フィラ ヘリテージ(FILA HERITAGE)から、伝説的ラッパー・故2PACをモチーフにした限定スニーカーが登場。2017年12月23日(土)から発売される。2PACの人生を描いた映画『オール・アイズ・オン・ミー』が12月29日(金)より公開されることを記念し、誕生した今回のスニーカー。ベースとなったのは、2PACが生前に愛したとされる「フィラ 96GL」。90年代に人気を博した名作スニーカーとして知られており、コロンとしたボリュームのあるフォルムと、サイドにあしらわれたラインが特徴だ。今回は、2PACがヘッドアクセサリーとして着用しトレードマークであった、ペイズリー柄をシュータンの裏にデザイン。さらに、側面とインソールにはクロスモチーフと「ALL EYEZ ON ME」の文字を組み合わせたデザインが施されている。スニーカーはオールブラックで、ソールのみアクセントとしてレッドでカラーリングされている。ファンにはたまらない特別スニーカー、ぜひチェックしてみては。【詳細】フィラ ヘリテージ×2PAC「フィラ 96GL」発売日:2017年12月23日(土) ※12月18日(月)より、GR8で先行受注販売中価格:15,000円+税サイズ:23.0/24.0/25.0/26.0〜29.0/30.0/31.0【問い合わせ先】フィラ カスタマー センターTEL:0120-00-8959
2017年12月22日女優の中山美穂が「世にも奇妙な物語’17秋の特別編」にて、突如スゴ腕ラッパーに“覚醒”するパート主婦を演じることが決定!中山さんは、1990年に連続ドラマとしてスタートした「世にも奇妙な物語」の記念すべき第1話以来、実に27年ぶりに同作に出演する。中山さんが演じる細川房子は、家庭に無関心なサラリーマンの夫(いとうせいこう)と近ごろ無愛想になった中学生の1人息子(高木星来)の3人家族で、パートタイムで働きながら家事をこなす、ごく普通の主婦。パート先のスーパーでも内気な性格が災いし、無遠慮な客に言い返すこともできず、セクハラ・パワハラおかまいなしの店長(松尾諭)にも対抗できずじまい。息子との距離は埋まるどころか、ガラの悪い連中に巻き込まれてないか心配するも、何もできずにいる毎日。そんなある日、あやしい露天商(古舘寛治)の「ストレス解消になりますよ」という口車にのり、高級リップクリームを買わされてしまう房子。いつものセクハラ・パワハラ三昧のパート先で、ふとそのリップクリームを唇に塗ると、突如、脳内にキレッキレのスクラッチ音が響き出し、プロ顔負けのラップが口から飛び出すようになり…。1990年から27年にわたり斬新で多様なラインナップをとりそろえ、ストーリーテラー・タモリと豪華キャストが“奇妙な世界”へといざなってきた人気シリーズ「世にも奇妙な物語」。連続ドラマ時の初回放送で記念すべき最初の主演だった中山さんが、エピソードNo.1「恐怖の手触り」以来のカムバックが実現。しかも、演じるのは、息子思いのラッパー母ちゃん!脚本家・森ハヤシ8本目の「世にも」となる渾身のオリジナル作となる。1985年にドラマ初出演および歌手デビューした中山さんは、歌手活動と女優業を両立させ、瞬く間にトップスターとして不動の地位を確立。数々のヒット曲を出し、レコード総売上げは1700万枚以上に。また、『Love Letter』をはじめ、主演を務めた映画やドラマは軒並み大ヒット、フジテレビ系ドラマでも「すてきな片想い」や「逢いたい時にあなたはいない…」「眠れる森」など話題作の主演を務めてきた。近年では、主演映画『サヨナライツカ』(2010年)で話題をさらったほか、2016年には4人芝居「魔術」で舞台に初挑戦。今年も「貴族探偵」のコミカルなメイド役が注目を集めたほか、2018年春には日韓同時公開予定の映画『蝶の眠り』で5年ぶりの映画主演も決まっている。かつて20歳で出演した「恐怖の手触り」では、サイコメトリング能力を持つOLを演じた中山さんだが、今回の「フリースタイル母ちゃん」ではラップに初挑戦!役作りにあたってフリースタイルのラップを猛特訓したという中山さんは、「音階があまりないので、ちょっとはできるかなと思ったのですが、とんでもない!本当に難しかったです」と告白。