25日(現地時間)、『風と共に去りぬ』のメラニー役で知られるオリヴィア・デ・ハヴィランドがパリの自宅で亡くなった。104歳だった。オリヴィアの広報担当が「昨夜、世界は国際的な宝を失いました。私にとっては最愛の友人であり、クライアントでした。パリにて安らかに息を引き取りました」と発表。オリヴィアは1916年7月1日、イギリス人の両親のもとに東京で誕生。1935年に映画デビューを果たし、初期には『海賊ブラッド』や『ロビンフッドの冒険』などでたびたびエロール・フリンとカップルを演じた。『風と共に去りぬ』、『Hold Back the Dawn』(原題)、『蛇の穴』の計3作でアカデミー賞にノミネート。『遥かなる我が子』と『女相続人』でアカデミー主演女優賞を獲得しており、映画芸術科学アカデミーはツイッターでオリヴィアを「私たちの業界の本物のレジェンド」と称え、追悼している。オリヴィアとの意外な交友関係が明らかになったのは、ジャレッド・レト。2008年、ジャレッドのバンド「サーティー・セカンズ・トゥ・マーズ」がEMIと裁判沙汰になった際に、オリヴィアに世話になったという。オリヴィアも1943年にワーナーブラザースを相手に闘い、勝訴した経験を持つ。ジャレッドはパリでオリヴィアと会ったり、オリヴィアから美しい直筆の手紙をもらったことなどをツイッターでふり返っている。妹のジョーン・フォンテインは、オリヴィアの背中を追って女優となり、『断崖』でアカデミー主演女優賞を受賞。ライバル関係にあった2人は長年の確執が報じられていた。ジョーンは2013年に96歳で亡くなっている。(Hiromi Kaku)■関連作品:風と共に去りぬ 1952年9月4日公開©Metro-Goldwyn-Mayer
2020年07月27日映画『海の上のピアニスト』の4K デジタル修復版が、2020年8月21日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMA、角川シネマ有楽町、アップリンク吉祥寺にて上映。また9月4日(金)からは、170分に及ぶイタリア完全版が公開される。『ニュー・シネマ・パラダイス』の監督が贈る、“海の上”の感動作『海の上のピアニスト』は、『ニュー・シネマ・パラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレ監督と映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネがタッグを組んだ不朽の感動作。豪華客船の上で生まれ、生涯一度も船を下りることなく“ピアニスト”としての運命を貫いた男の物語は、1999年日本公開された当時、多くの映画ファンを魅了した。4K デジタル修復版で、あの感動をもう一度あれから20年―。今回4K デジタル修復版として再上映されることになった『海の上のピアニスト』は、トルナトーレ監督本人の監修のもと、映画『ライフ・イズ・ビューティ フル』を手掛けたカラースーパーバイザーのパスクアーレ・クズポリと共に、完全修復作業が行われた。スクリーンに蘇るのは、当時の技術では表現しきれなかった、豪華客船の煌びやかな内部や、青く透き通るような海…。映画の醍醐味である美しいピアノの旋律に、うっとりとするような映像美が重なることで、これまでとは一味違う感動の映像体験を楽しむことができそうだ。“全て”詰め込んだイタリア完全版も一方「イタリア完全版」(HD リマスター)では、インターナショナル版としてカットされた40分以上のシーンが復活するほか、タイトルやクレジットロールもイタリア語で演出されるなど、ファン待望の内容が盛り沢山。映画ファンの人は是非双方の仕上がりを、シアターで楽しんでみてはいかがだろう。作品詳細映画『海の上のピアニスト』公開日:<4K デジタル修復版>2020年8月21日(金)YEBISU GARDEN CINEMA、角川シネマ有楽町、アップリンク吉祥寺<イタリア完全版>9月4日(金)※9/4以降は「4K デジタル修復版」と「イタリア完全版」との両作品を併映する可能性有り。詳細は各劇場のHPを確認。監督・脚本:ジュゼッペ・トルナトーレ音楽:エンニオ・モリコーネ原作:アレッサンドロ・バリッコ出演:ティム・ロス/プルイット・テイラー・ヴィンス/メラニー・ティエリー/ビル・ナン/ピーター・ ヴォーン/クラレンス・ウィリアムズ三世配給:シンカ■ムビチケ情報発売日:2020年7月3日(金)<ストーリー>一枚のレコードに秘められた、たった一度の恋。大西洋を巡る豪華客船の中で、生後間もない赤ん坊が見つかった。彼の名は1900=ナインティーン・ハンドレッド。世紀の変わり目を告げる1900年に因んで名付けられた。彼は船内のダンスホールでピアノを演奏し、類稀な即興曲を次々と作り出していった。そんなある日、彼は船内で出会った美しい少女に心を奪われてしまう。彼女が船を去った後、断ち切れない彼女への想いから人生で初めて船を下りることを決心する…。
