『ラリーのミッドライフ★クライシス』で知られるリチャード・ルイスが亡くなった。76歳。死因は心臓発作だが、パーキンソン病を患っていることを昨年公表していた。ニューヨークのブルックリン生まれ。オハイオ州立大学を卒業後、ニューヨークとロサンゼルスのコメディクラブでスタンダップコメディアンとして活動。コメディ番組で人気を得るようになった。出演した映画に『モンテカルロ殺人事件』『ビッグ・ランニング』『リービング・ラスベガス』『ヒューゴ・プール』『マイ・ファニー・レディ』などがある。文=猿渡由紀
2024年02月29日リトル・リチャードのヒューマンドキュメンタリー映画『リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング』が、2024年3月1日(金)より公開される。“ロックンロールの創設者のひとり”リトル・リチャード『リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング』は、ロックンロールの偉大なる創設者のひとり、リトル・リチャードの知られざる史実と素顔を描くヒューマンドキュメンタリー映画。リトル・リチャードは、1950年代半ばにデビュー・シングル「トゥッティ・フルッティ」をリリースし彗星の如く音楽シーンに現れた黒人アーティストだ。後進のビートルズやザ・ローリング・ストーンズ、デヴィッド・ボウイ、エルヴィス・プレスリーらも多大な影響と刺激を受けたという。差別と偏見、栄光と苦悩の狭間リチャードは、ピアノ演奏では左手でブギウギを、右手では打楽器的な打鍵を披露し、叫ぶように歌い、さらにはステージを縦横無尽に駆け巡ったりと、現代では見慣れたパフォーマンスを当時いち早く開発。これらのパフォーマンスは、現代ロックの礎となったと言えるだろう。アーカイブ映像で見るリチャードの演奏などは、今見ても全く色褪せず魅力に溢れている。輝かしい功績を残した一方で、当時のアメリカは南部を中心にまだまだ人種差別が激しく、リチャードは差別にも苦しんだ。また、ゲイを公言する性的マイノリティーでもあり、陽気なキャラを演じつつも壊れやすく繊細な魂を持った人物であった。映画『リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング』では、そんなロックンロール界の真のレジェンドという一面の裏に隠された、ひとりのミュージシャンの「魂の軌跡」を描き出す。性的差別や偏見、時代と流行、そして信仰と音楽活動。様々な狭間の中で、苦悩し戦い抜いたリトル・リチャードの姿が明らかになる。ポール・マッカートニーやエルヴィス・プレスリーらの言葉も映像には、「学校の机の上でリチャードの曲を歌ったよ」と嬉しそうに話すポール・マッカトニーをはじめ、リチャードへの尊敬の言葉を並べるミック・ジャガーやエルヴィス・プレスリーなど音楽界のレジェンドらも映る。【作品詳細】映画『リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング』公開日:2024年3月1日(金)監督・製作:リサ・コルテス出演:リトル・リチャード、ミック・ジャガー、トム・ジョーンズ、ナイル・ロジャーズ、ノーナ・ヘンドリックス、ビリー・ポーター、ジョン・ウォーターズ字幕:堀上香字幕監修:ピーター・バラカン配給:キングレコード原題:LITTLE RICHARD:I AM EVERYTHING
2023年12月31日2023年12月30日、元プロレスラーの『キラー・カーン』こと小沢正志さんが同月29日に動脈破裂で亡くなっていたことが分かりました。76歳でした。産経ニュースによると、小沢さんは自身が経営する東京都内の飲食店で接客中に体調を崩したといいます。小沢さんは大相撲の春日野部屋で力士として活躍し、1971年にプロレスに転向。『モンゴリアンチョップ』などを得意とし、悪役レスラーとしてハルク・ホーガンさんらと熱戦を繰り広げ、海外でも人気を博していました。一方で、歌手としては2005年に『ふるさと真っ赤っか』でデビューし、『新宿三百六十五夜』などもリリース。そのほか映画やテレビなどにも数多く出演していました。関係者によると葬儀は親族だけで営む意向で、お別れ会などは未定とのこと。突然の訃報に、ネット上では「おい、早すぎるよ…」「モンゴリアンチョップ大好きだった…」など、多くの悲しみの声が上がっています。力士、悪役レスラー、そして歌手と、さまざまな一面を見せファンに愛されてきた、小沢さん。その活躍は、多くの人に笑顔を与えてくれました。ご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2023年12月30日ユマ・サーマンとリチャード・ギアが映画で共演することがわかった。ポール・シュレイダーの監督作で、タイトルは『Oh, Canada』。原作は2021年に出版された小説『Foregone』。ガンの診断を受けた80代のドキュメンタリー映画監督(ギア)が自分の人生を題材にするというストーリー。サーマンは現在の妻を演じる。ほかにジェイコブ・エローディが出演する。インディーズ作品のため、ハリウッド俳優のストライキの間に映画俳優組合の許可を取得し、撮影を終えた。サーマンの次回作はNetflixの『オールド・ガード2』。ギアは、最近、インディーズ映画『Longing』も撮り終えている。文=猿渡由紀
2023年12月13日『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ(原題)』の脚本家にマイケル・ウォルドロンが決まった。ウォルドロンは『ロキ』の企画/製作総指揮、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』の脚本を手がけた、近年のマーベルの常連。『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ(原題)』の脚本家にも決まっている。『ザ・カーン・ダイナスティ』は2026年5月、『シークレット・ウォーズ』は2027年5月の公開予定。どちらの作品も、監督は未定。タイトルにあるカーンは、『アントマン&ワスプ:クアントマニア』で初登場した。演じるのはジョナサン・メジャース。しかし、この映画の公開後、メジャースはDV容疑でニューヨーク警察に逮捕され、今月、裁判に出頭することになっている。今後の展開が注目される。文=猿渡由紀
2023年11月28日現在配信中のドラマシリーズ「ロキ」シーズン2には、公開予定の『アベンジャーズ:カーン・ダイナスティ』(原題)でメインヴィランとされるカーンが登場。彼の脅威は未だ謎に満ち溢れているが、ロキの吹き替えを務める平川大輔は、「MCU史上、最強にして最恐であり最凶の敵」と、サノスを超えるヴィランになるのではないかと言及している。第1話配信開始後、3日間で「マンダロリアン」シーズン3に次ぐ、世界視聴数を獲得し、2023年の第2位を記録するほどの話題を集めている本作。ロキの身に謎のタイムスリップ現象が起こり、「時間に引きずり込まれ、過去と現在を行き来する」という非常事態に。世界の破滅を避けるべく、シーズン1でも相棒として活躍したTVAのエージェントのメビウスと共に解決の糸口を探っていく。裏切り王子は、世界の時間を股にかけた冒険でどんな悪戯を見せるのか、さらなるカオスが待ち受ける謎解きタイムトラベル・スリラーだ。カーンは、過去・現在・未来、全ての時間を自由自在に操る征服者。パラレルワールド、マルチバースを行き来することができる存在だ。別のユニバースでは、アベンジャーズを殺すなど、指パッチンで宇宙の生命の半分を消失させ、アベンジャーズに苦戦を強いたサノスをも超えると言われる強さを誇り、枝分かれした歴史の中で様々な変異体のカーンが存在していると言われている。「未だにその力や恐ろしさの全ては見せていないような気がしています」と語る平川さんは、「ある意味サノスよりさらに恐ろしい脅威となるヴィランなのではないかと。でも、強大な敵がいるからこそヒーロー達の活躍が輝くと思うので、もういっそ『MCU史上、最強にして最恐であり最凶の敵』として立ちはだかってもらいたいですね」と話す。カーンの変異体は、これまで「ロキ」シーズン1と『アントマン&ワスプ:クアントマニア』に登場。