5月25日(木)16:50~18:30 麗澤大学にて麗澤大学(千葉県柏市/学長:徳永澄憲)では、5月25日(木)にフォトグラファー ヨシダナギ氏をお招きして、特別講義を実施いたします。アフリカをはじめとする世界中の少数民族を撮影するヨシダナギ氏。今回の特別講演では、「ヨシダナギの地球の歩き方」をテーマに、世界を飛び回り撮影した作品にまつわるお話をしていただきます。長いコロナ禍により制限のある学生生活を経験した後も、引き続き先の見えない混沌とした今を生きる大学生。価値観の異なる様々な少数民族との出会いと交流を通じて得た、ヨシダナギ氏の生き方をお伝えいただくことで学生のメンタルケア、自分らしい人生の生き方を考えるきっかけに繋げることが、本特別講義の目的の1つです。概要は下記をご確認ください。【ヨシダナギ氏による特別講演】■日時:2023年5月25日(木)16:50~18:30■場所:麗澤大学 校舎「かえで」1502教室■講義テーマ:「ヨシダナギの地球の歩き方」■対象:麗澤大学学生、教職員【講師プロフィール】ヨシダナギフォトグラファー。1986年生まれ。独学で写真を学び、2009年より単身アフリカへ。以来アフリカをはじめとする世界中の少数民族を撮影、発表。著書に、『DRAG QUEEN -No Light, No Queen-』(ライツ社)、『しれっと逃げ出すための本』(PHP研究所)、『贔屓贔屓』(幻冬舎)などがある。【取材について】本授業への取材は可能ですが、ヨシダナギ氏への個別取材はお受けできません。また、写真撮影につきましては条件がございます。あらかじめご了承ください。ご希望の方は事前にご連絡ください。麗澤大学について麗澤大学は昭和10年、創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を現在のキャンパス(千葉県柏市光ヶ丘)に開塾したことから始まります。「知徳一体」という教育理念のもと、心豊かな人間性を養い、国際社会に貢献できるグローバルリーダーの育成を目指し、教育改革を進めています。「THE 日本大学ランキング」の国際性分野では2017年から連続して千葉県1位の評価を受けています。【プレスリリース】フォトグラファーヨシダナギ氏による特別講演.pdf : 麗澤大学WEBサイトはこちら : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年05月22日コストコにはたくさんのおいしいものが集まっていますが、その中でもとくにマニアで約5000人以上のフォロワーを持つtastytime2019さんがおすすめする商品があるんです。コストコでお買い物をする人は、ぜひチェックしてみてくださいね。コストコの「ヨシダソース」って知ってる?出典: Instagram今回ご紹介していくのは「ヨシダソース アメリカンBBQ」ですよ♪価格は658円(税込)です。1250グラムも入っていて1000円以下は、お得かも。コストコで名前を聞くことが多いヨシダソースですが、ここからは詳しくご紹介していきますよ♡こんな感じのソースです♡出典: Instagramソースの中身は、写真の通りかなり濃厚そうです!tastytime2019さんは投稿で「大人数でBBQや焼肉をするときにぴったりな商品です」と紹介していますよ。ここからはどんな使い方ができるのかチェックしていきます。ディップソースでいただく♡出典: Instagramこのヨシダソースは写真のようにポテトなどにディップして食べることも可能。投稿者さんによると「味見をしてみるとマクドナルドのナゲットについてくるBBQソースに似ていて、ソースとケチャップにスパイスと甘味が加わった病みつきになる味です」とのこと。スペアリブの味つけに♡出典: Instagramこのヨシダソースはスペアリブなどお肉料理の味つけにも活躍してくれるそうですよ♪大容量ですが、これならすぐに使い切れちゃいそうです♡コストコの「ヨシダソース」買いです♡今回はコストコの「ヨシダソース」をご紹介しました。使ってみたい!と思った人は、ぜひお近くのコストコをチェックしてみてくださいね。本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※こちらの記事ではtastytime2019さんの投稿をご紹介しております。記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございますので、ご了承くださいませ。また、店舗ごとに在庫が異なるため、お立ち寄りの店舗へお問い合わせください。フォロワー数は1月6日時点のものです。"
2022年01月07日絶品グルメが集まるコストコでは、超万能な調味料も手に入るって知っていましたか?今回はコストコの万能絶品調味料をご紹介していくので、見逃さないようにチェックしてくださいね♡ヨシダ糀グルメのたれ出典: Instagramまずご紹介していくのは「ヨシダ糀グルメのたれ」です。原産国はアメリカとなっています。ヨシダソースシリーズはコストコの中でも人気で、麹グルメのたれは甘めの味付けがクセになりますよ♡植物素材を使ったパスタソース出典: Instagramヴィーガンにも対応の「植物素材を使ったパスタソース」です。価格は税込み1,980円となっています。大豆ミートのボロネーゼと豆乳クリームが入っていますよ。どちらもヴィーガン食品とは思えないハイクオリティな味です。ハニーベアー出典: Instagramカナダ産の「ハニーベアー」です。見た目のかわいさはもちろん、100%純粋のカナダ産ハニーの魅力にとりつかれるユーザーが続出しているんです♪しっかりとした味で、量もたっぷりなのでコスパ抜群ですよ♡贅沢濃厚ごまだれ出典: Instagram最後にご紹介するのは、ミツカンから登場している「贅沢濃厚ごまだれ」です。価格は税込み998円となっていますよ。しゃぶしゃぶのつけダレなどにも活躍してくれる優秀だれで、茹でた野菜にかけて食べてもとってもおいしいです。酢も強すぎないので、マイルドな味わいが楽しめますよ。3本セットですがあっという間に消費できちゃいます♡コストコの万能調味料で料理を楽しく♡コストコの万能調味料、買ってみたいものは見つかりましたか?どれも優秀なので次のお買い物でGETしてみてくださいね…!本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※こちらの記事では行っとく!チャンネル(@ittoku_channel)様の投稿をご紹介しております。記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございますので、ご了承くださいませ。また、店舗ごとに在庫が異なるため、お立ち寄りの店舗へお問い合わせください。"
2021年07月05日松坂屋名古屋店では、フォトグラファー、ヨシダナギの新作品集「DRAG QUEEN -No Light,No Queen-」の発売(2020年5月)を記念し、写真展を開催いたします。会期:2020年10月31日(土)~11月15日(日) 会場:松坂屋名古屋店 南館8階マツザカヤホールヨシダナギは、これまで世界中の少数民族や先住民族を撮影し、その独自の感性や色彩、生き方が多くの共感を呼び、メディアに取り上げられました。そんなヨシダナギの審美眼を刺激した“ドラァグクイーン”。女性の性をモチーフとして、自己表現へと昇華するその存在はカルチャーという枠を超え、次世代の生き方を世の中へ示すほどの影響力を持ちつつあります。そんな魅力あふれる彼女たちにスポットライトを当てたヨシダナギの次なる人間賛美をご覧いただける写真展です。また会期中、オリジナルグッズを販売する期間限定NAGI Shopがオープンするほか、ヨシダナギによるトークショー&サイン会も実施します。※DRAG QUEEN(ドラァグクイーン)とは衣装を引き摺ることを意味する“ドラァグ”、または“Dress as a girl”の略語という諸説があるとされています。作品の一例期間限定 NAGI Shop本会期中、期間限定NAGI Shopがオープン。オリジナルグッズをお求めいただけます。※グッズコーナーのご利用には入場券が必要となります。新作品集 税込8,800円ガチャガチャ缶バッジ 税込300円ブロックメモ 税込770円EVENT11月7日(土)・8日(日) トークショー各日13時~/サイン会各日14時~フォトグラファーから見た世界のドラァグクイーン撮影裏話のほか、今後の展望などをお話しいただきます。期間中、松坂屋名古屋店南館8階マツザカヤホールグッズコーナーにて、ヨシダナギ作品集「DRAG QUEEN -No Light,No Queen-」(税込8,800円)または作品をお買いあげの方、先着合計120名様(各回60名)にトークショー&サイン会参加券をお渡しいたします。※参加券は、会期初日より配布し、先着順にてご希望の回をお選びいただけます。(なくなり次第終了いたします。)ヨシダナギ Profile1986年生まれ。フォトグラファー。独学で写真を学び、2009年より単身アフリカへ。以来アフリカをはじめとする世界中の少数民族を撮影、発表。唯一無二の色彩と直感的な生き方が評価さ2017年日経ビジネス誌で「次代を創る100人」へ選出。また同年、講談社出版文化賞 写真賞を受賞。【ヨシダナギのコメント】「自分とちがう人ほど、おもしろい。かっこいい。」幼少期からそう思ってきました。世界中の民族に会いにいき撮影してきたのも、その想いがずっと心の中にあったからです。今回被写体に選んだドラァグクイーンたちも、私と全く異なる人たちであることが興味のはじまりでした。そして、実際にニューヨークとパリで出会った彼女たちの立ち姿には、圧倒的な存在感と言葉にできない美しさ、そして強烈な個性とドラマがありました。