「24 -TWENTY FOUR-」の主人公ジャック・バウアー役で世界的人気を誇るキーファー・サザーランドの主演最新ドラマがHuluプレミア「ラビット・ホール/指名手配のスパイ」に邦題決定。キーファーの“新たな傑作“の誕生を予感させる日本版ビジュアル、本予告、場面写真が一挙に解禁となった。今回キーファーが演じるのは、凄腕の産業スパイ、ジョン・ウィアー。ウィアーは顧客を儲けさせるため、偽の情報を流して株価を操作したり、計画的に集団ヒステリーを起こして状況を操作したりと暗躍する。そんな彼がある日、突如殺人の濡れ衣を着せられ、指名手配犯として追われる身に。ウィアーが逃亡を続けながら真実を追求する中で、民主主義を脅かす見えない敵の存在が明らかになっていく。果たして、ウィアーを陥れたのは誰なのか?ウィアーは見えない敵に打ち勝つことができるのか?本作の企画、監督、脚本を手掛けるのは、大人気ヒューマンドラマ「THIS IS US/ディス・イズ・アス」でプロデューサー、ウィル・スミス主演のクライムサスペンス『フォーカス』で監督・脚本を務めたグレン・フィカーラとジョン・レクア。また、ウィアーの日本語吹替はお馴染みの小山力也が務める。予告映像は、産業スパイのジョン・ウィアー(キーファー・サザーランド)が、データ分析企業のCEOにして旧友のマイルズ・ヴァランス(ジェイソン・バトラー・ハーナー)から受けた依頼を遂行するところから始まる。ある巨大企業のために、競合企業が財務省と親密である証拠を作ってほしいという依頼。ウィアーは見事な策略で証拠を作り上げ、無事に任務を完了したはずだったが、何者かにはめられ、殺人の容疑で指名手配されてしまう…。ウィアーはオフィスへと逃げ込もうとするが目の前でオフィスが爆発。誤情報と監視の目があふれる社会の中で、民主主義を脅かす“何かをつかんだ”ウィアーに迫りくる数々の追手。だまし、だまされながら、崖っぷちに立たされたウィアーは世界を救うために巨大な陰謀に立ち向かう。ノンストップで巻き起こる怒涛の展開が押し寄せ、キーファーの新たな傑作の誕生を予感させる映像に仕上がった本予告。また、併せて解禁となる場面写真では、ウィアーがサングラスをかけて任務を遂行する姿や銃を突きつける緊迫の瞬間など、シックで大胆不敵なキーファーの魅力を堪能できるものとなっている。なお、Huluでは「24 -TWENTY FOUR-」シリーズ全8シーズンも見放題で配信中。本作に先駆けてチェックすることもできる。Huluプレミア「ラビット・ホール/指名手配のスパイ」は11月14日(火)より独占配信。(シネマカフェ編集部)
2023年11月05日綾華と東郷のウェディング衣装を身に着けた可愛いうさぎのマスコット「コスチュームラビット(羽田綾華モデル・新田東郷モデル)」2種をラインアップ!株式会社TLC(本社:東京都目黒区東山3-7-1代表取締役社長李成在)は、4月18日(火)よる10時より放送中の 火曜ドラマ『王様に捧ぐ薬指』とジュエリーブランド『THE KISS』のコラボ商品『(劇中登場)羽田綾華コスチュームラビット・新田東郷コスチュームラビット』の受注販売を、コラボ・ライセンス専門サイト「FanFunMARKET」にて受付開始いたしました。商品ページはこちら : ~TBS系 火曜ドラマ『王様に捧ぐ薬指』~絶対的王様”の御曹司から突然のプロポーズ!?愛は一切ナシの“メリット婚”から始まる超打算的シンデレラストーリー!そんな火曜ドラマ『王様に捧ぐ薬指』から「コスチュームラビット(羽田綾華モデル・新田東郷モデル)」が登場!綾華と東郷のウェディング衣装を身に着けた可愛いうさぎのマスコット。劇中にも登場するので、チェックしてみてください♪ボールチェーン付きなのでバッグにつけても、お部屋に飾っても楽しめます。購入特典として、綾華モデルには「綾華の名刺カード」、東郷モデルには「東郷の名刺カード」を付属します。■羽田綾華 コスチュームラビット素材:ポリエステル、合金付属:名刺カード価格:¥2,420(税込)■新田東郷 コスチュームラビット素材:ポリエステル付属:名刺カード価格:¥2,420(税込)©わたなべ志穂/小学館 ©TBSスパークル/TBS【取り扱いショップ】・FanFunMARKET( )・FanFunMARKET 楽天市場店 ( )・TBSショッピング・セブンネットショッピングFan Fun MARKET : FanFun MARKET 公式HP : 【FanFun MARKET 公式アカウント】公式Twitter : 公式Instagram : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月21日PARCO劇場開場50周年記念シリーズとして、藤田俊太郎演出、宮澤エマが舞台初主演する『ラビット・ホール』が東京・渋谷のPARCO劇場にて4月9日に開幕。初日前には、藤田、宮澤のほか、共演の成河、土井ケイト、阿部顕嵐、山﨑光、シルビア・グラブが会見に出席し思いを語った。『ラビット・ホール』初日前会見より、前列左から)藤田俊太郎、宮澤エマ、成河後列左から)山﨑光、土井ケイト、シルビア・グラブ、阿部顕嵐本作は2007年に米ピューリッツァー賞を受賞したデヴィッド・リンゼイ=アベアーによる戯曲。2010年にはニコール・キッドマンの製作・主演により映画化もされ、数々の映画賞に輝いた。交通事故で幼い息子を亡くした夫婦を中心に、傷ついた心が再生に至る道筋を、家族間の日常的な会話を通して繊細に描いた傑作として知られ日本でも上演が重ねられている人気作だ。演出を手がける藤田は、『ザ・ビューティフル・ゲーム』『ジャージー・ボーイズ』『天保十二年のシェイクスピア』などで数々の演出家賞を受賞し、今回東京公演の会場となるPARCO劇場とは、2017年からレパートリー公演である朗読劇『ラヴ・レターズ』の演出も手がけている。開幕にあたり、「素晴らしいキャストのみなさん、そして素晴らしいプランナー、スタッフ、カンパニーの皆さんと丁寧に作品をつくってきました。あとは素晴らしいお客様を劇場に迎えるだけです。この愛おしくて愛すべきこのカンパニーで世界ツアーをやりたい、と思えるくらい誇らしい作品をつくることができました」とコメント。本作を取り上げたのは戯曲にほれ込んだのが始まりだったというが、「(稽古を経て)このカンパニーで、演劇の美しさをありとあらゆる形でディスカッションできたことが、本当にこの作品を私たちがつくった意味なんじゃないかなと思っております」とカンパニーへの信頼を熱く語った。主役のベッカを務める宮澤も「初共演の方もいるのに、初めてなのかな、前世でも一緒だったのかなというくらい最初から皆で仲良くやれているカンパニー。それぞれのスキルと技術をもって今日までやってきたので誇りでしかない。皆さまにお届けできることにワクワクしかないです」と語り、稽古中のエピソードを聞かれると「毎日のように笑い転げていたよね?」と共演者らと顔を見合わせ、その言葉通り信頼関係が築かれていることをうかがわせた。宮澤は2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』でも熱い注目を集め、舞台ではミュージカルを中心に数多くの作品に出演しているが、主演舞台は今回が初。座長としてのプレッシャーは「もちろん感じている」と言うが、「いろんな化学反応によってどんどん前に進んでいく作品なので、“座長”として私がやったことはない。この作品をどうやってお客さまにお届けできるのかということを皆でディスカッションし合いながら、支え合いアドバイスを与え合う、そういう稽古期間だった」と振り返った。宮澤が演じる、喪失感から抜け出せず前に進めない妻とは反対に、前に進もうとする夫・ハウイーを演じる成河は、観客になるべく身近に感じてもらえるようなリアルな「しゃべり言葉」の追求にカンパニー全体で「大学のサークルの研究会かというくらい」熱心に取り組んだと明かした。「『しゃべり言葉』から離れれば離れるほど様式性の方向に行ってしまい、ヨーロッパやアメリカで今主流になっている(写実性の強い)会話劇から離れてしまってお客様からは身近に感じられなくなってしまう」と苦労を語り、「派手さだけではない日常的な身近な会話劇というものが、本当に人生の支えになったり、辛い時に寄り添ってくれるものなんだというのを知ってもらいたい」と思いを込めた。ベッカの妹・イジー役の土井ケイトも「本稽古が始まる前から皆で集まって会議のように言葉をイチから見直していった」と「しゃべり言葉」を追求し続けた稽古の様子を明かし、「ここまで言葉にこだわった分、ものすごく“生”な舞台になってきている。言葉にはもう逃げられない、本当にその場になって感じないと言えない身体になってしまっている。そういう舞台というのは実はすごく稀有で、本当にこの出会い、このカンパニーだからこそ成し得たこと。これは本当に奇跡のカンパニー。それがお客さんにどうみえるのか、すごく実験的で新しい挑戦なので一緒に感じていただいて千秋楽に向かって進んでいきたい」と熱弁。ずっと考え続けるような作品ベッカとハウイーが息子を失った交通事故で車を運転していた高校生・ジェイソンをダブルキャストで演じるのは、人気グループ「7ORDER」のボーカルで舞台でも活躍する阿部顕嵐と、オーディションで抜擢された山﨑光。共にこのカンパニーに参加できた喜びと感謝を述べながら、「ダブルキャストなので(舞台稽古で)客席から何度かこの作品を客観的に観る事が出来ました。観たあとに受け取る鈍くて重いような思いが自分の中で消化しきれないことがあって、ずっと考え続けるような作品。お客さまも似たようなものを受け取ってもらえるんじゃないかなと今からワクワクしています。毎回その時の自分の状態によって受け取るものが全く違ったので、ぜひ何度も観て楽しんでください」(阿部)「まだまだ未熟なのでこれからも改良していく余地があるなと思っていますが、こんなに素敵な方々とご一緒できてめちゃくちゃ嬉しいです。無事に稽古も続けられました。このあともずっと誰も欠けずに突っ走っていきたい。それぞれのジェイソンも観ていただけたら」(山﨑)とコメント。ベッカとイジーの母親ナットを演じるシルビア・グラブは「ひとつの小さな種から水を与えて、風を与えて、太陽を与えて、この作品がどんどん成長していく過程を見守って愛情深く作品をみています。お客さんが入って完成系になるので、早くその完成系を感じてみたい気持ちでいっぱいです。ただそこで完成するわけではなく、千秋楽までまたさらに成長していく。どれだけこの作品が愛されるのか、我々も愛し続けるのか楽しみです」と喜びと期待を語った。最後に「悲劇を物語っているストーリーではなくて、悲劇的なことが起こったあと、一生懸命生きたいと感じている人々の物語。皆一生懸命がんばろう、気遣おう、生きようとするからこそ衝突があったりすれ違いがある。でもその向こう側に分かり合いがあったりという物語。ひとことでは言い表せないような感情になって劇場をあとにされるのでは。唯一無二のこの作品にしかない体験をしていただけるのではないかなと思います」と作品をアピールした宮澤は「女性主役で、今のタイミングでこういう作品を上演するということも大きなチャレンジ。これだけのスタッフの方を集めていただいて、素晴らしい演出家のもと、この作品を今やる意義というのはすごくあると感じています。ある意味歴史的な作品でもある」とメッセージを残した。『ラビット・ホール』は4月9日(日) から25日(火) まで東京・渋谷のPARCO劇場にて上演。その後秋田(あきた芸術劇場ミルハス 中ホール)・福岡・大阪に巡演。『ラビット・ホール』チケット情報
2023年04月12日タッグを組むのは2度目だが、互いに近しさを感じているという。その成河と藤田俊太郎が挑むのは『ラビット・ホール』。2007年にピュリツァー賞を受賞し映画化もされた作品で、息子を亡くした夫婦が再生していく姿を、日常の会話を通して描いていく。その繊細さをどう届けるか。演劇を身近なものにするべく格闘する様子は、実に楽しそうである。初対面での会話は気づいたら7時間──成河さんと藤田さんは、ミュージカル『Violet』(20年)に続いて2度目のタッグになります。前回ご一緒されたときの感想からお話いただけますか。成河『Violet』は予定されていた上演がコロナで中止になり、その半年くらい後の少し落ち着いた頃に、3日間だけという形で上演したものでした。中断したその半年の間に、オンラインで読み合わせをしたり話し合ったり、手探りでずっとコミュニケーションを取り続けながら上演にこぎつけたんですけど。そんな特別な状況が藤田くんとの最初の出会いだったので、とても思い出深いですね。そういう中で、藤田くんはとにかく、そこにいる人たち全員の主体性を重んじるというか、どうすればみんなで作るということができるかということを真剣に考えている人で。僕にとってはとても貴重な同志で、次はいつ一緒にできるかなと思っていたんです。藤田僕にとっても成河さんとの仕事はやはり特別です。僕が演出家として活動を始めたのは30代からですが、同い歳である成河さんのことはずっと憧れの目で見ていて、いつか一緒にお仕事をしたいと思っていました。『Violet』では、成河さんがおっしゃったように、上演が一度止まり、どのように再開していくか、どのように未来に向かっていくかということを、問い続けながら一緒にものを創ることができました。現場での再会を熱望していましたが、今回、ストレートプレイの会話劇でご一緒できることになり、とてもうれしく思っています。成河藤田くんとは初対面のときに、ファミレスで明け方まで7時間くらいしゃべったんですよね。そのときにすでに、近しい考え方を持っているなと、同志のような気持ちになっていたんです。演劇に対する距離みたいなものが同じというか。藤田くんも、美大を出たとか、バンドをやっているとか、演劇の畑だけで純粋培養されたのではなく、いろんな角度から演劇にたどり着いていて、演劇だけが特別ではないんじゃないかと思っているところがある。だから藤田くんとの会話はストレスがなくて、気づいたら7時間経っていたんですね(笑)。藤田僕もあのときの楽しく熱い思いが今も続いていますし、もっといろいろなお話をしたいと思っています。ただ、近しい気持ちと同時に、やはり先ほど言った憧れの気持ちが僕には強くあるんです。僕は俳優をしていた時期もあって、成河さんが立つ舞台を観て、僕らと同世代の俳優が舞台に新風を吹かせ、新しい時代を創っていることに、深く感動しました。例えば、『エンジェルス・イン・アメリカ』(04・07年)や、『春琴』(08・09・10・13年)といった作品は、本当に衝撃を受けました。また、成河さんは、演劇は特別なものではなく生活の中にあるんだと、もっとシンプルに劇場に観に来てほしいと、お客様を大事にするもの作りをずっと続けている。その姿勢に対しても、僕は憧れ続けています。だから、一緒にもの作りをするのは、楽しくもあり、緊張感もあるんです。日常会話により近づけた翻訳劇に──今回の『ラビット・ホール』では、どんなもの作りが始まっているのでしょうか。成河これは観てくださる皆さんも楽しみにしていてほしいんですけど、おそらく今回は、「私たちが日常の中でしている会話だよね」という翻訳劇、会話劇に近づけるんじゃないかと思うんです。それこそ演劇は特別じゃないっていうものができるんじゃないかなと。というのは、まず、宮澤エマさん、土井ケイトさん、シルビア・グラブさんと、今回の座組の女性俳優3人が全員、英語のネイティブスピーカーなんです。だから、もとの英語のニュアンスをちゃんと理解した上で、今の日本語の日常会話に置き換えられる。そしてそれを、今回の翻訳を手掛ける小田島創志くんも、「勉強になります。そうしましょう」と言って受け入れる。そんな翻訳家さんいますかって驚くくらいですけど(笑)、おかげで、翻訳についての話し合いが熱くて楽しくて。『ラビット・ホール』チラシ藤田読み合わせしながら、翻訳のことをみんなで話しているんですが、とても充実しています。中でも、成河さんが僕に「基本的に自分のセリフは俳優が自分でテキレジ(※「テキストレジ」の略。上演に合わせて脚本の訂正や手直しをすること)をしても良いのではないか」とおっしゃったのが印象的でした。俳優自身が考え、それを受けた翻訳家が全体を見ながら修正する。そこに演出家も加わって、どういうビジュアルや関係性を作っていこうとしているかを翻訳に反映していく。プランナー・スタッフの方もフラットに意見が出し合える空気ができていて、時間がいくらあっても足りないくらいです。