今年後半、ラスベガスにある没入型エンタメ施設「AREA 15」に、キアヌ・リーブス主演作『ジョン・ウィック』のアトラクションが登場することが明らかになった。ライオンズゲートが発表した。『ジョン・ウィック』シリーズの監督を務めたチャド・スタエルスキと、彼のアクションデザイン会社「87Eleven」などデザインを手掛け、また、2018年に『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』の脱出ゲームを手掛けた「Egan Productions」も加わる。アトラクションの規模は12000平方フィート(約1115平方メートル)ほどの広さになるという。スタエルスキは「大きなスクリーン上であれ、没入型体験であれ、人々が自分の物語やキャラクターを受け入れてくれるのを見るのは大変うれしいものです。ライオンズゲート、AREA 15、Eganのチームはこの世界に没頭しています」とコメントしている。ゲスト(参加者)は、ウィックの世界で描かれたキャラクター、神話、図像にまつわる特定のミッションをクリアしていく。コンチネンタルホテルのスタッフ、暗殺者、犯罪組織のボスらが近くにおり、秘密や手掛かりを提供してくれるようだ。スタエルスキ監督は最近、ライオンズゲートとの契約によって、マルチプラットフォームにおける『ジョン・ウィック』シリーズでクリエイティブ監督を務めることが発表されていた。(賀来比呂美)■関連作品:ジョン・ウィック 2015年10月16日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開Motion Picture Artwork © 2015 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. © David Leeジョン・ウィック:チャプター2 2017年7月7日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開© 2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.ジョン・ウィック:パラベラム 2019年10月4日より全国にて公開®, TM & © 2019 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.ジョン・ウィック:コンセクエンス 9月22日(金)全国公開®, TM & © 2023 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2024年02月16日今年9月、ラスベガスに球体型アリーナ「スフィア」がオープンした。11月8日(現地時間)、この建物を包み込む巨大なLEDスクリーンに、11月10日に日米同時公開となる『マーベルズ』のキャラクター・グースが映し出され、話題となっている。グースは『キャプテン・マーベル』に登場した茶トラの猫。見た目は猫なのだが、実はエイリアンのフラーケンであり、なんでも丸ごと飲み込んでしまうという能力を持つ。グースのファンは多く、『マーベルズ』での活躍にも期待しているという声を寄せていた。スフィアのスクリーンに映し出されたグースは、はじめは“普通の猫”のようにレーザーポインターの点に興味を持って目で追い、手で捕まえようとする。しかし、しびれを切らすと口からタコのような多数の触手を出し、画面いっぱいにそのちょっとグロテスクな触手が広がる…というプロモーション映像だ。同日はラスベガスで『マーベルズ』の上映会も行われたという。マーベルの公式Xアカウントは「ラスベ“グース”へようこそ!」と、映像を紹介。映画ファンは「スフィアの使い方、完璧!」「宣伝のセンスが最高」「これぞ広告だよね」と好意的な感想を寄せている。(賀来比呂美)■関連作品:マーベルズ 11月10日(金)全国劇場公開©Marvel Studios 2023
2023年11月09日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)は、「トラベルブック」シリーズの新作として、『トラベルブック ラスベガス』を、ルイ・ヴィトン ストアにて発売する。アートを通じて“土地の魅力”を紹介する「トラベルブック」ルイ・ヴィトンが出版する「トラベルブック」シリーズは、世界各国のアーティストが描いたイラストを通して旅を楽しむ書籍。過去にも地中海やバルセロナ、モロッコ、サンクト・ペテルブルクなど様々な土地の魅力を、アーティスト達がアートを通じて表現し、1冊の本にまとめてきた。アーティスト自身が過去に訪れたことのない国を旅して「トラベルブック」を作っている、という点もポイント。未知の体験や驚き、アーティスト独自の視点で描き出されるシティガイドとなっており、読んでいくことで新たな土地の魅力を発見することができる。アーティストのヤン・ケビが“ラスベガス”を紹介新作『トラベルブック ラスベガス』には、アーティストのヤン・ケビが参加。映画監督マイク・ミルズからの依頼で映画『カモン カモン』のドローイングを手掛けたことでも知られているヤン・ケビが、華やかで熱狂的なラスベガスの雰囲気を、躍動感あふれるタッチとエネルギッシュな色彩で表現している。【詳細】ルイ・ヴィトン『トラベルブック ラスベガス』発売時期:2023年5月中旬販売店舗:ルイ・ヴィトン ストア価格:スタンダード・エディション 6,820円横長フォーマット:28 × 19 cm(11 × 7.5 inch)※全160ページはオフセット用紙(Arena Natural Rough 120g)に印刷。【問い合わせ先】ルイ・ヴィトン クライアントサービスTEL:0120-00 -1854
2023年06月03日’16年9月、米サウスカロライナ州の小学校で銃乱射事件が起こった。1年生のジェイコブ・ホールくんが亡くなり、生徒2人と教師も負傷したこの事件で、同小学校に通っていたジェシー・オズボーン(当時14)が容疑者として逮捕された。AP通信によるとオズボーンは銃撃前に自宅で寝ていた父親を射殺、ペットのウサギにお別れのキスをした後、父親のトラックを駆って学校を襲ったことが明らかとなった。オズボーンは成人として裁判にかけられ、仮釈放なしの終身刑が決定。事件から約7年が経ち、矯正施設の中で21歳になったオズボーンが今月23日、初めて遺族に謝罪の言葉を口にすると共に、刑期の短縮を願い出た。FOX CAROLINAなどが伝えている。アンダーソン郡裁判所での公聴会に現れたオズボーンは、「刑期を短くしようとしているわけではありません。私がしてしまったことについて、家族に謝りたい。ホールさんの家族にも申し訳ないと思っています。あの日、運動場にいた全ての子どもたち、先生たちにお詫びがしたい。ただただ、1人1人に謝りたいと思っています。私の邪悪な行動が彼らの人生を傷つけてしまいました」と語ったという。AP通信によると、弁護士のフランク・エペス氏は、オズボーンを凶行に駆り立てたのは父親からの虐待であったことを強調した上で、彼が50代から60代になる頃に出所できるよう、刑期の再考を判事に求めた。「彼は矯正刑務所の中で懲罰を受けたことはありません。自分を高めようと努力しています。どうか、彼に生きる希望を与えてください」と訴えかけたという。しかし、事件当時の校長やケガをした子供の保護者や教師は早期釈放に断固として反対する立場を表明。「私はジェシーが寝起きし、食べ、働き、生産性のある人生を送ることを願っています。ですが、それは刑務所の外で、ではありません。私が思うに、彼に科せられた刑は、ジェイコブと我々学校関係者に彼が与えた刑よりも遥かに慈悲深いものです」とデニース・フレデリック校長はコメントしたと、AP通信が報じている。検察側は、「オズボーンは大量殺戮を目論んでいたが、誤った銃弾を使ったため銃が詰まり銃撃を止めざるを得なかった」と強い殺意があったことそ指摘し、「年齢が条件を満たしていれば死刑を求刑していた」と終身刑を継続するよう求めたという。裁判所は今後、双方の主張を鑑みて、刑期短縮の可否を判断することになる。
2023年05月25日ドイツ北部のハンブルクで9日夜、銃撃事件が起こり、少なくとも7人が死亡したと英BBC、米USA TODAYなど各紙が報じている。事件が起こったのは、ドイツ第二の都市ハンブルクの中心街から北に約数キロ離れたグロス・ボルステル地区。午後9時15分に警察へ銃撃を知らせる通報があり、警官が急行した。USA TODAYは、現場となった3階建ての建物は「エホバの証人」の「王国会館」と呼ばれる集会所で、1階には撃たれた人が倒れており、上階では銃声が響いていたという現地警察のホルガー・ヴェーレン報道官のコメントを伝えている。武装した警官が踏み込んだが、警官が発砲することはなかったそうだ。ハンブルク警察は翌10日早朝にTwitterを更新し、犯人は単独犯と見られると公表。また、前出のヴェーレン氏は、逃走したことを示す証拠はなく、建物内で倒れていた死者の一人が犯人である可能性も発表の中で示唆している。犯行の動機や背景については「全くの不明」であるとし、今後の捜査での解明が待たれる。ハンブルク警察は公式サイトに情報提供フォームを設置し、写真や情報のアップロードを呼びかけている。
