桑田真澄が日本ラグビーの可能性に迫る。スポーツをビジネスの視点で多角的に切り込み、好評を博している『桑田式スポーツK営学』第4弾が3月20日(日・祝)にBSジャパンで放送される。今回のテーマは「日本ラグビービジネスの未来像」だ。ブーム再燃に沸く日本ラグビーの現状や2019年へ向けての光明と課題、世界最高峰・フランス『トップ14』の成功例など、MC桑田、ゲスト清宮克幸らが熱く語り合う。じつは桑田と清宮は、同学年。共演は初めてながら、お互いを「くん付け」で呼ぶ意気投合ぶりを見せた。1月24日、トップリーグ『LIXIL CUP 2016』決勝に足を運び、超満員に膨れ上がった秩父宮ラグビー場の熱気に触れた桑田は、トップリーグが社会人野球と似た環境にあることに驚きを見せた。多数の社員選手と一部のプロ契約選手が混在した現状に興味を覚えていた。果たして、トップリーグはプロ化へ進むべきか否か、桑田が問いかける。清宮は自身の経験を踏まえて、「両方あり」だと答える。「僕自身フルタイムで仕事をやりながらラグビーをした。午後7時30分まで働き、それから練習。家に帰るのは夜12時。寝るのは午前2時。起きるのは6時。その両立があったからこそ、今がある。ただ、今後、選手が世界を目指すならプロでしょう」と語る。サントリー時代の経験談を聞いた桑田は、「清宮くんのように働きながらラグビーをするというのは、いいシステムに思えてきた」と感想を述べた。プロ契約か、社員契約かはセカンドキャリアの問題ともリンクすると桑田は見る。元巨人のエースも、1995年に右ひじの手術を受けた際には、セカンドキャリアについて考えたと振り返る。「野球をやめたら、農業をするか、勉強して起業するか、どちらかだなと考えた」と言う。また、桑田はスター選手の補強やアパレルブランドの設立、スポンサーの獲得で世界最強の地位を築いたRCトゥーロンや、花火やコンサートなど試合前後のイベントや花柄やピンクを大胆にあしらったユニフォーム、選手のヌードカレンダーまで出版し、注目を集めるとともに昨季の『トップ14』優勝を果たしたスタッド・フランセ・パリの成功例に、日本ラグビーの今後のヒントも見出した。桑田は「昨年のW杯で競技力は世界で戦えると証明した。でも、ビジネス面では世界と歴然とした差がある。これから収益面を伸ばして、日本ラグビーを発展させてほしい」と願った。また、ラグビーの魅力と可能性に触れた桑田は「バスケ、バドミントン、バレー……、(桑田式は)やめられないですね」と、ファンにうれしいコメントも。■『桑田式スポーツK営学 ~日本ラグビービジネスの未来像~』3月20日(日・祝)午後1時30分~3時BSジャパン【MC】桑田真澄、大橋未歩(テレビ東京アナウンサー)【ゲスト】清宮克幸(ヤマハ発動機ジュビロ監督)【コメンテーター】水越豊(ボストン コンサルティング グループ)、谷口誠(日本経済新聞運動部)
2016年03月17日5か月後に迫ったリオ五輪。世界で輝くアスリート男子の中から、今回は今最もアツいスポーツ・ラグビーの、藤田慶和選手のインタビューをお届け!***「女性誌の取材は初めてです」と若干照れつつ、母校・早稲田大学のグラウンドに立ってくれた藤田選手。強烈なアタックを仕掛けるフィールドでの勇姿とのギャップがたまらない、人懐こい笑顔が何ともキュート!女性ファンが急増中というのもうなずける。高校時代からその名をとどろかせ、在学中から日本代表メンバーに。昨年のW杯では歴代最年少で代表に選ばれ、米国戦ではトライも。今回の7人制ラグビー(セブンズ)でもメンバーのひとりに。父の久和さんも、名門・伏見工業高校ラグビー部出身。この活躍は幼児教育の成果?と思いきや、「小学校の頃は野球をやるつもりでした。地区の子供チームの体験会に、おやつのハンバーガー目当てで通ううちに(笑)、監督に声をかけられて。父に相談したら、『ちょっと待て』と、伏見工のグラウンドに連れていかれました」そこで当時の監督に遊んでもらううちにラグビーの面白さに目覚め、さらに久和さんの「やるなら道具一式買ったる」のひと言で、ラグビーへの道を志すことに。「野球だったらここまで来られなかったかも。今でもすごく楽しいし、あのときラグビーを選んでよかったなあ、と思います」人数が少ないぶんスペースが広く、巧みなステップと走力が持ち味の藤田選手には有利なシーンが増えるのが、セブンズ。「前線を突破してトライを決めたときはスカッとするし、会場の歓声もひときわ大きくて快感。ひとつでも多くのトライを決めたいです。7人制は展開が早くわかりやすいので、ラグビーを見慣れない人にも楽しんでもらえるはず」現在、リオに向けて強化練習や海外遠征をこなす藤田選手。「オリンピックまであと5か月。この間にメンバー同士で結束を高めてどれだけハードワークを積めるかが、メダル争奪のカギです」合宿中のスケジュールは、早朝から夜まで、練習、食事、仮眠をひたすら繰り返す過酷な内容。選手たちはそれぞれ、自分のリラックス法を大事にしているそう。「僕の場合はなんといっても睡眠。気に入っているコンディショニングマットレスがあって、それを海外にも必ず持っていきます」そして遠征や試合の後は、大好きなラーメンをご褒美に。「一番好きなのは、東福岡高校の先輩のお店『博多 一双』の豚骨ラーメン!濃厚だけれどしつこくなく、女性にもおすすめです」ちなみに試合前に必ずしていることは?と尋ねると…。「部屋の整理整頓です。高校時代スランプ気味だったとき、監督に指摘されて部屋の掃除をするようにしたら、不思議と調子が上がってきて。それ以来、寮の自室も遠征先のホテルの部屋も、必ずきれいにしてから試合に臨みます」そんな几帳面さも好感度大。2019 年の次回W杯も見据えた藤田選手の熱きプレー、見逃せません!◇ふじた・よしかず1993年、京都府生まれ、早稲田大学在籍。高校ラグビー大会で東福岡高校を3年連続で優勝に導き、一躍有名に。ポジションはウィング。4月からパナソニック ワイルドナイツに所属。※『anan』2016年3月16日号より。写真・山本あゆみ取材、文・新田草子
2016年03月15日ヒト・コミュニケーションズ サンウルブズの『スーパーラグビー(SR)』の船出は、今後を期待させるに十分な80分となった。ご存知の通り、結果はライオンズに13-26とダブルスコアをマークされた。それでも、マーク・ハメットヘッドコーチ(HC)が「選手が100%戦えたのが一番の収穫。この短い期間でよくここまでできたなというのが率直な感想」と言えば、堀江翔太主将も「ライオンズはフィジカルが強く、何度もゲイン(ラックやモールなどが形成された地点)を切られたが、僕らは何度も戻って止めた。仲間を心強く思う」と振り返った。南アフリカのライオンズは、一昨年まで下位争いを強いられていたが昨年は8位へ台頭。今季も国内最高峰の『カリーカップ』を全勝で駆け抜け、4年ぶりの優勝を手にした。今季、台風の目に挙げられる強豪だ。ハメットHCが言うように、『SR』開幕戦に向けて、用意された時間は3週間強だった。しかも、ハメットHCの母親が急逝し、決戦直前の1週間は指揮官が不在となった。そもそも指揮官や選手は、まずお互いを知ることから始めなければならなかったのだ。毎年、数人のメンバーの入れ替えはあるものの、1996年の創立以来、チームの文化を育んできたライオンズとの経験値の差は歴然である。しかし、ライオンズの司令塔エルトン・ヤンチースのキックの不調もあり、序盤は接戦となる。そればかりか、サンウルブズはペナルティになってしまったが、「トライか!?」というシーンを何度かつくり出した。後半にはそれまで蹂躙されていたスクラムで押し返し、適応力も見せ付けた。後半25分に司令塔トゥシ・ピシがシンビン(10分間の退場)となり、試合は終わったが、大敗も予想される中、見事な健闘だった。「最初にサンウルブズにおめでとうと言いたい。彼らは今後素晴らしく発展していくだろう」(ヨハン・アッカルマンHC)、「短い期間で、HCが不在の期間がありながら、ここまでチームを仕上げてきたのは誇れること」(ワーレン・ホワイトリー主将)といった言葉も決して外交辞令ではない。もちろん、選手たちに満足な色はない。記念すべき初トライを決めた堀江は「結果は非常に悔しい。いい試合で満足するのではなく、結果を残したい」と次を見据えた。指揮官も「SRのスピードには付いていっている。フィジカルコンタクトを修正したい」と課題を挙げた。サンウルブズの挑戦はまだ始まったばかり。もう一度言おう。今後のサンウルブズに期待大だ!サンウルブズの次の秩父宮ラグビー場での試合は3月19日(土)・レベルズ戦となる。レベルズ戦では来場者全員に特製タオルをプレゼント。チケット発売中。同じく秩父宮で開催される4月23日(土)・ジャガーズ戦、5月7日(土)・フォース戦のチケットは3月5日(土)昼12時より先行先着受付、3月12日(土)午前10時より一般発売。
