歌手のアイナ・ジ・エンドが主演を務める、映画『キリエのうた』のメイキング映像が11日、公開された。○■映画『キリエのうた』Blu-ray&DVD、5月29日発売5月29日にBlu-ray&DVDが発売される同作。今回公開されたのは、豪華版に収録される特典映像「ソラのうた~メイキング・オブ・キリエのうた~」の一部。撮影シーンや撮影の裏側に加え、岩井俊二監督、アイナ、松村北斗、広瀬すずのインタビューも収められている。映像内で岩井監督は「映画の中で彼女(アイナ)の歌声が流れる、彼女のパフォーマンスが展開される、ということを想定しながら書いた」と語っている。また、豪華版は三方背ケース仕様でフォトブックレットも封入。特典映像には、「ソラのうた~メイキング・オブ・キリエのうた~」のほか、完成報告イベント・公開記念舞台挨拶の様子を収めたイベント映像集、撮影を終えて(アイナ×岩井監督、松村、広瀬)も収録されている。(C)2023 Kyrie Film Band【編集部MEMO】映画『キリエのうた』は、岩井俊二監督の最新作。時代や社会に翻弄されながら、懸命に生きるキリエ(路花 アイナ・ジ・エンド)、潮見夏彦(松村北斗)、寺石風美(黒木華)、一条逸子(イッコ/真緒里 広瀬すず)、4人の物語を描く。岩井監督がアイナ・ジ・エンドの歌声に出会い、路上ミュージシャン役で初主演に抜擢した。
2024年04月11日元BiSHの歌手、アイナ・ジ・エンドが28日、東京・渋谷のPARCO MUSEUM TOKYOで行われた1st写真集『幻友』発売記念「アイナ・ジ・エンド photo exhibition‐幻友‐」の囲み取材に登場した。親友のフォトグラファー・興梠真穂とプライベートで撮り溜めた膨大な写真群から厳選されたという1st写真集。“友という幻”という切なくも温かい響きをもった「幻友」と言う言葉は“初恋に似た親友”という意味を込めて名付けられた。この写真集では、アイナ本人がそんな“幻友”と一緒にいるかのような親密な距離感を表現した。そして渋谷のPARCO MUSEUM TOKYOでは、1st写真集を記念した「アイナ・ジ・エンド photo exhibition ‐幻友‐」を開催。アイナの歩んだ約10年間の軌跡や、飾らない日常風景を写真展として表現する。会場では、展覧会に合わせて本人が作詞作曲した展覧会オリジナル音源を聴きながら観覧できる。同展覧会についてアイナは「10年分の愛がぎゅっと詰まった、一言では表現できないような空間になっている」とアピール。「私を知っている方にも来てほしいんですけど、私を知らない人もふわっと来ていただけたら、きっとどこか心の情緒の奥らへんに、なにか引っかかるものがある気がするんです。だから、ふらっと渋谷に来たどんな人にも訪れてほしいです」と呼びかけた。お気に入りの写真を聞かれたアイナは「BiSHに入って3ヶ月ぐらいの時に、部屋で座っている古い写真です。これは撮影された時の温度感も覚えている」といい、「それまでかわいいと言われて育っていない人生だったので、友達に『かわいい』って言われながら写真撮られたのが初めてで、言ってくれる人いたんだって思って。そういう言葉をちゃんと投げかけてくれるのが真穂だったんです。その時になんだか肯定された気がして。あの日の撮影は結構自分にとってすごくあたたかい撮影でした」と笑顔で振り返っていた。
2024年03月28日元BiSHで歌手のアイナ・ジ・エンドが28日、東京・渋谷のPARCO MUSEUM TOKYOで行われた1st写真集『幻友』発売記念「アイナ・ジ・エンド photo exhibition‐幻友‐」の囲み取材に登場した。親友のフォトグラファー・興梠真穂とプライベートで撮り溜めた膨大な写真群から厳選されたという1st写真集。“友という幻”という切なくも温かい響きをもった「幻友」と言う言葉は“初恋に似た親友”という意味を込めて名付けられた。この写真集では、アイナ本人がそんな“幻友”と一緒にいるかのような親密な距離感を表現した。渋谷のPARCO MUSEUM TOKYOでは、1st写真集を記念した「アイナ・ジ・エンド photo exhibition ‐幻友‐」を開催。アイナの歩んだ約10年間の軌跡や、飾らない日常風景を写真展として表現する。会場では、展覧会に合わせて本人が作詞作曲した展覧会オリジナル音源を聴きながら観覧できる。展覧会では、アイナが昨年3月に撮影中の事故により頭部を負傷し、30針を縫う大けがしをした際の、まだ顔がはれている写真も披露。その写真について質問されると「この怪我のせいで、BiSHのライブを延期してしまったんです。当時、東京ドームでの解散ライブを控えてみんなも意識が高まってるのに、自分が足を引っ張ってしまうというもどかしい気持ち。でも、すごく顔が腫れてつらくて、世に出たくないっていう混沌としている日々だった」と回顧。生きていくのもつらかったという時期に「(フォトグラファーの)真穂がよく来てくれていた」といい、「怪我した2日後くらいにすぐ来てくれて。顔がすごく腫れてる状態なので、普通は怖がると思うんですけど、ほほ笑みながらそばにいてくれる優しさを感じました。そんな真穂になら写真を撮ってもらってもいいかもって初めて思って。なので、ちょっと腫れが引いたタイミングぐらいで『撮ってほしい』と。真穂にしか撮ってもらいたくない写真だなと思ったので、今回飾らせていただきました」と思いを語った。
2024年03月28日アイナ・ジ・エンドの日本武道館単独ライブ「ENDROLL」が、2024年9月11日(水)に開催される。アイナ・ジ・エンド、初の日本武道館単独ライブ「ENDROLL」BiSH解散後初となる、アイナ・ジ・エンドワンマンツアー「Grow The Sunset」。その最終公演となる東京・Zepp 羽田で発表された「ENDROLL」は、アイナ・ジ・エンドにとって初の日本武道館公演だ。同公演のMCでアイナ・ジ・エンドは「BiSHというグループを8年やってきて立てなかった場所がありました。そこに挑戦しようと思います。2024年9月11日アイナ・ジ・エンド日本武道館公演やります!」と、ライブにかける思いを表明している。開催概要アイナ・ジ・エンド 日本武道館単独ライブ「ENDROLL」開催日:2024年9月11日(水)時間:開場 17:30 / 開演 18:30会場:日本武道館チケット料金:・通常チケット(指定席) 9,800円応募:■アイナ荘 FC抽選先行三次受付日程:3月22日(金)18:00~3月28日(木)22:00当落確認入金期間:4月2日(火)~4月4日(木)■WACK FAMiLY CLUB抽選先行受付日程:3月29日(金)18:00~4月4日(木)22:00当落確認入金期間:4月9日(火)~4月11日(木)※ファンクラブサイトログイン後「TiCKET」より。■最速プレリザーブ抽選先行受付日程:4月5日(金)18:00~4月11日(木)23:00■プレリザーブ抽選先行二次受付日程:4月12日(金)18:00~4月18日(木)23:00■プレリザーブ抽選先行三次】受付日程:4月19日(金)18:00~4月25日(木)23:00■プレリザーブ抽選先行四次】■通常チケット受付日程:4月26日(金)18:00~5月7日(火)23:00■エリア先行受付日程:5月8日(水)以降■一般発売発売日:8月3日(土)10:00~
2024年03月25日声優のランズベリー・アーサーが7日、ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」の新番組『〇〇(まるまる)な控え室』に出演。植田佳奈と交流が始まったきっかけについて語った。○ゲームセンターで交流が開始ランズベリー・アーサーがMCを務め、小笠原仁と植田佳奈をゲストに迎えた今回の配信。アーサーが「佳奈さんはゲーム友だち」「ゲーセン仲間(笑)」と紹介し、「現場で会ったのはたぶん一回ですね」と話すと、植田も「あとは大体ゲームしてる(笑)」とうなずいた。続けて、アーサーは「ちゃんと交流するようになったのが、ゲーセンからですもんね?」と植田に確認しつつ、「ゲーセンで、『佳奈さんに似てる人いるなあ』『似てるけど、いるわけないよなあ』と思ってたら、『あれ佳奈さんだよ』って言われて」と説明。これに植田も「私も大会で見て、『なんか声優さんみたいな人いるなあ』って(笑)」と当時を回想した。また、小笠原が「それは何のゲームだったんですか?」と質問すると、アーサーは「『ディシディア ファイナルファンタジー オペラオムニア』って、3人のチーム戦でやるゲームだから、『じゃあ一緒にバーストやりませんか?』って話をして」と明かしていた。なお、番組ではその後、プロゲーマーのどぐらを特別ゲストに迎え、ゲーム対決なども行われた。【編集部MEMO】『〇〇な控え室』は、立花慎之介、前野智昭、ランズベリー・アーサーがメインMCを担当。初回は、「〇〇な控え室 戦略会議」と題して、3人が今後番組でやっていきたいことやチャレンジしたいことを中心にトークを繰り広げた。2回目以降からは、毎回メインMCの3名が入れ替わりでMCを担当し、各回のトークテーマに関係のある声優ゲストと、異業種で活躍している特別ゲストを招き、さまざまな企画を行なっていく。
