シリコンウエハー文字盤とダブルサテライトトゥールビヨンが演出する虹色のショースイス高級時計ブランド LOUIS MOINET(ルイ・モネ)が、2つのフライングトゥールビヨンが半導体の基板に使用されるシリコンウエハー文字盤上を周回するユニークピース『アストロネフ テクノ』を発表いたしました。2024年秋に発売予定です。概要伝統的な時計製造の技術と現代のマイクロエレクトロニクスを融合し、機能とビジュアルの両面を堪能することができるユニークピース『アストロネフ テクノ』は、ルイ・モネが掲げる4つのバリュー「独自性」「創造性」「アート&デザイン」「希少性」を象徴するタイムピースです。特徴シリコンウエハー文字盤スマートフォンやパソコン、デジタル家電、自動車など、生活に欠かせない電気製品の部品に用いられる半導体。その基板に使用されるシリコンウエハーを使用した文字盤。表面の微細構造により光が反射・干渉し合い、角度に応じて様々な色彩に色づいて見えます(構造色の原理)。3年の開発期間を経て完成したメカニズム組み上げに1ヶ月を要する、471のパーツから成る超複雑なキャリバーを搭載。2つの香箱が、高低差をつけてセットされた2つのフライングトゥールビヨンにエネルギーを供給。それぞれのトゥールビヨンは、文字盤中央のコントロールタワーを軸に、異なるスピードで逆周りに周回するユニークな仕様になっています。躍動するダブルサテライトトゥールビヨン上側のトゥールビヨンは時計回りに5分で1回転、下側は反時計回りに10分で1回転し、3分20秒ごとに(1時間に18回)すれ違います。雪の結晶のような幾何学的なフォルムのキャリッジ自身も、60秒で1回転します。回転速度を一定に保つために、コントロールタワーを挟んで向かい側につり合い重り(バランスウェイト)を設置しています。ドーム状に成型しスケルトナイズされたサファイアクリスタル風防により、あらゆる角度から、ダイナミックな動きを鑑賞することができます。意匠を凝らしたディティールラグはスタイリッシュなオープンワーク仕様で、インナーベゼルはドーム型風防の上部に取り付けられています。ケースバックに、巻き上げと時刻調整の機能を切り替えることができるファンクションセレクターを備え、リューズを引き出すことなく操作が可能です。『メカニカル ワンダーズ』コレクションについてルイ・モネのオリジンである時計師 ルイ・モネは、ナポレオン・ボナパルトやトーマス・ジェファーソンなど世界中のVIP顧客に時計を製造し、後にギネス世界記録となる世界初の高振動クロノグラフを生み出した、19世紀屈指の時計師でした。『メカニカル ワンダーズ』は、機械式時計の機構にフォーカスし、時計師 ルイ・モネの技術性・創造性・独自性を現代に継承するコレクションです。「クロノグラフが最も美しく見える時計」がコンセプトの『メモリス』や、クロノグラフとトゥールビヨンがダイナミックに共演する『インパルション』など、メカニズムとデザインが融合した唯一無二のタイムピースが数多くラインナップに並びます。スペック◆基本情報コレクション名:メカニカル ワンダーズモデル名:アストロネフ テクノ品番:LM-105.20.01限定本数:ユニークピース価格:価格未定発売日:2024年秋◆ムーブメント種類:手巻きキャリバー:LM105機能:時・分表示機構:ダブルサテライトトゥールビヨン、ツインバレルパーツ数:471パワーリザーブ:約48時間振動数:21,600振動/時石数:56石◆ダブルフライングトゥールビヨン上側:時計回りに5分で1回転下側:反時計回りに10分で1回転特徴:3分20秒ごとに2つのトゥールビヨンがすれ違う(1時間に18回)◆ケースサイズ:径43.5mm、厚さ18.3mmケース素材:グレード5チタン風防:ドーム型サファイアクリスタル(両面無反射コーティング)ケースバック:ファンクションセレクター(巻き上げと時刻調整の機能を切り替え可能)防水性:1気圧/10m◆文字盤素材:シリコンウエハー◆ストラップ素材:ルイジアナアリゲーターレザーバックル種類:フォールディングクラスプルイ・モネについて時計師 ルイ・モネルイ・モネ(1768~1853)は、世界で初めてのクロノグラフ機構を作った偉大な時計師であり、芸術や天文学といった様々な分野でも才能を発揮した、類稀な天才でした。フランスのブールジュに生まれた彼は、幼い頃から趣味で時計作りを嗜んでいました。アートに興味を持つようになると、20歳でローマに移り、建築・彫刻・絵画を5年間学びました。その後パリで美術アカデミーの教授を務め、様々な著名な芸術家と交流するなかで、時計への情熱が再燃しました。1800年からスイスで本格的に時計製造の訓練を始めると、たちまち頭角を表し、王室御用達の時計師として名を馳せました。ナポレオン・ボナパルトやトーマス・ジェファーソン、ジェームズ・モンロー、ロシア国王、フランス王妃など、世界中のVIP顧客に時計を製造し、その腕を発揮しました。100年後の未来を先取りしていると称された最高峰の技術に、アートのエッセンスを融合するスタイルが、彼の作品の最大の特徴でした。1816年に天体観測用に製造した毎時216,000振動のクロノグラフは、世界初のクロノグラフ・高振動時計として2種類のギネス世界記録に認定されています。20年の歳月をかけて執筆し、1848年に発表した時計製造の論文“Traité d’Horlogerie”は、時計師 ルイ・モネの集大成であり、その後の時計界における最良のバイブルでした。しかしながら、地位や名声を得ることではなく、最高の時計製造に全てを捧げた彼の名は、いつしか人々の記憶から忘れ去られていったのです。時計ブランド ルイ・モネの誕生時計師 ルイ・モネの精神を宿した時計を再び世に送り出すために、ジャン=マリー・シャラーが2004年にスイスのヌーシャテル州 サン・ブレーズに創業したのが、独立時計ブランド ルイ・モネです。ルイ・モネの全ての時計は、一点物もしくは限定品として生産され、『コズミック アート』と『メカニカル ワンダーズ』に分類されます。多くの作品に、宇宙からの隕石や太古の素材を用いた希少なパーツを使用しています。「独自性」「創造性」「アート&デザイン」「希少性」の4つのバリューを掲げており、UNESCOやグッドデザイン賞、レッド・ドット・デザイン賞を始め、数々の権威ある機関・大会から30以上の表彰を受けています。時計師 ルイ・モネジャン=マリー・シャラーと2つのギネス世界記録サン・ブレーズのアトリエLouis Moinet : 株式会社ジーエムインターナショナルについてスイス製の高級時計を中心に取り扱う、日本輸入総代理店です。取り扱いブランドは「ルイ・モネ」「コルム」「エドックス」「レイモンド・ウェイル」「サルヴァトーレ フェラガモ タイムピーシズ」など、スイスのラグジュアリーウォッチからジュエリーウォッチ、ファッションウォッチまで幅広く展開しています。魅力ある商品を供給するとともに、店頭での販売促進活動や広告活動など、付加価値の高いトータルなマーケティング施策のご提案もいたします。有名百貨店や老舗時計専門店を中心に250店舗とのお取引実績があり、ビジネスパートナーとしての厚い信頼を頂いております。お問い合わせ株式会社ジーエムインターナショナルE-MAIL: marketing@gm-international.jp 会社TEL:03-5828-9080 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年02月28日ブラック&ゴールドの新配色、クロノグラフとトゥールビヨンが融合したマルチコンプリウォッチスイス高級時計ブランド LOUIS MOINET(ルイ・モネ)が、『メカニカル ワンダーズ』コレクションの『インパルション』より、ブリッジにセットしたパワーストーン・オニキスとブラック&ゴールドの配色が印象的な新モデル『インパルション オニキス』を発表いたしました。2024年秋頃に発売予定です。誕生ストーリールイ・モネは、ブランドのルーツである時計師 ルイ・モネによる世界初のクロノグラフ発明から200周年にあたる2016年に、『メモリス』をリリースしました。クロノグラフ機構を文字盤側に配置することで、クロノグラフの魅力を視覚的に堪能できる時計が誕生したのです。そして、2023年3月末に催された世界最大の時計フェアであるWatches and Wonders Geneva 2023にて、『メモリス』にトゥールビヨンを搭載した『インパルション』を発表しました。その名前は、組み合わさった複雑機構が文字盤上でダイナミックに躍動し、見る人に与える力強いエネルギーを象徴しています。トゥールビヨンの生みの親・アブラアン-ルイ・ブレゲは、時計師 ルイ・モネの親友であり、切磋琢磨するライバルでもありました。ルイ・モネが生み出したクロノグラフと、アブラアン-ルイ・ブレゲが生み出したトゥールビヨン。『インパルション』は、二人の天才時計師の魂が宿った究極のメカニカルタイムピースです。特徴ムーブメント自社製の手巻きキャリバー・LM114を搭載。文字盤側に配置されたクロノグラフ機構とトゥールビヨンの機能美を同時に愉しめます。クロノグラフは、プッシャーの操作性・動作の安定性・耐久性に優れた、高級機の代名詞であるコラムホイール式です。約96時間のパワーリザーブをもたらす独自のツインバレル構造「ボルテフェイス」を採用。片方の香箱の天地をひっくり返すことで、2つの香箱が連動し、クロノグラフとトゥールビヨンを制御するための膨大なエネルギーを供給します。文字盤トゥールビヨンのキャリッジ底側および両サイドの翼型ブリッジに、深い黒色のオニキスをセット。邪気を払い、精神的な強さや成功をもたらす石として、古来より大切にされてきたパワーストーンです。時計全体を彩色するブラック&ゴールドのツートーンに、レッドの秒針・クロノグラフ秒針・30分積算針がアクセントとして映え、表情にメリハリを与えています。風防・ケース・ストラップドーム型に成型したサファイアクリスタル風防により、クロノグラフとトゥールビヨンの美しい動きをあらゆる角度から鑑賞することができます。ケースのコア部分はブラックコーティングを施したグレード5チタンで軽量に、凹凸による立体感が特徴的なベゼルや中空型ラグなどの外装部分は18Kレッドゴールドでラグジュアリーな仕上がりに。独特の模様と艶を持ち経年変化を楽しめるアリゲーターレザーストラップは、滑らかに湾曲しケースに沿うようにデザインしています。『メカニカル ワンダーズ』コレクションについてルイ・モネのオリジンである時計師 ルイ・モネは、ナポレオン・ボナパルトやトーマス・ジェファーソンなど世界中のVIP顧客に時計を製造し、後にギネス世界記録となる世界初の高振動クロノグラフを生み出した、19世紀屈指の時計師でした。『メカニカル ワンダーズ』は、機械式時計の機構にフォーカスし、時計師 ルイ・モネの技術性・創造性・独自性を現代に継承するコレクションです。「クロノグラフが最も美しく見える時計」がコンセプトの『メモリス』や、クロノグラフとトゥールビヨンがダイナミックに共演する『インパルション』など、メカニズムとデザインが融合した唯一無二のタイムピースが数多くラインナップに並びます。スペック◆基本情報コレクション名:メカニカル ワンダーズモデル名:インパルション オニキス品番:LM-114.40.50限定本数:世界限定28本価格:¥26,400,000(¥24,000,000+税)発売日:2024年秋頃に発売予定◆ムーブメント種類:手巻きキャリバー:LM114機能:時・分・秒(スモールセコンド)表示、クロノグラフ(60秒・30分積算計)機構:フライングトゥールビヨン、コラムホイール式クロノグラフ、ツインバレルパワーリザーブ:約96時間振動数:28,800振動/時石数:36石◆ケースサイズ:径42.50mmケース素材:グレード5チタン、18Kレッドゴールド防水性:3気圧/30m◆ストラップ素材:アリゲーターレザールイ・モネについて時計師 ルイ・モネルイ・モネ(1768~1853)は、世界で初めてのクロノグラフ機構を作った偉大な時計師であり、芸術や天文学といった様々な分野でも才能を発揮した、類稀な天才でした。フランスのブールジュに生まれた彼は、幼い頃から趣味で時計作りを嗜んでいました。アートに興味を持つようになると、20歳でローマに移り、建築・彫刻・絵画を5年間学びました。その後パリで美術アカデミーの教授を務め、様々な著名な芸術家と交流するなかで、時計への情熱が再燃しました。1800年からスイスで本格的に時計製造の訓練を始めると、たちまち頭角を表し、王室御用達の時計師として名を馳せました。ナポレオン・ボナパルトやトーマス・ジェファーソン、ジェームズ・モンロー、ロシア国王、フランス王妃など、世界中のVIP顧客に時計を製造し、その腕を発揮しました。100年後の未来を先取りしていると称された最高峰の技術に、アートのエッセンスを融合するスタイルが、彼の作品の最大の特徴でした。1816年に天体観測用に製造した毎時216,000振動のクロノグラフは、世界初のクロノグラフ・高振動時計として2種類のギネス世界記録に認定されています。20年の歳月をかけて執筆し、1848年に発表した時計製造の論文“Traité d’Horlogerie”は、時計師 ルイ・モネの集大成であり、その後の時計界における最良のバイブルでした。しかしながら、地位や名声を得ることではなく、最高の時計製造に全てを捧げた彼の名は、いつしか人々の記憶から忘れ去られていったのです。時計ブランド ルイ・モネの誕生時計師 ルイ・モネの精神を宿した時計を再び世に送り出すために、ジャン=マリー・シャラーが2004年にスイスのヌーシャテル州 サン・ブレーズに創業したのが、独立時計ブランド ルイ・モネです。ルイ・モネの全ての時計は、一点物もしくは限定品として生産され、『コズミック アート』と『メカニカル ワンダーズ』に分類されます。多くの作品に、宇宙からの隕石や太古の素材を用いた希少なパーツを使用しています。「独自性」「創造性」「アート&デザイン」「希少性」の4つのバリューを掲げており、UNESCOやグッドデザイン賞、レッド・ドット・デザイン賞を始め、数々の権威ある機関・大会から30以上の表彰を受けています。時計師 ルイ・モネジャン=マリー・シャラーと2つのギネス世界記録サン・ブレーズのアトリエLouis Moinet : 株式会社ジーエムインターナショナルについてスイス製の高級時計を中心に取り扱う、日本輸入総代理店です。取り扱いブランドは「ルイ・モネ」「コルム」「エドックス」「レイモンド・ウェイル」「サルヴァトーレ フェラガモ タイムピーシズ」など、スイスのラグジュアリーウォッチからジュエリーウォッチ、ファッションウォッチまで幅広く展開しています。魅力ある商品を供給するとともに、店頭での販売促進活動や広告活動など、付加価値の高いトータルなマーケティング施策のご提案もいたします。有名百貨店や老舗時計専門店を中心に250店舗とのお取引実績があり、ビジネスパートナーとしての厚い信頼を頂いております。