フランスの皇帝ナポレオン・ボナパルトをテーマとした映画『Kitbag』(原題)で、リドリー・スコット監督とホアキン・フェニックスが再タッグを組むようだ。スコット監督は『グラディエーター』『ブラックホーク・ダウン』でアカデミー監督賞ノミネート、ホアキンは今年『ジョーカー』でアカデミー主演男優賞を獲得した名監督&名優コンビ。20年前、ホアキンはスコット監督が手掛けた今作のような歴史モノの『グラディエーター』で、コモドゥス帝を演じた。『Kitbag』はナポレオンの生い立ちや、皇帝に登り詰めるまでの道のり、最初の妻ジョセフィーヌとの波乱万丈な関係についてフォーカスするという。もちろん、ナポレオン戦争についても描かれるとのこと。スコット監督は自身の制作会社「スコット・フリー」を通して製作も行う。脚本には、スコット監督が2017年にメガホンを取った『ゲティ家の身代金』のデヴィッド・スカルパを再起用した。スコット監督には来年3月にレディー・ガガが主演する『Gucci』(原題)の撮影が控えており、『Kitbag』は『Gucci』のあとに撮影開始となる。(Hiromi Kaku)
2020年10月15日リドリー・スコットが、ナポレオンの伝記映画を監督することになった。タイトルは『Kitbag』。主演にはホアキン・フェニックスが決まっている。脚本はスコットの『ゲティ家の身代金』を書いたデビッド・スカルパ。スコットは、コロナで撮影が中断されていた『The Last Duel』を撮り終えようとしているところ。出演はマット・デイモン、ベン・アフレック、アダム・ドライバーら。その次にはレディ・ガガ主演の『Gucci』が控えており、『Kitbag』の撮影はその後になる。コロナの影響で、『The Last Duel』の北米公開は、今年の年末から来年10月に延期されている。文=猿渡由紀
2020年10月15日ホアキン・フェニックスとルーニー・マーラの間に第1子男児が誕生したことが明らかになった。日曜日、チューリッヒ映画祭で行われたドキュメンタリー映画『Gunda』(原題)の質疑応答のコーナーで、監督のヴィクトル・コサコフスキーが製作総指揮のホアキンの欠席について触れた。「彼には赤ちゃんが生まれたばかりなので…リヴァーという名前の美しい息子さん。だから、いまはプロモーションには来られないんです」と欠席の理由を伝えた。「Us Weekly」誌によると、ルーニーは今年5月に「妊娠6か月くらい」であったことから、リヴァーくんは1か月ほど前に誕生していたと考えられている。「リヴァー」という名前は、1993年に亡くなったホアキンの兄リヴァー・フェニックスに由来するのは間違いないだろう。2人は2013年に『her/世界でひとつの彼女』で共演し、2016年に『マグダラのマリア』で再共演後に交際をスタート。2019年から婚約している。交際について多くを語ることはないが、ホアキンは「インターネットで調べた女の子は彼女だけ」とルーニーに対する特別感を明かしたことがある。(Hiromi Kaku)
2020年09月28日俳優の伊勢谷友介容疑者(44)が8日に大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕されたと報じられたことを受け、伊勢谷容疑者が代表を務めるリバースプロジェクトの取締役CEO・大釜翼氏は同日、公式サイトを通じて謝罪した。大釜氏は「お詫び」と題し、「本日、弊社代表の伊勢谷友介が逮捕されたという報道がございました」と報告。「この様な事態が生じましたことは、誠に遺憾に感じております」と伝え、「関係各所の皆様へ多大なるご迷惑をおかけしておりますことを、まずは深くお詫び申し上げます」と深謝した。そして、「現在報道されている内容等、全ての事実関係を確認中でございます」とし、「また今後の対応を協議中ですが、可及的速やかに改めてご報告させていただきます」と結んでいる。同社は「人類が未来の地球に生き残るために」という基本理念のもと、伊勢谷容疑者が2009年に設立。衣・食・住のみならず、教育・芸術・まちおこしといった分野における社会貢献活動などをおこなっていた。
2020年09月08日浅草や有楽町、京都に展開するザ・ゲートホテルから新たに、隅田川と両国をつなぐリバーサイドホテル「ザ・ゲートホテル両国 by ヒューリック(HULIC)」が2020年11月12日(木)にオープンする。テラスで寛げるリバーサイドホテル「ザ・ゲートホテル両国 by ヒューリック」は隅田川沿いに位置し、水辺の賑わいを楽しむことができる。宿泊はもちろん、宿泊者以外も楽しめるテラスでの落ち着いた空間やレストラン&バーが何よりの魅力だ。ホテル直結の「すみだリバーゲート」の先にはくつろぎ空間となる隅田川テラスや堤防が広がり、船で浅草やお台場などに行き来することも。さらに、ホテルの小型船で、東京スカイツリーや隅田川のライトアップが楽しめる”ナイトクルーズ”も実施される予定で、自由自在に船旅を満喫できる。開放的なレストラン&バーも併設2階のビストロレストランには厳選されたワインと料理が揃う。開放的なテラス越しに景色を眺められるテラス席や、落ち着いたバーコーナーが用意され、思いのままに食事を味わえる。宿泊者限定のルーフトップテラスもホテルの最上階には、宿泊者専用の「ルーフトップテラス&ラウンジ」が展開される。両国の街並みやライトアップされた東京スカイツリーなど美しい夜景が広がるテラスは、優雅な東京の夜を過ごすにはぴったりの空間だ。上品かつ伝統のある客室8種類ある客室は、隅田川や両国国技館を望めるタイプや、現代風の江戸を表現しているタイプなどが揃う。東京の街と水辺を堪能できる個性豊かなゲストルームでは、穏やかなひと時を過ごせそうだ。【詳細】ザ・ゲートホテル両国 by ヒューリックオープン日:2020年11月12日(木)宿泊予約開始日:2020年7月15日(水)12:00 ※HPにて予約可住所:東京都墨田区横綱1-2-13付帯施設:レストラン&バー、ルーフトップテラス&ラウンジ他客室:126室■客室詳細ザ・ゲート 183,000円/定員1-2名/部屋数1室クラッシー 49,000円/定員1-3名/部屋数12室シーニック 42,000円/定員1-2名/部屋数10室エッセンシャル 34,000円/定員1-3名/部屋数64室オーセンティック 29,000円/定員1-3名/部屋数25室モデスト 19,000円/定員1名/部屋数5室 ※1名1室利用時の金額ウィッツ 51,000円/定員1-3名/部屋数3室ミニマル 36,000円/定員1-2名/部屋数6室(2名1室利用時の一室あたりの値段・税サービス料別)【問い合わせ先】開業準備室TEL:03-5623-7601(受付10:00〜17:00/土日祝を除く)