2020年06月21日前回は200の国と地域でのべ1000万回の視聴を記録したオンライン映画祭「マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル(MyFFF)」が今年も開催。リリー・ローズ・デップ主演作や、「フランス映画祭2018」で来日したフランスの新スター候補の主演作など話題作がラインアップされている。国内未公開のフランス映画の最新作を紹介してきたオンライン映画祭も今年で10回目。コンペティション部門に長編と短編それぞれ10作品ずつが出品されるほか、90年代のカルトムービー『俺のシテがやられる』(監督:ジャン=フランソワ・リシェ)などの招待作を含む28作品のうち、日本国内では24作品を配信。短編作品は全て無料配信される。ラインアップには、フランス映画祭2018で来日し、いま出演作が目白押しの注目俳優スワン・アルロー主演の緊迫のドラマ『ラッカを脱出せよ』。コメディ『ペルドリックス』、SF短編『アトミック・ジャーニー』、同じくフランス映画祭2018で来日した女優メラニー・ティエリー主演のヒューマンドラマ『風とともに』。新世代のミューズリリー・ローズ・デップ主演のサスペンス『獣たち』など話題作が目白押し。セリフがなくても楽しめるキッズ向けのアニメーション短編作品も5作品登場。公式サイトからは、観客賞への投票(評価式)もできる。MyFFFの作品は公式サイトのほか、国内の各動画配信サイトでも視聴可能。また、アンスティチュ・フランセ東京で特集上映「スクリーンで見よう マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル」(1月24日~26日)が開催されるほか、「旅する映画館cafe de cinema」企画の短編上映会も都内各地で実施予定となっている。(text:cinemacafe.net)
2020年01月07日『アーティスト』のプロデューサーがフランスの人気俳優を迎えて贈るロマンティック・コメディ『英雄は嘘がお好き』。本作でコメディに初挑戦したメラニー・ロランのインタビュー映像とともに、メラニーが沼に落ち、英雄(?)ジャン・デュジャルダンに“宣戦布告”をするシーンの本編映像がシネマカフェに到着した。クエンティン・タランティーノ監督の『イングロリアス・バスターズ』で世界的に注目を集め、ドキュメンタリー『TOMORROW パーマネントライフを探して』やエル・ファニング主演『ガルヴェストン』で映画監督としても活躍するメラニー・ロラン。マイケル・ベイ×ライアン・レイノルズのNetflixオリジナル映画『6アンダーグラウンド』も控える彼女は、本作でコメディに初挑戦。しかも、「コルセットやローブ、歩き方も話し方も古風」という19世紀が舞台の歴史映画で、名家の令嬢を演じている。自身の役柄について、「恋文を勝手に代筆して文通をねつ造し、妹に壮大な作り話を聞かせるのよ。ヌヴィル(ジャン・デュジャルダン)の武勇伝を次々とでっち上げて、ロマネスクで知的で勇敢な英雄に仕立て上げる。一種の作家になるのね」と解説。「でも本人が戻ってばつが悪くなる。そこからは喜劇映画であり、冒険映画ね。なりすましと人の取り違い、それに活劇ではないけど終わりのない追いかけっこ。でも時代劇だから文語調だったりして、見事なセリフを言うのは気持ちいいわ」と、朗らかに語る。さらに「撮影2日目に長いシーンがあって、ジャンを引っ張ったり押したりしないといけなかった。慣れないシーンだからどうすればいいか分からなくて、ヘトヘトになったわ」と告白。「喜劇を演じるのはスポーツと同じよ。しっかり眠って体力を温存しないと、週末まで撮影を乗り切れない」と、“体力勝負”のコメディの撮影をふり返っている。『英雄は嘘がお好き』は10月11日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:英雄は嘘がお好き 2019年10月11日より新宿ピカデリーほかにて公開©JD PROD - LES FILMS SUR MESURE - STUDIOCANAL - FRANCE 3 CINEMA - GV PROD
