博報堂は11月6日、マーケティングツールとして利用可能な会話エンジンを開発し、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(以下、DAC)の「DialogOne」と連携させることで、LINE公式アカウント上でも利用できるマーケティングサービスの提供を開始した。博報堂が開発した会話エンジンでは、スマートフォン上で動作するメッセンジャーアプリや各種Webサービス、IoTデバイスなどとインターネット経由で連携させることで、ユーザーからの問いかけに自動で応答するアプリケーションの開発などが可能になる。一方「DialogOne」とは、LINE上で企業とユーザーが相互のコミュニケーションを行うことができるメッセージ管理ソリューション。高いリーチを獲得するだけでなく、ユーザー一人ひとりに対して最適なメッセージ配信が可能だ。同社によると、LINEにおける会話エンジン利用事例として、同社クライアント企業が運用するLINE公式カウント向けにアンケート型の対話応答システムを提供。LINEユーザーと直接対話することで、ユーザーが好む商品や買う場所などを自然な会話の中で引き出すことができるほか、会話を通じて取得したヒアリング結果をデータベースに蓄積することが可能だという。質問の言い換え例としては、「会話ロボット : 好きな動物は?」「ユーザー : 分からない」「会話ロボット : 今までに動物を飼ったことはありますか?」という具合に、基本的な質問文でユーザーから回答を引き出せない場合でも、会話を継続することでユーザーインサイトを探っていく。
2015年11月09日第1回の連載では、チーム開発において同一ベンダーが提供する包括的なツールを活用する背景をご紹介しました。今回は同一ベンダーによる包括的なツールを導入する場合に考慮すべきポイントを、マイクロソフトの「Team Foundation Server(以下、TFS)」と、そのSaaS版の「Visual Studio Online(以下、VSO)」を例にご紹介します。TFS・VSOの詳細な機能比較はマイクロソフト認定エキスパートであるMicrosoft MVP亀川和史さんがブログで公開しているのでご覧ください。○プロジェクト管理者と開発者の密な連携がポイントチーム開発には、開発プロジェクトの進捗や品質に責任をもつ「プロジェクト管理者」とアプリケーション開発に責任をもつ「開発者」がいます。両者とも開発プロジェクトを納期までに終わらせるという共通の目的はあるものの、それぞれの責任範囲が異なるがゆえに同じプロジェクトを別々の視点で見てしまいがちです。そして、それぞれが個別最適化をはかってしまい、結果としてプロジェクト全体の効率が落ちることがよくあります。同一ベンダーが提供する包括的なツールを利用する際は、まずはプロジェクト管理者と開発者の両者に同じ視点を持たせ、両者の連携を密にすることを目指すのがベストです。TFS・VSOでは、バグ修正などのタスク管理をWebブラウザ、Excel、Visual Studio、Eclipse上で実施できます。プロジェクト管理者は使い慣れたExcel上でバグ修正タスクを作成して開発者をアサインし、開発者はアサインされたタスクを普段利用しているVisual StudioやEclipse上で確認してバグを修正にとりかかるといったことが可能です。また、TFS・VSOはタスクごとにソースコードの変更を関連付けする機能もあります。先ほどのタスクに基づき開発者が修正したソースコードをコミットする際にアサインされているタスクを関連付けておくと、該当タスクの状態が「解決済み」として反映され、Webブラウザ上で具体的なソースコードの修正箇所を追跡することが可能です。このようにTFS・VSOでは、プロジェクト管理とソースコードの変更管理を関連付けし、それをプロジェクト関係者が普段利用しているツールにて可視化・管理できるようにすることで、プロジェクト管理者と開発者のシームレスな連携を実現しています。なお、TFS・VSOにはプロジェクト関係者の直接的なコミュニケーションの場として、「チームルーム」が提供されており、関係者がお客様との議事録などの投稿やビルドの結果、作業項目の変更、ソースコードの変更などの自動書き込みによる作業内容の確認も行えるようになっています。○ビルドからテストまで行う継続的インテグレーションの実現継続的インテグレーションを実現するには、ビルド、テストの自動化が不可欠です。もちろんTFS・VSOもビルド、テストの自動化機能が提供されており、継続的インテグレーションを実現できます。TFS・VSOは.NETに加えてJava、iOS、Android、Unity、Xamarinなどのビルドにも対応しており、XcodeからTFS・VSOのGitリポジトリにソースコードをコミットしたタイミングでiOSアプリケーションのビルドを開始する、といったことが可能です。通常はビルド用のサーバを用意しますが、VSOを利用している場合はVSOのビルド用サーバを利用することも可能です。○Application InsightsでiOSアプリケーションとの連携も可能アプリケーションの利用状況や応答時間の改善のためには、アプリケーションの利用状況や応答時間などのパフォーマンス状態をリアルタイムに分析することが求められます。マイクロソフトでは、アプリケーションの監視・分析サービス「Application Insights」を提供しています。Application Insightsには、.NET、Java、PHP、Ruby、Python、iOS、Android用のSDKが提供されており、簡単にアプリケーションと連携できるようになっています。特に、Visual Studio 2015やApplication Insights for iOSを利用すると、ウィザードに従って設定するだけでWindowsやiOSアプリケーションとApplication Insightsとの連携が実現できます。○とりあえず使ってみて本格導入ベンダーが提供している包括的なツールは有償です。検証目的で稟議を通すことは難しいため、無償で利用できるOSSツールをまず利用するという方も多いのではないでしょうか。マイクロソフトからは、機能限定版の「Team Foundation Server Express」が提供されており、VSOは5ユーザーまで無償でマイクロソフトアカウントがあればすぐに利用できます。まずはスモールスタートで無償版の検証を行い、問題がなければ稟議をあげるということも可能です。また、「MSDN Subscription」をお持ちの企業であれば追加購入なしでTFSが利用できます。○ベンダー提供の包括的ツールを利用するメリットベンダーが提供する包括的なツールは、開発プロジェクトで必要なツール同士の連携が標準でできるようになっているため、開発プロジェクトの関係者が自分の職務に集中することで開発プロジェクト全体を円滑に進めることができます。特に、TFS・VSOではプロジェクト管理者や開発者が普段利用しているツールからアクセスできるというメリットがあります。包括的なツールのデメリットは有償であることですが、幸いにもTFS・VSOは無償で利用開始できるようになっているので、まずは検証目的で包括的なツールを使ってみることをお勧めします。次回は、TFS・VSOを利用したチーム開発におけるプロジェクト管理方法についてご紹介します。編集協力:ユニゾン○執筆者紹介武田正樹(たけだ・まさき)日本マイクロソフト株式会社開発ツール推進部テクノロジースペシャリストマイクロソフトに興味のないエンジニアへの技術啓発を担当。WordPress、EC-CUBEなどのオープンソースCMSコミュニティへのWindows Server、Microsoft Azureの利用促進や、日本のマーケットシェア上位のルーターのMicrosoft Azure仮想ネットワーク対応などに携わる。スタートアップ支援プログラム「Microsoft BizSpark」の日本での立ち上げやSamurai Venture Summitをはじめとしたさまざまなイベント、ハッカソンの支援も行う。2014年7月よりVisual Studioの利用促進プロジェクトを担当し、10月より現職。
