ライアン・ゴズリング(33)とエヴァ・メンデス(40)の間に先月生まれた赤ちゃんの名前が、エスメラルダ・アマダ・ゴズリングであることがわかった。ミドルネームのアマダは、メンデスが『アンダーカヴァー』で演じたキャラクターの名前。だが、メンデスに近しい人によると、メンデスは家族や親類の名前を名付けたいと考えていたようだ。ゴズリングとメンデスは、『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』の共演で出会った。映画の中で、ゴズリングは、メンデスが産んだ息子の父親を演じている。また、メンデスは、今年のカンヌ映画祭で上映されたゴズリングの監督デビュー作『Lost River』にも出演している。ゴズリングの次回作は、タイトル未定のテレンス・マリック監督作。
2014年10月10日映画ファンのみならず、同業者である多くの映画人たちから絶大な尊敬と信頼を得ていた名優、フィリップ・シーモア・ホフマン。『カポーティ』(’05)ではアカデミー賞「主演男優賞」に輝き、近年もポール・トーマス・アンダーソン監督作『ザ・マスター』で鬼気迫る演技を見せた彼が、2月、46歳の若さで急逝したことは、世界中に大きな衝撃が走った。このほど、そのホフマンが最後に遺した主演作『A MOST WANTED MAN』(原題)が、『誰よりも狙われた男』として10月より日本公開されることが決まった。舞台はドイツの港湾都市ハンブルク。諜報機関でテロ対策チームを率いるスパイ、ギュンター・バッハマン(フィリップ・シーモア・ホフマン)は、密入国したひとりの若者に目をつける。彼の名前はイッサ。体中に拷問の傷跡があり、イスラム過激派の容疑をかけられ国際指名手配されている男だ。イッサは人権団体の若手弁護士アナベル・リヒター(レイチェル・マクアダムス)を介し、秘密口座を巡って銀行家のトミー・ブルー(ウィレム・デフォー)と接触するのだが…。原作は、ゲーリー・オールドマン、ベネディクト・カンバーバッチら豪華キャストで映画化された『裏切りのサーカス』で知られるスパイ小説の大家、ジョン・ル・カレの2008年発表の傑作ミステリー。冷戦時代の東西対立といった構図ではなく、“9.11”以降の混沌とした複雑な時代を象徴するスパイものとして、テロ対策を軸にした現代の諜報戦をリアルに描き出している。本作でホフマンが演じたのは、ドイツ・ハンブルクの小さなテロ対策スパイチームを率いる男、バッハマン。酒とタバコを手離さず、組織との軋轢と闘いながらも、己の信念を貫こうとする孤高の男が持つ凄みや哀愁、人間臭さを、ホフマンはこれ以上ない深みで演じ切っている。そして、ハンブルクの国際金融界を代表する、英国人銀行家トミー・ブルーには、アカデミー賞に2度のノミネート経験を持つウィレム・デフォー。また、ホフマンが「女性版バッハマンのようなところがある」と語るCIAエージェント、マーサ・サリヴァンに、『美しい絵の崩壊』のロビン・ライト。さらに人気女優レイチェル・マクアダムスが、理想主義の人権派弁護士アナベル・リヒターを演じるなど、ハリウッドきっての実力派俳優たちが集結。さらに、本作の展開の鍵を握るイッサ・カルポフには、監督が「彼は掘り出し物だった。無名の素晴らしい俳優を見つけ出せたことは幸運だった」と語る、ロシア出身のグレゴリー・ドブリギンが抜擢。そのほか、『東ベルリンから来た女』の名女優ニーナ・ホスが、バッハマンの忠実な右腕イルナ・フライ役、『ラッシュ/プライドと友情』での好演が記憶に新しいドイツのスター俳優ダニエル・ブリュールが、バッハマンのチームに欠くことのできないマキシミリアン役を演じている。監督は『コントロール』『ラスト・ターゲット』のアントン・コービン。スタイリッシュな映像と、伏線に伏線を重ねた繊細なストーリーテリングで、ル・カレの世界観を見事に映像化。ハイクオリティな知的エンターテイメントに仕立てあげた。コービンは、この素晴らしい仕事を一緒に成し遂げた亡きホフマンに、「彼はこの映画を本当に誇りにしていたことを僕は知っている」と明かし、熱烈な賛辞を捧げている。『誰よりも狙われた男』は10月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年07月14日ロバート・ダウニーJr.と妻で映画プロデューサーのスーザン・レヴィンの間に第2子が、交際中のライアン・ゴズリングとエヴァ・メンデスの間に第1子がもうすぐ誕生することが分かった。ロバートは9日(現地時間)、自身の公式Twitterアカウントで「Yo.スーザン。僕。ベビー。女の子。11月。さそり座?」とつぶやき、Facebookの公式ページに「この世が男のものかどうかは分からないけど、世を動かしているのは女性だと確信している。そんなわけで、スーザンと僕に赤ちゃんが生まれます。女の子。11月」と書き込んだ。2人は2005年に結婚し、2012年2月に第1子の息子・エクストンが誕生している。もう1組、『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』の共演をきっかけに2011年から交際しているライアンとエヴァの吉報は「Us Weekly」誌が報じたもの。同士によるとエヴァは現在妊娠7か月だという。33歳のライアン、40歳のエヴァにとっての第1子は、その性別もまだふせられたまま。エヴァは今年3月にイベントへ出席して以来、公の場に姿を見せていない。私生活を大っぴらに語らないカップルだけに、赤ちゃん誕生までは静かに過ごそうとしているのだろう。(text:Yuki Tominaga)
2014年07月11日エヴァ・メンデスが恋人のライアン・ゴズリングの飼い犬の世話を、元カレにさせていたという。エヴァは、彼女もライアンも仕事で自宅を離れなければならなかったときに、ライアンが飼っている雑種犬の世話を元カレのジョージ・オーガストに頼んでいた。エヴァとジョージは、エヴァが2011年からライアンと交際を始めるまで、10年以上も付き合っていた。ジョージは別れた後もエヴァのアシスタントとして働いていて、仕事の一環としてライアンのペットの世話を頼まれたのだ。ライアンのアシスタントから、ペットの扱いについて細かく書かれたリストを手渡されただけでも複雑な気分だったのに、さらにその犬が自分と同じ名前だと知って、ジョージは屈辱的な気分になったそうだ。事を荒立てたくなかったのと、エヴァとの仕事を失いたくなかったことから、ジョージはこの仕事を引き受けたが、もう二度とこの役目は御免だと改めてエヴァに伝えたという。(text:Yuki Tominaga)
2014年04月08日52歳の女優のメグ・ライアンが、映画『Ithaca』(原題)で映画監督デビューすることが明らかとなった。それだけでなく、『めぐり逢えたら』(’93)や『ユー・ガット・メール』(’98)の名コンビ、トム・ハンクスが製作総指揮を務めることになったと、米エンタメ情報サイト「The Hollywood Reporter」が伝えている。同映画は小説家のウィリアム・サローヤンの1943年の小説「ヒューマン・コメディ」を元に製作される予定で、第2次世界大戦中カリフォルニア州の田舎町を舞台に、14歳の少年が自転車のメッセンジャーとして街に電報を配達することで、街の人々に与える影響から、自身の人生が変わっていくというストーリーだ。米エンタメ情報サイト「eonline」は、メグは監督だけでなく出演もすると伝えており、サム・シェパードとメラニー・グリフィス、メグの息子のジャック・クエイドも出演するとのこと。メグは表明文で「この物語をスクリーンに持ってくることができてとても嬉しい」と語っている。TVミニシリーズの秀作「バンド・オブ・ブラザース」のエリック・ジェンドレセンが脚本を手がける。メグはもともとジャーナリスト志望だったが、そのキュートなルックスからニューヨーク大学在学中の1981年に『ベストフレンド』でデビュー。『トップガン』(’86)で注目を集め、『恋人たちの予感』(’89)の大ヒットで不動の人気を獲得した。その後、トム・ハンクスとのコンビ作品に主演し、「ロマンティックコメディの女王」と呼ばれるまでになった。最近はハリウッドから離れ、ニューヨークに居を移し、2011年から交際中のロック・シンガーのジョン・メレンキャンプと長年連れ添った夫婦のように仲むつまじくしている様子がたびたび目撃されていた。同作でメグの監督としての才能が輝くだろうか、に注目が集まりそうだ。(text:Mieko Nakaarai)
