ニューエイジインク(本社:米国ユタ州、CEO:エド・ブレナン)は、糖化反応およびAGEの蓄積がメラニン産生を促進することで、シミの原因となるメラニン産生を有意に促進させることを世界に先駆けて発見し、その検討方法につきまして、下記の特許(日本国 特許庁登録)を取得し、令和4年7月6日に発表いたしました。<特許の概要>特許番号 :7069270発明の名称:AGE由来メラニン産生方法及び組成物出願日 :平成28年2月29日特許取得日:令和4年5月9日美白の作用メカニズムについて新たな知見を提供することを目的とし、AGEとシミに既知のメカニズムと異なる相互の影響があるのではないかという仮説をもとに、B16F10細胞(B16 murine melanoma cells)を用いて、メラニン促進剤の代わりにさまざまなAGE化されたコラーゲンを添加し、メラニン産生に与える影響を検討いたしました。本研究でAGE化されたコラーゲンは従来のチロシナーゼ活性によらずメラニン産生が起こることが確認されました。チロシナーゼは紫外線により活性化します。シミ対策には紫外線対策も必要ですが、コラーゲンのAGE化を防ぐことも大切であるということがわかりました。また、ニューエイジインクでは、AGEによるシミ阻害剤の特許を取得しており(特許番号6779634)、化粧品成分として、モリンダ シトリフォリア種子抽出エキスを用いた製品を販売しています。本特許に関する詳細は、以下よりご確認いただけます ※特許権者は申請当時の社名<ご参考>■AGE化コラーゲンのB16F10細胞におけるメラニン産生に与える影響B16F10細胞にコラーゲンと糖を添加し培養すると培養開始10時間以降、メラニン産生が有意に起こりました。このことからコラーゲンと糖でAGE化されたコラーゲンが刺激となり、メラニン産生が起こったと考えられます。AGE化コラーゲンのB16F10細胞におけるメラニン産生に与える影響<特許請求の範囲>【請求項1】グルコース又はフルクトースによりAGE化されたI型コラーゲンからなる、チロシナーゼを活性化しない、メラニン産生用組成物。【請求項2】メチルグリオキサール、グリオキサール、3-デオキシグルコソンのいずれかを少なくとも1種以上含むことを特徴とする請求項1に記載のAGE由来メラニン産生用組成物。【請求項3】請求項1または2に記載の組成物を含有するメラニン産生剤。【請求項4】グルコース又はフルクトースによりAGE化されたI型コラーゲンをB16細胞に添加することからなる、チロシナーゼを活性化しない、メラニン産生方法。<AGE(終末糖化産物)とは>AGEとは終末糖化産物(Advanced Glycation End Products)、すなわち「タンパク質と糖が加熱されてできた物質」のこと。老化を進める原因物質とされています。<シミのできるメカニズム>皮膚に紫外線や炎症などのストレス刺激が加わると、表皮に存在するケラチノサイトより、メラニン産生を促進するサイトカイン等が分泌されます。それらの刺激により、メラノサイトが活性化され、メラニンが合成されることでシミやシワができることが知られています。したがって、メラニン産生阻害することがシミ防止へとつながります。<ニューエイジグループについて>ニューエイジインク(米国ユタ州、NASDAQ:NBEV)が束ねるニューエイジグループは、「“健康的に生きる”よう人々を鼓舞する」ことを目的に掲げ、世界50ヵ国以上で40万人以上の会員とブランドパートナーのネットワークにより、健康とウェルネス、内面と外見的な美しさ、栄養補給&ウエイトマネジメントの3つのプラットフォームを基本としたブランド製品を展開しています。日本ではニューエイジ、ARIIX、ゼンノア、アライヴンがニューエイジグループとして協働体制を構築しながら市場拡大を目指しています。公式サイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月06日妊娠や出産をしたあとに、デリケートゾーンや乳首の黒ずみなど、体に変化が起きる人もいるようです。今回は約260人を対象に「デリケートゾーン黒ずみの女神サイト」が行ったアンケートの結果についてご紹介します!約7割の女性が黒ずみに悩んでいる!デリケートゾーン黒ずみの女神調べ「デリケートゾーン黒ずみの女神サイト」が、日本全国の20~55歳の女性257人に行なったアンケート(※1)結果によると、約7割の女性が妊娠・出産でデリケートゾーンや乳首の色が「濃くなった」「少し濃くなった」と回答していることがわかりました。妊娠、出産を経験した多くの女性に、同様の現象が起こっていることがわかります。黒ずんだあとは、元に戻った?