海岸には波に乗って、あらゆるものが流れ着きます。環境活動家のコーリン(trashcaulin)さんは、ビーチのゴミ拾いをしていた時、珍しいものを見つけました。彼が発見したのは、カニを獲るためのワナ。誰かが海に仕掛けたカニ獲りワナが、海岸に打ち上げられていたのです。コーリンさんそのワナを回収して、中を確認することにしました。「ここにカニが入っていませんように」と願うコーリンさん。そしてワナの蓋を開けると…!何が起きたのかはこちらをご覧ください。@trashcaulin This crab trap wasn't efficiently anchored so I set these crabs free #crab #crabs #sealife #seaanimals #ocean #beach #animalrescue ♬ Suspenseful and tense orchestra(1318015) - SoLaTiDo「ハロー、カニさんたち!」蓋を開けるなり、元気に挨拶をしたコーリンさん。ワナの中には、生きた大きなカニが7匹も入っていたのです!そして「きみたちは僕が知っている中で、もっともラッキーなカニかもね。さあ、行きな!」といって、カニを海へ放してあげました。動画を見た人たちからは、さまざまな声が上がっています。・カニが「僕は自由だー!」といってそう。・あなたに助けてもらえて、このカニたちは幸運だったね。・カニたちはきみにお礼のハグをしたかっただろう!コーリンさんはカニ漁をしている人たちへ「もしあなたがカニのワナをきちんと固定しなかったら、僕がカニを逃がしますよ」と呼びかけています。なお、海岸に流れ着いたワナは捨てられたものとみなされ、彼は漁の邪魔をしたことにはならないと思われるそうです。コメント欄には「どうして持ち帰って食べなかったの?」という質問が多く寄せられましたが、コーリンさんは「このカニたちが『とんでもない話があるんだ』と友達に話すほうがずっといいからね」とユーモアたっぷりに答えています。彼が逃がしたカニが海に戻った後、友達に「いやー、ワナにはまったら親切な人間が助けてくれたんだよ!」なんて話す様子を想像すると、面白いですね![文・構成/grape編集部]
2024年04月10日『シュレック・ザ・ミュージカル』や『ファン・ホーム』、そして昨年のトニー賞でミュージカル作品賞やオリジナル楽曲賞などに輝いた『キンバリー・アキンボ』でも知られる作曲家ジニーン・テソーリが音楽を手掛け、1997年にオフ・ブロードウェイで初演された『VIOLET』 。2014年には別演出によりブロードウェイでも上演されたミュージカルを、藤田俊太郎が演出したのは2019年、梅田芸術劇場が英国チャリングクロス劇場と共同で企画・製作・上演するプロジェクトでのことだった。藤田が単身渡英して作り上げた「英国キャスト版」はオフ・ウエストエンドで好評を博し、翌年4月には同じ演出コンセプトによる「日本キャスト版」が日本で上演される予定となっていたが、コロナ禍により全公演中止に。一部内容を変更して9月に上演を果たしたものの、3日間限定の公演だったため“幻の作品”となっていた。その待望の再演が、本日4月7日(日)に東京芸術劇場プレイハウスで開幕。主人公ヴァイオレット役に、ミュージカル初挑戦の三浦透子と進境著しい屋比久知奈(Wキャスト)を新たに迎えての上演だ。左から)黒人兵士フリック役:東啓介、白人兵士モンティ役:立石俊樹舞台は1964年のアメリカ南部。幼い頃に父親(spi)による不慮の事故で顔に大きな傷を負い、25歳の今まで人目を避けて暮らしていたヴァイオレット(三浦/屋比久)は、決意の表情でノースカロライナのバス停にいる。「あらゆる傷を癒やす」と噂の“奇跡の伝道師”(原田優一)に会うため、1500キロ西のオクラホマ州タルサまで、人生初の旅に出ようとしているのだ。乗り込んだ長距離バスの中で黒人兵士フリック(東啓介)、白人兵士モンティ(立石俊樹)、老婦人(樹里咲穂)ら、さまざまな価値観をもつ人々に出会い、少しずつ変化していくヴァイオレット。長い旅の先に、彼女が辿り着く境地とは――。今回は、2019年の英国公演にはあったものの、2020年の日本公演ではコロナ禍により叶わなかった、「オンステージシート」が登場することも話題のひとつ。休憩なし130分の公演を舞台上で体験したら、ヴァイオレットと一緒に旅をしているような気分になれそうだ。ミュージカル『VIOLET』 制作発表記者会見より取材・文:熊田音子<公演情報>ミュージカル『VIOLET』音楽:ジニーン・テソーリ脚本・歌詞:ブライアン・クロウリー原作:ドリス・ベッツ『The Ugliest Pilgrim』演出:藤田俊太郎出演:三浦透子/屋比久知奈(Wキャスト)東啓介 立石俊樹sara 若林星弥 森山大輔 谷口ゆうな 樹里咲穂 原田優一 spi【東京公演】2024年4月7日(日)~4月21日(日)会場:東京芸術劇場プレイハウス【大阪公演】2024年4月27日(土)~4月29日(月・祝)会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティチケット情報:()公式サイト:
2024年04月07日2024年12月、上海で世界初演されるミュージカル『インファナル・アフェア』の演出・振付を、長谷川寧(ミュージカル『ピーター・パン』、ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』ほか演出・振付担当)が手掛けることが発表された。長谷川は、2018年から中国全土で上演している『白夜行』『人間失格』の演出・振付を手掛け、2023年11月15日に開催された2023北京・天橋ミュージカル年間式典では、影響力のあるミュージカル作品賞・年間優秀ミュージカル演出家賞・年間優秀ミュージカル振付家賞などを受賞した。新作ミュージカル『インファナル・アフェア』は、2002年にアンディ・ラウとトニー・レオンが主演した香港の映画作品で、香港ノワールの代表的作品。映画は第一部公開後、全3部作となり大反響を巻き起こし、2006年にはマーティン・スコセッシ監督によるハリウッドリメイク作品『ディパーテッド』がアカデミー賞作品賞を受賞。日本でも本作をモチーフにしたテレビドラマ『ダブルフェイス』(香川照之・西島秀俊W主演)が製作された。世界中で愛された本作のミュージカル化プロジェクトには、国際的な布陣が集結。脚本には、韓国ミュージカル『フランケンシュタイン』『ベン・ハー』『ベルサイユのばら』などのワン・ヨンボム、音楽にはフレンチミュージカル『赤と黒』『ロックオペラ モーツァルト』『1789:バスティーユの恋人』などのウィリアム・ルソー、作詞にはGMAゴールデンメロディアワードにて第28回「年間最優秀アルバム賞」にノミネートされるなど注目の歌手・音楽プロデューサー・ソングライターの許鈞がそれぞれ参加する。長谷川は「中国で3度目のミュージカルを作ることになりました。今回は香港ノワールの名作映画の舞台化になりますが、これまで小説や漫画原作の作品はやってきましたが、原作が映画スタートの作品は初めてで、これもまた新たな挑戦となります。映画は素晴らしい作品であることは間違いないので、銀幕上に映る彼らを新たにどう舞台上に甦らせるか、ご期待いただきたい」とコメントしている。<長谷川寧 プロフィール>Photo by Marc Doradzilo作家・演出家・振付家・パフォーマー。2003年冨士山アネット(フジヤマアネット)設立。異ジャンルとのコラボレーションを通じ本質を見詰め直す「疑·ジャンル」をテーマに国内外にて活動中。17年ベルリン・Theatertreffen International Forumに招聘、19年台北國際藝術村でのレジデンス制作、20年國家兩廳院(National Theater and Concert Hal,Taipei)IDEA’s LAB.参加、21年KYOTO CHOREOGRAPHY AWARDファイナリスト、22年ELECTRICJAPAN2022(The Coronet Theatre/LONDON)招聘、23年『白夜行』『人間失格』にて北京・天橋音楽劇年度盛典にて優秀演出賞・優秀振付賞他、作品が多数受賞。近年の演出·振付作品として『死刑執行中脱獄進行中』、『歌劇BLACKJACK』の他、国内でのミュージカル演出·振付作品として『ピーター・パン』、『ジョジョの奇妙な冒険ファントムブラッド』。中国では染空間ミュージカル『白夜行』『人間失格』が現在も全国ツアー継続中。振付家としてフジファブリック、bonobos、EGO-WRAPPIN’等ミュージシャンへの振付の他、Disney+スターオリジナル『ガンニバル』、映画『イチケイのカラス』、SoftBankのCM等映像作品にも多数参加。国内外の活動を軸に新たなアジアのヴィジョンを更新すべく精力的に活動中。<公演情報>ミュージカル『インファナル・アフェア』演出・振付:長谷川寧脚本:ワン・ヨンボム音楽:ウィリアム・ルソー歌詞:許鈞2024年12月 上海にて世界初演
2024年03月22日ゲンを担いだりするときなどに、自分の“ラッキーナンバー”を用いる人もいるのではないでしょうか。このラッキーナンバーとは、幸運を引き寄せるための特別な数字を意味します。あなたの幸せの数字は一体何でしょう。今回は12星座別に“あなたのラッキーナンバー”をご紹介します。おひつじ座……「7」あなたのラッキーナンバーは「7」。子どものようなピュアさをもたらしてくれる数字です。この数字を意識すると、キーパーソンとの出会いに恵まれるかも。あなたは少しシャイで照れ屋なところがあるようですが、なるべく人見知りをせず、初対面でも自分を見せることを意識してみましょう。相手や周囲の状況に配慮する慎み深さも大切ですが、深く考えすぎなくても大丈夫。相手も自分のことをさらけ出してくれて、とんとん拍子に仲が発展していくはずです。そこからチャンスやお金に関する情報が入ってくるかもしれません。おうし座……「3」あなたのラッキーナンバーは「3」。ブレない安定感をもたらしてくれる、自信と繁栄の数字です。安定している状態であれば、どのようなことでも自信を持って堂々と進めていくことができるもの。ただし、安定の“材料”は他人の協力により得られるものが多いと言えます。そのため、物事を進める際には周囲からの支えをもらいながら、協調することが大切です。3の数字を意識して取り入れることができれば、自然とツキを呼び込む訓練ができ、充実した時間を過ごせるでしょう。ふたご座……「2」あなたのラッキーナンバーは「2」。柔軟でしなやかなマインドや、自由な感性を与えてくれるでしょう。この数字を意識すると、すぐに人と打ち解けることができるようになるはず。その場の環境や状況に即座に対応し、相手に合わせたコミュニケーションができるでしょう。また、この数字は人と人を繋ぐ力を与えてくれるため、誰かと誰かを取り持つことであなたにも利益がやってきそうです。かに座……「6」あなたのラッキーナンバーは「6」。あなたの中にある優しさを引き出し、慈愛の心をもたらしてくれるでしょう。もともと空気を読んで先回りをしたり、責任感をもって周りの人たちのためにコツコツ努力したりすることができるあなた。この数字を意識すると、さらに周囲のことを思いやり、みんなが楽しくなるように考えて行動できるはず。また、相手を正しい方向に導くパワーのある数字なので、リーダーシップを取れるようになるでしょう。ときにはお節介に思われても、きっと後から感謝されるはずです。しし座……「1」あなたのラッキーナンバーは「1」。チャンスとリーダーシップをもたらしてくれるパワーナンバーです。人生において「転機」は何度か訪れるもの。この数字は、あなたに訪れる転機自体への感受性を高めてくれるでしょう。そして、転機を成功に導くためには大事なことがあります。それは精神的にも肉体的にも活気に満ちておくこと。心や体が疲れているとついつい妥協してしまい、せっかくの転機を活かせないかもしれません。チャンスを逃さないように、日頃から心身を整えておきましょう。おとめ座……「11」あなたのラッキーナンバーは「11」。直感力とひらめきを与えてくれる数字です。人は実体のないものに恐れを抱きがちです。心配、妄想、嘘、まやかしなどがそれにあたるでしょう。その恐れを回避するには、「直感」が必要だと言えます。直感のベースには無邪気さがあり、自然体でいる方がより良い選択を引き寄せられることも少なくないはず。打算や欲が入ると、せっかくの吉運が逃げてしまうこともあります。迷ったときにはこの数字を意識して、自然体の自分を取り戻しましょう。てんびん座……「5」あなたのラッキーナンバーは「5」。爽やかな印象と知的な雰囲気を身にまとわせてくれる数字です。この数字を意識すると、あなた本来の礼儀正しさやコミュニケーションスキルが、どんどん芽を出してくるはず。「好感の持てる人」というイメージを与えられるでしょう。それと同時に、小さな世界で収まることを良しとしない気持ちを持つことも大切と言えます。自分を型にはめ込まず、のびのびした環境に身を置いて力を発揮してみましょう。さそり座……「9」あなたのラッキーナンバーは「9」。運の流れを促すことで停滞を破壊し、物事を順調に進めてくれる数字です。何かを始めるときは、スタートさせるエネルギーと苦労がつきまとうもの。そこで挫折したり、強引に進めて破綻してしまったりすることは少なくありません。そんなときこそ、この数字を意識的に取り入れることが大切です。ラッキーナンバーの力を借りることで、あなたの中にある理想がおのずと現実化するはず。いて座……「8」あなたのラッキーナンバーは「8」。人気運と人望をもたらしてくれる、無限大の可能性を秘めた数字です。あなたには人が集まる魅力があり、周囲から評価されることも多いでしょう。ただし、ここで注意すべきは、どんな人たちが集まってくるかということ。類は友を呼ぶと言われるように、同じような考え方・趣味・気質の人が集まりやすいと言えます。明るく楽しい人たちに囲まれたいなら、あなた自身も明るい人間になることが大切でしょう。ラッキーナンバーの8を意識すると、気持ちが前向きになっていつも明るく過ごせるはずです。やぎ座……「10」あなたのラッキーナンバーは「10」。ピンチをチャンスに、チャンスをさらなる成功に繋げる成就の数字です。あなたは慎重なところがあるため、積極的に行動を起こせず失敗してしまうケースが多いと言えます。物事を良い方向へ進めていきたいなら、自分に自信を持つことが大切。この数字がもたらす心の余裕は、あなたを前へと押し出してくれるでしょう。八方ふさがりの状況やツキがない状態でも、成功のための道筋を与えてくれるはずです。みずがめ座……「4」あなたのラッキーナンバーは「4」。あなたの秘めた才能と潜在意識を呼び起こす覚醒のナンバーです。幸運は、向こうからやってくるほど都合のいいものではありません。自ら行動を起こし、自身の才能を活かせるように工夫することが大事と言えます。ラッキーナンバーの4は、あなたの才能を発掘する手助けをしてくれるはず。次第にプラスの状態が潜在意識にも刷り込まれ、運をつかめる幸運体質へと変化していくでしょう。うお座……「22」あなたのラッキーナンバーは「22」。信じる力を授けてくれる神秘的な数字です。願望や計画を持つことは大切ですが、実現するためには信念と信頼を忘れないことも肝心と言えます。この数字を意識すると信じる力が強まり、どんな事柄についても誠実かつ正しい方向で考えられるようになるでしょう。また、健康・安定・平和な状態のときに成し遂げたことは、あなたに真の幸福をもたらしてくれるはず。心身が整っていないと間違った道を選びやすいので、瞑想やヨガで心を整えてみるのもよいでしょう。おわりに星座それぞれのラッキーナンバーには、あなたにとって大切なメッセージが刻み込まれていると言えます。迷ったときや悩んだとき、あるいは勝負したいときなど、ツキを味方につけたい場面ではラッキーナンバーを意識してみてはいかがでしょうか。脇田尚揮/占い・心理テストクリエーター株式会社ヒューマン・ライフ出版代表取締役社長、企業占術鑑定士、大学講師、秀心寺住職。©Drobot Dean/Adobe Stock ©mary_markevich/Adobe Stock文・脇田尚揮
