「メル・ギブソン」について知りたいことや今話題の「メル・ギブソン」についての記事をチェック! (3/4)
米BOX OFFICE MOJOは11月4日~11月6日の全米週末興業成績を発表した。2週連続トップに立った、タイラー・ペリーの最新作コメディ『Boo! A Madea Halloween(原題)』を4位に下し、『ドクター・ストレンジ』が首位に初登場。マーベルコミックスのアメコミを原作とするスーパーヒーローシリーズの一作で、魔術を操る天才外科医という異色のヒーローを主人公にした物語。主役のドクター・ストレンジをイギリスの人気俳優ベネディクト・カンバーバッチが演じている。2位に初登場の『Trolls(原題)』はドリームワークスの新作アニメ。映画『シュレック』の製作陣が手掛け、1990年代に日本でも流行したことのある"トロール人形"を題材にした作品だ。『ピッチ・パーフェクト』で歌声を披露したアナ・ケンドリックが主人公のプリンセスの声を担当する他、ジャスティン・ティンバーレイクや、ノー・ダウトのヴォーカルなど多数の人気ミュージシャンの参加でも注目を集めている。3位はメル・ギブソン監督の『Hacksaw Ridge(原題)』が初登場。宗教的理由で兵士としてではなく、武器を持たない衛生兵として第二次大戦の沖縄に従軍し、多くの兵士を救ったとされる英雄を描く。平和をテーマとした戦争映画だ。前週2位の『インフェルノ』は5位にランクダウン。その他『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』が3位から7位、『ザ・コンサルタント』が4位から6位など、初登場3作品に押され、以下は2~4ランク順位を下げた。
2016年11月07日メル・ギブソン(60)に第9子が誕生することが分かった。2年間に渡って交際している恋人ロザリンド・ロスとの間に子供を授かったというメルについて、ある関係者はピープル誌に「メルとロザリンドは赤ちゃんのニュースにとてもワクワクしていますよ」「メルは父親であることが大好きですし、2人は両親になることを待ちきれないといった感じです。ここ2年間はメルにとって人生最高の時間となっていますよ」と話している。メルはこれまでに元妻ロビン・ムーアとの間に7人の子供をもうけ、さらに元恋人オクサナ・グリゴリエヴァとの間にも1児をもうけている。そんなメルは以前、ここ10年間は自分自身のためにいろいろな努力をしてきたと語っていた。「ここ10年間は意図的に静かに暮らしていたのさ。セレブたちがよくやる、2週間リハビリ施設に入って、立ち直ったと宣言したのにまた人生をめちゃくちゃにするようなことはしたくなかったんだ。謝罪をするための最善の方法はしっかりと自分を正すことで、それこそまさに僕がやってきたことなんだよ。だから今ここにいることをうれしく思うよ。僕は頑張ってここにいることを手に入れたんだ。だからみんなも頑張ればできるんだよ」さらに、自身の過ちから学んだことについて尋ねられると、「たくさんのことを学んだよ。電話のエチケットとかね。どうやって心の声を使うのかとか。飲みに行った時には話すなとか。計画的に話すようにするんだ。誰も酔っぱらっている人物に対して『素晴らしい考えだよ!君はその考えを世界と共有すべきだ!』なんて言わないからね」と続けていた。(C)BANG Media International
2016年09月20日『華麗なるギャツビー』『ブラック・スキャンダル』など、俳優として堅実なキャリアを築いている演技派ジョエル・エドガートンが、今秋、自身で監督を務め、全米でスマッシュヒットを記録したサイコスリラー『ザ・ギフト』、さらにナタリー・ポートマンと競演する『ジェーン』が2週連続で公開される。この秋の大注目の俳優・監督に迫った。オーストラリア出身の俳優ジョエル・エドガートンといえば、自国で活躍後、『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』『エピソード3/シスの復讐』に登場。近年では、『ゼロ・ダーク・サーティ』『華麗なるギャツビー』『エクソダス:神と王』『ブラック・スキャンダル』など、注目作・超大作に相次いで出演しており、トム・ハーディと兄弟役を演じた『ウォーリアー』なども話題に。前に出過ぎず、静ひつでときに激しく、確かな演技をもって映画を支える実力派俳優だ。その彼がジェイソン・ベイトマン、レベッカ・ホールと共演するサイコスリラー『ザ・ギフト』では、ギフトを贈り続ける奇妙な男を自ら演じるだけでなく、長編映画監督デビューを果たし、脚本を執筆する映画製作者としての才能を如何なく発揮。さらにナタリー・ポートマン、ユアン・マクレガーらと共演する『ジェーン』でも脚本を監修し、作品の仕上がりに大きく貢献している。ジョエルが作り手として初めて映画に参加した作品は、2013年製作の自身が主演を務めた犯罪スリラー映画『ディスクローザー』。その後、ガイ・ピアースとロバート・パティンソンが共演した『奪還者』では出演せずに脚本だけを担当。各国の映画祭を席巻し、あのクエンティン・タランティーノ監督からも絶賛されるほどの作品を書き上げている。そして今回、『ザ・ギフト』『ジェーン』2作品から場面写真が解禁。ジョエルの主戦場である役者としての振り幅のすごさを表す2枚となっている。『ザ・ギフト』で演じるのは、新天地で幸せな家庭を築く夫婦サイモンとロビンの前に現れた、夫の同級生と名乗る男・ゴード。再会を喜び、夫妻に“ギフト”を贈り始めるゴードだったが、徐々にエスカレートしていくその贈り物に、2人は違和感を覚えていく。そんな怪しげな雰囲気をまとった、ジョエルの姿を確認できる。そして『ジェーン』からは、荒野を物憂げに見つめるクールなダンを演じるジョエル。アメリカ西部、夫を悪名高きビショップに撃たれたジェーンが、復讐のために、わらにもすがる思いから南北戦争の英雄でかつての恋人・ダンに助けを求めるというストーリーだ。まさに、作品によって全く別の顔を覗かせる新たなカメレオン俳優でありながら、脚本、そして監督まで務めるジョエル。メル・ギブソン、ラッセル・クロウ、ヒュー・ジャックマンに続く新たなオーストラリア出身スターの活躍に、この秋は目が離せない。『ザ・ギフト』は10月28日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。『ジェーン』は10月22日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月15日マーゴット・ロビーがイギリスのヘンリー王子とメル友であることを明かした。『スーサイド・スクワッド』のプロモーションで今月下旬に来日予定のマーゴットは、同作で共演したカーラ・デルヴィーニュにヘンリー王子を紹介してもらったという。「2人は何年も前から知り合いなの。王子とは友だちの友だちとして出会ったのよ」。マーゴットはスキ・ウォーターハウスのホームパーティにカーラやシエナ・ミラーと出かけ、そこでヘンリー王子と会い、連絡先を交換。メールのやりとりをしているが、「彼は即レス派よ、私と違って」と王子がすぐにメール返信することを明らかにした。一方、彼女は「レスするのは4日後とか、数週間後になることもある」そう。ロンドンで恋人と同棲中のマーゴットはオーストラリア出身。そのせいか、初対面のとき、しばらくヘンリー王子が誰だか知らずに会話していたという。それどころか、王子のことをエド・シーランと勘違いしていて、王子は気分を害していたとか。「だって王冠をかぶっていなかったから!王子だとわからなかったのよ」というのが彼女の言い分。それでも王子との友情は一応続いているようだ。(text:Yuki Tominaga)
2016年08月05日ケン・ローチ監督が22日、第69回カンヌ国際映画祭で歴代8人目となる2度目のパルムドール賞受賞者となった。2006年の『麦の穂をゆらす風』以来10年ぶりに新作『アイ・ダニエル・ブレイク』で同映画祭最高賞を受賞した。コメディアンのデイブ・ジョンズが主役を務めた同作品は、妻を失い、心臓発作の影響で働くことも困難な状況を強いられているが、政府から援助を得ることもできないイングランド北部に暮らす中年男性の姿を追ったストーリーとなっている。同映画祭の審査員たちは「頑張り屋と怠け者」という嘲笑的な対比が横行する現代のイギリスで、鉄条網に囲まれたかのような福祉行政の無人地帯に迷い込んでしまったキャラクターたちの描写を高く評価した。メル・ギブソンからトロフィーを受け取ったローチ監督は、その受賞スピーチの中で「緊縮経済における危険な政策」について苦言を呈した。「私たちは希望のメッセージを伝えなくてはなりません。こんな世界ではなくてもいいのだと」「私たちが暮らしている現代社会は危険な状態です。新自由主義という考え方によって引き起こされた緊縮経済における危険な政策に支配され、私たちの生活に大惨事をもたらされています」そして同映画祭の今年のグランプリにはグザヴィエ・ドラン監督の新作『イッツ・オンリー・ジ・エンド・オブ・ザ・ワールド』が選ばれた。審査員賞にはアンドレア・アーノルド監督の『アメリカン・ハニー』、女優賞には『マ・ローザ』のジャクリン・ホセが選ばれた。『ザ・セールスマン』はアスガル・ファルハーディーが脚本賞を受賞し、主演を務めたシャハブ・ホセイニが男優賞を獲得している。監督賞には『グラデュエーション』のクリスティアン・ムンジウ監督、『パーソナル・ショッパー』のオリヴィエ・アサイヤス監督が輝いた。(C)BANG Media International
