25日(現地時間)、『風と共に去りぬ』のメラニー役で知られるオリヴィア・デ・ハヴィランドがパリの自宅で亡くなった。104歳だった。オリヴィアの広報担当が「昨夜、世界は国際的な宝を失いました。私にとっては最愛の友人であり、クライアントでした。パリにて安らかに息を引き取りました」と発表。オリヴィアは1916年7月1日、イギリス人の両親のもとに東京で誕生。1935年に映画デビューを果たし、初期には『海賊ブラッド』や『ロビンフッドの冒険』などでたびたびエロール・フリンとカップルを演じた。『風と共に去りぬ』、『Hold Back the Dawn』(原題)、『蛇の穴』の計3作でアカデミー賞にノミネート。『遥かなる我が子』と『女相続人』でアカデミー主演女優賞を獲得しており、映画芸術科学アカデミーはツイッターでオリヴィアを「私たちの業界の本物のレジェンド」と称え、追悼している。オリヴィアとの意外な交友関係が明らかになったのは、ジャレッド・レト。2008年、ジャレッドのバンド「サーティー・セカンズ・トゥ・マーズ」がEMIと裁判沙汰になった際に、オリヴィアに世話になったという。オリヴィアも1943年にワーナーブラザースを相手に闘い、勝訴した経験を持つ。ジャレッドはパリでオリヴィアと会ったり、オリヴィアから美しい直筆の手紙をもらったことなどをツイッターでふり返っている。妹のジョーン・フォンテインは、オリヴィアの背中を追って女優となり、『断崖』でアカデミー主演女優賞を受賞。ライバル関係にあった2人は長年の確執が報じられていた。ジョーンは2013年に96歳で亡くなっている。(Hiromi Kaku)■関連作品:風と共に去りぬ 1952年9月4日公開©Metro-Goldwyn-Mayer
2020年07月27日『アーティスト』のプロデューサーがフランスの人気俳優を迎えて贈るロマンティック・コメディ『英雄は嘘がお好き』。本作でコメディに初挑戦したメラニー・ロランのインタビュー映像とともに、メラニーが沼に落ち、英雄(?)ジャン・デュジャルダンに“宣戦布告”をするシーンの本編映像がシネマカフェに到着した。クエンティン・タランティーノ監督の『イングロリアス・バスターズ』で世界的に注目を集め、ドキュメンタリー『TOMORROW パーマネントライフを探して』やエル・ファニング主演『ガルヴェストン』で映画監督としても活躍するメラニー・ロラン。マイケル・ベイ×ライアン・レイノルズのNetflixオリジナル映画『6アンダーグラウンド』も控える彼女は、本作でコメディに初挑戦。しかも、「コルセットやローブ、歩き方も話し方も古風」という19世紀が舞台の歴史映画で、名家の令嬢を演じている。自身の役柄について、「恋文を勝手に代筆して文通をねつ造し、妹に壮大な作り話を聞かせるのよ。ヌヴィル(ジャン・デュジャルダン)の武勇伝を次々とでっち上げて、ロマネスクで知的で勇敢な英雄に仕立て上げる。一種の作家になるのね」と解説。「でも本人が戻ってばつが悪くなる。そこからは喜劇映画であり、冒険映画ね。なりすましと人の取り違い、それに活劇ではないけど終わりのない追いかけっこ。でも時代劇だから文語調だったりして、見事なセリフを言うのは気持ちいいわ」と、朗らかに語る。さらに「撮影2日目に長いシーンがあって、ジャンを引っ張ったり押したりしないといけなかった。慣れないシーンだからどうすればいいか分からなくて、ヘトヘトになったわ」と告白。「喜劇を演じるのはスポーツと同じよ。しっかり眠って体力を温存しないと、週末まで撮影を乗り切れない」と、“体力勝負”のコメディの撮影をふり返っている。『英雄は嘘がお好き』は10月11日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:英雄は嘘がお好き 2019年10月11日より新宿ピカデリーほかにて公開©JD PROD - LES FILMS SUR MESURE - STUDIOCANAL - FRANCE 3 CINEMA - GV PROD
