Hey! Say! JUMPの薮宏太(34)とAぇ! groupに草間リチャード敬太(28)、俳優の梅田彩佳(35)が6日、東京・シアタークリエでミュージカル『tick, tick...BOOM!』のゲネプロ&取材会に参加した。薮は初日を前にした心境を問われると「3人でけいこを頑張った。ステージ上に3人しかいないんですけど、僕はジョン役だけ。2人は自分の役以外もめちゃくちゃやっているので大変だと思う。気付いたらシーンが変わっているので、集中力を持ってやらないといけないなって思います」と話した。梅田は「初めてゲネでステージをやって、薮くんとリチャの3人なんだなと改めて思いました。めちゃくちゃ心強いなと。出てない時は袖で2人のことを見てパワーをもらっています」とし、薮は「見てるんだ。気付かなかった。気付きたくないけど」と苦笑いで語った。草間は「ゲネの感じを見たら本番がイケそうです。ゲネの客席が怖すぎて…」とし、『RENT』のキャストがゲネプロ時に前方に座っていたことを振り返る。すると薮は「ジョンなので『僕が作った音楽で、みんな歌っているんだよ?』という気持ちになるとイケることに気付きました」と笑っていた。また、冒頭のあいさつで、「草間リチャード敬太です」と草間があいさつすると、薮は「草間リチャード敬太ってカッコいいよね」と一言。草間は思わず「今さらっすか?」とツッコむ一幕もあった。そして、薮の存在について草間は「僕が行けない分、どんどん来てくださるので、めちゃくちゃやりやすいです。後輩が言うのもアレなんですけど」と評し、薮は「初めて言われたよ、ありがとう」と和やかなムードで語っていた。日本でも大人気のミュージカル『RENT』。ブロードウェイの歴史を変えたこの作品を生み出しながら、開幕日寸前に急逝した伝説的ミュージカル作家、ジョナサン・ラーソンの下積み時代の経験をベースに葛藤と成長を楽曲の数々でつづる。ミュージカル作家として成功を夢見るジョナサン(薮)はダイナーで働きながら創作活動に励む。創作への熱い情熱はあるものの、うまくいかず、アルバイトで生計を立てる日々。有名ミュージカル作家が軒並み30歳を前に成功していることに焦り、自身の30歳の誕生日までのカウントダウンとともに、将来への不安がだんだんと大きくなっていく。ダンサーを目指していた恋人のスーザン(梅田)は、別の仕事に就くことを考え、ジョナサンにも一緒にニューヨークを離れることを提案する。俳優を目指していた親友のマイケル(草間)も、早々にその夢に見切りをつけビジネスマンに。成功した彼はジョナサンに就職をすすめてくる。30歳まであと一週間。チック、チック…まるで時限爆弾のように、頭の中に時を刻む音が響きわたる。このまま、夢を追うことを諦めるべきなのか。ジョナサンは葛藤しつつも、業界人を招いた試演会に望みをかけ、ミュージカルの創作を続ける。シアタークリエで10月31日まで上演され、愛知・東海市芸術劇場で11月3日・4日、大阪 COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで11月7日から11日まで上演される。
2024年10月08日ミュージカル『tick, tick...BOOM!』の公開ゲネプロが6日に東京・シアタークリエで行われ、薮宏太、梅田彩佳、草間リチャード敬太(Aぇ! group)が取材に応じた。同作はミュージカル『RENT』を生み出しながら、開幕日寸前に急逝したジョナサン・ラーソンの下積み時代の経験をベースに自身の葛藤と成長を楽曲の数々で綴ったミュージカル。2001年にオフ・ブロードウェイにて上演されたことを皮切りに、日本をはじめ、イギリス、カナダなど各国にて上演された。2021年には映画化もされアカデミー賞2部門でノミネートされた話題作となる。○ミュージカル『tick, tick...BOOM!』の公開ゲネプロに薮宏太、梅田彩佳、草間リチャード敬太登場「ゲネプロの客席が怖すぎて。めっちゃサプライズ。『RENT』のキャストさんとかが……」(草間)、「1番前に」(梅田)と、『RENT』日本版キャストも公開ゲネプロを観ていたという同作。薮は「でも僕はジョナサン・ラーソン(役)じゃないですか。ジョンじゃないですか。『僕が作った音楽でみんな歌ってる!』という気持ちになると、いけるってことに気付いた」と乗り越え方を明かした。Hey! Say! JUMPの薮と、Aぇ! groupの草間は同じ事務所だがこれまで交流はなかったという。薮は「リチャ(草間)、こう見えてめちゃめちゃシャイなんです。Aぇ! groupというだけで、『どや!』って関西の感じで来るかなと思ってたら、 めちゃめちゃシャイ」と苦笑。草間は「先に話しかけてくれて。『リチャ、シャイだよね〜』って」と感謝し、薮は「俺もシャイな方で、気持ちがわかるので。『シャイでもいいから、もう解放しようぜ!』と言って、一緒に頑張ってましたね。東京で2カ月ぐらい泊まってるというから、ご飯屋さんとか、僕が一方的にURLを送って、『ここおいしいぞ』と」と気にかけている様子。薮はさらに「聞いてくださいよ。連絡先、僕から聞いたんです」と訴え、草間は「ま、シャイなんで」と応じる。薮は「いつまでたっても2人とも連絡先交換しないぞと思って。俺も聞くタイプでもないし、多分このまま行ったらやばいなと思って『リチャ、連絡先交換しよ』って」と様子を再現。「(梅田と)3人、あとスウィングのお二方(AYAKA、石川新太)と5人で焼肉食べたね」という薮に、梅田は「奢ってくれました、薮くんが。ありがとうございます」と明かす。草間は「僕が行けない分どんどん来てくださるので、 めちゃくちゃやりやすいですね。後輩が言うのもなんですけど、めちゃくちゃやりやすい」と笑いを誘い、薮は「ありがとうございます」と頭を下げていた。今作のタイトルでは「30歳までのカウントダウンの音」が表されているが、人生のモヤモヤが晴れた時期について聞かれると、薮は「当時デビューする年齢って高校生とか普通だったんですよ。僕は高校3年生で今のグループに入ってデビューさせてもらったんですけど、『高3でデビューできなかったら辞めようかな』ぐらいの感じだった。今だったら、リチャは29でデビューしたわけでしょ。(当時は)今みたいにあるグループがそのままデビューするという感じじゃなくて、高校生でデビューするのが当たり前だったので、なんとなく高校3年生にさしかかってからの1年ぐらいは『どうしようかな』と。塾とか行ったりして急に勉強始まっちゃって」と、進路に迷っていた時期について振り返る。「でも、気づいたらデビューして。でも、大学も行って。勉強しててよかったなと思うとこもある。16〜7歳とか、 早いと思われるかもしんないですけど、モヤモヤというか、『もっと頑張んなきゃな』と(思った時期)。人との巡り合いと、運と、いろんなことがあって、今の活動がずっとできてるのはすごくありがたいです」と語った。梅田は「私は元々アイドルグループ、AKB(48)にいたんですけど、27(歳)で卒業して。10年間グループにいて、今まではグループの中にいたけど、1人で卒業する時にけっこうな決意があった。でも卒業したら吹っ切れて。ミュージカルが大好きなんですけど、『ミュージカルを頑張る』という気持ちで、1個吹っ切れた感じがすごくして、モヤモヤはなくなった」と回答。草間も「僕はやっぱりデビューですね。メンバーの末澤(誠也)が30(歳)になるまでにデビューしたいというのをずっと言ってたんで。『デビューできるんかな、ほんまに』みたいな時期もあったんで、今年5月にデビューできて、そこでモヤモヤはパッと晴れました」とコメントし、薮も拍手していた。東京公演はシアタークリエにて10月6日~31日、愛知公演は東海市芸術劇場にて11月3日~4日。大阪公演はCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて11月7日~11日。
2024年10月08日Hey! Say! JUMPの薮宏太(34)とAぇ! groupに草間リチャード敬太(28)、俳優の梅田彩佳(35)が6日、東京・シアタークリエでミュージカル『tick, tick...BOOM!』のゲネプロ&取材会に参加した。薮は初日を前にした心境を問われると「3人でけいこを頑張った。ステージ上に3人しかいないんですけど、僕はジョン役だけ。2人は自分の役以外もめちゃくちゃやっているので大変だと思う。気付いたらシーンが変わっているので、集中力を持ってやらないといけないなって思います」と話した。梅田は「初めてゲネでステージをやって、薮くんとリチャの3人なんだなと改めて思いました。めちゃくちゃ心強いなと。出てない時は袖で2人のことを見てパワーをもらっています」とし、薮は「見てるんだ。気付かなかった。気付きたくないけど」と苦笑いで語った。草間は「ゲネの感じを見たら本番がイケそうです。ゲネの客席が怖すぎて…」とし、『RENT』のキャストがゲネプロ時に前方に座っていたことを振り返る。すると薮は「ジョンなので『僕が作った音楽で、みんな歌っているんだよ?』という気持ちになるとイケることに気付きました」と笑っていた。けいこ中、草間には「もっとニューヨーカーになって」という演出があったそう。草間は「貪欲に『俺が、俺が』と言われた。そこを掴むのが大変でした」と振り返ると、薮は「リチャード、こう見えて、めちゃくちゃシャイなんです」と口にする。薮は「全然シャイじゃないと思ってました。Aぇ! groupってだけで『どや!』という関西の感じで来るかなと思ったら、めちゃくちゃシャイで。シャイなりに頑張ってました」と称える。シャイなことを感じ取った薮は積極的に話しかけたという。薮は「俺もシャイな方なので、気持ちがわかる。『シャイでもいいから開放しようぜ』と」と真意を説明。親友役で仲も深まったそう。東京に泊まり込んだ草間に、おいしい食事処を紹介。