耳が聞こえないメスの子犬と暮らす飼い主さんが、海外の掲示板『Reddit』に投稿した動画に反響が上がっています。犬の名前はエヴェリン・ザ・モーグリ(通称:エヴィー)。聴覚障害をもつパーカッショニストのエヴェリン・グレニーと、ゲーム『ファイナルファンタジー』に登場するキャラクターのモーグリから名付けたそうです。飼い主が帰宅したことに気付いた子犬は…この日、投稿者さんが仕事から家に帰ってくると、エヴィーはすやすやとお昼寝中でした。物音が聞こえないため、自分が帰宅したことに気付いていないエヴィーを、投稿者さんは優しく起こすことにします。すると、目を覚ましたエヴィーは…続きはこちらをご覧ください。My deaf puppy doesn’t notice whenever I come home, so I get to wake her up gently and see her innocent excitement. from r/aww飼い主さんが帰ってきたことが嬉しくて大興奮のエヴィー。動画には音声はありませんが、エヴィーのリアクションだけで彼女の喜びは十分に伝わってきます。この動画を見た人たちからは、たくさんのコメントが寄せられました。・なんてピュアな愛情なの。涙が出たわ。・ハートがとろけた。・これを見たから、今日一日幸せな気持ちで過ごせそう。投稿者さんはこの動画を繰り返し見ては、エヴィーが愛しくて泣きそうになるのだそうです。自分の帰りをこんなにも喜んでくれる存在がいたら、仕事が終わったら一目散に家に帰りたくなるでしょうね。[文・構成/grape編集部]
2021年04月23日「ディズニープラスでみんなイッキミ“夏祭り”キャンペーン supported by ディズニー★JCBカード」の特別イベントが8月5日、オンライン(YouTube Live)にて配信された。この夏、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」を観ながら、家族が“おうち”で楽しく過ごせる様々な提案をする同キャンペーン。この日の配信イベントには、今年2月に第2子を出産したばかりの鈴木亜美、4人の子どもを育てる仲良し夫婦の杉浦太陽&辻希美、家族が出演するYouTubeが話題を集めるエハラマサヒロ親子が登場し、実行委員としてこの夏、ディズニープラスをどう楽しむか、思い思いにトークを繰り広げた。ディズニープラスの魅力とは?鈴木さんは「うちの長男は『ライオン・キング』や『ジャングル・ブック』が大好き。毎日見ているんですよ」と明かし、「きっと子ども(シンバやモーグリ)が成長する姿を、自分に重ねているんだと思う。私も一緒になって感動しています」と目を細めた。「Disney+(ディズニープラス)」については「大変なものを知ってしまった(笑)。見る時間を決めないと、1日が過ぎちゃうし、見ていない作品もたくさんあるので、親と子どもで何を見るか対決している」とコンテンツの豊富さに驚いていた。「子どもの頃に見ていた作品を、いまは二世代で楽しんでいる。(自分の子どもが)興味を持ってくれるのがうれしいし、自分自身も見方が変わる。それぞれの世代に合った作品があって、たまらないです」(杉浦さん)、「(タイトルの)種類がたくさんありすぎるので、24時間足りない」(辻さん)とこちらも「Disney+(ディズニープラス)」の充実ぶりに大満足。エハラさんは「レンタルで1週間借りても、またすぐ見たいってなって、もう買おうとなったことも。なので、いつでもずっと見られるのは、結構ありがたい」とサービスの利便性を語っていた。テーマごとのおすすめ作品をプレゼン!また、鈴木さん、杉浦さん&辻さん夫婦、エハラさんファミリーがそれぞれ「はじめての出逢い!新発見の物語」「いざ冒険の世界へ、サマーアドベンチャー」「ピクサーで感じるいろんなカタチの“絆”の物語」というテーマで、おすすめタイトルをプレゼン。鈴木さんはウィル・スミスとトム・ホランドが声優共演を果たした『スパイ in デンジャー』を選び、「こういうの、男の子は好きですからね。うちの長男には、ちょっと背伸びした感じの作品ですが、スピード感があって、笑える部分もある」。また、作品との“はじめての出逢い”を演出するために、自宅では見る作品をくじ引きで決めると明かしていた。杉浦さん&辻さん夫婦が薦めるのは、日本でも大ヒットを記録した『モアナと伝説の海』。「この夏は行きたい場所にも、なかなか行けないですし、冒険気分を何度でも味わって」とアピールする杉浦さんは、自宅ベランダで本作を鑑賞し、より南国気分を高めていると話していた。また、エハラさんは『トイ・ストーリー4』をチョイスし、「家族でほっこり、絆を感じられる。それに僕、バズ・ライトイヤーにちょいちょい似ていると言われますし」。人気キャラクターであるフォーキーが主人公の短編も配信中で「こういうディズニープラスのオリジナルがあるのも、うれしい」とアピールしていた。(text:cinemacafe.net)
2020年08月05日アンディ・サーキスが『ヴェノム』続編の監督に決まった。以前からうわさされていたが、ついにアンディ本人が『ヴェノム』のコミックを目の前に掲げた写真をインスタグラムに投稿し、報告。「本当に起こるんだ。感じるよ…シンビオート(主人公のエディに寄生してヴェノムになった地球外の寄生生物)がぼくの中に宿主を見つけたということを。準備万端だ…待ちきれないよ。トムはどう?」と主演のトム・ハーディに呼び掛けた。アンディといえば、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのゴラム役や、『猿の惑星』シリーズの猿のシーザー役などの「モーションキャプチャー俳優」として知られるが、近年は監督業にも進出。2017年に『ブレス しあわせの呼吸』で監督デビューを果たし、昨年はNetflix映画『モーグリ:ジャングルの伝説』を監督した。モーションキャプチャー俳優として有名なだけに、アンディのインスタグラムでは「出演するんじゃなくて、監督の方なの?」という声も見られる。『ヴェノム』続編は2020年10月に全米公開を予定しており、主演のトム、脚本家のケリー・マーセルは続投、ヴェノムの宿敵・カーネイジ役にウディ・ハレルソンが出演することが決まっている。(Hiromi Kaku)■関連作品:ヴェノム 2018年11月2日より全国にて公開© &TM 2018 MARVEL
2019年08月06日キャス キッドソン(Cath Kidston)から、ディズニーアニメーション作品『ジャングルブック』と初めてコラボレーションした限定コレクションが登場。2019年6月7日(金)より、全国のキャス キッドソン直営店舗にて販売される。『ジャングルブック』と初コラボレーション『ジャングルブック』は、1967年公開以来人気を集めるディズニーアニメーション。ジャングルの中で狼によって育てられた人間モーグリと、父親のような存在の黒ヒョウ・バギーラ、クマのバルーが登場する物語となっている。4シリーズで構成される『ジャングルブック』コレクションでは、バッグやファッション、キッズ、ホームアイテムなどを展開。『ジャングルブック』の世界観を表現した6つのプリントデザインには、主人公モーグリをはじめ、バギーラ、バルー、トラのシア・カーン、大蛇のカーなどが描かれている。「ジャングルフラワーズ」キャス キッドソンのアーカイブプリントであるウィンフィールドフラワーをトロピカルにアレンジした「ジャングルフラワー(Jungle Flowers)」には、バギーラとバルー、オランウータンのキング・ルイ、子ゾウたちが登場。メイクアップポーチやエプロンをはじめ、有名なテーマソング「The Bare Necessities」のロゴを配したハンドバッグなどが用意される。「ウォーターリリー リバー」「ウォーターリリー リバー(Waterlily River)」では、モーグリがバルーのお腹の上でのんびり川下りをしている様子を表現。トートバッグやウォレットの他に、プレート、ボール、マグカップといった食器類を取り揃える。「ジャングル ディッツィ / ジャングル ストライプ」小花柄を散りばめた「ジャングル ディッツィ(Jungle Ditsy)」のリュックサックは、バギーラとバルーが花畑でかくれんぼをしている様子を落とし込んだ。「ジャングル ストライプ(Jungle Stripe)」のパジャマセットには、キャス キッドソンを象徴するブレトンストライプに、シア・カーンやバルーを描いている。「シア・カーン」ジャングルの世界に威厳あふれる王者「シア・カーン(Shere Khan)」が現れるこのプリントは、バッグやポーチだけでなく、フリンジクッション、マグ、花瓶などのホームコレクションにも採用。花や葉の間から忍び寄る大蛇のカーが、ユーモラスなムードも加えている。なお『ジャングルブック』コレクション発売を記念して、全国のキャス キッドソン直営店舗、公式オンラインストアで、ディズニー商品を6,480円(税込)以上購入者に先着でトートバッグをプレゼント。非売品の限定トートバッグとなっており、ボディにはモーグリとバギーラ、バルーたちがデザインされている。【詳細】ディズニー × キャス キッドソン -ジャングルブック-発売日:2019年6月7日(金)販売店舗:全国のキャス キッドソン直営店舗※5月17日(金)より、全国の直営店舗で店頭予約を受付。限定トートバッグと併せての予約も可能。※数に限りがあり、無くなり次第終了。※6月6日(木)より、全国の直営店舗、公式オンラインストアでメルマガ会員限定の先行発売を実施。アイテム例:・ディズニー『ジャングルブック』マットメイクアップバッグ 3,000円・ディズニー『ジャングルブック』プレート ウォーターリリーリバー 1,800円・ディズニー『ジャングルブック』キッズLSジャージーパジャマ ジャングルストライプ 4,400円・ディズニー『ジャングルブック』プレイスメントトート シア・カーン 10,000円■限定トートバッグ全国のキャス キッドソン直営店舗、公式オンラインストアで、ディズニー商品を6,480円(税込)以上購入者に先着で非売品の限定トートバッグをプレゼント。
