クリステン・スチュワートが『Spencer』に主演することがわかった。ダイアナ妃の伝記映画で、彼女が英国王室を去ることを決意するクリスマス休暇に焦点をしぼるもの。監督は『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』『ネルーダ 大いなる愛の逃亡者』のパブロ・ラライン、脚本は『イースタン・プロミス』『完全なるチェックメイト』のスティーブン・ナイト。撮影は来年開始の予定。スチュワートは昨年プレミアされた『Seberg』でジーン・セバーグを演じている。次回公開作はコメディ映画『Happiest Season』。文=猿渡由紀
2020年06月18日クリステン・スチュワートが映画『Spencer』(原題)の主演に決定。故ダイアナ妃を演じることになったという。「Deadline」など複数のメディアが報じた。監督は『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』のパブロ・ラライン。「クリステンは今日の素晴らしい俳優の1人。彼女はいろんなことができる。すごく神秘的だったり、もろさを醸し出したり。突き詰めていくとそこには力強さがある。まさに私たちが求めていたことなんだ」とクリステンをキャスティングした理由を明らかにしている。また、『Spencer』のメガホンを取ることへの興奮も。チリ出身のラライン監督は、「ロイヤルファミリーにはいつも興味を持っていたし、魅力を感じていた。私が生まれ育った地にはないものだから。ダイアナ元妃は本当にパワフルなアイコン。女性だけでなく、世界中の何百万人もの人たちが、彼女の人生に共感を抱いた」と王室とダイアナ元妃への想いを語った。映画では「彼女が、チャールズ皇太子に出会う前の自分に戻りたいと決断するまでの物語を描く」という。具体的には、ダイアナ元妃がサンドリンガムに滞在中、チャールズ皇太子との結婚に終止符を打つと決める1990年代のクリスマス休暇の3日間が描かれる。脚本は「ピーキー・ブラインダーズ」のスティーヴン・ナイトが手掛ける。(Hiromi Kaku)
2020年06月18日「あれ以来、ヘンリー王子の目はうつろ。顔色も悪くなっている、とイギリス国民は嘆いています」英国王室に詳しいジャーナリストの多賀幹子さんがそう語る“あれ”とは、ヘンリー王子(35)と妻・メーガン妃(38)の王室離脱のことだ。1月に離脱宣言をした当初は、英国とカナダを行き来しながら生活すると主張していた2人だが、3月末にカナダからメーガン妃の出身地ロサンゼルスヘ居を移した。「カナダはイギリス連邦なのでさほど違和感はありませんでしたが、アメリカとなれば話は別。イギリス国民たちは『王室離脱はやっぱり最初からすべてメーガン妃が計画したことだった』と確信したようです。周りはアメリカ人のメーガン妃の知人ばかりというなじみのない環境で、ヘンリー王子が暮らしていけるのか心配の声もあがっています」(多賀さん)メーガン妃批判やまぬなか、5月14日にロンドンの出版社から1冊の本が出版された。タイトルは、『Kensington Palace: An Intimate Memoir from Queen Mary to Meghan Markle(ケンジントン宮殿:メアリー女王からメーガン・マークルまでの詳細な回顧録)』。書名となっているケンジントン宮殿は、ウィリアム王子(37)とキャサリン妃(38)が3人の子供と暮らしている場所であり、ヘンリー王子とメーガン妃も’17年秋の婚約以来、その敷地内に住んでいた。著者は、ロイヤルファミリーの歴史に詳しいジャーナリストのトム・クイン氏。キャサリン妃とメーガン妃の良好とはいえない関係や、メーガン妃の不満などを、ケンジントン宮殿のスタッフらの証言をもとにつづっている。以下、本書からいくつか抜粋してみる(※訳は編集部による)。たとえば、見えてくるのはメーガン妃の“嫌われぶり”。《多くの人が召し使いの扱いに慣れていないようにメーガンもまた傲慢にやりすぎたのです。彼女は多くの人のプリンセスだったダイアナ妃のようになりたいと願いつつ、いっぽうで自分がパチンと指を鳴らせばみんなが注意を払うようにしたいと願っていたのです》《メーガンの到着から数週間もしないうちに、(宮殿スタッフが)喜ばしくないニックネームを付け始めていたということを信頼できる情報源から得ている。彼女は「Me-Gain(私は得る)」だとか「Duchess of Difficult(気難しい公爵夫人)」だとか、「Di2(Diはダイアナ妃の愛称だが、王室内では悪意を込めて使われた。その2号といった意味)」、「Di Lite(ダイアナ妃の軽い版)」といったふうに呼ばれていた》王位継承権第2位のウィリアム王子に対し、次男のヘンリー王子は第6位。当然、周囲のスタッフの対応も違ってくるが……。「その序列もメーガン妃は受け入れられなかったようです。キャサリン妃の住む広大なアパートメントに比べ、自分のコテージが小さいことを意識していた、という証言もあります」(通信社記者)ヘンリー王子とメーガン妃は、’19年春にロンドンのケンジントン宮殿から、ウィンザーにあるフロッグモア・コテージに引っ越しているのだが、本書には、それについての驚きの理由まで書き込まれている。《ケイト(キャサリン妃)は、メーガンがケイトのスタッフに対して怒鳴りつけたことにおびえていました。これが(ヘンリー王子夫妻が)ケンジントン宮殿から離れるという議論の始まりとなったことは確かです》メーガン妃の“怒声”が原因だったというのだ。さらにウィンザーに引っ越したあとの、メーガン妃についてもクイン氏はこう書く。《ケンジントン宮殿が宇宙の中心であるのに対し、そこは離れた場所だったのだ。それは耐えられない負担だった。「こんな名も知れない田舎で引退したくない」。彼女はこう不平をもらしたという》ここがだめなら、カナダはどうだろう、あるいはアメリカは……。メーガン妃がそう考え、王室離脱に至ったということは十分に考えられる、というのだ。前出の多賀さんは「暴露合戦が始まった」と話す。「この本だけでなく、続々とヘンリー王子とメーガン妃関連の本が出版されるようです。メーガン妃が王室に戻る可能性はなくなったとみて、暴露合戦が解禁されてしまったのです。故ダイアナ妃が離婚し、王室を離脱したときのように、しばらくはイギリス王室の暴露本ブームが続くでしょう」 これに対抗するようにヘンリー王子とメーガン妃が全面協力した伝記『Finding Freedom(自由を求めて)』が今夏に刊行すると発表された。予約段階ですでにベストセラーになっているという。「王室離脱については、ドラマ化や映画化の話も出ています。イギリス国民は王室が傷つけられないかを心配しています」(多賀さん)ロサンゼルス移住後は、5月6日に1歳の誕生日を迎えた長男のアーチー君への絵本の読み聞かせを撮影した動画を公開するなど、“自分で考えて行動するアメリカ女性像”を前面に打ち出して行動し始めているメーガン妃だが……。「アーチー君がオムツ姿だったため、議論を呼んでいます。そもそも、王室離脱の大きな理由がメーガン妃やアーチー君のプライバシーを守りたいから、ということだったのに、これでは本末転倒です」(多賀さん)いっぽう、キャサリン妃は、コロナ禍の現在も王室の一員としてボランティア活動やインターネットを使って医療従事者やその子供たちを励ますなどし、英国内での人気は不動のものとなっている。宮殿内で始まった女同士の“バトル”――。イギリス国民の反応を見れば、軍配がどちらに上がっているかは明らかだ。「女性自身」2020年6月2日号 掲載