2014年01月31日トム・クランシーの人気小説を映画化した“ジャック・ライアン”シリーズの“始まり”を描く『エージェント:ライアン』が2月15日(土)から全国公開される。これまで様々な俳優が演じてきたライアンは新作でどんな脅威に立ち向かうのか? シリーズ過去作も手がけたプロデューサー、メイス・ニューフェルドに国際電話で話を聞いた。その他の写真本シリーズはこれまで4作品が製作され、アレック・ボールドウィン、ハリソン・フォード、ベン・アフレックがライアンを演じてきたが、最新作では『スター・トレック イントゥ・ダークネス』のクリス・パインがライアンを演じ、ウォール街で働く若いアナリストのライアンがCIAのエージェントに抜擢され、情報分析能力を武器に巨大な陰謀に立ち向かう姿を描く。ライアンは毎作、世界の危機に立ち向かうが決して“スーパーマン”ではない。しかし、ニューフェルドはそれこそが彼の魅力だという。「ジャック・ライアンは隣に住んでいてほしいような人だと思います。良い友達の要素を持っていて、とっても知的な人物です。もし隣に彼が住んでいて、もし自分の家が火事になってしまい2階から子供を投げたとしたら、彼は絶対キャッチしてくれる。そうゆう頼もしい人物だと思います」。本作ではそんなライアンをクリス・パインが演じている。新生した『スター・トレック』シリーズでも主演を務めているが、彼のキャスティングは「あっさり決まった」そうだ。「とっても魅力のある、若い、そしてキレイな青い目の俳優だと思いました。同時にものすごく素晴らしい俳優だったので脚本が完成する前に彼にオファーをして、契約したのです」。さらに劇中ではケヴィン・コスナー演じるハーパーがライアンを導く。「20年前にケヴィン・コスナーに『レッド・オクトーバーを追え!』でジャック・ライアンの役をオファーしたことがあるんです。その時は西部劇をやっているのでと断って来ましたが、とても正しい選択だったと思います。『ダンス・ウィズ・ウルブズ』で彼はアカデミー賞を取りましたからね。この映画のハーパーとライアンは先生と弟子の様な関係だと思います」。冷戦が続いていた時代に我々の前に姿を現したライアンはいくつかの作品に登場してきたが、本作では新世代のテロに立ち向かう。今度の敵は爆薬でも銃でもなく“情報”を使って世界に脅威を与えようとする。「情報の技術は飛躍的に進化していますから、本作で描かれる経済テロというものが全員理解でき、ライアンに共感できるんです。ここに描かれていることは、いろんな国で実際に起きている事態だと思います」。時代が変わり、政治情勢が変わり、演じる俳優が変わっても、繰り返しスクリーンに登場する“隣人でいてほしい男”ジャック・ライアン。本作はすでに世界13か国でNo.1ヒットを記録しており、改めてジャック・ライアンの人気の根強さが証明されている。『エージェント:ライアン』2月14日(金)先行公開・15日(土)全国公開
2014年01月28日20年前の映画『めぐり逢えたら』(’93)で“アメリカ人の心の恋人”として、ハリウッド映画の興行収入チャートを席巻していた、メグ・ライアン。キャメロン・ディアスやジュリア・ロバーツにも負けず劣らず、“ラブコメの女王”の名を欲しいままにした彼女の51歳の現在は、どうなっているのだろうか…?2009年の『メグ・ライアンの 男と女の取扱説明書』以来、映画界から忽然と姿を消したメグ。米エンタメ雑誌「People」によると、メグは今はほとんど映画に出演しないばかりか、人目を忍びながらプライベートを謳歌しているという。彼女を知る友人はこう語る。彼女の生活の中心は、仕事から8歳になる娘のデイジーとボーイフレンドのロック・アーティスト、ジョン・メレンキャンプとの時間にシフトしたのだと。『めぐり逢えたら』でアカデミー賞にノミネートされた監督・脚本家のノーラ・エフロンの妹で、自身も脚本家のデリラ・エフロンは、メグの生活をこう話している。「ニューヨークに生活の基盤を移したことが、すべてを変えたんです。ロサンゼルスはただの映画の街。ニューヨークにはそれ以上のものが沢山あります。それはメグにとってもそうだったんですよ」。2011年からスタートさせた61歳のジョンとの交際も順調のメグ。プレッシャーや競合女優たちが跳梁跋扈するショービズの世界から離れて、ホッとしているのかもしれない。(text:Mieko Nakaarai)
2013年10月03日舞台の魔術師、フィリップ・ジャンティ率いるカンパニーによる公演『動かぬ旅人』が5月22日、東京・PARCO劇場で開幕した。ジャンティの作品は不思議な魅力を持った人形、ダンス、マイム、マジックを駆使して舞台空間に生命を吹き込む、他に類を見ないステージアート。上演作は、「カンパニー最高傑作のひとつ」と絶賛された舞台で、日本では1996年に公演しているが、今回の来日公演では完全リニューアル版を上演する。カンパニー・フィリップ・ジャンティ『動かぬ旅人』気がつくと、周りを青い海に囲まれ、人々は漂う台の上。台はしだいに小さくなり人々は箱の中に押し込められたかと思うと、再び頭に箱をかぶせられて登場する。箱の中の顔はみんな同じ顔。どこからか赤ん坊の「パパ?」という声がする。作品冒頭のシーンだ。赤ん坊は何を問いかけているのか。観客はかすかな疑問を抱えながら、フィリップ・ジャンティが繰り出すイメージの洪水の中で溺れていく。時に心地よく、時に心の奥をゆさぶられながら。青い布や白いビニールで表現される海。紙で作られた荒野や砂漠。そんな風景の中で、人々と人形が不思議な旅を繰り返す。今作でもジャンティの美学が隅々までいきわたる幻惑の世界をたっぷりと堪能できる。ジャンティは言う。「今作のタイトルは砂漠を走る「不動の旅人たち」を指します。「永遠」の一部を占める砂漠に流れる、非日常的な時間のなか、旅人たちは「不動のレース」に挑む自分たちの姿に気づきます。妄想、争い、恥、怖れ、癖、夢、禁欲など理性を超えた性質がふくらんでいき、縦横無尽に時空を駆け回ります」。とは言え、難しく考える必要はない。「シュールレアリズム的に見える景色を旅してください。みなさんはそれぞれが自分に呼応する意味を感じ取り、パーソナルな心象風景を反映させた解釈をしてくださっていいのです」、ジャンティはそう言い添えている。公演は6月4日(火)まで、東京・PARCO劇場にて。その後、6月6日(木)北海道・札幌市教育文化会館大ホール、6月8日(土) ・ 6月9日(日)大阪・森ノ宮ピロティホールをまわる。いずれもチケット発売中。
2013年05月23日「The New York Times」紙に“この世代で最も魅力的な役者の一人”と評されたライアン・ゴズリング。5月25日(土)に公開される最新作『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』から、思わずこちらまで顔がほころんでしまうライアンの“萌えキュン”写真と独占コメントが到着した!本作は、親の罪が子の世代まで引き継がれるという血の因果を巡り、3つの物語が連鎖しながら1つの結末へと向かう犯罪ドラマ。ライアンは本作で『ブルーバレンタイン』の監督デレク・シアンフランスと2度目のタッグを組んだが、この再タッグはすでに『ブルーバレンタイン』の撮影時に決まっていたとか。さらには“銀行強盗”はライアンの夢だったと言うが…?「もし逮捕されることもなく、刑務所も怖くなかったら、銀行強盗をしてみたいとデレクに話したんだよ。そうしたら彼が『そんな内容の脚本を書いたばかりだよ』って言ったんだ。だから僕は『その話、ノッた!』と即答したんだ。運命を感じたからね」。本作の主人公・ルークについて、「ルークはバイクショーのチームでスタントをしてる男だ。安い移動式遊園地と全国を旅してる。90年代初頭の話だよ。もうこれだけで彼が最悪な状況にあると分かるだろ。人生においての大事な選択を何度も誤り、自分で悲惨な結果を招いたんだ。つまりルークは、間違った判断を繰り返す。後先考えずに突っ走る性格なんだよ」と分析するライアン。ライアンは本作のテーマにも心酔。「この映画は、ふとした行動が招く結果に焦点を当てている点がユニークだと思う。