2015年10月15日ユーザーローカルは10月9日、ニュース記事のSNS拡散状況を分析することができる無料ツール「UserLocalニュース分析ツール」を公開すると発表した。同ツールでは、国内1000媒体以上のニュース記事へのSNS反響や、拡散ツイートしたユーザーのプロフィールをマイニングすることで、「媒体分析」「トピック分析」「記事分析」といった観点からデータを分析する。「媒体分析」機能では、各ニュース記事が各SNS(Twitter、Facebook、はてなブックマーク)でどのくらいの反響があるのか調査する。Twitterでは、記事ページに埋め込むシェアボタンで、記事の反響数が分かる仕組みだったが、そのボタンが廃止されていることが決まっている。UserLocalニュース分析ツールでは、独自にデータを集計し、件数を表示できる。「トピック分析」機能では、同じテーマの記事を比較し、記事によってどのぐらい反響の差があるかを比較。「記事分析」機能では、記事をTwitterで拡散したのは、普段どんなことに興味を持っている人かを調べられる。同ツールでは過去1週間分のニュース記事データを調査可能で、今後、「メディア分析ツールMedia Insight」、「ソーシャルメディア分析ツールSocial Insight」の有料版導入企業の場合は、それ以前の記事でも分析できるようになる予定。
2015年10月13日フリークアウトはこのたび、Facebook・TwitterよりAPI経由で広告配信ができる権限を取得し、広告配信ツール「MARY(メアリー)」の提供を開始した。同ツールは、フリークアウトのプライベートDMP「MOTHER」に蓄積したデータと連携し、Facebook・Twitter上でターゲティング広告の配信をシームレスに行えるというもの。DSPとSNS上の広告配信を一元的に運用・管理することができる。同社はこれまで、MOTHERに蓄積したデータ(Cookie / メールアドレス / ソーシャルID / モバイル広告ID)を基に、最適なターゲティングが行えるRTB対応のDSP「FreakOut」を提供し、広告主のニーズをサポートするソリューションの拡充に努めてきた。しかし、SNS上での広告コミュニケーションの重要性が高くなる一方、各SNSの広告配信設定項目の登録には手間がかかり、SNS上で高度なユーザーコミュニケーションを実現できていない状況だったという。同社は、この課題を解決すべく、DSP・SNSを横断し統合的なコミュニケーション設計を実現する広告配信ツールとして「MARY」を開発。これまで主にFreakOutで利用していたDMPのデータを、SNS上の広告にも活かすことで、統合的なコミュニケーション設計を実現する。具体的には、Facebook・Twitter広告がそれぞれ持つ複雑な設定項目(カスタムセグメント・年齢・性別・地域・趣味嗜好)を簡易かつ一括で行えるキャンペーン生成機能や、金融工学のモデリングを応用した各キャンペーン予算の自動最適化などが可能だ。
2015年10月05日いつも.は9月28日、購入意欲の高い訪問者の追客ツール「メルコレ」の提供を開始した。同ツールは、楽天市場において店舗が、クーポンの提供と引き換えに訪問者にメールマガジン(以下、メルマガ)の登録をしてもらうことで、「購入意欲の高いメルマガ会員」の獲得を可能にするもので、効率の良いメルマガアプローチの実現を支援する。同社によると楽天市場では、商品購入者に対するメルマガサービス「R-mail」の無料配信が8月末より開始したほか、読まれないメルマガが自動解除される仕組みに。これにより、メルマガを利用する店舗が増加しただけでなく、"メルマガを読んでくれる会員"の取得に対するニーズが高まっているという。メルコレでは、再訪・メルマガ登録・クーポン配布・メルマガ配信の4ステップにて、メルマガを読んでくれる会員の獲得をサポート。クーポンと引き換えにメールアドレスを取得するため、「購入見込みが高い訪問者」にメルマガでアプローチできるほか、メルマガと同時に登録される「お気に入りショップ」機能により、楽天市場のお知らせからアピールすることも可能となる。これにより店舗は、初回で購入しなかった顧客(見込み客)を逃すことなく、再アプローチすることができ、売り上げ機会の最大化を見込むことができる。
2015年09月30日米GitHubは9月22日(現地時間)、プログラミング教育支援ツール「Classroom for GitHub」をリリースしたことを発表した。同ツールは、コンピュータ科学教育の改善を目標に掲げた「GitHub Education」という取り組み内の1プロジェクトという位置づけで、リポジトリの作成や、受講者がたくさんいるクラスのアクセス管理など、煩雑になりがちな教育現場における管理作業を簡易化し、教育現場を効率化するために開発されたもの。教師は課題を簡単に作成し、プライベートな招待用URLを通じて学生に課題用コードを配布することができる。また、リポジトリ作成とアクセス管理を自動的に行うことが可能で、生徒も課題提出を簡単に行えるようになる。このほか、教育機関や教師がサイトから申請すれば、通常では有料なプライベートリポジトリを、無料で作成することも可能。オプションとして、課題の参考用コードを付けて、学生ごと、あるいはグループごとに提供できる。また、同僚の講師や助手を講座の管理者に追加登録して、課題の作成や管理を代行してもらうことも可能となっている。
2015年09月25日以前、当媒体で「OutSystems Platform」という超高速開発ツールについて紹介した。同ツールの特徴のひとつに、「Visual Modeling」という視覚的言語を用いてモデル駆動型開発を行うことにより、ドラッグ&ドロップでプログラムを設計できることがある。最終的にC#やJavaのソースコードが生成されるが、開発者はソースコードを見ることも触ることもできないようになっており、C#やJava言語の知識を身に付けることなく業務アプリケーションを開発できるようになっている。今回、Outsystemsの国内総販売元であるBlueMemeによるプレス向けセミナーにて、筆者が実際に同ツールを使ったアプリ開発を体験してきたので、その様子をレポートする。ちなみに筆者は、当媒体に掲載するプログラミング学習記事の動作確認などのためにソースコードを“写経”したことがある程度で、実際にアプリを開発した経験はない。果たして、筆者のような未経験者でもアプリを無事に完成させることができるのだろうか。ではまず、OutSystemsのWebサイトで提供されているOutSystems Platformの個人向け無償ダウンロード版をインストールするところから始めよう。OutSytemsのWebサイトTOPページ右上の「Try now for free」ボタンをクリックすると、名前とメールアドレスを入力する画面となるので、情報を入力して「Get Started」ボタンをクリックする。しばらくすると登録したメールアドレスにメールが送られてくるので、そのなかの「ACTIVATE YOUR ACCOUNT」ボタンをクリック後、Sign UP画面が開いたら、名前とメールアドレスを入力し「SIGN UP」ボタンをクリックする。その次の登録画面で「Personal Environment」のURLやパスワードなどの情報を設定し「ACTIVATE ACCOUNT」をクリック。下記の画面になったら、「CLICK HERE TO CONTINUE」→「LET’S START」→「Download the Development Environment」で、同ツールのダウンロードが開始する。