お問い合わせ株式会社ジーエムインターナショナルE-MAIL: marketing@gm-international.jp 会社TEL:03-5828-9080 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年02月20日結婚式前、お酒の失態で妻・ユリの古くからの友人であるモネと一夜を共にしてまったヒナタ。その後、モネとは結婚式で再会するも、ヒナタがモネに好意を持たれてしまったことで、式をめちゃくちゃにされてしまいました。なんとか無事に式は終わり、モネから解放されたかと思っていたある日、突然モネが隣の部屋に引っ越してきました。モネの腕には赤ちゃんが抱っこされていたのですが、その赤ちゃんの父親はヒナタだと言われ、ヒナタは困惑してしまいます。その事実はユリには隠し、モネの言いなりになる日々を送っていました。その後、ユリがヒナタとモネの仲を誤解する出来事が起きてしまい、怒ったユリは実家に帰ってしまいました。話を聞いたユリの父親は「ヒナタ君とは離婚しなさい」と言ってきたのです。ユリが困惑した表情を浮かべていると、突然スマホの着信が鳴り出しました。電話に出ると相手は病院の関係者からで、ヒナタが事故に遭ったことを告げられました。 ユリが慌てて病院へ向かうとそこにはモネの姿がありました。モネは「私のせいだから」と言い出し、詳しい状況を説明すると「ごめんなさい」と泣きながら謝罪。ユリはそんなモネに対して、「今日はもう帰って」と言うと、モネは無言でその場を立ち去ったのでした。 翌朝目を覚ますと、モネの所へ向かったユリ。チャイムを鳴らし、モネが出てくると「今話せる?」と尋ねたユリ。2人の間に重苦しい空気が流れる中、先に口を開いたのはユリでした。モネに「前みたいな関係に戻れないか期待している自分がいる」と言うと、ユリにとってはモネと過ごした日々は宝物だったことを伝えたのでした。 妻にとって、モネは想像以上に大きな存在で… 「覚えてる?高2の冬かな?」 ユリはそう切り出すと、落ち込んだユリにモネが「海見に行かない?」と言い出したときのことを話しだしました。 「今から!?」 「そっ今から!!」 「広い海なんか見たら、悩んでいることもどうでもいいと思えるかもしれないじゃん!!」 「ほら早く!!」 ユリはそのときの無邪気に笑うモネの姿を思い出していました。 「私はね、モネ」 「あなたみたいになりたいと思ってたの」 あまりにも予想外すぎるその言葉にモネは驚いてしまったのでした。 ◇◇◇ 高校時代の冬、落ち込んでいたユリを前向きな気持ちにさせてくれたのはモネでした。恐らくこのエピソード以外にも、2人でいろいろな体験をして、さまざまな気持ちを共有してきたのでしょう。最後に「モネになりたかった」とユリは言っていましたが、ユリ自身にしか分からない孤独を抱えていたのかもしれません。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2024年02月15日フランスで生まれた印象派が、各国、特にアメリカの画家たちにどのような影響を与えたのか、その展開をたどる展覧会『印象派モネからアメリカへウスター美術館所蔵』が、東京・上野の東京都美術館でスタートした。4月7日(日) まで開催される。2024年は第1回印象派展が開催されてから150年目の年。フランスで生まれた新しい美術の潮流は、ヨーロッパのみならずアメリカをはじめ世界各地の画家たちに強い衝撃を与えた。同展では、アメリカのウスター美術館の印象派コレクションを中心に据え、印象派の革新性や広がりについて焦点を当てている。ウスター美術館のあるウスターはマサチューセッツ州にあり、ボストンに次ぐ第2の都市。古代エジプトから現代美術まで約4万点のコレクションを誇っている。開館当初から収集している印象派のコレクションは日本初公開となる。展覧会エントランス展覧会は5章構成。第1章「伝統への挑戦」では、印象派が生まれる前、19世紀のフランス、アメリカの風景画を紹介する。フランスではクールベやコローなど、写実主義やバルビゾン派の画家たちが、アメリカではトマス・コールらがあるがままの自然の美しさに気づき、絵を描いた。左:ジャン=バティスト=カミーユ・コロー《ヴィル = ダヴレーの牧歌的な場所ー池畔の釣り人》 1865-70年右:ジャン=バティスト=カミーユ・コロー《幸福の谷》1873年 いずれもウスター美術館蔵トマス・コール 《アルノ川の眺望、フィレンツェ近郊》(1837)ウスター美術館蔵続く第2章の「パリと印象派の画家たち」では、モネやルノワール、ピサロなどの印象派の作品のほか、彼らと交流し、そして強い影響を受けたアメリカの画家、メアリー・カサットやチャイルド・ハッサムの作品を紹介する。展示風景よりハッサムはボストンで成功したのちにパリに留学、バルビゾン派や印象派の作品に出会い、その手法を自身に取り込んでいった。《花摘み、フランス式庭園にて》は、パリ在住中に過ごした、友人宅の夏の風景を描いたもの。手前に植物を置き非対称な構図、明るい色調、大胆な筆触など印象派の影響を強く受けていることがうかがえる。この展覧会で見逃せない作品の一つだ。チャイルド・ハッサム《花摘み、フランス式庭園にて》1888年ウスター美術館蔵クロード・モネの《睡蓮》は、1909年にパリの画廊で発表された連作のうちの1点で、世界で初めて美術館に購入されたモネの睡蓮として知られている。この作品とともに、この購入にまつわる書簡も合わせて展示されており、購入までの値段交渉などのリアルな駆け引きをたどることができる。クロード・モネ《睡蓮》1908年ウスター美術館蔵《睡蓮》の収蔵の経緯に関連する手紙や電報などが展示されている第3章「国際的な広がり」では、フランスで生まれた印象派が、国境を超えて画家たちに与えた影響を追っていく。スウェーデンの国民的画家、ソーンは19世紀後半のパリで学び、印象派など当時の最先端の技法に慣れ親しんだ。印象派は各地域の文化や価値観と溶け込み、さまざまな形で展開されていったのだ。黒田清輝もパリで印象派に触れ、その技術を日本に持ち帰り、多くの画家たちに影響を与えている。アンデシュ・レオナード・ソーン《オパール》 1891年ウスター美術館蔵左:黒田清輝《落葉》1891年東京国立近代美術館蔵右:黒田清輝《草つむ女》1892年東京富士美術館蔵第4章「アメリカの印象派」では、印象派の影響を受け、アメリカで活躍した画家たちを紹介する。印象派の技法を使ってはいるものの、アメリカの自然や都市、社会などを描いた彼らの絵は、私たちの目には非常に新鮮に映るはずだ。エドマンド・チャールズ・ターベル《ヴェネツィアン・ブラインド》1898年ウスター美術館蔵3点ともチャイルド・ハッサム左:《朝食室、冬の朝、ニューヨーク》1911年中:《シルフズ・ロック、アップルドア島》1907年右:《コロンバス大通り、雨の日》1885年いずれもウスター美術館蔵最終章となる第5章「まだ見ぬ景色を求めて」は、セザンヌやシニャックら印象派を受け継いだ次の世代の画家たちの作品を紹介する。パーシャルの《ハーミット・クリーク・キャニオン》は、鉄道会社に招かれて訪れたグランド・キャニオンを描いたものだ。ポール・シニャック《ゴルフ・ジュアン》(1896)ウスター美術館蔵デウィット・パーシャル《ハーミット・クリーク・キャニオン》1910〜16年ウスター美術館蔵印象派が生まれ、花開き、そして世界でどのように展開したのかを、日本初公開となるウスター美術館のコレクションで楽しめる貴重な展覧会。その壮大な流れをゆったりと楽しんでみよう。取材・文:浦島茂世<開催概要>『印象派モネからアメリカへウスター美術館所蔵』2024年1月27日(土)~4月7日(日)、東京都美術館にて開催公式サイト:
2024年02月09日2024年1月27日(土)より、上野の東京都美術館では『印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵』が開催される。アメリカのウスター美術館が所蔵する欧米の印象派のコレクションを紹介する展覧会だ。ウスター美術館とは、アメリカ、マサチューセッツ州第二の都市ウスターにある美術館。ヨーロッパやアメリカの絵画・彫刻はもちろんのこと、古代エジプトから世界各国の現代美術まで、およそ4,000点ものコレクションを誇る同館は、1898年に設立された。実に125年の歴史を持つミュージアムだが、開館当初から同時代美術として印象派の作品を収集しており、1910年には、印象派の巨匠モネの《睡蓮》を美術館として世界で初めて購入した。同展では、この記念すべき作品を、購入にあたって美術館と画商の間で交わされた書簡(複製)などと合せて紹介する。モネを筆頭に、ルノワール、シスレー、ピサロ、そしてアメリカ人で唯一印象派展 に参加していた女性画家メアリー・カサットと、名だたる画家たちの作品が展示される展覧会だが、「アメリカ印象派」の知られざる魅力を堪能できるのも、みどころのひとつ。「アメリカ印象派」とは、フランスで生まれた印象派がアメリカに伝わり、独自の進化をとげたアメリカならではの印象派のことをいう。ボストンで画家として成功した後にパリに留学し、印象派の技法を学んで祖国に伝えたウィリアム・メリット・チェイスやチャイルド・ハッサムなどはその代表的な画家で、彼らのなかにはフランス印象派に忠実であろうとする者もいれば、独自の解釈を加えて、アメリカらしい田園風景や家庭内の情景を描こうとする者も現われた。150年前、フランスで生まれた印象派は、アメリカの地でのどように花開いたのか?アメリカの美術館ならではのラインアップが興味深い。<開催概要>『印象派モネからアメリカへウスター美術館所蔵』会期:2024年1月27日(土)~4月7日(日)会場:東京都美術館時間:9:30〜17:30、金曜は20:00まで(入室は閉室の30分前まで)休室日:月曜(2/12、3/11、3/25は開室)、2月13日(火)料金:一般2,200円、大学1,300円、65歳以上1,500円※土日・祝日及び、4月2日(火)以降は日時指定予約制(当日空きがあれば入場可)公式サイト: exhibition was organized by the Worcester Art Museum
2024年01月05日ユニ・チャーム株式会社(代表取締役 社長執行役員:高原豪久)は、印象派を代表するフランスの画家モネの「睡蓮」と「積わら-夏の終わり」などをデザインに採用したお掃除用品「ウェーブ ハンディワイパー」と「ウェーブ ハンディワイパー取り替えシート」を、2023年10月31日に期間限定品として発売します。uc_01■発売の背景COVID-19の影響で多くの時間を自宅で過ごさざるを得ない経験をしたことなどにより、小まめな掃除を習慣とする人が増えました。しかしながら「短時間で効果的な掃除がしたい」といった、いわゆる“タイパ”を重視する生活者が増えており、手軽で便利なお掃除用品に対するニーズが高まっています。※1また、お掃除用品には「簡単にきれいにできる」といった基本機能はもちろんのこと、インテリアなどお部屋の雰囲気と調和するといったデザイン性も重視されています。※1そこでこのたび、柔らかな色使いによって暖かな光を巧みに表現し、自然の息吹を感じさせる作品で知られる印象派を代表するフランスの画家クロード・モネの作品をデザインに採用した「ウェーブ ハンディワイパー」と「ウェーブ ハンディワイパー取り替えシート」を期間限定品として発売することにしました。※1 ユニ・チャーム調べ■商品の特長(1)「ウェーブ ハンディワイパー」 本体・パッケージと本体ケースにモネの「睡蓮」と「積わら-夏の終わり」を採用したデザインを用意しました。uc_02・インテリアの一部としてご使用いただけます。・ハンディワイパー本体のグリップ(持ち手)は、シンプルなホワイトです。・ハンディワイパー本体のヘッド部分は、独自の立体構造により平面、曲面、凸凹はもちろん、わずかなスキマのホコリもキャッチします。(2)「ウェーブ ハンディワイパー」 取り替えシート・取り替えシートのボックスにモネの「プールヴィルの断崖の上の散歩」と「ウォータールー橋、太陽の効果」を採用したデザインを用意しました。uc_03uc_04・ボックスタイプなので片手で開閉ができて、取り替えシートの取り出しが簡単です。・使い終わった後は、取り替えシートの収納ケースとしてご使用いただけます。・各ボックスには、取り替えシートが2色入っており、その日の気分に合わせてご使用いただけます。・ウェーブ ハンディワイパー取り替えシートは、ホコリやゴミ、髪の毛などをからめて離しません。・また抗菌※2EXファイバーで、取り除いたホコリの菌の増殖を抑制します。※2 抗菌加工部位の表面での菌の増殖のみを抑制。すべての菌を抑制するわけではありません。ホコリを舞い上げない驚きの機能を動画でご覧いただけます ■入数・価格uc_05■発売時期2023年10月31日に期間限定品として発売します。■『ウェーブ』 ブランドサイト ■『ウェーブ』モネの絵画デザインの発売を通じて貢献する「SDGs17の目標」この商品は、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs:Sustainable Development Goals)で定めた17の目標のうち、下記に貢献すると当社では考えています。3. すべての人に健康と福祉を 12. つくる責任 つかう責任これからも、商品やサービスの提供といった事業活動を通じて、環境問題や社会課題を解決し、SDGsの達成に貢献することを目指します。■クレジット表記シカゴ美術館にてCC0パブリックドメイン指定をされている作品画像を使用しています。記事内の画像を使用される際には、下記クレジットの記載をお願い致します。・Claude Monet 『Water Lilies』1906 The Art Institute of Chicago・Claude Monet 『Stacks of Wheat (End of Summer)』1890/91 The Art Institute of Chicago・Claude Monet 『Cliff Walk at Pourville』1882 The Art Institute of Chicago・Claude Monet 『Waterloo Bridge, Sunlight Effect』1903 The Art Institute of Chicago■会社概要社名 :ユニ・チャーム株式会社設立 :1961年2月10日本店 :愛媛県四国中央市金生町下分182番地本社 :東京都港区三田3-5-19 住友不動産東京三田ガーデンタワー社員数 :グループ合計16,206名(2022年12月)事業内容:ベビーケア関連製品、フェミニンケア関連製品ヘルスケア関連製品、化粧パフ、ハウスホールド製品、ペットケア関連製品、産業資材、食品包材等の販売≪消費者の方のお問い合わせ先≫ユニ・チャーム株式会社 お客様相談センターTEL:0120-573-001ユニ・チャーム株式会社 ホームページアドレス 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月30日印象派を代表する巨匠、クロード・モネの作品だけを集めた展覧会「モネ 連作の情景」。東京・上野の森美術館と大阪・大阪中之島美術館で開催されるこの展覧会の音声ガイドで展覧会ナビゲーターを務めるのが俳優の芳根京子(解説ナレーターは声優の下野紘が担当)だ。初めての挑戦となる音声ガイドの収録後、芳根に話を聞いた。「声だけで情報を伝えるのは、すごく難しくて!でも、実際に絵を前にして音声ガイドを聞いてみたら、きっと絵の印象が大きく変わると思います。だから私自身、音声ガイドを聞きながら絵を見るのが今から楽しみです」この展覧会の特別番組のためにフランスに飛び、モネの作品はもちろんのこと、モネが作品に描いた実際の風景を目にした芳根。「モネが描いた実際の景色は、決して誰もが認める“映える”場所というわけではないんです。むしろ、普通だったら素通りしてしまいそうな、ごく日常の風景。だからこそ、モネの描いた絵を観たとき、そんななんでもない場所をここまで魅力的に切り取ることができる人なんだなと改めて感じました」「100%モネ」を謳う今回の展覧会では、日本初公開を含む60点以上を展示。同じ場所やテーマを異なる季節や天候、時間で描いた「連作」に焦点を当てる。実際に連作を目にした芳根も、その魅力を語る。「同じ場所やテーマが並ぶことで、その違いが見えてくるんです。きっと季節や天気の違いだけじゃなく、描いた日のモネの状態も反映されていると思うんですよ。そう思うと、モネの目が見た景色を体験できる感覚になる。それが贅沢だなあと思います」これまで、美大卒の母に連れられて美術館に行くことが多かったという芳根。今回、展覧会ナビゲーターを務めたことをきっかけに、モネの魅力にさらに惹かれるようになったという。「美術館にあまり行ったことがない方には、実物の絵からは教科書やWebで見るのとは全く違うものが受け取れるよってことを伝えたい。モネを少しでも知っている方には、一歩深く踏み入って、モネの人生を知ってほしいと思います。私自身、今までは美術館といえば母からのお誘いばかりでしたけど、今回は私から誘って行ってみたい。今回初めて、母が知らないモネのことを伝えることができるかも、と思うとうれしいです」取材・文:釣木文恵