カンパニーみんなでディスカッションすることですごく豊かな作品になると思いました。この喜びは確実にお客様に伝わると思っています。成河セリフを自分の言葉でテキレジするのは、あくまで、近現代の会話劇として、リアリズム演劇として書かれたものに関しては、そうしたほうがいいと思う、ということなんです。そして、稽古前のテキレジで自分の言葉をいくつか準備しておいて、それと役としての言葉を溶け合わせていく作業を、稽古場でしていく。これは『タージマハルの衛兵』(19年)でも一緒だった創志くんと発明した方法なんですけど(笑)、今回もまたそうやって、本番まで悩みたいと思っています。言葉の向こう側にあるものをどう届けるのか──藤田さんは、この『ラビット・ホール』の演出を熱望されていたと伺っています。どこに魅力を感じられていますか。藤田映画版もあり、数多くの傑作上演を続けているだけあって、物語が繊細で素晴らしいです。家族を失った夫婦がどのように再生していくかというストーリーで、悲しい出来事があった後の日常が淡々と描かれます。夫婦を取り巻く人々が、日々の会話の中で、自分たちのこの先の人生を見つけていく。『ラビット・ホール』というタイトルが示している通り、今自分たちが落ちてしまった穴とは別の、あり得たかもしれない穴を探していくわけです。その意味では、日常こそ劇的であるとも言えるかもしれませんが、会話の一つひとつが重層的、多層的に解釈できて、悲劇的でもあり喜劇的でもあることが魅力だと思います。しかも、答えを出していないんですね。登場人物の思いだけを伝えている。そこに深みを感じ、その深みの向こう側に到達したいなと思い続けてきました。だから、言葉を突き詰めるほど、役を掘るほど、自分たちの個やこの座組の解釈を追求するほど、それが普遍化され社会化され、お客様自身の人生の物語になる。この登場人物たちは観る方の人生のどの瞬間にもいる人間であるというふうに思っています。俳優の皆さんには生々しく舞台上を生きていただきたいと思っています。──その中で成河さんは、息子を亡くした夫婦の夫・ハウイーを演じられます。成河稽古前(取材時)の今の段階で大切にしたいのは、本に書かれている情報をきちんと整理しておくことなので、役についての意見はまだありません。ハウイーは2000年代初頭の証券会社に勤務しているバイヤーであり、とてもちゃんとした人であり、ちゃんとしているがゆえにいろんなものを抱えてしまったり、人との関係で不器用なところがあったりする。その大前提の上に何が乗っかっていくのかは、共演者の方々とシーンを作っていく中で出来上がっていけばいいなと思っています。ただ、僕は比較的、様式性の高い演劇をやることが多く、特にここ1年くらいはミュージカルや、ダンスや歌舞伎などの形式を使ったものをやっていて、こんなに純粋な会話劇をやるのは久しぶりなので怯えていたんです(笑)。でも、せっかくやるんだったら、心がぐしゃぐしゃになるところに勇気を持って踏み出そうかなと思っています。自分の感情記憶を使うという、近現代のリアリズム演劇に有効だと言われているメソッドに則って、一度自分の中にグワッと入っていこうかなと。その作業は苦しいものですけど、今はとても楽しみです。藤田キャストお一人おひとりが、演劇人生の中でご自分のメソッドをきちんと作ってきた方々ばかりだと思っています。僕自身、キャストの皆さんとじっくり向き合い、この作品の繊細さを大事に、言葉の向こう側にあるものをどう抽出し、届けるのかということに挑戦していきたいと思います。PARCO劇場の舞台が“ラビット・ホール”に「びっくりすると思います」──答えを出していない戯曲だということですが、このカンパニーとして目指すのは、どういうものになりそうでしょう。藤田答えは出さないけれども、お客様に対して楽しく劇場を出られる「問いかけ」はきちんとできたらと思っています。上演の約2時間、作品の様々な魅力、「再生」というテーマを通して、演劇にしかできない演劇賛歌を届け、お客様に幸せな問いかけができたらなと。成河普遍化されることで、これは自分だけの悲しみじゃないんだと癒えていくんですよね。それって芸術全般が持っている力ですけど、舞台芸術は、決められた時間、場所で、かなりの人数と一緒に半強制的にそれを体験することになりますから、自分はハマらなくても(笑)、すごくハマっている隣の人を見るだけでも効果はあって。個人ではなくコミュニティとして経験するというのが、これだけ長く演劇がなくならない理由じゃないかと思います。言ってみれば、劇場は大切な避難場所。どうぞ劇場に逃げてきてください、というふうに思います。藤田ビジュアル的にも、オープニングとラストはPARCO劇場の舞台上を“ラビット・ホール”にすることを考えていますので、楽しみにしていただきたいです。成河すごい演出になってますからね。びっくりすると思いますよ。取材・文:大内弓子撮影:石阪大輔ヘアメイク:河村陽子<公演情報>PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『ラビット・ホール』4月9日(日)〜25日(火) 東京・PARCO劇場※秋田・福岡・大阪公演ありチケット情報
2023年03月22日ミュージカルでの活躍はもちろん、最近は大河ドラマ「鎌倉殿の13人」などテレビドラマでも注目されている宮澤エマが、舞台で初主演を飾る。作品は『ラビット・ホール』。ピュリツァー賞を受賞した家族の再生の物語にどう挑むのか。『ラビット・ホール』は、ニコール・キッドマンの製作・主演で映画化もされた傑作。4歳の一人息子を交通事故で亡くした夫婦が希望の光を見出していく姿が描かれ、宮澤は妻のベッカを演じる。「家族に突然訪れた悲劇によって、ベッカは、人生が壊れ、自分自身が壊れてしまった。そこから、私は誰なんだということを再発見していく旅が、ここでは描かれていると思うんです。夫婦としてどうなっていくのか、一人の人間としてどう歩いていくのか。いろいろなプロセスを経てベッカが最後にどんなところにたどり着くのか、丁寧に稽古で作っていきたいと思っています」。そのベッカの旅は、生々しい会話で、細やかな感情の機微を重ねながら綴られる。悲しみの向き合い方が違う夫(成河)とのすれ違いや、ベッカを慰めようとする妹(土井ケイト)や母(シルビア・グラブ)への苛立ちは、まさしくリアル。「悲しいお話ではあるんですけど、笑えるところもたくさんあるんです。普通に生きていても、ネガティブなことが皮肉やユーモアの材料になることってあると思うんですけど、ベッカたちも生活を続けていかなければならない中では、悲しいばかりじゃないんですよね。今回共演する皆さんは、そのブラックユーモアのセンスみたいなところもシェアできる方たちばかりなので。このセリフを成河さんに向かって投げかけたら、成河さんはどう返してくるんだろうとか、膨大なセリフを覚えられるのかという問題はさて置き(笑)、今から楽しみで仕方ありません」。本格的な稽古が始まる前に“翻訳会議”が行われ、英語のネイティブスピーカーでもある宮澤も参加した。「この英語のニュアンスはどういう日本語だったらよりよく伝えられるだろう」と、翻訳の小田島創志や演出の藤田俊太郎らと何度も話したという。日本の観客に届くものは大きくなっているはずだ。「私たちの生活にも、この先どうしたらいいのかわからなくなる瞬間ってあると思うんですけど、そのぐちゃぐちゃした正解のないものについて、時間がかかってもいいとか、いろんな許しをもらえる作品だと思うので。私たちが然るべき仕事をして(笑)、そこへお連れできればと思います」。▼公演情報PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『ラビット・ホール』4月9日(日)〜25日(火)東京・PARCO劇場※秋田・福岡・大阪公演ありヘアメイク:高取篤史(SPEC) ※髙取篤史の「高」は、はしごだか。スタイリスト:長谷川みのり取材・文:大内弓子
2023年03月08日PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『ラビット・ホール』の新たなビジュアルが公開された。2007年にピュリツァー賞を受賞した戯曲『ラビット・ホール』(Rabbit Hole)は、傷ついた心が再生に至る道筋を家族間の日常的な会話を通して繊細に描いた作品。4歳のひとり息子を亡くした若い夫婦ベッカとハウイー。息子は飼い犬を追いかけて飛び出し、交通事故にあった。ふたりの悲しみへの向き合い方は真逆で、お互いの心の溝は広がるばかり。妻ベッカは、彼女を慰めようとする妹や母親の言動にもイラつき、深く傷ついていく。ある日、事故の車を運転していた高校生ジェイソンから会いたいと手紙が届く。それを読んだベッカは……。主役ベッカは今回が舞台初主演となる宮澤エマ、そして夫ハウイーは成河が演じる。また妹イジーは土井ケイト、事故を起こした高校生ジェイソンは7ORDERのボーカル阿部顕嵐とオーディションで抜擢された山﨑光がダブルキャストで務める。さらにベッカとイジーの母ナットとしてシルビア・グラブが出演する。演出は『ジャージー・ボーイズ』『天保十二年のシェイクスピア』『NINE』などで知られる藤田俊太郎が手がけている。『ラビット・ホール』は、4月9日(日) から25日(火) まで東京・PARCO劇場で上演されるほか、秋田・福岡・大阪公演も予定されている。<公演情報>PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『ラビット・ホール』4月9日(日)〜25日(火) 東京・PARCO劇場※秋田・福岡・大阪公演ありPARCO劇場開場50周年記念シリーズ『ラビット・ホール』チラシ画像作:デヴィッド・リンゼイ=アベアー翻訳:小田島創志演出:藤田俊太郎出演:宮澤エマ成河土井ケイト阿部顕嵐/山﨑光(ダブルキャスト) シルビア・グラブ【チケット情報】(全席指定・税込)・料金:11,000円・U-25 チケット:6,000円(観劇時25歳以下対象、要身分証明書(コピー・画像不可、原本のみ有効)、当日指定席券引換/「パルステ!」、チケットぴあにて前売販売のみの取扱い、指定席との連席購入不可(連席ご希望の場合は指定席をご購入ください))一般発売日:2月11日(土)お問い合わせ:パルコステージTEL:03-3477-5858(時間短縮営業中)公式サイト:
2023年01月11日来年4月9日(日) から25日(火) にかけて舞台『ラビット・ホール』が、PARCO劇場にて上演されることが決定し、出演者と演出の藤田俊太郎からのコメント、およびチラシビジュアルが公開された。2007年にピュリツァー賞を受賞した戯曲『ラビット・ホール』(Rabbit Hole)は、、傷ついた心が再生に至る道筋を家族間の日常的な会話を通して繊細に描いた作品。2010年には、ニコール・キッドマンの製作・主演により映画化もされ、数多くの映画賞に輝いた。4歳のひとり息子を亡くした若い夫婦ベッカとハウイー。息子は、飼い犬を追いかけて飛び出し、交通事故にあった。ふたりの悲しみへの向き合い方は真逆で、お互いの心の溝は広がるばかり。妻ベッカは、彼女を慰めようとする妹や母親の言動にもイラつき、深く傷ついていく。ある日、事故の車を運転していた高校生ジェイソンから会いたいと手紙が届く。それを読んだベッカは……。演出は『ジャージー・ボーイズ』『天保十二年のシェイクスピア』『NINE』などの作品で数々の演出家賞、作品賞に輝く藤田俊太郎。藤田は2017年からPARCO劇場のレパートリーである朗読劇『ラヴ・レターズ』の演出を手掛けている。またパルコ・プロデュース作品としては、2017年に『ダニーと紺碧の海』を紀伊國屋ホールで演出。演劇への熱烈な愛をこめて作品創りに邁進する演出家が、念願の戯曲で胸に迫る舞台をお届けする。主役ベッカは、今回が舞台初主演となる宮澤エマ。舞台に留まらず、22年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』をはじめとした映像作品での活躍も目覚ましい宮澤が至高の戯曲に挑む。そのほか夫ハウイーを演じるのは本年度第57回「紀伊國屋演劇賞個人賞」を受賞した成河、妹イジーは藤田作品の常連女優である土井ケイトが務める。また、事故を起こした高校生ジェイソンは、人気グループ「7ORDER」のボーカル阿部顕嵐とオーディションで抜擢された山﨑光がダブルキャストで演じる。そしてベッカとイジーの母ナットは、数多くの演出家から厚い信頼を集めるシルビア・グラブが演じる。<コメント>■藤田俊太郎(演出)心から敬愛する役者、宮澤エマさん、成河さん、土井ケイトさん、シルビア・グラブさん。そして才能溢れる阿部顕嵐さん、山﨑光さん。愛おしいカンパニースタッフの皆さんと『ラビット・ホール』ご一緒できることに大きな幸せを感じています。 この戯曲は繊細な言葉で紡ぎあげられた真実の悲劇であり、喜劇だと私は考えています。ニューヨーク州郊外に住む夫婦の幼い息子が事故にあい、その悲しみは癒えることがありません。けれど、身の周りの家族との絆、喜びやおだやかな笑いによって、離れ離れになった二人の精神は再生へと向かいます。耐えられない重さを持った痛みは、やがてポケットの中の小石に変わる。小石は消えなくていい、持ち運んで生きていく。人生は日常と、たくさんの掛け替えのない瞬間でできていて、日々は尊い選択の連続であると物語が静かに語っています。時代背景は、2003年以降のアメリカ。夫婦の生活を通して、2000年代初頭に私たちが何を得て、何を失ったのかを、時を超え作品が静かに教えてくれるのではないかと感じています。世界中で、そして日本で素晴らしい上演を重ねてきた名作に演出家として挑戦できることに誇りを持って。開場50周年という節目を迎えるPARCO 劇場、全国の劇場で観客の皆様をお待ちしております。■宮澤エマベッカを演じます、宮澤エマです。この作品のあらすじを端的に説明するのであれば幼い息子を事故で亡くした夫婦とその家族、加害者となってしまった青年の物語となるのだと思います。テーマの重さは分かっていたので、覚悟を持って台本を開いたのですが、いざ読み始めたら最後まで一気に読んでしまいました。日常的な会話の中で発される痺れる台詞に胸を抉られたり、思わず笑ってしまったり、はっきりと言葉にできないような感情に心揺れたり。物凄い旅でした。これを演じるのかと思うと正直震えます。でも、悲しい物語ですが決して悲劇ではなくて前に進もうと踠く、リアルで魅力的なキャラクター達の繊細で愛おしい物語です。大きな責任とチャレンジですが、心強いキャスト、スタッフで創り上げていける事を心から楽しみにしております。■成河パルコ劇場に立たせて頂くのはおよそ12年ぶりで、学生時代から通い詰めていた劇場でしたので、今回再びの機会を頂けた事を心から嬉しく思います。念願の藤田俊太郎さんとの2度目の創作、また今回翻訳を担当される小田島創志くんとも心待ちにしていた再会となり、なんだか方々に再会の喜びが溢れています。また、初めてご一緒する宮澤さん、シルビアさん、土井さんも、いつか是非ご一緒してみたいと思っていたパワフルな方たちばかりで、今から気持ちが引き締まっています。個人的にはかなり久しぶりな純粋な会話劇になりますので、普段蓋をしている自分の心の奥、ドロドロしたものに勇気を持って手を伸ばしてみようと思っています。■土井ケイト深く傷ついたひとりの女性と、彼女に寄り添う家族の物語。私はこれは愛の物語だと思っています。劇的な展開やわかりやすい見せ場はないからこそのリアリティ。人の絆や思いやりのような、目に見えないものがそっと舞台の上に乗っているような作品になるのではと感じています。今回、キャストもスタッフも本当に素敵なメンバーが揃っているので、大切に優しく物語を紡いでいけたらと思っております。コロナ禍で大変な時期ではありますが、皆様もしお時間がありましたらぜひ観に来て下さいませ。劇場でお待ちしております。■阿部顕嵐まず、今回出演のお話を頂きとても光栄です。初めてご一緒する素敵なキャスト、スタッフの方々と交わるのが今から楽しみで仕方がありません。複雑な立場の少年という新たな挑戦、感性を研ぎ澄まし、哀しさの中に希望を見出していきたいです。僕は異物として、この作品に飛び込んでいけたらと思います。■山﨑光今回、ジェイソンを演じさせて頂きます。山﨑光です。この作品を読ませて頂いたとき、日常のどこかでありそうなことなのに、不思議と吸い込まれるように読んでしまいました。ジェイソンは未熟な人間です。そんな未熟さが彼の個性であり、良さであると感じました。僕としては三度目の舞台出演作品になります。経験が浅くまだまだですが、出演者の皆さんに食らいついていけるよう頑張りたいと思います。この作品を一緒に作り上げられることをとても嬉しく思っています。是非、ジェイソンを暖かく見守って頂けたらとうれしいです。■シルビア・グラブまた素敵な作品とカンパニーに出会える予感がしています。ユーモラスな家族の日常の会話、その中に潜むそれぞれの悲しみや苦悩。藤田俊太郎さんとこの才能溢れる共演者と共にどのように色づいて行くのか、私自身もどのように色付けされるのか、とても楽しみです。<公演情報>PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『ラビット・ホール』2023年4月9日(日)〜4月25日(火) PARCO劇場『ラビット・ホール 』ビジュアル作:デヴィッド・リンゼイ=アベアー翻訳:小田島創志演出:藤田俊太郎■出演宮澤エマ/成河/土井ケイト/阿部顕嵐/山﨑光(ダブルキャスト)/シルビア・グラブ■チケット料金(全席指定・税込)価格:11,000円U-25チケット:6,000円(観劇時25歳以下対象、要身分証明書(コピー・画像不可、原本のみ有効)、当日指定席券引換 /「パルステ!」、チケットぴあにて前売販売のみの取扱い、指定席との連席購入不可 ※連席ご希望の場合は指定席をご購入ください)一般発売:2023年2月11日(土)問合せ:パルコステージ03-3477-5858(時間短縮営業中)公式サイト:
2022年12月23日KAAT神奈川芸術劇場プロデュース公演『ラビット・ホール』(小山ゆうな演出)が、2月23日(水・祝)より神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオで上演中だ。本作は2007年にアメリカのピューリッツァー賞戯曲部門を受賞したデヴィッド・リンゼイ=アベアーによる戯曲で、2010年にはニコール・キッドマン自らのプロデュース・主演により映画化もされ、数々の賞に輝いた作品。かけがえのない息子を事故で亡くし、深い苦しみと悲しみの中にある夫婦と、彼らを取り巻く人々が微妙に変化していく日常をきめ細やかに描いた戯曲を、2017年「チック」(翻訳・演出)で第10回小田島雄志・翻訳戯曲賞、第25回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞し数々の話題作を世に送り出してきた小山ゆうなの演出、連続テレビ小説「まれ」など映像作品の脚本家として活躍する篠﨑絵里子による上演台本、夫婦を演じる小島聖と田代万里生をはじめ、占部房子、木野花、新原泰佑といった魅力的なキャストでおくる。初日を迎え、「『ラビット・ホー ル 』は、とても悲しい出来事を抱えた家族とその出来事に関わる青年の話ですが、繊細に日常の会話の中のささやかな事の積み重ねで構築された戯曲です。その繊細さを客席の皆様と共有し、お客様の呼吸や眼差し、存在によって作品の温度がより確かなものとなり、浮かび上がってきました。」(小山ゆうな)、「俳優は5人だけですが、演出の小山さんが、それぞれが考えていることや感じていることを垣根なく話し合う時間を作りながら稽古を進めてくださったので、少しづつ日常会話や芝居について言葉を交わすことで皆さんとの距離感が縮まりだんだん家族のようになってきました。」(小島聖)、「僕らの日常には、変えることの出来ない苦しみや哀しみが沢山潜んでいます。人はその痛みとどう向き合い、どう前に進んでいくのか、僕自身もこの作品と向き合う度に、新たな気付きを得ています。」(田代万里生)と、それぞれ充実した稽古期間を経ての手ごたえを語った。上演時間は約2時間30分(途中休憩含む)。KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオにて3月6日(日)まで。3月12(土)・13日(日)に兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールで上演を予定している。小山ゆうな(演出)コメントこの状況の中、お客様と共に初日を迎える事ができ、満席の客席を見ただけで、胸がいっぱいになりました。ご観劇くださった皆様ありがとうございます。『ラビット・ホー ル 』は、とても悲しい出来事を抱えた家族とその出来事に関わる青年の話ですが、繊細に日常の会話の中のささやかな事の積み重ねで構築された戯曲です。その繊細さを客席の皆様と共有し、お客様の呼吸や眼差し、存在によって作品の温度がより確かなものとなり、浮かび上がってきました。出演者の皆は、初日終わってからも、演技についての議論を重ねていました。毎公演新鮮な瞬間が生まれると思います。引き続き、無理ない範囲でご観劇いただき、作品を応援いただければ幸いです。小島聖(ベッカ役)コメントこの作品は、非常に心に響くセリフが多く、そのセリフの言葉たちがその日の気持ちによって、心への刺さり方が毎回違います。なので毎日新鮮で発見が多いです。俳優は5人だけですが、演出の小山さんが、それぞれが考えていることや感じていることを垣根なく話し合う時間を作りながら稽古を進めてくださったので、少しづつ日常会話や芝居について言葉を交わすことで皆さんとの距離感が縮まりだんだん家族のようになってきました。そういう舞台上以外での時間がやはりお芝居にも表れるものだと思うので、信じられる5人で良かったなと思っています。幕が開いたことが本当にありがたいと思うのと同時に、千秋楽まで全員が健康でありますように、そして世の中も落ち着いていくことを願うばかりです。田代万里生(ハウイー役)コメントKAAT 神奈川芸術劇場の今年度のテーマは「冒(ぼう)」。そのメインシ ーズン の最後を飾る作品、『ラビット・ホール』が、ついに開幕致しました。僕らの日常には、変えることの出来ない苦しみや哀しみが沢山潜んでいます。人はその痛みとどう向き合い、どう前に進んでいくのか、僕自身もこの作品と向き合う度に、新たな気付きを得ています。また今回の会場は 大スタジオという名称ですが、客席数は約200席ほど。役者は体にマイクを身に付けず演じています。生の舞台ならではの繊細な息づかいや感情の揺らぎを、是非体感して下さい。劇場でお待ちしております!
2022年02月25日KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『ラビット・ホール』が2022年2月18日(金)~2022年3月6日(日)にKAAT神奈川芸術劇場<大スタジオ>(神奈川県横浜市)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて12月11日(土)より先行発売開始です。カンフェティで12月11日(土)より先行発売開始 公式ホームページ 今年度より導入されたKAAT神奈川芸術劇場のシーズン制、一年目のテーマは「冒」。 シーズンの最後を飾るのは、 幸せな日常と未来を突然奪われながらも、深い悲しみから一歩を踏み出そうとする 家族の物語。2021 年 4 月 1 日より KAAT 神奈川芸術劇場の新芸術監督に就任した長塚圭史により導入されたシーズン制。2021 年 8 月~2022 年 3 月までのシーズン一年目は、「冒(ぼう)」というテーマにそった企画がプログラムされ、“飛び出す、はみ出す、突き進む”さまざまな作品が劇場を彩ります。2021 年ラインアップ発表会において長塚芸術監督が「いかにして死の悲しみ、そして生の喜びと向き合いながら生きていくか」を描いた作品として期待を寄せた『ラビット・ホール』は、2007 年にアメリカのピューリッツァー賞戯曲部門を受賞したデヴィッド・リンゼイ=アベアーによる戯曲で、2010 年にはニコール・キッドマン自らのプロデュース・主演により映画化もされ、数々の賞に輝きました。かけがえのない息子を事故で亡くし、深い苦しみと悲しみの中にある夫婦。同じ痛みを抱えながらも関係がぎくしゃくしてしまう 2 人と、彼らを取り巻く人々が微妙に変化していく日常をきめ細やかに描いた戯曲です。この演出を手掛けるのは、2017 年『チック』(翻訳・演出)で第 10 回小田島雄志・翻訳戯曲賞、第 25 回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞し注目を集め、数々の話題作を世に送り出してきた小山ゆうな。繊細な本作をどのように演出するのか注目です。今回の公演では、テレビドラマなどの脚本を手掛ける脚本家に上演台本を依頼し、翻訳劇を現代の日本人に響く活きた言葉に磨き上げることにより、リアルな会話で物語が語られることを目指し、ドラマ『クロサギ』『紙の月』や、連続テレビ小説『まれ』など映像作品の脚本家として活躍する篠﨑絵里子が上演台本を手掛けます。長塚芸術監督は「セリフのプロフェッショナルが台本の構築に加わることによって、より身近な言葉になるのでは」と、篠﨑の起用に強い期待を寄せています。出演者には、魅力あふれる実力派キャストが集結しました。事故で失った息子の面影に心乱され苦悩するベッカ役を、映画・ドラマ・舞台と幅広い活躍で存在感を示している小島聖、ベッカの夫・ハウイー役を、声楽家としてオペラデビュー後、俳優としてミュージカル・演劇と数々の舞台で活躍を見せる田代万里生が演じます。ベッカの妹イジー役には映画・舞台などでその個性が光る占部房子、二人の母ナット役には、確かな演技力で実力派女優として舞台・ドラマ・映画で活躍し続ける木野花、夫妻の息子を車で轢いたジェイソン役にはドラマ・CM でみずみずしい演技で注目を集める新原泰佑といった俳優陣でお届けします。人は受け止めがたい現実とどう向き合って生きていくのか。この普遍的なテーマを描いた本作に、ぜひご期待ください。ピューリッツァー賞とはアメリカの新聞経営者でありジャーナリストでもあったジョセフ・ピュリッツァーの遺言をもとに、「ジャーナリストの質の向上」を目的として1917年に創設。受賞対象はアメリカ国内で発表された報道、文学、音楽。同賞を受賞した戯曲には、ソートン・ワイルダー『わが町』、テネシー・ウィリアムズ『欲望という名の電車』、アーサー・ミラー『セールスマンの死』、ユージン・オニール『夜への長い旅路』など。時代を問わず、人間の抱く普遍性や、「生きること」の本質を突く作品が多く、日本でも繰り返し上演され多くの人々に長く愛されている。あらすじニューヨーク郊外の閑静な住宅街に暮らすベッカとハウイー夫妻。彼らは8カ月前、4歳だった一人息子のダニーを交通事故で失いました。ダニーとの思い出を大切にしながら前に進もうとする夫のハウイー。それに対し、妻のベッカは家の中にあるなき息子の面影に心乱されます。そのような時にベッカは、妹イジーから突然の妊娠報告を受け戸惑い、母のナットからは悲しみ方を窘められ、次第に周囲に強く当たっていきます。お互いに感じている痛みは同じはずなのに、夫婦・家族の関係は少しずつ綻び始めていました。ある日、夫妻の家にダニーを車で轢いたジェイソンから手紙が届きます。会いたいというジェイソンの行動に動揺を隠せないハウイーですが、ベッカは彼に会うことを決意します。アーティスト・プロフィールとコメント上演台本:篠﨑絵里子横浜生まれ。横浜国立大学教育学部音楽科卒業後、三井住友海上勤務を経て脚本家へ。これまでの主な作品に、アニメ『ちびまる子ちゃん』、ドラマ『ドレミソラ』『クロサギ』『Tomorrow~陽はまたのぼる~』『ヤマトナデシコ七変化』『グッドワイフ』(以上TBS)、『胡桃の部屋』『眠れる森の熟女』『紙の月』『コピーフェイス』連続テレビ小説『まれ』(以上NHK)、『マグマ』『震える牛』『ヒポクラテスの誓い』『楽園』『犯罪症候』『坂の途中の家』『トップリーグ』『セイレーンの懺悔』『インフルエンス』『ソロモンの偽証』(以上WOWOW)、『東野圭吾ミステリーズ・再生魔術の女』『竜の道』(フジテレビ)、映画『クロサギ』『あしたのジョー』『ガール』『人魚の眠る家』、小説『転がるマルモ』などがある。2009年第17回橋田賞受賞。<篠﨑絵里子コメント>十代の頃、失うのが怖いから人を本気で好きになるのはやめておこうと真剣に思っていました。貧しい考え方だと憐れみの目で見られたとしても、断固として嫌でした。けれど人生は否応なしに、大切な存在を連れてきます。気づけばかけがえのない人たちに囲まれて暮らしていたわたしはもう、ふとした弾みに思い出す『失う恐怖』に蓋をしてやり過ごすしかなく――、そして、この戯曲に出会いました。幼い息子を失った絶望のなかで、これからをどう生きていくのか、生きていけるのか、その答えを探してもがく夫婦の物語。心とは裏腹に傷つけ合い、責め合い、差し出された手に触れることもできず、暗闇にただ立ち尽くす。その果てに彼らが得た再生へのかすかな光が、誰かを愛して生きずにはいられないわたしたちのささやかな救いにもなることを、祈らずにはいられません。演出:小山ゆうなドイツ・ハンブルク生まれ。早稲田大学第一文学部演劇専修卒。2010年まで劇団NLT演出部に所属。2011年アーティストユニット「雷ストレンジャーズ」旗揚げ。以来「雷ストレンジャーズ」全作品の上演台本・演出を手掛ける。2018年ストリンドベリ『父』にてサンモールスタジオ最優秀団体賞受賞。2017年世田谷パブリックシアター主催公演『チック』にて2017年小田島雄志翻訳戯曲賞受賞、2018年読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。最近の演出作に劇団四季『ロボット・イン・ザ・ガーデン』、新国立劇場『願いがかなうぐつぐつカクテル』、東宝『ローズのジレンマ』等。<小山ゆうなコメント>私が「ラビット・ホール」を知ったのは2010年、映画版でした。人間の悔い、その悔いにどう人は向き合っていくのかという問いが、美しい言葉と深い人物像で描かれていて、私自身自らの人生においても時折触れたくなる作品で何回も見返しており、長塚さんから本作での演出というお話を頂いた際、驚きと喜びと共に、身の引き締まる思いがいたしました。この素晴らしい戯曲に、演劇的に自由で新しい事/垣根を超える事を恐れず果敢にチャレンジされるKAAT、そして長塚芸術監督の新シーズンの作品として、【冒】険を恐れず取り組めればと思っております。今回は、映像界で大活躍される篠﨑さんが上演台本を作成してくださいます。いきた日本語を生み出される篠﨑さんの手により、どのような日本語版が生まれるのか楽しみです。また、キャスト・スタッフともに新鮮なチームとなっており、皆でこの作品を透明度高くお客様にお届けできるよう模索できればと思っております。ベッカ役:小島聖東京都出身。1989 年、NHK 大河ドラマ『春日局』でデビュー。1999 年、映画『あつもの』で第 54 回毎日映画コンクール女優助演賞を受賞。近年、コンスタントに映像作品に出演する一方、舞台女優としての評価も高く、話題の演出家の舞台に多数出演し、新たな魅力を発揮している。主な出演作として、ドラマ『ファーストクラス』『FOLLOWERS』、映画『シーサイド・モーテル』『続・深夜食堂』、舞台『GS 近松商店』『海の風景』『DISGRACED -恥辱-』『この熱き私の激情』『誤解』『往転』『もしも命が描けたら』などがある。<小島聖コメント>最近思い立って開かずの段ボールを開けた。体に沁みている記憶もなんとなく形(物)を残しておかないと消えてしまうのではないかといろんなカケラを残していた。もちろん開けたことで蘇った記憶もあるし見なくとも刻まれている記憶もある。けれど考えてみればこの段ボールを開けることはほとんどない。ならば物としてはいらないと思い切って処分した。そうしたら風が吹いた。大切だと思っていた物は小さくなったけれど、私にとっての大切さは変わらない、それでいい。ベッカもそうなのではないか、とふと思う。ベッカとハウイーはお互いに大切な宝を失った悲しみの受け止め方が夫婦とはいえ違い、傷つけ傷つく。8ヶ月では到底整理なんてできないけれど、答えのない日々に小さなあったかい風が吹いたらいいなと今は思っています。ハウイー役:田代万里生東京藝術大学音楽学部声楽科テノール専攻卒業。3 歳からピアノを学び、7 歳でヴァイオリン、13 歳でトランペット、15 歳からテノール歌手の父より声楽を学ぶ。2003 年『欲望という名の電車』で本格的にオペラデビュー。その後 09 年『マルグリット』でミュージカルデビューを果たす。第 39 回菊田一夫演劇賞受賞。