2020年05月22日3月31日をもって、イギリス王室の主要メンバーから退いたヘンリー王子とメーガン妃。新型コロナウイルス感染が拡大するなか、新しい章をスタートさせた夫妻の1か月をふり返ってみよう。ロサンゼルスを拠点にボランティア活動をスタート1月に公務から引退を宣言後、愛息アーチーくんと3人でカナダに滞在していた夫妻は、パンデミックの影響で国境閉鎖の直前にメーガン妃の故郷であるロサンゼルスに拠点を移した。そして、パンデミック対策支援のためのチャリティ団体「アーチウェル(Archewell)」を設立。ギリシャ語で“行動の起源”を意味する“Arche”は愛息の名前の由来でもある。自主隔離生活を余儀なくされているいま、夫妻が家を離れるのはボランティア活動の時だけ。感染リスクの高い重病を抱えて外出できない人々に食事や日用品を配るNPO団体「プロジェクト・エンジェル・フード(Project Angel Food)」の活動に参加している。イースター・サンデーにあたる4月12日(現地時間)、そして15日(現地時間)にも夫妻はウェスト・ハリウッドで1週間分の調理済みの食事や生活必需品を20軒に届ける作業を手伝った。マスクとゴム手袋を着用し、社会的距離も保っていたので、2人が誰なのか気づかない人たちもいたそうだ。同団体の代表によると、メーガン妃の母のドリアさんの紹介だったという。夫妻は、経済的に苦しい家庭に温かい食事や食料を提供するイギリスの慈善団体「フィーディング・ブリテン(Feeding Britain)」にも約9万ポンドを寄付している。公務も激減した夫妻だが、夫妻はビデオチャットで以前から関わるチャリティ団体の会議に参加し、リモートで積極的に活動を続けている。愛息アーチーくんがまもなく1歳に5月6日(現地時間)に1歳の誕生日を迎えるアーチーくん。当初は夫妻の親しい友人たちを招いて盛大にお祝いする計画もあったが、ロックダウン中のロサンゼルスでは残念ながら無理。家族で静かに祝うことになりそうだ。昨年は9月に両親の公務に同行し、アフリカを訪問した際にメディアが撮影した写真の表情がヘンリー王子の赤ちゃん時代にそっくり!と評判になった。プライバシーを大切にする夫妻は、3月まで更新していた公式インスタグラムでもアーチーくんの写真はあまり公開せず、大切に守ってきた。パンデミックという状況も相まってか、ロサンゼルスではボランティア活動中や犬の散歩をする夫妻の写真は撮られても、アーチーくんは目撃されていないが、夫妻のスポークスパーソンによると、5月6日にアーチーくんの写真を公開する予定だという。すでに「サセックス・ロイヤル」のアカウントは使用していない夫妻が、どのような形で写真を公開するかはまだ明らかにされていないが、愛情あふれる両親の元ですくすく成長した最新のお姿を見るのが楽しみだ。今夏、ヘンリー王子ご一家はスコットランドのバルモラル城で休暇を過ごすエリザベス女王を訪ねる計画もあるとか。パンデミック収束が大前提で、実現するかは不確実だが、女王陛下とひ孫の再会が実現するよう願いたい。ドキュメンタリーやアニメ番組など、エンターテインメントにも積極的チャリティー活動と並んで夫妻が熱心なのが、エンターテインメントの仕事だ。メーガン妃は「Disney+」で配信中のドキュメンタリー「Elephant」(原題)のナレーションを務め、19日(現地時間)にプロモーションを兼ねて、TV番組「Good Morning America」でインタビューが放送された。王室の主要メンバーを退いてから初のTV出演で注目が集まったが、実は昨秋に収録されていたものなので、近況についての発言はなし。一方でメーガン妃のつけていたネックレスのチャームが星座の乙女座、牡牛座の模様で、9月生まれのヘンリー王子と5月生まれのアーチーくんの星座だったことも話題になった。ヘンリー王子は5月に配信・放送されるテレビアニメ「きかんしゃトーマスとなかまたち」の特別番組のオープニングに出演している。原作出版75周年を記念する「The Royal Engine」(原題)というエピソードで、エリザベス女王や幼少時代のチャールズ皇太子もキャラクターとして登場する。収録は1月に行われた。ヘンリー王子は「『トーマス&フレンズ』を見て育ったので、もちろん懐かしい思い出があります。トーマスの冒険を介して新たな場所を体験しました」「この特別エピソードへの参加を依頼されたことを、とても誇らしく思います」とコメントしている。番組はアメリカでは5月1日(現地時間)にNetflixで配信、イギリスでは2日(現地時間)にチャンネル5で放送され、今年180か国以上で公開を予定している。(text:Yuki Tominaga)
2020年05月06日23日(現地時間)、ウィリアム王子&キャサリン妃夫妻の第3子ルイ王子が、2歳の誕生日を迎えた。前日には誕生日“本番”の予告として、ルイ王子が両手にレインボーカラーの絵の具をベッタリとつけて満面の笑みを浮かべる写真や手形写真が、ケンジントン宮殿のインスタアカウントから公開された。誕生日当日にはその両手を得意げにカメラに見せたり、両手で頬を触って顔が絵の具まみれになってしまったキュートなルイ王子の写真が新たに公開された。キャプションには「インスタグラム vs 現実」と書かれており、前日の「インスタ映えな写真」と当日の「2歳のわんぱくな男の子らしい現実」の対比を言い表している。コメント欄は祝福メッセージと「かわいすぎる」という声であふれた。全ての写真は4月にキャサリン妃が撮影したものだという。チャールズ皇太子のインスタアカウントからも、ルイ王子の未公開写真がお披露目に。チャールズ皇太子がルイ王子をギュッと抱きしめ、ルイ王子もチャールズ皇太子の首に手をまわして抱きついている白黒写真。ルイ王子の顔は見えないが、祖父と孫の愛にあふれる写真で、「美しい」と「感動的」と称賛の声が上がっている。この写真もキャサリン妃の撮影によるものだという。(Hiromi Kaku)
2020年04月24日2020年はさまざまなニュースが毎日飛び込んできて目まぐるしいスタートとなりましたね。その中で特に女性の関心が高かったのは、英国のヘンリー王子とメーガン妃が王室から独立するというトピックではないでしょうか。二人の言動には賛否両論ありますが、ニュースで配信される記事からは、メーガン妃が自身の主張を通そうとして、王子を上手に操っているような印象を受けます。自己主張は生活のあらゆる面で大切である一方、周囲とのトラブルの種になることもありますよね。あなたの「自己主張力」のバランスはどうでしょうか。以下の簡単な心理テストをどうぞおためしください!Q.あなたはいま、とても怒っています。怒りの感情にまかせて、あなたは持っていたものを壁に思い切り投げつけました。さて、あなたが手にしていたものは何だったでしょうか。1.お皿 2.本3.テニスボール4.クッション選べましたか? それでは、答えを見てみましょう。1、「お皿 」を選んだあなたあなたはどんな場面でも「イヤなものはイヤ」とはっきり意思表示できるタイプ。自己主張力は強いですが、その分裏表がなくさっぱりしているので、他人とのトラブルには発展しなさそう。