2023年10月18日印象派を代表する画家のひとりとして、自然の光と色彩に対する並外れた感覚を駆使して多くの作品を生んだクロード・モネ(1840-1926)は、同じ場所やテーマに注目した「連作」に取り組んだことでよく知られる。モネがどのように「連作」という着想を得たのか、その過程と展開に焦点をあてた展覧会が、10月20日(金)から2024年1月28日(日)まで、東京・上野公園の上野の森美術館で開催される。印象派以前の若きモネは、当時の画家の登竜門として知られた官展の「サロン」では必ずしも成功を収められなかった。そこで仲間の画家たちと開催したグループ展が、モネの出品作の題名から後に「印象派」と呼ばれるようになったのは有名な話だ。今回の『モネ 連作の情景』は、1874年の第1回印象派展を機に印象派が誕生してから150年を迎える節目の年の展覧会となる。同展の大きな特徴は、モネの連作絵画の成り立ちに焦点をあてていること。同じ場所やテーマを異なる天候、異なる時間、異なる季節を通して描く「連作」は、モネが生み出した革新的な表現手法であり、晩年まで続いた〈睡蓮〉の連作はモネの代名詞ともなっている。一般に〈積みわら〉が最初の本格的な連作とされるが、同展では、その連作というアイデアがどのように生まれ、展開していったのか、その過程を詳細にたどっていく。若き日に滞在したオランダの風景や、自身が暮らしたセーヌ河畔の小さな街や村、あるいはフランスの景勝地エトルタなど、「連作」という着想の萌芽が見られる作品群から、ロンドンの橋や〈睡蓮〉などのまさに連作の代表作まで、多彩な作品群を通じて、初期から晩年に至るモネの生涯をたどることもできる。同展の魅力のひとつは、展示作品のすべてがモネ作品であることだ。海外30カ所以上を含む、国内外40カ所以上の美術館から集められた60点以上のモネの代表作を堪能できると同時に、日本初公開の作品も目にできるのもうれしいところだ。モネが「連作」に至った長い道のりをモネ作品のみで追う贅沢な展覧会を、ぜひゆっくりと楽しみたい。<開催情報>『モネ 連作の情景』東京展会場:上野の森美術館会期:10月20日(金)~2024年1月28日(日)休館日:12月31日(日)、2024年1月1日(月・祝)時間:9:00~17:00、金土祝は9:00~19:00(入場は閉館の30分前まで)料金:平日一般2,800円、大高1,600円、中小1,000円/土日祝3,000円、大高1,800円、中小1,200円(日時指定予約推奨)公式サイト: www.monet2023.jp※2024年2月10日(土)~5月6日(月・休)大阪中之島美術館へ巡回予定
2023年10月04日東京・上野の森美術館で10月20日から「モネ 連作の情景」がはじまります。本展のナビゲーターは、俳優の芳根京子さん。今回、モネゆかりの地フランスを訪れた芳根さんに、モネやアートの魅力について、語っていただきました!芳根京子さんがナビゲーター!芳根京子さん【女子的アートナビ】vol. 311印象派の巨匠、クロード・モネ(1840-1926)の人生に影響を与えた第1回印象派展が開かれたのは1874年。それから150年の節目を迎えることを記念して開かれる「モネ 連作の情景」では、フランスやアメリカ、ドイツなど世界各地や日本の美術館などからセレクトされた代表作60点以上が展示されます。本展では、特にモネの「連作絵画」にスポットをあてて紹介。同じ場所やモティーフを異なる時間や季節で描いた「連作」という表現手法は、画家の代名詞にもなっています。有名な〈睡蓮〉や〈積みわら〉をはじめ、ノルマンディー地方の景勝地〈エトルタ〉などの作品も展示される予定。初来日作品もあり、新たなモネの世界を発見できる展覧会になりそうです。そんな芸術の秋にぴったりの展覧会でナビゲーターを務めるのが、俳優の芳根京子さん。本展の記者発表会に登壇した芳根さんにインタビューも行い、モネやフランス旅のことなど、いろいろお聞きしてきました!私で大丈夫かな、と…クロード・モネ《睡蓮の池》1918年頃 油彩、カンヴァス 131.0×197.0cm ハッソ・プラットナー・コレクション © Hasso Plattner Collection――まず、ナビゲーターに就任されたご感想を教えてください。芳根さんアートはそれほど詳しくないので、私で大丈夫かな、と思いました。でも、母が美大出身なので、母と一緒に美術館に行く機会はこれまで何度もありました。「アートをもっと知りたい」という気持ちはあったので、このお仕事に飛び込ませていただきました。私のようにアートに詳しくないけど興味がある、という方などが、今回の展覧会に足を運ぶきっかけになったらうれしいです。――この夏、本展特別番組撮影のためフランスに訪れたそうですね。どんな場所に行かれましたか?芳根さんモネの故郷であるフランスで、彼の人生をたどる旅をしてきました。モネが見てきた世界、描いてきた景色や作品も見ましたし、後半生を過ごした自宅も訪れました。――フランスでご覧になったモネの作品で、印象に残っているものはありますか?芳根さんインパクトが強かったのは、オランジュリー美術館にあった睡蓮の作品です。360度モネの作品に囲まれるので、ステキでした。また、ずっと見入ってしまった作品は、マルモッタン美術館にあった《印象、日の出》です。本物の景色を見ているような不思議な気持ちになり、ずっと見ていられる感じでした。実際に、モネが見たであろうリアルな日の出もル・アーヴルで見せていただいたのですが、その場所は特に印象的な建物があるわけではなく、きれいな日の出が見やすい場所でした。モネは、そんな日常の自然の景色を魅力的に切り取る力が高かったのだな、と感じました。まさか私の人生で行けるとは…――モネは日本好きとしても知られていますが、今回の訪問で日本を感じられる場所はありましたか?芳根さんモネが後半生に住んでいたジヴェルニーの家を訪問したとき、家の中に浮世絵がたくさん飾られていました。また、庭には日本風の橋がかかっていて、全体的に「和」を感じました。その庭園は、派手ではないけれど美しさがあり、モネは日本のことがお好きだったのだな、と感じました。――日本とは遠く離れたフランスで、日本を感じられる庭園をご覧になっていかがでしたか。芳根さんすごくうれしかったです。モネの庭は、アートについて詳しくない私でも知っているような場所でしたが、まさか私の人生で行けるとは思っていませんでした。そこでは、庭を手入れされている庭師の方ともお話をさせていただいたのですが、高知にある「モネの庭」にも関わっていらっしゃると聞いたので、さっそく高知行きの飛行機を予約しました(笑)。「モネの黒」を見てみたいクロード・モネ《昼食》1868-69年 油彩、カンヴァス 231.5×151.5cm シュテーデル美術館© Städel Museum, Frankfurt am Main――今回の展覧会で、注目している作品はありますか?芳根さんフランスで睡蓮の池を見てきたので、やはり睡蓮の作品です。国内外から集められた睡蓮の絵がまとめて見られるというので、とても楽しみです。また、今回はじめてフランスに行ったので、パリの街並みを描いた作品も見てみたいです。実際にパリを見てから絵を見ると、「そうそう、パリはこんな感じ」と思えそう(笑)。あとは、初来日の《昼食》も楽しみです。モネが黒い色を使うのは珍しいそうなので、「モネの黒」を自分の目で見たいです。――モネ作品、どんなところがお好きですか?芳根さん光もすばらしいと思いますが、五感で楽しめる絵のような感じがします。実際に、そんなことないのですが、絵から香りがするような気がするのです。また、絵によってそこに流れている空気が違う気がして、体験型みたいな、目だけではない楽しみ方があるなと思いました。――展覧会では音声ガイドも担当されます。これから収録があるそうですが、意気込みを教えてください。芳根さん音声ガイド収録ははじめてなので、とにかく絵を見ている方のお邪魔にならないよう、寄り添えるものになるよう心掛けたいと思います。またモネにあまり触れたことがない方も、モネの絵を見て音声ガイドを聴いて、「モネ好きだな」と思ってもらえたらうれしいです。実際にフランスに行く前と行った後では、モネに対する思いが本当に違うので、そんな私だから表現できる音声ガイドになればと思います。モネに親近感――モネの人生は平坦ではなく、いろいろあって一流の画家になっていきますが、そんな彼の人生をどう思いますか?芳根さんモネは、一人前の画家になるために、悩んで葛藤して、いろいろなものを乗り越えてきました。ただの天才ではなく、ちゃんと悩んで前に進んだ人なのだなと思い、同じ人間のような感じがしてホッとしますし、親近感がわきます。あれだけの作品を生み出しているので、自信家であってもおかしくないと思うのですが、そうではなく、人間味があります。目を患いながらも絵を描き続け、傑作を生み出しているというのがすごいです。――ちなみに、モネは美食家としても知られていますが、芳根さんがフランスで食べて印象に残っているものはありますか?芳根さん毎日食べていたのは生ハムでした。朝からホテルで食べて、昼も夜も食べて(笑)。もともと生ハムは好きでしたけれど、これほど毎日3食全部食べていたのは、本当においしかったからだと思います。全然飽きないのです(笑)。フランスらしいお料理では、ガレットもよかったです。母に解説してあげたい――あまりアートに詳しくないと仰っていましたが、今回のお仕事で何か変わりましたか?芳根さん今まで、アートは知識がないと楽しめないのかな、と自分の中で勝手にハードルを上げてしまう部分があったのですが、このお仕事をきっかけに母と美術館回りをはじめ、フランスに行く前に、はじめて「一人美術館デビュー」もしました。――どの美術館で、デビューされたのですか?芳根さんちょうど松岡美術館(東京・港区)で印象派の展覧会が開かれていたので、チャンスだと思って駆け込みました。とてもよかったです。事前に、モネは光に注目するといいと教わったので、その点を意識して見てきました。何かに注目してアートを見るという経験が、これほど楽しいとは思わなかったです。記念にポストカードも買いました。――お母様は美大出身ですので、ご一緒に美術館に行かれるときは、お母様が作品解説をしてくれるのですか?芳根さん母もそんなに詳しいわけではないのです。きっと、モネに関しては私のほうが詳しいと思います(笑)。母も父も、「モネ 連作の情景」に行きたいといっていて、一回目に行くときは音声ガイドを聴いて、二回目は私を連れて行きたいと話していたので、そのときは隣で解説してあげるね、といいました(笑)。今回、モネのことを集中して学びましたが、とても楽しくて。一気にアートのことをすべて知ろうとすると、範囲が広すぎて難しいと思いますが、美術館にあまりご縁がない方でも、モネは入りやすくて飛び込みやすい世界かなと思います。――では、最後に展覧会を楽しみにしている方にメッセージをお願いします。芳根さん私もアートは難しいのかな、と思い込んでいたのですが、全然そんなことはなくて、絵を見たときにあふれてくる感情に間違いはないし、否定されることはないと今回のフランス旅で思いました。絵を見ているだけで、パワーやエネルギーがダイレクトに感じられて、4日間のフランス旅でしたが、人生が豊かになった気持ちになりました。今までモネに触れたことがなかった方も、音声ガイドでサポートさせてもらうので、安心して足を運んでいただけたらと思います。今回は、世界中からモネの作品だけが集められた「100%モネ」の展覧会になっていますので、モネが好きな方、美術館やアートが好きな方も、絶対楽しめる展覧会になっていると思います。ぜひ、みなさんもお越しください。――いろいろお話しいただき、ありがとうございました!取材を終えて…キラキラと目を輝かせて、モネやフランス旅のことを楽しそうに語ってくれた芳根さん。ナビゲーターのお仕事をきっかけに、モネやアートに興味をもち、とても多くのことを学ばれて努力しているお姿にも感動しました。芳根さんのモネへの愛が100%詰まったものになりそうな音声ガイドも、聴くのが楽しみです。なお、芳根さんが出演される「モネ 連作の情景」の特別番組は、11月11日(土)にフジテレビ(関東ローカル)で放送される予定。展覧会とあわせて、こちらもご覧ください。Information会期2023年10月20日(金)〜2024年1月28日(日)会場上野の森美術館時間9:00〜17:00金・土・祝日は〜19:00※入館は閉館の30分前まで休館日2023年12月31日(日)、2024年1月1日(月・祝)入館料日時指定予約推奨平日(月〜金)一般 ¥2,800/大学・専門学校・高校生 ¥1,600/中学・小学生 ¥1,000土・日・祝日一般 ¥3,000/大学・専門学校・高校生 ¥1,800/中学・小学生 ¥1,200※会期中は、上野の森美術館チケット窓口にて当日券を販売。混雑時は入場をお待ちいただく場合がございます。※本展は大阪に巡回します。【大阪展】2024年2月10日(土)~2024年5月6日(月・休)大阪中之島美術館※東京展と大阪展は一部展示作品が異なります。
