27日に東京・中目黒で行われた映画無料上映&トークイベント「ナカメキノ Vol.14」でショートフィルム『半分ノ世界』がシークレット上映され、監督の斎藤工、主演の田辺桃子がサプライズ登場した。本作は、ソフトバンクモバイルのスマートフォン向け総合エンタメアプリUULAで配信中の作品。俳優としても活躍中の斎藤工が監督を務め、自身が大ファンだというアーティスト・大橋トリオの楽曲「HONEY」の世界観をモチーフに映像化に挑んだ。田辺演じる主人公の女子高生と定時制高校に通う男性(井浦新)の心の交流を描き、緻密な演出で数々のテーマをわずか15分に凝縮した。この日の会場には、約100人が集まった。田辺は第1部、斎藤は第2部でサプライズ登場し、映画文筆家・松崎健夫氏と映画解説者・中井圭氏によるトークショーに参加。斎藤は「この作品を見た関係者の方から、田辺桃子さんを使いたいというオファーがあり、とてもうれしかったです」と起用の経緯を明かし、「今回サプライズ上映となりましたが、15分間という時間をくださったナカメキノの来場者の皆さんに感謝しています」と喜びを伝えた。一方、本作が初主演となった田辺は「演じた役どころも難しかったです。今回の役はセリフがほとんどなかったので、どうやって思いを伝えるかを、撮影中に斎藤監督と考え、目線とか歩き方を意識して演技しました」と撮影を振り返り、「斎藤監督からも演技指導していただき、とても勉強になりましたし、とてもすてきな方だなと感じました(笑)。私は『真面目そう』とか『おとなしい』というイメージらしいので、今後はそれを壊すような役を演じてみたいです」と女優としての意気込みと共に斎藤の監督としての一面を語った。田辺は1999年8月21日生まれの14歳。2013年には大友花恋と共に女性ファッション誌『Seventeen』のオーディションで「ミスセブンティーン」に選出され、同年10月号から同誌専属モデルを務める。演技の経験も抱負で、これまで映画は『だいじょうぶ3組』(13年)、『ラビットホラー』(11年)ほか、ドラマは『幽かな彼女』(13年)、『天地人』(09年)など。今年は映画『1/11 じゅういちぶんのいち』(4月5日公開)に出演し、8月5日からは舞台『タイムスリップファーザー』の公演がスタートする。
2014年07月29日東京ディズニーシーに行ったからには、お土産も一目で分かるものにしたいですよね。だけど、多くのお土産から会社や友達に選ぶのって意外に大変。毎回、同じようなモノをあげちゃってるなあと、悩んでいる人も多いのでは? そこで、社会人500人に「東京ディズニーシーで買うべきお土産」を調査してみました。東京ディズニーシーの定番のお土産から、ちょっとリッチなお土産、限定品までさまざまな回答がありました。■東京ディズニーシーでしか買えない、ダッフィーグッズ!・「ダッフィーとシェリーメイのグッズはシーでしか手に入らないから」(女性/東京都/25歳/その他)・「ダッフィー関連グッズ。季節によって服も違うのが出るからとお金を渡され知り合いから買ってくるように頼まれたことがある」(女性/広島県/32歳/運輸・倉庫)・「ダッフィー、シェリーメイのぬいぐるみ。万人に喜ばれるから」(女性/広島県/27歳/ホテル・旅行・アミューズメント)・「ダッフィーの絵がかいてあるお菓子。ランドでは売っていないから、選んでしまう」(女性/神奈川県/27歳/建築・土木)東京ディズニーシーでしかお目に掛かれないことで有名なダッフィーグッズは、押さえておきたいお土産の一つです。人に渡すお土産のみならず、自分用のお土産としてもゲットしておきたいという意見も。シェリーメイ(ダッフィーの友達)も登場し、さらにグッズの幅が広がっています。■ダッフィーだけじゃない、限定グッズ・「アリエル関係のお土産はシーでしか買えないので、つい欲しくなる」(女性/東京都/30歳/建築・土木)・「オズワルド・ザ・ラッキー・ラビットグッズ……ここでしか買えないようなアイテムが満載だから」(男性/東京都/42歳/機械・精密機械)・「期間限定品、アニバーサリー商品を選んで買うことが多い」(女性/大阪府/45歳/学校・教育関連)ダッフィーをはじめとして、ほかにも東京ディズニーシー限定のグッズがあります。特に、人魚姫のアリエルグッズも東京ディズニーシーでしか売っていないので高い人気。また、シーズンごとに、デザインも変更されるので要チェックです!■職場でも喜ばれるお菓子・「シーズン限定の缶入りお菓子。お手ごろで残るものだし」(男性/埼玉県/33歳/商社・卸)・「かわいい缶入りの個包装チョコレート。あげた人には必ず喜ばれる」(女性/東京都/32歳/運輸・倉庫)・「お菓子類職場などのお土産でもはずれが少ないと思う」(男性/千葉県/34歳/機械・精密機器)・「クッキーなどのお菓子は個包装で分けやすいのでよく買う」(女性/東京都/28歳/建築・土木)・「おせんべい。お土産にしてみんな喜ばれます。和風チックなものもかわいい」(女性/東京都/33歳/団体・公益法人)やはり、お土産の定番といったらお菓子。職場やご近所に配りやすいことから、クッキーや人気のチョコレートクランチなどの個包装されたものを選んでいる人もいるようです。お菓子が食べ終わっても、残った入れ物の缶が記念に残ることがディズニーのお土産のいいところ。ディズニーで売られているお菓子は、味とデザインのクオリティーが高いとの評判です。■ほかにもイロイロ! もらってうれしいお土産は?・「キーホルダー:プレゼントするお土産なら当たり障りがないキーホルダー」(男性/東京都/34歳/情報・IT)・「スーベニアカップつきのデザート:いろんな種類を集めるとかわいい」(女性/神奈川県/28歳/金融・証券)・「アクセサリー:ディズニーランドよりも大人向けで、高級なダイヤなどがあしらわれているので、それなりのお値段だけど、ディズニー好きの人へ何か贈り物をするときにいいと思う」(女性/千葉県/30歳/ホテル・旅行・アミューズメント)・「ポストカード:シーズンやイベントによって変わるしリーズナブルだから」(女性/奈良県/33歳/商社・卸)スイーツとカップの両方が楽しめることもあり、お得感もあるスーベニアカップは、必ず買って帰るという意見がちらほらありました。また、ディズニーシーは少し大人向けの設定になっているため、アクセサリーが充実しているそう。おねだりして買ってもらうお土産の候補にいれておきたいですね。ディズニーシーで、ダントツに買われるお土産はダッフィー関連グッズでした。やはりほかでは手に入れることができないという、プレミア感と愛くるしいルックスが人気の理由でしょう。選ぶポイントはスバリ"限定品"。お菓子などを選ぶときも、缶やパッケージの特徴でディズニーシーに行ってきたことが分かるお土産がチョイスされていました!※画像は本文と関係ありません調査期間: 2014年4月15日~2014年4月17日調査対象:マイナビニュース会員調査数:500名調査方法:インターネットログイン式アンケート(文・エフスタイル 齊藤もい子)
2014年06月04日※画像は、仁科仁美 オフィシャルブログ 「仁科仁美の仁仁ブログ」より仁科さん初のプロデュース商品モデルでタレントの仁科仁美さんが、オフィシャルブログで自身のプロデュースした、女性用グローブを紹介している。自身のプロデュースアイテムとしては、初めての商品で、まだアイテム数が少ない、と危惧しているが、使い勝手の良いグローブに仕上がっているようだ。仁科仁美さんは、芸能一家の出身として知られ、タレントとしてテレビ番組やCMなどで活躍をしている。最近では、番組内でのダイエット企画にも成功し、少し太り気味だった体型もスレンダーボディに戻している。どのタイプが好き?今回プロデュースをしたグローブは3点。シンプルな山羊革の手袋と、その手袋の手首にラビットファーがつけられた手袋。そして、ニットのオープンフィンガーの手袋で甲の部分にラビットファーがつけられた手袋と、タイプが違う為、好みで選ぶ事が出来る。100%スペイン天然山羊革を使ったグローブは、柔らかく手への馴染みも良いラグジュアリーな仕上がり。2タイプどちらも8000円前後と安い金額に抑えられているのもうれしい所だ。ニットのオープンフィンガーの手袋は、なんと送料込みで5000円を下回る金額。スマホを良く使う、長さのあるネイルをしている、と言う人にはうれしいオープンフィンガー。ニットの色は、ラビットファーの色と併せて5色展開。【参考リンク】▼HONEYMEE▼仁科仁美 オフィシャルブログ 「仁科仁美の仁仁ブログ」
