ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを務める『007』シリーズ最新作『007 スペクター』からこの度、ビデオブログ第4弾にて本作のオープニングが明らかになった。4回目のジェームズ・ボンド役を演じるダニエルが、レア・セドゥとセクシー女優モニカ・ベルッチを新ボンドガールとして迎える本作。過去3作品のオープニングをふり返ると、『007/カジノ・ロワイヤル』では激しい肉弾アクションを全編モノクロ映像で見せ込み、締めは極め付けのガンバレル・シーン。007になる前のボンドの気性の荒さを見事に表現している。続く『007/慰めの報酬』は『007/カジノ・ロワイヤル』のラスト直後のシーンでスタート。イタリア、シエーナ山間部の厳しいワインディングで、ボンドのアストンマーティンDBSと敵のアルファロメオが迫力あるカーチェイスを繰り広げた。また前作『007 スカイフォール』ではイスタンブールのグランドバザールでのスリリングなバイクチェイスシーンから、目標を追いつめた列車上での格闘戦、そしていきなりのボンド“射殺”シーンで始まった。毎回、作品の魅力が凝縮されたオープニングでファンを魅了し続けてきた。今回のオープニングはメキシコの祭典“死者の日”。死者を陽気に迎える祝祭日で、生まれ変わりを象徴する祭典だが、ボンドの危険な任務、そして死の恐怖を乗り越えたボンドを予感させる思わせぶりな舞台設定だ。サム・メンデス監督は、「刺激的、濃厚な世界に、観客を投げ込みたいんだ。メキシコの“死者の日”には、どこを見ても、色彩とディテールと生命感にあふれている。山車やガイコツも作ったし、衣装も見事で、職人技が活きている」とコメント。撮影は実際の“死者の日”でロケを行ったのではなく、撮影用にこの祭典を再現した。CGなどは使用せずに1,500人分の着替えを75分(1分で20人)で行ってしまうなど、すべてを完全再現したのだ。公開まで少しずつ内容が明かされる本作。壮大なスケールとアクションでファンを驚かせてきたジェームズ・ボンドに、今回も期待せずにはいられない。『007 スペクター』は12月4日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月16日ジェームズ・ボンドが活躍する人気シリーズの最新作『007 スペクター』の新たなメイキング映像が公開になり、新作がどの都市から始まるのかが明らかになった。場所はメキシコ、死者に想いをはせる祝祭“死者の日”が登場する。メイキング映像本作は、英国のMI6に所属するスゴ腕スパイのジェームズ・ボンドが世界をまたにかけて大活躍する超人気シリーズの最新作。観客、批評家から圧倒的な評価を集めた前作『スカイフォール』のサム・メンデス監督が再びメガホンをとり、ダニエル・クレイグがボンドを、名優クリストフ・ヴァルツが悪役を演じるほか、レア・セドゥ、モニカ・ベルッチ、レイフ・ファインズ、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリスらが出演する。本シリーズはタイトルが出る前に、刺激的なアクションやサスペンスが描かれるが、今回はメキシコの“死者の日”が描かれる。この祝祭は、死者をイメージした扮装やメイクを施した人々が巨大な山車やオブジェと共に行進する祭りで、本作のスタッフはCGを使わずに、1500人分の衣裳をすべて用意して祭りを完全再現した。メイキング映像ではメンデス監督をはじめ、スタッフたちがこの撮影にかける想いを語り、出演者たちが衣裳に着替え、メイクをして通りへと出ていく過程が登場する。最新作ではボンドの過去にまつわる物語がスリリングなアクションと共に描かれる予定だが、その始まりが“死者の日”であるのは何か意味があるのか? いまだに謎の多い新作だけに、想像がふくらむ映像になっている。『007 スペクター』12月4日(金) 全国ロードショー!
2015年06月16日ジェームズ・ボンドが活躍する人気シリーズの最新作『007 スペクター』のポスターが日本全国の映画館に掲出されているが、なぜかカラー版とモノクロ版の2種類が掲出されており、ファンの間では「ポスターが2種類あるのは、新作の内容を示唆しているのでは?」という声もあがっている。その他の写真本作は、英国のMI6に所属するスゴ腕スパイのジェームズ・ボンドが世界をまたにかけて大活躍する超人気シリーズの最新作。観客、批評家から圧倒的な評価を集めた前作『スカイフォール』のサム・メンデス監督が再びメガホンをとり、ダニエル・クレイグがボンドを、名優クリストフ・ヴァルツが悪役を演じるほか、レア・セドゥ、モニカ・ベルッチ、レイフ・ファインズ、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリスらが出演する。最新作の詳細はいまだに明らかになっていないが、ボンドの幼少期に関わる重大な秘密が物語のカギとなりそうで、シリーズを通じてボンドの宿敵になってきた“スペクター”についても新たな秘密が明かされることになりそうだ。ボンドとスペクターの間には一体、どのような関係があるのか? 予告編でボンドと対峙する悪役の男はなぜ「やっと会えた」と言ったのか? ファンは様々な予測をしながら公開を待っている状況だ。その中で出たのが「カラー、モノクロ2バージョンのビジュアルはジェームズ・ボンド“ふたつの顔”を示唆しているのでは?」という予想。本作のポスターのボンドはなぜかスーツ姿ではなく全身黒づくめで、これまでの面影はない。ボンドにはスパイ以外の顔があるのか? しかし、モノクロ版でもボンドの瞳は“青”のままで、ここにも物語を読み解くヒントが隠されているのかもしれない。ちなみに23日(土)から、インターナショナル版“スペクター”ポスターが特典についたムビチケがTOHOシネマズ限定で発売になる。このチケットは枚数限定で、TOHOシネマズ 日劇、新宿、六本木ヒルズ、日本橋、梅田、なんば、天神の7劇場で発売される。『007 スペクター』12月4日(金) 全国ロードショー!(C)SPECTRE (C)2015 Danjaq. MGM, CPII. SPECTRE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks. TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年05月19日ジェームズ・ボンドが活躍する人気シリーズの最新作『007 スペクター』の最新ビデオブログが公開になった。撮影隊はイタリアのローマで撮影を行っており、ボンドが愛する名車アストンマーティンがついに登場する。最新ビデオブログ本作は、英国のMI6に所属するスゴ腕スパイのジェームズ・ボンドが世界をまたにかけて大活躍する超人気シリーズの最新作。観客、批評家から圧倒的な評価を集めた前作『スカイフォール』のサム・メンデス監督が再びメガホンをとり、ダニエル・クレイグがボンドを演じる。また、悪役を名優クリストフ・ヴァルツが演じるほか、レア・セドゥ、モニカ・ベルッチ、レイフ・ファインズ、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリスらが出演する。