ダウンロード後は、画面の指示に従ってインストールを進めていけばよい。インストールが完了したら、「Service Studio」を立ち上げ、「Environment」のURLと登録メールアドレス、パスワードを入力して、「Personal Environment」環境へ接続し開発画面にログインする。以上で開発環境の構築ができた。このように、Personal Environmentを使用した場合は、OutSystems Platformの心臓部となるモデル変換エンジンがインターネット上のクラウドサーバで動作するため、サーバのセットアップやデータベースの設定は必要ない。また、生成されたアプリもクラウドサーバ上に構築されるため、接続する端末からURLを入力することでアクセス可能となる。さて、ここから実際に開発へ移っていく。今回著者は、あらかじめExcelで作成しておいたデータベースを連携させた簡易的な連絡帳アプリを作成した。OutSystems Platformでは、プロセスとインターフェース、ロジック、データの4種類のモデルを設計することにより、ソフトウェアの製造工程を自動化している。下記の画面は、ロジックモデルの設計画面。今回は、「BootStrapContact」をクリックするだけで自動でモデルが生成され、Excelで作成したデータベースと連携することができた。なお、この画面からSAPや外部APIと連携させることも可能だという。インターフェースモデルの設計画面に、データモデルをドラッグ&ドロップして、「1-Click Publish」というボタンを押すと、サーバへのアップロード、C#のソースコードとSQLスクリプトの生成・コンパイル実行、データベース定義の更新、アプリケーションサーバへのデプロイまでがすべて自動で行われる。簡易的なものではあるが、一応これでアプリの完成だ。作成したアプリはレスポンシブルデザインに対応しており、デスクトップ、タブレット、スマホなど端末にあわせたUIで表示される。こうして、アプリ開発未経験の著者でも、数十分ほどでWebアプリを作成することができた。もちろん、コードは一切書いていない。BlueMeme 代表取締役の松岡真功氏は、同ツールのコンセプトについて「OutSystemsの目指す方向性は、一般市民の人がアプリを作れるようになること。昔はエンジニアしかできなかったインストールという作業も、今では誰もがスマホからできるようになった。このように将来的には、ママが子どもの時間割を管理するアプリを作るなど、必要なアプリは誰もが自分で作れるようになることを目標としている」と説明していたが、今回の開発体験を通して、身をもってその可能性を感じることができた。興味のある方は、ぜひ一度試してみてはいかがだろうか。
2015年09月15日データアーティストは9月8日、同社が提供するLPOツール「DLPO Act」とGoogle アナリティクスが連携したことを発表した。DLPO Act は、A/Bテストや多変量テスト、ターゲティングでCVR向上を実現するLPOツール。マーケティングの理論に基づきコンバージョン最大化のための仮説・検証を、LP制作の段階からトータルにサポートするコンサルティングも提供する。今回の連携により、Google アナリティクスで収集したユーザーデータとキャンペーンシナリオをDLPOで活用可能となり、WebサイトのA/Bテストの効果を高め、より細かなパーソナライズを実現できるという。
2015年09月09日データアーティストは9月2日、同社の提供するLPOツール「DLPO」とPtmindが提供するデータアナリティクス「Ptengine」を連携したことを発表した。Ptengineは、PCやスマートフォン、タブレットなど訪問者が利用するデバイスを問わず、クリックや視線集中度、スクロール到着度といったデータを取得しサーモグラフィー表示する分析ツール。一方、DLPOは、A/Bテストや多変量テスト、ターゲッティングを行うことによりCVR向上を実現するLPOツールとなる。今回の連携により、訪問者の動線・目線の動きをより細かく把握し、デバイスや目的にとらわれることなく効果の高いWebサイトの構築と企画提案が可能になるという。具体的には、広告のリンク先としてDLPO タグを設置したリダイレクト元ページを用意し、A/Bテストを設定。ユーザーが広告をクリックし、リダイレクト元ページを訪問すると設置されたDLPO タグが読み込まれ、DLPO が各パターンページへのリダイレクトスクリプトを出力する。その際、Ptengine 解析用にURLへパターンを識別するためのパラメーターを付与。Ptengineが同パラメーターをもとに解析を実行する仕組みだ。
2015年09月03日ヌーラボは8月27日、プロジェクト管理ツール「Backlog」のGitプルリクエスト機能の提供を開始したと発表した。同ツールは、チームメンバー間のコミュニケーションにフォーカスしたプロジェクト管理ツールで、2006年7月よりサービスが開始されている。課題やTODOの管理、Wikiによる文書共有、ファイル共有、バージョン管理といった機能を、使いやすいユーザーインターフェイスで提供しており、同社によると2015年8月現在、40万人を超えるユーザーが利用しているという。今回、同ツールに追加されたプルリクエスト機能を使うと、ブランチで修正したコードをプルリクエストという形で、レビューとマージをタスク化した状態で依頼できるようになる。 またコメントでのやりとりやコミット一覧、ファイルの差分をタブで切り替えながらBacklog上でレビューを行うことができ、マージもその場で行うことができるので、レビュー担当者はBacklog上だけですべての作業を完結することができる。コードの変更箇所には行単位でコメントでき、レビュー担当者の意図を明確に伝えることが可能。 良くないコードを指摘するだけでなく、コードの良い部分を指定してスターを付けるといった機能もある。また、プルリクエストは課題と紐付けることができるため、ソースコードに直接関係しないやりとりは課題上で行い、コードに関するコミュニケーションはプルリクエスト上でという使い分けが可能となっている。
2015年08月27日クリプトン・フューチャー・メディアは、「初音ミク」の歌声を使って制作されたグリッチ・ボーカル・ツール「HATSUNE MIKU GLITCH VOCAL TOOL」を発売した。販売店舗は同社サウンド配信サイト「SONICWIRE」。価格は3,866円。同製品は、「初音ミク V3 徹底攻略ガイドブック」の著者としても知られる山口真氏による、調声テクニックを駆使した「初音ミク V3」のボーカル・サンプル80種類と、2014年のRed Bull Music Achademy Tokyoで「初音ミク」とコラボしたDUB-Russellが作成したグリッチ・エンジンを、Ableton Live Instruments Rackに集約したツールとなっている。また、グリッチ・エンジン部分はMax For Liveで作られており、軽めのグリッチ感のボーカルから、極限までプロセスを深めたユニークなサウンドの構築まで、さまざまなスタイルの制作に対応する。ユニークな声ネタを使いたい、あるいはカタカナ発音的英語の声ネタ、グリッチプロセスで加工した「初音ミク」の歌声を使ってみたいユーザーに適している。なお、同ライブラリを使用するには、Ableton Live Suite 9.1.6以上、およびAbleton Live Suiteに付属するMax For Liveのインストールが必要。
