まだ寒い頃、深大寺にいいお店ができる、という話を耳にして、梅雨前に友人が行ってきたよということで写真を SNSに投稿して以来、ずっと気になっていたお店。焚火レストランと呼んでいたそのレストランは、武蔵野の良さが残る深大寺にあります。あるレストランでシェフと話していたときに、話題になり、ますます「いかなくちゃ」という気持ちが加速して、やっといくことができたMaruta(マルタ)。昼間は車で通ることがあるエリアですが、夜は初めて、しかもバスでいくのも初めてという、知っている場所だけど迷ったらどうしようという不安を少しかかえてお店に向かいましいた。 予約の電話をしたときに、対応してくださった方の雰囲気がとても良くて、この日が来るのが楽しみでした。ドアオープン19時、食事開始はその30分後から。少し早く着いたので、サービスの女性が、「どうぞ、色々、見てください」とワインセラーや自家製の色々なピクルスなどを案内してくださいました。生まれも育ちも東京のわたし、深大寺はわりと馴染みのある土地、でも、お庭の畑でこんなに色々作ってるとは!昼間、畑も見たい!(まだディナーは始まっていないのに。) そして、席に案内されました。Maruta(マルタ)は暖炉があり、薪の火で焼いた食材を楽しむレストラン。ダイニングは暖炉の炎とキャンドルの灯りと、天井からぶらさがっている電球の灯りのみ、とても落ち着きます。今回の席は暖炉の向かい、シェフズ・テーブルです。さて、ディナーが始まります。 オススメのジンいつもなら、スパークリングから始めるのですが、この日は、「オススメのジンがあります。ジントニックがオススメです」と「まさひろOKINAWA GIN」を勧められました。日本のクラフトジン。泡盛を作っている酒造メーカーが、沖縄らしい南国の植物を使って作った沖縄初のジン。トニックウォーターが苦手なので、ジンリッキーでいただきました。とてもドライでシトラス感が強くて美味しいです。 アミューズは参加型ネームコールされて、今日のサービスを担当する女性がお料理の説明をしてくれました。「アミューズは、キッチン前のテーブルまで自分で取りに行っていただくんです」促されるままに、列の先頭に並んで、一つずつ説明を聞きながら自分でお皿に取ります。 パルメザンのスナック、イカスミのコロッケやイノシシのリエットなど。楽しい!黒いお皿も素敵で、お料理がとても映えるので、目でも舌でも楽しませてくれます。 薪火料理のはじまり「次は、薪で炙ったピーナツです」かなりの量のピーナツがボールに入って登場。ピーナツは牛脂と塩で味付け、薪火で炒ったもの。そして、ピーナツの殻がのった木のお皿が出てきました。上を向いた殻に3つ、ピーナツをつけて食べるようにクリームチーズがのっています。森の中のリス、みたいな気分になる、とても可愛い演出。 続いてお魚。伊豆諸島のひとつ、神津島で獲れたハガツオ。深大寺は調布市にあり、調布飛行場がすぐそばにあるので、伊豆諸島の朝獲れのお魚が夕方にはMaruta(マルタ)に届くのです。新鮮なハガツオはモロヘイヤやオクラと一緒に自家製酒盗を使ったマヨネーズで。 そして、メインは牡鹿半島の鹿肉。Maruta(マルタ)ではメインのお肉は、お魚の前、コース中盤にあります。お腹がいっぱいになる前に、美味しいと思うタイミングにお肉を食べてもらいたいと、この順番にしているということです。これ、新鮮です。鹿肉は、ジビエ特有の匂いは全くなくて、薪火で丁寧にじっくり焼いているから、柔らかい。鹿肉はちょっと、という人にも食べてもらいたいです。 そして、お野菜。茄子。牛の生ハムと自家製柴漬けを使ったピリ辛ソースで。 コースの最後は、虹鱒。富士宮の岩本さんの虹鱒。桜チップで燻して、それから、ゆっくり薪火で焼いた虹鱒は油がぬけて、薪の燻った香りが桜チップの香りとあわさって、とてもいい香りです。ソースは、グリーンはマリーゴールド、黄色は虹鱒の皮の油を使ったマヨネーズ、そしてチコリのローストが付け合わせに。とても美味しかったです。コースのお料理の順番もとてもいいです。 そして、お米〆は、ごはんで。日本風ですが、カルドソがお鍋ででてきました。びっくり!これから、この量を食べられるのだろうか?心配無用です。ぷっくら膨らんだお米と出汁の日本でいうところの雑炊は、酸味があって、余裕がなかったはずのお腹にスルスルと収まっていきました。そして、気がついたら、お店で働く全員と話をしてて、楽しいし、美味しいし、心もお腹もとても癒される時間を過ごせました。 別腹、デザートお腹いっぱいなはずなのに。プリンみたいというか、スフレみたいというか、ふわふわのチーズケーキ。甘さを抑えたカルダモンのアイスクリームと一緒に。 お庭で採れた野菜をそのままレストランでいただくことができるFarm to Table(ファーム・トゥ・テーブル)でもあるけれど、もっと広く、神津島のハガツオのように東京都で獲れた(採れた)食材を使うLocal First(ローカル・ファースト)。地産地消とかFarm to Tableというのは、都内では無理だろうと感じるテーマですが、Maruta(マルタ)は、都民として、食材や食べるということをもっと身近に感じることができるレストランだと思います。 シェフ 石松一樹(イシマツカズキ)シェフ。腕には笑顔の口のようなMの刺繍。Maruta(マルタ)のM。熱々の虹鱒を、皮を剥いで、身を切っているところ。黙々と、でも、手があいたらお話も。「夏は熱いですね」。とても自然体で、火の様子をみたり、くるみを炒ったり、お肉をじっくり焼いたり。「火は落ち着きますね」本当に。これから寒い季節に向かって、温まりたい時には是非ともオススメしたいレストランです。 Maruta(マルタ)〒182-0011東京都調布市深大寺北町1−20-1Tel. 042-444-3511 (電話予約受付時間12:00〜17:00)Online Reservation : (撮影機材 SONY Cyber-shot DSC- RX100M5)
2018年10月02日今月のこありっぱー佐藤リッキー佐藤リッキー/プロジェクトデザイナー合同会社「Yello」代表。ファッションからインテリアまで、そして発案から企画、演出まで、ジャンルを越えたさまざまなプロジェクトで東京をデザイン。:@rikkisatoそこは、息子と僕の興味が一致した場所僕らがオーストラリアを訪れたのは3年前、息子が4歳の時。目的地は「カバリタビーチ」。バイロンベイとゴールドコーストの間(ややバイロン寄り)に位置する、とてつもなくローカルで、とてつもなく美しいビーチです。その頃手がけていたプロジェクトの参考にしたいデザインホテルの場所が、オーストラリア。そういえば、息子が見たいと言っていたグローワーム(光る虫)が生息するのはオーストラリアだったような……と調べると、奇跡的にエリアが近い。これはきたな!と(笑)。当時のオーストラリアは、僕的にムーブメントを感じていた場所。話題の料理店もオーストラリア発のものが多かったし、大好きなレストランのシェフもオーストラリアで修業をされていたり。なにやら匂うぞ、あの大陸……と、ちょうど思っていた頃だったんですよ(笑)。だんだん牌(パイ)が集まってきて、最後に息子のグローワームでどん!と揃った感じ。まさに一石二鳥、いや三鳥?“呼ばれている”と都合よく解釈して(笑)、すぐに計画を立てました。オーストラリア、はっきり言って最高でした写真は朝のカバリタビーチ。偶然が重なり訪れたオーストラリアですが、本当に行ってよかった(物価が高い以外は……笑)。とにかくフレンドリーで、フリーダム。特に僕らが滞在したあたりは、もともとヒッピーたちが住み着いて発展したという歴史もあり、空気が極上にゆるい。現地の人たちの5人に1人は裸足でスーパーにも行っちゃってました。それが日常なんです。オーガニックが自然に根付いている感じも好きでした。生活がオーガニックと密着していて、地産地消がリアルに感じられて。ナチュラルさに嘘がなくて、すごく心地よかった。これは、バイロンベイにある「the farm」というオーガニックレストラン。横にある畑で採れた野菜を使った料理を提供してくれて、本当に美味しいお店なんですが、子連れでも全然大丈夫。むしろウェルカム。子どもだって美味しいものを食べたいだろうし、食べさせてあげたい。大人と同じクオリティのものを食する経験を、自然にできるのがオーストラリアでした。子どもに対してフレンドリーに接してくれるのは、やっぱり気持ちがいいですね。幸せになります。まずは息子の興味を満たしてから旅のタスクは最初からはあまり決めない派。現地で楽しいことをどんどん見つけちゃうので。忙しくなりすぎるのは本意じゃないし、“やりたかったことができなかった” という思いはしたくない。アンハッピーになることは全力で避けます。だから、“絶対にこなさなくてはいけないこと” は最初の方に。今回の旅でいうと息子のグローワームの鑑賞!これだけは絶対に完遂しなくてはいけないタスク(笑)。子どもがいるので、宿だけは確実に予約しておきます。最初に泊まったのが、この一棟借りのロッジ。グローワームが棲む洞窟のすぐ近くに建つロッジで、すごく雰囲気のいい宿でした。調べるのは得意なんです。ツアーで旅をしなくなってから早20年。嗅覚もかなり鍛えられました。宿もハズすことはほぼないですね(笑)。そしてこれが本題の光る虫、グローワーム。写真では伝わりにくいのですが、相当キレイでした。百科事典大好きっ子で、このグローワームが紹介されている付録のDVDは、擦り切れるほど観ている息子。実物のグローワームを目の当たりにし、相当満足した様子。親冥利につきる瞬間でしたね。子どもが喜ぶ顔っていいです、やっぱり。そして、僕の目的地はここデザインサイトで見つけて以来、目をつけていた「Halcyon House(ハルシオンハウス)」へピットイン。外観はモーテルで、内装はホテル。そのコントラストに惹かれました。高級リゾートなのに、肩肘張らない感じがすごく心地いい。リノベーションって、新しいものを建てるよりも空気感のいいものができるんだなあと再確認。ブルーを基調にしたインテリアが特徴。日本にはないパターン使いなど、参考になります。完全に、仕事目線(笑)。地元の新鮮な食材を使った朝ごはんも、本当に美味しかった。そして子連れ旅で大事なのが、プール。