特に興味深いのは、劇中ではたった2度しか銃を使っていない。だけど、それがその後の物語全体を通して、すべての登場人物に大きな影響を及ぼしていくんだ。彼ら全員がそれぞれに決断を下し、その結果に向き合う姿を描いているんだ」と話してくれた。そして、再タッグを組んだデレク・シアンフランス監督に絶大な信頼を置いているライアン。ほかの監督の作品とは少し違ったアプローチが、彼の俳優魂に火をつけるようだ。「デレクの作品では一般人のエキストラが多いから、俳優が少数派の立場になるんだ。この作品の銀行のシーンでは、僕以外は本物の銀行員やお客さんばかりなんだよ。実際に生活をしている人たちの日常に、僕たちが寄り添うことになる。そんな過程を経て出来上がった作品を観ると、僕ら俳優陣の演技が洗練されていることに気づくんだ」。シアンフランス監督といえば、リアリティを追求するために、ほとんどリハーサルもリテイクしないことでも有名なこだわり派。ライアンは危険なバイクシーンにも自ら挑戦したが、ほんの一部はスタントマンに頼んだようだ。「デレクは基本的にすべてをワンテイクで撮る。だからほかの作品より求められるレベルが高い。バイクのシーンは、高度なテクニックが必要なシーンだけスタントに任せた。僕の友人でもある最高のスタントマンでリック・ミラーという男だ。“バットマン”のスタントも務めたんだよ」。共演は『世界にひとつのプレイブック』でオスカー候補となったブラッドリー・クーパーや、プライベートでの恋人でもあるエヴァ・メンデス。ライアンは2人の演技についても「驚くほど素晴らしかった」と感嘆する。そして「子役の2人、レイ・リオッタとローズ・バーン。みんなが最高の演技をしていた。だから美しい作品に仕上がったんだ」と本作の完成度の高さにも自信を覗かせている。今回お披露目された写真では、かわいらしいベイビーに負けないほど愛くるしい笑顔を見せているライアン。劇中ではなかなか厳しい茨の道を歩むことになりそうだが、ライアン演じるルークの運命をぜひ劇場で見届けてほしい。『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』は5月25日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2013年05月21日芸術性が高く、それでいて子どもから大人まで楽しめる不思議な舞台。フィリップ・ジャンティ率いるカンパニーが6年ぶりに来日、1995年の初演以来ツアーを重ねてきた代表作『動かぬ旅人』を、5月22日(水)より東京・PARCO劇場で上演する。カンパニー・フィリップ・ジャンティ『動かぬ旅人』チケット情報不思議な魅力を持った人形、ダンス、マイム、マジックを駆使して舞台空間に生命を吹き込む、舞台の魔術師フィリップ・ジャンティ。そのステージアートは日本でもたくさんの観客を魅了してきた。各界の著名人にもファンは多く、名だたるクリエーター、アーティスト達が賛辞を寄せている。ここではその一部をご紹介。■宮本亜門(演出家)フィリップ・ジャンティ久々の来日公演になるようです。これを見逃さないでください。観客は驚いて、笑って、楽しんで、そして不思議な世界へ連れて行かれる。舞台でしか、ライブでしか観られない興奮なんです。ぜひ劇場に足を運んで頂ければ、フィリップ・ジャンティの良さを存分に体感することができると思います。■coba(アコーディオニスト)「不条理」「不可思議」とってもユーモラスにそれを表現しますよね。人の夢とか想いとかそういうものがギューッと凝縮して詰まっている。そんなニュアンス・雰囲気がステージ全般に広がりますよね。とっても楽しみです。僕も必ず観にうかがいます。■森山未來(俳優)色彩感覚だったり遠近感だったり、夢の中というか、人の夢を見ているのに自分の夢を見ているかのような錯覚に陥るというか、すごく素敵な世界だと思います。出会うなら、いま出会ってもいいんじゃないかなと思います。■増田セバスチャン(アートディレクター)演劇を見に行くというよりは、一つの絵画を見るような感覚で観てほしいなと思います。人形劇だとか手品だとか美術装飾だとか演技だとか、そういったものが色んな複雑に絡み合って織り成す一つの絵画として観ると、すごく楽しめるんじゃないかと思います。公演は5月22日(水)から6月4日(火)まで、東京・PARCO劇場にて。チケット発売中。
2013年05月15日『ドライブ』、『L.A.ギャングストーリー』のライアン・ゴズリングが、『ブルーバレンタイン』のデレク・シアンフランス監督と再タッグを組んだ話題の最新作『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』。5月25日(土)に公開を控える本作の予告編が、ついにお披露目された。天才的なライダーのルーク(ライアン・ゴズリング)はバイクショーに出演しながら、その日暮らしの生活を送っていた。しかし、かつての恋人・ロミーナ(エヴァ・メンデス)が自分の子供を密かに生み育てていたことを知り、2人を養うために銀行強盗に手を染める。出世欲に燃える新米警官のエイヴリー(ブラッドリー・クーパー)は、ルークを執拗に追い詰めるが、いざ逮捕となったところで重大なミスを犯してしまう。15年後、偶然にも2人の息子は同級生に。父親たちの過去を知った彼らの選択とは――。豪華キャスト陣が集結したことでも注目を集める本作。主演のライアン・ゴズリングのほかに、『世界にひとつのプレイブック』でアカデミー賞初ノミネートを果たしたブラッドリーや、ライアンの実生活での恋人でもある『ホーリー・モーターズ』のエヴァ・メンデスが出演している。今回届いた映像でまず目を引くのは、ライアンの鍛え上げた肉体と、全身に施されたタトゥー。一見ワイルドでありながら、心の奥に悲しみを抱えたような表情もセクシーだ。天才的ライダーのルーク役を演じたライアンは、今回ほぼノースタントでバイク・アクションにも挑戦。銀行強盗のシーンでは、“銀行に向かい、銀行から去るまで”をすべて1カットで撮影しており、緊張感あふれる映像に仕上がっている。また、これまで孤独に生きてきたルークが、自分の子どもの存在に戸惑いながらも愛情が芽生えていくまでの変化も見どころだ。ファンはちょっと嫉妬してしまいそうな、ライアン、エヴァ、ベイビーの仲睦まじいスリーショットもあり、実生活での恋人である2人の未来写真のようだ。シアンフランス監督は、再タッグを組んだライアンを絶賛し、キャスティングの経緯をこう語っている。「数年前、『ブルーバレンタイン』の脚本について話し合っていたときに、ライアンが“バイクで銀行強盗をする”というアイデアをずっと温めていたことを知って驚いたよ。僕も『いまそんな映画の脚本を書いてる』と話した。僕らはまったく同じことを考えていたんだ!あの瞬間に、彼と一緒に映画を作るべきだと思ったね。ライアンはスクリーンですさまじい存在感とカリスマ性を見せるが、実生活でもそれは同じ。彼は控えめで映画好き。それでいて周囲の人の気分も良くしてしまう素晴らしい人物なんだ。」。まずはこちらの予告編から、ワイルド&クールなライアンの魅力に打ちのめされてみて。『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』は5月25日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。※こちらの特別映像はcinemacafe.net記事ページより、ご覧いただけます。(C) 2012 KIMMEL DISTRIBUTION, LLC ALL RIGHTS RESERVED.(text:cinemacafe.net)