近年の主な出演作に『ジャック・ザ・リッパー』、『マタ・ハリ』『スリル・ミー』『マリー・アントワネット』『Op.110 ベートーヴェン「不滅の恋人」への手紙』『エリザベート』『ラブ・ネバー・ダイ』等。2021年12 月『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』出演予定。<田代万里生コメント>これまでミュージカルで非日常を演じることが多かったのですが、今回初めて、家族のごくごく日常的な生活を描いた作品に出演させて頂くことになりました。描かれるのはどこにでもいるような普通の家族の日常ではあるものの、真実は小説より奇なり。不思議の国のアリスでお馴染みのラビット・ホールというタイトル通り、日常のすぐそばには、簡単には抜け出せない非日常なパラレルワールドが潜んでいます。初共演となる小島聖さんと共に演じるのは、8ヶ月前にわずか4歳の息子を交通事故で失ったばかりの夫婦。癒えることのない哀しみと人はどう共存して生きていくのか、僕自身の「明日」も、この作品で少し変わっていくような気がしています。公演概要KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『ラビット・ホール』公演期間:2022年2月18日(金)~2022年3月6日(日)会場:KAAT神奈川芸術劇場<大スタジオ>(神奈川県横浜市中区山下町281)■出演者小島聖田代万里生占部房子新原泰佑木野花■スタッフ作:デヴィッド・リンゼイ=アベアー上演台本:篠﨑絵里子演出:小山ゆうな翻訳:小田島創志美術:乘峯雅寛照明:原田保音響:徳久礼子衣裳:前田文子ヘアメイク:小林雄美演出助手:城野健舞台監督:瀬戸元哲企画製作・主催:KAAT神奈川芸術劇場助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)/独立行政法人日本芸術文化振興会■公演スケジュール2.18(金) 18:30夜割2.19(土) 14:002.20(日) 14:00◎2.21(月) 休演2.22(火) 休演2.23(水祝) 14:00◎2.24(木) 18:30夜割2.25(金) 14:00◎2.26(土) 13:00◎2.26(土) 18:002.27(日) 14:002.28(月) 休演3.1(火) 14:00◎3.2(水) 18:30夜割3.3(木) 14:00◎★3.4(金) 14:00★3.5(土) 13:003.5(土) 18:003.6(日) 14:00※開場は開演の30分前◎=託児サービスあり公演1週間前までに要予約・有料(マザーズ:0120-788-222)★・・・「ポータブル字幕機提供サービス」対象回*座席位置、提供数に限りあり*チケット購入前に要事前予約(予約期間:12月18日(土)~2022年2月20日(日))【予約・お問合せ先】一般社団法人 日本障害者舞台芸術協働機構(JDPA)KAATサポート窓口 kaatsupport@jdp-arts.org (10:00~17:00)■チケット料金全席指定(税込)一般:6,800円/一般・平日夜割:6,000円U24チケット(24歳以下):3,400円/U24・平日夜割:3,000円高校生以下割引:1,000円シルバー割引(満65歳以上):6,300円/シルバー・平日夜割:5,500円※U24、高校生以下、シルバー割引はチケットかながわの電話・窓口・WEBにて12月18日より取扱い(前売のみ、枚数限定、要証明書)。※車椅子でご来場の方は事前にチケットかながわにお問い合わせください。※未就学児の入場はご遠慮ください。※営利目的の転売禁止。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年12月09日KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『ラビット・ホール』が2022年2月18日(金)より、KAAT神奈川芸術劇場(大スタジオ)で上演となる。2021年4月1日より、KAAT神奈川芸術劇場の新芸術監督に就任した長塚圭史により導入されたシーズン制。2021年8月~2022年3月までの1年目は「冒」というテーマに沿った企画がプログラムされ“飛び出す、はみ出す、突き進む”と様々な作品が劇場を彩ってきた。シーズンの最後を飾る『ラビット・ホール』は、2007年にアメリカのピューリッツァー賞戯曲部門を受賞したデヴィッド・リンゼイ=アベアーによる戯曲。2010年にはニコール・キッドマン自らのプロデュース・主演により映画化もされ、数々の賞に輝いた。長塚芸術監督も「いかにして死の悲しみ、そして生の喜びと向き合いながら生きていくか」を描いた作品として期待を寄せている。物語は、かけがえのない息子を事故で亡くし、深い苦しみと悲しみの中にある夫婦が主人公。同じ痛みを抱えながらも関係がギクシャクするふたりと、彼らを取り巻く人々が微妙に変化していく日常をきめ細やかに描く。演出を手掛けるのは、2017年『チック』(翻訳・演出)で「第10回小田島雄志・翻訳戯曲賞」と「第25回読売演劇大賞優秀演出家賞」を受賞し注目を集め、その後も数々の話題作を世に送り出している小山ゆうな。繊細な本作をどのように演出するのか注目だ。また今回は、テレビドラマなどの脚本を手掛ける脚本家に上演台本を依頼し、翻訳劇を現代の日本人に響く活きた言葉に磨き上げようと、ドラマ『クロサギ』や『紙の月』、連続テレビ小説『まれ』など映像作品の脚本家として活躍する篠﨑絵里子が上演台本を手掛ける。長塚芸術監督は「セリフのプロフェッショナルが台本の構築に加わることによって、より身近な言葉になるのでは」と期待を寄せる。出演には、魅力あふれる実力派キャストが集結。事故で失った息子の面影に心乱され苦悩するベッカ役を、映画・ドラマ・舞台と幅広い活躍で存在感を示している小島聖、ベッカの夫・ハウイー役を、声楽家としてオペラデビュー後、俳優としてミュージカル・演劇と数々の舞台で活躍を見せる田代万里生が演じる。さらにベッカの妹イジー役には映画・舞台などでその個性が光る占部房子、ふたりの母ナット役には、確かな演技力で実力派女優として舞台・ドラマ・映画で活躍し続ける木野花、夫妻の息子を車で轢いたジェイソン役にはドラマ・CMで注目を集める新原泰佑といった俳優陣が名を連ねた。人は受け止めがたい現実とどう向き合って生きていくのか。この普遍的なテーマを描いた本作に期待したい。<篠﨑絵理子(上演台本)・コメント>十代の頃、失うのが怖いから人を本気で好きになるのはやめておこうと真剣に思っていました。貧しい考え方だと憐れみの目で見られたとしても、断固として嫌でした。けれど人生は否応なしに、大切な存在を連れてきます。気づけばかけがえのない人たちに囲まれて暮らしていたわたしはもう、ふとした弾みに思い出す『失う恐怖』に蓋をしてやり過ごすしかなく――、そして、この戯曲に出会いました。幼い息子を失った絶望のなかで、これからをどう生きていくのか、生きていけるのか、その答えを探してもがく夫婦の物語。心とは裏腹に傷つけ合い、責め合い、差し出された手に触れることもできず、暗闇にただ立ち尽くす。その果てに彼らが得た再生へのかすかな光が、誰かを愛して生きずにはいられないわたしたちのささやかな救いにもなることを、祈らずにはいられません。<小山ゆうな(演出)・コメント>私が『ラビット・ホール』を知ったのは2010年、映画版でした。人間の悔い、その悔いにどう人は向き合っていくのかという問いが、美しい言葉と深い人物像で描かれていて、私自身自らの人生においても時折触れたくなる作品で何回も見返しており、長塚さんから本作での演出というお話を頂いた際、驚きと喜びと共に、身の引き締まる思いがいたしました。この素晴らしい戯曲に、演劇的に自由で新しい事/垣根を超える事を恐れず果敢にチャレンジされるKAAT、そして長塚芸術監督の新シーズンの作品として、【冒】険を恐れず取り組めればと思っております。今回は、映像界で大活躍される篠﨑さんが上演台本を作成してくださいます。いきた日本語を生み出される篠﨑さんの手により、どのような日本語版が生まれるのか楽しみです。また、キャスト・スタッフともに新鮮なチームとなっており、皆でこの作品を透明度高くお客様にお届けできるよう模索できればと思っております。<小島聖・コメント>最近思い立って開かずの段ボールを開けた。体に沁みている記憶もなんとなく形(物)を残しておかないと消えてしまうのではないかといろんなカケラを残していた。もちろん開けたことで蘇った記憶もあるし見なくとも刻まれている記憶もある。けれど考えてみればこの段ボールを開けることはほとんどない。ならば物としてはいらないと思い切って処分した。そうしたら風が吹いた。大切だと思っていた物は小さくなったけれど、私にとっての大切さは変わらない、それでいい。ベッカもそうなのではないか、とふと思う。ベッカとハウイーはお互いに大切な宝を失った悲しみの受け止め方が夫婦とはいえ違い、傷つけ傷つく。8カ月では到底整理なんてできないけれど、答えのない日々に小さなあったかい風が吹いたらいいなと今は思っています。<田代万里生・コメント>これまでミュージカルで非日常を演じることが多かったのですが、今回初めて、家族のごくごく日常的な生活を描いた作品に出演させて頂くことになりました。描かれるのはどこにでもいるような普通の家族の日常ではあるものの、真実は小説より奇なり。『不思議の国のアリス』でお馴染みのラビット・ホールというタイトル通り、日常のすぐそばには、簡単には抜け出せない非日常なパラレルワールドが潜んでいます。初共演となる小島聖さんと共に演じるのは、8ヶ月前にわずか4歳の息子を交通事故で失ったばかりの夫婦。癒えることのない哀しみと人はどう共存して生きていくのか、僕自身の「明日」も、この作品で少し変わっていくような気がしています。■公演情報KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『ラビット・ホール』2022年2月18日(金)~3月6日(日) 上演会場:KAAT神奈川芸術劇場(大スタジオ)チケット料金(全席指定・税込):一般6,800円 / 一般・平日夜割6,000円U24(24歳以下)3,400円 / U24・平日夜割3,000円高校生以下割引1,000円シルバー(満65歳以上)6,300円 / シルバー・平日夜割5,500円※U24、高校生以下、シルバー割引はチケットかながわの電話・窓口・WEB にて12月18日より取り扱い(前売のみ、枚数限定、要証明書)※車椅子でご来場の方は事前にチケットかながわにお問合せください。※未就学児の入場はご遠慮ください。※営利目的の転売禁止チケット一般発売:12月18日(土)【チケットぴあ】 0570-02-9999(Pコード:508-980)KAme(かながわメンバーズ)先行:12月4日(土)<兵庫公演>2022年3月12日(土)15時開演、3月13日(日)13時開演会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
2021年11月10日JWマリオット・ホテル奈良で「ピーターズ・アフタヌーンティーブッフェ」が、2021年6月12日(土)から8月29日(日)まで開催される。『ピーターラビット』の世界をスイーツ&セイボリーで表現「ピーターズ・アフタヌーンティーブッフェ」は、『ピーターラビット2/バ―ナバスの誘惑』の公開を記念し開催されるブッフェ。地元・奈良の新鮮な食材を使い、映画の世界観をスイーツ&セイボリーで表現した。物語のキーアイテムとなる“ドライフルーツ”は、ミックスチャンクチョコレートやコンポートとして提供。ロールケーキは、ピーターが暮らした湖水地方の切株をイメージして模った。さらに、ピーターが大好きなニンジンを使ったクレープは、シェフが目の前で仕上げるライブスタイルで提供される。また、ピーターが長年暮らしていた湖水地方に農園を構えるマグレガーさんから着想したメニューも。「フレッシュトマトピッツァ」や「トマトとリコッタチーズのタルト」は、マグレガーさんが自身の農園で育てていた真っ赤なトマトをイメージし仕上げている。【詳細】ピーターズ・アフタヌーンティーブッフェ期間:2021年6月12日(土)~8月29日(日)場所:JWマリオット・ホテル奈良住所:奈良県奈良市三条大路1-1-1価格:5,900円 ※サービス料込■メニュー・前菜シェフからのご挨拶アペタイザー2種 / ラビットファームのいたずらポット・デザートライブシェフ特製キャロットクレープオレンジのソースバニラアイスクリーム・スイーツマグレガーさんのおすすめトマトのムース / ビアとトーマスのふわふわウェディングケーキ / ラビットみんなが大好き人参とりんごのクランブル / 湖水地方の切株ロールケーキ / ファーマーズマーケットのアップルムース / ファーマーズマーケットの朝採れキャベツ / 強奪フルーツのタルト / ドライフルーツのミックスチャンクチョコレート / ビアのアトリエカラフルマカロン / ショートブレッド、 ヒルトップからの贈り物 / 三姉妹の特製アプリコットムース / ビアへの愛を誓ったピスターシュケーキ / ダークサイドのダークチェリーのタルト / 穏やかベンジャミンのミックスベリーと森のトライフル / グロスター市場のドライフルーツコンポート / レークサイドの花とパイナップルの夏色ジュレ / スティッキー・トフィー・プディング / 森のパングラタン・ライトミールマグレガーさんが育てたトマトとリコッタチーズのタルト / マグレガーさん自慢のフレッシュトマトピッツァ / ピーター JWガーデンにようこそ(サラダ仕立て) / ピーター一家のキャロットカプチーノ / マグレガーさんの自信作(季節野菜のゼリー寄せ) / ピーターのわくわくスモークサーモンと胡瓜のサンドイッチ / ビアさんの手作りコテージパイ / ウサギ三姉妹の特製パスタ【予約・問い合わせ先】TEL:0742-36-6000
2021年06月13日M. ナイト・シャマラン監督最新作『オールド』が、8月27日(金)より公開決定。時間が異常な速さで過ぎていくビーチを舞台にした日本版予告編が解禁された。『シックス・センス』『スプリット』などスリラー映画の名手として知られ、これまでに独特な世界観で人々を不安と恐怖に陥れてきたシャマラン監督が描く本作のテーマは、“時間”。バカンスを過ごすために訪れた美しいビーチで、“時間”が異常なスピードで加速し身体が老いていく不可解な現象に見舞われ、謎を解かなければ脱出できない家族の恐怖とサバイバルを描く。解禁された日本版最新予告には、ある家族がバカンスに出かけるありふれたシーンから始まる。秘境のビーチに到着すると美しい眺望が広がり、各々が浜辺で寛いでバカンスを楽しむ。だが、しばらくすると、周囲に立て続けに奇妙なことが起こり始める。砂に埋もれた大量のスマートフォン、海に漂流し異常なスピードで腐敗が進む死体。さらに、子どもたちが急速に成長してしまった!さらに、このビーチから出ようとすると意識を失い、脱出できないことが判明。一家をはじめ、この場所に訪れた人々は狼狽しパニックに陥る。予告編には、時計の時を刻む音が徐々に大きく響き、観る者の精神を蝕むように不安を煽る映像となっている。なぜ、このビーチでは時間が早く進むのか、この場から逃げることはできるのか?最新映像を合わせて解禁された場面写真には一家が抱きしめ合う姿があり、楽しいはずのバカンスが一変し、動揺を隠せず泣きながら抱き合う姿が気になる1枚となっている。ビーチを訪れる一家の父には『バベル』「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」ガエル・ガルシア・ベルナル、『ファントム・スレッド』ヴィッキー・クリープスほか、『ジョジョ・ラビット』で大きく注目されたトーマシン・マッケンジー、『ヘレディタリー/継承』『ジュマンジ/ネクスト・レベル』アレックス・ウルフ、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』エリザ・スカンレンなどフレッシュな俳優陣が出演する。『オールド』は8月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オールド 2021年8月27日より全国にて公開© 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.