2020年08月08日オールデイラウンジ「リバーサイド クラブ(RIVERSIDE CLUB)」が、2020年7月17日(金)、東京・中目黒にオープンします。「リバーサイドクラブ」モーニングからディナーまで利用可能なラウンジ今回オープンする「リバーサイド クラブ」は、モーニングからディナーまで、一日を通して利用することが可能なオールデイラウンジ。“食”“アート”“音楽”などのカルチャーが融合する“グッドカルチャーサロン(GOOD CULTURE SALON)”をコンセプトに、気軽に立ち寄れる“大人のラウンジ”を提案。ボリューム満点のハンバーガーや有名シェフとのコラボフードメニュー終日提供するフードメニューでは、100%ビーフを使用したジューシーでボリュームのある「リバーサイド バーガー」をはじめ、銀座のフレンチの名店「マルディグラ」のシェフ・和知徹監修の「ハンバーグナポリタン」など、東京の“食”カルチャーを牽引する人物とのコラボレーションメニューもラインナップ予定。なお、モーニングメニューでは、スムージーやトーストなどを用意されます。人気ハワイアンペストリーがショップインショップで登場また、京都の人気ハワイアンペストリー「ナカムラ ジェネラル ストア(NAKAMURA GENERAL STORE)」が、ショップインショップとして登場。スコーンをはじめ、キャロットケーキやアップルクランブル、レモンパイなどを提供するほか、南青山のコーヒーロースター「リトル ダーリン コーヒー ロースター(Little Darling Coffee Roasters)」の豆を使ったコーヒーも楽しむことが可能です。東京のアートや音楽のカルチャーにもフォーカスさらに、店内の壁には、荒木経惟が撮影したレディー・ガガの作品や、グラフィックやイラストレーションなど多岐に渡り活躍するリーゲット(LEEGET)らの作品を配置。DJブースも設け、東京の“アート”や“音楽”のカルチャーにフォーカスさせています。なお、「リバーサイド クラブ」のロゴグラフィックは、東京を拠点に活動するクリエイティブスタジオ「アンド サプライ(& Supply)」が担当。スポット情報スポット名:リバーサイド クラブ住所:東京都目黒区青葉台3-18-3 THE WORKS 1階電話番号:03-6416-4646<メニュー例>■フード&ドリンク・モーニングアボカドトースト 1,000円、クレームブリュレフレンチトースト 1,100円、ホームメイドグラノーラボウル 600円・オールデイリバーサイド バーガー 1,400円、鯵フライバーガー 1,100円、10種デリのブッダボウル、レモンライス 1,000円・ドリンクRSC レモンサワー 750円、RSC ジントニック 900円、ナチュールワイン各種・スイーツパッションとココナッツのホワイトマウンテン 900円、リトルダーリン珈琲を使ったティラミス 700円■ナカムラ ジェネラル ストアスコーン各種 356円、キャロットケーキ 450円、チョコバナナタルト 520円、リリコイチーズケーキ 450円、ブラウニー 450円、アップルクランブル 650円、チェリーパイ 620円
2020年08月05日オールデイラウンジ「リバーサイド クラブ(RIVERSIDE CLUB)」が、2020年7月17日(金)、東京・中目黒にオープンする。「リバーサイドクラブ」モーニングからディナーまで利用可能なラウンジ今回オープンする「リバーサイド クラブ」は、モーニングからディナーまで、一日を通して利用することが可能なオールデイラウンジ。“食”“アート”“音楽”などのカルチャーが融合する“グッドカルチャーサロン(GOOD CULTURE SALON)”をコンセプトに、気軽に立ち寄れる“大人のラウンジ”を提案する。ボリューム満点のハンバーガーや有名シェフとのコラボフードメニュー終日提供するフードメニューでは、100%ビーフを使用したジューシーでボリュームのある「リバーサイド バーガー」をはじめ、銀座のフレンチの名店「マルディグラ」のシェフ・和知徹監修の「ハンバーグナポリタン」など、東京の“食”カルチャーを牽引する人物とのコラボレーションメニューもラインナップ予定。なお、モーニングメニューでは、スムージーやトーストなどを用意する。人気ハワイアンペストリーがショップインショップで登場また、京都の人気ハワイアンペストリー「ナカムラ ジェネラル ストア(NAKAMURA GENERAL STORE)」が、ショップインショップとして登場。スコーンをはじめ、キャロットケーキやアップルクランブル、レモンパイなどを提供するほか、南青山のコーヒーロースター「リトル ダーリン コーヒー ロースター(Little Darling Coffee Roasters)」の豆を使ったコーヒーも楽しむことが可能だ。東京のアートや音楽のカルチャーにもフォーカスさらに、店内の壁には、荒木経惟が撮影したレディー・ガガの作品や、グラフィックやイラストレーションなど多岐に渡り活躍するリーゲット(LEEGET)らの作品を配置。DJブースも設け、東京の“アート”や“音楽”のカルチャーにフォーカスする。なお、「リバーサイド クラブ」のロゴグラフィックは、東京を拠点に活動するクリエイティブスタジオ「アンド サプライ(& Supply)」が担当した。【詳細】リバーサイド クラブオープン日:2020年7月17日(金)営業時間:月 9:00~18:00、火~土 9:00~23:00、日・祝 9:00~21:00(フードL.O.閉店1時間前、ドリンク&スナック 閉店30分前まで)住所:東京都目黒区青葉台3-18-3 THE WORKS 1階TEL:03-6416-4646定休日:不定休席数:コーヒースタンド 14席、ダイニング 32席<メニュー例>■フード&ドリンク・モーニングアボカドトースト 1,000円、クレームブリュレフレンチトースト 1,100円、ホームメイドグラノーラボウル 600円・オールデイリバーサイド バーガー 1,400円、鯵フライバーガー 1,100円、10種デリのブッダボウル、レモンライス 1,000円・ドリンクRSC レモンサワー 750円、RSC ジントニック 900円、ナチュールワイン各種・スイーツパッションとココナッツのホワイトマウンテン 900円、リトルダーリン珈琲を使ったティラミス 700円■ナカムラ ジェネラル ストアスコーン各種 356円、キャロットケーキ 450円、チョコバナナタルト 520円、リリコイチーズケーキ 450円、ブラウニー 450円、アップルクランブル 650円、チェリーパイ 620円
2020年07月19日ホアキン・フェニックスと婚約中のルーニー・マーラが、妊娠しているようだ。関係者が「Page Six」に明かしたところによると、現在妊娠6か月くらいだという。1週間ほど前には買い物に出かける姿が目撃されたルーニーのお腹は、だいぶ大きく膨らんでいた。2012年に共演した『her/世界でひとつの彼女』で出会い、2016年に『マグダラのマリア』で再共演したことをきっかけに交際をスタートした2人。交際についてオープンに語ることはあまりしてこなかったものの、昨年ホアキンは「最初はルーニーに嫌われているかと思った。でも実際はぼくに興味があったのに、シャイすぎて好きっていう表現ができなかったみたい」、「彼女はぼくがインターネットで検索して調べた唯一の女性」などとのろけてみせた。昨年には、ルーニーが左手の薬指に大きなダイヤモンドの指輪をつけていたことから、婚約が報じられた。2人はヴィーガンで、社会活動家であるという共通点も多い。特に動物愛護には力を入れており、昨年は「ナショナル・アニマル・ライツ・デー」のマーチにそろって参加した。(Hiromi Kaku)
