演劇ユニットActPostによる『熱海殺人事件~モンテカルロイリュージョン~』が、2024年5月15日(水) から19日(日) に東京・すみだパークシアター倉で上演されることが決定した。棒高跳びの元オリンピック日本代表選手である木村伝兵衛部長刑事が、山口アイ子の殺人事件の捜査をしていたところに、“山形の死神”の異名をとる速水健作刑事が赴任してくる。彼は6年前に死亡した、同じく棒高跳びの日本代表選手だった自分の兄を殺したのは木村だと疑っていて……。ヒロインの水野朋子 / 山口アイ子役は、ハロー!プロジェクトの研修過程を経て、2011年『きっかけはYOU!』でソロデビュー後、アメリカ、フランス、台湾、ブラジルなど海外でのステージも多数経験してきた吉川友と、特技は鎖鎌・薙刀・ジークンドー、歌唱音域は3オクターブと異色の個性を持つ音羽美可子が演じる。また、速水健作役でDIAMOND☆DOGSメンバーの咲山類、木村伝兵衛役で晃映ヒロが名を連ねた。演出は小田竜世が手がける。チケットは先行販売が3月30日(土) 12時よりスタートする。<公演情報>『熱海殺人事件~モンテカルロイリュージョン~』作:つかこうへい演出:小田竜世【出演】水野朋子 / 山口アイ子役:吉川友(Wキャスト)水野朋子 / 山口アイ子役:音羽美可子(Wキャスト)速水健作役:咲山類大山金太郎役:鮫島拓馬タケシ役:相田真滉デン助/謎の男役:うちだまさのり木村伝兵衛役:晃映ヒロ公演日程:2024年5月15日(水) ~19日(日)会場:東京・すみだパークシアター倉チケット先行販売:3月30日(土) 12:00~4月3日(水) 23:59()※URLは受付時間以降有効公式X:
2024年03月27日5月のモンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団の来日公演を前に、2月5日に指揮者の山田和樹が出席しての記者会見が開催。2016/17シーズンから芸術監督兼音楽監督を務めてきた同管弦楽団、および今回の来日公演で共演するピアニストの藤田真央の魅力などについて語った。(c)松尾惇一郎5月25日の兵庫県立芸術文化センターを皮切りに、翌26日には千葉県南総文化ホール、27日、28日にはサントリーホール、30日には愛知県芸術劇場コンサートホール、31日にはロームシアター京都、そして6月1日には横浜みなとみらいホールにて公演が行われ、ベートーヴェン:序曲「コリオラン」Op.62、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 Op.37、ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14、ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調、サン=サーンス:交響曲 第3番 ハ短調 Op.78 R.176「オルガン付」などが演奏されることが発表されている。山田が音楽監督に就任して以来、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団と共に日本で公演を行なうのはこれが初めてとなる。山田は「このたびモンテカルロ・フィルとの日本ツアーができることを嬉しく思っています」と挨拶。2016/17シーズンの音楽監督に就任当初は、「フランス以上にフランス語が公用語」であるなどモナコ独特の気質などを含め、苦労も多々あったようで、団員の反発を受けて音楽監督の契約更新をせずに最初の任期で辞めることも考えていたという。その後、少しずつ誤解を解き、団員とも理解を深め合い、3度にわたって契約を更新し、来日公演の実現にこぎつけた。(c)松尾惇一郎改めて同管弦楽団の魅力を「古き良き時代の香りを残した20世紀のサウンド」と表現。自身が首席指揮者を務めるバーミンガム市交響楽団(英国)をはじめ、他のヨーロッパの管弦楽団とは異なる個性を有したオーケストラであると強調。自身の役割として「潜在能力をどう引き出すか? 集中力を発揮してひとつになったら世界一のオーケストラじゃないかという響きを出すけど、そのスイッチがどこにあるか…? 『間違いなく世界最高だ』と思えるゾーンに入るときがあるので、常に(ポテンシャルを)引き出せるようにできたらいいなと思っています」と語った。藤田とは20歳離れているが、プライベートでも親交が深く、藤田がベルリンで一人暮らしを始める際も料理を教えるなどしたという。「なぜか僕にメールするとき『パパへ』と書いてくるんです(笑)」と明かし「全ての人から好かれる術、周りを笑顔にさせる天性の力がある。日本人にああいう才能が生まれたというのは宝だと思う」とその人間性と才能を絶賛。「実はきちんと共演するのはこれがほぼ初めてなので楽しみです」と語っていた。(黒豆 直樹)山田和樹指揮モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団ピアノ:藤田真央■チケット情報()