2023年03月10日高校銃乱射事件の被害者家族と加害者家族による緊迫の対話を描く『対峙』より本編映像が解禁された。映画『キャビン』などで知られる俳優出身のフラン・クランツが初監督・初脚本を務めた本作。英国アカデミー賞をはじめ各国の映画賞81部門でノミネート、釜山国際映画祭フラッシュフォワード部門観客賞をはじめ各国の映画賞43部門で受賞の話題作だ。この度解禁されたのは、銃乱射事件の被害者両親と加害者両親という4人による人生の全てをかけた対話が核心へと迫っていく本編映像。被害者の母親が、加害者の両親に「息子さんについて何もかも話してください」と切り出す様子を捉えていく。アメリカのある田舎町の美しい並木通り沿いに建つ小さな教会。その奥にある個室で、高校銃乱射事件の被害者両親と加害者両親が対面していた。被害者の母親ゲイル(マーサ・プリンプトン)が用意していた亡くなった息子の幼い頃の写真を見た加害者の母親リンダ(アン・ダウド)は嗚咽するほど泣き出してしまい、ゲイルはその写真を取り上げるように片付けてしまう。そして、被害者の父親ジェイ(ジェイソン・アイザックス)と加害者の父親リチャード(リード・バーニー)は、事件被害者への公的支援や国による銃規制のあり方などなぜか会合の目的とは全く関係のない議論を始めてしまう。この本編シーンは、ゲイルがそれを「なぜそんな話をするの?」と不満そうに制止するところから始まる。しかし、リチャードは「人は責めることで何かを変える方法を見つける。だが、それを問いたい」と、一般論で語ることをやめようとしない。それに対し、ゲイルは「答えを知りたい。責めるとは何のこと?あなたにとって」などとリチャードに問いただす。ゲイルは、リチャードに“自分の言葉”で語ってほしいのだ。ジェイに「詰問するのではなく、記憶を探ろう」と諭されたゲイルは、「では、覚えていることを話してください。息子さんについて」と切り出し、相手両親からの問いに「うちの息子を殺したからよ」と告げる。凍り付く3人と、それを痛々しい笑顔を浮かべながら見つめるゲイルが映し出される。2018年にパークランドの高校で起きた銃乱射事件のニュースで泣きながらインタビューに答える父兄の言葉に激しく動揺し、学校内銃撃事件について個人的に深く掘り下げるようになったというクランツ監督は、「この題材を映画にしようと思うよりも先に、なぜか分からないけど激しく心を揺さぶられてしまったんだ」とふり返り、様々なリサーチをする中でこれが映画のテーマになり得ることに気づき、脚本を書き始めた。その中で、コロンバイン高校銃乱射事件などにおける加害者の母親の姿からリンダというキャラクターを作るに当たって大きなインスピレーションを受けたという。この本編シーンからは、ゲイルがリチャードの“自分の気持ち”を聞きたいと願う中、ジェイとリチャードの言動からは理知的であろうとする一方でどこか当事者性に欠ける様子もうかがえ、それぞれで事件との向き合い方に明確な違いがあることが伝わってくる。4人のうちクランツ監督が最も共感を覚えるキャラクターであるというゲイルを演じたマーサ・プリンプトンは、「ゲイルはまるで凍ってしまったかのような女性です。身動きが取れなくなっているんです。夫を愛してはいるけれど、前に進めなくなって距離が開いてしまっている。必死に出口を求めているけれど、そこにたどり着けないでいる。ゲイルという役柄が自分をどこまで連れていってくれるのか、知りたくなりました」とふり返る。また、かねてから出演を確約していたというベテラン俳優リード・バーニーは、生き続けるために懸命に努力してきたリチャードに深い同情を覚えたという。「リチャードは愚かにも、事件のことはすべて過去に置いてきたと思っているんじゃないかな。彼がこの会合に参加したくなかったのは明らかだ。出席はしても、非難されるつもりもないし、場の雰囲気におじけづくつもりもない。彼にしてみれば、この会合は自分のかさぶたに触るようなものなんだ。彼の心は後悔の念や、解消されていない痛みでいっぱいなんだ。そういうものを抱えながら生きているリチャードは本当に痛ましいよ」とキャラクターを分析する。人生の全てをかけた対話の先に、4人に待ち受けるものとは…?その後の心揺さぶられる展開を予感させる、本編映像となっている。『対峙』は2月10日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:対峙 2023年2月10日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2020 7 ECCLES STREET LLC
2023年02月06日アメリカのラスベガスのフードコートへ行った投稿者さん。注文後の店員さんの対応に困惑してしまい……。今回は、実際にあった“衝撃を受けた接客エピソード”をご紹介します。フードコートで……アメリカのラスベガスに行ったときです。夕方にショッピングモールのフードコートに行きました。ドーナツとコーヒーを注文したら「Ah?」と繰り返されるので、再度ドーナツとコーヒーを頼んだら「hot?Cold?」と聞かれました。「hot」と答えたらショーケースからドーナツをとり、トレーに置くのではなく投げて置きました。びっくりした表情をするとホットコーヒーもドン!とおき「next!」と言われ、商品を受け取り立ち去りました。日本の接客は素晴らしいと実感した瞬間でした。(40歳/会社員)店員さんの対応に……思わず日本の接客の良さを実感するほどひどい接客を海外で受けたエピソード。皆さんも、海外でこのような経験はありますか?※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2022年12月29日ZENDURE(ゼンデュア)は、2023年1月5日(木)~1月8日(日)に米国ラスベガスで開催される世界最大規模の技術見本市「CES® 2023」に出展し、CES 2023 Innovation Awardsを受賞したSuperBase V を展示します。ZENDURE CESのブースイメージZENDUREは家の電力を丸ごとバックアップできる、家庭用ポータブル蓄電池SuperBase VをCESにて展示いたします。SuperBase Vは「電力の自由をその手に」をコンセプトに、ご家庭で電気を作り出し、その電気を蓄えてご利用いただく、ホームエナジーシステムを提供します。全世界で進んでいる電気代の高騰、電力不足による課題を解決するだけではなく、排出を削減し、再生エネルギーの活用によるサステナブルな電力を生み出す事にも貢献する事から、Zendure(ゼンデュア)SuperBase Vは、CESが提供する優れたデザインと技術を表彰する年に一度のコンペティションCES Innovation Awardsのサステナビリティ、エコデザイン、スマートエネルギー部門を受賞しました。CES Innovation Award 受賞SuperBase VについてSuperBase V(以下、SBV)は、最先端のバッテリー技術「半個体電池」を採用した革新的な家庭用大容量ポータブル(可搬型)蓄電池です。半固体電池は、安全・頑丈・高密度を特徴とし、銃で撃っても発火・爆発しないと言われています。SBVの「V」は、「多彩な、多目的に使用できる」を意味する「versatile」から付けられており、その名の通り、大容量でありながら設置・拡張が簡単で、防災対策としてはもちろん、ソーラーパネルや家屋の電力との連携により電力コストのコントロールを実現します。加えて電動アシスト付き車輪や音声アシスタント(Google、Amazon)などの機能により、より利便性高く利用が可能です。世界最大級のクラウドファンディングサイト「Kickstarter」で先行販売し、約8億円・50,000%、ハードウェア部門で歴代トップ3を記録した、世界で注目される電力ソリューションです。SuperBase VSuperBase Vの特徴1)半固体電池最先端の「半個体電池」を蓄電池に採用。衝撃に強く、液漏れなどの心配もありません。さらに、半個体電池は、安全性が高いといわれるリン酸鉄リチウム電池と比較し、42%以上のエネルギー貯蓄量を実現します。2)大容量かつ拡張が簡単1台で、6.4kWhという大容量。さらにケーブル一本で簡単に拡張させ、容量を増やすことができます。ベースユニット2台とサテライトバッテリー8台で最大64kWhの容量となり、これは一般家庭で1週間以上使用できる電力量に相当します。3)家庭の電力丸ごとバックアップご家庭の分電盤とホームパネルオプションを接続する事で、家全体の電力をSuperBase Vから供給する事が可能です。これにより、停電時にもそのまま電力を使用でき、同時に家全体の節電も実現します。4 ) スマート管理機能スマートフォンアプリからの簡単に管理・設定が可能。自動的に電力の安い時間に蓄電や高い時間の利用をアプリからすぐに切り替えいただけます。CES®️についてCES®️は世界でもっとも影響力のあるテクノロジー見本市で、毎年1月の上旬にラスベガスで開催されております。世界の革新的で卓越した技術が発表される場で、多くの新しいビジネスパートナーが見つかる舞台です。