2020年05月19日テレビ東京で放送されている「午後のロードショー」枠。4月13日(月)はメル・ギブソン、ホアキン・フェニックスらが出演するM・ナイト・シャマラン監督作『サイン』をお届けする。ブルース・ウィリスとハーレイ・ジョエル・オスメントが共演、“死者が見える少年”と自ら“秘密”に気づかない小児精神科医との交流を描くホラーサスペンス『シックス・センス』で世界に衝撃を与えたシャマラン監督。その後も“決して死なない男”となった主人公とヒーローの存在を信じる難病の男を巡るストーリーが描かれた『アンブレイカブル』と、同作と世界観を共有する『スプリット』『ミスター・ガラス』と続く3部作。また19世紀末の閉ざされた自給自足の村で起きた事件から、その村の衝撃の真実が明かされる『ヴィレッジ』や、ウィル・スミスとのコラボで生まれた未来の世界を舞台にしたアクションアドベンチャー『アフター・アース』など、数々の作品を世に送り出してきたシャマラン監督が、監督・脚本・製作を手掛け2002年に公開され大ヒットした本作。グラハム・ヘス(メル・ギブソン)は、地域の住民から信頼される牧師。妻と息子のモーガン(ローリー・カルキン)、娘のボー(アビゲイル・ブレスリン)、弟のメリル(ホアキン・フェニックス)と共に平凡で温かな家庭を築いていた。しかし最愛の妻が居眠り運転による事故に遭い、謎の言葉を遺して亡くなってしまう。この事件をきっかけにグラハムは牧師をやめ農夫となるのだが、ある日グラハムは自分のトウモロコシ畑に巨大なミステリーサークルを発見する。最初は近所の悪ガキのいたずらだと思っていたグラハムとメリルだったが、果たして彼らにこんな複雑な地上絵を描けるか疑問に思うのだった。その後、ヘス家の飼い犬が突然凶暴化。さらに夜、屋根の上で何物かが動く気配が。奇妙な出来事が続けざまに起きるなか、ミステリーサークルが世界中で出現したというニュースがテレビで報道され、夜の街の上空にはいくつもの巨大な光が現れる。エイリアンが襲来する…テレビ番組が過熱していくなか、ボーが奇妙な言動と行動を取り始める――というストーリー。妻の最期の言葉の意味とは!?シャマラン作品ならではのラストにご期待あれ。午後のロードショー『サイン』は4月13日(月)13時35分~テレビ東京系で放送。(笠緒)
2020年04月13日エス エッセンシャルズ(S.ESSENTIALS)と伊勢谷友介の「リバースプロジェクト」によるコラボレーションライン「エス スタンダード(S.STANDARD)」がスタート。2020年春夏シーズンのウィメンズ&メンズウェアが登場する。伊勢谷友介「リバースプロジェクト」とコラボ「エス スタンダード」のファーストコレクションとなる2020年春夏シーズンでは、“染色しない生成りの美しさ”を引き出したメンズ&ウィメンズのシャツやシャツドレスを展開。オーガニックコットンを使用したシャツやドレスは、染色を行わない生成り本来の美しさを楽しめる味わい深い一着だ。デザインは、ノーカラーのすっきりとしたシルエットでミニマルな印象に仕上げている。なお伊勢谷友介が代表を務める「リバースプロジェクト」は、「人類が地球に生き残るためにはどうするべきか?」をテーマに、様々な才能を持ったアーティストやプロデューサーが集結して活動しているプロジェクト。地球環境に配慮し素材、デザイン、縫製にこだわったものづくりを行っているエス エッセンシャルズと共鳴し、タッグを組むに至った。ファーストコレクションも、水の大量使用に着目し、「エッセンシャル ウォーター(ESSENTIAL WATER)」をテーマに制作されたものだ。“宝石染め”シャツ&ドレスもエス エッセンシャルズでは今回のコラボレーションに合わせ、“宝石染め”のウィメンズシャツやシャツドレスも展開。ピンクは「思慮深さ」という意味を持つピンクトルマリン、ネイビーは「叡智の石」とも呼ばれるラピスラズリを使って染め上げている。染色に用いた宝石は、使われずに眠っていたものをアップサイクルしたものだ。【詳細】「エス スタンダード」2020年春夏シーズン販売期間:2020年3月25日(水)取扱い店舗:日本橋髙島屋S.C.新館、東京ミッドタウン日比谷、GINZA TIMELESS 8、恵比寿三越、髙島屋新宿店、直営オンラインストア「サンヨー・アイストア」・オーガニックコットンタイプライター シャツドレス(ウィメンズ) 29,000円+税サイズ:38・オーガニックコットンタイプライター ビッグシルエットシャツ(ウィメンズ) 20,000円+税サイズ:38・オーガニックコットンタイプライター バンドカラーシャツ(メンズ)20,000円+税サイズ:46、48、50■“宝石染め”アイテム・ミネラルダイオーガニック シャツドレス(ウィメンズ) 29,000円+税・ミネラルダイオーガニック ビッグシルエットシャツ(ウィメンズ) 20,000+税カラー:ピンク、ネイビーサイズ:38【問い合わせ先】株式会社三陽商会 カスタマーサポートTEL:0120-340-460※受付時間10:00~17:30(平日のみ)
2020年04月03日現地時間10日、第92回アカデミー賞受賞式が米ロサンゼルスのドルビーシアターで開催され、『ジョーカー』のホアキン・フェニックス(45)が主演男優賞を獲得した。PEOPLE誌が受賞の際のスピーチについて報じている。’93年、19歳の時に敬愛する兄リヴァーさんを突如失い、長く失意の底に囚われていたホアキン。兄と比較されながらも、俳優として確かな実力を備えていた彼は、ハリウッドでの存在感を徐々に強めていった。しかし’08年、「俳優を引退してラッパーになる」と宣言し、表舞台から姿を消す。寝耳に水の展開に家族や友人はうろたえ、ファンは悲しみ、メディアは奇行を繰り返すホアキンを追いかけ回した。2年後、ラッパー宣言に始まる一連の行動が、ケイシー・アフレックが監督を務めるフェイク・ドキュメンタリー『容疑者ホアキン・フェニックス』(’10年)の“仕込み”であったことが明かされる。2年もの間周囲を完全に騙したホアキンは、各方面からの怒りを買い、扱いにくい“お騒がせ俳優”というレッテルを貼られてしまう。そんな過去もあって、受賞した場合はステージで何かしでかすのではないかと心配するファンもいたが、過去の自分と向き合った真摯なスピーチを披露した。「僕はこれまでずっと悪党でした。自分勝手で、時に残酷で、一緒に仕事をするのが難しい人間でした。今ここにいるたくさんの人々に感謝します。2度目のチャンスを与えてくれたことに。そして、自分が最高の状況にあるときにこそ、人は助け合うべきだと思います。過去の過ちを取り消すときにではなく、お互いの成長を助け合うとき、お互いを教育し合うとき、お互いを贖罪へと導くときに。これこそが最高の人間性です」そして目に涙を浮かべ、声を詰まらせながら「兄が17歳の時、この歌詞を書いたんです。愛をもって人を助けよう、そうすれば平和が訪れる、と」。兄リヴァーさんの遺した言葉を引いて、ステージを後にした。