2013年04月12日9月に現在の夫、ジム・トス氏との間の第一子となる男の子を出産したリース・ウィザースプーンが、子供を持つセレブの模範的存在として表彰されることになった。リースに贈られるのは、女性の健康的な妊娠出産を支援する団体「March of Dimes」が、健康的な妊娠出産と家庭生活を送るセレブを表彰するグレース・ケリー・アワード。今週金曜(現地時間)にロサンゼルスのビバリーヒルズ・ホテルで、子を持つセレブたちが参加する昼食会と授賞式が行われる。リースには前述の息子のほかに、元夫のライアン・フィリップとの間に13歳の娘と8歳の息子がいる。「私は無事に出産し、月満ちて生まれたわが子と一緒に退院することができました。でも、それを経験できない家族がこの国にはたくさんいるのです」とリースは話し、「March of Dimes」と共に、先天異常や早産、乳児の死などの防止に向けて啓蒙活動をしていきたいと語った。先日、アメリカの経済誌「フォーブス」が選ぶ、ギャラをもらい過ぎの俳優リストでエディ・マーフィ、キャサリン・ハイグルに次いで第3位にランクインという不名誉なニュースもあったが、今回の受賞は大いに自慢できるのでは。金曜に開催される昼食会にはロバート・ダウニーJr.夫妻、エリザベス・バンクス&マックス・ハンデルマン夫妻、マライア・キャリー&ニック・キャノン夫妻らが出席すると言われている。ニックは当日司会を務める予定。今年、第一子が生まれたドリュー・バリモア&ウィル・コペルマン夫妻、ミーガン・フォックス&ブライアン・オースティン・グリーン夫妻らも新たにメンバーに加わるという。(text:Yuki Tominaga)© Beverly News/AFLO
2012年12月06日先日、ブレイク・ライブリーと結婚したライアン・レイノルズが、新作サイコロジカル・スリラー『The Voices』(原題)の出演交渉中のようだ。同作は『ペルセポリス』や『チキンとプラム~あるバイオリン弾き、最後の夢~』でお馴染みのイラン出身のマルジャン・ サトラピ監督が手がける最新作だ。マンダレイ・ビジョン社とバーティゴ・エンターテイメント社が製作を手がける本作は、バスタブの製造工場で働く変わり者の主人公ジェリー・ヒックファンが、工場で経理を務めている同僚に恋に落ちるものの、善良な犬と悪をそそのかす猫の意見の板ばさみとなり、殺人事件にまで展開してしまうというファンタジックなスリラー作品だ。『パラノーマル・アクティビティ2』の脚本を担当したマイケル・R・ペリーが執筆した同作の脚本は、ハリウッド業界人によって選ばれる“ブラックリスト”にもランクインしている。そんなライアンは幽霊刑事を演じるアメリカン・コミック「Rest in Peace Department」の映画化『R.I.P.D.』(原題)も来年7月(現地時間)に公開を控えている。■関連作品:デンジャラス・ラン 2012年9月7日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2012 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2012年10月12日フィリップ・シーモア・ホフマンが、新作スーパーナチュラル・スリラー『Ezekiel Moss』(原題)の監督を務めることになった。同作の脚本はハリウッド業界人によって選ばれるブラックリスト(映画未製作の優秀脚本リスト)にランクインしたもので、死者と意思疎通を図ることができる流れ者と友人になる少年の姿を描いたスリラー作品だ。本作の製作を担当するマンダレイ・ピクチャーズ社のキャシー・シュルマン氏は、メガホンを握ることとなったフィリップを「現世代で最も素晴らしい才能の持ち主のひとり」と賞賛。「フィリップのような有能な人間の手によって、信仰とスーパーナチュラルがテーマのこのゴシックスリラー作品が手がけられるのを大変嬉しく思っています」と声明を発表している。フィリップは、本年度のヴェネチア国際映画祭に出品された『The Master』(原題)で優秀男優賞を受賞するなど、俳優として世界中から高い評価を受けているが、監督としては2010年製作の日本未公開作品『ジャック、舟に乗る』だけ。果たして、円熟したセンスは監督業でも発揮されるのか?■関連作品:The Master (原題) 2013年春、全国にて公開
2012年09月19日9日にサウス・カロライナ州で電撃結婚したブレイク・ライブリーとライアン・レイノルズが、近隣のヴァージニア州でロマンチックな夜を過ごした。1泊だけの、小規模なハネムーンだったようだ。ライブリーとレイノルズが泊まったのは、ヴァージニア州リトル・ワシントンにある“ヴァージニアズ・イン・アット・リトル・ワシントン”という高級ホテル。18室の部屋と3つのコテージがあるだけだが、趣味とサービスの良さで有名だ。中でも、クレイボーン・ハウスと呼ばれるコテージは、寝室2つ、バスルーム3つ、リビングルーム、ダイニングルーム、ガーデンを見下ろせる2階建てのバルコニーがあり、完全にプライバシーが守れる作りになっているという。このコテージの宿泊料金は、1泊2450ドル。カリスマ・シェフ、パトリック・オコネルが作る地元の素材を使ったフレンチ風料理を楽しめるレストランも大きな魅力。ライブリーとレイノルズが、ガーデンに近いテーブルを選び、ロマンチックなディナーを楽しむ姿も目撃されている。日曜日に夫妻はニューヨークに戻り、ライブリーは月曜日に『ゴシップガール』の撮影現場に姿を見せている。
2012年09月18日ブレイク・ライヴリー(25)とライアン・レイノルズ(35)が、9日夜、電撃結婚した。結婚式の場所は、映画『きみに読む物語』の撮影が行われたチャールストン郊外のブーン・ホール・プランテーションだ。ライヴリーとレイノルズの出会いは、2011年公開作『グリーン・ランタン』。だが交際を始めたのは昨年秋のこと。撮影が行われた2010年、レイノルズはスカーレット・ヨハンソンと結婚しており、ふたりはあくまで友達だった。レイノルズとヨハンソンは2010年末に離婚を申請。ライヴリーは昨年夏から秋にかけてレオナルド・ディカプリオと交際、破局後にレイノルズとつきあい始めた。今年初めにはニューヨーク州ベッドフォードに家を購入。お互いの家族を訪ねる姿も目撃されており、結婚も近いのではと噂はされていた。結婚式では、ライヴリーの友人、フローレンス・ウェルチがライブ演奏。ドレスはマルケーザで、ウエディングケーキはヴァージニア州からデリバリーされた。ブーン・ホール・プランテーションは古い歴史を誇るプランテーションで、今も使われており、恋愛映画『きみに読む物語』で、アリー(レイチェル・マクアダムス)とノア(ライアン・ゴズリング)が出会うシーンで使われたロマンチックな場所だ。ライヴリーは2010年12月に、ゴズリングと短い交際をしている。文:猿渡由紀
2012年09月11日兼ねてから交際中だったブレイク・ライブリーとライアン・レイノルズが9日夜(現地時間)、サウスカロライナ州で挙式したと「People」誌が報じている。ライアン主演の『グリーン・ランタン』の共演がきっかけで1年前から交際していた2人は、サウスカロライナ州チャールストン市郊外にあるブーンホール・プランテーションで結婚式を挙げた。25歳のブレイクはこれが初めての結婚、35歳のライアンは一昨年、スカーレット・ヨハンソンと2年間の結婚生活に終止符を打っている。映画のロケ地としてもよく利用される綿花農園の広大な敷地内に白いテントを張って行われた式には、ブレイクの親友でロックバンド「フローレンス&ザ・マシーン」のメインヴォーカル、フローレンス・ウェルチも出席しライヴで3曲演奏した。「hollywoodlife.com」によると、ウェディング・ドレスは「シャネル」のもので、ライアンは「ヒューゴ・ボス」のタキシードを着ていたという。約3,000ドルのウェディングケーキは8時間かけてヴァージニア州から輸送された。ブレイクとライアンは今年春、ニューヨーク郊外に家を購入、地元のジムで一緒にワークアウトしたり、ニューヨークのみならずライアンの故郷であるカナダのバンクーバーでも家族ぐるみのオープンな交際を続けてきた。挙式の数日前にはチャールストン市内で2人がベット・ミドラーと会食をしているところや、別の日に市内でブレイクの母親や姉妹の姿が目撃されているが、双方の代理人は結婚についてのコメントは10日現在(日本時間)まで発表されいない。(text:Yuki Tominaga)© ロイター/AFLO■関連作品:ゴシップガール [海外TVドラマ]TM & © Warner Bros. Entertainment Incグリーン・ランタン 2011年9月10日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. TM & © DC COMICS.
