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国分太一(TOKIO)、森本慎太郎(SixTONES)、草間リチャード敬太(Aぇ! group)が、あす25日放送の日本テレビ系『ザ!鉄腕!DASH!!』(毎週日曜後7:00~後7:58)に出演。「DASH造船計画」を送る。「DASH造船計画」は、DASH島開拓当初から活躍した手こぎの木造船・ディーノ号を引退させ、新たな船を作るプロジェクト。100年続く沖縄伝統の木造帆船・サバニを自分たちの手でイチから手作りする。全長9メートルの巨大サバニを目指す。国分、森本、草間は、沖縄でプロの指導を受けながら、時間をかけてコツコツ作業を進めてきた。造船開始から72日、苦労して仕上げた船の側面である長さ9メートルの舷側板がついにDASH島に上陸する。そして、サバニ作り最大の難所である9メートルの板を曲げる作業に突入。サバニの側面は、船首から船尾までが1枚ものの板。それを縦横にひねりながら流線形に仕上げていく。しかし、曲げる途中で板が割れてしまったら、ここまでの苦労が一瞬で水の泡になる。木がきしむ音に細心の注意を払いながら、100年以上も受け継がれてきた伝統技術で慎重に板を曲げていくが、恐れていた事態が襲う。板に亀裂が入ってしまうピンチを乗り越えられるか。そんな中、造船に伴って乗組員も選抜中のDASH島海賊団。海賊船の料理長を志願している草間が「見つけて来たんですよ」と、海賊船にぴったりのワイルド料理を発見する。それは、石を鉄板代わりにして肉などを焼いて食べる日光の伝統料理・石焼き。島で見つけた重さ100キロ超えの巨大な石を1時間かけて運び出し、集めた薪と一緒に炎の中へ。石を温めている間、食材の調達へ向かう国分と森本は、海釣りに励む。一方の草間は、ちょっと目を離したすきに巨石が大爆発。「ヤバッ!」「船長に何て言おう」と、焦る草間は一体どうするのか。
2025年05月24日リチャード・ギアとミシェル・ロドリゲスが『Left Seat』で共演することになった。インディーズのスリラー映画で、監督はベン・ヤンガー。製薬会社の社員(ロドリゲス)が飛行機で移動中、パイロットに異常が起き、見知らぬ乗客(ギア)と協力しながらフライトをコントロールしようとする物語らしい。ギアの最近作は、配信ドラマ『ザ・エージェンシー』。ロドリゲスの最近作は『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』。文=猿渡由紀
2025年05月08日3月29日(現地時間)、リチャード・チェンバレンがハワイで亡くなった。91歳の誕生日を迎える2日前だった。パブリシストのハーラン・ボールが「Variety」誌に明らかにした。死因は脳卒中による合併症だったという。1960年代から俳優のキャリアを築き始めたリチャード・チェンバレンは、映画では『三銃士』『四銃士』『タワーリング・インフェルノ』、ドラマでは「ドクター・キルデア」、1980年版の「将軍 SHŌGUN」などに出演。また、1998年にテレビ映画『スナイパー/狙撃者』で初めてジェイソン・ボーンを演じた俳優としても知られる。『Wallenberg: A Hero’s Story(原題)』『ミッシング・イヤーズ/禁じられた愛』「将軍 SHŌGUN」『The Count of Monte Cristo(原題)』で4度、エミー賞の主演男優賞候補となった。リチャード・チェンバレンは2003年、70歳近くになってから執筆した自叙伝「Shattered Love: A Memoir」で同性愛者であることを公表した。彼の長年のパートナーであるマーティン・ラベットは、「私たちの愛しいリチャードは、いま天使たちと一緒にいます。彼は自由となり、愛する人たちのもとへと飛び立ったのです。これほど素晴らしく、愛にあふれた魂を知ることができて、私たちはなんと恵まれていることでしょうか。愛は死にません。私たちの愛は、彼の翼の下にあります。彼を次の大きな冒険へと連れ出してくれるでしょう」とコメントしている。(賀来比呂美)
2025年03月31日世界中で愛されるジョセフ・ラドヤード・キプリングによる『ジャングル・ブック』。振付家アクラム・カーンが、再び物語と対峙し、独自の解釈で舞台化。2022年の初演以来、各国で絶賛された話題作の世界ツアーが、2025年6月、埼玉でクライマックスを迎えます。チケットは3月15日(土)より一般発売開始。言葉から紡がれる豊かなダンス、舞台に命を吹き込むアニメーション、そして雄弁に語る音楽。圧巻のステージを是非劇場でご体験ください。私は『ジャングル・ブック』として愛されている物語を、すべての文化の子どもたちや大人たちと共有する使命を感じています。私たちの種族が忘れてしまったことを、再び学ぶために――アクラム・カーン公演情報アクラム・カーン『ジャングル・ブック』Akram Khan’s “Jungle Book reimagined”●世界初演:2022年4月2日カーヴシアター(レスター・英国)●上演時間:約2時間10分(休憩20分含む)予定●英語上演・一部日本語字幕有※演出の都合により、開演時間を過ぎての入場や途中退場されますと、ご予約席へのご案内ができません。予めご了承ください。●演出・振付:アクラム・カーン●出演:アクラム・カーン・カンパニー公演詳細 ●主催・企画・制作:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団(彩の国さいたま芸術劇場)●助成:大和日英基金●後援:ブリティッシュ・カウンシル公演日程・会場●日時:2025年6月20日(金)19:006月21日(土)・22日(日)14:00(開場は開演の30分前)●会場:彩の国さいたま芸術劇場 大ホール●チケット情報料金(全席指定・税込):一般:S席6,500円、A席4,000円U-25*:S席3,500円、A席2,000円 *公演時、25歳以下対象。入場時要身分証明書SAFメンバーズ:S席6,000円、A席3,600円※未就学児入場不可(10歳以上推奨)。※サイドバルコニー、2階席の一部は舞台の一部が見えづらいお席です。※1階席D列目までのお席は前列との間に段差がございません。予めご了承ください。※車椅子でご来場の方は、チケットご購入時に必ずSAFチケットセンターへご連絡ください(車椅子スペースには限りがございます)。※営利目的での転売を禁止します。※やむを得ない事情により公演等に変更が生じる場合がございます。●チケット発売一般発売2025年3月15日(土)●チケット取扱い[Web]SAFオンラインチケット [電話]SAFチケットセンター0570-064-939(劇場休館日を除く10:00~18:00)[窓口]彩の国さいたま芸術劇場(休館日を除く10:00~18:00)埼玉会館(休館日を除く10:00~18:00)[プレイガイド]イープラス チケットぴあ その他の公演<愛知公演>2025年6月28日(土)16:00愛知県芸術劇場 大ホール 052-211-7552(10:00~18:00)お問合せ公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団(彩の国さいたま芸術劇場)TEL:0570-064-939(劇場休館日を除く10:00~18:00) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2025年03月13日オスカー俳優のリチャード・ドレイファス(『JAWS/ジョーズ』『未知との遭遇』)がナビゲーターを務めるドキュメンタリー番組『20世紀の証言~歴史が動いた瞬間』が、本日1月8日(水) 21時よりヒストリーチャンネルで日本初放送される。本番組は、20世紀という激動の時代に起こった数々の事件や文化の変遷を、タイムカプセルとして30世紀へ受け継ぐために制作された回顧録。ヒトラー、JFK、キング牧師、プレスリーにアポロ11号まで、歴史に刻まれた出来事について、ミュージシャンのチャック・ベリー、フランク・ザッパや、俳優のリタ・モレロ、プロ野球選手のミッキー・マントルら数多の著名人が当事者の目線から多角的に回想する。また日本初放送を記念し、第1話「1930年~1939年」の冒頭映像を公開。「私たちが生きた時代について、人生それぞれの時期で感じたこと。最も大切な記憶で、歴史ではありません」と語るドレイファスの姿が収められている。『20世紀の証言~歴史が動いた瞬間』第1話「1930年~1939年」冒頭映像<番組情報>『20世紀の証言~歴史が動いた瞬間』1月8日(水) 21:00~ヒストリーチャンネルで放送開始(全9話)公式サイト: A&E Television Networks. All rights reserved.