2023年09月24日10月から上野の森美術館にて、フランス印象派の巨匠クロード・モネの展覧会が開催される。ひとりの画家をフィーチャーする企画は多々あれど、展示作品が『100%モネ』で構成される展覧会は珍しい。1874年にパリで第1回印象派展が開催されてから150年の節目を迎えることを記念し、モネの代表作60点以上が国内外から集結する。開幕に先駆けて、9月6日(水)東京国際フォーラムで記者発表会が行われた。本展の見どころについて、日本側の監修を務める実践女子大学名誉教授・島田紀夫氏は、「モネが描いた『連作』に焦点を当て、モネ芸術がどのように展開していったのかを辿ることができる」と話す。厳密な意味での連作とは、教会に描かれた聖者の生涯のような、同じモチーフの時間経過を描いたものを指す。しかし並外れた色彩感覚を持つモネは、異なる季節・時間・天候でのモチーフに対する光の移ろいや風の動きなど、一瞬一瞬の表情の違いをカンヴァスに写し取った。「モネにとっての『連作』には独自の意味がある。ひとつのテーマ、あるいはモチーフを使って緩やかに変化していくという、革新的な表現手法を確立していった」(島田氏)初来日となる有名作品も多数。連作「エトルタのラ・マンヌポルト」(メトロポリタン美術館所蔵)や「プールヴィルの断崖」(トゥウェンテ国立美術館所蔵)などの他、印象派以前の初期作品である「昼食」(シュテーデル美術館所蔵)、モネには珍しい都会の風景画「ルーヴル河岸」(デン・ハーグ美術館所蔵)も見逃せない。もちろん、モネの集大成である睡蓮の連作も堪能できる。展覧会ナビゲーターを務める女優の芳根京子は、モネの人生をより知るために、作品を巡るフランス4日間の旅をしてきた。モネの絵から大きなパワーやエネルギーを感じたという芳根は、「アートは難しいイメージがあったけど、全然そんなことはない。絵を見たときに感じる、溢れ出すような感情は人生を豊かなものにしてくれる」と語った。声優の下野紘と共に、音声ガイドにも初挑戦する。「鑑賞者にすっと寄り添えるような音声ガイドを心がけたい」という優しい声音に期待したい。東京展は2023年10月20日(金)~2024年1月28日(日)、上野の森美術館。大阪展は2024年2月10日(土)~5月6日(月・祝)、大阪中之島美術館 5階展示室。※東京展・大阪展で出品作品が一部異なる。取材・文:北島あや
2023年09月20日印象派を代表する画家、クロード・モネ(1840~1926年)が同一のテーマやモチーフを繰り返し描いた「連作」絵画に焦点を当て、国内外約40の美術館からモネの代表作が一堂に会する『モネ 連作の情景』が東京と大阪の2会場で開催。9月6日(水) 都内で記者発表会が行われた。戸外での制作で風景に向き合い、自然の息遣いを感じられる作品を数多くのこしたモネ。同じ場所を、天候や時間、季節を変えて何度となく描き、モチーフの表情の変化や時の移り変わりを表現した「連作」という手法は、モネの画業を語る上で欠かすことができないものだ。同展では、日本でも広く親しまれている「睡蓮」「積みわら」などをモチーフにしたモネの「連作」を軸に、自然の光や時間とのたゆまぬ対話を続けたその画業を、印象派以前の初期から晩年まで全5章で展観。日本初公開となる作品も含め展示される約60点以上の作品全てがモネの作品となる。記者発表会には同展のナビゲーターを務め、音声ガイドのナレーションにも初挑戦する俳優の芳根京子が登壇。同展の特別番組(11月11日放送予定)の収録でフランスを旅してきたという芳根が、いちばん楽しみにしている展示はやはり「睡蓮」とのこと。「フランスでモネが見てきた世界、描いてきた景色をたくさん見せて頂いたのですが、モネが人生の後半生で暮らしたジヴェルニーの家も訪問し、(モネが「睡蓮」を描いた)庭も拝見しました。なので世界中から「睡蓮」の連作が集められて、一度に同じ場所で、しかも日本で見られるというのはすごく楽しみです」ほかにもモネが《印象・日の出》を描いたル・アーヴルを訪れたり、オランジュリー美術館やマルモッタン美術館でモネの作品を見たりと、フランスでの4日間の撮影は「モネづくしの4日間という感じでした」と芳根。「私は勝手に“アートって難しい”と思い込んでいたのですが、全然そんなことはなくて。絵を見て感じた、あふれてくる感情に間違いはないんだなと、否定されることはないんだ、と今回の旅を通して思いました。絵を見ているだけでパワーとかエネルギーとかダイレクトに感じるものがあって、たった4日間の旅でしたけど、人生が豊かになったしもっともっと豊かにしたいとすごく思いました」と、得るものの大きな旅となった様子。これから収録するという音声ガイドについても、「実際にフランスに行った私だからできる表現ができればいいなと思っています。モネの絵を見ている方のお邪魔にならないよう、すっと寄り添える音声ガイドを心掛けたいですね。」と意気込みを語った。<開催概要>『モネ 連作の情景』2023年10月20日(金) ~2024年1月28日(日) 、上野の森美術館にて開催※2024年2月10日(土)~5月6日(月・祝) 大阪中之島美術館へ巡回
2023年09月07日東京都港区白金台にある松岡美術館では、2023年6月20日(火)より『モネ、ルノワール印象派の光』を開催する。同館が所蔵するフランス印象派と新印象派のコレクションを、長期休館もはさんだ2017年以来初めて、6年ぶりに一挙公開する展覧会だ。1975(昭和50)年に設立された松岡美術館は、実業家、松岡清次郎が収集した美術品を公開する私設美術館。同館が所蔵する西洋画のコレクションは、清次郎が東洋陶磁収集のため欧米のオークションに参加するうちに興味を抱いて築き上げた。「良いものは良い」というスタンスで、自らの審美眼を頼りに作品を蒐集しているため、印象派のコレクションにはモネ、ルノワール、ピサロのほか、あまり知られていないギヨマンが多数入っていたり、新印象派のコレクションでは肝心のスーラがなく、リュスやマルタンの作品が入っていたり、とかなり珍しい内容だが、体系的な美術史を無視したこのラインアップこそ、松岡コレクションの魅力といえるだろう。同展でも、印象派前夜のモネの貴重な作品《サン=タドレスの断崖》(1867年)や、サロンで成功をおさめ、肖像画家として人気を博した頃のルノワールの《リュシアン・ドーデの肖像》(1879年、8月15日より展示)など、かえってアート・ファンの心をくすぐるような、興味深い作品が紹介される。同時開催の『江戸の陶磁器古伊万里展』は、かつてヨーロッパの城館を飾った壺や皿など、古伊万里の豪華絢爛な大型作品に加え、口径が6㎝にも満たない可憐なティーカップや、掌サイズの小さなティーポットなど愛らしい磁器も紹介。また通年企画の『古代オリエント創造の源』では、館所蔵の中でも最も古いトルコの《横たわる女人像》など、その後の芸術家たちに連綿と受け継がれてきた創造の原型を展観する。<開催情報>『モネ、ルノワール印象派の光』会期:2023年6月20日(火)〜10月9日(月)会場:松岡美術館時間:10:00〜17:00、第1金曜は19:00まで(入館は閉館30分前まで)休館日:月曜(祝日の場合翌平日休)料金:一般1,200 円、25歳以下500 円※高校生以下無料※『江戸の陶磁器 古伊万里展』も同時開催公式サイト:
2023年06月06日企画展「モネ、ルノワール 印象派の光」が、東京の松岡美術館にて、2023年6月20日(火)から10月9日(月)まで開催される。フランス印象派、新印象派の絵画が一堂に企画展「モネ、ルノワール 印象派の光」では、松岡美術館のコレクションから、クロード・モネやピエール=オーギュスト・ルノワールをはじめ、フランス印象派や新印象派のコレクションを2017年以来、6年ぶりに一挙公開紹介する。モネ、ルノワールなどを展示印象派コレクションの中でも注目は、モネがサン=タドレスの地で生み出した初期の名作のひとつ《サン=タドレスの断崖》だ。斜面が生み出す対角線による空と地の対比構図が特徴で、光を浴びる斜面と海の明るさに対比して、画面左手の大きな崖と画面中央右手の杖を持つ人物が作り出す影の存在が一層光の存在を強調。素早く細かなタッチで、移ろいゆく空と海風に揺れる草花を巧みに表現した作品となっている。また、印象派画家の中で、とりわけ多く人物画の名作を残したことで知られるルノワール《リュシアン・ドーデの肖像》も展示。パステルの生み出すやわらかな風合いとざっくりとした線によって、幼児の柔らかな肌や頭髪、ギャザーを多用したふんわりとした衣服を忠実に描き出している。本展の展示構成は、美術史をたよりに系統立って作品を集めるのではなく、「良いものは良い」というスタンスで自らの審美眼をたよりに作品を蒐集した松岡美術館の創設者・松岡清次郎の美学が反映されているのが特徴だ。そのため、印象派のコレクションでは、カミーユ・ピサロといった印象派の中心メンバーの作品のみならず、アルマン・ギヨマンなどの作品を紹介。新印象派のコレクションでは、ポール・シニャックをはじめ、アンリ・マルタンやマクシミリアン・リュスといった画家の作品を中心とする、珍しい構成による展示がみられる。江戸時代の陶磁器コレクションを一挙公開また、企画展とともに、江戸時代の陶磁器に焦点を当てた「江戸の陶磁器 古伊万里展」を同時開催。17世紀に肥前有田で本格的に生産が始まった日本の磁器は、積出港である“伊万里津”の名から「伊万里」といい、その中でも江戸時代のものが「古伊万里」と称される。本展では、ヨーロッパへ輸出され、王侯貴族の間で絶大な人気を誇った、柿右衛門様式・古伊万里金襴手の大型作品をはじめ、東洋や中南米から欧州へもたらされた新しい飲料文化を伝える小さなカップなどを紹介する。また国内で、富裕層の宴をにぎわせた大胆な絵付けの古九谷様式の大皿の数々や、鍋島藩窯で焼成された端整な鍋島焼もあわせて鑑賞することが出来る。展覧会概要企画展「モネ、ルノワール 印象派の光」会期: 2023年6月20日(火)〜10月9日(月)会場:松岡美術館住所:東京都港区白金台5-12-6開館時間:10:00~17:00(毎月第1金曜日は19:00まで)※入館はいずれも閉館30分前まで休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)入館料:一般 1,200円、25歳以下 500円※高校生以下、障がい者手帳の所持者は無料【問い合わせ先】松岡美術館TEL:03-5449-0251
2023年04月06日株式会社ジーエムインターナショナルが日本総代理店を務めるスイス高級時計ブランド LOUIS MOINET(ルイ・モネ)が、『メモリス スピリット』を4月12日に発売します。『メモリス』コレクションについてブランド創業10周年を記念し、2014年に新しいコレクションの開発プロジェクトがスタートしました。そして、ブランドのルーツである時計師 ルイ・モネによる世界初のクロノグラフ発明から、200周年の節目にあたる2016年に、『メモリス』コレクションを発表しました。コレクションのコンセプトは、「クロノグラフが最も美しく見える時計」です。クロノグラフを、単なる時計のひとつの機構としてではなく、デザインの主役として捉え、その審美性を追求しています。その実現のため、創業以来ブランドと共に歩んできたムーブメントメーカー・コンセプト社の協力を受け、クロノグラフ機構全体を時計の表側(文字盤側)に配置するオリジナルのムーブメントを開発しました。合計311ものパーツで構成されたキャリバーを46mm径ケースに収め、クロノグラフの魅力を壮大に表現する『メモリス』は、今やブランドを象徴するコレクションとなっています。そして、さらに2年の歳月をかけた試行錯誤の末、ドーム型のクリスタルガラス風防と新型インナーベゼルを組み合わせる独創的なアイデアによって、311のパーツ数はそのままに、『メモリス』を40mm径にリデザインした『メモリス スピリット』が完成しました。『メモリス スピリット』の設計『メモリス・スピリット』は、審美性、装着感、機能性などの様々な要素を追求して誕生しました。伝統的なスイス時計製造のノウハウと豊かな芸術性が融合したタイムピースです。フォーマルな印象を強めるという目的に加え、ブランドが誇る高い技術を象徴するために、前作『メモリス』のデザインを進化させました。311のパーツ数を変えることなくケース径を6mm小さくするために、ベゼルを排し、新型インナーべゼルを採用して、横幅を圧縮しました。インナーベゼルは、目盛りが記された山型リングと透明なサファイアクリスタルの二重構造になっています。風防ガラスをドーム型にすることで、インナーベゼルとの間にスペースを作り、目盛りの視認性を確保しています。また、どの方向からも時計の内部が見えやすくなっており、メカニズムの立体感と迫力を楽しむことができます。飛行機やレーシングカーに用いられる、空気の流れをコントロールするエアロダイナミクスの技術を、時計全体のフォルムに取り入れています。これにより、表面の触り心地や装着感を高めています。グレード5チタンを用いたケースはわずか18gと軽量で、腕への負担を軽減しています。ラグは横方向にくり抜かれたオープンワーク仕様になっており、ストラップはケースとぴったり合うように特別にデザインされています。『メモリス スピリット』のクロノグラフ『メモリス スピリット』は、時計のメカニズムの魅力を優雅に表現しています。文字盤に顕になっているクロノグラフ機構は、ルイ・モネの象徴ともいえるアイコニックな意匠のひとつです。この現代的なクロノグラフのデザインは、時計職人ルイ・モネが1816年に製作した世界初のクロノグラフにインスパイアされています。それは、毎時216,000振動と当時では並外れたハイビートの天体観測用クロノグラフで、ファーストクロノグラフとしてギネス世界記録となっています。クロノグラフは、数ある時計の複雑機構のなかでも、現代社会において最も実用性に優れた機構です。また、着用者が自分で操作できるという点で、着用者に最も密接なメカニズムといえるでしょう。『メモリス スピリット』のクロノグラフは、プッシャーの押しやすさ・動作の安定性・耐久性に優れたコラムホイール式です。コラムホイールをはじめとするクロノグラフの各機構が最も美しく見えるように、表側(文字盤側)にクロノグラフ機構を配置するユニークな自社製キャリバー LM84を搭載しています。ムーブメントの表側にクロノグラフ機構を構成する147個のパーツ、裏側に自動巻き機構を構成する164個のパーツを使用し、現代的で壮大なデザインを作り上げています。