そして、薮は「聞いてくださいよ!連絡先は僕から聞きました。いつまで経っても2人で連絡先を交換しないと思って。このまま行くとヤバいと思って『リチャ、連絡先を交換しよう』って」と優しい一面がチラリ。「まぁ、シャイなんで」と草間は照れながらも薮に感謝していた。日本でも大人気のミュージカル『RENT』。ブロードウェイの歴史を変えたこの作品を生み出しながら、開幕日寸前に急逝した伝説的ミュージカル作家、ジョナサン・ラーソンの下積み時代の経験をベースに葛藤と成長を楽曲の数々でつづる。ミュージカル作家として成功を夢見るジョナサン(薮)はダイナーで働きながら創作活動に励む。創作への熱い情熱はあるものの、うまくいかず、アルバイトで生計を立てる日々。有名ミュージカル作家が軒並み30歳を前に成功していることに焦り、自身の30歳の誕生日までのカウントダウンとともに、将来への不安がだんだんと大きくなっていく。ダンサーを目指していた恋人のスーザン(梅田)は、別の仕事に就くことを考え、ジョナサンにも一緒にニューヨークを離れることを提案する。俳優を目指していた親友のマイケル(草間)も、早々にその夢に見切りをつけビジネスマンに。成功した彼はジョナサンに就職をすすめてくる。30歳まであと一週間。チック、チック…まるで時限爆弾のように、頭の中に時を刻む音が響きわたる。このまま、夢を追うことを諦めるべきなのか。ジョナサンは葛藤しつつも、業界人を招いた試演会に望みをかけ、ミュージカルの創作を続ける。シアタークリエで10月31日まで上演され、愛知・東海市芸術劇場で11月3日・4日、大阪 COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで11月7日から11日まで上演される。
2024年10月08日Hey! Say! JUMPの薮宏太(34)とAぇ! groupに草間リチャード敬太(28)、俳優の梅田彩佳(35)が6日、東京・シアタークリエでミュージカル『tick, tick...BOOM!』のゲネプロ&取材会に参加した。薮は初日を前にした心境を問われると「3人でけいこを頑張った。ステージ上に3人しかいないんですけど、僕はジョン役だけ。2人は自分の役以外もめちゃくちゃやっているので大変だと思う。気付いたらシーンが変わっているので、集中力を持ってやらないといけないなって思います」と話した。梅田は「初めてゲネでステージをやって、薮くんとリチャの3人なんだなと改めて思いました。めちゃくちゃ心強いなと。出てない時は袖で2人のことを見てパワーをもらっています」とし、薮は「見てるんだ。気付かなかった。気付きたくないけど」と苦笑いで語った。草間は「ゲネの感じを見たら本番がイケそうです。ゲネの客席が怖すぎて…」とし、『RENT』のキャストがゲネプロ時に前方に座っていたことを振り返る。すると薮は「ジョンなので『僕が作った音楽で、みんな歌っているんだよ?』という気持ちになるとイケることに気付きました」と笑っていた。ドレッドヘアや編み込みなど特徴的な髪型をしていた草間だが、作品のために「久しぶりド短髪になりました」と報告。切らない場合はカツラの予定だったが「カツラでこの髪型は…」と思い、「切ってなかったから、久しぶりに『切ります!』と」と一念発起。「一世一代だったのに、周りがあんまり興味なくて…。(事務所の人に)『いつ切るんですか?どれぐらい切るんですかね?』と聞いていたら『わかんないですけど、切るんですよね?』と。結構、大事やでって思ってたんですけどね」とボヤきながら「久しぶりで、いい感じです」と笑顔を見せていた。日本でも大人気のミュージカル『RENT』。ブロードウェイの歴史を変えたこの作品を生み出しながら、開幕日寸前に急逝した伝説的ミュージカル作家、ジョナサン・ラーソンの下積み時代の経験をベースに葛藤と成長を楽曲の数々でつづる。ミュージカル作家として成功を夢見るジョナサン(薮)はダイナーで働きながら創作活動に励む。創作への熱い情熱はあるものの、うまくいかず、アルバイトで生計を立てる日々。有名ミュージカル作家が軒並み30歳を前に成功していることに焦り、自身の30歳の誕生日までのカウントダウンとともに、将来への不安がだんだんと大きくなっていく。ダンサーを目指していた恋人のスーザン(梅田)は、別の仕事に就くことを考え、ジョナサンにも一緒にニューヨークを離れることを提案する。俳優を目指していた親友のマイケル(草間)も、早々にその夢に見切りをつけビジネスマンに。成功した彼はジョナサンに就職をすすめてくる。30歳まであと一週間。チック、チック…まるで時限爆弾のように、頭の中に時を刻む音が響きわたる。このまま、夢を追うことを諦めるべきなのか。ジョナサンは葛藤しつつも、業界人を招いた試演会に望みをかけ、ミュージカルの創作を続ける。シアタークリエで10月31日まで上演され、愛知・東海市芸術劇場で11月3日・4日、大阪 COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで11月7日から11日まで上演される。
2024年10月08日日本公開20周年『ラブ・アクチュアリー 4Kデジタルリマスター』より場面写真と30秒予告が解禁された。リチャード・カーティス監督が手掛けた本作は、クリスマスを迎えるまでの9つの愛の物語を描いた作品。ヒュー・グラント、リーアム・ニーソン、キーラ・ナイトレイ、コリン・ファースなど豪華キャストが出演している。この度解禁となった場面写真は、日本公開20周年を記念し4Kデジタルリマスターで蘇った本作の映像の美しさが改めて分かるものとなっている。ヒュー・グラント演じる英国首相が秘書のナタリーに恋をする映画序盤のシーンから、リーアム・ニーソン演じる父親ダニエルが落ち込んでいる息子サムを気遣い悩みを聞くシーン。キーラ・ナイトレイのウエディングドレス姿が美しい華やかな結婚式のシーン、アラン・リックマンとエマ・トンプソンが演じる夫婦の幸せに見えるクリスマスパーティーのシーン。コリン・ファース演じる傷心の作家ジェイミーと言葉の通じないメイドとの穏やかな日々が垣間見えるシーン、そしてビル・ナイ演じるロックスタービリーのクリスマス感満載のライブシーンなど全13点となっている。また併せて30秒予告も解禁。マライア・キャリーの大ヒット曲「恋人たちのクリスマス(All I Want For Christmas Is You)」に合わせ、19人のキャラクターの笑顔と愛が映し出されている。さらに、特典付きムビチケカードが10月4日(金)より発売開始。キーラ・ナイトレイ演じるジュリエットに密かな恋心を抱くマーク(アンドリュー・リンカーン)が「クリスマスだから聞き流してほしい」と伝えるシーンを再現したオリジナルクリスマスカードが付いてくる。『ラブ・アクチュアリー 4Kデジタルリマスター』は12月6日(金)より新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下、ヒューマントラストシネマ有楽町、グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年10月02日リチャード・ギアが『アメリカン・ジゴロ』で世界を痺れさせたのは、1980年。この映画の監督兼脚本家ポール・シュレイダーも、当時『タクシードライバー』(1976)の脚本家として大きな注目を集めていたところだった。それから44年、このふたりがついにまたコンビを組んだ。その映画のタイトルは、『Oh, Canada』。原作はラッセル・バンクスが2021年に出版した小説『Foregone』。脚色はシュレイダーが行った。ギア演じる主人公レオナード・ファイフは、1940年代前半、アメリカ東海岸に生まれた男性。ベトナム戦争の従軍の理由もあり、若い頃にカナダに移住した彼は、それまでの経歴とはまるで違うドキュメンタリー映画監督として名を馳せることになる。映画のはじめに出てくる彼は、重病に苦しむ80代の高齢者。現在の妻エマやケアテイカーのお世話になっている彼は、昔の教え子が監督する自分についてのドキュメンタリーに出演を承諾する。エマは夫を守るべくそばにいるのだが、そのうち夫が聞いたことがなかった過去の女性関係について告白し始めると、心が動揺。エマを演じるのは、ユマ・サーマン。若い頃のレオナードを、『プリシラ』でエルヴィス・プレスリー役を務めたジェイコブ・エロディが演じる。若い時代のシーンにも時折ギアが出てきたりなどしつつ、レオナードの混乱する記憶がさまざまな形で反映されていく。タイトルはもちろんのこと、エンディングもまさにカナダの映画祭で上映されるにふさわしいもの。ギアは近年ご無沙汰な印象があるが、実際には小さな映画に出てきている。カンヌで世界初上映し、トロントで北米初上映されるという華やかなデビューをした今作で、彼は再び業界人の話題に上るだろうか。文=猿渡由紀