このほど公開された映像にまず登場するのは、アストンマーティンDB10。撮影のために制作された世界に8台しかない特別仕様車で、激しいカーアクションにも耐えられるようにつくられている。車はローマに運ばれ、市街地を全面封鎖。そこでボンドと対峙するミスター・ヒンクスとのカーチェイスの撮影が行われた。ヒンクスが操るのはジャガーC-X75。英国を代表するマシンがカーバトルを展開する。映像ではヒンクス役のデイヴ・バウティスタも登場。「ローマが舞台のレース対決。珍しい光景です。ボンド映画でしか見られません」と笑顔を見せている。『007 スペクター』12月4日(金) 全国ロードショー!(C)2015 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc., Danjaq, LLC and Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2015年05月01日先日、ダニエル・クレイグ扮するジェームズ・ボンドがお馴染みのスーツ姿ではなく黒づくめとなったティザーポスターが世界解禁され、話題を呼んだシリーズ最新作『007 スペクター』。11月6日に世界公開される本作の日本公開日が、12月4日(金)に正式決定!2016年お正月映画の本命として登場することになり、日本語版の特報映像が日本時間3月28日(土)13:00に解禁されることもが明らかとなった。シリーズ24作目、クレイグ演じるジェームズ・ボンドとしては4作目となる本作は、昨年12月4日の大々的な製作発表の後、12月8日にクランクイン。現在、イギリス ロンドン、オーストリア ソルデンからイタリア ローマ、メキシコ メキシコシティと世界各地をめぐって撮影を敢行中だ。2月にはソルデンとローマのビデオ・ブログの映像が公開され、そこでのサム・メンデス監督の言葉から、前作『スカイフォール』で自らの出生の地“スカイフォール”に戻ったジェームズ・ボンドが、今回は少年時代の秘密と対峙することが明らかにされていた。だが、そこにはクレイグ扮するボンドの姿はほんの数秒しか見られず、また、新M役のレイフ・ファインズ、マネーペニー役のナオミ・ハリス、Q役のベン・ウィショーは登場したものの、今回の悪役として注目されているクリストフ・ヴァルツの映像は皆無だった。そこで期待が高まるのが、3月28日に解禁される特報映像。本作『007 スペクター』でボンドはどのようなアクションを展開し、いかなる謎を追うことになるのか?新ボンドガール、レア・セドゥや、最年長ボンドガールとして話題のモニカ・ベルッチは彼とどのように関わるのか?さらにヴァルツの“真の役名”は…?いまだ謎は尽きない本作の初お披露目となる特報を目にするのは、もうまもなくだ。『007 スペクター』は12月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月26日『007』シリーズ最新作『007 スペクター』の日本公開日が12月4日に決定したことがこのほど、明らかになった。また、日本語版の特報映像が3月28日13:00に公開されることも決定した。昨年12月4日に製作発表が行われ、今年2月にはサム・メンデス監督がビデオ映像で作品の概要を発表。そこで、前作『スカイフォール』で自らの出生の地・スカイフォールに戻ったジェームズ・ボンドが、今作では少年時代の秘密と対峙するということが明らかになったが、ダニエル・クレイグ演じるボンドの姿は数秒しか見られず、悪役として注目されているクリストフ・ヴァルツの映像は皆無だった。3月18日にティザーポスターが公開され、黒づくめのボンドが仁王立ちになっている姿が登場したが、彼がどんなアクションで、どんな謎を追うことになるのか? 新ボンドガールのリア・セドゥや、最年長ボンドガールとして話題のモニカ・ベルッチが、ボンドとどのように関わるのか? クリストフ・ヴァルツの真の役名は?――3月28日に公開される特報映像の内容に注目が集まる。SPECTRE (C)2015 Danjaq, MGM, CPII. SPECTRE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. All Rights Reserved.
2015年03月26日ダニエル・クレイグが4回目のジェームズ・ボンド役を演じる最新作『007 スペクター』。この度、全身黒づくめでまっすぐにこちらを見据えるボンドの姿が印象的なティザーポスターが公開された。『007 スカイフォール』のラストでは、ジュディ・デンチ演じるMがレイフ・ファインズにバトンタッチし、ナオミ・ハリスがミス・マネーペニーとして登場するなど、メンバーが刷新された『007』シリーズ。本作では、フランスを代表する女優レア・セデゥとセクシー女優モニカ・ベルッチを新ボンドガールとして迎え、イギリス、ロンドン、オーストリア、ソルデンからイタリア、ローマを飛び回る。前回、ロンドンのテムズ川でのボートシーン、ローマの街を走るアストンマーティンDB10などのアクションシーンのメイキングが公開され、世界中から注目を集めた本作。今回公開されたティザーポスターには、全身黒づくめで右手にワルサーPPKを携え、ブルー・アイでこちらを見据えるボンドが。ダニエルがこれまでボンドを演じた過去3作のポスターはタキシードかスーツのフォーマルなビジュアル。今回は一変していることから、より自信にあふれた力強いボンドへの“変化”がうかがえるビジュアルとなっている。『007 スペクター』は11月より全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2015年03月18日ジェームズ・ボンドが活躍する人気シリーズの最新作『007 スペクター』のポスター画像が公開になった。これまでのボンドはスーツやタキシードで颯爽と登場してきたが、本画像では黒づくめのコスチュームで登場している。その他の写真本作は、英国のMI6に所属するスゴ腕スパイのジェームズ・ボンドが世界をまたにかけて大活躍する超人気シリーズの最新作。観客、批評家から圧倒的な評価を集めた前作『スカイフォール』のサム・メンデス監督が再びメガホンをとり、ダニエル・クレイグがボンドを演じる。また、悪役を名優クリストフ・ヴァルツが演じるほか、レア・セドゥ、モニカ・ベルッチ、レイフ・ファインズ、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリスらが出演。画像に登場したボンドは、ワルサーPPKを手に鋭い視線を投げかけている。本作の撮影は現在も続いており、この後、メキシコシティやタンジールなどで撮影が予定されている。『007 スペクター』11月全国ロードショー