2020年02月10日第92回アカデミー賞授賞式が2月10日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、主演男優賞に『ジョーカー』のホアキン・フェニックスが輝いた。『バットマン』の最凶ヴィランとして知られるジョーカーの誕生秘話を、原作のDCコミックスにはない映画オリジナル脚本で描いた本作。ホアキンはコメディアンを夢見る心優しき青年アーサーが、さまざまな理不尽にさいなまれ、ついには悪のカリスマへと変貌する過程を生々しく熱演。およそ24キロの減量にも臨み、心身ともに“堕ちていく”姿をスクリーンに焼き付けた。その衝撃的な演技は、ヴェネチア国際映画祭で本作がお披露目されると、観客や批評家を圧倒し、映画は最高賞にあたる金獅子賞を獲得。ホアキンもゴールデングローブ賞(ドラマ部門)、英国アカデミー賞、全米俳優組合賞、放送映画批評家協会賞、各都市の映画批評家協会など、オスカー前哨戦において、ほぼ負け知らずで主演男優賞を受賞していた。そんなホアキンはこれまで、アカデミー賞には主演男優賞に3回(本作、『ザ・マスター』『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』)、助演男優賞に1回(『グラディエーター』)ノミネートされ、今回が初めてのオスカー獲得となった。ジョーカーといえば、『ダークナイト』でジョーカーを演じ、その後急死したヒース・レジャーが、第81回アカデミー賞助演男優賞を受賞している。今回、ホアキンが栄冠に輝いたことで、主演と助演の違いはあるが、架空の同一キャラクターを演じた別々の俳優が、オスカー像を手に入れるというレアケースを生み出した。受賞コメント壇上に上がったホアキンは「本当に感謝していますし、自分が他の候補者よりも優れているとは思っていません。僕はすばらしい映画人生を送ることができました。なぜなら、俳優として、私たちは“声なき者”の声を代弁する機会を得ているからです。男女の平等、人種やジェンダーに対する差別、そして地球環境まで、今の世界にはまだまだ問題が山積みですが、それらは愛情や思いやりを持っていけば、解決できるのです」と想いを吐露。さらに「私自身も俳優として、良からぬ態度や言動をとったこともあり、扱いにくかったと思いますが、それでも第2のチャンスを与えてくれて、感謝しています。思いやりと愛情を持てば『変化のためのシステム』を開発することができると信じてます。お互いに助け合い、協力することで、人類は良い方法に向かうことができるのです。最後に亡くなった兄(リヴァー・フェニックス)の言葉を残します。『英知が救う先にこそ、平穏な世界があるのです』」と語ると会場からは拍手が沸き起こった。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジョーカー 2019年10月4日より全国にて公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & © DC Comics”
2020年02月10日世界中で記録的大ヒットとなり、日本でもすでに興行収入45億円を突破し社会現象となっている映画『ジョーカー』。主演のホアキン・フェニックスは、その鬼気迫る演技で本年度アカデミー賞主演男優賞の大本命といわれている。そんな彼が、過去に私財数億円と2年間の仕事を放棄して作り上げた衝撃のフェイク・ドキュメンタリー『容疑者、ホアキン・フェニックス』が、2020年1月17日(金)より緊急再リリースされることが決定した。全米が激怒した!? 俳優引退&ラッパー転向を宣言した2年間の壮絶な記録?ホアキンには、『ジョーカー』よりもずっとリアルで、そのあまりに壮絶な演技のために全米中の人々をダマしてしまった“真の最高傑作”が存在していた。2008年、『グラディエーター』『ウォーク・ザ・ライン』で2度もオスカー候補に選ばれ、すでに世界的スターとして知られていたホアキンは突如として「俳優引退」と「ラッパー転向」を宣言、表舞台から忽然と姿を消す。以来、風貌は変わり果て、薬物中毒のうわさまで広まった彼の姿にファンは涙し、心配していた。しかし、2年後に事態は一変。引退宣言以降の彼を記録し続けた“ドキュメンタリー”として本作が公開、その後すぐ、ホアキンはなんと全てが監督を努めたケイシー・アフレックと仕掛けた壮大なウソで、世間をダマすための実験だったと打ち明けたのだ!その結果、映画はファンの怒りを買い興行的にも鳴かず飛ばず。日本でも2012年に限定上映されたが、成功を収めることなく、すでに数年前に配給権も消失。DVDも絶版状態となっていた。数億円の私財と2年間の仕事を放棄した、これぞ“真の最高傑作”!?だが、映画ファンや批評家の間では、数多くのセレブや友人たちを含め、米国中を完全にダマしてしまった本作こそが、俳優ホアキン・フェニックスの、そしてケイシー・アフレックの紛れもない真骨頂で最高傑作であるとの声も。このフェイク・ドキュメンタリーの中で“常軌を逸してしまった自分”を演じるホアキンの怪演はまさに“リアル”で、相棒ケイシーの回すカメラの前で幾多の奇行、乱行を繰り広げ、本気で彼を心配したベン・スティラーがわざわざ彼の自宅を訪れるシーンも収められている。いま、『ジョーカー』の大ヒットでホアキンへの注目が急上昇する中、多くのファンや報道関係者から問い合わせが殺到したことから、日本の配給元は急きょ権利元と再契約交渉を行い、新たな価格設定でDVDの再発売を決定。また、配信も決定している。『容疑者、ホアキン・フェニックス』は2020年1月17日(金)よりDVDリリース、各動画配信(VOD)プラットフォームにて2020年1月1日(水)より順次配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:容疑者、ホアキン・フェニックス 2012年4月28日よりシネマライズほか全国にて公開© 2010 Flemmy Productions, LLC
2019年11月20日10月4日に公開された『ジョーカー』が、大ヒット中の三谷幸喜監督作『記憶にございません』を抑え、R15指定の映画ながらもぶっちぎりのナンバー1ヒットを飾った。ご存知、DCコミック『バットマン』の最恐ヒール、ジョーカーの誕生秘話を描く作品で、第76回ヴェネツィア国際映画祭にて、アメコミ作品として初の金獅子賞も獲得。現在、世界中でメガヒット中の本作で、主演のホアキン・フェニックスだけではなく、トッド・フィリップスたち製作陣の才能も脚光を浴びている。日米同時公開となったが、全米では10月4日~6日の3日間で9,350万ドル(1ドル=106.77円換算で99億8318万円)を挙げ、10月公開作品としては『ヴェノム』(18)が保持していた8,025万ドルという数字を大きく塗り替え、日本を含む12カ国でワーナー・ブラザース映画として今年一番のオープニング記録を達成した。日本でも、土日2日間の数字で、DC映画としてダントツのNo.1をマーク。たとえば同じジョーカーが登場する『スーサイド・スクワッド』(16)との対比は140%、『ダークナイト』(08)では251%(16.3億円)となり、圧倒的な強さを誇った。アメコミ映画としては、マーベルコミックのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の成功例と比べられがちなDC映画だが、近年は『アクアマン』(18)の全世界興収がDC 映画史上No.1となり、日本でも興収16.35億円を挙げたことも記憶に新しいところだ。