CESのイベントはConsumer Technology Association(CTA)®️により運営され、あらゆるテクノロジーが集結しています。名称 :CES® 2023会期 :2023年1月5日(木)~1月8日(日)※現地時間会場 :Las Vegas Convention Center当社ブース :Booth: #19159(Las Vegas Convention Central Hall)出展ご案内 : CES 2023 Innovation Awards受賞製品の詳細は、以下特設サイトにてご覧いただけます。CES特設ページ: ZENDURE JapanについてZENDUREはエナジーテックの分野にて世界で最も急速に成長するブランドです。2013年に米国のシリコンバレーに生まれ、中国のテクノロジーハブ深圳と共に本拠を置き、常にコンシューマ向け電力製品に革新を加えてきました。理念とするZENDURE Wayは、様々な環境に身を置く世界中の全ての人がいつもどこでも電力を利用可能にするため、クリーンで低価格な電力を供給する最新の電力技術を民主化する事であり、コンシューマ向け電力製品に常に革新を提供してきました。今では世界100カ国以上でZENDURE製品が販売されており、ゼンデュア・ジャパンはその日本法人として国内でのサポートを提供しています。日本法人サイト: ポータブル電源特設サイト: 日本公式Twitter: 日本公式Instagram: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年12月23日米ヴァージニア州チェサピークの大型スーパーマーケット「ウォルマート」で、11月22日夜に起きた銃乱射事件。6人を殺害した後、自らを撃って死亡したアンドレ・ビン(31)容疑者はこの店の従業員で、深夜帯のチームリーダーを務めていた。その後の捜査で、不特定多数ではなく特定の人物を狙った犯行だったことがわかってきた。複数の米メディアが報じている。現場に残されていたビン容疑者の携帯電話を分析したところ、標的と見られる人物の名前を羅列したメモが見つかり、「DEATH NOTE」とタイトルが付けられていたとPEOPLEが伝えている。「彼のやり方は、狩りをしているみたいでした。人の顔を見て、誰を殺すか選んでいたというか……。彼は死んでほしい人を確実に殺そうとしていました。既に亡くなっているのに遺体のそばに戻って撃っていたんです。確認するために」と、同店の従業員ジェシカ・ウィルゼウスキさんはAP通信に語っている。ウィルゼウスキさんは銃撃が始まった時、咄嗟に同僚とテーブルの下に隠れたという。ビンは彼女に「出ろ」と命令したが、彼女の顔を見るや「ジェシー、家に帰れ」と言って見逃したことからも、ターゲットが明確だったことがわかる。警察の発表によるとビンは犯行当時、9ミリ拳銃と銃弾のみを携行し、防弾ベストなどは着ていなかったという。犠牲者のうち3人は、犯人と共に従業員用の休憩室で遺体となって見つかった。
2022年11月28日高校銃乱射事件で共に息子を失った被害者と加害者の両親の再会と対話を描いた映画『MASS』(原題)が、邦題『対峙』として2023年2月10日(金)に日本公開決定。この対話の圧倒的な緊迫感が伝わる特報映像とポスタービジュアルも解禁となった。アメリカのある高校で生徒による銃乱射事件が発生し、多くの同級生が死亡。犯人の少年もそのまま校内で自ら命を絶った。それから6年、事件で息子を殺された“被害者”の両親と、事件を起こした“加害者”の両親が、セラピストの勧めで対面することになる――。ほぼ全編にわたり、それぞれの両親を演じた主要キャスト4人よる密室の会話劇という斬新でチャレンジングな設定ながら、本作は英国アカデミー賞をはじめ各国の映画賞81部門でノミネート、釜山国際映画祭フラッシュフォワード部門観客賞をはじめ各国の映画賞43部門で受賞。「Rotten Tomatoes」では批評家95%・観客90%FRESH(11月14日時点)という評価を獲得している。監督・脚本は、映画『キャビン』やTVシリーズ「ドールハウス」などで知られる俳優出身のフラン・クランツ。これが初監督・初脚本作品。緻密な脚本と演出により、密室4人の限られた設定ながら、どんなスリラーにも勝るほどの緊迫感に満ちた物語を作りあげた。加害者の母による「私は人殺しを育てた」という言葉で幕を開ける特報映像は、4人の対話の行方が気にならずにはいられない映像に仕上がっている。俳優たちの圧倒的な演技も大きな見どころのひとつで、“加害者”の父親を「ハウス・オブ・カード野望の階段」シリーズなどのリード・バーニー、そのかつての妻で加害者の母親を『へレディタリー/継承』「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」のアン・ダウド。その2人と対峙することになる“被害者”の父親を『ハリー・ポッター』シリーズのジェイソン・アイザックス、その妻で被害者の母親を『グーニーズ』「シングルパパの育児奮闘記」などのマーサ・プリンプトンがそれぞれ演じる。この4人の熱演は多くの映画賞でベスト・アンサンブル賞を受賞。キャラクターに命を吹き込む演技により生み出される臨場感は、観る者の胸をもえぐるに違いない。『対峙』は2023年2月10日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年11月22日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)は、フォトブックシリーズ『ファッション・アイ』の新刊「ブエノスアイレス by ソフィア & マウロ」と「ラスベガス by ジェフ・バートン」をルイ・ヴィトン ストアほかにて発売。フォトブックシリーズ『ファッション・アイ』新刊フォトグラファーの視点で街や国の魅力を捉えたフォトブックシリーズ『ファッション・アイ』。今回新たに、「ブエノスアイレス by ソフィア & マウロ」と「ラスベガス by ジェフ・バートン」の2タイトルが仲間入りする。「ブエノスアイレス by ソフィア & マウロ」「ブエノスアイレス by ソフィア & マウロ」では、アルゼンチン出身の写真家デュオ、ソフィア・サンチェスとマウロ・モンジエロが撮影したブエノスアイレスの姿を収めた。街で生活する人々や日常の風景を褪せた色調のイメージを通じて、その魅力を伝える。「ラスベガス by ジェフ・バートン」一方「ラスベガス by ジェフ・バートン」では、アメリカ人フォトグラファーのジェフ・バートンが、歓楽都市ラスベガスを新たな観点で紹介。華やかなステージショーから総合格闘技のリングまで、ギャンブルやカジノといった華やかなイメージとは一線を画す風景を写し出している。【詳細】ルイ・ヴィトン フォトブックシリーズ『ファッション・アイ』新刊発売時期:2022年11月取扱店舗:ルイ・ヴィトン ストア、公式サイトタイトル:・「ブエノスアイレス by ソフィア & マウロ」6,270円・「ラスベガス by ジェフ・バートン」6,270円【問い合わせ先】ルイ・ヴィトン クライアントサービスTEL:0120-00-1854
2022年11月14日10月6日の昼過ぎにタイ北東部にある保育施設で起こった銃乱射事件。銃とナイフで武装した元警察官の男は、子ども24人を含む36人を殺害し、その後自ら命を絶った。New York Timesによると、今回の犯行はタイ史上最悪の単独犯による大量殺戮事件となり、米国でこれまでに最も死者の多かった学校銃乱射事件よりも犠牲者が多かったという。犯人のパンヤ・カムラブ(34)は今年1月に覚醒剤の使用で停職処分を受けていて、6月には警察を解雇されていたと、タイ国家警察は公表している。事件発生当時、近くで働いていた目撃者がロイター通信の取材に対して現場の状況を語った。「犯人は昼頃にやってきて、まず保育所の職員4、5人を襲ったんです。最初はみんな花火の音だと思いました。その後、男は子どもたちが昼寝している鍵のかかった部屋に無理矢理押し入ったんです」亡くなった職員の一人は妊娠8カ月の妊婦だったという。現地の警察署長は、「現場検証の結果、カムラブは主にナイフを使って小さな子どもを何人も襲ったことがわかりました。(保育所を出てから)家に帰るまで、道中で会った人を銃やナイフで負傷させながら逃亡しました。我々はカムラブの家を包囲し、中で自殺した容疑者を発見しました」と記者会見で述べた。自宅には妻と息子の遺体もあり、カムラブは2人を殺害した後に自殺したと見られている。BBCによると、タイは比較的国民の銃の保有率が高い国だが、近年までこうした乱射事件は稀だという。しかし、2020年にショッピングモールで29人が犠牲となる事件が起こっている。市民の不安は尽きない。