2019年10月11日ジャン・デュジャルダンとメラニー・ロランを主演に迎えた、『アーティスト』のプロデューサーが贈る豪華絢爛なロマンティック・コメディ『英雄は嘘がお好き』から、予告編と場面写真が解禁となった。この度解禁された予告編では、白馬に乗った王子様(?)のジャン・デュジャルダンが演じたヌヴィル大尉が戦争に行くために、裕福なボークラン家の妹・ポリーヌを残して城から去るシーンから始まる。「毎日手紙を書く」と言ったにも関わらず、大尉からの便りは届かなかった。そこで、メラニー・ロラン演じたポリーヌの姉・エリザベットが妹を元気付けるために手紙を勝手に代筆することに。しかし、手紙の中で死んだことにしたヌヴィルが突然戻ってきて…。伝説の英雄の帰還に街は大騒ぎになり、エリザベットの創作した「英雄」という立場を利用し脚光を浴びようとするヌヴィルと、平和ないまの家族を壊されたくないがためにヌヴィルを追い出そうとするエリザベットとのひそかな攻防が繰り広げられる。そんな2人の関係はどう変化していくのか…?本作について、「最高に楽しかった!」と語っていたジャン・デュジャルダンは、馬を乗りこなし、銃を扱い、変顔やセクシーな表情などを次々に披露し、うそつきなヌヴィル大尉をユーモアたっぷりに演じている。そしてコメディ映画初挑戦のメラニー・ロランは、「予想外の役だった」と言いながらも、ローラン・ティラール監督に「(メラニーは)最高だった!」と言わしめる演技で、コメディエンヌとしての才能を開花させた。予告編の最後には、ヌヴィル大尉が婚約者の姉であるエリザベットにいきなり「求婚」するシーンも。本物のお城を舞台にフランスを代表するキャストの熱演が光り、結末を期待させる予告編となっている。また予告編と併せて、メラニー・ロランが池に飛び込むシーンなど7枚の場面写真が公開された。コメディ初挑戦となった彼女の演技も見逃せない。『英雄は嘘がお好き』は10月11日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷、丸の内TOEIほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:英雄は嘘がお好き 2019年10月11日より新宿ピカデリーほかにて公開©JD PROD - LES FILMS SUR MESURE - STUDIOCANAL - FRANCE 3 CINEMA - GV PROD
2019年07月12日レペット(Repetto)と、フランス2つ星シェフ、ティエリー・マルクス(THIERRY MARX)が手掛ける「ティエリー・マルクス / ダイニング(THIERRY MARX /dining)」がコラボレーションしたスイーツが登場。2019年5月8日(水)から5月22日(水)まで、東京・銀座のティエリー・マルクス / ダイニングにて提供される。ティエリー・マルクスは、ミシュランガイドで5度星を獲得した経験を持つシェフ・総料理長。「星の請負人」とも呼ばれる彼の料理からは、四季折々の旬や繊細さを感じることができる。レペットのルーツである「バレエ」の世界観を表現した前回に続き、2回目となる両者のコラボレーションは、“Lightness”と“Freedom”をキーワードに設定。モダンで大人のデセールが完成した。レペットのシグネチャーカラーであるペールピンクを纏ったデセールは、口あたり滑らかなルビーチョコレートのクリームがベース。ルバーブのコンポートで酸味をプラスし、爽やかな味わいのココナッツとライチのソルべを乗せた。また、間にくるみのクランブルを忍ばせて、食感にアクセントを加えている。上にダイナミックなダンサーの動きを表現した桃のチュイールを添え、両ブランドの世界観を楽しめるプレートに仕上げた。なお、東京・ギンザ シックスでは、2019年5月1日(水)から5月28日(火)までの期間、レペットの期間限定ストアがオープン。デセールを注文した人は、ショップ内にあるガチャマシーンに参加できるほか、オリジナルノベルティがもらえるキャンペーンも実施される。【詳細】レペット × ティエリー マルクス コラボレーションデセール期間:2019年5月8日(水)~5月22日(水)場所:ティエリー・マルクス / ダイニング住所:東京都中央区銀座5-8-1 GINZA PLACE 7F時間:・ランチタイム 11:30-14:30・ティータイム 14:00-16:30・ディナータイム 18:00-22:00価格:2,800円+税(ドリンクを含む) ※サービス料別※1日計30食限定※ティータイム以外は予約が必要■GINZA SIX 期間限定ストア期間:2019年5月1日(水)~5月28日(火)場所:レペット GINZA SIX 3F THE POP UP 3rd住所:東京都中央区銀座 6-10-1