2024年03月15日人気ゲーム「ボーダーランズ」を実写映画化した『Borderlands(原題)』の予告編が公開された。監督はイーライ・ロス(『サンクスギビング』)、脚本はロス&ジョー・クロンビー。ゲームの「ボーダーランズ」の製作に携わったランディ・ピッチフォードが製作総指揮を務めている。主演はケイト・ブランシェットで、悪名高いバウンティ・ハンターのリリスを演じている。武器商人のアトラス(エドガー・ラミレス)に雇われ、行方不明になった彼の娘を探すために故郷の惑星パンドラに舞い戻ったリリス。任務をこなすために、ローランド(ケヴィン・ハート)、タイニー・ティナ(アリアナ・グリーンブラット)、タニス(ジェイミー・リー・カーティス)、クリーグ(フロリアン・ムンテアヌ)、ロボットのクラップトラップ(声:ジャック・ブラック)を集めて危険なパンドラを探索する。予告編はリリスたちとエイリアンや盗賊たちとの豪快バトル&アクションが繰り広げられており、スケールの大きさをうかがわせる。『Borderlands(原題)』(C) APOLLO『Borderlands』は2024年8月9日全米公開予定。(賀来比呂美)
2024年02月22日歌手で女優のアイナ・ジ・エンドが、18日に都内で行われた「第97回キネマ旬報ベスト・テン表彰式」に出席し、新人女優賞を受賞した。○■アイナ・ジ・エンド、美背中あらわなドレス姿で会場魅了キネマ旬報 ベスト・テン映画『キリエのうた』で映画初主演を務めたアイナ。同作での好演が評価され、新人女優賞を受賞した。アイナは「この度はキネマ旬報という日本の歴史ある場に立たせていただき、本当にありがたいです。夢みたいです」と喜びを表現。そして「私は岩井俊二監督にみつけていただいて、拾っていただきました。こんな私が映画に出れるのか、不安でたまりませんでした。でも、お芝居の教科書みたいな広瀬すずちゃんがいつも背中で波動を出してくれて、そこについて行くとお芝居が楽しくなっていきました。なので私はこの賞を自分1人でいただいたとは思いません。広瀬すずちゃん、なにより岩井俊二さん、そして私の心を芯まで温めて、育ててくれた『キリエ』チームのスタッフの皆さん、映画館に足を運んでくださったファンの皆さん、みんなのおかげで今ここに立てています。本当にありがとうございます」と感謝を伝えていた。「歌うことと演じることのおもしろさの違いは?」という質問には、「あまり違いというものを感じなかった」と答えたアイナ。「コンテンポラリーダンスを4歳からやっていて、お芝居は、この床や空気、見る人とかその場で全部変わるという部分が、コンテンポラリーダンスと似ているなと思いました。(今回の撮影でも)覚えたセリフをしゃべるだけじゃなくて、カットがかかった後もアドリブを続けさせてくださった岩井さんのおかげで、どんどん開放できる自分に出会えました」と話した。また、劇中曲6曲を制作したことについて聞かれると、「当時、BiSHというグループをやっていて、解散までの1年間ツアーを駆け抜けている時期で。ギターを相棒のように持ち歩く日々でした。夜な夜な曲を作るもので、近隣の迷惑にならないようにタオルで口をふさぎながら作曲していました」と振り返る。しかし、楽曲制作は順調ではなかったそうで、「とある日に『自分はもうできない!』と思って……岩井さんに『曲書けないかもしれません。すみません』と伝えたら、『アイナさんが書くほうがあとで後悔がないと思います』と言ってくださった」と岩井監督からの言葉を明かし、「私より素敵な曲を書ける方はたくさんいるのに、私に委ねてくださって、その言葉がとても強くて『やるしかない!』と。そうすると、焦燥感とかヒリヒリした気持ちが自然と曲ににじんできたんです。そのおかげで『キリエのうた』にヒリヒリしたような心が宿っていきました」と楽曲完成の裏側を語った。○■第97回キネマ旬報ベスト・テン 受賞・登壇者一覧助演女優賞:二階堂ふみ助演男優賞:磯村勇斗外国映画作品賞:『TAR/ター』外国映画監督賞:『TAR/ター』トッド・フィールド監督※代理…ギャガ 松下剛氏読者選出外国映画監督賞:『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』マーティン・スコセッシ監督※代理…東和ピクチャーズ 山田滋天氏読者選出日本映画監督賞:『Gメン』瑠東東一郎監督文化映画作品賞:『キャメラを持った男たち-関東大震災を撮る-』井上実氏読者賞:連載「映画を見ればわかること」川本三郎氏新人女優賞:アイナ・ジ・エンド新人男優賞:塚尾桜雅主演女優賞:趣里 ※代理…塚本晋也監督主演男優賞:役所広司(コメント映像での出演)日本映画脚本賞:『せかいのおきく』阪本順治氏日本映画監督賞:『PERFECT DAYS』ヴィム・ヴェンダース(コメント映像での出演)日本映画作品賞:『せかいのおきく』※登壇者…原田満生
2024年02月19日トム・ホランドが、久々にキャリアの原点である舞台に帰ってくることが分かった。トムは今春、ロンドンのウエスト・エンドで上演される舞台「ロミオとジュリエット」で、ロミオ役を演じるという。ほかのキャストはまだ発表されていない。演出を手掛けるのは、ジェームズ・マカヴォイ主演「シラノ・ド・ベルジュラック」でローレンス・オリヴィエ賞リバイバル作品賞などの受賞歴があるジェイミー・ロイド。トム・ヒドルストン主演の「背信」、ジェシカ・チャステイン主演の「人形の家」などを手掛けてきた演出家だ。トムは『スパイダーマン』シリーズでブレイクする前に、ウエスト・エンドで上演された「ビリー・エリオット:ザ・ミュージカル」に出演し、名を揚げた。最初は主人公ビリーの親友マイケル役だったが、最終的に主役の座を手に。「ビリー・エリオット」は映画『リトル・ダンサー』に基づいて制作されたミュージカルで、映画ではビリーをジェイミー・ベルが演じた。舞台「ロミオとジュリエット」はウエスト・エンドのデューク・オブ・ヨーク劇場で今年5月から12週間上演される。トムはインスタグラムで同作のキービジュアルを公開しており、ファンは「ゼンデイヤがジュリエットだといいなぁ」「バルコニーで待ってるね」「すごく楽しみ」「おめでとう!」などのコメントを寄せている。(賀来比呂美)
2024年02月07日3月15日(金) に公開される映画『変な家』の主題歌が、アイナ・ジ・エンドの新曲「Frail」に決定した。原作は、YouTubeで総再生数1,600万回を突破した動画を書籍化し、77万部を超えるベストセラーとなった人気ミステリー小説。主人公で売れないオカルト専門の動画クリエイター・雨宮役を間宮祥太朗、雨宮とバディを組み間取りの謎に迫る一風変わった設計士・栗原役を佐藤二朗、そして本作のヒロインで間取りの謎のカギを握る謎の人物・柚希役を川栄李奈が演じる。本作の主題歌「Frail」は、アイナが映画本編を鑑賞して書き下ろした楽曲。彼女は同曲の制作期間について「とても学びに繋がり、食らいついていくように制作した期間でした」と語っており、「この曲で一つ、花を添えられたら嬉しいです。映画も音楽も楽しんでいただけますように」と楽曲への想いを寄せている。また、「Frail」を使用した最新予告映像が公開された。映像は、原作者・雨穴(うけつ)の意味深な間取り紹介の中で、“何か”に思いをめぐらすような表情の雨宮と栗原、そして柚希の姿が映し出されるところから始まる。「気を付けてください。我々は今ふれてはならない人の闇に触れてしまっています」と危惧する栗原の言葉とは裏腹に変な家の前に佇んでいる雨宮。そこには「あなたにはこの秘密を覗く勇気がありますか?」と浮かび上がる文字が。主題歌の「秘密をはじめましょう」という歌詞が本作の内容とリンクした緊張感あふれる内容となっている。さらに、追加キャストとして雨宮に間取図の相談を持ち掛けるマネージャー・柳岡役でCreepy NutsのDJ松永が出演するほか、“変な家”の謎の鍵を握る重要人物たちを石坂浩二、斉藤由貴、髙嶋政伸、根岸季衣、瀧本美織、長田成哉が演じることが明らかとなった。■アイナ・ジ・エンド コメント映画『変な家』の主題歌を務めさせていただきました、アイナ・ジ・エンドです。初めて見させていただいた時に、衝撃で寝付けず、曲作りを始めたのを覚えています。怖い気持ちで埋め尽くされた私の脳内はどんどん人の温もりを感じ始めて見終わる頃には涙が出ていました。この度、古い友人のShin Sakiura君と楽曲制作させていただき、私ひとりだと出せない疾走感を音に滲ませてくれました。『変な家』のチームの方々は情熱に溢れていて色んなアイディアをくださりました。とても学びに繋がり、食らいついていくように制作した期間でした。この曲で一つ、花を添えられたら嬉しいです。映画も音楽も楽しんでいただけますように。■DJ松永 コメント最初にオファーいただいたときは「自分なんかでいいんですか?」っていうありがたい気持ちでした。現場ではとにかく足引っ張らないようにとドキドキしていたのですが、皆さんが温かく助けてくださったので無事何とか終わらせることができました。間取りを切り口にした作品ってあまりないので、自分もどういう仕上がりになるか楽しみにしながら演じました。今まで観たことないものをみれるんじゃないか思いますので是非お楽しみに。『変な家』予告編<作品情報>『変な家』3月15日(金) 公開『変な家』ポスタービジュアル公式サイト:「変な家」製作委員会