2022年10月07日5月24日、米テキサス州南部にあるユヴァルディのロッブ小学校で銃撃事件が起こり、生徒19人と教師2人が命を落とした。犠牲者の1人、4年生のジャイラ・シルグエロさん(11)は事件当日の朝、母親に「学校へ行きたくない」と懇願していたとThe Daily Beastが報じている。祖母のリンダ・ゴンザレスさんの話によると、ジャイラさんは母親のヴェロニカさんに対して、前日夜から「学校に行きたくない」「ママといさせてよ」と頼んでいたという。しかし、学年があと2日で修了することからヴェロニカさんはそれを許さず、叱りつけて翌朝登校させていた。事件では、ジャイラさんのいとこのジェイス・カーメロ・ルエヴァノスさんも共に命を奪われた。銃撃犯のサルヴァドル・ラモス(18)は現場で警官に撃たれて死亡したと、BBCなどが報じている。ヴェロニカさんは「お酒も買えない18歳が、なぜ武器は買えるの?私たちはこれをどう考えたらいいんですか」と前出のThe Daily Beastに疑問を呈した。ヴェロニカさんは自身のFacebookに、「私のかわいいベイビーガール。あなたが恋しい。寂しくて仕方がないわ」とジャイラさんの写真を添えて投稿している。
2022年05月26日BTSが、4月16日(現地時間)アメリカ・ラスベガスにあるAllegiant Stadiumにてコンサート『BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE - LAS VEGAS』最終公演を開催した。本公演は4日間にわたり行われ、1公演あたり約5万人が参加。20万人あまりを動員したほか、最終日の公演はオンラインストリーミングでも生中継され182カ国 / 地域で約40万2,000人が視聴した。また、MGM Grand Garden Arenaに設置された大型スクリーンを通じてリアルタイム生中継で公演を視聴できるイベント『LIVE PLAY』も行われ、昨年10月のオンラインコンサートから始まったツアーシリーズ『BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE」の累積観客数は約400万人を超えた。『BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE - LAS VEGAS』外観最終日は「ON」「FIRE」「DOPE」で公演の幕が開けた。その後、「DNA」「Blue&Grey」「Black Swan」「Blood Sweat & Tears」「FAKE LOVE」「Life Goes On」「Boy with Luv」「Dynamite」「Butter」「Telepathy」「IDOL」などアンコール曲まで計20曲を熱唱。 各日異なる楽曲を歌唱してきたアンコールでは「Anpanman」と「GO GO」を披露した。コロナの状況で2年間対面公演が不可能だっただけにラスベガス公演も先日のロサンゼルス、ソウル公演と同様に観客との出会いそのものに焦点が当てられた。 観客たちがステージ上の7人のメンバーの歌とパフォーマンスに完全に集中できるように、小物と舞台装置は最小限に抑えられ、BTSはソロ曲とユニット曲除いたセットリストでステージに臨んだ。BTSは「今回の公演で一番記憶に残ってるのは皆さんの歓声です。9年間活動しながら幸せになれたのは、まさに皆さんのおかげです」とし、「今回のラスベガス公演は本当に忘れられないでしょう。 感謝しているし、愛しています」と挨拶。「Permission to Dance」を最後に披露し大団円を迎えた。『BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE - LAS VEGAS』よりコンサート終了直後には、BTSの過去から最近までの輝かしい瞬間が撮られた映像と一緒に"WE ARE BULLETPROOF"、"2022. 6. 10"という日付を明示。ニューアルバムのリリースをサプライズ発表し、ファンを沸かせた。アルバムの詳細については後日発表される。なおラスベガス公演では、ツアーの一環としてイベントと都市をつなぐ企画「THE CITY」プロジェクトを実施。ラスベガス限定商品が販売されるポップアップストア、今年3月のソウルコンサートの準備過程やバックステージなどを見ることができる写真展、BTSが好きなメニューで構成されたレストラン「CAFÉ IN THE CITY」、BTSのメッセージカードやフォトカードなどで直接客室を飾ることができる「BTSテーマ客室」、公演終了後のアフターパーティー「PARTY IN THE CITY」、BTSの音楽に合わせて行われる世界3大噴水ショー「ベラージオの噴水ショー」など様々なイベントが催され、ラスベガス全体が「BTS CITY」に様変わり。世界中から訪れたファンは、公演観覧を中心に五感を満たす多彩なプログラムを満喫した。BEHIND THE STAGE PERMISSION TO DANCEベラージオの噴水ショー<商品情報>BTS『BTS 2022 SEASON’S GREETINGS』発売中【購入リンク】BTS JAPAN OFFICIAL SHOP: MUSIC STORE:<リリース情報>BTS『Butter』【輸入盤】発売中【収録曲】01. Butter02. Permission to Dance03. Butter(Instrumental)04. Permission to Dance(Instrumental)BTS「Butter」MVBTS「Permission to Dance」MV『Butter』詳細はこちら:『Butter』配信リンク: ベストアルバム『BTS, THE BEST』発売中『BTS, THE BEST』ハイライト映像BTS「Film out」MV『BTS, THE BEST』購入リンク:関連リンクBTS 公式サイト: ユニバーサルミュージック公式サイト:
2022年04月23日アメリカ・ラスベガスのアレジアント・スタジアム(Allegiant Stadium)で4日間に渡って開催されたBTSのコンサート「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE-LAS VEGAS」が4月16日(現地時間)に最終日を迎えた。BTSはこの4日間のコンサートでのべ20万人を動員。この記録は、なんとスタジアム史上初だそう。そんなBTSのラスベガス公演最終日をレポートします!大きな歓声に包まれたBTSのラスベガス公演!スクリーンに「WE DON‘T NEED PERMISSION」の文字が浮かび上がり、そのスクリーンが上がると鉄格子が現れ、中からBTSが登場!「ON」でライブの始まりを高らかに歌い上げたと思えば、「FIRE」ではステージを真っ赤に燃えたぎらせる。続く「DOPE」ではメンバーが次々とステージ上のカメラを掴んで目線を送ったかと思えば、統制の取れたダンスで曲を引っ張っていく。大きなスタジアムの雰囲気を自在に操るBTSならではの魅力を見せつけた。RM1994年9月12日A型「今日が最後の公演、最後の夜です!」とすでに名残惜しそうなRMは、観客から大きな歓声を引き出し、うれしそう。Vは「Nice to meet you」の最後の「チュー」で投げキッスをしてみせ、隣のSUGAを驚かせていた。J-HOPEは「I’m your hope!」と自分の名前にかけた挨拶で観客のハートをわしづかみに。RMの「Let’s go」の号令で「DNA」がスタートすると、広いステージを思うままに駆けていく。メンバー同士でわちゃわちゃしていたかと思えば、サビのダンスはきっちり決める緩急は、ステージ巧者のBTSならでは。SUGA1993年3月9日O型黒いセットアップに着替えてステージに再び登場して歌った「Blue & Grey」はVの歌い出しで始まる切ない曲。ダンスを封印し、しっとりと歌い上げる姿からは大人の色気が漂うように。続く「Black Swan」では大勢のダンサーを従え、背中に大きな翼を表現する演出に加えて、激しくもやわらかいダンスで観客を魅了する。1曲ごとにがらりと世界を変えてしまうのもまた彼らの魅力。「今日は緊張する」(RM)、「最後の日だからかみんなテンションがいいね」(SUGA)、「僕はすごく気分がいいです!」(J-HOPE)と、口々に自由にしゃべりながらメインステージに戻り、「Blood Sweat & Tears」、さらに「FAKE LOVE」まで、全力のパフォーマンスを見せた。JIN1992年12月4日O型白を基調としたカジュアルルックでセンターステージに登場したJIMINとJUNGKOOKから始まる「Life Goes On」では、会場にカラフルな紙吹雪が舞い散り、JINがJUNGKOOKにパンチする真似をしたり、VがRMの肩を抱いてカメラにアピールしたり、自由な雰囲気を満喫。続く「Boy With Luv」では生バンドの音に合わせて、心からステージを楽しんでいた。「Dynamite」が始まると、どこからかホーン隊とギター隊が現れ、BTSとともにステージを埋める。バックコーラスも含めて全員がライブを楽しんでいる様子が印象的。続く「Butter」では一転して本気のダンスと遊び心満載の表情で、この日一番の盛り上がりを見せた。J-HOPE1994年2月18日A型「Telepathy」と「Outro:Wings」で広い会場をトロッコでめぐり、ライブもいよいよ佳境。色とりどりの紙テープで彩られたステージを駆けまわり、Vが体中にテープが巻き付いた状態でモデルウォークを見せる一幕も。