニャ州バルセロナに本拠地を置くサッカークラブ、FCバルセロナとも縁が。クラブが尊重する自由と不屈の精神を体現するカタルーニャ出身の画家として、FCバルセロナから依頼され、創立75周年ポスターを制作。そのポスターも本展で披露されます。岩田剛典さんが音声ガイドナビゲーターに就任。「ミロ展」の音声ガイドナビゲーターを務めるのは、三代目 J SOUL BROTHERSのメンバーであり、ソロアーティストや俳優としても活躍する岩田剛典さん。なんと今年3月6日に36歳を迎えるという36(ミロ)尽くしとのことでぴったりですね! ナレーションは声優の坂本真綾さんが務めます。岩田剛典さんコメントこの度、ミロ展の音声ガイドナビゲーターを務めさせていただくことになりました。僕自身、アートに幼い頃から触れてくることが多い人生でしたのでとても嬉しいお話しをいただけました。ミロの初期から晩年までを辿る今回のミロ展。たくさんの魅力が皆さまに伝わるよう、心を込めて務めさせていただきます。春休みに親子でゆっくり楽しめる「キッズ・デー」を実施!小学生以下の方とその保護者を対象にしたキッズ・デーとして、3月31日(月)9:30~15:00、休室日を特別にオープン。事前予約不要で、親子でゆっくり鑑賞できる1日になるので、春休みの想い出にお子さんと一緒に出かけてみてはいかがでしょうか。イベントの詳細は、今後更新されていくので、展覧会公式サイトをぜひチェックしてみてくださいね。また、当日券より200円お得な前売券は2月28日(金)23:59まで販売中。数量限定でミロ カラートートバッグセット券などもあるので、気になる方はお早めに!ミロ カラートートバッグセット券はトートバッグと鑑賞券がセットで5,000 円(税込)。ミロ作品にあらわれるモティーフ「星」をあしらい、青、赤、黄、黒、そして緑で配色され、星は刺繍で表現されている。※なくなり次第終了「ミロ展」会期:2025年3月1日(土)~7月6日(日)会場:東京都美術館(東京・上野公園)休室日:月曜日、5月7日(水) ※ただし、4月28日(月)、5月5日(月・祝)は開室開室時間:9:30~17:30、金曜日は20:00まで(入室は閉室の30分前まで)観覧料(税込) ※( )内は前売料金:一般 2,300円(2,100円)、大学生・専門学校生 1,300円(1,100円)、65歳以上 1,600円(1,400円)主催:東京都美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)、ジュアン・ミロ財団、朝日新聞社、テレビ朝日協賛:│DNP大日本印刷、竹中工務店、関電工協力:スペイン大使館観光部、カタルーニャ州政府観光局、日本航空、日本貨物航空、ルフトハンザ カーゴ AG特別協力:FCバルセロナ後援:スペイン大使館、インスティトゥト・セルバンテス東京、J-WAVEお問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)公式サイト:
2025年02月07日20世紀のスペインを代表する芸術家として、ピカソとダリと並んで称されるジュアン・ミロ(1893~1983)。太陽や星、月など、自然の中にある形を象徴的な記号に変えて描いた詩情あふれる画風で高い人気を誇ったミロの芸術を包括的に紹介する大回顧展が、3月1日(土)から7月6日(日) まで、上野公園の東京都美術館で開催される。スペインのカタルーニャ州に生まれたミロは、初期には緻密な描写に取り組むも、パリに出て前衛的な芸術家たちと交流するなかで、シュルレアリスムに共鳴していく。無地の画面に不思議な生き物が浮遊する「夢の絵画」などによってシュルレアリストとして名を馳せるが、スペイン内戦や第二次世界大戦などの勃発により、母の故郷マジョルカ島で隠遁生活を送りながら制作に没頭。戦後は、その抽象表現によってアメリカで評価を高め、抽象表現主義者たちとも影響を与え合うなど国際的に活躍し、90歳で亡くなるまで精力的に制作活動を展開した。《自画像》1919年ピカソ美術館、パリSuccessió Miró Archive同展は、没後40年を迎え、世界各地で大規模な回顧展が開かれているこの巨匠の、初期から晩年までの各時代を彩る絵画や陶芸、彫刻作品によって、その芸術を包括的に紹介するものだ。日本人に愛されたミロの展覧会はしばしば開催されているが、これまではある時代やテーマに焦点があてられることが多かった。70年に及ぶ画業の各時代の代表作を集めた大回顧展としては、生前のミロの協力もあって実現した1966年の展覧会以来初となるという。実に60年ぶりの、過去最大級の回顧展なのだ。同展の大きな見どころは、ミロの代表作となる名品が世界中から集結すること。ミロ財団をはじめ、世界の主要美術館を飾る作品群が出品される。なかでもミロが戦中に描き、今では世界中に散らばって所蔵されている《星座》シリーズは、紙に描かれた脆弱な作品であることから貸し出しの機会が少ないが、今回はその3点が並ぶ。夜や音楽、星を着想源として描かれたこの美しい作品を、複数並べて見られるのは貴重な機会だ。《明けの明星》 1940年ジュアン・ミロ財団、バルセロナ Fundació Joan Miró, Barcelona. Gift of Pilar Juncosa de Miró.マジョルカ島に大きなアトリエを建造したミロは、彫刻や陶芸に取り組んだり、あるいはカンヴァスの一部を燃やした大作絵画を制作したりと、晩年になっても新たな表現の探求を続けている。初期からこの最晩年まで、常に自由な表現を探求し続け、自らの作風を変化させ続けた巨匠ミロの創造の軌跡をたどりながら、ミロ芸術の真髄を体感したい。For all the works by Joan Miró here reproduced: © Successió Miró / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2025 E5746<開催概要>『ミロ展』会期:2025年3月1日(土)~7月6日(日)会場:東京都美術館 企画展示室時間:9:30~17:30、金曜は20:00まで(入室は閉室の30分前まで)休室日:月曜(4月28日、5月5日は開室)、5月7日(水)料金:一般2,300円、65歳以上1,600円、大学1,300円※3月1日(土)~16日(日)は大学無料チケット情報は こちら()公式サイト:
2025年02月05日東京都美術館で3月1日(土)に開幕する『ミロ展』の音声ガイドナビゲーターにアーティストの岩田剛典(EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS)が就任、ナレーションは声優の坂本真綾が務める。坂本真綾『ミロ展』は、ピカソやダリとともに、スペインを代表する画家、ジュアン・ミロの日本では没後最大規模となる大回顧展。ミロの最高傑作ともいわれる〈星座〉シリーズのうち《明けの明星》など3点が来日するほか、若き日の小品から最晩年の大作まで、およそ100点の作品でミロの芸術世界を展観する。『ミロ展』キービジュアル3月1日(土)から3月16日(日)の期間には、ミロが生まれ育ったスペインの文化を体感できるイベント「スペイン☆ミロウィーク」を開催。イベント期間中は大学生・専門学校生の入場が無料となる。さらにキッズ(小学生以下)のためだけに休室日を特別にオープンする「キッズ・デー」が3月31日(月)に実施される。同展の前売券は、1月15日(水)より販売開始。ミロの作品にあらわれるモティーフ「星」をあしらったトートバッグが付いたチケットや、ギタリストの村治佳織がミロの作品をイメージしてセレクトしたスペイン関連の曲を演奏するリサイタルの入場券付きのチケットなど、数量限定のスペシャルチケットも販売される。村治佳織© Kazumi Kiuchiトートバッグセット券に付くカラートートバッグ◆岩田剛典コメントこの度、ミロ展の音声ガイドナビゲーターを務めさせていただくことになりました。僕自身、アートに幼い頃から触れてくることが多い人生でしたのでとても嬉しいお話しをいただけました。ミロの初期から晩年までを辿る今回のミロ展。たくさんの魅力が皆さまに伝わるよう、心を込めて務めさせていただきます。<開催概要>『ミロ展』会期:2025年3月1日(土)~7月6日(日)会場:東京都美術館休室日:月曜、5月7日(水)( ※ただし、4月28日(月)、5月5日(月・祝)は開室)時間:9:30~17:30(※金曜日は~20:00、入室は閉室の30分前まで)公式サイト:
2025年01月14日ネスレ日本は今秋、大麦飲料「ネスレ ミロ」(以下「ミロ」)の甘さひかえめタイプである「ネスレ ミロ オトナの甘さ」(以下「ミロ オトナの甘さ」)において、おいしさと栄養バランス(※1)はそのままに、従来品と比べて鉄の配合量を約2倍に強化し、 “1日分の鉄分(6.8mg(※2)配合)”を1杯でおいしく楽しめるリニューアルを行います。※1鉄以外に含まれている栄養素のバランス※2栄養素等表示基準値(18歳以上、基準熱量2,200kcal)に基づく■成人女性が抱える“鉄不足”には、毎日の継続した鉄摂取が必要20~50代までの女性において、鉄の平均摂取量(※3)が推奨量(※4)に対して下回ることから、鉄は不足傾向にあると言われています。また、鉄を摂取していても体内の貯蔵鉄が不足していることに気づかない“鉄不足”の方が多いと言われています。鉄は赤血球を作るのに必要な栄養素ですが、体内でつくることができないので、摂取不足を補うためには鉄を多く含む様々な食品を毎日の食生活にバランスよく取り入れることが大切です。※3令和4年国民健康・栄養調査※4「日本人の食事摂取基準(2020 年版)」女性(月経あり)■“1日分の鉄分(6.8mg配合)“を、1杯で手軽においしく楽しめる!「ミロ」は成長期の子ども(7-12歳)の栄養補給を主目的にした製品ですが、成長期の子どもだけではなく、大麦由来のおいしさと、カルシウム、鉄、ビタミンDなど大人にとっても必要な栄養素がしっかり含まれている栄養機能食品です。2020年以降はSNSの投稿をきっかけに「ミロ」に“鉄”が含まれていることに注目が集まり、大人の飲用者が増加しているそうです。今回、“鉄不足”の女性を今まで以上にサポートしたい、おいしく手軽な鉄摂取をより多くの方に習慣化してほしいという想いから、「ミロ」の甘さひかえめ製品である「ネスレ ミロ オトナの甘さ」をリニューアルしました。■女子栄養大学の学生と共同開発したシェイクレシピを公開「ミロ」は、牛乳と混ぜるだけでなく、豆乳やアーモンドミルクと混ぜる、スイーツやシェイクの素材として使用するなど、多種多様なアレンジが楽しまれています。そこで、鉄不足に悩む、また“鉄不足”に気づきにくい若年女性の代表として、女子栄養大学の学生が忙しい現代の女性の食生活を意識して開発した「ネスレ ミロ オトナの甘さ」のアレンジレシピを「ネスレ バランスレシピ」サイトで新たに公開しました。赤血球のもとでもあるたんぱく質源となる食材と一緒に鉄をしっかり補うレシピをおいしく、楽しく取り入れることで、バランスのとれた食生活の中で毎日の鉄摂取習慣を推進します。・「ネスレ バランスレシピ」サイト:朝に飲みたい“ミロ オトナの甘さ”シェイクURL:みなさんも「ミロ オトナの甘さ」で気軽においしく&楽しく鉄分を摂取してみてはいかがでしょうか?■製品概要ネスレ ミロ オトナの甘さ内容量:160g発売日:今秋(※5)販売チャネル:全国の主要スーパーマーケット等(※6)、通販サイト※59月以降、“1日分の鉄分(6.8mg配合) ”製品に順次切り替え※6一部取扱のない店舗もあります
2024年09月20日企画展「スペインの巨匠・ミロ 版画の宇宙」が、群馬県立館林美術館にて、2024年9月28日(土)から12月15日(日)まで開催される。ミロの版画作品、初期から晩年までパブロ・ピカソやサルバドール・ダリと並んで、20世紀を代表するスペインの芸術家として知られる、ジョアン・ミロ。太陽や月、星、鳥など、故郷・スペインの自然に着想を得つつ、ミロは、これらのモチーフを抽象化し、色鮮やかな作品を手がけたのであった。ミロは、絵画や陶芸など、幅広いジャンルの制作を行った。そのうち、油彩画とともにライフワークとして取り組んだのが、版画である。ステンシル、エッチング、木版、リトグラフなど、さまざまな技法にわたるミロの版画作品は、2,500点以上にのぼる。企画展「スペインの巨匠・ミロ 版画の宇宙」は、ミロの版画作品を紹介する展覧会。初の版画作品『一羽の小さなカササギがいた』をはじめとする初期作から、スペインを代表する芸術家として制作した晩年の《「ワールドカップ’82 スペイン」ポスター》まで、約150点を公開する。また、自ら「私は絵画と詩とを区別しません」と語ったミロは、絵と詩を等しく大切にしており、詩人の詩に挿絵をつけた詩画集を数多く残している。本展では、トリスタン・ツァラの『独り語る』やジャック・プレヴェールの『アドニット』といった作品を目にすることができる。展覧会概要企画展「スペインの巨匠・ミロ 版画の宇宙」会期:2024年9月28日(土)~12月15日(日)会場:群馬県立館林美術館 展示室2~4住所:群馬県館林市日向町2003開館時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)休館日:月曜日(10月14日(月・祝)・28日(月)、11月4日(月・祝)は開館)、10月15日(火)・29日(火)、11月5日(火)観覧料:一般 830円(660円)、高校・大学生 410円(320円)※( )内は20名以上の団体割引料金※中学生以下、障害者手帳などの所持者および介護者1名は無料※65歳以上の群馬県在住者は、平日のみ2割引※10月28日(月)「県民の日」は観覧無料【問い合わせ先】群馬県立館林美術館TEL:0276-72-8188
2024年09月06日ペンギンと金魚の合同写真展&イラスト物販展「ぺんぎょ展 2023」が、東京・浅草橋のギャラリー「TODAYS GALLERY STUDIO.」にて、2023年6月30日(金)から7月17日(月・祝)に開催される。7月29日(土)から8月27日(日)に名古屋ギャラリーに巡回予定。ペンギンと金魚の納涼アートが一堂に会するイベント「ぺんぎょ展 2023」は、夏の海やプールを軽やかに泳ぐペンギンと、ゆっくり優雅に泳ぐ金魚という相反する癒しの作品が一堂に会する合同写真展&イラスト物販展。会場には、ペンギン×金魚の夏の風物詩を感じる写真やイラストが展示され、癒しと涼しさが感じられる空間となっている。総勢38組のクリエイターが出展今回は、総勢38組のクリエイターが出展。たとえば、まるで空中を飛んでいるかのような“空飛ぶペンギン”をテーマにした新作を披露する「くわぺん」や、迫力のあるペンギン写真が魅力の「るるなっく」、『虚無かわいいアデリーペンギン』の漫画が人気の「おぞね」による作品を楽しめる。加えて、ペンギン系統図やペンギン星座など、ペンギンをメインとした作品を発表する「日比谷」は、ペンギンの生態についての解説なども併せて展示。より深くペンギンたちについて知ることができる。