シーズン1では、時空を超えたロキが捕まってしまう“世界の時間の流れを守る”組織 TVA(時間変異取締局)を作り上げ、独裁的に時間軸を管理するカーンが。『クアントマニア』では、ミクロより小さな量子世界を舞台に、マルチバースへ行き来できるデバイスを起動するためのエネルギーコアを取り戻そうと、アントマンらの前に立ちはだかるカーンが描かれた。「ロキ」シーズン1そして本作でも、カーンの新たな変異体が存在感を発揮することに。1893年のシカゴ万国博覧会で自身の発明品を披露する発明家“ヴィクター・タイムリー”として、真面目な様子が描かれた。最終話では、ロキにどのような影響を与えるのか、動向に注目となっている。平川さんも「今作は、今後の『アベンジャーズ/ザ・カーン・ダイナスティ(原題)』の映画にも繋がっていくことが期待されているとのことなので、ファンの皆様は必見です!ぜひ1シーンも見逃さない勢いでご覧下さい!」と本作が超重要作であることを熱弁している。「ロキ」シーズン2はディズニープラスにて独占配信中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月11日『RRR』などに続くインド映画世界興収歴代5位を記録した超大作スパイ・アクション『PATHAAN/パターン』から、シャー・ルク・カーン演じるエージェント、パターンが脅威の回復力で任務に復帰した“紐タンクトップ”姿の新場面写真が解禁となった。インド諜報機関RAW所属のパターンは、すでに30年のキャリアがあるベテランだが、現在も危険な最前線の任務に就いている。2020年、パターンは、ミャンマーでの作戦中に大けがを負い、彼の武勇伝も終わったと思われていた。しかし、知らぬ間に復帰していたことを知った元同僚のナンディニ・グレーワール(ディンパル・カパーディヤー)は、パターンのもとへ訪れると、その回復に驚いた様子で声をかける。趣味を見つけてと言うナンディニに、パターンは元エージェントたちを呼び集め、RAWの内部組織JOCRを立ち上げたいと相談する…というシーン。シッダールト・アーナンド監督は、「これまでにシャー・ルク・カーンは数々の映画で数えきれないほどの顔をみせてくれた。彼が演じてきた役はインドのポップカルチャーを形作り、若者に影響を与え、若者たちはキング・オブ・ボリウッドの服装をまねしてきた。シャー・ルク・カーンの姿は人々の思い出や記憶と結びついていて、演じる役を通してインドの流行を作ったといっても過言ではない。だから『PATHAAN/パターン』で命知らずな役を演じるにあたって、これまでとはまったくちがう見た目を作りあげることはとても大きな挑戦だっただろうね!」と話す。続けて、「僕たちは、衣装や髪型を通してシャー・ルク・カーンの演じる役の本質的なかっこよさを伝えたかったんだ。パターンという役を通して強さと男らしさを表現したかった。普通にしているだけでかっこよくて、セクシーな魅力のあふれる見た目を演出したかった」と、何百万人ものシャー・ルク・カーンのファンが誇らしくなる役を作り上げたと語っている。また、入場者プレゼントの内容が決定。シャー・ルク&ディーピカーの魅惑のリバーシブルカードを数量限定でプレゼント。シャー・ルクが銃を担ぐ絵柄とディーピカーの魅力が溢れるシーンの両A面カードとなっている。さらに、全国33の劇場でIMAX上映が決定。来場者にはIMAX特別ポスター(A3)が数量限定でプレゼントされる。『PATHAAN/パターン』は9月1日(金)より新宿ピカデリー、グランドシネマサンシャイン 池袋ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年08月18日シャー・ルク・カーン4年ぶりの主演作『PATHAAN/パターン』より新たな場面写真が解禁された。本作は、『RRR』などに続くインド映画世界興収歴代5位、2023年インド興収NO.1大ヒットを記録したスパイ・アクション。この度解禁されたのは、シャー・ルク・カーン演じるパターンと、彼を助ける相棒として登場するサルマーン・カーンの2人が映し出された場面写真。2020年、RAWに所属するエージェント、パターンはロシアの最高警備レベルの刑務所に囚われていた。屈強な男たちと共に貨物列車に乗せられ、周りは全員敵!という状況だったが、次々と敵を倒していく。しかし、多すぎる敵に徐々に追い詰められていくパターン。そんな絶体絶命の危機に現れたのは、相棒タイガーだった。トレードマークのスカーフを振り回し、パターンと共に敵を一網打尽にしていく!シッダールト・アーナンド監督は、インドを代表するスーパースターが数多く出演する本作は、アドレナリンが体を駆け巡り、視覚的にも贅沢だと話す。その中でも主演のシャー・ルク・カーンの役作りについては敬意を払っているそうで、「彼は、アドレナリン全開で撮影に挑んでいたし、観客にもスクリーンを通して自分と同じような興奮を味わってほしいと考えていた。体づくりの方法や、ものすごく危険なアクションを成功させるためにこなした想像を絶するトレーニング、身を投げ打つ覚悟で全力を尽くした危険な地形や天候、それからインド最大のアクション映画を人々に届けるためのひたむきな努力は本当に素晴らしいよ」と、絶賛している。『PATHAAN/パターン』は9月1日(金)より新宿ピカデリー、グランドシネマサンシャイン 池袋ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年08月10日ヒンディー語映画史上最高の全世界興収105億ルピー(約180億円)を記録する大ヒットとなったシャー・ルク・カーン主演の『PATHAAN/パターン』から、アクション満載の本国版の予告編が解禁となった。インドで社会現象を巻き起こし、日本でも大ヒットした『RRR』などに続くインド映画世界興収歴代5位を記録した超大作スパイ・アクションが日本上陸。今回解禁となった予告編では、インドのRAW諜報員“パターン”(シャー・ルク・カーン)が、元RAW諜報員ジム(ジョン・エイブラハム)が率いる傭兵グループが悪に転じ、インドに対する大規模な攻撃を計画していることを知る。パキスタンの諜報員ルバイ(ディーピカー・パードゥコーン)はパターンの作戦に加わるが、不審な動きを見せる。終末の時が刻一刻と迫るなか、パターンはジムを相手に複数の裏切りと戦わなければならなくなる。シッダールト・アーナンド監督は本作について、「ボリウッド映画は、国境を超えて鑑賞され、愛されています。そしてヤシュラジフィルムの『パターン』は、インドだけでなく世界中で祝福される作品となりました。私はすっかり恐縮し、圧倒されています。そして私は、観客のために再び、何か特別なものを作りたいと奮い立ちました。日本の皆さんが、このスペクタクルをスクリーンで楽しんでくださることを心から願っています」とコメントを寄せている。さらにアクションだけではない、“シャー様”の色気あふれる場面写真も解禁された。『PATHAAN/パターン』は9月1日(金)より新宿ピカデリー、グランドシネマサンシャイン 池袋ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年07月20日ルッソ兄弟製作、リチャード・マッデン主演の「シタデル」のワールドプレミアがロンドンにて開催された。本作は、世界中を舞台に繰り広げられる、革新的グローバル・スパイアクション。4月18日(現地時間)に英国ロンドンにて、スパイの秘密基地を思わせる場所でワールドプレミアが開催され、ブルーカーペットに登場した豪華キャスト、スタッフらの画像が公開された。今回のワールドプレミアに登場したのは、主演を務めるリチャード・マッデンとプリヤンカー・チョープラー・ジョナス、そしてスタンリー・トゥッチ、レスリー・マンヴィル、アシュリー・カミングス、ローランド・ムーラー、オシ・イカイル、カオイリン・スプリンガル。そして製作陣からは製作総指揮のアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟とアンジェラ・ルッソ=オトストット、ショーランナー兼製作総指揮のデヴィッド・ウェイル。主要キャストとスタッフが勢ぞろいした。ワールドプレミアの会場となったのは、セレブや王族に愛されるドゥルリーレーン・シアター・ロイヤル。