意外な役回りとなるが、脚本を読み「これはぜひやりたい」と出演を決めたという。「脚本を読んでみたら、すんなり世界に入っていけて、単純に読み物としてすごく面白かったので、これをラップ含めて真剣にやったら、かなり面白いことになるだろうと思いまして」と語り、「(ホラーだった)前回とは作品のテイストも全然違うし、完全にフレッシュな気持ちでこの作品にのぞんでいます」とコメント。注目してほしいのは「ラストシーン」だそうで、「最後の最後にギクっとなるので…。明かすことはできないのですが、最後の最後まで見てほしいです。全体的に面白いのが、内容とラップのギャップで…あ、ついつい韻を踏んでしまいますね(笑)」と中山さん。「主人公が日頃もやもやと抱えていたものをラップで解き放つ瞬間、見ている方もスカッと気分が解放されるのでは」と期待を込めている。また、今回の制作にあたり、監修を「全力!脱力タイムズ」の「美食遺産」などでも活躍するラッパーのACEが務めており、あの中山さんが最強のラッパー母ちゃんとなるだけでなく、最後には壮大な(?)ラップバトルが繰り広げられるという。土曜プレミアム「世にも奇妙な物語 ’17秋の特別編」は10月14日(土)21時~フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年10月07日“刺さる言葉”を持った、存在感抜群のラッパー・ちゃんみなさんをインタビューで直撃。意外な過去や今後の目標について聞きました。「BAZOOKA!!!高校生RAP選手権」で圧巻のフリーラップを披露し、今年3月にメジャーデビューを果たしたちゃんみなさん。音楽には幼少期から親しんできた。「3歳の時からピアノをやって音楽に触れていたのですが、中学でやんちゃしてしまって(笑)。音楽から離れてしまったんです。その時、母から『いつまでこんなふうでいるの?』と言われ、自分の生き方に不安を感じ…。心機一転、高校受験をして音楽を学べるボーカルコースに入学しました」特にラップにハマった理由は?「小学2年生の時にBIGBANGに出会って。G-DRAGONさんにインスパイアされて、ラップを自己流で始めました。子どもの頃は引っ込み思案でいじめに遭っていたので、その怒りや悔しさをエネルギーにして。私、ネガティブな感情を昇華させることがモチベーションのひとつなんです。歌詞を書く時もあえてエゴサーチしたり、ケンカしてみたり(笑)。特に『Princess』は、その気持ちをストレートに表現している曲です」将来的な目標は?「音楽のプロダクション会社をつくりたい。若い子たちに曲を提供して、歌ってもらいたいです!」生きてる間に、BIGBANGに会いたい。ダンスやラップ…私のパフォーマンスの原点のひとつは、間違いなくBIGBANG。CDを聴いて、DVDを見て、学び続けてます。レコーディングのため、LAのスタジオに!中学時代に作詞作曲を始めて、3月についにメジャーデビュー。環境はどんどん変化して、初の海外レコーディングもしました!“万全な環境”の時、詞と曲が降りてきます。詞と曲ができるのはたいてい同時。部屋で、適度な温度、適度なお腹の溜まり具合、適度な静けさの時に、ふっと降りてくる(笑)。1998年生まれ。父親が日本人、母親が韓国人の韓国生まれ。日本語、韓国語、英語を話すトリリンガル。パンチの利いた作詞、ラップ、キャラクターが話題に。1stアルバム『未成年』が発売中!※『anan』2017年9月6日号より。写真・土佐麻理子取材、文・松下侑衣花(by anan編集部)
2017年09月01日チャンス・ザ・ラッパーと、100万ドルの小切手を嬉しそうに掲げる小学生(写真:AP/アフロ) 「俺が寄付したこの小切手は、行動への呼びかけだ」 イリノイ州シカゴ出身で、第59回グラミー賞で最優秀ラップ・アルバムを受賞したチャンス・ザ・ラッパーが、地元の公立小学校のために100万ドル(約1億1400万円)を寄付したことを記者会見で発表し、その模様をInstagramでライブ配信した。 彼は会見会場となった市内南部にあるウェスコット小学校でこう気炎を上げた。「知事の怠慢に俺は失望し、落胆した。でも俺は絶対にやめない。