2024年03月09日オリジナルミュージカル『のだめカンタービレ』の脚本・演出、翻訳ミュージカル『ファースト・デート』『High Fidelity』の訳詞・翻訳・演出、翻訳ミュージカル『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』の演出スーパーバイザー、『トッツィー』の演出補、『エブリ・ブリリアント・シング』の翻訳・演出、『カウントダウンミュージカルコンサート2023-2024』の構成・演出……。ここ1年の活動を取り出しただけでも目覚ましい活躍ぶりが分かる演出家、上田一豪が作・演出を務めるオリジナルミュージカル『Play a Life』が、本日2月7日(水)に東京・博品館劇場で幕を開ける。上田の主宰する劇団「Tip Tap」にて、2015年の初演以来繰り返し再演され、2023年にはテレビドラマ化もされた、劇団の代表作とも言える作品だ。上田一豪登場人物は、高校で非常勤講師を務める夫、元小学校教師の妻、夫が指導することになる教育実習生の3人だけ。夫婦はロビン・ウィリアムズ主演の映画『今を生きる』をきっかけに出会って結婚し、彼女は映画に憧れて教師となり、彼は俳優を志していた。だがいつの間にか妻は教師をやめ、夫は非常勤講師となり、二人の生活の間には一匹の猫。何が夫婦の生活を変えたのか? やはり『今を生きる』が好きだという実習生との関わりのなかで、その理由が少しずつ明かされていく――。出演は、佐藤隆紀(LE VELVETS)・平川めぐみ・屋比久知奈の「白猫チーム」と、相葉裕樹・松原凜子・豊原江理佳の「黒猫チーム」の2チーム制。平川は初演の実習生役から妻役への転身、ほかのメンバーは今回が初参加となる。1月に行われた稽古場取材会では、「黒猫チーム」が小澤時史作曲による美しいナンバーを披露した上で、「『生きる』というテーマは日常の中で考えることが少なくなっていると思いますが、この作品を観てそれを感じてもらえたら」(相葉)、「夫役の相葉さんと長年連れ添った夫婦の落ち着いた空気を出すことが重要」(松原)、「この作品との出会いが生きることに向き合うきっかけになれば」(豊原)とそれぞれにコメント。歌唱力にも演技力にも定評のある面々が織りなすドラマに期待が高まる。文:熊田音子<公演情報>ミュージカル『Play a Life』作・演出:上田一豪作曲:小澤時史【キャスト】白猫=佐藤隆紀(LE VELVETS)、平川めぐみ、屋比久知奈黒猫=相葉裕樹、松原凜子、豊原江理佳2024年2月7日(水)~2月12日(月・休)会場:東京・博品館劇場チケット情報:()公式サイト:
2024年02月07日待望の再演が決定した『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』の制作発表会見が2月1日(木)、都内で行われ、昨年版から続投する望海風斗と平原綾香、井上芳雄と甲斐翔真が抱負を語った。バズ・ラーマン監督による映画『ムーラン・ルージュ』を、アレックス・ティンバース演出によってさらにパワーアップさせ、めくるめく世界へと観客をいざなうミュージカル。2023年6月24日に東京・帝国劇場で日本初演のプレビュー公演の幕を開け、8月31日の千穐楽まで全85回上演された。このたび約1年の時を経て、2024年6月から9月にかけて、帝国劇場と大阪・梅田芸術劇場メインホールで再演される運びとなった。『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』2024年版メインビジュアルムーラン・ルージュの看板スターだが、病に冒されているサティーン役を演じる望海と平原は、初演について「夢だったんじゃないかと思うほど、非現実的な時間。物語の内容もそうですし、(公演中は)夢の中に生きていて、今はそこから覚めた感覚」(望海)、「私にとっては歌手デビュー20周年と『ムーラン・ルージュ』が重なったので、バタバタした記憶が」(平原)と回想した。物語の生みの親であるラーマン監督からは「日本版が一番泣ける」という言葉が届いたといい、望海は「ブロードウェイ版は、結構最後ギリギリまで、お客様が爆笑するが、日本では二幕の後半から、お客様が入り込んでくださった。悲劇性が強いのが、日本の特徴なのかなと」と分析。ちなみに好きな楽曲を問われると、望海が「Your Song」、平原は「Firework」を挙げていた。一方、サティーンと恋に落ちる作家志望の青年・クリスチャンを演じる井上は、「あんな若い役をよくやったいたなと(笑)。舞台上でのキラキラ感と、終わった後の落差がひどくて。なけなしの若さで頑張ったが、今年は若さが残っているか」と自虐コメント。それでも、「一度始まると、うわーとテンションがあがるのが、この作品の魅力」だと語り、「去年も盛り上がったが、今後何十年と続き、定着するには、再演が重要」と気合をみなぎらせた。同じくクリスチャン役を務める甲斐は、昨年秋に本場フランスのムーラン・ルージュに足を運んだといい「体験として大きな収穫。クリスチャン自身がフランスに上陸した気持ちを想像できたので、(役柄の)解像度と言葉の説得力は、23年を優に超えたい」と意気込んだ。本公演は、2025年に建て替えのための休館を発表している現・帝国劇場(1966年開場)のクロージングラインナップに名を連ねており、数多くの帝劇出演を誇る井上は、「ぜいたくですが、自分にとっては家と言いますか、ホーム感がある。(一時)なくなるのは、想像もつかず、さみしいですが、積み重ねての今ですから、最後の日まで記憶をなくす覚悟で臨みたい」と決意表明。平原は「帝劇の匂いが好き。あの匂いに触れると、演劇スイッチが入る」と語り、「リニューアルされても、ぜひあの匂いだけは引き継いでもらいたい」と笑いを誘っていた。取材・文:内田涼<公演情報>『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』2024年6月20日(木)~8月7日(水) 東京・帝国劇場2024年9月14日(土)~28日(土) 大阪・梅田芸術劇場 メインホール【キャスト】※各役50音順サティーン:望海風斗 / 平原綾香クリスチャン:井上芳雄 / 甲斐翔真ハロルド・ジドラー:橋本さとし / 松村雄基トゥールーズ=ロートレック:上野哲也 / 上川一哉デューク(モンロス公爵):伊礼彼方 / Kサンティアゴ:中井智彦 / 中河内雅貴ニニ:加賀楓 / 藤森蓮華ラ・ショコラ:菅谷真理恵 / 鈴木瑛美子アラビア:磯部杏莉 / MARIA-Eベイビードール:大音智海 / シュート・チェン【アンサンブル(E) / スウィング(S)】※50音順ICHI(E) / 乾直樹(E) / 加島茜(E) / 加藤さや香(E) / 加藤翔多郎(E) / 酒井航(E) / 篠本りの(S) / 杉原由梨乃(E) / 仙名立宗(E)高橋伊久磨(E) / 田川景一(E) / 田口恵那(E) / 茶谷健太(S) / 富田亜希(E) / 平井琴望(E) / 堀田健斗(S) / 三岳慎之助(E)宮河愛一郎(ダンスキャプテン E) / 米島史子(S) / ロビンソン春輝(S) / 和田真依(S)チケット情報:()関連リンク公式サイト::::
2024年02月02日劇団四季のミュージカル『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が、2025年4月より東京・竹芝のJR東日本四季劇場[秋]にて上演される。ミュージカル『バック・トゥ・ザ・フューチャー』ミュージカル『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は、1985年に公開された、SF映画の金字塔と称される同名映画シリーズ第1作をベースに舞台化した作品。2020年のイギリス・マンチェスター、2021年のロンドン・ウェストエンドにて開幕されると、大きな話題に。2022年には英国演劇界で最も権威のあるローレンス・オリヴィエ賞にて、最優秀新作ミュージカル賞を受賞。2023年にはブロードウェイ公演が開幕した。映画製作陣も数多く参加そんなミュージカル『バック・トゥ・ザ・フューチャー』には、映画の製作陣も多数参加しているのがポイント。脚本は、映画の脚本も務めたボブ・ゲイルが担当し、映画の魅力はそのままに、コメディ色の強いエンターテインメントショーとして再構築した。ドクのキャラクターを映画よりもさらにコミカルにアレンジしているのもポイントだ。また映画シリーズを通じて音楽を担当したアラン・シルヴェストリと、ミュージカルで新たに参加したグレン・バラードにより、登場人物たちの心情を歌う新たな楽曲を作り上げている。映画の中で使用された「The Power of Love」や「Johnny B. Goode」なども引き続き使用され、作品をより盛り上げる。タイムマシン・デロリアンも登場『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を語る上で欠かせない存在のひとつ、タイムマシン・デロリアンも実際に人が乗り込める実物大で登場。美術デザインを手掛けたティム・ハトリーにより緻密に再現されている。デロリアンを用いて表現されるタイムトラベルシーンも必見で、最新技術を駆使して映像、照明、音響が見事に一体化した表現をもって、デロリアンの疾走感を描き出す。登場キャラクターマーティ・マクフライヒルバレーに住む、ロックスターに憧れる高校生。両親、兄、姉とともに暮らし、さえない生活を送る。ある日エメット・ブラウン博士に呼び出され、タイムトラベル実験中にハプニングが起こり、偶然1955年にタイムトラベル。その先で若き日の両親に出会う。エメット・ブラウン博士通称ドク。変わり者の科学者で、マーティの友人。デロリアンを改造し、タイムマシンを発明する。マーティに手伝ってもらいタイムトラベル実験を行っていたところ、命の危機にさらされる。1955年にタイムトラベルしてきたマーティに助けを求められ、マーティを未来に戻すために協力する。ジョージ・マクフライマーティの父。うだつの上がらない気弱な性格。1955年、高校生の時にタイムトラベルしてきたマーティと偶然出会う。ロレインに好意を持っているが、気弱な性格ゆえに話しかけることはおろか、彼女を覗き見することしかできない。ロレイン・ベインズマーティの母。1955年、高校生の彼女は奔放な性格で、偶然出会ったマーティに一目ぼれしてしまう。ビフ・タネンジョージやロレインと同級生の不良。乱暴で自分勝手な性格。ロレインに気があり、自分のものにしようとするが、彼女には迷惑がられている。ジョージのことをいつもいじめている。ジェニファー・パーカーマーティのガールフレンドでよき理解者。彼の音楽の才能を信じており、レコード会社で働く叔父がマーティの演奏を聴けるように働きかける。ミュージカル『バック・トゥ・ザ・フューチャー』あらすじ舞台は1985年、アメリカ・カリフォルニア州の郊外、ヒルバレー。ある日の夜、マーティ・マクフライは友人であるエメット・ブラウン博士、通称ドクが発明したタイムマシン・デロリアンに誤って乗り込み、30年前の1955年に飛んでしまう。その世界でのドクの協力を得て元の世界へ帰る方法を見つけたマーティだったが、彼には若き日の母親に惚れられたために変わりつつある歴史の修復作業が残っていた。果たしてマーティは両親を無事に結び付け、1985年に戻ることができるのか。落雷の日が迫る……。【詳細】劇団四季 ミュージカル『バック・トゥ・ザ・フューチャー』公演期間:2025年4月~ロングラン上演会場:JR東日本四季劇場[秋]住所:東京都港区海岸1-10-45チケット発売日:2024年12月予定※開幕日、チケット発売日などの詳細は、決まり次第発表。【問い合わせ先】劇団四季 ナビダイヤルTEL:0570-008-110
2024年01月27日1月24日、劇団四季が『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のミュージカルを来年4月に上演することを発表した。同作はスティーヴン・スピルバーグ監督の同名映画を基に創作されたミュージカルで、20年にイギリスで開幕し、23年からはアメリカのブロードウェイでも上演されている。公開まで1年以上あるが、Xでは早くも期待する声が多くあがっていた。《ミュージカルでバック・トゥ・ザ・フューチャーやるんだ!デロリアンと時空移動の演出どうなるんだろ見てみたいな》《今朝、うちのダンナ殿が興奮気味に「『バック・トゥ・ザ・フューチャー』劇団四季でミュージカルだって!」と私に教えてくれた。私達が、付き合って初めて観に行った映画が「バック・トゥ・ザ・フューチャー」。こちらも2人で観にいきたいな》映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は繰り返し地上波で再放送されており、今も根強い人気を誇っている。「公開から40年近く経ちますが、人気は衰えていません。昨年8月、“ドク”ことエメット・ブラウン博士を演じたクリストファー・ロイド(85)がXでマーティ役やビフ役のキャストたちとの集合写真を公開した際には、日本でも大きな話題となりました。Xでも『ドクはとても80歳を超えているように見えません!』『一人だけ歳をとってない(笑)』など、彼の若々しさに注目が集まっていたのが印象的です」(映画関係者)日本のファンも多いクリストファー・ロイドだが、実は度々来日している。90年には『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』のプロモーションで山田邦子(63)や田原俊彦(62)と共演したこともあった。さらに、22年、23年には2年連続で「東京コミックコンベンション」に招待されている。「『東京コミコン』は日米の映画やコミック、アニメなどのポップカルチャーを扱うイベントで、16年から年に1回開催されています。過去にもオーランド・ブルームやユアン・マクレガーなどのハリウッド俳優が招待されていますが、クリストファー・ロイドが登壇した際の歓声はひときわ大きかったと聞きました。85歳になりましたが、185cmと長身でスタイルは抜群。そんな“イケおじ”な姿と、映画でのコミカルな印象とのギャップに驚く人も多かったそうです」(前出・映画関係者)現在Xでは、今回のミュージカル化にあたって彼の再来日を望む声があがっている。《ドク役のクリストファー・ロイドさん。コミコンでまた日本に戻ってくるって言って下さってたから、観劇されたりしないかしら》《ブロードウェイのミュージカル バック・トゥ・ザ・フューチャーが始まった時はマイケル・J・フォックスとクリストファー・ロイドが舞台に来るサプライズがあったけど日本でもあったりせんか…頼む…》日本の公演に合わせて、サプライズでデロリアンから登場してくる彼の姿をぜひ見たいものだ。