しかし、優しい人や気の弱い人からは恐れられているかもしれません。2、「本」を選んだあなたあなたは自分の主張を理屈で通そうとするタイプ。感情的にならず言葉を尽くして説明するので、なんとなく周りが納得してしまいあなたの主張を通してしまいます。口調もおだやかなため一見そのように思われてはいませんが、実は自己主張力がかなり強めです。3、「テニスボール」を選んだあなたあなたは自己主張したいことを、ついオブラートに包んだような優しい言い方で伝えようとしてしまう気配りタイプ。表現も遠回しなため相手はあなたの真意に気がつかず、あなたがひそかにイラついていることもありそう。もっと簡潔に伝えても大丈夫ですよ。4、「クッション」を選んだあなたあなたはつい周りを見て自分の意見を引っ込めてしまうタイプ。言いたい事はあるのですが、「主張する」のは苦手と感じているのかも。「私は○○と思っているけど、どう?」というように、相手に投げかけながら少しずつ自己主張の練習をしてみましょう。いかかがでしたか? 集団の和を優先することが多い日本では、自分の意見を通すことに遠慮を感じてしまうことが多いですが、言うべきときはきちんと言える強さを持っていたいものですね。そのためには必要以上に他人の評価を気にしないことですが、あなたは周りからどう思われているかが気になる方でしょうか。詳しいテストをご用意していますので、そちらもご覧ください。 「他人からの評価、あなたは気にしすぎている?」 ママが気になる心理テストがいっぱい! 子育て診断はこちら
2020年03月15日木曜日(現地時間)、アイルランド・ゴールウェイでの公務中、ウィリアム王子&キャサリン妃夫妻がジョージ王子とシャーロット王女がそれぞれ最近ハマっている趣味について、明らかにした。「HELLO!」誌が報じた。出席した文化イベントで、バンドの演奏を聴いたウィリアム王子は、バンドのメンバーたちに「いつから演奏を始めたんですか?ジョージとシャーロットも連れてくることができたらよかったなぁ。きっと喜んだでしょう。ジョージはギターを習い始めたんですよ」と語った。なお、ジョージ王子は昨年「バレエの授業が大好き」とも報じられており、バレエにギターに、芸術活動を楽しんでいるようだ。次に、夫妻は体操選手が行った平均台のパフォーマンスを見た。キャサリン妃が「シャーロットが体操に夢中なんです。側転も逆立ちも、なんでもやってます。バランスや筋肉の協調の基本的なスキルになり、いいことだと思います」とアクティブなシャーロット王女の趣味について明かした。ウィリアム王子は「柔軟性もつくし、将来的な健康にもとても良いことですよね。最近私たちはシルク・ド・ソレイユを見に行って。すごく素晴らしかったです」と続けた。同イベントで、ウィリアム王子はボールジャグリングに挑戦。ボール3つでは完璧にこなし、4つにトライしたが、残念ながら失敗してしまった。しかし、キャサリン妃は「予想をはるかに超えていました。ボール4つにも挑戦するなんて。もうこれは次元の違うレベルでしょう」と喜んでいた。(Hiromi Kaku)
2020年03月06日批判にさらされつつも英王室から離脱し、カナダで新生活を送るヘンリー王子とメーガン妃。先月、「ロイヤル・ハイネス(殿下・妃殿下)」の称号を剥奪されたが、今度は王室そのものを意味する「ロイヤル」を肩書に戴くこともできなくなってしまうようだ。英Daily Mailによると、エリザベス女王と王室高官は、ヘンリーとメーガンが自身のブランドに「ロイヤル」と付けることを禁じる見通しだという。二人は公務に就かないかわりに、王室助成金を受け取っていない。新たな収入源として、自身の爵位「サセックス」を使った「サセックス・ロイヤル」という名称を商標登録し、これをアパレルや文房具、本など様々なグッズに展開するビジネスを準備しているといわれている。「ロイヤル」の使用が禁じられると、このビジネスが頓挫するだけではなく、既に起ち上げた慈善団体「サセックス・ロイヤル:サセックス公爵&公爵夫人基金」、1,121万人(2020年2月19日現在)のフォロワーを持つInstagramアカウント「@sussexroyal」も名称の変更を余儀なくされる。ヘンリーとメーガンが依って立つブランディング戦略が屋台骨から崩壊することになるのだ。「あらゆる意味で、王室を離脱したことを考えると今回の措置は避けられるものではありませんが、彼らは全てをサセックス・ロイヤルブランドに投資してきたため、相当な痛手となるでしょうね」と、関係者はDaily Mailにコメント。二人は「王室から抜けたことを後悔していない」と話していたという。しかし、今回のような収入減を断たれるような措置を取られた後でも同じことが言えるだろうか。Twitterユーザーの多くは「良い判断だ」「素晴らしいニュース。王室ブランドはコマーシャルに使うものじゃない」と、女王の決断を支持している。
2020年02月19日ブルース・ウィリスとメーガン・フォックスが『Midnight in the Switchgrass』に出演することになった。犯罪スリラーで、ふたりの役はFBI捜査官。ほかに、地元の刑事の役でエミール・ハーシュも出演する。監督は『アイリッシュマン』など100本以上の映画をプロデュースしてきたランダル・エメット。今作が監督デビュー作となる。撮影は来月9日、プエルトリコで開始。ウィリスの最近作は、エドワード・ノートンが主演と監督を兼任した『マザーレス・ブルックリン』。ハーシュは今年のオスカーに10部門でノミネートされたタランティーノの『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』に出演している。文=猿渡由紀
2020年02月18日元宝塚歌劇団星組トップ娘役の妃海風(ひなみふう)がミュージカル『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』に出演する。宝塚を2016年に退団して以来、大型のミュージカルは初めてという妃海に話を聞いた。ミュージカル「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」チケット情報本作は1960年に米国で公開された同名のB級ホラー映画を原作に、ブロードウェイや日本でも上演を重ねてきた。「小さいころに映画を見て、その耳なじみのいい音楽がすごく印象に残っていました」と妃海が言う通り、『アラジン』『リトル・マーメイド』などを手掛けたアラン・メンケンの楽曲が光る。ニューヨークの貧民街にある花屋を舞台に、気弱な青年シーモアが奇妙な植物を手に入れたことから、とんでもない騒動が起きる物語。「『ロッキー・ホラー・ショー』のようにブラックで、ロックで、ハチャメチャな世界観が面白い。そのB級感も大好きです。私、面白いことが大好きなんです」と語る。妃海が井上小百合とダブルキャストで演じるのは、シーモアの同僚で、彼に慕われているオードリー。「相当変な子で、彼氏が“ドS”の歯医者さんというダメ男好きで、恋愛にかんしてもダメ(笑)。でも、ピュアで一生懸命生きていて、愛嬌とチャーミングさが魅力。あまり面白いことをせずに、真っすぐピュアにかわいく演じられたら。空想家でもあるので、そのシーンは、私が宝塚時代に培ったゆめゆめしい歌い方を発揮したいです。