2012年09月11日昨年、日本で劇場公開され映画ファンの熱い支持を集めた『ブルーバレンタイン』のデレク・シアンフランス監督とライアン・ゴズリングが再タッグを組んだクライム・サスペンス『The Place Beyond The Pines』(原題)が2013年、日本公開されることが決定!これに先駆けて、カナダ・トロントにて現在開幕中のトロント国際映画祭にて、ライアンと共演者で恋人のエヴァ・メンデスが本作を引っさげ、揃って登場する。輝きを放つ恋愛期間から色褪せていく夫婦の関係を叙情的に描き、男女共に支持を集めた『ブルーバレンタイン』。徹底した役づくりでミシェル・ウィリアムズと共に、すれ違う夫婦の関係をリアルに演じきったライアン。その後、『ドライヴ』や『スーパー・チューズデー ~正義を売った日~』など、主演作が続くいま最も忙しい人気俳優の1人となった彼だが、再びシアンフランス監督とタッグを組む本作で演じるのは、バイクのスタントマン。元恋人のために銀行強盗を働き、刑事に追われる身となる彼だったが、元恋人の元には彼の子供がいて…。その元恋人を演じるのが、本作をきっかけにプライベートでもライアンの恋人となった『ワイルド・スピード』シリーズのエヴァ・メンデス。さらに、彼を追う刑事役に『ハング・オーバー』シリーズのセクシー男優、ブラッドリー・クーパーと、色気あふれる男女が揃い踏み。また、このたび9月7日(現地時間)にカナダのトロント国際映画祭にて、本作の世界初披露となるワールドプレミアを行うことが決定!当日は、シアンフランス監督にライアン、エヴァが揃って登場予定とのこと、恋人同士となった2人が公の場に揃うのはこれが初となるため、ツーショットが待ち望まれる。『The Place Beyond The Pines』は2013年、全国にて公開。第37回トロント国際映画祭は9月16日(現地時間)まで開催。■関連作品:The Place Beyond The Pines (原題) 2013年、全国にて公開© 2012 KIMMEL DISTRIBUTION, LLC All Rights Reserved
2012年09月06日ライアン・ゴズリングが新作ファンタジー映画『How to Catch a Monster』(原題)で監督デビューを果たすことになった。ライアンは『ドライヴ』で共演したクリスティーナ・ヘンドリックスを主演に据えた本作で初監督を務めるようで、脚本も執筆するという。「マーク・プラット、アダム・シーゲルらプロデューサー陣、そしてボールド・フィルムズには支えていただいており感謝しています。スタッフ全員とこの映画を製作できるのをいまから楽しみにしています」と監督デビューの喜びを語った。本作は、クリスティーナ演じる2児のシングルマザーがファンタジーの世界に迷い込み、子供のひとりが水中にある謎の街を冒険するという内容。クリスティーナ同様『ドライヴ』でライアンとタッグを組んだプロデューサーのプラット氏は、ライアンの手がけた脚本について「思わず引き込まれるような美しい脚本」と称賛し、これまでの演技経験が監督業に活かせるだろうとコメント。さらに、「『ドライヴ』に引き続きライアンと組んで、彼の監督と脚本デビュー作をプロデュースすることができて嬉しいかぎり。ライアンは思わず引き込まれるような美しい脚本を創り出していて、それを実際に映像化するための明確なビジョンがあるんです。観客を映画の世界に引き込む彼の能力は、フィルムメーカーとしても役に立つはず」と語っている。■関連作品:ギャングスター・スクワッド (原題) 2012年秋、全国にて公開
2012年08月31日今、乗りに乗っているライアン・ゴズリングが、ついに監督デビューを果たす。主演には『MAD MEN マッドメン』のクリスティーナ・ヘンドリックスが決まっている。『ラブ・アゲイン』『スーパー・チューズデー ~正義を売った日~』『ドライヴ』など、最近出演作が相次いでいるライアン・ゴズリングは、多忙な合間にも自分の脚本を書き、監督デビューに向けての努力を続けていた様子。タイトルは『How to Catch a Monste』。ファンタジー・ノワールで、モダンなフェアリーテールの要素もあるという。撮影は来年春開始。来月6日にスタートするトロント映画祭で海外の配給権を売る計画だ。主演のヘンドリックスは、ゴズリングと『ドライヴ』で共演しており、現在、アメリカで最もセクシーな女性のひとりとして注目を集めている。また、ゴズリングは、本業である俳優業のほうも、あいかわらず多忙なようで、トロント映画祭では、『ブルーバレンタイン』のデレク・シアンフランス監督と再び組む主演作『The Place Beyond the Pines』が世界初上映される。共演はブラッドリー・クーパーとエヴァ・メンデス。そのほか、7月にコロラド州で起きた乱射事件のため延期になった『Gangster Squad』も、来年1月北米公開の予定だ。文:猿渡由紀
2012年08月30日ケネス・ブラナー監督、クリス・パイン主演で製作される“ジャック・ライアン”シリーズの新作映画に、ケビン・コスナーが出演することになりそうだ。ほかにもコスナーは、リュック・ベッソンからもオファーを受けており、来年夏には“スーパーマン”の新作映画『マン・オブ・スティール(原題)』に出演する。キャリアのピークを越えて久しいケビン・コスナーだが、今年はテレビのミニシリーズ『Hatfields & McCoys』がサプライズヒットし、再び注目を集めた。同番組は今年のエミー賞に22部門でノミネートされている。ケネス・ブラナー監督で新しくよみがえる“ジャック・ライアン”シリーズで、コスナーが演じることになりそうなのは、ライアン(クリス・パイン)の指導者的人物。過去作には登場していない新しいキャラクターだそうだ。ジャック・ライアンは過去にハリソン・フォード、アレック・ボールドウィン、ベン・アフレックらが演じてきた人気キャラクター。原作はトム・クランシーの小説で、映画が作られるのは2002年の『トータル・フィアーズ』以来のこと。一方、リュック・ベッソンがオファーしているのは『Three Days to Kill』というタイトルのアクション・スリラー。コスナーの役は、死を目前にしている殺し屋で、最後の仕事を引き受けながら、娘との関係を修復しようとしている男らしい。ベッソンは、本作ではプロデュースにとどまり、監督はしないらしく、監督は未定。マックGが興味を示しているらしい。来年夏公開の『マン・オブ・スティール(原題)』での役は、クラーク・ケントの父親役。この作品はすでに撮影を終えている。文:猿渡由紀
2012年08月08日デンゼル・ワシントンが悪役を演じ、全米で大ヒットを記録した映画『デンジャラス・ラン』。本作でワシントンを相手に堂々の演技を見せたライアン・レイノルズが映画について語るコメントが届いた。その他の写真レイノルズといえば、最近では『[リミット]』や『グリーン・ランタン』などで単独主演も任されるほどの若手実力派。私生活でのモテ男ぶりも有名で、2004年には歌手のアラニス・モリセットと婚約したが後に解消、2008年には女優のスカーレット・ヨハンソンと結婚するが約2年後に離婚、現在は『グリーン・ランタン』で共演したブレイク・ライブリー(TVドラマ『ゴシップガール』の主演女優)と交際するなど、数々の浮名を流している。そんなレイノルズが『デンジャラス・ラン』で演じたのは、南アフリカでCIAの隠れ家を管理する新米諜報員マット。レイノルズは自身の役について「非常に低レベルで、恐ろしくつまらない仕事に就いているんだ。新人に課せられる苦行みたいなものだね。普通は皆もっと面白い他の役職に移っていくんだけど、マットには思いがけなくスリル満点の任務が舞い込んでくる」と説明する。その任務とは、極秘情報を他国に大金で売り渡しているという元CIA諜報員トビン・フロストを護送すること。何者かに命を狙われるこの大物犯罪者を連れて、32時間にもわたる過酷な逃避行を余儀なくされるのだ。そして、この過程で描かれるのが数多くの激しいアクションシーン。レイノルズは「マットは訓練を積んだ戦士じゃないから、洗練された空手ファイトなんかどこにもない。とにかく醜い格闘なんだ。噛みついたり頭突きしたり、殺すか殺されるかのね」と語る。また、激しい撮影だけに事故もあったようで、「デンゼルと車内で格闘するシーンでは、僕の後頭部がデンゼルの顔とぶつかって彼の片目が腫れ上がってしまった。大事には至らなかったけど、そこにいた人皆がヒヤヒヤしていたよ」と振り返る。そんな“あわや”という場面もあったワシントンとの共演だが、やはりレイノルズにとっては貴重な体験だったようだ。「デンゼルからはたくさんのことを学んだ。特に、役者にとって自己鍛錬が何より大切で財産だということ。彼はどの役者より勤勉で、あらゆる点で準備万端なんだ。現場に現れたらリハーサルの必要もなくいつでも本番に入れる。すべての下調べはとっくに終わっているんだよ」。名優との共演でまた一段、俳優としてのレベルを上げた様子のレイノルズ。公私とも絶好調のこの男に注目してほしい。『デンジャラス・ラン』9月7日(金)より、TOHOシネマズ 有楽座ほか全国ロードショー