2025年01月08日インド映画界のスター、シャー・ルク・カーンの最新作『JAWAN/ジャワーン』より、特別映像が公開された。本作は、ヒンディー語映画界「ボリウッド」で活躍するシャー・ルク・カーンが、タミル語映画界の若手ヒットメーカーと初タッグを組んだ話題作で、ボリウッド映画ながらスタッフにはタミル語映画界のスタッフが集結。また、劇中でのシャー・ルク・カーンの七変化、中でもスキンヘッド姿が話題となり、どんな映画になるのか注目を集めている。公開されたのは、謎に包まれていた『JAWAN/ジャワーン』の全貌が明らかになる特別映像。物語の行く末を暗示させるシャー・ルク・カーンのナレーションから始まり、ムンバイを走るメトロに乗り込む、包帯で顔を覆った謎の男(シャー・ルク・カーン)と怪しい6人の女性たちが映し出される。なんと彼らは地下鉄をジャックし乗客を人質にとり、政府に対して4千億ルピーを要求するハイジャック犯だった。渋る政府は、交渉人としてテロ対策専門部隊長ナルマダ(ナヤンターラ)を立てるが救出作戦はことごとく失敗する。実は謎の男は、この車両に武器商人カリ(ヴィジャイ・セードゥパティ)の娘がいることを知っており、彼女を使ってカリから身代金を強奪することが目的だった。身代金を奪われたカリは怒りに燃え、謎の男と女性たちの行方を追っていく。そして、謎の男にはカリに復讐をしなくてはいけない理由が徐々に明かされていく。彼らの目的は?本当の悪なのか?この先の展開が気になる映像となっている。『JAWAN/ジャワーン』ロングトレーラー<作品情報>『JAWAN/ジャワーン』公開中公式サイト: All rights reserved with Red Chillies Entertainments Pvt Ltd
2024年12月01日2023年インドNo.1ヒット作『JAWAN/ジャワーン』から、シャー・ルク・カーンが大勢の女性とともにキッレキレのダンスを披露する本編映像が解禁となった。“キング・オブ・ボリウッド“シャー・ルク・カーンが、タミル語映画界(コリウッド)の若手ヒットメーカーと初のタッグを組んだ話題作。スキンヘッドのシャー・ルク・カーンのビジュアルにインド中が度肝を抜かれた、ボリウッドとコリウッドの夢の完全タッグが実現した。そんな本作から今回、カーンがセクシーかつ、壮大に踊る映像が解禁。映像は「いくぞ」の掛け声とともに、赤いシャツとサングラス姿のシャー・ルク・カーンが画面を埋め尽くすほどの大勢の囚人女性たちと軽快に踊る!同じ曲にも関わらず、様々なシーンが繰り広げられ、その豪華さとスケールにボルテージが上がる映像となっている。『JAWAN/ジャワーン』の関係者は、この壮大なシーンについて「本作の核となるストーリーは女性刑務所で展開するが、これはチェンナイに作られたセットであったものの、『Zinda Banda』は1,000人近い女性たちがシャー・ルクを囲んで踊るという大規模なソング&ダンスシーンであったため、撮影も大変だったようだ」と話す。また、「このシーンではアトリー監督がカメオ出演しており、カーンと同じ衣装で並んで、キレのいい踊りを見せている」と、撮影の秘話を明かしている。『JAWAN/ジャワーン』は11月29日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:JAWAN/ジャワーン 2024年11月29日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2023 All rights reserved with Red Chillies Entertainments Pvt Ltd
2024年10月23日ミュージカル『tick, tick...BOOM!』の公開ゲネプロが6日に東京・シアタークリエで行われ、薮宏太、梅田彩佳、草間リチャード敬太(Aぇ! group)が取材に応じた。同作はミュージカル『RENT』を生み出しながら、開幕日寸前に急逝したジョナサン・ラーソンの下積み時代の経験をベースに自身の葛藤と成長を楽曲の数々で綴ったミュージカル。2001年にオフ・ブロードウェイにて上演されたことを皮切りに、日本をはじめ、イギリス、カナダなど各国にて上演された。2021年には映画化もされアカデミー賞2部門でノミネートされた話題作となる。○ミュージカル『tick, tick...BOOM!』の公開ゲネプロに薮宏太、梅田彩佳、草間リチャード敬太登場「ゲネプロの客席が怖すぎて。めっちゃサプライズ。『RENT』のキャストさんとかが……」(草間)、「1番前に」(梅田)と、『RENT』日本版キャストも公開ゲネプロを観ていたという同作。薮は「でも僕はジョナサン・ラーソン(役)じゃないですか。ジョンじゃないですか。『僕が作った音楽でみんな歌ってる!』という気持ちになると、いけるってことに気付いた」と乗り越え方を明かした。Hey! Say! JUMPの薮と、Aぇ! groupの草間は同じ事務所だがこれまで交流はなかったという。薮は「リチャ(草間)、こう見えてめちゃめちゃシャイなんです。Aぇ! groupというだけで、『どや!』って関西の感じで来るかなと思ってたら、 めちゃめちゃシャイ」と苦笑。草間は「先に話しかけてくれて。『リチャ、シャイだよね〜』って」と感謝し、薮は「俺もシャイな方で、気持ちがわかるので。『シャイでもいいから、もう解放しようぜ!』と言って、一緒に頑張ってましたね。東京で2カ月ぐらい泊まってるというから、ご飯屋さんとか、僕が一方的にURLを送って、『ここおいしいぞ』と」と気にかけている様子。薮はさらに「聞いてくださいよ。連絡先、僕から聞いたんです」と訴え、草間は「ま、シャイなんで」と応じる。薮は「いつまでたっても2人とも連絡先交換しないぞと思って。俺も聞くタイプでもないし、多分このまま行ったらやばいなと思って『リチャ、連絡先交換しよ』って」と様子を再現。「(梅田と)3人、あとスウィングのお二方(AYAKA、石川新太)と5人で焼肉食べたね」という薮に、梅田は「奢ってくれました、薮くんが。ありがとうございます」と明かす。草間は「僕が行けない分どんどん来てくださるので、 めちゃくちゃやりやすいですね。後輩が言うのもなんですけど、めちゃくちゃやりやすい」と笑いを誘い、薮は「ありがとうございます」と頭を下げていた。今作のタイトルでは「30歳までのカウントダウンの音」が表されているが、人生のモヤモヤが晴れた時期について聞かれると、薮は「当時デビューする年齢って高校生とか普通だったんですよ。僕は高校3年生で今のグループに入ってデビューさせてもらったんですけど、『高3でデビューできなかったら辞めようかな』ぐらいの感じだった。今だったら、リチャは29でデビューしたわけでしょ。(当時は)今みたいにあるグループがそのままデビューするという感じじゃなくて、高校生でデビューするのが当たり前だったので、なんとなく高校3年生にさしかかってからの1年ぐらいは『どうしようかな』と。塾とか行ったりして急に勉強始まっちゃって」と、進路に迷っていた時期について振り返る。「でも、気づいたらデビューして。でも、大学も行って。勉強しててよかったなと思うとこもある。16〜7歳とか、 早いと思われるかもしんないですけど、モヤモヤというか、『もっと頑張んなきゃな』と(思った時期)。人との巡り合いと、運と、いろんなことがあって、今の活動がずっとできてるのはすごくありがたいです」と語った。梅田は「私は元々アイドルグループ、AKB(48)にいたんですけど、27(歳)で卒業して。10年間グループにいて、今まではグループの中にいたけど、1人で卒業する時にけっこうな決意があった。でも卒業したら吹っ切れて。ミュージカルが大好きなんですけど、『ミュージカルを頑張る』という気持ちで、1個吹っ切れた感じがすごくして、モヤモヤはなくなった」と回答。草間も「僕はやっぱりデビューですね。メンバーの末澤(誠也)が30(歳)になるまでにデビューしたいというのをずっと言ってたんで。『デビューできるんかな、ほんまに』みたいな時期もあったんで、今年5月にデビューできて、そこでモヤモヤはパッと晴れました」とコメントし、薮も拍手していた。東京公演はシアタークリエにて10月6日~31日、愛知公演は東海市芸術劇場にて11月3日~4日。大阪公演はCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて11月7日~11日。