2019年10月11日ジャン・デュジャルダンとメラニー・ロランを主演に迎えた、『アーティスト』のプロデューサーが贈る豪華絢爛なロマンティック・コメディ『英雄は嘘がお好き』から、予告編と場面写真が解禁となった。この度解禁された予告編では、白馬に乗った王子様(?)のジャン・デュジャルダンが演じたヌヴィル大尉が戦争に行くために、裕福なボークラン家の妹・ポリーヌを残して城から去るシーンから始まる。「毎日手紙を書く」と言ったにも関わらず、大尉からの便りは届かなかった。そこで、メラニー・ロラン演じたポリーヌの姉・エリザベットが妹を元気付けるために手紙を勝手に代筆することに。しかし、手紙の中で死んだことにしたヌヴィルが突然戻ってきて…。伝説の英雄の帰還に街は大騒ぎになり、エリザベットの創作した「英雄」という立場を利用し脚光を浴びようとするヌヴィルと、平和ないまの家族を壊されたくないがためにヌヴィルを追い出そうとするエリザベットとのひそかな攻防が繰り広げられる。そんな2人の関係はどう変化していくのか…?本作について、「最高に楽しかった!」と語っていたジャン・デュジャルダンは、馬を乗りこなし、銃を扱い、変顔やセクシーな表情などを次々に披露し、うそつきなヌヴィル大尉をユーモアたっぷりに演じている。そしてコメディ映画初挑戦のメラニー・ロランは、「予想外の役だった」と言いながらも、ローラン・ティラール監督に「(メラニーは)最高だった!」と言わしめる演技で、コメディエンヌとしての才能を開花させた。予告編の最後には、ヌヴィル大尉が婚約者の姉であるエリザベットにいきなり「求婚」するシーンも。本物のお城を舞台にフランスを代表するキャストの熱演が光り、結末を期待させる予告編となっている。また予告編と併せて、メラニー・ロランが池に飛び込むシーンなど7枚の場面写真が公開された。コメディ初挑戦となった彼女の演技も見逃せない。『英雄は嘘がお好き』は10月11日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷、丸の内TOEIほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:英雄は嘘がお好き 2019年10月11日より新宿ピカデリーほかにて公開©JD PROD - LES FILMS SUR MESURE - STUDIOCANAL - FRANCE 3 CINEMA - GV PROD
2019年07月12日“フランスのアカデミー賞”とされるセザール賞でベストドキュメンタリー賞に輝いた、女優メラニー・ロラン共同監督の『TOMORROW パーマネントライフを探して』。このほど本作から、当時、妊娠中だったという彼女の語りから始まる予告編映像が解禁となった。2012年、学術雑誌「ネイチャー」に21人の科学者たちが、“現在のライフスタイルを続ければ、人類は滅亡する”という論文を発表し、世界に衝撃が走った。映像作家としても豊かな才能に恵まれた女優メラニー・ロランは、その衝撃の事実を知り、未来の子どもたちのために、活動家・ジャーナリストと多彩な顔を持つ友人のシリル・ディオンを相棒に、世界中の“新しい暮らしを始めている人々”に会いに旅に出た――。『イングロリアス・バスターズ』『オーケストラ!』、さらに直近ではアンジェリーナ・ジョリー主演・監督作『白い帽子の女』にも出演し、映像作家としての顔も持つメラニーが共同監督を務めた本作。このたび解禁された予告編は、妊娠中のメラニーが、我が子が生きる未来の地球が直面するであろう危機を知り、「何とかしたい」と向き合う決意の語りから始まる。その解決策を求め、街中に野菜を植えたイギリスのトッドモーデンをはじめ、ブリストル、アイスランド、フィンランドなど世界を回る彼女たち。そこに生きる人々のライフスタイルや取り組みを通して伝わってくるのは、“希望”というメッセージだった。実は彼らが旅先で出会う人々は、決して大きなことをしているわけではない。より豊かな生活のために始めた小さな行動が、彼らを笑顔にし、結果的に地球の“明日”を良くしていくことにつながると気づかされる。新しい世界を創り始めたパイオニアたちと出会い、未来への気づきをくれる2時間の旅。ごく当たり前の1歩から始まる、斬新でワクワクする“提案型ドキュメンタリー”を、こちらから覗いてみて。『TOMORROW パーマネントライフを探して』は12月、渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月03日『イングロリアス・バスターズ』や『オーケストラ!』、さらにアンジェリーナ・ジョリー主演・監督作『白い帽子の女』にも出演するフランスの女優メラニー・ロランが共同監督を務め、セザール賞ベストドキュメンタリー賞にも輝いた『TOMORROW パーマネントライフを探して』(原題:Demain)が、12月に日本公開されることが決定。ポスタービジュアルと場面写真がシネマカフェにて解禁となった。2012年。21人の科学者たちが権威ある学術雑誌「ネイチャー」に、現在のライフスタイルをこのまま続ければ、人類は滅亡するという論文を発表し、世界に衝撃が走った…。