2016年03月04日『スーパーラグビー(SR)2016』開幕前日、ヒト・コミュニケーションズ サンウルブズ、ライオンズの共同記者会見が行われた。両軍のヘッドコーチ(HC)、主将が登壇し(サンウルブズはアシスタントコーチ(AC)が出席)、意気込みを語った。「明日は歴史をつくる一日、特別な日になる。2週間半しか準備期間はなかったが、いい準備ができた」(サンウルブズフィロ・ティアティアAC)「歴史的な試合があるということで、今日のキャプテンズラン(前日練習)はやりすぎた部分もある。体格が小さい僕たちは80分間激しく挑戦し続けたい」(堀江翔太主将)「私を含め、ほとんどの選手が初めて日本を訪れたが、多くの方に歓迎してもらいうれしく思う。明日のゲームは歴史的一戦。その一翼を担えることを光栄に思う。今後のサンウルブズの幸運を祈りたい」(ライオンズ ヨハン・アッカルマンHC)「日本や日本人についてはいいことしか聞いたことがない。明日も含めて、サンウルブズの健闘を祈りたい」(ワーレン・ホワイトリー主将)ライオンズのHC、主将はじつにラグビーらしい、友好的なコメントを口にした。また、アッカルマンHCは母親が急逝し、ニュージーランドへ一時帰国中のサンウルブズHCに対し、「ライオンズを代表してハメットHCにお悔やみを言いたい」と弔意を表した。シンガポール経由で合計21時間のフライトを強いられたホワイトリーは「長旅は今までも経験しているし、ラグビーの一部。長い移動は言い訳にならない。毎週末の試合で結果を残すことが我々の仕事」とキッパリ。相手チームの印象について、両主将は次のように答えた。「ライオンズは非常にコンタクトに強く、アグレッシブにくる。1対1で止めるのは難しいので、チームとして止めたい。試合中にコミュニケーションを取って対応したい」(堀江)「サンウルブズがひとつにまとまって向かってくることは理解している。独自のブランドをぶつけてくることを期待している。我々にとっても挑戦になるし、楽しみ」(ホワイトリー)最後に堀江は一戦必勝を誓った。「とりあえず1勝。だんだんチームとしてよくなっている。明日の試合しか見ていない。何か月先までは見ていない。毎試合毎試合ベストを尽くすだけ」ライオンズは昨年南アフリカカンファレンス2位、今季は国内最高峰の『カーリーカップ』を12戦全勝で駆け抜け、4年ぶりの優勝を果たした。サンウルブズは2月27日(土)・秩父宮ラグビー場で南アの強豪を向こうに回し、新たな歴史の扉を開く。『SR』開幕戦のチケットは予定枚数終了。3月19日(土)・レベルズ戦は発売中。4月23日(土)・ジャガーズ戦、5月7日(土)・フォース戦は3月5日(土)昼12時から11日(金)午後8時まで先行先着受付、3月12日(土)昼12時より一般発売。
2016年02月26日ワールドカップでの熱戦以降、多くのテレビ番組にラグビー選手が出演するなど大きな盛り上がりをみせたスポーツ“ラグビー”を題材にした史上初のTVアニメ「ALL OUT!!」。細谷佳正、逢坂良太ら若手人気声優のキャスティングでも注目を浴びる本作から、ティザービジュアルが解禁。また待望の放送時期が2016年、秋に決定した。神奈川高校、入学式当日。体格は小さいが負けん気は人一倍の初心者・祇園がラグビー部に入部し、物語は動き出す。過去のある出来事からラグビーに打ち込めない同級生・石清水、面倒見がよく部員を気遣う副キャプテン・八王子、そして、圧倒的迫力と誰よりも熱い闘志を胸に秘めたキャプテン・赤山。「ラグビーにはエースストライカーも4番バッターもいない。 ボールを持ってる奴が主役なんだ」。体格も個性もバラバラなメンバーが、青春というグラウンドでぶつかり合いながら成長して行く。すべて出し切った先にある、最高の舞台を目指して――!原作は、雨瀬シオリによる月刊「モーニング・ツー」(講談社)にて連載中の本格高校ラグビー漫画。個性豊かなキャラクターたちのピュアな青春を生き生きと描き出し、その熱い青春ドラマに現役の部活生・ラガーマンのみならず、女性層をも巻き込んだ幅広い世代の支持を集めている。今回のアニメ化にあたり、日本ラグビーフットボール協会も協力することが決定し、本作に大きな注目と期待が集まっていることが伺える。今回公開されたティザービジュアルでは、朝焼けに包まれたグラウンドを背景に、「ここでは誰だって主役になれる――」というコピーのもと、メインキャラクターたち4人が集合。また、印象的な台詞と共にそれぞれのポスタービジュアルも初披露。その爽やかさと迫力あるビジュアルに、個性豊かなキャラクターたちが繰り広げる青春物語に期待が高まる仕上がりとなっている。また本作には、実力派スタッフが結集。監督は、自身も高校時代ラグビー部で活躍した経験を持ち、「寄生獣 セイの格率」などを手掛けた清水健一。シリーズ構成・脚本は「Free!」で男子高校生たちのみずみずしい日常の瞬間を描き、その深い人物描写に定評のある横谷昌宏。脚本には「黒子のバスケ」ほか実写ドラマの執筆でも活躍する入江信吾。キャラクターデザインには、肉体美の造詣にかけては日本屈指のデザイナーである、「BLACK LAGOON」の筱雅律。そしてアニメーション制作には、「弱虫ペダル」のトムス・エンタテインメント、「ダイヤのA」のMADHOUSE、そして新TVシリーズ「ルパン三世」のテレコム・アニメーションフィルムの3社が名を連ね、本作に向け“スクラム”を組み制作に挑むという。放送時期が“秋”という、まさにラグビーシーズンとともに放送が決定した本作。最も熱い青春ラグビー作品として、漫画にアニメにリアルラグビーに、大きな盛り上がりをみせそうだ。「ALL OUT!!」は2016年秋、放送予定。(text:cinemacafe.net)
2016年02月22日2月3日から5日にかけて、ヒト・コミュニケーションズ サンウルブズのメンバーが取材に応じた。準備期間が少ない中、世界最高峰ラグビーリーグ『スーパーラグビー(SR)』へ挑む選手たちが、意気込みを口にした。スーパーラグビー チケット情報サンウルブズ参戦の決め手は何か。主将としてパナソニックを『トップリーグ(TL)』3連覇&『日本選手権』優勝に導いた堀江翔太は、次のように語った。「(参戦希望の選手が集まらず)このままでは『SR』参戦が消滅すると聞いた。若い選手たちの将来の可能性は摘みたくなかった。それだけはできない」。マーク・ハメットヘッドコーチ(HC)との対面を終えた選手たちは、印象を振り返った。「非常に熱い方。すごい熱い言葉を聞いてびっくりした」(大野均)「熱い思いを感じられて、いい印象を持った」(三上正貴)「結構グイグイくる、フィジカル系でイケイケのHC」(木津武士)挑戦が困難だからこそ、やりがいもある。選手たちはひたすら前を向いた。「楽しむ余裕なんてない。まず1勝という気持ちで必死にやっていきたい。戦術、アタック、ディフェンスをチーム全員で理解すれば、勝利は近づいてくる」(堀江)「準備期間が少ないから、その分選手たちが考えていかないといけない」(稲垣啓太)「どこと対戦するとかよりも、1試合1試合やるのに精一杯だと思う。自分たちのラグビーをできるかどうかだけで、余裕はない」(真壁伸弥)「勝つために何をしないといけないかと言うと、準備。一人ひとりの意識は本当に大事。『ラグビーW杯』で学んだことを積極的にやっていきたい」(立川理道)日本代表最多キャップ、『TL』通算最多出場を誇る大野は、HCの印象的な言葉を明かした。「5年後に我々はチームにいないかもしれない。でも、その時、サンウルブズが優勝を争う試合をビールでも飲みながら、一緒に観戦したいなと言われた。このチームは我々が作ったのだと」酒豪としても知られる37歳は、この言葉でスイッチが入った。「『SR』では南アフリカのクラブと多く対戦するが、昨年の南ア戦が色あせないような試合がしたい」と決意を新たにした。2月13日(土)・TLオールスター『FOR ALL チャリティーマッチ 2016』トップリーグXV戦・豊田スタジアム、2月27日(土)『SR』ライオンズ戦・秩父宮ラグビー場のチケットは発売中。3月19日(土)『SR』レベルズ戦・秩父宮ラグビー場のチケットは2月12日(金)午後8時まで先行受付、13日(土)昼12時より一般発売。