2024年10月08日リチャード・ギアが『アメリカン・ジゴロ』で世界を痺れさせたのは、1980年。この映画の監督兼脚本家ポール・シュレイダーも、当時『タクシードライバー』(1976)の脚本家として大きな注目を集めていたところだった。それから44年、このふたりがついにまたコンビを組んだ。その映画のタイトルは、『Oh, Canada』。原作はラッセル・バンクスが2021年に出版した小説『Foregone』。脚色はシュレイダーが行った。ギア演じる主人公レオナード・ファイフは、1940年代前半、アメリカ東海岸に生まれた男性。ベトナム戦争の従軍の理由もあり、若い頃にカナダに移住した彼は、それまでの経歴とはまるで違うドキュメンタリー映画監督として名を馳せることになる。映画のはじめに出てくる彼は、重病に苦しむ80代の高齢者。現在の妻エマやケアテイカーのお世話になっている彼は、昔の教え子が監督する自分についてのドキュメンタリーに出演を承諾する。エマは夫を守るべくそばにいるのだが、そのうち夫が聞いたことがなかった過去の女性関係について告白し始めると、心が動揺。エマを演じるのは、ユマ・サーマン。若い頃のレオナードを、『プリシラ』でエルヴィス・プレスリー役を務めたジェイコブ・エロディが演じる。若い時代のシーンにも時折ギアが出てきたりなどしつつ、レオナードの混乱する記憶がさまざまな形で反映されていく。タイトルはもちろんのこと、エンディングもまさにカナダの映画祭で上映されるにふさわしいもの。ギアは近年ご無沙汰な印象があるが、実際には小さな映画に出てきている。カンヌで世界初上映し、トロントで北米初上映されるという華やかなデビューをした今作で、彼は再び業界人の話題に上るだろうか。文=猿渡由紀
2024年09月06日リチャード・リンクレイターが監督を務める映画『ヒットマン』が、2024年9⽉13⽇(⾦)に公開される。主演はグレン・パウエル。実在した“偽の殺し屋”を描くクライム・コメディ『ヒットマン』は、“偽の殺し屋”として1990年代に警察のおとり捜査に協⼒していた⼈物の実話を描くクライム・コメディ。ノワール、ロマンス、スリラー、アクション、コメディの要素を詰め込んだ、ちょっぴりセクシーでスリリングなストーリーが繰り広げられる。物語のベースとなっている実在した人物・ゲイリー・ジョンソンは、1990年頃から偽の殺し屋として警察に協力しはじめ、70人以上を逮捕に導いたスゴ腕の潜入捜査官。2001年に「テキサス・マンスリー」誌に掲載された記事によると、テキサスで2匹の猫と暮らし、地方検事局で働きながら講師として地元のコミュニティカレッジで心理学などを教えていたという。また、映画にも登場する依頼者のモチーフとなった数々のエピソードも、実際に語られているものだ。監督リチャード・リンクレイターと主演グレン・パウエルがタッグ監督を務めるのは、『ビフォア・サンライズ 恋⼈までの距離』をはじめとする「ビフォア」3部作や 『スクール・オブ・ロック』、『6歳のボクが、⼤⼈になるまで。』といった作品を世に送り出してきたリチャード・リンクレイター。主演は、『トップガン マーヴェリック』『ツイスターズ』のグレン・パウエル。ゲイリーにまつわる実話を知り、『エブリバディ・ウォンツ・サム!!世界はボクらの⼿の中に』でもタッグを組んだリチャード・リンクレイターに1本の電話を掛けたことから、映画『ヒットマン』の制作がスタートし、グレン・パウエルとリチャード・リンクレイターが共同脚本を手掛けることとなった。劇中でグレン・パウエルは、多種多様なヒットマンに扮することに。⼈を殺したいと思う依頼⼈の要望に合わせる形でゲイリーがヒットマンのペルソナをかぶる、というプロセスを詳細に追求し、眉⽑や⻭並び、瞼、髪型といった顔の印象から、性格上の特徴、話し⽅、趣味・嗜好に至るまでそれぞれのヒットマンのキャラクターが作り込まれている。多彩に変化するゲイリーの“七変化”に注目だ。映画『ヒットマン』登場人物主人公・ゲイリー・ジョンソン…グレン・パウエル普段は⼼理学と哲学を教える冴えない⼤学教授。⼀⽅で、地元警察に技術スタッフとして協⼒していたが、ある日おとり捜査で殺し屋役となるはずだった警官の代理を務めることに。これにより様々な姿や⼈格に変⾝する才能を発揮。おとり捜査で“偽の殺し屋”に扮し、殺しの依頼をしてくる「依頼⼈」たちを次々と逮捕へ導いていく。しかし、マディソンからの依頼でモラルに反する領域に⾜を踏み⼊れてしまうことに。マディソン・マスターズ…アドリア・アルホナ⽀配的な夫との⽣活に傷つき、追い詰められた⼥性。夫の殺害を依頼するが、ゲイリー扮する偽の殺し屋“ロン”に惹かれ、恋に落ちる。ジャスパー…オースティン・アメリオおとり捜査で殺し屋役となるはずだったが、職務停止となってしまった警官。ゲイリーに代理をやってもらうことになり、「大事なのは、信じ込ませること。相手が望む殺し屋になれ」とアドバイスする。映画『ヒットマン』あらすじニューオーリンズで2匹の猫と静かに暮らすゲイリー・ジョンソンは、普段は大学教授だが、地元警察に協力する一面も持っており、おとり捜査で“偽の殺し屋”役を務めている。殺しの依頼人から有罪判決を勝ち取るための証拠を引き出し、次々と逮捕へ導いていく。ところが、支配的な夫の殺害を依頼してきたマディソンに対しては、「この⾦で家を出て新しい⼈⽣を⼿に⼊れろ」と逮捕するはずのところを⾒逃してしまう。そして2⼈の関係はリスクの連鎖を引き起こしていくこととなるのだった。【作品詳細】映画『ヒットマン』公開日:2024年9月13日(金)監督:リチャード・リンクレイター脚本:リチャード・リンクレイター、グレン・パウエル出演:グレン・パウエル、アドリア・アルホナ 、オースティン・アメリオ、レタ 、サンジャイ・ラオ原題:HIT MAN
2024年08月09日『きっと、うまくいく』などのアーミル・カーンが製作を務めた『花嫁はどこへ?』(英題:LOST LADIES)が10月4日(金)より公開されることが決定。ポスタービジュアルと特報が解禁とされた。インド、大安の吉日。同じ赤いベールで顔が隠れた2人の花嫁が、花婿の家へ向かう満員列車の中で取り違えられた!?奇想天外に始まるのは、育ちも性格も全く異なる2人の女性の想定外の人生だった…。2023年のトロント国際映画祭でスタンディングオベーションを受けるなど、各国の映画祭で喝采を浴び、「歓喜あふれる傑作!」(INDIEWIRE)、「完璧な作品」(THE FILM STAGE)、「プライスレスな面白さ」(Afro)など瞬く間に業界誌を満点の星と絶賛評で埋め尽くした話題作。“インドの国宝”として知られるアーミル・カーン(『きっと、うまくいく』)が脚本を発掘し、キラン・ラオ(『ムンバイ・ダイアリーズ』)に監督を託して生まれた本作。豊かな大自然を背景に、家族愛に溢れる結婚式、色鮮やかなサリー、スパイス香る屋台メシなど、物語を彩るインドの魅力に心が躍る。2人の花嫁を演じるのは、2007年生まれでTVドラマなど数々の作品に出演し、インフルエンサーとしても大人気のニターンシー・ゴーエルと、本作が映画初出演となるプラティバー・ランター。今回解禁となった特報では、のどかな風景が広がるインドのとある村で大安吉日に結婚式をあげ、花婿ディーパクに伴われて待望の花嫁プールが村にやってきたはずが、花嫁が赤いベールを取った瞬間、なんと別の女性であることが発覚!「この人は誰?」と大騒ぎになる場面から、迷子になり途方にくれるプールと屋台の女主人らとの出会い、ディーパクがプールを必死に探す様子などが映し出され、取り違えられた2人の花嫁を巡る想定外の人生が始まっていく。併せて解禁されたポスタービジュアルには、「すべては、ありえない“かん違い”から始まった」というコピーが配され、同じ赤いベールをまとった2人の花嫁プール(ニターンシー・ゴーエル)とジャヤ(プラティバー・ランター)の対照的な表情が印象的だ。予期せぬ旅を通して、全く新しい価値観と可能性を手にした2人の女性。やがて彼女たちは周りをも笑顔にしながら、初めて自分の手で人生を切り開いていく。米レビューサイトのロッテントマト(Rotten Tomatoes)では「批評家100%、観客95%」(2024.7/10時点)と最高点の高評価が続く本作に、期待が高まる。『花嫁はどこへ?』