ここでJ-HOPEから「悲しいお知らせです。ライブはもう終わりです」というと、客席からは悲痛な叫びが。そんな客席の反応を見てSUGAが「次の曲でみんなを幸せにする」と言うと、RMは「ずっと一緒にいると約束して。でも今日はこれが最後。BTSでした!」と挨拶して、「Stay」に。「So What」ではメンバーがバズーカ砲を手に、客席に向かってスモークを撒き散らしながらうれしそう。ラストの「IDOL」では最後の気力を振り絞ってステージを飛び回り、走り回りながら会場のARMY(ファンの総称)とコミュニケーションを取ろうとしていたのが印象的。最後はJUNG KOOKの「Make some noise!」の叫びで会場の歓声がひときわ大きくなったところで、本編は終了。JIMIN1995年10月13日A型けれどその後もライブが終わる気配はなく、スクリーンには会場を埋め尽くすARMYと、ARMYたちが掲げる思い思いのメッセージボードが映し出されていった。そのメッセージのほとんどはハングルで書かれ、メンバーに想いを伝えたい気持ちが滲んでいた。さらにいろんな国の国旗を掲げるARMYも見え、世界中からこの日の公演のためにラスベガスにARMYが結集したことがよくわかる。そうしているうちに、今年BTSが国連を訪れた時の映像がスクリーンに映し出され、アンコールに。「HOME」、「Anpanman」「Go Go」と立て続けに歌い、ステージの下に降りてARMYと近くで目を合わせたり、思いっきり水を振りまいたり、ラスベガス公演の最後を思いっきり楽しんでいた。JIMINが「ARMY BOMBを見せて!」というと会場のペンライトが光り、それを見てJ-HOPEは「ウェーブが見たい!」とおねだり。RMの掛け声で大きなウェーブが完成した。V1995年12月30日AB型最後の挨拶でSUGAはラスベガス公演の前に開催した韓国での公演を振り返り、歓声があげられない中でのパフォーマンスは簡単ではなかったと告白。「やっぱり歓声を聞くと生きてる感じがしますね」としみじみと語っていた。ラスベガス公演最後の曲は、ツアータイトルにもなっている「Permission to Dance」。MVと同じように、たくさんのダンサーとともに踊る様子はまさにハッピーエンド。メンバーもダンサーもともに韓国式の「クンチョル」(お辞儀)で最大限の敬意を表し、ステージを去るダンサーとハグを交わして別れを惜しんでいた。JUNG KOOK1997年9月1日A型最後は赤い紙吹雪が惜しみなく降り注ぐステージを、名残惜しそうにARMYに手を振り去っていったBTS。公演が終わった後、スクリーンには「WE ARE BULLETPROOF(僕たちは防弾)」、続けて「2022.06.10」という謎の日付が浮かび上がった。BTS公式サイトによると、6月10日にBTSの新しいアルバムがリリースされる予定だそう。最後の最後まで観る者を驚かせ、楽しませてくれた。写真BIGHIT MUSICCD「Butter」Track:01. Butter02. Permission to Dance03. Butter (Instrumental)04. Permission to Dance (Instrumental)文・尹 秀姫 写真・BIGHIT MUSIC
2022年04月22日道枝駿佑(なにわ男子)が5代目・金田一一を演じる新ドラマ「金田一少年の事件簿」の初回のエピソードが「学園七不思議殺人事件」に決定。ゲストも発表された。事件の舞台となるのは、一たちが通う不動高校。学園七不思議と呼ばれる謎があり、七つ目の謎の真相を知った者は、旧校舎に潜む怪人“放課後の魔術師”に呪い殺されるという噂があった。そこで、美雪(上白石萌歌)が所属するミステリー研究会が、その謎を探っていく中で、次々と事件が引き起こされていく――。27年前の1995年4月、堂本剛主演の初代シリーズの幕開けとなるスペシャルドラマとして放送された同エピソード。今回、現代の視点から内容を再構築し、27年ぶりに令和版として放送される。合わせて、その第1話に登場するゲストも発表。不動高校の仲間で、ミステリー研究会の先輩・桜樹るい子を大友花恋。現役高校生の推理作家としても活躍する真壁誠を細田佳央太。ミステリー研究会の同級生・尾ノ上貴裕を前田航基、不動高校の警備員を杉本哲太、物理教師を光石研が演じる。「金田一少年の事件簿」は4月24日(日)22時~日本テレビにて放送開始(初回30分拡大)。※毎週日曜日22時30分~放送(cinemacafe.net)
2022年03月31日映画『ニトラム/NITRAM』が、2022年3月25日(金)より全国ロードショー。監督はジャスティン・カーゼル、主演はケイレブ・ランドリー・ジョーンズ。“普通になりたかった青年”はなぜ銃をとったのか?映画『ニトラム/NITRAM』は、第74回カンヌ国際映画祭主演男優賞、第11回オーストラリア・アカデミー賞最多8部門を受賞した作品。1996年4月28日日曜日、オーストラリアの世界遺産でもある観光地ポート・アーサー流刑場跡で起こった無差別銃乱射事件、通称「ポート・アーサー事件」の犯人を描いた初の映画作品だ。オーストラリア史上最悪の無差別銃乱射事件「ポート・アーサー事件」「ポート・アーサー事件」は、銃規制の必要性を全世界に問いかける先駆けとなった歴史的事件。アメリカ合衆国で起きた「コロンバイン高校銃乱射事件」の3年前、オーストラリアで2倍以上の死者数を出している。当時27歳の単独犯の思想的動機が不明瞭であることも拍車をかけ、新たなテロリズムの恐怖に各国が騒然となった。映画『ニトラム/NITRAM』が描くのは、事件当日に至るまでの犯人の日常と生活。舞台は、90年代半ばのオーストラリア、タスマニア島だ。かつて囚人の流刑地だった、観光しか主な産業がない閉塞したコミュニティに暮らす20代半ばの青年が、いかにしてオーストラリア史上最多の被害者を出した銃乱射事件の犯人となったのか?何より「普通」の人生を求めていた彼が、なぜ銃を求め、いかに入手し、犯行に至ったのか?その不可解な半生が、臨場感と緊張感をもって描かれる。映画『ニトラム/NITRAM』あらすじいつまでも花火遊びをやめられず近所からは厄介者扱いされているニトラム。母は彼を「普通」の若者として人生を謳歌してほしいと願う一方、父は彼の将来を案じ出来る限りのケアをしようと努めている。サーフィンに憧れ、ボードを買う資金を買うために芝刈りの訪問営業を始めた彼は、ある日、ヘレンという女性と出会う......。ケイレブ・ランドリー・ジョーンズがカンヌ国際映画祭主演男優賞受賞主人公ニトラム役...ケイレブ・ランドリー・ジョーンズいつまでも花火遊びをやめられず近所から厄介者扱いされている主人公。サーフィンに憧れ、ボードを買う資金を買うために芝刈りの訪問営業を始め、ヘレンという女性に出会うが・・・。演じるのは、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ。『ノーカントリー』でデビュー以降、『アンチヴァイラル』『ゲットアウト』『スリー・ビルボード』『フロリダ・プロジェクト』『デット・ドント・ダイ』などに出演し、注目を浴びるスターだ。ニトラムの内面に巣食う孤独と劣等感、屈折した男性性とナルシシズムを痛々しいまでのナイーブな演技で表現し、カンヌ国際映画祭、シッチェス・カタロニア映画祭などで主演男優賞に輝いた。母親役...ジュディ・デイヴィスニトラムに「普通」の若者として人生を謳歌してほしいと願う母親。演じるのは、名優ジュディ・デイヴィス。デヴィッド・クローネンバーグ監督作『裸のランチ』への出演でも知られ、『インドへの道』でアカデミー賞主演女優賞にノミネート。テレビドラマ「ジュディ・ガーランド物語」ほかで3度にわたりエミー賞を受賞している。父親役...アンソニー・ラパリア二トラムの将来を案じ、出来る限りのケアをしようと努めている父親。『ニトラム/NITRAM』のエグゼクティブプロデューサーとしても名を連ねる、アンソニー・ラパリアが務める。ヘレン役...エッシー・デイヴィス二トラムが芝刈りの訪問営業を通して出会った女性。『ベイビーティース』でオーストラリア・アカデミー賞助演女優賞を受賞するなど、世界各国の映画、演劇において多数の賞を獲得しているエッシー・デイヴィスが担当する。ジャスティン・カーゼル監督の“最高傑作”との呼び声も監督は、カンヌ映画祭国際批評家週間特別賞を受賞した『スノータウン』で華々しいデビューを飾り、“現代オーストラリア最高の映画作家”と称されるジャスティン・カーゼル。マリオン・コティヤールとマイケル・ファスベンダーを主演に迎えたハリウッド・メジャー作品『アサシン クリード』や、低予算で国内ロケを行った『トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング』など、メジャーとインディペンデント、グルーバルとローカルの間を行き来する若き巨匠だ。事件から25年しか経過しておらず、オーストラリア国内でも未だ議論が続いていることから、当初映画化にあたっては否定的な声も多かった『ニトラム/NITRAM』。それにも関わらず、犯人の人物像を多角的・多層的・多極的に描き切った倫理的な姿勢、その比類なき映像美学と圧倒的なリアリティが、国内ジャーナリズムからも高く評価され、ジャスティン・カーゼル監督の最高傑作にして到達点とも評されている。【詳細】映画『ニトラム/NITRAM』公開日:2022年3月25日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷&有楽町ほか全国公開監督:ジャスティン・カーゼル脚本:ショーン・グラント製作:ニック・バッツィアス出演:ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、ジュディ・デイヴィス、エッシー・デイヴィス、ショーン・キーナン2021年/オーストラリア/英語/ヴィスタ/110分/原題:NITRAM/日本語字幕:金関いな/配給:セテラ・インターナショナル