2016年05月24日ジョディ・フォスター監督のもと、ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツという2大スターがそろった『マネーモンスター』。このほど、第69回カンヌ国際映画祭での正式上映のため、“全員アカデミー賞受賞者”のこの3人がカンヌ入りし、レッドカーペットほか公式イベントに参加。ジュリアにとっては、今回が初めてのカンヌ体験となった。現地時間5月12日(木)に同映画祭のメイン劇場である、2,300席もの規模を誇るリュミエール大劇場にて盛大にガラ上映が実施された本作。実はジュリアの主演作品がカンヌ映画祭で上映されるのは、長年のキャリアで今回が初めて。この夜は、ジュリアにとってカンヌ・レッドカーペット初体験となった。一方、ジョディのカンヌ初体験は、1976年パルム・ドールを受賞した『タクシードライバー』で、自身の監督作がカンヌで上映されるのは2011年のメル・ギブソン主演『それでも、愛してる』以来、5年ぶり2回目となった。初カンヌのジュリアは、レッドカーペットに「Giorgio Armani Prive」のブラックのオフショルダー・ドレスに「Chopard」のエメラルドとダイヤのネックレスに身を包み、颯爽と登場!しかも、そのジュリアのドレスは、『プリティ・ウーマン』のオペラ観劇のシーンで彼女が着ていた有名な赤いドレスを彷彿とさせると話題に。ベストフレンドにして、劇中でも息の合ったところを見せたジョージらとレッドカーペットで喜びのビッグスマイルを見せ、数多くの報道陣やファンに盛大に迎えられた。ジョージはもちろん、アマル夫人を伴って登場。途中アマル夫人とジュリアという2人の美女を“両手に花状態”でレッドカーペットを闊歩し、歓声を浴びていた。また、正式上映終了後は、約4分にわたる盛大なスタンディングオベーションを受けたという。ジョディ監督は涙をこらえた表情を見せ、ジュリアも目に涙を浮かべ“カンヌの洗礼”に感激の様子だった。さらに本プレミアには、ジェシカ・チャステインやスーザン・サランドン、ナオミ・ワッツ、ジュリアン・ムーアら、ハリウッドのスター女優たちも駆けつけており、監督・出演者らを祝福した。この正式上映に先立って行われたプレス用スクリーニングでも、1,000席の劇場が満席状態となり、立ち見が出るほどの盛況ぶり。この時点で、カンヌで「最も話題にされている」(most talked about film at Cannes)映画と太鼓判を押されている。<記者会見コメント>■ジョージ・クルーニー財テク番組「マネーモンスター」司会者リー・ゲイツ役ジョディは信じられないほど才能のある監督だけでなく、信じられないほど才能ある俳優でもある。だから、彼女は俳優たちとどういう風に話すかを心得ているんだ。ジョディは俳優たちが色んなことにチャレンジする安全な場所を作ることに長けているんだ。例えば、すごくかっこ悪いダンスシーンとか(劇中、ジョージはダンスを披露!)。ジョディの仕事の仕方は考えられ得る、最もプロフェッショナルなやり方だ。俳優でもあり監督でもある人との仕事は、素晴らしい経験だった。■ジュリア・ロバーツ「マネーモンスター」ディレクター パティ・フェン役カンヌに来るのはこれが初めてよ。本当にここはクレイジーね。そして素晴らしいわ。映画の祝典ですもの。すぐ隣には親愛なる友人ジョージがいて、私がどこにでもついて回りたくなるようなジョディがいて。夢が叶ったわ!素晴らしい以外の何ものでもないわ。ジョージが脚本を送ってくれて、すごく気に入ったの。そしたら、ジョージが「OK、だったらジョディと話してくれ!」って。ジョディと私は電話で話して、2人ともとても興奮したわ。それから実際に、TV局のスタジオやコントロールルームで素晴らしい仕事をすることになったの。すごくハードワークだった。それが映画の中に現れているかわからないけど(笑)でも私の心の中にはそう刻まれているわ。しかもジョディはそれを知っててくれている。私はただ、いつもジョディにいいところを見せたくて頑張っていたようなものね(笑)■ジョディ・フォスター監督カンヌにいるのは特別な時間だわ。初めてここに来たときはまだ12歳(『タクシードライバー』にて)だった。あのころはもっとカオスだったわ。フォトグラファーがあちこちにいて。長いこと俳優をやってきて、たくさんの映画を作ってきたけれども、俳優としての人生のまさにスタートだった。パルム・ドールも受賞したの。あれから40年たって、監督としてここカンヌに戻って来られたことは素晴らしく名誉なことだわ。ここは作家主義の映画監督の場所だから。自分が尊敬する素晴らしい映画監督たちとこの場に立てて、ファンタスティックだわ!この映画を好きなところは、山ほどあるわ。最も好きなのは、キャラクター同士の関係性よ。パティ(TV ディレクター)とリー(司会者)、そしてカイルというジャック犯(ジャック・オコンネル)の3人の人生が交錯し、ある午後に人生が一変してしまうような奇妙な関係性よ。監督をしたことのある俳優(ジョージ・クルーニー)と仕事をすることほどラッキーなことはないわ。『マネーモンスター』は6月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月13日『アメイジング・スパイダーマン』シリーズのアンドリュー・ガーフィールドが、主演を務める社会派サスペンス『ドリーム ホーム99%を操る男たち』(1月30日公開)について熱く語るインタビュー映像がこのほど、公開された。本作で描かれるのは、リーマン・ショック後のアメリカ・フロリダ州を舞台に、金、欲望、モラルの間で人生を狂わせていく男たち。ノーベル賞を受賞したアメリカの経済学者ジョセフ・E・スティグリッツが『世界の99%を貧困にする経済』の中で唱えた説をベースに、住宅ローンの返済不能により家を差し押さえられた人々の事実に基づいて映画化された。ローンが払えず、突然失ったわが家を取り戻すために奮闘する主人公デニスを演じるのは、アンドリュー・ガーフィールド。公開されたインタビュー映像では、彼が『アメイジング・スパイダーマン』シリーズ後、最初の主演作として選んだ本作について熱弁している。映画の序盤に登場する衝撃的な2分間での強制退去シーンについて、「引き受けざるを得ないと僕に思わせたシーン」と語り、「自分からは決して降りられない列車が発車する感覚だ。しかも地獄行きの列車だ」と独特な言葉で説明。「家族がバラバラにならないよう守りつつ、人間としての品位や価値を守ろうとするんだ。自分を見捨てた社会の中でね」とガーフィールドが説明する物語冒頭での状況とは裏腹に、デニスは家を失ったことにより人生が激変。目的のためになりふり構わず突き進む結果、次第に本当に大事なものを見失っていく姿がまさにジェットコースターとも言える起伏とスピード感で描かれていく。また、「居場所を追われたり不当に扱われたり、人間性を踏みにじられた経験は誰にでもある」と、誰もが共感できる作品であることをアピール。作品選びにとりわけこだわりを見せる彼の本作以降の映画出演は、マーティン・スコセッシ監督作『Silence』(原題)とメル・ギブソン監督作『Hacksaw Ridge』(原題)の2本のみ。本作の監督ラミン・バーラニによると、ガーフィールド自身が「この映画に個人的なつながりを感じて思い入れがあるようだった」と語っている。(C)2014 99 Homes Productions LLC All Rights Reserved
2016年01月29日アカデミー賞前哨戦の目玉の一つであり、賞レースの指標として注目されている第73回ゴールデン・グローブ賞の授賞式が日本時間1月11日(月・祝)に開催される。この度、映画・テレビのスターが一堂に会す大祭典のプレゼンターにエディ・レッドメインやジュリアン・ムーアら豪華俳優陣が参加することが明らかになった。ゴールデン・グローブ賞は1944年、ハリウッド外国人記者協会が、前年に発表された映画・テレビ番組の中から優れた作品を表彰する場として設立した歴史と伝統のあるアワードだ。昨年12月10日にノミネート作品が発表され、ケイト・ブランシェット&ルーニー・マーラーが共演し、数々の賞を受賞し続けている『キャロル』を始め、『マッドマックス怒りのデス・ロード』、『レヴェナント:蘇りし者』、『Room』(原題)、『スポットライト 世紀のスクープ』などが最優秀作品賞の候補としてあがっている。日本からは『レヴェナント:蘇りし者』の音楽を担当する坂本龍一が作曲賞にノミネートされ注目を集めている。今回、発表されたプレゼンターには昨年度のゴールデン・グローブ賞で男優賞を獲得し、オスカーも手にしたエディ・レッドメインが抜擢。今年度も映画『リリーのすべて』で、ドラマ部門の男優賞にもノミネートされ、2年連続受賞を期待されている。そのほか、1979年公開の映画『マッドマックス』で主人公・マックスを演じたメル・ギブソンを始め、昨年『アリスのままで』でゴールデングローブ賞主演女優賞、アカデミー主演女優賞を受賞したジュリアン・ムーア、ジョニー・デップを夫にもつ女優のアンバー・ハード、2016年注目作品『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』に出演のエイミー・アダムスが登場。さらに、オリヴィア・ワイルド、ジェイミー・フォックス、J・K・シモンズ、チャニング・テイタムなど豪華俳優陣がプレゼンターとして参加する。AXN 海外ドラマ presents「独占生中継!第73回ゴールデン・グローブ賞授賞式」は1月11日(月・祝)8時55分~、BSスカパー!にて放送。同日21時~同時通訳版、1月17日(日)18時~HD字幕版をAXN 海外ドラマにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年01月05日『スター・ウォーズ』シリーズの10年ぶりとなる新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が12月18日、いよいよ公開を迎える。新たなる3部作の1作目となる本作の舞台は、『ジェダイの帰還』から約30年後。砂漠の惑星で家族を待ち続けている孤独なヒロイン・レイを中心に、フォースを巡る全く新しい"家族の愛と喪失の物語"が描く。生みの親であるジョージ・ルーカスから『スター・ウォーズ』を引き継ぎ、本作でメガホンをとったJ.J.エイブラムス監督は、先日キャストと共に来日。会見で、日本の高田馬場に由来する"タコダナ"という名前の惑星が本作に登場することを明かし話題となったが、その会見直後にインタビューし、制作の裏側を聞いた。――『スター・ウォーズ』シリーズで初めて女性を中心人物にした理由は?テレビドラマ『エイリアス』(01~06)を作った時も、いろんなマスコミに「どうして女性を中心人物に?」と聞かれました。若い男性であれば、だれも「どうして若い男性を中心人物に?」とは聞かないと思うんです。ただ僕は、「女性の方がふさわしいと思った」という答えしかなく、『スター・ウォーズ』に関しても同じです。今回、ヒロインがいるということで、より女性が入りやすいストーリーになっていると思います。レイという女性は、強くて野心家で世界を見ていて、自分の宇宙の中での位置を求めているというキャラクター。非常に希望を持ってもらえると思います。――監督の目には今のハリウッドはどう映っていて、その上で、本作はどういうインパクトを与えると思っていますか?今、ハリウッドで作られている映画はほとんどなくなってきていて、すべて違うところで撮っています。そういう状況になっていることは、私にも責任があります。大きなフランチャイズのプロジェクトにいつも関わっているので。でも、やや傾向が変わってきていて、やはりオリジナルのものを作らないといけないという話をみんなしています。そして、私たちが今オリジナルのものを作って、何年か後にそれがリメイクされるようになるのではないかと話してます。――本作の制作において、一番大きかった決断は?一番大きな決断というのはなかったです。常にその瞬間にはそれが一番大きな決断で、そういうものを毎回決断していかないといけない。