は10月4日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年07月22日『PATHAAN/パターン』のシャー・ルク・カーンがタミル語映画界の若手ヒットメーカー、アトリー監督とタッグを組んだ『JAWAN/ジャワーン』が11月29日(金)より全国公開されることが決定。ティザービジュアルと特報が解禁された。インド映画世界歴代興行第5位のヒンディー語映画となる本作。主演は“キング・オブ・ボリウッド”と言われるシャー・ルク・カーン、そして監督は、タミル語映画界の若手ヒットメーカー、アトリーが務めるということで、製作発表時から「一体どんな作品になるのか」と業界の熱い視線が注がれていた。この度解禁となったティザービジュアルでは、シャー・ルク・カーンが、まさかのスキンヘッドに!さらに、「この悪党には裏がある。」というキャッチコピーとともに、スキンヘッドでサングラスをしたシャー・ルク・カーンが銃を構え、後ろには顔を半分隠した謎の男がまっすぐ見つめる姿が写し出されている。また、併せて解禁となった特報では、「私は誰だ?わからない。母との約束か 果たせぬ目的か。私は善か 悪か 功徳か 罪悪か。考えてほしい。なぜなら私は あなただから」と話す声とともに、様々なシーンが展開され、壮大な物語を予感させる。そして、その声の主は、顔を半分白い仮面で隠したシャー・ルク・カーン。彼は一体何者なのか!?“キング・カーン”の新たなる魅力全開の本作に、大きな期待が高まる。『JAWAN/ジャワーン』は11月29日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:JAWAN/ジャワーン 2024年11月29日より新宿ピカデリーほか全国にて公開
2024年07月03日アカデミー賞5回ノミネート、ゴールデングローブ賞2回受賞、英国アカデミー賞2回受賞、ベルリン国際映画祭 銀熊賞2回受賞のリチャード・リンクレイター監督最新作『ヒットマン』の日本公開日が9月13日(金) に決定。併せてポスターと予告編が公開された。本作は、1990年代に偽の殺し屋として警察のおとり捜査に協力していた人物の実話にインスパイアされた、ちょっぴりセクシーでスリリングなクライムコメディ。『トップガン マーヴェリック』のハングマン役で脚光を浴びたグレン・パウエルがこの実話の存在を知り、リンクレイターとパウエルが共同脚本を手がけた。2023年ヴェネツィア国際映画祭でのプレミア上映をはじめ、サンダンス映画祭、トロント国際映画祭など数々の映画祭で上映され話題を集めている。普段は冴えない大学教授でありながら、おとり捜査で偽の殺し屋に扮し殺しの依頼をしてくる「依頼人」たちを次々と逮捕へ導いていくゲイリー・ジョンソン役をパウエル、そして夫の殺害を依頼するも、ゲイリー扮する偽の殺し屋ロンに惹かれ、恋に落ちる魅力的な女性マディソン役を『モービウス』のアドリア・アルホナが演じる。公開されたポスターは、ゲイリーと彼が扮する様々な殺し屋が勢ぞろいした中に、マディソンが興味深げに彼を見つめるコミカルな仕上がり。さらにメイン写真も公演され、“ヒットマン”風に銃を構えたゲイリーの後ろにマディソンがピッタリと寄り添ったクールなカットとなっている。また予告編では、偽の殺し屋であるゲイリーが様々なタイプの殺し屋に扮して依頼人を騙し、逮捕へと繋げるおとり捜査をする様子が描かれる。ゲイリーの仕事ぶりは優秀だったが、セクシーな殺し屋・ロンに扮していた際に夫殺しを依頼してきたゴージャスな依頼主・マディソンとの出会いが彼の運命を狂わせる。たちまちふたりは恋に落ち、盲目になったゲイリーは彼女を見逃してしまう。しかしマディソンの夫が何者かに殺害され、マディソンとの恋の行方も、彼女と会っている時のロンと素のゲイリーの間で追い詰められていく。『ヒットマン』予告編<作品情報>『ヒットマン』9月13日(金) 公開公式サイト: ALL THE HITS, LLC ALL RIGHTS RESERVED
2024年06月27日リチャード・リンクレイターとイーサン・ホークがまたもやコンビを組むことになった。新作映画のタイトルは『Blue Moon』。ロジャース&ハートのロレンツ・ハートの最後の日々を描くもの。脚本はリンクレイターの『僕と彼女とオーソン・ウェルズ』(日本劇場未公開)の原作を書いたロバート・カプロウが執筆。ほかにマーガレット・クァリー、アンドリュー・スコット、ボビー・カナヴェールが出演する。撮影はこの夏、アイルランドでスタートの予定。リンクレイターの最近作は、グレン・パウエル主演の『Hit Man』。ホークの最近作はジュリア・ロバーツと共演したNetflixの『終わらない週末』。文=猿渡由紀
2024年06月20日『ラリーのミッドライフ★クライシス』で知られるリチャード・ルイスが亡くなった。76歳。死因は心臓発作だが、パーキンソン病を患っていることを昨年公表していた。ニューヨークのブルックリン生まれ。オハイオ州立大学を卒業後、ニューヨークとロサンゼルスのコメディクラブでスタンダップコメディアンとして活動。コメディ番組で人気を得るようになった。出演した映画に『モンテカルロ殺人事件』『ビッグ・ランニング』『リービング・ラスベガス』『ヒューゴ・プール』『マイ・ファニー・レディ』などがある。文=猿渡由紀
2024年02月29日リトル・リチャードのヒューマンドキュメンタリー映画『リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング』が、2024年3月1日(金)より公開される。“ロックンロールの創設者のひとり”リトル・リチャード『リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング』は、ロックンロールの偉大なる創設者のひとり、リトル・リチャードの知られざる史実と素顔を描くヒューマンドキュメンタリー映画。リトル・リチャードは、1950年代半ばにデビュー・シングル「トゥッティ・フルッティ」をリリースし彗星の如く音楽シーンに現れた黒人アーティストだ。後進のビートルズやザ・ローリング・ストーンズ、デヴィッド・ボウイ、エルヴィス・プレスリーらも多大な影響と刺激を受けたという。差別と偏見、栄光と苦悩の狭間リチャードは、ピアノ演奏では左手でブギウギを、右手では打楽器的な打鍵を披露し、叫ぶように歌い、さらにはステージを縦横無尽に駆け巡ったりと、現代では見慣れたパフォーマンスを当時いち早く開発。これらのパフォーマンスは、現代ロックの礎となったと言えるだろう。アーカイブ映像で見るリチャードの演奏などは、今見ても全く色褪せず魅力に溢れている。輝かしい功績を残した一方で、当時のアメリカは南部を中心にまだまだ人種差別が激しく、リチャードは差別にも苦しんだ。また、ゲイを公言する性的マイノリティーでもあり、陽気なキャラを演じつつも壊れやすく繊細な魂を持った人物であった。映画『リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング』では、そんなロックンロール界の真のレジェンドという一面の裏に隠された、ひとりのミュージシャンの「魂の軌跡」を描き出す。性的差別や偏見、時代と流行、そして信仰と音楽活動。様々な狭間の中で、苦悩し戦い抜いたリトル・リチャードの姿が明らかになる。ポール・マッカートニーやエルヴィス・プレスリーらの言葉も映像には、「学校の机の上でリチャードの曲を歌ったよ」と嬉しそうに話すポール・マッカトニーをはじめ、リチャードへの尊敬の言葉を並べるミック・ジャガーやエルヴィス・プレスリーなど音楽界のレジェンドらも映る。【作品詳細】映画『リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング』公開日:2024年3月1日(金)監督・製作:リサ・コルテス出演:リトル・リチャード、ミック・ジャガー、トム・ジョーンズ、ナイル・ロジャーズ、ノーナ・ヘンドリックス、ビリー・ポーター、ジョン・ウォーターズ字幕:堀上香字幕監修:ピーター・バラカン配給:キングレコード原題:LITTLE RICHARD:I AM EVERYTHING