2015年08月07日Facebookは7月30日、アカウントのセキュリティ管理ツール「Facebookでのセキュリティを強化」を発表した。セキュリティ管理ツールは、Facebookの利用者がアカウントのセキュリティを強化する方法をまとめたツール。利用者は管理ツールの指示に従い、自分で設定を行う。具体的には、Facebookにログインした状態で1カ月以上使用していないデバイスがあれば、まとめてログアウトできる。管理ツールではログインしているデバイスの台数が管理され、デバイスの台数を確認し、不要と感じたら即ログアウトできる。次に、自分のアカウントを他人がログインした場合に自動通知を出す「ログインアラート」機能の設定だ。アラートを有効にすると、万一他人にアカウントを乗っ取られた場合、登録したメールアドレスなどに通知できる。もう一つが、パスワードの保護だ。他人にパスワードを見破られないためのヒントを紹介している。保護画面から新しいパスワードへの変更もできる。Facebookのデスクトップ版はヘルプセンターにアクセスすればすぐに管理ツールを利用できる。モバイルアプリ版は近日中の公開を予定している。
2015年08月03日米Slack Technologiesは7月23日(現地時間)、公式ブログにて同社が提供するチームコミュニケーションツール「Slack」がGoogleカレンダーと連携したことを発表した。Slackは、開発者を中心に人気を博しているチーム向けのコミュニケーションツール。今回の連携により、Googleカレンダーに登録したイベントを、指定したチャンネル上に自動で通知することができるようになる。Googleカレンダーは複数連携できるので、たとえば個人用カレンダーを連携して1日のスケジュールを毎朝自分宛に通知するようにしたり、共有カレンダーとチームのチャンネルを連携して会議の15分前に参加者全員に開始時刻を通知するといったことが可能となる。
2015年07月27日Web/モバイルアプリケーション向けのテストツールやパフォーマンス分析ツールを提供する米SOASTAの日本法人SOASTA International(以下、ソアスタジャパン)は7月24日、5月に米SOASTAが発表した「SOASTA Digital Operations Center」などのサービスについてプレス向けの説明会を開催した。「ブランドイメージや競合との差別化においては、"ユーザーエクスペリエンス"が大きな意味を持っている」と語るのは、ソアスタジャパンのジェネラルマネージャー秋山英二氏だ。秋山氏は、特にデジタル世界におけるユーザーエクスペリエンスは、UIやサイトへの導線設計などといった「プロダクト&マーケティング」と、サイトのロードタイムなどの「パフォーマンス」の2つに分けて考えられるとしたうえで、SOASTAは後者を重要視していると説明。「導線が良くてサイトに連れてくることができたとしても、最終的なパフォーマンスが悪ければユーザーは離脱してしまう」(秋山氏)一方で秋山氏は、日本においてパフォーマンスに関する対策はまだまだ未開拓の分野であり、これを完全に理解している企業は少ないと指摘する。理想的なページロードタイムについて各社はさまざまな見解を持っているが、たとえば同じ企業のページでも、一般的な商品と購入できる場所が少ない特別な商品のページ、または製品情報のページと購入ページとでは、ロードタイムがユーザーの行動に与える影響は大きく異なってくる。どのページのロードタイムを速くすれば売上に対するインパクトが大きくなるのか、会社、サービス、対象ユーザーごとにデータを取って分析してみなければわからないのだ。同社が提供するWebパフォーマンス分析ツール「mPulse」はブラウザベースのアプリケーション。JavaSciptのビーコンをWebサイトに埋め込むことにより、全ユーザーの全トランザクションのデータを利用し、パフォーマンスとユーザーのビジネス特性を結びつけられることが特長だ。売上やコンバージョンレート、滞在時間などのビジネスインパクトと、サイトのパフォーマンスを結びつけて把握することができるため、どこを改善すべきかが見えてくる。たとえば今回新たに追加された「What-ifダッシュボード」では、パフォーマンスの向上によりどれだけ売上が伸びるかということを予測してくれるもので、パフォーマンス改善のための投資を効率化できる。mPulseは年間ライセンスとして提供。利用料金はPV数とドメイン数によって設定されるが「年間300万円くらいから提供している」(秋山氏)。なお試用版として「mPulse Lite」が無償で提供されているという。また同社は今回、mPulseを中核とした新たな製品「Digital Operation Center(DOC)」を発表した。DOCは、デジタルビジネスの状況をリアルタイムに監視するためのソリューション。米SOASTAの創始者でセールスエンジニアリング担当副社長のロバート・ホルコム氏は、「ビジネスデータは部門ごとに分断された形で利用されていることが多いが、その場合、判断が遅れたり、正しい判断ができなかったりといった問題が出てくる」と指摘する。こうした問題を解決するためDOCでは、タグマネージャー、SNSフィード、Web/アプリケーションのパフォーマンスモニタリングツールなど、あらゆる分析ツールから得られる情報を、部門を超えて統合させ、一カ所にまとめて表示することが可能となっている。「DOCを利用して部門間でコラボレーションすることにより、サイトの問題を正しい解決へと導くことができる」(ロバート氏)役員やマーケティング部門、データサイエンティスト、DevOps部門など、それぞれの部門の役割に応じて画面をカスタマイズすることが可能で、さらに、サードパーティー製品の画面も表示可能なため、すでに利用しているツールを情報源として有効活用できる。大型ディスプレイやデスクトップ、モバイル端末など、さまざまなメディアに対応しており、異なるロケーションで利用することも可能だ。DOCはすでに全米有数の大型チェーンデパートであるNordstromなどの企業で導入されているという。「ユーザー体験をより深くリアルタイムに把握することによって、正しい改善策を取ることができる。これは、競合他社に対する優位性となる」(ロバート氏)
2015年07月27日ウォッチガード・テクノロジー・ジャパンは7月23日、同社のネットワーク・セキュリティ可視化ツール「WatchGuard Dimension」を機能拡張し、さらなる多様な可視化と管理機能の向上を実現したという「同2.0」を発表した。今回のリリースではプレビュー版として複数のネットワーク制御機能を新たに追加しており、ネットワークの可視化により得られるインテリジェンスを生かすことで、IT管理者は課題に対して迅速に対応可能になるとしている。同製品は、ユーザーのネットワークに導入済みの同社製アプライアンス全てからデータを収集し、各種の可視化画面により脅威の抑止に役立つインテリジェンスへ変換するという。今回発表した機能拡張では、可視化能力とパフォーマンス性能の向上、詳細なシステム・ヘルス・レポートに加え、監視機能を備えるサイバー・ローフィング(ネットの私的利用)ダッシュボードを新たに追加した。また同製品はセキュリティ・リスクの洗い出しに加え、IT管理者がセキュリティのリスクを軽減するためのアクションを迅速に実行できるよう支援するとしている。さらに、2015年内にリリースを予定している同製品のプレミアム追加オプション「Dimension Command」では、ネットワーク制御とセキュリティ構成を容易に実行可能になるという。今回のリリースでは、ワンクリック構成変更、以前の構成に戻す「jump back」、Web UIやVPN管理ツールから各アプライアンスへのダイレクト・アクセス機能などを含む、新たな制御機能のプレビュー機能を提供する。同製品は、同社の統合脅威管理(UTM)および次世代ファイアウォール(NGFW)製品を使用するユーザーに無償で提供しているが、サポート・サービスは有償となる。新機能は、有効なサポート契約を所有し、「Fireware」バージョン11.10.1もしくはそれ以降のバージョンを利用中のユーザーが利用できる。