ストーリー、キャラクターデザイン、編集、音楽…すべてにおいて決断していくわけですが、それがコアなファンによって微々たるところまで分析されますし、新しいファンも見るので、非常に大きな責任を伴う決断でした。――今回、ルーク役のマーク・ハミルさんとレイア姫役のキャリー・フィッシャーさんは、30年ぶりに同じ役を演じるためにものすごいダイエットされたそうですが、監督として旧作からのキャストへの働きかけで工夫したことを教えてください。僕もダイエットしました! 気付いてくれなかったので、傷ついています(笑)――気付かずすいません!(笑)ハハハハ! 2人の名前が挙がりましたが、この2人に「体重を落としてくれ」と言ったわけではないんです。すべての人たちに、役にふさわしい形ということで「最高の自分で来てくれ」と。ですから、デイジー・リドリーもアダム・ドライバーもジョン・ボイエガも、もっと筋肉質にならないといけなかった。例えば、ジョンは全然運動をしていなかったのでシェイプアップしないといけなかったし、デイジーもほとんど運動をしていなかったのでかなりのトレーニングを受けましたし、キャリーもトレーニングし、マークもハリソン・フォードも同じです。そして、私自身もベストコンディションでなくては今回みたいなチャレンジングな撮影には臨めないですし、みんなしっかり食べてできるだけ寝て、責任を持ってコンディションを整えてくれと。見た目どうこうではなく、頑張って最高の自分に持っていくということなんです。――新ドロイドのBB-8が「かわいい!」と注目を集めていますが、BB-8の一番のこだわりポイントを教えてください。オリジナルのデザインを手掛けたラルフ・マクウォーリーは、常にキャラクターに基本的な形を使っていたんです。彼だったらどんなドロイドを考えるだろうということから始まって、どういう形なのか、2本足なのか、車がついているのか、いろいろ考えました。そして、円と半円を組み合わせたものを私が書いて、顔が動くといろいろ表現できるのではないかと思ったんです。そのスケッチから、ニール・スキャンランがこのデザインにしてくれ、美しい形であって機能もすばらしいものを作ってくれました。――役得としてセットから何かもらってきたりすることがあると思いますが、今回一番うれしかったものは何ですか?BB-8をひとつ。あと、ストームトルーパーの衣装とブラスター、カイロ・レンのライトセーバーも持って帰りました!――BB-8は4体しかいないとか?撮影中は、(ジャパンプレミアなどに登場した)動くBB-8はいなくて、全部パペットで人間が動かしていました。動くBB-8は、映画の撮影が終わってから作られたんです。撮影のためには、人間が動かした方が速く動くというメリットがあったのですが、たぶんエピソード8では動くBB-8が使われると思います。――撮影時は人が動かしていたんですね!撮影風景を撮った写真をお見せします。こうやって人形使いが動かしているんです。(人形使いの人が、ひものようなものでBB-8を操っている様子のわかる写真を見せてくれた)■プロフィールJ.J.エイブラムス1966年、アメリカ・ニューヨーク生まれ。1990年に『ファイロファックス/トラブル手帳で大逆転』で脚本家デビュー。ハリソン・フォード主演『心の旅』(91)で脚本、メル・ギブソン主演『フォーエヴァー・ヤング 時を越えた告白』(92)で脚本・製作総指揮を務め、1998年には大ヒット作『アルマゲドン』の共同脚本を担当。テレビ界にも進出し、企画と製作総指揮を務めた『LOST』(04~10)で大ブレイク。初めて映画のメガホンを握ったのは、監督&脚本を担当した『ミッション:インポッシブル3』(06)。その後、『スタートレック』(09)や『SUPER8/スーパーエイト』(11)などを手掛けた。(C) 2015Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved
2015年12月17日アン・ハサウェイとロバート・デ・ニーロが初共演を果たす『マイ・インターン』の日本公開に先駆け先日9月25日(金)より全米で公開、実写映画ナンバー1発進のスマッシュスタートを切ったことが明らかになった。また先日、主演の2人がイギリスのロンドンでUKプレミアに登場し作品について熱い想いを語った。ジュールズ(アン・ハサウェイ)は、家庭を持ちながら何百人もの社員を束ね、ファッションサイトを運営する会社のCEO。そんな彼女のアシスタントにやってきたのは、会社の福祉事業として雇用した40歳年上の“シニア”インターンのベン(ロバート・デ・ニーロ)。人生経験豊富なベンは、彼女に“最高の助言”をアドバイスする。次第に心を通わせていく2人だが、彼の言葉に救われたジュールスには予期せぬ人生の変化が訪れるのだった…。『プラダを着た悪魔』で世界中の女性から憧れの的となったアン・ハサウェイが、ファッションサイトの社長を演じることでも話題の本作。2大オスカー俳優の共演もありこの秋一番の注目作が、全米3,305館で公開され、公開3日間の興行収入が18,225,000ドルという好スタートを切った(BOXOFFICEMOJO調べ/9月28日現在)。本作を手掛けた恋愛映画の巨匠ナンシー・マイヤーズ監督にとって、本作は興行収入1億ドルを超えた『恋愛適齢期』のオープニング成績(1,600万ドル)を超え、マイヤーズ監督の新たな代表作になることは間違いない結果となった。そんなアンとロバートは先日行われたニューヨークプレミアに続き、イギリスのロンドンでUKプレミアにも登場。アンは「ジョナサン・シムカイ(Jonathan Simkhai)」の黒ドレスと「クリスチャン・ルブタン(Christian Louboutin)」のシューズでシックな大人の雰囲気で姿を見せると、ファン2,000人以上のボルテージはMAXに。アンは「ナンシーの映画にずっと出たかったの。実は『ハート・オブ・ウーマン』でメル・ギブソンの娘役のオーディションを受けたし、『ホリデイ』でもオーディションを受けたのよ。15年間ずっと一緒に仕事がしたいと思っていたわけだから、今回ついに夢が叶って本当にわくわくしたわ」と明かし、3度目の正直でマイヤーズ監督と仕事ができた喜びを語った。続いてロバートがレッドカーペットに登場すると会場はさらにヒートアップ。丁寧にファンからのサインや写真撮影に応じていくロバート。本作に出演を決めた理由について「素晴らしい脚本だったんだ。ナンシーがやろうとしている企画は知っていたから、出演依頼が来てとても嬉しかったよ。彼女は描きたいことが明確な監督だからそこが気に入ったんだ」と語った。また劇中に登場する大事なアイテムの“ハンカチ”があるか?と聞かれると「今日は“ティッシュ”だけだよ」とジョークを飛ばし会場を沸かせていた。『マイ・インターン』は10月10日(土)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マイ・インターン 10月10日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国(C) 2015 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED
2015年09月29日“イタリアの至宝”ともいわれる、女優モニカ・ベルッチ。ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを務めるシリーズ最新作『007 スペクター』において“最年長ボンドガール”に抜擢され、マーティン・スコセッシとイラン出身の名匠バフマン・ゴバディがタッグを組んだ『サイの季節』が7 月11 日(土)より公開されるなど、話題作への出演が相次いでいる。50 歳にして衰えを知らない美貌を放つ、その魅力と女優力に迫った。イスラム革命時、ある男の企みによって不当に逮捕された詩人サヘル(ベヘルーズ・ヴォスギー)。30 年後に釈放され、生き別れとなった最愛の妻ミナ(モニカ・ベルッチ)の行方を捜し始めるが、政府の嘘によって彼はすでに「死んだ」ことにされていた。そして、夫の死を信じ込まされ、悲嘆にくれるミナには、ある男の影がまとわりつく。その人物こそ、サヘルを監獄送りにし、ミナとの間を引き裂いた男アクバル(ユルマズ・エルドガン)だった…。『ペルシャ猫を誰も知らない』などで知られるバフマン・ゴバディ監督が、マーティン・スコセッシの後押しで手がけた最新作『サイの季節』。モニカは、本作で初めてイラン系クルド人女性を演じ、劇中ではペルシャ語も披露する。「才能あるゴバディ監督とは以前から仕事をしたいと思っていたの。オファーをもらい、脚本も読んで、ぜひトライしたいキャラクターだと思った。すぐに、引き受けさせてほしいと返事をしたわ」と、その出演を決めたときのことをこう語るモニカ。だが、そうはいっても、彼女は生粋のイタリア人。自身のルーツとは全く異なる役柄に違和感はなかったのだろうか。彼女のキャスティングについて、ゴバディ監督は「ミナという役にふさわしい女優をキャスティングするために何度もオーディションを繰り返した。でも、なかなかピンとこなくてね。そこで以前から知り合いだったモニカにオファーしたんだ。彼女は容姿だけでなく、内面的にも非常に美しく、女優としてのキャリアも素晴らしい。世界的に人気もあって、彼女が出演することでこの映画を観てくれる人が増えるしね(笑)モニカはすぐにOK の返事をくれたよ」と明かす。「そのときすでに、撮影に入る1 週間前だった。もちろん、彼女はイタリア出身の女優だけれど、つややかな黒髪に彫刻のような顔立ちはクルド人女性を演じてもらうのに違和感はなかったね。ベールをかぶると、まして現地の女性そのものだったよ」と語り、このチャレンジ精神あふれる世界的女優を称えた。革命の影響で愛する夫と生き別れ、悲しみを抱えたまま生きる妻ミナの30 年間という長い月日の流れを、老けメイクも辞さずに、艶やかに体当たりで見事に演じきったモニカ。そのエピソードについて、「若い頃のミナ役は、年相応の別の女優をキャスティングするつもりだった。しかし、モニカでカメラチェックをしたとき全く問題がなかったので、別の女優なんて必要なかったよ」と、その美貌にはゴバディ監督も感服した様子だ。モニカは、フランシス・フォード・コッポラの『ドラキュラ』(’92)でハリウッド進出を果たし、イタリア、フランス、アメリカで活躍。その美しいボディを活かした大胆な露出もいとわぬ女優魂で第一線を走り続け、ジュゼッペ・トルナトーレ、ギャスパー・ノエ、ウォシャウスキー姉弟、メル・ギブソン、テリー・ギリアムなど、世界的名匠たちにも愛されてきた。イタリアでもっとも世界的に成功を収めた女優のひとりと言っても、過言ではないだろう。そんな彼女も、もう50 歳。2 人の子を持つ母親としての顔も持つ。年を重ねても、増えていくシワさえも受け入れながら、あくまでも“ありのままで”今もなお美貌を保ち続けることのできる彼女は、まさに世界最強の美魔女!?