一方の金魚作品では、宝石のようにキラキラと輝く“Jewelry Fish”をテーマにした作品を披露する「中津原勇気」、ノスタルジックな雰囲気の作品がどこか懐かしい気持ちにさせる「ハラサトコ」らが出展予定だ。ペンギン&金魚グッズも盛り沢山さらに、会場ではペンギン&金魚グッズが勢揃い。「ちゃきぴこ」による「ペンギンさんと金魚鉢フロートフィギュア」や、「安堂 真季」の「本の中を金魚が泳ぐ透明写真栞」など、「ぺんぎょ展」でしか手に入らないグッズが多彩にラインナップする。【詳細】ペンギンと金魚の合同写真展&物販展「ぺんぎょ展 2023」■東京開催期間:2023年6月30日(金)~7月17日(月・祝)営業時間:平日 11:00~18:00、土日 11:00~19:00休館日:毎週月曜日(7月17日(月・祝)は開館)会場:トゥデイズ ギャラリー スタジオ住所:東京都台東区浅草橋5-27-6入場料:600円※3歳以下は入場無料出展者:38組■名古屋開催期間:7月29日(土)~8月27日(日)営業時間:11:00~18:00休館日:毎週月・火曜日(8月21日(月)~8月25日(金)は休館)会場:トゥデイズ ギャラリー スタジオ 名古屋住所:愛知県名古屋市中区新栄1-17-12入場料:600円※3歳以下は無料出展者:38組※上記は予定のため、内容は変更になる可能性あり
2023年05月19日特別展「ジブリパークとジブリ展」が、神戸市立博物館にて2023年6月25日(日)まで開催される。長野県立美術館などでも開催された巡回展であり、今後は山口県立美術館に巡回予定だ。ジブリパーク誕生の舞台裏を公開!特別展「ジブリパークとジブリ展」2022年11月、愛知県の「愛・地球博記念公園」内に第1期開園した公園施設「ジブリパーク」。森の木々と調和する園内では、スタジオジブリ作品の世界を体感することができる。特別展「ジブリパークとジブリ展」では、これまでに映画『ゲド戦記』や『コクリコ坂から』などのアニメーション作品を生み出し、「ジブリパーク」制作現場を指揮する宮崎吾朗監督のこれまでの仕事と作品を振り返る。そして、現在も制作が進行しているジブリパークをどのように考え、描き、つくっているのかを制作資料とともに展示・紹介する。名シーンを再現した立体展示ジブリパークの「ジブリの大倉庫」で開催中の「ジブリのなりきり名場面展」が体験できる再現展示は必見。映画『千と千尋の神隠し』の名シーンから、湯婆婆の執務室「にせの館長室」に加えて、千尋とカオナシが並んで座る電車のシーンが再現される。また、ジブリの大倉庫の「にせの館長室」を再現する展示では、仕事に没頭する湯婆婆の様子が見られる。この他、映画『となりのトトロ』でおなじみのネコバスも登場する。ジブリパーク制作の過程を紹介アニメーションの世界を自分の足で歩き、秘密を発見できるジブリパークの制作過程を貴重な資料の数々で紹介するほか、誕生の舞台裏も公開。宮崎吾朗監督がこれまで手掛けた「三鷹の森ジブリ美術館」や「サツキとメイの家」といった建築物の完成までの裏側にも迫る。宮崎吾朗監督が手掛けた作品にまつわる展示宮崎吾朗監督がこれまで手掛けてきた映画『ゲド戦記』『コクリコ坂から』『アーヤと魔女』にまつわるイメージボードや背景美術などを展示。細部に至るまで丁寧に描かれた1枚1枚からは、アニメーション映画ができるまでのリアリティが感じられるだろう。なお、「三鷹の森ジブリ美術館」で行われた企画展示「アーヤと魔女展」も展観できる。【詳細】特別展「ジブリパークとジブリ展」開催期間:2023年4月15日(土)~6月25日(日)休館日:月曜日 ただし、5月1日(月曜)は開館開館時間:9:30~17:30※金・土は19:30。入場は閉館の45分前まで。※GW期間の開館時間は、月~木・日 9:00~18:00、金・土 9:00~19:30。会場:神戸市立博物館住所:兵庫県神戸市中央区京町24観覧料:一般 1,800円/大学生 900円/高校生以下 無料(要証明)※神戸市在住で満65歳以上は一般料金の半額。(要証明)※障がいのある人は障害者手帳などの提示で無料。(要証明)※無料、割引料金で入場する場合、各種証明書を当日入口で提示。提示がない場合、一般料金との差額支払い。※団体券の販売はなし。※スムーズな運営を図るため、各種割引の適用は不可。※払い戻し不可。入場方法:入場日時予約制※本展は「入場日時予約制」。時間ごとの入場枠を設定しているため、日時指定券を購入するか、予め観覧券を用意の上、望日時での入場予約が必要。※チケット購入不要の人(小学生以上高校生以下および障害者手帳、無料観覧券、ミュージアムカードを提示の場合)も入場予約が必要。※会期、展示作品等、展覧会の詳細については、今後の諸事情により変更する場合あり。※本展および特設ショップは入替制ではない。本展へは予約された入場可能時間内に来館すること。※再入場不可。※館内の混雑状況によっては、入館・入場を制限する場合あり。【問い合わせ先】・神戸市立博物館TEL:078-391-0035(9:30~17:30 月曜休止)・チケット問い合わせTEL:0570-00-0995(10:00~18:00)
2023年04月28日フェイクスイーツの合同写真展&物販展「スイーツアートの世界展 2023」が、2023年5月13日(土)から6月4日(日)まで福岡・トゥデイズ ギャラリー スタジオ フクオカ(TODAYS GALLERY STUDIO. FUKUOKA)にて、6月9日(金)から6月25日(日)まで東京・トゥデイズ ギャラリー スタジオにて開催される。“まるで本物”フェイクスイーツが揃う「スイーツアートの世界展」「スイーツアートの世界展」は、まるで本物のように精巧に作られた“フェイクスイーツ”の作品&物販展だ。見ているだけで甘い香りが漂ってきそうなハンドメイド作品の展示を通して、スイーツアートの世界を体感することができる。人気クリエイターによる作品が集結会場には、SNSでフェイクスイーツ作品を公開する人気クリエイターが集結。リアルでかわいいミニチュアフードで注目を集める「petite.fleur」や、食べ物をモチーフにしたアクセサリーや小物を制作する「夢はな」などが新作を披露する。なお館内は写真撮影OKなので、かわいいスイーツ作品を写真に撮って楽しめるのも嬉しいポイントだ。かわいらしい会場限定グッズもまた会場でしか手に入らない、限定グッズにも注目。プリンやカップケーキを模したメモスタンドや、春らしい和菓子を飾ったボールペン、カラフルなカヌレのキーホルダーなど、思わず手に取りたくなるようなキュートなアイテムを取り揃えている。【詳細】「スイーツアートの世界展」■福岡会期:2023年5月13日(土)~6月4日(日)時間:11:00~18:00休館日:毎週月・火曜日場所:トゥデイズ ギャラリー スタジオ フクオカ住所:福岡市中央区薬院2-2-4 1F入場料:600円、3歳以下無料出展者:33組■東京会期: 2023年6月9日(金)~6月25日(日)時間:平日 11:00~18:00、土日 11:00~19:00休館日:毎週月曜日会場:トゥデイズ ギャラリー スタジオ住所:東京都台東区浅草橋5-27-6 5F入場料:600円、3歳以下無料出展者:41組※内容は変更になる可能性あり。グッズ例:・<プリマトルテ -クレイ洋菓子店->プリンのメモスタンド 3,600円・<S*Forest>春の和菓子ボールペン 2,750円~・<きてれつ工房>カヌレ キーホルダー 1,500円