プールは大事です。プールさえあればなんとかなると言ってもいい(笑)。子どもにとっては、ホテルのインテリアが素敵であるか否かなんてことは実はどうでもよく、大事なのは楽しく遊べること。でも僕は別行動はしたくない。家族で一緒に動きたい。僕が一人で自由に動くことで、妻に負担をかけることになってしまうし。だから、大人の欲求と子どもの欲求が両方満たされる宿を選ぶこと、そういう旅程にすること。それは我が家の絶対ルールだったりします。みんながハッピーであることが一番。息子がいつもと変わらず過ごせるようにオーストラリアは日本と時差がほぼないので、大人も子どももラク。子連れ旅の目的地としては至適です。子どもは無理をさせると不機嫌になり、結果面倒なことが増えるので(笑)、なるべくノンストレスに。ホテルの目の前のビーチには、キレイな貝殻がたくさん。息子はずーっとそれを集めて遊んでいました。いわゆる “お宝探し”。子どもなら誰もが大好きなヤツです。ネックレスにしたり、そのいくつかは持ち帰り額装し、家に飾っています。 いい思い出です。何を持っていくかも重要で、この時はキックスケーターをチョイス。大正解でした。広くて自由なオーストラリアは、どこでも好きに乗ってOK。そんな場所は日本ではなかなかないので。遊び道具であることはもちろん、移動ツールにもなる(僕が押すんです・笑)。時間を楽しく彩ってくれるという点でも有効でした。あとは、ママさえいれば息子は全部OK(笑)。普段は本当に忙しく働く妻なので、旅の間はできるだけのんびり過ごせるように。息子との時間を持てるように。それは旅をプランニングするうえでものすごく意識します。それが家族全員のハッピーにつながることでもあるので(ひいては自分のハッピーにも)、手は抜かないですね(笑)。旅の思い出は、ムービーにオススメなのが、旅で撮った動画を一本のムービーにまとめること。旅の思い出を帰国後にもう一回追体験するのって、実は幸せな作業です。息子もたまに「どこどこへ行った時の見せてー」と言ってきます。思い出がクリアになる点でも、ムービー化はすごくいいです。僕は特に難しいアプリは使いません。iPhoneにデフォルトで入っている「iMovie」内のフォーマットを活用しています。行った先々で、30秒ぐらいずつ撮影しておけば素材になるので、それを簡単につないで1分程度の動画にするだけ。僕らは年に1〜2回は旅をするので、動画もだいぶ増えてきました。たまに見直しては「ちゃんとやってるな、家族」って1人満足しています(笑)。Composition&Text:Urara Takahashi
2018年09月26日ナイキ(NIKE)から2018年秋の「テックパック コレクション」が発売中。ナイキ テックパック ウーブン トラック パンツ(税込1万2,960円)ナイキ スポーツウェアの最新のテックパック コレクションは、体から得た情報や体の周囲の環境情報の焦点を合わせ、機能的な形にしたもの。コレクションにはニットと布帛素材を用い、アスリートの可動域を確保するベース、ミッドそしてアウターレイヤーで構成されている。「ナイキ メンズ フーデッド テックパック ウーブン ジャケット」(税込2万1,600円)は、クラシックなウインドランナーを通気性に優れた素材を用いてより動きやすくアップグレードしたもの。耐久性のある繊維を柔らかなニットの裏地に施した「ナイキ テックパック ウーブン トラック ジャケット」(税込1万5,120円)と「ナイキ テックパック ウーブン トラック パンツ」(税込1万2,960円)は、これまで以上に風から体を守ることに加え、贅沢な着心地を提供する。シニア デザイン ディレクターのリッキー・ヘンドリーは、コレクションについて次のように話す。「今回のコレクションは革新的で表現力があり、しかも伸縮性と通気性を備えた素材を用いて、体になじむように作ったプロダクトです。」「頭から足元まで全身をカバーするコレクションとしてのテックパックを伝えるべく、新しいスタイルや素材を取り入れています。それにより、もっと新しく大胆にスポーツとの繋がりを表現できるでしょう。」「FALL 2018 ナイキ テックパック コレクション」はNIKE.COMおよび一部のNIKE販売店で発売中。
2018年08月22日ミュージカル『シークレット・ガーデン』の公開ゲネプロが10日、東京・シアタークリエで行われ、石丸幹二、花總まり、石井一孝、昆夏美、松田凌、池田葵、大東リッキーらが登場した。同作は、フランシス・ホジソン・バーネットによる世界的名作『秘密の花園』を1991年にブロードウェイでミュージカル化、同年のトニー賞では3部門を受賞した。妻のリリー(花總)を亡くして日々をむなしく生きる男・アーチボルト(石丸)の元に両親を亡くした少女・メアリー(池田/上垣ひなた Wキャスト)がやってくる。メアリーはリリーに導かれ、庭と家族を再生させていく。原作では描かれなかった大人たちの苦悩にも焦点を当てた同舞台は、児童向け名作を原作としながら死者の匂いもまとい、過去と現在が交錯しながら進む大人の物語に。6月11日から7月11日まで、シアタークリエで上演される。○石丸幹二コメント舞台稽古に入り、演出の"アリマ・マジック"に掛かりながら、『シークレット・ガーデン』の世界観がより深まっていくのを感じています。原作小説は子供の目線で描かれていますが、このミュージカル版は大人の物語でもあり、人生の喜び、哀しみを深く味わえる作品になっています。アーチボルドという一人の男が、伴侶の喪失から再生していく…。誰しもが経験する肉親との別れ、人生の最大の危機を乗り越えるための鍵穴が、ここにあります。アーチボルドに心を添わせてください。皆さんの心の中に堅く閉ざされた扉があるなら、きっと鍵を見つけて頂けると思います。○花總まりコメント原作の『秘密の花園』を子供の頃に読んだことのある女性は多いと思います。ミュージカル版も観れば観るほど心に響いてくる作品になりそうだなと、お稽古をしながら日々感じています。一度だけではこの作品の全貌を知ることが難しいかもしれません(笑)。ぜひ何度でもご覧ください。そして、皆様それぞれの人生と重ね合わせて、何かを感じて頂けるととても嬉しく思います。劇場でお待ちしております。
2018年06月10日ラルフ ローレン(Ralph Lauren)から、淡いピンクカラーの日本限定ハンドバッグ&ウォレットが登場。2018年4月18日(水)から24日(火)まで伊勢丹新宿店にオープンする期間限定ストアにて先行販売される。柔らかなレザー素材に、レースから着想を得たフラワーパターンをレーザーカットであしらった日本限定のハンドバッグ&ウォレット。春を感じる淡いピンクが演出してくれる見た目のエレガントさはもちろん、軽量かつ日本人にぴったりのコンパクトなサイジングで、実用性も兼ね備えたアイテムとなっている。期間限定ストアの会場には他にも、ブランドを代表するリッキー バッグの新作や、18年秋冬シーズンのランウェイコレクションのテーマをデザインに落とし込んだマリンテイストのバッグなど、幅広いラインナップが用意されている。【商品情報】ラルフ ローレン 日本限定ハンドバッグ&ウォレット先行販売期間:2018年4月18日(水)〜24日(火)場所:伊勢丹新宿店本館1階=ハンドバッグ/ プロモーション価格:・トートバッグ(L) 168,000円+税 ※伊勢丹新宿店限定・トートバッグ(S) 132,000円+税・ロングウォレット 69,000円+税・スモールウォレット 46,000円+税 ※伊勢丹新宿店限定【問い合わせ先】ラルフ ローレンTEL:0120-3274-20
2018年04月08日11日(日)、舞浜で開催中のディズニー最大のファンイベント「D23 Expo Japan 2018」の「ウォルト・ディズニー・スタジオ新作映画ラインナップ」内にてスタジオ新作映画の最新情報の数々が公開され、秋公開『クリストファー・ロビン(原題)』特別映像が「D23」で初お披露目された。『クリストファー・ロビン(原題)』は、『くまのプーさん』に登場する少年クリストファー・ロビンの“その後”を描く実写映画で、大人になって仕事人間として家庭を犠牲にしているクリストファー・ロビンの前に、プーさんたち100エーカーの森の仲間たちが現れるというストーリーだ。オリジナルの100エーカーの森に近いロケ現場での映像をはじめ、現代のロンドンで自分を見失っているユアン・マクレガー演じるクリストファー・ロビンの日常など「D23」のための映像が上映され、「ぬいぐるみとの撮影が多い」と語るマクレガーのインタビュー映像も。プレゼンターを務めたプレジデント・マーケティングのリッキー・ストラウス氏は、「イメージに忠実に、情感豊かなアドベンチャーになる」と語った。そのほか、今後日本公開も待たれる『ア・リンクル・イン・タイム(原題)』、『ザ・ナットクラッカー・アンド・ザ・フォー・レルムス(原題)』、『メリー・ポピンズ・リターンズ(原題)』、『ダンボ』(原題)、『ライオン・キング』などの特別映像も会場でお披露目された。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2018年02月11日東京ディズニーリゾートにて2月9日(土)、「D23 Expo Japan 2018」がスタートした。講演「ルーカスフィルムとマーベル・スタジオ」では、6月29日公開の『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』最新予告に加え、日本のファンに向けての特別なメッセージが公開された。講演では冒頭にスター・ウォーズのファンファーレとともにC-3POとR2-D2が登場、「残念ながら忙しくてBB-8は来られなかった」と述べつつ、壇上にはウォルト・ディズニー社マーケティングプレジデントのリッキー・ストラウス氏が登場した。『フォースの覚醒』『ローグ・ワン』『最後のジェダイ』の成功に触れ、「日本のファンの熱意に感謝する」と述べた。ストラウス氏は続いて、スカイウォーカー・サーガの“完結編”となるエピソード9(2019年12月公開予定)に関して、J.J.エイブラムス監督によるコメント動画を公開。「現在制作の準備中で、ファンに見てもらうことが待ち遠しい」というメッセージを日本のファンに送った。そのほか、6月29日に公開予定の『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の予告とD23 Expo Japan 2018だけの特別映像を公開。監督のロン・ハワードからのメッセージも届けられ、本作で初めて語られるハン・ソロの成長、チューバッカとの名コンビ誕生の瞬間などの見どころを語るとともに、「(オリジナルトリロジーのように)日本の黒澤映画の影響もこの作品にはある、日本のファンの反応が楽しみだ。フォースとともにあれ」と述べた。(text:cinemacafe.net)