2014年01月18日180年以上の伝統を持つアメリカのアウトドアブランド「ウールリッチ(WOOLRICH)」。伊勢丹新宿店本館2階では、伝統と品質を兼ね備えたウールリッチのダウンジャケットを扱ったポップアップイベントを13日より19日まで展開している。イベントには、そのダウンジャケットを手に入れるために、初日から多くの女性が詰めかけた。一番人気の「ニューアークティックパーカ」は初日30点、「ボルダーコート」も10点以上売り上げるという予想以上の結果に。1週間の予算も初日でクリアしたという。色はネイビーや黒などのダークカラーが人気で、レッドなど鮮やかなカラーも動いているという。1970年代、極寒の地アラスカからアメリカへ天然ガスを引く際のワークウエアとしてウールリッチが開発した「アークティックパーカ」。マイナス40度にも耐えられるこのダウンジャケットは、イタリア名門サッカーチームACミランのベンチウォーマーにもなったことから世界的に大ヒットした。アウトドアブランドとしてゆるぎない地位を確立していたウールリッチは、創設180年を記念して2010年AWに、タウンユースにも合うファッショナブルな仕様の「ニューアークティックパーカ」を発表。2012年AWには、さらに細かい改良を加えオン・オフどちらのシーンにも馴染むデザインへと進化させる。「ニューアークティックパーカ」発表後は、男性のみならず“逸品を手にしたい”という本物志向の女性からもウールリッチのダウンジャケットへの支持が高まっている。カジュアル使いの「ニューアークティックパーカ」以外にもラビットやラクーンなどのファー使いや、丈感がエレガントな「ボルダーコート」などのフェミニンなデザインも増えてきたこともヒットの要因だ。更に今シーズンは新色も加わりデザインや色ともに選択肢が増えたこともあって、より注目されるブランドとなっている。伊勢丹新宿店では、3シーズン前から取り扱いを開始。「メンズで高まりを見せているアウトドア人気がウィメンズにも影響し、年々支持が高まってきた。例年12月に展開してきたが、今年は11月に前倒してラインアップも拡大。初めてポップアップイベントとして大規模に展開したが、予想以上に多くのお客様に来店していただき正直驚いている。売場のメインターゲットである30代から40代の女性はオーセンティック志向が非常に高く、そのニーズにもマッチした商品だと思う」と、三越伊勢丹婦人統括部・河村玲バイヤーは説明。伊勢丹新宿店ではイベント終了後も、同店2階アーバンクローゼットのコーナーで継続して取り扱う。
2013年11月16日「メゾン・マルタン・マルジェラ(Maison Martin Margiela)」の「ライン13:オブジェと出版物のコレクション」から、日本の伝統から着想を得たアイテムのコレクション「リミテッド・エディション・アイテムズ・フォー・ジャパン(Limited edition items for Japan)」が登場する。伊勢丹新宿店館3階で今年3月より1年間オープンしているコンセプトストア「レスパス・メゾン・マルタン・マルジェラ(L’ESPACE Maison Martin Margiela)」で31日から限定発売される。ラインアップは、世界初の路面店として2000年にオープンした東京店のオープニング記念のために制作され、メゾンが初めて発表した"ホワイトオブジェ"であるコットンカバーで覆われた「ミニチュアのエマニュエルチェア」(1万500円)を復刻。その他、ラビットファーで覆われたフラワーベース(ナロー/4万2,000円、ワイド/5万7,750円)、職人によって手作業で作られた薄い紙のようなレザー製のうちわ(1万8,900円)、使用済みのボトルを再生したボトルランプ(7万8,750円)、白いベルギーコットンのボトルカバー(6,300円、7,350円)、京都の職人が編んだ白いシルクのカバー包まれたポプリ(2万6,250円)の7アイテム。
2013年07月19日先日、ウォルト・ディズニー・カンパニーは『スター・ウォーズ』シリーズで有名なルーカス・フィルムを買収しました。ディズニーランドなどのテーマパークビジネスも成功しています。現在は盤石のように見えますが、倒産も疑われるような危機的な状況がかつてあったことをご存じでしょうか?1927年にミッキーマウスが生まれ、彼は1928年公開の『蒸気船ウィリー』(劇場公開の短編アニメーション)から一躍人気ものになりました。1937年には『白雪姫』、1940年には手塚治虫先生にも大きな影響を与えた『ファンタジア』が公開され、ディズニーの名声は不動のものになります。しかし「おごれるのは久しからず」という通り、徐々にディズニーには「ディズニーが時代遅れ」というイメージがつき始めました。1970年代には「古めかしい」というイメージが定着していました。キャラクターは古く、また新しいものが出てこないというわけです。もちろんディズニーも手をこまねいていたわけではありません。さまざまな作品で模索を続けますがあまりうまくいきませんでした。実際その当時のディズニーの映画はいささか元気のないものです。タイトルを並べてみましょう。■実写作品『ベッドかざりとほうき』1971年『地球の頂上の島』1973年『続ラブ・バッグ』1973年『ラブ・バッグ/モンテカルロ大爆走』1977年『ピートとドラゴン』1977年『ブラックホール』1979年『ビバ!ラブ・バッグ』1980年『トロン』1982年『ネバークライウルフ』1983年『スプラッシュ』1984年『オズ』1985年『スリーメン&ベビー』1987年『ロジャー・ラビット』1988年『三銃士』1993年このようなラインアップで、あまり評価の高い作品は見られません。みなさんもあまり知らない作品が多いのではないでしょうか。筆者などはバカなので、大丈夫なのかという映画『ブラックホール』など大好きなのですが、一般にはあまりヒットしませんでした。また「なんちゃってCG」を駆使した『トロン』にはコアなファンがつきましたが、やはり一般的にはヒットしませんでした(2010年にはトロン・レガシーという続編が作られています)。■アニメーション作品『おしゃれキャット』1970年『ロビン・フッド』1973年『くまのプーさん 完全保存版』1977年『ビアンカの大冒険』1977年『きつねと猟犬』1981年『コルドロン』1985年『オリビアちゃんの大冒険』1986年『オリバー ニューヨーク子猫ものがたり』1988年『リトル・マーメイド』1989年『ビアンカの大冒険 ゴールデン・イーグルを救え!』1990年『美女と野獣』1991年『アラジン』1992年『ライオン・キング』1994年『ポカホンタス』1995年『ノートルダムの鐘』1996年『ヘラクレス』1997年『ムーラン』1998年『ターザン』1999年『ファンタジア2000』2000年『ダイナソー』2000年『ラマになった王様』2000年『リロ・アンド・スティッチ』2002年『トレジャー・プラネット』2002年『ブラザー・ベア』2003年『ホーム・オン・ザ・レンジ にぎやか農場を救え!』2004年『チキン・リトル』2005年『ルイスと未来泥棒』2007年『ボルト』2008年『プリンセスと魔法のキス』2009年『塔の上のラプンツェル』2010年『くまのプーさん』2011年『シュガー・ラッシュ』2012年こちらは1970年~2012年のアニメーション作品です。人気のある新しいコンテンツを作ろうと試行錯誤のあとが見られます。■独裁者が登場!1984年にマイケル・アイズナーというすご腕の実業家が会長兼最高経営責任者(CEO)でに就任します。この時、ディズニーの財務状況はとても悪く、危機的な状況に陥っていたと言います。アイズナーさんはとてもワンマンな人で、あちらこちらであつれきを生みましたが、映画事業、テーマパーク事業を立て直し、ディズニーの売り上げを倍にしました。剛腕経営者だったのです。■危機を救ったのはピクサーのコンテンツ!80年代~90年代のディズニーの映画の不評を救ったのはピクサー・アニメーション・スタジオでした。ピクサーは故スティーブ・ジョブズが、ジョージ・ルーカスのILM社(インダストリアル・ライト&マジック)のCG部隊を買い取ったのがそもそもの始まりです。最初の作品1995年の『トイ・ストーリー』はディズニーとの共同製作による映画でしたが、これが全世界で爆発的なヒット。ピクサーの名前を高めるとともに、ディズニーに新しいコンテンツをもたらしました。■ピクサーの作品『トイ・ストーリー』1995年『バグズ・ライフ』1998年『トイ・ストーリー2』1999年『モンスターズ・インク』2001年『ファインディング・ニモ』2003年『Mr.インクレディブル』2004年『カーズ』2006年『レミーのおいしいレストラン』2007年『WALL・E/ウォーリー』2008年『カールじいさんの空飛ぶ家』2009年『トイ・ストーリー3』2010年『カーズ2』2011年『メリダとおそろしの森』2012年2006年にはピクサーがディズニーに買収されましたが、上記は2012年までのピクサーの作品リストです。ピクサーがいかにディズニーに貢献しているかがよくわかると思います。2000年代にまたディズニーの業績が悪くなり、2004年には業績悪化を理由に前述のマイケル・アイズナーが解雇になりました。アイズナーさんはその後、縁あってテレビの司会者業などもやってます(笑)。ピクサーの出自はそもそもルーカルの設立したデジタル技術スタジオILMです。そのピクサーがディズニーの危機を救い、ディズニーがピクサーを買い、そしてルーカル・フィルムも買収――ということになったわけです。なんだか時代が3周くらい回ったような気がしませんか?■ディズニーの歴史はコンテンツの歴史ディズニーの沿革を見てると、やはりコンテンツの歴史だということがわかります。1920年代に『ラフ オグラム スタジオ』が倒産し、ディズニー・ブラザーズ社を設立したディズニーを救ったのは、新キャラクター・ミッキーマウスでした。その後のアニメーションで生まれたキャラクターたちが、ディズニーランドを生む力になりました。70年代-80年代に停滞の時代がありましたが、それを『ウッディ』や『バズ』といった新顔のキャラクターたちが救ったのです。この列に、今、『ルーク・スカイウォーカー』や『ダース・ベイダー』が加わろうとしています。(高橋モータース@dcp)