2015年07月24日ユーザーローカルは、テキストマイニングツールの「UserLocalテキストマイニング」を無料公開した。テキストファイルやTwitterのツイートから文章データを分析・可視化し、思わぬ気づきが得られるという。クラウド型サービスで、ソフトのインストールは不要。「UserLocalテキストマイニング」は、大量の文章データをクラウド上で、定量・定性的に分析・可視化できるツール。分析したいテキストファイル(CSVファイルも可)をアップロードすることで、テキストの品詞分解、重要キーワードの抽出と、キーワード間の関係性の可視化を行ってくれる。同社によると「走れメロス」(太宰治著)を解析すると、頻出ワードや単語のつながりを可視化した解析結果が得られ、主人公や重要人物、ストーリーを把握する手がかりになるとしている。また、同ツールでは、Twitterアカウントを連携させることで、自身のツイートの内容を自動抽出して可視化し、自分の興味のある分野が再認識できる。
2015年07月13日米Amazon Web Services(AWS)は7月9日(現地時間)、バージョン管理ツール「AWS CodeCommit」が一般利用可能になったことを発表した。同ツールはGitレポジトリをホスティングするマネージドのバージョン管理サービスで、既存のGitベースのツールと連携することができる。ファイルはレポジトリとして構造化されており、レポジトリサイズやファイルの数に制限はない。AWSのクラウド上で動いているため、開発チームが複数の場所で働いていたり、開発会社やパートナーと協力する必要がある際に有用。利用料として、1アクティブユーザあたり$1/月が課金される。各ユーザに対しては、10GBのストレージと、2,000回のGitリクエストが毎月の利用枠として用意されており、各AWSアカウントでユーザにまたがってプールされる。追加のストレージコストは1月あたり$0.06/GBで、追加のリクエストは1回あたり$0.001。今回はUS East(北バージニア)リージョンのみでのローンチとなっており、同社によると今後追加のリージョン拡大を行っていく計画だという。
2015年07月10日メタップスは6月10日、セガゲームスと業務提携し、データ解析ツール「Metaps Analytics」とアプリのマーケティング支援ツール「Noah Pass」を融合したアプリ開発者向けデータ解析ツールの提供を開始すると発表した。セガゲームスは、アプリ開発者向けに、アプリのマーケティング支援ツール「Noah Pass」を提供している。今回の提携により、Noah Passの持つノウハウにメタップスのデータ解析ツールである「Metaps Analytics」を融合させることで、アプリ内のユーザ構成や推移、マーケット情報や効果分析など、ゲーム運用に有用なデータを一括して開発者に提供できるようになった。両社は、今後グローバルでのマーケティング戦略においても連携を行い、セガゲームスの提供する事業やサービス展開のサポート、共同開発など、メタップスの持つグローバルネットワークを活用し幅広く連携していくという。
2015年06月10日notariは6月8日、Instagram専門分析ツール「Aista(アイスタ)」の正式版をローンチすると発表した。「Aista」は、Instagramにおけるアカウント分析と市場動向の調査を実現するツール。アカウント分析では、自社アカウントや競合アカウントのフォロワー数や投稿数、いいね!数、エンゲージメント率の推移を閲覧できるほか、投稿ごとのいいね!数やコメント数、エンゲージメント率の確認が可能となる。一方、市場動向の調査では、フォロワー数・フォロワー急上昇・平均エンゲージメント率のランキング表示や投稿分析、ハッシュタグ分析・検索などの機能が提供される。同ツールの価格プランは、無料版と月額1,000円の有料版を用意。申込み月は、トライアルとして、有料版を無料で使用することができる。
2015年06月09日アドバンリンクは5月22日、BIツール「Yellowfin」の販売代理店契約をYellowfin Japanと締結したと発表した。Yellowfinは、サブスクリプションライセンスにより安価に導入できるBI製品。データ分析やレポーティングだけでなく、レポートの開発やシステム管理までをすべてWebベースで作業できるため、情報システム部門に頼らずに、利用部門でも操作をすることが可能。また、レポートやダッシュボード機能に加え、モバイルでの利用が可能で、グラフや分析結果をほかのアプリケーションに組み込むことができる。アドバンリンクは、これまで自社製品の統合CRMプラットフォーム「CRMstage」をベースに、クライアント企業へのCRMソリューションを提供してきたが、今後はCRMstageとYellowfinを連携し、データ分析機能を拡充することで、顧客分析だけでなく、広告効果分析やソーシャルメディアの分析などのマーケティング分析機能を強化し、プライベートDMPソリューションとしての機能を充実させていく考えを示している。提供価格は、クラウドサービスで5ユーザあたり月額5万5,000円から、オンプレミスのサブスクリプションライセンスで5ユーザあたり月額2万5,000円からとなっている。
2015年05月22日河北新報社とヤフーは5月19日、「ツール・ド・東北 2015」の全5つのコースおよび「ツール・ド・東北チャリティーライダー」プログラム、「ツール・ド・東北 クルー」への参加エントリー受付を開始したと発表した。「ツール・ド・東北」は、東日本大震災の復興支援および、震災の記憶を未来に残していくことを目的に、宮城県三陸沿岸の2市2町(石巻市、女川町、南三陸町、気仙沼市)を舞台に開催するサイクリングイベントで、今年で3回目。昨年の申し込み状況をふまえ、募集人員を3,000名から3,500名に増員し、また、昨年より広い地域の現状と東北の美しい風景を感じられるよう、気仙沼市をスタート地点とするコース「気仙沼ワンウェイフォンド(95km)」を新設した。今大会より、東北の魅力の1つである「食」をテーマにした新企画「ツール・ド・東北 応"縁"飯」も実施し、コース上の休憩箇所であるエイドステーションや、スタート・ゴール地点の石巻専修大学で展開するフードイベントで、9月12日、13日に東北の旬の食材を使用したメニューを提供する。また、会場内での受付などを行う大会運営ボランティア「ツール・ド・東北 クルー」も募集。昨年同様、「ツール・ド・東北 クルー」参加者は、翌年の大会でライダーとして参加できる優先出走権を得られるなど、一度きりの参加ではなく、長期的に大会に関わってもらう参加形式となり、ほかに、参加ライダーやクルー(ボランティア)を現地の協力者の自宅に泊める「民泊」も用意している。大会当日には、各コース上とエイドステーションを巡る「応援ツアー」があり、ライダー以外も、ライダーと同じコースを巡り被災地の様子を見ることができる。気仙沼大島へのサイクルフェリーも運航されるので、サイクルフェリーに自転車を搭載して、気仙沼大島までアクセスが可能だ。
2015年05月20日ガイアックスは5月11日、障害・トラブル対応に特化した障害対応管理ツール「Reactio」正式版のリリースを発表した。トラブル発生時は、監視運用ツールのアラート通知を受け取った担当者が、手作業でインシデント作成や関係者への連絡をするのが一般的だが、同ツールでは新たにAPI連携を実装したことで、監視運用ツールのアラートから、インシデント作成および一斉通知による関係者への自動コールの連携が可能となった。同ツールは、事前にユーザー登録をしなくても、管理者からの招待メール、もしくは管理者が指定したドメインであれば利用することができる。緊急連絡時には、障害の内容や状況・対応方針などを記載し、一斉通知ボタンを押すだけで登録された関係者へ自動的に架電され、記載された内容が合成音声で読み上げられる。また、発生したトラブルごとに、プロジェクトの関係者とのグループチャットを開始することができ、トピック機能によって対応の種類ごとに分割することが可能。さらに、インシデントごとに、発生と完了時間、連絡タイミングや電話通知内容など、対応のためのやり取りのすべてが記録され、その履歴を確認することができる。同社によると、同ツールは今年1月の無料トライアル版提供開始以来、200名以上のエンジニアに利用されているという。Webサイトからメールアドレスを登録すれば、30日間無料で同ツールを利用することができる。無料お試し期間以降は、月額6,000円(税抜)から利用可能となっている。