スペック基本情報モデル名:メモリス スピリット品番:LM-84.20.20価格:594万円(540万円+税)発売日:4月12日(水)ムーブメントキャリバー:自動巻き(LM84)機能:時、分、秒、30分積算計、クロノグラフ秒針機構:シングルプッシャー、コラムホイール式クロノグラフローター:6つのベアリングボール、クルー・ド・パリ、フルール・ド・リスの刻印パーツ数:311(クロノグラフ機構:147、自動巻き機構:164)表側の仕上げ:サンブラスト仕上げ(地板)、面取り(スティール部分)、円状のサテン仕上げ(輪列)裏側の仕上げ:円状のコート・ド・ジュネーブ(地板)ペルラージュ・面取り・ブランドのバリューを示すシンボルを刻印(受け)パワーリザーブ:48時間振動数:28,800振動/時周波数:4Hz石数:30石文字盤時分ダイヤル:サンバースト仕上げインダイヤル:白文字を転写した半透明素材のディスクインナーベゼル:サテン仕上げケースサイズ:径40.7mm、厚さ17.92mmケース素材:グレード5チタン(ポリッシュ仕上げ・サテン仕上げ)風防:ドーム型サファイアクリスタル(両面無反射コーティング)ケースバック:シースルーバック(グレード5チタン、サファイアクリスタル)シングルプッシャー:クルー・ド・パリ防水性:50mストラップ素材:ルイジアナアリゲーターレザーバックル種類:トリプルブレード式フォールディングクラスプ(両開き)その他:クラスプにフルール・ド・リスの刻印ルイ・モネについて1.時計職人 ルイ・モネルイ・モネ(1768~1853)は、世界で初めてのクロノグラフ機構を作った偉大な時計職人であり、芸術や天文学といった様々な分野でも才能を発揮した、類稀な天才でした。フランスのブールジュに生まれた彼は、幼い頃から趣味で時計作りを嗜んでいました。アートに興味を持つようになると、20歳でローマに移り、建築・彫刻・絵画を5年間学びました。その後パリで美術アカデミーの教授を務め、様々な著名な芸術家と交流するなかで、時計への情熱が再燃しました。1800年からスイスで本格的に時計製造の訓練を始めると、たちまち頭角を表し、王室御用達の時計職人として名を馳せました。ナポレオン・ボナパルトやトーマス・ジェファーソン、ジェームズ・モンロー、ロシア国王、フランス王妃など、世界中のVIP顧客に時計を製造し、その腕を発揮しました。100年後の未来を先取りしていると称された最高峰の技術に、アートのエッセンスを融合するスタイルが、彼の作品の最大の特徴でした。1816年に製造した毎時216,000振動のクロノグラフは、世界初のクロノグラフ・高振動時計として2種類のギネス世界記録に認定されています。20年の歳月をかけて執筆し、1848年に発表した時計製造の論文「Traité d’Horlogerie」は、時計職人 ルイ・モネの集大成であり、その後の時計界における最良のバイブルでした。しかしながら、地位や名声を得ることではなく、最高の時計製造に全てを捧げた彼の名は、いつしか人々の記憶から忘れ去られていったのです。2.時計ブランド ルイ・モネの誕生時計職人 ルイ・モネの精神を宿した時計を再び世に送り出すために、ジャン=マリー・シャラーが2004年にスイスのヌーシャテル州 サン・ブレーズに創業したのが、独立時計ブランド ルイ・モネです。ルイ・モネの全ての時計は、一点物もしくは限定品として生産され、『コズミック・アート』と『メカニカル・ワンダー』に分類されます。多くの作品に、宇宙からの隕石や太古の素材を用いた希少なパーツを使用しています。「独自性」「創造性」「アート&デザイン」「希少性」の4つのバリューを掲げており、UNESCOやグッドデザイン賞、レッド・ドット・デザイン賞を始め、数々の権威ある機関・大会から30以上の表彰を受けています。スイス オフィシャルサイト:株式会社ジーエムインターナショナルについてスイス製の高級時計を中心に取り扱う、日本輸入総代理店です。取り扱いブランドは「ルイ・モネ」「コルム」「エドックス」「レイモンド・ウェイル」「サルヴァトーレ フェラガモ タイムピーシズ」など、スイスのラグジュアリーウォッチからジュエリーウォッチ、ファッションウォッチまで幅広く展開しています。魅力ある商品を供給するとともに、店頭での販売促進活動や広告活動など、付加価値の高いトータルなマーケティング施策のご提案もいたします。有名百貨店や老舗時計専門店を中心に250店舗とのお取引実績があり、ビジネスパートナーとしての厚い信頼を頂いております。お問い合わせ:株式会社ジーエムインターナショナルTEL:03-5828-9080
2023年04月03日展覧会「笠間日動美術館 珠玉のコレクション 近代西洋美術の巨匠たち ―モネ、ルノワールからゴッホ、ピカソまで」が、東広島市立美術館にて2023年2月14日(火)から3月26日(日)まで開催される。近代西洋美術の作品約70点を展示19世紀から20世紀にかけて、ヨーロッパの作家たちは新しい表現を模索し、生み出していった。クロード・モネやピエール=オーギュスト・ルノワールによる印象派や、燃えるような色彩と力強い筆致の画風を確立したフィンセント・ファン・ゴッホ、パリに世界中から集まった藤田嗣治やマルク・シャガールら“エコール・ド・パリ”の画家たち、そして20世紀を代表する芸術家パブロ・ピカソはその象徴的な作家といえる。展覧会「近代西洋美術の巨匠たち」では、フランス美術コレクションを常設展示する“フランス館”などの施設を擁する、茨城県笠間市の笠間日動美術館によるコレクションの中から、ファン・ゴッホの《サン=レミの道》や、ルノワールの《泉のそばの少女》、ポール・セザンヌの《聖アントニウスの誘惑》などを展示。近代西洋美術の巨匠たちによる珠玉の作品約70点を紹介する。大津絵とジョアン・ミロまた、本展では江戸時代に近江の大津(現在の滋賀県大津市)周辺で旅人の土産用に売られた民衆絵画「大津絵」の展示も行われる。ここでは、笠間日動日動美術館が所蔵する大津絵の逸品《鬼の念仏》や《藤娘》を紹介。東広島市立美術館所蔵の、大津絵などの日本文化に関心を寄せていたことで知られるスペインの画家ジョアン・ミロの版画を交えて取り上げる。詳細笠間日動美術館 珠玉のコレクション 近代西洋美術の巨匠たち ―モネ、ルノワールからゴッホ、ピカソまで会期:2023年2月14日(火)~3月26日(日)休館日:月曜日時間:9:00~17:00(入館は閉館30分前まで)※ただし2月14日(火)は10:00開館、2月24日(金)・3月24日(金)は19:00まで開館会場:東広島市立美術館 3階展示室、2階展示室住所:広島県東広島市西条栄町9-1前売券販売所:セブンチケット(セブンコード:098-511)※販売期間:2022年12月17日(土)~2023年2月13日(月)/東広島市立美術館での販売は休館日を除く観覧料:・前売券 一般 960円、大学生 640円・当日券 一般 1,200円、大学生 800円、高校生以下無料※当日券に限り20名以上の団体2割引、高校生以下のこどもを同伴する保護者(2名まで)は3割引(要割引引換券/他の割引券と併用不可)※学生料金は学生証の提示が必要※後期高齢者医療被保険者証・身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付対象者は提示により、観覧無料。【問い合わせ先】東広島市立美術館TEL:082‐430-7117
2023年02月12日NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」や映画『空白』『さがす』などで絶賛された伊東蒼が主演、紀里谷和明監督の最新作となる映画『世界の終わりから』が2023年春に公開されることが決定した。高校生のハナは、事故で親を亡くし、学校でも居場所を見つけられず、生きる希望を見出せずにいた。ある日突然訪れた政府の特別機関と名乗る男から、自分の見た夢を教えてほしいと頼まれる。心当たりがなく混乱するハナだったが、その夜奇妙な夢を見る…。『CASSHERN』(2004)で監督デビュー以降、『GOEMON』(2009)、クライブ・オーウェンやモーガン・フリーマン共演のハリウッド映画『ラスト・ナイツ』(2015)などを手掛けてきた紀里谷和明監督。自身の想いを全て注ぎ込み、“最後の作品”として長編作品に選んだのは、世界を救うため奔走する1人の女子高生の物語。不安な未来を必死に生きようとする女子高生が主人公の作品になっている。紀里谷和明監督その主人公のハナを演じるのは、宮沢りえ主演『湯を沸かすほどの熱い愛』にオーディションから抜擢され、NHKドラマ「おかえりモネ」や映画『空白』『さがす』など出演作の多くが支持を集める伊東蒼。『さがす』で共演した佐藤二朗からは「感性と技術を持った怪物」と評され、昨年、第14回TAMA映画賞最優秀新進女優賞を受賞し、ますます活躍が期待されている中での出演が決定。「大切な人を守ることの難しさ、自分の弱さを受け入れて誰かを頼ることの大切さ、自分が1人じゃないと気づけた時の心強さを、撮影中毎日感じる作品でした」と語る伊東さん。「この作品をみてくださった方が自分の悩みや弱さを見せてもいいんだ、自分を大事に思ってくれている人がいるんだ、ひとりぼっちな人なんていないんだ、と思っていただける作品になっていると思います」と意気込みを語っている。『世界の終わりから』は2023年春、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年01月18日ゴッホやモネなどの名作絵画をモチーフにした腕時計「オリジナル絵画ウォッチ」から、メッシュベルトモデルが登場。2022年11月23日(水)よりブルーブルーエ(Bleu Bleuet)全店舗ほかにて発売される。“アート鑑賞気分”が楽しめる「絵画ウォッチ」ブルーブルーエの「オリジナル絵画ウォッチ」は、誰もが一度は目にしたことがある絵画作品をモチーフにした腕時計。額縁のようなゴールドのスクエアフレームに、ゴッホやモネなどの有名作品を閉じ込めており、時計を見る度に”絵画鑑賞”を楽しむことができる。上品なメッシュベルトモデルが仲間入りそんな「オリジナル絵画ウォッチ」シリーズに、スタイリッシュな雰囲気のメッシュベルトモデルが仲間入り。フィンセント・ファン・ゴッホの『星月夜』、クロード・モネの『睡蓮』、アルフォンス・ミュシャの『黄道十二宮』の全3種がラインナップする。ステンレス製のメッシュベルトのカラーは、絵柄に合わせてセレクト。『星月夜』は上品かつ華やかなゴールド、『睡蓮』は清潔感のあるシルバー、『黄道十二宮』は可愛らしいピンクゴールドで彩っている。なおメッシュベルトは、金具をスライドすることで簡単にサイズ調整が可能。クリスマスシーズンを盛り上げる華やかな佇まいの腕時計は、自分へのご褒美にも、大切な人へのプレゼントにもぴったりだ。【詳細】「オリジナル絵画メッシュベルトウォッチ」各3,300円発売日:2022年11月23日(水)取扱店舗:ブルーブルーエ全国169店舗、公式オンラインストア※オンラインストアでは11月中旬現在先行予約受付中アイテム:・フィンセント・ファン・ゴッホ『星月夜』・クロード・モネ『睡蓮』・アルフォンス・ミュシャ『黄道十二宮』※店舗によって取扱いアイテムは異なる※実際の商品と仕様が異なる場合あり※商品の入荷日・販売日が若干前後する可能性あり※都合により入荷しない場合あり※アイテムがなくなり次第終了する場合あり
2022年11月21日企画展「憧憬の地 ブルターニュ─モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷」が、東京・上野の国立西洋美術館にて、2023年3月18日(土)から6月11日(日)まで開催される。日仏の画家が描いたブルターニュ19世紀後半から20世紀にかけて、各国の画家たちはフランス北西端のブルターニュ地方を訪れ、この地を題材に数多くの作品を手がけた。企画展「憧憬の地 ブルターニュ─モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷」では、画家たちが描いたブルターニュを一堂に集めて紹介する。ブルターニュ地方は、雄大な自然、先史時代の巨石遺構、宗教的モニュメント、あるいはケルト系言語を話す人びとの素朴な生活様式などに見るように、古来より特異な文化圏を形成していた。フランスの内なる異郷ともいえるブルターニュは、19世紀になると人びとの関心を集めるようになる。美術の領域においても新しい画題を求める画家たちを受け入れ、19世紀末には、ポール・ゴーガンが率いるポン゠タヴェン派やナビ派といった画家グループの誕生を促した。また、黒田清輝や藤田嗣治など、日本から渡仏した画家たちもブルターニュを訪れ、この地を作品に描いている。本展では、国立西洋美術館の「松方コレクション」などから、フランスを中心とする画家によるブルターニュを題材とした作品約160点を一堂に集めて紹介。ゴーガンの作品を10点以上集めてその造形様式の変遷をたどるとともに、クロード・モネやポール・シニャック、アルフォンス・ミュシャのほか、黒田清輝や藤田嗣治、長谷川潔、山本鼎など、日本から渡仏した画家の作品も展示する。展覧会概要企画展「憧憬の地 ブルターニュ─モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷」会期:2023年3月18日(土)〜6月11日(日)会場:国立西洋美術館住所:東京都台東区上野公園7-7※詳細については追って告知【問い合わせ先】TEL:050-5541-8600 (ハローダイヤル)