2024年01月25日1月24日(水)、都内にて、劇団四季海外新作ミュージカル『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(2025年4月より、東京・JR東日本四季劇場[秋]にて上演)の製作発表会が行われた。ミュージカル『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は、1985年公開の同名映画シリーズ第1作を基に創作されたミュージカル。カリフォルニア州ヒルバレーに住むマーティ・マクフライは、変わり者の科学者、ドク・ブラウンが作ったタイムマシンで1955年へタイムトラベルすることに――。SF映画の金字塔と言われる、世界的に大ヒットした名作映画が舞台化され、2020年にイギリス・マンチェスターで開幕。2021年にはロンドン・ウェストエンドで開幕した。開幕するや否や大きな話題となり、2022年には英国演劇界で最も権威のあるローレンス・オリヴィエ賞にて、最優秀新作ミュージカル賞を受賞。2023年8月にはブロードウェイ公演が開幕している。ミュージカル『バック・トゥ・ザ・フューチャー』海外公演より(Photo by Johan Persson)本作の創作には、映画の製作陣も数多く参加。脚本には、映画の脚本も務めたボブ・ゲイル。映画の魅力はそのままに、ミュージカルコメディとして再構築した。映画の監督を務めたロバート・ゼメキスは、プロデューサーのひとりとして携わっている。音楽は、シリーズを通じて映画音楽を担当したアラン・シルヴェストリ。そこにミュージカルで新たに参加したグレン・バラードが加わり、登場人物たちの心情を歌う新たなナンバーを作り上げた。「The Power of Love」や「Johnny B. Goode」など映画で使用された楽曲も引き続き使用され、印象的な映画のオーバーチュアも、そのメロディが劇中で効果的に登場する。演出はジョン・ランド(2002年『ユーリンタウン』にてトニー賞ミュージカル演出賞を受賞)、振付はクリス・ベイリーが担当する。本作を語るうえで欠かせないのが、タイムマシン・デロリアンの存在。美術デザインを手掛けたのはティム・ハトリー。映画を緻密に再現したデロリアンが、突如として舞台上に姿を現すと、劇場全体のギアが一段上がる。さらに注目すべきは、そのタイムトラベルシーン。最新技術を駆使し、映像、照明、音響が見事に一体化した表現で、デロリアンの疾走感を描き出す。客席を含めた劇場空間をも最大限に使用し、まるでアトラクションのような、かつてない演劇体験を生み出している。製作発表会見には、演出のジョン・ランド氏、筆頭プロデューサーのコリン・イングラム氏、劇団四季 代表取締役社長 吉田智誉樹氏が登壇。また映画仕様のデロリアンも登場し、会場を沸かせた。劇団四季『バック・トゥ・ザ・フューチャー』製作発表会見【撮影:荒井健】映画公開から40年を迎える2025年。劇団四季が新たに挑むエンターテインメント超大作『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に期待したい。<製作発表会出席者のコメント>■演出ジョン・ランド劇団四季という素晴らしいカンパニーと共にこの日本公演に携われることを光栄に思います。私はコリンから本作の舞台化に協力してほしいと初めてアプローチを受けたとき、「YES!」と即答しました。主人公が大きな山を乗り越え、やがて家族が絆を取り戻すというストーリーには大変な魅力があります。物語のキーとなるデロリアンは沢山のクリエイターの手によって素晴らしい装置となっていますし、作品内には映画などの様々なオマージュや仕掛けも散りばめられています。日本のお客様にもぜひ楽しみにお待ちいただけると嬉しいです。■筆頭プロデューサーコリン・イングラム本作のミュージカル化について最初に話をいただいたとき、非常に素晴らしいアイディアであると感じました。原作映画における登場人物のキャラクター性、主人公マーティがバンドで歌うシーン、さらにすでに有名な曲が複数あることなどの条件が、舞台化に高い親和性をもたらしているからです。16歳で映画を観て感銘を受け、マーティに憧れた自分が、今、こうして初の非英語圏となる日本公演に向けた準備をしているとは夢にも思いませんでしたが、皆様の前で発表できたこの日をとても嬉しく思っています。■劇団四季 代表取締役社長吉田 智誉樹(よしだ ちよき)昨年ブロードウェイ公演のガラ公演に立ち会わせていただいた際に、この作品は演劇界だけでなく、ハリウッドをも背景に持つ、奥の深いエンターテインメントだということを実感しました。劇場全体を使用した舞台美術による作品世界への圧倒的な没入感と迫力、タイムトラベルシーンの秀逸さ、そして印象的な楽曲など、日本のお客様にも間違いなく満足いただける作品だと確信しています。かつてない演劇体験をしていただける作品です。どうぞご期待ください。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』PV<公演情報>劇団四季海外新作ミュージカル『バック・トゥ・ザ・フューチャー』2025年4月~会場:東京・JR東日本四季劇場[秋]2024年12月 チケット発売予定公式サイト:
2024年01月25日撮影:鈴木健太 (C)プロジェクトラブライブ!スクールアイドルミュージカルラブライブ!シリーズのミュージカル作品『スクールアイドルミュージカル』の2024年公演が、2024年1月11日(木) に東京・THEATER MILANO-Zaで開幕した。本作は対立するふたつの伝統校を舞台に、アイドル活動を通して出会う10人の少女たちの夢への想いと変化を30曲以上の書き下ろし楽曲とともに描く、完全オリジナルストーリーの青春学園ミュージカル。2022年12月に東京、2023年1月に大阪で初演され、その後2023年8月に東京で上演された追加公演でも多くの評価を得て、今回の再演が決定した。さらなる可能性を広げるため、新たにWキャスト制度を採用した本公演の魅力を、公演前に行われたゲネプロの模様と合わせてレポートする。物語は、兵庫の進学校・椿咲花女子高校の理事長の娘で母親の期待に応えるために勉強を頑張りつつも密かにアイドルを応援している椿ルリカ(堀内まり菜)と、大阪の人気校・滝桜女学院の理事長の娘であり、芸能コース選抜アイドル部でセンターを務めながらも、まわりのプレッシャーから自分のやりたいことがわからなくなった滝沢アンズ(関根優那)の出会いが最初の大きな鍵となる。今回で3度目の公演ということもあり、初演から出演するオリジナルキャストたちの役への理解度がより深まったのか、芝居もさらなる進化が感じられた。特に本公演初日の出演キャストで行ったゲネプロでは、ルリカの椿咲花の仲良しメンバーたち、皇ユズハ(浅井七海)、北条ユキノ(杏ジュリア)、天草ヒカル(小山璃奈)、三笠マーヤ(佐藤美波)の4人も全員オリジナルキャストだからか、仲間同士でシンクロするような動きが見られたりと、これまで以上に仲の良い女子高生の雰囲気が見て取れた。ルリカがやりたいことを見つけ、みんなで夢中になっていくシーンでは、よりダイレクトに5人の楽しさが伝わってくる。コミカルなシーンもさらにのびのびとした表現になったことで、それぞれが演じるメンバーの愛らしさや魅力がアップしていた。新キャストが多い滝桜女学院メンバーのシーンでは、新キャストによる芝居のアプローチの変化を受けてオリジナルキャストの芝居も変化したのか、新たな発見があったシーンがいくつもあった。11日出演キャストのゲネプロのなかでは、新キャストの西田有愛が演じる来栖トアは、これまで以上にアンズへの憧れを感じさせ、第一幕序盤のアンズとのかけあいも先輩・後輩の絆が増しているように思えた。西田ひらりが演じるサヤカは爽やかな笑顔が印象的で、第二幕序盤の若槻ミスズ(西葉瑞希)や鈴賀レナ(三田美吹)と話すシーンでは、同級生同士ならではの気さくさが過去の公演よりも感じ取れた。その一方で、演者が変わっても、同じ人物を演じているからこそ変わらない魅力が見つけられることも。異なるキャストが演じることで、ルリカたち登場人物の個性がより浮き彫りになる印象を受けた。また、1月19日(金) までの本公演では、ペンライトやうちわを持ってメンバーたちのライブが楽しめる、恒例のカーテンコールスペシャルステージを実施。さらに公演最後の2日間、1月20日(土) と21日(日) は、スペシャルステージを拡大し、新規書き下ろし楽曲も披露される特別公演『文化祭&後夜祭スペシャル公演』の上演も行われる。■椿ルリカ役:堀内まり菜 コメントいよいよ初日を迎えます!一人ひとりのキャスト、関わってくださっている全員の力が合わさって、スクールアイドルミュージカルの世界がより鮮やかに進化したのを実感しています。初日から千秋楽まで、様々な組み合わせによる公演で、まさに一期一会の空間が生まれると思います。観に来てくださる皆様に、最高に幸せな時間をお届けできますように。観に行こうか迷っているという方も、ぜひ会いに来てください!“いま”の瞬間を一緒に過ごしましょう!■滝沢アンズ役:関根優那 コメント皆さんからの熱い応援をいただき、またスクミュの世界をお届けすることができて、感謝の気持ちでいっぱいです。そして、キラキラした夢のつまった特別な時間を皆さんともう一度過ごせることが本当に嬉しいです!さらにパワーアップした姿と、よりスクミュの世界を好きになっていただけるよう、みんなと、アンズちゃんと共に精一杯頑張ります。私たちの想いを、劇場で直接受け取ってください!撮影:鈴木健太<公演情報>THEATERMILANO-Zaオープニングシリーズ『スクールアイドルミュージカル』原作:矢立肇原案:公野櫻子脚本 / 演出 / 振付:岸本功喜作曲 / 編曲 / 音楽監督 / 歌唱指導:小島良太【出演】椿ルリカ:堀内まり菜皇ユズハ:浅井七海 / 鈴木まゆり(Wキャスト)北条ユキノ:杏ジュリア / 寺田光(Wキャスト)天草ヒカル:小山璃奈 / 春名真依(Wキャスト)三笠マーヤ:佐藤美波 / 松澤可苑(Wキャスト)滝沢アンズ:関根優那若槻ミスズ:西葉瑞希 / 南野巴那(Wキャスト)来栖トア:黒木美佑 / 西田有愛(Wキャスト)鈴賀レナ:三田美吹 / 加藤夕夏(Wキャスト)晴風サヤカ:西田ひらり / 山本愛梨(Wキャスト)椿 マドカ:蒼乃夕妃滝沢キョウカ:岡村さやか金子楓 / 藤本くるみ / 古沢朋恵 / 森田佳花 / 森本さくら / 森本めい / 渡辺七海 / 渡来美友【公演日程】2024年1月11日(木)~21日(日) 東京・THEATER MILANO-Zaチケット情報:()公式サイト:プロジェクトラブライブ!スクールアイドルミュージカル
2024年01月11日2024年6月から9月にかけて東京・大阪で上演される『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』のビジュアルが公開された。本作は、バズ・ラーマン監督による映画『ムーラン・ルージュ』を、アレックス・ティンバース演出によってさらにパワーアップさせ、めくるめく世界へと観客をいざなうミュージカル。2023年6月24日に東京・帝国劇場で日本初演のプレビュー公演の幕を開け、8月31日の千穐楽まで全85回公演が行われたが、このたび約1年の時を経て帝国劇場と大阪・梅田芸術劇場 メインホールで再演される運びとなった。出演者は2023年版と同一で、ムーラン・ルージュの看板スターだが、病に冒されているサティーン役を望海風斗と平原綾香、サティーンと恋に落ちる作家志望の青年・クリスチャン役を井上芳雄と甲斐翔真がそれぞれ演じる。またムーラン・ルージュの支配人、ハロルド・ジドラー役で橋本さとしと松村雄基、サティーンの幼馴染でショー作家のトゥールーズ=ロートレック役で上野哲也と上川一哉、ムーラン・ルージュの支援者、デューク(モンロス公爵)役で伊礼彼方とK、アルゼンチン人振付家、サンティアゴ役で中井智彦と中河内雅貴、ムーラン・ルージュのダンサー、ニニ役で加賀楓と藤森蓮華が出演する。『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』舞台映像<公演情報>『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』2024年6月20日(木)~8月7日(水) 東京・帝国劇場2024年9月14日(土)~28日(土) 大阪・梅田芸術劇場 メインホール【キャスト】※各役50音順サティーン:望海風斗 / 平原綾香クリスチャン:井上芳雄 / 甲斐翔真ハロルド・ジドラー:橋本さとし / 松村雄基トゥールーズ=ロートレック:上野哲也 / 上川一哉デューク(モンロス公爵):伊礼彼方 / Kサンティアゴ:中井智彦 / 中河内雅貴ニニ:加賀楓 / 藤森蓮華ラ・ショコラ:菅谷真理恵 / 鈴木瑛美子アラビア:磯部杏莉 / MARIA-Eベイビードール:大音智海 / シュート・チェン【アンサンブル(E) / スウィング(S)】※50音順ICHI(E) / 乾直樹(E) / 加島茜(E) / 加藤さや香(E) / 加藤翔多郎(E) / 酒井航(E) / 篠本りの(S) / 杉原由梨乃(E) / 仙名立宗(E)高橋伊久磨(E) / 田川景一(E) / 田口恵那(E) / 茶谷健太(S) / 富田亜希(E) / 平井琴望(E) / 堀田健斗(S) / 三岳慎之助(E)宮河愛一郎(ダンスキャプテン E) / 米島史子(S) / ロビンソン春輝(S) / 和田真依(S)関連リンク公式サイト::::