2015年03月18日4回目のジェームズ・ボンド役を演じるダニエル・クレイグが、レア・セデゥとセクシー女優モニカ・ベルッチを新ボンドガールとして迎える『007 スペクター』。昨年12月8日にクランクインし、イギリス ロンドン、オーストリア ソルデンからイタリア ローマへとロケ地を変えて撮影を敢行中の本作だが、この度、ロケ地ローマから監督を務めるサム・メンデスがストーリーを語るビデオ・ブログ第2弾が公開された。シリーズ生誕50年目に公開された記念碑的作品である前作『007 スカイフォール』(’12)のラストでは、ジュディ・デンチ演じるMがレイフ・ファインズにバトンタッチし、ナオミ・ハリスがミス・マネーペニーとして登場するなど、メンバーが刷新された『007』シリーズが新たにどんな地平を目指していくのか、ファンの中でも話題となっていた。そんな中公開された今回の映像。監督自身の口からキャストについて語られ、同時にロンデン テムズ川でのボートシーンや、ローマの街を走るアストンマーティンDB10などのアクションシーンのメイキングも収められている。メンデス監督によると、新メンバーの中でダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドが一番の経験者で知恵にたけていることから、いままで以上にボンドのMI6内での立場が重要になり、全編を通して彼が主導権を握る展開となっているという。「冒頭から彼はある人物を追跡していますが、観客はその理由も内容も分からない。けれど、そこで起きていることはボンドの幼少期に関わる重要な秘密へと繋がっていきます。その壮大なテーマを知ったとき『撮らなくては』と思ったのです」。さらに、M役のレイフ・ファインズ、マネーペニー役のナオミ・ハリス、Q役のベン・ウィショーについては「彼らのストーリーを、より個性が深まるようにもっと伝えたいと思いました。今作で彼らはある意味キャリアだけでなく生活をも危険にさらしボンドを助けようとします」と語り、より深い人物相関ドラマとなるようだ。徐々に明らかになっていく本作のストーリー。しかしファンの注目を集めている悪役クリストフ・ヴァルツについては謎に包まれたまま…。今後の情報に期待したい。『007 スペクター』は11月より全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2015年02月27日ジェームズ・ボンドが活躍する人気シリーズの最新作『007 スペクター』の撮影が現在、行われており、ロケ地のローマからサム・メンデス監督のビデオ・ブログが新たに公開になった。『007 スペクター』メイキング映像本作は、英国のMI6に所属するスゴ腕スパイのジェームズ・ボンドが世界をまたにかけて大活躍する超人気シリーズの最新作。観客、批評家から圧倒的な評価を集めた前作『スカイフォール』のサム・メンデス監督が再びメガホンをとり、ダニエル・クレイグがボンドを演じる。また、悪役を名優クリストフ・ヴァルツが演じるほか、レア・セドゥ、モニカ・ベルッチ、レイフ・ファインズ、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリスらが出演する。本作は、昨年12月8日から撮影を開始し、ロンドン、オーストリアのソルデン、イタリアのローマとロケ地をかえながら撮影が続いている。このほど公開されたビデオはメンデス監督が自ら新作について語っているほか、劇中のアクションシーンのメイキングも登場する。メンデス監督によると新作ではMI6のメンバーが刷新されたことからボンドが部内で主導権を握っているという。監督は「冒頭から彼はある人物を追跡していますが、観客はその理由も内容もわからない。けれど、そこで起きていることはボンドの幼少期に関わる重要な秘密へと繋がっていきます。その壮大なテーマを知ったとき『撮らなくては』と思ったのです」と語っており、彼の生い立ちが語られた前作『スカイフォール』と連なるエピソードが登場することになりそうだ。撮影隊はこの後、メキシコシティ、モロッコのタンジールなど世界各地を巡る予定で、また監督やキャストから新たなビデオが到着するのか気になるところだ。『007 スペクター』11月全国ロードショー(C)2015 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. Danjaq. LLC and Columbia Pictures Industries. Inc. All rights reserved
2015年02月27日『007』シリーズ24作目となる最新作『007 スペクター』。11月に日本公開となる本作は、昨年の12月8日にクランクインし、現在は真冬の厳しい条件のもとオーストリア セルデンの山頂で撮影を敢行中。そんな中、このほどロケ地から新ボンドガールのレア・セドゥを始めとしたキャスト&スタッフが本作について語る最新映像が到着した。前作に引き続きサム・メンデスが監督を務める本作には、4回目のジェームズ・ボンド役を演じるダニエル・クレイグ、本作からボンドの上司であるM役となったレイフ・ファインズ、ボンドが使用する数々のガジェットを発明するQ役にはベン・ウィショー、Mの秘書のミス・マネーペニー役にナオミ・ハリスという前作で新メンバーとして登場したキャストが再集結。そして今回、実写版『美女と野獣』のレア・セデゥと『マトリックス』シリーズのセクシー女優モニカ・ベルッチがボンドガールとして初参戦!そのほか『イングロリアス・バスターズ』『ジャンゴ繋がれざる者』で2度アカデミー賞に輝くクリストフ・ヴァルツも出演し、物語を盛り上げる。撮影の第一日目という今回の映像には、美しい絶景と近代的な施設が映し出される。キャストのレアは「ここは目を見張るような絶景よ。すごく緊張しているんだけど、同時にワクワクしているの。撮影が始まるのが楽しみだわ」と語り、いよいよといった心境の様子。『007 スカイフォール』でもプロダクションデザインを務めたデニス・ガスナーは、雪山でのカーチェイスやヘリコプターによる空撮などが可能なロケ地をメンデス監督と世界中回って探したと語る。「『007』映画の歴史を引き継いで観客を納得させるクオリティとスケールを求め、たどり着いたのがここセルデンなんだ」。最後にはボンドテーマ曲と共にダニエルのアクションシーンを覗くことができる。主演のダニエルが、「全てを準備するのに2年もの調整を要した。今日こうして豪華なスタートを切ることができて、とても興奮しているよ」と語るように豪華キャストと共に今後はメキシコ、ローマ、モロッコのタンジェ、モロッコのエルフードなど世界中のロケーションをめぐる撮影に入るとのこと。いまだ詳細なストーリーはヴェールに包まれたままの本作だが、“スペクター”といえば過去シリーズでジェームズ・ボンドの宿敵として登場した悪の組織の名称。『女王陛下の007』(’69)ではスペクターの首領ブロフェルドのアジトとしてアルプスのシルトホルン山頂が登場しているだけに、セルデンでのアクション・シーンが、ストーリーの大きなカギを握ることは間違いなさそうだ。『007 スペクター』は11月より全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2015年02月13日12月4日(日本時間)20時頃、ロンドン パインウッドスタジオにて会見が開かれ、かねてより『Bond 24』として語られていた『007』シリーズ24作目のタイトルが、『SPECTRE』(原題)に決定したこと、さらに本作から登場する新キャストも発表された。