17世紀から存在する由緒あるこの劇場が、この日は、シリーズの中心となる秘密スパイ組織“シタデル”の世界感を体感するイベント会場へと生まれ変わった。来場者は、この夜のイベントのために作られたパブに通され、秘密のドアを通ってシタデルの最高のスパイたちが潜む地下の隠れ家へと導かれると、バーナード・オーリック(スタンリー・トゥッチ)の指示に従い、地下へ続く回廊を進み、最終的に大劇場が現れるという仕掛けを楽しんだ。上映後、来場者はグランドサロンで祝杯をあげたが、この部屋は、この日だけ、主要キャラクターの一人にちなんで、英国大使館を思わせる装飾に。サロンでは、Amazon and MGM Studiosのヘッドであるジェニファー・サルケが登壇し、本作を「真のグローバルなショー」そして「新しいユニバースのデビュー」と紹介。続いて登壇した製作総指揮のジョー&アンソニー・ルッソとデヴィッド・ウェイルが、このシリーズ製作に携わった全ての人に感謝の言葉を述べ、最後にウェイルが本作について「私たちが愛するスパイストーリーへのオマージュ」と述べて挨拶を締めくくった。本作は、ルッソ兄弟の製作会社AGBOが製作総指揮を務める「シタデル」とそれに続くシリーズが相互にリンクしながら世界を舞台に製作される。各国版のシリーズは各地のトップスターを起用して製作され、すでにマチルダ・デ・アンジェリス主演のイタリア版や、ヴァルン・ダワン&サマンサ・ルス・プラブ主演のインド版の製作が進行中だ。「シタデル」は4月28日(金)よりPrime Videoにて独占配信開始(初回2話一挙配信開始、その後毎週金曜日に新エピソード配信開始/全6話)。(text:cinemacafe.net)
2023年04月21日昭和のプロレス全盛期に、得意技・モンゴリアンチョップなどで人気を集めたキラー・カーンさん(76)。引退後は居酒屋を経営してきたが’20年にトラブルが発生する。自転車走行中に女性と衝突した後、現場から逃走したという容疑で、書類送検されてしまったのだ。コロナ禍の影響もあり、翌年5月には居酒屋を閉店したが、容疑については不起訴処分となった。書類送検報道の影響で、一時はノイローゼにもなったというカーンさんだが、この度ようやく店を再開することができたという。雑居ビルの地下にオープンした「カンちゃんの人情酒場」を本誌記者が訪ねた――。暖簾をくぐると、「いらっしゃ~い」と身長195センチ、スキンヘッドのカーンさんが迎えてくれる。心なしか以前の店で働いていたときよりも元気そうに見えた。「事故は、携帯を見ながら歩いてきた女の子が、自転車の後ろにぶつかっただけ。それで俺がひき逃げ犯にされちゃったんですよ。それ以来、街を歩けば『ひき逃げ』『ハゲ』と怒鳴られ、店に行けばドアに『ここはひき逃げ犯の店です』と張り紙をされていて……。ノイローゼになって一時は自殺も考えました。その後、不起訴になりましたけれど警察から謝罪は一切ありません。悲しいですよ。でも30年来のお付き合いがある高木ブーさんが『(騒がれたのは)有名人だったからですよ』と励ましてくれて、胸が軽くなりました」閉店した「居酒屋カンちゃん」は、故・尾崎豊が愛したカレーライスでも知られていた。“場外ダウン”した失意のカーンさんだが、再起を決意させてくれたのは、プロレスラーになる前の大相撲時代の兄弟子のおかげもあったという。「店を辞めたところで、ひとり暮らしの無職のジジイでしょ。一時は本当に生活保護をもらうか、ホームレスになろうと思ったんだけどね……。ある日、元関脇の栃東関(※玉ノ井親方の父・栃東知頼さん(78))から電話で『負けんなよ。お前はそんなことをやる人間じゃない』って言われて号泣してね。それで再びやる気になったんです」以前に比べるとこじんまりした店になったが、新店では長年の夢だったことを始めたという。“昼カラ”だ。「演歌が大好きで、こう見えてCDも数枚出しているんですよ。午後5時からが居酒屋で、午後1時半からはドリンク・乾き物付きで歌い放題のカラオケをやっています。料金は1人1500円。頼まれれば僕も歌いますが、おばあちゃんのアイドル、おじいちゃんのライバルが目標です(笑)。毎日11時間ぐらい働いていますが、お客さんと話すこの仕事が好きなんでね。でももうこの年だからここを最後にしようと思ってますよ」人気・実力ともトップクラスの悪役レスラーだったカーンさん。人生の一時期、ヒールを演じてきた男の人情が垣間見られる店だった。
2023年04月13日マーベル・スタジオの最新作『アントマン&ワスプ:クアントマニア』がついに今週末17日(金)から公開になる。本作でアントマンが立ち向かうのは、カーンと呼ばれる謎の男。彼は本作限定の悪役ではなく、ヒーローが集結したチーム“アベンジャーズ”の新たな敵になるという。本作の主人公アントマンは、身体のサイズを自由自在に変化させることのできる特殊なスーツを着用して戦う人気ヒーロー。アベンジャーズの一員だが、なぜか“普通すぎる男”とも呼ばれていて、カッコよく、頼りになるのに少し抜けている愛すべき人物だ。そんな彼と仲間たちの前に立ちはだかるのは、カーンという男。彼は、全人類の過去・現在・未来の時間を支配し、その存在を消し去る恐るべき力を持っているという。本作を手がけるペイトン・リード監督は「(マーベル・スタジオを率いる)ケヴィン・ファイギやマーベルと話し合った結果、本作ではアントマンとワスプを“本当に手ごわい悪役”と戦わせたいということになり、カーンを登場させることになりました。私たちが幼少期から死までを直線的に生きているのに対して、カーンはそのような生き方をしない人物なのです。アベンジャーズの“最小ヒーロー”を、多元宇宙で最も強大な力に直面させるというのは、とても興味深いことだと思いました」と語る。監督が語る通り、カーンにとって時間は“直線的”には流れていない。もちろん、我々も時間についてあまりにも知らないことが多すぎるので、直線的ではない時間を生きている可能性はあるが、私たちは過去には戻れないし、未来のことはわからない。一度した選択は取り消せないし、うっかりテーブルから落として割ったグラスは元には戻らない。しかし、カーンは時間を操り、グラスを落とさなかったタイムラインがあることを知っている。さらにいうならば、あなたがこの先、うっかりグラスを落としてしまうことを事前に知っている。考えれば考えるほど敵にまわしたくないキャラクターだ。彼がマーベル史上“最凶”と呼ばれるのも頷ける。こちらが次にどんな攻撃を仕掛けるのか、彼は完全に把握している。さらにいうと、どちらが勝利するのかさえ知っている。そんな相手にどうやって勝つのか? 今後のシリーズの動向を大きく左右する存在としてカーンは他作品にも登場することになりそうだ。ちなみに彼と同じ顔の男が『ロキ』の6話にも登場しているが、カーンは彼とは別のタイムラインに存在する人物らしい。これまでマーベル・スタジオ作品は、主人公たちの戦いだけでなく、難局に立たされた主人公たちの“選択”を描いてきた。どちらかを選ぶことで何らかの代償があったとしても、彼らは選択し、傷つきながら戦い、自分の信じた道を進んできた。しかし、カーンはすでに主人公が“どちらを選ぶ”のかを知っているし、さらにいうと“選ばなかった場合の結果”も知っているのだ。カーンの登場は、『アントマン』シリーズだけでなく、マーベル・スタジオが描くシリーズ、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に激震をもたらす一大トピックだ。今後のマーベル作品の物語の“起点”はカーンの登場、つまり『アントマン&ワスプ:クアントマニア』になることは間違いない。『アントマン&ワスプ:クアントマニア』2月17日(金)全国劇場公開(C)Marvel Studios 2023