2019年04月26日レペット(Repetto)が、フランス2ツ星シェフのティエリー・マルクスが監修する東京・銀座のビストロ「THIERRY MARX /dining」とコラボレーション。5月8日から22日の期間にしか食べられない、特別なデセール「Tutu」が登場する。レペット70周年に引き続き2回目のコラボとなる今回は、「THIERRY MARX /dining」にほど近いギンザ シックス(GINZA SIX)で、5月1日からスタートするレペットのポップアップ開催を記念したもの。レペットのブランドコンセプト、“Lightness”と“Freedom”をキーワードにした、食べるのが惜しいほど繊細なデセール。レペットのシグネチャーカラーであるペールピンクをベースに、バレリーナのチュチュをダイナミックに表現した、桃のチュイールがアクセントに。ベースには、みずみずしいルバーブのコンポートと、ペールピンクに染まったルビーチョコレートのクリームを敷き、その上にココナッツとライチのソルベをそっとのせて、オーガンジーやレースを思わせる薄く繊細な桃のチュイールをトッピング。ラストには、金粉が散りばめられている。ギンザ シックスのポップアップでは、ブリジット・バルドーの60年代ファッションからインスパイアされたギンガムチェックや、色鮮やかなサマーコレクションにフォーカスしたアイテムがラインアップ。ホワイトカラーをベースに、かかととアンクルストラップ部分にピンクのギンガムチェックをあしらったポインテッドトゥのフラットシューズは、このポップアップでしか手に入らないアイテム。ポップアップ会期中、税込3万円以上のお買い物でロゴ入りトートバッグのノベルティーをプレゼント。また、初日5月1日にはティエリー・マルクスのケータリングスイーツとドリンクをいただけるそう。【イベント情報】Repetto × THIERRY MARX Collaboration Dessert会期:5月8日〜22日場所:THIERRY MARX /dining住所:中央区銀座5-8-1 GINZA PLACE 7F時間:ランチタイム 11:30〜14:30、ティータイム14:00〜16:30、ディナータイム 18:00〜22:00料金:2,800円(ドリンクを含む、税・サービス料別途)※1日計30食限定※ティータイム以外は要予約GINZA SIX POP UP STORE5月1日〜28日場所:Repetto GINZA SIX 3F THE POP UP 3rd住所:東京都中央区銀座6-10-1
2019年04月25日フランス映画『天国でまた会おう』が、2019年3月1日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国の劇場で公開される。ピエール・ルメートルのゴンクール賞受賞作『天国でまた会おう』が映画化原作は、フランス文学界で最も権威のあるゴンクール賞に輝いた同名のミステリー小説『天国でまた会おう』。各国のミステリー界を席巻した小説『その女アレックス』で新たなミステリー史を切り開き、新作発表のたびにベストセラーを記録し続けるピエール・ルメートルの著作の中でも、特に意欲的な異色作として評価される作品だ。国が相手の詐欺計画と、隠された本当の目的戦場で死にかけた年の離れた2人が、何もかも奪った国を相手に企てた大胆な詐欺計画と、その裏に秘められた感動の物語を描いた本作は、本国フランスで公開されるやいなや大ヒットを記録。フランスにおける米アカデミーにあたるセザール賞では13部門にノミネートされ、脚色賞や監督賞を含む5部門を受賞している。あらすじ1918年、休戦目前の西部戦線。生き埋めにされたアルベールを救ったエドゥアールは、その時に顔に重傷を負ってしまう。パリに戻った二人を待っていたのは、戦没者は称えるのに帰還兵には冷たい世間だった。仕事も恋人も失ったアルベールと、生還を家族にひた隠しにするエドゥアール。そこに、声を失ったエドゥアールの想いを“通訳”する少女が加わった。一度は負けた人生を巻き返すために、彼らは国を相手にひと儲けする大胆な詐欺を企てる。だが、そこには隠された本当の目的があった──。監督・共同脚本・主演にアルベール・デュポンテルピエール・ルメートルとの共同脚本、監督、主演の3役を務めたのは、アルベール・デュポンテル。マルチな才能を爆発させたデュポンテルは、「原作の小説は、巧みに隠された現代に対する風刺だと思ったからだ。すべての登場人物に驚くほどの現代性があり、金銭欲が強くて貪欲な少数の人々が世界を支配し、真面目に生きてきた多くの人たちを苦しめているのは、まさに今の世界の状況だ。そして、親子関係や友情など普遍的な物語もある。物語にはリズムとサスペンスがある。これらのすべての要素がぜひ自分の手で映画化したいと思わせたんだ」と、映画化を決めた理由と原作の魅力を語っている。『BPM』のナウエル・ペレーズ・ビスカヤートがもう一人の主演にそのデュポンテルと共に、戦場で死にかけ、その後深い友情で結ばれていく年の離れた2人を演じるのは、『BPM ビート・パー・ミニット』での鮮烈な演技が高く評価されたナウエル・ペレーズ・ビスカヤート。それぞれ、戦争で職も恋人も失った小心者のアルベール役と画才に恵まれながら戦争で顔に重傷を負った御曹司のエドゥアール役を演じる。