2024年09月06日リチャード・リンクレイターが監督を務める映画『ヒットマン』が、2024年9⽉13⽇(⾦)に公開される。主演はグレン・パウエル。実在した“偽の殺し屋”を描くクライム・コメディ『ヒットマン』は、“偽の殺し屋”として1990年代に警察のおとり捜査に協⼒していた⼈物の実話を描くクライム・コメディ。ノワール、ロマンス、スリラー、アクション、コメディの要素を詰め込んだ、ちょっぴりセクシーでスリリングなストーリーが繰り広げられる。物語のベースとなっている実在した人物・ゲイリー・ジョンソンは、1990年頃から偽の殺し屋として警察に協力しはじめ、70人以上を逮捕に導いたスゴ腕の潜入捜査官。2001年に「テキサス・マンスリー」誌に掲載された記事によると、テキサスで2匹の猫と暮らし、地方検事局で働きながら講師として地元のコミュニティカレッジで心理学などを教えていたという。また、映画にも登場する依頼者のモチーフとなった数々のエピソードも、実際に語られているものだ。監督リチャード・リンクレイターと主演グレン・パウエルがタッグ監督を務めるのは、『ビフォア・サンライズ 恋⼈までの距離』をはじめとする「ビフォア」3部作や 『スクール・オブ・ロック』、『6歳のボクが、⼤⼈になるまで。』といった作品を世に送り出してきたリチャード・リンクレイター。主演は、『トップガン マーヴェリック』『ツイスターズ』のグレン・パウエル。ゲイリーにまつわる実話を知り、『エブリバディ・ウォンツ・サム!!世界はボクらの⼿の中に』でもタッグを組んだリチャード・リンクレイターに1本の電話を掛けたことから、映画『ヒットマン』の制作がスタートし、グレン・パウエルとリチャード・リンクレイターが共同脚本を手掛けることとなった。劇中でグレン・パウエルは、多種多様なヒットマンに扮することに。⼈を殺したいと思う依頼⼈の要望に合わせる形でゲイリーがヒットマンのペルソナをかぶる、というプロセスを詳細に追求し、眉⽑や⻭並び、瞼、髪型といった顔の印象から、性格上の特徴、話し⽅、趣味・嗜好に至るまでそれぞれのヒットマンのキャラクターが作り込まれている。多彩に変化するゲイリーの“七変化”に注目だ。映画『ヒットマン』登場人物主人公・ゲイリー・ジョンソン…グレン・パウエル普段は⼼理学と哲学を教える冴えない⼤学教授。⼀⽅で、地元警察に技術スタッフとして協⼒していたが、ある日おとり捜査で殺し屋役となるはずだった警官の代理を務めることに。これにより様々な姿や⼈格に変⾝する才能を発揮。おとり捜査で“偽の殺し屋”に扮し、殺しの依頼をしてくる「依頼⼈」たちを次々と逮捕へ導いていく。しかし、マディソンからの依頼でモラルに反する領域に⾜を踏み⼊れてしまうことに。マディソン・マスターズ…アドリア・アルホナ⽀配的な夫との⽣活に傷つき、追い詰められた⼥性。夫の殺害を依頼するが、ゲイリー扮する偽の殺し屋“ロン”に惹かれ、恋に落ちる。ジャスパー…オースティン・アメリオおとり捜査で殺し屋役となるはずだったが、職務停止となってしまった警官。ゲイリーに代理をやってもらうことになり、「大事なのは、信じ込ませること。相手が望む殺し屋になれ」とアドバイスする。映画『ヒットマン』あらすじニューオーリンズで2匹の猫と静かに暮らすゲイリー・ジョンソンは、普段は大学教授だが、地元警察に協力する一面も持っており、おとり捜査で“偽の殺し屋”役を務めている。殺しの依頼人から有罪判決を勝ち取るための証拠を引き出し、次々と逮捕へ導いていく。ところが、支配的な夫の殺害を依頼してきたマディソンに対しては、「この⾦で家を出て新しい⼈⽣を⼿に⼊れろ」と逮捕するはずのところを⾒逃してしまう。そして2⼈の関係はリスクの連鎖を引き起こしていくこととなるのだった。【作品詳細】映画『ヒットマン』公開日:2024年9月13日(金)監督:リチャード・リンクレイター脚本:リチャード・リンクレイター、グレン・パウエル出演:グレン・パウエル、アドリア・アルホナ 、オースティン・アメリオ、レタ 、サンジャイ・ラオ原題:HIT MAN
2024年08月09日ジェイミー・リー・カーティスが、現在『フォーチュン・クッキー』続編『Freaky Friday 2(原題)』の撮影中であり、「すごく楽しい時間を過ごしている」とインスタグラムで報告した。『フォーチュン・クッキー』は2003年に公開されたリンジー・ローハン&ジェイミーの主演映画で、リンジー演じる娘のアンナと、ジェイミー演じる母親のテスの身体が入れ替わってしまったことから起きる、大騒動を描いたコメディ。公開後、長年続編を望んできたファンに、2024年3月にリンジーが「(続編企画は)進行中です」と認め、6月にディズニーが「いま製作中です」と発表していた。『フォーチュン・クッキー』での共演以来、リンジーと親しい関係を築いてきたジェイミー。インスタには、撮影現場でリンジーからもらったという目元用パックを貼って微笑む自身の画像を投稿。リンジーとの仲良しぶりがうかがえる。「ロサンゼルスで撮影できることと、この地で暮らし、この地で働き続けたいというアーティストたちのタレント・コミュニティを結集させることができて、とてもうれしいです。世界のエンターテインメントの中心地であり、私の故郷ですから」とつづった。『Freaky Friday 2』には前作よりチャド・マイケル・マーレイ、マーク・ハーモンも出演。2025年公開予定。(賀来比呂美)
2024年07月22日アカデミー賞5回ノミネート、ゴールデングローブ賞2回受賞、英国アカデミー賞2回受賞、ベルリン国際映画祭 銀熊賞2回受賞のリチャード・リンクレイター監督最新作『ヒットマン』の日本公開日が9月13日(金) に決定。併せてポスターと予告編が公開された。本作は、1990年代に偽の殺し屋として警察のおとり捜査に協力していた人物の実話にインスパイアされた、ちょっぴりセクシーでスリリングなクライムコメディ。『トップガン マーヴェリック』のハングマン役で脚光を浴びたグレン・パウエルがこの実話の存在を知り、リンクレイターとパウエルが共同脚本を手がけた。2023年ヴェネツィア国際映画祭でのプレミア上映をはじめ、サンダンス映画祭、トロント国際映画祭など数々の映画祭で上映され話題を集めている。普段は冴えない大学教授でありながら、おとり捜査で偽の殺し屋に扮し殺しの依頼をしてくる「依頼人」たちを次々と逮捕へ導いていくゲイリー・ジョンソン役をパウエル、そして夫の殺害を依頼するも、ゲイリー扮する偽の殺し屋ロンに惹かれ、恋に落ちる魅力的な女性マディソン役を『モービウス』のアドリア・アルホナが演じる。公開されたポスターは、ゲイリーと彼が扮する様々な殺し屋が勢ぞろいした中に、マディソンが興味深げに彼を見つめるコミカルな仕上がり。さらにメイン写真も公演され、“ヒットマン”風に銃を構えたゲイリーの後ろにマディソンがピッタリと寄り添ったクールなカットとなっている。また予告編では、偽の殺し屋であるゲイリーが様々なタイプの殺し屋に扮して依頼人を騙し、逮捕へと繋げるおとり捜査をする様子が描かれる。ゲイリーの仕事ぶりは優秀だったが、セクシーな殺し屋・ロンに扮していた際に夫殺しを依頼してきたゴージャスな依頼主・マディソンとの出会いが彼の運命を狂わせる。たちまちふたりは恋に落ち、盲目になったゲイリーは彼女を見逃してしまう。しかしマディソンの夫が何者かに殺害され、マディソンとの恋の行方も、彼女と会っている時のロンと素のゲイリーの間で追い詰められていく。『ヒットマン』予告編<作品情報>『ヒットマン』9月13日(金) 公開公式サイト: ALL THE HITS, LLC ALL RIGHTS RESERVED
2024年06月27日リチャード・リンクレイターとイーサン・ホークがまたもやコンビを組むことになった。新作映画のタイトルは『Blue Moon』。ロジャース&ハートのロレンツ・ハートの最後の日々を描くもの。脚本はリンクレイターの『僕と彼女とオーソン・ウェルズ』(日本劇場未公開)の原作を書いたロバート・カプロウが執筆。ほかにマーガレット・クァリー、アンドリュー・スコット、ボビー・カナヴェールが出演する。撮影はこの夏、アイルランドでスタートの予定。リンクレイターの最近作は、グレン・パウエル主演の『Hit Man』。ホークの最近作はジュリア・ロバーツと共演したNetflixの『終わらない週末』。文=猿渡由紀
2024年06月20日映画『アバウト・タイム 愛おしい時間について』が、2024年5月31日(金)より2週間限定でリバイバル上映される。『アバウトタイム 愛おしい時間について』リバイバル上映『アバウト・タイム 愛おしい時間について』は、『ラブ・アクチュアリー』や『パイレーツ・ロック』を監督した、“ラブコメの巨匠”としても名高いリチャード・カーティスの長編3作目となった作品。今回は、本作の日本公開10周年を記念し、2週間限定のリバイバル上映が実施される。作中で描かれるのは、“タイムトラベル”能力を持った青年が、理想の恋人を手に入れるために時間旅行を繰り返しながら、人生や幸福についての本質に辿り着く姿。主人公の青年ティムを演じるのは、アイルランドの俳優ドーナル・グリーソン(Domhnall Gleeson)だ。そして、ティムが恋に落ちるヒロインのメアリーを、カナダ出身の女優レイチェル・マクアダムス(Rachel McAdams)が演じる。<入場者特典>『アバウト・タイム 愛おしい時間について』海外版ミニポスターなお、各劇場では『アバウト・タイム 愛おしい時間について』のリバイバル上映を記念して、海外版ビジュアルを使用したミニポスターを用意。数量限定で配布される。映画『アバウト・タイム 愛おしい時間について』あらすじイギリス南西部に住む青年ティムは、両親と妹、伯父の5人家族。仲の良い家族とともに生活を送る一方、自分に自信が持てず、年頃になっても恋人ができずにいた。21歳の誕生日、一家に生まれた男たちにはタイムトラベル能力があるということを父から知らされ、ティムは理想の恋人を手に入れるためタイムトラベルを繰り返すようになる。そして、弁護士を目指してロンドンへ移り住んでからは、チャーミングな女の子メアリーと出会い、恋に落ちる。ところが、タイムトラベルが引き起こす不運によって、二人の出会いはなかったことに。なんとか彼女の愛を勝ち取り、その後もタイムトラベルを続けて人とは違う人生を送るティムだったが、やがて重大なことに気がついていく。