会見では前作に引き続きメガホンをとるサム・メンデス監督とプロデューサーのバーバラ・ブロッコリが登壇し、メンデス監督が本作の概要を発表。今回のタイトルである『SPECTRE』とは言わずと知れた主人公ジェームズ・ボンドの宿敵である悪の組織“スペクター”のことであり、本作ではボンドと悪の組織の死闘が繰り広げられる。本作の撮影は12月8日から7か月間、ロンドン、メキシコ、ローマ、アラビアのタンジェ、モロッコのアルフード、オーストリアのゼルデンといった世界中を駆け巡ってのロケが行われると発表。また『007』シリーズで注目している人も多いであろう、主人公ジェームズ・ボンドが使用する“ボンドカー”も本作では「アストンマーテインDB10」であると公開された。気になるキャストだが、前作で新メンバーとして活躍したM役のレイフ・ファインズ、Q役のベン・ウィショー、ミス・ペニー役のナオミ・ハリスが続投。本作からの新キャストとなるのは、かねてから伝えられていたカンヌ国際映画祭で「パルムドール」を受賞した『アデル、ブルーは熱い色』の主演女優を務め、『美女と野獣』でも注目を浴びているフランスの新星レア・セドゥ、『マトリックス』シリーズにも出演するイタリア出身女優モニカ・ベルッチ、そして『イングロリアス・バスターズ』『ジャンゴ 繋がれざる者』の2作でアカデミー賞に輝く実績を持つオーストリア出身のクリストフ・ヴァルツが起用された。そして今回の会見の最後に、本作が4度目の登板となりすっかりボンド役の印象が強くなったダニエル・クレイグの登壇で豪華キャストが華々しく一堂に会し、前作『スカイフォール』から受け継がれた“新たな50年”であるシリーズの幕開けに相応しいものとなった。今後の続報にも注目が集まりそうだ。『007 SPECTRE』は2015年11月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月08日『007』24作目のタイトルが、『Spectre』に決まった。ジェームズ・ボンド役には、ダニエル・クレイグが続投。クレイグにとっては、これが4度目のボンド映画となる。その他の情報レイフ・ファインズ、ナオミ・ハリス、ベン・ウィショー、ロリー・キニアらも再び出演するほか、新しい顔ぶれとして、クリストフ・ヴァルツ、モニカ・ベルッチ、レア・セドゥ、アンドリュー・スコットが参加する。ボンドが運転するのは新しいアストン・マーティンDB10。監督は、2012年の『スカイフォール』をシリーズ史上最高のヒット作にしてみせたサム・メンデス。撮影は、来週月曜日に開始。ロンドン、モロッコ、メキシコ、オーストリアなどでのロケが予定されている。北米公開は来年11月6日。文:猿渡由紀
2014年12月05日銀座メゾンエルメス フォーラムは、現代美術家モニカ・ソスノフスカ(Monika Sosnowska)の展覧会を1月20日から開催する。3月31日まで。ソスノフスカは1972年ポーランド生まれ、現在ワルシャワを拠点に活動。建築物をモチーフとしたインスタレーションや彫刻で高い評価を受けている。その特徴は壮大なスケール感にあり、放棄された建築物の壁や階段などのディテールを断片的に抽出し、作品に落とし込む。それは、共産主義の崩壊とともに、公共施設や建築物が打ち壊されていく姿を目の当たりにした、祖国での原体験にインスピレーションを得たものと言われている。今展はソスノフスカにとって日本初個展。“個人宅のゲート”を題材とした新作が発表される。政権が崩壊し、夢や希望が消えても、生き残って再生していく人の回復力を表現した、ソスノフスカからのメッセージ性を強く感じる作品となるという。【イベント情報】「ゲート」モニカ・ソスノフスカ展会場:銀座メゾンエルメス フォーラム住所:東京都中央区銀座5-4-1会期:2015年1月20日から3月31日時間:11:00から20:00(日曜日は19:00まで)休廊日:会期中無休入場無料
2014年12月04日ブランジスタは、30代の女性に向けた月刊の電子ビューティーマガジン『マレーナ(MALENA)』を創刊した。編集長を務めるのは、『ハーパース バザー(Harper’s BAZAAR)』『レオン(LEON)』『ニキータ(NIKITA)』創刊に携わった田上美幸。湘南美容外科クリニックの相川佳之総括院長とのコラボレーションにより、メイクアップからスキンケア、インナービューティーなど多角的な切り口により「キレイになる」ことへのモチベーションを喚起。若い頃より更にキレイになりたい女性を応援する。「日本の女性は30歳過ぎから地味になる傾向があるが、映画『マレーナ』出演時のモニカ・ベルッチ(Monica Bellucci)が35歳だったように世界基準では30歳からが女の本番」と田上編集長はコメント。「もっとキレイになって、大切な男性にもっと愛されたい!」という本音に応えるべく、大人の女性の美をナビゲートする。今号ではオイル美容やCCクリームなど最新美容テクを提案する「いい年齢(トシ)に勝つ!モテ美容10」を始め「ないのなら、つけてしまおう“つけボクロ”」「一触即LOVEボディメイク『くびれウエスト』」等の特集記事を掲載する。毎月20日発行、無料。
2014年09月24日ペネロペ・クルスとモニカ・クルスの姉妹がランジェリー・コレクションを立ち上げた。クルス姉妹は、英ランジェリーブランドの「エージェント・プロヴォケイター」とタッグを組み、同ブランドのディフュージョンラインとなる「ラジャン」を手がけるという。同ラインはブラジャーやショーツ、コルセットといった15種類の商品を展開させ、来年8月には販売が開始される予定。ペネロペは「私とモニカにとって、今回の挑戦はとってもエキサイティングなことだわ。私たちはずっとエージェント・プロヴォケイターの大ファンだったから、今回の長期に渡るコラボをとっても楽しみにしてるの。彼らとチームを組めるなんて信じられないくらいハッピーよ!」と喜びを語っている。今回のコラボは、元はモニカが同ブランドのキャンペーンで広告塔に抜擢されたことに端を発し、その際にデザインへの熱意をアピールしたことで今回の実現に繋がったようだ。同ブランドのクリエイティブ・ディレクターを務めるサラ・ショットンも「モニカ・クルスは、2012年秋のウィンター・コレクションでセンセーションを巻き起こしたんです。それに姉のペネロペ・クルスもエージェント・プロヴォケイターにとって常にミューズのような存在だったんです。ペネロペとモニカは2人ともずっとランジェリーが大好きで、今回のコラボでは私たちのデザインに新たに繊細さを加えてくれました。クルス姉妹とのコラボは、このディフュージョンラインを実現させただけでなく、彼女たちとの関係をさらに強化する上でも非常に良い機会でしたね」と今回のコラボに期待感を示している。クルス姉妹は今回のコラボに当たって、デザインだけでなく深く商品開発に携わっており、同ブランドとのパートナーシップは少なくとも5年は続く模様だ。