2023年02月15日最小&最強のアベンジャーズ、アントマンの新たな活躍を描く『アントマン&ワスプ:クアントマニア』。この度、カーンの恐ろしさを映し出す特別映像が解禁となった。この度解禁となったのは、別のユニバースでは、“アベンジャーズ”をも殺したという“マーベル史上最凶の敵”カーンについて紹介する特別映像。ペイトン・リード監督やマーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギをはじめ、アントマン役のポール・ラッド、カーン役のジョナサン・メジャースら豪華キャスト&スタッフ陣がカーンの “最凶たる理由”を語っている。映像には、「世界を焼き尽くす」「時間軸をすべて消し去れる」と恐れられるカーンが、怒りをあらわにしながら青い光線で攻撃するシーンが映し出されるなど、カーンがもたらす脅威の一端が映し出される。「アントマン」シリーズ全ての監督を務めてきたリード監督が「新境地を開拓するために、アントマンを強大な敵と戦わせた」と語るように、本作ではマーベルで最も“普通すぎるヒーロー”アントマンが、“マーベル史上最凶”の敵に立ち向かう。時を操る能力を駆使して時間軸や並行世界を自由に移動できるカーンは、別のユニバースではアベンジャーズを殺すなど、“指パッチン”で宇宙の生命の半分を消失させアベンジャーズに苦戦を強いたサノスをも超えるといわれる強さを誇る。本映像内にはそんなカーンが軍隊を引き連れて「私を追放した者に復讐し、時間軸から追い出してやる」と、恨みを爆発させる様子が映し出され、量子世界を舞台に描かれるストーリーへの期待が高まる映像となっている。新たなアベンジャーズに続く超重要作品となる本作について、マーベル・スタジオのファイギは、「『エンドゲーム』以降に僕たちが製作した映画たちの中で、MCU全体の大きな物語を繋ぐ最も重要な映画となるのが本作です」と明かす。「『エンドゲーム』以降、多くの素晴らしい新キャラクターたちをディズニープラスおよび劇場公開で紹介してきましたが、本作でついに新たな物語が始まります。次の“アベンジャーズ”作品に向かうにつれ、想像を絶する大きな物語が徐々に姿を現しますので、ワクワクが止まりませんね」と語り、“始まりの物語”となる本作の重要度を改めてアピールした。『アントマン&ワスプ:クアントマニア』は2月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アントマン&ワスプ:クアントマニア 2023年2月17日より全国にて公開© Marvel Studios 2022
2023年02月14日新たな“アベンジャーズ”に直接繋がる作品として注目を集める『アントマン&ワスプ:クアントマニア』。この度、アントマンの前にマーベル史上“最大の脅威”カーンが立ちはだかる、量子世界での想像を絶する闘いを予感させる本予告と最新ポスターが解禁された。全世界解禁となった本予告は、人類の想像をはるかに超越する量子世界での圧倒的スケールで繰り広げられる、これまでのアントマン、そしてアベンジャーズの闘いとはひと味違う闘いの始まりを予感させるもの。時間を征服する圧倒的な力を持ち、あのサノスをも超えると噂されるマーベル史上最大の脅威で最凶の敵であるカーンは、世界を救ったアベンジャーズでもあり、娘を愛する父親でもあるアントマンの弱みにつけ込むかのように「助け合おう」と不穏に語りかけている。『アントマン』(15)では窃盗罪で捕まってしまったり、『アントマン&ワスプ』(18)では“指パッチン”の際、量子世界に閉じ込められ5年間行方不明になってしまったりと、本来であれば愛する娘キャシーと共に過ごせたはずの貴重な時間をたくさん失ってきたアントマン。そんな彼にとって、時間を征服する力を持つカーンによる「失われた時間を与える」という提案はまたとないチャンス。だが、その甘い誘いに乗せられたアントマンは娘を人質に取られ、娘を救うには世界を犠牲にせざるを得ないという究極の選択を迫られることに――。かつて世界を救ったアベンジャーズの1人であるアントマンは、愛する娘のためにカーンの要求に屈してしまうのか…。予告最後の意味深なセリフ「一緒に死んでもらう」の意味も気になるばかり。アベンジャーズで最もユニークなヒーローである彼が、世界に迫りくる脅威に“一家総出”で立ち向かう様子が描かれるようだ。併せて解禁された新ポスターには、全ての常識を覆す量子世界を舞台にアントマン、ワスプ、アントマンの娘のキャシー、そしてワスプの父ハンク・ピム博士と母ジャネットら“アントマン一家”が最凶の敵カーンに立ち向かう姿が映し出されており、予測不可能な未知の世界での壮絶な戦いを予感させるデザインとなっている。『アントマン&ワスプ:クアントマニア』は2月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アントマン&ワスプ:クアントマニア 2023年2月17日より全国にて公開© Marvel Studios 2022
2023年01月10日2022年3月、横浜FCのシニアフットボールエグゼクティブ・テクニカルアドバイザーに就任したリチャード・アレン氏。イングランドでフィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)やジェイドン・サンチョ(マンチェスター・ユナイテッド)といったタレントを生み出す育成システムの基盤を作った人物です。日本という国で育成年代を育むために必要なことはなにか、フットボールに必要な要素を育成年代で見出すために必要なことを、詳しく伺いました。(取材・文:KEI IMAI)横浜FCのアドバイザーに就任したリチャード・アレンさんイングランドではタレントを生み出す育成基盤を作った■日本サッカーの課題、日本らしいサッカーとは――日本人の特性を踏まえて、どのようなアプローチが必要と考えていますか?また、日本サッカーの課題についてご意見を伺いたいです。サッカーには原理原則というものがあります。それは国や社会に関係なく存在します。もちろん日本人とイングランド人の特性はそれぞれあります。それらを踏まえて最適なプレースタイルを模索していかなければなりません。イングランドの場合は、育成年代では個の技術力を重点的に高めることを重要視しています。そのための育成プログラムが確立されています。日本はまだこれからですね。そこを構築していく段階だと思います。――個人の能力は日本も上がってきていると思います。東京五輪の時に、田中碧選手が「2対2だったり3対3だったりになったときに相手はパワーアップするけれど、自分たちは何も変わらない」というコメントをしました。つまり、個人では戦えるようになってきたけれど、グループになるとまだ勝てないという趣旨だと思います。個人よりもグループでのプレーに課題があるかと思うのですがいかがでしょうか?(出典:2021年8月7日配信GOAL.com「世界では「自分たちのサッカーが選べない」。U-24日本代表MF田中碧が東京オリンピックで実感した"11人対11人"で勝つという意味」)もちろん、日本の選手たちの個人技術は上がってきています。しかしながら、チームのルールに縛られて、その能力を発揮できないことが多いように思います。育成年代で何のための個人技術なのかが整理しきれていないこと、適切な状況で個人技術が表現できるような指導ができていないように思います。例えばボールポゼッションのための技術は上がったかもしれません、でも個人がリスクを追ってチャレンジし、状況を打開するための技術はまだまだ高められます。リスクを負ってチャレンジできるようにしないと、自由を与えられてもチャレンジするべき時に判断できません。サカイクの最新イベントやお得な情報をLINEで配信中!■どんなに才能があっても、試合に出ないと成長しない――日本の育成年代をどのように見ていますか?育成システムは改善されてきていると思いますが、ファシリティ、コーチングの部分はまだまだ発展させていかなければならないと思います。つまり指導者のレベル向上です。また、日本は島国ということもあって、海外での経験が足りていません。異国のチームとの試合経験だけではなく、異文化を知る経験です。選手だけでなく指導者もそういった意味でも経験が足りていない。自分達のサッカーを知るためには、海外のサッカーを知る必要があります。世界で戦っていくには、そのような経験を通じて成長していく必要があるということです。また、日本ではサッカーがNo. 1スポーツではではありません。イングランドやドイツではサッカーはNo. 1スポーツです。なぜかというとサッカーに親しみやすい環境があるからです。お金を払わないとサッカーができなかったり、サッカーをプレーするハードルが高いのはとてももったいないことです。ここから変えていかなければならないと思います。そして18歳からトップチームに上がるまでの期間をどうするかということも考える必要があります。日本の場合は大学サッカーもありますが、高いレベルでプレーできる環境は限られます。