同サイトで「黒ずんだデリケートゾーンがどれくらいの時間で元の色に戻ったか、または戻らなかったか?」についても調査しています。デリケートゾーン黒ずみの女神調べ結果をまとめると下記の通り。・元に戻らなかった……31.58%・2年以上……3.16%・1年~2年未満……17.90%・それ以下……47.37%半数以上の女性が“1年以上は黒ずんだまま”、または“元に戻らなかった”とアンケートに答えていることがわかります。デリケートゾーンや乳首の色は誰かと見比べる機会も少なく、話題にもしにくいため、「もしかして私、他の人より黒ずんでいる?」と悩んでいる方も少なくないのかもしれませんね。みんなはどうやってケアしているの?デリケートゾーン黒ずみの女神調べさらに、「妊娠中や出産後に、デリケートゾーンや乳首の黒ずみに対して何かケアをしましたか?」という質問に対して、約8割の女性が「特にケアをしていない」と回答。出産後は育児で忙しく、自分のカラダのケアを十分にできていないおかあさんたちも多いことが予想されます。ケアをしているという方の意見では、・市販の薬やコスメ、ケアクリーム・皮膚科の薬や治療・デリケートゾーン用のソープを使用しているという回答結果が上がっています。最近はドラッグストアやECサイトでも手軽にケア用品が手に入るようになりました。気になる方は市販のコスメやケアクリームを試してみたり、皮膚科に相談すれば薬を処方されたり、レーザーなどの治療もできるようですね。今回ご紹介した「デリケートゾーン黒ずみの女神」とは、女性が悩む“デリケートゾーンの黒ずみ”に焦点を当てた総合情報サイトです。デリケートゾーンの黒ずみ対策に関する情報が多く発信されているので、もし悩んでいるのなら、参考にしてみてくださいね。【参考】73.93%の女性が妊娠・出産後にデリケートゾーンや乳首が黒ずんだ!【257人を調査】-PRTIMES©株式会社シナジア『デリケートゾーン黒ずみの女神』公式サイト※1 デリケートゾーン黒ずみの女神調べ文/黒川ジュン
2021年08月03日メラニンの生成を抑え、明るい肌へ導く株式会社資生堂は、美白ケアシリーズ「ホワイトルーセント」より、薬用美白美容液「イルミネ―ティング マイクロS セラム」を2020年2月1日(土)に全国のデパートを中心とした約380店、同社ECサイトなどで発売する。発売以降は、世界各国にも順次展開する予定だ。同製品は、メラニンの発生源となる酵素チロシナーゼのはたらきをブロックする美白有効成分「アクティブ 4MSK」を配合。肌にメラニンが溜まる前に多面的にアプローチし、しみやそばかすを防ぐ。また、美容液がすばやく肌になじみ、美白有効成分を届ける独自のテクノロジーを搭載。透明感のある明るい肌へ導く。使い方は、朝、夜に洗顔をして肌を整えた後、手のひらにとり顔全体になじませる。気になる部分には重ね付けするとより効果的だ。うるおいを与えて肌を整えるさらに、乾燥を防ぎ、なめらかな肌に導くアシタバ葉や茎のエキス、ナツメ果実エキスなどを配合しており、うるおいを与えて小ジワを目立たなくする。クリームは、しっかり保湿するのにべたつかず、なめらかな感触。グリーンフローラルの爽やかな香りに癒やされる。販売価格は、30ml入りで11500円(税抜き)。(画像はプレスリリースより)【参考】※資生堂ニュースリリース
2019年12月04日ソフィーナ ホワイトプロフェッショナル 美白美容液ET花王独自開発の美白有効成分「カモミラET」により過剰なメラニン生成を未然に防ぐことができます。さらに、「モイストブライト成分」が角層細胞を潤いで満たし、透明感のある肌に導きます。 発売の狙いソフィーナでは、もともと、メラニン生成を未然に防ぐことこそが根本的な美白ケアのアプローチと考え研究を重ねてきていました。近年では、美白美容液に求められる機能が、美白効果の機能だけではなく、乾燥や顔全体のくすみに対する機能も求められていることがわかりました。そのような現代女性の複合的なお悩みに答えるため、今回の新商品発表となります。 肌だけではなく、環境にも配慮して、継続して使いやすい付け替え用や、狙ったところに集中的に効かせるスティックタイプも同時発売なんです! 要チェック!商品の特徴唯一の天然植物由来の美白有効成分「カモミラET」を配合しています。過剰なメラニン生成を未然に抑制し、シミ・ソバカスの原因を作らない美白メカニズムを実現しました。 「モイストブライト成分」が、角層細胞を潤いで満たし、くすみ感のない肌へ導きます。まるで生まれ変わったように潤って透明感のある肌へ。 また、香りも透き通るような花柑蜜の香りで、使うたびに気持ちもリフレッシュできるんです! もうシミ・ソバカスは作らない!メラニンの生成を抑制してくれるこの商品で、肌のお悩みを解決してストレスフリーな肌生活にしませんか?