【作品詳細】『アバウト・タイム 愛おしい時間について』公開期間:2024年5月31日(金)より2週間監督:リチャード・カーティス脚本:リチャード・カーティス出演:ドーナル・グリーソン、レイチェル・マクアダムス、ビル・ナイ、リディア・ウィルソン、リンゼイ・ダンカン、リチャード・コーデリー、ジョシュア・マグワイア、トム・ホランダー、マーゴット・ロビー、ウィル・メリック配給:フィルマークス原題:About Time■公開情報上映劇場:[北海道]札幌シネマフロンティア、[青森]イオンシネマ弘前、[宮城]MOVIX仙台、[山形]イオンシネマ天童、[福島]ポレポレシネマズいわき小名浜、[茨城]MOVIXつくば、[栃木]MOVIX宇都宮、[群馬]イオンシネマ高崎、[埼玉]MOVIXさいたま、イオンシネマ川口、[千葉]イオンシネマ市川妙典、キネマ旬報シアター、[東京]新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、キネカ大森、MOVIX昭島、イオンシネマむさし村山、イオンシネマシアタス調布、Stranger、[神奈川]イオンシネマみなとみらい、イオンシネマ港北ニュータウン、シネプレックス平塚、横須賀HUMAXシネマズ、小田原コロナシネマワールド、イオンシネマ座間、[新潟]ユナイテッド・シネマ新潟、[石川]ユナイテッド・シネマ金沢、[福井]福井コロナシネマワールド、[長野]イオンシネマ松本、[静岡]MOVIX清水、[愛知]ミッドランドスクエアシネマ、MOVIX三好、豊川コロナシネマワールド、イオンシネマ大高、イオンシネマワンダー、イオンシネマ岡崎、[三重]イオンシネマ東員、[京都]MOVIX京都、アップリンク京都、イオンシネマ京都桂川、イオンシネマ久御山、[大阪]なんばパークスシネマ、MOVIX堺、イオンシネマ茨木、イオンシネマシアタス心斎橋、[兵庫]kino cinema神戸国際、[岡山]イオンシネマ岡山、[広島]福山コロナシネマワールド、イオンシネマ広島西風新都、サロンシネマ1・2、[香川]イオンシネマ高松東、[福岡]ユナイテッド・シネマ福岡ももち、ユナイテッド・シネマキャナルシティ13、小倉コロナシネマワールド、イオンシネマ大野城、[佐賀]イオンシネマ佐賀大和、[熊本]イオンシネマ熊本料金:1,600円※公開劇場は順次追加予定。また、上映劇場が変更となる場合がある。※入場者特典は1人1回の鑑賞につき 1 点の配布。先着・数量限定のため、配布期間内でもなくなり次第終了となる。
2024年04月14日『ラリーのミッドライフ★クライシス』で知られるリチャード・ルイスが亡くなった。76歳。死因は心臓発作だが、パーキンソン病を患っていることを昨年公表していた。ニューヨークのブルックリン生まれ。オハイオ州立大学を卒業後、ニューヨークとロサンゼルスのコメディクラブでスタンダップコメディアンとして活動。コメディ番組で人気を得るようになった。出演した映画に『モンテカルロ殺人事件』『ビッグ・ランニング』『リービング・ラスベガス』『ヒューゴ・プール』『マイ・ファニー・レディ』などがある。文=猿渡由紀
2024年02月29日リトル・リチャードのヒューマンドキュメンタリー映画『リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング』が、2024年3月1日(金)より公開される。“ロックンロールの創設者のひとり”リトル・リチャード『リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング』は、ロックンロールの偉大なる創設者のひとり、リトル・リチャードの知られざる史実と素顔を描くヒューマンドキュメンタリー映画。リトル・リチャードは、1950年代半ばにデビュー・シングル「トゥッティ・フルッティ」をリリースし彗星の如く音楽シーンに現れた黒人アーティストだ。後進のビートルズやザ・ローリング・ストーンズ、デヴィッド・ボウイ、エルヴィス・プレスリーらも多大な影響と刺激を受けたという。差別と偏見、栄光と苦悩の狭間リチャードは、ピアノ演奏では左手でブギウギを、右手では打楽器的な打鍵を披露し、叫ぶように歌い、さらにはステージを縦横無尽に駆け巡ったりと、現代では見慣れたパフォーマンスを当時いち早く開発。これらのパフォーマンスは、現代ロックの礎となったと言えるだろう。アーカイブ映像で見るリチャードの演奏などは、今見ても全く色褪せず魅力に溢れている。輝かしい功績を残した一方で、当時のアメリカは南部を中心にまだまだ人種差別が激しく、リチャードは差別にも苦しんだ。また、ゲイを公言する性的マイノリティーでもあり、陽気なキャラを演じつつも壊れやすく繊細な魂を持った人物であった。映画『リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング』では、そんなロックンロール界の真のレジェンドという一面の裏に隠された、ひとりのミュージシャンの「魂の軌跡」を描き出す。性的差別や偏見、時代と流行、そして信仰と音楽活動。様々な狭間の中で、苦悩し戦い抜いたリトル・リチャードの姿が明らかになる。ポール・マッカートニーやエルヴィス・プレスリーらの言葉も映像には、「学校の机の上でリチャードの曲を歌ったよ」と嬉しそうに話すポール・マッカトニーをはじめ、リチャードへの尊敬の言葉を並べるミック・ジャガーやエルヴィス・プレスリーなど音楽界のレジェンドらも映る。【作品詳細】映画『リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング』公開日:2024年3月1日(金)監督・製作:リサ・コルテス出演:リトル・リチャード、ミック・ジャガー、トム・ジョーンズ、ナイル・ロジャーズ、ノーナ・ヘンドリックス、ビリー・ポーター、ジョン・ウォーターズ字幕:堀上香字幕監修:ピーター・バラカン配給:キングレコード原題:LITTLE RICHARD:I AM EVERYTHING
2023年12月31日ユマ・サーマンとリチャード・ギアが映画で共演することがわかった。ポール・シュレイダーの監督作で、タイトルは『Oh, Canada』。原作は2021年に出版された小説『Foregone』。ガンの診断を受けた80代のドキュメンタリー映画監督(ギア)が自分の人生を題材にするというストーリー。サーマンは現在の妻を演じる。ほかにジェイコブ・エローディが出演する。インディーズ作品のため、ハリウッド俳優のストライキの間に映画俳優組合の許可を取得し、撮影を終えた。サーマンの次回作はNetflixの『オールド・ガード2』。ギアは、最近、インディーズ映画『Longing』も撮り終えている。文=猿渡由紀
2023年12月13日Netflixの実写ドラマ「ONE PIECE」シーズン2に、ジェイミー・リー・カーティスが出演するようだ。製作総指揮、脚本、共同ショーランナーを務めるマット・オーウェンズが「Deadline」に明かした。「非常に重要な役に有名俳優をキャスティングする機会に恵まれました。ジェイミー・リー・カーティスが『ONE PIECE』のファンだということもわかって。ジェイミーが『ファンだ』と言うや否や、私たちは『よし、彼女に出演してもらおう。さぁどうしよう』となりました。そしてとてもラッキーなことに、シーズン2に出てくるDr.くれはがジェイミーにぴったりな役だったんです」。製作チームは今年のアカデミー賞で、ジェイミーが助演女優賞(『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』)を獲得した際にDr.くれはのフィギュアを贈って受賞を祝ったという。実は、ファンから「Dr.くれは役にはジェイミーがいい!」という要望は前から出ており、ジェイミー本人もインスタグラムでストライキが終わったら「Dr.くれは役をもらうために働きかける」と宣言していた。その投稿にはDr.くれは役に扮したジェイミーのイラストや、「ONE PIECE」ファンであることをアピールする写真がアップされていた。コメント欄にはオーウェンズから「“働きかける”なんて必要ないですよ。フィギュアを贈ったのはそういうわけですから。(ストライキが終わって)私たちが手にするべきものを得て仕事を再開したら、話をしましょう!」と匂わせていた。ハリウッドでは、全米脚本家組合のストライキは終了したものの、全米映画俳優組合のストライキは継続中。オーウェンズはストライキが終結したら「彼女をディナーに招待して話をします」「どうしてもシーズン2に出演してほしいので!」と語っている。(賀来比呂美)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年10月06日ルッソ兄弟製作、リチャード・マッデン主演の「シタデル」のワールドプレミアがロンドンにて開催された。本作は、世界中を舞台に繰り広げられる、革新的グローバル・スパイアクション。4月18日(現地時間)に英国ロンドンにて、スパイの秘密基地を思わせる場所でワールドプレミアが開催され、ブルーカーペットに登場した豪華キャスト、スタッフらの画像が公開された。今回のワールドプレミアに登場したのは、主演を務めるリチャード・マッデンとプリヤンカー・チョープラー・ジョナス、そしてスタンリー・トゥッチ、レスリー・マンヴィル、アシュリー・カミングス、ローランド・ムーラー、オシ・イカイル、カオイリン・スプリンガル。そして製作陣からは製作総指揮のアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟とアンジェラ・ルッソ=オトストット、ショーランナー兼製作総指揮のデヴィッド・ウェイル。主要キャストとスタッフが勢ぞろいした。ワールドプレミアの会場となったのは、セレブや王族に愛されるドゥルリーレーン・シアター・ロイヤル。17世紀から存在する由緒あるこの劇場が、この日は、シリーズの中心となる秘密スパイ組織“シタデル”の世界感を体感するイベント会場へと生まれ変わった。来場者は、この夜のイベントのために作られたパブに通され、秘密のドアを通ってシタデルの最高のスパイたちが潜む地下の隠れ家へと導かれると、バーナード・オーリック(スタンリー・トゥッチ)の指示に従い、地下へ続く回廊を進み、最終的に大劇場が現れるという仕掛けを楽しんだ。上映後、来場者はグランドサロンで祝杯をあげたが、この部屋は、この日だけ、主要キャラクターの一人にちなんで、英国大使館を思わせる装飾に。サロンでは、Amazon and MGM Studiosのヘッドであるジェニファー・サルケが登壇し、本作を「真のグローバルなショー」そして「新しいユニバースのデビュー」と紹介。続いて登壇した製作総指揮のジョー&アンソニー・ルッソとデヴィッド・ウェイルが、このシリーズ製作に携わった全ての人に感謝の言葉を述べ、最後にウェイルが本作について「私たちが愛するスパイストーリーへのオマージュ」と述べて挨拶を締めくくった。本作は、ルッソ兄弟の製作会社AGBOが製作総指揮を務める「シタデル」とそれに続くシリーズが相互にリンクしながら世界を舞台に製作される。各国版のシリーズは各地のトップスターを起用して製作され、すでにマチルダ・デ・アンジェリス主演のイタリア版や、ヴァルン・ダワン&サマンサ・ルス・プラブ主演のインド版の製作が進行中だ。「シタデル」は4月28日(金)よりPrime Videoにて独占配信開始(初回2話一挙配信開始、その後毎週金曜日に新エピソード配信開始/全6話)。(text:cinemacafe.net)