2023年12月31日2023年12月30日、元プロレスラーの『キラー・カーン』こと小沢正志さんが同月29日に動脈破裂で亡くなっていたことが分かりました。76歳でした。産経ニュースによると、小沢さんは自身が経営する東京都内の飲食店で接客中に体調を崩したといいます。小沢さんは大相撲の春日野部屋で力士として活躍し、1971年にプロレスに転向。『モンゴリアンチョップ』などを得意とし、悪役レスラーとしてハルク・ホーガンさんらと熱戦を繰り広げ、海外でも人気を博していました。一方で、歌手としては2005年に『ふるさと真っ赤っか』でデビューし、『新宿三百六十五夜』などもリリース。そのほか映画やテレビなどにも数多く出演していました。関係者によると葬儀は親族だけで営む意向で、お別れ会などは未定とのこと。突然の訃報に、ネット上では「おい、早すぎるよ…」「モンゴリアンチョップ大好きだった…」など、多くの悲しみの声が上がっています。力士、悪役レスラー、そして歌手と、さまざまな一面を見せファンに愛されてきた、小沢さん。その活躍は、多くの人に笑顔を与えてくれました。ご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2023年12月30日ユマ・サーマンとリチャード・ギアが映画で共演することがわかった。ポール・シュレイダーの監督作で、タイトルは『Oh, Canada』。原作は2021年に出版された小説『Foregone』。ガンの診断を受けた80代のドキュメンタリー映画監督(ギア)が自分の人生を題材にするというストーリー。サーマンは現在の妻を演じる。ほかにジェイコブ・エローディが出演する。インディーズ作品のため、ハリウッド俳優のストライキの間に映画俳優組合の許可を取得し、撮影を終えた。サーマンの次回作はNetflixの『オールド・ガード2』。ギアは、最近、インディーズ映画『Longing』も撮り終えている。文=猿渡由紀
2023年12月13日『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ(原題)』の脚本家にマイケル・ウォルドロンが決まった。ウォルドロンは『ロキ』の企画/製作総指揮、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』の脚本を手がけた、近年のマーベルの常連。『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ(原題)』の脚本家にも決まっている。『ザ・カーン・ダイナスティ』は2026年5月、『シークレット・ウォーズ』は2027年5月の公開予定。どちらの作品も、監督は未定。タイトルにあるカーンは、『アントマン&ワスプ:クアントマニア』で初登場した。演じるのはジョナサン・メジャース。しかし、この映画の公開後、メジャースはDV容疑でニューヨーク警察に逮捕され、今月、裁判に出頭することになっている。今後の展開が注目される。文=猿渡由紀
2023年11月28日現在配信中のドラマシリーズ「ロキ」シーズン2には、公開予定の『アベンジャーズ:カーン・ダイナスティ』(原題)でメインヴィランとされるカーンが登場。彼の脅威は未だ謎に満ち溢れているが、ロキの吹き替えを務める平川大輔は、「MCU史上、最強にして最恐であり最凶の敵」と、サノスを超えるヴィランになるのではないかと言及している。第1話配信開始後、3日間で「マンダロリアン」シーズン3に次ぐ、世界視聴数を獲得し、2023年の第2位を記録するほどの話題を集めている本作。ロキの身に謎のタイムスリップ現象が起こり、「時間に引きずり込まれ、過去と現在を行き来する」という非常事態に。世界の破滅を避けるべく、シーズン1でも相棒として活躍したTVAのエージェントのメビウスと共に解決の糸口を探っていく。裏切り王子は、世界の時間を股にかけた冒険でどんな悪戯を見せるのか、さらなるカオスが待ち受ける謎解きタイムトラベル・スリラーだ。カーンは、過去・現在・未来、全ての時間を自由自在に操る征服者。パラレルワールド、マルチバースを行き来することができる存在だ。別のユニバースでは、アベンジャーズを殺すなど、指パッチンで宇宙の生命の半分を消失させ、アベンジャーズに苦戦を強いたサノスをも超えると言われる強さを誇り、枝分かれした歴史の中で様々な変異体のカーンが存在していると言われている。「未だにその力や恐ろしさの全ては見せていないような気がしています」と語る平川さんは、「ある意味サノスよりさらに恐ろしい脅威となるヴィランなのではないかと。でも、強大な敵がいるからこそヒーロー達の活躍が輝くと思うので、もういっそ『MCU史上、最強にして最恐であり最凶の敵』として立ちはだかってもらいたいですね」と話す。カーンの変異体は、これまで「ロキ」シーズン1と『アントマン&ワスプ:クアントマニア』に登場。シーズン1では、時空を超えたロキが捕まってしまう“世界の時間の流れを守る”組織 TVA(時間変異取締局)を作り上げ、独裁的に時間軸を管理するカーンが。『クアントマニア』では、ミクロより小さな量子世界を舞台に、マルチバースへ行き来できるデバイスを起動するためのエネルギーコアを取り戻そうと、アントマンらの前に立ちはだかるカーンが描かれた。「ロキ」シーズン1そして本作でも、カーンの新たな変異体が存在感を発揮することに。1893年のシカゴ万国博覧会で自身の発明品を披露する発明家“ヴィクター・タイムリー”として、真面目な様子が描かれた。最終話では、ロキにどのような影響を与えるのか、動向に注目となっている。平川さんも「今作は、今後の『アベンジャーズ/ザ・カーン・ダイナスティ(原題)』の映画にも繋がっていくことが期待されているとのことなので、ファンの皆様は必見です!ぜひ1シーンも見逃さない勢いでご覧下さい!」と本作が超重要作であることを熱弁している。「ロキ」シーズン2はディズニープラスにて独占配信中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月11日『RRR』などに続くインド映画世界興収歴代5位を記録した超大作スパイ・アクション『PATHAAN/パターン』から、シャー・ルク・カーン演じるエージェント、パターンが脅威の回復力で任務に復帰した“紐タンクトップ”姿の新場面写真が解禁となった。インド諜報機関RAW所属のパターンは、すでに30年のキャリアがあるベテランだが、現在も危険な最前線の任務に就いている。2020年、パターンは、ミャンマーでの作戦中に大けがを負い、彼の武勇伝も終わったと思われていた。しかし、知らぬ間に復帰していたことを知った元同僚のナンディニ・グレーワール(ディンパル・カパーディヤー)は、パターンのもとへ訪れると、その回復に驚いた様子で声をかける。趣味を見つけてと言うナンディニに、パターンは元エージェントたちを呼び集め、RAWの内部組織JOCRを立ち上げたいと相談する…というシーン。シッダールト・アーナンド監督は、「これまでにシャー・ルク・カーンは数々の映画で数えきれないほどの顔をみせてくれた。彼が演じてきた役はインドのポップカルチャーを形作り、若者に影響を与え、若者たちはキング・オブ・ボリウッドの服装をまねしてきた。シャー・ルク・カーンの姿は人々の思い出や記憶と結びついていて、演じる役を通してインドの流行を作ったといっても過言ではない。だから『PATHAAN/パターン』で命知らずな役を演じるにあたって、これまでとはまったくちがう見た目を作りあげることはとても大きな挑戦だっただろうね!」と話す。続けて、「僕たちは、衣装や髪型を通してシャー・ルク・カーンの演じる役の本質的なかっこよさを伝えたかったんだ。パターンという役を通して強さと男らしさを表現したかった。普通にしているだけでかっこよくて、セクシーな魅力のあふれる見た目を演出したかった」と、何百万人ものシャー・ルク・カーンのファンが誇らしくなる役を作り上げたと語っている。また、入場者プレゼントの内容が決定。シャー・ルク&ディーピカーの魅惑のリバーシブルカードを数量限定でプレゼント。シャー・ルクが銃を担ぐ絵柄とディーピカーの魅力が溢れるシーンの両A面カードとなっている。さらに、全国33の劇場でIMAX上映が決定。来場者にはIMAX特別ポスター(A3)が数量限定でプレゼントされる。『PATHAAN/パターン』は9月1日(金)より新宿ピカデリー、グランドシネマサンシャイン 池袋ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年08月18日シャー・ルク・カーン4年ぶりの主演作『PATHAAN/パターン』より新たな場面写真が解禁された。本作は、『RRR』などに続くインド映画世界興収歴代5位、2023年インド興収NO.1大ヒットを記録したスパイ・アクション。