2018年07月16日メラニン生成、皮脂を抑えて美肌に株式会社ドクターエビーゼは、2018年5月16日より、乾燥肌向けの化粧水『エビーゼヒカリエイジングモイストローション』を発売開始した。メラニン生成や皮脂の分泌を抑える成分が配合されているため、シミ、そばかすを防ぐのに効果的である上、テカリやニキビといった肌トラブルを防ぐのにも有効だ。気温が上がり、外線も強くなる時期。加えてエアコンによる乾燥などから肌を守るのにはぴったりの化粧水となっている。肌をしっかりガードこのたび発売された『エビーゼヒカリエイジングモイストローション』には、美容成分であるアルテミアエキスを配合。これにより、肌細胞を元気にして環境ストレスから肌を守ってくれる。さらに光老化を防ぎ、修復効果を高める働きも。また、皮膚から水分が蒸発したり、外部から刺激を受けたりするのを防ぐ、バリア機能も備わっている。肌なじみのよさ『エビーゼヒカリエイジングモイストローション』の構造は人の肌に近いため、肌なじみのよさも特徴だ。さらに、細胞間脂肪に近い構造になっているため、うるおいを閉じ込め、長時間保湿してくれる。肌を弱酸性に保つことで肌荒れから防ぐ効果も。肌質を変えることで、肌そのものも肌荒れしにくい状態へと導いてくれる商品となっている。これから紫外線やエアコンなど、肌へのダメージが強くなる季節には心強いケアアイテムである。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ドクターエビーゼのプレスリリース
2018年05月19日早めに始める美白ケア花王のソフィーナは4月24日、メラニン生成を未然に防ぐ美容液『ソフィーナ ホワイトプロフェッショナル美白美容液ET』を発売する。紫外線を浴びることで過剰に生成されるメラニンは、シミ・ソバカスの原因となる。ソフィーナはこのメラニン生成の指令を「未然」に防ぐことこそ、美白ケアにつながると考えた。新たに発売される『ソフィーナ ホワイトプロフェッショナル美白美容液ET』には、花王独自開発の美白有効成分「カモミラET」を配合し、過剰なメラニン生成を未然に抑制。シミ・ソバカスの原因を断つことを目指す。欲しいのは「美白」だけじゃない昨今では、美白美容液にも保湿やくすみケアが求められている傾向を受け、保湿成分の「モイストブライト成分」も配合した。この成分が角層細胞を潤いで満たし、くすみ感のない透明感のある肌へと導いてくれる。環境にやさしいレフィル(つけかえ)タイプが同時発売されるほか、細かい部分まで集中的にケアできるスティックタイプ『ソフィーナホワイトプロフェッショナル 集中美白スティックET』も登場。特にシミ・ソバカスを防ぎたい場所にさっと塗れば、しっかりとケアできる。早めで確実な紫外線対策で、透き通った美白肌を手に入れよう。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース
2018年02月08日アラフォー女性の肌悩みランキングで常に上位に君臨するのが「シミ + 紫外線対策」です。見た目年齢を上げてしまう“大人のシミ対策”は、アラフォー女性たちの永遠のテーマ。今回は、1)シミをなくす、2)カバーする、3)予防するの全方位的アプローチで、大人のシミ対策をサポートしてくれる秀逸UVコスメをご紹介しましょう。1)大人のシミの根本からアプローチ▼「エピステーム ホワイトニングコンセントレイト」メラノサイトは30代後半頃から老化しはじめます。メラニン生成のコントロール機能が低下することで、シミが過剰生成されてしまうのです。そんな30代後半から急増する大人のシミのメカニズムに着目して開発されたのが新・美白美容液「エピステーム ホワイトニングコンセントレイト」。メラニンの量をコントロールしてくれるメラノサイト内のメラノコントローラーを約2倍に増加させるという「メラノロックEX」を配合。