2023年04月24日ヒロタカ(Hirotaka)から、新作ジュエリーコレクション「ミロ(Miró)」が登場。ヒロタカ各直営店にて2023年3月17日(金)より発売する。“ホアン・ミロの抽象画”から着想を得たジュエリー「ミロ」は、スペイン出身のアーティスト ホアン・ミロの抽象画から着想を得たコレクション。子供のような無邪気さで、夢の世界を表現しようとしたホアン・ミロの世界観をジュエリーに落とし込んだ。ラインナップするのは、ピアス3型、イヤーカフ13型、リング4型、ネックレス3型の全23型。オブロングシェイプの中間にダイヤモンドやパールがセットされたピアスやイヤーカフは、記号のようにも詩的なアイコンのようにも見えるユニークな佇まいが魅力的だ。【詳細】ヒロタカ新作ジュエリー「ミロ」発売日:2023年3月17日(金)取扱店舗:ヒロタカ各直営店(表参道ヒルズ店、丸の内店、玉川髙島屋S・C店、東京ミッドタウン店、神戸店)アイテム:ピアス3型、イヤーカフ13型、リング4型、ネックレス3型リングサイズ展開:4~13(指サイズ 6~15)価格:39,600円~99,000円
2023年03月18日株式会社BACON(べーこん)は、パンやスイーツのミニチュアベーカリー作品だけを集めた合同写真展&物販展「ミニチュアベーカリーの世界展」、「鼻ぺちゃ展」の新作展をTODAYS GALLERY STUDIO. FUKUOKA(福岡県・福岡市)にて2023年1月21日(土)~3月12日(日)で順次開催いたします。福岡ギャラリーは1周年記念となり、作家来場イベントから福岡初展示作品&記念グッズの配布など、お楽しみが満載です!展示作品1展示作品2<鼻ぺちゃ展 2023 in 福岡> <ミニチュアベーカリーの世界展 2023 in 福岡> ■「鼻ぺちゃ展 2023 in 福岡」 -概要-<パグにシーズー、フレブルまで鼻ぺちゃ犬だけを集めたイベントを開催!>新作展となる福岡会場では、SNSで人気のぺちゃクリエイター陣が一堂に集結。SNSで作品を公開する総勢41組のクリエイターが登場。なかでも、オリジナルの犬服がユニークで可愛いフレブル「mayu(@mamaaaaaayu)」や、仲良しの2匹のチワワが人気の「くぅここちゃんの毎日(@qoo_chan_coco_chan)」、ボステリの「犬服nico25stime(@nico25stime)」など個性豊かな作品が会場を盛り上げます!また、Instagramでフォロワー数10万人を超える「たらちゃん&ふねちゃん(@juntowa)」や「ami(@tora_pom_happylife)」らも参加して、新作・未発表作品を展示します。<シーズー漫画「あうんのてんぽ」で人気のイラストレーター幸池重季が特別イベントを開催!!>会場内に併設された特設ブースでは、1月28日(土)、29日(日)限定で、イラストレーターの幸池重季が来場します。会場内のAUNITEMのグッズ5,000円以上お買い上げの方を対象に直筆「あじがとカード」をプレゼント!※あじがとカードとはシーズー漫画「あうんのてんぽ」の主人公「シーズー犬 てんぽ」の直筆イラスト&作者のサイン付ポストカード。アドリブで描くため、世界に1枚の直筆ポストカードです。「鼻ぺちゃ展 2023 in 福岡」出展者プロフィール ■「ミニチュアベーカリーの世界展 2023 in 福岡」 -概要-<パンなどベーカリー作品に特化したミニチュア作品1,000点以上が大集合!>10万人を動員した「ミニチュア写真の世界展」のなかでも特に人気が高いのがパンやケーキ、パイなど食べ物を中心としたミニチュア作品です。本展では、今にも美味しそうな香りが漂ってくるそんなベーカリー作品だけを集め、まるでミニチュアのベーカリーショップの世界へ飛び込んだかのような雰囲気をお楽しみいただけます。また、館内はすべて撮影OKなので、様々な角度から撮影をして、自分だけの1枚を撮影・SNSに投稿いただけます。本展では、SNSで作品を公開しているクリエイターが集結。昨年よりもさらにパワーアップして合計53組の作品が出展、販売される予定です。ミニチュアのどうぶつぱんが人気の「カリーノぱん(@carino_pan)」や、「haconiwa tea Hachi BULE LABEL(@haconiwa_tea_8)」はパンの詰め合わせセットなど福岡会場限定作品を販売します!さらに、「ika(@ika_miniature)」や「もふた・もふこ(@mofutamofuko)」は細部までこだわった展示作品を福岡会場で初披露します!さらに、毎会期発売後すぐに作品が完売する「Sherry&Rose(@sherry_roses)」や精巧に作られたクオリティが際立つ「HP HAUS(@hp_haus)」や「petite fleur(@__petite.fleur__)」も昨年に引き続き会場を盛り上げます!<かわいいの最高峰がココに!!ねこやいぬなど、どうぶつパンのPOP UPも初開催!>会場内の特設ブースでは、ねこパンやいぬパン、さらにはアザラシパンなど、人気のクリエイター陣とコラボレートしたPOP UP EVENTを開催。「ことなのうそっこ食堂(@kotonanousokkosyokudou)」がねこ柄のケーキ作品を披露するほか、アザラシをモチーフとした作品が話題の「まいにちごまふぅ(@gomahu5858)」など、どうぶつをモチーフとした作品だけを集めた限定コラボグッズを初披露・販売します!<ミニチュアクッキング!?本邦初公開となる貴重な限定動画も公開!>ミニチュア作品がどのようにして作られているのか、貴重な本邦初公開の動画コーナーも併設。InstagramのSNSフォロワー数が2.1万人を超える「ika(@ika_miniature)」は、ベーグルサンドをモチーフとしたストップモーションアニメーションを公開するほか、「chobitto(@cho_bitto)」も新作のコッペパンの制作動画を公開します。「ミニチュアベーカリーの世界展 2023 in 福岡」出展者プロフィール ■「鼻ぺちゃ展 2023 in 福岡」グッズ一例<choborinkoubou>・バッグ大 4,730円・バッグ小 3,300円・リード 3,300円<ABCDOGS>・ミニミニ巾着 1,430円・高耐候ステッカー 550円・招きわんこ 1,650円<BULLMANIA>・体操服 3,500円・ブル中ジャージ 6,800円・Bull-3 3,800円<Bull Bull_Buuun★>・モコモコくまさんパーカー 8,200円・モコモコくまさんスヌード 4,000円<Bu'louloou dogaccessorystore>・ニット帽 3,740円<and Bonnie by mishin_kata_kata>・つぶらな瞳のフレブルくん 6,820円■「ミニチュアベーカリーの世界展 2023 in 福岡」グッズ一例<ATELIER*ninoly>素朴だけど見ていて癒される!・ベーグルセット 2,200円・パンの詰め合わせ 4,680円<HARU's Gallery>アンティーク風の小さなお店をオープン!・バラのリースとティータイムトランク 7,500円<Soma miniature>新作も登場!・バゲットサンド 2,200円<カリーノぱん>どうぶつの形が可愛い!・カリーノぱんばんじゅうセット 4,510円~<まいにちごまふぅ>会場限定作品は必見!・ドーナツ 1,430円・ハンバーガー 2,200円<みにまる_>イチゴづくしでジューシー可愛い!・イチゴセットのバッグチャーム 1,900円・イチゴデニッシュのキーホルダー 1,900円<kitsuneiro>新作も登場!・レトロパンのバッグチャーム 3,960円・パン屋さんの黒板マグネットセット 4,800円<ミヤケ 千夏>ふわふわのフレントーストに注目!・イチゴのフレンチトースト 3,300円<chobitto>流行りのカヌレが登場!