2018年02月10日ルーカスフィルムとマーベル・スタジオによるプレゼンテーションが10日、千葉県浦安市の東京ディズニーリゾートで開幕したディズニーファンイベント「D23 Expo Japan 2018」(10~12日)で行われ、『スター・ウォーズ』シリーズの人気ドロイド・C-3POとR2-D2が登場した。『スター・ウォーズ』シリーズのオープニング風に制作された映像で幕を開けた同プログラム。シリーズを代表してC-3POとR2-D2が登場し、C-3POは「こんにちは! ありがとう! R2-D2、ワクワクしますね。また東京に来られました」とあいさつし、「私たちは今日、とても大切なゲストを紹介するためにいます」と伝えた。R2-D2が"ピコピコ"と反応すると、C-3POは「いいえ、BB-8ではありません。あの子は来られません。最近とても忙しいのです」と笑いを誘い、「でも、あの子に負けないくらい魅力的で楽しい人を連れてきました」とウォルト・ディズニー・スタジオのマーケティング部のプレジデントであるリッキー・ストラウス氏をステージに招き入れた。そして、ストラウス氏によって、『スター・ウォーズ』シリーズに関連した特別映像が紹介されていき、エピソード9(2019年公開)の監督を務めるJ.J.エイブラムス氏のメッセージ映像も公開。エイブラムス氏は、日本のファンの応援に感謝するとともに、今夏に製作を開始することなどを伝えた。また、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(6月29日公開)の監督を務めるロン・ハワードからのビデオレターとメイキング映像も紹介された。その後、マーベル・スタジオのプレジデント、ケヴィン・ファイギ氏にバトンタッチ。大きな歓声と拍手に迎えられたファイギ氏は「初めて日本を訪れたのは大学生の時で、初めて東京ディズニーリゾートにも遊びに行きました」などと日本での思い出を語り、また、今年マーベル・シネマティック・ユニバースが10周年のメモリアルイヤーであることなどを伝えた。ファイギ氏は『アントマン・アンド・ザ・ワスプ(原題)』(2018年夏公開)や『ブラックパンサー』(3月1日公開)、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(4月27日公開)の最新映像を紹介。大迫力の映像に、ファンから熱い視線が注がれた。(C)2018 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2018年02月10日3月11日(現地時間)にロンドンで授賞式が開催される、「ブリティッシュLGBTアワード」のノミネーションが発表された。この賞ではLGBTの活動家や、LGBTでなくても彼らの権利向上のために貢献した人を表彰している。今年の「Celebrity Straight Ally」(ストレートのセレブでLGBTの支持者)賞にノミネートされたのはハリー・スタイルズ、デビッド・ベッカム、ニック・ジョナス、アリアナ・グランデら10人。ハリーは常々LGBTコミュニティーを支持すると公言しており、万人の平等を訴えている。「LGBT+ Celebrity」(LGBT+のセレブ)賞にはカーラ・デルヴィーニュ、デミ・ロヴァート、サラ・ポールソン、一昨年カミングアウトし昨年同性婚したコルトン・へインズらがノミネートされた。多くの部門の中、「Best Destination」(最高の目的地)賞にはデンマークのコペンハーゲンやスペインのマドリードなどとともに日本の東京もノミネート入りを果たしている。それぞれの部門の勝者は「ブリティッシュLGBTアワード」の公式ホームページで行われる一般投票によって決まる。「Evening Standard」によれば、授賞式の主催者はLGBTの代表的存在であるエルトン・ジョンやケイトリン・ジェンナーをVIPとして招待することを計画中だという。また、リッキー・マーティンは「インターナショナル・アイコン」賞の受賞が決定しているため、出席する可能性が高そうだとのこと。(Hiromi Kaku)
2018年02月08日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:小泉今日子と豊原功補が堂々のデート2ショット。同志から恋人に!?『女性セブン』が小泉今日子(51)と豊原功補(52)がデート姿をキャッチ。10月下旬の夕方、2人は都内の喫茶店にいた。夜になり、店の外に出ても変装する素振りはない。当然気づく人もいるのだが、2人は気にすることなく、ドラッグストアでトイレットペーパーなどの日用品を買い、近くのマンションへ入っていったという。アイドル時代の窮屈さが影響してか、これまで小泉がデート中のツーショットを撮られることは一度もなかった。それだけに今回の報道は、ほほ笑ましく、何かしらの変化を感じたい気持ちになる。2人は約2年前から食事姿や舞台論を語り合う様子が報じられていたが、同志を超えた関係になったのだろうか。いずれにしても、小泉は自分を飾ることなく、自然体で生きる姿が似合っている。■4位:堂本光一が大阪の“婚約者”にブチ切れた日。シャワー直後の怒声その見出しが強烈だった。「堂本光一(38) 大阪の“婚約者”にブチ切れた日」。これぞ女性週刊誌とも言える記事を掲載したのは『週刊女性』。ただし、「仰天! 発掘実話」というサブタイトルがついているように、過去の話だ。2001年8月、大阪厚生年金会館でソロライブを行う光一のもとに、「知り合い」という女性が現れた。最初に応対した警備員いわく「フィアンセ」とのことで、楽屋に通された女性は、シャワールームからバスタオル1枚で出てきた光一と遭遇。「バカ野郎! オレがこんなオバちゃんと結婚するわけないだろ!」「とっとと追い出せ!」とキレまくったという。言わば、なりすましだったわけだが、光一のキレる姿はレアだけに興味深い。このエピソードは、元事務所スタッフの暴露話によるもの。ただ、この内容は『週刊女性』を発行する出版社が手がけた書籍から引用したものだった。つまり、書籍のPRとして大げさな見出しをブチ上げたのだ。まんまとだまされた! のは確かだが、こんな女性週刊誌の伝統芸を嫌いになれない。■3位:草刈正雄も苦悩。愛娘・紅蘭が暴力、薬物で服役のラッパーと真剣交際『週刊新潮』が紅蘭(28)の驚くべき恋人を報じた。恋人はRYKEY(リッキー)という2歳年上のラッパー。母親がケニア出身のハーフで、業界では知られた存在だが、元暴走族でイレズミがあり、強盗致傷で2年間服役していたという。さらに昨年、覚せい剤で逮捕され、今年7月に出所したばかりだった。「交際約2年で、現在は同棲中」というから父・草刈正雄(65)も気が気でないだろう。紅蘭は逮捕の事実を認めつつ、「些細なことでケンカになって、彼が机の上の物を投げたり、ビンタをしてきたんです。これまでそういうことはなかったので、翌日1人で警察に相談に行きました」とDV被害を告白。警察が彼を逮捕したところ、薬物反応が出たようだ。それでも別れないのは、「私が支えてあげなきゃと思ったんです。覚せい剤でおかしくなる人ってたくさんいるじゃないですか。彼がそうなってしまうのは絶対に嫌」だから。「毎週手紙を出し、刑務所にも面会に行った」「結婚前提で付き合っている」と言い切った。これを純愛と呼べるのか……。同じ2世タレントの清水良太郎が覚せい剤で逮捕されたばかりだけに、このままでは紅蘭に対する疑惑の目も向けられかねない。それ以前にバラエティのオファーは減り、イベントなどで見せるサバサバしたコメントも響かなくなってしまう。■2位:ローラ、突然の「独立宣言書」が流出。CM契約企業は大混乱か『FRIDAY』がローラ(27)の「独立宣言」を書面の写真つきで報じた。ローラ側は、今年6月あたりから、所属事務所のギャラ配分や契約の自動更新などが「奴隷的である」と主張していたが、今回は「最後通告」と言える。10月20日付でCMクライアントに送られた文書には、「本契約の内容や、その後のローラに対する同社の処遇等に照らせば、今回の契約解除という対応がやむを得ないものであり、正当なものであることは、社会的にもお認めにいただけるものと考えております」と書かれていた。さらに、ローラと事務所は無関係であり、「これから皆さまとの間で直接、お話をさせていただき、より良い関係を築いていけることを楽しみにいたしております」と一方的につづられている。この文書はローラを起用している26社に送られたのだが、ライオン、サントリー、ユニクロ、楽天……そうそうたる大企業が並ぶ。それぞれがどんな対応をするのか。他社の動きと世間の声をうかがいながらの決断になるだろう。一方的な文書の存在を知った所属事務所は、「契約を解除するにせよ、更新するにせよ、法的に有効な形での合意は何もなされていないんです。それにもかかわらず、彼女は実力行使に打って出た。これはさすがに納得できません」と反論。法的な罪に問われる可能性もあるだけに、予断を許さない。新事務所は今年7月に設立され、代表取締役には双子の兄が就任しているという。ローラ側が芸能界や広告業界の知識・経験が乏しいこともあって、まだまだこじれそうなムードが漂う。ともあれ、イメージダウンは避けられない。■1位:市川海老蔵、妻を失って4カ月での「新恋人」報道に怒りの反論!長くたたみかけるような見出しは、悪意を感じるほどだった。「市川海老蔵(39)『義姉 麻耶(38)と再婚』拒否の理由…」「猛プッシュした後援者に明かした新恋人!」「麻央さん(享年34)がん逝去から4か月『團十郎襲名までに』周囲は嫁取り計画を進行中」。