2012年08月02日ライアン・レイノルズが、『ハイランダー/悪魔の戦士』(’86)のリメイク作品に出演が決定したようだ。ライアンは、80年代の同SFカルト作品のリメイク版で主役のスコットランド人、コナー・“ハイランダー”・マクラウドを演じる見込みだ。『アイアンマン』の脚本を担当したアート・マーカムとマット・ハロウェイが、『トワイライト』シリーズの脚本を務めるメリッサ・ローゼンバーグと共に同作の脚本を執筆している。クリストファー・ランバートがコナー役、ショーン・コネリーがコナーの師匠、ホアン・サンチェス・ヴィラロボス・ラミレス役を演じたオリジナル版は、アメリカでの評判は芳しくなかったものの、ヨーロッパ圏では根強い人気を誇り、映画とTVの両方でシリーズ化されている。以前から出演候補に挙がっていたライアンだが、ほかの映画出演を断っていることから、今回本作への出演を決定したと考えられている。同作の公開予定日は未定だ。
2012年06月29日フィリップ・シーモア・ホフマンが、『ハンガー・ゲーム』の続編である『Catching Fire』(原題)への出演のオファーを受けているようだ。フィリップが同作の製作を担当するライオンズゲート社から打診されているのは、ハンガー・ゲームの仕掛け人であり、秘密裏に反乱を企む地下組織「ディストリクト13」のリーダーでもあるという、二面性を持ったプラターチ・ヘヴンズビーという役だという。もしフィリップが出演を承諾すれば、日本でも9月28日(金)公開予定の第1作『ハンガー・ゲーム』にも出演し、今回の続編にも引き続き参加するジェニファー・ローレンス、ジョシュ・ハッチャーソン、リアム・ヘムズワースらと共演することとなる。一方、ライオンズゲートは本作の同名原作で描かれる、第65回ハンガー・ゲームの優勝者フィニック・オダイル役に知名度のあるスターか、または新人を起用するのかいまだ決めかねているという。第1作のゲイリー・ロスに代わって『恋人たちのパレード』のフランシス・ローレンスがメガホンを取る本作は、来年11月の公開を目指して今秋にもクランクイン予定。■関連作品:ハンガー・ゲーム 2012年9月28日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 LIONS GATE FILMS INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年06月14日『ドライヴ』で天才的な運転技術を持つスタントマンをクールに演じているライアン・ゴズリングが3日(現地時間)、ニューヨークでタクシーとぶつかりそうになったジャーナリストを救出、実生活でもヒーローになっていた。イギリス人の女性記者、ローリー・ペニーがTwitterに投稿したつぶやきから明らかになったもので、彼女は「たったいま、ライアン・ゴズリングに助けてもらいました。本当にたったいま。私は右側を見ずに六番街を横切ろうとしていたんです、(車は左側通行の)ロンドン出身だから」とつぶやいた。「するとライアン・ゴズリングが私をつかんで『ほら、気をつけて!』と言って、タクシーから遠ざけてくれました…」と偶然にもライアンに助けられた経験をつぶやいたペニーだが、最初はそれがライアンだと気づかなかった。そばにいた女性が「あなた、ラッキーね」と教えてくれたという。果たして本物のライアンだったのか、メディアからの問い合わせに彼のパブリシストは回答を寄せていない。(text:Yuki Tominaga)© Barcroft Media/AFLO■関連作品:スーパー・チューズデー~正義を売った日~ 2012年3月31日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 Ides Film Holdings, LLC ドライヴ 2012年3月31日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011 Drive Film Holdings, LLC. All rights reserved.■関連記事:俳優ライアン・ゴズリングに迫る!vol.3鬼才ニコラス・W・レフンが語る「愛」男も女も惚れこむ!『ドライヴ』ライアン&キャリーの新ビジュアル公開俳優ライアン・ゴズリングに迫る!vol.2運命に翻弄される“正義”の若き野心家ジョージ・クルーニー、スーダン大使館前のデモ参加中に一時身柄を拘束される俳優ライアン・ゴズリングに迫る!vol.1『ドライヴ』で魅せる“謎”の男
2012年04月05日3回にわたり俳優ライアン・ゴズリングの魅力に迫っていく連載インタビュー、最終回を飾るのは現在公開中の『ドライヴ』でメガホンを握ったデンマーク出身の若き鬼才、ニコラス・ウィンディング・レフン。ライアンに演じてもらうために、名もない“ドライバー”という孤高のヒーローを創り上げた監督に、ライアンとの出会いから、2人がこの映画に込めた「男のロマン」まで語ってもらった。2人の出会いはライアンからのラブコールから始まった。元々、ジェイムズ・サリズの同名小説を原作にした脚本を読んで気に入っていたライアンが、その監督にかねてより目をつけていたレフン監督を指名したのだ。だが出会った当時、監督は最悪のコンディションにあったという。「風邪で高熱を出してしまって。ライアンと待ち合わせていたレストランにも四つん這いになって行かなければならなくて(笑)。彼との食事中も気のない返事ばかりだったんだ。それで辛くなって帰りに彼にホテルまで車で送ってもらったんだけど、ライアンは無言で運転していて、車内には気まずい沈黙が流れていて…。僕は仕事で妻と子供にも会えないし、おまけにハリソン・フォードの作品も思うようにいかないこと(当時進行していた作品で、主演のハリソンが死ぬ設定に異を唱え、監督は降板した)が頭をめぐって涙が出てきたんだ。それで車窓から外を眺めていたら、ロスの高速の夜景が広がっていて、BGMには『REOスピードワゴン』が流れていて、ライアンが運転していた。その全てが良くて、この映画を撮りたいと思ったんだ」。哀愁漂う風景とライアンの運転する寡黙な姿が合わさった瞬間に、ドライバーという男が誕生したのだ。そして、本作の最大の見どころであるドライバーの“涙”も、きっとここから生まれたのだろう。それにしてもこのドライバー、名前もなければどこから来た者なのかも分からない。敢えて語らないことに、監督は何を意図したのか?「引き算をすることによって観客は謎を深め、より意味を汲み取ろうとする。彼にセリフがほとんどないという設定も、孤独な存在にするというより、彼をより謎めいた存在にしたかったから。言葉を発しない寡黙な男にすれば、彼がやること成すことに何か意味があるんじゃないかと思うわけ。ただ自分なりにしか彼を理解できないんだけど、それがより彼を面白くするんだよね」。だが、当のライアンにとってこの名もない男を演じるのには試練が伴ったよう。「全体の撮影期間が7週間というハードスケジュールの中、カーチェイスのシーンは2日間くらい、車中のシーンに至っては全部1日で撮ったんだ。ライアンにただ一つ言ったのは、『全部、内に秘めていてくれ』ということ。感情を表現しなくていいと。なぜなら行動を通して、感情が全て伝わるはずだから。でもやっぱりすごく大変だったよ。ライアンが時々感情がこぼれそうになったときは、ライアンのそばに行ってハグをしてあげたよ(笑)。彼が諦めるまでハグしてたよ。諦めてくれたところで、『神に誓って感情を出さないように』と言ったんだよ」。2人の間にある愛を感じさせる微笑ましいエピソードだが、そんな2人が創り上げたドライバーの内にある“愛”こそが観る者を締めつけて離さない。ドライブという“動”を通して彼が魅せる“静”なる、でも狂おしい愛。監督は語る。「ドライバーというのは、常に動き続かなければいけない人間だった。