それは先住民族や少数民族を見た時に感じたものと、ある種同質のものであり、自らの歴史や自負をしっかりとその肩に背負い、受け入れた人間だけが持ちうるパワーでした。それらを本展示で感じていただけたら幸いです。開催概要タイトル:NAGI YOSHIDA DRAG QUEEN -No Light,No Queen-会期:2020年10月31日(土)~11月15日(日)会場:松坂屋名古屋店 南館8階 マツザカヤホール入場時間:10時~19時(19時30分閉場)※最終日は17時30分まで(18時閉場)入場料(税込):一般800円、高大生600円、中学生以下は無料主催:松坂屋名古屋店企画制作:No Light,No Queen製作実行委員会取材協力:Mio Nakai(C)nagi yoshida企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年10月20日《わたナギがなくなったら何を楽しみに生きればいいんだ完全にロス》《わたナギ。終わってしまった。。ハッピーエンドで最後まで癒された。わたナギ2やってほしいな》SNSでは多部未華子(31)主演のドラマ『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)の終了を惜しむ声が次々と上がっている。TBS関係者は言う。「あまりの好調ぶりに、最終回放送直後、9月8日に2時間の特別編で、主人公・メイとナギサさん(大森南朋)の新婚生活を描く特別編も放映されることが発表されたのです。主演の多部さんは“令和の新視聴率女王”とも呼ばれるようになりました」だが、この『わたナギ』フィーバーのカゲで“事件”が起きていたという。ある芸能プロダクションの幹部は次のように語る。「多部さんが次に撮影に臨むはずだった連続ドラマの制作が突然中止されたのです」中止となったのは’19年夏にNHKで放映された『これは経費で落ちません!』の続編だったという。ドラマ制作に携わるNHK関係者は言う。「『これは経費で落ちません!』は多部さんが主演で、せっけんメーカーに勤めるアラサー独身女子を演じました。仕事には几帳面なカタブツで、恋には奥手という繊細な女性社員を多部さんは好演し、演技力も評価されました。撮影現場でも、専門用語が多い難解なセリフを多部さんはほとんどNGナシだったそうで、スタッフも絶賛していました。夜22時スタートの『ドラマ10』枠は視聴率的には苦戦することが多いのですが、『これは経費で落ちません!』は異例の高視聴率だったのです。原作小説がまだ続いていることもあり、ドラマ終了時には、『わたナギ』ほどではありませんが、続編を望む声も多かったですね」そこでNHKは続編制作を決定し、プロジェクトは秘密裏に進行したという。「当初は’21年1月からの放映を目指していましたが、コロナ禍の影響もあり、4月から放映することになっていました。今年10月下旬から撮影をスタートすることも決まり、スタッフたちは粛々と準備を進めていたのですが……」制作中止が関係者たちに知らされたのは8月下旬のことだったという。すでに撮影スタートまで2カ月を切っていた。前出の芸能プロダクション幹部によれば、制作スタッフは中止の理由について次のように説明したという。「主演の多部さんの事務所が降板を申し入れてきたそうです。もともと続編制作については、多部さんサイドからは、『作品の世界観を大事にしたいので、前作と同じキャスト・スタッフで臨みたい』という、条件が出されていたそうです。演出も前作と同じ中島悟監督に決まり、主要キャストをはじめ、多くの出演者たちのスケジュールも押さえることができたのだそうですが……」せっけんメーカーの同僚社員役の1人が、出演することができなくなってしまったのだという。「存在感があるいい俳優さんです。しかし続編でのキャスト変更は、この世界では珍しくないことですからね。でも、そこから多部さんサイドは、不信感を抱くようになったそうです。制作側は説得を続け、台本も5話分まで用意して送ったそうです。ただ多部さんサイドは台本にもいい印象を持てなかったようで、最終的に『作品世界を大切にする多部の気持ちを軽んじている』と、降板を決めたと聞いています。いまスタッフたちも、出演が決まっていた俳優たちへの事情説明で大変なようです」NHKの大混乱は事情説明ばかりではない。「来年4月の放映枠がポッカリ空いてしまいました。いろいろ代案も提案されましたが、上層部からのOKも出ず……。『このままでは過去のドラマの再放送でしのぐしかない』という悲鳴も上がっています」(前出・NHK関係者)そこで多部の所属事務所に、『これは経費で落ちません!』続編中止騒動について、取材を申し込んだところ、担当者は次のように回答した。「前作キャスト・スタッフの続投という当初のお約束がかなわなかったため、成立にいたりませんでした」出演辞退は、あくまでも台本などの問題ではなく、“キャストの続投”という約束が果たされなかったためだというのだ。それにしても、これほど間際での連続ドラマ制作中止は、よくあることなのだろうか。「主要出演者の病気や事故、あるいは逮捕による中止ということならあるとは思います。でも、“都合がつかない出演者がいるから”という理由で、主演俳優が降板するのは非常に珍しいですね」(ベテランのドラマ制作関係者)食い違うドラマ制作サイドと多部サイドの主張。だが多くの視聴者が待ち望んでいた『これは経費で落ちません!』の続編放映が遠のいてしまったことは間違いない。「女性自身」2020年9月22日号 掲載
2020年09月08日写真を、カメラを、自分らしく。~楽しむヒントが見つかる2日間!〜 一般社団法人 カメラ映像機器工業会(CIPA)[代表理事会長:牛田一雄所在地:東京都港区芝浦3-8-10MA芝浦ビル]は、2019年2月28日(木)~3月3日(日)に総合的カメラ映像ショー、CP+(シーピープラス)2019をパシフィコ横浜および大さん橋ホールにて開催いたします。 旅も、ファッションも。好きなものすべてがフォトジェニック。カジュアルな写真の楽しみかたや、初歩からカメラの使い方も学べる。スペシャルなトークショー、魅力的な展示やワークショップなどを実施。ヨシダナギ、佐藤健寿など、さまざまなジャンルで活躍するクリエイターを迎え、写真+αをキーワードにしたコンテンツがもりだくさん。自分らしいフォトライフをはじめたい人のための特別な2日間です。トークショー&特別パネル展示ヨシダナギスペシャルトークショー&特別パネル展示 ”少数民族”の写真で話題のヨシダナギが再登場します。初展示作品「ベルベル」に加え、初のディレクション作品を展示。新たな一面を伝える展示とトークショーを開催いたします。作品展示に加え彼女らしさを生み出す被写体について、なぜこのモデルを選んだのか?なぜこのロケーションを選んだのか?を彼女の言葉を添えて展示いたします。 スペシャルトークショー「フィルター〜オリジナルな視点とは〜」3/2(土)13:00~13:45会議センター 3F 303・304 佐藤健寿スペシャルトークショー&特別パネル展示 世界各地の“奇妙なもの”を写真に収めた「奇界遺産」。数ある作品の中から、選りすぐりの作品を巨大出力で展示。作品に潜むあなただけの“奇妙なもの”を探してみてください。 スペシャルトークショー「奇界遺産トークショー」3/3 (日) 11:00~11:45会議センター 3F 303・304 ※ヨシダナギ、佐藤健寿のトークショーは事前登録制。当日空席があった場合若干数当日受付可能。申込はこちらから MUSEUMプロデュースCP⁺オリジナルフォトスポット今映える写真が撮れるフォトブースで話題の“VINYL MUSEUM”が登場!参加型フォトジェニック・アート展を展開するVINYL MUSEUMが、PhotoWeekend会場を彩る3つのワクワクする人気フォトブースを設置。SNS映え間違いなしスポットをお見逃しなく。 “覚えることは3つだけ”で話題の「カメラはじめます!」パネル展示&書籍販売14万部を突破した「カメラはじめます!」とCP⁺がタッグ。日頃の写真がぐんと良くなる要素を3枚のパネルに凝縮して展示。カメラを初めて触る方も、上手く撮れなくて悩んでいる方も手ぶらで来場いただき、会場設置のカメラで実感できるので気軽にお越しください。合わせて「カメラはじめます!」の書籍販売も行います。 他にも様々なジャンルのフォトグラファーによるトークショーが充実久方広之(猫写真家) 「ビバ!のら猫拳」3/2(土)11:00〜11:45九州在住の猫写真家。猫じゃらしを使った撮影を得意とする。まるで拳法やダンスしているかのような猫の写真がSNSで話題となる。海外でも「NINJA CAT」として紹介され人気を得ている。写真集だけでなく雑誌やグッズへの写真提供も。写真集「のら猫拳」「のら猫拳キッズ」出版後、猫のアクション撮影技法をまとめた「ねこ拳撮影術」を出版。 モーガン茉愛羅(モデル/フォトグラファー) ロンドンとニューヨークで2カ月間の写真修行。帰国直後のトークステージ「Roots⇄Routes わたしの写真の”ふたつのルーツ” 」3/3(日)13:00~13:45ファッション誌(マガジンハウス「GINZA」、集英社「SPUR」、宝島社「Sweet」等)・CM・テレビなどを中心に活躍中のモデル/女優でありながらフォトグラファーとしても活動。音楽写真展「TOKYO SOUNDSCAPE by cowcamo」に参加、 2018年9月には代官山ALで初の個展「Roots⇄Routes」を開催。4日間で400人を動員するなど多くの反響を呼び、写真家としての活動に注目が集まっている。 橋本塁(フォトグラファー) 「SOUND SHOOTER meets CP+ 」3/3(日)15:00~15:4524歳の時ジーンズのパタンナーから突如カメラマンに転身。