映像作家としても豊かな才能に恵まれ、エコロジストとしても知られる女優のメラニー・ロランはその衝撃の事実を知り、未来の子どもたちのために、活動家・ジャーナリストである友人のシリル・ディオンとともに、未来を幸せに暮らすためのライフスタイルを求めて世界へと旅に出る――。「農業」「エネルギー」「経済」「民主主義」「教育」の5つの分野に渡り、パーマカルチャー(パーマネント:永続性+農業:アグリカルチャー)、トランジション・タウン(持続可能な社会をつくる市民運動)、ゼロ・ウェイスト(ごみゼロ運動)など、世界中の新しい取り組みを行っているパイオニアたちが続々と登場する本作。人類滅亡を招く“悪”を告発するのではなく、人類が滅亡しないための方法を見つけるというスーパーポジティブな精神に基づいた、男女、年代、国境を超えた興味を喚起する、ワクワクの“提案型ドキュメンタリー”だ。手描きの図解やイラストも楽しく、旅で出会った自然の美しさ、そこに生きる人々のひたむきな表情や無邪気な子どもたちの笑顔が印象的。フランスで公開されるや熱狂的な口コミが広がり、観客動員数110万人を突破する大ヒットに。さらに、フランスで最も権威のあるセザール賞ベストドキュメンタリー賞にも輝いた。メガホンをとったのは、女優として活動する一方、2008年には短編映画『De moins en moins』(原題)で監督デビューし、第61回カンヌ国際映画祭短編コンペティション部門に出品。続く『呼吸 ー友情と破壊』(’14)が、第67回カンヌ国際映画祭の批評家週間部門で特別上映されるなど、演出力が評価されているメラニー・ロラン。この度解禁されたポスタービジュアルには、メラニーが地球にやさしい新たなライフスタイルを求めて世界を旅する中で出会った、「農業」「エネルギー」「経済」「民主主義」「教育」の5つの分野を切り取った印象的な写真が散りばめられている。人にも地球にも優しいライフスタイルを求める、決して未来を諦めない前向きなメッセージを伝えるビジュアルで、これまでの環境系ドキュメンタリー映画とはまた一線を画す仕上がりとなっている。『TOMORROW パーマネントライフを探して』は12月、渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月21日“スポーティー・スパイス”の愛称で親しまれている「スパイス・ガールズ」のメラニー・Cが出演していることで話題となったロック・オペラをスクリーンで蘇らせた『ジーザス・クライスト=スーパースター アリーナ・ツアー2012』。このほど、彼女の美声がたっぷりと堪能できる劇中のパフォーマンス映像が到着した。聖書をもとにイエス・キリスト最後の7日間を描き、1971年10月のブロードウェイ初公演以来40年もの間、世界中で愛され続けている大人気ミュージカル「ジーザス・クライスト・スーパースター」。本作では、ウェスト・エンド初演40周年を記念して今年9月よりスタートした、特別公演UKツアーの舞台を収めた本作。今回、公開されたのは、「スパイス・ガールズ」の中でも随一の歌声を持つと言われるメラニー・Cの美声が響き渡るパフォーマンス映像だ。メラニー・C演じるマリー・マグダレン(マグダラのマリア)が、力強い美声を披露する最大の見せ場の一つ「私はイエスがわからない」を歌い上げる貴重な映像がたっぷり2分間も収められている。メラニー・Cは自身が演じた役柄について、「マリー・マグダレンを気に入ってるのは、彼女がとてもタフだからよ。生きていくためには、嫌なことでもやらざるを得なかったの。本当はとても傷つきやすくて、キリストは彼女がそういった面をさらけ出すことに寛容だったし、たくさんの女性が彼女に共感すると思う。それに、キリストは彼女を有頂天にもさせるんだけど、女なら誰でもそんな気持ちを味わったことはあるはずよ」と語っている。さらに、本作に収められているイギリスでのアリーナ・ツアーに関しては「いままでにやったことの中でも最高の経験のひとつよ!」と思い出すだけで大興奮といった様子。メラニー・Cも大絶賛の世界最高峰の舞台を、ぜひ劇場で体感してみて?『ジーザス・クライスト=スーパースター アリーナ・ツアー2012』は2012年12月15日(土)より12月20日(木)までTOHOシネマズ スカラ座にて期間限定公開 。※こちらのパフォーマンス映像は『ジーザス・クライスト=スーパースター アリーナ・ツアー2012』YouTube「東宝東和公式チャンネル」にてご覧いただけます。公式サイト:■関連作品:ジーザス・クライスト=スーパースター アリーナ・ツアー2012 2012年12月15日より12月20日までTOHOシネマズ スカラ座にて期間限定公開
2012年12月17日