2023年12月26日女性の干支別♡身につけると運気が上がるラッキーアイテム持って生まれた性質とその人の運命を占うことができる干支で、身につけると運気が上がるラッキーアイテムを占います。手に入れやすく、身に着けやすいアイテムをピックアップしました。[nextpage title="0U0c0]0O[P^tN^t0K0vzh"]子(ねずみ)年生まれ【バラのシルバーアクセ】子(ねずみ)年生まれの運気をアップするラッキーモチーフは「バラの花」です。そして、銀製品も開運につながります。バラをかたどったシルバーアクセサリーは全般的にラッキーとなりますが、身体の上の方に付けるのが特にいいでしょう。イヤーカフがオススメです。丑(うし)年生まれ【努力の結晶】丑(うし)年生まれの運気アップアイテムは、自分の努力が込められたアイテムです。ネット検索ではなく自分の足で探したお店に出向いて買ったものや、材料を集めて自分で作ったものなど。アクセサリーでも服でも、何でもOKです。[nextpage title="[^tSo^t0nKlUP00000o"]寅(とら)年生まれ【オパール】寅(とら)年生まれの運気をアップするアイテムは、オパールです。オパールはストレスをやわらげ、自信の無さを補完したり、敵から身を護る力もあると言われています。未来を見通すという虎の眼を守るパワーもあります。ジュエリーオパールが最強です。卯(うさぎ)年生まれ【ウサギ型の抱きぐるみ】卯(うさぎ)年生まれは、自分の干支であるウサギモチーフが運気を上げてくれます。イチオシは、ウサギ型の抱きぐるみ。くつろいでいるとき、眠るときにギュッと抱いてリラックスしましょう。次の日からの、よい気の吸収効率がグンとアップします。[nextpage title="^t]^t0o00"]辰(たつ)年生まれ【パワーストーンのブレスレット】天からの加護がある辰(たつ)年生まれのラッキーアイテムは、パワーストーンのブレスレットです。龍の刻印のあるものは最強ですが、ちょっと身に着けにくいかも。その場合は、キャッツアイ効果(強い光を当てると一直線に輝きが出る)のあるパワーストーンでもラッキーを得られます。巳(へび)年生まれ【猫モチーフのアイテム】巳(へび)年生まれの運気をアップするラッキーモチーフは「猫」です。猫モチーフのアイテムが、巳年の運気をアップさせます。服ならトップスやインナー、小物ならバッグが、巳年の最強ラッキーアイテムと言えるでしょう。[nextpage title="SH^tg*^t0o000gKlUP"]午(うま)年生まれ【リボン】午(うま)年生まれの運気を上げるラッキーアイテムは、リボンです。人と人との縁を結んだり、人と幸福とを結ぶラッキーチャームで、午=馬の手綱もその仲間になります。髪を結ぶもよし、バックチャームもよし。リボンのついた小物、すべて◎です。未(ひつじ)年生まれ【ハートのペンダント】未(ひつじ)年生まれの運気を上げるラッキーアイテムは、ハートのペンダント。心臓をイメージしたハートは、愛の象徴。心が愛にくるまれていないと、未年の運気は上がりません。ちょっとチェーンが長めで、心臓の位置にハートが来るのがおすすめです。[nextpage title="u3^tI^t0nN0o…"]申(さる)年生まれ【赤いインナー】申(さる)年生まれの運気をアップするアイテムは、赤いインナー。トラブルを避け幸せを連れてきてくれると言われ、申年と赤いインナーは古くから縁起のいい組み合わせとされています。少々刺激的な色ですが、運気アップ効果は抜群です。酉(とり)年生まれ【フェザーモチーフ】酉(とり)年生まれの運気アップアイテムは、フェザーモチーフのアクセサリー。フェザー=羽は、鳥のシンボル。酉年生まれにはピッタリなのです。羽は夢や願い事を叶え、上昇運も意味します。本物の羽を使ったイヤーアクセや、ネックレスが◎。[nextpage title="b^tN^t0nY}v`'00000o"]戌(いぬ)年生まれ【馬蹄】戌(いぬ)年と相性がよく、運気をアップさせるラッキーモチーフは「午」です。飛躍と改革の象徴で、その運気をより呼び込むアイテムは「馬蹄」の形の小物です。ペンダントトップのついたネックレスやキーホルダーなどが、運気アップにつながります。亥(いのしし)年生まれ【スポーツブランド】亥(いのしし)年生まれの運気をアップさせるキーワードは、スポーティーです。バッグはスポーツブランドがイチオシ!靴は、履ける状況ならスニーカーにしましょう。亥年のフットワークを軽くし、さらなる幸運のところへ連れて行ってくれます。さいごに運気を上げてくれるのは、自分の干支そのものが持つエネルギーをチャージするアイテムや、干支と相性のよい干支のエネルギーがあるアイテム。そんなアイテムを自分へのご褒美に買ったり、プレゼントとしてリクエストしてみてくださいね。(紅伊珊瑚/占い師)(愛カツ編集部)
2023年11月20日星座で占う♡雨の日に飲むと恋愛運が上がるラッキードリンク雨の日は室内でラッキードリンクでも飲んで運気アップをはかりましょう!そこで今回は星座別、雨の日に飲むと恋愛運が上がるラッキードリンクを紹介します。[nextpage title="0J0r0d0X^0o…"]おひつじ座(3/21-4/19)…トマトジュースあなたが雨の日に飲むと恋愛運が上がるラッキードリンクは、トマトジュースです!おひつじ座さんのラッキーカラーは燃えるような赤なので、ぜひトマトジュースでエネルギーを注入してください。もしトマトが苦手なら、ザクロやアセロラでもOK!おうし座(4/20-5/20)…緑茶あなたが雨の日に飲むと恋愛運が上がるラッキードリンクは、緑茶です!おうし座さんのラッキーカラーは緑で、おうし座さんが生まれる時期というのは、ちょうど新緑の季節。お茶は体にもいいですから、雨で気分が上がらない日は美味しい新茶を飲みましょう。ふたご座(5/21-6/21)…レモネードあなたが雨の日に飲むと恋愛運が上がるラッキードリンクは、レモネードです!ふたご座さんのラッキーカラーは爽やかな黄色。ふたご座さんの性格のように、さっぱりスッキリしたドリンクが雨の日の運気アップにはもってこい。[nextpage title="0K0k^0o…"]かに座(6/22-7/22)…ホットミルクあなたが雨の日に飲むと恋愛運が上がるラッキードリンクは、ホットミルクです!かに座さんのラッキーカラーは優しい白。アレルギー等がないのなら、ホットミルクを飲んで心を落ち着かせましょう。運気の底上げにはリラックスは欠かせません。しし座(7/23-8/22)…オレンジジュースあなたが雨の日に飲むと恋愛運が上がるラッキードリンクは、オレンジジュースです!しし座さんのラッキーカラーはオレンジやゴールド。しし座さんはノリがよく明るい雰囲気が漂うのでフルーツのオレンジが◎。もしお酒ならシャンパンがおすすめです。おとめ座(8/23-9/22)…チャイラテあなたが雨の日に飲むと恋愛運が上がるラッキードリンクは、チャイラテです!おとめ座さんのラッキーカラーはベージュやオリーブなどのオーガニックカラー。チャイはエキゾチックな香りとちょっとスパイシーな味で健康志向のおとめ座さんにはもってこい。[nextpage title="0f00s0^0o…"]てんびん座(9/23-10/23)…ピーチティーあなたが雨の日に飲むと恋愛運が上がるラッキードリンクは、ピーチティーです!てんびん座さんのラッキーカラーはピンク。風水的にもピーチは恋愛運アップに最適なフルーツですので、ピーチフレーバーの紅茶もいいですが、果肉が入っている方が◎。さそり座(10/24-11/22)…黒糖ラテあなたが雨の日に飲むと恋愛運が上がるラッキードリンクは、黒糖ラテです!さそり座さんのラッキーカラーはボルドーやブラックといった濃い色。雨の日の休憩に飲むなら黒糖ラテで、デートで飲むのなら赤ワインがおすすめです。いて座(11/23-12/21)…ぶどうジュースあなたが雨の日に飲むと恋愛運が上がるラッキードリンクは、ぶどうジュースです!いて座さんのラッキーカラーは紫やロイヤルブルー。ぶどうにはポリフェノール含まれているので、健康面でも◎。そのまま飲むのもおいしいですが、お酒好きなら割ってみるのもいいでしょう。[nextpage title="00N^0o…"]やぎ座(12/22-1/19)…ココアあなたが雨の日に飲むと恋愛運が上がるラッキードリンクは、ココアです!やぎ座さんのラッキーカラーは濃い茶色。やぎ座さんは常に気を張っている人が多いので、リラックス効果もあるココアは心をほぐし、運気アップも期待できます。みずがめ座(1/20-2/18)…セパレートジュースあなたが雨の日に飲むと恋愛運が上がるラッキードリンクは、セパレートジュースです!みずがめ座さんのラッキーカラーは虹やメタリックカラー。性別や年齢、国籍や肌の色などを気にしないボーダレスなみずがめ座さんにはカラフルなドリンクがピッタリ。うお座(2/19-3/20)…バタフライピーティーあなたが雨の日に飲むと恋愛運が上がるラッキードリンクは、バタフライピーティーです!うお座さんのラッキーカラーはマリンブルーなので、澄んだ青色のドリンクはうお座さんの運気アップには◎。ティーバッグも粉末も売っているので、気になったら飲んでみてください。あなたのラッキードリンクは?雨の日ってなんとなく鬱々としてしまいますが、アレルギー等ないのなら、ラッキードリンクを飲んで運気アップをはかってみましょう!もしかしたら素敵な素敵な恋がもたらされるかも!?(美佳/ライター)(愛カツ編集部)
2023年11月20日8月31日(木)に千穐楽を迎える『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』が、2024年に東京と大阪で再演される。再演決定が発表され、歓喜に沸いた8月26日(土)昼の部公演のカーテンコールの模様が、東宝公式Youtubeチャンネルで公開された。この日、ひと足先に出演最終日を迎えた井上芳雄が、控えていた甲斐翔真、望海風斗ほか夜公演キャスト、スウィングキャストを呼び込み、舞台上にキャストが全員集合。「ここに全員揃っているという事は……?!」という井上の思わせぶりな問いかけに、サティーン役を務めた平原綾香がまずは「2014年!」とボケてみせ、同じくサティーン役を務める望海風斗が仕切りなおすと、「2024年!」(平原)「夏!帝国劇場」(望海)「秋!梅田芸術劇場」(甲斐)「再演決定!」(全員)「2024年に再演させていただくことが決定しました!」(井上)と発表し、会場は歓喜に沸いた。6月に日本初演の幕を開け、2ヵ月以上に渡った公演も数公演を残すのみとなり、「このメンバー全員がステージ上にいるのはすごい素敵な光景。来年できる事をすごく楽しみにしています。芳雄さんがいないムーランルージュはちょっとさみしいんですが、僕がちょっと独り占めして(笑)、来年の再演にいい橋渡しになるように、2023年のムーラン・ルージュをしっかり最後まで務めたいと思います」(甲斐)。「(Wキャストなので、望海と)一緒に舞台に立てて嬉しいです。また来年皆さんにお会いできることを楽しみにしています。ずっと愛してください。何回もきてください」(平原)、「終わっちゃうんだというさみしさもありますが、来年があると思って、それを心の支えに。来年の夏の予定、空けておいてください!」(望海)と、それぞれが千穐楽に向けての思いと再演決定の喜びを感慨深く語った。井上が「関わってくださった皆さん本当にありがとうございました!」とキャストを代表し感謝の言葉を述べ、最後は平原の掛け声で会場一体の「みんなでCAN!CAN!」で残りの公演、そして2024年の再演に思いをつなげた。『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』2023年8月26日(土)カーテンコール映像<公演情報>■『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』2023年6月19日(木)~8月31日(木)会場:帝国劇場【キャスト】※各役50音順サティーン:望海風斗 / 平原綾香クリスチャン:井上芳雄 / 甲斐翔真ハロルド・ジドラー:橋本さとし / 松村雄基トゥールーズ=ロートレック:上野哲也 / 上川一哉デューク(モンロス公爵):伊礼彼方 / Kサンティアゴ:中井智彦 / 中河内雅貴ニニ:加賀楓 / 藤森蓮華ラ・ショコラ:菅谷真理恵 / 鈴木瑛美子アラビア:磯部杏莉 / MARIA-Eベイビードール:大音智海 / シュート・チェン【アンサンブル(E) / スウィング(S)】※50音順ICHI(E) / 乾直樹(E) / 加島茜(E) / 加藤さや香(E) / 加藤翔多郎(E) / 酒井航(E) / 篠本りの(S) / 杉原由梨乃(E) / 仙名立宗(E)高橋伊久磨(E) / 田川景一(E) / 田口恵那(E) / 茶谷健太(S) / 富田亜希(E) / 平井琴望(E) / 堀田健斗(S) / 三岳慎之助(E)宮河愛一郎(ダンスキャプテン E) / 米島史子(S) / ロビンソン春輝(S) / 和田真依(S)【訳詞提供アーティスト】(50音順)いしわたり淳治、UA、岡嶋かな多、オカモトショウ(OKAMOTO‘S)、栗原暁(Jazzin’park) 、KREVA、サーヤ(ラランド)、ジェーン・スー、Jean-Ken Johnny(MAN WITH A MISSION)、Daoko、TAX(MONKEY MAJIK)、浪岡真太郎(Penthouse)、ヒャダイン、松尾潔、松任谷由実、宮本亞門、Mayu Wakisaka■『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』2024年公演『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』2024年公演第一弾ビジュアル夏帝国劇場(東京)秋梅田芸術劇場メインホール(大阪)関連リンク公式サイト:(旧Twitter):::