2015年05月11日プラスディーは4月20日、Webサイトのソースコードのチェックを素早く簡単に実施できる無料Webツール「瞬間ソースチェッカー」をオープンした。同ツールでは、サイトにアクセスし、URLを入力するとソースが解析され、見つかったエラーが表示される。チェック項目は、HTMLやCSSの記法、リンクチェック、解析ツールの実装有無やSNS関連の設定などの11項目で、今後順次追加される予定。複数のサイトを一度にチェックしたい場合やスマートフォンページのチェック、Basic認証のかかったサイトのチェックをしたい場合など、拡張機能を利用したい場合には、Facebook、Twitterアカウントもしくはメールフォームによる会員登録(無料)が必要となる。
2015年04月20日Facebook傘下のInstagramは4月8日、編集ツール「フェード」と「色」の追加を発表した。「フェード」は、フィルムカメラで撮影したような古びた写真の雰囲気にでき、「色」は写真全体を特定の"色"に寄せられるようになる。これらの機能は、写真のフィルター選択後に出てくるレンチ型アイコン「編集ツール」の新機能として提供される。これまで、Instagramでは13種類の機能が提供されてきたが、今回の2種類の新機能は初めての機能追加だという。「色」は、黄色や青など8つの色を選択でき、撮影画像の影の部分か、ハイライト(陽)の部分に色みを寄せることができる。例として提示されている桜の写真で見ると、紫を選択した場合には締まった印象になるが、緑では春らしい雰囲気が明るくなる印象を受ける。一方のフェードは、少し懐かしいようなフィルターが画像にかかるイメージで、0~100%でフェードのかけ具合を指定できる。これらの機能アップデートは、Android版が先行配信となり、iOS版は数日~数週間後に追ってアップデートされる。Instagramの広報担当者によると、これらの機能追加はユーザーの声に応えたものだという。Instagramは、InstaMeetと呼ばれるユーザーイベントが自然発生しているが、こうしたイベントなどでInstagram側と接点を持ち、そうしたユーザーから直接声を吸い上げ、開発に活かしているのだという。先日同社が発表した「Layout」アプリや「Hyperlapse」もその一環で、パワーユーザーの「もっと簡単に、かっこ良く写真を加工したい」という要望を実現している。今回の機能拡張で、ある程度細かい写真加工機能は揃ったというが、「表現方法は、私たちが考えている以上に色々あるので、今後も拡張をやめるわけではない」(広報担当者)としていた。Instagramは昨年12月に月間のアクティブ利用者数が全世界3億人を突破し、ニールセン調査で国内で最も増加率が高いSNSに選ばれたり、MMD研究所調べで20代の4人に1人が使っているという状況にある。ビジュアルメディアでは6秒動画のVine(関連記事:動画アプリ「Vine」が6秒しか撮影できない理由」も好調だが、自分の"色"を「写真の加工」という簡単なステップで押し出しやすいInstagramの勢いは、まだまだとどまるところを知らないだろう。
2015年04月08日Facebookは4月2日、友達と共同で動画が作成できるツール「Riff」を発表した。Android版とiOS版を提供する。このツールは、「友達と楽しみを分かち合えること」というFacebookの価値に注目した同社社員の数名が、「みんなで協力して動画を作れたら、楽しいだけでなく、出来上がる動画もよりかっこいいものになるのでは?」という発想で、業務時間外に自主プロジェクトを進めたところから生まれたもの。Riffで作った動画に、テーマとなるトピック(たとえば「#エイプリルフール」など)をつけると、その動画を見た友達はそのトピックに合わせて自分の動画を追加でき、さらに、動画を追加した人の友達も、その動画の視聴と動画の追加ができるようになる。このように、動画を介してコラボレーションの輪がどんどん広がる。短い動画が友達の輪をまたいで広がり、よりクリエイティブな動画作品になっていくという。作成した動画は、Facebookだけでなく、インターネット上の好みの場所で共有できる。同社は、Riffでどんな動画が作れるのかの例として、ブロードウェイミュージカル「An American in Paris」のキャスト作ってもらった動画を公開中。また、注目の動画を常に紹介していく予定だ。
2015年04月03日アドビ システムズは4月1日のエイプリルフールにちなんで、「Adobe Photoshop REAL」を発表した。カバンに入れて持ち運べる次世代オフラインツールがコンセプト。REAL(現実)を追求したセット内容となっている。Adobe Photoshop REALは、Photoshopの生誕25周年を記念して作成された。アプリやオンラインでの加工をせずにレイヤー補正できるオフライン画像編集ツールだ。直感的な操作が可能な「リアル消しゴムツール」や「リアルなげなわツール」などがセットになっている。Adobe Photoshop REALはフィルムカメラのユーザーも使用できる。リアル消しゴムツールは一般的な消しゴムと同様、消したい箇所へこすりつけると不要な部分を消去してくれ、修正を行える。リアルレイヤーは精度と透明度を兼ね備えており、被写体に重ねて撮影することで、アプリやオンラインでの加工を経ずにレイヤー補正を行える。ばんそうこう型のリアルスポット修復ツールは、切り傷やすり傷の応急処置にも利用可能だ。セット内容は、リアルレイヤー×2(カラオケ画面とテレビの街頭インタビュー風画面)、リアルズームツール×1、リアルなげなわツール×1、リアル消しゴムツール×1、リアルスポイトツール×1、リアルスポット修復ツール×1、リアルクリエイティブクラウド×1。A4サイズなのでカバンに入れて持ち運べる。
2015年04月01日4月1日、PhotoshopやIllustratorでおなじみのアドビ システムズから、新たな画像編集ツール「Adobe Photoshop REAL」が登場しました。公式発表によると「クリエイティビティをいつでもどこでも発揮できる次世代のオフライン画像編集ツール」となっており、「誰でもワンタッチで簡単に画像を作成、編集、共有することができます」とのこと。いったい、どんなツールなのでしょうか。こちらが現物。「デスクトップを超えて、リアリティの先にできた究極の本物」というキャッチコピーが踊っています。一見すごそうなことを言っているようで、具体的なことは何も伝わってきません。中を見てみましょう。中には虫眼鏡やミニ投げなわ、消しゴム、ばんそうこう……って、これ全部、Photoshopのツールバーのアイコンじゃないですか!えっ、「リアリティの先にできた究極の本物」って、つまり……。と、ここで種明かし。もうおわかりかと思いますが、こちらはアドビシステムズが4月1日に合わせて放った渾身のエイプリルフールネタ。Photoshopのツールがリアル世界に飛び出すとこうなるというコンセプトです。パッケージを実際に作ってしまったことも驚きですが、さらにデザインの凝り具合がすごい。パッと見ただけだと、本当にこういうツールが出てきたのかと勘違いしそうになるクオリティです。画像編集ソフトを販売しているアドビとしては、ここで手を抜くわけにはいかないということでしょうか。