また、二人の宿敵でもある上官のプラデル中尉役を『エル ELLE』での怪演も記憶に新しいロラン・ラフィット、エドゥアールの画家になりたいという夢を認めない頑固な父親マルセル役を『真夜中のピアニスト』『サラの鍵』で知られるニエル・アレストリュプが務める。作品情報映画『天国でまた会おう』公開日:2019年3月1日(金)監督:アルベール・デュポンテル原作:ピエール・ルメートル『天国でまた会おう』(平岡敦訳/ハヤカワ・ミステリ文庫)脚本:アルベール・デュポンテル、ピエール・ルメートル出演:ナウエル・ペレーズ・ビスカヤート、アルベール・デュポンテル、ロラン・ラフィット、ニエル・アレストリュプ、エミリー・ドゥケンヌ、メラニー・ティエリー原題:Au Revoir Là-Haut英題:SEE YOU UP THERE© 2017 STADENN PROD. – MANCHESTER FILMS – GAUMONT – France 2 CINEMA©Jérôme Prébois / ADCB Films
2019年02月09日Photo: Estelle Hanania for Diorディオール(Dior)の2019年クルーズ コレクションが5月25日(現地時間)、パリ近郊にあるシャンティイ城で発表された。シャンティイ市は、伝統的なレース編みに加えフランス馬術の伝統に縁深い地としても知られている。16世紀から19世紀に建てられたルネサンス様式のシャンティイ城には世界的に有名なシャンティイ競馬場が隣接し、城の大厩舎は馬の博物館として開放されている。ショーは女性騎手たちが白馬に乗って駆け巡るパフォーマンスで幕を開けた。ディオール ウィメンズ コレクションアーティスティック ディレクターのマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)の2019年クルーズ コレクションのインスピレーション源となったは、メキシコの伝統的な女性騎手“エスカラムサ(escaramuzas)”。彼女たちが纏うフェミニンなコスチュームと、団結した“女性たちの強さ”や、“女性同士の友愛”。これらの要素をレースやチュールをあしらったボリュームのあるフリルスカートに、タイトなジャケットやハイベルトを合わせ、ウエストを強調したスタイルや、フランスの伝統的なテキスタイルである「トワルド ジュイ」を新たに解釈し、モダンなデザインへと昇華させたアイテムなどで表現した。団結した“女性たちの強さ”や、“女性同士の友愛”をギリシャ神話に登場する女性の部族アマゾネスからも着想を得ており、日本産コットンのジャケットに合わせたパンツスタイルや、キュロットスカート、クリスチャン・ディオールが1948年春夏 オートクチュール コレクションで発表したアフタヌーンドレス「Drags」を彷彿させる、プリーツスカートなどのアイテムに落とし込んだ。それらのアイテムに、マリア・グラツィア・キウリの再解釈により生まれ変わったディオールのアイコニックなサドルバッグやメンズシャツ、洗練されたブラックタイを合わせ、ジェンダーレスなスタイリングへと仕上げる。そこにはさらにマリアがイメージしたチリの女性作家イサベル・アジェンデのデビュー作『精霊たちの家』で描かれた、“自立した女性”のスピリットも垣間見える。スティーブン・ジョーンズ(Stephen Jones)のデザインしたつば広のストローハットと、伝統的なメキシカンエンブロイダリーが施されされたホワイトドレスのルックも今シーズンのアイコン。今回、エンブロイダリーが施されるドレスのアトリエでの制作風景も公開となった。メキシカンエンブロイダリーを施したルックのアトリエでの制作風景また、ショー当日の会場には、ナタリア・ダイアー(Natalia Dyer)、メラニー・ティエリー(Melanie Thierry)、アレクサ・チャン(Alexa Chung)、キアラ・フェラーニ(CHIARA FERRAGNI)、パリス・ジャクソン(Paris Jackson)を始めとする世界中のセレブリティが来場し、日本からは女優の新木優子も出席した。
2018年06月05日“フランスのアカデミー賞”とされるセザール賞でベストドキュメンタリー賞に輝いた、女優メラニー・ロラン共同監督の『TOMORROW パーマネントライフを探して』。このほど本作から、当時、妊娠中だったという彼女の語りから始まる予告編映像が解禁となった。2012年、学術雑誌「ネイチャー」に21人の科学者たちが、“現在のライフスタイルを続ければ、人類は滅亡する”という論文を発表し、世界に衝撃が走った。映像作家としても豊かな才能に恵まれた女優メラニー・ロランは、その衝撃の事実を知り、未来の子どもたちのために、活動家・ジャーナリストと多彩な顔を持つ友人のシリル・ディオンを相棒に、世界中の“新しい暮らしを始めている人々”に会いに旅に出た――。『イングロリアス・バスターズ』『オーケストラ!』