2024年01月18日西島秀俊主演ドラマ「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」の主題歌が、アイナ・ジ・エンドの新曲「宝者」に決定した。西島さんと芦田愛菜が父娘役を演じる本作。西島さん演じる才能あるマエストロ・俊平が、家族とオーケストラの仲間たちを、音楽を通して再生させていくアパッシオナート(情熱的)なヒューマンドラマだ。ほかにも、宮沢氷魚、新木優子、當真あみ、佐藤緋美、久間田琳加、大西利空、石田ゆり子、淵上泰史、津田寛治、満島真之介、玉山鉄二、西田敏行ら豪華キャストが決定している。アイナ・ジ・エンドさんが作詞・作曲を、河野圭が編曲を担当した主題歌「宝者」は、温かい雰囲気の中にあるどこか切ない表現が、ドラマとマッチした極上のミドルバラードに仕上がっている。「ありがとう」や「さよなら」といったストレートな表現や、キャッチーなメロディラインにも注目となっている。「軽快なテンポで、自分史上今までにないほどまっすぐ歌うことを意識しました」と話すアイナ・ジ・エンドさんは、「奇を衒わずしっかり心に届くことを、音色でも声色でも考えました。ありがとうとさよなら。出会いと旅立ち。人はこれを繰り返して生きていくんだなぁと改めて自分も考えさせられました。そんなテーマで綴りました。“大切な宝者”を思い浮かべて聴いていただけたら幸せです。最初に、別の2曲のデモ曲を送りましたが、もう1曲トライすることになり、もがくように制作にのめりこみました。そしてこの“宝物”が生まれました」とコメントしている。「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」は1月14日より毎週日曜日21時~TBSにて放送(※初回25分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2024年01月13日アイナ・ジ・エンド(AiNA THE END)の新曲「帆」が配信リリース。アイナ・ジ・エンドの新曲「帆」ゲリラ配信アイナ・ジ・エンドの新曲「帆」は、2023年12月31日(日)にゲリラ公開された楽曲。2023年6月のBiSH解散後、「キリエ・憐れみの讃歌」や「アイコトバ」「華奢な心」とバラードが続いている中でサプライズリリースされた本楽曲は、ハスキーな歌声やシャウト、そしてコンテンポラリーダンスでその表現力を存分に発揮した、アイナ・ジ・エンドの真骨頂ともいえる一曲となっている。作品情報アイナ・ジ・エンド 新曲「帆」配信リリース日:2023年12月31日(日)
2024年01月07日元BiSHのアイナ・ジ・エンドが22日、神奈川・ぴあアリーナMMで行われた「MTV VMAJ 2023 Pre-Show」に登場した。「MTV VMAJ」は、全米最大規模の音楽授賞式「MTV Video Music Awards」の日本版として、2002年以来開催されている音楽アワード。音楽シーンの多岐にわたる部門において最も優れた作品を発表する“ミュージックビデオの祭典”で、アイナ・ジ・エンドは、「Red:birthmark」で「Best Art Direction Video」を受賞した。「MTV VMAJ 2023」に先駆けて行われたプレイベント「MTV VMAJ 2023 Pre-Show」では、Paramount+(パラマウントプラス)のブランドカラーをイメージした、“ブルーカーペット”にアーティストが登場した。アイナは、「BiSHというグループに8年いたんですけど、最近独り立ちしてまもない状況です。なのでこのような賞をいただけて本当にありがたいです」と喜び、「精一杯パフォーマンスしたいと思います」と意気込んだ。また、直前に登場したano(あの)が金髪にイメチェンした姿を披露したことについて、「衝撃でした」と驚き、「今日初お披露目みたいですよ」と紹介していた。
2023年11月22日クラークス オリジナルズ(Clarks ORIGINALS)とビームス プラス(BEAMS PLUS)、エンド(END.)によるコラボレーションシューズとウェアが登場。2023年11月18日(土)より、ビームス プラス 丸の内などにて発売される。クラシックなハイキングシューズ着想の3型のシューズコラボレーションでは、クラシックなハイキングシューズに着想を得た3型のシューズや、アパレルを展開。中でも注目は、クラークス オリジナルズの定番シューズ「ワラビー(Wallabee)」をゴアテックス(GORE-TEX)素材とヴィブラム(Vibram)製のソールでアップデートしたハイキングシューズ「ワラ ハイク GTX(Walla Hike GTX)」。ヴィンテージシューズから着想を得たDリングのアイレットで、よりクラシカルな佇まいにアレンジしている。ゴアテックス搭載の「トレック ハイク GTX」はラグ付きアウトソールで「トレック ハイク GTX(Trek Hike GTX)」は、センターシームのデザインや、かかとにあしらわれた"トレック マン"のマークが特徴的な「デザート トレック(Desert Trek)」に、ヴィンテージを思わせるラグ付きアウトソールを搭載。「ワラ ハイク GTX」と同じくゴアテックス素材を採用しており、防水や透湿などの高い機能性も魅力だ。もこもこフリースライニングの「ワラ ハイ ストラップ」2022年に復刻された靴紐のない「ワラルー(Wallaroo)」をベースにした「ワラ ハイ ストラップ(Walla Hi Strap)」も用意。アッパーにストラップを配し、これからの季節に嬉しい肌触りの良いフリースライニングを採用した。ヴィンテージスキーウェア着想のアパレルもまた、ヴィンテージのスキーウェアにインスピレーションを得たアパレルも全7型が登場。いずれもグリーンとベージュを基調としており、ダウンコートやスウェットには、レトロなカートゥーンタッチのカササギとペリカンを、遊び心あふれるワッペンやプリントであしらっている。このほか、山岳スキーヤーに変身した「デザート トレック」シューズのアイコン"トレック マン"を総柄であしらったタートルネックニットやコーデュロイパンツ、ギフトにもぴったりなソックスなどが揃う。詳細クラークス オリジナルズ×ビームス プラス×エンド発売日:2023年11月18日(土)※エンドにて11月17日(金)より発売販売店舗:ビームス プラス 丸の内アイテム:<シューズ>・「ワラ ハイク GTX」34,100円・「トレック ハイク GTX」40,700円・「ワラ ハイ ストラップ」38,500円サイズ(シューズ共通):UK 6、6.5、7、7.5、8、8.5、9、9.5、10、10.5、11<ウェア>・「Leather Capshoulder Down Jacket」88,000円・「Crew Sweat Ski Club Print」20,900円・「2 Pleats Trousers Ski Trek Man Print」25,300円・「2 Pack Rag Socks Ski Trek Man Intarsia knitting」6,380円【問い合わせ先】ビームスプラス丸の内TEL:03-5220-3151