2023年04月21日絶賛公開中の『ハロウィン THE END』よりメイキング特別映像が解禁。主演のジェイミー・リー・カーティスのインタビューと撮影中の様子が収められている。1978年、鬼才ジョン・カーペンターが生み出した『ハロウィン』(78)から続く、“ブギーマン”との死闘を描く本シリーズ。本作でついに最終章を迎える。主演を務めるジェイミー・リー・カーティスは1978年、当時19歳でシリーズ第一作目となる『ハロウィン』に主演。この作品の監督・脚本を務めたジョン・カーペンターと、プロデューサーの故デブラ・ヒルが生み出したローリーは、カーティスの輝かしいキャリアを決定づける役柄となった。その後、シリーズの成功によって、ローリーというキャラクターがもつ強さは困難に立ち向かう力の象徴として認知され、いまやホラー映画のアイコンとして位置付けられている。解禁された映像でカーティスは「心も魂も血も振り絞って生きてきた」と前作で娘を殺されたローリーの壮絶な4年間をふり返る。前作から4年後の本作で、再びマイケルの凶刃が彼女を襲うことになるのだが、本映像の中には、4日間かけて撮影されたというローリーとマイケルの最後の戦いの舞台裏も収められている。現在65歳という年齢にも関わらず、激しいアクションにも挑戦し、「生々しく、残酷に」とホラーにおけるアクションのこだわりを見せる場面も。デヴィッド・ゴードン・グリーン監督が「ジェイミーは『ハロウィン』の象徴」と言い表すように、常に全力で演じ、製作面でもスタッフをサポートしてきた。一方で、突然自分のメガネをスタッフのシャツで拭くなど、お茶目な一面も垣間見られ、彼女がどれだけスタッフに愛され、慕われてきたか感じ取ることができる。カーティスが「彼らの深い関わりと友情はとても特別」と言うように、長年シリーズを共にしたスタッフとの絆は固い。映像の最後には、クランクアップ時の様子を映しており、感極まったカーティスが涙ぐむ場面も。これまでローリーと一心同体で歩んできたカーティスは「ローリーに別れを告げるのは辛い」と心境を明かしている。先日行われたアカデミー賞授賞式のスピーチでも、ジャンル映画を支えてきた人々に称賛を送ったカーティス。彼女の45年の集大成となる伝説の最終決戦を見届けてほしい。『ハロウィン THE END』はTOHO シネマズ 日比谷、渋谷シネクイントほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハロウィン THE END 2023年4月14日、TOHOシネマズ日比谷、渋谷シネクイントほか全国にて公開Ⓒ2022 UNIVERSAL STUDIOS
2023年04月14日12日(現地時間)にアカデミー賞で助演女優賞(『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』)を受賞したジェイミー・リー・カーティスが、朝の情報番組「Today」に出演。司会者のサヴァンナ・ガスリーに「彼女(オスカー像)に名前は付けましたか?」と聞かれ、「娘の応援をするという意味で、(オスカー像の代名詞は)They/Themにしようと思って。ただThemって呼ぶようにします」と話した。ジェイミーは夫で俳優・監督のクリストファー・ゲストと1984年に結婚し、養子2人を迎えた。2021年、そのうちの1人がトランスジェンダーであることをジェイミーが公表。「AARP」誌に「息子が娘ルビーになるのを、夫と共に驚きと誇りを持って見守ってきました」と語った。こういった経緯があり、ジェイミーはオスカー像をジェンダーニュートラルな代名詞「They/Them」で呼ぶというのだ。「They(オスカー像)は元気にしていますよ。うちで落ち着くことでしょう」とオスカー像にペタッと寄り添うジェイミー。「ここ数日間に起きたことは、私の人生で全く思いもしなかったことです。すべてのことに、本当に本当に感動しています」と感極まって涙声になってしまった。(賀来比呂美)
2023年03月15日映画『ハロウィン』最終章となる『ハロウィン THE END』が来年4月に公開されることが決定。主演のジェイミー・リー・カーティスが日本のファンに向けた特別コメント付きの超特報映像も到着した。1978年、鬼才ジョン・カーペンターが32万5,000ドルの製作費をかけて生み出し、4,716万ドルの全米興行収入を記録した『ハロウィン』(’78)は、いまなおホラー映画の金字塔として愛され続けている。そして、映画史に残るホラー・アイコン“ブギーマン”を生み出し、数多くの作品やクリエイターたちに影響を与えた。その78年版から40年後を描いた正統な続編『ハロウィン』(’18)は、全世界で2億5,561万ドルを稼ぐ大ヒットを記録し、批評家や観客からも高い評価を獲得。2021年には続編となる『ハロウィン KILLS』が公開され、全世界で1億3,164万ドルの興行収入を記録した。最終章では、前作に引き続きデヴィッド・ゴードン・グリーンが監督・脚本・製作総指揮を、キャラクター原案、製作総指揮、音楽をシリーズ生みの親であるジョン・カーペンターが務め、『透明人間』『ハッピー・デス・デイ』など良質ホラー作品を製作するブラムハウス・プロダクションズを率いるジェイソン・ブラム(製作)、ダニー・マクブライド(製作総指揮・脚本)ら、『ハロウィン』(’18)からの強力な製作陣が続投。ジェイミー・リー・カーティス-(C)Getty Images主人公ローリー・ストロードを1978年の『ハロウィン』からシリーズを支え続けるジェイミーが務めるほか、ローリーの孫娘アリソン役のアンディ・マティチャックやカイル・リチャーズ、ウィル・パットンが続投、本作の物語の鍵を握る一人コーリー役としてローハン・キャンベルが新たに参加している。今回公開された映像では、冒頭、ジェイミーが日本のファンへ日本語で挨拶をしたあと、45年に渡るローリーとマイケルの戦いをふり返りながら、本作で最終決戦を迎えることを告げる。そして、第1作目の映像を含む過去のシリーズの映像を交えながら、これまでのローリーとマイケルの戦いをプレイバックするとともに、さらにパワーアップして帰ってきたマイケルの姿、そして第1作目を彷彿とさせる衣装を身にまとったローリーが、「さあ 行くわよ」とマイケルに挑まんとする姿がとらえられた。なお本作は、今月に全米公開され、40,050,355ドルの興行収入で全米No.1のオープニングを記録している。『ハロウィン THE END』は2023年4月、TOHOシネマズ 日比谷、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ハロウィン THE END 2023年4月、TOHOシネマズ日比谷、渋谷シネクイントほか全国にて公開Ⓒ2022 UNIVERSAL STUDIOS
2022年10月31日2003年に公開されたディズニー製作の『フォーチュン・クッキー』について、主演のジェイミー・リー・カーティスが続編製作にやる気を見せた。主演作『Halloween Ends』のプロモーション活動で、トーク番組「The View」に出演したジェイミー。ファンから「『フォーチュン・クッキー』の続編出演には前向きですか?」という質問が寄せられると、「もうディズニーとは連絡を取っているんですよ。友だちがディズニーで働いていて。それに私、ディズニーの新しい『ホーンテッド・マンション』の映画にも出るので」と答えた。『フォーチュン・クッキー』は、ジェイミー演じる母親とリンジー・ローハン演じる娘の中身がふとしたことから入れ替わってしまうというコメディ。「中身が入れ替わってしまうおばあちゃんにならせてください。それで、リンジー・ローハンがセクシーなおばあちゃんになって、いまもいろんな意味で(ライアン役の)マーク・ハモンと幸せで。単純に、リンジーがホットなおばあちゃんになっている姿が見たいです。それに、私がいまの子供たちとどう接しようとするのかも見たいですね。私がオールドレディとなったこの時代の世界で、過保護な親になってみたいんです」と続編の構想について語った。ジェイミーとリンジーとの友情は現在も続いており、メールを送り合う仲だという。ディズニーがGOサインさえ出せば、また2人が母娘を演じる『フォーチュン・クッキー』続編製作が実現するようだ。【更新】10月11日15:55 記事の内容に誤りがあり一部修正いたしました。(賀来比呂美)