2012年12月24日LOWRYS FARM(ローリーズファーム)は、ブランド設立20周年を記念して、2012年11月20日(火)から、ファッション雑誌non‐no(ノンノ)(集英社)とのコラボアイテムを発売する。デビューから20周年を迎えたローリーズファームは1992年に1号店として池袋店をオープンし、普通の生活感覚を持った女性へ、飽きのこないベーシックアイテムと、シーズントレンドアイテムをミックスした清潔なスタイルを提案している。今回はブランド設立20周年を記念して、ファッション雑誌「non‐no」とコラボレーションアイテムを発表。女の子らしいペプラムシルエットがポイントのアウターや、透け感のあるルーズな編み方にモヘア素材で女の子らしさを表現したニット、ラビットファーが編みこまれたニットスヌードの、計3型が登場する。また、11月20日(火)発売のnon‐no1月号では、non‐no専属モデルの本田翼(ほんだ・つばさ)がコラボアイテムの着回しを披露している。アイテムは、全国のローリーズファーム店舗、公式WEBストアにて11月20日(火)より発売される。ローリーズファーム×non-noコラボアイテム2012年11月20日(火)発売・アウター価格:12,390円(税込)カラー:ブラック・ピンク・キャメルサイズ:M / L・ ニット価格:4,935円(税込)カラー:グレー・ベージュ・ブラック・ホワイトサイズ:M / L・スヌード価格:4,935円(税込)カラー:ホワイト・ベージュ・ブラックサイズ:FREE元の記事を読む
2012年11月13日■コーニッシュレックスの歴史全身を覆うカーリーヘアが特徴的なコーニッシュレックスは、イギリスを原産国とする猫種です。「レックス(Rex)」は、この猫によく似た被毛を持つ、突然変異種の巻き毛のウサギ「アストレックス・ラビット」に由来します。1950年、英コーンウォール州の農家で飼われていた短毛の猫が、全身の被毛がカールした突然変異の雄猫を産みました。「カリバンカー」と名付けられたその猫を、成長したのちに母猫と再交配させたところ、再び何匹かの縮れ毛の猫が産まれました。その後、カリバンカーの子どもたちはイギリスで、バーミーズやブリティッシュショートヘアなどの猫と交配されます。1957年にその子孫がアメリカに渡ってからは、シャムやオリエンタルショートヘアとの交配が行われます。ドイツでも同様の突然変異種が確認され、アメリカでの交配に用いられたと伝えられています。品種として確立され、1967年に公認されています。コーニッシュレックスの被毛は劣性遺伝であり、両親がこの遺伝子を持っていなければ、被毛のカールした猫は生まれません。優美で洗練されたフォームと、ユニークなカーリーヘアを持つコーニッシュレックスは、いまやキャットショーでも人気の猫種となっています。■コーニッシュレックスの特徴と性格コーニッシュレックスの最大の特徴は、頭から爪先までくるくるとカールしたその被毛にあります。短い巻き毛が密集した被毛は「ビロードのよう」とも称されるほどになめらかで、手触り抜群です。体形は細身で、小さな顔に大きな耳を持ち、“ローマンノーズ”と呼ばれる貴族的な高い鼻が特徴です。四肢は細く長く、ボディーはよく引き締まり筋肉質です。性格は大胆で行動的。好奇心旺盛で、人間が大好きな猫です。頭も良く、あまり人見知りをしないので、すぐに飼い主になつきます。■飼うなら…運動量は多い方です。十分に遊べるスペースを確保しましょう。年を重ねると代謝が落ち太りやすくなりますので、スリムな体形を維持するために適切な量の食事を与えましょう。被毛にはカバーコートがなく量も少ないため、寒さに弱く、室温の管理は必須です。また被毛は細く切れやすいため、強いブラッシングは避けましょう。軽いグルーミングで十分です。寂しがりやでもありますので、親密なスキンシップを心掛けてあげてください。■画像提供元ペットショップ「COO&RIKU」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月03日日本ツインテール協会と学生団体ツインテール化計画実行委員会によるコラボレーションイベント「ツインテール祭」が23日、東京・ラフォーレミュージアム原宿で開催された。日本ツインテール協会は、「ツインテールで日本の女性をもっと美しく、もっと元気に、もっと楽しく。」をコンセプトに、日本生まれのヘアスタイル「ツインテール」のさらなる普及させるべく、2012年2月2日に設立された団体。これまでに、ツインテール美女によるスナップ掲載や「ツインテール」のイラストコンテストを実施するなど、さまざまなコンテンツを展開している。今回初開催となった「ツインテール祭」では、ツインテール協会で展開しているコンテンツで学生服をテーマにした「放課後ツインテール」に加え、同イベントでしか見られないお菓子がテーマの「SWEET TWINTAIL」、猫耳や猫グッズなどのファッションとコラボした「necogirl」、花と女性の美しさとツインテールがコラボをする「hanaガール」など、テーマに沿って40名以上のモデルがツインテール姿をファッションショー形式で披露し、観客を魅了。なお、当初はターゲットを完全に女性へと絞ったイベントになる予定だったが、男性の反響も大変大きく、人数限定で男性の入場も可能となっている。ツインテールをその場で作り上げるHair Show「Salon de TWINTAIL」では、サロン「AFLOAT SKY」の美容師がプロの技をステージ上で披露するとともに、手早くツインテールを作るコツを紹介。続くアーティストライブにはAliceが登場し、ドラマ『名前をなくした女神』のオープニングテーマ「moving on」、ラッパーのSHUNも加わって新曲「X LOVERS feat.SHUN」を披露し会場を盛り上げた。また、日本ツインテール協会の古谷完会長によるトークショーでは、協会の紹介やツインテールの角度やテールの長さ、ツインテールの種類などをこと細かに解説。例えば、セーラームーンに代表される耳より上に結び目がある「ラビットスタイル」、耳下に結び目がくる「レギュラースタイル」、おさげ風の「カントリースタイル」と結び目は3種類に分けることができ、長さも「ホーステール」「シュリンプ」「バードテール」と3種類が存在。これらの組み合わせからツインテールは大きく9種類に分類できるという。古谷会長は「『今日は発射角度を学びました』とツイートしてください」と終始ツインテールへの愛に溢れるトークを展開し、会場を沸かせた。さらにファッション誌で活躍中のモデル、あいにゃん、ひなんちゅ、すぅ、ゆかるんによる4人組ガールズバンド「Silent Siren」も登場し、PV撮影時のエピソードを紹介。そして気になるツインテール協会に入会する方法について古谷会長は「現在は一緒に仕事をしている人のみが会員の対象となっていますが「会員になるには?」という問い合わせがあまりにも多いため、現在入会のルールを整備しています。整備ができたらぜひ協会員になってほしいです。」と話している。ラストはこれまでに登場した総勢40名のモデルがステージに一同に会し「ナイス、ツインテール!」のコールでイベントを締めくくった。
2012年09月26日ジェームズ・フランコが、自身とリンジー・ローハンの2人の人生の5つの時期を描く新作で監督を務めることになった。ジェームズの製作プロダクション「ラビット・バンディーニ・フィルム」が手がける本作は、ジェームズとリンジーという2人のハリウッドセレブの人生の13歳、21歳、30歳、45歳、60歳の5つの時期を描くという自己遡及的な作品だという。本作にジェームズとリンジー本人たちは出演しない模様で、製作側は現在、13歳、21歳、30歳、45歳、60歳の5つの年齢でそれぞれジェームズとリンジーに似ているキャストを探しているという。ジェームズは近作では、ポルノ映画『ディープ・スロート』(’72)で有名となった女優リンダ・ラブレースの人生を描いた話題作『Lovelace』(原題)でプレイボーイ誌の創始者ヒュー・へフナーを熱演。同作では主演のアマンダ・セイフライド、サラ・ジェシカ・パーカーと共演している。■関連作品:オズ はじまりの戦い 2013年3月8日より全国にて公開
2012年08月20日インテリアのイデー(IDEE)が運営するオンラインショップ「イデーショップ オンライン」では、定番商品のスツールに、イギリスを代表するテキスタイルブランド「ウィリアム・モリス(William Morris)」の生地を張り込んだモデルを台数限定で発売した。ウィリアム・モリスは、19世紀のイギリスで、芸術家、デザイナー、詩人として近代デザイン史上に大きな影響を与えた。産業革命後の機械化による大量生産と職人軽視の時代のなか、装飾芸術の分野で手仕事の重要性を強調し続けたことで知られる。手仕事から生まれた、自然の樹木や草花などをモチーフにしたテキスタイルデザインは今日でも少しも新鮮さを失わず、世界中で愛され続けている。今回発売されるのは、ウィリアム・モリスの生地を使ったハリコットスツール。オットマンとしてソファに合わせたり、作業台やドレッサー用の椅子として使用したり、さまざまなシーンで使えるアイテムとなっている。生地のデザインとカラーは、チャーミングなウサギが目を引く「ブレア ラビット」と、テムズ川に茂る柳からインスピレーションを受けデザインされた「ウイロー ボウ」の2色。どちらも29,400円。通販限定商品となるため、詳細や購入は「ハリコットスツール リミテッドエディション 通販ページ」から。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月13日近畿日本鉄道は9月8日から、吉野線(橿原神宮前~吉野間)沿線にて、「吉野飛鳥近鉄エリアキャンペーン」を実施する。吉野線は1912(大正元)年10月25日に吉野軽便鉄道が吉野口~吉野(現在の六田駅)間を開業したのが始まりで、この10月に100周年を迎える。キャンペーン期間中は各種記念列車を運行。かつて吉野線と南大阪線で活躍し、高加速・高減速で駅間を走行する姿がウサギに例えられた「ラビットカー」のリバイバル塗装車も復活する。