また、新しい歌い方にも挑戦したいですね」。宝塚時代は、娘役はこうでありたいというイメージが自分の中で強かったという。「じつは関西出身でおしゃべり好きなのですが、取材のときに関西弁でペラペラとしゃべるのはイメージではないと思っていました。部屋のカーテンはピンクで、洋服もフリル、食べ物もショートケーキを食べるなど、宝塚の娘役としてプライベートも徹底していたんですよ」。退団後もそのイメージを保たないと愛されないのではと思っていたが、「今さらですが、ありのままの私のほうが人と深くつながれると気が付きました。芝居でも生身の私をもっと出していきたいです」。その一方、退団後は何をしたいのか、悩みもがく日々が続いた。「でも、ある日を境にパーンと『私、やっぱりめっちゃミュージカルがしたい!』とスイッチが入ったんです。今は夢を見つけて、人生の彩りと充実度が全然違います。『レ・ミゼラブル』を見たことも大きくて、本当はジャン・バルジャンを演じたいのですが(笑)、いつかファンテーヌを演じられたら」と夢が膨らむ。「『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』で本格的な大作ミュージカルに挑戦できるのは本当にうれしくて幸せです。最初から最後までハイテンションな舞台なので、私もパワフルに頑張ります!」。公演は3月13日(金)から4月1日(水)の東京・シアタークリエを皮切りに、山形、愛知、静岡を巡演し、4月20日(月)から27日(月)に大阪・新歌舞伎座にて上演。チケット発売中。取材・文:米満ゆう子
2020年02月12日「より独立した生活を送りたいとの彼らの意向を支持します」1月18日、エリザベス女王がそんな声明を発表した。ヘンリー王子とメーガン妃の王室離脱が、正式に決定となったのだ。ヘンリー王子が1月8日に公式インスタグラムで表明した“王室離脱”は、わずか10日で現実のものとなった。皇室担当記者は、英王室の動きは日本の皇室にも影響を与えかねないと語る。「眞子さまは、秋篠宮ご夫妻の強い反対もあり、小室圭さんとの結婚を延期されています。ヘンリー王子と同様に、皇室で孤立を深める眞子さまが皇室からの“離脱”を決断されるのではないか――。そういった臆測が日に日に現実味を帯び始めているのです」イギリス王室に詳しいジャーナリストの多賀幹子さんによれば、眞子さまの結婚問題はイギリス国内でも大きな注目を集めているのだという。「眞子さまの納采の儀が延期になったことも、その理由がお相手の小室さんの家族の問題であることも報じられています。ヘンリー王子との結婚前、メーガン妃も離婚歴や生まれ育った環境の違いをネガティブに報じられましたが、イギリス国民は2人の結婚の意思を尊重しました。同様にイギリス国民の多くは結婚の希望をかなえられない眞子さまにも同情的なのです」2月6日には眞子さまの結婚延期が発表されてから丸2年を迎える。秋篠宮さまのご要望もあり、今後の見通しや小室さんとの結婚の意思について、眞子さまが「何らかの発表」をされるとみられている。元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんに、皇籍離脱の可能性を聞いた。「皇室典範には、15歳以上の内親王が望まれれば、皇室会議の議決を経て皇族の身分を離れることができると規定されています。ですから、眞子内親王殿下がご結婚以外の理由で皇籍を離脱されることは可能です。その場合も皇室経済会議で決められた一時金が支払われます。皇族の戸籍である皇統譜から除籍され、一般国民と同じ戸籍が作られます」小室さんとの結婚を認めてもらえないのなら、いっそのこと皇籍を離脱してしまえば、障壁はなくなる――。英王室の騒動を受けて、眞子さまの結婚に向けた“新シナリオ”が、がぜん現実味を帯びてきているともいえる。このまま眞子さまは“皇籍離脱宣言”へと踏み切ってしまわれるのか――。実際、過去には皇籍離脱の意向を示した皇族がいた。ヒゲの殿下こと故・寬仁親王殿下だ。「寬仁さまの場合は、三笠宮邸に皇族方が集まって説得され、実現することはありませんでした。ただし、このときお引き止めできたのは、ひとえに寬仁さまが男性皇族であったからです。男性皇族については『特別の事由』がない限り皇籍離脱はできないことになっているのですが、女性皇族の場合には、そういった制約はありません。もし眞子さまが離脱の意向を表されれば、秋篠宮家を中心に皇族方の話し合いの場が設けられ、慰留することになるでしょう。しかし、眞子さまがあくまでも意向を撤回されなければ、皇籍離脱を阻止するすべはないのです」(宮内庁関係者)「女性自身」2020年2月11日号 掲載
2020年01月30日《王室主要メンバーから外れ、経済的に自立します》1月8日、イギリス王室のサセックス公爵ヘンリー王子(35)とメーガン妃(38)が、衝撃の王室離脱宣言。しかもインスタグラムでの発表という“軽さ”もあって、冷静沈着な英国民も開いた口がふさがらない状況だという。怒りの矛先はメーガン妃に向けられているというのは、30年以上ロンドンに暮らす邦人女性だ。「これまでもメーガン妃の目にあまる振舞いはたびたび報じられてきました。そんな中での一方的な“離脱”宣言に、英国人はあきれ果てているんです」「MEGXIT」という単語も誕生した今回の騒動。日本人が知らない真相を取材した!■女王さえ裏切った突然の離脱宣言《女王にさえ、言わなかった!》英国大衆紙デイリー・ミラーの一面にはそんな見出しが躍った。在英ジャーナリストの木村正人さんはこう語る。「女王はテレビニュースで知ったそうです。英国民にとって憧れであり象徴でもあるエリザベス女王への無礼な振舞いは、多くの国民を傷つけました」メーガン妃を守ろうとした女王へのこの仕打ち……。裏切ったのは女王だけではなかった。「チャールズ皇太子とウィリアム王子(37)が報告を受けたのも、発表直前。メーガン妃は実の父親と絶縁状態で、結婚式のときはチャールズ皇太子がバージンロードを歩いたのに……。その“父親”をも平気で裏切ったんです」(在英邦人)不仲をにおわせる兆候はあった。結婚直後、ヘンリー王子夫妻はウィリアム王子一家とケンジントン宮殿で一緒に暮らしていた。ウィリアム王子の3人の子ども、そしてアーチーちゃんという、ダイアナ元妃の4人の孫が仲むつまじく育っていく姿を、多くの国民が夢見ていたのだが……。「’18年11月、アーチーちゃんの出産を機に、ヘンリー夫妻は宮殿を出ていってしまったのです。新居は、ウィンザー城領内にあるフロックモア・コテージ。改装費用に4億5,000万円もかけたことが判明しています」(木村さん)今回の“離脱”にウィリアム王子が「これまでは弟の肩を抱いてきたが、もうそれはかなわない」と漏らしたという報道もあった。■特権は維持して責任放棄王室から離脱しても、特権を手放す気はなさそうだ。「ヘンリー夫妻の年収はおよそ3億円とみられていて、そのうちの95%は、チャールズ皇太子の持つエステート(領地)の不動産収入の一部です。これは手放さず、放棄するのは、収入の5%にあたる税金に由来する王室助成金のみと思われます」(木村さん)それだけで、王室のメンバーに課せられた多くの責任も放棄できると考えたら安いもの。一方、王族の身分を金もうけに使うのではないかという懸念がある。ヘンリー夫妻は爵位である「サセックスロイヤル」を商標登録している。「かつて、マーガリン会社が、ダイアナ元妃の死後、サインの権利を買い取り、商品パッケージに使ったことがあります。それを皮肉って《サセックスブランドのマーガリンを売らないで》という見出しをつけた大衆紙も」(木村さん)米国では旧態依然とした英国王室を壊した女性としてメーガン妃を称賛する報道も多い。はたして、最後に笑うのは誰なのか。「女性自身」2020年2月4日号 掲載