2016年02月08日帝京大が前人未到の『大学選手権』7連覇を達成し、トップリーグ優勝戦線も『LIXIL CUP 2016』準決勝を控え、いよいよラグビーシーズンが佳境に入った。だが、今季は春夏シーズンもラグビーファンの楽しみは続く。そう、ヒト・コミュニケーションズ サンウルブズが、世界最高峰のラグビーリーグ『スーパーラグビー』に参戦するのだ。スーパーラグビー チケット情報サンウルブズに所属する選手たちは「勝負事なので負けていいゲームはない。決勝トーナメントを目指したい」(山田章仁)、「目標は決勝トーナメント進出」(垣永真之介)、「まず開幕戦で勝ちたい」(矢富勇毅)と抱負を口にしたが、現役時代にオールブラックスの一員として活躍したマーク・ハメットヘッドコーチは、大風呂敷を広げない。ハメットHCは「1年目は大きな枠として礎を作ること。まず最初にチームを知る、選手を知ることが先決」と冷静に語った。経験がある。ハメットはプレイヤーとして4度、アシスタントコーチとして3度、クルセイダーズで『スーパーラグビー』制覇を達成したが、1年目は最下位に甘んじた。ハメットHCは振り返る。「我々クルセイダーズは最下位で苦しんでいる1年目に荒削りながらチームの土台を作り、最終的には『スーパーラグビー』で最も強いチームになることができた。サンウルブズにとって2016年は、我々が自信を持ち、『スーパーラグビー』の長い歴史の中で育む、チームとしての土台を作る年にしたい」さらに、こうも言った。「チームには自分たちがやろうとしているスタイルを信じることができる礎がなければいけない。新しいチームにカルチャーを作り、選手、スタッフがこのチームにいたいと思えるようにしたい」また、指揮官は目指すスタイルについては次のように語った。「大事なのは、日本スタイルのラグビーをしていくこと。スピードとともに、セットピースがしっかりしていなければいいラグビーはできないのでスクラム、ラインアウトも強化したい。もちろん、ディフェンスの精度も重要になってくる」『スーパーラグビー2016』開幕戦ヒト・コミュニケーションズ サンウルブズ×ライオンズは2月27日(土)・秩父宮ラグビー場でキックオフ。チケットは1月16日(土)昼12時より先行先着「プリセール」受付、1月23日(土)昼12時より一般発売。サンウルブズの初陣となる2月13日(土)・トップリーグオールスター『FOR ALL チャリティーマッチ 2016』トップリーグXV戦・豊田スタジアムのチケットは1月16日(土)午前10時より先行先着「プリセール」受付、1月17日(日)午前10時一般発売。
2016年01月15日カオナビは1月7日、日本ラグビーフットボール協会が編成するU20日本代表の選手を選抜するためのツールとして、「カオナビ」が導入されたことを発表した。「カオナビ」は、顔写真が並ぶシンプルな画面から一元化された人材情報を共有できる、クラウド人材管理ツール。同システムの導入目的として、試合時の選手選抜、練習時のチーム入れ替えなど、代表選手セレクションに使用するほか、顔写真を見ながら、選手の情報をよりイメージしやすくしたり、指導者間で情報を共有し、効果的なディファレンシャルラーニングを実践することが挙げられている。同システムの選定理由としては、専門的な知識が必要なく簡単に使える点や、入力項目をカスタマイズし、セレクションに必要な情報をピンポイントで収集することができる点が挙げられている。
2016年01月07日ラグビー前日本代表ヘッドコーチで、現在はイングランドで代表チームのヘッドコーチを務めるエディー・ジョーンズが、1月1日より三越伊勢丹グループの新春広告に登場する。エディーは、15年のラグビーワールドカップにおいて歴史的快挙を成し遂げ、日本中を沸かせたラグビー日本代表チームの指揮をとった人物。三越伊勢丹グループは「日本人は、現状に満足せず、もっと自分に期待することでさらに輝くことができるはずだ」というエディーの強い信念に共鳴し、日本初となる広告契約を結んだ。新春広告は、伊勢丹新宿店、日本橋三越本店、銀座三越の巨大懸垂幕にも掲出するほか、元旦の朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、産経新聞、日本経済新聞朝刊に掲載される。新春広告のメッセージは「あなたに、期待してください。」このメッセージには「『勤勉さ』と『クリエイティビティ』を兼ね備えた日本人は、今よりももっと世界で活躍することができる。現状に満足せず、もっと自分に期待をすることで、『this is japan.』を世界に発信していこう」という意図が込められている。『this is japan.』とは、三越伊勢丹が日本の伝統・文化・美意識が作り出す価値を再認識し、新しい価値として客に提供する取り組み「ジャパン センセィズ(JAPAN SENSES)」を更に深化させ、2015年に新たな企業メッセージとして設定したもの。同社ではこれを経営戦略レベルに位置付け、新たな店作りの基軸として、商品や販売サービスなど“世界に通じる日本の良さ”をグループを挙げて提案している。エディーは撮影時のインタビューで、“日本という国のヘッドコーチ”になったら何を伝えたいかという問いに対し、「信じる勇気を持つこと。ゴールを達成するために、訓練し続けて」とコメントしている。この様子は、三越伊勢丹のスペシャルサイト(URLは下記参照)でも公開される。
2016年01月01日先日開催されたワールドカップでの熱戦以降、多くのテレビ番組にラグビー選手が出演するなど大きな盛り上がりをみせるスポーツ、“ラグビー”を題材とした漫画「ALL OUT!!」。2016年にTVアニメ化も決定した本作のキャラクターたちが、12月27日(日)より開催される「第95回全国高等学校ラグビーフットボール大会」のTV中継に登場することが分かった。背が小さいことを気にしている祇園健次は、神奈川高校の入学式当日、長身の石清水とひとつの球技に出会う。その球技とはラグビー。「ラグビーにはエースストライカーも4番バッターもいない。 ボールを持ってる奴が主役なんだ」。凸凹コンビが紡ぐ青春楕円物語がここに開幕する――!原作は、雨瀬シオリによる月刊「モーニング・ツー」(講談社)にて連載中の本格高校ラグビー漫画。個性豊かなキャラクターたちのピュアな青春を生き生きと描き出し、その熱い青春ドラマに現役の部活生・ラガーマンのみならず、女性層をも巻き込んだ幅広い世代の支持を集めている。2016年よりTVアニメ化が決定しており、メインキャストには千葉翔也、安達勇人らフレッシュな若手声優が抜擢。彼らと細谷佳正、逢坂良太という実力派声優がスクラムを組むことでさらに注目を集めている。史上初のラグビーを題材としたTVアニメとして話題の本作のキャラクターたちが、この度、12月27日(日)より開催される「第95回全国高等学校ラグビーフットボール大会」のTV中継に登場。国内最大4チャンネルのスポーツテレビ局「J SPORTS」にて、1月11日(月・祝)までの大会期間中、全54試合をTVと「J SPORTSオンデマンド」で生中継するが、その中で、原作のキャラクタービジュアルが登場し、花園という高校ラグビー最高峰の舞台で闘う高校生たちを応援するという。ラグビーに青春をかける高校生たちが、2次元、3次元の枠を超えて一堂に会する瞬間をお見逃しなく。「第95回全国高等学校ラグビーフットボール大会」は、J SPORTSにて12月27日(日)から1月11日(月・祝)まで生中継。「ALL OUT!!」は2016年、TVアニメ放送。(text:cinemacafe.net)
2015年12月25日12月21日、スーパーラグビー(SR)日本チーム・サンウルブズの発表記者会見が行われた。ヘッドコーチにはマーク・ハメットが就任した。現役時代はクルセイダーズで4度の『SR』優勝に貢献、オールブラックスとして2度の『W杯』を経験。さらにヘッドコーチとして、『SR』のハリケーンズを率いた。ハメットHCは「クルセイダーズは『SR』で7回優勝しているが、一年目は最下位だった。最下位だったが、『SR』で勝つための礎を築いた。サンウルブズでも礎を作りたい。新しいチームのカルチャーを作りたい」と意気込みを語った。気になる34名のメンバーは以下の通り。【FW】稲垣啓太(パナソニック)、三上正貴(東芝)、山本幸輝(ヤマハ発動機)、有田隆平(コカ・コーラ)、木津武士(神戸製鋼)、堀江翔太(パナソニック)、垣永真之介(サントリー)、具智元(拓殖大)、平野翔平(東海大)、大野均(東芝)、真壁伸弥(サントリー)、エドワード・カーク、ティモシー・ボンド、リアキ・モリ、ファアティンガ・レマル(宗像サニックス)、細田佳也(NEC)、村田毅(NEC)、アンドリュー・デュルタロ、トーマス・レオナルディ【BK】井上大介(クボタ)、日和佐篤(サントリー)、矢富勇毅(ヤマハ発動機)、立川理道(クボタ)、トゥシ・ピシ(サントリー)、田村優(NEC)、デレック・カーペンター(トヨタ自動車)、パエア・ミフィポセチ(NTTドコモ)、山中亮平(神戸製鋼)、アマナキ・ロトアヘア(リコー)、山田章仁(パナソニック)、ジョン・スチュワート、笹倉康誉(パナソニック)、山下一(豊田自動織機)、リアン・フィルヨーン記者会見に出席した選手たちは次のように語った。「今やらないでいつやるだという気持ち。また新しい歴史を作りたい。勝負事なので負けてもいいゲームなんてない。決勝トーメント進出をまず目指したい」(山田)「世界最高のリーグで戦うのは楽しみ。簡単ではないが、チームの礎を作りたい」(矢富)「2019年に向けて、チームとしても個人としても素晴らしいチャンスをもらった。決勝トーナメントを目指したい」(垣永)「私の一番の強みはアグレッシブさ。そのアグレッシブさをチームに還元したい」(カーク)ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカを舞台に世界最高峰のラグビーリーグとして知られるSR。今季から日本とともにアルゼンチンチームも参戦し、『W杯』4強すべてが揃うことになった。南アフリカカンファレンス1を戦うサンウルブズは、2月27日(土)・秩父宮ラグビー場でライオンズとの初戦を迎える。チケットは1月16日(土)プレイガイド先行販売、1月23日(土)一般発売。