雑誌『ollie magazine』の社員カメラマンを経てフリーランスに。androp、ストレイテナー、ONE OK ROCK、THE BAWDIES、9mm Parabellum Bullet等様々なアーティストのオフィシャルライブ、アー写等を担当。ROCK IN JAPAN Fes メインステージオフィシャルカメラマン。写真展&ライブイベント『SOUND SHOOTER』を主催。2010年からブランド『STINGRAY』を立ち上げた。橋本塁 HP開催概要CP+(シーピープラス)2019■ 開催日程:2019年2月28日(木)~ 3月3日(日) 2月28日(木) 12:00~18:00 3月1日(金)・2日(土) 10:00~18:00 3月3日(日) 10:00~17:00 ■ 会場:パシフィコ横浜(展示ホール、アネックスホール、会議センター)/大さん橋ホール ■入場料:1,500円(税込)(ウェブ事前登録で無料) 障がいがある事を証明する手帳を持参の方、小学生以下の方は無料 ■ 主催:一般社団法人 カメラ映像機器工業会(CIPA) ■ 協賛:一般社団法人 日本写真映像用品工業会 ■ 後援: 経済産業省/観光庁/神奈川県/横浜市/横浜商工会議所/日本貿易振興機構(ジェトロ) ■ 特別協力:日本カメラ博物館/日本新聞博物館/横浜美術館 ■ 協力:公益社団法人応用物理学会/カメラ記者クラブ/関東写真館協会/ 全日本写真材料商組合連合会/東京写真記者協会/日本営業写真機材協会 一般社団法人日本オプトメカトロニクス協会/一般財団法人日本カメラ財団 一般社団法人日本光学会/公益社団法人日本広告写真家協会 公益社団法人日本写真家協会/一般社団法人日本写真学会/協同組合日本写真館協会 公益社団法人日本写真協会/一般社団法人日本写真文化協会 一般社団法人日本電子回路工業会/日本フォトイメージング協会 一般社団法人日本望遠鏡工業会/パシフィコ横浜/マグナム・フォト東京支社 公益財団法人横浜観光コンベンション・ビューロー(50音順)■ コーディネーター:凸版印刷株式会社■ 主な出展分野 カメラ、レンズ、フォトアクセサリー、プリンター、画像処理ソフト、携帯機器、ディスプレー、 プロジェクター、フォトフィニッシング、フォトブック、プリントペーパー、スタジオ用品・機材など■ 出展社数・来場者数(2018年12月13日現在) ・出展社数:124社・団体(共同出展15社含む) 前回128社・団体(共同出展18社を含む)・出展小間数:1,148小間 前回1,123小間(主催者ゾーン、メディアパートナー含む)・来場者数(目標):70,000人 (前回68,111人) イベント来場、その他お問い合わせEmail:info@cpplus.jp
2019年02月09日様々なジャンルで活躍する方をゲストに迎えて、“すまい”にまつわるお話を伺うこのシリーズ。それぞれのライフスタイルの中で、「家に求めるもの」や「大切にしているもの」を深掘りしていきます。第11回目は、アフリカの少数民族を撮影し、『ヨシダ、裸でアフリカをゆく』(小社刊)を上梓した写真家のヨシダナギさんが登場。ヨシダさんが考える住まいとは、どんな空間なのだろうか?■ アフリカの家は、ご近所さんもその家の家族のように過ごす場所「アフリカでは、家は大勢の人がいる空間。人とコミュニケートする場が、家なんですよ」裸族と心を通じさせるため、自らも服を脱ぎ捨て、裸になってシャッターを切る――。そんなユニークな撮影方法がメディアに取り上げられて、瞬く間に話題の人となったヨシダさんは、このように話した。「そこの家族とばかり思っていた人が、『じゃ、帰るね』と家を出て行って、実は近所のおばちゃんだったことが判明したり(笑)。アフリカの家は、ご近所さんもその家の家族のように過ごす場所。村人全員が、近所はどんな人たちが暮らし、どんな生活をしているかを把握していて、みんなで助け合って生きているんです」映画『三丁目の夕日』のような世界が、現在のアフリカには脈々と生き続けているのだ。「今はほとんどなくなってしまった昭和の下町文化めいたものが、アフリカではまだ生きている。『ちょっと調味料貸して』というような習慣が今も続いていて、それを借りに来た人が家に上がり込んで、ご飯までご馳走になる(笑)。何かあると、大勢が誰かの家に集まってワイワイやる。日本では、家はプライベートな空間だけど、アフリカではみんなの空間なんです」■ 将来は秘密基地っぽい家に住みたい!子どもの頃は、東京の下町で団地住まいだったというヨシダさん。お隣さんの家によく上がり込んで遊んでもらったりしたが、その一方でひとり暮らしに憧れていたという。「居間の片隅にあった丸椅子をテーブル代わりにしてお絵描きして遊んだり、自分の部屋がなかったのでひとり暮らしにはすごく憧れてました。ただ、昔の私は引きこもりで……。ところが21歳のとき、突然引っ越ししよう!と思い立って、実際やってみると性格が180度変わった。“明るい引きこもり”になったんです(笑)」初めてのひとり暮らしは、代々木のメゾネットタイプだった。「絶対に代々木に住む!と決めてました。私のすべての行動範囲が、代々木から電車一本で行ける場所にあるので。玄関のある1階を寝室にして、地下にキッチンなどの水回りがあって、“秘密基地感”のある部屋でした。天井が高く全面窓だったので、明るくて開放的。家で過ごす時間が楽しくて、また引っこもっちゃいました(笑)」そんなヨシダさんのお気に入りは、ボビー・ダズラーのぬいぐるみ。ロンドン在住のデザイナーが、古着を素材に、手作業でつくる一点物だ。タグにはおのおののキャラクターのストーリーが、手書きで記されている。「私の人形には『ラスベガスですべてを失った』と書かれてました(笑)。かわいいキャラもあるのに、私はなぜか“やさぐれ系” のぬいぐるみを買ってしまう。『飲むこと以外、楽しみなんてねぇ!』とか」(苦笑)ヨシダさんが住まいで重視するのは、立地はもちろん、場所の雰囲気だという。「住む場所が最優先ですね。その土地が持つ雰囲気というか、光の入り方や空気の流れとかを気にしますね。風水までいかなくて、感覚的なものですけど」こうした感覚を大事にしてきたからこそ、想定外の危険もあるアフリカで活動できるのだろう。そんなヨシダさんは、将来どんな家に住みたいのだろうか?「将来住みたいのは、秘密基地っぽい家。中二階があって一部が半地下だったり、小部屋がたくさんあったり……外に出なくても、楽しめるような家がいい。メインの部屋に大きな窓があって、無機質なのが好きなのでコンクリ打ち放しで、ちょっと薄汚れているくらいのほうが好み。シンプルな中に無垢さが感じられるのが大好きなんです。どこの高架下だよ?っていうくらい、むき出しで汚いほうがいいですね(苦笑)」ヨシダ ナギさん1986年生まれ、フォトグラファー。幼少期からアフリカ人に憧れ、「大きくなったら彼らのような姿になれる」と信じてきたが、10歳で日本人である事実を両親から突きつけられ挫折。その後、独学で写真を学び、2009 年にアフリカに渡航。以来、少数民族を撮影している。近著に写真集『SURI COLLECTION』(いろは出版)など撮影林 紘輝(扶桑社)『ヨシダ、裸でアフリカをゆく』幼い頃、将来は「マサイ族になる!」と決めた“裸の美人フォトグラファー”が、アフリカ16か国を訪れ、「同じ格好をすれば、絶対に仲よくなれる」と少数民族を撮り続けた全記録。その紀行は笑いあり涙ありで、本当のアフリカを教えてくれる。小社刊価格/1620円・税込み
2019年01月05日ヨシダナギBEST作品集「HEROES」の発売記念イベントを開催世界中の少数民族を求めて命懸けの撮影の日々を過ごすヨシダナギ。アフリカのサハラ砂漠の青の民と呼ばれるトゥアレグ族、南太平洋の最後の楽園パプアニューギニアのオモ・マサライ族、フリ族、アサロ族など、今まで出会った世界中の少数民族の集大成となる新刊写真集「HEROES」の発売記念となる展示販売会を、松坂屋名古屋店で開催します。今夏に取材したブラジルの秘境アマゾンのカヤポ族とヤワナワ族の最新作も発表。ヨシダナギがその足で出向き、その目で切り取った、地球上に今なお現存するヒーローたちの姿をぜひご覧ください。なお、今展ではヨシダナギBEST作品集「HEROES」の発売記念として、ヨシダナギによるトークショー&サイン会も開催いたします。イベント詳細期間:2018年9月19日(水)~24日(月・祝)10~19時半(最終日は18時閉場)場所:松坂屋名古屋店南館8階マツザカヤホール※入場無料ヨシダナギprofile1986 年生まれのフォトグラファー。アフリカ人への強烈な憧れを幼少期から抱き「 大きくなったら自分もアフリカ人のような姿になれる 」と信じて生きるが、自分が日本人だという現実を両親から突き付けられ、10 歳の時に大きく挫折する。2009 年より単身アフリカに渡り、その後独学で写真を学び、憧れの彼らと寝食を共にしながら撮影するスタイルがフューチャー、その奔放な生き方と写真が評価され、さまざまなメディアで紹介される。現在はフォトグラファーとしてアフリカをはじめ世界の少数民族(HEROES)を写真に撮りながら、少数民族の美しさや少数民族の面白さを伝えるべく、講演会やコラム寄稿の活動を積極的に行っている。イベント情報イベント名:ヨシダ ナギ 写真展「HEROES」催行期間:2018年09月19日 〜 2018年09月24日