2020年01月23日世界を驚かしたヘンリー王子夫妻の“王室離脱”。世間の批判はヘンリー王子よりもメーガン妃に集まっているという。その背景には、英国人が今も愛してやまない、故ダイアナ元妃の存在があったーー。《王室主要メンバーから外れ、経済的に自立します》1月8日、イギリス王室のサセックス公爵ヘンリー王子(35)とメーガン妃(38)が、衝撃の王室離脱宣言。しかもインスタグラムでの発表という“軽さ”もあって、冷静沈着な英国民も開いた口がふさがらない状況だという。怒りの矛先はメーガン妃に向けられているというのは、30年以上ロンドンに暮らす邦人女性だ。「これまでもメーガン妃の目にあまる振舞いはたびたび報じられてきました。そんな中での一方的な“離脱”宣言に、英国人はあきれ果てているんです」「MEGXIT」という単語も誕生した今回の騒動。日本人が知らない真相を取材した!■ヘンリー王子を守るダイアナ妃の思い出ダイアナ元妃(享年36)の葬儀で、悲しみにくれる幼いころのウィリアム王子(37)とヘンリー王子の姿は、いまでも英国民の脳裏に焼き付けられている。「2人は国民にとってわが子であり、わが孫なんです。パーティでハメを外して全裸になったヘンリー王子に写真が流出したときも、笑って許されました」(在英邦人)ダイアナ元妃の存在が王子の人気を支えているのだ。バツイチで3歳年上の米国女優であるメーガン・マークルさんとの交際と結婚に反対する声もあったが、国民の多くは温かく受け入れた。さすがに今回の離脱宣言で、多くの人がヘンリー王子を見放したと思いきや……。「人気ぶりは健在。今回の行動も、メーガン妃がヘンリー王子を洗脳した結果だと、多くの英国人は考えているんですね」(在英邦人)■ダイアナ妃のトラウマで許された“わがまま”“ダイアナ元妃の悲劇”は王室に深い傷痕を残した。王室の伝統が彼女を苦しめたことを、エリザベス女王(93)は今も気に病んでいるという。在英ジャーナリストの木村正人さんはこう語る。「あの悲劇を繰り返さないために、『できるだけメーガン妃の無理を聞いてあげなさい』と周囲に話していたそうです」それに増長したメーガン妃。「’18年5月に挙式を執り行った聖ジョージ礼拝堂がカビ臭いからと『芳香剤をまけ』『換気扇を入れろ』とガミガミ文句をつけたという報告もありました」(木村さん)結婚式では王室伝統を打ち破る“メーガン色”も強く打ち出した。「司祭がキング牧師の言葉を引用したり、ゴスペルが歌われたり……。白人の父と黒人の母を持つことから、ブラックカルチャーを取り入れたかったのでしょう。そのことを否定する気はありませんが、多くの国民の目に伝統の軽視と映りました」(在英邦人)昨年5月6日の第1子の出産でも、“独自路線”を貫いた。「ダイアナ元妃や、ウィリアム王子の妻・キャサリン妃は、王室御用達のセントメアリー病院で出産しました。ところが、メーガン妃は『キャサリンと同じは嫌』と、別の病院でアーチーちゃんを極秘出産したのです」(木村さん)出産当日に退院し、病院前でロイヤルベビーをお披露目するのが慣習となっていたが、それも無視したメーガン妃。多くの国民をがっかりさせた。米国では旧態依然とした英国王室を壊した女性としてメーガン妃を称賛する報道も多い。はたして、最後に笑うのは誰なのか。「女性自身」2020年2月4日号 掲載
2020年01月23日英王室のヘンリー王子とメーガン妃が王室離脱を宣言してから約2週間。サセックス公爵の爵位は所持したまま、ロイヤルハイネス(殿下・妃殿下)の称号を返上、今後公金は受け取らず、3億円ともいわれる新居の改築費用は返還することが決定した。王室メンバーにいつも以上に注目が集まる中、カミラ夫人が創立40周年を迎えたプロスペクト・ホスピス・スウィンドンを訪問。退出間際にテレビリポーターが「ヘンリーとメーガンがいなくなって寂しいですか?」と質問を投げかける一幕があった。カミラ夫人は言葉に詰まったように数秒沈黙し、その後にっこり笑って「もちろん」と答えた。即答しなかったことにTwitterでは「カミラ最高!」「その調子だカミラ」「この『もちろん』は言い換えれば、『そんなわけないでしょクソ食らえよ』ってことですね」と、彼女の真意を深読みするコメントが相次いでいる。かつてはダイアナ妃から夫を奪った不倫相手として大いにヘイトを買っていたカミラ夫人だが、メーガンという新たなヒールに憎まれ役の座をそっくり譲った形となった。当のヘンリー王子は、本日カナダ・バンクーバー空港に到着。妻子の元へ戻り、新たな生活をスタートさせた。
2020年01月21日王室離脱を宣言したハリー王子とメーガン妃に、Netflixが目をつけているようだ。Netflixのチーフ・コンテンツ・オフィサー、テッド・サランドスが、L.A.でのイベントで、記者から聞かれ、「もちろん興味がある。当然だろう」と答えたことから、メディアの想像を掻き立てたもの。Netflixは、オバマ前大統領夫妻とも製作契約を結んでおり、同じようなコラボレーションを提案する可能性は大きいと思われる。オバマ夫妻が関わった最初の作品は、オスカーのドキュメンタリー部門に候補入りした『アメリカン・ファクトリー』。メーガン妃は早くも、声の出演と引き換えにゾウのためのチャリティに寄付してもらうディールを、ディズニーと結んでおり、これからハリウッドでどのような活動をしていくのか注目される。文=猿渡由紀
2020年01月21日ヘンリー王子が英王室離脱以外に「選択肢はなかった」とコメントした。先日、妻メーガン妃と共に王室主要メンバーから退くことを発表していたヘンリー王子が、ロンドンで行われたチャリティイベントに出席した際、今回の騒動が始まって以来初めて自ら口を開いた。先日の王室会議の結果、メーガン妃共々王族への敬称である「ロイヤルハイネス」の称号を失うことが明らかになっているヘンリー王子は、自らが運営する慈善団体サンタバリーのイベントでこう話した。「イギリスは私の故郷であり、愛する場所です。それは今後も変わりません。私は皆さんの多くからのご支援を受けながら成長してきましたし、私がずっと求めていた愛と幸福を見つけたことで、メーガンを快く迎え入れてくださったことも目にしてきました。『やっとダイアナ妃の次男が結婚した、やった!』と。そして、長年私を知ってくださっているので、私が妻と選んだ人が同じ価値観を共有していることはお分かりいただけていることも分かっています。彼女は同じ価値観を持っていますし、私が恋に落ちた時と何も変わっていません。私たちは誇りをもってこの国を背負い、役目を務めるよう出来る限りのことをしています。メーガンと結婚した際、私たちは興奮と希望に満ち、この国に尽くすつもりでした」そして、今回の決断に至ったことについて「このような状況になったことには、深い悲しみを感じています」と言い、「妻と私が引退するという決断は、簡単な気持ちで至ったものではありません。長年の苦難と、数か月にも及ぶ話し合いの結果のものです。私が常に正しいわけではないということは分かっていますが、この件に関しては、まさにこれ以外の選択肢がなかったのです」と説明。「はっきりさせておきたいのは、私たちがあなた方を見捨てようとしているのではないということです。私たちが望んでいたのは、公金を受け取ることなく、引き続き、女王やイギリス連邦、我が国の軍隊や機関に奉仕していくことでした。残念ながら、それは可能ではありませんでした」と続け、「23年前に母を亡くした時、皆さんが私の面倒を見てくれました。長年私のことを気にかけてくれました。しかし、メディアというのは力強い勢力です。この問題は私たちだけのものではありませんので、いつの日か私たちの互いへの支援がさらに力強いものとなることを願っています」と述べた。(C)BANG Media International