この度解禁されたのは、シャー・ルク・カーン演じるパターンと、彼を助ける相棒として登場するサルマーン・カーンの2人が映し出された場面写真。2020年、RAWに所属するエージェント、パターンはロシアの最高警備レベルの刑務所に囚われていた。屈強な男たちと共に貨物列車に乗せられ、周りは全員敵!という状況だったが、次々と敵を倒していく。しかし、多すぎる敵に徐々に追い詰められていくパターン。そんな絶体絶命の危機に現れたのは、相棒タイガーだった。トレードマークのスカーフを振り回し、パターンと共に敵を一網打尽にしていく!シッダールト・アーナンド監督は、インドを代表するスーパースターが数多く出演する本作は、アドレナリンが体を駆け巡り、視覚的にも贅沢だと話す。その中でも主演のシャー・ルク・カーンの役作りについては敬意を払っているそうで、「彼は、アドレナリン全開で撮影に挑んでいたし、観客にもスクリーンを通して自分と同じような興奮を味わってほしいと考えていた。体づくりの方法や、ものすごく危険なアクションを成功させるためにこなした想像を絶するトレーニング、身を投げ打つ覚悟で全力を尽くした危険な地形や天候、それからインド最大のアクション映画を人々に届けるためのひたむきな努力は本当に素晴らしいよ」と、絶賛している。『PATHAAN/パターン』は9月1日(金)より新宿ピカデリー、グランドシネマサンシャイン 池袋ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年08月10日ヒンディー語映画史上最高の全世界興収105億ルピー(約180億円)を記録する大ヒットとなったシャー・ルク・カーン主演の『PATHAAN/パターン』から、アクション満載の本国版の予告編が解禁となった。インドで社会現象を巻き起こし、日本でも大ヒットした『RRR』などに続くインド映画世界興収歴代5位を記録した超大作スパイ・アクションが日本上陸。今回解禁となった予告編では、インドのRAW諜報員“パターン”(シャー・ルク・カーン)が、元RAW諜報員ジム(ジョン・エイブラハム)が率いる傭兵グループが悪に転じ、インドに対する大規模な攻撃を計画していることを知る。パキスタンの諜報員ルバイ(ディーピカー・パードゥコーン)はパターンの作戦に加わるが、不審な動きを見せる。終末の時が刻一刻と迫るなか、パターンはジムを相手に複数の裏切りと戦わなければならなくなる。シッダールト・アーナンド監督は本作について、「ボリウッド映画は、国境を超えて鑑賞され、愛されています。そしてヤシュラジフィルムの『パターン』は、インドだけでなく世界中で祝福される作品となりました。私はすっかり恐縮し、圧倒されています。そして私は、観客のために再び、何か特別なものを作りたいと奮い立ちました。日本の皆さんが、このスペクタクルをスクリーンで楽しんでくださることを心から願っています」とコメントを寄せている。さらにアクションだけではない、“シャー様”の色気あふれる場面写真も解禁された。『PATHAAN/パターン』は9月1日(金)より新宿ピカデリー、グランドシネマサンシャイン 池袋ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年07月20日ルッソ兄弟製作、リチャード・マッデン主演の「シタデル」のワールドプレミアがロンドンにて開催された。本作は、世界中を舞台に繰り広げられる、革新的グローバル・スパイアクション。4月18日(現地時間)に英国ロンドンにて、スパイの秘密基地を思わせる場所でワールドプレミアが開催され、ブルーカーペットに登場した豪華キャスト、スタッフらの画像が公開された。今回のワールドプレミアに登場したのは、主演を務めるリチャード・マッデンとプリヤンカー・チョープラー・ジョナス、そしてスタンリー・トゥッチ、レスリー・マンヴィル、アシュリー・カミングス、ローランド・ムーラー、オシ・イカイル、カオイリン・スプリンガル。そして製作陣からは製作総指揮のアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟とアンジェラ・ルッソ=オトストット、ショーランナー兼製作総指揮のデヴィッド・ウェイル。主要キャストとスタッフが勢ぞろいした。ワールドプレミアの会場となったのは、セレブや王族に愛されるドゥルリーレーン・シアター・ロイヤル。17世紀から存在する由緒あるこの劇場が、この日は、シリーズの中心となる秘密スパイ組織“シタデル”の世界感を体感するイベント会場へと生まれ変わった。来場者は、この夜のイベントのために作られたパブに通され、秘密のドアを通ってシタデルの最高のスパイたちが潜む地下の隠れ家へと導かれると、バーナード・オーリック(スタンリー・トゥッチ)の指示に従い、地下へ続く回廊を進み、最終的に大劇場が現れるという仕掛けを楽しんだ。上映後、来場者はグランドサロンで祝杯をあげたが、この部屋は、この日だけ、主要キャラクターの一人にちなんで、英国大使館を思わせる装飾に。サロンでは、Amazon and MGM Studiosのヘッドであるジェニファー・サルケが登壇し、本作を「真のグローバルなショー」そして「新しいユニバースのデビュー」と紹介。続いて登壇した製作総指揮のジョー&アンソニー・ルッソとデヴィッド・ウェイルが、このシリーズ製作に携わった全ての人に感謝の言葉を述べ、最後にウェイルが本作について「私たちが愛するスパイストーリーへのオマージュ」と述べて挨拶を締めくくった。本作は、ルッソ兄弟の製作会社AGBOが製作総指揮を務める「シタデル」とそれに続くシリーズが相互にリンクしながら世界を舞台に製作される。各国版のシリーズは各地のトップスターを起用して製作され、すでにマチルダ・デ・アンジェリス主演のイタリア版や、ヴァルン・ダワン&サマンサ・ルス・プラブ主演のインド版の製作が進行中だ。「シタデル」は4月28日(金)よりPrime Videoにて独占配信開始(初回2話一挙配信開始、その後毎週金曜日に新エピソード配信開始/全6話)。(text:cinemacafe.net)
2023年04月21日昭和のプロレス全盛期に、得意技・モンゴリアンチョップなどで人気を集めたキラー・カーンさん(76)。引退後は居酒屋を経営してきたが’20年にトラブルが発生する。自転車走行中に女性と衝突した後、現場から逃走したという容疑で、書類送検されてしまったのだ。コロナ禍の影響もあり、翌年5月には居酒屋を閉店したが、容疑については不起訴処分となった。書類送検報道の影響で、一時はノイローゼにもなったというカーンさんだが、この度ようやく店を再開することができたという。雑居ビルの地下にオープンした「カンちゃんの人情酒場」を本誌記者が訪ねた――。暖簾をくぐると、「いらっしゃ~い」と身長195センチ、スキンヘッドのカーンさんが迎えてくれる。心なしか以前の店で働いていたときよりも元気そうに見えた。「事故は、携帯を見ながら歩いてきた女の子が、自転車の後ろにぶつかっただけ。それで俺がひき逃げ犯にされちゃったんですよ。それ以来、街を歩けば『ひき逃げ』『ハゲ』と怒鳴られ、店に行けばドアに『ここはひき逃げ犯の店です』と張り紙をされていて……。ノイローゼになって一時は自殺も考えました。その後、不起訴になりましたけれど警察から謝罪は一切ありません。悲しいですよ。でも30年来のお付き合いがある高木ブーさんが『(騒がれたのは)有名人だったからですよ』と励ましてくれて、胸が軽くなりました」閉店した「居酒屋カンちゃん」は、故・尾崎豊が愛したカレーライスでも知られていた。“場外ダウン”した失意のカーンさんだが、再起を決意させてくれたのは、プロレスラーになる前の大相撲時代の兄弟子のおかげもあったという。「店を辞めたところで、ひとり暮らしの無職のジジイでしょ。一時は本当に生活保護をもらうか、ホームレスになろうと思ったんだけどね……。ある日、元関脇の栃東関(※玉ノ井親方の父・栃東知頼さん(78))から電話で『負けんなよ。お前はそんなことをやる人間じゃない』って言われて号泣してね。それで再びやる気になったんです」以前に比べるとこじんまりした店になったが、新店では長年の夢だったことを始めたという。“昼カラ”だ。「演歌が大好きで、こう見えてCDも数枚出しているんですよ。午後5時からが居酒屋で、午後1時半からはドリンク・乾き物付きで歌い放題のカラオケをやっています。料金は1人1500円。頼まれれば僕も歌いますが、おばあちゃんのアイドル、おじいちゃんのライバルが目標です(笑)。毎日11時間ぐらい働いていますが、お客さんと話すこの仕事が好きなんでね。でももうこの年だからここを最後にしようと思ってますよ」人気・実力ともトップクラスの悪役レスラーだったカーンさん。人生の一時期、ヒールを演じてきた男の人情が垣間見られる店だった。
