福島県いわき市にある常夏のリゾート、スパリゾートハワイアンズ。5つのテーマパークと3つのホテルからなる総合レジャー施設で、映画『フラガール』の舞台としてもおなじみ。2013年2月には東日本大震災後の全面再開から1周年を迎え、さらにパワーアップし続けている。子連れにも大人気の同リゾートの魅力と最新事情をレポート!首都圏からのアクセスは、宿泊者専用の無料送迎バスが便利でお得。東京・新宿・さいたま・横浜・立川・千葉・渋谷・仙台から、ホテル玄関までの直行便が毎日運行。いつもはドライバー役のパパものんびりでき、何より交通費が無料なのが嬉しい。たとえば横浜便なら、往路が横浜9:20発、現地13:00着。復路は現地15:00発、横浜19:00着。子連れにも無理のないスケジュールだし、遊ぶ時間もたっぷり。今回は2012年2月に誕生した新ホテル「モノリスタワー」に宿泊。開放感のあるロビーにはバニヤンツリーが配され、ハワイさながらの南国ムードが漂う。チェックインは13:00、チェックアウトは11:00なので、なんと22時間のロングステイ!客室は全7タイプ。泊まったハワイアンジャパネスクルームは白を基調とした和洋室。琉球畳の小上がりは赤ちゃん連れにも快適で、頼めば布団も敷いてくれる。館内着として女性にはムームー、男性はアロハの上下が用意されており、子ども用サイズもあるので、ママやパパとおそろいで着るのもカワイイ。ディナーは館内のレストラン「ネシア」で、大好評のフレンチポリネシアン・ブッフェを。マグロと野菜をココナッツミルクでマリネした「ポワソンクリュ」や、肉や野菜をバナナの葉で包んで蒸し焼きにした「ブーニャ」をはじめ、南太平洋の島々の料理がズラリ。青バナナやスターフルーツ、ドラゴンフルーツなど日本では珍しい食材もふんだんに使われ、洗練された盛付けや本格的な味は感動モノ! 野菜ソムリエが仕入れ認定する食材品質も自慢だ。カウンターでは6人のシェフが肉や魚をその場で焼いてくれるので、ライブ感も楽しい。ハンバーグやたこ焼きなど子どもの好きなメニューをそろえたキッズコーナーもあり、子ども用のカトラリーやベビーチェアも充実している。プールや温泉など、バラエティに富んだテーマパークは1日では遊びきれないほど。ちなみにハワイアンズでは、敷地内や温泉、水道水などの放射線量をきっちり測定。ホームページで公表している。小さな子連れにおすすめなのは、ウォーターパーク内の「ワイワイオハナ」。オムツが外れていない赤ちゃんでも安心なベビープール(※水遊び用オムツ着用の上利用)があり、すぐ横には授乳やオムツ替え、休憩スペースも完備。赤ちゃんのプールデビューにも最適だ。1日2回、昼と夜におこなわれるポリネシアンショーも見逃せない。夜の「グランドポリネシアンショー」は今年1月にプログラムを刷新し、未来へ向かう決意が詰まった内容にスケールアップ。ショーの途中にはゲストの体験コーナーもあるので、親子で参加すれば旅のよい思い出になるはず。7月20日(土)~9月1日(日)の夏休み期間には、「国立ボリショイサーカス ハワイアンズ公演2013」も実施。迫力の「大空中ブランコ&大空中綱渡り」が見られるので、こちらも要チェック!日本にいながら手軽にリゾート気分が味わえる「スパリゾートハワイアンズ」。ぜひこの夏は家族のきづなを深め、楽しい思い出を作ってみては。■スパリゾートハワイアンズ住所:福島県いわき市常磐藤原町蕨平50電話:0246-43-3191(代表)料金:1泊2食付+ハワイアンズ入場券付(平日)15,750円~(大人1名1泊料金) ※モノリスタワー宿泊の場合 HP: 取材/古屋 江美子
2013年06月18日