2020年01月21日土曜日(現地時間)、イギリス王室とエリザベス女王が、公式HPでヘンリー王子&メーガン妃の今後に関する決定事項を発表した。女王は2人の幸せで平和な新生活を応援するとし、高位王族からの離脱を容認。今後、2人はHRH(殿下・妃殿下)の称号を使わず、公務から退き、公金を受け取らないことも明らかになった。自宅のフロッグモア・コテージについては所有のまま、改修にかかった費用を返金する意向を示しているという。メーガン妃の不仲の父トーマス・マークルは「SkyNews」局の番組に出演し、娘夫妻の一連の行動を「私にとって恥」と発言。「本当にがっかりだ。女の子ならだれでも夢見ることを実現したのに。どんな女の子も憧れるプリンセスになったのに、それをポイッと投げ捨てた。金のためになのではないか」。また、2人が「長年に渡って存続している(伝統的な)イギリス王室を破壊し、品位を落とし、落ちぶれさせている」として痛烈批判。「王室をウォルマートに冠を乗せたような姿に変えてしまった。ありえない。こんなことはするべきじゃなかった」と失望をあらわにした。メーガン妃との仲直りについて聞かれると、「いま、彼女が連絡してくることは考えられないだろう。私もこんなことを言ってしまっているし。本当に、彼らは一体なにを求めているんだろう。彼ら自身もわかっていないのではないか」とコメントした。(Hiromi Kaku)
2020年01月20日英国のヘンリー王子とメーガン妃の王室離脱宣言以降、「身勝手すぎる」「カナダ生活の警備費用に税金を充てられたらたまらない」と夫妻への風当たりは弱まることを知らない。そんな中、英国人俳優ヒュー・グラント(59)が、ヘンリー王子の味方だと発言して話題となっている。グラントは出演最新作『The Gentlemen(原題)』のPRで米国のラジオ番組に出演。ホストのアンディ・コーエンに「メグジット(Megxit:Meghan+Exitで”メーガンの離脱”を意味する造語)についてどう思う?」と尋ねられると、「僕はどちらかといえばヘンリーの味方だね。タブロイド紙は事実上、彼の母親を殺したし、今は彼の妻をめちゃくちゃに引き裂こうとしている。男として、家族を守るのは彼の仕事だと思うよ。だから、僕は彼の側につく」と語った。グラントはスクープを狙うタブロイド紙の記者により、10年間に渡りボイスメールを盗聴されていたという過去を持つ。『Mail on Sunday』紙は盗聴で入手した情報をもとにグラントのプライバシーを暴く記事を掲載。グラントは法廷闘争の末に出版元から損害賠償を勝ち取り、「自由で責任ある報道機関」をスローガンに掲げる「Hacked Off」キャンペーンに全額寄付した。現在もHacked Offの役員を務めながら、フェアな報道をしないメディアと闘い続けている。また、「よくあの人たちは証言者として『近しい友人』とか『宮殿関係者』とかを引っ張り出してくるけど、あれは全部実在しないよ。みんな彼らの作り話だ」と、タブロイド紙の情報ソースがほとんどでっち上げであることも指摘した。
2020年01月17日ヘンリー王子&メーガン妃の衝撃的な「高位王族引退宣言」から、1週間が過ぎた。弟夫婦の突然の宣言に心を痛めていると言われているウィリアム王子は、いつも通りに公務を行っている。水曜日(現地時間)の公務中には心が和む出来事があった。イギリスの中でも多様な町として知られるブラッドフォー州を訪れたウィリアム王子&キャサリン妃。コミュニティーセンター「キッドマット・センター」に立ち寄った夫妻を人々は歓迎し、サプライズとしてカップケーキを贈った。1つずつのカップケーキに、2人が幼い頃から親になるまでを追った写真が飾られているというもの。それぞれの写真が立派なフレームに収まっているが、全て食べることができるという。「あれは、ぼくですか?」とウィリアム王子が思わず指差しをしてカップケーキを作ったという女性に2度も聞いてしまったのが、自身の幼少の頃の写真。「だって、シャーロットにあまりにもそっくりなものですから…。信じられないなぁ」と自身と現在4歳のシャーロット王女が、見分けがつかないほど似ていることにビックリ。「オー・マイ・グッドネス!」と言って本当に驚いていた。「本当に、シャーロットみたい。おもしろい」とキャサリン妃も同意、笑いが起きた。(Hiromi Kaku)
2020年01月16日月曜日(現地時間)、エリザベス女王がノーフォーク州のサンドリンガム・ハウスにて家族会議を開催。出席者は女王のほかチャールズ皇太子、ウィリアム王子、ヘンリー王子で、メーガン妃はカナダからビデオ電話で参加したといわれている。王室関係者が「People」誌に明らかにしたという。約2時間半の会議で議題となったのは、もちろん、先週ヘンリー王子&メーガン妃が発表した「高位王族の地位から退き、経済的に自立し、イギリスとカナダで暮らす」ということについて。エリザベス女王は会議の後、2人をサポートするという内容の声明文を発表。「私の家族と私は、若い一家のハリーとメーガンが新たな人生を築きたいという希望を全面的に支援します」とつづった。「王室の現役メンバーとして残ってほしい気持ちがありました」というが、2人の決断を「尊重し、理解する」と受け入れたとのこと。また、「2人は新生活において、公費に頼ることはしたくないと意志表示しています。それゆえに、移行期間を設け、そのあいだ2人がカナダとイギリスを行き来する生活を送ることも決まりました」としている。声明文の最後は、「私たち家族には、まだ解決しなければならない複雑な問題があるため、もう少しやるべきことが残っています。数日以内に最終決定がなされるでしょう」と締めくくった。この声明文の中では、今後のヘンリー王子一家の警備、高額な費用をかけて改装を行った自宅のフロッグモア・コテージ、ヘンリー王子が受け取っているチャールズ皇太子のコーンウォール領の収入などが、今度どうなるかについては書かれていない。(Hiromi Kaku)