2022年10月11日2022年3月、横浜FCのシニアフットボールエグゼクティブ・テクニカルアドバイザーに就任したリチャード・アレン氏。イングランドでフィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)やジェイドン・サンチョ(マンチェスター・ユナイテッド)といったタレントを生み出す育成システムの基盤を作った人物です。日本という国で育成年代を育むために必要なことはなにか、フットボールに必要な要素を育成年代で見出すために必要なことを、詳しく伺いました。(取材・文:KEI IMAI)横浜FCのアドバイザーに就任したリチャード・アレンさんイングランドではタレントを生み出す育成基盤を作った■日本サッカーの課題、日本らしいサッカーとは――日本人の特性を踏まえて、どのようなアプローチが必要と考えていますか?また、日本サッカーの課題についてご意見を伺いたいです。サッカーには原理原則というものがあります。それは国や社会に関係なく存在します。もちろん日本人とイングランド人の特性はそれぞれあります。それらを踏まえて最適なプレースタイルを模索していかなければなりません。イングランドの場合は、育成年代では個の技術力を重点的に高めることを重要視しています。そのための育成プログラムが確立されています。日本はまだこれからですね。そこを構築していく段階だと思います。――個人の能力は日本も上がってきていると思います。東京五輪の時に、田中碧選手が「2対2だったり3対3だったりになったときに相手はパワーアップするけれど、自分たちは何も変わらない」というコメントをしました。つまり、個人では戦えるようになってきたけれど、グループになるとまだ勝てないという趣旨だと思います。個人よりもグループでのプレーに課題があるかと思うのですがいかがでしょうか?(出典:2021年8月7日配信GOAL.com「世界では「自分たちのサッカーが選べない」。U-24日本代表MF田中碧が東京オリンピックで実感した"11人対11人"で勝つという意味」)もちろん、日本の選手たちの個人技術は上がってきています。しかしながら、チームのルールに縛られて、その能力を発揮できないことが多いように思います。育成年代で何のための個人技術なのかが整理しきれていないこと、適切な状況で個人技術が表現できるような指導ができていないように思います。例えばボールポゼッションのための技術は上がったかもしれません、でも個人がリスクを追ってチャレンジし、状況を打開するための技術はまだまだ高められます。リスクを負ってチャレンジできるようにしないと、自由を与えられてもチャレンジするべき時に判断できません。サカイクの最新イベントやお得な情報をLINEで配信中!■どんなに才能があっても、試合に出ないと成長しない――日本の育成年代をどのように見ていますか?育成システムは改善されてきていると思いますが、ファシリティ、コーチングの部分はまだまだ発展させていかなければならないと思います。つまり指導者のレベル向上です。また、日本は島国ということもあって、海外での経験が足りていません。異国のチームとの試合経験だけではなく、異文化を知る経験です。選手だけでなく指導者もそういった意味でも経験が足りていない。自分達のサッカーを知るためには、海外のサッカーを知る必要があります。世界で戦っていくには、そのような経験を通じて成長していく必要があるということです。また、日本ではサッカーがNo. 1スポーツではではありません。イングランドやドイツではサッカーはNo. 1スポーツです。なぜかというとサッカーに親しみやすい環境があるからです。お金を払わないとサッカーができなかったり、サッカーをプレーするハードルが高いのはとてももったいないことです。ここから変えていかなければならないと思います。そして18歳からトップチームに上がるまでの期間をどうするかということも考える必要があります。日本の場合は大学サッカーもありますが、高いレベルでプレーできる環境は限られます。ユース以降の環境を整備していくことが重要です。若くポテンシャルのある選手が適切なレベルでプレーする機会があれば、もっと若いタレントが出てきます。Jリーグを見ていると、年齢が高い選手が多いですよね。もっと若くていい選手が出てこなければいけませんし、伸び代のある選手をもっと起用する機会をつくる必要があると思います。どんなに才能がある若手も試合に出ないと成長しません。イングランドでもマーカス・ラシュフォードなどは、マンチェスターユナイテッドで若くしてデビューしてから数試合後にはすぐに代表に呼ばれてプレーしました。その他、若い将来有望な選手たちは、所属チームが強すぎて出場機会が得られなければ、欧州5大リーグの中堅クラブで試合に出る機会を模索します。日本だと久保建英選手のように、レアル・マドリードで試合に出ることは難しいけれど、スペインリーグの中堅クラブで試合に出て成長を求めるなど、クラブとして積極的に行っています。レベルの高いリーグで、試合に出ることがとても重要なのです。――どうすれば、若い選手が出場機会を得られるようになったのですか?当然、若手を起用しても結果を出さないといけません。3連敗もすれば監督も立場が危うくなる世界です。そんな厳しい環境の中でも結果を出せる若い選手の育成が重要になります。だからこそ育成システムに投資が必要なんです。若手の育成には、ハード面の環境、仕組み以外にも優秀な指導者の育成も重要になります。フランク・ランパードなどは選手引退後に指導者としてすぐにトップレベルで指導する一人ですが、良い選手が生まれるためには、良い指導者が必要です。そのための指導者育成の仕組みも非常に重要なのです。日本も同様にこのようなサイクルが生まれるための仕組みが必要でしょう。後編は、その仕組みについて伺います。リチャード・アレン氏プロフィール2005年~2012年トッテナム・ホットスパーFCアカデミー部門採用最高責任者2012年~2014年QPR FC アカデミー統括最高責任者2014年~2017年FA(イングランドサッカー協会)タレントID(才能発掘及び育成)最高責任者2018年~2021年ラフバラ大学フットボール統括ダイレクター2022年~横浜FCシニアフットボールエグゼクティブ テクニカルアドバイザーサッカー少年の親が知っておくべき「サカイク10か条」とは
2022年08月04日伝説的なクラリネット奏者リチャード・ストルツマンが7月に来日し、80歳を記念するスペシャル・バースデー・コンサートと、妻でマリンバ奏者のミカ・ストルツマンとの特別デュオ・コンサートを開催する。リチャード・ストルツマンは、カーネギーホールでクラリネット奏者として初めてソロ・リサイタルを開催して以来、数々の名演を残してきた伝説的な存在。現在もアルバム制作、コンサートでの演奏活動を積極的に行っている。80歳の誕生日を迎える7月12日(火)には、リチャードと彼を愛する音楽家が集う特別なコンサートを開催。ピアニストの小菅優とギタリストの鈴木大介が特別ゲストで出演し、ロバート・キャンベルがナビゲーターを務める。ストルツマンは小菅と「プーランク:クラリネット・ソナタ」で、鈴木と「武満徹:小さな空~どですかでん」で共演。誕生日らしい華やかな一夜になりそうだ。そして、同月16日(土)には、妻でマリンバ奏者のミカ・ストルツマンのソロCD発売記念もかねた特別デュオ・コンサートを開催。ふたりの音楽家が紡ぎだす親密な空間を堪能できる。リチャード・ストルツマン 80歳記念スペシャル・バースデー・コンサート7月12日(火) 19:00開演Hakuju Hall(白寿ホール)出演:リチャード・ストルツマン(クラリネット)、ミカ・ストルツマン(マリンバ)特別ゲスト:小菅優(ピアノ)、鈴木大介(ギター)、ロバート・キャンベル(ナビゲーター)、東京子どもアンサンブルリチャード&ミカ・ストルツマン特別デュオ・コンサート7月16日(土) 14:00 開演代官山ヒルサイドプラザホール出演:リチャード・ストルツマン(クラリネット)、ミカ・ストルツマン(マリンバ)■チケット情報
2022年06月10日ティファニーは、2022年のバレンタインデーキャンペーンとして、アーティストのカーティス・クリグ(Curtis Kulig)とのコラボレーションを発表いたしました。ニューヨークを拠点に活躍するクリグは、筆記体で書かれた「Love Me」のアイコンで一躍脚光を浴びました。「ブルー・イズ・ザ・カラー・オブ・ラブ」と名付けられたクリエイティブなパートナーシップは、ティファニーが革新的で創造性豊かなアーティストたちと展開してきた多くのコラボレーションの中で、愛と約束をブランドのテーマの一つとして掲げるティファニーへのオマージュとなり、アート、言葉、そして愛そのものが持つ力を称賛するものです。© 2022 Tiffany and Company. ® & © 2021 Curtis Kulig「『Love Me』は私にとって非常にパーソナルなものとして構想され、それが自然に他の人の解釈へと発展していくのです。だからこそこの作品は面白いのです。」カーティス・クリグはこう述べています。また、今回のティファニーとのコラボレーションについて彼は、「ティファニーとのクリエイティブなプロセスはとても自然なものでした。」と説明しています。カーティス・クリグは、ティファニーのバレンタインキャンペーンのために特別に、アイコニックな「Love Me」のコンセプトを「Dare Me」「Know Me」「Kiss Me」といったメッセージに置き換え、大胆なティファニー ブルーのタイポグラフィーに落とし込んだ一連の作品を制作しました。2005年以来、クリグのシンプルかつパワフルなメッセージ「Love Me」は、ニューヨーカーに深く浸透し、ポップカルチャーを語る上で欠かせないものとなっています。