、さらに直近ではアンジェリーナ・ジョリー主演・監督作『白い帽子の女』にも出演し、映像作家としての顔も持つメラニーが共同監督を務めた本作。このたび解禁された予告編は、妊娠中のメラニーが、我が子が生きる未来の地球が直面するであろう危機を知り、「何とかしたい」と向き合う決意の語りから始まる。その解決策を求め、街中に野菜を植えたイギリスのトッドモーデンをはじめ、ブリストル、アイスランド、フィンランドなど世界を回る彼女たち。そこに生きる人々のライフスタイルや取り組みを通して伝わってくるのは、“希望”というメッセージだった。実は彼らが旅先で出会う人々は、決して大きなことをしているわけではない。より豊かな生活のために始めた小さな行動が、彼らを笑顔にし、結果的に地球の“明日”を良くしていくことにつながると気づかされる。新しい世界を創り始めたパイオニアたちと出会い、未来への気づきをくれる2時間の旅。ごく当たり前の1歩から始まる、斬新でワクワクする“提案型ドキュメンタリー”を、こちらから覗いてみて。『TOMORROW パーマネントライフを探して』は12月、渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月03日銀座四丁目交差点にある「GINZA PLACE(銀座プレイス)」の7階に、「Thierry Marx(ティエリー・マルクス)」と「BISTRO MARX(ビストロ・マルクス)」がオープン。パリ2つ星シェフの日本初出店レストランのレセプション・パーティーに編集部員が行ってきました!魅力あふれるレストランの詳細を、早速レポートします。パリの2つ星レストランの総料理長が日本初出店!「Thierry Marx」と「BISTRO MARX」は、マンダリン オリエンタル ホテルパリにある2つ星レストラン「シュール ムジュール パール ティエリー・マルクス」の総料理長、ティエリー・マルクスによる日本初出店のレストランです。マルクス氏は「ジョエル・ロブション」「タイユヴァン」といったパリを代表するレストランでキャリアを積み、ミシュランガイドで5度星を獲得するなど「星の請負人」と呼ばれています。フランスの最も名高いシェフの1人であるマルクス氏の料理を味わえるとあって、早くも注目が集まっています。場所は銀座四丁目交差点にオープンした「GINZA PLACE(銀座プレイス)」の7階です。グランビストロ「BISTRO MARX」でブリオッシュの魅力を発見!「BISTRO MARX」では、こだわりのビストロ&カフェメニューが提供されます。中でも注目は、バターをふんだんに使ったパン「ブリオッシュ」で作られる料理です。北海道産の小麦や、コクと甘味が強い卵、フランス産発酵バター、生イーストなど、 素材と製法にこだわった特別なブリオッシュは、「外はカリッと、中はフワッ」ととろける食感。黄金色のブリオッシュは、意外と大きくボリューミー。頬張れば幸せなバターの風味が広がります。併設のブーランジェリーでテイクアウトも可能です。しっかりコクのあるブリオッシュは、翌日に食べても絶品!編集部員もペロリと完食してしまいました。手みやげにも喜ばれそうですね。夜はスカイバーとして、ビル7階からの夜景を眺めながら、季節のフルーツを使ったカクテルやシャンパンも楽しむことができます。●2つ星レストランの味をカジュアルに楽しめる!個性豊かなメニュー「BISTRO MARX」では、日本の食材を使用した個性豊かなメニューが揃っています。中でもオススメのメニューをご紹介します。ブリオッシュと一緒に食べたい、本格的な味わいの料理です。●市場より 本日の魚介のマリネ築地直送、本日の鮮魚をマリネにした一品。プリプリの身に、酸味の効いたマリネソースが食欲をそそります。●根菜とイベリコベーコン 蕎麦の実の蜂蜜スペイン産イベリコ豚バラのベーコンと季節の根菜を組み合わせがベストマッチ。 蕎麦の実をアクセントに蜂蜜をたっぷり使用したオリジナルソースが決め手です。●仔羊の煮込み 白いんげん豆 <Meat on bread>仔羊の骨、日本各地のフレッシュトマト、たっぷりの香味野菜で5時間煮込んだコクがたまりません。とじ込めた仔羊のうまみ、香りが楽しめます。●マルクスバーガーパテの食感に徹底的にこだわったティエリー・マルクスが独自で生み出した、肩肉6mm、もも肉9mmのカット幅のパテをはさんだハンバーガー。国産黒毛和牛とブリオッシュのバンズを使用し、日本人の味覚に合うように開発されたメニューです。自家製トマトフォンドュとベアルネーズソースで仕上げられています。●フレンチトーストティエリー・マルクスを代表するブリオッシュを使用した、シンプルなフレンチトースト。こだわりの卵をたっぷり使用した素材の味が堪能できます。ブリオッシュならではのふわとろ&サクサク食感のフレンチトーストを、自家製アイスクリーム、生キャラメルソース、カナダ産メープルシロップと共にいただきます。