サム・メンデス監督『007スペクター』では、フランスが生んだ29歳の若手実力派レア・セドゥと肩を並べて“ボンドガール”にを務め、2016 年には『アンダーグラウンド』のエミール・クストリッツアの最新作に主演することが決定しているモニカ。いっそう耀きを増す大人の魅力を、これからも存分に発揮してくれそうだ。『サイの季節』は7月11日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月03日モデルでタレントのマギーが6月17日(水)、映画『マッドマックス怒りのデス・ロード』の試写会に登壇。女性の視点で映画の魅力について語った。ジョージ・ミラー監督×主演メル・ギブソンのコンビで世界的ヒットを記録し、のちの多くの作品に影響を与えてきた人気シリーズの新章でトム・ハーディを主演に迎えた本作。全てを失ったマックスが、強く美しい女戦士・フュリオーサたちとの出会いをきっかけに立ち上がり、砂漠の支配者・ジョーとの戦いに挑むさまを大迫力で描き出す。マギーさんは、映画の中でロージー・ハンティントン=ホワイトリーが演じるスプレンディドが着ていた布きれ1枚のシンプルな衣装をイメージした白い薄いワンピース姿で登場。映画について「(見終わって)立ち上がれないくらい、しびれました。2時間ずっとドキドキしっぱなしでずっとジェットコースターで落ちているようだった」と興奮気味に感想を口にする。特に風や振動、匂いや水を使った演出付きの「4DX」で鑑賞しており「風も来るし、イスは動くし水が飛んできたり…揺れたり震えたり、バイブみたいなのがお尻の下や背中に来るんです!」と説明し、これから「4DX」で鑑賞する観客に「風にお気を付けください!」と呼びかけた。映画の中に登場する3人の男たち――主人公・マックス、ニコラス・ホルトが演じる、かつては武装集団「ウォーボーイズ」の一員だったが、マックスの協力者となるニュークス、そしてマックスの前に立ちはだかる最強の敵・イモータン・ジョーの中で、恋人にするなら?という質問には、マギーさんは「そもそも3択にジョーが入ってるのが意味わかんない(笑)!断然マックスです。勇敢でカッコいい!寡黙であんまりしゃべんないけど、たまに見せる優しさにキュンとなる」とうっとりとした表情で語った。また、男たちだけでなく強く美しい女たちも本作の見どころ。シャーリーズ・セロンは自ら本作のために丸刈りにすることを申し出たというが、マギーさんは「もし、映画のオファーが来て、丸刈りになってくれと言われたら?」と問われると「主演ならします」と宣言。「演技は全く経験がないので怖いですが、仕事でしてほしいと言われたらしますよ、いい作品にしたいので」と語る。さらには「私は弟と顔が似てて、男顔なので大丈夫かも。人生一度きりなので、1回はしてみたい!」と以外にもノリノリで、女優業についても「中途半端な気持ちではしたくないけどチャンスがあればやってみたい」と挑戦する意欲を見せた。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は6月20日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2015年06月17日早くも全世界3億ドルを越える大ヒットを記録、批評&観客たちから熱い支持を集める『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。シリーズ誕生から36年を経て完成した最新作の世界的な好評価は、メル・ギブソンに代わって主役を務めた英国人俳優トム・ハーディの“マックスぶり”が熱烈に歓迎された結果ともいえるだろう。この夏、6月20日(土)日本公開の本作を皮切りに、彼の主演作が3本連続で公開される。ジョージ・ミラー監督も絶賛する“繊細な野生”俳優が演じ分ける、ニッポンの夏を熱くする3つのキャラクターに迫った。ACT-1資源が枯渇し荒廃した砂漠を彷徨う、愛する家族を失った元警官『マッドマックス』といえば、当時、全く無名だったメル・ギブソンを大スターに押し上げた、彼の代表作。そのシリーズの創始者であるオーストラリアの映画監督ジョージ・ミラーが、今回、寡黙な肉体派という「新たなマックス」として白羽の矢を立てたのが、1977年生まれで現在37歳のトム・ハーディだ。名匠リドリー・スコットの『ブラックホーク・ダウン』(’01)でハリウッド・デビュー。演技派として注目を集めた『裏切りのサーカス』(’11)では、首刈り人リッキー役で異才を放ち、『Black & White/ブラック&ホワイト』(’12)では、リース・ウィザースプーンをクリス・パインと奪い合う三角関係ラブコメ・アクションにも挑戦。また、禁酒法時代を舞台にした『欲望のバージニア』(’12)では、寡黙だが不屈の長男を演じ、強い印象を残した。何より彼の名を一躍世界に知らしめたのは、クリストファー・ノーラン監督の『インセプション』(’10)、そして、凶悪なマスクで顔を隠し冷酷な悪役ベインを演じた『ダークナイト ライジング』(’12)での怪演ぶりだろう。先日、来日したミラー監督は、「第1作の『マッドマックス』が公開されたとき、トムは生後6週間だった」と冗談を飛ばしながら、「新たな作品のためには、自分の中にマックスを見いだせる俳優が必要だった。ナイーブな一面と、何をしでかすかわからない、内に秘めた野生を兼ね備えた俳優、それがトム・ハーディだ」と、新マックスへの起用のポイントを明かしている。一方、トムは「メル・ギブソンのマックスは伝説だ」と言う。「でも、ジョージにこのキャラクターを演じてくれと言われたとき、僕は、この『怒りのデス・ロード』のストーリーに合ったマックスを創り直すため、ジョージとのコラボレーションを始めた。これはすばらしい題材であり、この役を演じるのは大きな名誉だよ」と語っている。メルとランチを共にし、“マックス”というバトンを渡されたトムは、本作でどんな熱演を見せているのか。スクリーンで確かめてみてほしい。ACT-2建築家としてのキャリアも家族をも捨て、ハイウェイをひた走る男6月27日(土)公開の『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』は、スクリーンに登場する人物は、BMWを運転して高速道路を走るトム1人だけ、という異色のワンシチュエーション・リアルタイム・サスペンス。わずか4日間のリハーサルと、8日間の撮影期間で完成されたこの作品は、大手建設会社の社員で、現場監督でもある主人公アイヴァンが、ある1本の電話を受けたことから、ロンドンへとハイウェイをひた走る姿を描いている。実はこのドライブは、彼にとって人生最大の転機となる86分間だ。車中では、ひっきりなしに電話が鳴る。部下へ指示を出し、上司からは叱咤を受け、そして家で待つ妻と息子とも話すトム。カメラは電話での会話と、刻一刻と変わる彼の表情だけをとらえていく。時に歯ぎしり、時に鼻をかみ、時に「MAD」と毒づきながら、翌日に迫った大規模な工事や家族との約束もかなぐり捨て、ただ走るだけ。トムは、本作でのミニマムな演技によって、LA批評家協会賞、トロント映画批評家協会賞で「主演男優賞」を見事受賞している。ACT-3国家保安省エリートから転落するも、国家が認めぬ殺人事件に挑む7月3日(金)から公開されるのは、2009年の「このミステリーがすごい!」海外編で第1位に輝いたベストセラー小説を、リドリー・スコットがプロデュースした『チャイルド44 森に消えた子供たち』。トムが演じるのは、愛する妻と仲間との友情のために命がけの捜査に挑むことになる元・国家保安省のエリート捜査官レオだ。1953年、スターリン政権下のソ連。戦争の英雄としても一目置かれていたレオは、ある日、愛する妻ライーサ(ノオミ・ラパス)にスパイ容疑かかけられる。妻を告発しなければならぬ立場に追い込まれた彼は、迷うことなくすべてを捨てて愛する妻と生きることを選択、結果、地方都市に左遷されてしまう。そこに待っていたのは、保身ばかりを考えるネステロフ将軍(『裏切りのサーカス』でも共演のゲイリー・オールドマン)。やがて、森の中で見つかった幼い少年の死体を見て彼は愕然とする。その死因は、国家保安省時代に見た戦友の息子に刻まれたものと全く同じだった。理想国家を掲げる社会主義国家では、犯罪など存在してはならない。相次ぐ子どもの変死体にレオは事件解明を決意するが、彼の前には容赦ない独裁国家による妨害が待ち受けていた…。同作では荒々しいアクションから、繊細な演技まで、感情の振り幅が広い難役をこなしているトム。待機作には、アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督作でディカプリオと共演する『The Revenant』、ミステリーサスペンス『London Road』、ギャングを演じる『Legend』(いずれも原題)などがあり、今後の活躍が最も期待される俳優の1人といわれている。そんなトムが、「新たなマックス」を皮切りに“すべてを失った男”を熱演する3作品。いずれも、今年の夏を熱くしてくれそうだ。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は6月20日(土)より新宿ピカデリー・丸の内ピカデリーほかにて2D/3D&IMAX3D 公開。『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』は6月27日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。『チャイルド44 森に消えた子供たち』は7月3日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2015年06月16日来日中のジョージ・ミラー監督が5日、東京・新宿ピカデリーで行われた映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(6月20日公開)の「轟音上映会トークイベント」に登場し、続編について語った。同イベントは、第4弾となる最新作の公開を記念し、第1・2弾を大音量で上映するという企画で、上映前に"赤モヒカン"ウェズ役のヴァーノン・ウェルズやナイトライダー役のヴィンセント・ギルら旧作キャスト6人、そしてジョージ・ミラー監督が登場。当時貴重な撮影秘話などが語られた。MCを務めた同シリーズの大ファンであるお笑い芸人・玉袋筋太郎が「新作を考えているとのことですけど?」と聞くと、監督は「この作品を作るのにすごい時間がかかった。時間がたっぷりあったので、バックストーリーをたくさん書いた」と答え、「もう2話分のストーリーはある」と告白。続けて、「1カ月前にこの新作を作り終わったばかり。大きな赤ん坊を産んだ女性に『次の赤ちゃんいつ産むの?』って言うのと同じ」と例えると、玉袋も「難産でしたからね」と納得していた。監督は、同日行われた来日会見でも、「この作品を作り終えたばかりなので休養が必要」としながら、「作っている時にほかのストーリーもどんどん湧いてきた。それは脳裏にある」とコメント。また、前3作に主演したメル・ギブソンの続編への起用を聞かれると、「ダニエル・クレイグ主演の『007』にショーン・コネリーが出るような場違い的なものになるので、難しいと思う」との見解を示した。最新作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、荒廃した近未来を舞台に繰り広げられるカーバトルを描いたアクション大作。トム・ハーディ演じる主人公マックスが、自由と生き残りをかけた戦いに挑む。