そして「ブルー・イズ・ザ・カラー・オブ・ラブ」キャンペーンでは、大切な人やご自身へのバレンタインデーのギフトとしてもお勧めの「ティファニー ハードウエア」、「ティファニー T」、新作の「ティファニー ノット」などのジュエリーコレクションとともに、クリグがティファニーのために制作したアートワークが展開されます。ティファニー ハードウエア グラジュエイテッド リンク ネックレス18K イエローゴールド 195万8,000円-税込上:ティファニー T ワン ヒンジ バングル 18K ローズゴールド、ダイヤモンド 297万円-税込下:ティファニー T ワン ワイド ヒンジ バングル 18K イエローゴールド 88万円-税込ティファニー T スクエア ブレスレット 18K イエローゴールド 80万8,500円-税込上:ジャン・シュランバージェ16 ストーン リング プラチナ、18K イエローゴールド、ダイヤモンド 150万7,000円-税込下:ティファニー T ワン リング 18K ローズゴールド、ダイヤモンド 53万9,000円-税込ティファニー ノット ダブル ロウ ヒンジ バングル18K ローズゴールド、ダイヤモンド 297万円-税込ティファニー ノット ペンダント18K イエローゴールド、ダイヤモンド 52万8,000円-税込ティファニー® セッティング エンゲージメント リングプラチナ、ダイヤモンド 0.18カラット~ 20万円台~ティファニー ビクトリア™ ダイヤモンド ヴァイン サークル ペンダントプラチナ、ダイヤモンド 114万4,000円-税込エルサ・ペレッティ™ ダイヤモンド バイ ザ ヤード™ シングル ダイヤモンド ペンダント18K イエローゴールド、ダイヤモンド 0.18カラット~ 20万円台~こちらの商品はすべて、ティファニーの公式オンラインストアにてお求めいただけます。大切な方へのギフトにも、ティファニー ブルー ボックスに白いサテンリボンをかけてお届けします。ティファニー公式オンラインストア:
2022年02月10日新宿プリンスホテルは、 紅茶ブランド「リチャードティー(Richard Tea)」とコラボレーションしたアフタヌーンティーを、25階 和風ダイニング&バー FUGAにて開催。期間は、2021年11月1日(月)から12月26日(日)まで。英「リチャードティー」とのコラボスイーツが並ぶアフタヌーンティー“British Relaxing Holidays”を2021年クリスマスシーズンのテーマに掲げ、イギリスをイメージした商品を展開する新宿プリンスホテル。そんな同ホテルは、19世紀にイギリス王室に献上され、今もなお英国伝統のスタイルで紅茶を製法する「リチャードティー」とタッグを組み、日本にいながらイギリスの雰囲気を楽しめるアフタヌーンティーを展開する。注目は、「リチャードティー」の茶葉を使ったスイーツの数々。プリンやスコーンは、人気のフレーバー「ロイヤル・ラブ」を使用。一口頬張ると、ベルガモット&バニラの華やかな香りが口いっぱいに広がるリッチな味わいに仕上げた。定番フレーバー「ロイヤル・セイロン紅茶」を用いたマフィンは、トラディショナルで上品な風味を楽しめる。また、トライフルやアップルクランブルといったスイーツの他、コテージパイ、サンデーローストなど、イギリスの伝統的なセイボリーもラインナップする。茶葉を使用したコラボカクテルもアフタヌーンティーに加え、「リチャードティー」を使用した2種類のカクテルも用意。イングリッシュガーデンに佇む貴婦人をイメージした「リチャードレディー(Richard Lady)」は、ロイヤル・セイロン紅茶をベースに、ラベンダーで香りをつけた。一方、「リチャードフラワーガーデン(Richard Flower Garden)」は、ロイヤル・カルダモン紅茶とイギリス起源のジン「ロンドン・ドライ・ジン」を使用し、さっぱりとした味わいに。色とりどりの花がちりばめられたティーポットから注ぐ、華やかな見た目の1杯となっている。【詳細】リチャードティー コラボレーションアフタヌーンティー期間:2021年11月1日(水)~12月26日(日)時間:14:00~17:30(L.O.16:30)場所:新宿プリンスホテル 25階 和風ダイニング&バー FUGA価格:1人 4,000円■メニュー・スイーツリチャードティープリン、クリスマス・トライフル、チョコバナナタルト、紅茶香るホワイトツリーマフィン、ヴィクトリア・オブ・ノエル、塩キャラメルマカロン、アップルクランブル・スノー、スコーン(プレーン、紅茶)・セイボリーサンドウィッチ(スコティッシュサーモン、胡瓜)、コテージパイ、ミニサンデーロースト、エッグタルトサラダ キャビア添え、オープンサンド・ドリンク<リチャードティー>ロイヤル・セイロン紅茶、ロイヤル・タイム&ローズマリー紅茶、ロイヤル・ブラック・ジャスミン紅茶、ロイヤル・カルダモン紅茶<オーガニックティーセレクション>オーガニックダージリンエステート、オーガニックアールグレイ、オレンジドルチェ、オーガニックアフリカンネクター、カモミールシトラス、ワイルドベリーハイビスカス、ジンジャーツイスト、オーガニックエメラルド抹茶、ホワイトオーチャード、アイスティー<コーヒーバリエーション>ブレンドコーヒー(アイス/ホット)、エスプレッソ、カプチーノ、抹茶ラテ(アイス/ホット)【コラボレーションカクテル】時間:18:00~23:00(L.O.22:30)価格:各1,500円【問い合わせ先】レストラン予約係TEL:03-3205-1124(10:00~17:00)
2021年11月01日『オーメン』『スーパーマン』『グーニーズ』のリチャード・ドナー監督が、月曜日(現地時間)にロサンゼルスで亡くなった。91歳だった。妻でプロデューサーのローレン・シュラー・ドナーが「Deadline」に明かした。多くの映画人が哀悼の意を表している。『グーニーズ』で原案・製作総指揮を務めたスティーヴン・スピルバーグ監督は、「彼はいつだって子どもの心を忘れない人でした。彼が逝ってしまっただなんて信じられません。彼のハスキーで元気のよい笑い声はこれからも忘れないでしょう」と追悼。マーベルのケヴィン・ファイギは、「リチャード・ドナーは人が空を飛べるということだけでなく、コミックの登場人物たちに心、ユーモア、人間らしさ、真実味を持たせ、スクリーン上で息を吹き込ませることができると信じさせてくれました」とふり返り、「ディック(ドナー監督の愛称)とローレンは私のキャリア初期のメンターであり、MCUの誕生のあらゆる点でキーサポーターでした」とつづった。ほかにも『リーサル・ウェポン』シリーズのメル・ギブソン&ダニー・グローヴァー、『グーニーズ』のショーン・アスティンらがお悔やみの言葉を発表している。ドナー監督は『オーメン』で知名度を上げ様々な映画を監督し、また、妻のローレンと立ち上げた製作会社を通じて『フリー・ウィリー』シリーズや『X-MEN』シリーズの製作を手掛けた。(Hiromi Kaku)
2021年07月06日第57回台湾アカデミー賞(金馬奨)で作品賞、監督賞ほか最多5部門を受賞した『1秒先の彼女』が6月25日(金)より公開。本作は、人よりワンテンポ早い彼女と、常にワンテンポ遅い彼の“時間”をめぐる新たなラブストーリーの傑作として、すでに「今年ナンバー1」「こんな映画見たことない」という口コミが拡大中だ。本作は恋愛要素だけでなく、“時間”も重要なキーワード。今回は数多あるラブストーリーの中から、“ハズレなし!”といわれる“時間”をめぐる恋愛映画の名作5作を紹介する!家族愛にも注目『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』(13)『ラブ・アクチュアリー』のリチャード・カーティス監督が手掛けるロマンティックコメディ。青年ティムは恋人もいなく、自分に自信が持てないでいる。21歳の誕生日に、一家に生まれた男たちにはタイムトラベル能力があることを父親から知らされたティムは、やがて出会った魅力的な女性メアリーを振り向かせたくてタイムトラベルを繰り返すようになり…。本当の愛や幸せについて考えさせられ、人生とは一瞬一瞬が宝物だということを教えてくれる1作。愛した時間を消したくない…『エターナル・サンシャイン』(04)ミシェル・ゴンドリー監督が、チャーリー・カウフマンによるユニークな脚本を映画化。ジョエルは元恋人クレメンタインが、ラクーナ医院で特定の記憶だけを消去する施術を受けてジョエルの記憶を消したことを知り、自分も彼女の記憶を消そうと同じ施術を受ける。だが、クレメンタインを忘れたくないジョエルの深層意識は施術に反抗、自分の脳内のクレメンタインの記憶を守ろうとするが…。目まぐるしく時間を行き来するファンタジックな映像美と、涙腺崩壊必至の切ない展開に酔いしれること間違いなし。すれ違っていく2人には秘密が…『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(16)福士蒼汰、小松菜奈の共演で人気小説を三木孝浩監督が映画化。京都の美大に通う20歳の学生・南山高寿は、いつものように大学まで向かう電車の中で出会った女性・福寿愛美をひと目見た瞬間、恋に落ちる。初めてのデートで告白をして、2人の関係は誰もがうらやむほどに順調で、すべてがうまくいくものだと信じていた。しかし、初めてキスをした日、高寿は愛美から想像もできなかった大きな秘密を明かされる ーー。お互いを思っているのにすれ違う切なさ。何度でも観たくなる、時間が鍵となるラブロマンス。出会うはずのない2人の時空を超えたラブストーリー 『君の名は。』(16)1000年ぶりという彗星の接近が1か月後に迫ったある日、山深い田舎町に暮らす女子高生の宮水三葉は、自分が東京の男子高校生になった夢を見る。日頃から田舎の小さな町に窮屈し、都会に憧れを抱いていた三葉は、夢の中で都会を満喫する。