●開放的なテラス席からは銀座の街並みが銀座四丁目の時計塔を正面に臨む、開放的なテラス席。銀座の景色が一望できます。店舗情報店名: BISTRO MARX ビストロ・マルクス住所: 東京都中央区銀座5-8-1 GINZA PLACE 7F予約受付: 03-6280-6234席数: 全74席 / うちテラス20席営業時間:ビストロ・ブーランジェリー 11:00~23:00(L.O. 22:30)プレミアムテラスバー 23:00~2:00(L.O. 1:30)定休日: 不定休(プレミアムテラスバーは日祝定休)料金: ランチコース 3,800円〜、ディナーコース 6,800円〜、ティータイムセット 2,000円〜、アラカルト 1,200円〜※消費税8%別、サービス料10%別「Thierry Marx(ティエリー・マルクス)」でクリエイティブな料理を堪能2つ星シェフならではのクリエイティブで繊細な料理を堪能できるのが、ガストロノミーレストラン「THIERRY MARX」です。フレンチ料理の歴史として古くから受け継がれてきた“伝統”を守りつつも新たな挑戦による“革新”を加えた、ティエリー・マルクス独自の世界観を楽しむことができます。●芸術的な味わい!ティエリー・マルクス氏の世界観を思う存分堪能できるメニュー「Thierry Marx」で提供される料理は、どれもが絶品でまさに芸術的。マルクス氏の世界観を心ゆくまで堪能しましょう。中でも編集部のオススメは、このメニューです。●貝のジュレとクリーム、キャビア「様々な料理を口の中で同時に味わう」というコンセプトを表現した、 ティエリー・マルクスを代表するスペシャリテです。 鶏肉のムース、キャビアを添えたパンと共に、あさり出汁の効いた北寄貝を堪能しましょう。●フランス産鳩のロースト濃厚な赤身を堪能できる鳩のローストです。ロゼ色に焼き上げられた肉に、鳩の旨みを凝縮したソースと黒にんにくのピューレが添えられています。●お重日本の伝統と文化を愛するティエリー・マルクスらしく、 シンプルながらも存在感のある有田焼の器と、フランス料理が融合した逸品です。フランスでも使用する器に旬を取り込んだ特別なデザートです。お出かけ前に、ドレスコードをチェック入店にはドレスコートが設けられています。男性は上着または襟付きのシャツの着用がおすすめだそう。軽装(七分丈のような短いパンツ、襟のないシャツ、サンダル等)での入店はできないので、注意が必要です。ダイニングは中学生以上のみ利用可能です。個室2室は小学生以下でも大丈夫なので、お子様が一緒の場合は問い合わせてみましょう。店舗情報店名: THIERRY MARX(ティエリー・マルクス)住所: 東京都中央区銀座5-8-1 GINZA PLACE 7F予約受付: 03-6264-5045席数: 全32席 / 個室2室(4名様から予約可、最大8名様まで)※個室は別途ルームチャージ10,000円営業時間: 11:30~15:00(L.O.14:00)、17:30~22:00(L.O.21:00)定休日: 日曜日料金: ランチコース 15,000円 / ディナーコース 20,000円~※消費税8%別、サービス料12%別ちょっと贅沢なランチにも、とっておきのディナーにも。2つの個性あふれるレストランで、特別なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
2016年09月27日『イングロリアス・バスターズ』や『オーケストラ!』、さらにアンジェリーナ・ジョリー主演・監督作『白い帽子の女』にも出演するフランスの女優メラニー・ロランが共同監督を務め、セザール賞ベストドキュメンタリー賞にも輝いた『TOMORROW パーマネントライフを探して』(原題:Demain)が、12月に日本公開されることが決定。ポスタービジュアルと場面写真がシネマカフェにて解禁となった。2012年。21人の科学者たちが権威ある学術雑誌「ネイチャー」に、現在のライフスタイルをこのまま続ければ、人類は滅亡するという論文を発表し、世界に衝撃が走った…。映像作家としても豊かな才能に恵まれ、エコロジストとしても知られる女優のメラニー・ロランはその衝撃の事実を知り、未来の子どもたちのために、活動家・ジャーナリストである友人のシリル・ディオンとともに、未来を幸せに暮らすためのライフスタイルを求めて世界へと旅に出る――。「農業」「エネルギー」「経済」「民主主義」「教育」の5つの分野に渡り、パーマカルチャー(パーマネント:永続性+農業:アグリカルチャー)、トランジション・タウン(持続可能な社会をつくる市民運動)、ゼロ・ウェイスト(ごみゼロ運動)など、世界中の新しい取り組みを行っているパイオニアたちが続々と登場する本作。