同時に美白成分を肌の奥にしっかり届ける独自の高浸透技術「ディープターゲットデリバリー」を搭載することで、大人のシミの根本にアプローチしながら美白有効成分をしっかり届けてくれます。2)美肌コンシーラーで、優しくしっかりカバー▼「amritara ブライトカバーコンシーラー SPF50+ PA++++」できてしまったシミは、スキンケアのみならず日中のメイクでもしっかりカバーしたいもの。でも、できれば肌には負担をかけたくない… そんな願いをかなえてくれるのが、オーガニックコスメブランド「amritara(アムリターラ)」の「ブライトカバーコンシーラー SPF50+ PA++++」です。シミやくすみをしっかりカバーしながらスキンケアもぬかりない、加えてUVケアも考えられた1つで何役をもこなしてくれるアイテムです。主成分のオイルには、オーガニックのホホバオイルやココナッツオイル、無農薬のアロエベラを浸けこんだアロエバターなど、肌を優しくいたわる植物オイルを使用しています。高SPFですが重ねづけしても使用感は軽く、時間が経っても肌は潤いを保ち、粉っぽくならないのが特徴です。天然の美容成分でスキンケアをしながらカバー力も優れていて、なおかつプチプライス! サイズもコンパクトでかさばらないので、ポーチに入れて外出先でのメイク直しにも活躍する秀逸コスメです。3)“光老化”を引き起こす、紫外線を寄せつけない!シミ・しわ・たるみなど、“光老化”を引き起こす紫外線は、もはやアラフォーにとっては天敵のようなもの。見た目年齢の老化を加速させる“光老化”の要因は徹底的に排除したいものです。めざましく進化し続けているUVケアアイテムの中でも、いま特に注目すべきは、高SPFに+αの機能を持った多機能タイプです。厳選3点をご紹介します。とにかく時間がない!という時に▼「エトヴォス ミネラル UVセラム SPF35 PA+++」ノンケミカル処方なのに SPF35PA+++ を実現。さらにこれ1本で美容液・乳液・UVカット・化粧下地の4役をこなしてくれるというスグレもの。使用感はふんわり軽くてべたつかず、それでいて潤いもしっかりキープしてくれます。忙しいアラフォーにとって「これさえ塗っておけば安心」な、頼れる日中用美容液です。コントロールベースとしても使えるので、「ミネラルUVパウダー SPF50 PA++++」(写真右)を上から重ねれば、夏の強烈な日差しをパーフェクトブロックする、艶肌ナチュラルメイクが完成します。日焼け止め+3つの役目(毛穴ケア、美白ケア、化粧下地)▼「ドクターケイ ケイカクテルVスキンケアベース〈日焼け止め化粧下地〉」毛穴ケア、ブライトニング、メイク下地、日焼け止めの4つの役目をこれ1本に集約。カクテルビタミンを高配合、浴びた日差しをプラマイゼロにしてくれる「ギシギシエキス」も配合。毛穴や凹凸をカバーする化粧下地効果とUVカット効果を兼ね備えています。つけ心地もふわふわで「しっとりさらり」を1日中キープ。持ってないと損かも! とさえ思えてくる頼れる1本です。3種のビタミンCを配合、手軽なスプレータイプ▼「アンプルール ラグジュアリーホワイト VCサンプロテクトスプレー」SPF50+ PA++++の最強パワーで紫外線をパーフェクトブロックしながら、3種のビタミンC配合で美肌にチャージ。ヒアルロン酸Na、浸透型コラーゲンなどが肌の内と外から水分を抱え込んでくれます。スプレーでシュッとひと吹き、ひんやりフレッシュな使用感です。べたべたやキシキシ感もないので、メイクの上から手軽にUVケアをすることができます。朝のお手入れだけでなく、外出時に携帯しやすいのも魅力です。いかがでしたか? 1年のうちでもっとも紫外線量が多い4月~8月はとくにしっかりとケアをしておきたいもの。「シミをなくす」「カバーする」「予防する」、この全方位的アプローチで“大人のシミ” を克服しましょう!お問い合わせ/・エピステームコール TEL 03-5442-6008(受付時間 9:00~18:00 土日祝を除く) ・アムリターラ TEL 0120-980-092 ペースメイク術も公開中 ・アンプルール TEL 0120-987076 ・株式会社ドクターケイ TEL 0120-68-1217 ・株式会社エトヴォス TEL 0120-0477-80(受付時間10:30~17:00*土日除く)