2021年12月29日学校で銃乱射事件を起こそうと画策していた米フロリダ州の男子中学生2人が警察に逮捕された。ABC NEWSなどが報じている。ABC NEWSが報じたリー郡保安官事務所の発表によると、ハーネス・マーシュ中学校の教師が、8年生の中に銃を隠し持っている生徒が2人いるという情報を得て調べたところ、銃は見つからなかったものの、学校内の防犯カメラの位置を記した地図が見つかったという。2人は1999年に男子生徒2人が13名を射殺したコロンバイン高校銃乱射事件に並々ならぬ興味を持っており、犯人を徹底的に研究していたばかりか、パイプ爆弾の作り方やブラックマーケットでの銃の購入方法なども調べ上げていたと保安官は述べたと、ABC NEWSは報じている。捜査当局が家宅捜索を行った結果、複数の銃とナイフが見つかった。フロリダのローカルニュースサイトWINKによると、2人ともいわゆる「問題児」で、当局が家庭訪問をした回数は80回を超えていたという。また捜査当局の発表には、2人は精神保健施設の評価基準を満たしており、大量殺人を共謀した罪に問われていると、前出のWINKは伝えている。
2021年09月10日芸能人たちのモヤモヤ事件を、スッキリと深いところまで捜査し解決するリアルドキュメントショー「芸能人モヤモヤ事件簿人生の未解決事件は2019年のうちに解決SP」が12月29日(日)に放送される。今回はゲストに、原宿でスカウトされ、アイドルグループ「乙女新党」のメンバーとして活動しながら、女優としても『瀬戸内海賊物語』『暗殺教室』などに出演。数々のCM出演でも話題となり知名度が上がったところで、2017年には連続テレビ小説「わろてんか」のヒロインに抜擢。放送終了後の2018年春には日曜劇場「ブラックペアン」、夏には『青夏 きみに恋した30日』に出演するなど大きな飛躍をみせた葵わかな。小学生の頃から子役として『DIVE!!』などに出演。その後ダンスロックバンド「DISH//」のメンバーに選ばれ、4年連続で元日日本武道館公演を敢行するなど人気に。音楽活動と同時に俳優としても「仰げば尊し」や「隣の家族は青く見える」『君の膵臓をたべたい』などに出演。今年1月クールの日曜劇場「グッドワイフ」で演じた若手弁護士役も評判を呼んだ北村匠海。そのほか人気お笑いコンビ「カミナリ」やコメンテーターとしても活躍するカンニング竹山、俳優の高橋克実、元プロレスラーでタレントとしても活動する北斗晶らも出演。番組では北斗さんが“デンジャラスクイーン”と呼ばれ最強の女子プロレスラーだった頃、アメリカのプロレス団体・WCWで世界女子王座のチャンピオンベルトを獲得したが、その後団体が消滅。北斗さんにとってそのベルトは宝物のような存在だが「果たして自分が持ったままで良いのだろうか?」とモヤモヤしているという…そんな芸能人たちの“モヤモヤ事件”を捜査していく。今回のゲストの葵さんは、世界中で愛され続けるミュージカルの金字塔を同名実写映画化した『キャッツ』で主人公ヴィクトリア役の吹き替えを担当。同作には葵さんのほか山崎育三郎、高橋あず美、ロバート秋山、森崎ウィンらも吹き替えで出演する。北村さんは新春に放送されるSPドラマ「『半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ』~狙われた半沢直樹のパスワード~」に出演。同作は来年4月からの「半沢直樹」(仮)に先駆け放送されるものとなり、半沢直樹が前作で出向を命じられた「東京セントラル証券」に赴任した後に起きるある事件を中心にした物語。主人公に吉沢亮、北村さんのほか今田美桜、吉沢悠、井上芳雄、尾上松也、緒形直人らが出演する。『キャッツ』は2020年1月24日(金)より全国にて公開。「半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ」は2020年1月3日(金)深夜23時15分~TBSにて放送。「芸能人モヤモヤ事件簿人生の未解決事件は2019年のうちに解決SP」は12月29日(日)22時~フジテレビで放送。(笠緒)
2019年12月29日米国で相次いでいる銃乱射事件。3日、テキサス州エルパソのウォルマートで起こった事件では、20人が死亡、26人が負傷した。犠牲者の一人、ジョーダン・アンチョンドさん(25)の最期の様子を、遺族がAP通信に語っている。アンチョンドさんの妹リタ・ジャムロウスキさんは、3日午後に姉が事件に巻き込まれ命が落としたことを知らされた。姉が連れていた生後2カ月の甥は数カ所骨折していたものの命拾いし、現在入院して手当を受けている。ジャムロウスキさんは甥の怪我を診た担当医に「お姉さんはこの子を守ろうとしていたようです」と告げられたという。「姉は撃たれたとき、抱いていた甥の上に倒れたようなんです。その時に骨が折れてしまったみたいなのですが、覆い被さったことで被弾を防いたんです。姉はこの子に命を与えました」アンチョンド夫妻には3人の子どもがいるが、夫のアンドレさんも同じ事件で帰らぬ人となってしまった。当局は白人男性パトリック・クルシウス容疑者(21)を拘束。ヒスパニック系移民に対するヘイトクライム、国内テロとして捜査を進めている。
2019年08月05日米国では銃乱射事件が後を絶たないが、アラバマ州バーミンガムのマクドナルドでは、”悲劇がすんでのところで回避された”とされ、その様子をTIMEが報じている。米国時間27日夜、マスクをかぶった男がマクドナルドに押し入り、銃の引き金を引いた。キッチンでハンバーガーを作っていたスタッフはすぐ冷凍庫に隠れたが、銃声は15回ほど聞こえたという。しかし、銃撃は間もなく止んだ。ちょうど犯人と入れ替わりで店を出ようとしていた子連れの男性が、持っていた銃で反撃したのだ。バーミンガム警察の発表によると、犯人は致命傷を負い、搬送先の病院で死亡した。犯人を撃った男性と、彼の2人の子どものうち10代の息子も負傷したが命に別状はないという。男性が罪に問われない限り、名前や年齢などは公表されない。冷凍庫に隠れた従業員は「彼は僕のヒーローです。もし彼が銃を持っていなかったらどうなっていたか、と想像するだけで済んでいるんですからね」とT同誌の取材に対し語った。
2018年10月30日大人気声優アーティスト・宮野真守の写真集撮影に密着したドキュメンタリー「宮野真守ドキュメンタリー2018 ~in Las Vegas~」の放送が決定。ラスベガスで行われたファースト写真集の撮影の裏側や独占インタビューをお届けする。ベストアルバム発売、アリーナツアーも開催し、先日の星野源による新感覚音楽&トーク番組「おげんさんといっしょ」第2弾では人気キャラの“雅マモル”となって登場した、“マモ”こと宮野さん。今年2018年はアーティストデビュー10周年イヤーにあたる。この度のドキュメンタリーでは、声優でありながら、圧倒的な歌唱力とダンスのパフォーマンスでファンを魅了し続けてきた宮野さんのアーティスト活動10周年を記念して出版される、女性誌「JUNON」プロデュースによるファースト写真集の撮影に密着。ラスベガスでの数日間の写真集撮影風景やオフショットを中心に、宮野さんの素顔の魅力を余すことなくお届け。また、番組ではアーティストデビュー10周年にあたっての独占インタビューも敢行。ライブや音源をこだわり抜く彼ならではのポリシーや熱量が垣間見えるインタビューとなっており、彼とともにこの怒涛の10年をふり返りながら、改めて“アーティスト・宮野真守”の魅力を再認識することができそう。■宮野真守からコメント到着この度、宮野さんからコメントが到着。宮野さんは、「初めて訪れたエンターテイメントの宝庫・ラスベガスはとても刺激的でした」とコメントし、「写真集撮影の裏側はもちろん、この街に魅了されてゆく僕の表情を、インタビューと共にぜひお楽しみください」とファンへメッセージを送った。「宮野真守ドキュメンタリー2018 ~in Las Vegas~」は9月30日(日)23時~、CS放送フジテレビTWOドラマ・アニメ/フジテレビTWOsmartにて放送/配信。「宮野真守ファースト写真集(仮)」は10月26日(金)より発売。(text:cinemacafe.net)