ただ、『ジョーカー』のメガホンをとったトッド・フィリップス監督は、本作の時代設定を敢えて70年代後半から80年代初期にしたことについて「主な理由はDCのユニバースから切り離すため」とバッサリ言い放ち、「今までの映画で観てきたジョーカーとこのジョーカーが共存することは避けたかった」と明言している。映画を観れば納得する点もあるが、DC陣営としては、2020年公開のハーレイ・クインの単独映画『バーズ・オブ・プレイ』や『ワンダーウーマン 1984』に向けて、弾みをつけたいところだ。○■24kg減量のあばら骨が物語るホアキン・フェニックスの熱演本作で描かれるのは、悪のカリスマ、ジョーカーの“0章”だ。ホアキン・フェニックス演じる主人公は、コメディアンを夢見る孤独な青年アーサー役。彼が社会から阻害され、恐ろしいジョーカーへと変貌していく様を、原作にはないオリジナルストーリーで描く。ティム・バートン監督作『バットマン』(89)のジャック・ニコルソンや、『ダークナイト』のヒース・レジャー、『スーサイド・スクワッド』(16)のジャレット・レトなど、個性派俳優陣が演じた歴代のジョーカーも、それぞれ魅力的だったが、とりわけ同役を演じたあとに急逝してからオスカーを受賞したヒースの壁は大きかったはず。正直、レジェンドとなったヒースとホアキンでは、作風や設定なども含め、同じ土俵には並べづらいが、24kgという壮絶な減量を果たした彼のあばら骨を見た時、その本気度に感嘆した。実際、その演技は絶賛の嵐を呼び、ヴェネツィア国際映画祭では、金獅子賞とW受賞が不可ということで男優賞を逃したものの、本年度のオスカー受賞の呼び声は高い。○■トッド・フィリップスとブラッドリー・クーパーの黄金タッグトッド・フィリップス監督がヒットメーカーに名を連ねたのは、ブラッドリー・クーパー主演のコメディ「ハングオーバー」シリーズだろう。フィリップスと何度も組んでいるブラッドリーは、本作でもプロデューサーを務めているが、彼の監督作『アリー/スター誕生』(18)では、フィリップスがプロデューサー側に回っていた。まさに良きパートナーシップを築いてきた2人だが、『ジョーカー』によって、改めてこの2人の才能にもスポットが当たっている。『ジョーカー』で監督・製作・共同脚本を務めたフィリップスだが、本作は“コメディ監督”という彼のイメージを払拭するくらいのインパクトがあった。脚本には、人間の心の闇が丁寧に織り込まれ、これまでのジョーカーによるめちゃくちゃな“理由なき反抗”を、なぜ彼が悪の道に足を踏み入れたのかを物語る“理由”を提示したことで、孤高さと哀しみが際立ち、観客は心を鷲づかみにされた。また、ホアキンは俳優としての演技力は言うまでもないが、何をしでかすかわからないお騒がせな一面もある。兄リバー・フェニックスの死に直面し、表舞台から姿を消したことは、その胸中を察するが、アル中や、車の横転事故、いきなり歌手への転向宣言など、かなりのやんちゃぶりだ。ただ、その不安定な危うさも彼の魅力の1つで、今回のアーサー役はドンピシャなキャスティングだったと言える。この暴れ馬の手綱をにぎり、彼からモンスター級の熱演を引き出したフィリップ監督の手腕は大いに称えたい。また、『世界にひとつのプレイブック』(12)や『アメリカン・ハッスル』(12)、『アメリカン・スナイパー』(13)など、自身の出演作でプロデューサーも務めてきたブラッドリーの目利きはすばらしい。俳優としては、何度もオスカーにノミネートされていながらも無冠ではあるが、クリント・イーストウッドからバトンを受け取って監督した主演映画『アリー/スター誕生』も作品の評価は非常に高かった。『ジョーカー』では、改めてプロデューサーとしての有能さも知らしめることになりそうだ。そういう意味で、ホアキンの主演男優賞を含め、『ジョーカー』が何冠を獲るのか、本年度のオスカー授賞式が今から楽しみでならない。(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DCComics
2019年10月09日ホアキン・フェニックスがDCコミックの人気ヴィラン・ジョーカーに演じ、第76回ヴェネツィア国際映画祭でアメコミ作品として初の金獅子賞を獲得した話題作『ジョーカー』(公開中)。本作を手掛けたトッド・フィリップス監督によるビデオ通話会見が先日都内で開催された。コメディアンを夢見る心優しい青年アーサーが、次第に追い詰められていき、やがて悪のカリスマ、ジョーカーへと変貌していく様を、原作にはないオリジナルストーリーで描く。爆笑コメディ「ハングオーバー」シリーズのトッド・フィリップス監督がメガホンをとり、同作でも組んだブラッドリー・クーパーが製作を務めている。――ホアキンの鬼気迫るすさまじい演技におののきましたが、彼を演出してみていかがでしたか?ホアキンはあの世代では最も優れた俳優だといつも思っていたけれど、驚きの連続だった。ちょっと言葉では言い表せないけど、彼の演技を目の当たりにすればわかるかもしれない。すごすぎて、見ている方は、口をポカンと開けてしまうような状態になる。思わずカメラのオペレーターに向かって「いまの見ていた? 信じられない!」と言ってしまったよ。――ホアキンとロバート・デ・ニーロという名優2人の共演シーンにもうなりました。僕もホアキンも、デ・ニーロを崇拝しているから、撮影の現場ではなく、彼のオフィスで初めて会った時は、とても緊張したんだ。彼と一緒に映画が作れるなんて、夢みたいだった。2人の俳優の間に座っていた僕にとって、あの日はすばらしい一日だった。でも、実際に共演シーンを撮影した時は、すでにホアキンはジョーカーとして自分の世界に入り込んでいたから、まったく問題はなかったよ。――時代設定を70年代後半~80年代初期に設定した主な理由について聞かせてください。今までの映画で観てきたジョーカーと今回のジョーカーが共存することは避けたかったので、意図的にそうしたんだ。また、『タクシードライバー』(76)や『狼たちの午後』(75)『キング・オブ・コメディ』(83)のような時代に起こった出来事として作りたかったよ。――これまでたくさんのDCコミックスを映画化した人気作品がありますが、本作はどういう位置づけの作品になりましたか?DCという大きなユニバースから切り離し、独立した作品にしたかった。ジョーカー役は過去にすばらしい俳優が演じているし、すばらしいコミックも描かれ、テレビ番組にもなっている。そこを描くのは、チャレンジでもあり、怖い気持ちもあったが、だからこそホアキンと私は、可能な限り現実というフィルターを通して、自分たちのバージョンを作ろうとしたよ。――『バットマン』の生誕を祝う9月21日の「バットマンの日」には、DCエンターテイメント 共同発行人でアーティストのジム・リーが来日し、日本でもバットマン80周年の式典が。ジム・リーが、アニバーサリーの式典に来るというのは面白い。彼とはメールでのやりとりしかしていないが、「映画がとても良かった」と言ってくれた。一般的に知られているジョーカーから全てが逸脱していたにも関わらず「この映画の独特なスタイルが特に気に入った」と言ってくれた。――監督は「ハングオーバー」シリーズなど、コメディ監督としての印象が強いのですが、ジョーカーがコメディアン志望だったという点も印象深いです。