2021年06月11日アイドルグループ・AKB48が23日、神奈川・ぴあアリーナMMで「AKB48 15th Anniversary LIVE『AKB48 単独コンサート ~好きならば好きだと言おう~』」を開催した。今回、最年長・柏木由紀の演出で48曲ノンストップでパフォーマンス。メンバー一人ひとりの持ち味を生かし、“かわいい”から“セクシー”までグループの多彩な魅力を届けた。前日22日に峯岸みなみの卒業コンサートを終え、1期生のいない初の単独コンサート。開演前の影アナで、岡田奈々は「メンバーみんなめちゃくちゃ緊張しているし、気合が入っています」と心境を述べ、「みなさんに今のAKBもいいな、元気だな、かわいいな、応援したいなと心から思ってもらえるような素敵なパフォーマンスができるよう、メンバー一同、心を込めてステージをお届けしたいと思います」と意気込みを語った。オープニングは「愛の存在」でスタート。イントロが流れると AKB48グループ総監督の向井地美音が「今日は48曲ノンストップで行きます! みんなついてきてね!」と挨拶し、メンバー全員(64人)がステージに登場。2曲目の「大声ダイヤモンド」では、声を出せないファンに変わって AKB48恒例のファンの掛け声(MIX)を武藤十夢が行い、会場の一体感を高めた。その後もメンバー全員で「サステナブル」「ずっと ずっと」「法定速度と優越感」とアップテンポの曲を立て続けに披露した。6~14曲目のチーム曲ブロックでは、各チームごとにテンポ良く楽曲を披露。会場をペンライトでチームカラーに染め上げた。15~20曲目のユニット曲ブロックでは、加藤玲奈・武藤十夢・山内瑞葵が「黒い天使」を披露。妖艶なパフォーマンスでファンの視線を釘付けにし、千葉恵里はセリフを喋りながら「小池」でセンターを務めた。入山杏奈・小栗有以・柏木・谷口めぐ・村山彩希は、風が吹き荒れる中で「1994年の雷鳴」をクールに歌い上げた。21~28曲目のカテゴリーブロックでは、それぞれコンセプトをもったグループが出演。まずは、“アイドル”グループが、キラキラ全開のパフォーマンスで「最強ツインテール」「遠距離ポスター」を披露した。“歌うま”グループは、「AKB48グループ歌唱力No.1決定戦ファイナリスト」の岡田奈々が、圧倒的な歌唱力で会場を魅了。AKB48の珠玉のバラード「桜の木になろう」で見事なハーモニーを奏でた。29~34曲目の加入期ブロックでは、「ビーチサンダル」の冒頭で大盛真歩が「48曲ノンストップライブ! ここからは加入期で区切って楽曲を披露します! まずは1番フレッシュな私たちドラフト3期生です」と、元気いっぱいにパフォーマンス。その後も、3~10期生のベテラン勢による「背中から抱きしめて」では、魅惑的なステージで安定感を発揮した。35~44曲目では、AKB48らしく大人数での迫力のステージで会場のボルテージはマックスに。本編ラストの楽曲「ファンレター」のイントロでは岡田がファンへの感謝を語り、柏木は「ノンストップでのコンサート、私たちの想いや気合がみなさんに伝わっているとうれしいなと思います。1期生が全員卒業した今、今までのAKB48、AKB48を作り上げてきてくれたメンバーへの感謝の気持ちを忘れず、これからのAKB48はもっともっと大きなステージに向かって歩んでいきたいです。これだけたくさんのアイドルがいる中で私たちAKB48を選んで応援してくださっているファンの皆さんにとって、誇りに思える、そして胸を張って心の底から好きだ! と言えるグループでありたいと思います」と語り、本編を締めくくった。アンコールでは、Tシャツにショートデニム姿でメンバーが登場。17LIVE事前特別配信での視聴者投票で選ばれた楽曲「ひこうき雲」を披露した。「永遠より続くように」では、メンバー全員で横一列に並び、岡部の合図で観客全員とウェーブを行い、「真夏のSounds good!」で48曲ノンストップ披露のラストを飾った。ここでスクリーンに“特報”の文字が。9月29日に58thシングルが発売されることが発表された。今回のシングル曲は、19thシングル「チャンスの順番」以来10年9カ月ぶりとなるAKB48メンバー単独でのリリースとなることも発表され、柏木が「AKB48だけに任せてもらえたのはうれしいかな…あれ! 結構うれしいかも!!」と思わず涙をこぼした。さらにサプライズ発表が続き、「AKB48新プロジェクト」と銘打って7月より地上波放送で新番組が始まることが発表され、メンバーも大興奮。直後に番組の仮タイトルが『乃木坂に、越されました。~崖っぷちのAKB48の大逆襲~(仮)」であることを知り、「え?? どういうこと?!」「なになになに??」「うそーーーー!!」「これがタイトル?」と驚いていた。柏木は「(サプライズ発表が)久しぶりにAKBっぽいなって思った!」とコメントし、向井地は「新番組も含めて、シングルも含めて、AKB48頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします」とメッセージ。最後に向井地は「久しぶりにこの景色が見られてうれしかった」と涙。「この2日間盛りだくさんあって、本当にAKB48が大好きだなってメンバーのみんなもファンの皆さんも、改めて思ってくれたと信じています。先輩たちが繋いできてくれたこのAKB48を、私たち今の世代で繋いでいけるように頑張ります」と締めくくり、2日間に及ぶ「17LIVE presents AKB48 15th Anniversary LIVE」3公演は幕を閉じた。○「AKB48 単独コンサート ~好きならば好きだと言おう~」セットリスト1.愛の存在2.大声ダイヤモンド3.サステナブル4.ずっと ずっと5.法定速度と優越感6.胡桃とダイアローグ7.君に会うたび 恋をする8.イチニノサン9.スクラップ&ビルド10.To goで11.呼び捨てファンタジー12.猫アレルギー13.目を開けたままのファーストキス14.47の素敵な街へ15.黒い天使16.だらしない愛し方17.小池18.Faint19.ごめんね、好きになっちゃって20.1994年の雷鳴21.最強ツインテール22.遠距離ポスター23.誘惑のガーター24.ロマンス拳銃25.僕たちは戦わない26.近いのに離れてる27.流れ星に何を願えばいいのだろう28.桜の木になろう29.ビーチサンダル30.抱きつこうか?31.僕の太陽32.Two years later33.Beginner34.背中から抱きしめて35.抱きしめちゃいけない36.Seventeen37.ファースト・ラビット38.LOVE TRIP39.ハイテンション40.Only today41.ポニーテールとシュシュ42.君と虹と太陽と43.夕陽を見ているか?44.ファンレター~アンコール~45.ひこうき雲46.永遠より続くように47.重力シンパシー48.真夏のSounds good!
2021年05月24日アイドルグループ・AKB48が23日、神奈川・ぴあアリーナMMで「AKB48 15th Anniversary LIVE『AKB48 単独コンサート ~好きならば好きだと言おう~』」を開催。48曲ノンストップで圧巻のパフォーマンスを披露した。冒頭、向井地美音が「今日は48曲ノンストップでいきます! みんなついてこ~い!」と宣言し、会場からどよめきが。「愛の存在」で幕を開け、柏木由紀も「マジで48曲ノンストップでいきます。みんなついてきてね~!」と呼びかけた。そして、「大声ダイヤモンド」、「サステナブル」、「ずっと ずっと」、「法定速度と優越感」と続けた。ここから、チームによるパートに突入。チームAは「胡桃とダイアローグ」と「君に会うたび 恋をする」、チームKは「イチニノサン」と「スクラップ&ビルド」、チームBは「To goで」と「呼び捨てファンタジー」、チーム4は「猫アレルギー」と「目を開けたままのファーストキス」、チーム8は「47の素敵な街へ」をパフォーマンスし、それぞれの魅力を存分に見せつけた。さらに、ユニットパートや、メンバーの魅力・武器を生かしたステージ、期別パートを展開した。終盤は盛り上がる楽曲をラインナップし、「抱きしめちゃいけない」「Seventeen」「ファースト・ラビット」「LOVE TRIP」「ハイテンション」「Only today」「ポニーテールとシュシュ」「君と虹と太陽と」を元気いっぱいに披露。そして、小栗の「これからは私たちの世代が大切に歌いつないでいきたいと思います」という紹介から「夕陽を見ているか?」を披露、そして本編最後は、ファンへの感謝を込めて「ファンレター」を歌い上げた。柏木は「AKBにとって初めての挑戦だったノンストップでのコンサート。私たちの思いや気合がみなさんに伝わっているとうれしいなと思います」とあいさつ。そして、順番にステージを去ると、すぐに続々とメンバーがステージに現れアンコールに突入。「ひこうき雲」「永遠より続くように」、「重力シンパシー」と続け、ラストは「真夏のSounds good!」で締めくくった。
2021年05月23日ディズニー史上最も悪名高いといわれるヴィランの誕生秘話を実写映画化した『クルエラ』。1970年代のロンドンを舞台にしたパンクロック・エンターテイメントとなる本作で見逃せないのが、豪華な出演陣。クルエラ役に抜擢された、『ラ・ラ・ランド』のエマ・ストーンをはじめ、実写版『美女と野獣』のエマ・トンプソン、さらに『キングスマン』シリーズのマーク・ストロングら、これまでの出演作を振り返りながら、本作でどんな姿を見せてくれるのか、その魅力に迫った。▼エマ・ストーンラブコメからミュージカル映画まで、多彩な作品で魅了『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞を受賞したエマ・ストーン。初主演を務めた『小悪魔はなぜモテる?!』(10)の出演で、ゴールデン・グローブ賞主演女優賞(コメディ/ミュージカル部門)にノミネートされ、注目を浴びる。『ラブ・アゲイン』ではライアン・ゴズリング演じるプレイボーイのジェイコブと恋に落ちる弁護士を目指す学生、『アメイジング・スパイダーマン』シリーズではアンドリュー・ガーフィールド演じるピーター・パーカー/スパイダーマンの恋人、グウェン・ステイシー役に抜擢。また、『ゾンビランド』は10年後に続編も製作され、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』ではアカデミー賞助演女優賞に初ノミネートされるなど、数々の話題作に出演してきた。そして『ラ・ラ・ランド』では見事、アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞(コメディ/ミュージカル部門)など、数々の主演女優賞に輝いたエマ。ラブコメから、マーベル作品、社会派ドラマなど全く違う作風でも、たしかな演技力で観客を驚かせてきたエマはスター女優への階段を駆け上った。そんな彼女が満を持してディズニー最新作『クルエラ』に出演。予告編が公開されると「エマ・ストーンのクルエラかっこよすぎて大変」「エマだと分からなかった」と、ディズニー史上最悪のヴィラン、クルエラへと変貌を遂げたエマに称賛の声が飛び交った。デザイナーを目指して、ロンドンに足を踏み入れた少女エステラがある出来事をきっかけにクルエラへと変貌を遂げていく様子や次々とお洒落なファッションを着飾った姿から、髪も服もボロボロの姿まで、数秒のシーン内だけでも目まぐるしく変化するクルエラ。確かな実力を持つエマが演じることで生まれる、クルエラの新たな魅力に期待が高まる。▼エマ・トンプソンマルチな才能でアカデミー賞に5度ノミネートエマ・ストーン演じる少女エステラがロンドンで出会う、ファッション業界における伝説的なカリスマ・デザイナーのバロネスを演じるのが、エマ・トンプソンだ。「メリー・ポピンズ」の原作者P.L.トラヴァースを演じた『ウォルト・ディズニーの約束』や、『美女と野獣』などのディズニー作品にも出演し、『美女と野獣』ではポット夫人として圧倒的な歌唱力を披露している。父親が俳優・監督、母親が女優を務める芸能一家に生まれた彼女は、『彼がステキな理由』で映画デビューし、名匠ジェームズ・アイボリー監督の『ハワーズ・エンド』(93)でアカデミー主演女優賞を受賞。その後も『ラブ・アクチュアリー』ほか、『ハリー・ポッター』シリーズ、『メイン・イン・ブラック』シリーズなどの大作にも出演を重ね、長い俳優業の中で5度のアカデミー賞ノミネート経験を持つ。さらに映画出演のみならず、『いつか晴れた日に』ではアカデミー賞脚色賞を受賞。人権・環境問題へも積極的に取り組み、「ピーター・ラビット」シリーズの新作を執筆するなど、イギリスを代表する女優・脚本家として、多岐に渡ってそのキャリアを築いてきた。そんな彼女が演じるバロネスは、予告編でもその存在感は抜群。豪華な服装を身に着けて立っているだけでも圧倒的なオーラを放ち、パーティ会場へ乱入したクルエラを睨みつけるただならぬ表情や、邪魔者を始末しようとする恐ろしい一面など、まだキャラクターの全貌は明かされていないものの、クルエラにも対抗できるほどのオーラを放っている。バロネスと出会ったことによって、エステラの運命はどう変わっていくのか?彼女とクルエラの関係にも注目だ。▼マーク・ストロング過激なアクションもお手の物の英国俳優Wエマに続き、本作に名を連ねるもう一人の名優がマーク・ストロング。『キングスマン』シリーズで、コリン・ファース演じるハリー・ハートと二人三脚でミッションを追行しながら、キングスマンの候補生を指導する教官のマーリン役として知られるマークは、同作品ではシックなスーツを着てスタイリッシュにキメながらも、メカ担当として存在感を発揮。一方で、『リボルバー』では殺し屋のソーター、『シャーロック・ホームズ』『キック・アス』『シャザム!』などでは主人公と対峙する手ごわい宿敵を演じており、”悪役“としての演技にも定評がある。『クルエラ』では一体どんな役どころを演じるのか?スタイリッシュなスーツが似合う“イケおじ”な風貌から、過激なアクションまで多様な魅力を持つマークが、ファッショナブルかつパンクな本作では新しい一面で魅せてくれそうだ。『クルエラ』は5月27日(木)より映画館 & 5月28日(金)よりディズニープラス プレミア アクセスにて公開。※プレミアアクセスは追加支払いが必要(text:cinemacafe.net)■関連作品:クルエラ 2021年5月28日より劇場andディズニープラスプレミア アクセス同時公開© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2021年04月25日俳優のリリー・フランキーが、日英合作映画『コットンテール "Cottontail”』(2022年公開)の主演を務めることが1日、明らかになった。同作は「英国アカデミー賞US学生映画賞」受賞監督であるパトリック・ディキンソンの新作。愛する人を失うことにより崩れかけた家族の愛の再生の物語で、主役の健三郎(リリー・フランキー)が、一人息子のトシ(錦戸亮)一家とともに、妻・明子(木村多江)の遺言に残された地・イギリス北部の湖水地方にあるウィンダミア湖へ旅に出かけ、悲しみを受け入れるまでの様々な思いを描いていく。監督・脚本のパトリック・ディキンソンは、「英国アカデミー賞US学生映画賞」とヨーロッパ人として初めて「学生エミー賞」をドラマ部門で受賞し、映画やテレビの世界で活躍している。早稲田大学に留学経験があり、多くの日本映画を観ているなか、今回の出演者を決めた。リリー・フランキーが主演を務め、演技力に定評のある錦戸亮がひとり息子・トシ、木村多江が健三郎の妻・明子、高梨臨がトシの妻・さつきを演じる。イギリスからは、キアラン・ハインズ(『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 2』)、『ワイルド・ローズ』に主演し英国内で数々の賞を受賞しているジェシー・バックリ(『ジュディ 虹の彼方に』)の出演が決まっている。また、本作プロデュースと世界セールスを担当するのは、『あなたを抱きしめる日まで』『ある公爵夫人の生涯』など、アカデミー賞や英国アカデミー賞などで数々の受賞やノミネート作品を手掛けるウエストエンドフィルムズであり、今後世界的な展開への期待も。共同プロデュースとして、英国映画協会ネットワークと英国アカデミー賞クルー2021(『Everything I Ever Wanted to Tell My Daughter About Men』『My House』)のジェイミー・ハービーJamie Harveyとサッチ・ワタナベSatch Watanabe(『TOKYO VICE(原題)』『アウトサイダー』)が参加した。コロナ禍で撮影が延期されていたが、2021年初夏に日本からスタートし、イギリス・ロンドンでの撮影を経て、2022年の日本公開を予定している。○パトリック・ディキンソン監督 コメントリリー・フランキーさんは、今を代表する素晴らしい俳優の一人です。彼が役柄にこめる繊細で人間らしい演技には、毎回驚かされますし、これこそが彼が特別な存在感を放つ理由だと思っています。今回『コットンテール』という愛の物語でリリーさんと一緒に作れる事をとても楽しみにしていると同時に、世界中の人々の心に触れる美しい映画にしていきたいと思っています。錦戸亮さんは、演じる役の感情に観客を引き込む事が非常に上手な俳優さんです。