2015年06月09日メラノサイトから皮膚へのメラノソームの移動を抑制2015年2月5日、東北大学は、メラニン合成酵素の分解を促す新分子を同定することに成功したと発表した。研究成果はBiology Openの電子版に2014年2月6日から公開されている。背景メラニン色素は、有害な紫外線から体を守るために重要な役割を果たしているが、メラニン色素の肌への過剰な沈着はシミやソバカスの原因となっている。メラニン色素は、メラノソームと呼ばれる袋の中でメラニン合成酵素によって合成されている。しかし、メラニン合成酵素はメラノソームの袋に元々あるものではなく、別個に作られ、メラノソーム内に運ばれる。メラノソームへのメラニン合成酵素の運搬過程には「Varp(バープ)」と呼ばれる分子が関与しており、この分子の働きが弱くなると、メラニン合成酵素の分解が促進され、結果としてメラニン色素量が減少する。研究内容「Varp」の構造を詳細に検討した結果、Rab40Cという蛋白質が関わっていることを明らかにした。Rab40CはVarpに印を付ける。印を付けられたVarpはプロテアソームという蛋白分解酵素で分解される。Rab40Cを過剰発現させたマウスにおいて、メラニン色素の合成が抑えられた。今後の展開美白化粧品の多くはメラニン色素を合成するメラニン色素合成酵素に、メラニンとよく似た物質を与えることによって、メラニン色素の合成を抑えるという観点から作られている。このため、シミやソバカスの原因となるメラニン色素と類似した物質が体内で合成されている。一部の化合物では、その物資が有害であると指摘されている。今回の研究で、Rab40Cをターゲットにした、シミ・ソバカスの予防、美白の維持を可能にする化粧品ができる可能性を示した。(画像はプレスリリースより)【参考】・東北大学プレスリリース・東北大学プレスリリース詳細
2015年02月12日頑固なシミの原因を解明2014年11月25日、ポーラ化成工業は、メラニンキャップが体内の過酸化脂質に影響によって過脂化(かしか)メラニンキャップに変化することと、その解決策を開発し、来春ポーラから発売される化粧品に活用する予定であると発表した。過脂化メラニンキャップポーラ化成工業の研究者はメラニンキャップが過酸化脂質により変化することを見いだし、「過脂化メラニンキャップ」と名付けた。過脂化メラニンキャップは通常のメラニンキャップに比べて色調が濃く、大きな構造を持っている。メラニンキャップを含む表皮細胞は分化する際にメラニンキャップを分解することが知られているが、過脂化メラニンキャップは分化に伴う表皮細胞のメラニンキャップ分解作用を受けにくいことが判明した。過脂化メラニンキャップは色調も濃く、大きな構造を持ち、分解されにくいことから、肌内部に大量に蓄積し、頑固なシミの原因になっていると研究者は推定しているとのこと。頑固なシミに対する対策頑固なシミの原因が過脂化メラニンキャップによるとすると、その対策としては、過脂化メラニンキャップを有する細胞に美白有用成分を確実に届けて、表皮細胞のメラニンキャップの分解能を高めることを目標とした。美容有用成分を内包し、過脂化メラニンキャップに親和性を持つ、運び屋を探索した結果「モノオレイン酸PEG-10」がその条件を最も満たした。細胞をもちいた実験により、「モノオレイン酸PEG-10」を使った製剤は表皮性細胞層に確実に透過し、細胞内の過脂化メラニンキャップに美白有用成分を届けることを確認した。頑固なシミを解決する可能性のあるこの技術は、ポーラから来春発売予定の化粧品に応用される予定とのこと。(画像はプレスリリースより)【参考】・ポーラ・オルビスホールディングスプレスリリース