2019年05月20日ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは国内外で絶大な人気を博している「ユニバーサル・クールジャパン 2018」を2018年1月19日(金)~期間限定で開催するが、このほど「ファイナルファンタジー」史上初“超体感”コースター化「ファイナルファンタジー XR ライド」の<ストーリー>、そしてパーク限定グッズ&フード情報が解禁となった。「ファイナルファンタジー」シリーズのイメージイラストやロゴイラストを30年間一貫して手がける天野喜孝氏による描き下ろしロゴイラストをあしらったグッズをはじめ、同シリーズ14作の登場人物による、超プレミアムなグッズが登場する。また、すでにSNSなどで話題となっているオリジナル衣装のキャラクターグッズも登場予定だ。ちょっぴりおめかしした<チョコボ>たちがかわいいパーク限定デザインの<チョコボ>、<モーグリ>、<サボテンダー>などが登場。パークの象徴でもある「ユニバーサル・グローブ」や、パークの「ゲート」をあしらったオリジナル衣装を身にまとうなどオリジナル感も満載だ。そしてフードでは、「ファイナルファンタジー」の世界観を再現した、ユニークで超リアルなフードが登場。とってもキュートな<チョコボ>が、<ポップコーン・バケツ>に! しかも「クエッ!」と鳴くという機能付だ。また、アトラクションにも登場する<サボテンダー>をイメージした「チュリトス」も登場予定。チクチクする食感が楽しめるという。またUSJによると「ファイナルファンタジー XR ライド」のストーリーは、「ファイナルファンタジー」の世界をのぞき見ることが可能な「ユニバーサルクリスタル」の研究を行う研究船「モグシップ」を訪れたゲストが、研究者“シド”の案内でクリスタルの特別公開実験に立ち合うストーリーだという。ところが、公開実験のトラブルで状況が一変してしまい、研究船が別の次元に飛ばされるという緊急事態に!シドとゲストは異次元を往来可能な最新小型次元飛空艇「モグライド」に乗り込み、元の世界に戻るため、「ファイナルファンタジー」のさまざまな世界に立ち寄りながら脱出を試みる、という展開だ。もはやアトラクション、グツズ、フードという既存のカテゴリーでは収まりそうにない、USJと「ファイナルファンタジー」の美しく壮大な世界の豪華コラボレートに大期待だ!画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(C) 2017 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.ILLUSTRATION : (C) 2017 YOSHITAKA AMANO(C)&(R) Universal Studios. All rights reserved.(text:cinemacafe.net)
2017年12月16日世界中が待ち焦がれている「ユニバーサル・クールジャパン 2018」(2018年1月19日(金)~6月24日(日)期間限定開催)の詳細発表第1弾として、史上初の「ファイナルファンタジー」“超体感”コースター「ファイナルファンタジー XR ライド」が登場することでも大きな話題となっていが、このほどユニバーサル・スタジオ・ジャパン限定で<チョコボ>をはじめ、パークのオリジナル衣装のキャラクターのグッズが登場することもわかった。「ファイナルファンタジー XR ライド」は、上下左右360度、見渡す限り忠実に再現された美しく壮大な「ファイナルファンタジー」の世界を駆け巡って、次々に迫りくる予測不可能な冒険に巻き込まれ、ありえないほどの臨場感と躍動感を全身で体感するXR ライド。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの総力を結集して送り出す、期待感が満点のライドだ。オリジナル衣装のキャラクターのグッズは、いつもよりもちょっぴりおめかしした<チョコボ><モーグリ><サボテンダー>の3キャラクターが登場。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの象徴でもある<ユニバーサル・グローブ>やパークの<ゲート>をあしらったユニバーサル・スタジオ・ジャパン、オリジナルデザインのグッズ販売となっている。また3キャラクターそれぞれの<ぬいぐるみキーチェーン>や、パークで身に付けると気分も盛り上がりそうなチョコボ<ぬいぐるみハット>や<フード付きタオル>、<パーカー>なども登場する予定。パーク来場の思い出に、ユニバ限定グッズをゲットしてみて!画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(C) 2017 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.(C)&(R) Universal Studios. All rights reserved.(text:cinemacafe.net)
2017年11月22日最新の映像テクノロジーで、幻のディズニー・ファンタジーを現代に甦らせた『ピートと秘密の友達』が、12月23日(金・祝)より公開される。迷子の少年ピートと、深い森に隠れ住む不思議な生き物“エリオット”との奇跡の友情を描く本作には、2人の天才子役が登場する。これまでのディズニー作品の子役といえば、最近では『ジャングル・ブック』で主人公モーグリを演じ、一躍人気を集めたニール・セディ、『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』で巨匠スピルバーグの心を射止めたソフィー役のルビー・バーンヒル、『トゥモローランド』で謎の美少女アテナとして多くの観客を魅了したラフィー・キャシディなど、世界的に注目を集めた逸材ばかり。可愛らしさはもとより、共演した多くの名優たちと肩を並べるほどの演技力も、作品の見どころとなった。本作『ピートと秘密の友達』に出演する2人も、そうした彼ら同様、世界が注目する素質を持った子どもたちだ。まず、主人公ピートを演じるのは、スタッフが世界中を探し回り、何万人という子どもたちの中から選ばれたシンデレラボーイ、オークス・フェグリー。6年間、人と関わることなく深い森で暮らし、誰にも言えない秘密の友達“エリオット”を持つピートを見事に演じている。好奇心旺盛で勇敢な姿や、友達をもっとも大切にする純真無垢な少年の感情を、オークスが体全体で表現する姿は見逃せない。このピート役について、本作のデヴィッド・ロウリー監督は「素朴で、完全じゃなくて、訓練されているという資質がない子どもにしたかった」という。オーディションで彼に初めて会った瞬間の感動を「言葉では表現できませんが、彼にはリアルな何かがあったのです」と、まるで運命の出会いだったかのように語っている。また、ピートと一緒にエリオットを守ろうとする少女ナタリーを演じたのは、ウーナ・ローレンス。2013年にブロードウェイ・ミュージカル「マチルダ」でトニー賞特別賞を受賞。さらに、映画『サウスポー』ではジェイク・ギレンホールの娘役として大きな注目を集めた。本作では、ピートと心を通わせる、どこか孤独な思いを持ったナタリーをナチュラルな演技で感情豊かに魅せる。ナタリーの母親として共演したブライス・ダラス・ハワードは、現場でのエピソードを交えながら、「ウーナは、間違いなく演技の才能や情熱を持っているわ。彼女は信じられないくらい素晴らしいの。現場で彼女のまったく知らない、その場で書き直した会話の台詞を渡したの。すると彼女は『オッケー!10分ちょうだい』と言って完璧にやってのけるのよ!本当にびっくりしたわ」と絶賛を贈っている。今回、そんなオークス&ウーナが共演した、とあるシーンがシネマカフェに到着。このシーンは、ピートが初めてナタリーの家にやってきた夜のこと、ピートの友達エリオットについてナタリーが興味津々な様子を見せている場面だ。「空想のお友達なの?」と聞いてくるナタリーに、ピートは緑色のクレヨンを使ってエリオットの絵を書いて見せようとする。好奇心いっぱいの子どもらしい微笑ましいやりとりに、心がほっこりとする映像となっている。『ピートと秘密の友達』は12月23日(金・祝)は全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ピートと秘密の友達 2016年12月23日より全国にて公開(C) 2016 Disney
2016年12月19日神秘あふれるジャングルを舞台に、その地で育った少年モーグリと愛すべき仲間たちとの絆を驚異のビジュアルで描いた『ジャングル・ブック』。モーグリ以外は全てリアルなCGという映像表現と、日本・アメリカともに豪華スター陣によるボイスキャストも大きな話題となった本作は、早くもデジタル配信中、12月16日(金)にはMovieNEXでリリースされる。それに合わせて、本作からボーナス映像の一部が解禁。全編にわたりモーグリ役を演じきった子役ニール・セディのオーディション風景が公開された。全世界興行収入は1,000億円を突破し、2016年公開作品の中で第4位(Box office mojo調べ、12月8日時点)を記録、日本でも8月に公開され興行収入22億円を超える大ヒットとなった本作。本物以上に本物らしく再現されたジャングルの圧倒的なスケール、動物としてのリアリティと人間的な感情表現の豊かさを兼ね備えたキャラクターなど、最先端の映像テクノロジーを駆使した驚異のビジュアルが見どころとなり、注目を集めた。とりわけ、観客を魅了するのは主人公モーグリだ。元気で明るくて、無鉄砲なやんちゃ坊主だが、同時にジャングルで唯一の人間としての疎外感や孤独を秘めた繊細で聡明な少年でもある。そんなモーグリが大自然の脅威に立ち向かい、新たに出会った動物たちと友情を育むことで、たくましく成長する姿には誰もが深く共感するだろう。今回解禁となった映像は、モーグリを演じたニールのオーディション風景や、本人のインタビューが収められている。プロとしての演技経験が全くないにも関わらず、本職の子役俳優を含む2,000人以上の中から見事に抜擢されたニール。「最初に見たときから彼の演技が好きだった」とジョン・ファヴロー監督(『アイアンマン』シリーズ)も語っているように、その生き生きとした演技や表情には、人を強く惹きつける不思議な魅力が備わっていることが一目瞭然。と同時に、「楽しそうだったからオーディションを受けてみた」と、はにかむインタビューの様子からは12歳の少年らしい素朴な愛らしさも伺える。1967年に劇場公開されたディズニー・アニメ版は、モーグリとユーモラスな動物たちの友情を軸に、歌あり笑いあり冒険ありの夢あふれるストーリーで世界中のファンに愛されてきた。本作では、その前向きなスピリットを継承しつつ、人間界と動物界のはざまで自分の居場所を探して苦悩するモーグリが、冒険の旅を通じてさまざまな動物たちと出会い、幾多の困難を乗り越えながら、やがて自分らしい生き方を見出していく姿を力強く描き出し、心揺さぶるヒューマン・アドベンチャーとして仕上げられている。そんな期待の新星ニール・セディが演じる永遠の少年ヒーロー、モーグリと個性豊かな動物たちが大冒険を繰り広げる『ジャングル・ブック』は、年末年始に家族揃って楽しめるエンターテインメントとしてぴったり。MovieNEXでは、ほかにもファヴロー監督や豪華なボイスキャストのインタビュー映像やメイキング映像など、充実のボーナスコンテンツが満載。本編映像を楽しんだ後は、じっくりと舞台裏のエピソードも堪能してみて。『ジャングル・ブック』は先行デジタル配信中、MovieNEXは12月16日(金)発売(※同日ブルーレイ・DVDレンタル開始)。(text:cinemacafe.net)