2015年06月06日来日中のジョージ・ミラー監督が6月5日(金)、東京都内で新作映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のPR記者会見を行った。日本滞在を満喫している様子のミラー監督は「“ジブリ・ミュージアム”に行ってきました。私にとって、宮崎駿監督は神。彼は素晴らしいアーティストだと思うし、彼の作品からはハートや正直さ、英知を感じます。皆さんもぜひ訪れて、彼の絵や作品を間近で見て」と上着のポケットからチケットを取り出して、東京・三鷹の森ジブリ美術館を猛アピール。好きなジブリ映画は『千と千尋の神隠し』と言い「偉大なアーティストの作品というのは、脳裏に焼き付いて離れず、忘れることができません」と熱弁していた。同作は、ミラー監督によるアクション映画『マッドマックス』(1979)シリーズの第4弾で、第3弾『マッドマックス/サンダードーム』(1985)以来約30年ぶりとなる待望の新作。水も油も枯渇した終末世界を舞台に、恐怖と暴力で民衆を抑え込むイモータン・ジョー(ヒュー・キース・バーン)ら狂気の軍団と死闘を繰り広げる、元警察官のマックス(トム・ハーディ)と反逆の女戦士フュリオサ(シャーリーズ・セロン)の姿を描く。L.A.プレミアでは3作に主演したメル・ギブソンと本作を鑑賞したそうで「メルは、映画が始まるとクスクス笑ったり、肘鉄を喰らわしてきたり……。最後は『素晴らしかった』と褒めてくれて、トムとメルの3人でハグをしたよ」と“本家お墨付き”を紹介。更なるシリーズの続編については「撮影中に新たなエピソードも浮かんできたけれど、『怒りのデス・ロード』を作ったばかりだから、今はもう少し休みたいね」と言い、メルの出演については「ダニエル・クレイグの『007』に、初代のショーン・コネリーが出演したら場違いに映ってしまうだろう?だから難しいね」と否定した。ミラー監督は、新たにマックスを演じたトムに「動物的なカリスマ性がある」と感じたそうで「トムには、メルがオーディションの時にドアから入って来た時と同じ雰囲気を感じた。友達になりたいと思う反面、謎めいた部分があって危険性もはらんでいる。そんなところがメルと似ているし、身体能力も抜群に高い」と期待をかけていた。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、6月20日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2015年06月05日約8年ぶりの来日を果たした鬼才ジョージ・ミラー監督が6月4日、TOKYO DOME CITY HALLで開催された『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のジャパンプレミアに出席。日本語吹替版で声優を務めるEXILEのAKIRA、竹内力とともに日本のファンの前に登場した。会場を見下ろすと、作品を象徴するスカルが描かれているようにデザインされた“スカルカーペット”が用意されたこの日。ゲスト陣が会場に現れると、集まった約1500人から大歓声。ミラー監督もご満悦の表情で、ファンからのサインや握手に気さくに応えていた。本作は、元警官のマックスが、自由と生き残りを賭けた戦いに身を投じる姿を迫力のカーバトルを交えて描く物語。主人公マックス役の声優を務めたAKIRAは「『アドレナリンMAX』とチラシに書いてあるけれどその通り。ジェットコースターに乗っているような気分」と完成作に大興奮した様子。「魂ごと揺さぶられるような作品にはなかなか出会えない。感激した」と力を込めていた。マックスの最凶の敵ジョー役の声を担ったのが、竹内だ。「今51歳だから、15歳か16歳の頃に1作目を見た。そのあとの2、3作目も見た」とシリーズのファンであることを告白。「メル・ギブソンが大スターになったけど、あの上下黒の革ジャン!俺も革ジャンほしいなと思ったけど、金がねえ!だから上下、作業着を着て単車に乗っていた」とサービスたっぷりに話して会場の笑いを誘っていた。二人のトークを楽しそうに聞いていたミラー監督。完成までは苦難の道のりだったようで「何度も何度も倒れては、また起き上がるという感じの作品。障害がたくさんあった」と述懐。「でも倒れたままじゃなかった。必ず立ち上がった。完成して日本に来られてとにかく幸せ」と笑顔を見せ、「AKIRAさんと竹内さんには感謝の気持ちでいっぱい。ふたりの協力に本当に感謝しています」と感謝の言葉を送っていた。最後にはAKIRAが「素晴らしい映画が日本に上陸した。『マッドマックス』の感想をここで言ってしまいたいくらい、僕もアドレナリンが出ている」と映画をアピール。会場から大きな拍手を浴びた。また、カーペットゲストには土屋アンナ、高橋メアリージュン、叶姉妹、新日本プロレスの天山広吉、小島聡、永田裕志、中西学が登場。会場を大いに盛り上げた。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2015年06月05日6月20日より全国公開される映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の吹替版アフレコ取材が14日、都内スタジオにて行われ、俳優の竹内力と"セクシーすぎる声優"として知られるたかはし智秋が登場した。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、独特な世界観と壮絶なカー・チェイス、ド派手なアクションで国内外の多くの作品に影響を与えたメル・ギブソンの出世作『マッドマックス』シリーズの最新作。2輪、4輪入り乱れるハイスピードカーバトル、凄まじい銃撃戦、衝撃のバイオレンス、すべてがMADな世界観がさらなる進化を遂げたリアル・アクション超大作に仕上がっているという。マッド・マックス役はトム・ハーディ、フュリオサ役はシャーリーズ・セロンが務め、監督は本シリーズのジョージ・ミラーが担当している。本作について竹内は、「とにかく轟音! 轟音! 迫力! 迫力!」で目が釘付けになる。ジェットコースターに乗るような感覚で観に来ればいいと思います」と、MAD感全開でさらに勢いを増した作品の魅力を解説。また、日本語吹替版にはEXILEのAKIRAや新日本プロレスの真壁刀義など豪華なメンバーが顔を揃えているが、竹内が演じるイモータン・ジョーは、恐怖と暴力で民衆を支配する最凶の"ラスボス"。容貌もすさまじいインパクトを放つジョーだが、竹内の声はまさにジョーそのものので、集まった報道陣も飲まれてしまう迫力だった。アフレコに臨むにあたり「役者を30年以上やり続けているので、(特別な)準備は一切なかった」と言う竹内。「自分が演じた映像に合わせるのとは違うけど、全く問題なく早々と終わりました」と豪快に笑いながら、「最強の役や怪物みたいな役は、映画でよくいただく」と"慣れた"役どころであると自信をのぞかせた。ハマリ役ぶりは、たかはしから「日本版(の実写)を作った時は絶対に竹内さんですね」との言葉が飛び出すほど。そんな竹内の演技を見たたかはしは、開口一番「最高です!!」と大絶賛。声優として18年以上の経験を持つたかはしが「タレントさんが声優に挑戦すると、口々に難しいと言われるんですよ」と言うと、それを遮るように竹内は「俺らは俳優だから」ときっぱり。たかはしによると「俳優さんでも向き不向きが絶対にある」という。竹内は呼吸器をつけたジョーの特徴的な発声をしっかり理解して、「この部分を聞きやすく」などと注文があった際は「雰囲気を残しつつ滑舌を良くしていた」という。「慣れの問題ではなく、内側から出る才能」だと声優としての竹内を高く評価していた。ちなみに、竹内とたかはしはこの日が初対面。竹内の迫力のオーラと力量を実感したたかはしは「吹き替え版を見るのがとても楽しみになりました」と話すとともに、今後も声の仕事をして欲しいとリクエスト。竹内もたかはしのセクシーな容姿や雰囲気に惹かれたようで、「女優としてやりませんか?」とスカウトしていた。これからアフレコを行うたかはしは「ジョーの吹き替えを聴かせていただいたので、この臨場感そのままに迫力のある吹き替えをしたい」と意気込みを語る。たかはしが演じる役はジョーの5人の妻たちである"ワイブス"の一人なだけに、吹替版での2人の演技にも注目が集まる。映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほかにて、2D、3D 、MAX3Dで公開される。(C)2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2015年05月23日伝説的な超大作シリーズ最新版『マッドマックス 怒りのデス・ロード』でトム・ハーディ演じる主人公・マックスの日本語吹替え版の声優を務める「EXILE」のAKIRAが5月20日(水)、アフレコの模様を報道陣に公開した。核戦争後の世界を舞台にメル・ギブソン主演で過去に3作が製作された人気シリーズの待望の最新作で、主演に『インセプション』、『ダークナイト ライジング』のトム・ハーディを据えた本作。文明が荒廃した世界で全てを失い本能だけで生きながらえていたマックスが、世界を支配するジョーの軍団との戦いに身を投じていくさまを大迫力の映像で描き出す。アフレコ収録を前に、本作を鑑賞したというAKIRAさんは「一瞬、自分がこの世界観に引き込まれ過ぎて気を失いそうになるくらい、アドレナリンマックスで、『マッドマックス』というタイトルにふさわしい作品だった」と興奮気味に語る。この日の公開アフレコでは「俺の名はマックス」「昔、俺は警官だった。使命に燃え、悪を追い詰めた」、「世界は崩壊した。そして俺たちは壊れていった。教えてくれ、イカれちまったのは俺なのか?それとも世界か?」など、本作におけるマックスの置かれた状況や彼の歩みをうかがわせるシーンを披露。革ジャン姿に低音ボイスでマックスになりきって報道陣の前で演じてみせた。