2024年02月15日演劇企画 heart more need 特別公演『熱海殺人事件~モンテカルロ・イリュージョン~』が2023年11月29日 (水) ~2023年12月3日 (日)に雑遊(東京都新宿区新宿3-8-8新宿O・Tビル1F)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 演劇企画 heart more need公式ホームページ Twitter 木村伝兵衛を遠藤裕司が演じる『熱海殺人事件〜モンテカルロ・イリュージョン』上演決定!豪華日替わりゲストにも注目。カンフェティにてチケット発売。公演概要演劇企画 heart more need 特別公演『熱海殺人事件~モンテカルロ・イリュージョン~』公演期間:2023年11月29日 (水) ~2023年12月3日 (日)会場:雑遊(東京都新宿区新宿3-8-8新宿O・Tビル1F)■出演者遠藤裕司、土田卓、木村玲子、清水宗史、鷲尾直人日替わりゲスト井上賢嗣、今井孝祐、さひがしジュンペイ、塩崎こうせい、末原拓馬、竹石悟朗、丸山正吾■スタッフ脚本つかこうへい演出小田竜世照明阿部将之(合同会社LICHT-ER)音響香田泉(零’s Record)美術mild×mild写真撮影朝比奈里奈/井上賢嗣ヘアメイク柴田桃子(宣伝)ヘアメイクアシスタント馬場良美(宣伝)宣伝美術鈴木あかり制作協力Estragon/熊野ふみ企画遠藤裕司/演劇企画 heart more need■公演スケジュール11月29日(水)19:0011月30日(木)19:0012月1日(金)14:0019:0012月2日(土)14:0019:0012月3日(日)13:0017:30※開場は、開演の30分前です。■チケット料金前売:5,000円当日:5,500円(全席指定・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月02日モナコ公国モンテカルロ・バレエ団 2022年日本公演『じゃじゃ馬馴らし』が、11月11日から13日に東京文化会館で上演される。バレエに革新をもたらした〈バレエ・リュス〉の精神を受け継ぎながら、創造的な活動を続けるモンテカルロ・バレエ団。『じゃじゃ馬馴らし』はシェイクスピアによる戯曲が原作で、気難しくて乱暴な妻を夫が「調教」するというあまりに時代錯誤な男女観のため現代では少々タブー視もされているが、今回はスタイリッシュな舞台で世界中を魅了する現代バレエの鬼才、ジャン=クリストフ・マイヨーが新しいアプローチで演出。破壊力バツグンのパワーをもつ若い男女が、互いを認め合い真実の愛を探し当てる究極のラブストーリーに仕立て上げた。出会ってすぐのバトルのように激しいパ・ド・ドゥから、互いに興味をもち理解し合うまで、さまざまな表情を見せていく主役キャタリーナ&ペトルーチオのダンス。脇キャラも個性派ぞろいで、人間味あふれるコミカルかつ独創的なダンスが、緻密に計算され洗練された装置と空間構成の中で隙無く展開されていく。音楽はドミートリイ・ショスタコーヴィチ。彼は旧ソ連時代にバレエやジャズ組曲を手がけているが、実は膨大な数の映画音楽も作曲していた。そしてここぞという場面では、ジャズの名曲「二人でお茶を」をカバーした「タヒチ・トロット」が使用される。また、本公演では18歳以下の子どもたちの無料招待を実施。対象総席数は4公演合計で1600席。対象者は公演当日に小学校1年生から18歳以下までの方となる。Photo:Alice Blangero<公演情報>モナコ公国モンテカルロ・バレエ団 2022年日本公演『じゃじゃ馬馴らし』11月11日(金)~13日(日) 東京文化会館ジャン=クリストフ・マイヨー 振付音楽:ドミートリイ・ショスタコーヴィチ※配役はモンテカルロ・バレエ団の方針により、公演当日に発表いたします。※音楽は特別録音による音源を使用します。18歳以下の子どもたち無料招待についての詳細はこちら公演ホームページ:もっと知りたい!「じゃじゃ馬馴らし」(特設ページ):