2023年04月13日マーベル・スタジオの最新作『アントマン&ワスプ:クアントマニア』がついに今週末17日(金)から公開になる。本作でアントマンが立ち向かうのは、カーンと呼ばれる謎の男。彼は本作限定の悪役ではなく、ヒーローが集結したチーム“アベンジャーズ”の新たな敵になるという。本作の主人公アントマンは、身体のサイズを自由自在に変化させることのできる特殊なスーツを着用して戦う人気ヒーロー。アベンジャーズの一員だが、なぜか“普通すぎる男”とも呼ばれていて、カッコよく、頼りになるのに少し抜けている愛すべき人物だ。そんな彼と仲間たちの前に立ちはだかるのは、カーンという男。彼は、全人類の過去・現在・未来の時間を支配し、その存在を消し去る恐るべき力を持っているという。本作を手がけるペイトン・リード監督は「(マーベル・スタジオを率いる)ケヴィン・ファイギやマーベルと話し合った結果、本作ではアントマンとワスプを“本当に手ごわい悪役”と戦わせたいということになり、カーンを登場させることになりました。私たちが幼少期から死までを直線的に生きているのに対して、カーンはそのような生き方をしない人物なのです。アベンジャーズの“最小ヒーロー”を、多元宇宙で最も強大な力に直面させるというのは、とても興味深いことだと思いました」と語る。監督が語る通り、カーンにとって時間は“直線的”には流れていない。もちろん、我々も時間についてあまりにも知らないことが多すぎるので、直線的ではない時間を生きている可能性はあるが、私たちは過去には戻れないし、未来のことはわからない。一度した選択は取り消せないし、うっかりテーブルから落として割ったグラスは元には戻らない。しかし、カーンは時間を操り、グラスを落とさなかったタイムラインがあることを知っている。さらにいうならば、あなたがこの先、うっかりグラスを落としてしまうことを事前に知っている。考えれば考えるほど敵にまわしたくないキャラクターだ。彼がマーベル史上“最凶”と呼ばれるのも頷ける。こちらが次にどんな攻撃を仕掛けるのか、彼は完全に把握している。さらにいうと、どちらが勝利するのかさえ知っている。そんな相手にどうやって勝つのか? 今後のシリーズの動向を大きく左右する存在としてカーンは他作品にも登場することになりそうだ。ちなみに彼と同じ顔の男が『ロキ』の6話にも登場しているが、カーンは彼とは別のタイムラインに存在する人物らしい。これまでマーベル・スタジオ作品は、主人公たちの戦いだけでなく、難局に立たされた主人公たちの“選択”を描いてきた。どちらかを選ぶことで何らかの代償があったとしても、彼らは選択し、傷つきながら戦い、自分の信じた道を進んできた。しかし、カーンはすでに主人公が“どちらを選ぶ”のかを知っているし、さらにいうと“選ばなかった場合の結果”も知っているのだ。カーンの登場は、『アントマン』シリーズだけでなく、マーベル・スタジオが描くシリーズ、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に激震をもたらす一大トピックだ。今後のマーベル作品の物語の“起点”はカーンの登場、つまり『アントマン&ワスプ:クアントマニア』になることは間違いない。『アントマン&ワスプ:クアントマニア』2月17日(金)全国劇場公開(C)Marvel Studios 2023
2023年02月15日最小&最強のアベンジャーズ、アントマンの新たな活躍を描く『アントマン&ワスプ:クアントマニア』。この度、カーンの恐ろしさを映し出す特別映像が解禁となった。この度解禁となったのは、別のユニバースでは、“アベンジャーズ”をも殺したという“マーベル史上最凶の敵”カーンについて紹介する特別映像。ペイトン・リード監督やマーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギをはじめ、アントマン役のポール・ラッド、カーン役のジョナサン・メジャースら豪華キャスト&スタッフ陣がカーンの “最凶たる理由”を語っている。映像には、「世界を焼き尽くす」「時間軸をすべて消し去れる」と恐れられるカーンが、怒りをあらわにしながら青い光線で攻撃するシーンが映し出されるなど、カーンがもたらす脅威の一端が映し出される。「アントマン」シリーズ全ての監督を務めてきたリード監督が「新境地を開拓するために、アントマンを強大な敵と戦わせた」と語るように、本作ではマーベルで最も“普通すぎるヒーロー”アントマンが、“マーベル史上最凶”の敵に立ち向かう。時を操る能力を駆使して時間軸や並行世界を自由に移動できるカーンは、別のユニバースではアベンジャーズを殺すなど、“指パッチン”で宇宙の生命の半分を消失させアベンジャーズに苦戦を強いたサノスをも超えるといわれる強さを誇る。本映像内にはそんなカーンが軍隊を引き連れて「私を追放した者に復讐し、時間軸から追い出してやる」と、恨みを爆発させる様子が映し出され、量子世界を舞台に描かれるストーリーへの期待が高まる映像となっている。新たなアベンジャーズに続く超重要作品となる本作について、マーベル・スタジオのファイギは、「『エンドゲーム』以降に僕たちが製作した映画たちの中で、MCU全体の大きな物語を繋ぐ最も重要な映画となるのが本作です」と明かす。「『エンドゲーム』以降、多くの素晴らしい新キャラクターたちをディズニープラスおよび劇場公開で紹介してきましたが、本作でついに新たな物語が始まります。次の“アベンジャーズ”作品に向かうにつれ、想像を絶する大きな物語が徐々に姿を現しますので、ワクワクが止まりませんね」と語り、“始まりの物語”となる本作の重要度を改めてアピールした。『アントマン&ワスプ:クアントマニア』は2月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アントマン&ワスプ:クアントマニア 2023年2月17日より全国にて公開© Marvel Studios 2022
2023年02月14日新たな“アベンジャーズ”に直接繋がる作品として注目を集める『アントマン&ワスプ:クアントマニア』。この度、アントマンの前にマーベル史上“最大の脅威”カーンが立ちはだかる、量子世界での想像を絶する闘いを予感させる本予告と最新ポスターが解禁された。全世界解禁となった本予告は、人類の想像をはるかに超越する量子世界での圧倒的スケールで繰り広げられる、これまでのアントマン、そしてアベンジャーズの闘いとはひと味違う闘いの始まりを予感させるもの。時間を征服する圧倒的な力を持ち、あのサノスをも超えると噂されるマーベル史上最大の脅威で最凶の敵であるカーンは、世界を救ったアベンジャーズでもあり、娘を愛する父親でもあるアントマンの弱みにつけ込むかのように「助け合おう」と不穏に語りかけている。『アントマン』(15)では窃盗罪で捕まってしまったり、『アントマン&ワスプ』(18)では“指パッチン”の際、量子世界に閉じ込められ5年間行方不明になってしまったりと、本来であれば愛する娘キャシーと共に過ごせたはずの貴重な時間をたくさん失ってきたアントマン。そんな彼にとって、時間を征服する力を持つカーンによる「失われた時間を与える」という提案はまたとないチャンス。だが、その甘い誘いに乗せられたアントマンは娘を人質に取られ、娘を救うには世界を犠牲にせざるを得ないという究極の選択を迫られることに――。かつて世界を救ったアベンジャーズの1人であるアントマンは、愛する娘のためにカーンの要求に屈してしまうのか…。予告最後の意味深なセリフ「一緒に死んでもらう」の意味も気になるばかり。アベンジャーズで最もユニークなヒーローである彼が、世界に迫りくる脅威に“一家総出”で立ち向かう様子が描かれるようだ。併せて解禁された新ポスターには、全ての常識を覆す量子世界を舞台にアントマン、ワスプ、アントマンの娘のキャシー、そしてワスプの父ハンク・ピム博士と母ジャネットら“アントマン一家”が最凶の敵カーンに立ち向かう姿が映し出されており、予測不可能な未知の世界での壮絶な戦いを予感させるデザインとなっている。『アントマン&ワスプ:クアントマニア』は2月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アントマン&ワスプ:クアントマニア 2023年2月17日より全国にて公開© Marvel Studios 2022