ハリウッド映画の吹替えは初めての経験だが「いつもはキャラクターを演じるけど、今回はキャラクターを演じている人に身を寄せるという、いつもと違う表現で勉強になりました」と語る。特に激しいアクションの連続で「思いのほか体力を使いました。セリフも多いけど、アクションでの息やうなり、叫びが多くて、いつも鍛えているのに酸欠になりそうなくらい、力が入るシーンが多かったです」と振り返る。また、マックスが変わっていくきっかけともなる、女性ながらに強く生きるフュリオサ(シャーリーズ・セロン)の存在に言及しつつ、女性も楽しめる映画だと強調。「EXILEグループのファンのみなさんにも楽しんでほしい」と自身およびグループのファンにも作品をアピールしていた。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は6月20日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月20日米BOX OFFICE MOJOは5月15日~5月17日の全米週末興業成績を発表した。2012年に全米で大ヒットした、『ピッチ・パーフェクト』の続編となる『Pitch Perfect 2(原題)』が初登場トップにランクイン。大学で女子アカペラ部に入部した主人公が個性豊かな仲間たちと大会を目指して奮闘する姿を描いた前作同様、音楽プロデューサーを夢見るアナ・ケンドリック演じる主人公のベッカをはじめ、個性豊かな女子部員たちが世界大会に挑戦する。日本では1作目『ピッチ・パーフェクト』が5月29日に公開される。2位も初登場の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。“マッドマックス“シリーズの4作目にあたり、1979年公開の前作『マッドマックス/サンダードーム』から27年ぶりに製作された作品。荒廃した近未来を舞台に、家族と友人を殺された警察官マックスの復讐劇を描く。過去3作に引き続き監督・脚本はジョージ・ミラーが担当。過去3作で主演したメル・ギブソンに代わり『ダークナイト ライジング』『インセプション』のトム・ハーディが主人公を演じる他、フュリオサ役でシャーリーズ・セロンが共演している。前々週から2週連続トップに立った『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』は3週目にして3位に転落。累計興行収入は3週間で既に3億7,200万8,000ドルに達している。前週2位の『Hot Pursuit(原題)』は3位にランクダウン、5位『Paul Blart: Mall Cop 2(原題)』は順位を維持した他、前週4位の『ワイルド・スピード SKY MISSION』が順位を下げるなど、9位まではすべて前週と変わらぬラインナップながら後退した。そんな中、『Far from the Madding Crowd(原題)』は前週15位から10位へとランクアップして、3週目にしてトップ10内入りを果たした。1967年にも『遥か群衆を離れて』の邦題で映画化されているトーマス・ハーディによる同名小説を再映画化した作品。ビクトリア朝時代のイギリスで、自らが雇う羊飼い、裕福な近所の地主、遊び人の軍人という異なるタイプの3人の男性から求婚された農場経営主の女性の恋愛模様や関係が描かれる。『17歳の肖像』『華麗なるギャツビー』のキャリー・マリガンがヒロインを演じている。
2015年05月19日5月14日(現地時間)のカンヌ国際映画祭・特別招待作品部門での公式上映、そして翌15日の全米公開に向けて世界的カウントダウンが始まった『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。世界中が注目する中、現地時間の5月7日、アメリカ・ロサンゼルスの“TCLチャイニーズ・シアター”にてLAプレミアが開催され、ジョージ・ミラー監督が来日することが発表された。資源が枯渇し、法も秩序も崩壊した世界を舞台に、愛する者を奪われ、生きる望みさえ失った主人公マックスと、砂漠を支配する凶悪な敵イモータン・ジョーの一団との、ルール無用の壮絶なバトルが展開する――。このたび行われたLAプレミアにて、劇場前のハリウッド大通りには、あいにくの雨予報で屋根付きとなったレッドカーペットが敷かれ、熱狂的なファンと世界中から集まった報道陣が加わり、会場の熱気が最高潮に達する中、豪華キャスト陣が続々と到着!大きな歓声とカメラマンのフラッシュに出迎えられ、孤高のヒーロー・マックス役を新たに演じたトム・ハーディ、若手イケメン俳優でありながら、半裸で全身白塗りという衝撃的なキャラクターを演じたニコラス・ホルト、作品に華を添える捕われの女性たち“ワイブス”を演じる若手女優陣、さらにはヒュー・キース・バーン、ネイサン・ジョーンズら強烈な悪役たち、そしてこのシリーズの産みの親、ジョージ・ミラー監督の登場に会場が沸き返った。中でも注目を集めたのは、女戦士役で新境地を拓いたオスカー女優、シャーリーズ・セロン。モノトーンのメッシュドレスに身を包んでの登場となったが、一緒に現れたのは、結婚間近との噂が絶えないショーン・ペン。終始穏やかな表情のペンだったが、マスコミの問いかけには答えることなく、一足先にレッドカーペットを後にした。さらに報道陣が沸き立ったのは、スタッフやキャストも驚いた初代マッドマックスのメル・ギブソンのサプライズ登場!ミラー監督、トムとの奇跡の3ショットが実現し、レッドカーペットの注目を一身に集めた。また、日本の取材陣からコメントを求められたミラー監督は「30年前に『マッドマックス』を制作したが、日本の皆さんが最初に見い出してくれて『良い映画だ』と言ってくれた。だから30年経って日本に行けることは本当に意味があることです。ありがとう」とコメントし、全世界を席巻する最新作をひっさげての来日を名言した。また、レッドカーペットでの出演者のコメントも到着した。<シャーリーズ・セロン>この作品は特別な映画です。このジャンルは感情的な映画です。世界観は素晴らしい。それは予告編でわかると思います。感情で突き動かされているようなストーリーなんですね。登場する女性もみんなパワフル。<ヒュー・キース・バーン>(前作から36年経っての出演となりますが)とてもワクワクしています。本作にまた出られたことをとても光栄に思っていますし、いつものことながらちょっと緊張もしています。<ネイサン・ジョーンズ>撮影ではハイスピードやバランス感覚をもとめられた日本でのレスリング経験が役立ちました。撮影中に事故が起きて顔を打ってしまい、車がめちゃめちゃになってしまいました。ただ生き延びていますし、一時間後には代車を使って撮り続けました。世界各地で世代・性別・地域を超えた幅広い層のファンを常に生み出し続けている『マッドマックス』。この熱狂的なファンたちの悲願でもあった待望の最新作がこの日、遂にそのヴェールを脱いだことになる。日本でも「MAN WITH A MISSION」による日本版エンディングソング、そして先日、「EXILE」のパフォーマーAKIRA、竹内力、新日本プロレス所属・真壁刀義という最強の吹き替えキャスト陣が発表され、公開を前にその熱狂は高まるばかりだ。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は6月20日(土)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月08日かつてメル・ギブソン主演で人気を博した「マッドマックス」シリーズの35年ぶりの新作『マッドマックス怒りのデスロード』。このほど、異例の“キャッチコピーなし”日本版劇場用ポスターが解禁となった。資源が枯渇し、法も秩序も崩壊した世界。愛する者を奪われ、生きる望みすら失い、荒野をさまようマックス(トム・ハーディ)は、ある日、砂漠を支配するイモータン・ジョー(ヒュー・キース・バーン)の一団に捕らえられ、瀕死の重傷を負う。同じころ、ジョー配下の“女ロードウォーリアー”、フュリオサ(シャーリーズ・セロン)が造反し、“囚われた女たち”を連れて逃走。そして、傷を負ったマックスがフュリオサに出会ったとき、その“逃走”はサバイバルを賭けた“闘争”へと変わる――。オーストラリアの医学大学出身という異色の経歴を持つ鬼才ジョージ・ミラーによって生み出された本シリーズ。全てか荒廃した世界を舞台に、改造車、バイクを駆る 暴徒たちと、寡黙なヒーローが対峙する世界を描く狂気の世界は、今もなお映画界に強烈なインパクトを残している。そして35年の沈黙を破り発表された新作『マッドマックス怒りのデスロード』は、ジョージ・ミラーが監督を続投する。1979年4月12日にシドニーの映画館で公開された映画『マッドマックス』 は、徹底して本物にこだわった強烈かつリアルなカースタントの連続と、容赦なしのヴァイオレンス描写が話題を呼び、アクション映画の常識を塗り替える大ヒットを記録した。当時全く無名だったメル・ギブソンを一躍スターダムにのし上げ、続く『マッドマックス2』、『マッドマックス/サンダードーム』においてその人気を不動のものとした。今回公開された日本版ポスターは、トム・ハーディ演じる主人公マックスと、スキンヘッド姿のシャーリーズ・セロンが挑む女ロード・ウォリアー、フュリオサが、金色の砂漠でライフルを構える姿が映し出されている。ふたりの前には一台のバイクと横たわる何者かの姿、背後には彼らを追うイモータン・ジョー(ヒュー・キース・バーン)の軍団の影が、火炎のような砂塵を巻き上げながら二人に迫る。実はこちらの劇場用ポスター、ハリウッドのアクション大作としては異例の“キャッチコピーなし”の代物となっている。ティザーポスターに続き、2種類の劇場用ポスターに記載されているのは、キャストの名前と作品のタイトルのみ。"マッドマックス"というタイトルそのものが、時代を挑発するかのように全面に展開された強烈なビジュアルとなっている。誕生から30年以上の歳月を経て、今新たな狂気の幕開けを感じさせる本作。アクション映画の常識が破壊される瞬間を、心して待とう。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は6月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月16日個性的な映画を放送し続け、コアなファンの人気を集める、テレビ東京の映画枠『午後のロードショー』が4月で20周年を迎え、放送時間帯(13:35~15:35)を従来の月~木曜から金曜まで拡大する。同枠ではこれまで、洋画を中心に、劇場で公開された作品だけではなく、海外のテレビ放送用映画や、日本未公開作品も積極的に放送。この結果、ほかでは見られない個性的なラインナップになり、"独自路線"の同局を象徴する名物枠となった。近年では、"今月のセガール!!!"のように、俳優やジャンルなどで括った複数の作品を連日編成することで注目を集め、視聴率も上昇。各局、ワイドショーやドラマの再放送を編成する中で、2014年度は2011年度に比べ、年間平均視聴率が1ポイント以上増加した。この好評を受け、従来ドラマやバラエティを再放送していた金曜日の時間帯にも放送を拡大し、『金曜版』として放送することが決まった。4月3日からはメル・ギブソン主演の人気アクション『リーサル・ウェポン』の全4作を、毎週1作ずつ放送。今後も『金曜版』では、特定の俳優の出演作を一挙に紹介するなど、月毎のテーマを設定して放送する。4月6日からの3日間は、"20周年突入SP"と題して、『デモリションマン』(シルベスター・スタローン主演)、『WHO AM I?』(ジャッキー・チェン監督/脚本/主演)、『狼よさらば』(チャールズ・ブロンソン主演)を放送する。