監督が今回、描きたかったこととは?この映画で表現しようとしたことは、ホアキンの台詞「人生は悲劇だと思ってた。だが、いまわかった、僕の人生は喜劇だ」が物語っている。それは、僕は面白い人たちとコメディ映画を多く作り、コミック作品の仕事もたくさんしてきたなかで、僕自身が受け取った言葉でもあるから、今回そこを探求したいと思った。――「ハングオーバー」シリーズでは主演を、本作ではプロデューサーを務めているブラッドリー・クーパーとは、数多くタッグを組まれてきましたが、彼の存在は大きかったですか?ブラッドリーとは、お互いにフィードバックし合える仲だ。脚本に対しての意見交換もそうだし、そして編集室にも一緒に入る。私にとってブラッドリーは、かけがえのない存在だ。編集室に一日中いてくれたり、何日も通ってきては、メモを書いて渡してくれる。でも、それは彼の監督作『アリー/スター誕生』(18)の制作時に、プロデューサーだった私がしたことと基本的には同じだ。「ハング・オーバー」1作目の撮影からもう12年経つけど、素晴らしいパートナーシップが取れている。僕が最も信頼している親友で、コラボレーターの一人だね。(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DCComics
2019年10月06日圧巻という言葉では足りない。オスカー最有力の呼び声高き『ジョーカー』でホアキン・フェニックスは、何かにとりつかれたかのように、最強のヴィランに命を吹き込んだ。あえて言葉にすれば「悪魔的な神々しさ」。撮影中、ホアキンの中に何が宿っていたのだろうか?全く異なるアプローチで“新たなジョーカー”が誕生――アメコミ界きってのヴィランであるジョーカー誕生秘話をオリジナルストーリーで描いた本作。先日発表された第76回ヴェネチア国際映画祭で、最高賞にあたる金獅子賞に輝いた瞬間、あなた自身はどのように感じたのでしょうか?ただただ、僕の期待や想像を超えた出来事だったね。トッド(・フィリップス監督)とはいつも「自分のキャリアを終わらせるような映画は作りたくない」ってジョークで言っているんだけど(笑)、正直『ジョーカー』がこういう形で熱狂的に受け取られるとは思いもしなかった。映画にとってはいいことだけど…、何て言えばいいんだろう?もう「驚きと興奮」という言葉に尽きるね。――ジョーカー役のオファーを受けた際は、どのように思いましたか?即決だったのか、それとも迷いがありましたか?どんなオファーも簡単には引き受けられないが、今回ばかりは、ジョーカーを演じきれる自信がなかったから、大いに迷った。それくらい『ジョーカー』は大きな挑戦なんだ。演じるうえで、映画が示すメッセージ、そして自分自身を深く掘り下げる必要があったし、きっと観客にとってもチャレンジングなものになると思った。新しい何かとの出会い…と言えば、大げさに聞こえるけど、目の前に知らない世界が広がるのは、俳優冥利に尽きるね。映画を見る魅力もそこにあると思うから。そう考えれば、ジョーカーほど最高なキャラクターはいないよ。――ジョーカーは過去に何度も映像化されたキャラクターですよね。ジョーカーといえば、子どもの頃に見た『バットマン』(1989年製作)のジャック・ニコルソンがとても印象に残っているし、『ダークナイト』のヒース・レジャーがすばらしかったのは、言うまでもない。助演だから、決して出演シーンが多いわけじゃないのにね。どちらのジョーカーも、一瞬にして見る者を恐怖させ、同時に魅了したんだ。――そのうえで、改めてジョーカーを演じるあなたが、意識したことは何ですか?だからこそ、僕らはまったく異なるアプローチで、いま一度ジョーカーを掘り下げる必要があったし、それは大きな利点だった。映画そのものを理解することに役立ったからね。アイデアはたくさん持ち寄ったが、「このやり方がジョーカーにはぴったり」というわかりやすい道筋は見えなかった。だから、何かに影響を受けた…というのは、答えるのが難しいな。あっ、そうだ!実は撮影中、ふと「あっ、いまの自分はフランクン・フルターに影響されているな」って思う瞬間があったんだ。そう、『ロッキー・ホラー・ショー』に登場する奇妙な城主のフルター博士さ。子どもの頃から大好きで、いつか演じたいと思っていたほどだから、不思議な感覚に襲われたよ。内面・外面ともに徹底した役作り――映画を見れば、きっと観客はあなたの変ぼうに驚くと思います。具体的には、ずいぶんとお痩せになりましたよね?栄養士と一緒に取り組んだよ。幸運なことに、準備期間はあったから、最初の2ヶ月はカロリーを落としながら、自分でワークアウトした。撮影が始まる2ヶ月前には、栄養士と相談して、特殊なカロリー制限のダイエットに臨んだんだ。正直、とてもきつかった。でも、アーサーは人生に決して満足しておらず、常にもっと何かを渇望している。僕自身も減量を通して、その気持ちは共有できたね。徐々に目標体重に近づき、体つきにも変化が出てくると、筋肉の動きや感じ方にも影響が出てきた。欲望に打ち勝てたという、ある種の満足感で、力が漲ったんだ。そういった過程のすべてが、役作りの大きな要素となったよ。――衣装もジョーカーという人物を物語るうえで、非常に重要なエッセンスだと思います。衣装デザインを手がけるマーク・ブリッジスとは、『ザ・マスター』『インヒアレント・ヴァイス』(ともにポール・トーマス・アンダーソン監督)でもタッグを組んでいますね。彼は史上最高のデザイナーの1人だから、僕から何かを評価するとか、そういうものを超越した存在なんだ。もちろん、仕事ぶりはすばらしいけど、そのプロセスは謎に満ちている。ディテールへのこだわりもすごいよ。ポケットの中のハンカチとかね。そうだ、ジョーカーが着るスーツについては、秘密があるんだ。実は序盤のアーサーと、終盤のジョーカーは同じスーツを着ている。色は違うんだけど、それはマークが撮影中、段階的にスーツを染めてくれたんだ。まさにアーサーが、次第にジョーカーへと変ぼうするみたいにね。注意して見てみると、確かにだんだん赤色が鮮やかになっている。初見では見逃してしまうかもしれない繊細なこだわりだけど、キャラクターや作品全体への貢献は計り知れないよ。24時間ジョーカー「怒りもまた」――例えば「家に帰っても、ジョーカーをひきずってしまう」という弊害はなかったですか?映画を拝見し、本当に役柄に入り込んでいると感じたので、何というか…、心配になってしまって。うーん、どうかな。仮に撮影中、自分自身と演じるキャラクターが“分離”する瞬間があるとすれば、それは満足な演技ができていない証拠かもしれない。両者の距離がゼロになり、焦点がバッチリ重なってこそ、最高の状態だと思うから。僕が何かすれば、そのキャラクターの言動になる…それが理想だね。だから、スタジオに役柄を置いてきたり、家に帰って脱ぎ捨てたりはしないんだ。――24時間ジョーカーだったと?もちろん、自宅ですでに撮影した映像を見直し「じゃあ、明日はこうしよう」と演技プランを組み立てることはある。少し矛盾して聞こえるかな?でも、寝ている時間以外は、映画と演技について常に考え続けているのは確かだね。今回、苦労したことがあるとすれば、スケジュールの都合で順撮りできなかった点だな。「このタイミングで、ジョーカーにはなれないよ!」って、トッドに怒りをぶちまけたこともあった(笑)。でも、その怒りもまたジョーカーを演じるために必要だったのかしれないと、いまは思っているよ。(text:Ryo Uchida)■関連作品:ジョーカー 2019年10月4日より全国にて公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & © DC Comics”