2022年11月04日ハワイのリゾートホテル、モアナサーフライダー、ウェスティン・リゾート&スパでは、2022年6月15日から7月31日までの期間、没入型絵画展「ビヨンド・モネ」とのコラボレーションによる巨匠の芸術と美食体験を融合させた「フレーバフル・インプレッションズ・オブ・モネ」フェアを開催中です。モアナサーフライダー、ウェスティン・リゾート&スパ/リヨン風サラダ/ジヴェルニーのモネの庭ハワイコンベンションセンターで開催中の「ビヨンド・モネ」は、印象派を代表するフランスの画家、クロード・モネの絵画の中に入り込んだような没入型の体験ができるデジタルアート展に合わせ、モアナサーフライダーでは、同展示の入場券2名様分を含む宿泊パッケージを販売するほか、ベランダのアフタヌーンティーにて、モネの作品をテーマにした特別メニューを提供します。また「ワイキキのファーストレディー」と称されるリゾートのランドマークとなっているビーチフロントレストランのビーチハウスでは、数々の印象的な料理をディナーにてご用意し、巨匠の芸術に浸れるダイニング体験をお楽しみいただけます。期間中、土曜日と日曜日のモアナサーフライダーのアフタヌーンティーには、モネをイメージしたマカロンやアップルタルティーヌ、ラベンダースプリングがメニューに加わります。アフタヌーンティーセットは、ザ・クラシック、ファーストレディーティー、ザ・デューク、ロイヤルティーの4種類です。ビーチハウスでは、エド・モリス・シェフによるモネにちなんだ期間限定メニューとして、3コースの「ザ・インプレッション」(お一人様$120、ワインペアリングまたはカクテルペアリングは$45 追加)と4 コースの「ザ・マスターピース」(お一人様$140、ワインペアリングまたはカクテルペアリングは$60 追加)の2種類のテイスティングメニューをご用意しています。■前菜「睡蓮」リヨン風サラダフリゼ、ポーチドエッグ、アスパラガス、ヌースキーベーコンラードン、オリーブオイルクルトン、エシャロットシャンパンヴィネグレットワインペアリング :レニエ、ガメイブレンド、ボジョレー、フランスカクテルペアリング:「シャドウ」リレ・ロゼ、サンジェルマン、エルダーフラワー、レモン、マルドンシーソルトまたは「雪の下のラヴァクール」コキーユ・サン・ジャックデュクセル、炙りホタテ、タラゴンと白ワインのクリームソース、グリュイエールチーズ、ズッキーニ、ミックスハーブワインペアリング :ランソン、ル・ブラックラベル・ブリュット、シャンパーニュ、フランスカクテルペアリング:「ライト」ドラン・ブラン・ベルモット・ド・シャンベリー、レモン、トニックウォーター■メイン「ジヴェルニーのモネの庭」プライムストリップロイン・オ・ポワヴルプライムストリップロイン、フライドガーリックとタイムのフライドポテト、紫キャベツワインペアリング :シャトー・オー・ボーセジュール、サンテステフ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローブレンド、ボルドー、フランスカクテルペアリング:「テクスチャー」マティーニ&ロッシ・ベルモットロッソ、ピエールフェランコニャックオリジナルフォーミュラ1840、セージ、レモン、アンゴスチュラまたは夕暮れのサン・ゴルジョ・マッジョーレ」ロブスターのアメリケーヌフィンガーリングポテトのコンフィ、エンドウ豆のピューレ、ニンジンのピューレ、ナスタチウムの葉、マリーゴールド、芽キャベツワインペアリング :ブシャール・ペール・エ・フィス、プイィ・フュイッセ、シャルドネ、マコネー、フランスカクテルペアリング:「カラー」リレ・ブラン、サレール、レモン■デザート「サンライズ(日の出)」レモンタルトカスタード、フランボワーズ、ミントワインペアリング :ルイ・ロデレール、ブリュット・プルミエ、シャンパーニュ、フランスカクテルペアリング:「パースペクティブ」グレイグースウォッカ、カルーア、ゴディバホワイトチョコレート、エスプレッソベランダの「モネ・アフタヌーンティー」とビーチハウスでのディナー「フレーバフル・インプレッションズ」のご予約は、OpenTableのメニューからVeranda - Moana SurfriderまたはBeachhouse - Moana Surfriderをお選びください。メニューの詳細は、ダイニングデスク (808)921-4600までお電話でお問い合わせください。モアナサーフライダーのモネ・ルームパッケージには、ビヨンド・モネ展の入場券2枚が含まれています。チケットはチェックイン時にお渡しとなります。パッケージの詳細は、こちら( )のリンクをご覧ください。クロード・モネは、一瞬の風景をとらえ、周囲の光や色彩を際立たせる独特の画風を確立した先駆者的な印象派の画家として知られていて、その作品は、激しい筆致や点描画によって移りゆく光の変化を巧みに表現しています。6月15日からハワイコンベンションセンターで開催中のビヨンド・モネ展では、400点以上のモネの作品を、最先端の映像技術とオリジナルの音楽とともに体験できます。総面積2,787m2におよぶ米国内最大規模の没入体験型展示では、広々とした空間で安心してイマーシブなアート鑑賞をお楽しみいただけます。展示時間は、日曜日から木曜日は午前10時~午後9時(最終入場は午後8時)、金曜日と土曜日は午前10時~午後10時(最終入場は午後9 時)まで。チケットは、 にて購入できます。■About Kyo-ya Hotels & Resorts, LP and Kyo-ya Kaiulani, LLCAs one of Hawaii’s largest employers, with more than 3,800 hotel associates in its workforce, Kyoya has a long history in Hawaii dating back to 1961. The company is the steward of six hotel and resort properties in Hawaii and California, including historical treasures: Moana Surfrider, A Westin Resort & Spa; The Royal Hawaiian, a Luxury Collection Resort and The Palace Hotel, a Luxury Collection Hotel in San Francisco; as well as the Sheraton Waikiki, Sheraton Princess Kaiulani and Sheraton Maui Resort & Spa. The company recently completed extensive renovations and upgrades, investing more than $300 million in its Waikiki properties alone, and plans to continue its investment to ensure Waikiki maintains its reputation as a world-class destination. Kyo-ya is committed to strengthening the communities where it does business by partnering with local non-profit organizations, community establishments and community leaders who share the same vision and passion for making a difference.■About Westin Hotels & ResortsWestin Hotels & Resorts,( ) a leader in wellness and hospitality for more than a decade, lives its philosophy “Empowering a Better You(TM)” through the brand’s Six Pillars of Well-Being: Feel Well, Work Well, Move Well, Eat Well, Sleep Well and Play Well. At more than 200 hotels and resorts in nearly 40 countries and territories, guests can experience offerings that include the iconic Heavenly(R) Bed, RunWESTIN(TM) and Westin Gear Lending with New Balance(R), de licious and nutritious SuperFoodsRx(TM) and more. To learn more, visit . Stay connected to Westin: @westin on Twitter( ) and Instagram( ) and facebook( ).■About Marriott InternationalMarriott International, Inc. (NASDAQ: MAR) is based in Bethesda, Maryland, USA, andencompasses a portfolio of more than 6,900 properties in 30 leading hotel brands spanning 130 countries and territories. Marriott operates and franchises hotels and licenses vacation ownership resorts all around the world. The company now offers one travel program, Marriott BonvoyTM , replacing Marriott Rewards(R), The Ritz-Carlton Rewards(R), and Starwood Preferred Guest(R)(SPG). For more information, please visit our website at , and for the latest company news, visit . In addition, connect with us on Facebook( ) and @MarriottIntl on Twitter( ) and Instagram( ). 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月22日新しい展示室やカフェなどをたずさえ、先日リニューアルオープンした泉屋博古館東京。リニューアルオープン記念の第二弾として、5月21日(土)より『光陰礼讃―モネからはじまる住友洋画コレクション』が開催されている。住友コレクションの一角を絞める近代洋画を楽しめる展覧会だ。7月31日(日)までの開催。泉屋博古館が所蔵する「住友コレクション」は、住友家第15代当主である住友吉左衞門友純(号:春翠)が明治時代中頃から大正時代にかけて収集した美術品を中心としている。日本美術や青銅器のコレクションで知られている住友コレクションであるが、近代洋画のコレクションも充実している。この近代洋画コレクションは、春翠が明治30年(1897)に訪れたパリでモネの油彩画2点を入手してからスタートしたもの。春翠は印象派絵画とあわせて古典派の作品も収集。同時代の印象派と古典派の作品がともに揃った特徴的な構成になっている。かつて住友コレクションが飾られていた住友家の須磨別邸の模型(戦災によりコレクションの一部とともに焼失)同展では、光のあり方を追求した印象派と陰影表現を追求した古典派の作品の「光陰」を主軸に日本近代洋画もあわせて紹介していく。展覧会は5部構成。第1章「光と影の時代─印象派と古典派」は、住友春翠がパリで最初に購入したモネの作品《サン=シメオン農場の道》、《モンソー公園》のほか、19世紀のフランスで、アカデミズムの中心的存在だった古典派の作品を紹介する。左:クロード・モネ《サン=シメオン農場の道》1864年、右:クロード・モネ《モンソー公園》1876年 いずれも泉屋博古館蔵ジャン=ポール・ローランスは、画家の鹿子木孟郎がフランス留学時に師事していた、フランス・アカデミズムの中心的な画家の一人。鹿子木は、留学のバックアップをしてもらった見返りとして住友コレクションの構築に尽力していた。左:ジャン=ポール・ローランス《マルソー将軍の遺体の前のオーストリアの参謀たち》 1877年 右:ジャン=ポール・ローランス《年代記》1906年 いずれも泉屋博古館蔵第2章「関西美術院と太平洋画会の画家たち」は、当時のフランスやヨーロッパで、印象派や古典派を学んだ画家たちを取り上げる。フランス古典派の写実表現を探求していた前述の鹿子木や、パリのクリッシー油絵研究所で学んだ仙波均平らを取り上げる。同じフランスであっても、学び取るものは個人により大きく異なっていたことが作品から伺える。鹿子木孟郎《ノルマンディーの浜》1907 泉屋博古館蔵仙波均平《静物》1910年泉屋博古館蔵渡辺與平は新聞や雑誌で竹久夢二と人気を二分した画家。明治末に日本に紹介されはじめた点描表現を取り入れている。渡辺與平《ネルのきもの》1910年泉屋博古館蔵第3章「東京美術学校派と官展の画家」では、黒田清輝がフランスで学んだ外交表現を駆使した画家たちを取り上げる。和田英作や藤島武二、岡田三郎助らの作品は、当時一世を風靡した。展示風景より齋藤豊作は、東京美術学校を卒業後パリに留学し、アンリ・マルタンなどに影響を受けて独自の点描表現を切り開いた画家。独特の色彩感覚に目を奪われる。左:齋藤豊作《秋の色》1912年右:藤島武二《大王崎》1932年いずれも泉屋博古館蔵続く第4章「岸田劉生とその周辺」では、岸田劉生を中心に、第5章「20世紀のパリと日本」では、20世紀初頭のフランス絵画に惹かれた日本の洋画家たちの作品と、ピカソ、ルソー、シャガールなどがあわせて紹介される。1917年に神奈川県藤沢市の鵠沼に移り住んだ岸田劉生は、のどかな風景や子どもたち、そして血色が良くなった自分の顔などを独自の画風で描いていた。左 岸田劉生《二人麗子図(童女飾髪図)》1922年右 岸田劉生《自画像》1921年 いずれも泉屋博古館蔵岸田劉生《晩秋の霽日》1917年 泉屋博古館蔵そして、5章で構成された展覧会と合わせて展示されているのが特集展示「住友建築と洋画―羊羹にはよく似合う」だ。住友コレクションが飾られていた、兵庫県の須磨別邸の外観模型や、戦災をくぐり抜けて現在まで残った絵画作品が展示されている。左:田村直一郎《朝陽荒川上流図》1905年右:川久保正名《海岸燈台之図》1902年いずれも泉屋博古館蔵美術史に名前を残す画家から、あまり記録が残されていなかった画家まで、さまざまな作品が揃う住友コレクション。ぜひこの展覧会その片鱗に触れてみよう。【開催情報】『光陰礼讃―モネからはじまる住友洋画コレクション』5月21日(土)~7月31日(日)、泉屋博古館東京にて開催取材・文:浦島茂世