2018年08月30日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「銃規制」です。19歳の少年により、17人の高校生・教職員の命が奪われた、アメリカ・フロリダ州パークランドの銃乱射事件。同州の高校生は、デモなど、銃規制を求める抗議運動を行いましたが、これに対して猛烈な反論があり、インターネット上でのいじめも起きています。アメリカの銃の所持率は、先進国のなかでも突出して高く、国内に3億丁を超える銃があります。2016年のFBIの統計では、銃が原因で死亡した人が1万1004人。そのうち自殺は約5500人。乱射事件もたびたび起きており、銃の事故のため、多額の税金が医療費に投入されています。僕がアメリカに住んでいた2012年にもコネチカット州の小学校で銃乱射事件が起き、子どもたちが犠牲になりました。事件後、ロサンゼルス市警が、銃をフードクーポンなどと交換する「買い戻し」キャンペーンを催したところ、多くの市民が集まりました。ライフル銃が何丁も積まれた車の長蛇の列を目の当たりにし、アメリカがいかに銃社会なのかを実感しました。世論調査によると、アメリカ国内の銃規制を求める声は決して少なくありません。購入希望者の身元調査をしたり、購入者を限定する規制に賛成する人は半数以上います。オバマ前大統領も法案による銃規制を目指しましたが、議会で反対され実現しませんでした。その後の規制を強化する大統領令も、現政権になり廃止されています。銃規制が一向に実現しない背景の一つが、規制に反対する団体、全米ライフル協会(NRA)の存在です。会員数は公称で500万人。潤沢な資金を持ち、政治家への影響力も大きいんですね。また、合衆国憲法では、市民の銃の所持を重要な権利として尊重しています。銃規制は違憲という判決も出ています。それは、もしも政府が独裁政治を強いるなど市民の権利を奪おうとしたときには、市民自ら武装して、国を守れるようにという理由からなんです。これらから、アメリカでは銃規制の実現は容易ではありません。しかし今回の事件を受け、航空会社や保険会社など複数の企業が、NRA会員の優遇措置をやめると発表。今後、銃規制の流れがどう進むのか目が離せません。ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2018年4月4日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2018年04月01日レディー・ガガが「ラスベガスで常設公演を行うらしい」といううわさについて「ホントよ」と認めた。SNSで「夢が叶った。私はラスベガスのために生まれてきたようなものなの。パークシアターをいままでにないような輝きで照らしたい。新しい時代の始まりはここからよ!」と意気込みを語っている。また、「エルヴィス、トニー・ベネット、フランク・シナトラ、ザ・ラット・パック、エルトン・ジョン、ジュディ・ガーランド、ライザ・ミネリの地なのよ。ラスベガスでの公演は長年の夢だった。歴史的なアーティストたちのラインアップに仲間入りすること、ベガスでこれまで見たことのないような新しいショーを創り出せる機会をもらえたことを光栄に思う」と真摯に綴った。ガガは「公演ごとに全身全霊で取り組む」と誓い、ファンに対して「ずっと私のことを信じてくれてありがとう」と感謝を綴ることも忘れなかった。SNSには常設公演を行うパークMGMの「パークシアター」で、公演に関わるメンバーと乾杯し、契約書にサインしていると見られるガガの写真が数枚掲載されている。「パークシアター」は5,300人が収容可能な施設。常設公演は2018年12月から2年間行われる予定とのこと。(Hiromi Kaku)
2017年12月21日今月より米ニューヨークで新生活をスタートさせたお笑いコンビ・ピースの綾部祐二が、渡米後初の仕事としてこのほど、ラスベガスのシーザーズ・パレスにて統合型リゾートを紹介するビデオ撮影に臨んだ。シーザーズ・エンターテインメントは、世界に通用する統合型リゾートを日本に作りたいと考え、これまで15年間にわたり日本で活動。今回、日本で知名度の高いエンターテイナーである綾部を起用し、統合型リゾートの楽しみ方や様々な魅力、またそれを支える人々の様子を伝えるビデオを作製したという。綾部は「エンターテイメント中心地のひとつであるラスベガスでの米国デビューは、幸先がいいと思っています」と手ごたえ。「マライア・キャリーやセリーヌ・ディオンなど世界的エンターテイナーが長期公演するシーザーズ・パレスなどでのビデオ撮影をきっかけに、今後は米国のエンターテイメント業界での活躍を目指していきたいと思っています」と意気込む。また、シーザーズ・エンターテインメントの国際ビジネス開発プレジデントのスティーブン・タイト氏は「多くの日本人に愛されているエンターテイナーである綾部氏とお仕事できることを嬉しく思っています。今回のビデオを通じて、日本の皆さんが統合型リゾートとはどういうものなのか、そしてシーザーズの魅力を感じていただければと思っています」と話している。
2017年10月26日35年ぶりの新作として注目を集める10月『ブレードランナー 2049』。これが期待を大きく超える傑作なのだが、本国では銃乱射事件の影響でプレミアが中止になったり、首位デビューを飾りながら、なぜか「興行不振」のレッテルを貼られたりと“受難”続きだ。実はリドリー・スコット監督が手がけた前作『ブレードランナー』もまた、公開された1982年当時は、その先鋭的な内容とテーマ性が「難解」だとされ、興行が伸び悩んだ。いまではSF映画の金字塔として、幅広いジャンルに多大な影響を与えているだけに、当時の不遇は、早すぎた傑作ゆえの受難といえるかもしれない。同作が残した余白と余韻もまた、賛否両論を巻き起こしたが、ファンが長年議論を重ねることで、結果的には、作品をより豊かで特別なものにした。『ブレードランナー 2049』もまた、明るく軽快なエンターテインメントではないし、1度見ただけで、すべてを理解しきれないハードルの高さはあるかもしれない。それでも、前作が提示した「結局、人間性って何?」という哲学、そして地球の未来に警鐘を鳴らす世界観は35年経っても劣化することはなく、レプリカント(人造人間)の実現にリアリティが増し、人工知能も進歩を遂げた現代だからこそ、そのメッセージはより身近な警告として響いている。見終わったら、自分なりに解釈し、誰かと意見を交わさずにはいられないはず。それが可能なのは『ブレードランナー2049』が前作に負けず劣らず、奥深い傑作だからこそだ。その立役者が『メッセージ』も話題だったドゥニ・ヴィルヌーヴ監督であるのは言うまでもない。今後はSF作家フランク・ハーバート氏の小説「デューン/砂の惑星」の再映像化でも手腕を振るうことが決定しているが、同作はかつてスコット監督も演出に意欲を見せていた壮大なプロジェクト(それが頓挫した結果、生まれたのが『ブレードランナー』だ)。そんな運命にして必然的なバトンの受け渡しも、非常にドラマチックだ。“次世代への継承”は『ブレードランナー 2049』の重要なテーマにもなっている。(text:Ryo Uchida)■関連作品:ブレードランナー 2049 2017年10月27日より全国にて公開
2017年10月21日◼︎ロビイスト、その知られざる活動を描く『女神の見えざる手』主人公はスゴ腕のロビイスト、エリザベス・スローン。ロビイストとは、特定の個人または団体のために、政党や議員に働きかけ、政治的決定や、政府の政策に影響を及ぼすことを目的として行う私的な政治活動(=ロビー活動)を仕事にする者のこと。現在、アメリカにはロビイストが3万人ほど存在するとされています。大手ロビー会社に在籍するも、女性の銃保持を推進したい団体からの仕事を断ったために、退職を余儀なくされた主人公・エリザベス。『ゼロ・ダーク・サーティ』でアカデミー主演女優賞にノミネートされた実力派ジェシカ・チャステインが、銃規制法案に賛成の立場をとる陣営へと移籍し、彼らの指揮を執る女性ロビイストを魅力たっぷりに演じます。◼︎『女神の見えざる手』手に汗握るストーリー大手ロビー会社「コール=クラヴィッツ&ウォーターマン」の敏腕ロビイストとして名高い、エリザベス・スローン。クライアントの要望を叶えるため、一切の妥協を許さないエリザベスの完璧な仕事ぶりは、政府やメディアからも一目置かれており、社内でも恐れられる存在だった。だが、華やかなキャリアとは裏腹に、エリザベスの私生活はボロボロ。まるで「勝利依存症」とも言える彼女は、眠る時間を削るため眠気止めの強力な薬を常用し、パーティーに顔を出しても楽しむどころか、根回しや裏情報をつかむだけの日々を過ごしている。交友はゼロに等しく、恋人もいないエリザベスは、高級エスコートサービスで買った男性と欲望を満たしているのだった。そんなある日、エリザベスの元に、議員たちに強い影響力をもつサンフォードという人物が代表をつとめる銃擁護派団体からの仕事の依頼が舞い込む。その内容は、新たな銃規制法案に対し、女性の銃に対するイメージを向上させ、規制法を廃案に持ち込んでくれという依頼だった。だが、エリザベスはこの依頼を断固として拒否。上司のデュポンから「サンフォードの要求に応じる気がないなら、君にいてもらう必要はない」と、お払い箱にされてしまう。