2023年08月29日6月24日(土)の開幕以来、豪華絢爛な舞台装置や実力派キャストのパワフルなパフォーマンスで多くの観客を沸かせている『ムーラン・ルージュ! ザ・ミュージカル』。世界七都市で開催されてきた本作の日本版での大きな魅力のひとつが、ミュージックシーンで活躍する総勢17名のアーティスト達による日本語の訳詞提供だ。今回、本作を彩る誰もが耳にしたことのあるポップミュージックのなかでもハイライトとなる、エルトン・ジョンの「Your Song」の訳詞を担当した松任谷由実と、本作の原作である映画『ムーラン・ルージュ』(2001年)を監督したバズ・ラーマンの対談が実現。事前に松任谷のエンタテインメント・ショーの映像をチェックしていたというラーマン監督は、日本での観客の盛り上がり方を「ユーミンのライブに近い」と評した。「観客の皆さんが興奮して、どの曲でも手拍子をしてくれるのに驚きました。観客が参加している」(ラーマン監督)。さらに物語のラストで描かれる悲劇の愛(「Your Song」のリプライズが奏でられる)について、「日本プロダクションでは、悲劇が、とりわけドラマチックで感動しました。世界各地でこの舞台を観てきて、カラフルで華やか、派手で喜劇的という印象でしたが、(日本プロダクションでは)切なさや哀しみが深く感じられました」と話し、「日本の古典的な演劇や歌舞伎では悲劇に美しさを感じる、そんな精神性が日本にはあるのだと思います」と分析する。印象的なシーンで歌われる名曲「Your Song」の訳詞について松任谷は、「実際に訳してみると、ものすごく繊細な歌詞なんですね。意訳しか出来ないけれどその心情を日本語にしたいと強く思いました。70年代のシンガーソングライターにありがちな字余りの曲で、日本語に置き換えるのは難しかった。英語は1音節に1ワードだけど、日本語は1音節にカナ1文字しか乗せられない。けれど、受けとり手は、ひとつの言葉ですごく沢山の情報を得る感性を持っているので伝わると思いました」と苦労を語った。その出来栄えにはラーマン監督も「歌詞がメロディーに綺麗に乗っていて感動しました」と絶賛。また、21年前に映画を作った際は、権利の問題からポップミュージックをミュージカルに使うのが難しく、「Your Song」の使用を直感で快諾したエルトン・ジョンが他アーティストを説得してくれたというエピソードも明かし、「ユーミンやエルトンのような方がリーダーシップを発揮して、他のアーティストに影響を与える。今回、日本の多くのポップアーティストが手を取り合って参加してくれたことに感謝しています」と話した。『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』は、8月31日まで、東京・帝国劇場にて上演。なお、7月12日(水)18:30より放送のフジテレビ「FNS歌謡祭 夏」では、キャストの平原綾香と井上芳雄が、帝国劇場から松任谷由実の日本語訳詞による「YOUR SONG」をテレビ初披露する。<公演情報>『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』上演中 ~8月31日(木) 帝国劇場『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』ビジュアル【キャスト】※各役50音順サティーン:望海風斗 / 平原綾香クリスチャン:井上芳雄 / 甲斐翔真ハロルド・ジドラー:橋本さとし / 松村雄基トゥールーズ=ロートレック:上野哲也 / 上川一哉デューク(モンロス公爵):伊礼彼方 / Kサンティアゴ:中井智彦 / 中河内雅貴ニニ:加賀楓 / 藤森蓮華ラ・ショコラ:菅谷真理恵 / 鈴木瑛美子アラビア:磯部杏莉 / MARIA-Eベイビードール:大音智海 / シュート・チェン【アンサンブル(E) / スウィング(S)】※50音順ICHI(E) / 乾直樹(E) / 加島茜(E) / 加藤さや香(E) / 加藤翔多郎(E) / 酒井航(E) / 篠本りの(S) / 杉原由梨乃(E) / 仙名立宗(E)高橋伊久磨(E) / 田川景一(E) / 田口恵那(E) / 茶谷健太(S) / 富田亜希(E) / 平井琴望(E) / 堀田健斗(S) / 三岳慎之助(E)宮河愛一郎(ダンスキャプテン E) / 米島史子(S) / ロビンソン春輝(S) / 和田真依(S)【訳詞提供アーティスト】(50音順)いしわたり淳治、UA、岡嶋かな多、オカモトショウ(OKAMOTO‘S)、栗原暁(Jazzin’park) 、KREVA、サーヤ(ラランド)、ジェーン・スー、Jean-Ken Johnny(MAN WITH A MISSION)、Daoko、TAX(MONKEY MAJIK)、浪岡真太郎(Penthouse)、ヒャダイン、松尾潔、松任谷由実、宮本亞門、Mayu Wakisaka【楽曲】M1. Welcome to the Moulin Rouge!Jean-Ken Johnny(MAN WITH A MISSION)M2. Truth Beauty Freedom Love浪岡真太郎(Penthouse)M2A~3. The Sparkling DiamondKanata Okajima / 岡嶋かな多M4. Shut Up and Raise Your GlassMayu WakisakaM5. FireworkUAM6. Your Song松任谷由実M7. So Exciting! (The Pitch Song)ヒャダインM8. Sympathy for the Dukeオカモトショウ(OKAMOTO‘S)M9. Nature Boyジェーン・スーM10. Elephant Love Medleyいしわたり淳治M12. Backstage Romanceサーヤ(ラランド)M13. Come What May松尾潔M14. Only Girl in A Material WorldTAX(MONKEY MAJIK)M15. ChandelierDaokoM16. El Tango De RoxanneKREVAM17. Crazy Rolling栗原暁(Jazzin’park)チケット情報はこちら:関連リンク公式サイト::::
2023年07月12日昨年のトライアウト公演で大好評を博した『シュレック・ザ・ミュージカル』が満を持してのフルバージョン公演となり、日本青年館ホールで7月8日(土)に開幕した。大人も子供も一緒に笑える、ハッピーにあふれた初日舞台の様子をレポートする。物語の主人公は恐ろしい外見で嫌われ者の怪物シュレック(spi)。人里離れた森の沼のほとりでひとり静かに暮らしていたある日、領主・ファークアード卿(泉見洋平)によって国を追放されたおとぎ話の住人たちが森に押し寄せてきた。静かな生活を奪われたシュレックは追放令を取り消してほしいと訴えるが、プリンセスとの結婚を目論むファークアード卿は交換条件として「自分の代わりに囚われのフィオナ姫(福田えり)を救い出せ」と命じる。仕方なくシュレックは沼を取り戻すため、お調子者のおしゃべりなロバ・ドンキー(吉田純也)を道連れに冒険の旅に出る――。本作は2001年にドリームワークスが手掛けた大ヒットアドベンチャーコメディ映画『シュレック』のブロードウェイミュージカル版。2022年8月に日本初上陸したトライアウト公演では90分の短縮バージョンだったが、今回は2時間30分(休憩20分を含む)のフルバージョンとなり、よりパワーアップした舞台が楽しめる。メインキャストは昨年オーディションで選ばれた実力派俳優たちが続投し、コミカルなセリフを絶妙な間合いでテンポよく繰り出していく。ハイテンションな笑いを誘いながらも、オーケストラの生演奏にのせた伸びやかな歌声は抜群の安定感がある。最初は相容れないシュレックとフィオナ姫がオナラ合戦で意気投合するなど、子供たちが大ウケするネタも盛りだくさんだが、その裏には「ありのままの自分を受け入れてほしい」という普遍的なメッセージが込められる。“真実の愛”に辿り着くために、シュレックとフィオナ姫が「本当の自分」と「理想の自分」の間で思い悩む姿は切ないが、個性あふれるキャラクターたちがパワフルに奮闘しながら成長していく姿はカラッと明るく、悩みを笑いで吹き飛ばす豪快さが気持ちいい。カーテンコールは携帯電話での写真のみ撮影がOK(動画不可)。キャストと観客が一体となって盛り上がれるパフォーマンスがあるので、ぜひ最後まで楽しんでほしい。公演は7月8日(土)から16日(日)、7月22日(土)から30日(日)まで日本青年館ホールにて。取材・文:北島あや
2023年07月11日日本青年館ホールにて上演中の『シュレック・ザ・ミュージカル』フルバージョン公演より、応援サポーターの近藤春菜とメインキャストのコメント、そして舞台写真が到着した。『シュレック』は、『マダガスカル』『カンフー・パンダ』など数多くの子供向けアニメ映画を手掛けてきたドリームワークスが2001年に制作し、史上初のアカデミー長編アニメ映画賞を受賞したアドベンチャーコメディ映画。本作は2008年にブロードウェイにてミュージカル化され、2022年8月には90分の短縮バージョンがトライアウト公演として日本初上陸。大人から子供まで楽しめる物語や音楽などが話題となり、大好評のうちに幕を閉じた。出演者は主人公・シュレック役のspi、ヒロイン・フィオナ役の福田えり、喋るロバ・ドンキー役の吉田純也、ファークアード卿役の泉見洋平をはじめ、トライアウト公演のメインキャスト陣が続投。また、オーディションを勝ち抜いたキャストたちが新たに集結した。7月7日に行われた初日前会見では、「シュレックじゃねぇよ!」でお馴染みハリセンボンの近藤春菜が、季節に合わせて涼しげな浴衣姿で登場。7月7日は七夕ということでメインキャスト&近藤春菜が願いを発表すると、舞台上でシュレックが近藤春菜の願いを叶える一幕もあった。『シュレック・ザ・ミュージカル』初日前会見より<登壇者コメント>■spi(シュレック役)今回はフルバージョン公演ということで、初演よりもたくさん歌わせていただきます!去年見た方も2倍楽しめるのではないかと思います!去年よりも公演時間も長くなっているので、ずっとマスクでいるのはかなり暑いですね……サウナスーツみたいなので、どんどん顔が小さくなっちゃうんじゃないかなと思います(笑)。子供たちが好きなお笑いがたくさんあるので、家族連れの皆さんも3世代で来て頂けたらと思います。この夏はシュレックで決まりです!■近藤春奈『シュレック・ザ・ミュージカル』がパワーアップして再演が決定した時から、応援サポーターは私しかいないと思っていました!今年も応援サポーターを務められることがとても嬉しいですし、作品自体がとても面白いので頑張って応援していきたい気持ちです。今日はフィオナ姫の前で、シュレックにお姫様抱っこしてもらいました!いつもは「シュレックじゃねーよ!」と言っているのですが、あの時ばかりはシュレックとひとつになった感じでした(笑)■福田えり(フィオナ役)初日を迎える気持ち劇場に入り、いよいよ始まるのだなぁという緊張感と、作品の最後のピースであるお客様と共に、このシュレックの世界を創り上げることができる高揚感に包まれています!早く皆様とシュレックの世界を共有したいです。1公演1公演、大切に楽しんでフィオナを演じたいと思います。フルバージョンになっての見どころ昨年のトライアウトverにはなかった楽曲やカットされていたシーンも増え、一人一人のキャラクター性が更に深くなっているかなと思います。そして今回は、16人編成の生オーケストラでの上演となるので、迫力ある音楽も見どころです!お客様へのメッセージいよいよシュレックザミュージカルが開幕いたします!個性豊かで愛くるしいキャラクターが勢揃い!目で耳で楽しみ、大いに笑い、そして時にホロッと心に刺さる瞬間も。観終わった後、心があったかくなる作品です。ぜひ、劇場で体感してください!皆様のご来場を心よりお待ちしております。■吉田純也(ドンキー役)初日を迎える気持ち何よりもまずはドキドキしています!そして……昨年の「トライアル公演」と今年の「本公演」とでは、全くもって新しい気持ちです。全ての内容がボリュームアップ・パワーアップしているからです。とは言っても、トライアル公演で見つけた楽しさ、面白さ、友情、絆を活かしています。フルバージョンになっての見どころキャストは元より、オーケストラの皆さんの素晴らしい熱演ですね。客席や舞台上からは姿は見えませんが、舞台袖でしっかりとシュレック・ザ・ミュージカルの世界を彩ってくださっています。稽古場では楽士のみなさんと向かい合って練習できました。これは物凄く大きな事でした。迫力のある演奏も、おひとりおひとりの緻密で繊細な心と音から成り立っているんだなと改めて感じられました。そんな心の振動を感じてくださいね!お客様へのメッセージ日常生活において、他人には言えないコンプレックスってわりと、誰でもあると思うんです。それを抱えたまま是非劇場へ(笑)とびっきり変な仲間たちが、みなさんを大歓迎しますから頭空っぽで楽しんでいただけたら嬉しいです。■泉見洋平(ファークアード卿役)初日を迎える気持ち、フルバージョンになっての見どころ昨年のトライアウト公演では短縮版の為、描かれていなかった場面やナンバーがあります。僕が演じる"ファークアード卿"も、二幕で新曲「ファークアードのバラード」があります。自身の生い立ちが詳しく解るナンバーで、なぜこんなにわがままで強欲になってしまったのか……。涙なしでは語れない壮絶な半生を歌います(笑)そして、前回もあった"ファークアード卿"のお城、"デュロック城"の場面とナンバーは、楽曲がフルサイズになって、ダンサーの皆さんと共に、より一層華やかなキラキラしたショーナンバーになりました!ちっちゃな王様"ファークアード卿"、今年も汗多めで頑張っています!お客様へのメッセージこのお話は、怪物とおとぎ話の住人達が繰り広げる、人間ドラマだと思います。愉快でファンタジーなナンバーの中に込められた"大切なコト"を、大人も子供も楽しみながらキャッチして頂けたなら幸いです。ちびっ子達の初めて観るミュージカルが「シュレック・ザ・ミュージカル」だと嬉しいですね。<公演情報>『シュレック・ザ・ミュージカル』2023年7月8日(土)~7月16日(日)・7月22日(土)~7月30日(日)会場:東京・日本青年館ホールチケット情報【ライブ配信】7月30日(日) 12:00公演 ※千秋楽詳細は公式サイトにてご確認ください。
2023年07月10日昨年の夏、日本では珍しい「トライアウト公演」の形で上演され、プロ・アマを問わないオーディションも話題となった『シュレック・ザ・ミュージカル』。その際、「近い将来の上演を予定」とされていたフルバージョンが早くも実現の運びとなり、本日7月8日(土) に日本青年館ホールで初日を迎える。タイトルロールのspiら主要キャストと、翻訳・訳詞・音楽監督の小島良太、演出の岸本功喜はそのまま続投。新たなアンサンブルキャストや、フルオーケストラによる生演奏などが加わってパワーアップした形での上演となる。物語の主人公は、緑色の姿をした怪物シュレック。恐ろしい伝説とは裏腹に、人里離れた森で気ままな生活を送っていたある日、領主ファークアード卿(泉見洋平)に国を追放されたおとぎ話の住人たちが森に押し寄せてくる。静かな生活を取り戻すため、追放令を取り消してほしい、とファークアード卿に訴えるシュレック。「自分の代わりにドラゴンと戦って、囚われの姫フィオナ(福田えり)を救い出せ」と交換条件を出された彼は、お調子者のロバ・ドンキー(吉田純也)を道連れに冒険の旅に出るのだが……?原作は、2001年にドリームワークスが製作して世界的ヒットを記録し、日本では浜田雅功(シュレック)や藤原紀香(フィオナ)らによる吹き替えも話題を呼んだ子ども向けアニメ映画。ミュージカル化は2008年で、ブロードウェイ公演はフィオナ役のサットン・フォスター(『モダン・ミリー』『エニシング・ゴーズ』『ザ・ミュージック・マン』)をはじめとする豪華なキャスティングも手伝いスマッシュヒット、トニー賞でも8ノミネートを受けた。またその後、ロンドンをはじめ各地で上演されている人気ミュージカルだ。脚本・作詞と作曲を手掛けたデヴィッド・リンゼイ=アベアーとジーニン・テソーリは、その最新作『キンバリー・アキンボ』でこの6月、トニー賞の作品賞・脚本賞・楽曲賞に輝いたばかり。“旬のコンビ”の出世作を、生演奏で味わえるこの機会をお見逃しなく――!文:熊田音子<公演情報>『シュレック・ザ・ミュージカル』2023年7月8日(土)~2023年7月16日(日)・7月22日(土)~7月30日(日)会場:東京・日本青年館ホールチケット情報【ライブ配信】7月30日(日) 12:00公演 ※千秋楽詳細は公式サイトにてご確認ください。