2015年12月21日W杯で24年ぶりの勝利。しかも相手は強豪南アフリカという大金星。今大会で一躍注目を浴びたニッポンのラグビー。現在行われている企業チームによるトップリーグのチケットも完売続出だ。興味はあるけれどルールが分からない、用語が難しそう。二の足を踏んでいるアンアン読者に、「ラグビーは、シンプルなゲーム。しかもサッカーでいうゴールや野球でいうホームランのシーンが、毎分のようにあります。格闘技とボールゲームのふたつの要素を楽しむことができるのも魅力」と、日本代表のウィングを務めた山田章仁選手。ラグビーのイロハの手ほどき、お願いします。■ラグビーは、陣取りゲームである。最初に知っておきたいのは、長方形のグラウンドの真ん中にあるハーフウェイラインを境に、敵と味方の陣地が分かれているということ。「インゴール」という敵地の“城”にあたるエリアの地面にボールをつければ、陣取り完了。「ラグビーは陣取りゲームなので敵地深く進むほど有利。サッカーのようにボールを自陣に戻さず、ひたすら前に進むスポーツです。最終的にゴールラインを割った方が勝ち。シンプルでしょう?」■選手は、ポジションによって背番号が決まる。ラグビーのメンバーは、基本的には15人。1番から15番までポジションによって背番号が決まっている。「1番から8番がフォワード。ガツガツボールを取りに行ったり敵に当たったりするポジションで、カラダが大きい縁の下の力持ちです。9番から15番はバックス。パスを回して得点を狙うので、機動力が重要。ちなみに僕は11番か14番、バックスの中でもウィングといって、トライを決めるポジションです」■ボールを運ぶのに手も足も使っていいが、決まりがある。敵陣に向かって前へ前へボールを運んでいくといっても、その運び方には決まりがある。ボールを前方に投げるのは反則。投げる方向は真横か後ろ。落としたボールが前に進んでしまったり、手や腕に当たったボールが前に進んでしまった場合も反則をとられる。ただし、キックでボールを前方に進めるのはOKだ。「ボールを前に投げてしまうことをスローフォワード、前に落としてしまうことをノックオンといいます。ただ、どちらも手が滑ったりつい落としてしまうわけで、反則というよりはミスに近いプレーと見なされます」◇やまだ・あきひとパナソニック ワイルドナイツ所属。慶應義塾大学で頭角を現し、ホンダ、三洋電機を経て現在のチームに。トップリーグでは過去3回優勝、3度のプレーオフトーナメントMVPに。※『anan』2015年12月16日号より。写真・土佐麻理子イラスト・福家聡子文・石飛カノ
2015年12月13日今世間で大きな注目を集めている「ラグビー」を題材とした史上初のTVアニメ『ALL OUT!!(オールアウト)』。2016年よりTVアニメ化の発表が行われている本作のメインキャストが明らかにされた。『ALL OUT!!』ストーリー概要背が小さいことを気にしている祇園健次は、神奈川高校(ジンコー)の入学式当日、長身の石清水とひとつの球技に出会う。その球技とは――ラグビー。凸凹コンビが紡ぐ青春楕円物語、ここに開幕!!今回発表されたキャストは4人。祇園健次(ぎおん・けんじ)役を千葉翔也、石清水澄明(いわしみず・すみあき)役を安達勇人、赤山濯也(せきざん・たくや)役を細谷佳正、八王子睦(はちおうじ・むつみ)役を逢坂良太がそれぞれ担当する。○TVアニメ『ALL OUT!!』登場キャラクター&キャストからのメッセージ■祇園健次(ぎおん・けんじ) cv.千葉翔也神奈川高校ラグビー部1年。入学式の日、ラグビーと出会う。小柄だが、負けん気は人一倍。(千葉翔也からのメッセージ)祇園健次役を演じさせていただきます、千葉翔也です。これから祇園君と一緒に僕も挑戦し続けて、作品の熱さを皆さんに伝えられるように、一生懸命頑張りたいと思います。よろしくお願いします!■石清水澄明(いわしみず・すみあき) cv. 安達勇人神奈川高校ラグビー部1年。ポジションはロック。ラグビー経験者で高身長だが、普段はオドオドしている。(安達勇人からのメッセージ)この度石清水澄明の声を担当させていただくことになりました安達勇人です。正直オーディションのお話をいただいてから、初めて原作を読ませていただきました。そして気付いたらすっかり僕自身このマンガにハマっていました。心の底からこの役をやりたいなって思ってたので、決まった時は思わず嬉し過ぎて逆に沈黙しました。石清水への愛は誰にも負けません。原作ファンの方々の想いにしっかりお応えできるよう頑張ります。応援よろしくお願いいたします!■赤山濯也(せきざん・たくや) cv. 細谷佳正神奈川高校ラグビー部3年。ポジションはナンバーエイト。圧倒的迫力を持つ、キャプテン。礼儀に厳しい。(細谷佳正からのメッセージ)今回、赤山役をやらせていただくことになり、とても有難く、嬉しく思います。ラグビー自体は、僕にとって身近なスポーツではなかったためルールにも詳しくはないのですが、作品には熱い青春がたくさん詰まっています。ただ楽しい!というだけではなく、学生時代にしか味わえない、今の僕からすると羨ましいとも思える、特別な“悔しさ"や“喜び"という感情を、丁寧に視聴者の皆様に伝えていければと思います。よろしくお願いいたします!■八王子睦(はちおうじ・むつみ) cv. 逢坂良太神奈川高校ラグビー部3年。ポジションはフッカー。いつもニコニコしていて面倒見の良い副キャプテン。(逢坂良太からのメッセージ)まさか、今回八王子役をやらせていただくことになるとは思っていなかったので、本当にびっくりしています。八王子は副キャプテンとして全体をよく見て、みんなをまとめている部員からの信頼感を得ているキャラクターです。ラグビー自体はやったことがないので原作を読んでまだポジションの名前を知った程度ですが、熱い男の魂みたいなものをひしひしと感じる作品ですので、精一杯やりたいと思います!○ドラマCD付き特装版発売決定今回発表されたキャスト4人が登場する、ドラマCD付き特装版コミック8巻の発売も決定。また、この機会に『ALL OUT!!』を読み始める人のために1巻特装版も同時発売! いずれも2016年2月23日(火)の発売予定で、8巻通常版も同時発売となる。なお、ドラマCDの内容は8巻特装版と1巻特装版で同じものとなる。そのほか詳細はアニメ公式サイトなどをチェックしてほしい。(C)雨瀬シオリ/講談社