キャンペーン初日の9月8日には「吉野線開業100周年記念列車」として運行し、その後は南大阪線・吉野線などで定期列車として運行する。10月1日からは、吉野・飛鳥の風景を美しく描いた「吉野線ラッピング列車」がデビュー。車内にも吉野・飛鳥の美しい風景を描いたポスターが掲出され、南大阪線・吉野線などで定期列車として運行。列車内で文楽人形とふれあう「文楽列車」、列車内で大和野菜をメインとした懐石料理を味わう「旬彩列車」と、期間中に実施される列車ツアーの車両としても使用される。同キャンペーンではその他、吉野駅での記念イベントや沿線の寺による秘仏秘宝の特別公開など、多彩なイベントが計画されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月25日人気俳優のジョセフ・ゴードン=レヴィットの監督デビュー作が着々と進行している。ジョセフの監督デビュー作となる『Don Jon’s Addiction』(原題)に今回、チャニング・テイタム&ジョナ・ヒル主演の『21 Jump Street』(原題)にも参加しているブリー・ラーソンが出演することになった。本作は、ジョセフ演じる現代版ドン・ファンが、未亡人になったばかりのジュリアン・ムーア扮する年上女性に出会ったことで、「自己中で最悪な男」から抜け出そうと奔走するドラマだ。ジョセフが主演、脚本、監督の3役を務める同作には、このほかスカーレット・ヨハンソン、ロブ・ブラウン、トニー・ダンザらが共演予定で、ニコラス・シャルティエのボルテージ・ピクチャーズが出資し、『ハングリー・ラビット』のラム・バーグマンが製作を務める。また今回出演が決まったブリーも、ピーター・ボグダノヴィッチ監督作『Squirrel to the Nuts』(原題)のほか、『Relanxious』(原題)、『The Spectacular Now』(原題)など新作コメディー作品への出演を多く控えており、チャニング・テイタム&ジョナ・ヒル主演の『21 Jump Street』(原題)の続編にも出演予定だ。そんなジョセフは、最新作出演作『ダークナイト ライジング』(7月28日公開)のPRのため7月25日(水)に来日、東京国際フォーラムで開催されるジャパン・プレミアに出席する予定だ。■関連作品:ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2012年07月10日今年で俳優生活30周年を迎えるニコラス・ケイジの主演最新作『ハングリー・ラビット』の日本公開を記念して行われた投稿企画“祝!ニコラス・ケイジデビュー30周年がんばれ!ニコラスキャンペーン”の審査結果がこのほど発表された。その他の写真本企画は、投稿者から“ニコラス・ケイジへの愛があり、見た人も思わずニコラスを応援したくなる一言”を募集して、優秀者を表彰しようというもの。審査は日本公開前に実施され、「ジョージ・クルーニーより濃く、ブルース・ウィリスより困り顔、それがニコラス・ケイジ!新作『ハングリー・ラビット』哀愁漂うアクションに期待」というコメントが、ぴあ映画生活部門のグランプリに輝いた。ちなみに映画公式サイトには、自分の名前を入力すると“名前 LOVE NICOLAS”というフレーズが入ったステッカー画像を作成することができる特設ページが新設された。作成した画像はそのままTwitterやFacebookに投稿することもできる。本作は、平凡な暮らしを送っている穏やかな高校教師のウィル(ケイジ)が、何者かに暴行されてしまった妻の仕返しをするために、謎の男に“代理殺人”を依頼したことを機に、想像を絶する戦いに巻き込まれてしまう姿を描くサスペンス・アクション。『世界最速のインディアン』や『バンク・ジョブ』を手がけた名匠ロジャー・ドナルドソンが監督を務めている。『ハングリー・ラビット』公開中
2012年06月20日米俳優ニコラス・ケイジのデビュー30周年作『ハングリー・ラビット』のPRイベントが14日に、都内で行われ、“和製ニコラス・ケイジ”として知られるモト冬樹と、タレントの福田萌が出席。モトは長年親交があり、イベント前日に再々婚を発表した歌手・松田聖子について「びっくりしました。報道で初めて知ったし、交際も知らなかった」。それでも「さすが、やりますね。ぜひ幸せになってほしいし、心からおめでとうと言いたい」と祝福していた。その他の画像愛する妻を傷つけられた主人公の高校教師・ウィル(ケイジ)は復讐を果たすため、見知らぬ男からの“代理殺人”の依頼を受け入れてしまう。やがてウィル自身にも危険が迫り……。ド派手なカーチェイスや体当たりのスタントといったアクションに、先が読めないサスペンス要素が加味された本作。見どころはウィルと妻との“夫婦愛”で「それぞれの夫婦に、ふたりにしか分からない世界というものがある。主人公の気持ちもよく分かりますね」(モト)。先日、お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦と結婚したばかりの福田も「夫婦の絆が随所に見える映画で、うらやましいなと思った」と頬をゆるめた。モトは「いろんな役ができる役者さん。この困り顔がいいんですよ。影があるというか…、僕にあるのは影じゃなくて、ハゲですけど(笑)」とケイジの魅力を分析。福田は『キック・アス』でケイジのファンになったといい「渋さがステキ」とホレボレしていた。今年5月にはニコラス・ケイジ応援キャンペーンの一環として、ウェブ上で「ニコラス・ケイジの写真を使用した応援・ボケコメント」の一般投稿ネタから募集。この日は投稿作品の中から、モトと福田が「愛情たっぷりコメント」のグランプリを選出した。『ハングリー・ラビット』6月16日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー
2012年06月14日今年で俳優生活30周年を迎えるニコラス・ケイジの主演最新作『ハングリー・ラビット』が日本公開される前に、本作の最新画像とケイジがスタントなしで挑んだアクションシーンを収録した特別動画が公開された。特別動画本作は、平凡な暮らしを送っている穏やかな高校教師のウィル(ケイジ)が、何者かに暴行されてしまった妻の仕返しをするために、謎の男に“代理殺人”を依頼したことを機に、想像を絶する戦いに巻き込まれてしまう姿を描くサスペンス・アクション。『世界最速のインディアン』や『バンク・ジョブ』を手がけた名匠ロジャー・ドナルドソンが監督を務めている。ジョエル&イーサン・コーエン、デイヴィッド・リンチら個性豊かな映画作家の作品から、『ナショナル・トレジャー』シリーズなどの超大作まで幅広いジャンルで活躍してきたケイジが、キャリア30周年となる年に出演を熱望した作品が、本作『ハングリー・ラビット』だ。本作でケイジは、穏やかな男性がいつしか熾烈な状況に放り込まれてしまう姿を全身で体現。多くのアクションもスタントに頼らずに自ら挑戦。このほど公開された特別映像でもケイジは封鎖されていない高速道路のレーンを疾走。危険なシーンを体をはってこなしている。ちなみに日本では、彼の俳優生活30周年を記念した大規模企画“祝!ニコラス・ケイジデビュー30周年がんばれ!ニコラスキャンペーン”が行われており、日本のケイジ支持者から連日、応援メッセージが寄せられている。『ハングリー・ラビット』6月16日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー
2012年05月25日今年で俳優生活30周年を迎えるニコラス・ケイジの主演最新作『ハングリー・ラビット』が日本公開されるのを記念して、“祝!ニコラス・ケイジデビュー30周年がんばれ!ニコラスキャンペーン”が行われている。その他の写真本キャンペーンは、キャンペーンサイトに掲載されているケイジの顔写真に合うセリフを投稿したり、ケイジへの熱いメッセージを受け付けるというもの。コメントは毎週、ピックアップされて公式サイト内で紹介され、最終的にすべての投稿の中からグランプリがされ、東京の映画館・新宿バルト9に掲出される。配給会社は集まったコメントをケイジ本人に届けることも検討しており、ファンにはたまらない企画となっている。なお、応募者の中から抽選でキャンペーンのためにつくられた“I LOVE NICOLAS”ステッカーがプレゼントされる。ケイジは、デイヴィッド・リンチ、マーティン・スコセッシ、ブライアン・デ・パルマ、ヴェルナー・ヘルツォークら名だたる映画作家たちの作品に出演する一方で、『ザ・ロック』や『ナショナル・トレジャー』『ゴーストライダー』などのエンターテインメント作品でも活躍。新作『ハングリー・ラビット』では、悪の組織に立ち向かう平凡な教師の男を演じている。日本でも、高い演技力と、どこか憎めないキャラクターに愛着を感じて“ニック”や“ニコケイ”などの愛称を用いて彼に賛辞をおくる映画ファンは多い。今回のキャンペーンでも“ニコケイ愛”あふれるコメントやメッセージが多く寄せられることが予想される。『ハングリー・ラビット』6月16日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー
2012年05月11日深い深い悲しみの穴の先に見える、未知なる瞬間とは――。ある日突然、最愛の息子を失った一組の夫婦のやり場のない悲しみと喪失、それでも進む彼らの時間をとらえた珠玉の人間ドラマ『ラビット・ホール』がまもなく公開となる。本作で初めてプロデューサーを務め、またこれまでに見たことのない“母”の感情をあらわにし、入魂の演技で喝采を浴びた女優、ニコール・キッドマンがそのあふれる思いを口にした。デヴィッド・リンゼイ=アベアーの舞台劇を原作に、本人自らの脚本で映画化された本作。この戯曲に感銘を受けたニコールは自ら映画化に動き出し、初のプロデュース作品の公開に漕ぎつけた。「私はいつも、極限の題材を扱った映画に興味を抱くんです。人々が愛を渇望するとき、人々が愛を失うときに、その人々に興味を覚えるんです。子どもを失うということは、自分が行き着く中で最も恐ろしい場所。そして自分をクリエイティブに向かわせる場所とは、自分が恐れを抱く場所でもあるんです。今回、私は考えられないような重い悲劇にさらされながら、とても異なるリアクションをするこの夫婦に、本当に心を鷲づかみにされました。ベッカとハウイーの夫婦は、それぞれのやり方で悲しみに暮れながらも一緒に生活している。それがとても面白いと感じましたし、私自身がベッカ(舞台ではシンシア・ニクソンが演じていた)を演じてみたいと思いました」。ニューヨーク郊外の美しい住宅街。平穏に暮らしていた夫婦の間には、ひとり息子の突然の死をきっかけに、深い溝が生まれる。前に進もうと必死なベッカは感情を押さえ込もうとするあまりに反動で怒りに似た感情を周囲にぶつけてしまい、夫・ハウイーは亡き息子の面影から立ち去れないでいる。「生きたいという欲求を奪い去ってしまうような、このような大きなショックを受けたとき、どうやって人は生き続けられるのか?それは結婚に関することであり、家族に関することであり、そして究極的に生き続けることと希望に関する問題でもある。それは私がこの物語のとても素晴らしいと思う点であり、同時に驚くほど皆の痛みが感じられる、まるで地雷原のようなもの。人々は地雷原の中を歩いている。痛みを通じて私たちがひとつになる多くの時間が、この物語を通じて照らし出されるのだと考えました」。そして、この想いをニコールはジョン・キャメロン・ミッチェル監督へと継ぐ。『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』、『ショートバス』で人の孤独と繋がりをセンセーショナルに描いた彼だが、今回彼を監督に迎えた理由は?「ジョンは自身でこの作品を見出し、私たちはそんな彼を見つけたのです。そう表現する方がずっとしっくり来ます。ジョンは粋な人で、とてもオープンな人。また、それと同じくらい、それが理にかなったことならば抑制も持ち合わせていた。この映画の題材自体がとても円熟した、生々しいものだったから、登場人物の感情の多くを抑える必要があったけど、ジョンは芝居がかった映画にならないよう、とても抑制を働かせていたました」。そして、本作でニコールと夫婦を演じ、静かな中に強く繋がれた絆を見せるのがアーロン・エッカート。「彼が(夫役として)一番の選択肢だった」というが、そのオファーから決定までのいきさつが何とも可愛らしい。「彼が脚本を読んで、そして脚本を気に入ったと聞いて、私たちは『やった!もしかするとアーロンはイエスと言うかもしれない』と思い、そして私が彼に電話をしたのです。でもかけるまでは、私は電話で話すのが得意ではないし、人間的にとてもシャイなので『彼に電話をするのは得策だろうか?』と考えてしまいました。でも彼にはいままでも何度か会っていたし、彼をとても高く評価していること、そしてスクリーンで素敵な夫を演じるのに素晴らしい男性だと感じていることを、ただ彼に伝えたくて電話をしたの。そんな経緯があってのち、アーロンは『イエス』と言ってくれました(笑)」。満を持しての入魂作となったニコールだが、自身も女優として本作で『めぐりあう時間たち』以来8年ぶりのアカデミー賞主演女優賞にノミネート。一人の母である彼女の内から発せられる深い慈愛、そして優しさから生まれるユーモアが物語を温かく包み込んでいる。「人生の中で、どんなにひどい苦痛に見舞われてもユーモアを失わない。それこそが人間の魅力だと思います。それがまた、このような物語を分かりやすくしているんだと思うんです。だって、もし誰かが苦しんでいたとしても、その人を笑わすことができれば、多少なりとも心を開かせることができるわけだから。ユーモアはいつだって存在するの。たとえ、それがダークな形をとっていたとしても。この映画の登場人物に対して、私たちは心を開くことができると思います。それは彼らがみな、正直で本物だからです。家族とはそういうものだし、映画を観た人たちは登場人物たちと一緒に、彼らの体験を分かち合えると思っています」。先の見えない孤独と苦しみ、それはやがて形を変えていく。“母”ニコールの慈愛にあふれた演技から、ぜひ感じ取ってほしい。■関連作品:ラビット・ホール 2011年11月5日よりTOHOシネマズ シャンテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開© 2010 OP EVE 2, LLC. All rights reserved.■関連記事:喪失と再生、夫婦の絆の物語『ラビット・ホール』試写会に15組30名様をご招待ニコール・キッドマン、8年ぶりのオスカー返り咲き『ラビット・ホール』が公開決定!コメディにスリラー、シリアスものまで…N・キッドマン 豪華俳優陣と共演
2011年11月04日傑作ロックミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のジョン・キャメロン・ミッチェル氏が監督を務めた映画『ラビット・ホール』が、今月5日(土)から公開になるのを前に、主演と製作を務めたニコール・キッドマンのインタビューが届いた。その他の情報「私が作る、(基本的に)ほとんどの映画のテーマは、さまざまな形で現れる愛。人々が愛を渇望するとき、愛を失うときに、私はその人々に興味を覚える。そして、子どもを失うということは、自分が行きつく中でもっとも恐ろしい場所」と語るキッドマンは、「主人公の夫婦が6歳の子どもを亡くしてから、8ヶ月。そのことに向き合いながら、どうやって生きていくのか? 生きたいという欲求を奪い去ってしまうような大きなショックを受けたとき、どうやって生き続けられるのか? それは結婚や家族に関することであり、究極的に、生き続けることと希望に関する問題でもある。そこがこの物語のとても素晴らしい点」と本作の魅力を分析。また、主人公のベッカを演じるにあたり、「自分の内面の奥深くにある、触ってほしくない恐ろしい場所に触れてしまったわ。精神的には決してたどり着きたくなかったけど、なぜかたどり着いてしまった。これが私の役作りなんだと思う」と語るキッドマンは、「この映画の登場人物に対して、私たちは心を開くことができると思う。それは彼らが皆、正直で本物だから。家族とはそういうものだし、映画を見た人たちは登場人物たちと一緒に、彼らの体験を分かち合えると思う」とPRした。本作は、ピューリッツァー賞に輝く同名の戯曲に魅せられたキッドマンが、主演と製作の2役を担当した人間ドラマ。幼い息子を事故で失ってしまった母親が、事故を起こした少年と交流することで希望を見出していく。『ラビット・ホール』11月5日(土)より、TOHOシネマズ シャンテ、ヒューマントラストシネマ渋谷にてロードショー(C)2010 OP EVE 2, LLC. All rights reserved
2011年11月02日映画『ラビット・ホラー3D』が9月17日(土)に公開。都内劇場にて主演の満島ひかりと澁谷武尊が舞台挨拶を行った。ジャパニーズホラーの旗手・清水崇が送り出す本作。ある姉弟が3D映画を鑑賞中にスクリーンから飛び出してきたぬいぐるみを受け取ったことから、奇妙な異世界へといざなわれていく。観終わったばかりの観客を前に満島さんは「とてもいい気持ちで初日を迎えることができました」とニッコリ。みなさんの童心に届いたら嬉しいです」と語りかけた。元々、ホラー映画は大の苦手だったという満島さんだが「ホラーでしか描けないファンタジー要素があったし、(カメラマンの)クリストファー・ドイルに撮ってほしかった」と語る。さらに、弟役を演じた澁谷くんを絶賛。「この人は本当にすごい!めげそうになったら武尊くんの顔を見てました。気が付いてないと思うけど、清水監督が『よーい』と言うと武尊くんの口から吐息が漏れるんです。それが『ダメかもしれないけどやる、おれ…』って感じで大好き」と“弟”への愛を語った。その澁谷くんは「撮ってるときは怖いと思わなかったけど、(完成した作品を)観たら、自分が出てるのに怖かった」と述懐。またホラー映画に出たいか?と尋ねられると、2人とも顔を見合わせ「うーん」と思案顔。澁谷くんが「こんな感じの映画ならまたやりたい」と言うと、満島さんは笑いつつ「私は…難しい。武尊くんと一緒なら」と語っていた。ちなみにこの日は清水監督は欠席。現在、ハリウッドで新作を撮影中ということだが、満島さんは「ロサンゼルスに行っちゃおうか?出ちゃう?」と澁谷くんを焚きつけてハリウッドデビューの機会をうかがっていた。『ラビット・ホラー3D』は全国にて公開中。特集「“涼む”映画でこの暑さ、乗り切る?」■関連作品:ラビット・ホラー3D 2011年9月17日より全国にて公開© 「ラビット・ホラー」製作委員会2011■関連記事:満島ひかりインタビュー 恐怖と涙のホラー初挑戦でたどり着いた境地【シネマモード】『ラビット・ホラー3D』クリストファー・ドイル インタビュー渡辺直美、バニー姿で1分半踊り狂う!紳助関連の質問はスタッフがシャットアウトヴェネチア、モントリオールにトロント…世界の映画祭での邦画の奮闘に期待!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第17回)あなたのベスト“ホラー”映画は?