『羊の木』での亮さんのお芝居で僕は、どんどん彼の役の感情に引き込まれ、忘れられない映画体験をさせて頂きました。才能豊かな亮さんの演技の幅広さと奥深さを『コットンテール』で皆さんにも体験して頂ける事を嬉しく思っています。木村多江さんが日本アカデミー賞を受賞された『ぐるりのこと』でのお芝居を拝見して、本当に素晴らしいと感じました。多江さんは偽りのない真の感情を見事に表現していて、僕は何度も泣かされました。多江さんの、この“真に迫るもの”こそが、観客の心の奥深くまで響き、感動を与える理由だと思っています。多江さんと一緒に『コットンテール』という愛の物語で、彼女の才能を映像化できる事が楽しみです。高梨臨さんのカンヌ国際映画祭に正式招待された『ライク・サムワン・イン・ラブ』でのお芝居は本当に秀逸でした。臨さんは役柄を、希望や恐怖心などを抱え持つ人間味あふれる存在として見事に演じ、私は、彼女に特別な才能を感じました。幸運にも臨さんがキャストに加わって下さった事で、『コットンテール』をご覧になった方々は、きっと彼女の細やかな感情あふれるお芝居で胸心を動かされる事だろうと思っています。○カブリエル・タナ プロデューサー コメントパトリック監督の脚本の元に、こんなにも素晴らしい俳優さんたちが集った事を大変嬉しく思っております。この美しい物語を映画としてこれから皆さんと作れる事を、製作者一同楽しみにしております。素晴らしい監督や役者やスタッフとともに、この愛の物語は、言葉も国籍も越え、多くの方々の心に響く作品にしていきたいと思っています。○あらすじ健三郎(リリー・フランキー)は、妻・明子(木村多江)を失うまで、しばらく一人息子のトシ(錦戸亮)とは疎遠になっていた。明子の葬式で久し振りに、トシとその妻さつき(高梨臨)、孫のエミに会う。喪主であるはずの健三郎は、酒に酔い、だらしない態度をとる。トシは、そんな父親に苛立ちつつも、気にかける。そして、明子の遺言状が開封され、そこには、明子が子供の頃に好きだった『ピーターラビット』発祥地であり夫婦で行きたいと思っていた、イギリスのウィンダミア湖に散骨して欲しいという内容だった。健三郎とトシ一家は、明子の願いを叶えるため、イギリス北部の湖水地方へ旅立つ。イギリスに来ても、何かに悩みながら大人げない態度をとり続ける健三郎にトシは、苛立つ。心を開き、向き合えない健三郎とトシは、旅の途中のロンドンで言い争いとなり、健三郎は何も言わずに一人で湖に向かってしまう。道に迷い、疲れ果て、途方に暮れていると、ある農場に住むジョン(キアラン・ハインズ)とその娘メアリー(ジェシー・バックリー)に出会う。優しい二人の世話になり、しだいに心がやすらいでいった健三郎は、意を決し、トシに連絡をする。そして迎えに来たトシに打ち明けたずっと言えなかった秘密とは…。 ※Cottontailとは、作家ビアトリクス・ポターの名作「ピーター・ラビットのおはなし」に登場する、ピーターの3匹の妹のうちの1匹の名前
2021年04月01日14日(現地時間)、第63回グラミー賞授賞式が開催された。タイカ・ワイティティ監督が、『ジョジョ・ラビット』のサウンドトラックでグラミー賞の最優秀編集サウンドトラック・アルバム賞を受賞し、「爆笑。なんてこった」と心境をツイートした。受賞スピーチでは「グラミー賞って、だれにでもあげてしまうのかなと思うよ」というジョークを飛ばし、「今日はハッピーだ」とツイッターで締めくくった。最優秀編集サウンドトラック・アルバム賞は、グラミー賞の長い歴史の中で、2000年に設立された賞で、初めての受賞者はアニメ映画『ターザン』のフィル・コリンズ。今年、ワイティティ監督以外にノミネートされていたのは『幸せへのまわり道』『ビルとテッドの時空飛行 音楽で世界を救え!』『ユーロビジョン歌合戦~ファイア・サーガ物語~』『アナと雪の女王2』のプロデューサーたちだった。ワイティティ監督は『ジョジョ・ラビット』でアカデミー賞の脚色賞を受賞しており、あとはエミー賞とトニー賞を受賞すれば、世界に16人しかいないEGOT達成者となる。ファンは早速、「おめでとう!」と祝福するとともに、様々な映画を挙げ「舞台化してトニー賞を受賞して!」とEGOT達成のため、監督に発破をかけている。(Hiromi Kaku)■関連作品:ジョジョ・ラビット 2020年1月17日より全国にて公開©2019 Twentieth Century Fox&TSG Entertainment
2021年03月16日ラッシュ(LUSH)は、イースター限定バスグッズ&ボディケアを2021年2月18日(木)より全国のラッシュ店舗で数量限定発売する。アニマルモチーフのバスグッズラッシュの新作は、ウサギや猫などキュートなアニマルなどをモチーフにしたキュートなバスグッズだ。フレッシュなフローラルノートや、ピンクやイエローなどカラフルな色彩を取り入れてハッピーなアイテムをデザインした。「不思議の国のアリス」モチーフのバスボム「不思議の国のアリス」に登場する「白うさぎ」をイメージした「フォロー ザ ホワイトラビット」は、フレッシュフルーティーな香りのバスボムだ。レモンとベルガモットにブチュをブレンドすることで、太陽のように陽気で甘い香りに仕上げている。また、映画「ふしぎの国のアリス」の朗らかに歌う花々からインスピレーションを得た「シンギング ダフォディル」も登場。フラワー型のバブルバーとなっていて、穴に向かって息を吹きかけるとシャボン玉遊びもできるユニークなアイテムだ。チョコレートのイースターエッグを想起させるバスボム「ハンプティダンプティ ボム」は、ハチミツを思わせる濃厚な甘さが特徴。湯船にいれると、スイートオレンジとベルガモットの香りがバスルームいっぱいに広がり、優しく温かみのある香りを楽しむことができる。チョコ香る“うさぎ”のボディバターバスグッズだけでなく、ボディやパーツケアできる保湿アイテムもラインナップ。輝くうさぎ型の「ウォルターバニー」は、優れた保湿効果を発揮するボディバターだ。肌になじませると、古い角質を除去して肌表面を穏やかに整えてくれる。チョコレートのような甘い香りがほんのり残るので、贅沢気分で保湿ケアが楽しめそう。「ケーキ」イメージのリップスクラブ「ファンフェッティケーキ」は、ケーキをイメージしたカラフルなリップスクラブ。バタークリームキャンディをイメージした甘い香りに包まれながら唇になじませると、古い角質をスルリとオフして、しっとり柔らかな口元に仕上げてくれる。【詳細】ラッシュイースター限定アイテム発売日:2021年2月18日(木)数量限定発売※2021年2月17日(水)よりオンラインショップで先行発売。取扱店舗:全国のラッシュ店舗、公式オンラインショップ<アイテム例>・フォロー ザ ホワイトラビット 780円・ハンプティダンプティ ボム 1,100円・シンギング ダフォディル 920円・ウォルターバニー 1,350円・ファンフェッティケーキ 1,200円※価格はすべて税込み。【問い合わせ先】ラッシュジャパンTEL:0120-125-204
2021年02月19日N.Y発ブランド「レスポートサック」から、初となる“ディズニー クラシック・プー“とのコレクションを、2021年1月13日より公式オンラインと全国レスポートサックストアにて発売いたします。今回のコレクションのテーマは“フレンドシップ“。100エーカーの森を舞台に、「くまのプーさん」のやさしくあたたかな物語を感じられるようなプリントデザインを展開します。クラシック・プー デニムE.H.シェパード氏によるクラシック・プーの挿絵を、シーンごとに額縁に収めたクラシカルな雰囲気のデザイン。背景には、ブルーデニムのようなテクスチャーを加えてカジュアルな雰囲気をミックスしています。左から【キャリアー バックパック】H41×W28×D14cm 2万4,000円+税【ヨーク サッチェル】H23×W30×D9cm 1万6,500円+税【デラックス ミディアム ウィークエンダー】H30×W43×D23cm 2万3,500円+税※全19型展開クラシック・プー フォレスト100エーカーの森を、プーさんと仲間たちがお散歩したり、みんなでおしゃべりをしているシーンを描いたデザイン。“Nobody could be uncheered by a balloon.”(風船をもらってよろこばない人はいないよ)など、物語の中に登場する台詞がいくつも散りばめられています。左から【クラシック ホーボー】H24×W32×D15cm 1万7,500円+税【クイン バッグ】H19×W27×D5cm 1万円+税【ダブル トラブル バックパック】H35×W33×D14cm 2万4,000円+税※全17型展開クラシック・プー レターズ原作の中に登場する、手紙を書くシーンにフォーカスしたプリント。背景のヴィンテージ風の便箋のデザインは、フォトリアルのテクニックを使用しています。また、切手のデザインには昆虫や魚などの、実際に物語に登場する挿絵をアレンジしています。左から【コスメティック クラッチ】H15×W20×D6cm 4,200円+税【ダニエラ クロスボディ】H18×W21×D8cm 9,000円+税【エリーゼ ホーボー】H27×W28×D11cm 1万8,000円+税※全13型展開Special Item今回のコレクションでは、物語の中のワンシーンをデザインに落とし込んだスぺシャルなトートとポーチもラインアップします。トートバッグは、プーの大好物であるハチミツ色と、クリストファーロビンとプーを描いた優しいセージグリーンの2色で展開。左 You ‘re a real friend【エメラルド トート】各H38×W33cm 1万円+税右 -Winnie the Pooh-【エメラルド トート】各H38×W33cm 1万円+税プーと仲間たちが森でパーティをしているシーンを描いたポーチ。裏面には、ラビットが話している途中で寝てしまうプーの様子が描かれています。ミニポーチには、ラビットの家でごちそうになったプーが、出口の穴に詰まってしまうお話が描かれています。左 -Classic Pooh- Friends【レクタングラー コスメティック】H9×W17×D5cm 3,700円+税右 -Don‘t Worry Pooh- 【スクエアー コスメティック】H9×W12×D5cm 3,500円+税■2021年1月13日(水)レスポートサック公式オンラインストア、全国レスポートサックストア にて発売【コレクション特集ページ】【レスポートサック公式HP/オンラインストア】【レスポートサックジャパン公式Instagram】企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2021年01月06日デザートブッフェ「アリスのストロベリースイーツパーティー~ピンク & ブラック~」が、名古屋のストリングスホテル 八事 NAGOYAで開催される。期日は2021年2月1日(月)から3月31日(水)までの特定日。“ピンク&ブラック”の「不思議の国のアリス」苺ブッフェ「アリスのストロベリースイーツパーティー~ピンク & ブラック~」は、ルイス・キャロル作の小説『不思議の国のアリス』の世界を表現したデザートブッフェ。“ピンク & ブラック”をテーマカラーにした様々な苺スイーツなどを、シェフやサービスマンがテーブルまで届ける卓上ブッフェ形式で提供する。“トランプ”モチーフの苺ケーキなど「ハートの女王の苺ムース」は、甘酸っぱいイチゴのピューレを使ったムースと苺のジュレを3層仕立てにしたもの。「トランプのカシスショートケーキ」は、いちごの果実とカシスの生クリームをサンドしたチョコレートスポンジケーキに、ハートやスペードなどのトランプモチーフをあしらっている。その他にも、うさぎの耳モチーフをデコレーションした「あわてんぼうラビットのマフィンカップ」や、こんがり焼き上げたカヌレにチョコレートをコーティングして帽子に見立てた「ハット型のカヌレ」などを味わうことができる。“時計”モチーフのバーニャカウダなど食事メニューもスイーツだけでなく、フードも楽しみたいという人に嬉しいオプションメニューも。時計をイメージして鮮やかな野菜を並べた「時計じかけのバーニャカウダ」や、トランプのカードをイメージした「トランプ兵のいろいろサンドイッチ」などが揃う。【詳細】アリスのストロベリースイーツパーティー~PINK & BLACK~販売期間:2021年2月1日(月)~3月31日(水)の期間中特定日場所:ストリングスホテル 八事 NAGOYA 3F / メゾン・ド・フルール スイーツレストラン 「スカラ テラス」住所:愛知県名古屋市昭和区八事本町100-36営業時間:平日13:00~14:30/土日祝 1部11:00~12:30 2部13:30~15:00 3部16:00~17:30(90分制)※店舗の営業休止・営業時間変更等を実施する場合がある。料金:平日 大人4,200円 小学生2,300円 3~5歳1,200円 0~2歳 無料土日祝 大人4,500円 小学生2,300円 3~5歳1,200円 0~2歳 無料※全て税金・サービス料込。■メニュー・FIRST DISH:苺とトマトのマスカルポーネスープ&ほうれん草のグラタン・DESSERT:ハートの女王の苺ムース/ガトーコーヒーオペラ/トランプのカシスショートケーキ/トランプ兵隊さんの苺タルト/不思議の国のベリームース/芋虫ちゃんのテリーヌショコラ/ハット型のカヌレ/ミックスベリージュレ/あわてんぼうラビットのマフィンカップ(苺・チョコレート)/“Take Me?”チーズケーキ/真っ黒に塗られたチョコレートムース/“Drink Me?” ブルーハーブジュレのドリンク/おかしなベリーマカロン アーモンドチョコがけ(苺・チョコレート)/ティーパーティーのショコラクッキーサンド・FOOD:苺とモッツァレラチーズの盛り合わせ/トマトのサブレ/ブラックケイクサレ・DRINK:コーヒー、紅茶、各種ジュースなど※季節・時期により変更となる場合がある。※お好きなスイーツ、ドリンクをおかわり自由。オプションメニュー:・時計じかけのバーニャカウダ 2,300円・トランプ兵のいろいろサンドイッチ 1,500円・フライドポテト 1,000円※全て税金・サービス料込。※画像は全てイメージ。【問い合わせ先】スイーツレストラン 「スカラ テラス」TEL:052-861-7874
2020年12月21日アトモス(atmos)から、セカイノオワリ(SEKAI NO OWARI)のFukaseが手掛けるアニメーションプロジェクト「バッドムード(BAD MOOD)」と、イタリアのスポーツブランド「フィラ(FILA)」によるコラボレーションスニーカーが登場。2020年12月20日(日)より、アトモス各店、フィラ原宿・直営店などで発売される。「バッドムード」の“ラビット”カラーで統一セカイノオワリ・Fukaseが手掛ける「バッドムード」は、架空のバンド“The Pink Elephants”を中心に、世の中を風刺的に描くアニメーション。今回はそんな作品のキャラクターのひとり“ラビット(Rabbit)”をイメージした、ポップなピンクカラーのスニーカーを発売する。日本未発売モデルがベースベースとなったのは、日本未発売となるフィラの人気モデル「FLOATER」。そこに90年代のクロストレーニングシューズの要素を閉じ込めながら、上品なスエード素材でモダンに再解釈しているのが特徴だ。またスニーカーには“ラビット”のフィギュアが付属するのも嬉しいポイント。単体ではもちろん、アッパーにぶら下げて個性をプラスするのもオススメだ。ラビットの“ビックリマンシール風”プリントTシャツさらに同日には、ラビットの“ビックリマンシール風”プリントを背中に配した半袖Tシャツも登場。フロントの胸元や裾には、フィラのブランドロゴをあしらった、コラボレーションならではのデザインに仕上げている。ステッカーもプレゼントなお対象アイテム購入者には、ノベルティのステッカーもプレゼントされる。詳細フィラ×アトモス×バッドムード発売日:2020年12月20日(日)展開店舗:アトモス各店(⼀部店舗除く)、アトモス オンラインストア、フィラ 原宿、フィラ直営店、フィラ公式オンラインストア価格:・スニーカー 13,000円+税サイズ:23.0〜28.0cm(ハーフサイズなし)・Tシャツ M/L/XL 6,000円+税■非売品ノベルティ“ラビット”ビックリマン⾵シール(ノーマル、キラ、シークレット)【問い合わせ先】アトモス カスタマーTEL:03-6629-5075