2015年11月20日先日開催されたワールドカップでの熱戦で、いま最も注目を集めているスポーツ“ラグビー”を題材にした史上初のTVアニメ「ALL OUT!!」。話題沸騰中の本作から遂にメインキャストが発表。細谷佳正、逢坂良太という実力派声優陣に、フレッシュな若手声優・千葉翔也&安達勇人らが集結した。背が小さいことを気にしている祇園健次は、神奈川高校の入学式当日、長身の石清水とひとつの球技に出会う。その球技とはラグビー。「ラグビーにはエースストライカーも4番バッターもいない。 ボールを持ってる奴が主役なんだ」。凸凹コンビが紡ぐ青春楕円物語がここに開幕する――。主人公の祇園健次を演じるのは、TVアニメ「終わりのセラフ」祐二役や「幸腹グラフィティ」に出演する千葉翔也。映画『ナイト ミュージアム』シリーズでは主人公の息子・ニック・デリー役の吹き替えを担当した。本作が、千葉さんにとっては自身初のメインキャストとなるが、「これから祇園君と一緒に僕も挑戦し続けて、作品の熱さを皆さんに伝えられるように、一生懸命頑張りたいと思います。よろしくお願いします!」と熱い意気込みを寄せた。ラグビー経験者で高身長だが、普段はオドオドしている石清水を演じるのは、「ミュージカル忍たま乱太」シリーズ善法寺伊作役など舞台でも活躍しており、声優としては本作が出演3作目でありながらメインキャストの座を射止めた安達勇人。オーディションのオファーがあってから原作を読んだそうだが、「気付いたらすっかり僕自身このマンガにハマっていました。心の底からこの役をやりたいなって思ってたので、決まったときは思わず嬉し過ぎて逆に沈黙しました。石清水への愛は誰にも負けません。原作ファンの方々の想いにしっかりお応えできるよう頑張ります」と、こちらも熱い思いをコメントした。そして、彼らの先輩にあたる神奈川高校ラグビー部3年、圧倒的迫力を持つキャプテン・赤山濯也役に、「ハイキュー!!」東峰旭役、「ダイヤのA」結城哲也役、「黒子のバスケ」日向順平役など…数々の青春スポーツアニメに出演する細谷佳正。「作品には熱い青春がたくさん詰まっています。ただ楽しい!というだけではなく、学生時代にしか味わえない、いまの僕からすると羨ましいとも思える、特別な“悔しさ”や“喜び”という感情を、丁寧に視聴者の皆様に伝えていければ」と作品の魅力を語った。同じく3で、いつもニコニコしていて面倒見の良い副キャプテン・八王子睦役を、「ダイヤのA」沢村栄純役、「つり球」真田ユキ役などで知られる逢坂良太。「まさか、今回八王子役をやらせていただくことになるとは思っていなかったので、本当にびっくり」と今回の出演の感想を述べ、「ラグビー自体はやったことがないので原作を読んでまだポジションの名前を知った程度ですが、熱い男の魂みたいなものをひしひしと感じる作品ですので、精一杯やりたいと思います!」と意欲を見せた。フレッシュでネクストブレイク必至な若手声優・千葉さんと安達さんが、数々のアニメでメインキャストを務め、人気・実力ともに兼ね備えた細谷さん、逢坂さんと“スクラム”を組んで生み出す新たな青春スポーツ作品!彼らを囲む追加キャストや主題歌情報など、さらなる続報を楽しみに待ちたい。「ALL OUT!!」は2016年、TVアニメ放送。(text:cinemacafe.net)
2015年11月20日「ラグビーワールドカップ2015イングランド大会」での日本代表の活躍により、ラグビーネタをテレビでは見ない日はないほどにフィーチャーされるようになりましたね。2019年には「ワールドカップ日本大会」の開催もひかえるなど、さらなる話題を提供してくれそうです。現在は国内リーグも開始され、来年からは世界最高峰リーグ・スーパーラグビーへの日本チームの進出(チーム名は“サン ウルヴズ”)も決定。日本ラグビーチームへの注目度は、国内のみならず、海外でもうなぎのぼりです! しかし、「じつはラグビーのことはよくわからなくて…」という女子も多いのではないでしょうか。細かいルールは後まわしでも大丈夫。まずは安心して楽しめる基本の「キ」を紹介します!1.ラグビーとは紳士のスポーツである!激しいタックルにスクラム…国内では「格闘技みたいでこわい」「こわい人たちのスポーツ」というイメージが強かったラグビー。じつは、紳士のスポーツでもあるんですよ。フェアプレーはもちろん、どんなに激しいプレーのなかでも、乱闘などもありません。乱闘の数でいったら、野球の方が断然多いくらいです(笑)。プレーはタフでも、女子が敬遠するような、こわいスポーツではないんですよ!2.スタジアムは意外と年配層が多い試合会場として使われることの多い秩父宮ラグビー場。行ってみると意外とおじさまたちが多いことに気づきます。1980年代に放送された山下真司さん主演のドラマ「スクール・ウォーズ」の大ヒットもあり、かつては日本にもラグビーブームがあったそう。おじさまたちが多いせいか、女子が行くとよろこんでもらえます。ビール片手にいつの間にか意気投合! ときには解説付きで観戦することも。3.イケメン選手がいっぱい!日本チームきってのイケメン、五郎丸歩選手の人気が高まり、テレビへの露出も急増しています。じつは、どのチームにも、引きしまったマッチョなイケメンはいるのです。ラグビーはさまざまな体形の人が活躍できるスポーツでもあることから、体の大きな人から小柄な人など、タイプもいろいろ。そして、どの選手も筋肉はムキムキです!100kg前後の選手も多いのに、そうは見えないととのった筋肉もラグビー選手の魅力のひとつです。筋肉好きはもちろん、「ゴリマッチョはちょっと…」という人でもタイプの選手を見つけられるはずです。4.防寒グッズを忘れずにラグビーは、屋外スポーツなのに、冬のスポーツです。手ぶらで行くと、見ている間に限界…なんてことになりかねないので、膝かけやホッカイロを持参すると「わかってるな」と思われることでしょう。ホッカイロは多めに持っていくと、まわりとのコミュニケーションツールにもなりやすいのでオススメです。このように、ラグビーは、決して敷居の高いスポーツではありません。この冬は、ぜひグラウンドに足を運んでみてくださいね。
2015年11月08日TC エンタテインメントは12月22日、『ラグビー日本代表 五郎丸歩 ~桜のエンブレムを胸に~』DVD&『ラグビー・ワールドカップ2015 日本代表の軌跡 ~歴史を変えたJAPAN WAY~ 【Blu-ray】』を同時発売する。○日本中を熱狂させたラグビー日本代表の勇姿を収録『ラグビー日本代表 五郎丸歩 ~桜のエンブレムを胸に~』DVDは、日本中を熱狂させたラグビー日本代表の中心選手、五郎丸歩のプライベートDVD。輝きを放ったワールドカップの名場面やTV未放映の記者会見&トレーニング秘蔵映像が満載の内容となっている。甘いマスクとクールないで立ち、そして185cm、100kgと恵まれた体格を活かし大金星の立役者となった日本代表のエース・五郎丸歩の、その魅力のすべてを1枚に収めた。ワールドカップでマン・オブ・ザ・マッチを2度獲得する活躍を見せた名場面プレー集に加え、日本代表のワールドカップの舞台裏に密着。五郎丸選手の記者会見、そしてトレーニング風景が満載のドキュメンタリー映像を特別収録している。カラー/本編約80分/16:9LB/片面1層で、価格は3,800円(税別)。なお、仕様は変更となる場合がある。『ラグビー・ワールドカップ2015 日本代表の軌跡 ~歴史を変えたJAPAN WAY~ 【Blu-ray】』は、日本中を熱狂させたラグビー日本代表の激闘全4試合を完全収録。世界スポーツ史上最大の番狂わせと言われる「日本vs南アフリカ戦」も収録した永久保存版となる。ワールドカップで24年もの間、勝利のなかった日本代表がイングランドで行われたラグビーワールドカップ2015大会で、3位の強豪南アフリカに劇的勝利。日本中が興奮した80分間の激闘「日本vs南アフリカ戦」を完全ノーカット収録した。さらにはワールドカップ期間中、日本代表チームに密着取材をし、テレビ未放映の合宿トレーニング風景、記者会見映像などをまとめたバックステージドキュメンタリーを特別収録。日本代表勝利の真実を徹底検証している。また「神実況」とネットで話題になった、「JSPORTS日本vs 南アフリカ戦」矢野武実況も収録した(JSPORST試合映像を収録)。カラー/本編 340 分(予定)/16:9LB/1層/2枚組で、価格は9,500円(税別)。デジパック仕様で、特典としてブックレットを封入した。なお、仕様は変更となる場合がある。
2015年11月05日公益財団法人日本ラグビーフットボール協会は11月2日、「ゴジラ」が日本ラグビーの最高峰リーグである、トップリーグの応援キャラクターに就任したことを発表した。「ジャパンラグビートップリーグ2015-2016プレスカンファレンス」では、各チームの監督、キャプテン、先のワールドカップイングランド大会で日本中に感動を与えた日本代表チームの選手たちとともにゴジラもステージに登場した。ラグビーワールドカップ2015日本代表の五郎丸歩選手(ヤマハ発動機ジュビロ)は、「小さい時からなじみ深いヒーローで、強いゴジラとラグビーがコラボしたことは非常に楽しみです。ゴジラ目当てに会場に来たファンにも、ラグビーの魅力をアピールしていきたいですね」とコメントした。応援企画第1弾として、12月19日に秩父宮ラグビー場で行われる公式戦を「ゴジラ・デイ」に認定。ゴジラのように力強いプレーでチームに貢献した選手に贈られるゴジラ賞=通称GODZI-MEN(ゴジメン)賞を新設。さらにスタジアムでは、トップリーグとのコラボグッズ、ゴジラも火を噴く(熱線=熱戦)激辛メニューの発売も予定している。TM & (C)TOHO CO., LTD.