2018年09月20日独自の目線や、本人にしかわからない強いこだわりを持って世界中を巡っている、いい意味で“頭がおかしい”人たちの体験を伝える大人気番組『クレイジージャーニー』。普段の生活では見られない風景や、驚愕のエピソードは、どれもワクワク、ゾクゾクする刺激的なものばかり。そんな、中毒性のある内容で熱狂的なファンを生み出し続ける番組の、第6弾となるDVDが発売された。今作には、番組でおなじみの写真家のヨシダナギさんと佐藤健寿さん、ジャーナリストの丸山ゴンザレスさんに加え、DVD初登場となる爬虫類ハンターの加藤英明さん、ウイスキーにロマンを馳せる栗林幸吉さんという、反響が大きかったジャーニーたちの旅の模様が収録されている。その5人の中から、アフリカのヒンバ族を再訪したヨシダナギさんと、NYの地下住人の実態を探りに向かった丸山ゴンザレスさんを直撃。クレイジーな場所へ足を運ぶ理由や、その思いについて、聞きました。ヨシダナギ「“今”を生きる民族の姿に惹かれました」私が写真を選んだのは、アフリカ人の魅力を多くの人に伝えるためのツールとして。だから自分がフォトグラファーだと思ったことはありません。初めてアフリカの民族をかっこいいと思ったのはテレビでマサイ族を見た5歳のとき。最初はフォルムに、そして何度も現地に足を運ぶうち、アフリカの民族たちの生き方に惹かれていきました。彼らは「今」を生きています。考えてもわからない先のことで悩み、嫌な、辛い、苦しい思いをして今を見失うより、お腹いっぱいになることを考えたほうがいいじゃないかと彼らに問われたとき、本当にその通りだと思いました。また、彼らは人が死んだとき以外、悲しいという感情を持たず、基本、幸せだから“幸せがない”。そんな生き方ほどシンプルで幸福なことはないと思います。そう彼らが考えられるのは、自分たちの文化を理解して、誇りを持っているからではないでしょうか。いま気になるのはアマゾンの民族。最初は自分と姿形が違えば違うほど興味がわいたため、アフリカ人に目が向きましたが、アマゾンの人々は顔はよく似ているのに、考え方がまったく違うところが面白いと思います。両者を比べることで新しく見えるものがあるはずなので、同時に追いかけたいです。丸山ゴンザレス「出演者のなかでは、僕が一番まともです」僕が興味があるのは都市だけです。ある街の成り立ちや背景、仕事などの現状を総合的に分析してそこで何が起こっているかを考え、仮説が正しいかを確かめに現地に足を運びます。最終的には記事を書いてなんぼの仕事なので、みんなが興味を持つ、いずれは日本でも起こりうる事態に帰結することを調べることがほとんどです。費用対効果が悪かったり、誰にもインタビューできなさそうな場所には行かないし、“社会正義のため”などの使命感も一切ありません。臭い、汚い、暗いという3Kな場所へ行くことが多く、よく「怖くないの」と聞かれますが、そもそも僕は知りたいことがあって行くので、ビビってたら困りますよね。恐怖心があったとしても好奇心が勝つし、むしろ、リサーチや準備をして向かったのに実際は何もなかったらどうしようという気持ちが強い。拳銃を突きつけられるのもヤバいとは思わないし、撃たれずに終わるなら別にいいじゃないですか。正直、番組に出ている人たちは、自分以外みんな変わってると思います。以前、佐藤(健寿)さんと飲んだときには、「自分だけはまともだと思ってる」と言ってましたけど(笑)、僕が一番まとも。雑誌に載るような記事を書くために、旅してるだけですから。独自の視点を持つ“クレイジージャーニー”たちの特異な体験を紹介する伝聞型紀行バラエティのDVD第6弾。スタジオMCは、松本人志、設楽統、小池栄子。¥2,750(TBS/よしもとミュージックエンタテインメント)よしだ・なぎ独学で写真を学び2009年より単身アフリカへ。少数民族を撮影した写真と生き方が評価され、数々のメディアに出演。写真集『HEROES』(ライツ社)が発売中。まるやま・ごんざれすジャーナリスト、編集者、國學院大學学術資料センター共同研究員。新刊である『世界の混沌〈カオス〉を歩く ダークツーリスト』(講談社)が好評発売中。※『anan』2018年6月6日号より。写真・内山めぐみインタビュー、文・重信 綾(by anan編集部)
2018年06月01日『ヨシダナギ×NAKED“Sing-Sing!”』【女子的アートナビ】vol. 107西武渋谷店の特設会場ではじまったアート展『Sing-Sing!(シン-シン)』では、アフリカを愛する人気フォトグラファー、ヨシダナギさんとクリエイティブカンパニーのNAKEDがコラボ。アフリカなどで撮影されたヨシダさんの写真作品や珍しい民族楽器、さらにネイキッドが演出した幻想的な音と映像が流れるインスタレーションを楽しむことができます。ヨシダさんが見どころ解説!このアート展の見どころについて、プレス内覧会でヨシダナギさん(写真右)とネイキッドの竹内沙也香さん(同左)が語ってくれました。まずは、ヨシダさんの写真作品について。ヨシダさんの写真は色がとても鮮やかなのが特徴ですが、これらの色彩について次のように語りました。ヨシダさんアフリカとか少数民族の写真は今までドキュメンタリー調の土臭いイメージがあったかと思うのですけど、実際にアフリカに足を運んでみると土臭いだけでなくて日本にはありえない色彩の組み合わせがあって、それがとてもステキで作品に撮りたいと思って今の作風にたどり着きました。できるだけ現地の色を鮮やかに伝えたいと意識しながらいつも写真を撮っています。民族楽器も楽しめる!今回の会場では、写真と一緒にアフリカの民族楽器があちこちに展示されていて、来場者が触ったり、自由に音を出したりすることもできます。この展示の楽しみ方について、ヨシダさんは次のように語りました。ヨシダさん世界にはたくさんの少数民族や先住民族がいるのですけど、その共通点は生活に音楽があるということと思っています。音楽がはじまると彼らは自然に動きだしたり歌いだしたりして、楽しそうな時間が流れるのです。今回の展示では、映像の色と民族の音楽でより彼らを身近に感じてもらえると思います。視覚だけでなく耳を澄まして楽しんでもらえればと思います。鮮やかなインスタレーション空間「Sing-Sing」続いて、展覧会タイトル「Sing-Sing」やインスタレーション作品について、ネイキッドの竹内さんが解説してくれました。竹内さんSing-Singというのはもともとパプア・ニューギニアの言葉で、各民族の冠婚葬祭の儀式などで踊る舞や歌のことを指す英語が由来のピジン語です。ネイキッドのインスタレーションを展示するエリアも「Sing-Sing」と名づけ、ヨシダさんの写真をネイキッドとして解釈した世界観が広がっています。竹内さん「Sing-Sing」のエリアに置かれたアフリカの楽器を叩くと、その音に反応して映像が出るようになっています。ヨシダさんが見てきたものを体験できるコンセプトで作られているので、来場者の方は自分たちの「Sing-Sing」を作りながら楽しんでいただけたらと思います。実際に筆者も会場で楽器を叩いてみたのですが、自分で出した音に反応してさまざまな色や模様が出てくるので、かなり興奮します。壁や床一面に広がる映像も色鮮やかで美しく、音楽もリズミカルで思わず踊りだしたくなりました。このアート展は撮影可能で、連休中も休まずオープンしています。開館時間など詳細はインフォメーション欄をご覧ください。『Re 又造 MATAZO KAYAMA』続いてご紹介するのは、恵比寿のEBiS303イベントホールで開催中のアート展『Re 又造 MATAZO KAYAMA』。同展では、“100年に一人の天才” といわれる日本画家、加山又造(1927-2004)の原画と、現代のクリエイターたちが最新技術を使って加山の作品をアレンジしたデジタル作品などを見ることができます。インスタ映えするアートがいっぱい!会場では、あまり日本画になじみがない人でも「楽しい!」と思える工夫が満載。巨大な陶板作品や迫力の天井画の再現などもあり、スマホや携帯での撮影もOKです。こちらは加山の代表作のひとつ、屏風絵の《春秋波濤》をもとにした体感型アート。「春の山」「秋の山」など絵のパーツがレイヤーに分けられ、天井から吊り下がっています。その中を通ってもOK。美しい絵の中に入り込んだ気分を味わえます。おしゃれなヌードも必見加山作品はとにかくおしゃれ。特にヌード画のかっこよさは群を抜いています。例えば《黒い薔薇の裸婦》は1976年に制作された屏風絵ですが、海外ファッション誌に載っている写真のような雰囲気です。この作品をデジタル映像化したのが上の写真。実は本作品の中に1枚だけ本物の人物が映し出されているのですが、わかりますか?この人物は、女優の宮城夏鈴さん。彼女の全身に、特殊メイクアップアーティストとして活躍中のJIROさんがボディペイントを施し、作品にされました。加山作品がさまざまな現代アートに進化している点がおもしろく、またオリジナル作品のもつ魅力もあらためて感じることができます。このアート展も連休中は無休で、5月5日までとなっています。渋谷と恵比寿は近いので、ふたつの展覧会をはしごしてみるのもオススメです。ぜひぜひ足を運んでみてくださいね!Information『ヨシダナギ×NAKED“Sing-Sing!”』会期:~5月13日(日)会期中無休時間:[月〜土]11:00~20:00/[日・祝休日]10:00~20:00(入場は30分前まで) ※最終日は17時閉場会場:西武渋谷店A館7階=特設会場料金:一般 500円/高校生以下無料公式サイト:『Re 又造 MATAZO KAYAMA』会期:~5月5日(土・祝)会期中無休時間:11:00-20:00(入館は閉館の30分前まで)会場:EBiS303イベントホール料金:一般 2,000円/学生1,300円/小学生以下無料公式サイト:今回はGWにイチオシの体験型アート展を2点ご紹介。ひとつは人気フォトグラファー、ヨシダナギさんの写真を音と映像と一緒に体感できる『ヨシダナギ×NAKED“Sing-Sing!”』、もうひとつは多彩な演出で日本画をおしゃれに楽しめる『Re 又造 MATAZO KAYAMA』。非日常を味わえる展覧会を詳しくレポートします!