2016年12月09日ベビー&キッズ ライフスタイルブランドの aden + anais(エイデンアンドアネイ)から、ブランド初となるディズニーキャラクターのプリントシリーズが11月23日(水)より百貨店・専門店にて限定で発売開始されました。『バンビ』『ジャングル・ブック』『くまのプーさん』がモチーフプリントモチーフとなるのは、ディズニー映画の『バンビ』『ジャングル・ブック』『くまのプーさん』。各映画の世界観にインスパイアされたエイデンアンドアネイならではのスタイリッシュで夢のあるプリントは、ディズニーファンのみならず、幅広い世代の心をつかみます。販売アイテムは、エイデンアンドアネイを代表するベストセラー商品のスワドル(おくるみ)の他、バーピービブ(よだれかけ)とドリームブランケットをラインナップ。箱入りのスワドルとブランケットは、出産祝いや、クリスマス、年末年始のギフトアイテムとしても最適です。Bambi nouveau(バンビヌーヴォー)大人っぽい水色やピンクなど、エイデンアンドアネイならではの色使いやデザインにより、可愛いだけじゃないオシャレで雰囲気のある『バンビ』シリーズが誕生しました。Jungle picture book(ジャングルピクチャーブック)少年モーグリと心優しい密林の動物たちが描かれた楽しいプリント。カラフルで元気な印象の『ジャングル・ブック』シリーズです。Winnie scapes(ウィニースケープ)手描き風タッチが特徴の『くまのプーさん』シリーズ。プーさんが遊ぶ森や水辺の風景がノスタルジックに描かれ、物語の世界へと想像をかきたてます。商品情報■展開商品価格:+スワドル(サイズ:120 x 120 cm)4枚入り6,500円+税※箱入り+スワドル(サイズ:120 x 120 cm)2枚入り4,300円+税※箱入り+バーピービブ(サイズ:56 x 20 cm)2枚入り2,500円+税+ドリームブランケット(サイズ:120 x 120 cm)6,500円+税※箱入り■素材: モスリンコットン100%(プレウォッシュ加工)■発売開始日:11月23日(水)※ただし、バーピービブは12月初旬、スワドル(2枚入り)は2017年3月頃、発売予定■販売店舗:百貨店、専門店
2016年11月27日少年モーグリと愛すべき仲間たちとの絆を驚異の映像で描き、この夏、劇場で大ヒットとなった『ジャングル・ブック』。本作が早くもMovieNEXで登場することが決定、『アイアンマン』シリーズの監督・出演者としても知られるジョン・ファヴローが解説する予告編映像も解禁となった。ジャングルにひとり取り残された人間の赤ん坊の命を救ったのは、黒ヒョウのバギーラだった。彼から母オオカミのラクシャに託された赤ん坊は、”モーグリ“と名付けられる。バギーラから自然の厳しさと生き抜くための知恵を教わり、オオカミの群れを率いるリーダーのアキーラからはジャングルの掟を、ラクシャから惜しみない愛を注がれ、モーグリは幸せに暮らしていた。人間への復讐心に燃える、トラのシア・カーンが現れるまでは…。バギーラは、モーグリの命を狙うシア・カーンから身を守る為、モーグリを人間の世界へ帰す決心をする。奥深いジャングル旅する中、モーグリは陽気なクマのバルーや、大きなヘビのカー、人間になることを夢見る類人猿のキング・ルーイと出会う。モーグリは、ジャングルの“希望”なのか?それとも“脅威”なのか?本作は、ウォルト・ディズニーの遺作であるアニメーション映画『ジャングル・ブック』(‘67)を、最新の映像技術を駆使し実写化。全世界興収1,000億円を突破、2016年公開作品の中で第3位を記録(Box office mojo 8月10日時点)、日本でも8月に公開されるや、興行収入22億円を超える大ヒットを記録した。何と言ってもその見どころは、少年モーグリ(ニール・セディ)以外は全てCGという、ジャングルや動物たちのキャラクターをリアルに実現した新たな映像革命による圧倒的な表現力、そして、日本・アメリカともに豪華スター陣が集結したその吹き替え陣。監督は『アイアンマン』シリーズの大ヒット・メーカー、ジョン・ファヴロー。エンターテインメントを知り尽くした彼の指揮のもと、ハリウッド最高峰の製作チームが結集し、現実には存在し得ない“人間味”あふれる動物たちと、息をのむほどの美しいジャングルを誕生させた。その美しいジャングルで、動物たちに育てられた人間の少年モーグリ。ジャングルの“掟”の中で育つ少年の成長を通して、共に生きる者たちの愛や憎しみ、そして喜びや悲しみを謳いあげる生命の賛歌が、自宅でも楽しめるようになる。『ジャングル・ブック』は12月7日(水)より先行デジタル配信、MovieNEXは12月16日(金)発売(※同日ブルーレイ・DVDレンタル開始)。(text:cinemacafe.net)
2016年10月16日バディ。それは相棒、仲間、2人組――。2016年、パッと思いつくバディといえば、日本でも大ヒットした『ズートピア』のジュディ&ニックだろう。“小さくて可愛らしい”(?)ウサギ初の警察官と、“ずる賢い”(?)キツネの詐欺師がふとしたことからコンビを組み、ズートピアで続出する失踪事件に立ち向かった。本来なら“天敵”にあたる、草食動物と肉食動物、被捕食者と捕食者による正反対のコンビは、誤解はあったものの、お互いを思いやりながらそれぞれの持ち味を発揮して大活躍。その名コンビぶりに魅了される人が続出し、「ニクジュディ」や「ジュディニク」といった愛称でも親しまれている。そんな2人に続け!とばかりに、この秋からも、正反対の凸凹コンビが活躍するバディムービーやバディドラマが続々登場。それぞれの魅力に迫った。まず、水谷豊扮する杉下右京と、反町隆史扮する元官僚の4代目“相棒”・冠城亘のコンビで、ドラマ「相棒season15」がスタートする今秋。やはりバディといったら、刑事モノだ。朝ドラ「とと姉ちゃん」ではヒロイン・高畑充希と組んでいる唐沢寿明と、「臨床犯罪学者 火村英生の推理」では斎藤工とのコンビが人気だった窪田正孝が、“肉食系&草食系”刑事を演じる「THE LAST COP/ラストコップ」が同じく10月から連続ドラマとしてスタート。昨年、地上波にてスペシャルドラマを放送し、動画配信サービス「Hulu」にて全7話を配信する、という新しいスタイルでも話題を呼んだ。30年ぶりに昏睡状態から冷めた“80年代”で時が止まった熱血刑事・京極浩介と、デジタル世代の現代っ子刑事・望月亮太の凸凹コンビは、さらにパワーアップ。過去にスーツアクターの経験もある唐沢さんと、『HiGH&LOW』でも魅せた窪田さんによる生身の本格アクションは、今回も度肝を抜きそうだ。また、京極の元妻・加奈子(和久井映見)は、かつての京極の後輩で現在は上司の鈴木(宮川一朗太)と再婚しており、父親らしいことを何一つできなかった娘・結衣(佐々木希)は亮太と交際中という、家族ドラマの部分も見逃せない。連ドラの前に3週連続で放送される「THE LAST COP/ラストコップ-episode0(ゼロ)-」では、新キャストも明らかにされるというから楽しみ。さらに、ドラマに引き続いてスクリーンに登場する『ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-』では、松田翔太と浜野謙太の凸凹コンビぶりが早くも話題に。兄・龍平とはまた違った魅力で、映画・ドラマなどに幅広く活躍する松田さん。auの人気CMの“桃ちゃん”こと桃太郎役でもお馴染みだ。一方、ミュージシャンとしても知られる“ハマケン”こと浜野さんも、NHK Eテレや「仮面ライダードライブ」のレギュラーに続いて、「とと姉ちゃん」、月9「好きな人がいること」に出演し、すっかりお茶の間の顔に。実写化不可能と称された伝説の漫画の映像化で、長年主演を熱望していた松田さんだけに、ひょうひょうとしながらも色気を放ち、複数の言語を操る“裏トーキョー”の警察署長・久保塚は実にハマリ役。浜野さん演じる、元エリートの“整形後”の姿・鈴木との息もぴったりで、舞台挨拶などからも伺えるイチャイチャぶり(?)には要注目。また、より身近な凸凹バディといえば、漫才コンビだ。映画『エミアビのはじまりとはじまり』では、人気絶頂のさなか、若手漫才コンビ「エミアビ」のツッコミ担当・“三枚目キャラ”の海野(前野朋哉)が突然の自動車事故で亡くなり、相方のボケ担当・“自称モテキャラ”の実道(森岡龍)は途方にくれる。しかも海野の車に同乗していたのは、恩人でもある先輩芸人・黒沢(新井浩文)の妹。マネージャーの夏海(黒木華)もふくめ、遺された者たちはそれぞれの再生を模索する。森岡さんといえば、渡辺謙作監督が脚本を務め日本アカデミー賞に輝いた『舟を編む』や、ドラマ「天皇の料理番」『彼岸島デラックス』などに出演、美大の卒業制作として長編作品を監督したこともある注目俳優だ。また、au CMの一寸法師としてもお馴染みの前野さんも、『桐島、部活やめるってよ』『秘密 THE TOP SECRET』など出演作多数、彼もまた学生時代から自ら監督を務めている。何かと共通点も、共演作も多い2人は、本作で本格的な漫才に挑戦!「エミアビ」として実際にM-1グランプリ2016にも参戦し、1回戦を突破した。“相方”とは、まさに魂の片割れ。「俺、海野がいないとダメなんです」とまで話す実道は、再び世間を笑わせることができるのだろうか…?このほか、来たる2017年も、横山裕(関ジャニ∞)が口だけは達者な建設コンサルタント、佐々木蔵之介がイケイケやくざという凸凹コンビを演じる、黒川博行の直木賞受賞作の映画化『破門ふたりのヤクビョーガミ』が1月に公開。関西出身の佐々木さん&横山さんによる丁々発止の掛け合いを、大阪出身の小林聖太郎監督がどう魅せてくれるのか、乞うご期待。そして、「相棒」は2クールにおよぶ連続ドラマに続いて、『相棒-劇場版IV-』が公開される。先日は、北九州市で約3,000人のエキストラが参加し、300m近くの通りを12時間も封鎖するという、シリーズ史上最大規模のロケが話題となっており、こちらも期待が高まる。海外作品でも、『ジャングル・ブック』の少年モーグリの対照的な“父親代わり”黒ヒョウのバギーラ&クマのバルー、『ゴーストバスターズ』で絆を深めた“ゴースト女子”のエリン&アビーをはじめ、好奇心旺盛な少女&やさしい巨人の名コンビ『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』、国も身分も超えた2人の天才を描く『奇蹟がくれた数式』、敏腕編集者と無名作家による『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』など、個性豊かなバディたちによる心揺さぶるヒューマン・ドラマが続々。これからも、アツい感動を届けてくれそうだ。(text:cinemacafe.net)