2012年10月26日トップR&Bシンガーとして、女性として、母として、ますます輝きを増すスーパー・ウーマン、モニカ。全米チャート13週連続1位&第41回グラミー賞受賞の大ヒット曲「ザ・ボーイ・イズ・マイン」以来、約14年ぶりにブランディーと再タッグを組んだシングル「イット・オ―ル・ビロングス・トゥ・ミー」が話題のモニカが、7thアルバム『ニュー・ライフ』を発売した。モニカ『ニュー・ライフ』のジャケットを見るシングル「イット・オール・ビロングス・トゥ・ミー」は、ブランディーとの久しぶりの共演のほかに、ふたりがこの新曲お披露目のためのリハーサル最中に、今は亡きホイットニー・ヒューストンが現れたYouTube映像も話題になっている。モニカにとってホイットニーは長年の庇護者であり、指導者であり、憧れだったことはファンの間では有名だが、今年のグラミー賞前日、すなわちホイットニーが急逝する直前にも、モニカとホイットニーは最後の会話をしたようだ。モニカは「ホイットニーは私たちふたり(モニカとブランディー)を愛して、サポートしてくれるの。私が嵐のような日々を過ごしていた時、彼女はわざわざ姿を見せに来てくれた。必要な時は電話だけじゃなく、実際に側に来てくれるのよ。そのことを私はずっと忘れない」とコメントしており、それがホイットニーの死の前に発せられたことから、どれだけ憧れ、尊敬していたかが伝わるだろう。惜しくもグラミー前日に永遠の眠りについたホイットニー・ヒューストンへ敬意を示して、新曲「イット・オール・ビロングス・トゥ・ミー」のPVの最後には、ホイットニーへのメッセージが記されている。なお、アルバム『ニュー・ライフ』は、最新全米アルバム・チャートにて初登場4位、R&Bチャートでは2位を獲得。ホイットニーに続けとばかりに、本格R&Bを貫いた充実作に仕上がっている。■モニカ/『ニュー・ライフ』4月25日発売2310円国内盤のみボーナストラック収録
2012年04月25日美しき景色が広がるイタリア・トスカーナと首都・ローマを舞台に、人を愛することの素晴らしさを謳う、大人のためのロマンティック・ストーリー『昼下がり、ローマの恋』。本作で初競演を果たし、うっとりとするような恋愛を魅せる大御所ハリウッドスター、ロバート・デ・ニーロとイタリアの国民的女優、モニカ・ベルッチからのコメントが到着した。御歳68歳にして第一線で映画の現場に立つのはもちろん、昨年末に6番目の子供を授かったデニーロに、48歳にして成熟した色気と共に脅威の美しさを誇るモニカ。出会うべくして出会った2人が語る“恋愛”の魅力とは…?デ・ニーロが本作で演じるのは、心臓移植手術を受けたのちに離婚し、定年後の穏やかな日々をローマでひっそりと暮らす独り身の元歴史学教授・エイドリアン。ある日出会った親友の娘、ビオラ(モニカ)に心を奪われた彼は、最後の恋に身を焦がす――。イタリアを舞台にした、イタリア人監督による、純然たるイタリア映画に出演するのは本作が初めてのデ・ニーロは、ローマでの撮影を「何もかも素晴らしかった」とふり返る。「スタッフも最高でプロフェッショナルだった。もちろんアメリカ映画にも素晴らしいものはたくさんあるけど、ヨーロッパ映画はアメリカ映画よりも洗練された部分があるような気がする。これまで何人ものイタリア人俳優と共演してきたけど、みんな違うから常に流れに任せるように演技をしてきた。イタリア映画ではリハーサルも少ない。それはそれで良いことだと思うし、だからこそ監督の判断に委ねるべきだと思う。私を含め、俳優たちはみんな監督のところへ行ってタイミングなどについて相談してたよ」。国境を超えて、映画を通して厚い信頼関係が築かれた様子がうかがえるが、その一方で「ジョヴァンニ(・ヴェロネージ監督)には直接言わなかったが…」と言葉を濁すデ・ニーロ。そう、共演のモニカのことである。「もし彼女が出演しなければがっかりしてた。モニカほど完璧にあの役を演じられる女優は考えつかない。だからこの映画を撮るのであれば、彼女の出演は絶対だったし、日程的に無理なら待つ気だったんだよ。それほど彼女の出演は重要なんだ」。デ・ニーロからこんな熱烈なラブコールを送られたモニカだが、彼女自身はハリウッドの大スターであるデ・ニーロとの初共演に対して「正直言って臆病になってた」と明かす。「臆病になってたの。あの素晴らしい俳優と正面から向き合うことにね。でも今回共演をして気心が知れてから私たちはみな、彼の魅力の虜になった。常に演技のことを考えている本物の俳優よ。あの素朴な振る舞いは、彼が大スターであることを忘れさせてくれる。その人柄を知ることで彼をとても好きになったし、楽しい経験だったから撮影が終わって少し寂しくなったわ」。さらに、モニカはデ・ニーロから感じた“エネルギー”について語る。「お互いに『チャオ』と挨拶してすぐに、彼が持っている力強いエネルギーを感じたわ。監督は『君たち2人のエネルギーの相乗効果が作品を良くする』と言っていた。その関係が物語の魅力を生み出すんだって。67歳のデ・ニーロの魅力に触れるのは良いことよ。自分も楽しく歳を重ねられる気がしてくるもの」。48歳とは思えぬ、グラマラスな美しさを保ち続けるモニカをお手本にしたいと思う女性が世界中に多くいるだろうが、本人が意識する“美”とは何なのか?「私が映画に出演したいと思ったのは(クラウディア・カルディナーレなどグラマラスな魅力をもった)女優たちに憧れていたから。フェリーニやヴィスコンティなどの作品で、(アンナ・)マニャーニや(ジーナ・)ロロブリジーダら素晴らしい女優が活躍していた。彼女たちには成熟した色気があったの。例えばブリジット・バルドーを始め、フランスの女優にはロリータ的な魅力があったけど、イタリアの女優とは別の魅力よ。往年のイタリア人女優たちの魅力には、若さと共に成熟した何かを感じるの。私が考える女性らしさに近いんだと思うわ。今回演じたビオラも、美しさにこだわる女性というイメージがあるわ。ただ40代を目の前にその美しさも衰えてきて、自分がそれまで何も築いてこなかったという女性の苦悩に直面するの。この女性はある意味でかわいくて女っぽいから、私の持ち味も活かせたと思うわ」。年齢を重ねるごとに俳優として、一人の男として女としての色気と輝きを増していく2人に、“恋愛”についての助言をいただきたいところだが…、「愛について誰かに助言するのは難しいもの」とモニカ。「悪い結果になる愛だと頭では理解していても、無意識に違う答えを出してしまうこともある。だから忠告ができない問題なの。例えば自分にとって危険な男性だと分かっていても、電話があれば会ってしまうようにね」。だから恋愛に年齢なんて関係ない。電光石火のごとく恋に落ちたエイドリアンとビオラのように。デ・ニーロは言う。「生きてるかぎり人は愛せるよ」。■関連作品:昼下がり、ローマの恋 2012年2月18日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開© 2011 FILMAURO Srl