2020年01月14日ヘンリー王子とメーガン妃の“独立宣言”が王室メンバーに一切の相談なく強行され、エリザベス女王やチャールズ皇太子の激怒を買ったと複数のメディアが報じたが、その後ヘンリー王子が女王、チャールズ皇太子、ウィリアム王子と緊急の家族会議を開いた。約2時間半にわたる話し合いを終え、女王は声明でヘンリー王子夫妻の意向を尊重する旨を発表。「家族と私は、ヘンリーとメーガンの新しい家族のあり方を創出したいという希望を全面的にサポートします。二人にはフルタイムで公務を行う一員でいてほしいと考えていましたが、より独立した生活を送りたいという意志を尊重し、理解します(後略)」この声明で目に付くのが、ヘンリー王子夫妻の呼び名だ。以前であれば公文書では「サセックス公爵ヘンリー/サセックス公爵妃メーガン」と呼ばれていたが、「ヘンリー/メーガン」と単なるファーストネームに変化している。また、「殿下/妃殿下」といった敬称も省かれており、二人まとめて「サセックス家」と称した箇所もある。ヘンリー王子は結婚時に女王からサセックス公爵位を授かった。爵位の授与は女王のみが行うものであり、その剥奪もまた女王の特権だ。声明では、チャールズ皇太子夫妻、ウィリアム王子一家の高位王族を「家族」と明言し、ヘンリー王子とメーガン妃をはっきり区別した印象がある。今回の声名で女王は、夫妻がイギリスとカナダを往来する移行期間を認めたが、終了時に爵位を剥奪する可能性も考えられる。当のヘンリー王子夫妻はInstagramの投稿の最後に「サセックス公爵、公爵夫人」と署名していることから自ら返上する意志はないようだ。
2020年01月14日英王室のヘンリー王子とメーガン妃が高位王族としての地位から退く意志を公表し、世界中に衝撃が走っている。今後は財政的な独立を目指しつつ、エリザベス女王のために働いていくという。また、1年の半分ずつを英国とカナダで過ごすとのことだが、この突然の”セミ移住”宣言を、カナダの人々はどう捉えているのだろうか。英BBCがカナダの街頭でインタビューを行った。若い女性は「幸せでいるためにやるべきことをやるんでしょ?それが家族にとって最良の選択だと考えているなら、彼らの人生だしいいんじゃない?」とポジティブな回答。男性陣も、「僕らはイギリス連邦の一員だし、カナダは最高の国だよ。彼らは賢い」「カナダの人にとってはエキサイティングなことだと思うね。会うのが楽しみだよ」と歓迎の意を示した。「彼らは素敵なカップルだし、あっちほどパパラッチに悩まされることもないと思う」と、英国の行き過ぎた報道合戦を持ち出し、チクリと皮肉る女性も。チャールズ王子の次男で王位継承権第6位のヘンリー王子と米国生まれのメーガン妃夫妻は、出産にまつわるイベントをはじめ、記念日の過ごし方などで王室の伝統を踏襲しない我流を貫いてきた。そんな夫妻のスタイルについて、英国内のメディアは、公人でありながらプライベートを優先させすぎではないかと国民の悪感情を煽り、エリザベス女王や兄ウィリアム王子夫妻との確執を書き立ててきた。悪意ある報道、止むことのないパパラッチの来襲に、ダイアナ妃の悲劇が繰り返されるのではと危惧する声も多かっただけあり、王室からの離脱は離婚せずにストレッサーから距離を置く唯一の方法かもしれない。王位継承者に不足のない現状で、王室はスリム化を図るべきとの声も強く、王室メンバーが財政的な自立を果たせば英国民にとっては税金の投入先が減ることに繋がる。今回の発表は、驚かれつつも各方面に概ね好意的に受け取られているようだ。
2020年01月09日ヘンリー王子とメーガン妃が、高位王族としてのポジションを退く意向を示した。インスタグラムの公式アカウントが、2017年11月に2人が婚約した際の写真とともに、長文メッセージを公開。「経済的に自立する」、「王室から離れても女王陛下を全面的に支える」、「現在は女王陛下、コモンウェルス、パトロンを務める団体に対して引き続き務めを果たしながら、生活の拠点をイギリスだけでなく北米にも置く計画を立てている」ことなどを明かした。「Daily Mail」紙は、「経済的に自立する」という2人の言葉に注目。現在の2人は同紙によると4500万ドル(約49億円)の資産を所有しているというが、オバマ前米大統領&ミシェル夫人のように、本を出版したりテレビ番組のプロデューサーを務めたりすることで、今後さらなる莫大な財産を築ける可能性があると指摘している。ファッショニスタとして注目を集めるメーガン妃については、ブランドとのコラボやパートナーシップの需要も高いだろうと予測している。ヘンリー王子&メーガン妃の決断に対し、多くの人は好意的な意見を持っているもよう。作家のロクサーヌ・ゲイは「人種差別に揺れるイギリスのタブロイドや、サポート力に欠ける王室から離れることは良いことだと思う。きっと2人は大丈夫」とツイート。「ヘンリー王子はタブロイドにダイアナ妃の人生が壊されたことから、自分の家族をしっかりと守っている」、「メーガン妃には女優を続けてほしい!」などの声が上がっている。なお、英王室は「この件に関しての議論はまだ初期段階である」と公式HPで発表。「複雑な問題があるため決定までに時間がかかる」として、本決まりではないことを強調した。(Hiromi Kaku)
2020年01月09日ヘンリー王子とメーガン妃が会長と副会長を務めるチャリティー団体「ザ・クイーンズ・コモンウェルス・トラスト」が、一家から届いたクリスマスカードをツイッターで公開した。白黒の家族写真に写るアーチーくんが、「あまりにもかわいい」と話題になっている。物珍しそうにカメラに釘付けのアーチーくん。カメラの前にデーンと陣取り、写真の中心にアップで写っている。その様子を後ろの大きなクリスマスツリーの前で、メーガン妃とヘンリー王子が微笑ましく見守っている。「泣けるくらいかわいい」、「シェアしてくれてありがとう」と無邪気なアーチーくんの姿にたくさんのコメントが寄せられた。写真はメーガン妃の友人で女優のジャニナ・ガヴァンカーが撮影したものだという。ケンジントン宮殿のSNSからは、ウィリアム王子一家のクリスマス写真も公開された。こちらも白黒写真で、今年初めにキャサリン妃が撮影したそうだ。ノーフォークの屋外で、ジョージ王子が椅子に座り、ウィリアム王子がルイ王子を抱き寄せて頬にキスし、シャーロット王女が肩に手を乗せておすまし顔を見せている写真。今年のクリスマスは、ヘンリー王子一家はカナダで過ごし、ウィリアム王子一家は例年通りノーフォークでクリスマス礼拝に出席し、王室メンバーたちと過ごす。(Hiromi Kaku)
2019年12月25日水曜日(現地時間)、エリザベス女王から引き継ぎ、チャリティー団体「ファミリー・アクション」の新たなパトロンとなったキャサリン妃が、同団体のイベントに出席。イベントで出会った家族や子どもたちとの会話の中で、1歳7か月の第3子・ルイ王子の成長ぶりについて語った。「ETonline」によると、イベントに参加していたある小さな男の子が、「ぼく!ぼく!」と言いながら手を上げてキャサリン妃の注目を引こうとした。キャサリン妃は男の子の頬に触れ、笑顔で「まるでうちの小さなルイみたい。ルイも『ぼく、ぼく、ぼくも』と言って、私がどこかへ行こうとすると一緒に来たがるんです」と語ったという。おしゃべりも、歩くのもお手の物のようだ。また、ある女の子の細かいカールがかかったヘアスタイルに興味を示したという、キャサリン妃。女の子は「キャサリン妃は私の髪形を素敵って褒めてくれたの。『どうやってやったの?』と聞かれたから、『たくさん三つ編みにすればできるよ』って教えてあげた。そうしたら、キャサリン妃は『今夜やってみようかな』と言ってた」と語った。シャーロット王女の髪の毛にしてあげるのかもしれない。(Hiromi Kaku)