2014年11月28日ポーラ化成工業は11月25日、頑固なシミの一因となる「過脂化メラニンキャップ」に対する解決策として、美白有用成分を確実に届けることができる微細なエマルション(製剤)を新たに開発したと発表した。同社は今回、表皮細胞内のメラニンキャップが過酸化脂質により変化することで、色調が濃く、より巨大な構造体「過脂化メラニンキャップ」を形成すること、さらに、通常のメラニンキャップと異なり、過脂化メラニンキャップは表皮細胞が分化する際に分解されにくいことを明らかにした。そのため、頑固なシミを目立たなくするには、過脂化メラニンキャップを分解することが重要であり、それには過脂化メラニンキャップを有する細胞に美白有用成分を確実に届け、細胞が有するメラニンキャップの分解機能を最大限に引き出すことが必要であるという。同社はこうしたことを踏まえ、水と油の双方になじみやすい性質を持つ両親媒性物質を用いて、内部に美白有用成分を内包した微細なエマルション(製剤)を創製した。細胞を用いた実験により、新製剤は「角層を通過して表皮生細胞層に到達すること」、「表皮生細胞内の過脂化メラニンキャップに確実に美白有用成分を届けること」が明らかになったという。同研究の成果は、ポーラから来春発売される化粧品に活用される予定。
2014年11月26日自分にはまだ縁がないと思っていた白髪。ところが30代半ばを過ぎた頃から、ちらほらと目立ちはじめ、特に生え際などが気になるように…。そんな白髪に悩まされている方、多いのではないでしょうか。しかも、これからどんどん増える一方!? そう考えると不安になりますよね。アラフォー世代の大敵、“白髪”について改めて学んでいきましょう。なぜ白髪はできるの?そもそも、どうして白髪はできるのでしょう? そのキーワードとなるのが“メラノサイト”と呼ばれる色素形成細胞。メラノサイトによって、髪の毛の色を作るメラニン色素が作られるからです。ところがメラノサイトの数は自然と少しずつ減少するため、メラニン生成に必要な酵素の働きも不十分になり、髪の色素が薄れて白髪になるのだそうです。白髪を予防する良い方法は? メラニン生成が不十分になる原因としてあげられるのが、遺伝や加齢、ストレスや病気、そして睡眠不足、栄養不足などの生活習慣です。なかでも重要になるのが食生活です。毛髪を作る細胞を正常に機能させるにはアミノ酸やビタミン、ミネラルが必要です。特にミネラルの中でも、メラノサイトの働きを活発にさせるのはカルシウムとのこと。乳製品、小魚、大豆、ナッツ類、海藻など、カルシウムが豊富なものを是非、食事に取り入れたいですね。 また、レバー、アーモンド、牡蠣、納豆など銅が多く含まれる食材や、髪の主原料であるアミノ酸の合成に必須となる亜鉛が含まれる玄米、ごま、アーモンド、海藻、緑茶、牛肉、貝、ほうれん草、きのこ類なども積極的に取り入れたいものです。 また、ときどき主食を玄米ご飯にしてみるのも良いのではないでしょうか? 他にもビタミン類、特に玄米、豚肉、ミルク、レバー、チーズ、卵などに含まれるビタミンB群、大豆や魚などに多いタンパク質も重要です。ふだんの食生活で、こうした栄養素をバランスよく摂ることを目指しましょう。 食生活の他には、睡眠不足も白髪の原因に。髪の成長にも関わる、成長ホルモンの分泌をコントロールする副交感神経が最も活発になるのは夜10時〜深夜2時の間といわれています。仕事があるとなかなか難しいかもしれませんが、この時間帯はできるだけ睡眠をとるよう心がけましょう。セルフカラーリングで手軽に “キレイ” をキープ生活習慣に気をつけたとしても、白髪が生えてしまうことはあります。かといって、美容院に行くにはまだ早いかな…というときは、自宅でできるセルフカラーリングがおすすめです。白髪のままでいるより、ずっと気分も晴れやかになるはず。いまはカラーバリエーションも豊富で手軽に試せるので、いつもと違う髪色に挑戦してみるのも良いかもしれません。白髪予防を心がけながら、清潔感溢れる美しい髪をキープして、いつも心をときめかせていましょう!