2015年04月02日昨年11月に全国公開された米映画『エクスペンダブルズ3ワールドミッション』のBlu‐ray&DVDが、18日に発売された(販売元:ポニーキャニオン)。シリーズ第3弾となる本作は、シルベスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム、アーノルド・シュワルツェネッガー、ハリソン・フォード、メル・ギブソンらハリウッド俳優たちが集結したアクション大作だ。バーニー・ロス(スタローン)率いる傭兵部隊・エクスペンダブルズの戦いを描く本作。Blu‐ray&DVDには、劇場上映されなかった日本語吹き替え版を収録しており、バーニー役のささきをはじめ、玄田哲章、村井國夫、磯部勉、池田秀一、大塚明夫、山路和弘ら豪華声優陣が参加している。そこで、長年に渡ってスタローンの吹き替えを担当してきたささきに、アフレコの様子や歌手・声優としての話を聞いた。――今回の『エクスペンダブルズ3』のアフレコはいかがでしたか?「『エクスペンダブルズ』は、躍動感がすごいからね。会話の面白さを表現するのも、なかなか難しい。スタローンの雰囲気を表現するのは難しいんですよ。年を取ったからって年取った声じゃいけないし、実はその辺が失敗した作品もあります。いつも反省しながら演じています」――日本語吹き替え版では、主役級の声優陣が集まりましたね。「全員が1つのスタジオに集まったのは、初めてのことでビックリしました。そういう意味では面白かったです。山路さんや玄田さんは分かってるけど、磯部さんや村井さんは初めてだったので、日本語でどういう風にやるのかなと。スタジオの中はあふれるくらい結構な人数だったので、雰囲気に飲まれてやり過ぎないように気を付けました」――アフレコ中に苦労したことはありますか?「僕をはじめ、みんな目が悪くなっていて(笑)。台本の字は小さいしスタジオは暗闇だし。これだけ早い会話があると、画を見ながら台本に目を移すとピントが合わないんですよね。半分覚えるくらいの勢いでいかないと出来ない。でも、みなさん、それなりに練習してきたみたいで、これだけの作品なのに結構早く終わりました」――『エクスペンダブルズ』シリーズで出演のみならず、監督・脚本も手がけたスタローンについてお聞かせください。「スタローンのエネルギーはすさまじい。あれだけのキャストを集めて、監督も脚本もやって、映画への情熱がすごい人。若い時は若い時で精悍さがすごいし、『ランボー』なんて骨折するくらいやってるでしょ?それだけのことをやる人はなかなかいないし、よくやるなぁって思う。服を着てアテレコをやってると、スタローンに失礼なんじゃないかと思うくらい(笑)」――『ロッキー』や『ランボー』から最新作まで、スタローンの吹き替えを担当されてますが、表現の変化はありますか?「『ロッキー』のボクシングシーンは、わめきちらすシーンとかアドリブが多かったんです。その頃は、何を言ってるのか分からなかったし、今やれって言われてもできません。でも、この間、久しぶりにボクシングの映画『リベンジ・マッチ』をやった時は、お互いに年を取った同士だから、昔より割と冷静に演じました。まだスタローンを任せられているから、声だけは年を取らないようにしないと」――歌手や声優として活躍されているささきさんですが、声を保つ秘訣を教えてください。「やっぱり元気じゃないとね。週に3回はジムに行くようにしてるし、エアロビクスは息が切れるくらいやってます。運動をしないと声も出なくなっちゃうんじゃないかな?早いセリフは誤魔化せるけど、ロングトーンが難しくなってくるみたいなので、技術でカバーしていかないと。若い頃より響く声が出せるようになったし、僕らの先輩でも現役はいっぱいいるので、まだまだ大丈夫かな」――今年は、デビュー55周年を迎えるそうですね。73歳の誕生日翌日に、バースデーライブを開催すると聞きました。「アニメソングやエルヴィス・プレスリーを、30数曲歌おうかなと思っています。そんな数になっちゃって、自分でも大丈夫なのかなって思っていますが。昔から声は低い方なので、今の方が歌うのが楽になりました。そして、これからの目標は元気でいること。出来る事なら、あと何年か健康で仕事が続けられればと思っています。忙しい時は遊びが出来なくなっちゃうので、釣りに行ったりする余裕も欲しいですね」
2015年03月23日米映画『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』のBlu-ray&DVD発売記念イベントが17日、都内で行われ、プロレスラーの長州力、藤波辰爾、武藤敬司、グラビアアイドルの高崎聖子、倉持由香、鈴木咲、清水みさとが出席した。同作は、シルベスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガー、ハリソン・フォード、メル・ギブソンらハリウッド俳優たちが集結したアクション大作。傭兵集団・エクスペンダブルズを率いるバーニー(スタローン)を中心に、屈強な男たちの戦いを描く内容で、Blu-ray&DVDには日本語吹き替え版も収録している。シリーズを通して宣伝活動を行ってきた武藤は、「エネルギーをもらう映画なので、若いヤツも元気になると思う」とアピールし、「テリー・クルーズの上半身の筋肉がすごい。是非リングに上がって欲しい」とプロレス目線の感想を。同作を手掛けたパトリック・ヒューズ監督から、インタビュー時に、「次回作で悪役をやるべきだ」と推薦されていた武藤は、「やりたいですね。スタローンと是非戦ってみたい」と含み笑いでハリウッド進出を目論んでいた。一方、スタローンを意識した衣装で登場した藤波は、「こういうの嫌いじゃない」と満足げな表情で、「チームがどんな活躍を見せるか見どころ十分」と、ハードなアクションに挑んだハリウッド俳優たちを称賛。"レジェンド・プロレスラー"として紹介された長州と藤波だが、「控室でも気を遣って恐縮しちゃって大変でした。俺は使い走り。でも、俺もレジェンド、年寄り組ですからね」とこぼした武藤に、長州は、「ふざけんな! お前は感情表現が出来てない」と喝を入れて笑いを誘っていた。また、グラドル宣伝部の高崎、倉持、鈴木、清水は、セクシーなミリタリー・ファッションで登場。「監督と直接お会いして約束したので、グラドル宣伝部としてPRしていきたい」とあいさつした倉持は、写真撮影で自慢のヒップを長州に密着させ、ノリノリでアピールしていた。
2015年03月18日3月18日(水)にBD&DVDで発売にされる『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』の“最強”日本語吹替え版の完成披露試写会が都内で行われ、その事前記者発表会にシルヴェスター・スタローンを演じる声優・ささきいさおが登壇。また、同作を応援する次世代アイドルグループ「X21」のメンバー、泉川実穂、白鳥羽純、籠谷さくらも登壇して華を添えた。今作はアクション映画の豪華スターたちが一堂に介して大暴れを繰り広げる、人気シリーズの第3弾。劇場公開時には日本語吹替え版の上映がなかったため、熱烈なファンの期待に応えるべく、今回のBD&DVD化に合わせて日本語吹替えの“フィックス声優”が大集合。ささきさん自身も興奮したそうで、「ハリソン・フォードの村井國夫さん、メル・ギブソン役の磯部勉さんなど、声優としての共演は初めての方がたくさんいて、とても新鮮でした。それに今回は全員が主役級なのですごかった(笑)。しかも全員がアテレコのスタジオに一堂に介したので、これは初めてのことで躍動感が出た。すごく楽しかった」と述懐。また、今作の監督であるパトリック・ヒューズ監督と出演俳優ケラン・ラッツにインタビューする「X21」の泉川さん、白鳥さん、籠谷さん出演の映像特典の一部も上映され、上映後には花束を持った3人も登壇した。今作のBD&DVDの宣伝活動を頑張ればパート4に出演できるという約束をしたというエピソードを披露し、「インタビュー前はリラックスって思っていましたが、ケラン・ラッツさんが部屋に入って来た瞬間、その存在感、背の高さ、腕の太さ、顔の小ささに後ずさりするほどビックリしてしまって、緊張MAXになりました。インタビューはとても優しく答えてくれて、とても楽しく、リラックスできました。パトリック・ヒューズ監督は名だたる俳優の方々とアクション映画を撮影されている方なので、とてもアグレッシブな印象を受けましたね」(泉川さん)と、来日時の体験を興奮気味に語った。最後に、“最強”日本語吹替え版の魅力について聞かれたささきさんは、「僕らは吹替えを担当するけれど、その良さは字幕を観なくていいので、役者の表情を楽しめることじゃないでしょうか。役者の芝居が丁寧に観られる。字幕を追うと芝居がおろそかになるけれど、そういう意味では吹替え版は貴重と自負しています」と想いと持論を展開。日本語吹替えの“フィックス声優”が一斉に揃う作品もめずらしく、映画ファン垂涎の企画と言えそうだ。<『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』ブルーレイ&DVD/リリース情報>【セル】エクスペンダブルズ トリロジーブルーレイセット(3,333セット数量限定生産)価格:¥6,500(本体)+税【セル】Blu-rayセルPremium-Edition <3枚組>価格:¥6,800(本体)+税【セル】ブルーレイ通常版価格:¥3,800(本体)+税【セル】DVD通常版価格:¥3,300(本体)+税発売元:3月18日(水) ※レンタルBD&DVD同時リリース発売元:松竹発売元:ポニーキャニオン(C) EX3 Productions, Inc. All Rights Reserved.(text:cinemacafe.net)■関連作品:エクスペンダブルズ3 ワールドミッション 2014年11月1日より全国にて公開(C) EX3 Productions, Inc. All Rights Reserved.