2019年10月04日現代の映画界で新作が待たれている名優は何人か存在するが、ホアキン・フェニックスは間違いなくそのリストの上位に名が刻まれている。数々の作品で重厚な演技を見せ、次はどんな役を選ぶのか、次はどの監督とタッグを組むのか映画ファンは気になっているはずだ。そんな中、彼は『ハングオーバー!』シリーズのトッド・フィリップス監督と新作に挑んだ。心優しい男が“悪のカリスマ”へと変貌を遂げる衝撃的な物語『ジョーカー』だ。全世界の映画ファンを驚かせ、同時に脱力させた“俳優廃業&ラッパー転向事件(後に演技だったと判明)”を挟んではいるものの、ホアキン・フェニックスはキャリアを通じてシリアスで重厚、作家性の高い作品を選んで出演してきた。「僕は主にフィルムメーカーに惹かれるんだ。僕にとって良い役者と偉大な役者の違いはそこにある。大事なのは偉大なフィルムメーカーだよ。だから作品を選択をする時、フィルムメーカーの存在が僕を動機づけているんだと思うよ」ポール・トーマス・アンダーソン、スパイク・ジョーンズ、リン・ラムジー、そしてジェームズ・グレイ……確かに彼は“どの監督と組むか?”を重視している。そこで彼は人気コメディ『ハングオーバー!』シリーズで一躍その名を知られるようになったトッド・フィリップスを次のパートナーに選んだ。「彼のコメディにはとてもニュアンスがあったと思う。キャラクター表現が豊かで、人々が“ブロ・フィルム(男友達と見る映画)”と呼んでいるようなものじゃない。キャラクターをもっと深く理解し、深く掘り下げているんだ。だから今作は彼がこれまでにやってきたことの続きだと思う。彼にはリアルな繊細さとリアルな思いやり、そして不敬でワイルドなユーモアのセンスの完璧なバランスがあるんだ」本作でフェニックスが演じたアーサーは、過酷な大都市で病気の母親と暮らす孤独な男だ。どんな時も人を笑顔にさせることが大事だと信じてピエロの扮装で働いているが、生活は苦しく、孤独や不安は癒えず、誰かに優しさを与えても、それは暴力や攻撃によって戻ってきてしまう。俺は誰と話したらいい? 俺は誰に不安を打ち明けたらいい? 誰に考えたジョークを言えばいい? アーサーの悲痛な叫びをフェニックスは細やかに表現していく。「観客はアーサーが孤独だと感じるかもしれないけど、僕はいつもトッド(・フィリップス監督)がすぐそこにいるように感じていた。僕がやったことのすべては、僕とトッドが常にコミュニケーションを取り合って、いろんなことについて話し合いながらやったことなんだ」ふたりは撮影が始まるずっと前から長い時間をかけて話し合い、意見を出し合い、共同で創作を続けた。その成果のひとつが“アーサーが初めて銃を手にした夜”を描いたシーンだ。踏みにじられ、生きているだけで暴力にさらされてきたアーサーは偶然に手にした銃を持ち帰り、老いた母が寝た後で、ひとり銃を手に踊り、虚空に向かって語り、自分がこれまで表に出してこなかった感情をあらわにする。「最初は脚本に“銃を手にして遊んでいる”と書いてあるだけのシーンだった。僕はアーサーがどういう精神状態にあるか表現し、彼が認められたいとか、パワフルに感じたいなどの圧倒的な要求を持っていることを見せるための方法を探していた。そんな中で、アーサーが銃を手に踊りながら誰かに話しかけるシーンが生まれてきたんだよ。それは最初、僕とトッドが考えていたものではなくてセットで見つけたものだ。アーサーはどのようにして人とコミュニケートしていいのかわからない人間だ。というのも、彼は暴力的ではないコミュニケーションの方法を学んだことがないからだ。彼はずっと暴力にさらされてきた。僕らは暴力というものは学習できるものだし、やがて忘れたり制御できるものだと知っている。でも、彼はそれを学ぶ機会がなかったんだよ」身体的、精神的な暴力にさらされてきたアーサーは、小さな銃を手にしたことをきっかけに自分の中にある願いや想いを“暴力”にして表現することを覚えていく。そこでポイントになるのは、多くの映画で描かれるような“主人公が変化する決定的な瞬間”が本作では描かれないことだ。「アーサーがいつジョーカーになるのか? どうしてこんなユニークな状況が結果的に生まれてしまったのかを指摘するのは難しい。“ひとつの明確なきっかけ”があるとは思わないからね」だからこそフェニックスは、映画の冒頭から繊細な動き、表情の変化、視線の移動を積み重ねて、心優しいアーサーが少しずつ変化し、最終的に自らを“ジョーカー”と名乗るまでを演じていく。誰よりも哀しく、誰よりも優しく、想像を絶するほどに残酷。近づきがたいほどの恐怖を感じるのに、心のどこかで共感している……観客は映画を観ながら主人公から目が離せなくなり、様々な感情が渦巻くことになるだろう。「人生は複雑だと思うんだ。だからこそ僕は、そのことを反映しているキャラクターを探している。簡単な答えを与えてくれないものをね。僕らは映画の中でヒーローと悪役を表面的に理解してしまうことが多いけど、それは現実の社会を正しく反映していないと思うんだ。だからこそ僕はこのテーマを掘り下げられるキャラクターを探してきた。僕はクリエイターがなぜそんな題材を描こうとするのかわからない。僕の理解を超えていることもあるからね。でも、僕はあるキャラクターを“演じずにはいられない”状態になることがあるんだ。なぜそうなるのか……本当にわからないんだけどね」『ジョーカー』10月4日(金) 全国ロードショー
2019年10月03日クレージュ(courrèges)の2020年春夏コレクションが、2019年9月25日(水)、フランス・パリで発表された。リバーサイドにランウェイが登場ヨランダ・ツォーベルがアーティスティックディレクターに就任してから、“接近”型ランウェイや、プラネタリウム風の神秘的な空間でのショーなど、様々な演出で観るものを楽しませてくれるクレージュ。3シーズン目の今回、ゲストのシートが用意されたのは、セーヌ川とラ・ヴィレット貯水池を結ぶサン・マルタン運河のリバーサイドだ。パリ市民の憩いの場でもあるこの運河沿いに、今日だけはオレンジのネオンライトが光り輝いている。ショーミュージックが鳴り響くと共に現れたのは、運河をゆっくりと進んでいく一隻のクルーズ船。薄っすらとスモークが立ち込めるこの船の中を、よく目を凝らして見てみると、どうやらコレクションピースを纏ったモデルたちを運んでいる様子。船が岸に寄せられると川沿いに伸びたランウェイに彼らが上陸し、右岸からアーチ状の橋を渡り、左岸へとその歩みを進めていく。ネオンカラーを主役に今シーズンの鍵を握るのは、ネオンカラーのようだ。序盤に目を惹いたのはインビテーションとして届いたスカーフの色や、川沿いを照らすライトとも連動したオレンジ。ルーズに編み込んだニットウェアや、ブランドロゴを散りばめたチェック柄のセットアップなどが登場した。オレンジと同様に存在感を放っていたのがネオングリーン。ショート丈のジャケットやミニスカート、うねるようなサイドラインをあしらったロングパンツが現れる。アクセントとしてイエローのスパッツやブルーのインナーも加えられた。グラフィカルなカットワークグラフィカルなカッティングも今季の特徴の1つ。胸元をトライアングル上にくり抜いたミニドレスや、斜線上にカッティングを入れたショートトップス、左肩に雫型のカットワークを施したワンピースなどが終盤にかけて投入されていく。また、これらはレイヤードの楽しみを教えてくれるものでもあるのだ。“Paris”ロゴのニットウェアニットウェアは“Paris”のロゴをバックスタイルに配して味付け。フード付きのロングマントやロング丈のニットウェアは背中に、ロングパンツやタイトスカートはヒップに、遊び心溢れるグラフィックをあしらった。フィナーレに差し掛かると両岸から橋に向かってモデルたちが集合。全員がブリッジの上に整列すると会場から拍手がわき、ショーの幕が閉じた。