なお、「Adobe Photoshop REAL」の最大の特徴は、「レイヤー」機能を具現化した「リアルレイヤー」。被写体に重ねて撮影するとあら不思議。Photoshopのレイヤー機能を使って加工したかのような効果(?)が得られるのです。不要ならサッと外すだけで何もなかったかのように消えるのも、Photoshopのレイヤーと同じ仕組みですね。実はけっこう便利だったりして……。公式発表文では「精度と透明度を兼ね備えた新機能。(中略)アプリやオンライン上の加工なしにレイヤー補正を行うことができます」とあり、なるほど、ウソは言っていません(これ自体が壮大なウソですが)。その他、製品の特徴としては「カバンに入れて持ち運べる」こと。「A4サイズで持ち運びが可能になったPhotoshop REALは、例えばアウトドアシーズンのお出かけや飲み会でも大活躍します」とのことですが、それってタダの宴会芸なのでは……。あと、Photoshop CCはじめCreative Cloudのツールは、1カ月に1回程度認証すればオフラインで使えるので、「究極のオフライン画像編集ツール」というよりは「アナログ画像編集ツール」のほうがあっているかも……?ツッコミどころ満載のエイプリルフールネタですが、実際に現物を作ってしまうところはさすがアドビ。画像編集ソフトを提供する企業が全力で遊ぶと、これだけのものができあがってしまうのでした。
2015年04月01日世界シェアNo.1のA/Bテストツール「Optimizely」を提供する米Optimizelyは3月25日、同ツールの日本市場での拡販を目指し、リクルートホールディングス、およびイー・エージェンシーを日本国内パートナーとして認定したことを発表した。同社は、本年中に日本法人の設立を目指している。同ツールは、A/Bテストを手軽にかつ迅速に行うことができる最適化プラットフォーム。ユーザーのターゲティングや、高度な統計エンジンによるテスト結果検証、ネイティブアプリのA/Bテストなどの機能が搭載されている。同社によると、2012年時点で世界No.1のシェアを誇るという。日本国内におけるA/Bテストの認知とニーズが高まるなか、同社はアメリカに次ぐマーケットの獲得を期待し、グローバル展開の一環として日本法人を設立する予定だ。海外拠点としては、オランダに次ぐ2国目となる。今回のパートナーシップ締結により、同ツールの各種国内プロモーションを3社共同で行い、日本市場でのシェア向上を目指していくとのこと。
2015年03月25日●ARMコア上で動くC/C++アプリの高速化を可能にする高位合成ツール「SDSoC」米Xilinxは3月9日(現地時間)、同社が高位合成ツールとして提供しているSDxシリーズに新しく、Embedded System向けとなる「SDSoC」を追加した。当日は米本社よりHugh Durdan氏(Photo01)が来日、SDSoCの詳細を説明した。そもそもSDxシリーズは、同社のVivadoの上位ツールにあたる製品である(Photo02)。最初の「SDNet」はPacket Processing向け、次に登場した「SDAccel」は、Data CenterやMedicalなどの用途に向けたもので、いずれもC/C++などからFPGAのLC(Logic Cell)を簡単に利用するためのツールであるが、SDSoCはこれに続く製品ということになる。大きな違いは利用形態である。SDNetでは、SDN(Software Defined Network)に対応した形で、独自のSDNetコードと呼ばれる(C/C++風の)コードを与えると、それに合わせて自動的にFPGAへの実行イメージが生成される。またSDAccelではC/C++/OpenCLの形でアプリケーションを記述しておき、これをFPGA上で実行させる、ある種クロスコンパイラとも言えるものになる。なのでこの2つはFPGA FabricさえあればXilinxのどのFPGAでも原則動作するものであるが、SDSoCはZynqおよび(先日発表された)Zynq MPSoCのみが対象となる(Photo03)。さて、ではSDSoCは何を目的としたものか、というと端的に言えば「(Zynqの)ARMコア上で動くC/C++アプリケーションの一部をFPGAのLogic Cellを利用して高速化できるツール」である。ZynqのようなCPU+FPGAの構成では、CPU側はソフトウェアですべて記述できるから自由度は高いものの性能は高くない。逆にFPGA Fabric側は性能は猛烈に高いが、RTLとは言わないまでもVerilogなどを使う必要がある。同氏はざっくりと「RTLを記述できるエンジニアの1000倍くらい、C/C++のエンジニアが居る」(つまりC/C++のエンジニアの中で、RTLなりVerilogなりがかけるエンジニアは1000人に1人位の比率)としており、この結果として折角のFPGAの高速性を生かすことが出来ない状況が続いていた。SDSoCは、こうした「RTLが書けないエンジニア」にFPGAを使ってもらうための道具という位置づけになる(Photo04)。具体的にはどんなフローになるか? といえば、まずC/C++を使って普通にシステムを作ることになる。次に実行しながらプロファイリングを行い、ボトルネックになっている部分をFPGA側に切り出して性能を評価、ある程度固まったところで完成という簡単なものだ(Photo05)。実はこの作業は非常に容易である。現在のバージョンでは、関数単位でそれを「H/Wで実施する」にチェックを入れるだけで、自動的に処理がLC側にオフロードされる形になる。もっとも実際には、「FPGAを使えば無条件で高速化できる」かどうかは必ずしも明らかではない。あるいは、高速化はされても十分ではない可能性もある。当たり前だがアプリケーションの主要な部分はCPU上で動作しており、特定の関数の部分だけRTL化され(これはSDSoCの内部からVivadoを呼び出して処理が行われる)る訳だが、実際にはそのRTLブロックに対して引数やデータを渡して処理を行い、結果をまた受けとる形になる。この受け渡しのメカニズムそのものも自動で生成されるが、それが必ずしも最適になるとは限らないからだ。そこでシステムレベルのProfilerを利用して、それぞれの負荷や利用率、あるいは利用するリソースなどを確認することが必要であり、これも併せて提供される形になる(Photo07)。加えていれば、この「受け渡す」「受け取る」には、そのために専用のコードが必要になる。従来だとこれを記述するのが大変だったのだが、SDSoCではこの部分が自動生成されるために手間要らず、というのも利点とされる。実際にデモとして行われたのは、「Zynq 7020」を使った簡単なビデオフィルタリングアプリケーションである(Photo09)。これをソフトウェアで実装すると1fps出るか出ないかというあたりなのが、ある特定の関数のみFPGAにオフロードすることで、60fpsでフルに動くというモノだ。こちらはXilinx自身がビデオを公開しておりの「SDSoC開発環境のデモ(日本語字幕)」を見ていただくのが一番早いように思われる。ここでは1fps→60fpsで60倍ということになるが、そもそもHDMIが60fps以上で入出力できないから60倍でクランプされている可能性もあり、ルーチンの性能だけで言えばPhoto08の「最大100倍」も嘘ではないケースもあるだろう。●SDSoCはソフトウェアエンジニアのための設計ツールとなりうるのか?ところで先ほど受け渡しのコードが自動生成される、という話があったが、実際にはCPUとFPGA Fabricの間には複数のI/Fと複数の受け渡し方法があり、どういう組み合わせを取るかで帯域やLatencyが変わってくる。Photo10は実際にその組み合わせによってLatencyがどう変化するか、を示したものである。