2023年11月17日Netflixリアリティシリーズ「韓国ドラマな恋がしたい」より、アイナ・ジ・エンドの書き下ろし主題歌「華奢な心」が流れる予告編が公開された。本作は、韓国を舞台に日本と韓国の俳優、男女8人が共同生活をしながら、ドラマ主演をかけてオーディションに臨んでいく様子を描く恋愛リアリティショー。稽古やオーディション、様々なシチュエーションでの恋愛ドラマ共演を通して、2人の関係は変わっていくのか?夢、恋愛、友情が絡み合い、韓国ドラマのような胸キュン、切なさが生み出される。ホスト役には、韓国でユミンの芸名で数々のドラマに出演している笛木優子。スタジオMCは、近藤春菜(ハリセンボン)、あ~ちゃん(Perfume)、福徳秀介(ジャルジャル)、小森隼(GENERATIONS)、谷まりあが務める。そして今回、出演者8人が予告編とともに解禁。日本からは、朝ドラ「あまちゃん」や『母性』などに出演した山下リオ、「サカナクション」のMVで注目された工藤綾乃、「賭ケグルイ」「ゆるキャン△」などに出演した北原帆夏、「E-girls」「Flower」のメンバーとしてデビューした坂東希。韓国からは、「必須恋愛教養(Dating Class)」で注目されたキム・ドンギュ、「女神降臨」に出演するキム・ウォンシク、『Brave Citizen』で俳優デビューしたイ・テギョン、「SUPERNOVA」(超新星)のメンバーとして日本で活動し、韓国では俳優へ転身したソン・ジヒョクが出演。予告編では、キスシーンからスタートし、男女が1エピソードごとにペアを組み、お互いの演技を高めながらオーディションに挑んでいく姿が捉えられ、いつしか芽生える恋心との葛藤でぶつかり合い、助け合う様子など、揺れる8人のドラマが映し出されていく。Netflixリアリティシリーズ「韓国ドラマな恋がしたい」は11月28日(火)より世界独占配信(全12話)。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年11月02日映画『キリエのうた』(10月13日公開)のティーチイン付き舞台挨拶が都内で行われ、アイナ・ジ・エンド、岩井俊二監督が登壇した。同作は岩井俊二監督の最新作。時代や社会に翻弄されながら、懸命に生きるキリエ(路花 アイナ・ジ・エンド)、潮見夏彦(松村北斗)、寺石風美(黒木華)、一条逸子(イッコ/真緒里 広瀬すず)、4人の物語を描く。岩井監督がアイナ・ジ・エンドの歌声に出会い、路上ミュージシャン役で初主演に抜擢した。○■アイナ・ジ・エンド「天才」に「やめて〜〜!」主演のアイナは、片肌脱ぎの輝くドレスで登場。岩井監督が「アイナさんは天才だと思います。一筋縄ではいかない、独特な詩も歌い上げる姿は、師匠みたいです」と表現すると、「やめて〜〜! 師匠だなんてそれだけは! 岩井監督こそ私の師匠であり、東京のお父さんです!!」と応じ、会場からは拍手と笑いが巻き起こる。SNSから募集した「アドリブですごいなと思ったシーンは?」と質問には、アイナが「映画に出演することが、岩井さん作品が初めてだったのでカットがかからないのが普通だと思っていたんです。どうやらそんなことないみたいで。なかなかカットがかからないので広瀬すずちゃんとのアドリブが多かったんですけど、(演じた)路花は話せないキャラクターなのですが、すずちゃんがずっと話しかけてくれるんです。2人で撮影した雪の中を歩いているシーンも、木の棒を持ちながら『遠くな〜〜い?』と叫びながら進むんですけど、ずっと私は(話せないキャラクターだから)無視で! 真緒里ちゃんが一人で話しかけてくれるのに、うまく言葉が出ない路花と真緒里の女子高生のシーンはとてもが好きでした」と答えた。最後にアイナは「キリエとして役をいただいてから、1年半以上経ちました。頭の中にずっとキリエがいました。公開してからいなくなると思っていましたが、まだいます。自分の人生にとって『キリエのうた』は、とてつもなく大きい影響を与えてくれたと思う日々です。岩井俊二さんに見つけていただいて、今日も”あなた”と出会えて、私は嬉しいです。よかったら何度も何度も劇場に足を運んでくれたら、キリエが待っています。映画の中で、みんな生きています。また映画の中でも会えたら嬉しいです。本日はありがとうございました」とコメント。続いて岩井監督は「2年前にアイナ・ジ・エンドという方を知り、知れば知るほどすごい才能の持ち主だなと惚れ込んで。アイナ・ジ・エンドの映画を作るんだ! という気持ちが興奮冷めやらぬまま撮影に挑みました。そこに松村北斗という光り輝くスーパーノバのような才能がやってきて、広瀬すずというまた違う重力を持った才能がやってきて、黒木華というまた違った才能もまた入ってきて。本当に熱量の高い撮影でした」と振り返る。「何よりアイナさんが歌うシーンがある日は、『誰よりも先に聞ける!』というファン心理で“幸せ”と思いながら撮影したりと、アイナさんと一緒に長い旅をしながら作品を作り上げたという思いで、胸が熱くなります。ここからは、腰を据えて、ゆっくりお付き合いいただいて、『キリエのうた』をまだ見ていない方が周りにいたら、『見た方が良い』と何度も言っていただけると、10年後くらいにはアイナさんの歌声がいろんなところに届くと構えております。旅はまだ長いですが、しばしお付き合いいただけたら」と語った。
2023年10月25日2012年にジェニファー・ローレンス主演で映画化された『ハンガー・ゲーム』が、2024年秋にロンドンのウエスト・エンドで舞台化されるという。配給会社のライオンズゲートがXで発表した。演出は舞台「ダンスター」でローレンス・オリヴィエ賞最優秀演出家賞にノミネートされたマシュー・ダンスター。脚色は『アルテミスと妖精の身代金』のコナー・マクファーソン。原作者のスーザン・コリンズは舞台化にあたってダンスター&マクファーソンとのコラボを喜び、「ダイナミックで革新的な解釈を取り入れた舞台版『ハンガー・ゲーム』を、ロンドンの舞台にお届けするのが楽しみです」とコメント。これに対してマクファーソンは「スーザン・コリンズから『ハンガー・ゲーム』の舞台化を認めてもらい、身の引き締まる思いと共に感激しています。彼女は現在もなお人の心に響き続ける傑作を作り出したのです」と語っている。2012年から2014年まで、映画では三部作が製作され世界中で大ヒットを記録した『ハンガー・ゲーム』。今年11月17日には前日譚映画『ハンガー・ゲーム0』が全米公開、12月22日に日本公開予定で、再び『ハンガー・ゲーム』フィーバーが高まりつつあるところに舞台化の知らせも舞い込んできた。(賀来比呂美)■関連作品:ハンガー・ゲーム 2012年9月28日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 LIONS GATE FILMS INC. ALL RIGHTS RESERVED.ハンガー・ゲーム0 2023年12月22 日より、TOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2023 Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved.
2023年10月25日●『キリエのうた』で映画初主演6月に解散した“楽器を持たないパンクバンド”BiSH。そのなかで唯一無二の歌声で多くの人を魅了してきたアイナ・ジ・エンドが、映画『キリエのうた』で初めての主演に挑んでいる。作品のファンだという岩井俊二監督のもとで、歌う時以外はほとんど声を出せないミュージシャンを演じたアイナ。「お芝居の教科書」と話す広瀬すずから受けた刺激や、共鳴する部分が多かったという役柄について話したほか、BiSH解散から約4カ月が経った今、感じている変化も明かしてくれた。○■大ファンだった岩井俊二監督からの主演オファー「絶対にやりたい」――『キリエのうた』で映画初主演を務められました。撮影を振り返っていかがでしたか?とても好きな岩井俊二さんが監督だったので、初めての試みで不安があっても飛び込むことができました。以前から岩井監督の作品はよく観ていて、特に『PiCNiC』(96)と『undo』(94)、『スワロウテイル』(96)が好き。あと『リリイ・シュシュのすべて』(01)も……全部好きですね(笑)。日の映し方や描写の切り取り方がファンタジーなのに毒々しいというか、少しゆがんだ世界なんですよね。確かに人間ってこうだよな、全てが綺麗に整ってるわけではないよなということをいびつに、でも愛らしく描くようなところが好きです。――そんな大ファンの岩井監督からオファーがあったときはどんな心境でしたか?本当にびっくりしたというのが率直な気持ちで。「私でいいんですか?」みたいな気持ちもありつつ、でも絶対にやりたいなと思いました。いろんな原因の不安がもちろんあったのですが、岩井組の皆さんや広瀬すずちゃんが一緒にいてくれて、なんだかいつも不安を糧に成長して、不安を糧に曲ができていったので、自信が持てた感覚がありました。○■広瀬すずは“お芝居の教科書”――撮影中、特に広瀬さんと一緒にいる時間が長かったそうですね。すずちゃんとは、「岩井組って普段こうなの?」