シカゴで最も価値ある資源、つまり子どもたちのために、出来うる限りの支援をするということを」。 昨年12月、共和党のイリノイ州知事ブルース・ローナーは、シカゴの公立小学校に2億1500万ドルを割り当てる予算案を拒否。これを受け、チャンス・ザ・ラッパーは今月3日に、大幅な予算削減が決定した公立小学校への財政支援について意見を交換するため知事と面会の機会を持った。しかし、知事からは明確な返事を得ることができず、チャンス・ザ・ラッパーは知事のこの姿勢にひどく失望したという。 「知事はシカゴの子どもたちとの約束を破った。子どもが政治の道具にされていいはずはないんだ」 そう語るチャンス・ザ・ラッパーの父親は、1980年代にシカゴ初の黒人市長となったハロルド・ワシントンの側近を務めたほか、現職のラーム・エマニュエル市長の副参謀の任を預かるなど、シカゴのために心血を注いできた人物だ。そんな父の背中を見て育ったチャンス・ザ・ラッパーにとって、シカゴの未来をその双肩に担う子どもたちを蔑ろにする知事の政策は看過できないものだった。 会見は「ローナー知事、ちゃんと仕事しろよ」というメッセージで締めくくられた。23歳のミュージシャンに叱られる60歳の知事──次期の当選は難しいかもしれない。
2017年03月07日ラッパ屋第42回公演『筋書ナシコ』が、6月紀伊國屋ホールで上演中だ。劇団ラッパ屋による1年ぶりの新作公演について、劇団の主宰であり、脚本・演出を担当する鈴木聡に話を聞いた。ラッパ屋『筋書ナシコ』チケット情報本作の主人公は、40代の女性・ナシコ。個人も社会もビジョンの見えないこの時代で、ナシコが「人生の筋書き」を求めての七転八倒を、笑いとアイロニーたっぷりに描く……予定だが、実際の“筋書き”は「まだ完成してない」と鈴木は笑う。「ナシコさんは、これからの人生に筋書きがないと悩んでいる。そんな中でいろんな人と出会い、ある筋書きが生まれては消え、また別の筋書きが生まれては消え、最後はどの筋書きになるんでしょう、というお話です」。鈴木自身、「演劇集団てあとろ’50」で脚本・演出を担当した大学時代を経て、大手広告代理店に勤める傍ら、劇団を立ち上げるという独特の“筋書き”の持ち主。その後、演劇中心に絞るまでは二足の草鞋でやってきた。「僕らの世代はある意味とてもいい時代だったんですよね。高度経済成長があってバブルがあって。だから『なんとかなるだろう』と思って深く考えなかった。僕は今好きなことができているという意味ではよかったとも思うんですけど、それがこういうことなんだろうかとか、自分がやろうとしていたことは今やっていることなのだろうかということは、まだ考える。その点、今の若者の方がちゃんとしてる感じがします。厳しい時代だからだとも思うんですけど、自分の目標を決めて、それに向かっての努力している人が多い。今回の筋書きナシコはギリギリ僕たち側。おもしろいことに対して非常に直観的に、ある意味正直にやってきた人だけど、今ふと立ち止まっている感じですね」。生きてきた時代が色濃く出るナシコの姿は、共感や驚きなど、世代によって反応が分かれそうだが、その先に描きたいのは“希望”だという。「コメディですから。最後には希望みたいなものを見せたい。ちょっと視点が変わるとか自由になるとか、そういうことかもしれないけど、そこに至りたいんですよね」。「笑いながら大事なことを一緒に考えるような作品になると思います。人生の筋書きがある人もない人も、見つけたい人も考え直したい人も、ぜひ観に来てください。筋書きを見つけるヒントを発見していただければ嬉しいです」。ラッパ屋第42回公演『筋書ナシコ』は、6月18日(土)から26日(日)まで、東京・紀伊國屋ホールにて、7月17日(日)北九州芸術劇場にて。