ユース以降の環境を整備していくことが重要です。若くポテンシャルのある選手が適切なレベルでプレーする機会があれば、もっと若いタレントが出てきます。Jリーグを見ていると、年齢が高い選手が多いですよね。もっと若くていい選手が出てこなければいけませんし、伸び代のある選手をもっと起用する機会をつくる必要があると思います。どんなに才能がある若手も試合に出ないと成長しません。イングランドでもマーカス・ラシュフォードなどは、マンチェスターユナイテッドで若くしてデビューしてから数試合後にはすぐに代表に呼ばれてプレーしました。その他、若い将来有望な選手たちは、所属チームが強すぎて出場機会が得られなければ、欧州5大リーグの中堅クラブで試合に出る機会を模索します。日本だと久保建英選手のように、レアル・マドリードで試合に出ることは難しいけれど、スペインリーグの中堅クラブで試合に出て成長を求めるなど、クラブとして積極的に行っています。レベルの高いリーグで、試合に出ることがとても重要なのです。――どうすれば、若い選手が出場機会を得られるようになったのですか?当然、若手を起用しても結果を出さないといけません。3連敗もすれば監督も立場が危うくなる世界です。そんな厳しい環境の中でも結果を出せる若い選手の育成が重要になります。だからこそ育成システムに投資が必要なんです。若手の育成には、ハード面の環境、仕組み以外にも優秀な指導者の育成も重要になります。フランク・ランパードなどは選手引退後に指導者としてすぐにトップレベルで指導する一人ですが、良い選手が生まれるためには、良い指導者が必要です。そのための指導者育成の仕組みも非常に重要なのです。日本も同様にこのようなサイクルが生まれるための仕組みが必要でしょう。後編は、その仕組みについて伺います。リチャード・アレン氏プロフィール2005年~2012年トッテナム・ホットスパーFCアカデミー部門採用最高責任者2012年~2014年QPR FC アカデミー統括最高責任者2014年~2017年FA(イングランドサッカー協会)タレントID(才能発掘及び育成)最高責任者2018年~2021年ラフバラ大学フットボール統括ダイレクター2022年~横浜FCシニアフットボールエグゼクティブ テクニカルアドバイザーサッカー少年の親が知っておくべき「サカイク10か条」とは
2022年08月04日伝説的なクラリネット奏者リチャード・ストルツマンが7月に来日し、80歳を記念するスペシャル・バースデー・コンサートと、妻でマリンバ奏者のミカ・ストルツマンとの特別デュオ・コンサートを開催する。リチャード・ストルツマンは、カーネギーホールでクラリネット奏者として初めてソロ・リサイタルを開催して以来、数々の名演を残してきた伝説的な存在。現在もアルバム制作、コンサートでの演奏活動を積極的に行っている。80歳の誕生日を迎える7月12日(火)には、リチャードと彼を愛する音楽家が集う特別なコンサートを開催。ピアニストの小菅優とギタリストの鈴木大介が特別ゲストで出演し、ロバート・キャンベルがナビゲーターを務める。ストルツマンは小菅と「プーランク:クラリネット・ソナタ」で、鈴木と「武満徹:小さな空~どですかでん」で共演。誕生日らしい華やかな一夜になりそうだ。そして、同月16日(土)には、妻でマリンバ奏者のミカ・ストルツマンのソロCD発売記念もかねた特別デュオ・コンサートを開催。ふたりの音楽家が紡ぎだす親密な空間を堪能できる。リチャード・ストルツマン 80歳記念スペシャル・バースデー・コンサート7月12日(火) 19:00開演Hakuju Hall(白寿ホール)出演:リチャード・ストルツマン(クラリネット)、ミカ・ストルツマン(マリンバ)特別ゲスト:小菅優(ピアノ)、鈴木大介(ギター)、ロバート・キャンベル(ナビゲーター)、東京子どもアンサンブルリチャード&ミカ・ストルツマン特別デュオ・コンサート7月16日(土) 14:00 開演代官山ヒルサイドプラザホール出演:リチャード・ストルツマン(クラリネット)、ミカ・ストルツマン(マリンバ)■チケット情報
2022年06月10日ディーン・フジオカ主演、日本テレビ×Hulu共同製作の「パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~」第2話が4月30日オンエア。安藤政信演じるカーンと、ラストで彼が見つめていたネットニュース“覆面ゲーマー「three Arrows」”に数多くの反応が集まっている。最愛の妻を亡くした警察官僚がアドバイザーの天才科学者とともに、法整備や警察機構の対応が追い付いていない犯罪を捜査していくストーリーが展開する本作。亡くなった妻を“冷凍保存”し科学が進歩して蘇生できる日を待っている小比類巻祐一をディーンさんが、科学界から身を引いていた天才科学者・最上友紀子を岸井ゆきのが、叩き上げの警部・長谷部勉をユースケ・サンタマリアがそれぞれ演じるほか、小比類巻の後輩で厚生労働省の三枝益生に佐藤隆太。科学犯罪対策室の発足を支援する島崎博也に板尾創路。亜美の母・四宮聡子に石野真子。小比類巻の妻・亜美に本仮屋ユイカといった面々も出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。プロeスポーツ選手・田中が試合後チームメイトと打ち上げをしていたところ半グレたちに絡まれ、暴行を受けている最中に突如目と耳から煙を出し死亡。暴行の主犯格は逃亡し、一緒にいたチームメイトの坂東と三ツ矢も行方不明になる。田中の遺体を解剖した柴山(三津谷葉子)によると、頭部に埋め込まれたマイクロチップが発火したことによるショック死と判明する。田中、坂東、三ツ矢は脳にチップを埋め込んで“ドーピング”していたのではないかと考えられた。誰が田中たちにチップを埋め込んだのか?三枝の情報からボディハッカージャパンという団体が関わっている可能性が高まる。団体の代表であるカール・カーン(安藤政信)は“不老不死”の実現を目標にしていた。カーンの話から鮎川という医師の存在が浮かび上がる…というのが2話の展開。3人にチップを埋め込んだのは鮎川で、チップには精神をネットにアップロードする“精神転送”のアンテナも組み込まれていた。鮎川は坂東と三ツ矢を拘束し逃亡。2人の精神を転送しようとする。しかし鮎川の技術では精神の転送は“肉体の死”を意味していた。鮎川を追って小比類巻と長谷部は現場に乗り込むが、鮎川はすでに1人を転送、自らも転送=死を選んでしまうというラストだった。安藤さん演じるカーンに対し「まさか安藤政信をキャスティングして一話だけって話はないっすよね」「安藤政信さんってだけですでに怪しい(笑)」「安藤政信さん「ジエンドォォォ」とか白塗り野郎だったりだから、このドラマでも普通じゃないんだろうなって思ってしまう」などといった反応多数。“鮎川の意識がネット空間のどこかにいるのでは”と考える小比類巻だが、島崎は「広大なネット空間の全てを追いきるのは不可能」と返答する。その後“オンラインゲーム界に突如現れた 覆面ゲーマー「three Arrows」”という記事を見てほくそ笑むカーンの姿が映し出される。このシーンに「一人成功してるじゃんか…」「え、精神転送成功してる?(eスポーツ選手のほう)」「覆面ゲーマー?!先にやられた三ツ矢さん?!」「最後の何?覆面ゲーマー?THREE ARROW?怖い怖い怖い怖い怖い」などの声も続出している。(笠緒)