2016年09月12日『ルーム』でアカデミー賞に輝いたブリー・ラーソンの息子役を演じ、来日時にも大きな注目を集めたカナダ出身のジェイコブ・トンブレイ。さらに、この8月から9月にかけて、“天才子役”と呼ぶにふさわしい新星俳優たちの映画が続々と公開される。これからの活躍が大いに期待される、世界の子役たちに迫った。■『歌声にのった少年』“スター歌手になって世界を変える”紛争の絶えないパレスチナ・ガザ地区で暮らしていたムハンマド。少年時代の彼は、仲良しの姉ヌールと2人の友だちとバンドを組み、拾ったガラクタで楽器を作り、街中で歌っていた。そんな矢先、ヌールは重い病に倒れて亡くなってしまう。姉という希望をなくし、青年になっても失意の中にいたムハンマド。だが、彼は周囲の励ましを受け、姉との約束を守るため、“ガザの壁”を超えてオーディション番組に出場することを決意する…。まず、9月24日(土)より公開される『歌声にのった少年』は、『パラダイス・ナウ』『オマールの壁』でアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたハニ・アブ・アサド監督の最新作。全米の人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」のエジプト版、「アラブ・アイドル」に出場し、見事2013年の“アラブ・アイドル”に輝いたムハンマド・アッサーフの実話に基づいたサクセス・ストーリーだ。ムハンマドの少年時代を演じたのはカイス・アタッラー、姉ヌール役にはヒバ・アタッラー、そして友人2人を演じたのは、実際にガザ地区で暮らす少年少女たち。ガザ全域の学校で行われたオーディションで選ばれた4人は、映画初出演ながら自然体の見事な演技を披露する。そんな彼らを、ハニ監督も「私が知っている世界中のどんな子どもとも違う。恐れを知らない。彼らはほかの子どもよりずっと大人だ。その賢さにも驚いた」と大絶賛。厳しい現実を生きながらも、映画の中でキラリと光る素晴らしい演技を見せるガザの子役たちに要注目。■『ジャングル・ブック』“ジャングルは僕が守る”ジャングルにひとり取り残された人間の赤ん坊、モーグリ。死を待つだけの幼き命を救った黒ヒョウのバギーラは、モーグリを母オオカミのラクシャに託す。バギーラから自然の厳しさと生き抜くための知恵を教わり、ラクシャから惜しみない愛を注がれ、モーグリは幸せだった。人間への復讐心に燃える恐ろしいトラのシア・カーンが現れるまでは…。「人間は、ジャングルの敵だ!」シア・カーンの言うように、人間であるモーグリはジャングルの“脅威”なのか?それとも、ジャングルに光をもたらす“希望”なのか?そして、モーグリを守ろうとするジャングルの仲間たちの運命は…?公開中の『ジャングル・ブック』で、主人公の少年モーグリを演じるのは、オーディションで2,000人の中から選ばれたという12歳のニール・セディ。そのモーグリ以外、ジャングルの木々も、動物たちもすべてCGという撮影手法で話題を呼んでいるが、彼はまるで実際のジャングルにいるかのような、躍動感あふれる演技を披露している。■『リトル・ボーイ 小さなボクと戦争』“父親を戦争から取り戻すために”第二次世界大戦下、カリフォルニア州の小さな漁村。8歳の少年ペッパー・バズビーは町の誰よりも背が低く“リトル・ボーイ”とからかわれていた。数少ない楽しみは、唯一の“相棒”である父親と空想に浸りながら冒険遊びをすること。しかし、そんな父親が戦場へと駆り出されてしまう。心の支えである父親の不在に絶望するペッパーだったが、何とかして戦場から呼び戻そうと、ペッパーの“父親奪還大作戦”が始まる。そんなある日、ペッパーの目の前に、収容所から釈放された日系人・ハシモトが現れる。敵意むき出しでハシモトの家を訪れ、窓ガラスを割ってしまったペッパーは教会で司祭に呼び出され、ペッパーがよい行いをするよう「ハシモトに親切を」と付け加えたリストを渡される。翌日から、ペッパーはリスト1つ1つを埋めようと、ハシモトと交流を始めるのだが…。8月27日(土)より公開中の『リトル・ボーイ 小さなボクと戦争』の主人公ペッパーを演じたのは、2003年生まれの新鋭ジェイコブ・サルヴァーティ。オーディションを受けにきた兄弟の付き添いだった彼が監督の目にとまり、選ばれたという。ほぼ演技は未経験ながら、信念を貫き努力をいとわないペッパー少年のひたむきな姿を熱演する。■『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』“夢を届けるやさしい巨人とともに”ロンドンに暮らす、好奇心旺盛な10歳の少女ソフィー。ある真夜中、彼女は窓から侵入した“巨大な手”によってベッドから毛布ごと持ち上げられ、“巨人の国”に連れ去られてしまう。ソフィーを連れて行ったのは、夜ごと子どもたちに“夢”を送り届ける、やさしい巨人BFG(=ビッグ・フレンドリー・ジャイアント)だった。ひとりぼっちだったソフィーは、孤独なBGFと心を通わせ、いつしか2人の間には身長差6メートルの“奇妙な絆”が生まれてゆく。しかし、BGFとは正反対の凶暴な巨人たちによる恐るべき計画が…。このままではイギリスの子どもたちが危ない。この危機を救う唯一の鍵は、何事も恐れない小さな少女ソフィーの勇気だった…。9月17日(土)公開の『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』は、スティーブン・スピルバーグが『E.T』以来、34年ぶりにファンタジー映画の監督をしたことでも話題。本作でひとりぼっちの少女ソフィーを熱演したのは、オーディションでスピルバーグの目にとまり、女優歴わずか2年あまりでスクリーンの主役へと駆け上がった、イングランド出身の“奇跡の新人”女優のルビー・バーンヒル。マーク・ライランス扮するBFGとのコンビぶりは見逃せない。まさに天才子役が活躍する映画が続く今年、瑞々しい新たな才能に注目だ。(text:cinemacafe.net)
2016年08月28日驚異の映像美と主人公の感動的な成長ストーリー、そして動物たちのモフモフ感が話題の映画『ジャングル・ブック』、もうご覧になりましたか?ジャングルで育った少年モーグリ役のニール・セディくんの演技力もさることながら、“人間味”あふれる個性的な動物たちのキャラクターにも注目が集まっています。見どころいっぱいの『ジャングル・ブック』まずは、壮大なジャングルや表情豊かな動物たちが全てCGで表現されているという事実にびっくり。実写としか思えないリアルさに「自分もジャングルの一員になった感覚で、すっかり入り込んでしまった」などの声が上がっています。モーグリと動物たちの触れ合いには心癒されること間違いなし。他にも、様々な出会いや冒険を通してモーグリが成長していく姿に心打たれたり、子どもの頃の冒険心を呼び起こされたり…と、とにかく見どころいっぱい。監督が「トトロをモチーフにした」と語るクマのバルーとのやりとりも見逃せません。一方で、人間への復讐心に燃える残忍なトラ、シア・カーンの登場シーンにはハラハラ、ドキドキしっぱなし。ジャングルに愛され育ったモーグリを人間の子というだけで憎み、命を狙うシア・カーン。彼との対峙はサバイバル競争を強いられ、力のある者しか這い上がることを許されない現代社会を比喩しているようにも感じられます。でも、彼の存在があったからこそモーグリは成長し、己が何をなすべきかを知ることができたわけで…ライバルや乗り越えるべき障壁というのは、自分を変えるうえで必要不可欠なもの?と改めて考えさせられるかも。ピンチに陥ったあなたを助けるのは誰?今回はこの作品にちなんで、主人公モーグリをあなたに、ジャングルの動物たちを周囲の人間関係に見立てた星占いをお届けします。わかりやすい例として“恋”をテーマに、ピンチに陥ったときに助けてくれる存在、宿敵となる存在などを星座エレメントごとに発表。あなたへのサバイバルメッセージと共にお送りしましょう。その前に『ジャングル・ブック』の主要キャラをご紹介。【あなた】[主人公]モーグリ…ジャングルを追われ真の居場所を探す冒険に出る(人間の子)【あなたを取り巻く人々】[守護者]バギーラ…理性的で厳しくも優しい師匠・見守る存在(黒ヒョウ)[友達]バルー…個性を尊重する・自分らしさ・強い絆で結ばれる存在(クマ)[母親]ラクシャ…惜しみない愛を注いでくれる存在(オオカミ)[宿敵]シア・カーン…過去の傷が癒えない・支配しようとする存在(トラ)次に、西洋占星術のエレメントについてご説明します。あなたの星座エレメントは?エレメントとは、12星座を自然界にある“火・地・風・水”の4つの元素に区分けしたもので、以下のように3星座ごとに分けられます。【火】牡羊座・獅子座・射手座【地】牡牛座・乙女座・山羊座【風】双子座・天秤座・水瓶座【水】蟹座・蠍座・魚座それぞれのエレメントには、相性の良いエレメント、ライバルになりやすいエレメントが存在します。ご自身のエレメントはわかりましたか?それでは、あなたと周囲の人たちの関係性をチェックしていきましょう。【火のエレメント】のあなた牡羊座・獅子座・射手座のあなたにとっての人間関係は…[守護者]バギーラ→【水】蟹座・蠍座・魚座[友達]バルー→【火】牡羊座・獅子座・射手座[母親]ラクシャ→【風】双子座・天秤座・水瓶座[宿敵]シア・カーン→【地】牡牛座・乙女座・山羊座☆ここぞというとき【火】のあなたが恋に行き詰ったとき、アドバイスをくれるのは[宿敵]シア・カーン。「もうどうしたらいいかわからない」なんてときほど、シア・カーンの狡猾さが役立ちます。相談するだけでモヤモヤもスッキリ。そして、あまりピンと来なくても[守護者]バギーラと会ったら見習うべきことがありそう。衝突もあるけれど、バギーラの深イイ話からは、恋や仕事で生き残るヒントを得られます。☆あなたへのサバイバルメッセージ「未来の扉を開けるのは、他でもないあなたです。人生の情熱を忘れないで」【地のエレメント】のあなた牡牛座・乙女座・山羊座のあなたにとっての人間関係は…[守護者]バギーラ→【火】牡羊座・獅子座・射手座[友達]バルー→【地】牡牛座・乙女座・山羊座[母親]ラクシャ→【水】蟹座・蠍座・魚座[宿敵]シア・カーン→【風】双子座・天秤座・水瓶座☆ここぞというとき【地】のあなたが微妙な関係に疲れて「そろそろ…ほっとしたい」と感じたときは、思いきって[友達]バルーの背中に寄りかかってみて。バルーは気持ちを察して優しく包んでくれるはず。恋を後押しするのは[宿敵]シア・カーン。何か裏でもあるの?と警戒したくなるかもしれませんが、意外にも冷静にあなたを観察しているだけ。あと一歩の勇気を奮い立たせてくれます。☆あなたへのサバイバルメッセージ「あなたの人生経験は、後悔するものではなく、未来に進むためのものです」【風のエレメント】のあなた双子座・天秤座・水瓶座のあなたにとっての人間関係は…[守護者]バギーラ→【地】牡牛座・乙女座・山羊座[友達]バルー→【風】双子座・天秤座・水瓶座[母親]ラクシャ→【火】牡羊座・獅子座・射手座[宿敵]シア・カーン→【水】蟹座・蠍座・魚座☆ここぞというとき【風】のあなたにとっては自然すぎてわかりづらいことですが、ピンチのときに迷わずに駆けつけてくれるのは[母親]ラクシャ。ただしラクシャは、あなたに威厳と誇りを求めるので、感謝の気持ちを表すのが大切です。そうしなければゴネて二度と助けてくれないかも。もし結婚の決断に迷ったなら、[守護者]バギーラに相談を。バギーラは静かに向かうべき道を囁きます。たとえ価値観が違うと感じても、きちんと耳を傾けてみて。☆あなたへのサバイバルメッセージ「あなたの人生の答えはシンプルでしょう。直感に従ってください」【水のエレメント】のあなた蟹座・蠍座・魚座のあなたにとっての人間関係は…[守護者]バギーラ→【風】双子座・天秤座・水瓶座[友達]バルー→【水】蟹座・蠍座・魚座[母親]ラクシャ→【地】牡牛座・乙女座・山羊座[宿敵]シア・カーン→【火】牡羊座・獅子座・射手座☆ここぞというとき【水】のあなたが恋に破れて傷ついたとき、状況を好転させたいなら、[守護者]バギーラに会いましょう。気持ちを切り替えるのが苦手なあなたにとって、バギーラと過ごす時間は絶好の気分転換タイム。バギーラはあなたが考え付かない人生の楽しみ方を知っています。前進するしかないと教えられ、すぐに元気になれるはず。そして、あなたのことなら全てお見通しなのが[母親]ラクシャ。言葉や態度には出さなくても、いつもあなたを信頼し応援してくれています。☆あなたへのサバイバルメッセージ「深く見つめ、さらに掘り下げることで人生をリベンジしましょう」終わりにいかがでしたか?ピンチのときに相談する相手を間違えないためにも、周りの人の星座エレメントをチェックしてみることをオススメします。ところで、最後になってしまいましたが、『ジャングル・ブック』は声優陣も超豪華!