2022年05月26日ポーラ美術館では、9月6日(火)まで会期中無休で『ポーラ美術館開館20周年記念展モネからリヒターへ ― 新収蔵作品を中心に』が開催されている。クロード・モネやルノワールなどの印象派から、ゲルハルト・リヒターやアニッシュ・カプーア、杉本博司などの現代美術作品まで、ポーラ美術館の幅広いコレクションを諦観できる展覧会だ。ポーラ美術館は2002年9月、神奈川県箱根町に開館。開館当初はポーラ創業家二代目・鈴木常司が収集した印象派絵画や19世紀後半から20世紀前半の絵画、化粧道具のコレクションなどを核として精力的に展覧会を行ってきた。近年は美術館の敷地内に野外彫刻や森の遊歩道、現代美術ギャラリーの設置や、20世紀以降の美術作品の収集を強化するなど、その活動を拡充させている。展覧会場入口同展はこれまでのコレクションや、新収蔵した作品を「光」をテーマに紹介する展覧会。印象派の画家たちから、現在進行系で活躍する作家まで、さまざまな形での「光」の表現を目にすることができる。二部構成となる同展の第一部は、これまでのコレクションと、それを補強する形で加わった新収蔵作品を紹介。開館以来人気のルノワールやモネ、マティスなどの19世紀末から20世紀初頭のフランス絵画のほか、関根正二や松本竣介、岸田劉生などの日本人作家の作品も展示されている。展覧会はルノワールの《レースの帽子の少女》の展示からスタートする。同作品はポーラ美術館の開館時から人気の作品だ。ピエール・オーギュスト・ルノワール《レースの帽子の少女》1891年ポーラ美術館蔵マティスの《オリーブの木のある散歩道》は、マティスがシニャックの誘いでサン・トロペに滞在し、色彩と造形のヒントを得たあとに制作した新収蔵作品。この作品を描いた後、マティスはサロン・ドートンヌで作品を発表し、それがフォーヴィズムの発端となった。アンリ・マティス《オリーブの木のある散歩道》1905年 ポーラ美術館蔵展示風景より Photo (C)Ken KATO展示風景より Photo (C)Ken KATO今年生誕110年を迎える松本竣介の作品など、日本の近代洋画も新しくコレクションに加わっている第二部は、通常はコレクション展示を行う4つの展示室を使い、近代と現代を結ぶ新収蔵作品を展示する。白髪一雄をはじめとした戦後日本の前衛美術や、アニッシュ・カプーア、ドナルド・ジャッドら現代の作家まで網羅した構成となっている。展示風景よりPhoto (C)Ken KATO左:白髪一雄《泥錫》1987年、右:《波濤》1987年いずれもポーラ美術館蔵そして、この展覧会の見どころ、モネとリヒターを組みわせた展示室へ。ゲルハルト・リヒター《抽象絵画(649-2)》は、リヒターの代表的なシリーズ「抽象絵画」の代表作の一つ。巨大なキャンバスに、スキージ(へら)で塗り、そして削られた絵の具が複雑な層となっている。ポーラ美術館の代表作のひとつ、モネの《睡蓮の池》と並べると調和しあっているように見えるから不思議だ。左:ゲルハルト・リヒター《抽象絵画(649-2)》1987年右:クロード・モネ《睡蓮の池》1899年 いずれもポーラ美術館蔵ゲルハルト・リヒター《抽象絵画(649-2)》1987年(部分)ポーラ美術館蔵展示風景よりまた、リヒターの作品は、ハマスホイとも調和する。「ハマスホイとリヒター」と名付けられたセクションでは、デンマークの画家、ヴィルヘルム・ハマスホイの《陽光の中で読書する女性、ストランゲーゼ30番地》と、ゲルハルト・リヒターのフォト・ペインティングシリーズの一点《グレイ・ハウス》の2作品のみが展示されている。室内を描いたハマスホイと室外を描いたリヒター、国も時代も異なる画家の作品だが、どちらも静謐で、呼応しあっているように見える。左:ヴィルヘルム・ハマスホイ《陽光の中で読書する女性、ストランゲーゼ30番地》1899年右:ゲルハルト・リヒター《グレイ・ハウス》1966年いずれもポーラ美術館蔵 Photo (C)Ken KATOヴィルヘルム・ハマスホイ《陽光の中で読書する女性、ストランゲーゼ30番地》1899年 ポーラ美術館蔵ゲルハルト・リヒター《グレイ・ハウス》1966年 ポーラ美術館蔵また、杉本博司の最新シリーズ「Opticks」シリーズもポーラ美術館のコレクションに加わっている。本シリーズはプリズムを通した光をポラロイドフィルムで撮影し、デジタル技術で大判プリントに仕上げた連作だ。杉本博司「Opticks」シリーズ 2018年 ポーラ美術館蔵(C)Ken KATOポーラ美術館は、2032年の開館30周年に向けて、さらなるコレクションの拡充を目指しているそう。この展覧会はこれまでの美術館活動の集大成であり、そしてこれからに向けての経過報告の展覧会でもある。ぜひ一度、ポーラ美術館の「いま」を確認しに、箱根に足を伸ばしてみよう。取材・文:浦島茂世【開催情報】『ポーラ美術館開館20周年記念展モネからリヒターへ ― 新収蔵作品を中心に』4月9日(土)~9月6日(火)、ポーラ美術館にて開催
2022年04月29日よみうりランドに隣接する新感覚フラワーパーク「HANA・BIYORI」が、花とデジタルのアートショー新作「花を愛した画家 モネ、ルノワール、ゴッホ ~デジタルで描かれる植物と絵画の世界~」を開催する。モネ×ルノワール×ゴッホの名画の世界へ!花×デジタルのアートショー「HANA・BIYORI」の人気コンテンツである、花とデジタル技術を組み合わせたプロジェクションマッピングショー。そのアートショー第5弾であり、偉大なアーティストが残したアート作品などを没入感のあるイマーシブデジタルコンテンツとして表現するプロジェクト「Art+」の第1弾となる今回は、印象派として名高いクロード・モネ、オーギュスト・ルノワール、フィンセント・ファン・ゴッホの「植物」が描かれている絵画にフォーカスした。モネが人生の半分近くをかけて向き合ってきた「睡蓮」、ルノワールが絵を見た全ての人が幸せになってほしいと想いながら描いた「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」、晩年のゴッホが描いた「ひまわり」「星月夜」など、印象派の代表的な絵画の世界へと飛び込むような感覚で体験できる。1番の見どころはエンディング。モネ、ルノワール、ゴッホが描いた花が、同時に一面に舞い、画家3名の豪華絢爛なコラボレーションシーンが繰り広げられる。また、昨年も好評だった春限定バージョン「ひだまりに咲く春の花々」も公開。「花を愛した画家 モネ、ルノワール、ゴッホ~デジタルで描かれる植物と絵画の世界~」と併せて、2種類の異なるアートショーを楽しむことができる。夜桜ライトアップも実施3月19日(土)から4月3日(日)までは、園内の桜をライトアップする「夜桜びより」を開催。開催中の和のイルミネーション「HANAあかり」と合わせ、夜桜と竹あかりが共鳴する華やかな風景を堪能してみてはいかがだろう。【詳細】「花を愛した画家 モネ、ルノワール、ゴッホ ~デジタルで描かれる植物と絵画の世界~」期間:2022年3月12日(土)~7月15日(金)(予定)※春限定バージョンは6月2日(木)まで(予定)料金:無料 ※入園料別途場所:HANA・BIYORI館内住所:住所:東京都稲城市矢野口4015-1(よみうりランド遊園地隣接)※敷地は東京都稲城市と神奈川県川崎市にまたがる。■「夜桜びより」期間:3月19日(土)~4月3日(日)※期間中の営業時間は20:00まで※休園日・営業時間は変更する場合あり。最新の情報は公式サイトを確認。
2022年03月05日仏画家 クロード・モネの代表作「散歩、日傘をさす女性」をモチーフにしたアフタヌーンティーが、メズム東京、 オートグラフ コレクション(以下、メズム東京)にて提供。2022年3月1日(火)から6月30日(木)まで、平日15食限定となっている。“名画アフタヌーンティー”第5弾は、モネ「散歩、日傘をさす女性」ダリ、フェルメール、ダ・ヴィンチ、マネなど、有名画家の絵画をモチーフに、遊び心あるスイーツとペアリングモクテルをセットにしたメズム東京の名物アフタヌーンティー「アフタヌーン・エキシビジョン」。第5弾となる今回は、モネの代表作「散歩、日傘をさす女性」を題材に、うっとりするほど美しいアフタヌーンティーメニューを提供する。絵画をスイーツで表現主役となるのは、「散歩、日傘をさす女性」を表現したロマンティックなケーキ。妻のカミーユがモデルといわれる“日傘をさす女性”は、ホワイトチョコと、フランス名物の苺のケーキ「フレジェ」で表現。真っ白なドレスに見立てた「フレジェ」の内部には、濃厚なピスタチオクリームやピスタチオビスキュイに加え、チェリーブランデーのシロップも組み合わせることで、上品な大人な味わいに仕上げている。またベースとなる野原は、ふわふわとした食感のピスタチオビスキュイと可愛らしい食用花で、丁寧に再現した。絵画の背後に広がる、初夏の美しい情景を落とし込んだペアリングモクテルも見逃せない。“青空カラー”の一杯には、“もくもく”と雲のような綿あめをたっぷりとデコレーション。また牛乳ゼリー、マスカットゼリー、ソーダをブレンドした、ユニークなのど越しにも注目だ。“まるで年表”スイーツ&セイボリーワンハンドで楽しめるスイーツ&セイボリーは、全8種類を用意。モネの生涯の中で縁のあった土地や時代にちなんだラインナップが揃う。例えば、ノルマンディー地方で育った少年期は、その土地の伝統スイーツであるピュイダムールで表現。またモネがロンドンに渡った時代は、スコーンやヴィクトリアサンドイッチなど、イギリスの代表的なセイボリーで再現している。和風モクテルもそのほか期間中は、晩年に浮世絵に魅せられた日本好きのモネにちなみ、和の要素を取り入れたペアリングモクテルも提供。レモンフレーバーの紅茶をベースに、梅の酸味がアクセントになる爽やかな一杯に仕上げている。【詳細】「パラソル」期間:2022年3月1日(火)~6月30日(木)14:00~/15:00~<平日15食限定>提供場所:メズム東京16階バー&ラウンジ「ウィスク」住所:東京都港区海岸1丁目10-30料金:5,350円予約:メズム東京 公式WEBページ内「レストラン&バー」
2022年02月06日三菱一号館美術館で『イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜 ― モネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン』展が開かれています。イスラエル博物館が誇る珠玉の印象派作品がまとまった形で展示されるのは日本初。「光」をテーマにした“眼福すぎる”美しい絵画たちをご紹介します!どんな展覧会?【女子的アートナビ】vol. 229本展では、エルサレムにあるイスラエル博物館から、印象派を中心にバルビゾン派、ポスト印象派やナビ派などの作品69点が来日。そのうちの59点が初来日です。1965年に開館したイスラエル博物館は、古代から現代までの50万点を超える作品を所蔵。なかでも印象派とポスト印象派のコレクションは、画家たちのピーク時の傑作を数多く取り揃えています。コローやドービニーからはじまり、モネ、ルノワール、セザンヌやファン・ゴッホ、ゴーガン、ボナールなど、会場に展示されているのは巨匠の作品ばかり。日本とイスラエルの外交関係樹立70周年を記念して開催されている展覧会ということで、展示内容はかなりゴージャスです。本展のタイトルは『印象派・光の系譜』。印象派の光と色彩が、ポスト印象派以降どのように受け継がれ変わっていったのか、展示を通して画家たちの光の系譜をたどれるようになっています。美しい…!モネの光それでは、展示作品のなかから3点ピックアップしてご紹介します。まずは、クロード・モネの《睡蓮の池》。展覧会のメインビジュアルにもなっている大変美しい作品です。描かれているのは、画家が愛していた庭の池。フランス・ジヴェルニーにあるモネ宅の裏庭には、睡蓮を栽培できるように改修した池がありました。モネは池の水面に映る空や木々、光の美しさに魅了され、後半生に「睡蓮」の連作を制作。本作品も、そのうちのひとつです。モネの睡蓮をさらに深く理解できるよう、本展では特別展示として日本国内にある睡蓮作品3点も見ることができます。ぜひ、イスラエルの作品と見比べて、楽しんでみてください。明るい!ファン・ゴッホの光次にご紹介するのは、フィンセント・ファン・ゴッホの作品《麦畑とポピー》。ファン・ゴッホは、初期のオランダ・ハーグ時代には暗い色調の絵が多かったのですが、パリで印象派の作品に出会ってから色彩が鮮やかに変化していきます。アルルに移り住んだファン・ゴッホが最初に激しい発作を起こし、自分の左耳を切り落としたのが1888年の12月。本作品は、恐らくそれより前の時期に描かれています。赤いポピーの色彩がパワフルで美しく、この絵を見ていると不思議と明るい気分になれます。画家も楽しい気分で描いていたのかな、と思わせるような元気の出る作品です。都会的!ユリィの光最後は、個人的に大好きな作品、レッサー・ユリィの《夜のポツダム広場》をご紹介します。描かれているのは、戦前のドイツ・ベルリンの中心地だったポツダム広場。傘をさした人たちの姿や近代的な建物が暗い色彩で表され、濡れたアスファルトには夜の光が反射しています。100年前の作品とは思えないほど、クールでステキな作品です。ユリィはユダヤ系ドイツ人画家。ベルリン分離派展などに出品し、1922年、60歳のときに開かれた大規模展覧会で名声を確立します。本作品は、ベルリン・ユダヤ人団体美術品コレクションに入り、1933年設立のユダヤ博物館に収蔵されますが、同館は1938年に強制閉館となり作品は没収されます。その後イスラエルに返還され、今はイスラエル博物館のコレクションとなっています。戦時中のドイツで本作品が生き残り、こうして日本で見られるというのも奇跡。この絵を見るために何度も美術館に足を運びたくなる、強く惹きつけられる作品です。どの作品も、写真ではほとんど魅力を伝えることができません。ぜひぜひ美術館で、本物をご覧になってみてください。『イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜 ― モネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン』展は1月16日まで。その後、大阪のあべのハルカス美術館に巡回します。Information会期:~ 2022年1月16日(日)※休館日: 月曜日*と年末年始の12月31日、2022年1月1日*ただし、12月27日と1月3日・1月10日は開館会場:三菱一号館美術館開館時間:10:00~18:00(最終入場時間 17:30)(祝日を除く金曜と会期最終週平日、第2水曜日は21:00まで)観覧料:一般¥1,900、大高生¥1,000、中学生以下無料※最新情報などの詳細は公式サイトをご覧ください。
2021年12月10日29日に最終回を迎える、NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK総合・月〜土8時〜8時15分/BSプレミアム、BS4K・月〜土7時五30分〜7時45分。※土曜日は一週間を振り返ります)。気象予報士になったモネの恋模様は#(ハッシュタグ)が作られるほど話題になった。そんな3組のカップルの恋の行方を、コラムニストの吉田潮さんに予想してもらった。■モネ(清原果耶)&菅波先生(坂口健太郎)「モネ&菅波先生は盤石でしょう。遠距離恋愛でも心の奥底までふれ合って、いい関係を築いている。精神的つながりが強い2人なので別れる選択肢はないと思います。魂が通じ合っている美しい形で終わってほしいです。結婚するかどうかはわかりませんが、そこまでの描写を求めていないというか。いち視聴者としては、菅波先生は菅波先生のままで、モネはモネらしさを残したままで終わってほしいです。最終的には気仙沼に住む!?」(吉田潮さん・以下同)■みーちゃん(蒔田彩珠)&りょーちん(永瀬廉)「誰もが気になるみーちゃんとりょーちんの2人ですが、漁業組合のなかでりょーちんは浮くほどの外見なのでモテるでしょうし、みーちゃんにはいったんりょーちんと距離を置いて、研究という新しい世界へ踏み出してもらいたいです。振り向いてもらえない人に恋心をずっと抱くのはつらいですよね。でも先週末、2人がとうとう通じ合ったように見えました」■すーちゃん(恒松祐里)&内田くん(清水尋也)「このカップルはどうなるんでしょう?内田くんは一途ですが華やかな世界にいますしね。もし別れたとしても、仲よくなれるような別れ方をすると思います。ハッピーエンドであってほしいですが、まだ2人とも若いし……。私としてはすーちゃんには東京でもっといろいろな男性と出会ってほしいと思う気持ちもあります。」モネたちが見せてくれた恋と成長の物語。フィナーレまでもう少し!