2020年12月20日子どもへのプレゼント、何にするか迷ったらこちらをチェック。楽しく遊べて知育にもなる、インテリアとしても可愛い見た目……抱負なラインナップでお届けします。いつも一緒のおともだちに おすすめのプレゼント❶【スナグルトイの動物ぬいぐるみ】スウェーデン発のブランド『Elodie(エロディ)』のスナグルトイは、新生児の赤ちゃんから遊べる、表地コットン100%の柔らかく軽量なぬいぐるみ。EN71「玩具の安全性(Safety of Toys)」の基準値をクリアしたCEマーク付きなので、赤ちゃんが噛んだり舐めたりしても安心。初めてのおともだちとして寄り添ってくれる。スナグルトイ(キリン、ゾウ、ラビット)各¥4,730(税込)/Elodie(ACTUS )おすすめのプレゼント❷【アリの木製オモチャ】スウェーデン王室も御用達の老舗玩具メーカー『BRIO』。紐を引いたときのユーモラスな動きは子どもたちを夢中にさせ、北欧ならではの高いデザイン性は大人の心もくすぐる。こちらは、アリさんの紐を引っ張ると背中のたまごが回る仕掛け。小さな子どもがアリさんを連れてトコトコ歩く姿はとても愛らしく、見ていて癒されるはず。アリ¥3,850(税込)/BRIO(アイムオーケー 03-6427-0001)おすすめのプレゼント❸【ミッフィーのコーデュロイぬいぐるみ】大人気のミッフィーのぬいぐるみにコーデュロイ素材が登場。モチモチとした手触りは心地よく、子どもだけでなく大人も虜に。シリーズで一番大きい70㎝サイズは、1歳くらいの子より少し小さい大きさで、並んで座っている姿を見たら思わずキュン♡ カラー・サイズ展開が豊富なので、子どものタイプや飾る場所に合わせて選べるのも嬉しい。ミッフィー コーデュロイ ぬいぐるみ(70cm・ダークグレー)¥16,500(税込)/BON TON TOYS(GEORGE’S )見て、触って、聴いて 楽しい! おすすめのプレゼント❹【レインボースティック】「キラキラくらげのような見た目のこれは、なぁに?」 子どもが興味津々で触っている様子が目に浮かぶ。こちらは、透明なスティックを指先でひねって回転させると、まるでしゃぼん玉のように美しく不思議な動きとともに広がる仕組み。触れても消えないしゃぼん玉は、子どもから大人まで誰をも笑顔にしてくれそう。レインボースティック¥1,760(税込)(アイムオーケー 03-6427-0001)おすすめのプレゼント❺【にじのキューブ】シュタイナー教育に基づき、子どもたちの感性を豊かに育むオモチャづくりで知られるドイツの木製玩具メーカー『グリムス』の“にじのキューブ”。厳しい安全基準をクリアした水性塗料でつくられた、虹のようにカラフルなキューブは、赤ちゃんが口に入れても安全。見惚れるほど美しいグラデーションカラーで積み上げたり、並べたり、無限大の遊び方で子どもたちの創造力と感性を育む。にじのキューブ¥8,140(税込)/グリムス(アイムオーケー 03-6427-0001)おすすめのプレゼント❻【マグネットスピール】形や種類が豊富なマグネット遊びは、形の認識や想像力を養うもの。マグネットが白板にピタッとくっつく感触が心地よく、子どもは集中して取り組める。年齢が上がると、シルエットパズルのタングラムとしても活用。また、薄い缶入りタイプなので、お出かけ仕様の携帯オモチャにも便利。マグネットスピール 缶マグネットジュニア¥4,400(税込)/アトリエ二キティキ(伊勢丹新宿店 )おすすめのプレゼント❼【7音の鉄琴】人間の感覚のなかで一番早く成長するのは聴覚。小さなうちから本物の音色に触れることは、脳の活性化にも効果的だとか。そこでおすすめが、“煌めきのある音”とも評されるほど美しい音を奏でる鉄琴。(レミソラシレミ)の5音階のみを用いた7音は、どの順番で叩いてもにごりあわない音の組み合わせでできているので、子どもが奏でるでたらめな音でも楽しめる。鉄琴¥10,450(税込)/アウリス(アイムオーケー 03-6427-0001)遊ぶほど育つ、考える力 おすすめのプレゼント❽【イマジダイス】その名の通り、イマジン(想像)するダイス(さいころ遊び)。さいころを転がし、出た目の絵から想像力を働かせて物語をつくっていく。ひとりで、親子で、友達と一緒に、どんどん広がるストーリーにワクワクすること間違いなし。ゲームを始める前に「動物」や「クリスマス」など、テーマを決めるとより具体的にお話しが展開するはず!イマジダイス¥2,915(税込)/ギガミック(伊勢丹新宿店)おすすめのプレゼント❾【木製のミニキッチン】インテリア性も高く、子どもだけでなく大人も夢中になりそうなほど緻密につくられた木製のキッチン玩具。スイッチや蛇口のパーツも動いて、リアルなごっこ遊びが楽しめる。さらに嬉しいことに、本体サイドを調節すればパーツを収納可能。バッグのように片手で持ち運べるので、自宅でもじいじ・ばあばのおうちでも、色々なところで遊べる。Mini Kitchen Portable BISTRO¥10,780(税込)/(Kid’s Concept)ACTUS おすすめのプレゼント❿【インベーション・オブ・ザ・カウ・スナッチャーズ】6歳以上の子どもにおすすめなのが、問題発見と問題解決力をアクティブ・ラーニングで育むゲーム。このゲームの設定がとてもユニークで、プレイヤーはUFOの操縦者。農場に草を食む牛たちをマグネットの力で吸い上げて連れ去らなければならず、制約を乗り越えて全ての牛を連れ去ることができるかプログラミングせよ! というもの。大人も手に汗をにぎるほど白熱するゲーム。インベーション・オブ・ザ・カウ・スナッチャーズ¥4,620(税込)/(シンクファン)伊勢丹新宿店おすすめのプレゼント⓫【イルミネーション・モザイク】6色の透明なペグを黒いスクリーン上のスリットへ差し込み、色と光の表現遊びが楽しめる。スイッチを入れると内臓のLEDバックライトで光が差し込み、色鮮やかな作品が完成。ピカピカするものが大好きな子どもの好奇心を刺激する。好きなモチーフや文字を描いたものをお部屋に飾って、”オリジナル・イルミネーション”にするのも素敵。イルミネーション・モザイク¥4,180円/ボーネルンド おすすめのプレゼント⓬【ファンラーニング シェープス&カラーズ】見た目にも華やかな色と形のビーズがつまったセット。ビーズをバーに差して高さを比較したり、指先を使った細かい動きを楽しみながら、数える力、分類する力が育つ。また、このオモチャの良い点は、問題カードの通りに進めれば、ステップアップして様々なことに発見や気づきが生まれるところ。さらに自分の発想で分類することで創造性も育ててくれる。ファンラーニング シェープス&カラーズ¥5,170(税込)/ボーネルンド 家族みんなで楽しめる おすすめのプレゼント⓭【キャンディー・キャッチャー】言語や数字を使わずに色だけを使って遊べる、ヨーロッパ版のカルタ遊び。サイコロをふり、出た目と同じ色のキャンディーを瞬時に見分けて「いかに早く探せるか」の観察力と、素早く手を伸ばす瞬発力がカギ。子どもから大人まで、みんな一緒に楽しめるシンプルなルールのゲームは、家族時間に大活躍してくれる。家族で楽しく過ごす時間と合わせて、思い出深いプレゼントになるはず。キャンディー・キャッチャー¥3,960(税込)/ボーネルンド おすすめのプレゼント⓮【ほぼ日のアースボール】国境も国名もない地球儀、宇宙から見たそのままの地球はこんなに美しいもの。置物としても良いですが、専用のコンテンツをスマホやタブレットにダウンロードして使うと、地球のいろんな姿を楽しむことができる。リアルタイムで地球の状況が見られるので、子どもたちにも関心を持ってもらいたい温暖化やSDGsに関するような事なども学べる。世界的な問題を親子で話す良いきっかけになりそう。ほぼ日のアースボール¥3960(税込)/ほぼ日(GEORGE’S)photography/Chiharu Fukutomi
2020年12月18日シアーシャ・ローナンが主演を務める殺人ミステリー映画(タイトル未定)に、エイドリアン・ブロディの出演が決定した。「The Hollywood Reporter」が報じた。今作の舞台は1950年代のロンドン劇場地区。ハリウッドのあるプロデューサーが、ウエスト・エンドの人気舞台を映画化しようと動く中、製作メンバー内で殺人事件が発生。物事を投げやりに考えがちの厭世的な警部補(サム・ロックウェル)とやる気みなぎる新人刑事(シアーシャ)が、犯人探しに奔走する。エイドリアンは、「ブラックリスト入りしているハリウッドの映画監督」を演じるという。また、役柄は不明だが、デヴィッド・オイェロウォの出演も決定している。キャストは、オスカーに4回ノミネートされたシアーシャ、アカデミー賞助演男優賞を受賞したサム、ゴールデングローブ賞に2回ノミネートされたデヴィッド、そして『戦場のピアニスト』でアカデミー主演男優賞を受賞したエイドリアンという名優ぞろい。製作は『スリー・ビルボード』『シェイプ・オブ・ウォーター』『ジョジョ・ラビット』と賞レースに絡んだ作品を生み出してきた「サーチライト・ピクチャーズ」が行う。監督は「ハンク-ちょっと特別なボクの日常-」のトム・ジョージ、脚本はNetflixドラマ「フレークド」のマーク・チャペル。(Hiromi Kaku)
2020年12月15日●毎日溜まったストレスを作品に落とし込むBOOWY、ZIGGY、LINDBERGなど数々の人気アーティストを手がけた大物音楽プロデューサーの月光恵亮氏が、画家として第二の人生を歩もうとしている。かつては都心の一等地に30億円のビルを建てるなど巨万の富を築いたが、2017年6月、覚せい剤使用の容疑で逮捕。音楽業界からは追放同然の扱いを受け、仕事、人間関係、信用、そして音楽にとって命とも言える聴力までも失ってしまった姿が、フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(19年12月29日放送)で映し出され、大きな反響を呼んだ。どん底からの再起を目指し、日々作品作りに没頭している月光氏。今年10月に執行猶予が明け、新たなスタートを切った本人に、絵の創作に取り組むことになった経緯や作品に込める思い、そして現在の心境などを聞いた――。○■自分を投影する傷を負ったキャラクター「釈放されて最初の1年間は、死という選択肢をやっぱり考えました。もう忘れられたかな…と思った頃に、ドラッグ関係の新しい事件が起こると、テレビのワイドショーで僕の名前がついでに出される。そういうのがずっと続いて、電車に乗ってて一番冷たい視線を感じたのは、その頃でしたね。仕事はないし、もうどうしたらいいんだろうと」と打ち明ける月光氏。それでも、再び立ち上がることができたのは、音楽の世界で戦い続けてきた経験が大きかった。「ロックというのが音楽の世界で全くビジネスにならなかった頃に、同じ志を持った連中が集まって、フェスがあるとノーギャラで出たりして、なんとかマーケットの土壌を作ってきました。そのために使ったインスピレーションや執念、パワー、集中力というのが、僕の体の中にはまだ残っていたんです」そして、もう1つ支えになったのが、「絵」との再会だ。ひきこもりがちな幼少期はずっと描き続けていたが、手元に残っていたiPad Proで絵を描いてみると、「意外と面白いなあと思って、描けば描くほど道が見えてきたんです」と、新たな生きがいを見つけた。創作の原動力は、意外にも“ストレス”。「毎日溜まったストレスを、夜に作品に落とし込むことによって、嫌なことを作品の中に閉じ込める。そうすると、作品に“気”が入って、すごく良いものになるし、人にも伝わるんだと、インスタグラムで知り合いになったスペインの画家に言われて、信じるようになりました」と、モチベーションになっている。作風はバラエティに富んでいるが、様々な作品に登場して印象的なのが、ウサギをモチーフにしたキャラクターだ。“フルメタルラビット”と名付けたこのキャラクターは、iPadでレイヤーを重ねて製作する手法の中で、「たまたまウサギの形が浮かび上がってきたんです」という偶然の産物。知り合いである映画『ナルニア国物語』のCGアーティストから「これはお前そのものだ」と言われ、運命の出会いを果たしたこのキャラクターは、自身を投影する存在として作品に登場するように。足に傷を負っているが、「これは過去の過ちです。この傷を見ることで、二度と過ちを起こさないぞという思いを込めています」と明かしてくれた。○■“こだわりの一滴”を重視した作品作り音楽と絵――それぞれの創作活動に共通することを聞いてみると、「“気”の入れ方」だという。「40代の頃は、1週間スタジオにこもりきりという状況がよくありました。それくらい、ヒットさせる、人に伝えるためには“思い”や“気”を入れるということがすごく重要なんです。お酒を作る人も、よく“こだわりの一滴”と言うじゃないですか。麹を入れてかき混ぜて…と同じようにやっても、お酒に話しかけたりして丁寧に作る人のお酒がやっぱりおいしい。それと同じように、同じメロディーラインでも別の人が歌うと違うものになる。だから、僕も“こだわりの一滴”を重視して音楽を作ってきたんです」それを実現するには、主張をぶつけ合うことが重要とのこと。「やっぱりいいバンドって、仲が悪い人が多いんですよ(笑)。自分の関わった仲が良いバンドは、はっきり言って売れてない。それは、それぞれの主張がぶつかって想像以上のものが生まれるからなんです」といい、それを絵に置き換えると、「自分の中で主張をぶつけ合って、作品を作っています。だから、さっき言った“ストレスを作品に落とし込む”という意味合いが、すごく分かるんです」と解釈している。だからこそ、“気”を入れた自分の絵の作品には、強い自信を持っている。「もちろん、僕よりスキルが高く、ずっと上手い人は世の中にゴロゴロいる。だけど自分の経験値で言うと、音楽も絵も、テクニックよりも絶対に感性が大事。誰かの琴線に確実に触れるものを世の中に出しているつもりです」●コラボ作品が続々「すごく興奮する状況」絵を描き始めて3年が経ち、作品の数は約700タイトルにも達した。「“石の上にも三年”という言葉が昔から好きなので、とりあえず3年はやってみようと思いました。ビーイングという会社を作ったときも、3年までははっきり言って地獄でした。でも、やり続けると自然と会社の名前も知られ、いろんなものを巻き込んでいく要因がどんどん増えていくんですよ」そう話す通り、今年2月には東京・中目黒で個展を開催。その後予定していた個展は、新型コロナウイルスの影響で延期になってしまったが、11月からは東京・新大久保の「Cen Diversity Hotel & Cafe」とコラボレーションし、外壁、ロビー、併設カフェ、VIPルームに作品が常設展示されている。制作期間は打ち合わせも含めて約2カ月におよび、外壁画はオランダ出身のアーティスト、タイメン・ヴィッサー氏とコラボ。「コロナの時期にホテルの前を通る人たちも元気づけられる絵」というオーダーを受け、“フルメタルラビット”とタイメン氏の描いた太陽や風がデザインされ、「“暑い日も風の強い日も、コロナに負けないで前に進もう”という思いを込めました」と話す。ロビーの絵は、月光氏がかつてプロデュースしたバンド・パッセンジャーズの元ドラマーで、現在はウッドクラフトアーティストとして活躍する水梨隆氏が、額を製作。11月26日に開催されたお披露目会では22点もの作品が展示され、その中にはペイントしたギターも飾られたが、このギターは、ビーイング時代に月光氏のもとで音楽制作を学んだ後、布袋寅泰、トータス松本などが愛用するZODIACのギター職人となった松崎淳氏が手がけた。音楽業界から追放同然の扱いを受けたというものの、このように昔からの仲間たちが、月光氏の新たなスタートを支えている。「今起こっているこの連鎖が、僕にとってすごく興奮する状況なんです。ヒット曲が生まれる瞬間もそういうことがあって、それは理屈じゃない。あと、僕の中にある1つの法則は、成功する前には絶対に大きなトラブルが起こるということ。普通の人はそこで諦めてしまうんですが、そのトラブルさえ自分のテコとして応用できる気持ちになって前に進む。これからまたいろんなことが起こるかもしれませんが、頑張りたいと思います」●月光恵亮1952年、東京生まれ。富山県で育ち、大学に進学し、ロックバンド「Dr.KEI&摩天楼」「だててんりゅう」などを結成。卒業後、オフィストゥワンの傘下であるユニオン出版に入社し、阿久悠、三木たかし、井上大輔らに師事。その後独立し、長戸大幸、織田哲郎とともに音楽制作会社・ビーイングを創業し、副社長に就任。BOOWY、LOUDNESSなどの制作に関わり、アートディレクションも行う。84年、パブリックイメージ社創立。LINDBERG、ZIGGY、田村直美など名だたるアーティストを育て上げ、一部のアーティストのアートディレクションも担当した。17年に覚せい剤使用の容疑で逮捕され、18年ごろから耳の不調が顕著になり、音楽活動を制限。その頃から本格的にアート活動に取り組み、20年2月、初の個展を開催して盛況を収めた。月光恵亮 公式ホームページ