黒ヒョウのバギーラを名優ベン・キングズレー(日本語は松本幸四郎)、クマのバルーを初代ゴースト・バスターズのビル・マーレイ(日本語は西田敏行)が演じるなど、字幕版と吹き替え版、両方観たくなってしまうようなキャスティング。オオカミのラクシャを熱演する宮沢りえや、トラのシア・カーン役の伊勢谷友介の声にも要注目です。最近なんだか疲れ気味。恋も仕事も上手くいかないし、生きるのってなかなか大変…そんなときは“生きる力”があふれ出す奇跡のエンターテイメント巨編『ジャングル・ブック』を観に、映画館の暗闇に出かけてみましょう。愛や喜び、憎しみと悲しみ、様々な出会いや冒険、そして希望…ありとあらゆる要素が詰まったこの作品は、きっとあなたに前を向く勇気や迷いを解決するヒントを与えてくれるはず!ライタープロフィールはゆき咲くら土と陽の独自メソッドで占い。新宿、町田、東京タワーの占い処に不定期で出没中略歴:相性研究家・プロ占い師。メディア&雑誌多数連載。昭和レトロな商店街生まれ。お風呂から見上げる宙とタロットと猫と格安ランチが大好き【STORY】ジャングルに取り残された赤ん坊のモーグリは、黒ヒョウのバギーラによって母オオカミのラクシャに預けられ、ジャングルの子となった。バギーラからは自然の厳しさと生き抜くための知恵を教わり、ラクシャからは惜しみない愛を注がれ、幸せな生活を送るモーグリの前にある日、人間への復讐心に燃える恐ろしいトラのシア・カーンが現れる…。果たしてシア・カーンの言うように、人間であるモーグリはジャングルの“脅威”なのか?それとも、ジャングルに光をもたらす“希望”なのか?いまを生きるすべての人々に捧げる奇跡のエンターテイメント。『ジャングル・ブック』大ヒット公開中監督:ジョン・ファヴロー配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン(C)2016 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.▼予告編オフィシャルYouTube
2016年08月27日ディズニーの超大作映画『ジャングル・ブック』が日本でも高い評価を集めている。本作は最新の映像技術を駆使して、主人公の少年以外はすべてデジタルで描かれており、壮大な映像が注目を集めているが、観賞した観客が最も印象に残るのは“物語”のようだ。その他の画像『ジャングル・ブック』は、ジャングルで黒ヒョウとオオカミに育てられた人間の少年モーグリが、人間への復讐に燃えるトラに出会い、ジャングルの脅威だといわれたことから、壮大な冒険に出かけ、自身の進むべき道を見つけ出していくまでを描いたアドベンチャー大作。本作は主人公モーグリが複雑に入り組んだジャングルを疾走し、言葉を話す動物たちと会話し、歌い、共に大冒険を繰り広げるドラマをこれまでにないクオリティで描いており、すでに観賞した観客からは「ジェットコースターに乗っているみたいにずっとドキドキできる」「動物たちがカワイイくてほっこりする」などの声が集まっているという。また、多くの観客が映像には圧倒的な迫力を感じているようで、公開前に行われたモニター試写では「映画を観ると、すべてがCGで描かれている理由がわかった」「動物だけでなく、ジャングルの様子もドラマと共にこまかく変化するなど映像のクオリティが高い」などの感想が寄せられたという。一方で、モニター試写会のアンケートでは“物語”を評価する参加者が最も多かったという。本作の主人公モーグリは、幼い頃からジャングルで動物に育てられ、自分以外の人間と過ごしたことはないが、トラに「人間は脅威だ」といわれ、愛する家族のもとを離れて冒険を繰り広げる中で、“動物の群れの中で動物として生きる”でも“ジャングルを離れて人間として暮らす”でもない自分だけの道を見つけていく。単なる主人公の成長ドラマではなく、物語を通じて自分の中にしかない力を発揮して、新たな道を見つけていくドラマは多くの観客の心をとらえたようで、先のモニター試写会では「自分らしく生きるということの大切さに気づかされました」など声があがっている。本作の製作を務めたブリガム・テイラーは「ひとりの少年が自分の本当の居場所を見つける……いつも、この芯からブレないようにしましたし、不要なストーリーは削除して、どれだけ最新のデジタル技術であっても、この物語をよく見せるためのツールなんだという考えを常に持つようにしました」と語っており、作り手の想いが観客にしっかりと届いていることが伺える。『ジャングル・ブック』公開中
2016年08月23日ジョン・ファヴロー監督がメガホンを取ったディズニー映画『ジャングル・ブック』(公開中)のCG制作スタッフがこのほど、同作の映像の裏側を明かした。本作は、ジャングルの動物に育てられた少年モーグリ(ニール・セディ)と、彼を取りまく動物たちとの絆や葛藤を描く物語。壮大なジャングルや表情豊かな動物たちなどモーグリを除いた全てがCGで表現された映像美などが話題を呼び、全世界興収10億ドル(約1,000億円)に迫っており日本でもヒットを記録している。本作のCG制作には、2億4,000万時間分のレンダリングが必要だった。仮にこの処理を1台のPCで行うと、数千年かかるという。動物たちをはじめ画面に現れる背景環境、隅々にあるコケや雑草やツタを一つずつ丁寧に描き、照明を当てるこの気の遠くなるような作業に、800人以上のスタッフが関わった。主要なCG制作を担当した、MPC(Moving Pictures Company)のビジュアル・エフェクト効果アドバイザーのアダム・ヴァルデズは「通常の方法とは異なり、撮影のほとんどをブルースクリーンで行い、世界観の全てを当てはめていくことに悩みました」と話し、夜も眠れぬ日々を過ごしたと吐露する。ではなぜ、そこまでほぼ全てをCGにすることにこだわったのか。アダムは、あえて本物のジャングルで撮らなかった理由として、ジョン監督がアニメーション映画の撮影プロセスで撮りたいと考えていたこと、子役を使った撮影では1日に撮影できる時間が限られること、過酷なジャングルで高い緊張感に満ちた中で制作し続けるのは難しいこと、どのシーンも同じような雰囲気になってしまうのを避けることの4点を挙げ、「実用的な理由や制作のプロセスを積み上げていき、最終的に得たいイメージを考えると、ロケ撮影をせずにもっと違うところに努力を集中させた方がよい、という結論になった」と振り返る。また、この難問をクリアできた秘訣(ひけつ)は、周到な準備にあったという。アダムは、「VFXスーパーバイザーのロバート・レガート、撮影監督のビル・ポープ、照明監督のボビー・フィンリーらが、この作品のチャレンジを理解してくれて、撮影前にたっぷりと時間をとり、最終的に出来上がる画を皆が理解して、それらに忠実に撮影を行った」と明言。「取りあえず撮影して、後から問題を見つけようとしたら、この映画はこんなにも観客を引き付けなかったでしょう」と苦労の末の自信を見せながら語った。(C)2016 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2016年08月21日ディズニーアンバサダーホテルにあるロビーラウンジ「ハイピリオン・ラウンジ」では、夏休み中の8月22日(月)~9月30日(金)の期間、現在大ヒット中のディズニー映画最新作『ジャングル・ブック』の公開を記念したスペシャルデザートを数量限定で提供する。そのタイトルは、「マンゴープリンとココナッツシャーベットのパパイヤボート」(2,000円)。映画の世界観をイメージしたお皿には、大胆にカッティングした氷の上にパパイヤボートが盛り付けられ、まるで主人公の少年“モーグリ”とクマの“バルー”が川で水遊びを満喫しているシーンのよう。そして、南国の雰囲気漂うマンゴープリンとココナッツシャーベットは、パッションフルーツのソースと、ハチミツがアクセントのミルクフォームとともにいただく一品に。このミルクフォームは、映画の中で“モーグリ”と“バルー”がハチミツを採るシーンからインスピレーションを得て考案したそうで、細部にも注目だ。また、スペシャルデザートを注文すると、オリジナルのポストカードとうちわのプレゼントがつく。この夏、ディズニーアンバサダーホテルの「ハイピリオン・ラウンジ」で、映画の世界観がふんだんに散りばめられた迫力満点の新デザートをリクエストしてみて!※メニューは予告なく、内容が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。※写真はすべてイメージです。過去の取材時に撮影した画像を再利用することがあります。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2016年08月18日ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年モーグリを主人公に、リアルで圧倒的な映像美が話題を呼んでいる『ジャングル・ブック』。現在、全世界興行収入10億ドルに迫る勢いの本作の大ヒットの秘密が、ジャングルの“家族”の物語にあることが判明した。途方もないリサーチをもとに最先端の映像技術を駆使した、ジャングルや動物たちのCG映像のみならず、主人公モーグリが運命に抗いながら、自らの生きる道を必死で見つけようとするドラマが称賛を集めている本作。そこにもう一つ、“家族”のテーマが隠されていることを、ジョン・ファヴロー監督と動物たちの声を務めたキャスト陣が明かしている。「ひとりぼっちのモーグリが、苦難を乗り越えて自分の周囲の人たちの中に家族を見出すというのが、ジョン・ファヴロー監督版の本作ではより強く訴えられていると思う」と語るのは、黒ヒョウのバギーラを演じたベン・キングズレー。さらに、母親オオカミのラクシャを演じたルピタ・ニョンゴも、「ラクシャとモーグリの関係性が特別であるのは、2人が全く違う種族でありながら、親子の絆で結ばれている。彼らは家族というまとまりを作り上げたのです」と言う。監督はさらに深く、ジャングルの“家族”構成についても触れる。モーグリが冒険の途中で出会い、一緒に旅することになるクマのバルーに関して「彼は反体制的な思考を持っています。ですから、このジャングルの社会に適応できるタイプとは言いがたいところがあります。彼は自らのルールでプレイして、モーグリにもそうするよう勧めます」と話す。このビル・マーレイ扮するバルーの存在は、“家族”を語る上で欠かせないという。「厳しい先生のようなバギーラと、バルーのような自由な精神を持つ、この2人の父親像のバランスが、彼を大人へと成長させ、最終的な彼自身の判断に大きく作用します」と監督。ジャングルで生き抜く術を教える、厳しい父親代わりのバギーラ、人間のモーグリに我が子同然の愛情を注ぎ、慈しむ母親代わりのオオカミのラクシャ。そしてモーグリに、ジャングルの“掟”に縛られることなく、自分なりの生き方を見つけるように勧める、もう1人の父親代わりのバルー。そして、そのほかの多くのジャングルの仲間たちがいたからこそ、モーグリは種族を超えた“家族”を見出すことができ、立派な大人へと成長してゆくのだ。この“家族”のテーマがあったからこそ、本作のドラマは世界中で受け入れられたといえる。ライフスタイルが多様になった現代社会において、家族・親子の形も実にさまざま。だからこそ、本作のモーグリと動物たちが織り成すジャングルの“疑似家族”の物語は、オリジナルアニメが誕生してから50年を経たいま、あえて光を放つ。監督は「この作品は、1人の親として、うちの子どもたちが楽しめる映画でありながら、子ども用に作られた映画ではありません。