2021年10月23日現在放送中の連続テレビ小説「おかえりモネ」と、11月からスタートする「カムカムエヴリバディ」のヒロイン、清原果耶と上白石萌音が参加するヒロインバトンタッチセレモニーが本日10月22日(金)、東京・渋谷にて行われた。放送中の「おかえりモネ」にて、気象予報士を目指していくヒロイン・永浦百音を演じている清原さんは「萌音ちゃんは、わたしがヒロインに決まったときも連絡をくれたり、撮影期間中も気にかけてくれたりして、ずっと大好きで尊敬している方なので、こうしてバトンを渡せてうれしいです」とコメントし、3人のヒロインが登場する「カムカムエヴリバディ」にて、初代ヒロイン・橘安子を演じる上白石さんは「同じ時期に“朝ドラ”をそれぞれ頑張っていたことがすごくうれしくて、お互いに優しいことばをかけ合ったり、精がつく食べ物を贈り合ったりしていて本当に心の支えでした」とエピソードを明かし、「こうして(清原)果耶からバトンをもらえてとても幸せです。撮影、本当にお疲れ様でした」とねぎらいの言葉を贈った。そして来週、ついに最終回を迎える「おかえりモネ」。最終週の見どころについて清原さんは「気仙沼の家族や幼なじみ、気仙沼のひとたちと重ねる尊い奇跡のような日々が繊細に描かれています。愛を込めて作った大切な作品ですので、みなさんの心にぜひ残るものがあればうれしいです。最後までモネたちのことを見届けていただけたらと思います」とメッセージ。また上白石さんも「すごく温かい人間の愛やつながりが描かれていますので、少しでも穏やかな気持ちになっていただけたらと思います。そして、ヒロインが3人いる分、物語は3倍速で進んで行きます。ぜひ毎日見逃さずに見ていただけるとうれしいです」と第1週の見どころを説明。また、ドラマゆかりの品を贈る、恒例のプレゼント交換では、清原さんからは“手作りのインディゴのストール”を、上白石さんからは“御菓子司「たちばな」の特製紅白まんじゅう”が贈られた。連続テレビ小説「おかえりモネ」は毎週月~土曜日8時~NHK総合、月~土曜日7時30分~BSプレミアム・BS4Kにて放送中。「カムカムエヴリバディ」は11月1日より毎週月~土曜日8時~NHK総合、月~土曜日7時30分~BSプレミアム・BS4Kにて放送。※土曜日は1週間をふり返る(cinemacafe.net)
2021年10月22日「若者たちが自分自身に誠実でありたいと思うがゆえに、悩み苦しむ様子がとても切なかったです」そう語るのは、連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK総合・月~土8時~8時15分/BSプレミアム、BS4K・月~土7時五30分~7時45分。※土曜日は一週間を振り返ります)で、語り&モネの祖母・雅代役を演じる竹下景子(68)。SNSで「#俺たちの菅波」「#私たちのりょーちん」とハッシュタグができ、視聴者が3人の恋の行方を固唾をのんで見守っていたのと同じ心境で見つめていたという。「菅波先生(坂口健太郎)が転んだ勢いでモネ(清原果耶)に合鍵を渡したところと、りょーちん(永瀬廉)の『俺やっぱモネしか言える相手いない』という告白は本当にぐっときました。みんな幸せになってほしい。それぐらいいい子だから。救いの手をさしのべたい気持ちになりながら、見ていましたよ」モネと菅波先生のじれったい関係も落ちつくと、それぞれの登場人物も人生の局面を迎えてゆく。全体を通じて印象的なシーンを聞いてみた。「新次さん(浅野忠信)の妻・美波さんの死亡届をどういう形で決着させるか。新次さんも現実を受け入れないと進めないとわかっているけれど、断ち切れず葛藤しているシーンは悲しかったですね」■地元へ帰ったモネの奮闘ぶりに注目雅代の夫・龍己(藤竜也)が新次の力になりたいと奮闘するモネの父・耕治(内野聖陽)に対して、「おめえは漁師ってものがわがってねぇな。意地で生きてんだよ漁師は」(第38回)とたしなめたシーンなども印象に残っているそう。「何度か気仙沼に行って、お話をいろいろ聞かせていただきました。その際、気仙沼の方からドラマに関して感謝の言葉をいただきました。震災がありそこで生きる人、成長する若者たちの姿を真摯に描いているドラマの姿勢が、当事者の方に受け入れていただけたのだろうと思います」モネは東京から地元の気仙沼に戻ってきたが、今後、モネはどのような道を歩んでゆくのか。「恋の行方もそうですし、5年地元を離れていた彼女がふるさとで何ができるかを一生懸命見つけていきます。漁師のりょーちんとぶつかったりも。これもスリリングな感じです」そして忘れてならないのは牡蠣から木の芽に転生したおばあちゃん!「モネが大事にしてくれたから島に一緒に帰ることができました。おばあちゃんの木がどんどん育っていくのでその行く末も見守ってくださいね」
2021年10月09日NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』のみーちゃんこと未知役で知られる蒔田彩珠(19)が声優に!人と神々とのさまざまな形の“縁”をテーマにした映画『神在月のこども』(10月8日全国ロードショー)で主人公を演じた。そこで、ご縁を感じるエピソードを聞いてみました!■彼女が思うご縁と母の教え「人との関わりを大切にすれば縁は続くのかなと思います。縁の大切さは母に教えてもらいました。ほかにも母からは、学校を仕事で休んだり早退するときは、休ませてもらっているといつも謙虚な気持ちでいることが大切だと教えてもらいました」(蒔田・以下同)■ご縁を感じて続けていること「7歳から続けているこのお仕事です。過去に一緒にお仕事した方からまた声を掛けていただいたり。そういう縁のようなものが続いて今に至るのかなと思います」■声優とのご縁「声のお仕事は初めてです。顔やしぐさではなく声だけで表現するのが難しかったです。完成作を見たときは、ほかのキャストの方たちと自分の声が合わさってひとつの物語になっており感動しました。また挑戦したいです」■共演者とのご縁「父親役の井浦新さんとは最近も映画で共演させてもらったばかりだったので、すぐにまたご縁があるとは!と驚きました」■運命を感じたご縁「是枝裕和監督との出会いがあったから今の自分があるのかなと思います。現場での居方、仕事への向き合い方など、監督の現場が自分のベースになりました。女優としても、人間としてもいい出会いだったと思います」■朝ドラとのご縁「朝ドラは『おかえりモネ』で2度目の出演です。プロデューサーさんは過去にご一緒したことがある方だったので、オーディションで安心して力を出し切れた気がします。縁を感じずにいられません」■みーちゃんに感じるご縁「家族といるとき、幼なじみといるとき、みんなが楽しそうにしていたら一緒に楽しむのがみーちゃんなので、そういうときの未知は自分に近くて、ほぼ素でいられる役だと思います」■ご縁があれば挑戦したいこと「中学2年生のときに映画のお仕事でギターを始めてから、プライベートでもずっと続けています。歌も好きなので、弾き語りがいつかできたらなと思っています。お仕事につなげられたらうれしいです」
2021年10月08日現在放送中の連続テレビ小説「おかえりモネ」より、清原果耶演じる百音が、気仙沼で出会う人々を演じる新キャストが発表された。東京で気象予報士として日々奮闘する中、地域に根ざした気象の仕事に興味を持ち始める百音。そしてあることをきっかけに、地元へと戻る決意をし、第20週でウェザーエキスパーツの気仙沼支社第1号の社員として、故郷・気仙沼へと帰る。9月27日からは、そんな第20週がスタート。第3部の気仙沼編が幕を開ける。今回新たに出演が発表されたのは、宮城県出身の山寺宏一、菅原大吉をはじめ、山口紗弥加や佃典彦。朝ドラ初出演となる茅島みずきと伊東蒼という、フレッシュな女優を含めた6名。声優・ナレーターとして活躍する山寺さんが演じるのは、気仙沼市役所の名物課長で、悠人(高田彪我)の上司・遠藤克敏。気象予報で地域に貢献しようと奮闘する百音にとっても心強い存在となる今回の役柄。「心のどこかで、いつかきっと宮城県舞台の朝ドラがあるのでは・・・と期待していた」と語る山寺さんは、オファーに「あまりの嬉しさに飛び上がりました」とコメント。そして「気仙沼編も絶対に面白いです!爽やかな感動をお届けすることお約束いたしますので、ぜひ楽しんでください!」とアピール。また、コミュニティFMで百音と出会う、気仙沼で居酒屋を営む高橋美佳子役を山口さん。百音に様々な助言をするコミュニティFMの代表・小山繁樹役を佃さん。気仙沼中央漁協の組合長・太田滋郎役を菅原さんが演じる。山口紗弥加17年ぶりの朝ドラ出演だという山口さんは「あの日に起きたことを何とか知りたい、小さくても何かできることはないだろうか…そんな思いで女川から気仙沼を訪れたことがありますが、まさか。ここに繋がっていたなんて何ともいえない嬉しい気持ちです」と思いを明かし、「忙しい朝、”おかえりモネ”が、やさしい時間を運んでくれますように」とメッセージを寄せる。そのほか、東京から来た大学生・水野一花役を、「メンズ校」の茅島さん。ふと現れた謎の女の子・石井あかり役を、『湯を沸かすほどの熱い愛』の伊東さんが演じることも決定。「朝ドラに出演することは1つの目標だったので、とても嬉しく思います」(茅島さん)、「ずっと憧れていた朝ドラに出演することができてとても嬉しいです!」(伊東さん)とそれぞれ出演決定を喜んだ。連続テレビ小説「おかえりモネ」は月~土曜日8時~NHK総合ほかにて放送中。※土曜日は1週間をふり返る(cinemacafe.net)
2021年09月01日連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK総合・月曜〜土曜午前8時〜ほか)のヒロイン・永浦百音(清原果耶)と診療所の医師・菅波光太朗(坂口健太郎)。物語の中で、2人は年単位で恋の進展なし!そんなモネと菅波先生のじれったい場面を気仙沼&登米編からプレーバック。■21話「気象予報士試験受けるんですか?」帰省を終え、登米へ戻るバスで菅波先生に会ったモネは気象予報士の資格に興味があることを話す。その後、勉強に行き詰まったモネに雨が降る理由を説明してあげたりと、菅波先生は勉強の面倒を見てあげるように。2人の距離が縮まるきっかけになったシーン!■36話「あ、ちょっと待ってください。1日3分必ず跳んでください」3度目の気象予報士試験を13日後に控えるモネに記憶力を向上させる縄跳びをすすめ、跳び縄を渡す菅波先生。その様子を見ていた森林組合の人たちは2人の関係にやきもき。「千年たってもダメだわ」とサヤカさん(夏木マリ)はあきれ気味。■38話「ぼくにわからないことは回答できないので話はききます」縄跳びは1日3分ではなく5分のほうが効果的とモネにわざわざ電話して伝える菅波先生。そこで胸の中にある思いを打ち明けるモネ。それに対して思いやりのある言葉をかける先生。ここまでの仲なのに先へ進まないのは2人が不器用すぎるから!?やきもきする恋模様に、今後も2人から目が離せません!
2021年08月01日