人類滅亡を招く“悪”を告発するのではなく、人類が滅亡しないための方法を見つけるというスーパーポジティブな精神に基づいた、男女、年代、国境を超えた興味を喚起する、ワクワクの“提案型ドキュメンタリー”だ。手描きの図解やイラストも楽しく、旅で出会った自然の美しさ、そこに生きる人々のひたむきな表情や無邪気な子どもたちの笑顔が印象的。フランスで公開されるや熱狂的な口コミが広がり、観客動員数110万人を突破する大ヒットに。さらに、フランスで最も権威のあるセザール賞ベストドキュメンタリー賞にも輝いた。メガホンをとったのは、女優として活動する一方、2008年には短編映画『De moins en moins』(原題)で監督デビューし、第61回カンヌ国際映画祭短編コンペティション部門に出品。続く『呼吸 ー友情と破壊』(’14)が、第67回カンヌ国際映画祭の批評家週間部門で特別上映されるなど、演出力が評価されているメラニー・ロラン。この度解禁されたポスタービジュアルには、メラニーが地球にやさしい新たなライフスタイルを求めて世界を旅する中で出会った、「農業」「エネルギー」「経済」「民主主義」「教育」の5つの分野を切り取った印象的な写真が散りばめられている。人にも地球にも優しいライフスタイルを求める、決して未来を諦めない前向きなメッセージを伝えるビジュアルで、これまでの環境系ドキュメンタリー映画とはまた一線を画す仕上がりとなっている。『TOMORROW パーマネントライフを探して』は12月、渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月21日フェンディ(FENDI)が、仏サングラスデザイナーのティエリー・ラスリー(Thierry Lasry)とコラボレーションした15SSカプセルコレクションを発表。1960年に公開されたフェデリコ・フェリーニ監督のイタリア映画『甘い生活(Dolce Vita)』にヒントを得て名付けられた「ファニー(Fanny)」(7万5,000円)は、キャットアイ型。フレームには、フェンディのアイコニック柄「ペカン」を彷彿とさせる、キネティックアートのような幾何学モチーフを組み合わせた模様がプリントされる。深いブルーカラーのテンプルとも相まって女性のミステリアスな一面を引き出してくれるようなデザインだ。同型で、少しクールな印象のグレーベースのカラーもそろう。<問い合わせ先>フェンディ ジャパンTEL:03-3514-6187
2015年05月16日“スポーティー・スパイス”の愛称で親しまれている「スパイス・ガールズ」のメラニー・Cが出演していることで話題となったロック・オペラをスクリーンで蘇らせた『ジーザス・クライスト=スーパースター アリーナ・ツアー2012』。このほど、彼女の美声がたっぷりと堪能できる劇中のパフォーマンス映像が到着した。聖書をもとにイエス・キリスト最後の7日間を描き、1971年10月のブロードウェイ初公演以来40年もの間、世界中で愛され続けている大人気ミュージカル「ジーザス・クライスト・スーパースター」。本作では、ウェスト・エンド初演40周年を記念して今年9月よりスタートした、特別公演UKツアーの舞台を収めた本作。今回、公開されたのは、「スパイス・ガールズ」の中でも随一の歌声を持つと言われるメラニー・Cの美声が響き渡るパフォーマンス映像だ。メラニー・C演じるマリー・マグダレン(マグダラのマリア)が、力強い美声を披露する最大の見せ場の一つ「私はイエスがわからない」を歌い上げる貴重な映像がたっぷり2分間も収められている。メラニー・Cは自身が演じた役柄について、「マリー・マグダレンを気に入ってるのは、彼女がとてもタフだからよ。生きていくためには、嫌なことでもやらざるを得なかったの。本当はとても傷つきやすくて、キリストは彼女がそういった面をさらけ出すことに寛容だったし、たくさんの女性が彼女に共感すると思う。それに、キリストは彼女を有頂天にもさせるんだけど、女なら誰でもそんな気持ちを味わったことはあるはずよ」と語っている。さらに、本作に収められているイギリスでのアリーナ・ツアーに関しては「いままでにやったことの中でも最高の経験のひとつよ!」と思い出すだけで大興奮といった様子。メラニー・Cも大絶賛の世界最高峰の舞台を、ぜひ劇場で体感してみて?『ジーザス・クライスト=スーパースター アリーナ・ツアー2012』は2012年12月15日(土)より12月20日(木)までTOHOシネマズ スカラ座にて期間限定公開 。※こちらのパフォーマンス映像は『ジーザス・クライスト=スーパースター アリーナ・ツアー2012』YouTube「東宝東和公式チャンネル」にてご覧いただけます。公式サイト:■関連作品:ジーザス・クライスト=スーパースター アリーナ・ツアー2012 2012年12月15日より12月20日までTOHOシネマズ スカラ座にて期間限定公開
2012年12月17日