ウォルト・ディズニーの夢は家族全員が一緒に楽しめるようにすることでした。私はそこに敬意を表したかったのです」と、本作の真のテーマを明かしている。『ジャングル・ブック』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年08月12日全米で3週連続1位を記録したディズニー実写映画『ジャングル・ブック』が8月11日、公開を迎えた。1967年に公開されたアニメーション版からインスピレーションを受けながら、原作小説の要素も取り入れ、新たな物語としてよみがえった本作は、ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年モーグリと、彼をとりまく動物たちとの絆や葛藤を描いた物語。壮大なジャングルや表情豊かな動物たちなど、モーグリを除いたすべてがCGで表現された映像美と、感動的な成長ストーリーが観る者を魅了する。本作を手掛けたのは、『アイアンマン』シリーズで知られるジョン・ファヴロー監督。「自分の持ち味を最大限発揮できると感じた」と明かす監督のもとに、アカデミー賞常連のスタッフたちが集結し、最先端の映像技術によって実写映画化が実現した。先日、来日した監督に制作秘話についてインタビュー。本作において日本が誇るスタジオジブリの名作『となりのトトロ』を参考にしていたことを明かしてくれた。――はじめに、今回の映画化が決まった経緯を教えてください。監督は子供の頃から『ジャングル・ブック』の物語が大好きだったそうですが、監督から映画化を提案されたのでしょうか。ディズニーが『ジャングル・ブック』を映画化しようと考えたのが最初だね。僕も原作の本が大好きだったし、最新技術を駆使して何か新しく作れないかと話し合いをしていく中で、今日のコンピュータ技術によって実現できるのではいう話になった。『アバター』や『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』などでの技術を使えば可能だと思ったんだ。新しい技術を使って新しい形でこの物語を伝えられことができるというのは非常に興奮したよ。――主人公モーグリ以外はすべてCGとのことですが、実写とCGの差がわからない映像に驚かされました。動物に関しては、『猿の惑星』や『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』などを見てきれいに描くことができると感じたし、『アイアンマン』の経験もあったのでそのコンピュータ技術が生かせると思っていたんだ。自分としてはとにかく愉快でワクワクするような物語を伝えたいという思いで作り、完成した作品に対しても、とてもワクワクしているよ。――監督はアニメーションの『ジャングル・ブック』が大好きだと伺いました。そのアニメーションからインスピレーションを受けて、本作でも大切に描こうと思ったポイントは?幼い頃から何度もアニメーションの『ジャングル・ブック』を見てきて、本当に大好きなんだ。特にクマのバルーが好きで、自分の祖父を彷彿とさせる。祖父も大柄で力強く、思いやりのある人だったので。また、バルーが少年をおなかの上にのせて浮かんでいる映像が好きで、あの感覚を大事にしようと決めていた。アニメーションを見て感じたイメージや感覚を、自分の作品の中にも持ち込んで伝えたいと思ったんだ。また、内容はとても単純だけど、当時自分が見て非常にリアルに感じる作品だった。ニューオリンズのジャズやディズニーの音楽という楽曲も楽しめ、愉快な子供向けの作品ではありながらもヘビやトラに恐怖も感じた。そういった自分がリアルに感じたところを取り入れてこの作品を作ったんだ。――モーグリが動物との関係の中で成長していく姿にも感動しました。感情の部分を描くにあたって特に意識していたこととは?モーグリは、バギーラからは規律を教えられるが、バルーからは自分らしさを大切に行動するようにと教えられ、自分の創造性を使って自分で考えて行動していくようになる。そして最後には、集団に対して自己犠牲的に、自分のことよりもまず周りのことを考えていく。そういった変化の中で、感情のバランスが非常に大切だと意識していたね。――今回、アニメーションのようにストーリーの部分を特に大切にしたと伺いました。ディズニーのアニメーションの制作チームから学び、作品に生かしたことはありますか?ディズニーのアニメーションよりも、今回の制作においてアニメーターたちには、ジブリの『となりのトトロ』の話をよくした。バルーはトトロをイメージしているんだ。バルーは大きくて怖い感じもあるが、抱きしめたくなるような優しさがある。トトロも叫んだり少し怖いと感じるところがあるけど、この作品ではバルーがそういうことをする。自分ももちろん宮崎駿さんが大好きだし、アメリカのアニメーターは宮崎駿さんのファンが多いので、みんな理解してくれたよ。ディズニーを参考にすることもあったけど、キャラクターの感情の部分…キャラクター同士の絆を伝えるところでは、ジブリ作品を参考に。ジブリ作品は常に感情があるからね。■プロフィールジョン・ファヴロー1966年生まれ。米ニューヨーク出身。『ルディ 涙のウィニング・ラン』(93)に出演、俳優としてキャリアをスタートさせる。『Made』(01)で長編映画監督デビューを果たし、その後、『アイアンマン』(08)、『アイアンマン2』(10)の監督・製作総指揮を務め、世界的大ヒットに導いた。そのほかの監督作に『ザスーラ』(05)、『カウボーイ&エイリアン』(11)、製作作品に『アベンジャーズ』(12)、『アイアンマン3』(13)、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(15)など。(C)2016 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2016年08月11日俳優の西田敏行が10日、都内で行われたディズニー映画『ジャングル・ブック』(8月11日公開)の先行特別上映会に登壇し、生歌を披露した。本作は、ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年モーグリと、彼をとりまく動物たちとの絆や葛藤を描いた物語。壮大なジャングルや表情豊かな動物たちなどモーグリを除いた全てがCGで表現された映像美と、感動的な成長ストーリーが話題を呼び、全世界興収10億ドル(約1,000億円)に迫るヒットを記録している。日本語吹き替え版で陽気なクマのバルーの声を担当した西田は、「(ジョン・ファヴロー)監督は、宮崎駿さんの"トトロ"をイメージしてバルーを作った。僕もトトロはありだなと思った」と明かし、「隣にいつもいる。いても役に立つわけじゃないけど、いないと寂しい。そういう存在と理解しています」と語った。西田は、今年1月末にベッドから転落して頸椎を亜脱臼し、4カ月の入院生活を余儀なくされた。この日のイベントで杖をついて登場したが、「退院してから最初の仕事がこのバルーだった」と話し、「病院でも歌の練習をして、看護師さんが『いい歌ですね』って。ベッドの上で踊ってましたから」と告白。「とても楽しく覚えさせてもらった」と振り返った。そして、司会者から「もしよければ…」と歌の生披露をお願いされると、「わかりました」と快諾。劇中歌の「ザ・ベアー・ネセシティ」を歌うと手拍子が沸き起こり、会場は陽気な雰囲気に包まれた。オオカミのラクシャ役の宮沢りえも、「西田さんが歌ってくださって、空気がパッと変わった」と感激していた。先行上映会には、西田、宮沢のほか、黒ヒョウのバギーラ役の松本幸四郎、トラのシア・カーン役の伊勢谷友介が出席した。
2016年08月10日女優の宮沢りえが10日、都内で行われたディズニー映画『ジャングル・ブック』(8月11日公開)の先行特別上映会に登壇した。本作は、ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年モーグリと、彼をとりまく動物たちとの絆や葛藤を描いた物語。宮沢は、モーグリに深い愛情を注ぐ母親オオカミのラクシャ役の吹き替えを担当した。宮沢は、真っ白なワンショルダーのセクシードレスで登場。演じたラクシャを一言で表現すると「博愛」と答え、「オオカミである自分の子供と同じように(人間のモーグリを)育てて、分け隔てなく愛せる愛の深さを表現するとしたら"博愛"」と説明した。そして、「"博愛"という言葉がとても好きで、常にそういう気持ちを持っていたいなと思っている」と告白。「自分の娘だけではなくラインを越えて人を愛せるようになりたいという欲望と共にこの言葉にしました」と加えた。また、「モーグリのようにジャングルでひとりぼっちになったらどうするか?」と聞かれると、「音楽とユーモアがあれば生きていけると思っているので、楽器になるようなものを見つけるか作るかします」と返答。さらに、「ジャングルに似合うファッションも考えて、葉っぱで洋服を…」と続けた。トラのシア・カーン役の伊勢谷友介は、「必要なのは音楽なのかな!?」と指摘し、「葉っぱで洋服」発言にも大爆笑。宮沢は「一人で落ち込んでいくとよくないですから何事も楽しむ! その第一として"音"」と説明し、「そこに生き物がいるとしたら、その言葉を覚えたい」と加えた。先行上映会には、宮沢、伊勢谷のほか、黒ヒョウのバギーラ役の松本幸四郎、クマのバルー役の西田敏行も出席した。
2016年08月10日俳優の西田敏行が8月10日(水)、都内で行われたディズニー映画『ジャングル・ブック』の先行上映会に出席。頸椎亜脱臼と胆のう炎摘出手術のため4月から休養に入っていた西田さんは、「病院のベッドで歌の練習をしていた」と歌うクマ役への準備を明かした。ウォルト・ディズニーの没後50年を迎えた今年、ウォルトの遺作である名作アニメを『アイアンマン』のジョン・ファヴロー監督が映画化。生後間もなくジャングルに置き去りになった人間のモーグリが、森の掟に従いながら、動物たちと成長を遂げる。舞台挨拶にはクマのバルーを演じる西田さんに加えて、日本語吹き替えキャストの松本幸四郎(黒ヒョウのバギーラ役)、宮沢りえ(オオカミのラクシャ役)、伊勢谷友介(トラのシア・カーン役)が出席。ヒット祈願の鏡割りをはじめ、猛暑を吹き飛ばそうと、氷でできた映画特製のプレートとともに写真撮影を行った。幸四郎さんは「同じディズニーの『アナ雪』に負けないように頑張りました」と、娘の松たか子さんに対抗心を燃やし、「初めての声優でなかなか難しかった。バギーラは愛ある師。無償の愛を人間の少年に捧げたいと思った」と役作りをふり返った。宮沢さんも「ラクシャを一言で表すと、博愛。自分の(オオカミの)子どもと分け隔てなく、モーグリを愛している」と母親のまなざし。伊勢谷さんは「シア・カーンは自分の恐れを暴力で抑えている。100年前に生まれた物語だが、いまの時代にも共通している」と分析した。また、西田さんは自身が演じたバルーについて「トトロみたいな存在」と語り、「監督さんもトトロをイメージしていたと聞いて、(演じる上で)『それもありだな』と思いました。そばにいて、役に立つわけじゃないですけど(笑)、いないとさみしいキャラクターです」とニッコリ。司会者からのムチャぶりで、劇中歌の一節を歌い上げる一幕もあった。