2015年03月05日歌手で声優のささきいさお、アイドルグループ・X21の泉川実穂、白鳥羽純、籠谷さくらが4日、東京・スペースFS汐留で行われた、米映画『エクスペンダブルズ3ワールドミッション』日本語吹き替え版の記者発表会に出席した。昨年11月に全国公開された本作は、シルベスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガー、ハリソン・フォード、メル・ギブソンらハリウッド俳優たちが集結したアクション作品。バーニー(スタローン)率いる傭兵部隊・エクスペンダブルズの戦いを描く内容で、18日から発売されるBlu‐ray&DVDには、バーニー役のささきをはじめ、玄田哲章、村井國夫、磯部勉らが参加した日本語吹き替え版が収録されている。長年にわたってスタローンの吹き替えを務めているささきは、「これだけのスターが集まってるけど、それぞれに目立つシーンがあってすごく面白い作品」とアピールし、スタローンについて、「68歳になっても鍛えた肉体美が素晴らしい。でも、年々声が低くなって、何を言ってるか分からない時もある。やるたびに難しい」と変化を感じている様子。また、アフレコでは、主役級の声優陣が一堂に会したと言い、「1つのスタジオにメンバーが勢ぞろいして、すごく楽しかった」と笑顔で振り返っていた。また、応援団として登場したX21の3人は、本作に出演したケラン・ラッツとパトリック・ヒューズ監督へのインタビューを事前に敢行。「ケラン・ラッツさんは、背が高くて腕が太くて存在感に圧倒されました。監督も俳優さんみたいに格好良かったです」と白鳥が感想を語ると、籠谷は、「良いニオイがしました~」とニンマリ。空手の黒帯保持者の籠谷は、インタビュー中に次回作への出演を懇願したそうで、「男の子に負けたことがないし、アクションは全然イケる! 敵のリーダー役をやりたい」と猛アピールしていた。
2015年03月05日1979年、当時無名だった俳優メル・ギブソンを主演に製作された第一作目が大ヒットし、公開から35年経ったいまもなお、ファンの熱い支持を集める『マッドマックス』シリーズ。最新作の日本公開日が6月25日(土)に決定し、併せて日本オリジナルの特報映像が解禁となった。人間性が崩壊している荒涼とした砂漠を舞台に、秩序をもたらすことができる可能性を持った二人の反逆者がいた。その一人であるマックスは、妻と子を亡くし、個々の安寧を求めて生きている。もう一人、フリオサは、この砂漠を通り越えた暁には、自分が生き延びる故郷を取り戻すことができるかもしれないと信じているのだった…。先日特報第一弾が公開された途端、瞬く間に再生数を伸ばした本作だが、今回解禁となったのは『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の強烈な世界観と激しいバトルを60秒間に凝縮したもの。「みんな狂っている」という言葉の通り、何者かに捕らえられた猿ぐつわ姿のマックス、装甲車に襲いかかる男、車列で起こる爆発、暴走、また爆発…息つく間もない激しい展開に思わず手に汗握ってしまう。“元祖”マックスことメル・ギブソンから主役の座を受けついたトム・ハーディーの熱演はもちろんのこと、女ロードウォーリアーズ・フィリオサを演じるシャーリーズ・セロン、白塗り&スキンヘッド姿が話題を呼んだ、謎の男ニュークス役のニコラス・ホルトら、個性あふれるキャスト達も、すっかりこの荒廃した世界の住人と化しており、その振り切れた演技はもはや誰だか分からない状況に。さらにBGMとして日本が生んだバイオレンス映画の傑作『バトル・ロワイヤル』でおなじみ、ヴェルディの「レクイエム」の一節がスペクタクル感を一層盛り上げ、“ハイパー・リアルアクション”と題される本編にふさわしい、完成度の高い映像となっている。希望も、法も、慈悲もない、あるのはマッド<狂気>だけ――とあるように伝説的な『マッドマックス』シリーズ最新作にして、映画史上最も過激なアクションをこちらからご覧あれ。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は6月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月19日今年6月、『ダークナイト ライジング』『裏切りのサーカス』のトム・ハーディを主演に、アカデミー賞女優シャーリーズ・セロンを迎え、新たな伝説として生まれ変わる『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。本作に、『アバウト・ア・ボーイ』のあどけない少年から『X-MEN』シリーズなど話題作に次々出演する若手に成長した英国俳優ニコラス・ホルトが、まさかのスキンヘッド姿で登場していることが分かった。資源が枯渇し、都市が消滅、法も秩序も崩壊した荒涼たる近未来を舞台に、元祖『マッドマックス』シリーズの創始者ジョージ・ミラー監督が贈る本作。メル・ギブソンが演じた主人公マックスを受け継いだトム・ハーディ、巨大戦闘車を操るスキンヘッドの女ボス・フュリオサのシャーリーズ・セロンに続き、“第三の男”として明らかになったのが、スキンヘッド姿で白塗りメイクを施したニコラス・ホルトが演じる謎の登場人物ニュークスだ。ホルトといえば、『アバウト・ア・ボーイ』(’02)でヒュー・グラントと共演してデビュー。以後、『タイタンの戦い』『X-MEN ファースト・ジェネレーション』『X-MEN フューチャー&パスト』などの超大作から、オールヌードも披露したコリン・ファース主演『シングルマン』、ゾンビになりきれない青年を演じた『ウォーム・ボディーズ』まで幅広い活躍を見せ、子役から見事に脱皮を遂げた英国イケメン俳優。ジェニファー・ローレンスの元彼としても知られ、昨年は日本でクリステン・スチュワートとの共演作を撮影していた。今回解禁された2枚の場面写真は、女性版ロード・ウォーリアーズともいえるフュリオサ率いる軍団と戦闘車に乗り込んだ、ニコラス演じるニュークスのただならぬ姿をとらえている。スキンヘッドで、全身には白化粧、半裸の胸には焼き印が刻まれている。また、もう1点は、鎖でつながれながらも、狂気に満ちた目で敵に銃をかざす強烈なカット。ただならぬ容貌と形相が、あの英国美男とは思えないほどでド胆を抜く。ひと足早く12月10日に配信が開始されたアメリカ版劇場予告編では、戦いに向かうニュークスが「WHAT A LOVERY DAY!」と叫びながら疾走する衝撃的な一瞬がとらえられており、まるでマッド=《狂気》を楽しむためだけに生きている人物像を伺わせている。いまだ多くが秘密のベールに包まれた中で解禁された、今回の場面写真。ホルトが演じるニュークスとは、マッドの敵なのか、それとも味方なのか?ますます期待が高まるところだ。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は5月15日より全米公開、6月より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月16日80年代、「北斗の拳」など日本のポップカルチャーにも大きな影響を与えた『マッドマックス』シリーズ。その創始者であるジョージ・ミラー監督が、『ダークナイト ライジング』で凶暴な悪役ベインを演じたトム・ハーディを主演に迎えた最新作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の日本公開が、6月に決定。併せて、“世界で最もハンサムな顔 2014”で自身最高の3位に選出されたトムをとらえた衝撃の場面写真が解禁となった。資源が枯渇し、都市が消滅、法も秩序も崩壊した荒涼たる未来世界では、水と石油を巡る争奪戦が始まろうとしていた。そこは、生き残りたければ、奪うしかない世界。荒涼たる砂漠を舞台に、容赦ない弱肉強食、躊躇の余地なきサバイバルがついに勃発。奪うか、奪われるか。狩られるか、逃げ延びるか。生き抜くための本気の疾走が始まる――。当時まだ無名だったメル・ギブソンを一躍スターダムに押し上げた本シリーズで、新たに主人公マックスを受け継いだのは、英国俳優トム・ハーディ。さらに、アカデミー賞女優であるシャーリーズ・セロンがスキンヘッドで登場し、巨大トラックを操る女ボスを演じていることでも話題の本作。英国の映画専門誌「Empire Magazine」が選ぶ2014年ベスト・トレイラーでは、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』をおさえて第1位を獲得。本作への期待値の高さと、日本でも公開されたトレーラー映像からも分かる“マッド”な破壊力が高く評価されたようだ。そして今回届いたのが、ハ-ディ演じるマックスの場面写真3点。最も衝撃的な1枚は、マックスが捕らえられ、猿ぐつわで足蹴にされているカットだろう。『ダークナイト ライジング』のベインをも彷彿とさせる猿ぐつわで、苦痛に歪むハーディの表情が見て取れる。さらに、車上で顔面マスクをした男と格闘しているカットと、チューンナップされたバイクで砂漠を駆るマックスの姿が明かされている。ティザービジュアルでも紹介された愛車"インターセプター"だけではなく、本作ではバイクでの疾走シーンもあるようで、期待は高まるばかりだ。新たなリアル・アクション映画の金字塔となりそうな本作。いまから、ハーディが熱演する“狂気”の男・マックスを目に焼きつけておいて。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は5月15日より全米公開、6月より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月07日興行収入ランキング初登場No.1(※興行通信社調べ)を記録し、シリーズ歴代最高の大ヒットを打ち立てた『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』。このほど本作のBlu-ray&DVDが来春3月にリリースされることが決定し、先日、来日も果たした肉体派イケメン俳優ケラン・ラッツからのコメントが到着した。『ロッキー』のシルベスター・スタローン、『インディ・ジョーンズ』のハリソン・フォード、『ターミネーター』のアーノルド・シュワルツェネッガー、『トランスポーター』のジェイソン・ステイサム、『マッドマックス』のメル・ギブソン、『ブレイド』のウェズリー・スナイプス、『デスペラード』のアントニオ・バンデラス、『少林寺』のジェット・リー…と映画史に名を刻むアクションヒーローが大集結。さらに、『トワイライト』シリーズのケラン・ラッツや、総合格闘家のロンダ・ラウジーといったフレッシュな面々も参加している本作。本作の主人公は、最強の傭兵軍団“エクスペンダブルズ”を率いるバーニー(シルベスター・スタローン)。そんな彼に下されたのは、CIA・ドラマー(ハリソン・フォード)からのミッション。それは、かつて共にエクスペンダブルズを結成メンバーであり、現在は悪の帝王となったストーンバンクス(メル・ギブソン)の捕獲作戦だった。ニューヨーク、モスクワ、ブカレスト、メキシコ、アフリカと世界各地で繰り広げられる仇敵との攻防。だが、手の内を知り尽くした最強の敵を前に彼らは大苦戦。決して若くはない(?)仲間たちの身を案じたバーニーは、いったんチームを解散、新たに若いメンバーとチームを組むことになるのだがーー。本作で“エクスペンダブルズ”に新加入するジョン・スマイリーを演じたケラン・ラッツは、今回のリリースにあたり、撮影をふり返りながらこんなコメントを寄せてくれた。「スライ(※スタローンのこと)には、あまり真面目になりすぎないよう助言された。現場では彼もみんなを笑わせる存在で本当に楽しい人だった。頭もよくてアドリブを入れることも多く、周りの反応を楽しんでた。でも そのおかげでセリフも面白くなり、よりよいシーンになった。油断してると反応するのが大変だけど、僕はそのやり方が好きだった。とにかく彼はあまり真面目になりすぎず、楽しむように言ってくれた。それが作品にも表れてると思う。すごく楽しい作品なので、またDVDで楽しんでほしい」。“消耗品軍団(=エクスペンダブルズ)”のお茶目な一面にも注目しながら見直してみると意外な発見があるかも?『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』Blu-ray&DVDは2015年3月18日よりリリース。※レンタル同時開始(text:cinemacafe.net)■関連作品:エクスペンダブルズ3 ワールドミッション 2014年11月1日より全国にて公開(C) EX3 Productions, Inc. All Rights Reserved.
2014年12月25日