2022年05月01日水も滴るレディcompany『舞台リチャードの指輪』が2021年11月27日 (土) ~2021年12月5日 (日)にAPOCシアター(東京都世田谷区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて発売中です。カンフェティでチケット発売中 公式ホームページ 世界7ヵ国で愛される絵本『リチャードの指輪』『リチャードの日記』の初の舞台化。リチャードとミリーが紡ぐ、ありふれた何でもない日々のなかにある『当たり前』の本当の大切さと、不器用で温かい、ひとつの愛が想いを紐解く物語。友達、恋人、家族、大切な方と是非一緒見てほしい。2021年冬、大切なひとのことを、もっと大切にしたくなる。そんな素敵な時間をお届けします。~リチャードの指輪あらすじ~街外れにあるシャイニングの丘。そこに立っている背の低い木の下で、リチャードとミリーは出会う。幸せそうな笑顔を見せるミリーと、何事にも熱心で知的なリチャードは惹かれ合い、家族になってゆく。当たり前だけど特別な日々を過ごす中、リチャードは約束の指輪を渡せていないことが気になっていた。幸せな二人とその家族のその半生の物語。水も滴るレディcompany女性三人で運営する水も滴るレディcompanyはそれぞれが音楽、舞台、映像など異なる分野で活動する人間がひとつになって、様々なエンターテインメントの良さを活かした『人の心が求める時間』を創るイベントを企画、創作しようと、2020年春に発足いたしました!公演概要水も滴るレディcompany『舞台リチャードの指輪』公演日時:2021年11月27日 (土) ~2021年12月5日 (日)会場:APOCシアター(東京都世田谷区桜丘5-47-4)■出演【team.Cake】くのりゆうき、小太刀賢(たすいち)、菅ひより、寺村拓也、とんか、なつめかなで、MisoraShimura【team.Soup】亀田彩香、迫田圭司、髙田結愛、DEW、東史子、幸村のぞみ(芸能事務所シャイニング)■スタッフ原作: 友弥.(TOMOMI)脚本: 竜崎だいち(羊とドラコ)演出: 目崎剛(たすいち)作曲・演奏: 喜田康二郎(EarlsCourt)、イマイユウ照明: 小野健(NEXT lighting)劇場制作: 鯵坂万智子(ACファクトリー)Web製作: sue宣伝美術: みつめ企画運営: 水も滴るレディcompany■公演スケジュール11月27日(土)18時~C28日(日)14時~S/18時~S29日(月)18時~C30日(火)18時~S12月1日(水)14時~S/18時~C2日(木)18時~C3日(金)14時~C/18時~S4日(土)14時~S/18時~C5日(日)12時~C/16時~S※開場は、開演の30分前※上演時間:約2時間■チケット料金前売:4,800円当日:5,300円(全席自由・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年11月20日新宿プリンスホテルは、 紅茶ブランド「リチャードティー(Richard Tea)」とコラボレーションしたアフタヌーンティーを、25階 和風ダイニング&バー FUGAにて開催。期間は、2021年11月1日(月)から12月26日(日)まで。英「リチャードティー」とのコラボスイーツが並ぶアフタヌーンティー“British Relaxing Holidays”を2021年クリスマスシーズンのテーマに掲げ、イギリスをイメージした商品を展開する新宿プリンスホテル。そんな同ホテルは、19世紀にイギリス王室に献上され、今もなお英国伝統のスタイルで紅茶を製法する「リチャードティー」とタッグを組み、日本にいながらイギリスの雰囲気を楽しめるアフタヌーンティーを展開する。注目は、「リチャードティー」の茶葉を使ったスイーツの数々。プリンやスコーンは、人気のフレーバー「ロイヤル・ラブ」を使用。一口頬張ると、ベルガモット&バニラの華やかな香りが口いっぱいに広がるリッチな味わいに仕上げた。定番フレーバー「ロイヤル・セイロン紅茶」を用いたマフィンは、トラディショナルで上品な風味を楽しめる。また、トライフルやアップルクランブルといったスイーツの他、コテージパイ、サンデーローストなど、イギリスの伝統的なセイボリーもラインナップする。茶葉を使用したコラボカクテルもアフタヌーンティーに加え、「リチャードティー」を使用した2種類のカクテルも用意。イングリッシュガーデンに佇む貴婦人をイメージした「リチャードレディー(Richard Lady)」は、ロイヤル・セイロン紅茶をベースに、ラベンダーで香りをつけた。一方、「リチャードフラワーガーデン(Richard Flower Garden)」は、ロイヤル・カルダモン紅茶とイギリス起源のジン「ロンドン・ドライ・ジン」を使用し、さっぱりとした味わいに。色とりどりの花がちりばめられたティーポットから注ぐ、華やかな見た目の1杯となっている。【詳細】リチャードティー コラボレーションアフタヌーンティー期間:2021年11月1日(水)~12月26日(日)時間:14:00~17:30(L.O.16:30)場所:新宿プリンスホテル 25階 和風ダイニング&バー FUGA価格:1人 4,000円■メニュー・スイーツリチャードティープリン、クリスマス・トライフル、チョコバナナタルト、紅茶香るホワイトツリーマフィン、ヴィクトリア・オブ・ノエル、塩キャラメルマカロン、アップルクランブル・スノー、スコーン(プレーン、紅茶)・セイボリーサンドウィッチ(スコティッシュサーモン、胡瓜)、コテージパイ、ミニサンデーロースト、エッグタルトサラダ キャビア添え、オープンサンド・ドリンク<リチャードティー>ロイヤル・セイロン紅茶、ロイヤル・タイム&ローズマリー紅茶、ロイヤル・ブラック・ジャスミン紅茶、ロイヤル・カルダモン紅茶<オーガニックティーセレクション>オーガニックダージリンエステート、オーガニックアールグレイ、オレンジドルチェ、オーガニックアフリカンネクター、カモミールシトラス、ワイルドベリーハイビスカス、ジンジャーツイスト、オーガニックエメラルド抹茶、ホワイトオーチャード、アイスティー<コーヒーバリエーション>ブレンドコーヒー(アイス/ホット)、エスプレッソ、カプチーノ、抹茶ラテ(アイス/ホット)【コラボレーションカクテル】時間:18:00~23:00(L.O.22:30)価格:各1,500円【問い合わせ先】レストラン予約係TEL:03-3205-1124(10:00~17:00)
2021年11月01日『オーメン』『スーパーマン』『グーニーズ』のリチャード・ドナー監督が、月曜日(現地時間)にロサンゼルスで亡くなった。91歳だった。妻でプロデューサーのローレン・シュラー・ドナーが「Deadline」に明かした。多くの映画人が哀悼の意を表している。『グーニーズ』で原案・製作総指揮を務めたスティーヴン・スピルバーグ監督は、「彼はいつだって子どもの心を忘れない人でした。彼が逝ってしまっただなんて信じられません。彼のハスキーで元気のよい笑い声はこれからも忘れないでしょう」と追悼。マーベルのケヴィン・ファイギは、「リチャード・ドナーは人が空を飛べるということだけでなく、コミックの登場人物たちに心、ユーモア、人間らしさ、真実味を持たせ、スクリーン上で息を吹き込ませることができると信じさせてくれました」とふり返り、「ディック(ドナー監督の愛称)とローレンは私のキャリア初期のメンターであり、MCUの誕生のあらゆる点でキーサポーターでした」とつづった。ほかにも『リーサル・ウェポン』シリーズのメル・ギブソン&ダニー・グローヴァー、『グーニーズ』のショーン・アスティンらがお悔やみの言葉を発表している。ドナー監督は『オーメン』で知名度を上げ様々な映画を監督し、また、妻のローレンと立ち上げた製作会社を通じて『フリー・ウィリー』シリーズや『X-MEN』シリーズの製作を手掛けた。(Hiromi Kaku)
2021年07月06日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今週は、ジョニー・デップの名演に感動……映画『グッバイ、リチャード!』を紹介します。■『グッバイ、リチャード!』Blu-ray3月3日発売。価格/5,280円(税込み)。発売元/キノフィルムズ、木下グループ。販売元/ハピネット・メディアマーケティングジョニー・デップ演じる大学教授のリチャードは、ある日医師から余命半年の宣言を受ける−−。そして妻から不倫、娘からlレズビアンのカミングアウトを立て続けにされ、なかばヤケクソ気味にはじけていく……。死を突きつけられ、最期へ向かう残された日々をどう生きるか。主人公が余命宣告された作品はいくつも作られてきましたが、本作は死を目前に感傷的にならず、家族との絆物語もさほど紡がれず、突如不良中年と化したリチャードが、生の意味を不良中年の目線で伝える型破りともいえる作品です。物語に花を添えるのはリチャードの娘や妻ではなく、同僚のピーター。ちょっと間抜けだけど人がいいピーターの存在がなければ、本作のリチャードは成立しないほど重要な登場人物です。正直、破綻した夫婦関係といえども妻が薄情すぎない?病状についてもっと聞かないの?とツッコミながら見ていましたが、愛情が消えるとあのようになるのでしょう。ジョニデは今年58歳に。ハサミを持たず、海賊でもない、市井の人として渋い役柄が違和感なく似合う年代になりました。ボロボロになりながらも時おり隠しきれないオーラはスターの証しでしょう。最後の講義シーンは冗談とも本気ともつかない熱量で、生徒たち同様、見ているほうもポカーンとしますが、あとからじわりじわりと効いてきます。「女性自身」2021年3月16日号 掲載