2015年11月04日ラグビー日本代表の五郎丸歩選手が28日、都内で行われた映画『トランスポーター イグニション』(公開中)の大ヒット記念舞台挨拶イベントに、EXILE SHOKICHIと共に登場した。ラグビーワールドカップイングランド大会で活躍した五郎丸選手は「これを機にラグビーというスポーツをみなさんに知っていただけたら」と期待。ラグビーの国際統括団体ワールドラグビーが発表した「トライ・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀トライ)の候補に、五郎丸選手がワールドカップの南アフリカ戦で挙げたトライが入ったことについて、「ほかの14人がしっかり引き継いでくれてトライをとったので、僕のトライというよりも日本ラグビーのトライととらえています」と語った。そして、初の舞台挨拶という場に「試合以上に緊張します」と照れ笑い。主人公の天才運び屋・フランクとの共通点を聞かれると、「大きな目標に向かって進んでいくところ」と答え、「向かう過程で障害となるものが現れますが、目標だけを見て進んでいくところは共通点」と加えた。また、注目されている五郎丸ポーズについて、「そんなに意味はなく、自分の時間をしっかりつくりたいと。ラグビーはいろんな環境がありますが、自分でぶれない時間を作り出すというところがルーティーンになった」と経緯を明かした。また、本作の日本版主題歌を歌い、EXILEとしてワールドカップのテーマソングも担当したSHOKICHIが、「メンバのグループLINEがあるんですけど、テレビを見て『感動したね』ってLINEしながら見ていました。興奮して最後には感動して、心に突き刺さるものをいただきました」と明かすと、五郎丸選手は「グループLINEでラグビーの話題が出てくるとは不思議ですね」と驚き、「ありがたいですね」と喜んだ。
2015年10月28日泥だらけになるラグビー、そんな土臭いイメージはもう古い!?敵陣へと果敢に体を張って乗り込む勇者たちを、9月18日から始まるワールドカップで要チェック!チームメイトとのじゃんけんに勝ってゲットしたというTシャツ姿で、凛々しくポーズを決める五郎丸歩選手。185cm、100kgたくましい体と甘いマスクは多くの女性に、ここぞとばかりに決めるキックの成功率の高さではラグビーファンに、いま最も注目を集めている、日本代表選手だ。「怪我で倒れたらやかんで水をかける!なんてことはひと昔前の話。ウェアも進化して、汗臭さも半減ですよ(笑)。ラグビーは技術も頭もフルに使うスポーツ。全身で表現し、15人が一つになった時に力を発揮できるのが醍醐味です。まあ軽い事故ともいえる人と人とのぶつかり合い、あの非日常的な光景は、ほかにはない面白さ。そこを楽しんで見てほしいですね」五郎丸選手の落ち着いた話しぶりは、緊迫するゲームの最中に見せる、キックの姿とも重なる。「外れる、外れないなど目に見えないものを恐れるより、今まで積み重ねてきた経験を信じて蹴るだけ。状況に振り回されない冷静さを、いつも大切にしています」そんなハンサムトークから一転、好物のトンカツに話が及ぶと、うれしそうな笑顔がこぼれた。「海外遠征前には絶対に食べます。あのサクサクッとした衣は、日本でしか味わえませんから(笑)」過酷な練習に耐えてきた仲間と共に挑むラグビーワールドカップ。「日本ラグビーの歴史を変えたいと、4年間それだけを目指してきた僕らの姿、見ていてください」◇ごろうまる・あゆむ1986年生まれ。3歳からラグビーを始める。日本代表メンバーでポジションはフルバック。ヤマハ発動機ジュビロに社員契約で所属。オフシーズンはデスクワークも。※『anan』2015年9月23日号より。写真・山本あゆみ構成、文・青野ゆう
2015年09月20日9月18日から開催のラグビー・ワールドカップ。“ラグビーウォッチャー代表”のキャスター・山岸舞彩さんはこういう。「ヨーロッパでは絶大な人気を誇るラグビー。ワールドカップ期間中は、仕事にならないほどの盛り上がりだとか。日本ではルールが複雑と思われがちなラグビーですが、時には一人で、時にはチーム一丸となりボールを敵地に進めるだけ。15人が協力し合い、気持ちを一つにしてトライをする姿にとても感動します。私も細かいルールはわかっていません。“ボールを前に投げない”“ボールを前に落とさない”くらい(笑)。あとはパワーとスピード、その両方を存分に味わうのみ。日本ラグビー界の新たな一歩となる今大会。日本代表がどんなプレーで沸かせてくれるのか、楽しみにしています」山岸さん注目の選手はこちら!■大野 均選手ダンディな口髭とは裏腹?!一途なプレーが女性に人気。「「高校までは野球、ラグビーは大学からの凄腕。卓越したラグビー観と経験値が日本代表には欠かせません」。192cm、37歳。東芝ブレイブルーパス所属、ポジションはロック。■松島幸太朗選手日本ラグビーの未来を担い、進化し続ける注目プレーヤー。日本人離れした身体能力の高さが武器の22歳は、サントリーサンゴリアス所属。「ジンバブエ人の父と日本人の母を持つ彼の力強いプレーに大興奮、もはや目が離せません!」■堀江翔太選手首の手術からの復帰で“世界の堀江”を再び!減量目的に始めたラグビー。その少年が日本代表を牽引!「フッカー(スクラムの要)の力強いハンドリングに注目して」。パナソニック ワイルドナイツ所属。180cm、105kg。■山田章仁選手ボールを持てばスタンドが沸く。力強いプレーに注目!パナソニック ワイルドナイツとスーパーラグビーのウェスタン・フォース所属の30歳。「俊足で、タックルされても踏ん張る強靭なウィング。爆発力のあるスピードも抜群です」■田中史朗選手身長166cm、小柄さを感じさせない実力者。ポジションのスクラムハーフは体力も即決力も必須。「スーパーリーグでも有名な田中選手のスピードと技に、魅了されてください」。パナソニック ワイルドナイツ所属の30歳。◇やまぎし・まい『NEWS ZERO』(日本テレビ系)の月~木曜のレギュラーキャスター。「ニュージーランド代表ソニー・ビル・ウィリアムズ選手にも注目!」※『anan』2015年9月23日号より。写真提供・(C)JRFU
2015年09月20日8月31日、『ラグビーワールドカップ(RWC)2015』に臨む日本代表代最終登録メンバー31名が発表された。エディー・ジョーンズヘッドコーチ(HC)は、「31名の選手は4年間、日本のラグビーを変えるために戦ってくれた。イングランドでは究極の試練が待っている。我々は明日、胸を張って成田を旅立つ。そしてベスト8に入って、また胸を張って成田に戻って来たい」と意気込みを語った。日本代表メンバーは以下の通り。【FW】アイブスジャスティン(キヤノン)、伊藤鐘史(神戸製鋼)、稲垣啓太(パナソニック)、大野均(東芝)、木津武士(神戸製鋼)、ツイヘンドリック(サントリー)、トンプソンルーク(近鉄)、畠山健介(サントリー)、マイケル・ブロードハースト(リコー)、ホラニ 龍コリニアシ(パナソニック)、堀江翔太(パナソニック)、真壁伸弥(サントリー)、アマナキ・レレイ・マフィ(NTTコム)、三上正貴(東芝)、山下裕史(神戸製鋼)、湯原祐希(東芝)、リーチマイケル(東芝)【BK】クレイグ・ウィング(神戸製鋼)、小野晃征(サントリー)、五郎丸歩(ヤマハ発動機)、マレ・サウ(ヤマハ発動機)、立川理道(クボタ)、田中史朗(パナソニック)、田村優(NEC)、廣瀬俊朗(東芝)、日和佐篤(サントリー)、福岡堅樹(筑波大)、藤田慶和(早稲田大)、カーン・ヘスケス(サニックス)、松島幸太朗(サントリー)、山田章仁(パナソニック)9月19日(土)、日本代表は1995・2007年と2度『RWC』を制している南アフリカとの初戦を皮切りに、ベスト4・1回、ベスト8・5回のスコットランド戦(23日(水))、サモア戦(10月3日(土))、アメリカ戦(11日(日))とプール戦がラインナップされている。過去7大会で1勝2分21敗と悔しい思いをしてきた日本代表にとって、厳しい戦いが待っているが、エディーHCはブレない。「『RWC』では日本よりも大きくて力強い相手と戦うことになる。日本は運動量、賢さ、情熱で相手よりも上回る必要がある。この4年間、今回のジャパンほど努力してきたチームはいない。その成果をグラウンドで見せたい」と指揮官は自信を覗かせた。桜のジャージを身にまとう選手たちも同様だ。リーチ主将は「日本のラグビーの歴史を変えられるのはこのメンバーだけ。責任を果たす」とキッパリ。副将の五郎丸も「日本のラグビーを変えることが一番重要。勝たないと始まらない」と誓った。3度目の『RWC』出場となる最年長37歳の大野が「過去2大会は悔しさが残る大会だった。ファンに誇りに思ってもらえるような結果とパフォーマンスを見せたい」と言えば、ふたりの大学生も「すべてを出し切って笑顔で帰国したい」(福岡)、「歴史を変えるワンチャンスを生かして帰って来たい」(藤田)と語った。史上最強の日本代表の、史上最大のチャレンジがいよいよ始まる。