って聞いたら、「岩井組って自由だよ」とか、お芝居に関する話をゆる~くしていました。“これから友達になれそうかも”“わくわく”みたいな感覚の会話が多かったですね(笑)。話していてかなり心地いいんです。すずちゃんは小さい頃から女優業をやってらっしゃって、私にとってお芝居の教科書。すずちゃんがいなかったら、最後までやり遂げられてなかったかもと思うぐらい、すずちゃんの存在はとても大きかったので、学ばせてくれてありがとうという気持ちが本心の中の本心にあります。本当に感謝しています。――そんな大きな存在だった広瀬さんの現場での姿を見て、勉強になったことや刺激を受けたことはありますか?すずちゃんはすごくクリアな方。心もすごく聡明な方なんだと思うんです。ねちっこい部分が全くない、あっけらかんとしたところがあるのにもかかわらず、陰りがあるお芝居のときはすごくじと~っとした雰囲気を漂わせていて、“なんでもできるんだ……”と、そのすごさに刺激を受けまくってました。――なるほど。一方で松村北斗さんとも共演シーンが多かったと思います。松村さんはお会いするまではとってもクールな方なんだなと思っていて。漂う空気感とかから無口な人なのかなという印象があったんですが、いざお会いして撮影をしていると、スタイリストさんとかヘアメイクの方と、とても朗らかにお話ししていて、とっても明るかったんです。「こんな明るい人だったんだ」という衝撃があってギャップのある方でした。○■キリエとの共通点「言葉が出なくなったりする時期があった」――今回演じたキリエ(路花)という役はどういった印象でしたか?今回いただいた役がとても自分と共鳴するポイントが多くて、私も人と話すよりもダンスでコミュニケーション取った方が仲良くなれるって思ってた学生時代があったりして。無意識に相手を傷つけるようなこと言っちゃってたらどうしようと考えてしまって、言葉が出なくなったりする時期があったんです。キリエも普段喋れないけど、歌なら歌える、このポイントがかなり自分をグッと役に入れてくれたので、すごくやりやすかったし、自分らしくいれたと思います。――共通点があったことで、役に入りやすかったんですね。逆に全く違うと感じるところはありましたか?意外にキリエは人を警戒していないんですよね。初めて風琴(村上虹郎)さんが近寄ってきたときも、ちょっと微笑んでいる。キリエは誰に対してもそうなんですよね。すごい人見知りに見えるけど、人やものが好きで、愛することができる女の子なんだなって思うんです。でも一方で、私は壁を作ってしまいがち……。「この人、もしかしたら意地悪な人なのかもしれない!」と思ってしまうと、バッカーンと壁を作ってしまうところがあるので、キリエを見習って、もう少し開放的に過ごそうと思いました。そういう瞬間の自分があまり好きじゃなくて、結局私はどんな人のことだって好きになるんですよ。好きになるくせに壁を作らなくていいじゃん! と。そこを乗り越えてきてくれた人とは仲良くなれるんですけど、壁を作られたら誰も来てくれないですよね……反省してます……(笑)。●BiSH解散後の変化を語る○■BiSH解散で全てに変化「ちょっとの寂しさは感じます」――今作で映画初主演を務め、BiSHが解散してから大きな転機になる作品になるかと思いますが、生活や心境に変化はありますか?全部変化がありますね……何から話したらいいか、わからないぐらい全てが変わっている日々で、正直自分もついていくのに必死な毎日です。ありがたいことにインタビューとか、雑誌の撮影、バラエティなどに出させていただける日々で、最初は怖かったんですけど、どんどん楽しくなってきていて、最近は楽に息ができるようになってきました。やっぱりBiSHの時は6人いたので、6人で持ちつ持たれつでやっていたなと改めて思いますし、今はそれがないので。ちょっとの寂しさは感じますね。――他のメンバーの皆さんが担ってくれてた部分も1人でやっていかないといけない責任がありますよね。でもそれって逆もあって、例えば人様の歌をテレビで歌う時に「あ、この子ってすごい歌良くないね。BiSHの子なんだ」と言われてしまうと、BiSHの顔に泥を塗ることになってしまうので、BiSHにいながらのソロにはプレッシャーがあったんです。ですが、その看板がなくなった状態のひとりぼっちだと、どんなことをやっても全ての責任が自分にあるので、なんだか少し楽になる部分もあったというか。「楽しんでこよう!」だけで歌える瞬間もありました。――ある意味、責任感とともに解放感もあったのですね。ちなみにBiSHメンバーの皆さんは今作をご覧になったのでしょうか?モモコグミカンパニーが見てくれました! 多分(メールで)4行ぐらい感想が届いて嬉しかった。モモちゃんがいちばん最初に観てくれたんですよ。初号の前の完成前の状態だったと思います。私、モモカンのことがめっちゃ好きなんです(笑)。人格もですけど、書く本の内容とか、人が言わなさそうな意見を言ってくるところとか着眼点も好きで。そういう着眼点を持った女の子が映画を観たら、どういう感想が生まれるんだろうってワクワクしてたので、今度会ったらちゃんと話したいなと思っています。■アイナ・ジ・エンド大阪府出身。2015年から“楽器を持たないパンクバンド”BiSHのメンバーとして活動。今年6月に行われた東京ドームでのライブ「Bye-Bye Show for Never」をもって解散した。10月13日公開の映画『キリエのうた』(auスマートパスプレミアムでは、会員限定で同作を1,100円で鑑賞できるキャンペーンを実施中)で映画初主演を務める。18日にはKyrie名義でアルバム『DEBUT』をリリースした。
2023年10月23日映画『BAD LANDS バッド・ランズ』(公開中)のティーチイン付き舞台挨拶が15日に都内で行われ、安藤サクラ、吉原光夫、原田眞人監督が登場した。同作は黒川博行氏による小説『勁草』の実写化作。特殊詐欺に加担するネリ(安藤)と弟・ジョー(山田涼介)はある夜、思いがけず“億を超える大金”を手にしてしまう。金を引き出すだけだったはずの2人に様々な巨悪が迫る。※この記事は内容のネタバレを含みます。○映画『BAD LANDS バッド・ランズ』本編ラストの意味は?安藤は「山田くんがいないから空席があるかも?とドキドキしていました。でもこうしてぎっしりといてくれて嬉しい! たくさん話せると嬉しいです」と挨拶。原田監督も「涼介のいない分も頑張ります」と意気込み、会場からは笑いが起こる。「最後のシーン(ネリが林田にお金を振り込むシーン)で、暗号資産でお金騙し取られてないですよね?」と本編に踏み込んだ内容の質問に、安藤は「林田さん(サリngROCK)はキッチリ? 一切騙さず?」と原田監督に視線を送ると、原田監督は「僕の中ではネリはちゃんと海外に飛んでます。そして海外でお金をおろして、大金持ちになってます。今日は会場に編集を担当した遊人(プロデューサー)も来ていますけど、2人で『ネリが林田にお金をあげてるけど、そこからネリが500万をお小遣い用にお金持っていくシーンを本編にも入れておいた方が良かったよな』って話したんです」といった話も飛び出した。安藤は「そういったシーンがあったんですか?」とすかさず聞き返し、原田監督が「DVDの特典映像で付けます」とコメントし会場からは大きな拍手が沸き起こった。そして、本編ラストのネリが西成から天王寺に坂を駆け上がっていくシーンについて「西成から天王寺は坂ひとつで街がガラッと変わると思うんですけど、あのシーンはネリがしがらみから解放されるという意図があったのでしょうか? 安藤さんはどういう気持ちであのシーンに臨まれたのでしょうか?」という質問。原田監督は「映画はネリが西成にいてそこから脱出する話なので、西成からあべのハルカスに向かうっていうのが象徴的で分かりやすかったんです。最終的には彼女(安藤)のアップで終わるようにして、そしてあのままどこかに飛び立っていったんだろうなっていう終わり方にしてますね」と演出意図を答えると、吉原が「あのシーン結構泣けたんですよね。こけそうになったのはわざと?」と安藤に聞く。安藤は「ラストシーンは“走る”ということに重きを置きました。走る時ってこけないように少し制御して走るんですけど、その制御を外した走りをする。理屈で目的地に向かって走るというより、とにかく走るということに重きを置いた。でもその前に実はジョーから手紙をもらったシーンでもっとジョーに対する気持ちを表現してネリの涙が流れるシーンがあったんですよ。言ってもいいんでんすか?」と監督にお伺いをたてると、原田監督も頷き「それもDVDの特典映像に」と笑いながら回答した。