2019年12月06日2019年は、あらゆる分野で“インフルエンサー”の存在感が高まった年だった。中でも、最強のファッションインフルエンサーは英国のロイヤルファミリーの一員だった。検索サービスの「Lyst」は過去12カ月間で、検索数や販売数、ニュースに取り上げられた回数、ソーシャルメディアでの関心度などから、ファッション分野で特に影響力の高かった10人のセレブリティを選出。首位は英国のメーガン妃だった。メーガン妃がメディアに取り上げられると、彼女が着用しているアイテムは言うまでもなく、似たタイプの洋服、アクセサリー、バッグ、靴の検索数、売り上げが激増するという。Lystが発表したランキングによると、検索数は平均して216%も上昇。特に、南アフリカ歴訪中によく着ていたシャツドレスは、カテゴリ全体で45%も訪問者が増え、クラブモナコのドレスは検索数が570%も急上昇した上に24時間で売り切れた。これは368.52ポンド(約52,000円)という、手の届く価格帯であったことも大きい。2位は俳優のティモシー・シャラメ。ゴールデン・グローブ賞授賞式でシャツの上にたルイ・ヴィトンのハーネスを着け話題となった。また、『キング』のUKプレミアで着用した全面スパンコールのフーディーは検索数が192%アップした。
2019年11月21日世界的なファッション検索エンジン「Lyst」が今年の「最もパワフルなドレッサー」を発表した。トップを飾ったのはメーガン妃、2位はティモシー・シャラメ、3位はゼンデイヤだった。「Lyst」によると、「メーガン妃が2019年に着た服は大変人気が出ました。似たような服の検索率が平均して216%アップしました」とのこと。特にロイヤルツアーでアフリカを訪れ、5枚の異なるシャツドレスを着用した際は「同カテゴリーの検索率が1か月で45%上がりました」という。同ツアー中、アーチーくんを連れてデズモンド・ツツ元大主教に面会した時に着ていた「クラブ モナコ(Club Monaco)」のドレスも24時間以内に完売するなど、メーガン妃のファッションスタイルは影響力が大きく、常に注目の的だっだようだ。2位のティモシーは、主演作『キング』のレッドカーペットで着ていた「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」のスパンコールとスワロフスキーを散りばめたフーディがインパクト大だった。ヴェネチア国際映画祭で見せた「ハイダー アッカーマン(Haider Ackermann)」のスーツも、普通のスーツとは一味違う個性的なデザインで目立っていた。3位のゼンデイヤは、エミー賞で露出度が高めながらエレガントに「ヴェラ・ウォン(Vera Wang)」のドレスを着こなして話題に。「本物のアリエル(人魚姫)みたい」と好評だった。昨年は1位がカイリー・ジェンナー、2位がキム・カーダシアン、3位がメーガン妃だった。(Hiromi Kaku)
2019年11月20日14日(現地時間)、チャールズ皇太子が71歳の誕生日を迎えた。ヘンリー王子&メーガン妃がインスタグラムに「サー(Sir)、パパ、おじいちゃんであるチャールズ皇太子、お誕生日おめでとうございます」とお祝いのメッセージと、ある1枚の写真を投稿した。それは、7月に非公開で行われたアーチーくんの洗礼式で撮影されたもの。ヘンリー王子が抱いているアーチーくんの顔を、チャールズ皇太子がやさしい表情で見つめている。コメント欄には「なんて素敵な写真だろう」、「アーチーはとってもゴージャス」、「お父さん、息子、孫。3世代の美しい写真」など多数のメッセージが寄せられた。まもなく6週間の長期休暇に入るヘンリー王子とメーガン妃。先日、今年のクリスマスシーズンはエリザベス女王ら王室メンバーとではなく、メーガン妃の母ドーリアさんと過ごすと報じられた。広報担当者が「過去2回、サンドリンガムでクリスマスを過ごしましたが、今年は新しい家族が加わったこともあり、夫妻はメーガン妃の母ドーリアさんと過ごすことになりました」と語っている。エリザベス女王らは2人の思いに理解を示しているという。「セキュリティ上の理由から、スケジュールや一家とドーリアさんが集う場所などの詳細は明かさない」とのこと。(Hiromi Kaku)
2019年11月15日ウィリアム王子、キャサリン妃、ヘンリー王子、メーガン妃の4人が、夏以来初めて公の場にそろって登場。第一次世界大戦終結を記念した11日のリメンブランス・デーを目前とした9日(現地時間)、4人はロイヤル・アルバート・ホールで行われた戦没者追悼イベントに出席した。4人がそろったのは7月のチャリティー・ポロ・デー以来。この4か月の間に、ウィリアム王子とヘンリー王子、キャサリン妃とメーガン妃の不仲説がメディアで取りざたされたり、ヘンリー王子&メーガン妃のドキュメンタリーが放送されたことなどにより、4人の関係に注目が集まっていた。「Cosmopolitan」誌はボディーランゲージの専門家を雇い、ヘンリー王子とメーガン妃について分析。腹部に手をやるヘンリー王子は「ストレスが多い状況において、自分自身を守ろうとするジェスチャー」であり、手の位置が落ち着かないメーガン妃に関しても「不安」がにじみ出ていると指摘した。翌日行われた同記念日関連イベントで、キャサリン妃はエリザべス女王とカミラ夫人とともにベランダにお出ましに。一方、メーガン妃は別のベランダにエドワード王子の妻ソフィ、アン王女の夫ティモシー・ローレンスと3人で登場したが、これに関しては単なる王室での序列が採用されているだけとのこと。(Hiromi Kaku)
2019年11月11日「世界メンタルヘルスデー」の10月10日、ヘンリー王子&メーガン妃のインスタグラムアカウントに、動画が投稿された。最初に映っているのはひげを整えてもらっているエド・シーラン。「今日はすごく楽しみにしていることがあるんだ。ヘンリー王子から連絡があって、一緒にチャリティーのための動画を撮ろうって。最高だ。ずっと尊敬していたから」と語り、ヘンリー王子のもとへ。ヘンリー王子は笑顔で出迎え、「鏡を見ているみたいだね」と赤毛でひげを生やした姿が自分にそっくりなエドに気さくに語り掛け、部屋へと招き入れた。着席後、ヘンリー王子はエドに「来てくれてありがとう」と感謝を述べると、エドは「いえいえ、この問題はぼくがかなり情熱を持って接していることなので」と意気込んでみせた。ヘンリー王子は「この問題について、十分な話し合いが持たれていないと思うんだ。世界中の人が、苦しんでいるんじゃないかな」と憂慮した。すると、エドは「この問題について、多くの人に知ってもらうために、歌を書こうと思っているんです。みんな、ぼくらみたいな人のことをわかってくれないでしょう?ほら、ジョークとか、意地悪なことを言ってくる。だから立ち上がるべきだと思うんです。『こんなことはもう許せない。ぼくらは赤毛だ。闘ってやるぞ!』ってね」と言い、ヘンリー王子は「オーケー。あれ?なんか変だな。もしかして誤解しているかもしれないけど、世界メンタルヘルスデーの話だよね?」と困惑顔。エドは、「もちろん、わかっていますよ!」と答えたものの、自分の目の前にあるノートパソコンの画面から「赤毛隊」というタイトルのプレゼン用原稿を削除した。エドは自分と同じ赤毛のヘンリー王子と赤毛隊を結成し、赤毛の人のためのチャリティー活動をすると勘違いしていた…という“設定”のユーモアたっぷりな動画になっている。最後は2人で「沈黙の中、苦しんでいるかもしれないだれかのことを、気にかけてあげて」と呼びかけた。(Hiromi Kaku)
2019年10月11日