2011年09月18日25歳の女優を指すのに適切かどうか分からないが、満島ひかりには“怪演”という言葉がしっくりくる。コミカルなヒロインから観る者の共感を得難いアクの強い役柄まで、人格ごと入れ替わったかのような変身を遂げ、その全てで強烈な感情をさらけ出す。そんな彼女が清水崇監督の『ラビット・ホラー3D』でホラー映画に初挑戦!いったいどんな“恐怖”を見せてくれるのか?といやがうえにも期待が高まるが、実は本人曰く「ホラーは苦手」。そのくせ「私って血しぶきが、似合いますよね?」と嬉しそうに笑みを浮かべるなど“ホラー適性”をしっかりと自覚している。失声症のヒロインとしての恐怖体験を通じて彼女は何を感じ、何を表現したのか――?「怖いけど見たくなる」不思議な物語本作の撮影中、清水監督を前に「『呪怨』とか信じられない!何であんなの観るの?」と言っていたほどホラーが苦手という満島さんだが、ならばなぜ怖いと分かりきっている清水監督の最新作に出演するに至ったのか?「脚本を読んで、グッとくるものがあった」とは本人の弁。「特に日本のホラー映画は、じめじめした感じが怖くて苦手なんですが(苦笑)、この作品には、子供の頃に読んだ奇妙な絵本や熱が高いときに見た夢のような、そんな不思議な物語が描かれていて、白昼夢のような映画になるのなら面白そうだなと思ったんです。お化けはダメなんですけど、人間の想像で起こりうる、もしかしたら想像ではないかもしれないと思えるような不思議なことには、心惹かれるんです。怖くても見たくなるんです(笑)。それから、登場人物が少ないのも面白いなあと思いました。ほとんどが『恐怖の国』に迷い込んだ姉と弟の話で。その分、感覚的な場面でも集中して観てもらえるかな、と」。そして撮影のさなか、ひとりのスタッフとの出会いが満島さんに強い刺激を与えることになる。今回、撮影監督を担当したのは『恋する惑星』などウォン・カーウァイ作品でおなじみの世界的カメラマン、クリストファー・ドイル。彼との仕事の“衝撃”を満島さんはこう語る。「映画のラスト近くでらせん階段を上る場面があるんですが、上を見上げたキリコ(満島さん)の口からよだれが垂れているのがきれいで、とても印象に残っています。クリスの映す画はとにかく美しい。人間には血が通っていて、体内には水が流れているんだってことに気づかされます。本番中もライティングが面白いんです。『何でこんなことするの?』、『どうしてこんなに時間かけるの?』って思うんですけど、光をあてられてみるとこれまで経験したものと全然違うんです。らせん階段の場面では、点滅する光が鼓動を打っているように見える。光で“生き物”を表現しているんですよ、きっと。ライティングやそれが生み出す影に、感情を揺さぶられました」。声が出せないことで「研ぎ澄まされた」翻って彼女自身について。“満島ひかり+ホラー”と聞いて、彼女の大絶叫シーンを思い浮かべる人も多いかもしれないが、本作で彼女が演じたキリコは、失声症で声が出せない。これまで強く感情を露わにする役柄が多かったが、今回は感情を相手にぶつけられずに内面に恐怖を貯めていくような演技を見せている。「これまでの作品でも、感情をぶつけているものだけだとは思っていないですが、確かに開放するというのは多かったです。ためて、ためて、解放する。“皮”をむかなくちゃいけないような役柄が多かったのは、ありますね。この物語のキリコは言葉を発しないから、ほかの部分がぐんと研ぎ澄まされていく感覚があって、それがとても心地よくって。ただ私自身よく『感覚、感覚』と口にするんですが、この映画の話の流れや撮影はシンプルではなかったので、頭の中で細かくきちんと整理することが必要でした。本番中はすごく研ぎ澄まされているんですけど、それ以外のときは考えて、考えて、と変な感じで」。まさに、毎回全く違う人格を表現する女優ならではの“感覚”といったところだが、「研ぎ澄まされる」ということを彼女はこんな言葉で表現してくれた。「以前舞台をやったとき、のどがつぶれて声が出なくなったことがあったんです。小さな劇場だったのですが、本番ではどうにか空気みたいな声でセリフを届けたんです、そのときに『お芝居ってこんなに心が動くんだ』、お芝居なのに『こんなに自分の心が痛くなったり悲しくなったりするものなんだ』ってはじめて感じて。声が出なくなったことでほかのところが、感覚がいつもより動くのを感じられたんです。今作でも、自分で『研ぎ澄まそう』とはしていなくても、声を発しないのを補うように、ほかの感覚が長けてくることを日々感じていました。例えば目をつむって歩いてみると、真っくらで何も見えなくてものすごく音がおおきく聞こえてきたり――そういう感覚です」。「そんな感じってどんな感じだよ(笑)!」と自らにツッコミを入れつつも、ひたすらに考え、そして感覚で本番に臨むという彼女の表現の神髄がそこにあるのかもしれない。さて、冒頭「血しぶきが似合う」という彼女自身の言葉を紹介したが、決してホラー映画を“許容”したわけではなさそう。「はじめは『ウサギじゃーん』って感じでただのかわいい着ぐるみだと思っていましたが、最終的には『ウサギ、怖い』って…。ある場面でウサギの新生児を持たなきゃいけなくて、何かもう泣きそうになって…我慢できずに泣きました。美しい作品ですがやりたくない場面は結構ありましたよね(苦笑)」。絶叫なき恐怖を体感してほしい。(photo/text:Naoki Kurozu)特集「“涼む”映画でこの暑さ、乗り切る?」■関連作品:ラビット・ホラー3D 2011年9月17日より全国にて公開© 「ラビット・ホラー」製作委員会2011■関連記事:【シネマモード】『ラビット・ホラー3D』クリストファー・ドイル インタビュー渡辺直美、バニー姿で1分半踊り狂う!紳助関連の質問はスタッフがシャットアウトヴェネチア、モントリオールにトロント…世界の映画祭での邦画の奮闘に期待!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第17回)あなたのベスト“ホラー”映画は?『呪怨』の真っ白な少年が舞台に乱入満島ひかりは怖くて「あんなの観られない!」
2011年09月14日「久々に、日本のお家芸的ホラーが戻ってきた」、まさにそんな感じでした。『呪怨』シリーズで、日本のみならず世界を恐怖におののかせた清水崇監督の新作、『ラビット・ホラー3D』。不気味な世界へといやおうなく引きずりこまれていくような奥行き感と、目の前に恐怖が“飛び出してくる”映像を実現した3D技術で、新たな恐怖の可能性を生み出すという革新を取り入れながらも、日本の怪談的なテイストは決して忘れない。新しさと伝統のバランスをとりながら、ジャパニーズ・ホラーを別のステージへと押し上げた、そんな作品です。今回は、最新の3D映像を駆使していますから、スクリーンの中の世界と自分のいる現実との境目が曖昧になっていく恐ろしさも話題となっていますが、ホラーには欠かせない「美」の存在が顕著です。もともとホラーに美は不可欠な要素。それは、美女でもいいし、純粋な美しい心でもいい。美しいものが脅かされたり、崩壊したりするのを見るのは、誰にとっても恐ろしいものです。そんな深層心理を利用しているのでしょう。『ラビット・ホラー3D』に登場する美の筆頭は、映像。アジア映画にはまったことがある人なら、おなじみのクリストファー・ドイルが撮影監督を担当していると聞けば、期待は高まることでしょう。本作は、童話「不思議の国のアリス」や「人魚姫」をモチーフに取り入れ、遊園地を恐怖空間として選んだダーク・ファンタジーでもあります。『恋する惑星』『花様年華』『HERO』など、さまざまなジャンルで活躍してきたドイルにとっても新境地。これについて、彼はこう話しています。「僕はホラーをほとんど観ないから、ホラー映画の“しきたり”というものは分からない。いま世の中に出ている多くの映画も、ほとんど観ないから理解できない。こういう無関心さは、ある種の“イノセンス(純粋さ)”にもなると僕は感じていて、だからこそもっと“原始的なレベル”で映画の目的とかプロセスとか構造のことを考えることができるのだと思う。だから僕が描くものは“魂からきている”というか、直感的で敏感で、もしかしたら観客の感覚と同じように単純でまっすぐかもしれない」。新ジャンルでも気負うことなく、“らしさ”を存分に発揮させた彼について、清水監督はこうふり返ります。「常にこのシーンはこう撮りたいという独自のアイディアやセンスを持つ感覚的な奴なんです。だからこそ、あらかじめ撮り方をきっちり決めるより、ある程度任せたほうがいい画が撮れるのですが、好き放題・野放しにすると内容上必要なショットが撮れなくなって、映画自体が変わってしまう。時には現場に監督が2人いるような混乱に陥りながら、クリスとのセッションにはかなり時間と労力をとられました。勿論その分、ダーク・ファンタジーの要素を取り入れようとした僕の意図を理解して、思いがけない綺麗な画を撮ってくれました」。また、アソシエイトプロデューサーの谷澤伸幸氏によれば、「ドイルの初3D映像ということで、期待をすると同時に、どういった映像表現に落とし込むのか読めない部分もありましたが、撮影現場では清水監督が見事にドイルの光に対する感性や、意外性に満ちた発想を積極的に受け入れた結果、仕上がった3D映像は、ダークで詩情が息づくものとなりました。更に彼の独特でセクシーなカメラワークが、奥行きのある3D映像表現で活きていると思います」とのこと。ドイルの自由すぎる感覚には、ずいぶんひやりとさせられたとも話す監督とプロデューサーですが、その分、仕事は面白く、満足いく結果になったとのこと。満足という意味では、私たち観客にしてみても同じこと。日本を舞台とし、馴染みのある風景が映し出されていたとしても、異次元世界への入り口であるホラー映画にはドイルのような“外からの視点”は欠かせないものだと痛感します。「“訪問者”というものは物事を新しい視点から見ることができる。僕はこの世界の素晴らしさを、映画を通して伝えるという機会に恵まれているけれど、“観光客”とは違う。僕は、映画に携わっているタイや中国や日本の友人たちとは違う目と直感で物事を見る。