既存のZynq-7000の場合、General-Purpose Port、High-Performance Port、ACPという3種類のI/OがCPUとFPGA Fabricの間に用意されており、しかもこれをCPU側で扱う方法が5種類も存在するから、「どれを選べば良いか」の判断は難しい。だからといって、いちいちベンチマークをやっているといつまでたっても設計が終わらないので、これまでは勘と経験で決めていたが、SDSoCではこれを自動的に選択し、必要ならパフォーマンスプロファイルも取得して最適な方法を選んでくれるとしている。もちろん、どんなロジックでも簡単にFPGAに移植できるとは限らない。特に数値演算に関しては、DSPを生のまま使うと固定小数点演算になってしまい、一方CPUでは普通浮動小数点演算だから、これを高速に扱うのは大変に難しい。そこでいくつかの代表的なものに関してはLibraryがXilinxあるいはサードパーティから提供されており、また必要ならユーザーが自分で追加することも出来る(Photo11)。例えばBLASとか線形代数では浮動小数点演算が必須だが、先に書いたとおりXilinxの場合DSPは固定小数点のみである。ではLogic CellだけでFPUユニットを構成するのか? というとそうではなく、DSPにLogic Cellを組み合わせて、単精度/倍精度の浮動小数点を扱えるように拡張したものをライブラリとして用意しており、これを利用することで処理の高速化が図れるのだそうだ。すでに市販されているZynqに対応した主要な開発プラットフォーム上ではSDSoCが利用可能であり(Photo12)、SDSoCのEarly Accessも開始されているそうだ(Photo13)。このSDSoC、正式な発売は2015年8月頃を予定しているそうで、価格はまだ未定だが一から全部そろえても数十万のオーダーとの事。基本的にはVivadoの機能をフルに使う形でインプリメントされており、なので価格の大半はVivado代ということになる。逆にすでにVivadoのSystem Editionを導入されている場合には、SDSoCのPlug-inを追加するだけなので、ぐんとお安くなる(数万円のオーダーだとか)という話であった。ちなみに質疑応答でもう少し面白い話があったので、こちらもご紹介しておく。まずIDEについて。現在のSDSoCはXilinxが提供するIDE上で動く事になるが、既存のZynqなどのユーザーはARM側のプログラミングについてはARMのDS-5など、すでに別の開発環境を利用しているケースが少なくない。こうした他の開発環境とのMigrationについては、将来的には考えているが今の時点でのMigrationは出来ないという話だった。またFPGAへの処理のオフローディングであるが、これはRTLベースで記述されるもので、例えばSDAccelの様にOpenCLを経由したりはしないとの事。また、特にZynq MPSoCの世代ではCPUとFPGA以外にGPGPUとして使えるGPUも統合されるが、これを使うようなオフローディングの機能は提供しないとの事だった。その理由は? というと「GPUを使うよりもFPGAで実行したほうがより効率的だからだ」(Durdan氏)(Photo14)との事だった。また開発の生産性に関しては、SDSoCの環境下ではそもそもハードウェアの仕様が決まってくる(デバイスに関しては、あとはZynq/Zynq MPSoCのどれを使うか、という選択のみがあるだけ)から、早期にソフトウェア開発が始められるし、またPhoto08に示すようにConnectivityを自動生成でき、かつその性能のチューニングも容易なので、全体としての開発期間が短縮できるという話があった(Photo15)。ただこれにも増して、そもそもほとんどの現場では自身でFPGAを扱えないから、外部にFPGAを含むボードの開発を依託し、完成したものをベースにS/Wを含むシステム開発を始めるといったケースが少なくなかったが、SDSoCを使えば極端な話としてFPGAを知っている開発者がまったく居ない現場でもFPGAを使える、というメリットがあり、これは大きな生産性の向上に繋がるという説明もあった。またSDSoCでは原則としてFPGAの内部は完全に遮蔽される。なので、「この部分はFPGAのSRAMのここに保管したい」とか「このブロックはDSPで処理したい」とかいうものがあっても、それを直接C/C++のコードで記述することはできず、先に書いたライブラリを介して行う必要があり、このためにはRTLのプログラミングが必須である。要するにSDSoCは、FPGAを完全にブラックボックス化するツールであるといえる。ということで、SDSoCについて簡単にご紹介をした。個人的にどう思うかといえば、XilinxがZynqやZynq MPSoCを拡販してゆく現場においては、非常に有力なツールであろうと思う。これを利用すれば既存のEmbedded Application向けに、汎用CPUと同程度の消費電力枠で、かつ汎用CPUでは実現しえない性能を提供できる可能性が確かに存在する。その一方で、本当にFPGAを扱えるエンジニアが1人も居ない状態で、新規にZynq+SDSoCを導入する現場がどこまであるか? といわれるとそれはちょっと「?」マークである。なにしろこのところ、特に中華系(台湾・香港・中国)のFabless SoCベンダが恐ろしいほどの低価格で標準的なCortex-A系SoCを提供してくれるから、相対的にZynqやZynq MPSoCは高価格である。それにZynqではLogic Cellの数やI/Oなどは選べるが、CPUコアそのものの数や動作周波数などは決めうちであり、選択肢が豊富とは言いがたい。しかも開発環境は(フルスペックのFPGA開発環境とかに比べれば)かなり安いが、Cortex-A向けの開発環境にはさらに安い(ほとんど無償に近い)ものもあるから、評価ボード代を含む初期コストは無視できるほど安い、というものでもない。もちろん、例えばARMのDS-5なんかもUltimate版だと1ライセンスで数十万だから、これと同等という言い方も出来るのだが。あと少し気になったのは、MPSoCで開発を行う場合、ソフトウェアエンジニアがVivadoのLicenseを使える状態になっていないといけないが、通常はFPGAデザイナーがVivadoのLicenseを使う形にインストールされているのが普通であり、このあたりライセンスというか運用面でちょっと面倒なことになりそうである。つまるところ、どこまで性能改善を判りやすく開発者に示すことが出来るか、というあたりが今後の普及の鍵であろう。まずは既存のVivadoを利用している企業で、なにかしらのプロジェクトに採用されるという形で少しずつ利用されてゆく形態になるのではないかと思う。FPGAの使い方としてはかなり贅沢、というかLogic Cellなどの利用効率やデバイスとしての絶対性能の観点から見ればかなり無駄な使い方になる可能性も否めないが、それよりもソフトウェア開発効率の改善を重視した、新しいアプローチといえるだろう。
2015年03月12日Ptmindは3月5日、同社が提供するアクセス解析ツール「Ptengine」のWordpressプラグイン「Ptengine - Real time web analytics and Heatmap」を提供開始したと発表した。Ptengineは誰でも簡単に使えるアクセス解析ツールとして提供されてきたが、ユーザーが利用する際にはアカウントの登録/設定と、計測のための解析タグをサイトへ実装する必要があった。特に解析タグの実装においては、Wordpressの場合どこへ解析タグを実装したらよいのかわからないという声が多かった。今回、PtengineのWordpressプラグインが用意されたことにより、ユーザーは解析タグの実装に迷うことなく利用できるようになった。また、Wordpressの管理画面内にてPtengineの解析画面が閲覧可能なので、Ptengineを別画面で立ち上げる必要がなくなり、操作性が向上したといえる。
2015年03月06日