その夜、パーティーに出席したエリザベスは、銃規制法案に賛成の立場をとる陣営を支援する小さなロビー会社「ピーターソン=ワイアット」のCEOシュミットと出会う。移籍を決意したエリザベスは、翌日、「コール=クラヴィッツ&ウォーターマン」に出勤し、一緒に「ピーターソン=ワイアット」へ移籍しないかと、自分のチームへ呼びかける。チームメンバーの4人がエリザベスの申し出を受けるが、部下のジェーンは固辞。同じく「コール=クラヴィッツ&ウォーターマン」に残った元同僚のコナーズと共に、エリザベスと敵対することになってしまい……。◼︎息もつかせぬ超展開!ジェシカ・チャステインの仕事ぶりに惚れる本作の一番の魅力は、銃規制法案をめぐり二転三転する両陣営の激しい攻防戦です。「ピーターソン=ワイアット」に移籍したエリザベスが、さまざまな奇策を仕掛け、銃規制法案の廃止に賛成しそうな議員をひとり、またひとりと取り込んでいく様は圧巻です。エリザベスは、ときに仲間までもを欺き、人としての倫理や常識の一線を越えてしまいながらも、相手陣営の二手も三手も先を読む巧妙な罠を仕掛けていきます。実力派俳優たちの白熱する演技合戦は、本作の大きな見どころになっています。◼︎トップ・ロビイストのファッションにも注目!DRESS読者にとって、もうひとつの見逃せないポイントとなっているのが、主人公エリザベスのファッション。本作の衣装デザイナーは、「エリザベスはワシントンのトップ・ロビイストなので、年収は7ケタ(100万ドル以上)だと推測した。自分では服を買いに行かず、スタイリストが自分に合ったアイテムを持ってきてくれる」「彼女の服は、美しさやおしゃれのためではなく、世界と渡り合う武装のようなもの。胸元が大きく開いたブラウスや短いスカートは身につけず、色は黒がメインで、マゼンタ、ダークグリーン、紫がかったピンクなど強い色味を選んだ。」と語ります。この条件を元に選ばれたのは、ピアジェの腕時計、サンローランや、ヴィクトリア・ベッカムのスーツやドレス、そして14〜15cmのハイヒール。細いヒールで颯爽と歩くエリザベスの格好良さに、思わずため息がこぼれてしまいます。全米のトップ・ロビイストたちの仕事ぶりを知るお仕事ムービーとしても、ひとりの女性の人生を描いたヒューマンドラマとしても楽しめる本作。ストーリーの全篇にひねりがあり、先を読んだと思っていても、さらに物語が二転三転する本作は、最後の最後まで驚きに満ちた展開が待っています。DRESS読者のみなさんの知的好奇心をきっと満たしてくれるノンストップ社会派サスペンス『女神の見えざる手』は、10月20日(金)より全国ロードショーです。◼︎『女神の見えざる手』公開情報『女神の見えざる手』10月20日(金)TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー監督:ジョン・マッデン『恋におちたシェイクスピア』『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』出演: ジェシカ・チャステイン『ゼロ・ダーク・サーティ』、マーク・ストロング『キングスマン』配給:キノフィルムズ上映時間:132分公式サイト: miss-sloane.jp© 2016 EUROPACORP – FRANCE 2 CINEMA
2017年10月20日「ラスベガスで銃乱射事件があった日、彼女は現地近郊でCM撮影をしていたんです。あまりの出来事にショックを受けていたといいます」(芸能関係者) 10月1日、米ラスベガスで起きた銃乱射事件。59人が死亡する大惨事となったが、その現場近くにローラ(27)はいたのだ。 8月に一部週刊誌で所属事務所との“奴隷契約”騒動が伝えられたローラ。10年間という長期の専属契約で不当に拘束されているとして、 契約破棄に向けた事前協議を申し入れたという。記事では、所属事務所社長との不仲やローラが精神的に追い詰められていたとも。だが事務所は「そのような事実はありません」と否定。主張は真っ向から食い違っている。 あれから2カ月――。ローラはロサンゼルスに滞在し、仕事の際に日本へ戻る生活を送っているという。だが所属事務所との溝は、今も埋まっていないようだ。 「一部では事務所がローラさんの仕事を断っているかのようにも言われていましたが、実際は彼女が事務所経由の仕事をほとんど断っているそうです。姿を見せるのはレギュラーの雑誌の仕事か、CM撮影くらいです」(前出・芸能関係者) このまま事態が平行線のままでは法廷闘争にも発展しかねない。そんななか、彼女はすでに次のステップへと動き始めているという。 「じつはローラさん、ロスで暮らす家を購入しようとしているんです。向こうで住んでいる部屋は所属事務所が借りているものなので、なるべく早く引っ越したいそうで……。『予算はいくらかかってもいいから早く引っ越したい』とまで言っていたそうです。今は少し落ちついたようで、1億円超の予算で探しているそうです」(ファッション関係者) 驚きの“巨額移住計画”を進めるローラ。ラスベガスでの銃乱射の衝撃を受けてもなお、米国移住と所属事務所との決別を求める気持ちは揺るがないようだ。
2017年10月18日1日夜(現地時間)、ラスベガスで銃乱射事件が起き、アメリカ史上最悪の死者数を出した。犠牲になった多くの被害者は、音楽フェス「Route 91 Harvest Festival」を楽しみにやってきていた観客たち。この事件を受けてセレブらが憤り、銃の規制をSNSで訴えている。レディー・ガガは「これは明白なテロ行為です。民主党も共和党もいますぐに団結してください。#銃規制を」、「祈ることはとても大切、でも人々の命は法律を制定する権力を持つポール・ライアン、ドナルド・トランプ、あなたたちの手にかかっているの。すぐに行動して。#銃規制を」などとツイート。その後、ガガは「インナーピース(心の平穏)」を通してみんなとつながりたいとの希望から、日常的に行っている瞑想をインスタグラムでライブ中継した。20分間、ライブ中継を見ていたフォロワーたちとともに瞑想と黙祷、祈りをささげたようだ。アリアナ・グランデは「ラスベガスを思うと心が張り裂けそうです。私たちには愛と団結、平和、銃規制、人々がこの状況を見てこれはテロであると声を上げることが大切です」とツイートした。レナ・ダナム、エイミー・シューマー、ジョン・レジェンド、キム・カーダシアンらもツイッターで銃規制を訴えている。(Hiromi Kaku)
2017年10月03日ステージで歌うジェイソン・アルディーン。この直後に事件は起こった(写真:Press Association/アフロ) 米ラスベガスで発生した銃乱射事件から2日経った。死者は59人に増え、米メディアは個別の乱射事件としては「史上最悪」であると報じている。 現場となったのは、カントリーミュージックのイベント「ルート91ハーベスト・フェスティバル」。隣接するホテルの32階から銃弾が降り注いだその瞬間、ステージではカントリーの大物ジェイソン・アルディーンがステージに上がっていた。 アルディーンは事件の数時間後に「ラスベガスのために祈りを」と文字を入れた写真をInstagramに投稿し、「今日あったことは、恐怖などという言葉では言い表せない。何と言えばいいのかまだわからないが、俺とスタッフたちはみんな無事だということを伝えておきたい」とメッセージを発信した。 会場に居合わせた目撃者によると、アルディーンは銃声を聞くや否や、一言も発することなく舞台袖に逃げていったという。そんな彼を「臆病者」と断ずる声が上がっている。 「ジェイソン・アルディーンは、観客に『逃げろ』とさえも言わず、臆病者のように走り去っていった。本当にこの国を愛しているのか?」 「ジェイソン・アルディーンが何も言わないでステージから降りたなんて信じられない。彼が注意を促していれば、救われた命があったかもしれないのに」 一方で、銃声が鳴り響く中で平静を保っていられるはずがない、とアルディーンを擁護する人々も大勢いる。 「彼には妻子がいるんだ。しかたないだろう」 「臆病だって?銃弾が飛んでくれば俺だって伏せるよ。彼は軍人じゃないんだ。ギターで銃弾を撃ち返していたらかっこよかっただろうけどね」 図らずも世界的な“時の人”となってしまったアルディーンのもとには、様々な言葉が届いたことだろう。これを受けてか、再び長文のメッセージをInstagram経由で送っている。 「この24時間、いろいろな感情が俺に押し寄せてきた。恐怖、怒り、痛み、同情心……。他人の命を奪おうとする人間の気持ちは、俺には到底わからない。この国、この世界では最近何かが変わった。それを目の当たりにするのは恐ろしいことだ。この世界は、子どもを安心して育てられない場所になってしまった。あの日、俺たちは民主党でも共和党でもなく、白人でも黒人でもなく、男でも女でもなかった。俺たちはみんな、人間なんだ。アメリカ人なんだ。そして今、一つになって立ち上がる時なんだ。それが、この国を今までよりも良くする唯一の道だ。(中略)このあまりにもひどい事件の犠牲者とその家族を思うと、本当に胸が痛む。あなたたちの苦しみを取り去る言葉を持ち合わせていないことが残念でならない。これだけは覚えておいてほしい。俺はあなたたちと共にある。一つになって、憎しみを捨てるときが来たんだ」
2017年10月03日