でも、彼らが自分たちの物語やニーズを共有したいときには、同じように僕も自分の物語を伝えたいと思う。日本の制作スタッフの信頼があるからこそ、今回の映画は僕の望むべき姿となり、みなさんに伝えることができるんだ」。ドイルが見た日本は、ホラーというジャンルを通して、不気味な美しさを放っています。見たことがあるようで、いつもとどこかが違う風景を見ることは、私たちに知らなかった日本の美しさを認識させてくれると同時に、どこかに違和感を覚えさせるという不思議な感覚も与えてくれます。実は、そんな「おや?」という小さな歪が作品を観るうちに蓄積されていき、いつしか恐怖心と共鳴していく。視覚から忍び寄る不気味さが、作品の完成度にも大きく関わってくるホラーだからこそ、ドイルが作り出す映像美の力がこれまでにない輝きを放っています。そんな新鮮な恐怖感覚を体感できる『ラビット・ホラー3D』、早く目撃したくはないですか?(text:June Makiguchi)特集「“涼む”映画でこの暑さ、乗り切る?」■関連作品:ラビット・ホラー3D 2011年9月17日より全国にて公開© 「ラビット・ホラー」製作委員会2011■関連記事:渡辺直美、バニー姿で1分半踊り狂う!紳助関連の質問はスタッフがシャットアウトヴェネチア、モントリオールにトロント…世界の映画祭での邦画の奮闘に期待!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第17回)あなたのベスト“ホラー”映画は?『呪怨』の真っ白な少年が舞台に乱入満島ひかりは怖くて「あんなの観られない!」満島ひかりほか登壇『ラビット・ホラー3D』完成披露試写会に10組20名様ご招待
2011年09月09日『呪怨』シリーズを手がけた清水崇監督が3D技術を駆使して描いた『ラビット・ホラー3D』の公開記念イベントが25日に秋葉原にあるAKIBAシアターで行なわれ、“全国のうさぎ年”を代表して渡辺直美が登場した。その他の写真本作は、3D映画を観た姉弟が、不可解な出来事に巻き込まれていく様を描いたホラー作品。弟を守るべく謎に立ち向かう主人公に満島ひかりが、父親役に香川照之、重要な役で大森南朋、緒川たまきらも出演している。ウサギの着ぐるみがヒロインを恐怖に突き落とすというストーリーにちなんで、年女(1987年生まれ)の渡辺直美は、バニーガール姿で登場。お馴染みのビヨンセダンスを1分半披露したあとに会見に臨んだ。渡辺は「ホラーは本当に苦手で、唯一、観た『呪怨』があまりにも恐くて、それから怖い映画は観ないようにしてました」とコメントし、「この映画は、目茶苦茶怖くて超ヤバかった。今までにない恐怖感で、可愛いイメージのあるウサギが嫌いになりました。もぅウサギは見たくない」と告白。また、司会者から「清水監督が渡辺直美のファン」だと聞くと、「え、マジで、初耳。私も(満島)ひかりさんみたいな感じで、ホラー系にも挑戦したい!」と意欲を見せ、 (本作は)映像が鮮明で、終わったかなと思ってもまた“ドンッ”とくるラストの衝撃がすごい。つかめそうなくらい怖いものが目の前に出て来る3D映像をぜひ劇場で体験してください」とPRした。『ラビット・ホラー3D』9月17日(土)全国ロードショー
2011年08月26日映画『ラビット・ホラー3D』の公開記念イベントが8月25日(木)、都内で開催され、タレントの渡辺直美がバニーガール姿で登場!ダンスを披露すると共に映画の魅力を語った。『呪怨』シリーズの清水崇監督が贈る新感覚3Dホラーで、弟の失踪事件をきっかけに謎めいた“恐怖の国”に足を踏み入れた主人公の悪夢のような体験を描き出す本作。うさぎ年生まれということで、「全国の年女を代表して」(本人談)やって来た渡辺さん。セクシーな(?)バニー姿に身を包み、ビヨンセのナンバーに合わせて、1分半にわたってダンスを披露した。激しすぎるダンスに汗だくで、息も絶え絶え。自らのバニー姿に「お腹とかTV的にギリじゃないかと…」と苦笑いを浮かべていた。普段はホラー映画が苦手ということで「できれば避けたかったけど、仕事なので…」と渋々(?)本作を鑑賞。感想を尋ねると、「メチャクチャ怖くて超やばかった!いままでウサギは大好きだったけど大嫌いになりました」と恐怖を明かした。渡辺さんによると、「男性と観に行って、(怖がって男性に)近づくこと」こそが苦手なホラー映画を観に行く唯一の“メリット”。「渡辺謙さんが好きなので、ダンディな方と観に行きたい」とデート鑑賞願望を語った。報道陣から、先日一部で“熱愛”が報じられた「平成ノブシコブシ」の吉村崇とは?と問われると「吉村さんはビビリなので一緒に行くのはやめた方がいい」とあっさり却下。さらに吉村さんとの関係を突っ込まれると「好きですが、男女の関係となると違います。まあ1回やるくらいならいいけど(笑)。吉村さんは言い訳ばかりで『破天荒、破天荒』って言ってるわりに全然だから」とバッサリ斬り捨てていた。報道陣からは先輩・島田紳助の引退についての質問も出たが、すかさずスタッフからストップがかけられた。『ラビット・ホラー3D』は9月17日(土)より全国にて公開。特集「“涼む”映画でこの暑さ、乗り切る?」■関連作品:ラビット・ホラー3D 2011年9月17日より全国にて公開© 「ラビット・ホラー」製作委員会2011■関連記事:ヴェネチア、モントリオールにトロント…世界の映画祭での邦画の奮闘に期待!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第17回)あなたのベスト“ホラー”映画は?『呪怨』の真っ白な少年が舞台に乱入満島ひかりは怖くて「あんなの観られない!」満島ひかりほか登壇『ラビット・ホラー3D』完成披露試写会に10組20名様ご招待清水崇がウサギの被り物でヴェネチア参上!3D映画部門は『アバター』&『ヒック』
2011年08月25日公開中の『イースターラビットのキャンディ工場』で日本語吹替えを務めたシークレット声優が発表され、23日にTOHOシネマズ 日劇で行なわれた舞台あいさつに登場した。舞台あいさつの模様本キャンペーンは、主人公・キャンディ国の王子イービーを守る3匹のうさぎ“ピンク・ベレー”の中の、おっちょこちょいでドジな女の子を演じたボイスキャストを当てるというもので、ヒントは日本語吹替え版主題歌を歌うAKB48のユニットNot yetのメンバー(大島優子、指原莉乃、北原里英、横山由依)のひとりだということまでが明かされていた。アフレコの模様が流されると「正解は私です」とウサギの耳を着けた指原が登場。自分のアフレコ姿を観ながら「もともと苦手な分野なので声優は難しかった。でもクシャミはほぼ一発OKで、ほめられました。(声優の)話がきたときは『なんで私なんだろう?』と思ったけれど、Not yetのメンバーの中で一番おっちょこちょいなので私が選ばれたのかも」と分析し、「声優をやって気付いたことは、タイミングを合わせる難しさ。でもピッタリ合うと気持ちがいいので、機会があればNot yetのメンバー4人でやってみたい。北原里英はアンジェリーナ・ジョリーと唇が似ているので、Not yetメンバー4人で共演してみたい。サスペンスが好きなので、ラブストーリーもあって、最後に感動するというようなラブ・サスペンスに出たい」と豊富を語った。映画『イースターラビットのキャンディ工場』は、夢を叶えるために、イースター島を飛び出したウサギのイービーと、ひょんなことからイービーを助けることになった人間のフレッドとの珍騒動を描いた物語。『イースターラビットのキャンディ工場』公開中
2011年08月24日先日より公開中のハリウッド発のアニメーション映画『イースターラビットのキャンディ工場』の日本語吹き替え版で「AKB48」の“さしこ”こと指原莉乃が声優デビューを果たしていることが明らかに。8月23日(火)に行われた本作の舞台挨拶に指原さんが登壇し、声優デビューを報告した。AKB48の派生グループ「Not yet」が本作の日本語吹き替え版主題歌を担当。メンバーの大島優子、北原里英、横山由依、指原さんの4人の内のひとりが、映画に登場する、おっちょこちょいのうさぎの“ピンクベレー”の声を担当していることはすでに、発表されており、誰が演じてるのかを映画を観て当てるクイズキャンペーンが実施されていた。メンバーからは「一番、うさぎらしくない」と突っ込まれていた指原さんにまさかの(?)白羽の矢が立った。指原さんは、キュートなうさぎの耳飾りを着けて登場。会場からの「かわいいっ!」という声に「またまたそんなご冗談を!」と少し恥ずかしそうに笑みを浮かべた。初めての声優の仕事については「演技が上手ではないので不安でしたが、みなさんに助けられて楽しくやれました」とふり返った。「声が低いので、これ以上出せないくらい高い声を出しました」と苦労も明かした。その後、報道陣の質疑に応じた指原さん。役柄にちなんで「メンバーでおっちょこちょいなのは?」と聞かれると「おっちょこちょいではないんですが、ちょっとしたミスがかわいいのが(篠田)麻里子さま!普段は博多弁を出さないんですが、昨日もしゃべってて博多弁がポロっと出て、そういうちょっと抜けてる瞬間がすごくかわいい」と暴露。かく言う自身は「おっちょこちょいで電車を乗り間違えるんです。反対の電車に乗っちゃうんです…(苦笑)」と恥ずかしそうに告白した。今回はハリウッドアニメの日本語吹き替え版だが、実写映画への出演意欲を尋ねられると「そんなことになったら大変ですね!」と言いつつまんざらでもないよう。「北原里英が唇がアンジェリーナ・ジョリーに似てるって言われてるんで、Not yetで共演したいです!」と語った。『イースターラビットのキャンディ工場』は全国にて公開中。■関連作品:イースターラビットのキャンディ工場 2011年8月19日より全国にて公開© 2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:『イースターラビットのキャンディ工場』で考察?子供の将来にかける、親の願いNot yetの新曲「ハグ友」が全米2週連続1位アニメ映画の主題歌に!