2016年06月20日人気ラッパー・ネリーが、父親として子育てに奮闘する姿を追うリアリティドラマ『Nellyville ~パパはラップ・スター~』が日本初上陸! MTVで4月10日よりスタートする。○アメリカで大人気の、リアリティドラマが本邦初公開!最近では『テラスハウス』(フジテレビ系)が映画化されるなど、日本でも人気を得ているリアリティショー。素人出演者たちの奮闘には、もちろん親近感を持ってしまうが、セレブリティのそれはスターならではのハチャメチャな毎日やパブリックイメージとは異なるギャップ、人間らしさなどに触れるにつけ、大きな共感と感動が生まれるものだ。実際、2002年よりMTVにて放映されたオジー・オズボーンとその一家を追った『オズボーンズ』は、全米中が夢中になった。そしてこのたび、アメリカで絶大な人気を誇るMTV系列チャンネルのブラック・エンターテインメント・テレビジョン(BET)でオンエアされた人気シリーズ『Nellyville ~パパはラップ・スター~』が、日本初上陸(初回放送:4月10日22:00~)。フィーチャーされるのは、トータル・アルバム・セールスが3500万枚を突破しているグラミー賞受賞アーティストであり、ヒップホップ・アイコンのネリーとその家族。副題の"~パパはラップ・スター~"とは秀逸すぎるが、見た目はこわもてのネリーが、「つき合う相手(彼女)が、子供たちとうまくやれないと成立しない」と言うほど、愛情たっぷりに4人の子育てに奮闘する日々は目が離せない。○90年代にヒップホップ界を盛り上げたネリーの快進撃ネリーは、2000年にアメリカ合衆国ミッドウエストの田舎町、セントルイスから登場し、ポップフィールドで圧倒的なポジションを確立した。デビュー当初は、ヒップホップ界といえば東海岸か西海岸が中心だったが、セントルイスなまりもそのままに早口で歌うようにラップする独特のスタイルは、音楽評論家たちに受け入れられなかった。そんな評価を覆すように、彼の快進撃は圧倒的だった。ファースト・アルバム『カントリー・グラマー』は900万枚のセールスを突破する大ヒットを記録。一躍、トップスターの仲間入りを果たし、セカンド・アルバム『ネリーヴィル』も600万枚のセールスを記録。以降もヒットを飛ばし、グラミー賞も3度受賞するという華々しい経歴を残している。○巨大な成功の裏で、子育てに奮闘する私生活また、高校時代野球部に所属しメジャーリーグからもスカウトされた実力を持つ彼は、スポーツバー(兼グリルレストラン)を地元セントルイスにオープンしたほか、マイケル・ジョーダンらとともにNBAチーム、シャーロット・ボブキャッツのオーナー株主に。ファッション・ブランドやエナジー・ドリンクも手がけ、音楽のみならずビジネスでもその才能を開花している。『Nellyville ~パパはラップ・スター~』では、ネリーが巨大な成功を経てもなお、自分を見失わず、地元セントルイスにてリアルで居続ける、そのわけがよくわかる。自身の子どもだけでなく、白血病でこの世を去った姉の子どもたちの父親になると決意し、としごろの娘とどう向き合うべきか? シングルファザーとして戸惑うリアルな表情には、一切のうそがない。初回放送では、ボーイフレンドが撃たれて亡くなり、心を痛める娘ナナ。その、娘を溺愛するが「ガチで話すのは慣れていない」と戸惑うネリーに、声をかけるよう促すネリーの彼女シャンテル。父に打ち明けることで心が軽くなったナナは、「パパのガールフレンドと会うのは微妙」と最初は毛嫌いしていたシャンテルにも心を開き始める。男としてガールフレンドを支え、スターとして、地域貢献や教育支援により地元を背負うネリー。彼の日常はアメリカの社会問題とも直結し、セレブ生活が垣間見れる超ド級だが、ひとつひとつのできごとに、正直に、本気で立ち向かうネリーならではの人間力は、セレブであるはずの彼をどこまでも身近に感じさせる。そんなネリーの魅力に、ぜひとも触れてほしい。MTV『Nellyville ~パパはラップ・スター~』放送スケジュール【初回放送】毎週金曜22:00~23:00 【再放送】毎週火曜23:00~24:00、毎週金曜10:30~11:30