2020年12月13日ロシアに暮らすヤロスラフさんには親友と呼べるかわいいペットがいます。それはキツネの『ウッディ』。ウッディは毛皮農場で飼育されていたキツネで、ヤロスラフさんに出会わなければ毛皮として売られる運命だったのです。海外メディア『Bored Panda』によると、2015年に毛皮農場を訪れたヤロスラフさんはまだ子ギツネだったウッディにひと目ぼれしたのだそう。農場のオーナーに「このキツネを引き取らせてくれませんか?」と頼みこみ、「毛皮として売れた場合と同じ金額で買い取るならいいよ」といわれたため、彼はためらうことなくそのお金を払ってウッディを買い取ったのです。初めの数日間はウッディは環境の変化に対応できず、殻に閉じこもっていたのだとか。しかし1週間ほどするとヤロスラフさんに心を開き始めたといいます。また野生のキツネは病気を持っている可能性があったため、最初の1か月間はウッディを家の中に隔離していたそうです。 この投稿をInstagramで見る ↟ Woody & Feki ↟(@woody_the_fox)がシェアした投稿 それからヤロスラフさんはウッディのために小屋を作り、外でのびのびと遊べるようにしてあげました。今ではすっかり人に懐いていて、肉や野菜、果物などをもりもりと食べて元気に過ごしているといいます。ちなみに彼の大好物の食べ物は柿だそうです。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る ↟ Woody & Feki ↟(@woody_the_fox)がシェアした投稿 いたずら好きのウッディは時々、穴を掘って脱走しようとするのだとか。しかしヤロスラフさんは、毛皮農場で育ち、野生で生きるスキルを学んでいないウッディは「森の中では生きていけないだろう」と話します。 この投稿をInstagramで見る ↟ Woody & Feki ↟(@woody_the_fox)がシェアした投稿 ヤロスラフさんになでられて気持ちよさそうな声を上げるウッディ。キツネがこんなにも人懐っこい笑顔を見せることに驚きますね。かわいいウッディの写真を見て「キツネを飼ってみたい」と思う人もいるかもしれませんが、ヤロスラフさんは本来は野生動物であるキツネを飼うことは簡単ではないといいます。例えていうなら「いうことを聞かない猫と犬が合わさったような動物」なのだとか。なかなか大変そうですね。それでもウッディの表情からは、彼が幸せに暮らしていることが容易に想像できます。 この投稿をInstagramで見る ↟ Woody & Feki ↟(@woody_the_fox)がシェアした投稿 キツネを始めミンクやラビットなどの毛皮製品の製造や販売をしている国は多くあります。しかし一方で、動物愛護の観点から商品にリアルファーを使わない「ファーフリー宣言」をする世界的なファッションブランドも増えています。ヤロスラフさんは2019年にもう1匹のキツネ『フェキ』を毛皮農場から買い取ったそう。Instagramには仲よく遊ぶ2匹の動画が投稿されています命を救われたウッディとフェキはとても幸運なキツネだったのでしょう。2匹のキツネたちがこれからもヤロスラフさんと一緒に幸せに暮らしていけるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年11月25日『ジュラシック・ワールド』などで女優として活躍するブライス・ダラス・ハワードは、「スター・ウォーズ」初の実写ドラマシリーズ「マンダロリアン」ではエピソード監督を務めている。シリーズの生みの親ジョージ・ルーカスとも深い繋がりを持つ彼女が、本作には“ルーカスの魔法”が継承されていることを明かした。「マンダロリアン」の製作陣には、ルーカスが自身のビジョンを作品に反映することのできる後継者と認めたデイヴ・フィローニをはじめ、「スター・ウォーズ」の世界を愛する者たちが集結している。ブライス・ダラス・ハワードもその1人で、シーズン1第4話の監督を務めた。『ジュラシック・ワールド』シリーズ、『ロケットマン』『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』などで女優として活躍し、父親はルーカス原案作品『ウィロー』や『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』などの監督で、ルーカスとも親交の深いロン・ハワード。ブライスは幼少期に父ロンと共にルーカスと黒澤明監督の会食にも顔を出し、ルーカスの話をたくさん聞きながら育ったそうで、「子供の頃、毎年クリスマスになるとジョージが『スター・ウォーズ』のフィギュアを家に送ってくれました。毎年、私はそれで遊んで、その世界に没頭していました」と明かす。「『スター・ウォーズ』に圧倒されるのはそこに魔法があるからです。ジョージは毎回他のクリエイターと協働しています。そうすることでキャラクターが彼さえ予想しなかった発展を遂げるからです。あらゆる可能性を認めているんです。ジョージはストーリーを押し広げるべく門戸を開いています」と語る。ルーカスの魔法とは、彼自身のビジョンだけでなく、「スター・ウォーズ」を愛する者たちが集まることで、「スター・ウォーズ」の世界の可能性をさらに広げていくことだったのだ。こうした「スター・ウォーズ」の制作方法は本作にも踏襲されている。シーズン1では、ジョン・ファヴローやフィローニ、ブライスに、『ジョジョ・ラビット』のタイカ・ワイティティ、『DOPE/ドープ!!』のリック・ファミュイワ、「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」のデボラ・チョウらが参加、エピソードごとにそれぞれの監督の「スター・ウォーズ」愛と個性が詰め込まれたマンダロリアンとザ・チャイルドの壮大な銀河の旅を楽しむことができる。「私だけでなく、皆のスター・ウォーズなのです」と愛を語るブライスが監督を務めた第4話は、「ジョン・ファヴローとブライス・ダラス・ハワードは活気のある面白い物語を継続し続けている」(Rolling Stone)など評価を受けており、ファヴローも「成功したから言うが、4話は極めて難しいエピソードでした。森や水や巨大メカとの銃撃戦が出てきてエキストラも多い。盛りだくさんでしたね」とふり返り、ブライスの監督としての腕前を称えている。シーズン2にもブライスはもちろん、ファヴローやフィローニ、ファミュイワ、グリーフ・カルガ役のカール・ウェザース、『アントマン』のペイトン・リード、『アリータ:バトル・エンジェル』のロバート・ロドリゲスという名だたる顔ぶれが集結しており、いまから期待が高まっている。「マンダロリアン」シーズン2はディズニープラスにて独占配信中、第2話は11月6日(金)17時~配信開始、以降毎週金曜日17時~に新エピソード配信。(text:cinemacafe.net)
2020年11月06日スーアンダーカバー(SueUNDERCOVER)が、2021年春夏コレクションを発表。今季のコレクションは、ニットをのせたオーガンジーのロングブルゾン、袖の下からシャツカフスが透けるジャケット、見頃だけがシアーなジャンプスーツなど、透ける素材を組み合わせたミックススタイルが特徴。また、配色レースやラビットのグラフィックなどで、スーアンダーカバーらしいキュートさと危うさを表現。Staff CreditStyling:Mana YamamotoPhotography:Yuki KumagaiMake-up:UDAHair:ASASHI(otaoffice)Model:Serena Motola(Box Corporation)>>その他のアンダーカバーの記事はこちらから
2020年10月09日ユニクロ(UNIQLO)のアイコンアイテム“フリース”、2020年秋冬シーズンの新作が登場。ユニクロ店舗およびオンラインストアにて発売される。ユニクロの“冬のアイコン”、フリースが進化1994年の登場以来、進化し続けてきたユニクロのフリース。2020年秋冬シーズンでは、着心地や機能性が追求され、よりライフスタイルにフィットするアイテムへと進化した。防風機能&着心地UPの新作フリース「防風ファーリーフリースフルジップパーカ 」と「防風ボアフリースジャケット」は、防風機能とやわらかな着心地を両立させた1着。特におすすめは、トレンド感も意識した「防風ボアフリースジャケット」だ。丸みのあるシルエットで、アウトドアシーンにもデイリーユースにも適している。メンズのイチオシ:再生ポリ使用の新作フリースユニクロのサステナビリティな取り組みの一環として行われている、回収ペットボトルから作られるポリエステル生地を使ったアイテムの販売。新作フリースでは、30%の再生ポリエステルを使用したファーリーフリースのジャケットとプルオーバーをメンズで発売する。ふわふわの肌ざわりで、暖かいファーフリースの特徴はそのままに、環境にも配慮したアイテムとなっている。ウィメンズのイチオシ:ラビットファー風のノーカラージャケットウィメンズからは、ラビットファー風の肌ざわりとクリーンなスタイルを実現した「スムースヤーンフリースノーカラージャケット」がラインナップ。ストレスフリーな着心地でありながら、女性らしさも忘れない1枚は、オールマイティに着こなせそう。カラーラインナップの豊富さにも注目2000年の50色フリース発売と同時にはじまった、ユニクロのオンラインストアが今年で20周年を迎えることを記念し、「ファーリーフリースフルジップジャケット」は、メンズ・ウィメンズ各20色、計40色で販売する。一部カラーは11月上旬より発売となる。【詳細】ユニクロ 2020年秋冬シーズン 新作フリース発売時期:2020年9月より順次取り扱い:全国のユニクロ店舗およびオンラインストア※店舗によって取り扱いは異なる。※一部サイズはオンラインのみでの販売。■価格<メンズ>ファーリーフリースフルジップジャケット 1,990円+税ファーリーフリースプルオーバー 1,990円+税防風ファーリーフリースフルジップパーカ 3,990円+税防風ボアフリースジャケット 3,990円+税<ウィメンズ>ファーリーフリースフルジップジャケット 1,990円+税スムースヤーンフリースノーカラージャケット 2,990円+税防風ファーリーフリースフルジップパーカ 3,990円+税ボアフリースクルーネックカーディガン 2,990円+税
2020年10月04日『スリー・ビルボード』で2度目のアカデミー賞主演女優賞を手にしたフランシス・マクドーマンド主演、マーベル・スタジオ最新作『エターナルズ』(原題)に抜擢されたクロエ・ジャオ監督の『ノマドランド』が、第45回トロント国際映画祭の最高賞である観客賞に選ばれた。映画賞レースを席巻する数多くの名作を世に送り出してきたサーチライト・ピクチャーズが、オバマ前・米大統領が絶賛した『ザ・ライダー』やアベンジャーズに続く最強ヒーローチームを描いた『エターナルズ』(原題)を手掛ける最注目のアジア系女性監督クロエ・ジャオと組んだ本作。トロント国際映画祭では過去10年間で観客賞受賞作品の3本、『グリーンブック』『それでも夜は明ける』『英国王のスピーチ』はアカデミー賞の作品賞を受賞していることから、同・観客賞は最もアカデミー賞に近い賞との呼び声高いことでも知られる。昨年はタイカ・ワイティティ監督の『ジョジョ・ラビット』が受賞した。ヴェネチア国際映画祭でもすでに最高賞である金獅子賞を受賞している本作。9月11日(現地時間)に、第77回ヴェネチア国際映画祭、第45回トロント国際映画祭、LAにて開催されるテルライド映画祭主催のドライブ・イン・シアターなどで同時ワールドプレミアが行われ、上映が終了するや否や、世界のジャーナリストから本作の絶賛評が続出。ガーディアン紙は星5つの最高評価を付け、「実在する“ノマド”たちに自然と溶け込んでいくマクドーマンドの演技は、キャリア史上最高のパフォーマンスとも言える素晴らしさだ。また並外れた知性とスタイルで引き出されたプロットにも圧倒された。ジャオが手掛ける作品には偉大さが詰まっている」と絶賛。バラエティ紙は「テレンス・マリックに影響を受けた撮影手法だが、編集は確実にジャオ自身のリズムだ。長くて豪華な夕日を眺めているような気分だった。『イントゥ・ザ・ワイルド』の哲学が染み渡り、それらをより深化させた作品に仕上がっている」と評価。ハリウッドレポーターは「ジャオの初となる著名俳優とのコラボレーションは、マクドーマンドが完全に、スクリーンを共有する現実の“ノマド”たちと一体になる、素晴らしい演技を引き出した。またジャオは全作でコンビを組む撮影監督のジョシュア・ジェームズ・リチャーズとともに、雄大な風景と豪華な水彩画の夕焼けをスクリーンに映し、また孤独な道、険しい山と岩だらけの砂漠といった生活の本質的な部分では、自然の強さと独立性を見事に引き出した」と評している。米批評家による辛口レビューサイト「Rotten Tomatoes」では59ものレビューが全て絶賛、100%Freshの高評価を獲得している(9月18日時点)。『ノマドランド』は2021年1月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ノマドランド 2021年1月より全国にて公開©2020 20th Century Studios. All rights reserved.
2020年09月21日デュベティカ(DUVETICA)の2020年秋冬メンズ&ウィメンズコレクションから、新作ダウンジャケットが登場。メンズとウィメンズに分けて、各モデルを紹介する。メンズディオニシオ「ディオニシオ(DIONISIO)」は、デュベティカを象徴するフードトップまで続くダブルファスナーのフルジップデザインを取り入れた定番ダウンジャケット。表地・裏地・ジップにはそれぞれ異なるカラーを施しているのも特徴だ。表素材には、フランスの生地メーカーが開発した柔らかく光沢を放つシャイニーナイロンを採用し、着心地と防寒性を兼ね備えたフーデッドダウンジャケットに仕上げている。また、ブラックやカーキ、ネイビーといった使いやすいカラーで展開されるのも魅力だ。カファルジドマ「カファルジドマ(KAFFALJIDHMA)」は、フードとヨーク部分にボアフリースをあしらった新作ダウンジャケット。表素材には柔らかなシャイニーナイロンを採用し、幅の狭いステッチワークで仕上げている。カラーは、ブルーネイビーやモスグリーン、 ブラックでラインナップする。アルカルロプスボリュームあるフードが特徴的な「アルカルロプス(ALKALUROPS )」も、新作のフーデッドダウンジャケットだ。表素材には、上質なナイロンサテンを採用。フードは取り外し可能で、シンプルなデザインに仕上げている。また、十分な量のダウンを使用し、防寒性にも優れた1着となっている。カラーは、落ち着いたブルーネイビーとブラックで展開する。ペルカドドゥエ「ペルカドドゥエ(PHERKADDUE)」は、ダブルファスナーのフルジップデザインを採用した新作ダウンベスト。表地・裏地・ジップの異なる配色と、上品な光沢感で、使い勝手良く仕上げている。グレイやブラックのほか、鮮やかなオレンジも用意する。ウィメンズカリスドゥエデュベティカのウィメンズダウンジャケットの定番である「カリスドゥエ(CARYSDUE)」は、フード内側のラビットファーがエレガントな印象。しなやかな風合いのマットナイロンを用いて、着ぶくれして見えないステッチ幅やシルエットに仕上げられている。また、フード部分には、トップまで続くダブルファスナーのフルジップデザインを採用。モカやネイビー、グレイ、ブラックなど、定番カラーでラインナップする。エンフィズ新作「エンフィズ(ENFYS)」は、N3-B風のミリタリーなボディをベースに、高級感漂うファーやシャーリング仕様の袖口を組み合わせたダウンジャケット。ファーは取り外し可能で、ラグジュアリーとカジュアルの2WAYで楽しめる。また、表素材にはコットンポリエステル素材を使用しているため、防寒性にも優れる。サラネ質感の異なる素材を組み合わせ、Aラインに仕上げた新作「サラネ(SARANE)」は、オールブラックでモードな雰囲気を漂わせつつもエレガントなフーデッドダウンコート。ウエスト部分にはドローコードを配しているため、ボトムに合わせてシルエットを調整できる。ダイヤ型のキルトステッチも特徴だ。アンタレス「アンタレス(ANTARES)」は、ふんわりとした肌触りのボアフリース素材を採用してボリューム感あるシルエットに仕上げた新作ダウンジャケット。フードは取り外し可能で、外せばより上品な雰囲気で着用できる。ダウンジャケットのリメイクイベントもなお、デュベティカ アオヤマ ストア トウキョウではオープン10周年を記念し、デュベティカのダウンジャケットのリメイクイベントを、2020年9月19日(土)から10月4日(日)まで開催。期間中に手持ちのダウンジャケットを持参すると、その一部を活用してクッションやブランケットに作り変えてもらうことができる。予定数量は限られているので、気になる人は早めにチェックしてみて。詳細デュベティカ 2020年秋冬ダウンジャケット展開アイテム例:〈メンズ〉ディオニシオ 79,000円+税、カファルジドマ 95,000円+税、アルカルロプス 122,000円+税、ペルカドドゥエ 70,000円+税〈ウィメンズ〉カリスドゥエ 138,000円+税、サラネ 120,000円+税、エンフィズ 148,000円+税、アンタラス 105,000円+税■デュベティカ ダウン リメイク受付期間:2020年9月19日(土)〜10月4日(日)受付店舗:デュベティカ アオヤマ ストア トウキョウ※9月は水曜日定休、10月・11月は無休受渡時期:約2〜3ヵ月後加工料:無料※ 予定数量に達した場合、期間中でも終了※ダウンベストは対象外※ダウンジャケットの状態によっては、リメイクができない場合あり※対象はデュベティカ国内正規品に限る■デュベティカ 2020年秋冬 期間限定ストア・ビームス 六本木ヒルズ店 ウエストウォーク 2F期間:11月13日(金)〜11月23日(月)・ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店期間:11月27日(金)〜12月13日(日) なお12月末までの可能性あり・ユナイテッドアローズ ルクア大阪期間:11月27日(金)〜12月13日(日)・ユナイテッドアローズ 心斎橋店期間:12月18日(金)〜12月27日(日)・梅田阪急百貨店 4F プロモーションステージ41期間:11月25日(水)〜12月1日(火)・玉川高島屋本館 1F Tステージ1期間:12月2日(水)〜12月15日(火)・新宿伊勢丹 3F ステージ#3期間:12月2日(水)〜12月15日(火)※ユナイテッドアローズ オンラインストアでも11月27日(金)〜1月13日(水)の期間で開催【問い合わせ先】F.E.N.TEL:03-3498-1642
2020年09月14日