2023年10月15日映画『キリエのうた』(10月13日公開)の公開記念舞台挨拶が都内で行われ、主演を務めるアイナ・ジ・エンドをはじめ、松村北斗、広瀬すず、笠原秀幸、岩井俊二監督が登壇した。同作は岩井俊二監督の最新作。時代や社会に翻弄されながら、懸命に生きるキリエ(路花 アイナ・ジ・エンド)、潮見夏彦(松村北斗)、寺石風美(黒木華)、一条逸子(イッコ/真緒里 広瀬すず)、4人の物語を描く。岩井監督がアイナ・ジ・エンドの歌声に出会い、路上ミュージシャン役で初主演に抜擢した。ノースリーブの青ドレスで華やかに登場したアイナ。公開初日に映画館で同作を鑑賞したそうで「昨日、吉祥寺の劇場まで1人で歩いて行って、観終わったあとにパンフレットも買った」と話す。同じく同作を鑑賞してパンフレットを見ている人を見かけたそうで「スーツのお兄さんが独り言で『このシーンよかったなぁ……』と言っていて。パンフレットをご購入されている姿を見ながら『ここにキリエいるよ!』とか思いながら(笑)」と生の感想を聞いたことを明かした。
2023年10月14日映画『キリエのうた』(10月13日公開)に出演するアイナ・ジ・エンドが12日、東京・JR新宿駅新南改札前の新宿 Suicaのペンギン広場にて、自身が演じるKyrieとしてシークレットで路上ライブを行った。同作は岩井俊二監督の最新作。時代や社会に翻弄されながら、懸命に生きるキリエ(路花 アイナ・ジ・エンド)、潮見夏彦(松村北斗)、寺石風美(黒木華)、一条逸子(イッコ/真緒里 広瀬すず)、4人の物語を描く。岩井監督がアイナ・ジ・エンドの歌声に出会い、路上ミュージシャン役で初主演に抜擢した。○アイナ・ジ・エンドがKyrieとして路上ライブ事前告知なしのシークレットで実施となった路上ライブにも関わらず、イベント開始前には何かを感づいた人たちで溢れるSuicaのペンギン広場。待ち侘びる人々のなか、突然アイナ・ジ・エンドが登場し、歓声が湧き上がる。「こんにちは。アイナ・ジ・エンドです。Kyrieと申します。明日から『キリエのうた』っていう映画があるんだよ」と挨拶した。映画の舞台のひとつでもある新宿について、アイナは「去年の2月くらいから撮影が始まっていたんですけど、ちょうどこの新宿の駅で映画の撮影がありました。その時はすごく寒くて、下手くそなギターがもっと下手くそになるくらい指が震えちゃって。それでも広瀬すずちゃんと過ごしたあの夜が忘れられない、とても色濃い思い出がある新宿です。その新宿でこうやってライブをさせていただいて、こんな風に集まってくれる人がいるなんてとても感慨深いです」と撮影時の思い出を振り返るとともに、再びこの地に戻ってきた感想を語る。そして「今から1曲歌ってもいいですか? 改めましてKyrieです。聞いてください」と、映画の主題歌「キリエ・憐れみの讃歌」を歌唱。観客に向けて語りかけるように歌い、「黙ってたんですけど、みんなちゃんと働いてるの? 無理してないですか? 大丈夫? ありがとう愛してます」と観客に向けて呼びかけた。ラジオ生出演を終えた岩井俊二監督も急遽サプライズで登場し、アイナは「嘘でしょ!? 岩井さんが現れた!!! びっくりした!!!!」と驚きのあまり笑ってしまう。「岩井俊二さんです。突然の岩井さんに手が震えています。私も知りませんでした」と岩井監督を紹介し、「明日ついに映画が公開なんですけど、今日みなさんとお会いして、明日も劇場のスクリーンでみなさんとお会いできるというミラクルを起こしたいです」と映画をアピール。岩井監督も「みなさんぜひ映画館へ何度も、”何度でも、何度だっていく“。足を運んでください」と、「キリエ・憐れみの讃歌」の歌詞「何度でも 何度だっていく 全てが重なっていくために」にかけてコメントした。最後に「お騒がせしてすいません。ありがとうございました。では、またね!」とアイナが別れの挨拶をし、2人は退場。約15分という短いイベントながらも、1,000人を前にKyrieの歌声を響かせた。
2023年10月13日アーティストのアイナ・ジ・エンドが主演を務める、岩井俊二監督最新作『キリエのうた』(10月13日公開)の予告編が24日、公開された。同作は岩井俊二監督の最新作。時代や社会に翻弄されながら、懸命に生きるキリエ(路花 アイナ・ジ・エンド)、 潮見夏彦(松村北斗)、寺石風美(黒木華)、一条逸子(イッコ/真緒里 広瀬すず)、4人の物語を描く。岩井監督がアイナ・ジ・エンドの歌声に出会い、路上ミュージシャン役で初主演に抜擢した。○松村北斗演じる夏彦にフォーカスこの度、3日連続予告編解禁の第3弾として、”友情”というキーワードで本作を紡いだ予告編・楽章「キリエとイッコ」が解禁となった。 「ねぇ、友達になって」と路花( アイナ)にアプローチする真緒里(広瀬)のシーンから始まる予告編映像では、学生時代に友情を育んだ2人が数年後、“イッコ”と“キリエ”として東京で再会し、行動を共にする姿が映し出されている。アイナ・ジ・エンド演じるキリエが歌う劇中曲「燃え尽きる月」に乗せて、楽しい時を過ごし無邪気に笑い合うイッコとキリエの姿を通して、先輩と後輩からマネージャーとミュージシャンへ関係性を変えながらも、固い友情で結ばれた2人の姿が瑞々しく描かれる。一方で、予告編の最後には“事件”の影が。2人の友情の行方に思いを馳せる予告編・楽章「キリエとイッコ」となっている。(C)2023 Kyrie Film Band
2023年09月24日アイナ・ジ・エンド、松村北斗(SixTONES)、黒木華、広瀬すずらが出演する音楽映画『キリエのうた』より、“友情”というキーワードで本作を紡いだ予告編・楽章「キリエとイッコ」が公開された。解禁された予告編では「ねぇ、友達になって」と、路花にアプローチする真緒里のシーンからスタート。学生時代に友情を育んだ2人は数年後、“イッコ”と“キリエ”として東京で再会し、行動を共にする姿が映し出される。キリエが歌う劇中曲「燃え尽きる月」に乗せて、楽しい時を過ごし無邪気に笑い合う2人は、先輩と後輩から、マネージャーとミュージシャンへ関係性を変えながらも、固い友情で結ばれる。しかしその一方で、映像ラストでは、“事件”の影も。なお、岩井俊二監督のYouTubeチャンネル「岩井俊二映画祭」では、アイナ・ジ・エンドさん、黒木さん、広瀬さんのメイキング映像を公開。初公開となるサントラ音源3曲に乗せて、スーパースローをかけた静止画のような不思議な映像が流れる。『キリエのうた』は10月13日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:キリエのうた 2023年10月13日より全国にて公開Ⓒ2023 Kyrie Film Band
2023年09月24日安藤サクラと山田涼介(Hey! Say! JUMP)が「特殊詐欺」犯の姉弟を演じる『BAD LANDS バッド・ランズ』が、9月29日(金)、いよいよ全国公開される。直木賞作家・黒川博行の小説『勁草』を、原田眞人監督の見事な映画センスで脚色した、大阪が舞台のクライム・サスペンスだ。『BAD LANDS バッド・ランズ』原作の『勁草』(けいそう)、『大辞林』によれば「風などに負けない強い草。また、節操・思想の堅固な人のたとえ。」とある。つまり、タフな奴ってことか。原作は特殊詐欺グループと捜査陣の、まるで頭脳戦のような攻防が描かれていて、これだけでも十分すぎる内容なのだが、原田眞人監督は、犯人グループの中心となる主人公を女性に、その相棒を彼女の弟に変え、物語を分厚く、さらにドラマティックなものにした。オレオレ詐欺などの“特殊詐欺”は組織的な犯行といわれる。分担された役割は隠語で呼ばれる。実行犯には、電話を掛けて騙す役の「掛け子」、振り込ませた金融機関から現金を引き出す「出し子」、被害者に接触して金を受け取る「受け子」がいる。「掛け子」を管理しているのが「番頭」。「出し子」と「受け子」が金を持って逃亡するのを防止するのが「見張り」。と、原作には書かれている。この他にも闇の携帯や架空口座を売る「道具屋」、多重債務者などの名簿を売る「名簿屋」等、驚くほど“職務”が整理されている。しかも、逮捕時のリスク管理のため、お互いの素性は知らない、という巧妙なシステムで動いているのだ。安藤サクラ扮する煉梨(ネリ)は「見張り」役。「受け子」が被害者と接触してよいかも判断する。仲間には“三塁コーチ”というニックネームで呼ばれている。映画は、ネリが「受け子」を従えて、ある案件を実行中、というところから始まる。詐欺に遭ったとおぼしき中年の女性が、銀行でお金をおろし、「掛け子」の指示通り、受け渡し場所に向かう。ネリは、一部始終を遠巻きに見ながら、「受け子」への最終ジャッジをくだす。が、どうも、中年女性の周辺にいる男がクサい。警察のおとり捜査ではないか……。そんな特殊詐欺だけでなく、最下層の人たちを食い物にする、様々な、わりとせこい“しのぎ”がネリのかせぎぶちだ。