2018年04月26日西武渋谷店にて、写真家のヨシダナギとクリエイティブカンパニー・ネイキッドとのコラボレーションイベント「Sing-Sing!」が、2018年4月19日(木)から5月13日(日)まで開催される。イベント「Sing-Sing!」は、西武渋谷店の開店50周年を記念して開催されるイベント。世界の少数民族を被写体にした作品を発表する写真家のヨシダナギと、「二条城桜まつり2018」などで知られる、先進技術を用いてアート空間を作り出すクリエイティブカンパニー・ネイキッドがコラボレーションし、館内の様々なところでその世界観を楽しむことができる。音と映像による体感型イベント西武渋谷店A館7階の特設会場では、ヨシダナギによる作品展示と、音と映像による体感型展示を楽しめる。メインは、パプアニューギニアの伝統舞踏である"Sing-Sing(シンシン)"を、ネイキッド独自のアーティスティックな演出によってアレンジし、ここだけのSing-Singを創り出すという展示だ。会場には民族楽器が置かれ、それぞれの楽器を鳴らすと、その民族をモチーフにした色で空間が染まったり、民族に由来する文様や、その地域の動物たちが現れたり、BGMが変化したりする。空間にいる人のアクションによって、その時だけのシーンを楽しめるのが特徴だ。ヨシダナギの最新作を展示、限定グッズの販売もB館8階の美術画廊では、ヨシダナギの最新作を展示。さらに、限定オリジナルグッズや展示作品の販売も行われる。また、本企画に連動して、館内の各所では「ETHNIC TRAVEL」を開催。国内外のアーティストによるエスニックファッションや雑貨などが展開される。正面出入口のアートゲートが"アフリカ少数民族の宴"テーマにイベント開催に先立った4月14日(土)より、A館1階の正面出入口のアートゲートでは、"アフリカ少数民族の宴"をテーマにしたネイキッドによるアートゲートが期間限定で登場。LEDビジョンが組み込まれた4本の柱に特別バージョンの演出を施し、訪れる人を華やかなムードで迎え入れる。詳細■西武渋谷店50周年特別企画 ヨシダナギ・NAKED「Sing-Sing!」会期:2018年4月19日(木)~5月13日(日)時間:10:00~21:00 ※最終日は17時閉場。※日・祝日は20時まで。 ※入場は閉場の30分前まで。会場:西武渋谷店 A館7階 特設会場住所:東京都渋谷区宇田川町21-1入場料:一般・大学生 500円 ※高校生以下無料。■ ヨシダ ナギ ‐ HEROES- 写真展会期:4月19日(木)~5月13日(日)会場:西武渋谷店 B館8階=美術画廊 ※最終日は17時閉場。【問い合わせ先】西武渋谷店TEL:03-3462-0111(代表)
2018年04月10日「モノづくり大国」と言われる日本。その中でも「エロ」は世界でも有名。そんなアダルト業界で、自らを「えろ屋」と称しAV女優として活躍する一方、小説家としても活動する紗倉まなをホストに、文化やエンタメを支える様々な「クリエイター」をゲストにお届けする、『紗倉まな対談企画モノづくり大国♡ニッポン』。女性カメラマンのヨシダナギさんをゲストにお届けする第3回、後編です。■◆少数民族と同じように裸になることで、彼らの特別な存在になりたい紗倉:私自身、日本で撮影していても大変だなって思うことはたくさんあるんですが、外国での撮影ってもっといろんなハードルがありそうですよね。ヨシダ:そうですね。言葉もだけどスケジュールもタイトだったりして。テレビだと、滞在できるのが3日だけとかよくあるんですよ。紗倉:えぇ!その中で撮影しなければならないって、けっこうなプレッシャーですよね。ヨシダ:そうなんです!まず現地の人に、私の撮影スタイルを相手に理解してもらうところからスタートするんですよ。モデルさんに、“なぜポーズを決めて、長い間立っていてもらわないといけないのか”というのを説明しなきゃいけなくて。紗倉:やっぱり、理解をしてもらえないと撮れないものなんですか?ヨシダ:そうですね。意思疎通ができないと、不信感を抱かれてしまうんですよ。「俺らのことが好きで来ているはずなのに、なんで今のままの俺たちを撮らないんだ?」って。そうなると、最初の1日は付き合ってくれても、2日3日となると付き合ってくれなっちゃって。紗倉:そういうものなんですね。ヨシダ:わかってもらえないと、「いい加減にしろよ」「やってられっかよ」みたいな雰囲気を感じますよ(笑)。なので、「あなたたちのことがすごく好き」っていうのと、「かっこよく撮りたい」ということを伝えるのが大切なんですよね。紗倉:なるほど~。作品の出来栄えにも影響が出そうですよね。ヨシダ:私の場合、協力して作るっていうスタンスじゃないと叶わない作品ですからね。紗倉:ナギさんは、現地の方と同じ格好(裸)になって、部族の方との絆を深めるという秘策を持ってますよね!その時の肌を露出する感覚は、グラビア時代とは違う感覚なんですか?恥じらいとかあるのかなって。ヨシダ:実はグラビア時代も恥じらいはなかったんですよ。隠してるし(笑)。部族の恰好をするために全裸になることも抵抗はなくって。その部族からしたらそれが正装であって、エッチな目で見られてるわけじゃないので。あ、でもガイドは絶対エッチな目で見てる。紗倉:あはは(笑)。そこはわかるんですね。ヨシダ:わかるんですよ!声かけてくる言葉も卑猥なことばっかりだし。だからそういう人がいるときは「絶対お前には見せない!」って気を付けてます。紗倉さんはお仕事で裸になることには抵抗はなかったんですか?紗倉:なかったですね。もともと根暗な学生だったんですが、普段人に見てもらえない分、人に見てもらいたいという思いが強かったんだと思います。ヨシダ:その見てもらいたいという対象の範囲が広かったんですね。紗倉:そうですね。親とか友人に自分の存在を見てもらいたいというよりかは、不特定多数の人に見てもらうことに曝け出す意味を感じていたと言いますか・・・。不思議だったんですが(笑)。ヨシダ:なるほど。そういう点では裸になることへの感覚はやっぱり違うのかもしれませんね。あと私の場合は、仲良くなりたいっていう気持ちももちろんあるんですが、好きな人と同じ格好をしたいっていう気持ちもあって。紗倉:コスプレみたいな感覚でしょうか?ヨシダ:そんな感じですね。それに、一般的なコスプレの対象はほとんど二次元ですが、私の場合は憧れている人たちの衣装の本物を着られるわけですよ!紗倉:そう考えるとめちゃくちゃ興奮しますね!仲良くなりたいより、同じ格好をしたいという気持ちの方が先にあったんですか?ヨシダ:本当に好きだから、同じ格好をしたいし、ビジネスライクではなく特別な存在になりたい。割合でいうと両方同じぐらいかな。■◆ぼーっと過ごすのは、幸せで贅沢なこと紗倉:憧れの人と絶対に仲良くなるんだ、いい写真を撮るんだっていう強い意志が、ナギさんの原動力になっているんですかね?ヨシダ:うーん。でもみなさんが思ってるような熱い思いを24時間365日抱いているわけじゃないと思うんですよね。紗倉:そうなんですか?ヨシダ:性格的に、何かを四六時中考えてるってことがないんですよ。基本的に頭が動いてなくて、あんま考えてないんです。紗倉:ナギさんが普段どんな風に過ごされているのか、とても気になります(笑)ヨシダ:いかにエネルギーを使わないかってところに重きを置いてます。紗倉:動かないんですね(笑)。ヨシダ:動かない、考えない、何もしない。紗倉:あはは!悟りの境地みたい。ヨシダ:昔は、何もしない1日がすごくもったいないというか、「1日なにしてたんだろう」っていう罪悪感に襲われることがよくあったんですよね。でもアフリカに行くようになって、何もしない時間って、こんなに幸せで贅沢なんだなってことを痛感して。だから、日本にいるときに、朝起きてぼーとして気が付いたら日が暮れてたっていう1日を過ごすと、「最高に無駄なことしたな」ってちょっといい気分になるんです(笑)。紗倉:時間の極め方を見つけられたような。ヨシダ:年取ってから後悔しそうな気もしますけどねー。体が動くときにもっと動いておけばよかったって。紗倉:アフリカのそういう穏やかな感覚と比べると、やっぱり日本人はせかせかして余裕がないなって感じますか?