2012年02月15日6月16日(木)に開幕を迎える「ショート ショート フィルムフェスティバル & アジア 2011」。1999年のスタート以来、国内外を問わず数々の才能を世に送り出してきたが、無名の若きダイヤの原石の発掘に加えて、映画祭の大きな見どころとなっているのが世界的なスターや名監督たちが参加したショートフィルム。あの大スターがわずか十数分の作品に、これまで見せたことがない意外な役柄で出演していたり、あの人気俳優が自ら監督、脚本、主演をこなすなど、今年もファンにはたまらない隠れた注目作品がズラリ。そんな“セレブリティ&マエストロ”たちによる作品をご紹介!「インターナショナル プログラム」には、いまをときめく人気俳優たちの作品が数多く出品されている。まず注目したいのは、コリン・ファースとキーラ・ナイトレイが夢の競演を果たした『スティーブ』(インターナショナル プログラム A)。『英国王のスピーチ』で念願のオスカーを獲得したコリンと『パイレーツ』シリーズ、『わたしを離さないで』など異なるジャンルにまたがって活躍を見せるキーラだが、本作での2人の関係は同じアパートの上の階の部屋と下の階の部屋に暮らす住人。階下に住むスティーブ(コリン)が水漏れを伝えに上の階へ訪ねるのだが、何か様子がおかしい…。16分間の間で2人はどんなやり取りを見せてくれるのか?そして、コリンとオスカーを争った『ソーシャル・ネットワーク』の新鋭ジェシー・アイゼンバーグが出演しているのは『廊下の彼氏』(インターナショナル プログラム B)という17分の作品。“彼女”に別れを告げられても、アパートを出ていこうとしない“彼”。彼女は彼を無視して生活を送り、そんな彼女の全てを彼が見守り続ける…というシュールな物語が展開する。『(500日)のサマー』に『インセプション』と話題作に次々と出演し、いま、最も勢いのあるジョセフ・ゴードン=レヴィットが監督から脚本、編集、さらには音楽と全てを手がけた『スパークス』にも注目。ある一組の男女の現在と過去という2つの時間軸で物語が展開するが、それぞれの物語が錯綜し…。子役時代から活躍し、長く映画界に身を置いてきたジョセフの“作り手”としての手腕はいかに?「イタリアプログラム」にも名優、名匠たちが出品。モニカ・ベルッチが『幸せのちから』のガブリエーレ・ムッチーノ監督とコンビを組んだ『ハートタンゴ』で描かれるのは、タイトル通り、タンゴと男女のハート。恋人とタンゴを踊る美女が、ほかの美女の腕の中にいる彼を目撃してしまい…。“女”の心に渦巻く様々な感情や本能が描き出される。青年と年老いた農夫の交流を描く『ミツバチと風』にはイタリアの名優エリオ・ジェルマーノが主演している。さらに、イタリア映画界を彩った名匠ミケランジェロ・アントニオーニが1948年に製作した、ローマの清掃人の日常を描いた『街の清掃人』も上映される。日本でも大ヒットを記録した『リトルダンサー』のスティーブン・ダルドリー監督の『パパの思い出』は「フットボールプログラム」で上映される。少年・ジョナサンはリバプールFCが大好きで、同クラブ出身のマイケル・オーウェンのような選手になることを夢見ている。だが、お母さんは彼がサッカーに夢中になることを快く思っていないようで、そこにはお父さんにまつわるある秘密が…?欧米の作品だけでなく、アジアの名監督による作品もお忘れなく!『オールドボーイ』のパク・チャヌク監督が弟と組んで、なんとiPhoneで撮影した『波瀾万丈』(アジア インターナショナル & ジャパン プログラム A)はベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞した作品。ある男の川での釣りの模様が描かれる。さらに、台湾を代表する名匠ツァイ・ミンリャンが故郷のマレーシアで撮影した『マダム・バタフライ』(アジア インターナショナル & ジャパン プログラム B)も不思議な魅力を持った作品。クアラルンプールを舞台に、恋人にひとり置き去りにされた女のドラマが描きだされる。大作とはまた違った趣きの個性的な作品の中で輝きを放つ名優たちの姿をぜひご覧あれ!「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2011」は6月16日(木)〜19日(日)まで表参道ヒルズスペース オーにて、6月22日(水)〜26日(日)までラフォーレミュージアム原宿ほか各所にて開催。特集「ショート ショート フィルムフェスティバル & アジア 2011」■関連作品:ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2011 [映画祭] 2011年6月16日から6月19日まで表参道ヒルズスペース オー、6月22日から6月26日までラフォーレミュージアム原宿ほかにて開催■関連記事:ルーカス監督に中田英寿などが出品!ショートフィルム祭典で復興支援オークションアカデミー賞公認!国際短編映画祭「SSFF」チケットを25組50名様プレゼントショートショートフィルムの新しい挑戦ついに“Jリーグ”ともコラボ企画決定!水嶋ヒロ原作&出演のビデオがショートフィルム祭典に出品栗山千明はマブい女に!アジア最大のショートフィルムの祭典が今年も開催3D部門新設にチャリティ企画も!
2011年06月01日来日の熱狂も冷めやらぬ、アンジェリーナ・ジョリー。ブラピにはお留守番を言いつけて(そんな感じでしょ?)、子供たちを引き連れ、肝っ玉母さんぶりを発揮しているかと思えば、着ていたのは黒のマイクロミニ・ワンピース。27日(火)に行われた会見でも、上下ブラックのスーツ姿。役柄のようにミステリアスで危険な女の香りも漂わせておこうといったところでしょうか。最初にアンジェリーナ・ジョリーの最新作が『ソルト』というタイトルであると聞いたとき、てっきり塩に関係する話だと思いましたが、物語は塩とは何の関係もありません。あまりにもタイムリーな、美人すぎるロシア人スパイのお話です。冷戦時代に実在したとされるエリート・スパイ養成学校の話に着想を得たもの。計画のために、何十年もアメリカ人としてアメリカ社会に潜伏するという気の長いスパイたちが登場します。スパイ映画といえば、気になるのは主人公の変装ぶり。ロシアのスパイだと疑われたCIA分析官に扮するアンジーは、今回、ヘアスタイルを変えること2回。ロングのブロンドからブルネットへ、そしてショートカットへ。でも、アンジーの顔を良く知っている観客からしてみれば、どのヘアスタイルでもアンジーはアンジー。そこで、よく海外のドラマで登場する“髪の色を変える”ことが、本当に変装になるのかを考えてみました。髪の色は確かに印象を大きく変えるものです。少し明るい色に染めただけで、ちょっと軽やかな印象になることは多くの人がご存知の通り。似合う服も変わってしまうことだってあります。でも、だからといって本人かどうか分からないほど、相手の目を欺くことができるものなのでしょうか。海外では、誰かを捜索するときに、髪、肌、目の色を情報とします。これは、出身地や文化背景の違う人々が多く住む国ならではのこと。でも、肌の色は別として、髪、目の色は簡単に変えられる現代。色はあまりアテにできない時代になりました。とはいえ、どんなに逃亡者が変装しても(ときには整形しても)見つかるときは見つかります。人間の目というのは不思議なもの。侮れないものですね。劇中でも、主人公を良く知るCIA分析官は、変装したソルトをいとも簡単に見分けてしまいます。つまり、変装やヘアカラーにはあまり効力がないということなのでしょうか。そんな『ソルト』のPRのため、7月26日(月)に来日したアンジーですが、ちなみに、素の彼女のヘアスタイルは、劇中でロングスタイルだったときと色違い。