『女性自身』によると、2020年の市川團十郎襲名披露興行が既定路線となるなか、海老蔵に嫁取りを望む声が日に日に高まっているという。さらに同誌は、海老蔵の「実はつき合っている人がいます」というコメントを掲載。8月中旬の22時ごろ、海老蔵は後援者たちと大阪市内の高級ラウンジを訪れた。その場で後援者たちから麻耶をすすめられた海老蔵は困ったような表情をしたあとに、「実はつき合っている人がいます」と話したというのだ。この報道に海老蔵はブログで猛反論。「女性自身?」のタイトルで「私に彼女? 笑笑 いるんだ… 知らなかった」「私は私に彼女がいるらしい事を週刊誌を通して知りました」「そんな気持ちになれないよ、酷いと思いました」と不満をこぼした。その後のブログでも、「なんだろうね…いないよ。と言っているのに、次々と関連記事が笑笑」「ただ一つ言えることは全て私が決めます。ただそれだけなので私からそう言ったご報告ある時のみ信じていただければ良いかなーと素朴に思う」とコメント。全面から怒りと不本意さがにじみ出ていた。大阪の発言は、会話のアヤか、誰かの聞き間違えなのか。長きにわたって妻の闘病生活を支え、家と子どもたちのために働き続けてきた海老蔵が、たった4カ月で新恋人に走るとは考えにくい。これは“盛り記事”が前提の女性週刊誌でもダメだろう。□おまけの1本「騒動から1年半、ショーンK、月収60万円と復帰願望」今週のおまけは、「あの人はいま」状態のショーンK(49)の近況。こちらも『女性自身』が、「月収60万円 復帰へ野望の今 独占直撃」と報じた。昨年3月に経歴詐称騒動で全番組を降板してから、「どこにいるのか?」「地方に雲隠れしている」などの噂があったが、1年半が過ぎた現在、東京にいることが発覚。同誌によると、所属事務所が変わっていないほか、都内の不動産会社に“顧問”として籍を置いてもらい、毎月50~60万円の給料を得ているという。芸能事務所に所属している以上、メディアへの再露出を狙っているのは間違いない。10月下旬、記者の直撃を受けたショーンKは、「今は普通に仕事をしていますよ。世に出ている情報などは違うことも多いです。今はまだメディアの仕事は(再開)していませんので、そっとしておいてくださいませんか?」とコメント。復帰の意志を尋ねられると、「今はまだ立て直しをしているところです。もう少し見守っていていただければ」と意欲を隠さなかった。つい先日、モーリー・ロバートソン(54)から「英語、ひと言もしゃべれない」と酷評されるなど、さんざんな扱いを受け続けているだけに、どこに復活の糸口を見い出していくのか、ちょっと興味深い。■著者プロフィール木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2017年11月05日「出会う瞬間は突然。でも終わってみると必然だったんだなって毎回、思います」――。これは吉岡里帆が役柄との出会いについて語った言葉なのだが、ネコと暮らす多くの人が、「そうそう、ネコとの出会いもそういう感じ!」とうなずくのではないだろうか?以前から大のネコ好きを公言しており、いまでも実家に5匹のネコがいる、いまをときめく人気女優。これだけで彼女が映画『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち』のナレーションを務める理由として十分過ぎるのだが、それだけじゃない。冒頭の言葉を聞いて、改めて彼女にこのお役目が舞い降りてきたのは、必然なのだと納得する。動物写真家・岩合光昭が世界中の街角で、ネコ目線で撮影したネコたちを紹介するNHKの人気ドキュメンタリー番組「世界ネコ歩き」の劇場版。特に人気の高かった青森県津軽を舞台にした「津軽の四季」篇の“主人公”コトラと家族たちのその後を追いかける。ネコ好きというだけでなく、以前から岩合さんの作品のファンで「世界ネコ歩き」も見ていたという吉岡さん。今回のナレーションのオファーについて「特にあの番組はネコ目線で撮影されていて、野性的で臨場感がすごい!そういう映像を撮っている方とお仕事させてもらえるのが嬉しかったし、ネコ好きとしてはたまらないお話でした!」と満面の笑みを浮かべる。今回の劇場版では、「津軽の四季」篇で愛らしい姿を見せていた子ネコのコトラが新米ママとして子育てに奮闘する姿を中心に、その子どもたちの成長をも追いかける。吉岡さんはナレーションを入れながらその姿に心を鷲掴みにされたよう。「ナレーションを入れながら、これまで過ごしてきた時間をふり返っていたので、コトラの血を受け継いでいるリッキーが出てくると、コトラの小さい頃を思い出して、懐かしい気持ちになるんですよね。あぁ、コトラもこんな感じだった!って感情移入し過ぎちゃって(笑)。(妹の)ハナちゃんと仲睦まじい姿を見て、グッときましたね。コトラが遊んでいた樹の後ろでリッキーたちが遊んでいる様子が、同じ構図で描かれていて…」。吉岡さん自身、幼い頃から当たり前のようにネコに囲まれて生活してきた。いまでも京都の実家には5匹のネコがいるという。「4匹は、私が生まれる前からいたコの孫なんです。1匹は、処分されそうなコを引き取りました。5匹もいると、ケンカになったらすごいことになりますよ」と笑う。ネコの生態をよくわかっているからこそ、岩合さんが撮る映像のすごさがよくわかる。「岩合さんの撮るネコたちは人間に完全に飼われている毛並みのキレイなネコじゃなく、野生の動物写真家さんが撮るネコなんですよね。それが一番の魅力だと思います。ネコ本来の本能的なしぐさだったり、自分のナワバリを子どもたちに譲ったりという、飼いネコとの生活では見られない生態系まで映し出す。それは本当にすごいことだと思います」。映画では、番組で世界中を巡ってきた岩合さんのお気に入りの6か国のネコたちの姿が再編集され、未公開映像と共に愛くるしい姿がよみがえる。あくまで個人的な感想だが、インターネットやSNSで世界中の人々と繋がることが可能になった現代だが、岩合さんと各国のネコたちの巡りあいの多くは、まさに一期一会!カメラを手に世界を回る岩合さんがうらやましくなるが、個性豊かなネコたちとの出会いと別れの繰り返しを想像すると、切なさも胸をよぎる。女優もまた、出会いと別れを繰り返す仕事である。それは共演者やスタッフだけでなく、役柄もそう。朝ドラや大河ドラマ、愛され続けるシリーズが、この映画の「津軽の四季」篇のようなものだとすると、1クールもしくは1作ずつの映画などは、世界各国のネコたちのようなものだろうか。そんな話の中で、吉岡さんの口から出てきたのが、冒頭の「出会いは突然、終わってみると必然」という印象的な言葉だった。「撮影が終わった後に感じることや自分自身の成長、学んだことを踏まえて、次の作品に入るので『あの役があったから、この役が来たんだな』とか『あの作品であの役を生きたからこそ、いま、この役の痛みがわかるんだ』とか感じて、繋がってるなと思うんです。でも、それはいつも終わってからの話で、出会う瞬間は予期しなくて『こんな役を私に任せてくれるんだ!』という驚きがありますね」。役柄に対しては、どんな性格の役であれ必ず「一番の理解者」でいることを心がける。「『ゆとりですがなにか』でご一緒させていただいた水田伸生監督から『どんな悪女でも、どんなに性格の悪い子でも、あなただけはその役のことを好きでいなさい』と言われたんです。ちょっとエキセントリックな役をすることも多いんですけど(笑)、なぜその子がそうなるのか?肯定してあげられるその理由を大事に演じています。はたから見て、変わっていたり、弱さがあったりしても、その子にはそうなるバックボーンがある。それをきちんと自分が内に持つことで、そういうおかしなセリフや行いも、自然に理由をつけて演じられるんです」。話を聞いていると、緻密にロジカルに役柄を組み立てていくタイプにも思える。天然、ゆるふわ、魔性の女…そんな“本能的”な役柄を任されることも多いが…。いわゆる役作りは?「そこは結構、難しいところで、役柄や作品によりますね。きちんと理論を組み立ててあげなきゃ成立しない子もいるし、本能的に、感情をいっぱいいっぱいに乗せないと生きてこない子もいるんですよね」。間違いなく、いま、“ブレイク”と言われる、特別な喧騒の中にいる。「ブレイクされていかがですか?」と質問されることも多い。そんな状況にも浮つくことなく、冷静に足元を見つめているように見えるが、それはもともとの性格的なものなのか?それとも意識的にそうあろうとしているのか?「それも両方ありますが、やはり意識的にそうあろうとしている部分が大きいと思います。もちろん、お仕事が以前よりも増えたのは嬉しいですが、その反面、お仕事があるってことは、責任とリスク、お客さんに喜んでもらうためにしないといけない努力が、前よりも増えたってことでもある。とにかく日々、自分を前の日よりも成長させないといけない。いまの私と10年後の私で、作品への向き合い方は絶対に成長してないといけないって思いは、使命のように持っています。もちろん束の間でも、喜びに浸りたい気持ちはありますよ。でも、その一瞬で足元がぐらついたりしてはいけないし、お客さんに対して、ゆるみや淀みがあるべきではないと思ってます。だから自分で自分を律して、次の仕事が舞い込んでくる自分であるべきだなと思ってます」。そのストイックさにただ驚かされるが、以前は彼女も「褒められたらそのまま何も考えずに喜び、けなされれば全てを受け止めて悲しんでいた」という。それは違うと気づいたのは、2年ほど前のこと。「少しずつ仕事が増えだした頃、自分のやっていることは何ひとつ変わってないのに、相手から返ってくる言葉や態度が変わっていくのを感じたんです。自分が同じでも、周りが変わっていく、そういう状況に気づいたとき、そこに影響されちゃいけないって思ったんです。良い意見も耳の痛い言葉も同じように静かに受け止める。同じことを続けて、それが評価されることもあれば、否定されることもあるし、それは時代で変わるもの。その都度、一喜一憂するのではなく自分を保ち続け『いま、私はこんな感じですけどどうですかね?』と見せていけばいいのかなって」。女優を志したきっかけは、学生たちが小劇場で上演していた、つかこうへいの作品を見たこと。「同い年の子たちが魂を削って、お金も時間も全て費やして、つかさんの昔の戯曲を『やらねば!』