ヨシダ:私自身の生活は日本にいてもアフリカにいてもあまり変わらなし、普段の生活でそこまで忙しく働いている人を目の当たりにしてるわけではないので・・・あんまりそんな風には感じないかな。ただ、「自分の将来の夢に近づけそうもありません」と悩んでいる若い子たちを見ると、もっとアフリカ人みたいに楽に生きたらいいのになって思うことはあります。そんなに肩肘張って生きなくても大丈夫だよって。紗倉:そういう心の余裕って必要ですよね。アフリカに行くようになって、価値観が変わった部分はあるんですか?ヨシダ:価値観とは違うかもしれないけど、私は小さい頃からマイペースで、一種の社会不適合者だと思ってるんです。自分にそんなつもりはないんですが、馴染めないんですよね。自分は一生懸命やっていても、みんなと同じペースでできなくて。子どものときに「協調性が足りない」と言われたときはすごくショックでした。それが、初めてアフリカにいったときに、私の感覚とギャップを感じなかったんですよ!アフリカ人に「お前はそれでいいんだよ」って肯定してもらえたような気がして。そこはすごく救われましたね。■◆「美しい」という感性は、全世界共通なのかも紗倉:部族の人にもいろんな方がいると思うんですが、モデルを選ぶときのポイントとかってあるんですか?ヨシダ:そうですね・・・。写真を見てくれている人の中には、そこに写っている部族を見るのが最初で最後になる人がたくさんいると思うんですよ。例えば〇〇民族には、本当はシュっとしたかっこいい人がたくさんいるのに、私がぽっちゃりした人ばかりをモデルに選んだら、写真を見た人は「〇〇族=ぽっちゃり」っていうイメージがついてしまう。私はその民族のかっこよさを届けたいので、そうならないためにも、特に顔立ちのいい人とか、りりしく立てる人を選ぶようにしていますね。紗倉:確かに!それはありそうですね。日本人と現地の人の「かっこいい」の基準は似てるものなんですか?ヨシダ:それがけっこう似てるんですよ。紗倉:へー!ヨシダ:鼻筋が通ってる、目が大きいとかもあるとは思うんですが、なんかかっこいいって人いるじゃないですか?紗倉:わかります!いわゆる「雰囲気イケメン・・・」ですよね。ヨシダ:そうそう。佇まいとか、所作だったりとか。部族によっては、例えば「アフロが大きい人ほどかっこいい」とかそういうのもあるけど、それとは違う中から出てるかっこよさですよね。顔の好みはあるとしても、かっこいい、かわいいという美的感覚は世界共通なんじゃないかなって感じましたね。紗倉:確かに。ナギさんの写真に写っている方も、皆さん素敵だなぁと思ってみていました。■◆少数民族は意外にも美意識高め紗倉:ご自身が撮った写真の中でも、特に「これはいい写真」と感じるものもあるかと思うんですが、それってどういうところで判断されているんですか?ヨシダ:カメラマンの中には、いい写真を選ぶときに「モデルの表情」で選ぶ人と「自分の技術」で選ぶ人がいると思うんですよね。「これは構図が最高だ!」「これはピントがばっちり合ってる!」みたいな。でもそれって、正直モデルの顔が残念なこともけっこうあるんですよ。紗倉:それ、すっごいわかります!!ヨシダ:それって撮られた側も残念ですよね。だから私は、「若干ピントがずれた、構図もそこそこ、でもモデルの表情が最高」だったらそっちを選びます。紗倉:それは被写体としては最高に嬉しい写真の選別ですね・・・!自分が納得していない写真だと、みんながどれだけその写真を褒めていても、やっぱりモヤモヤとした気持ちが残りますし。私も、以前、まばたき寸前の写真とかを選ばれて「セクシーだからこれがいいんだよ」なんて言われたこともありましたけど・・・。ヨシダ:(笑)。紗倉:私の表情以外がキレイに撮れてたから、無理にいい写真であるように説明してるんじゃないのかなぁ?って疑心暗鬼になっちゃいました(笑)。だから、ナギさんのようにセレクトしてもらえると嬉しいですよね。ヨシダ:私も人に撮られたときに、「これあなたの技術優先でセレクトしたでしょ?」っていうような写真を使われるの本当に嫌なんですよ!それが世に出回っちゃうわけじゃないですか。それに私が部族を撮るときは、「彼らのかっこよさを120%の力で世に伝えたい」と思っているので。だから私はモデルの表情を最優先します。紗倉:素晴らしいです!そいえば、民族の人から「写りが納得いかない!」みたいな写真のNGとか出たりするんですか?ヨシダ:彼らは普段写真を撮られることに慣れていないし、そういう写真を見せられることもそうないんですよね。なおかつ、自分たちのことを常にかっこいいと思っているので、NGとか出ないんですよ。紗倉:へ~!ヨシダ:町の人は自撮りとかしてるんで、「この角度は嫌」とかNGが出ることもあるんですけどね。なのである意味、部族の人には写真の見せ甲斐があまりないっていうか。ピンとずれてても「俺超かっこいい!」だから(笑)。紗倉:(笑)。気持ちのいい反応ですね。ヨシダ:みんな自分たちの部族が1番だし、その中でも俺はかなりかっこいいって誰もがが思ってるんですよ。紗倉:やっぱり気持ちいい(笑)。自分のことを大切にできるから、部族を大切にできるのかもしれないですね。ナギさんの写真は、構図とか演出も大切にされてますよね。そこにはどういったポリシーがあるんですか?ヨシダ:最初ポートレートを撮っていたときは、「アフリカ=危ない」というイメージを変えたくて撮っていたんですが、アフリカ人に興味がない人はそもそも検索しないから写真にたどり着いてもらえなかったんですよね。そこで、“まったく興味がない人にどうしたら目にとめてもらえるだろう?”って考えたときに「作品撮り」という方法に行きついたんです。非現実的なかっこいい写真が撮れれば、興味がない人の目にもとまるんじゃないかと。紗倉:そこから、「ヒーロー」を連想させるような構図が誕生したわけですね!ヨシダ:そうですね。幼少期の、マサイ族は私のヒーローだったという原点に返って。好きな「ヒーロー」を選んでもらうような感覚で見てもらえたらなと思っています。■◆マサイ族は憧れ。恋愛対象にはならない紗倉:ナギさんはいろんな民族の方に会ってきたかと思うんですが、恋に落ちちゃったこととかないんですか?ヨシダ:そういうのはないですね。私の中で彼らは“実在するけど手の届かないかっこいい人”でいてほしくって。紗倉:ハリウッドスター的な?ヨシダ:そうそう!それで、その人たちを演出して世に売り出すのが私のポジションだと思っているので。紗倉:そもそもの恋愛対象ではないわけですね。ヨシダ:それに、付き合うと「違う」って思うのが目に見えてる部分もあるので(笑)。だから、彼らのいいところだけを抽出したいと思っているんですよね。スターとしての扱いに徹するようにしています。紗倉:じゃあそこは完全に徹底してるんですね!ヨシダ:そうですね。でも、日本で生まれ育ったマサイ族がいたらわかんないかな(笑)。日本人の扱いがうまくて、なおかつアフリカ人のいいところが残っていて、日本人の細かい言葉のニュアンスを理解できるんだったら、転ぶ可能性もあるかも。紗倉:ははは(笑)。いいとこ取りですね。■◆ネガティブなイメージがあるのは仕方ないこと。でも決めつけはよくない紗倉:アフリカ=貧困というイメージを変えたいというお話が出ていましたが、日本では正直なところ、そういうイメージを持っている人が多いのではないかなと思います。そのことについてはどう感じますか?ヨシダ:日本だけではなくて、世界中どこ行っても「アフリカ=ネガティブ」なイメージを持っている人が多いというのは、仕方がないことだとは思うんですよね。でも例えば、日本に来たことない人に「日本人って四六時中働いててつまらない奴らだよね」って言われたら悔しいじゃないですか。紗倉:来たこともないのにって、腹が立ちますよね。ヨシダ:アフリカに関しても、それと同じことなんです。もっと物事をフラットに見られる人が増えたらいいのになって思いますね。紗倉さんは、職業に関して偏見を持たれることってあったりするんですか?紗倉:正直ありますよ。AV業界に入った当時は、露骨に否定されたり批判されたりすると、ただただ悔しくて。ヨシダ:一面しか見てないのに、全てわかったような顔する人はどこにもいますよね。紗倉:そうなんですよね・・・。最初の頃はうまく処理しきれていなかったんですけど、仕事を続けていくにつれて「こういうところが偏見をもたれる部分なんだな」っていうのも、自分なりにわかってきて、ネガティブな意見もだいぶ咀嚼できるようになりました。