山田涼介演じる弟の穣(ジョー)は刑務所から出所したばかりで、そんなネリの仕事を手伝うことになる。この姉弟が、偶発的なできごとから、ある事件に関わって億単位の金を手にすることになり、警察だけでなく、巨悪から追われるというストーリーだ。さまざまな人間たちが複雑に絡み合うドラマは『日本のいちばん長い日』を始め、原田眞人監督が得意とするところ。今回も、ネリの属する犯行グループ、警察、そして、ネリを追う別のグループと、幾筋もの人間関係が交錯する。その要所要所に、絶妙にキャスティングされた役者の個性がにじみ出る。弟ジョー役の山田涼介は、原田監督の『燃えよ剣』で沖田総司役を演じて以来の起用。ナイーブで、血のつながらない姉・ネリを慕う可愛い一面もあるが、冷血でややあぶないサイコパス。まさに現代に蘇った沖田総司というか、彼がまた、いい雰囲気をだしている。犯行グループのボス格「名簿屋」は、こういうウサンくさい役どころがビシバシ似合う生瀬勝久。ネリを幼いころから知る元ヤクザに宇崎竜童、自分のことをボクと言っちゃうTatooありの、通称“曼荼羅”だ。「道具屋」にはなんと天童よしみ、このセリフを天童さんにふるかあ、と見ていて思わず吹いてしまった。捜査陣も、刑事役に『どうする家康』の柴田勝家役だった吉原光夫、捜査班の班長に江口のりこ(やけにめがねに凝っている)と個性派をそろえた。もちろん、真っ向なクライムサスペンスなのだが、注を入れたくなるキャラクターの持ち主ばかりで、使う言葉も関西弁とあって、どこか、そこはかとないユーモアが感じられる。このアンサンブルが、関西ノワールの魅力であり、映画の醍醐味だ。それだけではない。原田作品では、時折、こんなスゴイ役者がいたか、と驚かされる。例えば、酒向芳を『検察側の罪人』で見たときがそうだった。本作では、ネリとジョーが息抜きに出入りする裏賭場の金庫番、林田役の“サリngROCK”が、得体の知れない感じで、その怪しさがたまらない。大阪の劇団「突撃金魚」の脚本・演出家だそう。そしてなんといっても、「世界の主演女優賞を全て差し上げたい名演です」と監督が絶賛する安藤サクラ。詐欺師の顔も、妖艶な女性の立ち振る舞いも、キャップを目深にかぶった三塁コーチ役も、弟への優しさとも愛ともとれる姉の顔も、どれをとっても印象に残る。超タフで、すこぶるカッコいい。安藤さんは、できればこの後、さまざまな監督作品に出演して、他の顔も見せてほしい。まだまだ全貌をみせない日本の宝、ちょっと大袈裟だがそこまで思える俳優だ。原田作品の魅力。もうひとつは、セットを始め、どこで撮ったのだろうと感心する映像のユニークさ。今回、大阪でロケもしているが、彦根の各所でオープンセットを作ったり、住宅や店舗を改造して、撮影を行っている。例えば、詐欺グループが出入りするプールバーなんて、無国籍でノワール(暗黒)映画にぴったりの舞台。この店の名前が、タイトルにもなっている「BAD LANDS」。若き日のシシー・スペイセクとマーティン・シーンが共演したテレンス・マリック監督『地獄の逃避行』(1973) の原題からとっている。主人公ネリの名前は、ドストエフスキーの『虐げられた人びと』のネリーからだという。そんな風に、映画のあちこちに、まるで宝探しでみつける宝物のように、監督の遊び心も隠されている。文=坂口英明(ぴあ編集部)【ぴあ水先案内から】笠井信輔さん(フリーアナウンサー)「……緻密に計算された配役と演出。キャストの移動をつぶさに追うカメラが画面に躍動感を与え想像を超える犯罪カオスへと向かうのだ」笠井信輔さんの水先案内をもっと見る()(C)2023『BAD LANDS』製作委員会
2023年09月18日元BiSHのアイナ・ジ・エンドが16日、インテックス大阪にて開幕した「KOYABU SONIC 2023」に出演した。アイナは、川谷絵音(ギター&プロデュース)、小籔千豊(ドラム)、くっきー!(ベース)、中嶋イッキュウ(ボーカル)、新垣隆(キーボード)による5人組バンド・ジェニーハイのステージにゲストとして登場。コラボ曲「不便な可愛げ」を披露した。歌唱前に、アイナは「すごくうれしいです。小籔さんありがとうございます! 楽しみにしていました」と声を弾ませ、小籔も「こちらこそありがとう」と感謝。そして、イッキュウとのツインボーカルでそれぞれの歌声を響かせて観客を魅了し、大きな拍手に包まれた。ジェニーハイが初日のトリを飾り、エンディングへ。アイナも再び登場し、「6月にBiSHというグループが解散して、なかなかライブで会う機会がなかったので、誘っていただいてうれしかったです。会えてよかった!」と笑顔で観客に手を振り、「クオリティも全部上がっていてジェニーハイ感動しました。本当に楽しかったです」と、進化したジェニーハイとの共演に大満足の様子だった。「KOYABU SONIC」は小籔千豊が主宰する“音楽と笑いの融合”をテーマにしたフェスティバルで、コロナウイルス感染拡大の影響で2020年より中止していたが今年4年ぶりに開催(9月16日~18日、インテックス大阪)。主宰者である小籔がアーティストのラインナップ・会場レイアウトから、コヤソニならではのコラボ企画まで完全にプロデュースしている。
2023年09月17日アイナ・ジ・エンドが、映画『キリエのうた』の主人公・Kyrie(キリエ)名義によるアルバム『DEBUT』を、2023年10月18日(水)に発売する。アイナ・ジ・エンド、Kyrie名義による1stアルバム『DEBUT』アイナ・ジ・エンドが初めての主演を務める、岩井俊二監督による最新作『キリエのうた』。アルバム『DEBUT』は、本作の主人公で路上ミュージシャン役を演じるアイナ・ジ・エンドが、役名のキリエ名義で発売する作品だ。映画『キリエのうた』作中で流れるものとは異なるアレンジで作中で主人公のキリエが歌唱する楽曲の多くは、主題歌「キリエ・憐れみの讃歌」を含めて、アイナ・ジ・エンド自身が作詞作曲したもの。『DEBUT』ではこれをベースに、全ての楽曲を小林武史がサウンドプロデュース。作中で流れる音楽とは異なるアレンジで収録される。アイナ・ジ・エンドによるコメント"キリエのうた"キリエとして生き抜いた日々で生まれた曲を小林武史さんに編曲していただいて岩井俊二さんとも歌詞を紡ぎました。地面の暗がりも、底なしの空の明るさもどっちも大切です。どっちも愛おしいです。他愛のない日常が煌めいていけますように、あなたのそばに、このアルバムを。よかったら聞いていただきたいです。作品情報Kyrie 1stアルバム『DEBUT』発売日:2023年10月18日(水)発売価格:[CD+ DVD] 6,050円[CD+ Blu-ray] 6,050円[CD]3,850円※DVD、Blu-rayにはアルバム楽曲制作などのメイキング映像を収録予定。※DVDとBlu-rayに収録される映像は同一予定。
2023年08月25日元BiSHのアイナ・ジ・エンドが主演を務める映画『キリエのうた』(10月13日公開)が、auスマートパスプレミアム会員限定で期間中いつでも1,100円で鑑賞できるキャンペーンの対象作品になった。岩井俊二監督がメガホンを取り、音楽を小林武史氏が担当する同作。楽器を持たないパンクバンド・BiSHを経て、現在はソロとして活動するアイナ・ジ・エンドが、歌うことでしか“声”を出せない路上ミュージシャン・キリエ役で映画初主演を果たす。石巻、大阪、帯広、新宿と岩井監督のゆかりある地を舞台に紡がれる、出会いと別れを繰り返す4人の壮大な物語だ。姿を消したフィアンセを捜し続ける青年・夏彦役は、SixTONESの松村北斗。過去にとらわれた青年の複雑な心情を、細やかな演技で表現する。傷ついた人々に寄り添う教師・フミ役の黒木華は、清らかな慈愛を体現し、物語に奥行きを与える。過去を捨て、名前を捨て、キリエのマネージャーを買って出る謎めいた女性・イッコ役を広瀬すずが演じ、従来のイメージを覆す役どころで新境地を切り開く。複数の作品で、昨年5月から展開中の同キャンペーン。auスマートパスプレミアム会員(同伴者1名まで)を対象に全国のTOHOシネマズ、ユナイテッド・シネマ、シネプレックス、コロナシネマワールドなどで実施し、期間中であれば、何度でも一般・大学生1,100円、高校生以下は900円で鑑賞が可能となる。