と思ってやってることに感動したんです。『この子たちと友達になりたい。こういうことしたいと思ってる人たちと会いたい』と思った」という。夢に熱く胸を焦がし、女優としての道を進み始めたその当時、現在のような成功を掴む自信はあった?いまに続く道は見えていた?「これも分かれるんですけど…。明日が来るのが怖くてビクビクしながら『あぁ、自分はいまから一世一代の賭けをするんだな』と思ってました。親は親で地元で就職、結婚してほしいって思ってたんです。新しく見つけた夢に走り出すのは怖かったですよ。でも『女優になりたい』と思ったときの感動が、ほかの何にも代えがたい大きな衝動だったから、この感動を忘れることはないし、執着するはずだっていう確信がどこかにあったんです。だから、どんなに心が折れてもやり続ける、『やめない』という自信はありましたね」。いま、置かれている状況に対して恐怖を感じることはないのか?と尋ねると「あります」という答えが返ってきた。「でも…」と言葉を続ける。「どういう恐怖かというと『こんな成功は一瞬のことなんじゃないか』という恐怖ではなく、自分はいったい、どこまで自分に厳しくあり続けることができるのか?という恐怖ですね。仕事がない頃は、自分を高めるための時間がいくらでもありました。でもいま、こうして多くの仕事をいただいている状況で、自分に厳しくあり続け、自分を磨いていけるのか?新しいものを生み出せなくなったらどうしよう?そんな恐怖は感じています」。精神的にも肉体的にも張りつめた、忙しい日々が続くが、そんな中で、癒しや安らぎを与えてくれるのもまた、仕事だという。「仲間ができて、信頼してる人と出会い、良いシーンが撮れたり、いい写真ができると『あぁ、この仕事やっててよかった』って癒されます」。もちろん、たまに帰る実家で変わらず迎えてくれるネコたちも癒しであることは言うまでもない。「たまに帰ったら、真っ先に駆け寄って、ギュッと抱きしめてずーっと触ってます(笑)。え?うちのコのかわいいエピソードですか?そうですね…水飲むとき、手で温度を確認して、かき回してから飲むんです。メチャメチャかわいいですよ!」。(text:Naoki Kurozu/photo:Nahoko Suzuki)
2017年10月18日ラルフローレン(RALPH LAUREN)が10月18日から24日まで、伊勢丹新宿店本館1階=ハンドバッグ/プロモーションにてポップアップイベントを開催している。日本のマーケットの声から生まれたシンプルなトートバッグ5パターン(12万円から13万9,000円)が限定で登場。取りはずし可能なストラップ付きで、トートとしてはもちろん、クロスボディーとしても使用可能な2wayスタイルで、ラルフローレンならではのフリンジや星条旗といったデザインが加えられた。その他、アイコンバッグのリッキーや財布といったアイテムが一堂にそろうイベントとなっている。
2017年10月18日映画・ドラマ・CMと幅広く活躍し、2017年上半期大ブレイクを果たした吉岡里帆が、映画ナレーションに初挑戦した『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩きコトラ家族と世界のいいコたち』。10月21日(土)からの劇場公開を控え、愛猫家とも知られる吉岡さんと世界的動物写真家・岩合光昭の2ショット写真と共に、本編ナレーションや作品へ込めた想いを綴った2人の最新コメントが到着した。ファンの間でも人気の、津軽のリンゴ農家で暮らす“コトラ家族”の現在を追う、岩合さんによる追撮も終了した本作。このたび、まさに「ネコも歩けば、地球が幸せ?」の作品キャッチにふさわしい、優しい笑みを浮かべた2人の2ショット写真が到着。また、「ネコを愛する、すべてのヒトたちへ」向け、「ネコ愛」あふれる言霊を珠玉の映像に丹念に吹き込んだ2人からも温かいコメントが届いている。本編ナレーション撮りを終え、岩合さんは「吉岡里帆さんがとても落ちついてナレーションに臨んでいたのが印象的でした。そして、吉岡さんの声を聞いて感じたのは、とにかく“ネコに合っているなぁ”ということです」とコメント、「そんな吉岡さんの声も聴きながら、僕もより自然体でナレーションに臨むことができました」とふり返っている。また、久々に訪れた津軽のリンゴ農園では「今回も、何も包み込まないありのままのリッキーやハナの姿を撮影することができました。母ネコになったハナの子育てに、逞しく成長したリッキーの表情に、母コトラの姿を感じます。追撮前、(何が起きているか判らないので)彼らに会いに行って良いのか?という想いもありました…」と言う。「でも、やはり、会いに行って良かった。(オオトラからコトラへ)コトラからリッキー、ハナたち、そしてまたその子たちへ、そんな命の引き継ぎがずっと続いているあのリンゴ農園は、いまの時代、本当に貴重な場所です。“命の大切さ”をこの作品を通じて皆さんに感じていただけたら嬉しいです」と万感の思いを明かす。また、吉岡さんはまず「撮影現場での話を聞きながらナレーションのまだ入っていない素の映像を拝見しました。岩合光昭さんが長い時間をかけて丁寧に丁寧に猫と向かい合ってこられたんだと、ひしひしと伝わってきました。この愛らしい猫ちゃんたちの邪魔にならないよう、より魅力が伝わるよう音入れしたいと心から思いました」と、岩合さんたちの「ネコ愛」に心打たれた様子。そして「本番当日は、コトラの赤ちゃんたちに寄り添いたく思い、優しく繊細な空気感で挑みました」という吉岡さん。「できるだけ柔らかく家族の在り方やニュアンスが伝わるようにスタッフさんと話し合いながらアフレコしました。岩合さんの撮った猫ちゃんたちはスクリーンの中でちゃんと生きています。必ずその姿に心動かされると思います」と、思いを込めている。『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち』は10月21日(土)より全国のユナイテッド・シネマほかにて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月06日トップDJのスティーヴ・アオキが、初のヒップホップ・アルバムとなる『スティーヴ・アオキ・プレゼンツ・コロニー』を2017年7月21日(金)にリリースすることを発表した。なお、国内盤CDは8月23日(水)発売予定だ。一般ユーザーからの投票によってトップDJを決める「America’s Best DJ 2015」でNo.1を獲得し、米『フォーブス』誌が毎年発表する「世界DJ長者番付」では3年連続トップ5にランクインを果たすなど、大きな支持を集めるスティーヴ・アオキ。彼はこれまでにリンキン・パーク、フォール・アウト・ボーイ、アフロジャック、ワン・ダイレクションのルイ・トムリンソンといったアーティストたちとのコラボレーション楽曲を発表してきた。さらに、9月に開催される都市型巨大ダンスフェスティバル「ULTRA JAPAN 2017」への初参戦も決定している。約1年半ぶりの発表となるニュー・アルバムは、自身初となる全収録楽曲が“ヒップホップ・サウンド”で構成された内容となっている。アルバムにはT・ペインや2チェインズ、現在米ヒップホップ・シーンで注目度の高いリル・ヨッティ、そしてヒップホップ・トリオのミーゴズといった豪華なラッパー陣が集結。まさに「(ジャンルの)ギャップを埋めていきたい」と語るスティーヴの思いが形になった作品だ。収録曲は、ミーゴズとリル・ヨッティが参加したリード・シングルの「ナイト・コール」を始め、2チェインズとダブズをむかえた先行シングル「ウィズアウト・ユー」、そして2016年年6月にシングル・リリースした「ハウ・エルス feat. リッチ・ザ・キッド&アイラヴマコーネン」など。現在iTunesでアルバムを予約注文すると、3曲全てが即ダウンロード可能となっているので、ファンは要チェックしてほしい。【詳細】ニュー・アルバム『スティーヴ・アオキ・プレゼンツ・コロニー』発売日:2017年7月21日(金)※国内盤CD 8月23日(水)発売予定トラック・リスト:01. スティーヴ・アオキ - コロニー・アンセム feat. アイラヴマコーネン&ボク・ネロ02. スティーヴ・アオキ&イエロー・クロウ - リット feat. グッチ・メイン&T・ペイン03. スティーヴ・アオキ&ダブズ - ウィズアウト・ユー feat. 2チェインズ04. スティーヴ・アオキ - ハウ・エルス feat. リッチ・ザ・キッド&アイラヴマコーネン05. スティーヴ・アオキ - ビーン・バリン feat. リル・ウージー・ヴァート06. スティーヴ・アオキ - ナイト・コール feat. リル・ヨッティ&ミーゴズ07. スティーヴ・アオキ&バッド・ロイヤル - $4,000,000 feat. メイス&ビッグ・ジャイガンティック08. スティーヴ・アオキ - イフ・アイ・トールド・ユー・ザット・アイ・ラヴ・ユー feat. ワーレイ09. スティーヴ・アオキ&バッド・ロイヤル - ノー・タイム feat. ジミー・オクトーバー10. スティーヴ・アオキ&リッキー・レメディー - サンク・ユー・ベリー・マッチ feat. ソニー・デジタル