2015年04月10日全米・全英のアルバムチャートで1位を獲得し、第57回グラミー賞では最優秀ラップ・ソング賞にノミネートされるなど、注目を集めている女性ラッパー、ニッキー・ミナージュ。歌手としての実力と共に、強烈なインパクトの"デカ尻"が何かと話題を呼んでいる。華麗なラップと強烈なビジュアルは、一度見たら忘れられない……その圧倒的なパフォーマンスをぜひ見てみてほしい。○Instagramや楽曲アートワーク・MVで"デカ尻"強調海外セレブのファッションやライフスタイル発信に欠かせない写真共有サービスInstagram。人気ラッパー、ニッキー・ミナージュ(@nickiminaj)も注目度の高いセレブの一人だ。そのフォロワー数は16.8m(1680万人)を越えているが、彼女の場合、超カラフルでド派手なパーティーファッション……などは驚くまでもなく、その人間離れした自慢のデカ尻をはじめ、星形のニップレス姿を披露するなど、セクシー系の投稿が話題をよび、なにかと"お騒がせ"しているのがウリだ。そのお騒がせっぷりは、インターネット上に限らず、作品にも及ぶ。シングル「アナコンダ」では、プリプリのお尻をド真ん中に配したアートワークをはじめ、ミュージックビデオでは、これでもかというほどデカ尻を強調。強烈なトワークダンスを披露している。そもそも彼女の巨乳&巨尻問題といえば、2010年の大ヒットシングル「ユア・ラヴ」のミュージックビデオをチェックしてみても、すでに存在感のあるヒップなのだが、近年のあまりのデカさには整形疑惑まであがっているほどだ。それでも、彼女はそんな疑惑はものともしない。「アナコンダ」では、デカ尻を強調し、尻、尻、尻と連呼。同作のミュージックビデオでは、多くのデカ尻が登場し、YouTubeで4億9百万回越えという圧倒的な"結果"を残しているのだ。○全米・全英で1位を獲得した超実力派そんな、お騒がせセレブながら、ニッキー・ミナージュのラッパーとしてのキャリアは輝かしい。学生時代はニューヨークの名門アート校であるLaGuardia High Schoolで舞台や音楽のトレーニングを受けており、全米No.1のラッパー、リル・ウェインに見い出された。マドンナやカニエ・ウェスト、アッシャー、ドレイク、リアーナ、デヴィッド・ゲッタなど……そうそうたるアーティストの作品に、フィーチャリング・クイーンとして引っ張りだこなのだ。彼女自身の作品はというと、ティーンに限らずセレブからも支持をされたデビューアルバム『ピンク・フライデー』が全米1位を記録。セカンド・アルバム『ロマン・リローデッド』は全米のみならず、全英でも1位を獲得し、世界的なディーヴァとして名を連ねることに。彼女の実力とアバンギャルドな作品性は評価も高い。○アバンギャルドなニッキーの素顔は!?そんな彼女は、世界最高峰の音楽賞「第57回グラミー賞」で最優秀ラップ・ソング賞にノミネートされたシングル「アナコンダ」をはじめ、わたしはウェインとヤってない、ドレイクともヤってない、というような内容で安定の過激っぷりをみせた「オンリー」など、ヒットシングルを収録するアルバム『ザ・ピンクプリント』が2014年12月24日に発売された。ビヨンセやアリアナ・グランデら豪華なゲストが参加していることでも話題となっているが、ラップへの真摯なアプローチ、そして、せつないバラードを歌う新たな一面も見せている。なお、MTVでは、このアルバム制作期間中に彼女を追ったオリジナルドキュメンタリーを3月12日に放送(再放送3月30日)。「MTV Video Music Awards 2014」(2014年8月24日)で「アナコンダ」のリハーサル中、体長約1.8メートルのヘビにダンサーがかまれた!?という、ニュースが世界を駆け巡った……そんなゴシップの真相も気になるところではあるが、何と言っても「自分が壊れるまで挑戦することが、時には必要よ。自分の限界を知るためにね」とニッキー自身が本気で語るように、これまで知られることがなかった舞台裏、女性ラップスターとしての素顔、アルバム完成時の喜びやプライベートでの苦悩に迫っているというから見逃せない。単なるお騒がせセレブではない、本当のニッキー・ミナージュ像が見えてくるはずだ!MTV『ニッキー・ミナージュ:My Time AGAIN』放送スケジュール【初回放送】3/12(木)22:00~23:00【再放送】3/30(月)23:00~24:00Photo: Getty Images for MTV