2011年08月23日「ぴあ映画生活」調査による8月19日、20日公開の映画・満足度ランキングは、ドリームワークスアニメーションの新作『カンフー・パンダ2』がトップに輝いた。2位にウサギのイービーが珍騒動を巻き起こすファミリー映画『イースターラビットのキャンディ工場』が、3位に宇仁田ゆみの人気コミックを実写映画化した『うさぎドロップ』が入った。その他の写真1位の『カンフー・パンダ2』は、前作で“龍の戦士”となった主人公ポーが仲間たちと壮大なカンフーバトルを繰り広げる3D作品。出口調査では「『2』のほうが笑えた。細かい表情やカンフーの動きは本物みたいでカッコイイ」「ポーがすごく可愛かった」「お師匠様がカッコイイ」など、子どもたちから人気を集める一方で、大人からも「迫力があってワクワクした。親子の絆、愛情に感動」「子どもと一緒になって大人もクスリと笑える場面が多く、トラウマを乗り越えて敵と戦うシーンに感動した」「前作よりもユーモアがあって、パンダのキャラが最高!彼女と観に来たがふたりとも楽しめた」など好評で、前作『カンフー・パンダ』の満足度(89.6点)を上回る92.0点を記録した。2位の『イースターラビット…』は、夢を叶えるためにイースター島を飛び出したイービーの珍騒動を描き、全米で大ヒットを記録したアニメーション。アンケート調査では「イービーが世界をハッピーにしていくところがいい!」「ドラムが上手で音楽の才能があるイービーが好き」「イービーのいる世界に行ってみたい」など、小学生の女の子を中心に人気が高く、大人からは「映像がカラフルで優しい雰囲気があって子どもと一緒に楽しめた」「夢のある映画で、あきらめない主人公の姿を子どもに見せられてよかった」などの声が上がっていた。(本ランキングは、2011年8月19日(金)、20日(土)に公開された新作映画8本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2011年08月22日8月19日(金)に公開されるユニバーサル・スタジオ 映画最新作『イースターラビットのキャンディ工場』の日本語吹替版 舞台挨拶付上映が8月23日(火)に東京・TOHOシネマズ日劇で開催されることが決定した。この舞台挨拶で、ピンク・ベレーの声を担当したNot yet のメンバーが発表される。『イースターラビットのキャンディ工場』は、イースター島からミュージシャンになるという夢をかなえるため、ハリウッドへやって来たウサギのイービーと、ひょんなことからイービーを助けることになった人間のフレッドとの珍騒動を描いた物語。AKB48のユニット Not yet (大島優子・北原里英・指原莉乃・横山由依)は日本語版主題歌を担当し、更にメンバーのひとりが吹き替えに挑戦。主人公の王子イービーを守る3匹のキュートなうさぎ“ピンク・ベレー”の中のおっちょこちょいでドジな女の子を演じたが、そのメンバーが誰なのか、舞台挨拶まで明かされない事でも話題となっている。注目の『イースターラビットのキャンディ工場』日本語吹替版 舞台挨拶は、TOHOシネマズ日劇で、8月23日(火)の15:30回に行われる。チケットは、チケットぴあで8月17日(水)10:00より発売開始。尚、公式ホームページでは、吹き替えに挑戦したメンバーを当てるキャンペーンを8月19日(金)から8月22日(月)まで実施する。
2011年08月16日全米で大ヒットを記録したファミリー映画『イースターラビットのキャンディ工場』の日本語吹替え版主題歌を務めるAKB48のユニットNot yetのメンバーのひとりが本作の日本語版キャストを務めたことが発表され、同時にそのメンバー名をあてるクイズキャンペーンが実施されることが決定した。Not yetメッセージ動画Not yetのメンバーのひとりが劇中で演じたのは主人公の王子イービーを守る3匹のキュートなうさぎ“ピンク・ベレー”のうち、おっちょこちょいでドジな女の子。キャンペーンは劇場で本作を観賞し、声優を務めたメンバー名を予想して応募するというもの。キャンペーンの詳細は映画公式サイトに掲載され、23日(火)に行われる舞台あいさつに吹き替えを担当したメンバーが登壇する予定。このほどキャンペーン実施にあわせて公開されたメッセージ動画には、大島優子、指原莉乃、北原里英、横山由依が登場し、本企画の概要を紹介している。『イースターラビットのキャンディ工場』は、イースター島から夢を追ってハリウッドへやって来たウサギのイービーと、ひょんなことからイービーを助けることになった人間のフレッドとの珍騒動を描いた物語。日本語吹替え版では山寺宏一や中尾隆聖、大塚芳忠、千葉雄大らがボイスキャストを務める。『イースターラビットのキャンディ工場』8月19日(金)より、TOHOシネマズ有楽座ほか全国ロードショー
2011年08月10日『めぐりあう時間たち』以来8年ぶりに、ニコール・キッドマンがアカデミー賞主演女優賞ノミネートを果たした渾身の一作『ラビット・ホール』が、このほど11月5日(土)に日本公開されることが決定した。原作はピュリツァー賞とトニー賞に輝いた、デヴィッド・リンゼイ=アベアーによる戯曲。ニューヨーク郊外で何不自由なく暮らす主人公、ベッカとハウイー夫妻は、幼い息子を事故で亡くし、絶望の淵にいた。息子の面影から逃げようとする妻、息子との思い出に浸る夫、同じ悲しみを分かち合いながらも、2人の関係は少しずつほころび始める。そんな中、ベッカは息子の命を奪った車を運転していた少年と遭遇し…。この原作に惚れこんだニコールは自ら映画化に奔走し、自身初のプロデュース&主演の大役を担う。そして、ごく普通の妻、母であるベッカの複雑にして起伏に富んだ感情を、リアルに表現した彼女の演技は、全米で公開されるやいなや、絶賛を浴び、本年度ゴールデン・グローブ賞(ドラマ部門)、さらに8年ぶりとなるアカデミー賞主演女優賞ノミネートを果たした。監督を務めたのは、『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』(’01)で一躍その名を知らしめた、ジョン・キャメロン・ミッチェル。『ショートバス』以来4年ぶりの長編映画監督作となる。また、ベッカの夫・ハウイーを『ダークナイト』など数々の作品で存在感を際立たせる、アーロン・エッカート。息子の死をきっかけに、ほころび始める夫婦の関係、それでも決して断ち切られることのない彼らの絆が描かれていく。実は、ウディ・アレン監督作品を降板してまで本作への出演を渇望し、撮影に臨んだというニコール。ここ数年、日本でのヒット作に見放されていた感があるが、本作では彼女の女優としての新たなる開花が感じられそうだ。『ラビット・ホール』は11月5日(土)よりTOHOシネマズ シャンテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開。■関連作品:ラビット・ホール 2011年11月5日よりTOHOシネマズ シャンテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開© 2010 OP EVE 2, LLC. All rights reserved.■関連記事:コメディにスリラー、シリアスものまで…N・キッドマン 豪華俳優陣と共演
2011年08月08日