2023年08月24日10月13日(金) に公開される映画『キリエのうた』より、主演を務めるアイナ・ジ・エンドがKyrie(キリエ)名義でアルバム『DEBUT』をリリースすることが決定した。本作は監督・岩井俊二、音楽・小林武史による音楽映画。壮絶な運命と無二の歌声を宿したキリエの音楽がつなぐ13年に及ぶ壮大な愛の物語で、降りかかる苦難に翻弄される男女4人の人生をドラマティックに描く。初主演となるアイナは本作で主題歌を歌唱するほか、劇中曲として6曲を制作し劇中でパフォーマンスも披露。そのほか、松村北斗(SixTONES)、黒木華、広瀬すずといった豪華俳優陣がメインキャストとして出演することでも注目を集める。映画の中で主人公“Kyrie”が歌唱する楽曲はアイナ自身が作詞作曲を多数しており、それら全ての楽曲を小林武史がサウンドプロデュース。劇中で流れる音楽とは異なるアレンジでアルバムに収録される。また、同日に小林が担当する本映画のサウンドトラックがリリースされることが決定。公開されたメイキングティザー映像は、主題歌「キリエ・憐れみの讃歌」のレコーディング時や映画の完成報告イベント、『ap bank fes ’23』で初歌唱した時の場面を盛り込んだ映像になっている。■アイナ・ジ・エンド コメント"キリエのうた"キリエとして生き抜いた日々で生まれた曲を小林武史さんに編曲していただいて岩井俊二さんとも歌詞を紡ぎました。地面の暗がりも、底なしの空の明るさもどっちも大切です。どっちも愛おしいです。他愛のない日常が煌めいていけますように、あなたのそばに、このアルバムを。よかったら聞いていただきたいです。『DEBUT』ティザー映像<リリース情報>Kyrie 1st ALBUM『DEBUT』10月18日(水) リリース【CD+DVD】6,050円(税込)【CD+Blu-ray】6,050円(税込)【CD Only】3,850円(税込)※DVD、Blu-rayにはアルバム楽曲制作などのメイキング映像を収録予定。(DVDとBlu-rayに収録される映像は同一予定です)『キリエのうた』オリジナル・サウンドトラック 〜路花〜10月18日(水) リリース【2CD】4,400円(税込)予約リンク:■Kyrie『DEBUT』■『キリエのうた』サントラ<作品情報>『キリエのうた』10月13日(金) 公開『キリエのうた』ティザービジュアル(C)2023 Kyrie Film Band原作・脚本・監督:岩井俊二音楽:小林武史出演:アイナ・ジ・エンド、松村北斗、黒木華/広瀬すず公式HP:関連リンクアイナ・ジ・エンド Official Site::: (Staff)::
2023年08月14日アーティストのアイナ・ジ・エンドが主演を務める、岩井俊二監督最新作『キリエのうた』(10月13日公開)のビジュアルが24日、公開された。同作は岩井俊二監督の最新作。時代や社会に翻弄されながら、懸命に生きるキリエ(路花 アイナ・ジ・エンド)、 潮見夏彦(松村北斗)、寺石風美(黒木華)、一条逸子(イッコ/真緒里 広瀬すず)、4人の物語を描く。岩井監督がアイナ・ジ・エンドの歌声に出会い、路上ミュージシャン役で初主演に抜擢した。この度公開されたのは、本作が漂わせる“歌” “恋愛” “友情”を表現した3種類のビジュアル。アイナ・ジ・エンドが中心に描かれるビジュアルは、雑踏のなかで歌うキリエの姿が人混みの影から映されており「家はありません。歌しか、うたえません」というキャッチコピーと共に、運命に翻弄されるだけでない、懸命に音楽を奏でるキリエの、そして彼女の歌声の力強さが伝わってくるビジュアルとなった。松村北斗が中心に描かれるビジュアルではキリエと夏彦が額を寄せ合う姿が切り取られ、2人の一瞬の煌めきを爽やかに感じられるものに。広瀬すずが中心に描かれるビジュアルではキリエとイッコが頬を寄せ、同じ憂いを帯びた瞳で遠くを見つめる姿から、2人の絆や2人に待ち受ける未来を予見するようなざわつきを感じさせる。松村、広瀬のポスターには「忘れたい。忘れたくない。」というコピーが添えられ、いなくなってしまった恋人を想う夏彦と、名前も過去も捨てたイッコ、そして物語の中心人物となるキリエの心情を表している。(C)2023 Kyrie Film Band
2023年07月24日岩井俊二監督が手掛ける音楽映画『キリエのうた』より、アイナ・ジ・エンド、松村北斗(SixTONES)、広瀬すずが写し出されたビジュアルが公開された。本作は、壮絶な運命と無二の歌声を宿したキリエの音楽がつなぐ、13年に及ぶ壮大な愛の物語。降りかかる苦難に翻弄される男女4人の人生が、切なくもドラマティックに交錯していく。今回公開されたビジュアルは、本作が漂わせる“歌”、“恋愛”、“友情”を表現。まず、雑踏のなかで歌うアイナさん演じるキリエが人混みの間から写し出されたビジュアルは、運命に翻弄されるだけでない、懸命に音楽を奏でるキリエの歌声の力強さが伝わってくるようだ。松村さん演じる夏彦が中心に描かれるビジュアルでは、キリエと額を寄せ合い、2人の一瞬の煌めきが爽やかに感じられる。そして、広瀬さん演じるイッコが中心に描かれるビジュアルでは、キリエと頬を寄せ、同じ憂いを帯びた瞳で遠くを見つめる姿から、2人の絆や2人に待ち受ける未来を予見するようなざわつきを感じさせる。いなくなってしまった恋人を想う夏彦と、名前も過去も捨てたイッコ、そして物語の中心人物となるキリエ。それぞれの心情を表したコピーか添えられた。『キリエのうた』は10月13日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:キリエのうた 2023年10月13日より全国にて公開Ⓒ2023 Kyrie Film Band
2023年07月24日9月29日(金) に全国公開される映画『BAD LANDSバッド・ランズ』の追加キャストが発表され、併せて予告編と本ビジュアルが公開された。『BAD LANDSバッド・ランズ』は、第151回直木賞を受賞した『破門』などで知られる作家・黒川博行による小説『勁草』を、『検察側の罪人』『関ヶ原』など数々の話題作を手がけてきた原田眞人監督が映画化した作品。特殊詐欺を生業とする主人公・橋岡煉梨(ネリ)役は、今回が原田監督作品に初参加となる安藤サクラ、ネリの弟・矢代穣(ジョー)役は、『燃えよ剣』以来2度目の原田監督作品の参加となる山田涼介(Hey! Say! JUMP)が演じる。今回のアナウンスでは、さらなる化学反応をもたらす豪華キャストが顔を揃えた。大阪の「ふれあい荘」に住む元ヤクザで、幼いころからネリのことをよく知る曼荼羅(まんだら)役に宇崎竜童、同じくNPO法人「大阪ふれあい事業推進協議会」の理事長であるが、裏の顔は特殊詐欺グループの名簿屋を名乗る高城役に生瀬勝久、大阪府警で特殊詐欺の捜査をする捜査一課の刑事・佐竹役に吉原光夫、同じく大阪府警にある特殊詐欺合同特別捜査班の班長・日野役に江口のりこ、そしてネリも加担する特殊詐欺の道具屋であり、「亥誠組」とのつながりを持つ新井ママ役に天童よしみが決定した。そのほかにも、博識ながら「ふれあい荘」に住み特殊詐欺の受け子をして生きる通称“教授”役に大場泰正、グローバル・マクロ投資家の大物で総資産500億ドルにものぼるゴヤ・コーポレーションの会長の胡屋役に淵上泰史、裏賭場の帳付、さらに裏社会での黒い仕事を仲介する謎多き女・林田役にサリngROCKという、一癖も二癖もあるキャストが集結した。公開された予告映像は、特報映像より一層緊迫感が増した映像となっており、「ホンマもんの詐欺師にはなりとうない」というネリとジョーの脱出することのできない“最底辺”での“仕事”の一端が垣間見える。そこに高城から「日本の根幹をゆるがすビッグビジネス」の存在を告げられるネリ。そして思いがけず手にした3億円を前にはしゃぐジョーの姿と、そこへ迫りくる刑事や投資家、裏社会の人間たちの姿。「選択は二つ。主人のもとへ戻るか、切り裂かれるか」というセリフが〈持たざる者〉である姉弟の、後には引けない心情を表している。さらに、姉弟を取り巻く“くせ者”たちが一気にお披露目。元ヤクザでネリを幼いころからよく知る曼荼羅に、道具屋の新井ママ、さらにはネリの親代わりともいえる存在の特殊詐欺の名簿屋・高城までもが二人へ牙をむく。本ビジュアルは疾走感溢れるティザービジュアルからは一転、BAD LANDSのアルファベットのロゴの意匠に紛れ込む癖のある新キャスト陣の怪しく笑う表情、苦悩を浮かべる表情、正義を見つめる目線──。そんな多様な登場人物全員を翻弄するかのように怪しくこちらを見つめるネリとジョーの姿が印象的で、より危険な香りを漂わせるビジュアルとなっている。『BAD LANDSバッド・ランズ』本予告<作品情報>『BAD LANDSバッド・ランズ』9月29日(金) 全国公開『BAD LANDSバッド・ランズ』本ビジュアル(C)2023『BAD LANDS』製作委員会原作:黒川博行『勁草』(徳間文庫刊)監督・脚本・プロデュース:原田眞人【出演】安藤サクラ、山田涼介生瀬勝久、吉原光夫、大場泰正、淵上泰史、縄田カノン、前田航基鴨鈴女、山村憲之介、田原靖子、山田蟲男、伊藤公一、福重友、齋賀正和、杉林健生、永島知洋サリngROCK、天童よしみ/江口のりこ/宇崎竜童関連リンク公式サイト::
2023年07月19日