2023年07月08日肌の悩みをピンポイントでカバーインターナショナルコスメティックス株式会社は、韓国コスメブランドの「ザ・セム(the SAEM)」から、『ザ・セム CPコンシーラーペンシル』(3色)を6月25日に発売した。容量は2.5g、販売価格は、各990円(税込み)。同社は、「ザ・セム」の日本における輸入販売元。同ブランドの『チップコンシーラー』は、優れたカバー力と密着力が支持されて、コスメサイトで殿堂入りしたロングセラーアイテムである。自然な仕上がりの涙袋を簡単に今回発売する『CPコンシーラーペンシル』は、シミ・ほくろ・目元のクマやくすみ等の肌悩みをピンポイントでカバーするペンシルタイプのコンシーラー。細芯でやわらかすぎず、スルスル塗れるテクスチャーなので、気になるシミ・ほくろ等の隠したいところを目立たなくできる。厚塗り感ができにくく、メイク直しの時も手軽にリタッチが可能。涙袋は、下まぶたに『CPコンシーラーペンシル』をのせてなじませると簡単に演出できる。細かいラインからやや太い幅のラインまで描きやすく、初心者でもテクニックいらずでリアルな涙袋が作れる。スポットメイクとして、眉毛の縁取りや唇の輪郭を整えることにも利用で可能で、いつものメイクがワンランクアップする。カラーは、3色展開。「1.0 クリアベージュ」は、透明感のある明るいベージュでハイライトに。「1.5 ナチュラルベージュ」は、やや明るい自然なベージュ。ニュートラルカラーで取り入れやすい。「SB サーモンベージュ」は、ほんのりピンクみがあるので肌なじみが良く、クマのカバーに効果的である。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリースインターナショナルコスメティックス株式会社※ICIコスメストアザ・セム CPコンシーラーペンシル
2023年07月07日『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』のプレビュー公演を迎えた6月24日、会場となる帝国劇場で、各キャラクターをダブルキャストで務める望海風斗と平原綾香、井上芳雄と甲斐翔真、橋本さとしと松村雄基、伊礼彼方とKの8名が、絢爛豪華な劇中衣装で取材に応じ、意気込みを語った。バズ・ラーマン監督による映画『ムーラン・ルージュ』を、アレックス・ティンバース演出によって、パワーアップさせ、めくるめく世界へと観客を誘うミュージカル。ムーラン・ルージュの看板スターだが、病に冒されているサティーンを演じる望海は「早くお客様を、この素晴らしい世界観にお連れしたい」と声を弾ませ、同じくサティーン役の平原も「人を愛すること、気持ちを相手に伝えることがどれだけ素晴らしいか。感動しながら、ここまで生きてきました」と早くも役柄への思い入れは格別だ。ゴージャスで露出も多い衣装について、望海は「実は父親はちょっと気にしていて(笑)、2階席じゃなければ見られないと言っている」と告白。平原は、ジム通いで体力づくりに励んでいることを明かした。そんなサティーンと恋に落ちる作家志望の青年・クリスチャン役の井上は、「日本人が演じるムーラン・ルージュを、日本でどう迎えられるか楽しみ」と期待のコメント。甲斐も「待ちきれないですね」と念願の開幕に胸を高鳴らせた。左から)望海風斗、井上芳雄、橋本さとし、伊礼彼方先日、ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』の製作発表会見に出席した堂本光一が、「心配なのが『ムーラン・ルージュ!』に予算を取られすぎて、こっちに回ってこないこと」と発言し、話題になったばかり。この件について、取材陣から問われた井上は「光一君の方も、しっかり予算は取っていると思いますけど(笑)」と思わず苦笑い。「もちろん、こちらも心配になるくらいお金がかかっている。20年以上、帝劇に立たせていただいているが、規模が違います。お弁当もめっちゃ(種類が)出るし!」とスケールの大きさに圧倒されていた。「橋本さんの大らかさと華やかさ、ユーモアと自由さを見習っている」(松村)、「松村さんは立ち位置とか、すごく厳密なんですね。僕、数字とか弱いんで(笑)」(橋本)とムーラン・ルージュの支援者であるデューク(モンロス公爵)役のダブルキャストも息ピッタリ。ムーラン・ルージュの支援者、デューク(モンロス公爵)役の伊礼は、「耳も感性もいいので、パッと盗んで、アレンジして自分のものにしてしまう」と、ダブルキャストを務めるKの吸収力を絶賛した。左から)K、松村雄基、甲斐翔真、平原綾香取材会には、来日中のラーマン監督も駆けつけ、「昨日、ゲネプロを拝見しましたが、非常にエキサイティングで素晴らしかったです」と太鼓判。「私が書いたので、物語は知ってはいるんですが、日本語の魅惑的な響きを通して、確かに真実が語られていると伝わりました」と日本版キャストのパフォーマンスを称賛した。バズ・ラーマン監督(中央)と望海風斗(右)、平原綾香(左)取材・撮影・文=内田涼<公演情報>『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』2023年6月29日(木)~8月31日(木) 帝国劇場※プレビュー公演:6月24日(土)~28日(水)チケット情報はこちら:
2023年06月24日6月24日(土) にいよいよプレビュー公演初日を迎える『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』より、稽古場オフィシャルレポート&稽古風景写真が到着! 三つのシーンから見えてきた日本版ならではの魅力とは……?劇場に一歩足を踏み入れた瞬間、そこは絢爛豪華な別世界──。“観劇”の概念を覆す規格外の超大作にして、トニー賞14部門ノミネート・作品賞含む10部門受賞作、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル(以下MRTM)』の日本での上演が発表されてから実に2年余り。プレビュー公演開幕までついに1カ月を切り、いよいよカウントダウンが始まった。佳境を迎えた稽古場を訪れると、そこにはオーストラリアから来日したクリエイティブスタッフ及び日本側スタッフと共に、作品に息を吹き込むべく奮闘する日本版キャストの姿が。見学できた三つのシーンから見えてきた、本作ならではの、そして日本版ならではの魅力をレポートする。振付、パフォーマンス、ダブルキャスト!1899年のパリを舞台に、ナイトクラブ「ムーラン・ルージュ」の花形スター・サティーンと、アメリカからやってきた作曲家志望の青年クリスチャンの燃え上がる恋模様を描く本作。そのオープニングを飾るのは、クラブの支配人ジドラーと踊り子たちが観客を一気に物語世界へと引き込む、まさに目を見張るようなビッグナンバーだ。本番の舞台では、セットと照明と音楽によって別世界へと作り変えられた劇場に足を踏み入れた観客が、いよいよ本格的に“『MRTM』マジック”にかかる瞬間でもある。そんなオープニングシーンの稽古から見えてきた本作の魅力は、何よりもダンス! そもそも官能的でアクロバティックでクリエイティビティに満ちたソニア・タイエの振付を、踊り子役の俳優たちがつま先から顔の筋肉まで、すべてを最大限に動かしながら、凄まじいまでのエネルギーで踊って“ダンスの力”を見せつけていく。絢爛豪華という言葉では片付けられないほど壮大なセットや照明の力は確かに大きいが、それに決して負けない人間のパフォーマンスがあるからこそ“マジック”はかかるのだと、実感させられた思いだ。サティーンとクリスチャンの出会いの場となるのもこのクラブだが、その初対面は少々トリッキー。サティーンは彼を、クラブの経営危機を救ってくれるパトロンのデューク(モンロス公爵)だと勘違いして楽屋に招き入れるのだ。二人が良い雰囲気になったところに本物のデュークが現れて……というコミカルなシーンは、稽古場での通称「エレファント・チーム(望海風斗、井上芳雄、橋本さとし、上川一哉、伊礼彼方、中井智彦)」と「ウィンドミル・チーム(平原綾香、甲斐翔真、松村雄基、上野哲也、K、中河内雅貴)」の両方で観ることができた。となるともちろん、見えてきた魅力はダブルキャストの面白さ。ややこしい状況にひたすら翻弄されている様子の望海サティーンと、どこか楽しんでいるようにも見える平原サティーン。少年のように素直で少しやんちゃな井上クリスチャンと、等身大の青年らしさが光る甲斐クリスチャン。まだ稽古段階の、ひとつのシーンだけでこれだけ印象が異なりながら、しかしどちらも成立しているのだから、この魅力は底知れない。組み合わせを変えて何度か観ることで、『MRTM』を多角的に味わうことができそうだ。ヒット曲、マッシュ・アップ、日本語歌唱!見学できた三つ目のシーンは、「エレファント・ラブ・メドレー」と呼ばれる一幕のクライマックス・ナンバー。本作に登場する音楽はすべて既存のヒット曲で、しかもほとんどのナンバーにおいて、複数の楽曲がフレーズ単位でつなぎ合わされている。物語の流れや人物の心情を細やかに表現しながら、耳馴染みあるフレーズが次々に飛び出す快感を観客にもたらす効果もある、このマッシュ・アップという手法。オープニングでも楽屋のシーンでも用いられている手法だが、その効果がより鮮明に感じられたのがこのシーンだった。その理由は、ここで登場する楽曲がどれも──具体的な曲名のネタバレは避けるが──、日本でも誰もが知る“超特大”のヒット曲だから。英語詞の響きと共に馴染んでいるフレーズが日本語で、しかも抜群の歌唱力を誇るキャストによって歌われると、音も意味も新鮮かつダイレクトに届いてくる。その上その日本語詞を手掛けているのは既報の通り、日本を代表するミュージシャンやアーティストなのだから、美しさもまた折り紙付き。マッシュ・アップによる心躍る音楽は本作の、その日本語歌唱は日本版の、間違いなく最大の魅力のひとつだ。三つのシーンとも、すでに十分な見応えだったが、稽古場の面々はさらなるブラッシュアップに余念がない様子。シーンを当たり終える度に豪日の演出・振付・音楽スタッフからあちこちで、同時多発的にノート(ダメ出し)があり、またキャスト側からも活発に質問が飛んでいた。この熱量ならば、音楽とダンス、キャストの魅力はさらに磨き上げられていくことだろう。そこにセットと照明、さらにはバンドや衣裳の魅力も加わる日本版『MRTM』が観劇できる──いや、“マジック”にかかれる日が、心の底から待ち遠しい!文=町田麻子<公演情報>『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』2023年6月29日(木)~8月31日(木) 帝国劇場※プレビュー公演:6月24日(土)~28日(水)チケット情報はこちら:
2023年06月19日6月24日(土) から8月31日(木) にかけて帝国劇場で上演される『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』日本公演において、本公演初の試みとしてミュージックシーンで活躍するアーティストたちによる日本語の訳詞提供が実現した。本作は、バズ・ラーマン監督による映画『ムーラン・ルージュ』を、アレックス・ティンバースの演出によってさらにパワーアップさせ、めくるめく世界へと観客をいざなうミュージカル。19世紀にオペレッタを創始したオッフェンバッハから、ローリング・ストーンズ、エルトン・ジョンやマドンナをはじめとする20世紀のヒット曲、さらにレディー・ガガの楽曲など160年以上にわたるポピュラーミュージック約70曲が散りばめられている。訳詞提供には、松任谷由実を筆頭に、いしわたり淳治、UA、岡嶋かな多、オカモトショウ(OKAMOTO‘S)、栗原暁(Jazzin’park) 、KREVA、サーヤ(ラランド)、ジェーン・スー、Jean-Ken Johnny(MAN WITH A MISSION)、Daoko、TAX(MONKEY MAJIK)、浪岡真太郎(Penthouse)、ヒャダイン、松尾潔、宮本亞門、Mayu Wakisaka、の計17名のアーティストたちが揃った。併せて、訳詞提供した松任谷由実のコメントが公開された。<訳詞に寄せてのコメント>■Your Song(エルトン・ジョン)訳詞:松任谷由実世界中の誰もが知っているこの曲をミュージカルのハイライトに。これを日本語に訳せるのは私以外にいない!というくらいの意気込みで臨みました。日本語は、文字数やリズムが極めて少ないなど、制約だらけ。でも余白にたくさん情感を込めることが出来るので、素敵です。楽しく格闘しました。キャストの方々が、歌っていて気持ち良くなってくれたらうれしいです。<公演情報>『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』6月29日(木) ~8月31日(木) 帝国劇場※プレビュー公演:6月24日(土) ~28日(水)『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』ビジュアル【キャスト】※各役50音順サティーン:望海風斗 / 平原綾香クリスチャン:井上芳雄 / 甲斐翔真ハロルド・ジドラー:橋本さとし / 松村雄基トゥールーズ=ロートレック:上野哲也 / 上川一哉デューク(モンロス公爵):伊礼彼方 / Kサンティアゴ:中井智彦 / 中河内雅貴ニニ:加賀楓 / 藤森蓮華ラ・ショコラ:菅谷真理恵 / 鈴木瑛美子アラビア:磯部杏莉 / MARIA-Eベイビードール:大音智海 / シュート・チェン【アンサンブル(E) / スウィング(S)】※50音順ICHI(E) / 乾直樹(E) / 加島茜(E) / 加藤さや香(E) / 加藤翔多郎(E) / 酒井航(E) / 篠本りの(S) / 杉原由梨乃(E) / 仙名立宗(E)高橋伊久磨(E) / 田川景一(E) / 田口恵那(E) / 茶谷健太(S) / 富田亜希(E) / 平井琴望(E) / 堀田健斗(S) / 三岳慎之助(E)宮河愛一郎(ダンスキャプテン E) / 米島史子(S) / ロビンソン春輝(S) / 和田真依(S)【訳詞提供アーティスト】(50音順)いしわたり淳治、UA、岡嶋かな多、オカモトショウ(OKAMOTO‘S)、栗原暁(Jazzin’park) 、KREVA、サーヤ(ラランド)、ジェーン・スー、Jean-Ken Johnny(MAN WITH A MISSION)、Daoko、TAX(MONKEY MAJIK)、浪岡真太郎(Penthouse)、ヒャダイン、松尾潔、松任谷由実、宮本亞門、Mayu Wakisaka【楽曲】M1. Welcome to the Moulin Rouge!Jean-Ken Johnny(MAN WITH A MISSION)M2. Truth Beauty Freedom Love浪岡真太郎(Penthouse)M2A~3. The Sparkling DiamondKanata Okajima / 岡嶋かな多M4. Shut Up and Raise Your GlassMayu WakisakaM5. FireworkUAM6. Your Song松任谷由実M7. So Exciting! (The Pitch Song)ヒャダインM8. Sympathy for the Dukeオカモトショウ(OKAMOTO‘S)M9. Nature Boyジェーン・スーM10. Elephant Love Medleyいしわたり淳治M12. Backstage Romanceサーヤ(ラランド)M13. Come What May松尾潔M14. Only Girl in A Material WorldTAX(MONKEY MAJIK)M15. ChandelierDaokoM16. El Tango De RoxanneKREVAM17. Crazy Rolling栗原暁(Jazzin’park)チケット情報はこちら:関連リンク公式サイト::::