グラデーションありのロングの茶髪に長めの前髪。この際ですから、思い切りイメージチェンジして、ショートカットなどで登場してくれても面白かったのですが。ただ、例えそれでも、私たちは彼女を見分けることができるはず。しかも、アンジーほどの美人ならば、人目を引いてしまうこと必至。人々の覚えも良いから、彼女のような華のある人はスパイには向かないのは確か。スパイならば目立たないことが基本だと、モニカ・ベルッチ主演の『スパイ・バウンド』では言っています。アンジーにしてもモニカにしても、目立たない女の対極にあると思うのですが、やはり美人スパイでないと話が面白くないのでしょうか。先日、現実世界で起きたロシア美女スパイ、アンナ・チャップマンの事件について、とある配給会社の担当者(男性)と話をしていたところ、「あのスパイ、全然美人じゃないのに、どうして美人スパイって言われているんだろう」とポツリ。好みの問題でしょうが、同意したい気持ちもありました。「やはりマスコミとしては、面白さを倍増させるため、そこそこの人ならば“美人”と装飾しちゃうんでしょうね」と返しておきました。現実には誰もが唸るような美人スパイ、イケメンスパイなんて機能できないのかもしれませんね。(text:June Makiguchi)『ソルト』特集■関連作品:ソルト 2010年7月31日より丸の内ピカデリー1ほか全国にて公開© 2010 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.■関連記事:アンジー、『ソルト』を思わせる現実のスパイ交換に言及し「米露の関係は良好」と発言アンジーロングスリットのヴェルサーチドレスでファン5,600人を悩殺アンジー『ソルト』会見でブラピに感謝!別作品で初共演のジョニー・デップにも言及子連れ来日を果たしたアンジー、破局の誤報道を流した英大衆紙から賠償金を受け取る『ソルト』の扮装でわが子を驚かすアンジー、ブラピとイタリアに豪華別荘を購入
2010年07月30日『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのジェリー・ブラッカイマーが製作を手がけ、ニコラス・ケイジが主演するファンタジー大作『魔法使いの弟子』が8月に日本公開されること決定。このほど第1弾予告編が解禁された。『魔法使いの弟子』は、現代のニューヨークを舞台に、800年に渡って繰り広げられてきた魔法大戦争に勝利するために伝説の魔法使いの後継者を探す男バルサザール(ケイジ)と、彼によって無理矢理に“魔法使いの弟子”されてしまった気の弱いオタク系の青年デイヴ(ジェイ・バルチェル)が、史上最強の魔女モルガナ(モニカ・ベルッチ)率いる軍団と壮絶な魔法バトルを繰り広げる物語。公開された予告編映像では、ニューヨークの街を舞台に魔法使いたちが次々と不可思議な魔法を披露。走行中の自動車が一瞬で姿を変え、ケイジ演じるバルサザールは漫画『ドラゴンボール』の“かめはめ波”を思わせる“プラズマ弾”を放つ。『ナショナル・トレジャー』シリーズを大ヒットさせたケイジ×ブラッカイマー×ジョン・タートルトーブ監督のトリオが手がける作品だけに、大スケールで展開する痛快なファンタジー作品に仕上がっているようだ。『魔法使いの弟子』8月ロードショー(C)2009 Disney Enterprises Inc. and Jerry Bruckheimer Inc. All rights reserved.
2010年04月23日30代以上の大人のみなさんに質問です。あなたは、昔の写真を人に見せられますか?昔と言っても子供の頃ではなく、10代〜20代の最も“若気の至り”が炸裂している時期のこと。いまからは想像できないようなお化粧、ヘアスタイル、服装をしていた頃の写真です。堂々と、この頃の自分は輝いていたから、恥ずかしくなんかないと言える人はいいでしょう。でも、いくら輝いていたとはいえ、いま見てみると、妙に小恥ずかしかったりするもの。しかも、現在のライフスタイルとはかけ離れた青春(例えば、荒れていたとか!)を送っていた人にしてみれば、昔の写真を見せることが、恥ずかしいを通り越して、いま持っている威厳を失ってしまいそうとか。大なり小なり、そんな過去を理由に、かつての自分を封印している人もいるのかもしれません。『50歳の恋愛白書』の主人公、ピッパ・リーのように。50歳のピッパは、かなり年上のベストセラー作家と30年も連れ添い、子供も立派に成長させました。美しく、社交的で良き妻、良き母の代表のような女性です。みんなは「理想の女性」として彼女を見ていますが、実は彼女には秘密にしてきた過去が。すでに有名作家だった夫と出会ったのは、20代。身勝手な父、薬物中毒の母に育てられた彼女は、麻薬とセックスに溺れた青春時代を送っていたのです。自堕落な生活から彼女を救い出したのが、後に夫となったハーブ。ところが、2人は一緒になるために、大きすぎる代償を払いました。大きな代償の上に成り立った幸せ。その中で彼女は、“幸福な女”を演じ続けてきました。彼女の過去を知るものは、夫だけ。そんな環境の中で懸命に、良妻賢母を演じてきたのです。そんな彼女が、夫との生活がすべてではないと知ったとき、そこにもしかすると意味はもはやないのかもしれないと気づいたときに、徐々に素の自分を取り戻していく…。そんなデリケートでパワフルな作品が。『50歳の恋愛白書』なのです。この作品を執筆、監督したのは、レベッカ・ミラー。主演の二人(ロビン・ライト・ペン&ブレイク・ライブリー)だけでなく、モニカ・ベルッチ、キアヌ・リーヴス、ジュリアン・ムーア、ウィノナ・ライダーら、豪華キャストの競演が実現しているのも彼女のなせる業。主役級のスターたちが、「彼女と仕事をしてみたかった」と語り、本作への出演を熱望したという一目置かれた存在です。彼女の正体は、女優として活躍した後、脚本家、監督業で頭角を現しはじめた人物。ストーリーテラーとしての腕は、脚本を担当した『プルーフ・オブ・マイライフ』などで実証済み。さらには、戯曲家アーサー・ミラーの娘にして、ダニエル・デイ=ルイスの妻という、超セレブ監督なのです。まず、本作を映画化する前に、小説として原作である「The Private Lives of Pippa Lee」(映画の原題でもあります)を書き下ろしたという彼女。初めて構想を持ち始めたのは、いまから10年以上前、20年ぶりの旧友たちと再会したときだそう。「“若い頃は、無責任な行動ばかりとっていた子が、立派な母親、妻になっているのを見て、いったい何が起こったんだろう”と思ったの。ひとりの人間のアイデンティティがこれほどまで変わった時、果たして内面も本当にかわるのかしら」と。このテーマに関心を持ちながらも、ピッパ・リーという重層的な女性を描くのには、かなり苦労したと言います。「若き日の彼女と年齢を重ねた彼女、2人の人物を描かなければならなかったから。まったく違う人物なのに、同一人物だし。同じ人物だと思ってほしいわ。これは、 私たちにも、よくあること。若い頃を振り返って、“これは誰?信じられない。あんなことをするなんて私は何を考えていたのかしら?”と思うことがあるわよね。時間軸で分割して自身を見つめることは、面白いと思ったし、人間としての成長、道徳観や趣味の変化にも興味があった。 