『ジャングル・ブック』は8月11日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月10日「主人公以外すべてCG」という革新的な映像技術を駆使し、躍動感あふれる“生命賛歌”をうたい上げ、全世界で大ヒットを記録中のディズニー映画最新作『ジャングル・ブック』。本作を引っさげ来日したジョン・ファヴロー監督、主演のニール・セディが取材に応じた。ウォルト・ディズニーの遺作である名作アニメを、約50年ぶりにディズニー映画が復活させた本作は、生後間もなくジャングルに置き去りになった人間のモーグリが、森の掟に従いながら、動物たちと成長を遂げる感動アドベンチャーだ。子どもの頃に見たアニメ版に、強い印象を受けたというファヴロー監督は、「大好きな作品に敬意を示しつつ、最新のデジタル技術だという事実を忘れてしまうほどの、感情豊かな作品にしたかった」とふり返る。「実は最新技術を用いて、古典に新たな命を吹き込むという姿勢は、ウォルト・ディズニー本人から受け継いだものなんだ。彼も当時の最先端だったセルアニメで『白雪姫』や『シンデレラ』といった昔話を長編アニメにしたんだからね。優れたストーリーを、最善の手法で表現し伝える。それがウォルトの信念だ。だからこそ『ジャングル・ブック』の原作が誕生してから100年以上の歳月が流れ、再び映画化するのは意義あるチャレンジだった」。そんなファヴロー監督の言葉通り、新たに生まれ変わった『ジャングル・ブック』は、実写映画の定義を刷新するほどの、つまり「映画の未来」を指し示す極めて重要な一作に仕上がった。一方で、娯楽の多様化が進むなか、いまこそ映画そのものの存在価値を見直すタイミングを迎えたことも事実だ。『アイアンマン』も手がけたファヴロー監督でさえ「テレビやネット、動画配信など映画のライバルは増えるばかりだね」と危機感を募らせる。それでも「映画に未来があるかと問われれば、もちろんイエスだ」とファヴロー監督。「映画という世界中で楽しんでもらえるエンターテインメントの作り手として、常に時代を見据えた作品づくりをする責任があるし、技術革新を通して、映画の価値をアップグレードするのも重要だ」と熱く決意表明する。「その意味で実験的かつ野心的な『ジャングル・ブック』は大きな役割を果たしたし、多くの人が心から感動してくれたことは誇りだよ」。忘れてはいけないのが、作品に真の生命力をもたらした主人公モーグリを演じるニール・セディの存在だ。演技経験は皆無ながら、オーディションで約2,000人の中から大抜擢。本人は「とにかく、ハッピー、ハッピー、ハッピーな体験だったよ。確かに超大作だから、最初は腰が引けたけど、ジョンも含めて現場のみんなが僕を支えてくれたから、もう怖がっている場合じゃないって思ったんだ」とモーグリ顔負けのエネルギーあふれる少年だ。現在12歳のニールについて、ファヴロー監督は「特別な何かがあるのは一目瞭然だった。カリスマ性があるし、アニメ版のモーグリを彷彿とさせる面もある。何より俳優として、とても聡明だ」と映画の未来を担う新星スターに太鼓判を押す。当のニールも「お芝居は初めてだったけど、とても楽しかったから、これからも挑戦したいし、バスケや野球、フットボールとか体を動かすことも大好きなんだ」と自らの未来に、大きな瞳を輝かせた。(photo / text:Ryo Uchida)
2016年08月09日ディズニーの超大作映画『ジャングル・ブック』が11日(木・祝)から公開になる。本作は、主人公以外すべてをデジタルで描いた野心的な作品で、主演の少年は、木も動物もいないスタジオですべての演技をしなければならなかった。この難役を誰が演じるのか? ジョン・ファヴロー監督とスタッフは大規模なオーディションを行い、演技経験のまったくない当時12歳のニール・セディをモーグリ役に抜擢した。その他の写真ニューヨークで生まれたセディは、スポーツが大好きな普通の男の子だったが、オーディションで抜擢され、ジャングルでオオカミと黒ヒョウに育てられた少年モーグリを演じることになった。「モーグリも普通の男の子だけど、彼は“人間”と過ごしたことがないから、人間に会ってもどういう風にリアクションしていいのかわからないんだ。最初からこの役は想像力がなければ演じることができないとわかっていたから、監督たちが見せてくれるイラストや仮の映像を参考にしたし、撮影中は目の前の“目印”を『これは本物の動物なんだ』と何度も思うようにしたよ」さらにセディは、ジャングルを縦横無尽に駆けるモーグリを演じるために様々な特訓を積んだ。「撮影前にパルクールの特訓をしたよ! 今の動きをスムーズに次の動きにつなげる訓練なんだ!すごく楽しかった! 準備から撮影までスタッフの人たちがしっかりとサポートしてくれて、シーンの雰囲気を出せるように助けてくれた。悲しいシーンではスタッフが静かにしてくれて、照明を少し落としてくれたし、楽しいシーンでは、僕の好きな音楽をかけてくれたりしたんだ。この映画を観てくれた人は、動物に囲まれて成長したモーグリがどんな暮らしをしているのか、すぐにわかってもらえると思う。それは人間がこれまでに体験したことがないものだから……とてもクールなことだよ!」「もっと小さい時は、野球選手、バスケ選手、歯医者さん、警察官になりたかった!」というセディは、今後も演技をすることに興味があるようだ。「初めての映画で、すごい大作に出たから、次の映画がここまで楽しくなかったらどうしようと思ったりもするけど、僕はまだ映画についてそこまで詳しいわけじゃないから、これからが楽しみなんだ」『ジャングル・ブック』8月11日(木・祝) ロードショー
2016年08月09日ジョン・ファヴロー監督がメガホンを取るディズニー映画『ジャングル・ブック』(8月11日公開)の映像スタッフにアカデミー賞の常連たちが集められていたことが、このほど明らかになった。本作は、ジャングルの動物に育てられた少年モーグリ(ニール・セディ)と、彼を取りまく動物たちとの絆や葛藤を描く物語。壮大なジャングルや表情豊かな動物たちなどモーグリを除いた全てがCGで表現された映像美と、感動的な成長ストーリーが話題を呼び、全世界興収10億ドル(約1,000億円)に迫るヒットを記録している。本作の製作を「アニメーション、モーション・キャプチャー、そして実写制作の最高の部分を取り込む絶好の機会でした」と語るジョン監督は、『アバター』(09)、『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』(12)、『ゼロ・グラビティ』(13)を手がけてきたスタッフらを集めた。この3作は、いずれもアカデミー賞撮影賞と視覚効果賞を受賞。これに貢献してきたスタッフたちは、本作でもその手腕を振るっている。そんなエキスパートたちを統率しているのが、『アバター』でアカデミー賞視覚効果賞を受賞したアンドリュー・R・ジョーンズ、『タイタニック』(98)と『ヒューゴの不思議な発明』(11)で同賞を受賞した視覚効果スーパーバイザーのロバート・レガート、『猿の惑星:創世記』(11)と『猿の惑星:新世紀』(14)で同賞にノミネートされたVFXスーパーバイザーのダン・レモンの3名。本作の映像美の裏側には、ジョン監督の指揮の下に集まった彼らの存在がある。ジョン監督たちと共に来日したプロデューサーのブリガム・テイラーは、「本物のカメラ撮影による要素とデジタル要素がどこで融合されているか探ろうと楽しむ観客もいるかもしれません」と前置きしつつ、「遅かれ早かれ、誰もがそんなことすっかり忘れてしまうでしょう」とアピール。「この映画の感情面の内容が本当に人を引き付けるものだから」と自信を見せる。CGは、観客を物語に没入させるための舞台装置。しかし、だからこそ違和感を抱かせないレベルを目指す必要があった。そのために、洗練されたスタッフたちが集められたのだという。(C)2016 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2016年08月07日ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年の成長物語を描く、自然と生命への賛歌『ジャングル・ブック』。世界規模で大ヒットとなり、全世界興行収入10億ドルも近づく本作から、世界が涙したというイチ推しの感涙シーン映像がシネマカフェに到着した。“辛口批評”で知られる米サイト「Rotten tomatoes」でも、いまだ94%もの高評価を維持し続けている本作。最新VFX技術による圧倒的な映像美もさることながら、少年モーグリの冒険を通して描かれる出会いと別れ、そして自らの生きる道を見つけようと必死に運命に抗う姿が共感を呼んでいる。そんな本作から今回解禁となったのは、父親を失ったモーグリをわが子同然に慈しみ、立派に育て上げてきた母親代わりのオオカミ・ラクシャと、モーグリの別れのシーン。降りしきる雨の中、“家族”たちに見守られ、別れの時を迎えるモーグリと母親オオカミのラクシャ。ラクシャの深い愛のもと、種族を超えた“家族”と強い絆で結ばれていたモーグリが、自らの生きる道を見つけるため惜別する、まさに本作のドラマを語る上で最も重要なシーンだ。あまりにもリアルなラクシャの“演技”には、まるで本当の親子関係のような錯覚を覚えるほどで、そんな母親オオカミの姿は思わず涙を誘う。この母親オオカミ、ラクシャを演じたのは、『それでも夜は明ける』で2014年度の第86回アカデミー賞助演女優賞に輝いたルピタ・ニョンゴ。映画デビュー作でオスカーを獲得するという、いま最注目の女優だ。また、世界的に大ヒットした『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』では、主人公のレイとルーク・スカイウォーカーを結ぶ重要なカギを握ったマズ・カナタを演じたことも記憶に新しい。マズ・カナタは年齢が1,000歳という元宇宙海賊だが、33歳のルピタは見事この重要な役をモーションキャプチャーで演じきった。あのハン・ソロを相手に啖呵を切るような百戦錬磨の宇宙海賊から、ジャングルの母性の象徴ともいえる母親オオカミまで、パーフェクトにこなすルピタには、「素晴らしい仕事をしてくれた!」とジョン・ファヴロー監督も大絶賛。また、今回の役に関してルピタは、「彼女が自分の子どもではない子どもを、自分の息子として受け入れ、守りたいと感じていることに共感するわ」と、役柄と自身のシンクロについて語っている。偶然にも、本作の日本語吹き替え版でラクシャを演じた宮沢りえも、「自分の子どももいながら、人間の子ども・モーグリもわが子のように育てるというとても愛情深く、本当に正義感のある母親オオカミです。強いものとか権力のあるものへの正義感、弱いものを守る正義感は、もしかしたら私と共通するところがあるかもしれません」と語り、ルピタと同じ心境で役を演じていたことを明かす。この夏は、ジャングルよりも奥深い母親オオカミの“母性”が、日本中を優しく包み込むに違いない。『ジャングル・ブック』は8月11日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月06日ジャングルで育てられた人間の少年モーグリと、彼を取りまく動物たちとの絆や葛藤を描いた心揺さぶるドラマを、『アイアンマン』シリーズのジョン・ファヴロー監督が、実写とCGが融合した最先端の映像テクノロジーで描き出した『ジャングル・ブック』。このほど、その驚異のメイキング映像が解禁となった。壮大なジャングルや表情豊かな動物たちがすべてCGで表現された本作は、その驚異の映像美と主人公の少年モーグリの成長ストーリーが話題となり、全世界興収10億ドル(約1,000億円)に迫る大ヒットを記録中。