2022年10月27日こんにちは、島本薫です。男性がチュチュやトウシューズを身につけて躍る、男だけのコメディ・バレエがあるという話、どこかで聞いたことはありませんか?聞いたことはあっても、「観た」ことはない人が多いのではないでしょうか。ううん、それはもったいない。彼らの踊りはキワモノと決めつけるにはあまりに楽しく、意外な美しさがあるものなのですから……!今回は、爆笑しながら元気と感動をもらえるバレエ、トロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団の魅力をお届けしましょう。■男だけのコメディ・バレエ「トロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団」とは?“誰もが気軽に楽しめるバレエ”を目指し、1974年にニューヨークのオフ・オフ・ブロードウェイで産声を上げたトロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団(通称トロックス)。彼らがつくりあげたのは、世界初の「コメディ・バレエ」でした。舞台に上がるのは男性だけ。入念なメイクで女性に扮し、艶やかなチュチュをまとい、トウシューズを履いてポアント(つま先立ち)で舞う男性バレリーナに、世界が目を見張り、称賛の声を送りました。そこに繰り広げられていたのは、ただの女装バレエにとどまらない、バレエへの愛とリスペクトと遊び心あふれるステージだったからです。踊りをおろそかにすることなく、笑いの要素を取り入れる。女性のつもりで踊るのではなく、男性として、自分らしく女性の役を踊る。観客を楽しませ、自分たちも存分に楽しむ。そんな彼らの評判はすぐに海を越え、国内はもとより国外でのツアーもスタート。1982年には初の日本公演が行われ、追加公演を余儀なくされるほどの大盛況に。それ以来、日本はほぼ毎年ワールドツアーに組み込まれるようになりました。2006年には名誉ある「英国批評家協会ダンス賞」最優秀賞を受賞するなど、実力も折り紙付き。2016年にはトロックスのダンサー、チェイス・ジョンジーが「英国ナショナルダンスアワード最優秀男性ダンサー賞」に輝きました。性別を超えた役で評価を受けたのは、史上初のことです。そんな彼らが、どんなおもしろマジメな舞台を届けているのかといいますと……。■爆笑しながら元気と感動をもらえるバレエステージいっぱいにずらりと並ぶ、白い衣装のバレリーナたち。これから夢の舞台が始まるのかと思いきや、舞台袖から出てきたダンサーが男性役の隣でポーズをとるダンサーに歩み寄り、「ちょいとアンタ、そこはアタシの場所よ!」と、ひと騒動かましてくれるではありませんか。さすがはトロックス、出だしからやってくれます。音楽が鳴り、いざ踊りが始まると、誰もがトウで立つ男性バレリーナの迫力に圧倒されることでしょう(どう考えても2メートル以上はあるのですから……)。なのに、意外なほどの軽やかさとバレエらしさで魅せてくれるかと思うと、わざとドタドタ舞台を踏み鳴らしてみたり、すまし顔で女性役が男性役をリフトしてみたり。舞台の片隅には決めポーズで蹴飛ばされたダンサーがいたり、「何すんのヨ!」と小競り合いが始まったりと、踊りに笑いに全力投球。さあ気を取り直して、と言わんばかりにポーズを取り直すしぐさなど、もう爆笑もの。ただすべてがバレエとしての流れとテクニックの中で鮮やかに表現され、コメディでありながらアートと言うにふさわしいのです。頼りない王子様や、筋肉ムキムキのお姫様。女性顔負けのしなやかさを見せる白鳥の姫君もいれば、美しくも笑いあふれる踊りで観る者を瀕死の状態にいざなう白鳥もいて、バレエってこんなに楽しく素晴らしいものなんだと素直に思えてくるのです。トロックスの2017年オフィシャルサポーター、美川憲一さんは、その魅力をこのように述べています。「バレエはお行儀よく鑑賞するもの、という常識をぶっ壊したのが“トロ”なのよね。でもあそこまで壊しても成り立つのはやっぱり、基礎がちゃんとできているから」「好奇心が強い方が生きていて楽しいわよ。『バレエなんて』じゃなくて、そういうモノを一回見てみようっていう刺激って、生きてく中でとっても大切なことなのよ」隅々までバレエの愛と遊び心とファンサービスのあふれるトロックスの舞台。劇場で、あなたも愛と笑いと感動をもらってみませんか。トロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団 2017年日本公演9月9日(土)~10月1日(日)まで、東京・大阪・九州など日本各地で公演オフィシャルサイト:
2017年09月23日