そういう偏見があるのも致し方ないのかなって。完全に肯定はできませんが、多少は受け入れられるようになったかもしれないですね。■◆対談を終えて紗倉:ナギさんはテレビで拝見していたイメージと全然変わらなくて!なんか話していると心が浄化されていく感じがしました(笑)。ちなみに、写真以外で今後やっていきたいことってあったりしますか?ヨシダ:何もしないでも生きたいです。紗倉:やっぱりステキ(笑)。ヨシダ:「生きてればいいんだよ」ぐらいのノリで生きていけたらいいなって。死ぬまでにそこに到達したいですね。紗倉:ある意味人としての生き方の頂点みたいな感じですよね。そういう生き方ができたら「生をまっとうした」って思えそう。ヨシダ:いろんなことにチャレンジしたいと思えたらいいんですけど。受け身の人生だったのでこれがやりたいってことが本当にないんですよ。今一番の目標と言えば、重たいカメラを持たないで済むようにすることですね。紗倉:いかに楽に、ってところですね(笑)。お話をうかがった限り、ナギさんはカメラマンと言う職業に対する固執もなさそうですよね。ヨシダ:カメラマンという肩書が無くなっても、少数民族に会いに行くっていうのは変わらないでしょうね。紗倉:ナギさんと一緒にいたらいい意味で性格変わりそうですよね。闇から解放されそうです(笑)。ヨシダ:ダメ人間が増えそうな気がする(笑)。紗倉さんは今後の目標とかあるんですか?紗倉:ナギさんの話を聞いていたら、私もそうなりたいって思えてきました(笑)。ただのんびり時間が過ぎても幸せだなって思えるだなんて最高ですよね。そんなナギさんのスタンスを私も真似してみたいと思いました!ヨシダ:それはそれは(笑)。ありがとうございました。(握手)紗倉:わー!マイナスイオンが流れ込んできたみたい!!本日はありがとうございました!(石部千晶:六識/ライター)(渡邊明音/撮影)(KANAKO/紗倉まなヘアメイク)(ハウコレ編集部)
2017年12月24日「モノづくり大国」と言われる日本。その中でも「エロ」は世界でも有名。そんなアダルト業界で、自らを「えろ屋」と称しAV女優として活躍する一方、小説家としても活動する紗倉まなをホストに、文化やエンタメを支える様々な「クリエイター」をゲストにお届けする、『紗倉まな対談企画モノづくり大国♡ニッポン』。第3回目は、フォトグラファーのヨシダナギさんをゲストにお届けします。■◆幼少時代の将来の夢は「マサイ族」だった紗倉まな(以下、紗倉):ヨシダさんは小さい頃からアフリカ人に憧れていたということですが、それってなにかきっかけがあったんですか?ヨシダナギ(以下、ヨシダ):5歳のときに、たまたまテレビでマサイ族を見たんですよね。当時は人種という概念がなくて、純粋に「かっこいいな。将来こうなりたいな」って思ったのがスタートですね。紗倉さんは小さいときに憧れていたキャラとかいましたか?紗倉:私はセーラームーンになりたかったですね。ヨシダ:私の場合、その対象がマサイ族だったって感じです。紗倉:みんながセーラームーンとかレンジャーものに夢中になってるときに、ナギさんはマサイ族に夢中だったわけですね。ヨシダ:肌の黒いかっこいい人と漠然と思っていて。「私もあの職業についたらあの姿になれる」、「大人になったらこの職業に就く」と信じてましたね。紗倉:私はセーラームーンになりたかったけど、職業としては捉えていなかった気がします(笑)。ちなみにマサイ族はどんな仕事をする人たちだと思っていたんですか?ヨシダ:槍を持って青いマントを付けて飛び跳ねる仕事なんだろうなと。紗倉:発想が斬新!!マサイ族になりたいっていう思いは何歳ぐらいまで持っていたんですか?ヨシダ:10歳までは純粋にその仕事につけると思ってましたね。ただその頃には、もう肌の色の違いはわかっていて。紗倉:あの肌にはなれないと?ヨシダ:ううん。それは、どこかのタイミングで市役所の人が「黒・黄・白」のボタンを持ってきて、ボタンを選んで押したらその肌の色になれるものなんだと思ってました。紗倉:か、かわいい・・・!(笑)ヨシダ:私の周りには、たまたま黄色を選んだ人が多かったんだろうなって。それで、小学4年生の頃に「私のボタンはいつくるんだろう?」母に聞いてみたら、「あんたその話どこで聞いたの!?」ってなって。紗倉:お母さんはびっくりしちゃいますよね。ヨシダ:そこで初めて「アフリカ人はその国で生まれたからそういう姿をしているのであって、あんたがあの姿になることはない」って教えられたんですよね。紗倉:断言されちゃったんですね。ヨシダ:まぁ、親はいやですよね(笑)。紗倉:でも、それを告げられた時はなかなかショッキングだったんじゃ?ヨシダ:人生初の挫折でした。紗倉:そうですよね・・・。私も小さい頃に、セーラームーンになれないって突然断言されたらショックで引きこもってたと思います。ヨシダ:「がんばったら何でもなれる」と聞いていたのに、がんばってもなれないものがこの世の中にあるんだなって。紗倉:その年で悟ってた!そこで夢は破れたわけですが、マサイ族に対する思いは変わらなかったんですか?ヨシダ:マサイ族になれないと知ってからは、「なりたい」という思いから「いつか会いに行きたい」という気持ちに変わっていて。それで、大人になってから実際に会いに行きました。紗倉:やっぱり初めて会えたときは感動しましたか?ヨシダ:それが、意外と観光客慣れしてて!写真撮ったら「お金ちょうだい」みたいな感じで。紗倉:ビジネス臭が・・・。ヨシダ:そうなの!だから、その辺りはドライなんだなと。紗倉:がっかりして嫌いになることはなかったんですか?ヨシダ:少数民族に関しては「思っていたのとちょっと違うな」とは正直思ったけど、旅を共にしたガイドや旅で出会った人がすごくいい人で。そういうこともあって旅そのものはいい思い出になっていたから、その後も少数民族に会いに行くことはやめなかったですね。■◆14歳で芸能界デビュー。でも本当はすぐ辞めたかった紗倉:中学2年生で学校に行かなくなったということでしたが、その後は何をして過ごしてたんですか?ヨシダ:ちょうどこの時期に家にパソコンが来たので、パソコンばっかりさわってましたね。それで14歳の頃、掲示板で30代前半の出版社に勤めているという人とメール交換をするようになって。紗倉:え!?若干いかがわしく思っちゃうのは私だけでしょうか。ヨシダ:当時はネットの掲示板もピュアだったので(笑)。それで、その人になぜか「HPを作ってあげる」って言われたんですよ。紗倉:ますます怪しいんですけど!ヨシダ:けっきょく、今でいうブログみたいなのを作ってもらって。ある日、「このHPを作ってる人の顔をみんなに見せてあげたいから、バストアップの写真を送って」って言われて、よくわからないけど送ったんですよね。そしたら、その写真が私のHPのトップページのど真ん中にどーーんって掲載されてて(笑)。紗倉:使い方(笑)ヨシダ:私もびっくりでしたよ~。でもそれをきっかけに、14歳の子がパソコンをいじっているという珍しさもあって、ネットアイドルランキングみたいなので一気に人気が出て。それで、芸能事務所からスカウトが来たんです。紗倉:すごい流れですね!芸能界入りの話が来たときに、ご家族は反対されたりしなかったんですか?ヨシダ:「勉強ができないお前は、人とは違う何かをする必要がある」って言われて。じゃあこれもいい機会なのかなということで、グラビアアイドルをすることになりました。まぁ、父がアイドル好きだったってこともあるんですけど(笑)。紗倉:唯一無二の芸能界入りの方法ですね。ナギさんのお話を聞いて、私は14歳の頃何していただろうと思い返してみたんですが、パソコンでエロ画像見てたぐらいしか思い出せなかった・・・。ヨシダ:あはは(笑)。紗倉:当たり前ですが、全然違う生き方をしているなって(笑)。でもそこからグラビアのお仕事ってなると、引きこもっていたころの生活とは180度変わったわけですよね。ヨシダ:まぁそうですね。紗倉:恥ずかしさとかはなかったんですか?ヨシダ:やっぱり人前に出ることは苦手でしたよ。でもそれ以上に苦手だったのは、グラビアの世界にたくさんいるハングリーな子たち(笑)。紗倉:やっぱり気が強い子が多かったんですか?