2017年06月19日『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち』の公開が決定。NHK BSプレミアムの人気番組がドキュメンタリー映画となって、2017年10月21日(土)に全国ユナイテッド・シネマ・グループにて上映される。ネコを撮り続ける写真家、岩合光昭岩合光昭は、19歳で出会ったガラパゴス諸島の大自然に感銘を受け、動物写真家としての道を歩み始めた。以来、地球上のあらゆる地域で動物たちに出会い、貴重な瞬間を写真におさめてきた。その中でも、私たちの身近に暮らすネコを映し出す写真は特別。表情豊かなネコの姿は、幅広い層から絶大な人気を集め、人々の心をとらえてやまない。ネコの写真は、全国津々浦々で紹介されている。これまでもネコの人間との暮らしとライオンの野生を比較する斬新な視点で撮影された写真展「ネコライオン」の開催やフォトエッセイ「世界のねこみち」の発売などで人気を博した。また、2017年7月~9月にも、東京・大阪・京都など全国16箇所にて写真展を開催する。NHK BSプレミアムの人気番組「岩合光昭の世界ネコ歩き」を映画館で元来、「岩合光昭の世界ネコ歩き」は、動物写真家・岩合光昭が世界30ヵ国以上の国々を訪れ、猫の目線で世界の街角のネコを撮影・紹介する人気ドキュメンタリー番組だ。「ネコは人間とともに世界に広まった。だからその土地のネコはその土地の人間に似る!」との岩合の考えから始まったこの番組は、2012年の放映開始以後人気を守り続けている。その劇場版となる本作では、番組ファンのあいだで人気の「津軽の四季」より「コトラとその家族」を中心に、世界6ヶ国のネコたちの生きる姿を再編集。テレビでは放送されなかった、選りすぐりの未公開シーンとともに、この夏に撮影予定の“コトラの子どもたち”の今の姿が紹介される。青森県・津軽の大地で、太陽を浴び真っ赤に育ったリンゴのように愛くるしく、そして力強く生きるネコたちの姿を大スクリーンで楽しめそうだ。メイキングの様子を公開津軽追撮のメイキング写真では、岩合と無邪気なコトラたちの様子が見て取れる。カメラを構える岩合に寄り添っていく子猫の姿には思わず笑顔がこぼれてしまう。追撮を終えた岩合は、「成長したリッキーやハナと過ごせるなんて、本当に嬉しい時間でした。そしてそれ以上に、彼らの懸命な生き方にあらためて感動しました。逞しいボスネコとなったリッキー、ハナの子育ては母親のコトラを彷彿させます。子ネコたちもかわいい盛り、ぜひ大きなスクリーンでお楽しみください。」と語っている。ナレーションを務める女優・吉岡里帆また本編ナレーションキャストは、女優の吉岡里帆に決定。TBS「日曜劇場『ごめん、愛してる』」でドラマ初主演、2017年4月公開の映画『名探偵コナン から紅の恋歌』では声優に初挑戦と、幅広い活躍をみせ、今注目される女優の一人である吉岡里帆は、映画のナレーションを担当するのは本作が初となる。岩合光昭とともに、ほっこり心温まるネコの世界をナビゲートする。【詳細】劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち公開日:2017年10月21日(土)※劇場前売り券(ねこ型しおり風、1,400円)が全国公開劇場窓口にて発売中。 ※一部劇場では前売券取扱無し。出演:岩合光昭語り:吉岡里帆音楽:高野正樹製作・配給・宣伝:ユナイテッド・シネマ©Mitsuaki Iwago
2017年04月30日本日3月17日(金)より日本公開されている、ユニバーサル・スタジオ×イルミネーション・エンターテインメントが贈るアニメーション映画最新作『SING/シング』。この度、本作の日本語吹き替え版で村瀬歩、木村昴、柿原徹也が演じているカエル3人組の映像が到着した。動物だけが暮らすどこか人間世界と似た世界が舞台の本作は、取り壊し寸前の劇場支配人バスター(コアラ)が、かつての栄光を取り戻すため世界最高の歌のオーディションを開催し、そこに集まった動物たちの姿を描く物語。マシュー・マコノヒーら豪華スターが夢の共演を果たし、ビヨンセ、レディー・ガガら誰もがどこかで耳にしたことのあるヒットソングや名曲が劇中で使用されるなど、世界中から注目を集めており、現在全世界で続々と公開され世界各国で初登場1位を獲得するなど大ヒットとなっている。また本作は、字幕版だけでなく日本語吹き替え版も話題に。コアラのバスターを演じる内村光良ほか、長澤まさみ(ヤマアラシのアッシュ役)、「スキマスイッチ」大橋卓弥(ゴリラのジョニー役)、「トレンディエンジェル」斎藤司(ブタのグンター役)、MISIA(ゾウのミーナ役)、大地真央(ヒツジのナナ・ヌードルマン役)、宮野真守(ヒツジのエディ役)、坂本真綾(ブタのロジータ役)ら豪華声優キャストが集結している。このほど到着したのは、メインキャラクターたちと共にオーディションに参加するメンバーで、白のレオタードにレッグウォーマーという格好のカエル3人組の映像。今回このカエルたちを演じているのは、「ハイキュー!!」の主人公・日向翔陽役の村瀬さん、「ドラえもん」のジャイアン役でお馴染みの木村さん、「FAIRY TAIL」「天元突破グレンラガン」「SERVAMP -サーヴァンプ-」の柿原さんといった旬の人気声優たちだ。バスターが大切な劇場を立て直すため開催を決意したオーディションで、チームワークの良さが光る見事なパフォーマンスを披露し、見事合格したカエルのカイ、ハウイ、リッキー。到着した映像では、劇場裏のスタジオで稽古をしていたところ、そのチームワークの良さはどこへやら…「自己中なんだよお前」「俺のバンドだ」と大喧嘩が勃発!一方、ハウイとリッキーの喧嘩にカイは「やめろよ2人共…」と仲裁に入る。果たして、彼らは無事本番のステージに立てるのか…?カエルユニットのひとり、ハウイを演じた村瀬さんは「参加させて頂けることが、とても嬉しいです!個性豊かな面々で楽しく作品に息を吹き込ませて頂いたので、楽しみに待っていて下さい!」と話し、リッキー役の木村さんは「大変楽しい作品に参加することができて、とっても嬉しい気持ちでいっぱいです!『SING/シング』ブーム、来ると思います」と自信を見せ、またカイ役の柿原さんは「これほど音楽に彩られた作品に参加させて頂くのも珍しく、非常に貴重な体験をさせていただきました」とコメントしている。劇中では、ヴァン・ヘイレン「ジャンプ」を披露している3人。こちらも要チェックだ。『SING/シング』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:SING/シング 2017年3月17日より全国にて公開。(C) Universal Studios.
2017年03月17日プリンスの遺産管理団体がイベントプランナーから5万6,260ドル(約580万円)の損害賠償を求められている。今年4月にプリンスが死去したことにより、ミネソタ州ペイズリー・パークにあるプリンスの自宅で予定されていた2つのイベントが中止となっており、そのイベントを企画したリッキー・バロン氏が自腹を切るはめになったと主張しているという。ピープル誌が入手したミネソタ州の裁判所に提出された書類によれば、バロン氏はペイズリー・パークの代理として行った仕事と遺産管理団体が中止したイベントによって得るはずだった利益5万6,260ドルを求めているという。イベントの1つは、難病と闘っている子どもたちの夢を叶える活動を行うメイク・ア・ウィッシュ、もう1つは、文化多元主義の劇団ミクスド・ブラッド・シアターとの企画だったといわれている。今回のバロン氏が訴える前には、ミクスド・ブラッド・シアターでアーティスティック・ディレクターを務めるジャック・ルーラーが、40周年ガラが中止されたことを受け、34万8,358ドル(約3,600万円)をプリンスの遺産管理団体に求めていると伝えられていた。そんな中、先日にはプリンスの自宅ツアーが来月6日から始まると明らかになったばかりだ。そのツアーでは、プリンスが数々のヒット曲を生み出したレコーディングスタジオを含む建物の主要な箇所を回り、プリンスが手にしたアワード、コンサートの衣装、レアな音源や映像に加えプリンスが手にした楽器も数点も目にすることができるという。(C)BANG Media International
2016年09月18日スペインの鬼才ペドロ・アルモドバルが製作し、昨年のヴェネチア国際映画祭にて最優秀監督賞となる銀獅子賞を受賞した『エル・クラン』。このほど、9月17日(土)に迫った公開を前に、本作の主人公たち、プッチオ家のあまりにもドタバタな(?)誘拐の一部始終がシネマカフェにて解禁となった。80年代初頭、軍事独裁政権崩壊後のアルゼンチン。善悪の基準が変わりゆく中で暮らすエリート一家のプッチオ家は、突如、無職になってしまう。さあどうする!?ピンチの果てにたどり着いた稼業は、なんと“身代金ビジネス”だった!アルゼンチンで知らない人はいないというほどの実話を完全映画化し、本国で大ヒットとなった本作。「映画化にあたっての改変はなし!」とプロデューサーも断言する衝撃作だ。解禁となった本編映像では、真っ昼間のブエノスアイレスを走る1台の車、リアガラス越しに運転する男を、カメラは映し出していく。すると、前から歩いてきた青年が手を振り、男は車を停止。リッキーと呼ばれる男と青年はどうやら友だち同士で、車がガス欠になったから助けて欲しいと言う。快く車に乗せるリッキー。だが、車に乗り込んだ青年はプッチオ家の長男・アレハンドロだ。以前、参加したパーティーでナンパした女性の話をしながら、交差点を曲がるリッキー。車内にはTHE KINKS「Sunny Afternoon」の軽快なリズムが響いている。交差点の先にはアレハンドロの青い車が。その車に近づいたそのとき、左手から灰色の車が飛び出し、前を塞ぐ。すぐさま、手に拳銃を持ったマスク姿の男たちが車を取り囲み、「マスクをかぶれ」「出ろ!」「手を上げろ」と、怒号が白昼の交差点に響き渡ることに!車から引きずり出され、目隠しを被せられたリッキーは、そのまま車のトランクへ。しかし、あまりの抵抗になかなかトランクが閉まらない。一方、アレハンドロもマスクを被せられ、助手席に座らせられる。走りだす車、息を整える男たち。背後のトランクからはリッキーの叫ぶ声が聞こえてくる。みな、おもむろにマスクを取り、アレハンドロもそれにならうと、運転席の白髪の男が「大丈夫か?」と尋ねる。「アレックス?」と心配そうな男に、ようやくアレハンドロは口を開く。「ああ 父さん」――。まさかの白昼堂々に行われた、アルゼンチンを震撼させたプッチオ家のドタバタ誘拐。監督こだわりの長回しで描かれるシーンを、まずはこちらからご覧あれ。『エル・クラン』は9月17日(土)より新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月03日歌手のアリアナ・グランデ(23)が、ラッパーのマック・ミラー(24)と熱愛中と報じられている。3年前に楽曲「ザ・ウェイ」でコラボした経験のある2人が、21日にロサンゼルスでキスしているところを目撃された。寿司レストランのエンチノで2人を目撃した人物によれば、2人はキスしたりクスクス笑ったりと終始仲のよい様子で、アリアナがマックに膝枕してもらっていた場面さえもあったという。ザ・ウォンテッドのネイサン・サイクスやビッグ・ショーンらと交際歴のあるアリアナは先月、約1年間交際していたバックダンサーのリッキー・アルバレスと破局したと報じられている。そんなアリアナは以前、有名人ならではの恋の難しさについて語っていた。「私が有名だから、前より男性が近づいてくることは少ないわ。でも、もうめったに出掛けもしないしね。別れるためのよいアドバイスがあるなんてふりはしていないわ。つらいもの。幸せにしてくれる誰かがいるっていうのはいいことよね、でも自分だけで幸せなのもいいと思うわ」(C)BANG Media International