2014年11月19日肌はメラニンを細胞分化によって分解2014年10月24日、ポーラ化成工業は肌で表皮細胞が上層に移動する際(細胞分化)にメラニンを分解、つまり肌には美白する能力を持っていることを解明したことを明らかにしました。(画像はイメージです)研究成果は第28回国際化商品技術社会連盟パリ大会(パリ、2014年10月27日~30日)で発表。(画像はプレスリリースより)研究の背景メラニンはメラニン産生細胞(メラノサイト)中の細胞内小器官であるメラノソームが作っています。メラノソームはメラノサイトから表皮細胞に受け渡され、細胞の核周辺に集積します。このメラノソームが集まったものを「メラニンキャップ」と呼びます。(画像はプレスリリースより)シミ部位ではメラニンキャップは細胞の内部で大きくなっているので、メラニンキャップの分解を促すことは、美白に繋がるとのことです。研究内容メラニンキャップは人皮膚の表皮下層に存在し、表皮上層では見られないという事実があります。ポーラ化成工業は表皮細胞が上層に移動する際に、メラニンキャップが調節する作用が働いていると考え、研究を進めました。メラニンキャップを形成させた表皮細胞を用いて、実験的に上層への移動(分化)を誘導して、メラニンキャップの挙動を検討しました。その結果、分化誘導によりメラニンキャップは分解していることを発見したとのこと。また、細胞内物質の分泌、排出に関与しているタンパク質の一つVesicle-associated membrane protein 1(VAMP1)が減少するとメラニンキャップの分解とメラノソームの消失が観察できました。細胞内でのVAMP1の発現を減らすことができれば、肌が本来持つ美白力を高める可能性を示唆。今後の展開ポーラはこの発見を来春発売する化粧品に応用すると表明しています。【参考】・ポーラ化成工業プレスリリース
2014年10月27日(画像はプレスリリースより)「ARGITAL」から「ヴェジタル シルキークリアソープ」発売石澤研究所は顔の汚れやメラニンを含む古い角質を取り除き、「くすみ肌」をすっきりする洗顔料「ヴェジタル シルキークリアソープ」を10月10日より発売します。くすみ肌実年齢より上に見られる、「疲れているの?」と良く聞かれませんか。これは「くすみ肌」が原因かもしれません。くすみは血行不良によっても起こります。血行不良は体の中から治す必要があり、多くの場合はメラニンの沈着、皮脂や汚れ、古い角質の蓄積など皮膚に凸凹ができて、透明感や肌のツヤが失われることから、肌がくすんでしまいます。くすみ肌からの脱出には肌のうるおいを逃がさずに古い角質をしっかり取り除くことが大切です。ヴェジタル シルキークリアソープイタリアシチリア島生まれの本格オーガニックケアブランド「ARGITAL(アルジタル)」の洗顔料が「ヴェジタル シルキークリアソープ」です。吸着力にすぐれたグリーンクレイの泡がメラニンを含む古い角質を取り除きます。肌の生まれ変わりをサポートして「くすみ肌」から肌本来がもつ明るい肌へ。美肌成分は米穀類に含まれるフィチン酸、乳酸、ローズエキス、ローズセンチファリア油、カモミールエキスなどの100%天然由来の美肌成分が肌に直接働きかけ、内側から透明感を取り戻します。グリーンクレイの泡には、肌の保湿と皮脂分泌を調整する成分が入っています。汚れをすっきり落とした後の洗い上がりは、シルクのような肌ざわりを実感できるはず。【参考】・石澤研究所プレスリリース
2014年10月09日敏感肌をいたわりながら、過剰なメラニンの生成を抑えるフイルナチュラント(PHIL NATURNT)は、敏感肌特有のメラニン生成メカニズムに着目、皮膚の専門家ならではの処方で、敏感に傾きがちな肌をいたわりながら、過剰なメラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ“うるおい美白ケア”のスキンケアアイテム、「MC2 ホワイトニング ローション」(医薬部外品)と「MC2 ホワイトニング クリーム」(医薬部外品)を、2月16日に新発売する。デリケートな肌にも“透明感冴えわたる白肌を叶える”新発売の美白シリーズは、グリコシルトレハロースが肌の炎症を鎮め、メラノサイトの活性化を防ぎ、ビタミンC誘導体と「クリアスイッチ成分」(月桃葉エキス・ゲンチアナエキス)が過剰生成されたメラニンを強力にコントロールし、シミの定着やくすみを防ぎ、“透明感冴えわたる白肌を叶える”という、薬用美白化粧水と薬用美白クリームの2品目。「MC2 ホワイトニング ローション」は、細胞のひとつひとつがうるおいを抱え込んだようなもっちり感と、さらりとした心地よい感触で、なじませた瞬間から明るく澄んだ肌に導く薬用美白化粧水。「MC2 ホワイトニング クリーム」は、みずみずしいジェルベースのクリームで、うるおいを閉じ込め、内側から輝くような、明るく澄んだなめらかな肌に導く薬用美白クリーム。元の記事を読む
2013年02月01日