・カヌレ 2,750円※上記はオリジナルグッズの一例です。全て税込表記。【企画展概要】企画展名: 鼻ぺちゃ犬の合同写真展&物販展「鼻ぺちゃ展 2023 in 福岡」開催日時: 2023年1月21日(土)~2月5日(日) 11:00~18:00休館日 : 毎週月・火曜日会場 : TODAYS GALLERY STUDIO. FUKUOKA〒810-0022 福岡市中央区薬院2-2-4 1F入場料 : 600円/3歳以下は入場無料出展者 : 41組主催 : 株式会社BACONURL : 企画展名: ミニチュアベーカリーの合同写真展&物販展「ミニチュアベーカリーの世界展 2023 in 福岡」開催日時: 2023年2月11日(土)~3月12日(日) 11:00~18:00休館日 : 毎週月・火曜日会場 : TODAYS GALLERY STUDIO. FUKUOKA〒810-0022 福岡市中央区薬院2-2-4 1F入場料 : 600円/3歳以下は入場無料出展者 : 53組主催 : 株式会社BACONURL : ※上記は予定のため、内容は変更になる可能性があります。■会場内での新型コロナウイルス対策に関して当社主催の企画催事では、新型コロナウイルス等感染予防に関して、厚生労働省のガイドラインなどを参考に、政府発表をふまえ、引き続き慎重に検討してまいります。会場入口での検温、マスク着用での入場をお願いしておりますので、ご協力いただきますようお願いいたします。■株式会社BACONとは国内・海外への質の高い展覧会の開催・提案・普及活動、集客数の増加、イメージの向上等を目的とした展覧会企画の提案を行なっています。作家との交渉から内装、展示レイアウト、作品のプリント、広告・宣伝にわたるまで、企画催事をプロデュースする。URL: ■TODAYS GALLERY STUDIO.とは2014年7月に浅草橋にてオープン。アートを発信することを目的に「曖昧☆美少女アート展」、「変わる廃墟 VS 行ける工場夜景展」、「鼻ぺちゃ展」など主催企画を数多く手掛ける。2016年GW開催の「ふともも写真の世界展」では2万人以上の来場を記録。代表的企画の「ねこ休み展」は地方開催含めて、累計来場者数100万人を突破するなど、都内で一番話題のギャラリー。2022年には、名古屋に続いて、福岡ギャラリーに常設ギャラリーをオープン。企画・立案はすべてクリエイティブディレクターの浅岡裕季が行う。URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月21日株式会社BACON(べーこん)は、可愛いフェイクスイーツの合同写真展&物販展「スイーツアートの世界展 2023 in 名古屋」をTODAYS GALLERY STUDIO.NAGOYA(名古屋市中区)にて2023年1月21日(土)~2023年2月12日(日)に開催します。人気クリエイターの新作発表はもちろん、季節感満載の“バレンタイン&ホワイトデーギフト”にも最適なグッズが勢揃いいたします!甘い香りが思わず漂う、フェイクスイーツだけを集めたイベントが名古屋に上陸!!本展では、SNSでフェイクスイーツ作品を公開するクリエイター30組が大集結!Instagramでフォロワー数が5万人を超える「petite.fleur(@__petite.fleur__)や「sugar poet(@sugarpoet_2021)らが新作を披露するほか、立体作品としても「Mi・mi※(@mimi_fakesweets)」が本展のためだけに制作したチョコパフェを初展示いたします。※Mi・miさんの「・」は白抜きハートです。気になる物販は、ミニチュアスイーツが話題の「S*Forest(@sacchi_moka)」が日本ならではの季節をテーマにした作品を展示・販売するほか、「甘花(@amahana_sweets)」や「*cute*(@cute_ruu17)」がバレンタインやホワイトデーのギフトにも最適なスイーツ雑貨を限定販売します!さらに、会場内では「プリマトルテ -クレイ洋菓子店-(@primatorte)」特製のガチャガチャも併設。リアルなクレイスイーツの作品が楽しめるほか、当たりが出ると豪華スイーツ作品をゲットできるかも!?ミニチュアスイーツだけを集めたPOP UP EVENTも同時開催!会場内の特設ブースでは、ミニチュアのフェイクスイーツ作品だけを集めた特設ブースも併設。「綿菓子(@joe.maple7) 」や「Patisserie Petit(@patisserie_petit.little_sweets)」などが本展だけのために制作した作品を展示・限定販売いたします。■驚異の制作過程が分かるメイキング映像を初公開!スイーツやケーキのフェイクスイーツ作品がどのようにして作られているのか、出来上がりまでの制作過程を会場内にてご覧いただけます。制作過程が見られる動画コーナーは必見です!■来場者特典は先着特典ポストカードを配布!先着1,000名限定で、Mi・mi(@mimi_fakesweets)特製の甘い香り漂うオリジナルポストカードをプレゼントいたします!■ココでしか買うことのできない、リアルでかわいい限定グッズが登場!<Masaming>プリンセス作品から新作が登場!・プリンセスいちごとクリームのカゴパイ(ネックレス、バッグチャーム)5,500円~<カンパネラ>ショコラの可愛い雰囲気が感じられる!・ミニパンケーキ(イヤリング・ピアス)2,310円<S*Forest>細かなところまでこだわった和菓子の作品!・たい焼きセット1,450円その他詳細は公式サイトをご確認ください。【企画展概要】企画展名:フェイクスイーツの合同写真展&物販展「スイーツアートの世界展 2023 in 名古屋」開催日時:2023年1月21日(土)~2月12日(日) 11:00~18:00休館日:毎週月・火曜日会場:TODAYS GALLERY STUDIO. NAGOYA〒460-0007愛知県名古屋市中区新栄1丁目17-12入場料:600円/3歳以下は入場無料出展者:30組主催:株式会社BACON※上記は予定のため、内容は変更になる可能性があります。(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2022年12月13日ペンギンと⾦⿂の合同写真展&イラスト物販展「ペンぎょ展 2022」が、東京・トゥデイズ ギャラリー スタジオで2022年6月17日(金)から7月10日(日)まで開催される。その後、7月16日(土)から名古屋へ、8月13日(土)まら福岡へ巡回する。「ペンギンと⾦⿂」の合同写真展&イラスト物販展「ペンぎょ展」は、ペンギンと金魚にフォーカスを当てた、ユニークな合同写真展&イラスト物販展。2021年にも東京・名古屋で開催され、好評を受けて、2022年の開催も決定した。参加アーティストは総勢37組となり、見どころ満載のラインナップとなる。会場では、夏の海やプールを軽やかに泳ぐペンギンと、ゆっくり優雅に泳ぐ金魚たちを個性豊かな作品とともに紹介。どれも⼀瞬の美しさを切り取った貴重な作品で、眺めているだけで癒しと涼しさを感じられるはずだ。注目は、ペンギンをメインに作品を発表する「日比谷」や、透明感のあるリアルな金魚作品を作り出す「養⿂場カジコ」、空中に⾦⿂が漂うかのような作品が⼈気の「安堂真季」などの人気作家たち。中には初出店のアーティストや、人気アーティストの新作作品も登場する。また、アート鑑賞だけでなく、ショッピングも楽しめるのが「ペンぎょ展」のいいところ。刺繍ハンカチやキーホルダーなど、ここでしか買えないペンギン&⾦⿂グッズが揃うので、ぜひチェックしてみて。【詳細】ペンギンと⾦⿂の合同写真展&物販展「ペンぎょ展 2022」■東京会場開催⽇時:2022年6⽉17⽇(⾦)〜7⽉10⽇(⽇) 11:00〜19:00※毎週⽉曜⽇は休館。会場:トゥデイズ ギャラリー スタジオ住所:東京都台東区浅草橋 5-27-6 5F入場料:600円※3歳以下は⼊場無料■名古屋会場開催⽇時:2022年7⽉16⽇(⼟)〜8⽉7⽇(⽇) 11:00〜18:00※毎週⽉曜・火曜⽇は休館。ただし7⽉18⽇は祝⽇により開館、20⽇が振替休⽇。会場:トゥデイズ ギャラリー スタジオ ナゴヤ住所:愛知県名古屋市中区新栄1-17-12入場料:600円※3歳以下は⼊場無料■福岡会場開催日時:2022年8⽉13⽇(⼟)〜9⽉4⽇(⽇) 11:00〜18:00※毎週⽉曜・火曜⽇は休館。会場:トゥデイズ ギャラリー スタジオ フクオカ住所:福岡県福岡市中央区薬院2-2-4 1F入場料:600円※3歳以下は⼊場無料