2016年08月25日アリアナ・グランデが21日(現地時間)、ラッパーのマック・ミラーとロサンゼルスの寿司レストランでキスをしているのを目撃された。2人は2013年にアリアナのシングル「The Way」でコラボレーション、PVでも共演し、そのときも恋のうわさが立ったが、マックは「ただの友だち」と即座に否定していた。アリアナは当時、YouTubeで人気を得たコメディ・グループ「Janoskians」のジェイ・ブルックスと交際していた。4月の来日時は、バックダンサーのリッキー・アルバレスと熱愛中だったが、リッキーとは7月下旬に破局。その直後に友人たちも一緒に、マックとディズニーランドに出かけていた。20日(現地時間)には「ビルボードホット100ミュージック・フェスティバル」で、アリアナのステージにマックが登場、「The Way」を披露。公私ともに急接近しているのは間違いなしのようだ。(text:Yuki Tominaga)
2016年08月24日ジミー・ファロンが2017年度ゴールデン・グローブ賞の司会を務めることが決定した。第74回ゴールデン・グローブ賞の司会に選ばれたジミーは自身のツイッターで2日、「来年1月に行われるゴールデン・グローブ賞の司会を務めることになったことにワクワクしているよ。1月8日に賞のパーティーのプランを立てておいてね。もしかしたら君も式典に参加できるかもしれないよ」と発表した。NBCエンターテイメントのロバート・グリーンブラット会長は「われわれは記念すべき夜に最高にふさわしい司会者を見つけました、ジミー・ファロンです」「彼がユニークでウィットにとんだ式典を作り上げてくれることを確信しています。ハリウッド外国人記者協会とわれわれは彼が引き受けてくれたことにとても感激しています」とコメントしている。ゴールデン・グローブ賞は2010年、2011年、2012年、2016年はリッキー・ジャーヴェイスが、2013年から2015年はティナ・フェイとエイミー・ポーラーが司会を担当。第74回ゴールデン・グローブ賞は2017年1月8日にNBCで地上波放映されることになっている。(C)BANG Media International
2016年08月04日アメリカのテレビ局NBCで12月に放送されるライブ版「ヘアスプレー」のペニー役に抜擢され、先日発表されたMTVミュージックアワードのノミネーションでは5部門を獲得し、仕事は絶好調のアリアナ・グランデ。しかしやはり仕事と恋愛を両立するのが難しいのか、恋人と破局してしまったようだ。交際して1年ちょっとのダンサー・リッキー・アルヴァレスと別れたと「People」誌が報じている。アリアナはリッキーとの交際についてオープンに語ることはほとんどなかったが、「Billboard」誌5月号のインタビューでは「私たちはハッピー。私はとってもハッピーな女子だし、健康的な生活を送っているわ。みんなが気にしていることはそれでしょ。話はオシマイ!」と、簡潔なコメントながら交際がうまくいっていることを明かしていた。アリアナとリッキーの交際は、1年前に2人がドーナツ店で舐めたドーナツを買わずに戻し、「アメリカ人もアメリカも大嫌い」と言うアリアナの衝撃的な言動が記録された動画で明らかになった。この“ドーナツ事件”でイチャついていた彼氏の話題は極力避けたかったのかもしれない。アリアナは先日「自由って感じ!」とツイートしながら削除し、「人生ってワイルドだわ」、「それと変化ってすっごくステキなことよね」と意味深なメッセージをツイートして破局を漂わせている。(Hiromi Kaku)
2016年07月28日『ワイルド・スピード』シリーズや『カリフォルニア・ダウン』などで、アクション俳優として確固たる地位を確立した “ザ・ロック”ことドウェイン・ジョンソンのTVドラマシリーズ初主演作「Ballers/ボウラーズ」が日本上陸。Huluにて、独占プレミア配信されることになった。スペンサー(ドウェイン・ジョンソン)は、かつてアメフト界のスター選手だったが、故障して引退、現在はファイナンシャル・アドバイザーとして太陽の光が燦々と降り注ぐマイアミで現役アメフト選手たちの年俸交渉契約などを担当している。これまで自分の力だけで道を切り開いてきた彼にとって、他人の人生(財政)の面倒をみることぐらい簡単だと思っていたが、人生そんなに甘くない。しかも、担当する3人の個性的な現役選手は、一筋縄ではいかないツワモノばかり。リッキーは才能豊かだが興奮しやすいワイド・レシーバーで、私生活と球場での自分の居場所、そのバランスの取り方に葛藤している。また、チャールズは不本意ながら引退したラインマンで、その巨体のせいで普通の生活をすることが難しい。新人選手のヴァーノンは自分のルーツ、ファミリーの繋がりを大切にし過ぎたあまり、財政難に陥っている。誰もがうらやむ地位と名声を得たはずのアメフト選手たちだが、球場の外ではそれぞれ人生の困難を抱えていた。世話役スペンサーの苦労が耐えない日々は続くーー。本作は、引退した元NFLスター選手の第2の人生と、現役アメフト選手たちの豪快すぎる日常を描き、米有料チャンネル「HBO」にて毎週約880万人が視聴した大ヒットコメディ。WWEプロレスラーを引退し、いまではアクション映画のスーパースターとなったドウェイン・ジョンソンのTVドラマシリーズ初主演作だ。クリエーターには、「アントラージュ★オレたちのハリウッド」のスティーブン・レビンソン、『テッド』の人気俳優マーク・ウォールバーグも製作総指揮として参加する。本作では、元NFLのスター選手だった主人公が、“ファイナンシャル・アドバイザー”という日本では聞き慣れない職業に就くことにも注目。アメリカでは80%近くのNFL選手がリーグを離れると破産するなど、財政面で問題を抱えていることから、選手たちが“豪遊”生活で有り余る報酬を散財しないよう、アドバイザーとして金銭管理のサポートをしていくというが…。良質ドラマで定評のある「HBO」作品内で、2015年の年間視聴者数No.1を獲得し、最も視聴されたドラマとなった本作。ドウェインがコミカルに描く、アメフトスター選手の知られざる裏側に期待高まる。「Ballers/ボウラーズ」は7月30日(土)よりHuluにて日本プレミア配信スタート、毎週土曜日1話ずつ配信予定(全10話)。(text:cinemacafe.net)
2016年07月27日オリヴィエ・ルスタン(Olivier Rousteing)によるバルマン オム(BALMAIN HOMME)は、旧ポトキ伯爵邸、現パリ商工会議所を会場に6月25日、17SSコレクションのショーを開催。会場にはリッキー・マーティン(Ricky Martin)をはじめ、多くのセレブリティーが最前列を埋めた。今シーズンは、70年代のアメリカは西海岸にイメージを求め、時空を超えてインカ帝国やマヤ文明の要素も加えるというハイブリッドなコレクションとなった。レースアップシャツを合わせた、リラックスした雰囲気のシンプルなデニムシリーズでスタート。それも束の間、チェーンを刺繍したデニムブルゾンや、南米柄に刺繍したGジャンなど、バルマン(BALMAIN)らしいゴージャスなアイテムが矢継ぎ早に登場。バックスキンのバイカージャケットには、同色系のバックスキンの細身のパンツを、同じくバックスキンのコートにはゆったりしたキモノ身頃のオールインワンをコーディネート。全面ラインストーンのブルゾンにはサルエル風パンツを、バックスキンのキモノスリーブコートには、ピッタリしたジャージーのライダースパンツを合わせてコントラストを出す。色はオレンジ、パープル、ターコイズ、イエロー、レッド、ブルーと、70年代の色濃いモードを思わせると同時に、南米の鮮やかなカラーパレットも想起させ、絶妙なリンクを見せる。マルチカラーのレザーコードを編みこんだジャケットや、コード刺繍を施したミリタリー風のジャケット、マラカイトとターコイズを刺繍した全面刺繍のポンチョ風チュニックトップスなど、クチュールメゾンらしいアイテムは健在で、改めてその技巧の高さを強く印象付けた。
2016年07月11日アディダス(addidas)がロサンゼルスにて6月29日、クリエイティブなパイオニアのカニエ・ウェストと、ストリートからスポーツまであらゆるジャンルのフットウエア、アパレル、アクセサリーをカバーするイージー(YEEZY)ブランドのエンティティーとなるアディダス+カニエ・ウェストのローンチにあたり、長期間のパートナーシップを発表した。およそ2年前にアディダスオリジナルスのイージーで多大な影響力と成功を示し、世界を圧倒するブランド力を構築してきたが、スポーツブランドとノンアスリートの間ではこれまでに前例がないパートナーシップが誕生したことになる。アディダスの技術的でイノベーティブな知識と能力が、カニエ・ウェストの持つ先見性に満ちた想像力と融合し、これからの未来を再定義していくとしている。これから専任のアディダスチームがカニエ・ウェストとともに、イージープロダクトの開発と想像をリードしていき、アディダスとカニエ・ウェストが開発したイージープロダクトは、アディダスポートランド本部の指揮のもとで世界中で継続的な成功の実現に向け、専任チームがコラボレーションの管理、統括を行いながら小売店での拡大展開も予定している。さらには現在のライフスタイルへのフォーカスにとどまることなく、パフォーマンス向けのデザインを導入することで、スポーツとストリートの両面に選択肢を拡大していくとのこと。カニエ・ウェストは「この2年間で、アディダスとイージーは我々の新たな将来を垣間見てきました。このパートナーシップの実現は、夢を持つ人は誰でも、無限に夢見ることができるということを示しています。」と述べている。それに対してアディダスグループ経営幹部のエリック・リッキーは「カニエは他の人にはない視点で物事を見る能力がある真のクリエイターです。このパートナーシップを実現できたことを大変嬉しく、誇りに思っています。また彼と一緒にさらなる新しい未来を築いていくことを非常に楽しみにしています。『アディダス+カニエ・ウェスト』で我々はカニエのクリエイティビティーをスポーツの世界に広め、新しい領域を開拓していきます。つまり、クリエイターを駆使して、アディダスが常に注力する“クリエイト ザ ニュー”を実現していくのです。」と語った。