2015年08月31日8月7日、『ラグビーワールドカップ(RWC)2015』へ向けた、日本代表第四次候補選手発表記者会見が行われた。6月29日に発表された第三次候補選手39名から変更はなく、リーチ マイケル主将やFB・五郎丸歩、SH・田中史朗、HO・堀江翔太らが名を連ねた。リポビタンDチャレンジカップ2015 チケット情報日本代表第四次メンバーは次の通り。【FW】アイブスジャスティン(キヤノン)、伊藤鐘史(神戸製鋼)、稲垣啓太(パナソニック)、宇佐美和彦(キヤノン)、大野均(東芝)、垣永真之介(サントリー)、木津武士(神戸製鋼)、ツイヘンドリック(サントリー)、トンプソンルーク(近鉄)、畠山健介(サントリー)、平島久照(神戸製鋼)、マイケル・ブロードハースト(リコー)、ヘイデン・ホップグッド(-)、ホラニ 龍コリニアシ(パナソニック)、堀江翔太(パナソニック)、真壁伸弥(サントリー)、アマナキ・レレイ・マフィ(NTTコム)、三上正貴(東芝)、村田毅(NEC)、山下裕史(神戸製鋼)、湯原祐希(東芝)、リーチマイケル(東芝)【BK】クレイグ・ウィング(神戸製鋼)、内田啓介(パナソニック)、小野晃征(サントリー)、五郎丸歩(ヤマハ発動機)、マレ・サウ(ヤマハ発動機)、立川理道(クボタ)、田中史朗(パナソニック)、田村優(NEC)、廣瀬俊朗(東芝)、日和佐篤(サントリー)、福岡堅樹(筑波大)、藤田慶和(早稲田大)、カーン・ヘスケス(サニックス)、ティム・ベネット(キヤノン)、松島幸太朗(サントリー)、山田章仁(パナソニック)、山中亮平(神戸製鋼)エディー・ジョーンズヘッドコーチ(HC)は、1勝3敗に終わった『パシフィックネーションズカップ(PNC)2015』をこのように振り返った。「結果について残念だ。だが、すべては『RWC』のためのテストマッチだ。スクラムは何年前かのレベルに戻ってしまった。アタッキングラグビーもできていなかった。ブレイクダウン(接点)も課題だ。ボールキャリアーがあと1秒持ちこたえなくてはいけない」。8月15日(土)・秩父宮ラグビー場での世界選抜戦、22日(土)・レベルファイブスタジアム、29日(土)・秩父宮でのウルグアイ代表戦でも、指揮官は「『RWC』への準備を最優先する」。『PNC』がそうだったように、「手の内は見せずに、システム、アイデアの準備を進める」とともに、メンバー31名への絞り込みも行うのだ。さらに、選手たちへ強烈なメッセージを送った。『RWC2015』で選手に求める姿勢を問われると、エディーHCは「国のために死んでも戦うという姿勢が必要」とキッパリ。さらに「(対戦相手とは)サイズの違いがある。だが、どれだけ勝ちたいのか。どれだけ国のために身体を張れるのか。何が何でも勝ちに行く貪欲さが絶対条件だ」と続けた。『RWC2015』へ向けて、国内最後の3連戦となる『リポビタンDチャレンジ2015』のチケットは発売中。
2015年08月07日6月29日、『パシフィック・ネーションズカップ(PNC)2015』に出場する『ラグビーワールドカップ(RWC)2015』日本代表第3次候補選手発表記者会見が行われた。エディー・ジョーンズヘッドコーチ(HC)は、リーチ マイケル主将、副将のFB・五郎丸歩、37歳の最年長LO・大野均ら37名を選出(別途負傷選手2名を選出)。リポビタンDチャレンジ2015 チケット情報ジョーンズHCは、「『PNC』は全部勝ちに行くが、『RWC』のテストでもある。『PNC2011』に優勝した国はどこでしょう? その後の『RWC2011』で何が起こったのか。『RWC』前に勝利しても、それは見せかけの勝利でしかない。(PNCの)カナダ戦は(RWCの)南アフリカ戦、(PNCの)フィジー戦は(RWCの)サモア戦を想定したゲームになる。(PNC、RWCで戦う)アメリカ戦はポーカーをやるようなもの。手の内は明かさない」と7月18日(土)に開幕する『PNC』の位置付けを語った。ちなみに日本代表は『PNC2011』で優勝を果たしながら、『RWC2011』で1分3敗に終わっている。日本代表は『PNC』でどんなテストを実施するのか。ジョーンズHCは次のように明かした。「『RWC』までに何が必要か。セットピースで勝つこと。いいディフェンスをすること。チャンスで得点することだ。今、スクラムを重点的にトレーニングしている。ラインアウトでもいい練習はできている。トレーニングの成果を『PNC』で試し、結果を見せたい」。指揮官は『PNC』が日本代表メンバーのサバイバルの場になると言う。「『PNC』が終わった後、6名の選手は残念な思いをする。現状のパフォーマンスと今までの積み重ね、メンタルの状態、これからの伸び代、すべてを考慮して選手選考をする」。さらにジョーンズHCは、『RWC』メンバーの31名について、言及した。「『RWC』は毎試合ベストメンバーを選ぶ。3・4名は試合に出ない選手がいるかもしれない。その3・4名は試合に出なくてもチームにいい影響を与える選手が望ましい。何が言いたいかと言えば、キンちゃん(大野)みたいな選手が31名必要だ」。日本代表は7月6日(月)に今年7度目の宮崎合宿に突入し、7月12日(日)に『PNC』の舞台、アメリカへ旅立つ。8月3日(月)まで『PNC』4試合を戦い、その1週間後には再び宮崎合宿を敢行する。8月15日(土)・世界選抜戦・秩父宮ラグビー場、22日(土)・ウルグアイ代表戦・レブルファイブスタジアム、29日(土)・ウルグアイ代表戦・秩父宮ラグビー場の『リポビタンDチャレンジ2015』3試合の間にも、2回の宮崎合宿が組み込まれている。9月1日(月)にはイングランドへ渡り、19日(土)・南アフリカとの『RWC2015』初戦に向けて準備を進める。まさにラグビー漬けの毎日である。『リポビタンDチャレンジ2015』3試合のチケットは、7月9日(木)午前10時~7月10日(金)午後11時59分まで先行先着「プリセール」受付、7月11日(土)午前10時より一般発売。
2015年06月30日4月30日、『アジアラグビーチャンピオンシップ2015』香港代表戦の日本代表メンバー発表記者会見が行われた。エディー・ジョーンズ日本代表ヘッドコーチ(HC)は、3番(右プロップ)に主将の畠山健介、7番(右フランカー)に2キャップ目の村田毅、11番(左ウイング)にスーパーラグビーに参戦中の山田章仁、14番(右ウイング)に2キャップ目の松井千士、15番(フルバック)に不動の五郎丸歩らを選出。ジョーンズHCと畠山主将は、ラグビー日本代表の応援キャラクターに決定した手塚治虫原作の漫画『鉄腕アトム』のコラボレーションTシャツを着て登壇した。アジアラグビーチャンピオンシップ2015 チケット情報指揮官が「我々はベストの23名を選んだ。このゲームのために2週間にわたりタフなトレーニングをしてきた。前の試合よりもいいパフォーマンスができると信じている」と語れば、主将も「23名がいいパフォーマンスができるようにいち選手、そしてリーダーとして役割を果たしたい」とキッパリ。ジョーンズHCは5月2日(土)・秩父宮ラグビー場で開催される香港戦を点では捉えていない。「香港戦だけではなく、これからの試合すべてが『ラグビーワールドカップ(RWC)』へ向けての積み重ねとなる。『RWC』への道であり、9月19日(土)(南アフリカとの初戦)にチームをピークへ持っていくためにやる」。ゆえに、ポジション争いも激化する。ジョーンズHCはウイングのポジションに言及した。「ウイングには藤田(慶和)、松井、山田、カーン・ヘスケス、松島幸太朗の5人がいる。『RWC』のメンバーは3枠だろう。山田がその3枠に入るかどうかのテストになる」。2003年『RWC』で豪州代表を準優勝に導き、2007年『RWC』では南アフリカ代表のアドバイザーとして優勝に貢献した世界的名将の要求は高い。長足の進歩を見せるスクラムについても、「非常に上達しているが、『RWC』を考えるとまだまだやるべきことはある」と指摘する。畠山も「(昨年 11月の)グルジア戦からしっかりミーティングをして、選手たちでお互いに確認しながら進めている。まだ完成していないし、やり続ける中で見えてくるものもある」と同意した。さらに主将は「『RWC』メンバーにふさわしいゲームをしてくれるたろう」と語った。『アジアラグビーチャンピオンシップ2015』は、5月2日(土)・秩父宮ラグビー場で日本代表×香港代表、5月9日(土)・レベルファイブスタジアムで日本代表×韓国代表がキックオフ。香港戦では日本代表応援キャラクター・鉄腕アトムが来場し、オリジナルグッズも販売される。また、日本代表の桜ジャージを着た来場者には、日本代表選手のテストマッチ出場歴を示すキャップに相当する桜レガシーをプレゼント。チケット発売中。
2015年05月01日ラッセル・クロウが22日(現地時間)に行なわれたアカデミー賞授賞式への出演依頼を断っていたことが分かった。理由はラグビーの試合観戦だという。22日、ラッセルはイギリス北西部に赴き、ラグビーのワールドクラブ・チャレンジの「サウス・シドニー・ラビトーズ」の試合を観戦した。同日にアメリカ・ロサンゼルスで開催された第87回アカデミー賞授賞式のプレゼンター役の打診があったが、「ラビトーズ」の共同オーナーであり、試合観戦を優先したという。「ライアン・ゴズリングと一緒にプレゼンターをやる話があったんだ。でも、先方から日程を聞いて、『悪いけど、先約があるんだ』と言ったんだよ」と語ったラッセル。「世界の中にはまったくラグビーが知られていない地域もあるけど、じっくりルールを説明して、試合映像を見せれば、誰もがすぐ夢中になるよ」とラグビーの布教活動にも熱心な様子。本業である映画界最大のイベントを蹴ってしまうほどの情熱を注いでいるとあって、「ラビトーズ」がイギリスのクラブチーム「セント・ヘレンズ」に39対0で圧勝し、大満足だったようだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年02月25日1月13日、ジャパンラグビー トップリーグ プレーオフトーナメント『LIXIL CUP 2015』の記者会見が行われた。1月24日(土)・25日(日)のセミファイナルを経て、2月1日(日)・秩父宮ラグビー場でのファイナルで覇権を目指す4強の監督・ヘッドコーチ(HC)・主将が一堂に会した。ジャパンラグビー トップリーグ チケット情報セミファイナルではセカンドステージ1位通過した初代トップリーグ王者・神戸製鋼が8季ぶり2回目のプレーオフ進出を果たしたヤマハ発動機と、2位通過となった前年王者・パナソニックが最多V5を誇る3位・東芝と激突する。