2022年05月21日スペインのバルセロナで生まれた大芸術家、ジュアン・ミロ(1893~1983)。国内では20年ぶりの大規模回顧展となる「ミロ展―日本を夢みて」が、2月11日(金・祝)から、渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開かれる。ミロは、ピカソと並び、スペインの巨匠として知られる芸術家だ。ジャポニスム・ブームのころ生まれ、生家の近くに日本美術の輸入販売店があったり、初個展を開いたダルマウ画廊では、日本美術の展覧会がたびたび開催されていたり。そのためミロは、早くから日本文化への憧れや興味を持っていた。芸術の都・パリで、「絵画と文字の融合」を追求するようになったミロは、日本の書に関心を抱いていった。戦争によりマジョルカ島へ逃れた1940年頃から、日本の墨と和紙を用いて、描線の太さや濃淡の実験を繰り返した。一方、日本では、1930年代からミロの作品が紹介されており、世界に先駆けて1940年にモノグラフ(単行書)を出版されるなど、その活動に注目していた。現在でも、日本各地の美術館がミロの名品を収蔵してきたように、ミロの人気は高い。本展では、ミロの日本への憧れを象徴する初期作品から代表作、例えば、実際の浮世絵と自画像をコラージュした《アンリク・クリストフル・リカルの肖像》、1931年に日本で初めて展示された《焼けた森の中の人物たちによる構成》、56年ぶりの来日となる《絵画(カタツムリ、女、花、星)》がといった名作が並ぶ。戦後、ミロは2度来日している。当時のミロは、積極的に陶器の制作。そこから日本の民芸品も愛していった。会場では、ミロが所蔵した日本の民芸品等の貴重な品々や、批評家の瀧口修造との交流を示す資料も見ることができる。ミロは「日本の書家たちの仕事に夢中になったし、確実に私の制作方法に影響を与えている」という言葉を残した。そんなミロと日本の相思相愛、深いつながりを紐解く展覧会は必見だろう。ジュアン・ミロ 《アンリク・クリストフル・リカルの肖像》 1917年 油彩・コラージュ、キャンバス ニューヨーク近代美術館 (c) The Museum of Modern Art, New York. Florene May Schoenborn Bequest, 1996 / Licensed by Art Resource, NY (c) Successió Miró / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2022 E4304ジュアン・ミロ 《シウラナ村》 1917年 油彩、キャンバス 吉野石膏コレクション(山形美術館寄託) (c) Successió Miró / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2022 E4304ジュゼップ・リュレンス・イ・アルティガス、ジュアン・ミロ 《花瓶》 1946年 炻器 個人蔵(c) Successió Miró / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2022 E4304ジュアン・ミロ 《絵画》 1966年 油彩・アクリル・木炭、キャンバス ピラール&ジュアン・ミロ財団、マジョルカ Fundació Pilar i Joan Miró a Mallorca Photographic Archive (c) Successió Miró / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2022 E4304【開催概要】『ミロ展―日本を夢みて』会場:Bunkamura ザ・ミュージアム会期:2022年2月11日(金・祝)〜2022年4月17日(日)時間:10:00〜18:00、金・土曜日は21:00(入館は閉館30分前まで)休館日:2月15日(火)、3月22日(火)展覧会公式サイト: ※会期中すべての土日祝および4月11日(月)~4月17日(日)は事前に【オンラインによる入場日時予約】が必要
2022年01月28日猫の合同写真展&物販展「ねこ休み展」の秋の巡回展が、愛知県のトゥデイズ ギャラリー スタジオ ナゴヤ(TODAYS GALLERY STUDIO.NAGOYA)にて、2021年9月18日(土)から10月10日(日)に開催される。「ねこ休み展」が1年ぶりに名古屋で1年ぶりの開催となる名古屋での「ねこ休み展」。今回もプロ・アマ問わず人気の猫クリエイターが一堂に会し、猫の可愛さがたっぷり詰まった写真の展示や猫モチーフのグッズ販売を行う。今回登場するスター猫たちのトータルSNSフォロワー数は驚異の300万人越え。展示作品のほとんどは新作となり、SNSに未公開の作品も多く展示される予定だ。スター猫たちの“癒し”作品を展示新たなスター猫には、3匹の猫と暮らすふわふわの「Hana」や、むっちりボディとつぶらな瞳がチャーミングな「ぐっぴー」らが仲間入り。名古屋会場初登場する。また、インスタグラムのフォロワーが14万人を超えるスター猫「寅次郎」の妹猫「小梅」の作品も初展示。生後幼い小梅が、寅ちゃんと少しずつ距離を縮める可愛らしい姿を見ることができる。名古屋限定グッズの発売も会場内の特設ブースでは、キュートな猫だるまが人気のクリエイター「marucoro chan」とのコラボレーションイベントを開催。「さるかに合戦」や「一寸法師」など日本の“昔ばなし”をテーマにした立体作品を展示するほか、数量限定グッズの販売も行う。名古屋会場限定の新作グッズにも注目。ぬいぐるみやキーホルダー、アクセサリーまで、ここでしか手に入らないオリジナルグッズが集結する。なお、来場者特典として6周年記念ポストカードの配布も行われる予定だ。見ているだけでもほっこりと癒される「ねこ休み展」。この機会に是非、足を運んでみては。【詳細】猫の合同写真展&物販展「ねこ休み展 秋 2021」開催日時:2021年9⽉18⽇(⼟)〜10⽉10⽇(⽇) 11:00〜18:00休館日:毎週⽉曜⽇・⽕曜⽇※但し、9月20(⽉)祝⽇は開館 9月22(⽔)は振替休⽇会場:TODAYS GALLERY STUDIO.NAGOYA住所:愛知県名古屋市中区新栄1丁⽬17-12入場料:600円/3歳以下は⼊場無料※内容は変更になる可能性あり■グッズ例:・⼀⼨法師の猫こけし 1,650円・<灯さかす>ましまろうオリジナルぬいぐるみ 各2,145円~・ツートン猫ピアス 各2,750円