2023年05月30日6月より帝国劇場で上演される『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』日本初演。望海風斗、平原綾香、井上芳雄、甲斐翔真ら豪華キャストも話題を呼んでいる本作を、韓国エンタメのスペシャリスト田代親世さんに語っていただきました。韓国で観て、大好きになったミュージカル『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』。いよいよ日本版が上演されるとあって、その期待とともに、作品の見どころを、大きく4つに分けて語ります。つかみが素晴らしい!『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』の舞台は、劇場に足を踏み入れた瞬間から別世界に導かれます。わぁ~って思わず声に出てしまうくらいの想像を超えた豪華さときらびやかさに、これからどんな舞台が繰り広げられるのだろう?という期待感が高まります!Original Broadway cast of Moulin Rouge! The Musical. Photo by Matthew Murphy.プレショーでは、画家のロートレックが描いたムーラン・ルージュのポスターから抜け出してきたようなセクシーな踊り子や紳士に扮した俳優たちが登場して、退廃的な雰囲気を表すように、まったりとしたスローな動きでムーラン・ルージュの世界観を作り出すのです。そしてふたりの踊り子によるマジックのようなパフォーマンスをスタートに、主人公クリスチャンが現れて、彼の、幕を持ち上げていく仕草で本格的な舞台の幕が上がり、「チャッ、チャッ、チャッ、チャッ」とリズムが刻まれる音が鳴ると、うわぁ、いよいよ始まる~と胸の高鳴りは最高潮に!踊り子たちやムーラン・ルージュの興行主ハロルド・ジドラーが現れて、フレンチカンカンが華やかに賑やかに繰り広げられ、ムーラン・ルージュの世界に一気に引き込まれていきます。Original Broadway cast of Moulin Rouge! The Musical. Photo by Matthew Murphy.ここまで、まだ本編が始まったばかりなのに、すでに大満足な気持ちにさせられるのがすごいんです。パッチワークのような音楽遣いの魅力既存の曲をまるっと使うジュークボックスミュージカルというジャンルがありますが、『ムーラン・ルージュ』は、既存の複数の曲を部分的につなぎ合わせてメロディーにしていくマッシュアップ方式のミュージカル。これは映画が登場した時からそうだったけれど、2001年の原作映画は1970~90年代のメガヒットポップスでつくられていたのを、ミュージカルでは、2001年以降新たにヒットした曲がたくさん追加されています。これがよくできていて、登場人物の想いやセリフに合わせて、そこにぴったりの歌詞の曲を部分的に持ってきたり、つなぎ合わせたりと、よく見つけたね~という感じで上手にハマっているのです。Original Broadway cast of Moulin Rouge! The Musical. Photo by Matthew Murphy.エルトン・ジョン、シア(SIA)、ビヨンセ、レディー・ガガ、アデルなどなど70曲以上のポップソングが出てきますが、特に1幕ラスト、クリスチャンがサティーンに熱い思いを伝えるときのラブメドレーには20曲余りの曲がマッシュアップされています。たとえ洋楽に疎い人でも、絶対に「あ、これはあの曲だ!」とわかるような耳になじみのある曲がちょっとずつパッチワークのように見事につなぎ合わされて出てくるので、聴いていて面白くて楽しいです。誰もが共感できる王道ストーリーの勝利余命いくばくもない踊り子と純粋な作曲家の恋。でも彼女は自分の家族ともいえるムーラン・ルージュの仲間のために経営難を救うべく金持ちのパトロンに身を任せることに。パトロンに隠しながら秘密の恋を展開していくのだけど、病気も進行し、果たしてふたりのロマンスはどうなるのか?というストーリー。韓国ドラマに例えるなら、ロマンチックラブストーリーからコメディーになって、恐ろしい公爵の横やりでサスペンスが入ってきて、最後は切ない愛に涙~という、誰もがわかりやすく共感できる王道のドラマチックラブ。Karen Olivo as Satine and Aaron Tveit as Christianラストは毎回、涙の大洪水になるのですが、そのあとのスペシャルカーテンコールがものすごく楽しいので、出ていた涙が引っ込んでしまいます。笑って泣いて、最後は盛り上がってと、本当に気持ちよく感情が動かさせられてとっても楽しい時間が過ごせます。Karen Olivo as Satine and Aaron Tveit as Christian and the company of Moulin Rouge! The Musical歌で聴かせて目で楽しませるパフォーマンスの魅力が満載!Karen Olivo as Satine and Aaron Tveit as Christianロマンチック好きとしては、1幕で、クリスチャンがサティーンに「Your Song」を歌う場面が大好き。金で愛を売っていたサティーンが、クリスチャンの純粋な思いに思わず心を持っていかれる場面。こんな風にロマンチックに歌われたら誰しもほだされてしまいます。ダンスの見どころは、2幕冒頭の「Backstage Romance」が圧巻の見せ場。サンティアゴとニニのふたりの情熱的な秘密の恋のパフォーマンスは、セクシーで大人のただれた愛のような世界が繰り広げられ、そこにダンサーたちが加わって、アクロバット的なダンスもあって、わぁお~っと興奮してしまうシーンになっています。Ricky Rojas as Santiago and Robyn Hurder as Niniそして2幕の歌の聴きどころは、クリスチャンが革のロングコートを着たところから!愛するサティーンが公爵と一夜を共にするのを堪えなければならないという、嫉妬で悶え苦しむ感情を爆発させて「El Tango de Roxanne」という激情的な歌とパフォーマンスを展開するので、観ごたえも聴きごたえも抜群です。私はキャスト違いでリピートしたらハマってしまい、結局10回観てしまいました。観るほどに自分なりの見どころがみつかっていく、それくらい飽きない舞台です。見逃さないでくださいね!『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』Behind The Scenes<プロフィール>田代親世(たしろ・ちかよ)韓流ナビゲーター。韓流解説、韓流イベント司会の第一人者。YouTube「ちかちゃんねる☆韓流本舗」で楽しい韓流情報を配信中の他、公式サイト「田代親世の韓国エンタメナビゲート」、動画の「韓ドラ・マスター親世と尚子の感想語り」を運営。会員制の韓流コミュニティ【韓流ライフナビ】を主宰し、韓流サロン、韓国ミュージカルツアーを開催している。<公演情報>『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』2023年6月29日(木)~2023年8月31日(木)※プレビュー公演:2023年6月24日(土)~2023年6月28日(水)会場:東京・帝国劇場6・7月公演:チケット発売中8月公演:5月20日(土) 11:00より一般発売★8月公演のぴあアプリ先行抽選受付中!受付期間:2023/05/12(金) 18:00~2023/05/17(水) 23:59詳細は コチラ()
2023年05月12日7月に日本青年館ホールで上演される『シュレック・ザ・ミュージカル』の応援サポーターに、ハリセンボンの近藤春菜が就任することが発表された。『シュレック』は、『マダガスカル』『カンフー・パンダ』など数多くの子供向けアニメ映画を手掛けてきたドリームワークスが2001年に制作し、史上初のアカデミー長編アニメ映画賞を受賞したアドベンチャーコメディ映画。「仲間との絆」や「真実の愛」「困難に立ち向かう」という普遍的テーマをジョークやパロディ満載で描いた本作は子供だけでなく、大人も夢中にし、公開から20年以上経った今でも世界中で愛されている。本公演は、映画版を基にしたミュージカル作品で、2008年にブロードウェイにて初演。2022年8月には、90分短縮バージョンのトライアウト公演として日本初上陸した。スタッフは、昨年のトライアウト公演でも遺憾なくその力量を発揮した翻訳・訳詞・音楽監督の小島良太と演出の岸本功喜。出演者には主人公・シュレック役のspi、ヒロイン・フィオナ役の福田えり、喋るロバ・ドンキー役の吉田純也、ファークアード卿役の泉見洋平をはじめ、メインキャスト陣が続投する。併せて、応援サポーターに就任したハリセンボン・近藤春菜からコメントが到着した。■ハリセンボン・近藤春菜 コメント前回に引き続き、『シュレック・ザ・ミュージカル』の応援サポーターをやらせていただきます、ハリセンボンの近藤春菜です。前回も映画そのままに、観客がシュレックたちのいる世界に入り込んでいるかのような楽しさがあったのですが、今回は更にパワーアップすると言うことで、とても楽しみにしています!みなさんもぜひ一緒にわたしの世界を体感してください。って、シュレックじゃねーよ!<公演情報>『シュレック・ザ・ミュージカル』フルバージョン公演7月8日(土)~16(日)、7月22日(土)~7月30日(日) ※全20回(予定)会場:日本青年館ホール※開場時間は、開演45分前※上演時間は2時間30分(休憩20分を含む)を予定原作:ドリームワークスアニメーション『シュレック』/ウィリアム・スタイグ『みにくいシュレック』脚本・作詞:デヴィッド・リンゼイ=アベアー作曲:ジニーン・テソーリ翻訳・訳詞・音楽監督:小島良太演出:岸本功喜出演者:spi、福田えり、吉田純也、泉見洋平 ほか【チケット料金】S席:10,800円(税込)A席:8,800円(税込)一般発売日:5月20日(土) 10:00~チケットはこちら:公式HP:
2023年04月25日6月24日(土) から8月31日(木) にかけて帝国劇場で上演される『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』のメインビジュアルが公開された。本作は、バズ・ラーマン監督による映画『ムーラン・ルージュ』を、アレックス・ティンバース演出によってさらにパワーアップさせ、めくるめく世界へと観客をいざなうミュージカル。19世紀にオペレッタを創始したオッフェンバッハから、ローリング・ストーンズ、エルトン・ジョンやマドンナをはじめとする20世紀のヒット曲、さらにレディー・ガガの楽曲など160年以上にわたるポピュラーミュージック約70曲が散りばめられている。ムーラン・ルージュの看板スターだが、病に冒されているサティーン役を望海風斗と平原綾香、サティーンと恋に落ちる作家志望の青年・クリスチャン役を井上芳雄と甲斐翔真がそれぞれ演じる。またムーラン・ルージュの支配人、ハロルド・ジドラー役で橋本さとしと松村雄基、サティーンの幼馴染でショー作家のトゥールーズ=ロートレック役で上野哲也と上川一哉、ムーラン・ルージュの支援者、デューク(モンロス公爵)役で伊礼彼方とK、アルゼンチン人振付家、サンティアゴ役で中井智彦と中河内雅貴、ムーラン・ルージュのダンサー、ニニ役で加賀楓と藤森蓮華が出演する。左から)望海風斗、平原綾香左から)井上芳雄、甲斐翔真<公演情報>『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』6月29日(木) ~8月31日(木) 帝国劇場※プレビュー公演:6月24日(土) ~28日(水)『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』ビジュアル【キャスト】※各役50音順サティーン:望海風斗 / 平原綾香クリスチャン:井上芳雄 / 甲斐翔真ハロルド・ジドラー:橋本さとし / 松村雄基トゥールーズ=ロートレック:上野哲也 / 上川一哉デューク(モンロス公爵):伊礼彼方 / Kサンティアゴ:中井智彦 / 中河内雅貴ニニ:加賀楓 / 藤森蓮華ラ・ショコラ:菅谷真理恵 / 鈴木瑛美子アラビア:磯部杏莉 / MARIA-Eベイビードール:大音智海 / シュート・チェン【アンサンブル(E) / スウィング(S)】※50音順ICHI(E) / 乾直樹(E) / 加島茜(E) / 加藤さや香(E) / 加藤翔多郎(E) / 酒井航(E) / 篠本りの(S) / 杉原由梨乃(E) / 仙名立宗(E)高橋伊久磨(E) / 田川景一(E) / 田口恵那(E) / 茶谷健太(S) / 富田亜希(E) / 平井琴望(E) / 堀田健斗(S) / 三岳慎之助(E)宮河愛一郎(ダンスキャプテン E) / 米島史子(S) / ロビンソン春輝(S) / 和田真依(S)チケット情報はこちら:関連リンク公式サイト::::