ヨシダ:そうなんです。学校でいじめられていたのに、グラビア界でも同じような状況が起こっちゃったんですよ。紗倉:ものすごい競争社会というか。ヨシダ:そう!だから、「私なんでこの業界にいるんだろう?」って嫌になっちゃって。なんでブスにブスって言われなきゃいけないんだろうって。紗倉:(笑)。女だけの世界ですもんね。もちろんグラビア界の方が全員そうっていう訳じゃないですけど、そういうきつい面もありそうですね。ヨシダ:そうそう、だからすぐ辞めたかったんですよ。でも、事務所の契約の問題もあったし、親からは「まだ辞めるのは早いんじゃない?」って言われるしでなかなか辞められなくて。それに、この仕事を辞めたところで自分に何ができるかもわからなかったから。辞めるっていいながらけっきょく6年グラビアの仕事をしてました。紗倉:長く続けてらしたんですね!辞めるタイミングはどうやって決めたんですか?ヨシダ:20歳っていう年齢かな。あとは、ちょうどグラビアが過激になってきた時代だったから、これ以上はきわどくて嫌だなって思って。それで、お世話になっているカメラマンさんに相談したら、「お前は絵が描けるんだから、イラストレーターっていう道もあるんじゃないか?」ってアドバイスをくれて。で、グラビアを辞めたいがために「イラストレーターになる!」って次の目標を設定しました。■◆気が付いたらフォトグラファーになっていた紗倉:イラストレーターを経て、カメラマンになったんですね。そこはどういう流れだったんですか?ヨシダ:21歳でイラストレーターになったんですが、23歳には早くもスランプになっていて。で、自分の世界観とか価値観が変われば、生み出せるものも変わるんじゃないかという浅はかな考えで、記録用にカメラを買って1人で海外に旅に出るようになったんですね。今思うと、それが現在につながったのかなと。紗倉:ということは、そもそもカメラを始めようと思ってカメラを買ったわけではなかったと・・・?。ヨシダ:そうなんです。最初はイラストレーターを続けるための道具と言う感覚で。紗倉:カメラを誰かに教わったわけでもないっていうことですよね?自分の感性で、撮りたいと思うものを撮っていた感じなんですか?ヨシダ:うーん。撮りたい人やものを撮っていたというか、会いたい人に会いに行っていたとう感じですかね。紗倉:なるほど!このときもアフリカに行かれたんですか?ヨシダ:そうです。アフリカって聞くと、貧困とか戦争とか、ネガティブなイメージを持っている人がまだまだ多くて。私が小さいときに憧れていた“ヒーロー”っていうようなかっこいいアフリカ人の姿を見たことがない人がほとんどだったんですよね。見たことがないのに否定するっていうのが、自分の友達を否定されたように感じてすごく悔しくて。だったら、かっこいい人がいるっていうのを見せてやる!って感じで。紗倉:そういう思いもあって写真を撮ってたんですね。ヨシダ:当時はポートレートを撮って、「ほらかっこいいでしょ」って周りの人に見せていたぐらいなんですけどね。紗倉:それは、これを仕事にしたいっていう思いが少なからずあったんですか?ヨシダ:ううん、全く。趣味で会いに行って、ついでに撮るっていう感覚です。続けているうちに2年ぐらい前から今の作風になって、それがインターネットで拡散されて今に至るって感じですかね。だから正直なところ、カメラマンになりたいと思ったことは1回もなかったです。紗倉:グラビアのときもカメラマンのときも、ネットの力を有効に使われていたってことですよね。純粋にうらやましい!タイミングや拡散のされ方で、良くも悪くもなっちゃうじゃないですか。ヨシダ:確かにそこは恵まれてたかな。紗倉:写真で食べて行こうと思ったきっかけはあったんですか?ヨシダ:うーん、それもやっぱりないかなぁ。ただ、イラストレーターをやっているときに、友人が私の写真を見て「上手だね」って言ってくれたことがあって。そのときに「写真の方が楽かも」って思いはしました。キレイなモデルさんさえいれば、写真でいけるんじゃないかなと。紗倉:イラストのように、0から生み出すのとはちょっと違いますもんね。ヨシダ:そうですね。と言ってもカメラマンになる方法を自分で模索するほど、その仕事をしたかったわけではなくて。「今からなれるよ」って言われたら楽だなって思ったぐらい。紗倉:なるほど(笑)。結果的にカメラマンになられたんだと思いますが、「私、カメラマンになった」と感じた瞬間はあったんですか?ヨシダ:2年半ぐらい前の「クレイジージャーニー」に出演したときですね。テレビ番組に初めて出演した時に“フォトグラファー/ヨシダナギ”ってテロップで流れたのを見て、「私、フォトグラファーなんだ。じゃあ今日からフォトグラファーになろ!」みたいな。紗倉:あはは(笑)。受け身な部分と、積極的な部分がキレイに融合したんですかね。ヨシダ:完全に受け身ですよ(笑)。私の場合は、嫌なことはやりたくないけど、特にやりたいこともない。だから、我慢できることであればそれを受け入れるってだけで。紗倉:流れに身を任せながらも、選択するところはきちんとされてるんですね。クレイジージャーニーの出演依頼が来たときは出演することに迷いはなかったんですか?ヨシダ:もともとその番組を見ていて、楽しそうだなって思ってたので、声をかけていただいたときは嬉しかったですよ!なので、私にできることならという感じでした。(12月24日公開の後編に続く)(石部千晶:六識/ライター)(渡邊明音/撮影)(KANAKO/紗倉まなヘアメイク)(ハウコレ編集部)
2017年12月22日世田谷区等々力に昨年末にオープンした「PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI(パティスリィ アサコ イワヤナギ)」。シェフ・パティシエールの岩柳麻子さんの作り出すケーキは、味はもちろんデザイン性も高く、深く印象に残る存在です。■ショーケースのように美しい店構えモルタル左官仕上げのグレートーンだけを使用したスタイリッシュな設計は、岩柳麻子さんのご主人であり、建築家の宿澤巧さんによるもの。「店自体がショーケースのイメージです。ケーキが映えるように天井からピンスポットを当てるなど、照度、色温度にもこだわりました。ガラス張りのアトリエをイメージしていて、作り手が動き回る様子が見え、外を行き交う方にもプレゼンテーションしています」■1日5組だけが味わえる、至福の宝石いま、スイーツ界ではフルーツを使ったパフェが盛り上がっていますが、岩柳麻子さんの作る高級な旬のフルーツをたっぷり使ったパルフェビジューは見た目も麗しく、1日5組の予約制です。パルフェビジューとは、「宝石のパフェ」の意味で、フルーツを変えて9月までの月替わりの提案です。フルーツは山梨県甲州市の「宿沢フルーツ農園」から届けられたもの、6月は、高砂、佐藤錦、紅秀峰の3種の国産高級さくらんぼを贅沢に使った“パルフェビジュー スリーズ”です。 ■大人だからこそ味わえる、究極のマリアージュにうっとり上から見ても横から見ても美しく豪華で感性豊かなパルフェビジューは、品のある酸味の高砂、甘みと酸味のバランスがよい佐藤錦と、大粒で糖度の高い希少な紅秀峰をふんだんに使用しています。スモモとピスタチオの自家製ジェラートにさくらんぼソース、フロマージュブランの蜂蜜入りクリーム、透明感のあるレモンジュレと黒さくらんぼジュレ。ジュレは、ふるふると口の中で溶け、大人だからこそ味わえる究極のマリアージュにうっとり。パルフェビジューはドリンク付きで、コーヒー、紅茶、ワインの中からお好きなものを選べます。人気の組み合わせはイタリア産のデザートワインだそうで、お互いを引き立てるようでパルフェにとてもよく合いました。7月は、桃(ペッシュ)、8月は、すもも(プリューヌ)、9月は、ぶどう(レザン)と、宿沢農園のイチオシフルーツをふんだんに使った宝石のように輝くパルフェビジューはパティスリィ アサコ イワヤナギだけで味わえる特別なものです。 PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI 東京都世田谷区等々力4-4-5tel. 03-6432-387810:00–19:00月曜定休(月曜日が祝日の場合は翌日休み) Facebook
2016年06月24日