2021年08月30日"貧血の皆さまー。ミロ飲んでみてくださいー!鉄分が平均の1/7しかないと指摘された私でも、ミロ飲んだら平均値になりましたー!"というツイッターの投稿がきっかけで、爆発的な人気になった麦芽飲料の「ミロ」。ミロは成長期の子どものための飲料で、今年で47年目を迎えるロングセラー商品です。一時は供給が追いつかないほどの人気で販売休止になりましたが、この春から再開されたので、買われた方も多いはず。では、ブームのきっかけとなった“大人の貧血が治る”というのは本当でしょうか?メーカーおすすめの飲み方としては、牛乳に溶かして飲むことがすすめられています。ということで牛乳と組み合わせた栄養成分でみると、1杯分(ミロ15g+牛乳150ml)では、鉄分は3.2gとれることに。女性(20代~40代)の鉄分の推奨量は一日10.5mg。実際とれている量は約6.5mgなので、ミロを一日1杯飲むと、鉄分の不足量をほとんど補えるということになります。よって、ミロは貧血改善に役立つといえるでしょう。また鉄分以外のメリットとしては、カルシウムも多いことが挙げられます。カルシウムも女性が不足している栄養素のひとつ。20~40代女性の一日のカルシウム推奨量は650mgですが、実際とれている量は400mg程度。その点、ミロは1杯で395mgのカルシウムがとれるので、鉄分と同様、一日の不足分を補えるのです。さらにカルシウムの吸収を促すビタミンDが入っているのもポイント。このように子どもだけでなく大人の栄養補給にも貢献してくれるミロですが、糖質の量にはちょっと注意を。ミロ1杯の糖質量は17.2g。たとえばコーラは同じ量で18.8gになるので、糖質はコーラ並みだといえます。なので飲みすぎは禁物。また間食(おやつ)の目安は1日200kcalまでがおすすめなので、ミロ1杯(164kcal)を飲んだら他のおやつは控えるという取り入れ方が賢明です。ミロを飲まれるとき、もしご家庭にきな粉があったら、ぜひきな粉をトッピングしてみましょう。■ミロ~きな粉トッピング~レシピ制作:管理栄養士 長 有里子<材料 1人分>ミロ 大さじ2(約15g)冷たい牛乳(または温めた牛乳) 150mlきな粉 適量<作り方>1、ミロに牛乳を注ぐ。2、きな粉をかけ、混ぜていただく。きな粉をちょい足しすることで、より鉄分とカルシウムをアップできたり、ミロには少ない食物繊維やビタミンEも底上げできますよ。
2021年05月13日『奇蹟の芸術都市 バルセロナ展』が東京ステーションギャラリーにて開幕。4月5日(日)まで開催されている。スペイン、カタルーニャ自治州の州都バルセロナ。芸術、食、スポーツ、世界遺産サグラダ・ファミリアなど、さまざまな点で世界中の人々を惹きつけている、スペインで最も人気のある観光都市だ。同展は、そんな都市の魅力を探るべく、都市の近代化が進んだ1850年代から、万博開催を経てスペイン内戦に至るまでの約80年間にカタルーニャに花開いた芸術文化を辿る。アントニ・ガウディをはじめとする建築家や、ここで若き日々を過ごしたピカソ、同じくここを足掛かりに世界的に活躍したミロやダリ、そして、カフェ「四匹の猫」を文化発信の場としたラモン・カザスやサンティアゴ・ルシニョルなど、多くの芸術家による絵画、ドローイング、彫刻、家具、宝飾品など約130点が紹介される。会場は全6章で構成。第1章「都市の拡張とバルセロナ万博」では、1859年から始まった都市の拡張計画と、1859年に開催された万博の様子が紹介され、急激な近代化が都市や人々もたらした変化が見て取れる。東京ステーションギャラリー( )
2020年02月13日猫の合同写真展&物販展「ねこ休み展」のスピンオフ企画「まるごとホイちゃん展 in 夏祭り」が、東京・浅草のギャラリー「TODAYS GALLERY STUDIO」にて開催される。期間は2019年7月26日(金)から9月1日(日)まで。「まるごとホイちゃん展」は、人気の甘えん坊猫“ホイップ”こと、通称“ホイちゃん”にフォーカスするもの。今回は、「夏祭り」をテーマに新作展示やグッズを展開する他、国内外で活躍するペインティングアーティスト・チョーヒカルが描くホイちゃんのトリックアートも登場する。また、来場者には先着特典としてヨーヨー釣りチケットがプレゼントされる。会場では、「ねこ休み展」ゆかりの作家陣とのコラボレーショングッズも販売。アップルココが制作した「ホイちゃんキーホルダー お座りver」や、marucoro chanの浴衣をまとった「ホイちゃんこけ)」など、夏祭り限定バージョンでラインナップする。【詳細】ねこ休み展スピンオフ企画「まるごとホイちゃん展 in 夏祭り」開催日時:2019年7月26日(金)〜9月1日(日)11:00〜19:00休館日:毎週月曜日※ただし8月12日(月)は開館、振替休日なし会場:TODAYS GALLERY STUDIO(東京都港区東新橋1丁目8台東区浅草橋5-27-6 5F)入場料:500円/3歳以下は入場無料※東京ドームシティで開催中の「ねこ休み展 夏 2019」のチケット半券持参で、オリジナルポストカードプレゼント。※本展覧会のチケット半券を「ねこ休み展 夏 2019」で提示すると、入場料200円引き。※上記は予定のため、内容は変更になる可能性がある。グッズ例:・<アップルココ>ホイちゃんキーホルダー お座りver 1,900円・<marucoro chan>ホイちゃんこけし(浴衣) 2,500円・<空木>ホイぺろ新作ポーチ 2,350円※限定グッズは数量限定で無くなり次第終了。【問い合わせ先】株式会社BACONTEL:03-5809-3917
2019年06月29日展覧会「奇蹟の芸術都市バルセロナ展 ーガウディからピカソ、ミロ、ダリまでー」が、2019年9月14日(土)から11月4日(月)までの期間、札幌芸術の森美術館にて開催される。古代に遡る豊かな歴史と、19世紀に産業革命を経験したことによる経済的・文化的な先進性をあわせ持つスペイン、カタルーニャ自治州の州都バルセロナ。芸術、グルメ、スポーツなど、今もなお、あらゆる面で人々を魅了する世界有数の国際都市だ。「奇蹟の芸術都市バルセロナ展」では、そんなバルセロナという都市の近代化が進んだ19世紀後半、イルダフォンス・サルダーの都市計画から、1888年のバルセロナ万国博覧会開催、1936年から1939年にかけてのスペイン内戦に至るまでの約80年間にフォーカスを当てる。会場では、現在のバルセロナの景観を形作った建築家アントニ・ガウディをはじめ、パブロ・ピカソ、ジュアン・ミロ、サルバドール・ダリらによる絵画、彫刻、家具、宝飾品、図面、映像資料、写真などの作品約150点を展示。当時のカタルーニャに花開いた芸術の精華を紹介していく。また、チケットでは、2020年冬に札幌芸術の森美術館で開催される、アルフォンス・ミュシャの展覧会「みんなのミュシャ」とのセット券も用意。是非この貴重な機会に、世界的な芸術家たちの作品をまとめて楽しんでみてはいかがだろうか。【詳細】奇蹟の芸術都市バルセロナ展 ーガウディからピカソ、ミロ、ダリまでー会期:2019年9月14日(土)~11月4日(月)開館時間:9:45~17:00(最終入館16:30)会場:札幌芸術の森美術館住所:北海道札幌市南区芸術の森2-75<観覧料>・当日券一般 1,300円/高校・大学生 800円/小・中学生 500円・前売り券一般 1,200円/高校・大学生 700円/小・中学生 400円・図録付きチケット 4,440円販売期間:6月15日(土)10:00~8月20日(火)23:59販売場所:※ローソンチケットのみ(Lコード:92484)・「奇蹟の芸術都市バルセロナ展」×「みんなのミュシャ」セット券 2,200円販売期間:6月15日(土)10:00~9月13日(金)23:59販売場所:ローソンチケットのみ(Lコード:11514)※価格は全て税込み。※小学生未満無料。※前売り券はローソンチケット(Lコード:11514)、チケットぴあ(Pコード:769-797)、セブンチケット、道新プレイガイド、札幌市民交流プラザチケットセンター、教文プレイガイド、札幌芸術の森美術館で購入可能。※図録は9月1日(日)以降、ローソン購入店店頭にて受け取り可能。【問い合わせ先】札幌芸術の森美術館TEL:011-591-0090