来るべき決戦へ向けて、指揮官と主将は以下の通り、意気込みを語った。「これまでの戦いはタフだったが、前回のヤマハ戦もタフだった。次の試合で勝利するために我々は残り時間で課題をクリアしないといけない」(神戸製鋼・ギャリー・ゴールドHC)「初年度から優勝から遠ざかっている。今季やってきたことをぶつけ、今年こそ優勝したい」(同・橋本大輝主将)「この舞台に立つために日々選手たちを鼓舞してきた。伸び代という点では我々が一番だと自負している」(ヤマハ発動機・清宮克幸監督)「自分たちがやってきたことを信じて、前回は神戸に完敗を喫しているので、リベンジしたい」(同・三村勇飛丸主将)「神戸製鋼×ヤマハの結果は考えていない。パナソニック戦だけに集中して臨む」(東芝・冨岡鉄平HC)「厳しい14試合を戦いプレーオフに臨めることを光栄に思う。パナソニックに我々らしいラグビーで臨みたい」(同・森田佳寿主将)「我々と東芝の間には長い歴史がある。次の試合でも何かしらのドラマが生まれることだろう」(パナソニック・ロビー・ディーンズ監督)「東芝はパナソニック戦で特に情熱を持ってくるので、僕たちも負けない情熱を持って試合に臨みたい」(同・堀江翔太主将)指揮官には、自軍のキーマンは誰か、質問が挙がった。「具体的な名前は挙げない」(ゴールドHC)「デューク・クリシュナンの才能が開花すれば素晴らしい」(清宮監督)「森田に東芝のパッションを示した戦いをしてもらう」(冨岡HC)「堀江主将。ディシジョンメイキングが重要になる」(ディーンズ監督)12年目のトップリーグの勢力図は果たして変わるのか。1月24日(土)・近鉄花園ラグビー場での神戸製鋼×ヤマハ発動機、1月25日(日)・秩父宮ラグビー場での東芝×パナソニックのセミファイナルのチケットは1月17日(土)午前10時一般発売。2月1日(日)・秩父宮ラグビー場でのファイナルのチケットは発売中。
2015年01月14日日本ラグビーフットボール協会は12月19日、ラグビー日本代表選手、日本代表経験選手を含む、社会人ラグビー・トップリーグに所属する選手計17名を起用した「トップリーグプレーヤーズ カレンダー2015」を発売した。2015年は、「オリンピック」「サッカーワールドカップ」に次ぐ世界三大スポーツイベントの一つと言われる「ラグビーワールドカップ」がイングランドで開催される。2019年大会は日本での開催が決定しており、競技としての機運に期待が高まっている。ラグビーは、選手の体格に応じて15通りものポジションが存在する。今回発売したカレンダーでは、17名の選手が登場。ポジションごとに個性が違う、選手の鍛え上げられた健康的な筋肉を披露している。同協会は「試合のときの表情とは違う一面を見ることで、より多くの人にラグビーに関心を持ってほしい」とコメントしている。同商品は、12月19日にJ SPORTSオンラインショップで販売開始する。価格は1,080円(税込)。販売数は2,000部。なお、売り上げの5%は、「JRFU ラグビーファミリー支援会」に寄付される。
2014年12月19日10月14日、11月に開催される『リポビタンDチャレンジカップ2014』『リポビタンDツアー2014』へのラグビー日本代表メンバー発表記者会見が行われた。主将であり、フランカー(FL)のリーチ マイケル、最多キャップ保持者のロック(LO)・大野均、フルバック(FB)・五郎丸歩ら30名の日本代表スコッドが選出された。世界の一流選手を集めたイギリスの名門・バーバリアンズに選ばれたスクラムハーフ(SH)・田中史朗や負傷しているフッカー(HO)・堀江翔太、ナンバー8(NO.8)・ホラニ龍コリニアシら主力8名を欠いたメンバーとなったが、エディー・ジョーンズヘッドコーチ(HC)は他の選手にとってはチャンスだと話した。リポビタンDチャレンジカップ2014<日本代表対マオリ・オールブラックス>チケット情報「今回のメンバーには8名のトップ選手がいない。8人全員のキャップ数を合わせると200ぐらいになる。この差を埋めるのが今回のテーマ。新たに代表に入った選手や戻ってきた選手にとって、これはチャンス。来年の『ラグビーW杯(RWC)』に出場できる力があることを示してほしい」指揮官の期待を選手たちも理解している。2007年『RWC』に出場したSH・矢富勇毅は、「前回の合宿に呼ばれた時は、チャンスを“与えてもらった”という印象でしたが、今回は海外遠征もあるメンバーに入り、“選ばれた”という実感があります」とコメントを発表した。初選出の3人も、「日本代表スコッドに選出され、大変光栄です。求められる役割をしっかり全うし、このチャンスを活かしてアピールしたいと思います」(プロップ(PR)・垣永真之介)、「NTTコムから初の現役日本代表であることを自覚し、日本のためにベストを尽くし、試合に向けて準備してまいります」(NO.8・アマナキ・レレイ・マフィ)、「私は日本代表として、自分の100%を出すことを楽しみにしています」(ウイング(WTB)・センター(CTB)・カーン・ヘスケス)と喜びと同時に意気込みを表した。ケガ人などで主力を欠いたからと言って、敗戦の言い訳にはしない。11月1日(土)・8日(土)に国内でマオリ・オールブラックスとの2連戦、11月15日(土)・ルーマニア代表、23日(日)・グルジア代表との欧州遠征に臨む指揮官は、勝利とともに2015年9月に迫った『RWC』を見据える。「これからすべての試合で『RWC』と同じように勝ちに行く」とキッパリ。『RWC』初戦の相手・南アフリカ戦の試金石となるマオリ・オールブラックス戦に向けて、「我々がボールをキープしないといけない。だから、アタックを仕掛ける。我々の最良のディフェンスはアタック。出足良く攻めていきたい」と戦術を明かした。さらに、自信を問われると、「非常にある」とニヤリ。現在、テストマッチ10連勝中、6月にはIRB世界ランキング最高位となる10位にランクされた日本代表が、11月1日(土)・ノエビアスタジアム神戸、8日(土)・秩父宮ラグビー場でマオリ・オールブラックスとの『リポビタンDチャレンジカップ2014』に臨む。チケット発売中。
2014年10月15日5月2日、7人制ラグビー『ウイダージャパンセブンズ2013』の記者会見が行われた。今大会は国内初のラグビーの賞金大会として開催される。カップトーナメント優勝賞金100万円を狙い、トップリーグ勢など12チームが雌雄を決する。また、『リオデジャネイロ五輪』で開催される7人制ラグビーの強化のため、五輪を目指す選抜チームも参戦するのだ。日本ラグビー協会・稲垣純一理事・事業委員長は「今後ラグビー界でも賞金大会をやっていきたい。オリンピックへ向けたセブンズの強化ももっともっとやっていかないといけない」と抱負を語った。ウイダージャパンセブンズ2013 チケット情報さらに目玉がある。3月に現役引退を発表したばかりの東芝ブレイブブルーパス・松田努が、ピッチに立つのだ。松田と言えば、41歳9か月5日というトップリーグ最年長出場&トライ最年長記録を持つ鉄人だ。FBとして東芝の黄金期を支えるとともに、日本代表キャップ数も43をマークする。1991年から『ワールドカップ』4大会連続で選出されるとともに、1991年の第1回『ワールドカップセブンズ』にも出場したレジェンドである。記者会見に出席した松田は、開口一番「早くも現役復帰します」と笑いを誘った。松田は『ウイダージャパンセブンズ2013』の出場について悩んでいたと明かした。「4月頃に和田(賢一)監督から今大会を引退試合にしたいという話をいただきました。正直、引退発表後間もなく、戸惑いましたが、このような経験は誰もができるわけではないので出場を決めました。それに賞金に食いつきました(笑)。あと、1か月ありませんが、必死にトレーニングを積んでチームに迷惑をかけないようにしたい」。15人制と7人制は似て非なる競技である。15人制に比べセブンズはフィジカルコンタクトが少なく、ランとパスのスキルがより重要になる。トップリーグ、日本選手権で2年連続2冠を達成したサントリーサンゴリアスは15人制では無敵を誇るが、セブンズでは勝手が違う。昨年の『セブンズフェスティバル』でも、サントリーは初戦でNTTコミュニケーションズシャイニングアークスに敗れた(優勝は福岡サニックスブルース)。スピーディな試合展開が繰り広げられ、会場はお祭り騒ぎに包まれる『ウイダージャパンセブンズ2013』は5月26日(日)、東京・秩父宮ラグビー場で開催。同日は女子3チームによる総当たり戦も行われる。チケット発売中。
2013年05月07日ブライダルリング専門店「アイプリモ」と日本ラグビーフットボール協会が運営する社会人リーグ「ジャパンラグビー トップリーグ」は12月15日、トップリーグ史上初の試みとなるプロポーズイベント「ラグビーゴールキックプロポーズ」を秩父宮ラグビー場(東京都港区)で開催する。同イベントは、12月15日のサントリーサンゴリアス対NTTコミュニケーションズシャイニングアークス戦にて実施する。11月8日~12月2日の期間にアイプリモサイトまたは電話にて来店予約をした一般の利用者の中から抽選で1組の方に、試合前の時間に彼女にプロポーズする権利をプレゼントするというもの。彼女に向けて「ゴールキックを決めたら僕と結婚してください!」という宣誓の言葉と共にラグビーボールを蹴り、見事ゴールキックが成功した暁には、彼女にあらためてプロポーズをするという。また、今回のイベントには「ラグビーといえばこの人」といわれる山下真司さんが熱血応援に駆けつけ、この挑戦を見守るという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月09日