今回解禁となったメイキング映像は、世界中で話題を呼んでいるその驚異の映像美の裏側に迫るもので、本編からはまるで想像もつかない、ブルーバックでの撮影の様子や、キャスト、スタッフのインタビューが収められている。美しく伸び盛る草木や、ゆったりと流れる川が印象的なジャングルが舞台の本作は、なんとすべてロサンゼルスのスタジオで撮影された。スタジオに組まれたブルーバックと必要最低限のシンプルなセットという状況のなか、2,000人から選ばれた新星ニール・セディは、想像力とフレッシュな感性を存分に発揮し、主人公モーグリ役を見事に演じてみせた。メイキング映像には、セットでの撮影風景と本編映像が併せて収録されており、まっさらなスタジオが美しいジャングルへと変貌を遂げる魔法のような製作過程を確認できる。ニールは、「ただ、そこを歩いてみて。後から画を足すから」とスタッフから指示されたというが、思わず「どうやって?」と思ったと明かしている。また、彼が演技をしやすいよう、各シーンにさまざまな“奥の手”が施されていることにも注目だ。この驚異の変貌について解説する映像の最後で、ファヴロー監督はこう締めくくる。「ゴールは、何が現実か分からない状態を作り出すことなんだ。映画は感情的な体験であるべきだ。そのために良いストーリーを作る」と。あくまでVFXは、観客にストレスなく物語に没入してもらうための舞台装置であり、そのためにも全く違和感のない完璧なVFXを最新技術を持って実現させたというわけだ。本作をスクリーンで目撃することは、現在のハリウッドの最先端を体感することにほかならない。『ジャングル・ブック』は8月11日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月03日ジョン・ファヴロー監督がメガホンを取るディズニー映画『ジャングル・ブック』(8月11日公開)のメイキング映像が3日、公開された。本作は、ジャングルの動物に育てられた少年モーグリ(ニール・セディ)と、彼を取りまく動物たちとの絆や葛藤を描く物語。壮大なジャングルや表情豊かな動物たちなどモーグリを除いた全てがCGで表現された映像美と、感動的な成長ストーリーが話題を呼び、全世界興収10億ドル(約1,000億円)に迫るヒットを記録している。メイキング映像には、本編からは想像もつかないブルーバック(青い撮影用の背景)での撮影の様子が。劇中では、奇麗な草木やゆったり流れる川が印象的なジャングルが舞台となっているが、撮影自体は全てアメリカ・ロサンゼルスのスタジオで行われた。2,000人の中から選ばれたニールは、そのブルーバックと必要最低限のシンプルなセットが組まれたスタジオで、想像力と若々しい感性から、モーグリを熱演。映像には、この撮影風景と本編があわせて収録されており、まっさらなスタジオが美麗なジャングルへ変わる制作過程が確認できる。また、「ただそこを歩いてみて。後から画を足すから」とスタッフから指示を受けたニールは、最初「どうやって?」「そんなことはできない」と感じたが、「皆はそれを可能にしてくれたんだ」と目を輝かせている。加えて、視覚効果スーパーバイザーのロバート・レガートは、リアリティを追求するために徹底的にリサーチを重ねたと明かし、「映画の中で想像上のものは動物がしゃべるという一点だけ」と自信たっぷりに豪語。最後には、ジョン監督が「ゴールは何が現実か分からない状態を作り出すことなんだ。映画は感情的な体験であるべきだ。そのために良いストーリーを作る」と語っており、美麗な映像効果は、観客をストレスなく物語に没入させる舞台装置で、違和感を感じさせないほどに作りこんだことを明かしている。(C)2016 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2016年08月03日ディズニーの超大作映画『ジャングル・ブック』が11日(木・祝)から公開になる前に、本作のメイキング映像が公開になった。主人公の少年以外は、動物もジャングルもすべてCGで描かれた驚異的な映像の“裏側”に迫った貴重な映像だ。『ジャングル・ブック』/メイキング映像本作は、ジャングルで黒ヒョウとオオカミに育てられた人間の少年モーグリが、人間への復讐に燃えるトラに出会い、ジャングルの脅威だといわれたことから、壮大な冒険に出かけ、自身の進むべき道を見つけ出していくまでを描いたアドベンチャー大作。スタッフは初期の段階から、主人公モーグリの演技を実写で撮影し、残りをすべてデジタルで描くことを決め、徹底したリサーチと準備を重ねた。現在ではブルーやグリーンの幕の前で俳優を撮影し、後から背景やキャラクターをデジタルで加工することは一般的になったが、映画全編をこの手法で描くのは異例だ。このほど公開になったメイキング映像では、ブルーの背景の前で主演のニール・セディが演技する映像と、完成した本編映像が交互に登場。スタッフは事前に完成予想図を作成し、俳優の演技、カメラの動き、光の変化を完璧に把握。何もない空間で演技するセディのために、ジョン・ファヴロー監督が演技指導している場面も登場する。さらに映像には、本物と見分けがつかないほど精巧でありながら、“言葉をしゃべる”表情豊かな動物たちについて、スタッフや監督が語る場面も登場。短いメイキングながら、なぜ本作の製作陣が、ロケ撮影を選ばず、予算も時間も労力もかかるこの撮影手法に挑んだのかが伝わってくる内容になっている。『ジャングル・ブック』8月11日(木・祝) ロードショー(C)2016 Disney Enterprises. Inc. All Rights Reserved.
2016年08月03日日本公開をいよいよ来週に控えた『ジャングル・ブック』から、「Little Glee Monster」が歌うキャンペーンソング「君のようになりたい」で彩られた、主人公モーグリの大冒険とジャングルの仲間たちのキュートさが満載のとっておきの特別映像がこのほど解禁となった。ジャングルに取り残された赤ん坊のモーグリは、黒ヒョウのバギーラによって母オオカミのラクシャに預けられ、ジャングルの子となった。バギーラからは自然の厳しさと生き抜くための知恵を教わり、ラクシャからは惜しみない愛を注がれ、幸せな生活を送るモーグリの前にある日、人間への復讐心に燃える恐ろしいトラのシア・カーンが現れる…。果たしてシア・カーンの言うように、人間であるモーグリはジャングルの“脅威”なのか? それとも、ジャングルに光をもたらす“希望”なのか――?ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年・モーグリを主人公に、自然の掟と共に雄々しく生きる者たちの愛や憎しみ、喜びや悲しみを謳いあげる感動の生命の讃歌『ジャングル・ブック』。本作の日本語版吹き替え版には、松本幸四郎、宮沢りえ、伊勢谷友介、西田敏行ら豪華キャストが出演していることでも話題だ。日本公開に先立ち、全米ではすでに公開されており、叫びたくなるほどの感動と現実以上にリアルに描かれたジャングルと動物たちの演技、そして演技経験ゼロにも関わらず、その圧倒的な潜在能力とキュートな魅力で見事モーグリ役を射止めたニール・セディの見事な演技が話題となり、全世界興行収入は10億ドルに迫るメガヒットに。また、全米屈指の批評家サイトとして有名な「Rotten tomatoes」では、94%もの高い評価を維持し続けている。今回到着したのは、いきなりクマのバルーの鼻のどアップから始まる特別映像。一緒に遊びたい気持ちを抑えきれずに、モーグリの周りを走り回る子どオオカミの姿や、モーグリがバルーの大好物“はちみつ”を必死に取ろうと奮闘するシーン、そしてジャングルで生きる厳しさを厳しく、時に優しく教えてくれる大好きな黒ヒョウのバギーラに愛情たっぷりに抱きつくシーンなど、本作に詰まった楽しさと可愛さがてんこ盛りの豪華ダイジェストとも言うことができる映像となっている。また、「Little Glee Monster」の「君のようになりたい」が本作に彩りを添え、さらには劇中ではあまりフォーカスされない“コビトイノシシ”や“耳長トビネズミ”も登場しており、映画本編とはまた一味違った楽しみ方もできる。本作の動物達は、途方もないリサーチをもとに、最先端の映像技術を使用するとういうスタッフたちの血の滲むような努力の結果誕生している。ジョン・ファヴロー監督は「『この映画にはモーグリは一体どうなってしまうのだろう?』と思って拳が白くなるまで手を握り締めてしまうようなシーンがたくさんあります」 と明かす。本作をより楽しめること間違いなしの本映像。この映像を見ながら、もうすぐ公開される本作を待っていて。『ジャングル・ブック』は8月11日(木・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年08月02日東京・歌舞伎座で27日、ディズニー映画『ジャングル・ブック』のジャパンプレミアが行われ、来日中のジョン・ファヴロー監督、主人公モーグリ役のニール・セディ、日本語吹き替えキャストの松本幸四郎、西田敏行、宮沢りえ、伊勢谷友介らが出席した。120年を超える歌舞伎座の歴史の中で、洋画のプレミアイベントが行われたのは今回が初めて。本作は、ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年モーグリと、彼をとりまく動物たちとの絆や葛藤を描いた物語。作品のテーマである"生きる力"と、歌舞伎座のコンセプトである"生命の躍動"が共通するとして、同施設初の洋画プレミアが実現した。この記念すべき日に、歌舞伎座の外観はグリーンにライトアップ。本作の舞台であるジャングルを表現した。黒ヒョウのバギーラ役の吹き替えを担当した松本幸四郎は、「今ここにいらっしゃる皆さまの中で一番信じられないのは僕だと思います。一番奇跡に近いものが起こったと思ったのも私です」と興奮気味に話し、「原作を読み、ディズニーのアニメも見ました。本当に優れた良い古いものは新しい。この歌舞伎座で『ジャングル・ブック』が上映されるということは、そういう意味で感無量でございます」と感激。「最後まで感動が走ります。ここにいらしたお客さまのお胸の中にぽっと温かい灯火がともってお帰りになると信じています」と熱く語った。母親オオカミのラクシャ役の宮沢りえは、「いつも観客の側で拝見させていただいている舞台の上に、しかも女性が舞台に立つのはなかなかないと思うので大切な一日にしたい。立った瞬間の気持ちは一生大事にしようと思います」と話し、この日が手術後初のイベント出演となったクマのバルー役の西田敏行も「日本の伝統芸能である歌舞伎の殿堂・歌舞伎座でディズニーワールドが楽しめるって、日本でしか味わえない世界」と興奮していた。そして、ジョン・ファヴロー監督は、「光栄です。日本の文化にこの作品を受け入れていただけてうれしい」と感激し、「美しい。建築も素晴らしい」と歌舞伎座に魅了された様子。また、「アメリカで私が尊敬しているフィルムメーカーたちも日本の映画を愛して影響を受けています。この『ジャングル・ブック』もそういった影響をご覧になっていただける。私は黒澤明監督や宮崎駿監督らのイマジネーションに影響を受けています」と日本への思いを明かした。イベントには、プロデューサーのブリガム・テイラー、脚本家のジャスティン・マークスも登場した。
2016年07月27日