2023年04月20日ヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)のジュエリーコレクション「ラッキー スプリング」から、新作ジュエリーが登場。「ラッキー スプリング」コレクションに新作「ラッキー スプリング」は、ヴァン クリーフ&アーペルが大切にしている“幸運”と“自然”2つのテーマをひとつにし、2021年に誕生したジュエリーコレクション。新たにラインナップするのは、てんとう虫、プラムの花、スズランの花をモチーフとした新作のペンダント2点や、ブレスレット、リングの計4点。それぞれ、幸運を象徴する生き物であるてんとう虫と、再生と復活のシンボルとされるプラムの花を採用した。いずれもローズゴールドをベースに、てんとう虫は、鮮やかなオレンジレッドの色味とほのかな透明感を兼ね備えるカーネリアンや、漆黒のオニキスなどで表現。一方のプラムの花は、花びらの繊細な質感をマザーオブパールで表し、多様な輝きを放っている。ペンダントは、今にも飛び立ちそうなてんとう虫と、プラムの花の2種を展開。てんとう虫は、広げた羽根の間から見える丸みのあるボディがキュートだ。リングは、羽根を閉じて休んでいる様子のてんとう虫とプラムの花の両方を用いて、“幸運”と“自然”モチーフの融合を表現。てんとう虫の羽根には、羽の斑点を表現したゴールドのスタッズを配している。【詳細】「ラッキー スプリング」コレクション新作ジュエリーアイテム:・ラッキー スプリング ペンダント、オープンウィング レディバグ 539,000円・ラッキー スプリング ペンダント、プラムブロッサム 423,500円・ラッキー スプリング ブレスレット、プラムブロッサム 336,600円・ラッキー スプリング アントレ レ ドア リング 902,000円【問い合わせ先】ヴァン クリーフ&アーペル ル デスクTEL:0120-10-1906
2023年04月13日アンドリュー・ロイド=ウェバーとティム・ライスのミュージカル劇『ジョセフ・アンド・ザ・アメージング・テクニカラー・ドリームコート』が映画化されることになった。監督は『イン・ザ・ハイツ』のジョン・M・チュウ。製作はアマゾン・スタジオ。ロイド=ウェバーは長年、この作品の映画化を望んでおり、ハリウッドのパートナーを探してきたという。作曲家のロイド=ウェバーと作詞家のライスは、学生時代に、旧約聖書にもとづくこのミュージカルを書いた。15分のバージョンが初めて上演されたのは、1968年。1973年、フルのバージョンがウエストエンドで上演された。チュウは現在、やはりミュージカル劇の映画化である『ウィキッド』をロンドンで撮影中。出演はシンシア・エリヴォ、ミシェル・ヨー、アリアナ・グランデ。文=猿渡由紀
2023年04月13日ミュージカル『ザ・ミュージック・マン』の公開ゲネプロが11日に東京・日生劇場で行われ、坂本昌行、花乃まりあ、小田井涼平、六角精児、森公美子、剣幸が取材に応じた。同作は作曲家メレディス・ウィルソンと劇作家フランクリン・レイシーによって共同制作されたブロードウェイ・ミュージカルで、2022年にヒュー・ジャックマン主演によってリバイバル上演され、話題を呼んでいる。アイオワ州にある田舎町リヴァーシティに、音楽教授と名乗る主人公ハロルド・ヒル(坂本)がやってくるが、彼は実は“ミュージック・マン”と呼ばれる詐欺師。ヴァーシティで図書館の司書として働くマリアンと出会い、徐々に惹かれていく。ほか藤岡正明(※休演中のためゲネプロにはスウィングの高木裕和が登場)、山崎大輝、水嶋凜らが出演する。主演の坂本は「この作品は『ウエスト・サイド・ストーリー 』とほぼ同時にできたけど、『ウエスト・サイド・ストーリー』を抑えてトニー賞を獲ったと。初めて作品に触れた時に『なるほどな』と感じましたし、観に来てくださったお客さまにも『なるほど、素晴らしい作品なんだ』と感じ取っていただけたらと思います」と意気込む。稽古については、坂本が「音楽に乗せられて純粋に楽しんでますし、子役の子たちがめちゃくちゃたのしそうにやってるんですよ。稽古ってそんなに楽しいかな? と思うくらいやってるので、お子さんに引っ張られて楽しくやらせてもらいましたね」と和気藹々とした様子。座長ぶりについて聞かれると、森は「すばらしいですよね、本当に」と絶賛し、六角は「何かコミュニケーションを発してる人じゃないんですよ。ただ黙々とお芝居の稽古をなさってて、その稽古に我々もついていけるなという感じがして、無言の統率力を感じました」と表す。花乃も「背中で引っ張ってくださる。拝見してても、技術的なことはもちろん、ダンスでもちょっと回った後の余韻とか、ジャケット羽織る仕草とか、ご本人にもお伝えしたんですけどお衣装の着こなしとか、そういったところに人生の年輪、大人の男性の魅力が詰まってて素敵だなと思っています」と称え、坂本は「ありがとうございます」と神妙な顔で応えていた。初ミュージカルの小田井は「初めてなので、逆にこれをやらなきゃあれをやらなきゃというよりは目に飛び込んでくるもの耳に聞こえるものを楽しもうという感じでやっていて、坂本さんが座長で恵まれてるなと思ってます」と語る。「こないだまでWBCやってたじゃないですか。大谷(翔平)選手とかダルビッシュ(有)選手を見てる感じで見てますから」と喩えた。共演者陣から褒められた坂本は「どの作品もそうなんですけど、座長という意識があんまりなくて、ただセリフの量や出番が多いだけで、板の上に立つ人はみんな主役だと思ってます。たまたまやることが多くて自主稽古をやってるのを、皆さんが見て『ストイックだな』とか思ってくださるんですけど、ただの心配性で、僕的には座長という仕事は一切やってない。それをしっかり支えてくださる皆さんがいらっしゃるからそうなってる」と感謝する。森が「うそうそ、ちゃんとやってます、差し入れがいっぱい入ったりとか」とツッコむと、坂本は「そういうこと!?」と驚きつつ、「みなさん差し入れしてくださって、子供たちが喜んじゃってバクバク食べてたんですけど、制限がかかって。お菓子だったりするからね」とかわいらしいエピソードも。小田井は「保護者の方から『家に帰ってご飯を食べたくなるので』って。まさかですよ」と苦笑していた。会見では詐欺師という役どころに絡め「騙すのがうまそうな人は?」という質問も。「せーの」で思う相手を指差すと、六角に集中する。一方、六角は坂本を指し「表情から真意を見出すことが非常に難しいんですよ。とっても優しい人なんですけど、そんなに表情に出す形の人じゃないんですね。付き合った時に、もしかしたら真実と虚実がないまぜになってる感じでもわかりづらいんじゃないか。そこがいいところでもあるんですけどね」と分析する。逆に坂本は「六角さんは一つのものに対して、答えが何十通りもあるような感覚があるんですよね。一瞬セリフが飛んだとしても、何かしら言葉を出す。どんな状況でも適当なことを言って何か言葉を出すんじゃないかな。その場を凌ぐみたいな。そう考えると、1番騙す人なんじゃないかなと」と想像。森が「たしかに、私2回目の夫婦(役)ですけどそれあります」と納得すると、六角は「いい夫婦になってると思いますよ」と訴えていた。東京公演は日生劇場にて2023年4月11日~5月1日、愛知公演は御園座にて5月6日~7日、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて5月13日~15日、静岡公演は静岡市清水文化会館マリナートにて5月20日~21日、福岡公演は博多座にて5月26日~28日。
2023年04月12日7月8日(土) から16日(日) 、22日(土) から30日(日) に日本青年館ホールで上演される『シュレック・ザ・ミュージカル』フルバージョン公演の詳細が発表された。『シュレック』は、『マダガスカル』『カンフー・パンダ』など数多くの子供向けアニメ映画を手がけてきたドリームワークスが2001年に製作し、史上初のアカデミー長編アニメ映画賞を受賞したアドベンチャーコメディ映画。「仲間との絆」や「真実の愛」、「困難に立ち向かう」という普遍的テーマをジョークやパロディ満載で描き、公開から20年以上経った今でも世界中で愛されている。そんな映画をもとに2008年にブロードウェイにてミュージカル化され、2022年8月に90分短縮バージョンがトライアウト公演として日本初上陸。フルバージョン公演では、主人公・シュレック役のspiをはじめ、ヒロイン・フィオナ役の福田えり、喋るロバ・ドンキー役の吉田純也、ファークアード卿役の泉見洋平といった前回のメインキャスト陣が続投する。また追加アンサンブルキャストのオーディションが終了し、全キャストが決定。前回のトライアウト公演にも出演した岡村さやか、須藤香菜、新里宏太、鈴木たけゆき、岩﨑巧馬、澤田真里愛、石田彩夏、矢山花といった面々が名を連ねている。<公演情報>『シュレック・ザ・ミュージカル』 フルバージョン公演7月8日(土)~16日(日)、22日(土)~30日(日) 日本青年会ホール(全20回予定)『シュレック・ザ・ミュージカル』 フルバージョン公演 ロゴ原作:ドリームワークスアニメーション『シュレック』/ウィリアム・スタイグ『みにくいシュレック』脚本・作詞:デヴィッド・リンゼイ=アベアー作曲:ジニーン・テソーリ翻訳・訳詞・音楽監督:小島良太演出:岸本功喜【キャスト】※(★)はトライアウト公演にも出演したキャストとなります。シュレック:spi(★)、フィオナ:福田えり(★)、ドンキー:吉田純也(★)、ファークアード卿:泉見洋平(★)ジンジャーブレッドマン:岡村さやか(★)、ドラゴン:須藤香菜(★)、ピノキオ:新里宏太(★)男性キャスト:佐々木誠、鈴木たけゆき(★)、岩﨑巧馬(★)、清水泰雄、深堀景介、村上貴亮、横田剛基、中桐聖弥女性キャスト:咲良、元榮菜摘、寺町有美子、澤田真里愛(★)、石田彩夏(★)、青山瑠里子役:矢山花(★)、本木麻由花、三浦あかり【チケット情報】(税込)S席:10,800円/A席:8,800円※「文化庁 劇場・音楽堂等の子供鑑賞体験支援事業」対象公演。本公演に4歳以上~18歳以下のお子様を無料でご招待いたします(各公演枚数限定)。詳細は後日HPで発表※4歳未満のお子様のご入場はできません。チケットはお一人様一枚必要です(膝上不可)。一般発売日:5月20日(土) 10:00~公式サイト:
2023年04月07日日生劇場60周年イヤーの幕開きを飾る『ザ・ミュージック・マン』。作曲家メレディス・ウィルソンと劇作家フランクリン・レイシーによって共同制作されたブロードウェイ・ミュージカルの傑作が、主演に坂本昌行を迎え、装いも新たに4月11日から上演される。現在、稽古に励むヒロイン役の花乃まりあ、昨年末にムード歌謡コーラスグループ「純烈」を卒業し、本作でミュージカルに初挑戦する小田井涼平が取材に応じ、意気込みを語った。今までの経験が間違っていなかったんだと自信に1912年の夏、アイオワ州にある田舎町リヴァーシティを舞台に、この町で一儲けを企む“ミュージック・マン”こと詐欺師のハロルド・ヒル(坂本)が巻き起こす騒動によって、町の人々はもちろん、ハロルド自身も変化を遂げていく姿が描かれる。ブロードウェイのみならず、世界各国の演劇シーンで活躍するダニエル・ゴールドスタインが演出を担当する。元宝塚歌劇団花組トップ娘役で、退団後は幅広いジャンルで活躍する花乃が演じるのは、ハロルドが想いを寄せる図書館の司書マリアン・パルー。海外の演出家とタッグを組むのは初めてで「まず1回褒めて、肯定してくださるので、今までの経験が間違っていなかったんだと自信につながっています。言葉の壁もあるので、ダニエルが思い描いていること、伝えようとしていることを繊細にキャッチできるかが課題になっている」と語る。物語の前半では、マリアンはハロルドの素性を怪しんでおり、「言い合う場面もあるんですけど、だからこそ惹かれ合う部分もあって。ダニエルは『人間はケンカしたら、もうその後にすることは、キスしかないから』って言っていますし(笑)」。ハロルドとの出会いをきっかけに、「つらい過去を抱えて、鎧を身にまとっているマリアンが解き放たれる」といい、その心情の変化を大切に演じたいと抱負を語った。一方、小田井は、ハロルドの古い仲間マーセラスを演じている。いわば“同業者”だが「ハロルドをサポートしていた時代は優秀だったんですけど、単独の詐欺師としては、だいぶ抜けていて(笑)。副委員長タイプで、お調子者なところは、素の自分に似ていますね。本来のキャラクター像は違うのかもしれませんけど(笑)、チャーミングさが伝われば」と早くも役柄を自分流につかんでいる様子だ。ミュージカルという新たな挑戦には「コロナ禍で味わえなかった『たくさんの人と、ものを作る』喜びと言いますか、やっと日常が戻ってきたという感覚が大きかったですね」と声を弾ませ、「グループ時代の座長公演は、客席に向けて作っていたので、ステージ上でお芝居を作るミュージカルはやはり違いますね。今回は演劇的な要素も強いので、自分にとって初めてのミュージカルが『ザ・ミュージック・マン』なのは、とてもありがたい」と話していた。劇中にはソロ歌唱シーンもあり「とはいえ、紅白に5回出場しているので」と胸を張り、「まあ、1回目の紅白は『シュワシュワ』しか言ってないですけど(笑)。今回のソロはお芝居にリンクしているので、音楽の流れに沿って、状況を伝えたり、僕らしさも乗っかればいいかなと思っています」と方向性にも迷いはない。「(坂本は)物語の中心にいながら、縦横無尽に駆けめぐっている」(小田井)主演を務める坂本について、花乃は「スーパースターです」と即答。「ハロルド役は、あらゆる面で大変だと思うんですけど、それを軽やかにこなしていらっしゃる印象で。お稽古場でも全然座らないですし、なんてストイックな方なんだと感銘を受けています」と尊敬の念。ふたりで披露するペアダンスは「坂本さんと手を組んだら、何もしなくても勝手に踊れちゃうんです。『私、どうしたらいいですか?』って聞くと、『何もしなくていいよ』って言ってくださる」といい、すでに確かな信頼関係が築かれている。小田井は「坂本さんとは同い年なんですけど、全然違いますよね」と苦笑い。「川をスイスイ泳ぐ魚のように、物語の中心にいながら、縦横無尽に駆けめぐっている」と驚きを示し、「大谷(翔平)選手やダルビッシュ(有)選手みたいに、具体的にあれこれは言わないけれど、背中を見せられたら『こっちも頑張らないとあかん』って勝手に思わされる。そういうカリスマ性があります」と、花乃同様に最敬礼だ。さらに「関係性が築けたかなと思った後で、坂本さんと花乃さんの稽古を見ていると、そっちの方が楽しそうだなって、ちょっと嫉妬するんです。何やろ、この気持ち、恋かなって(笑)」と複雑な胸中も明かしていた。取材・文・撮影:内田涼<公演情報>ブロードウェイ・ミュージカル『ザ・ミュージック・マン』脚本・音楽・歌詞:メレディス・ウィルソン原作:メレディス・ウィルソン&フランクリン・レイシー演出:ダニエル・ゴールドスタイン【出演】坂本昌行花乃まりあ/小田井涼平/藤岡正明/山崎大輝/水嶋凜/六角精児/森公美子/剣幸■アンサンブル今村洋一/植木達也/尾川詩帆/片岡栞/伽藍琳/後藤裕磨/今野晶乃/佐々木誠/管谷孝介/鈴木昌実/鈴木大菜/多岐川装子/常川藍里/富田明里/中村ひかり/新橋和/松谷嵐/門馬和樹/蘆川晶祥【東京公演】2023年4月11日(火)~5月1日(月)会場:日生劇場【愛知公演】2023年5月6日(土)・7日(日)会場:御園座【大阪公演】2023年5月13日(土)~15日(月)会場:梅田芸術劇場 メインホール【静岡公演】2023年5月20日(土)・21日(日)会場:静岡市清水文化会館マリナート 大ホール【福岡公演】2023年5月26日(金)~28日(日)会場:博多座【「ぴあ」アプリ限定 割引チケット販売中!】東京・日生劇場ぴあ半館貸切公演 詳細は こちら()
2023年03月24日