2016年07月04日女優のエヴァ・ロンゴリアがハリウッドの殿堂入りを果たした。カリフォルニア州ハリウッドにあるハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムにその名を飾ることになったエヴァは、20年間にわたってこの日を夢見ていたそうだ。6月29日、エヴァは自身のインスタグラムに自身の名前が刻まれた星の写真を投稿し、「信じられないわ。ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムのスターを受け取ったの!」と報告。「20年前にハリウッドに引っ越してきたとき、私はこの有名なストリートに真っ先に足を運んで数々の星を見ながら『いつか、ここに私も星を持ちたいな』って思った日のことを覚えているわ。ハリウッド商工会議所、私の夢をかなえてくれてほんとうにありがとう!」とつづった。そんなエヴァは今年5月21日、リッキー・マーティンや元スパイス・ガールズのメンバーであるヴィクトリア・ベッカムらが参列する中、メキシコでホセ・"ペペ"・バストンとの結婚式を挙げており、現在は3度目の結婚生活を大いに楽しんでいるようだ。(C)BANG Media International
2016年07月01日ニューヨークのストリート・フォトグラファーに焦点を当てたドキュメンタリー映画『フォトグラファーズ・イン・ニューヨーク』が、8月よりイメージフォーラム他全国で順次公開される。ダイアン・アーバス、ロバート・フランク、ウィリアム・クライン、エリオット・アーウィットなど写真界の巨匠たちを魅了し続けてきた大都市ニューヨーク。同作は、チャレンジ精神のみを武器に、真実と希望の詰まった一瞬の夢を追い求めて、日夜街をさまよう15人の写真家たちの現在進行形のドキュメンタリーとなっている。参加者は、ブギー、マーサ・クーパー、ブルース・デビットソン、エリオット・アーウィット、ジル・フリードマン、ブルース・ギルデン、マックス・コズロフ、レベッカ・レプコフ、マリー・エレン・マーク、ジェフ・マーメルスタイン、ジョエル・マイロウィッツ、クレイトン・パターソン、リッキー・パウエル、リュック・サンテ、ジャメル・シャパズら15名。
2016年06月13日TVシリーズ「デスパレートな妻たち」のエヴァ・ロンゴリアが21日(現地時間)、メキシコでメディア企業社長のホセ・バストン氏と挙式、ヴィクトリア・ベッカムら友人が祝福した。エヴァは、ラテンアメリカで最大のメディア企業「テレビサ」の社長を務めるバストン氏と2013年から交際、昨年ドバイで婚約していた。メキシコ・シティから約140キロに位置するバストン氏の故郷、バジェ・デ・ブラボで行なわれた結婚式にはデヴィッド&ヴィクトリア・ベッカム夫妻、リッキー・マーティンと彼の新しい恋人のジワン・ヨセフ、メラニー・グリフィスら80人ほどの招待客が出席。エヴァが着たウエディングドレスのデザインを手がけたヴィクトリアは、ドレスを着たエヴァとのツーショットをインスタグラムにアップし、「おめでとう、エヴァ・ロンゴリア。私の出会った中で最も賢く、美しい女性よ。あなたを私の友だちと呼べるのが光栄です。愛に満ちた素晴らしい日。私たちはペペ(註:バストン氏の愛称)が大好きよ!!!」とコメントした。一方、花嫁のエヴァはインスタグラムに結婚指輪の写真をアップ、「私たちの庭で、大好きな人たちに囲まれて、ペペと私は結婚しました」とコメントした。41歳のエヴァは過去に俳優のタイラー・クリストファー、NBA選手のトニー・パーカーと結婚・離婚していて、今回が3回目の結婚になる。今度こそ、末永くお幸せに。(text:Yuki Tominaga)
2016年05月24日昨年12月にスペイン語圏最大のテレビ局「テレビサ」の社長ホセ・アントニオ・バストン氏と婚約を発表し「すでに“夫”、“妻”と呼び合っているからもう結婚しちゃったような感じ!」とのろけていたエヴァ・ロンゴリア。いよいよ今週末にメキシコ・アカプルコで挙式すると「People」などのメディアが報じた。2002年に俳優のタイラー・クリストファー、2007年にプロバスケ選手のトニー・パーカー、と2度の結婚・離婚歴がある41歳のエヴァ。結婚の失敗にもへこたれず、その後も数々の男性との交際を報道されてきたモテ女優が約3年の交際を経てついに結婚することに。挙式はドラマ「ジェーン・ザ・ヴァージン」に出演している俳優ハイメ・カミール宅で行われるということだが、顔が広いエヴァと大手テレビ局の社長バストン氏の結婚式とあって、招待客が気になるところ。関係者よると「ハリウッドの半分が参加するんじゃないでしょうか」というくらい大勢が招かれているもよう。明らかになっているのは親友のヴィクトリア&デヴィッド・ベッカム夫妻、リッキー・マーティン、ケイティ・ペリー、「プリズン・ブレイク」のスクレ役・アマウリー・ノラスコ。そして、エヴァが過去1年半ほど交際していたエドゥアルド・クルスの姉ペネロペ・クルスも出席するようだ。(Hiromi Kaku)
2016年05月19日スポーツ選手は、誰もが背番号を持っています。もともとはポジションやメンバーを区別するためだけのものでしたが、いまでは意味のある背番号も数多く存在しています。この背番号に関して、実はいろいろとドラマがあるのです。そこで今回は、野球の背番号に隠された秘密に迫ります。■1:プロ野球のエースピッチャーは背番号18番が多い高校野球のエースナンバーは、そのポジションに準じて1番です。しかし、プロ野球になると、古くは桑田真澄、最近では田中将大や前田健太など、名ピッチャーと言われる人の背番号は18番であることが多いのです。これは偶然でしょうか?そして、なぜ18番なのでしょうか?これには諸説ありますが、野球・MLBの総合コラムサイト『Full-Count』によると、以下の3つの説が有力なようです。(1)歌舞伎の「十八番」から来ている説(2)若林忠志、中尾碩志、野口二郎など、プロ野球ができたころのエースたちが使用していたという説(3)巨人の歴代のエースが使用していたことから他の球団に広まったという説このように、18番を背負うということは、選手にとっては大きなモチベーションとプレッシャー、そして尊敬と評価を意味するようです。■2:メジャーリーグでは42番が永久欠番になっているエースピッチャーの背番号が18番であるのは日本のプロ野球に限ってのことで、メジャーリーグではこのような背番号は見当たりません。しかしメジャーリーグには、逆に誰も使用できない背番号が存在します。全球団共通して42番が永久欠番となっているのです。42番というのは、初の黒人選手だったジャッキー・ロビンソンの背番号。当時はまだ、黒人への人種差別が当たり前だった時代で、ジャッキーが契約する以前は、黒人の先週はニグロ・リーグという黒人専用のリーグのみでしかプレーすることを許されていませんでした。当然、ジャッキーは壮絶な差別に遭うことになりました。観客はもちろんのこと、チームメイトからもあからさまな嫌がらせを受け、怪我をするような暴力的な出来事もしばしば。そんななかでもジャッキーは決して報復することはなく、紳士的にふるまい、素晴らしいプレーを続けました。その理由は、彼をブルックリン・ドジャースに誘った、球団会長ブランチ・リッキーとの約束があったからです。それまでメジャーリーグに黒人がいなかったことで、ジャッキーが攻撃に対して怒りを表してしまうと、「それ見たことか、やっぱり黒人は紳士のスポーツはできない」という評価を受けてしまう。しかし、ブランチは、ジャッキーがそのような状況にも耐えられることを確信していたといいます。事実、次第にジャッキーの人柄と実力が認められ始め、黒人への偏見を変えるきっかけにすらなりました。この偉大な伝説の黒人プレーヤーに尊敬の意を込め、いまでは42番は永久欠番ということになっているのです。この感動のストーリーは、『42~世界を変えた男~』という映画にもなっています。■3:イチローは背番号51番を大切にしているいまや日本だけでなく、世界の名ベースボールプレーヤーとして名高いイチロー選手。彼の背番号が51番だということは、誰もが知っていますよね。しかし、この51番にも意味があるのです。イチロー選手は、プロ入りしたときドラフト4位だったことから、1ケタの番号は与えられませんでした。しかし、51番が空き番号だったので、一朗という名前にちなんで選んだことがきっかけだったそう。その後の活躍により、若い番号に変更する機会もありましたが、イチロー選手は51番を大切にしてきました。たった一度、ヤンキース時代に31番となったのは、51番がイチロー選手が憧れていたバーニー・ウィリアムスがかつてつけていた番号だったから遠慮した、と『スポニチアネックス』でコメントしています。そのときイチロー選手は、51番ではなく31番を選び、「新しい番号を自分のものにしていきたい」とも語りました。*ひとことで背番号といっても、それぞれの番号には選手やファンの思いが込められているようです。スポーツにはさまざまなドラマがありますが、背番号がそれをしっかり歴史に刻んでいるのですね。(文/hazuki) 【参考】※なぜ背番号18は日本プロ野球のエースナンバーとなったのか-Full-Count※THE DAY JACKIE ROBINSON CHANGED BASEBALL FOR GOOD-Newsweek※Jersey Number Meanings-citelighter※イチロー背番号は「31」51は「とてもつけることはできない」-スポニチアネックス
2016年03月20日