だけどヒロインのアイリーン(キャリー・マリガン)と出会って、それまで動かなければ息ができなかったのが、“動かなくても息ができるんだ”という感覚に彼は陥る。でもそれは長く続かなくて、彼女の夫が釈放されたことによって、彼はまた動的な存在にならざるを得ないんだ」。ドライバーは監督にとっての「男のロマン」?そう尋ねると「もちろん!どんな男だって愛する女性を悪の手から守りたいものだよ」という監督。実は、ラブストーリーが好きでよく観るそうで「ロマンティックな映画を観ると、すぐ泣いてしまうんだ。お気に入りのラブストーリーは『Brief counter』(’45)。『プリティ・ウーマン』(’90)も大好きだよ」という意外な一面も。言っておくが、本作は正真正銘の純愛ラブストーリーだ。ぜひ、この激しく心揺さぶる深い「愛」を受け取ってほしい。ちなみに、本作を通して深く結ばれたライアンとは、既に2作目となる『Only God Forgives』(原題)をタイ・バンコクで撮影している。共演はクリスティン・スコット・トーマス。復讐劇を軸にしたアクション映画のようだが、詳細は未だ明かされていない。「『ドライヴ』の前から脚本を書いていた作品なんだけど、ライアンの役は観てからのお楽しみだよ。ラブ要素も少しあるよ。僕は何となく分かっているけど、まだまだお楽しみに…」。今度は、2人がどんな化学反応を起こしてくれるのか、楽しみで仕方がない。■関連作品:ドライヴ 2012年3月31日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011 Drive Film Holdings, LLC. All rights reserved.■関連記事:男も女も惚れこむ!『ドライヴ』ライアン&キャリーの新ビジュアル公開俳優ライアン・ゴズリングに迫る!vol.2運命に翻弄される“正義”の若き野心家俳優ライアン・ゴズリングに迫る!vol.1『ドライヴ』で魅せる“謎”の男シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第24回)理想の“尽くす男”俳優は?今までにないほどにクール!ライアン・ゴズリング主演『ドライヴ』試写会に20組40名様ご招待
2012年04月04日ライアン・ゴズリングが、愛する人を守るため裏社会の抗争に身を投じる孤高のドライバーをクールに演じる、注目のクライム・サスペンス『ドライヴ』が先日公開となった。昨年のカンヌ国際映画祭で監督賞を受賞したのを皮切りに、世界各国で高い評価を受けてきた本作だが、ここ日本においても各界の“クール”なスペシャリストたちの間で称賛の嵐が巻き起こっている。このほど、シネマカフェに本作の新たなる写真が到着、各界から届いた声と共にご紹介!昼はハリウッドのスタントマン、夜は強盗の逃走を手助けする運転手という2つの顔を持つ、主人公のドライバー。その名も過去も明かさず、孤独に生きてきた彼は、同じアパートに幼い息子と暮らす女性、アイリーンに一目で恋に落ちたことをきっかけに、危険な裏社会に身を投じることになる。まずオープニングで見せる華麗なドライブテクニックで観る者を釘づけにするドライバー(ライアン・ゴズリング)。「METAL GEAR」シリーズで知られるゲームデザイナー・小島秀夫氏は、その様子を「『5分だけだ。何があっても5分だけは待ってやる!』。冒頭で運び屋(主人公)はこう契約する。まさに始まってわずか5分で、観客は彼の車に乗せられ、95分間の疾走(ドライヴ)を体感することになる!」と表現する。また、哀愁と狂気を背負う男の姿は観る者をしびれさせるが、「孤独で寡黙なアメリカ版『その男、凶暴につき』。アメリカに凄い北野武のようなアウトレイジな監督が生まれた!」(園子温監督)、「凄い!渋い!大好きな映画です! 」(SABU監督)とパンチの効いた作品を贈り出す映画監督たちも太鼓判を押す。さらに、キャリー・マリガン扮するヒロインを見守り愛情を注いでいく彼の切ない表情の変化も注目すべき見どころだが、「久しぶりに横顔の美しい映画。キャリー・マリガンのオデコが素敵です」(押井守監督)、「贅肉を削ぎ落とし抑えた演出で緊張感ずっと維持したままグイグイ見せてくれる凄い映画だ…。とか固いコメントしちゃいますけど、正直に言うと『もうライアン・ゴズリングたら、またこんなカッコいいんだから!!そしてキャリー・マリガンも超キュート!』とミーハーなコメントになってしまいます」(漫画家&イラストレーター・花くまゆうさく)と男性も惚れこむほどのクールさを備えている。クールと言えば、その端整な顔立ちとクールな演技で人気沸騰中の俳優、長谷川博己も「ストイックなラブストーリー、任侠映画を彷彿とさせるバイオレンス、一般的なカーアクションとは一線を画すクールな昂揚がここにある」と本作を称賛。さらに、海外からも10代のイットガール、クロエ・グレース・モレッツから「I love “Drive” so much!(『ドライヴ』が大好き!)」とのラブコールが届いている本作。寡黙な男が激しい愛に目覚めたときに見せるドラマとは――。男の中の男の行動に、男も女も惚れこむこと必至!『ドライヴ』は新宿バルト9ほか全国にて公開中。■関連作品:ドライヴ 2012年3月31日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011 Drive Film Holdings, LLC. All rights reserved.■関連記事:俳優ライアン・ゴズリングに迫る!vol.2運命に翻弄される“正義”の若き野心家俳優ライアン・ゴズリングに迫る!vol.1『ドライヴ』で魅せる“謎”の男シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第24回)理想の“尽くす男”俳優は?今までにないほどにクール!ライアン・ゴズリング主演『ドライヴ』試写会に20組40名様ご招待鑑賞後には女子はイチコロ?ライアン・ゴズリングインタビュー動画が到着
2012年04月01日『TIME タイム』のアマンダ・セイフライドが、『BUNRAKU/ブンラク』のジョシュ・ハートネットと交際を始めたようだ。先週、ロサンゼルスで一緒に食材の買い物をしていた2人は、20日にマリブのビーチでそれぞれの愛犬を連れて散歩している姿を目撃された。2人はアマンダの愛犬でオーストラリアン・シェパードのフィンが波と戯れる様子を楽しげに見守り、ジョシュは雑種の愛犬・イギーを相手に砂浜でテニスボールを投げては取って来させる遊びにも興じていた。今年の1月頃から交際のうわさが流れ始めた2人だが、今月に入ってからは人目につく場所にも一緒に姿を見せるようになり、オープンな交際を決意した様子。先週末にはハリウッド・スターご用達の高級ホテル、シャトー・マーモントで友人たちとパーティを開き、そこでアマンダはジョシュの膝の上に座り、彼のニット帽を自分の頭に乗せるなど、親密な様子だったという。アマンダは26歳でジョシュは33歳。彼女はドミニク・クーパーやライアン・フィリップ、アレクサンダー・スカースガードといった人気俳優たちと、彼もスカーレット・ヨハンソンやリアーナ、シエナ・ミラーと浮き名を流してきた恋多き2人だが、デートを重ねながら慎重に愛を育んでいるようだ。(text:Yuki Tominaga)© FameFlynet/AFLO■関連作品:TIME/タイム 2012年2月17日より TOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2011 TWENTIETH CENTURY FOXBUNRAKU/ブンラク 2012年1月14日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリー、なんばパークスシネマほか全国にて公開© Bunraku Productions, LLC (a subsidiary of Snoot Entertainment)■関連記事:『TIME』アマンダ・サイフリッドが語るもし永遠の命があったら?「誰かにあげるわ」“時間=金”の世界とは…『TIME/タイム』オリジナルトランプを5名様にプレゼントAKB48篠田麻里子、“イイ女の条件”は…美貌、気品、まかない料理?AKB48篠田麻里子、もし寿命100年あったら「100年後もAKBやっていたい」シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第23回)あなたが萌える“スーツ男子”は?