2021年03月08日新国立劇場が2009年より続けてきたシェイクスピア歴史劇シリーズが、本日10月2日(金)に開幕する『リチャード二世』をもっていよいよ完結する。通しで観ると9時間を超える上演時間となった2009年の『ヘンリー六世』三部作に始まり、2012年の『リチャード三世』、2016年の『ヘンリー四世』二部作、そして2018年の『ヘンリー五世』まで。毎回ほぼ同じスタッフ・キャストが集結するだけでなく、『ヘンリー六世』と『リチャード三世』、『ヘンリー四世』と『ヘンリー五世』では同一俳優が同じ役を引き継いで演じるという、世界的にみても珍しい趣向で演劇界の話題をさらってきた。今回は役こそ異なるが、岡本健一、浦井健治、中嶋朋子らお馴染みの面々が再集結。演出はもちろん、鵜山仁が務める。文・町田麻子
2020年10月02日ジョニー・デップ演じる“余命180日”の崖っぷち男が、人生の愛おしさを見つけるライフ・ファインディングドラマ『グッバイ、リチャード!』。本作では、物語冒頭でジョニー扮するリチャードが突然余命宣告されるが、このシーンについてとある実体験が思い起こされたという。ジョニーが本作で演じたリチャードは、博学でエレガント、真面目な夫として美しい妻と素直な娘との何不自由ない暮らしを送る大学教授。しかし、突然の余命宣告を告げられ、彼の人生は一変してしまう。そんな医師からの余命宣告シーンをふり返ってジョニーは「最初リチャードは“誰の話しをしてるんだ?まさか自分ではないよな?”と思ってしまう。実際に誰でもそう思うだろう」と主人公の気持ちを代弁。また「私の娘のローズが7歳だったころ大怪我をし、医者から手術を乗り越えられるか分からないと言われたことがある」と自身の娘リリー=ローズ・デップに起った出来事を回想し、「最初は“誰の話をしてるんだ?私の話ではない。自分にこんなこと起こるはずがない。”と思い、徐々に冷静になって事態を理解していったのを覚えている」と実体験をもとに死を身近に感じた際の感情を明かす。さらに「これが自分の命ではなく、娘の命の場合は必死に闘った。自分の命であったとしても、みんな怒って闘ってもいいと思うけど、私個人としてはリチャードのように振舞いたいと思っている」とコメント。リチャードは宣告を受け、残りの人生を自分のために謳歌しようと決心。あけすけにものを言い、授業中には酒やマリファナを楽しむようになる。「リチャードは残された時間を最大限に活用する。闘って、生きて、死が迫っていても生き生きとする。生きれるうちに生きる。その時間に感謝して祝福する。そしてある日死がドアをノックしてきたらそのまま受け入れるんだ」と残された人生をありのまま生きると決意したリチャードの姿を自身の考えと重ねている。『グッバイ、リチャード!』は8月21日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:グッバイ、リチャード! 2020年8月21日 ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開©2018 RSG Financing and Distribution, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2020年08月17日ジョニー・デップが再びインデペンデント作品への回帰を果たした『グッバイ、リチャード!』。“余命180日”の崖っぷち男を演じた本作から本編映像が解禁。また、斎藤工、滝藤賢一から、その等身大の演技に絶賛を寄せるコメントが到着した。この度解禁となったのは、残された人生をありのまま生きると決めた大学教授のリチャードが、一風変わった授業を始める様子を切り取った本編映像。授業中に生徒からタバコをもらい口にするも、いままでタバコとは無縁の生活を送っていたリチャードは咳き込み「マズすぎる」とひと言。また、ゾーイ・ドゥイッチ演じる学生のクレアが妻の不倫相手である大学学長の姪だと判明すると「奴は大嫌いだ」と露骨に言い放つ。そしてリチャードは「この続きはバーでやらないか?」と学生たちに前代未聞の提案を持ちかける――。こうして始まった特別授業で、リチャードは彼らに何を教えていくのか。死を前に奔放になったリチャードを、ジョニーお得意のコミカルだが、どこか憂いを漂わせた演技で演じている。そんなジョニーの姿に、俳優・フィルムメーカーである斎藤工は「こんなジョニー・デップが観たかった」と絶賛。「演者と役柄が交点を持つ瞬間が幾度もあり 途中から何を観ているのか分からなくなった そのくらい今のジョニー・デップ そして今までのジョニー・デップの生きて来た時間がフィクションを超えて リチャード教授に落とし込まれていた気がしました つくづく映画を愛し映画に愛された男なのだと」と語り、合わせて「作品毎の七変化振りには 毎度心の二度見をさせられる 目の離せない新星」とクレア役のゾーイにもコメント。滝藤賢一は「生きているということは必ず死と隣り合わせであると突きつけられた。そんな当たり前のことを忘れてしまう。誰しもその時は間違いなくやってくる。果たして自分はジタバタせず受け入れられるのか...今の生き方でいいのか...この世に生まれてきた意味を考えずにはいられない。ジョニー・デップの芝居が響いた、このご時世だからこそ観るべき映画」と、コメントを寄せている。『グッバイ、リチャード!』は8月21日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グッバイ、リチャード! 2020年8月21日 ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開©2018 RSG Financing and Distribution, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2020年08月14日ジョニー・デップが余命180日の大学教授を演じるライフ・ファイディングドラマ『グッバイ、リチャード!』から、映画開始30秒で余命宣告をされる衝撃の冒頭シーンが届いた。エキセントリックな役柄が多いジョニーだが、本作で扮するのは、ある日、余命180日と宣告されたことから、残りの人生を自分のために謳歌しようと決心し、やりたい放題の生活を始める大学教授のリチャード。抑えた演技ながら、様々な感情に揺り動かされるリチャードを魅力たっぷりに演じている。そんなジョニーは本作の見どころを「映画が始まって30秒でリチャードが余儀なくさよならを言わなければならないことを知る。彼は自分の残り僅かな時間しか残されていないことを知り、そこから自分の魂にとって何が大事かを探る時間がとても美しい」と語っているのだが、解禁された映像はまさにその余命宣告のシーン。「正直かなり悪い状況ですリチャードさん」と深刻な表情で切り出した医師が、「率直に言わせてもらいます」と断ると、「ステージ4の肺ガンです」と病名を告げる。眉間にしわを寄せた険しい表情でその話を聞くリチャードは、前のめりの姿勢で「背中の痛みは肺の悪性腫瘍によるものでだいぶ前から腫瘍があったようです」と詳細に続く病状を聞いていたが、「大学に知らせてください奥さんのヴェロニカと娘さんにも」という言葉に、宙を見つめて考えを巡らせる様子を見せる。そして、「残った時間は?」と尋ね、「治療すれば1年です運がよければ1年半」という医師の言葉を視線を落としたまま聞くと、「治療しなければ?」と再び質問し、「半年でしょう」という答えに呆気にとられながら苦笑いを浮かべる…という、一瞬にして人生が変わってしまった場面が淡々と描かれる。果たしてこの後、リチャードはどうなってしまうのか、気になる映像となっている。『グッバイ、リチャード!』は8月21日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グッバイ、リチャード! 