2023年01月10日2022年3月、横浜FCのシニアフットボールエグゼクティブ・テクニカルアドバイザーに就任したリチャード・アレン氏。イングランドでフィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)やジェイドン・サンチョ(マンチェスター・ユナイテッド)といったタレントを生み出す育成システムの基盤を作った人物です。日本という国で育成年代を育むために必要なことはなにか、フットボールに必要な要素を育成年代で見出すために必要なことを、詳しく伺いました。(取材・文:KEI IMAI)横浜FCのアドバイザーに就任したリチャード・アレンさんイングランドではタレントを生み出す育成基盤を作った■日本サッカーの課題、日本らしいサッカーとは――日本人の特性を踏まえて、どのようなアプローチが必要と考えていますか?また、日本サッカーの課題についてご意見を伺いたいです。サッカーには原理原則というものがあります。それは国や社会に関係なく存在します。もちろん日本人とイングランド人の特性はそれぞれあります。それらを踏まえて最適なプレースタイルを模索していかなければなりません。イングランドの場合は、育成年代では個の技術力を重点的に高めることを重要視しています。そのための育成プログラムが確立されています。日本はまだこれからですね。そこを構築していく段階だと思います。――個人の能力は日本も上がってきていると思います。東京五輪の時に、田中碧選手が「2対2だったり3対3だったりになったときに相手はパワーアップするけれど、自分たちは何も変わらない」というコメントをしました。つまり、個人では戦えるようになってきたけれど、グループになるとまだ勝てないという趣旨だと思います。個人よりもグループでのプレーに課題があるかと思うのですがいかがでしょうか?(出典:2021年8月7日配信GOAL.com「世界では「自分たちのサッカーが選べない」。U-24日本代表MF田中碧が東京オリンピックで実感した"11人対11人"で勝つという意味」)もちろん、日本の選手たちの個人技術は上がってきています。しかしながら、チームのルールに縛られて、その能力を発揮できないことが多いように思います。育成年代で何のための個人技術なのかが整理しきれていないこと、適切な状況で個人技術が表現できるような指導ができていないように思います。例えばボールポゼッションのための技術は上がったかもしれません、でも個人がリスクを追ってチャレンジし、状況を打開するための技術はまだまだ高められます。リスクを負ってチャレンジできるようにしないと、自由を与えられてもチャレンジするべき時に判断できません。サカイクの最新イベントやお得な情報をLINEで配信中!■どんなに才能があっても、試合に出ないと成長しない――日本の育成年代をどのように見ていますか?育成システムは改善されてきていると思いますが、ファシリティ、コーチングの部分はまだまだ発展させていかなければならないと思います。つまり指導者のレベル向上です。また、日本は島国ということもあって、海外での経験が足りていません。異国のチームとの試合経験だけではなく、異文化を知る経験です。選手だけでなく指導者もそういった意味でも経験が足りていない。自分達のサッカーを知るためには、海外のサッカーを知る必要があります。世界で戦っていくには、そのような経験を通じて成長していく必要があるということです。また、日本ではサッカーがNo. 1スポーツではではありません。イングランドやドイツではサッカーはNo. 1スポーツです。なぜかというとサッカーに親しみやすい環境があるからです。お金を払わないとサッカーができなかったり、サッカーをプレーするハードルが高いのはとてももったいないことです。ここから変えていかなければならないと思います。そして18歳からトップチームに上がるまでの期間をどうするかということも考える必要があります。日本の場合は大学サッカーもありますが、高いレベルでプレーできる環境は限られます。ユース以降の環境を整備していくことが重要です。若くポテンシャルのある選手が適切なレベルでプレーする機会があれば、もっと若いタレントが出てきます。Jリーグを見ていると、年齢が高い選手が多いですよね。もっと若くていい選手が出てこなければいけませんし、伸び代のある選手をもっと起用する機会をつくる必要があると思います。どんなに才能がある若手も試合に出ないと成長しません。イングランドでもマーカス・ラシュフォードなどは、マンチェスターユナイテッドで若くしてデビューしてから数試合後にはすぐに代表に呼ばれてプレーしました。その他、若い将来有望な選手たちは、所属チームが強すぎて出場機会が得られなければ、欧州5大リーグの中堅クラブで試合に出る機会を模索します。日本だと久保建英選手のように、レアル・マドリードで試合に出ることは難しいけれど、スペインリーグの中堅クラブで試合に出て成長を求めるなど、クラブとして積極的に行っています。レベルの高いリーグで、試合に出ることがとても重要なのです。――どうすれば、若い選手が出場機会を得られるようになったのですか?当然、若手を起用しても結果を出さないといけません。3連敗もすれば監督も立場が危うくなる世界です。そんな厳しい環境の中でも結果を出せる若い選手の育成が重要になります。だからこそ育成システムに投資が必要なんです。若手の育成には、ハード面の環境、仕組み以外にも優秀な指導者の育成も重要になります。フランク・ランパードなどは選手引退後に指導者としてすぐにトップレベルで指導する一人ですが、良い選手が生まれるためには、良い指導者が必要です。そのための指導者育成の仕組みも非常に重要なのです。日本も同様にこのようなサイクルが生まれるための仕組みが必要でしょう。後編は、その仕組みについて伺います。リチャード・アレン氏プロフィール2005年~2012年トッテナム・ホットスパーFCアカデミー部門採用最高責任者2012年~2014年QPR FC アカデミー統括最高責任者2014年~2017年FA(イングランドサッカー協会)タレントID(才能発掘及び育成)最高責任者2018年~2021年ラフバラ大学フットボール統括ダイレクター2022年~横浜FCシニアフットボールエグゼクティブ テクニカルアドバイザーサッカー少年の親が知っておくべき「サカイク10か条」とは
2022年08月04日伝説的なクラリネット奏者リチャード・ストルツマンが7月に来日し、80歳を記念するスペシャル・バースデー・コンサートと、妻でマリンバ奏者のミカ・ストルツマンとの特別デュオ・コンサートを開催する。リチャード・ストルツマンは、カーネギーホールでクラリネット奏者として初めてソロ・リサイタルを開催して以来、数々の名演を残してきた伝説的な存在。現在もアルバム制作、コンサートでの演奏活動を積極的に行っている。80歳の誕生日を迎える7月12日(火)には、リチャードと彼を愛する音楽家が集う特別なコンサートを開催。ピアニストの小菅優とギタリストの鈴木大介が特別ゲストで出演し、ロバート・キャンベルがナビゲーターを務める。ストルツマンは小菅と「プーランク:クラリネット・ソナタ」で、鈴木と「武満徹:小さな空~どですかでん」で共演。誕生日らしい華やかな一夜になりそうだ。そして、同月16日(土)には、妻でマリンバ奏者のミカ・ストルツマンのソロCD発売記念もかねた特別デュオ・コンサートを開催。ふたりの音楽家が紡ぎだす親密な空間を堪能できる。リチャード・ストルツマン 80歳記念スペシャル・バースデー・コンサート7月12日(火) 19:00開演Hakuju Hall(白寿ホール)出演:リチャード・ストルツマン(クラリネット)、ミカ・ストルツマン(マリンバ)特別ゲスト:小菅優(ピアノ)、鈴木大介(ギター)、ロバート・キャンベル(ナビゲーター)、東京子どもアンサンブルリチャード&ミカ・ストルツマン特別デュオ・コンサート7月16日(土) 14:00 開演代官山ヒルサイドプラザホール出演:リチャード・ストルツマン(クラリネット)、ミカ・ストルツマン(マリンバ)■チケット情報
2022年06月10日