2012年03月23日リース・ウィザースプーンが、3人目の子供を妊娠中だと「Us Weekly」が報じている。昨年3月に結婚した大手タレント・エージェンシー「クリエイティブ・アーティスツ・エージェンシー(C.A.A.)」のエージェント、ジム・トス氏との間の第一子となる。リースには前夫、ライアン・フィリップとの間に12歳の娘と8歳の息子がいる。リースは現在35歳でトス氏は41歳。彼女の友人は「リースとジムは子供を欲しがっていました。いまは12週目に入った頃ですが、公表することはまだ考えていないようです」と同誌に語った。結婚1年目で新しい家族が増えることを夫妻はとても喜び、親しい友人たちには報告し始めているという。常々、自分にとって一番大切なものは家族だと言い続けてきたリース。子育てにはライアンも協力的で、「前の夫と私は協力し合って、とてもうまく子育てしていると思う。お互いのスケジュールを調整して、コミュニケーションもよく取っているの」と語っている。「家族より大事なものなんてないわ。仕事も大好きだけど、ママでいることが本当に好き。私はそういうふうに育てられたの」。(text:Yuki Tominaga)© AP/AFLO■関連作品:Black&White/ブラック&ホワイト 4月20日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.恋人たちのパレード 2012年2月25日よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開© 2011 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.■関連記事:『Black&White/ブラック&ホワイト』女性ブロガー限定試写会に25組50名様をご招待ロブ様、もうひとりの“恋人”について明かす『恋人たちのパレード』インタビューイーサン・ハントVSボンド!?凄腕スパイのバトル勃発『ブラック&ホワイト』映像到着ロバート・パティンソンと禁断の恋!『恋人たちのパレード』試写会に10組20名様ご招待
2012年03月22日繊細でいて、静かなる狂気と野心を秘める男――。静と動のギャップが、この男には似合う。いまハリウッドで最も注目される演技派俳優、ライアン・ゴズリング。その名を一躍押し上げた『きみに読む物語』から『ラースと、その彼女』、『ブルーバレンタイン』と、惜しみない“愛”を魅せ女性の心を掴んできた彼の、新たなる魅力が発見できる2作がまもなく公開となる。その2作とは、『ドライヴ』と『スーパー・チューズデー~正義を売った日~』。公開に先駆けて、3回にわたり俳優ライアン・ゴズリングの魅力に迫っていく。映画『ドライヴ』でライアンが演じるのは、名のない“ドライバー”。昼はカースタントマンとして、夜は強盗の逃走を請け負う運転手として、その巧みなドライブテクニックを駆使する職人である。どんな過去を歩んできたのか、なぜドライバーになったのか、一切説明のなされないところに、ライアンは惹かれたという。「“ドライバー”というキャラクターで重要なのは、『謎めいている』ということなんだ。原作では彼の過去のストーリーがもっと具体的に描かれているけど、映画では全くの謎に包まれたキャラクターとして演じたんだ。観客は彼がどういう人物なのか、それぞれに思うことがあるはずだよ。逆に言えば、彼の人となりについては観客に委ねるのが一番だと思う。だから、あまり多くを語りたくないんだ。僕が話す“ドライバー”の印象は、僕が思っていることでしかないからね。演技や役柄に自分なりの意見を入れすぎてしまうと、それが『観客を導く』という結果になってしまう。つまり観客のイマジネーションを潰してしまうことに繋がりかねないんだ。だから、自分の意見を言うことに重きを置きすぎないことが大切だと感じているよ」。一切の感情を伏せ、機械的に仕事に徹する寡黙なドライバーは、人妻アイリーン(キャリー・マリガン)に恋に落ちたのをきっかけに、内に秘めていた感情を爆発させる。愛する女性を守るため、危険な裏社会の抗争にひとり身を投じていく彼のストイックな姿には、哀愁漂うものがある。「僕がこの映画でニコラス(ニコラス・ウィンディング・レフン監督)と組んだ当初は、本当に大まかな脚本しかなかったんだ。とても良い脚本だったけれど、ニコラスと僕はファンタジーの要素を追加していき、まるで夢の中の出来事のような作品にしていった。夢と言っても、悪夢だよ。悪夢に変わっていくような夢なんだ。ニコラスと僕が最初にやったのがその作業だね。その後、キャリー・マリガンやアルバート・ブルックスたちが参加してきて、それぞれのキャラクターの詳細を決めていった。“ドライバー”は登場人物の誰と比べても“特異”だったから“ドライバー”に関しての詳細は、撮影も終盤に差し掛かった頃から決めることが多かったんだ。映画の撮影はほとんどが脚本に合わせて撮っていこうとするものだけど、ニコラスはそういったやり方を嫌っていたし、僕らもそれに賛同していた。だからこの映画に参加して、現場の状況や感覚に応じて臨機応変に作っていったのは、とても良い経験だった」。一人で孤独に生きてきたドライバーの中に芽生えた、愛の結末とは――。この珠玉のラブストーリーの中で、彼が魅せる感情と衝動の爆発、そして一筋の涙にぜひ注目してほしい。ライアンに本作の魅力について語ってもらった。「この映画には夢のような要素があり、こういったジャンルとしては珍しい。ある種、非現実的な要素も多くあって、とてもユニークだと思う。僕は個人的に日本で大ヒットする気がしているんだ(笑)。ジョークではないよ。この映画の本質が、どこか日本人の人となりに通ずる点があると思うんだ。そういった点に注目してほしいね」。■関連作品:ドライヴ 2012年3月31日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2011 Drive Film Holdings, LLC. All rights reserved.■関連記事:シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第24回)理想の“尽くす男”俳優は?今までにないほどにクール!ライアン・ゴズリング主演『ドライヴ』試写会に20組40名様ご招待鑑賞後には女子はイチコロ?ライアン・ゴズリングインタビュー動画が到着ジョージ・クルーニーが一歩リード?オスカー前哨戦の火蓋が落とされる!
2012年03月18日