2020年8月21日 ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開©2018 RSG Financing and Distribution, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2020年07月24日ジョニー・デップが余命180日と宣告された大学教授を演じる『グッバイ、リチャード!』。本作から、ジョニーのコミカルな表情を堪能できる場面写真が届いた。本作でジョニーが演じるのは、大学教授のリチャード。博学でエレガント、真面目な夫として美しい妻と素直な娘との何不自由ない暮らしを送っていたはずが、ある日突然「余命180日です」と告げられたことから、残りの人生を自分のために謳歌しようと決心し、やりたい放題の生活を始めるのだが…というのが、今回の役どころ。この度、解禁された場面写真は全部で10枚。ゆるくウェーブのかかった茶色の髪に、口ひげ、スーツという出で立ちで、落ち着いた雰囲気を漂わせるジョニーの姿を見ることができる。しかし、中には、そのスーツ姿のまま池の真ん中で、背中を丸めてずぶ濡れになっている姿も。視線はどこか遠い一点を見つめており、深刻な事態を感じさせる。さらに、病室のベッドの上で、八の字眉で誰かを見つめる情けない表情のカットもあり、リチャードが置かれた「余命180日」という状況が伝わってくる。その一方で、学生たちに講義をしたり、バーらしきところで真剣な表情で学生たちに何かを話したり、学生たちと並んで座り何かを見たりしているカットからは、やりたい放題でもしっかりと学生たちと関係が築けている様子が伺える。さらに、家で妻と娘とうつむきながら食事をしているシーンや、笑う妻の横でランプを倒して壊してしまい、なにやらハイな様子のカットなどもあり、家庭ではいったいどんな夫・父となっていくのか、その展開は気になるばかり。残された180日をリチャードがどう過ごし、人生の最後に何を見つけるのか、期待は膨らむ。『グッバイ、リチャード!』は8月21日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年06月25日ハリウッドで最も知られているインド人俳優の1人、イルファーン・カーン(53)が29日(現地時間)に死去した。「Variety」誌によると、イルファーンは2018年に神経内分泌腫瘍と診断され、ロンドンで治療を受けたという。その後、インド映画『Angrezi Medium』(原題)に出演できるほど回復したが、29日に結腸感染症でムンバイの病院に入院。集中治療室で治療を受けたがそのまま亡くなった。数日前には母親も亡くなっており、新型コロナウイルスの影響によるロックダウンにより、カメラを通して見送るという憂き目にあっていた。最後の出演作とみられる『Angrezi Medium』は、母国インドやアメリカを含む世界各国でも3月に公開されたが、新型コロナウイルスの影響で公開期間がかなり短くなってしまったようだ。イルファーンは1988年、アカデミー外国語映画賞にノミネートされたミーラー・ナーイル監督の『Salaam Bombay!』(原題)で映画デビュー。インドで活躍しながら、ハリウッドでも『スラムドッグ$ミリオネア』、『アメイジング・スパイダーマン』、『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』、『ジュラシック・ワールド』『インフェルノ』などの作品に出演した。『ジュラシック・ワールド』のコリン・トレヴォロウ監督は、「とても思慮深く、自分を取り巻く世界…たとえそれが苦痛に満ちていたとしても、美しさを見出せる人だった」とイルファーンの人柄を称え、笑顔の写真を掲載して追悼した。(Hiromi Kaku)■関連作品:スラムドッグ$ミリオネア 2009年4月18日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2008 Celador Films and Channel 4 Television Corporationジュラシック・ワールド 2015年8月5日より全国にて公開© 2015 Universal Pictures.
2020年04月30日インドの名俳優イルファン・カーンが亡くなった。2018年3月に、神経内分泌腫瘍と診断されており、ロンドンで治療を受けていた。その後、仕事に復帰したが、今週、結腸感染症でムンバイの病院に入院したという。53歳。1967年生まれ。80年代からキャリアを積み、2006年、ミーラ・ナイール監督の『その名にちなんで』で注目される。ハリウッドでの出演作に『スラムドッグ$ミリオネア』『アメイジング・スパイダーマン』『ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日』『ジュラシック・ワールド』『インフェルノ』などがある。1995年に結婚した妻との間にふたりの息子がいる。文=猿渡由紀
2020年04月30日リチャード・ギア(70)の妻アレハンドラ・シルヴァ(37)がニューヨーク州内で男児を出産したと24日、「Hola!」誌が伝えた。ギアとシルヴァは再婚同士のカップル。’14年、シルヴァがイタリアで経営するホテルで、共通の友人を通して出会った。約4年の交際の後、’18年に結婚し、翌年2月にはアレクサンダーくんが誕生。2人はそれぞれ以前の配偶者との間に息子を一人ずつもうけている。同誌の報道によると、プライバシーを守るため、パウンド・リッジに所有する牧場で自宅出産し、家族で穏やかに過ごしているという。
2020年04月24日クリント・イーストウッド監督がアトランタ爆破事件の真実に迫る、実話サスペンス映画『リチャード・ジュエル』が、本日4月15日(水)よりデジタルセル先行配信開始。これに合わせて、5月20日(水)よりリリースのブルーレイに収録される映像特典からメイキング映像が一部公開された。1996年、アトランタ爆破テロ事件で爆弾を発見し、多くの命を救ったヒーローから一転、容疑者となった実在の男リチャード・ジュエル。FBI内部からのリークによるメディアの実名報道、それに便乗する世間の誹謗中傷によって引き起こされた冤罪事件がリアルに描かれた本作。イーストウッド監督が「実在の人々を描いたストーリーなのだから、その通りに描きたい」と語っていた通り、本作は20年前に実際の出来事が起きた街アトランタで撮影が行われた。その中には爆破事件の現場である記念公園も含まれており、撮影タイミングもアトランタオリンピックが開催された時期に合わせるという徹底ぶり。今回解禁された映像の中で、カメラスタッフは、多くの資料をもとに作品を忠実に再現することに注力したと話している。特に“メディアの目線”にはこだわったといい、「1990年代らしい映像を再現できた。画角も当時のサイズに合わせたから、より再現性が高い」と説明する。編集スタッフは、「観客がメディアのカメラを通して映像を見ることで実際にそこにいる感覚を味わえる。リチャードのそばで共に恐怖を感じることができる」とその意図を明かしている。また、美術スタッフによると、イーストウッド監督が実際の現場での撮影を望み、リチャードの母ボビ・ジュエルが住んでいたアパートの外観をつかった撮影も行われていたという。そして、全ての物語が始まる重要な場所である記念公園での撮影もかなり苦労したようで、本映像では触れられていないが、この20年間で公園のサイズ自体が変わっていたため、限られた時間の中で当時と同じような画にするため様々な工夫が必要だったことが明らかにされている。1996年当時をリアルに再現するためのイーストウッド監督とスタッフのこだわりが本編にちりばめられている本作。特典映像の「メイキング」にはその全容が収められている。『リチャード・ジュエル』はデジタルセル先行配信中、5月20日(水)よりブルーレイ&DVD発売・レンタル、デジタルレンタル配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リチャード・ジュエル 2020年1月17日より全国にて公開© 2019 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2020年04月15日