私たちの人格は常に変化しているものであると同時に、軸となるものは変化しない。それが面白いのよ」と話します。人生におけるドラマを、ありそうでなかった視点で深く見つめているミラー監督。さすがは、歴史に名を残す名戯曲家の血を受け継いだサラブレッドというほかありません。しかも、女優を経験しているだけあり、俳優たちにどう接すべきかも、良くご存知。「大切なことは“言うべきでないこと”を知り、いかに何も“言わない”かだと思う。“言わないこと”は“言うこと”と同じくらい大切なの。実際、からかわれるの。“何か言いに役者に近づいたのかなと思っていると、向きを変えて何も言わずに戻ってくることが多い”って。シンプルな言葉で的確に表現できなかったり、私自身も求めているものがはっきりしない時は、私の言葉に影響されてほしくないの。とにかく何か言って、次にどうなるか見ようとは思わない。多くの場合、指示を出せば、役者はあなたのイメージどおりに演じてくれるから。大抵の場合は、黙っていたほうがいいのよ」。なるほど、これならスターたちがこぞって一緒に仕事をしたがるわけです。しかも、ロビン・ライト・ペンは、実年齢より7歳も上の役だって「ここまで深みのあるキャラクターは演じたことがないわ!」と大喜びで熱演。45歳のキアヌにいたっては、35歳という設定の役を演じるのも抵抗無しなんですから。それにしても、このアンバランスはどういうことなんでしょう。43歳の女優が50歳を演じて、45歳の男優が35歳を演じ、15歳差のラブ・アフェアを展開してみせるという不条理。でも、そんなことは気にならないほど心に響く作品ですから、まあいいか。(text:June Makiguchi)■関連作品:50歳の恋愛白書 2010年2月5日よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開© Lam Duc Hien,Photographer © Central Films Sarl,Morena Films SL,BetterWide Limited,Lumiere International limited■関連記事:大地真央、結婚3年目もラブラブエプロン姿でおノロケ『50歳の恋愛白書』ロビン・ライト・ペン×ブレイク・ライヴリー インタビュー大地真央が50代に“喝”!『50歳の恋愛白書』宣伝部長に就任悩める大人の恋と人生『50歳の恋愛白書』 R40“大人の女性”試写会に65組130名様ご招待
2010年02月02日女優の大地真央が1月25日(月)、東京・港区のスタジオで宣伝部長を務める映画『50歳の恋愛白書』のTVCMのナレーション収録を行った。15歳年下の男性と恋に落ちた50歳の女性(ロビン・ライト・ペン)ら大人たちの恋愛模様を、ほかにキアヌ・リーヴス、ウィノナ・ライダー、モニカ・ベルッチらスターキャストで描くラブストーリー。2007年に自身51歳で12歳年下のインテリア・デザイナーの森田恭通(やすみち)氏と再婚した大地さんは、「いままでの経験があっていまの結婚というチョイスがあった。その意味は深く、幸せなこと」と50代の恋愛のススメ。今年で結婚生活3年目を迎えるがいまもラブラブ?とレポーターにマイクを向けられると「そうですね、ウフフ」と頬を紅潮させた。奇しくも同作の公開日、2月5日(金)は54回目の誕生日。当日の過ごし方について「私は知らされていなくて、毎回森田がサプライズ企画をしてくれるんです。去年はあるレストランをお花だらけにデコレーションしてくれて。プレゼントのおねだり?しません。私はただ待つのみ、余計プレッシャーだったりして」と思いをめぐらせた。この日は、エプロンをつけて大地さんのオリジナルレシピを基に用意された特大ハート型おにぎりを手にした“奥様部長”姿を披露。おにぎりについて「玄米2:白米1に青のり、梅干し、松の実、昆布を入れて。森田が出張のときに持たせるんですけど」と解説し「家事の中で料理が一番好き。レシピを見ないで自分なりのオリジナルで作るので、同じものは2度と作れないです」と独創的な料理のセンスをうかがわせていた。『50歳の恋愛白書』は2月5日(金)より、TOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:50歳の恋愛白書 2010年2月5日よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開© Lam Duc Hien,Photographer © Central Films Sarl,Morena Films SL,BetterWide Limited,Lumiere International limited■関連記事:『50歳の恋愛白書』ロビン・ライト・ペン×ブレイク・ライヴリー インタビュー大地真央が50代に“喝”!『50歳の恋愛白書』宣伝部長に就任悩める大人の恋と人生『50歳の恋愛白書』 R40“大人の女性”試写会に65組130名様ご招待
2010年01月25日『戦場のピアニスト』でアカデミー監督賞を受賞したロマン・ポランスキー監督が26日、アメリカで起こした32年前のわいせつ罪で、スイス当局に拘束されたが、この措置をめぐって、ヨーロッパを中心に映画人たちの間から抗議の声が上がっている。ポランスキーは開催中のチューリヒ映画祭で功労賞を受賞し、27日に行われる授与式に出席するため、チューリヒ空港に降り立ったところで身柄を拘束された。ロサンゼルス郡検察当局の報道官はポランスキーの渡航情報を事前に入手し、スイス警察当局に逮捕状を送っていたと明らかにしている。ポランスキーは1977年に、自身の監督作『チャイナタウン』に主演したジャック・ニコルソンのハリウッドの邸宅で当時13歳だったモデルの少女に薬物とアルコールを摂取させ淫行したとして逮捕された。翌78年に訴追されたが判決前に出国し、その後フランスに拠点を置いた。米国に入国すると逮捕されるため、アカデミー監督賞を受賞した際も訪米はせず、米国と犯罪人引き渡し条約を結んでいる国への渡航も控えていたポランスキーは罪状取り下げを請求していたが、ロサンゼルス地裁は棄却した。76歳のポランスキーはフランスとポーランドの二重国籍であり、両国はスイス当局に対して、ポランスキー釈放を求めている。また、フランスでは「国際的かつ文化的な場で現代の最も偉大な映画作家の1人を表彰しようとした夕べが、警察によって利用された」という内容の抗議文が作られ、コスタ・ガヴラス、ウォン・カーウァイ、モニカ・ベルッチ、ジュゼッペ・トルナトーレなど、ヨーロッパを中心に世界の映画人たちが署名。ポーランドのアンジェイ・ワイダ監督も、ポランスキー釈放を求める声明を発表した。少女との関係は同意の上、と主張してきたポランスキーは、ロサンゼルス郡検察への身柄引き渡しに対して徹底抗戦する構えだと、彼の代理人は語っている。ハリウッドでのキャリアが絶たれたことを贖罪とみなすか、それとも罪は償われないままと判断されるのか。今後の展開が気になる。(text:Yuki Tominaga)写真は昨年、イタリアのTV番組に出演した際のポランスキー監督。© Rex Features/AFLO
2009年09月29日