2015年03月11日市井の人々の情けなくも愛おしい姿を、コメディタッチで描き出す劇団「ラッパ屋」。その新作『おじクロ』が、11月8日(木)、東京・紀伊國屋ホールにて開幕する。そこで主宰であり、作・演出を手がける鈴木聡に、本作の構想を訊いた。ラッパ屋チケット情報今人気沸騰中の5人組アイドル「ももいろクローバーZ(以下ももクロ)」。今年53歳を迎えたベテラン演劇人・鈴木が、自分でも驚くほどこのももクロにハマっている。というのも、これまでまったくアイドルに縁がなかった鈴木。最初はインターネット動画で見たファンの盛り上がりに、“職業柄”興味を抱いただけだった。「ライブDVDを見たら、もう号泣(笑)。同じエンタテインメントを作る人間として、まずそのパフォーマンスに芸能としての力を感じたんです。そしてやっぱり彼女たちの笑顔。あれは絶対に作った笑顔じゃないし、全力でステージを楽しんでいる。その“全力感”に惹かれたんです」。ももクロのステージに心揺さぶられた鈴木。彼はそこから、ある重要なメッセージを受け取ったと言う。「要するに自分は、こんなに全力で楽しめているかってことですよね。すべてが自分に返ってくる。そして僕の創作の出発点になっているのが、“今自分は何を感じているのか”ということ。だから今、これほどももクロに心動かされていることを、作品として残すべきだと思ったんです」。昨年の本公演『ハズバンズ&ワイブズ』では、震災直後の夫婦たちの物語を描いた。「やっぱり去年は、地震のこと以外考えられなかったですからね。逆に言うと、その次が難しい。で、そんなときに出会ったのがももクロ(笑)。人を明るくする、勇気づけるももクロのパフォーマンスに、『あぁ、これだよな』と。ももクロに背中を押してもらったというか、感謝の気持ちでいっぱいですね」。ももクロをテーマにしつつ、やはりそこはラッパ屋。「僕が描きたいのはアイドルオタクではなく、むしろ日常で生きることに難しさを感じている人たち。だからももクロ自体の話ではなく、ももクロにハマったオヤジたちの芝居にしようと。とうぜん最初は拒絶する人もいます。でも最終的には、5人で踊ってしまおうかと(笑)」。ももクロといえば、百田夏菜子が見せる“エビ反りジャンプ”が大きな見どころ。「それはラッパ屋でも?」と尋ねると、鈴木は「気持ちはね」と笑う。オヤジたちが見せる“全力感”にも、きっと多くの観客の心を動かす何かがあるはずだ。公演は11月8日(木)から 18日(日)まで東京・紀伊國屋ホール、11月23日(金・祝)に福岡・北九州芸術劇場中劇場にて上演される。チケットは発売中。取材・文:野上瑠美子
2012年10月23日昨年公開され、映画ファンの間で大きな話題読んだ『SR サイタマノラッパー』の第2弾『SR サイタマノラッパー2女子ラッパー☆傷だらけのライム』の主題歌「ワック♪ワック♪B-hack」のミュージック・ビデオが公開された。その他の写真『SR サイタマノラッパー2…』は、レコード屋もクラブもない群馬の田舎町で暮らす女性5人が、かつて結成していたラップチーム“B-hack”の再結成ライヴを目指して奔走する青春HIPHOP映画。今年の「ゆうばり映画祭2010」でお披露目され、大きな支持を集めた。今回公開されたビデオ「ワック♪ワック♪B-hack」は、劇中に登場する女子5人のラップチーム“B-hack”(山田真歩、安藤サクラ、桜井ふみ、増田久美子、加藤真弓)の楽曲で、映画同様、入江悠監督がミュージック・ビデオを演出した。入江監督は「映画のキャラクターが本当のラッパーみたいに活動していたら面白いと思った。音楽から興味を持つ人も必ずいると思って作りました」とコメント。前作『SR サイタマノラッパー』に登場したラップチーム“SHO-GUNG”は、映画PRのため、さまざまな音楽活動を展開。いとうせいこう氏が所属する HIPHOPユニット・□□□の楽曲「ヒップホップの初期衝動」に彼らのライヴ音源がサンプリングされるなど、ミュージシャンたちからも賛辞を受けている。入江監督は“B-hack”の今後について「本人たちの本業(俳優業)を犠牲にしない範囲で、イベントなどで主題歌を歌う機会を設けて、アイドル的になっていったら面白いですね」と語っており、今後“B-hack”が様々なステージで活動することが期待される。『SR サイタマノラッパー2女子ラッパー☆傷だらけのライム』6月26日(土)より、新宿バルト9他全国順次公開
2010年05月24日