2019年06月20日アザラシの合同写真展&イラスト展&物販展「あざらしラッシュ!!展」が、名古屋のTODAYS GALLERY STUDIO NAGOYAで2019年6月29日(土)から7月21日(日)まで、静岡パルコで2019年7⽉21⽇(⼟)から8⽉12⽇(⽉・祝)まで開催される。アザラシと言えば、アニメにもなって人気を博した"ゴマフアザラシ"や水族館でも見ることができる"アゴヒゲアザラシ"を思い浮かべる人も多いだろう。諸説あるが、実は全世界には18種のアザラシが存在するとも言われている。「あざらしラッシュ!!展」は、そんなアザラシにフォーカスした合同写真展&イラスト展&物販展。写真とイラストの融合展示や立体物販物、アニメーション作品などを楽しむことができる。出展する写真作家は、カナダなどでアザラシの赤ちゃんを撮り続ける動物写真家・小原玲など。会場では小原玲が過去30年間撮り溜めた作品を厳選して展示する予定だ。見るものを圧倒するほど美しく、愛らしいアザラシの姿を目にすることができる。イラストレーションは、インスタグラムでフォロワー数3万人を誇るぽんたによる“流氷からアザラシたちが昇り立つような大型作品”をはじめ、癒し系イラストが人気を博す植月えみりによる新作展示、初のアニメーション作品も公開予定。また、静岡会場では特設ブースを設置し、植⽉えみりの会場限定アニメーションやほわころくらぶのほっこり映像を公開する。約1,000種以上のグッズ販売にも注目。日本キャンドル協会認定キャンドルアーティスト作家による「流氷ごまキャンドル」、羊毛フェルトハンドメイドの「アザラシさんのパンケーキタワー」、食べ物とアザラシがコラボレーションした「あざらし寿司マスキングテープ」などが展開される。会場限定の新作グッズも並ぶのでファンは要チェックだ。【詳細】あざらしの合同写真展&イラスト展&物販展「あざらしラッシュ!!展」■名古屋開催日時:6月29日(土)~7月21日(日) 11:00~18:00休館日:月・火曜日(但し、7月15日(月)海の日は開館、17日が振替休日)会場:TODAYS GALLERY STUDIO NAGOYA(愛知県名古屋市中区新栄1-17-12-1F)入場料:600円/3歳以下は入場無料出展者:25組※来場者には先着2,000名限定で、イラストレーター・ぽんたが無数のアザラシを描いた特製オリジナルポストカード「ぎゅうぎゅうあざらし」をプレゼント。■静岡開催日時:2019年7⽉27⽇(⼟)〜8⽉12⽇(⽉・祝) 10:00〜20:00休館⽇:なし会場:静岡パルコ 3階特設会場(静岡県静岡市葵区紺屋町6-7 静岡パルコ3F)⼊場料:400円/⾼校⽣以下300円/ペア⼊場700円/3歳以下⼊場無料出展者:23組※来場者には先着1,000名限定で、⾬宮菜々⼦特製のオリジナルポストカード「ぽよざらしのポストカード」をプレゼント。グッズ例:・流氷ごまキャンドル 1,600円+税・アザラシさんのパンケーキタワー 2,500円+税・あざらし寿司マスキングテープ 580円+税・コッペパン列車マスキングテープ 580円+税<新作・会場限定>・あざらしクリームソーダトートバッグ 1,600円+税<新作・会場限定>
2019年04月27日ねこの合同写真展&物販展「ねこ休み展」のスピンオフ企画「まるごとホイちゃん展 in ⼤阪」が、ルクア大阪にて開催。期間は、2019年1月16日(水)から21日(月)まで。「ねこ休み展」史上初の単独展開催となる本展。記念すべく第1回目の主役に選ばれたのは、「ねこ休み展」で⼈気の⽢えん坊猫“ホイップ”こと、通称“ホイちゃん”だ。まるで「チクワ」のようなユニークな模様の毛並みを持つホイちゃんは、その愛らしい姿からSNSで25万人超えのフォロワーを持つアイドル猫でもある。今回は、そんなホイちゃんに焦点をあてた新作や未公開作品を展示。また2.5メートルを超える超巨⼤化したホイちゃんと写真が撮れるフォトスポットも設置予定など、会場全体がホイちゃん一色に彩られる。ファンにはたまないグッズコーナーには、「ねこ休み展」ゆかりの作家陣とのコラボレーションアイテムも登場。<灯さかす>とタッグを組んだステッカーや、<marucoro chan>とコラボレートした「ホイちゃんこけし」など、会場でしか手に入らない限定グッズが並ぶ。さらに期間中は、先着入場者1000名に、ホイちゃんの姿を捉えたオリジナルポストカードを配布する嬉しい特典も用意。なお1月19日(土)と20日(日)には、ホイちゃんの飼い主である“ホイ主”も在廊する予定だ。【詳細】「まるごとホイちゃん展 in ⼤阪」期間:2019年1月16日(水)~21日(月)10:00〜21:00 ※最終⽇のみ19:00閉場休館日:なし場所:ルクア大阪 9階 LUCUAホール住所:⼤阪市北区梅⽥3-1-3⼊場料:300円 ※3歳以下無料※上記は予定の為、内容が変更になる可能性有り■アイテム例<灯さかす>ステッカー 2種 各700円<0313>オリジナルトートバッグ 2,400円<marucoro chan>ホイちゃんこけし 2,500円■入場者特典先着入場者1000名に、ホイちゃんのオリジナルポストカードがプレゼント
2018年12月28日古代ギリシャで制作され、現在はパリ・ルーヴル美術館で展示されている彫刻の女性像「ミロのヴィーナス」が、アクションフィギュアシリーズ「figma」で立体化され(FREEing)、2016年1月に発売されることが決定した。現在「GOOD SMILE ONLINESHOP」にて予約受付中で、価格は4,444円(税別)。今年5月には、近代彫刻の父オーギュスト・ロダン作「考える人」が「figma」で立体化され大きな話題となったが、『figma ミロのヴィーナス』は、「だれもが知っているあの芸術作品が、figmaになって動き出す」とコンセプトとしたテーブル美術館シリーズの第2弾として登場。ミロス島で発見され、その優美さと失われた両腕のミステリアスな要素で人々を魅了する、彫刻作品の傑作のひとつが、まさかのアクションフィギュアとなって立体化される。『figma ミロのヴィーナス』のフィギュア間接部には、スムーズかつさまざまなポーズが決まるfigmaオリジナル関節パーツが使われており、「ミロのヴィーナス」のポーズはもちろん、世界的な芸術作品にさまざまなアクションポーズをとらせることが可能。要所に軟質素材を使うことでプロポーションを崩さず、可動域を確保しているという。「figma」サイズになっても腰布の表現の緻密さは表現されており、現物の造形美も再現。付属パーツは「ミロのヴィーナス」ポーズ用の専用台座のほか、片手には林檎を持っているのではないかとする有力な説のもと、実在しない「失われた両腕」と「林檎」といった手首パーツや胸&頭部パーツ、可動支柱付きのfigma専用台座が同梱される。商品価格は4,800円(税込)で、「GOOD SMILE ONLINESHOP」の受注締切は2015年7月29日21:00。商品の発売および発送は、2016年1月を予定している。
2015年07月03日