一方、東京で暮らす男子高校生の立花瀧も、行ったこともない山奥の町で自分が女子高生になっている夢を見て いた。心と身体が入れ替わる現象が続き、互いの存在を知った瀧と三葉だったが、やがて彼らは意外な真実を知ることに…。興行収入250億円を超える歴史的大ヒットとなり、社会現象にもなった新海誠監督作。時空を超えたSF的設定でありながら、まだ会ったことのない人を探していくという、ラブストーリーとしても堪能できる1作。台湾、夏の“バレンタイン”の1日が消えた!?『1秒先の彼女』(20)郵便局で働くシャオチーは、仕事も恋もパッとしないアラサー女子。何をするにもワンテンポ早い彼女は、写真撮影では必ず目をつむってしまい、映画を観て笑うタイミングも人より早い...。ある日、ハンサムなダンス講師とバレンタインにデートの約束をするも、目覚めるとなぜか翌日に。バレンタインが消えてしまった...!?秘密を握るのは毎日郵便局にやってくる、常にワンテンポ遅いバス運転手のグアタイらしい。消えた“1日”を探すシャオチーがその先に見つけたものとはーー。人よりワンテンポ早い彼女の消えたバレンタインを巡る物語と、ワンテンポ遅い彼のもうひとつの物語。その秘密を紐解いていく先に待ち受ける、誰も見たことのない最高の“奇跡”、そして訪れる至福のラストに注目。『1秒先の彼女』は6月25日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜 2014年9月27日より全国にて公開© Universal Picturesぼくは明日、昨日のきみとデートする 2016年12月17日より全国東宝系にて公開© 2016「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」製作委員会君の名は。 2016年8月26日より全国東宝系にて公開© 2016「君の名は。」製作委員会1秒先の彼女 2021年6月25日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©︎MandarinVision Co, Ltd
2021年05月04日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今週は、ジョニー・デップの名演に感動……映画『グッバイ、リチャード!』を紹介します。■『グッバイ、リチャード!』Blu-ray3月3日発売。価格/5,280円(税込み)。発売元/キノフィルムズ、木下グループ。販売元/ハピネット・メディアマーケティングジョニー・デップ演じる大学教授のリチャードは、ある日医師から余命半年の宣言を受ける−−。そして妻から不倫、娘からlレズビアンのカミングアウトを立て続けにされ、なかばヤケクソ気味にはじけていく……。死を突きつけられ、最期へ向かう残された日々をどう生きるか。主人公が余命宣告された作品はいくつも作られてきましたが、本作は死を目前に感傷的にならず、家族との絆物語もさほど紡がれず、突如不良中年と化したリチャードが、生の意味を不良中年の目線で伝える型破りともいえる作品です。物語に花を添えるのはリチャードの娘や妻ではなく、同僚のピーター。ちょっと間抜けだけど人がいいピーターの存在がなければ、本作のリチャードは成立しないほど重要な登場人物です。正直、破綻した夫婦関係といえども妻が薄情すぎない?病状についてもっと聞かないの?とツッコミながら見ていましたが、愛情が消えるとあのようになるのでしょう。ジョニデは今年58歳に。ハサミを持たず、海賊でもない、市井の人として渋い役柄が違和感なく似合う年代になりました。ボロボロになりながらも時おり隠しきれないオーラはスターの証しでしょう。最後の講義シーンは冗談とも本気ともつかない熱量で、生徒たち同様、見ているほうもポカーンとしますが、あとからじわりじわりと効いてきます。「女性自身」2021年3月16日号 掲載
2021年03月08日新国立劇場が2009年より続けてきたシェイクスピア歴史劇シリーズが、本日10月2日(金)に開幕する『リチャード二世』をもっていよいよ完結する。通しで観ると9時間を超える上演時間となった2009年の『ヘンリー六世』三部作に始まり、2012年の『リチャード三世』、2016年の『ヘンリー四世』二部作、そして2018年の『ヘンリー五世』まで。毎回ほぼ同じスタッフ・キャストが集結するだけでなく、『ヘンリー六世』と『リチャード三世』、『ヘンリー四世』と『ヘンリー五世』では同一俳優が同じ役を引き継いで演じるという、世界的にみても珍しい趣向で演劇界の話題をさらってきた。今回は役こそ異なるが、岡本健一、浦井健治、中嶋朋子らお馴染みの面々が再集結。演出はもちろん、鵜山仁が務める。文・町田麻子
2020年10月02日ジョニー・デップ演じる“余命180日”の崖っぷち男が、人生の愛おしさを見つけるライフ・ファインディングドラマ『グッバイ、リチャード!』。本作では、物語冒頭でジョニー扮するリチャードが突然余命宣告されるが、このシーンについてとある実体験が思い起こされたという。ジョニーが本作で演じたリチャードは、博学でエレガント、真面目な夫として美しい妻と素直な娘との何不自由ない暮らしを送る大学教授。しかし、突然の余命宣告を告げられ、彼の人生は一変してしまう。そんな医師からの余命宣告シーンをふり返ってジョニーは「最初リチャードは“誰の話しをしてるんだ?まさか自分ではないよな?”と思ってしまう。実際に誰でもそう思うだろう」と主人公の気持ちを代弁。また「私の娘のローズが7歳だったころ大怪我をし、医者から手術を乗り越えられるか分からないと言われたことがある」と自身の娘リリー=ローズ・デップに起った出来事を回想し、「最初は“誰の話をしてるんだ?私の話ではない。自分にこんなこと起こるはずがない。”と思い、徐々に冷静になって事態を理解していったのを覚えている」と実体験をもとに死を身近に感じた際の感情を明かす。さらに「これが自分の命ではなく、娘の命の場合は必死に闘った。自分の命であったとしても、みんな怒って闘ってもいいと思うけど、私個人としてはリチャードのように振舞いたいと思っている」とコメント。リチャードは宣告を受け、残りの人生を自分のために謳歌しようと決心。あけすけにものを言い、授業中には酒やマリファナを楽しむようになる。「リチャードは残された時間を最大限に活用する。闘って、生きて、死が迫っていても生き生きとする。生きれるうちに生きる。その時間に感謝して祝福する。そしてある日死がドアをノックしてきたらそのまま受け入れるんだ」と残された人生をありのまま生きると決意したリチャードの姿を自身の考えと重ねている。『グッバイ、リチャード!』は8月21日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:グッバイ、リチャード! 2020年8月21日 ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開©2018 RSG Financing and Distribution, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2020年08月17日ジョニー・デップが再びインデペンデント作品への回帰を果たした『グッバイ、リチャード!』。“余命180日”の崖っぷち男を演じた本作から本編映像が解禁。また、斎藤工、滝藤賢一から、その等身大の演技に絶賛を寄せるコメントが到着した。この度解禁となったのは、残された人生をありのまま生きると決めた大学教授のリチャードが、一風変わった授業を始める様子を切り取った本編映像。授業中に生徒からタバコをもらい口にするも、いままでタバコとは無縁の生活を送っていたリチャードは咳き込み「マズすぎる」とひと言。また、ゾーイ・ドゥイッチ演じる学生のクレアが妻の不倫相手である大学学長の姪だと判明すると「奴は大嫌いだ」と露骨に言い放つ。そしてリチャードは「この続きはバーでやらないか?」と学生たちに前代未聞の提案を持ちかける――。こうして始まった特別授業で、リチャードは彼らに何を教えていくのか。死を前に奔放になったリチャードを、ジョニーお得意のコミカルだが、どこか憂いを漂わせた演技で演じている。そんなジョニーの姿に、俳優・フィルムメーカーである斎藤工は「こんなジョニー・デップが観たかった」と絶賛。「演者と役柄が交点を持つ瞬間が幾度もあり 途中から何を観ているのか分からなくなった そのくらい今のジョニー・デップ そして今までのジョニー・デップの生きて来た時間がフィクションを超えて リチャード教授に落とし込まれていた気がしました つくづく映画を愛し映画に愛された男なのだと」と語り、合わせて「作品毎の七変化振りには 毎度心の二度見をさせられる 目の離せない新星」とクレア役のゾーイにもコメント。滝藤賢一は「生きているということは必ず死と隣り合わせであると突きつけられた。そんな当たり前のことを忘れてしまう。誰しもその時は間違いなくやってくる。果たして自分はジタバタせず受け入れられるのか...今の生き方でいいのか...この世に生まれてきた意味を考えずにはいられない。ジョニー・デップの芝居が響いた、このご時世だからこそ観るべき映画」と、コメントを寄せている。『グッバイ、リチャード!』は8月21日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グッバイ、リチャード! 2020年8月21日 ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開©2018 RSG Financing and Distribution, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2020年08月14日