2019年09月29日ホアキン・フェニックスが、『人生はビギナーズ』のマイク・ミルズ監督の次回作に主演することになった。ミルズはすでに脚本を完成させており、この秋にも撮影をスタートさせる予定らしい。ストーリーや設定は分かっていない。ミルズの最近作は2016年の『20センチュリー・ウーマン』。フェニックスの最近作は、来月4日(金)日米同時公開予定の『ジョーカー』。『ジョーカー』は今月、ヴェネチア映画祭で最高賞に当たる金獅子賞を受賞した。フェニックスの演技への評価も高く、オスカー候補入りの可能性が囁かれている。文=猿渡由紀
2019年09月20日ホアキン・フェニックスとトッド・フィリップス監督が、『ジョーカー』について「Los Angeles Times」紙に語った。2人は、とにかくジョーカー誕生の物語にリアリティーをもたせたかったという。悪のカリスマ・ジョーカーのキャラ設定について「現実の世界で、酸が入った大だるに落っこちたら真っ白けになって、スマイルを浮かべて、髪が緑色になるなんて信じられないよね」「それじゃあ、彼がもしピエロだったらどうだろうと考えたんだ」とフィリップス監督。スコット・シルヴァーとともに脚本も手掛けた監督は、「ルールを破ってばかりの脚本だから、書くのが楽しくて仕方なかった」とふり返っている。「ぼくなりのアプローチで役作りをした。誠実かつユニークと感じられることをただやってみただけだよ」とホアキンは語る。その役作りには、約24キロ(52ポンド)の大幅減量も含まれており、最新の予告編では、減量後のあばら骨が浮き出たジョーカーの姿が見られる。真摯に役作りに取り組んだホアキンだが、「それでも、まだ彼のわからない部分がある。まあよしとしよう。答えを見つける必要のない疑問というのも、楽しいじゃないか」と、ミステリアスなジョーカーについて分析した。(Hiromi Kaku)■関連作品:ジョーカー 2019年10月4日より全国にて公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & © DC Comics”
2019年08月30日ホアキン・フェニックスが“ジョーカー”を演じ、本年度アカデミー賞最有力ともされるサスペンス・エンターテインメント『ジョーカー』。この度、予告編とポスタービジュアルが到着した。今回到着したのは、ホアキン演じる孤独だが心優しいアーサーが、バスの車内で子ども笑わせるシーンからスタートする予告編。母からの「どんな時も笑顔で人々を楽しませなさい」という言葉を胸に、都会の片隅でピエロメイクの大道芸人をしながらドン底から抜け出そうとしていたが、上手くいかず。そんなある日、大好きなトーク番組の司会者マーレイ(ロバート・デ・ニーロ)が「誰もがコメディアンになれる日が来た」と、クラブのステージでジョークを披露しているアーサーの姿を紹介。しかし、茶化され笑顔は曇る。ほかにも、アーサーが不穏な笑みをみせる場面や、彼が秘かに好意を抱くソフィーとの幸せそうなワンシーン、さらにピエロメイクを施す様子も登場しており、次第にジョーカーへと変貌を遂げていく様子が確認できる。併せて到着したポスタービジュアルは、戦慄に満ちたアーサーが全面に。そして複雑な表情を見せている。キャストのブライアン・タイリー・ヘンリーは「本作はジョーカーがかつて、いかに“幸せな人間”だったかが語られるところから始まります」と内容について言及。監督と脚本を兼任したトッド・フィリップスも「ロバート(・デ・ニーロ)が、脚本をものすごく気に入ってくれたんだ」と明かしている。『ジョーカー』は10月4日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ジョーカー 2019年10月4日より全国にて公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & © DC Comics”
2019年08月29日■『セーラー服と機関銃』(1981年)薬師丸ひろ子さんと主題歌が大好きでした。ただし、「カイ……カン」というセリフ以外、内容をほとんど覚えていない。■『転校生』(1982年)尾美としのりさん、小林聡美さんのコンビが初々しい。今でもたまに観たくなります。この映画のあと、尾道の学校に転校したいと父親にせがんだけれど、実現しなかった(笑)。■『E.T.』(1982年)地球外生命体をテーマにしたスピルバーグのSF大作。月をバックにして子どもたちの自転車が空を飛ぶシーンに驚愕したものでした。大人になる前に、ぜひE.T.に会いたいと思って早30年余。純粋さをなくしてしまいました。■『南極物語』(1983年)南極観測隊が南極に置き去りにしてきたそり犬と1年後に現地で再会する――そんな実話を元にした大作映画。当時、文部省特選作品となったこともあって、PTAや教育委員会が映画館のないようなところでも積極的に上映され、大ヒットしました。■『ネバーエンディング・ストーリー』(1985年)ファンタジー映画の金字塔。リマールの主題歌も好きでした。今となっては、はてしなく昔の映画になってしまったが、ファンタージェンをずっと探しているわたし。■『スタンド・バイ・ミー』(1986年)当時は、あのリバー・フェニックスが“ピチピチ”のアイドルでした。スティーヴン・キング原作では一番好きな映画です。男の子に生まれたかったと思った、最初で最後の日。■『トップガン』(1986年)アメリカの戦闘機パイロットの青春群像劇。わたしの中で、トム・クルーズといえば、これ。いよいよ来年、続編公開!生きててよかった!■『ゴースト/ニューヨークの幻』(1990年)デミ・ムーアの可愛さったらない。映画を観て、勢いでショートにして大失敗。苦い思い出。■一連の『クレヨンしんちゃん』もの(1993年〜)子どもも大人も楽しめる一級品揃い。全部欠かさず観ています。おすすめ!■『もののけ姫』(1997年)ジブリは全部いいけれど、年代的にはこれかな。■『タイタニック』(1997年)誰がなんと言おうと、やっぱり好き。ふたりとも乗れたはず……と思えてならない。昭和生まれが「懐かしい」と感じるドラマ8選昭和生まれが「懐かしい」と感じる少女漫画8選
2019年08月22日暑い日が続きますが、エアコンの冷気を浴びすぎるのも注意ですよ!今の季節におすすめしたい〔3COINS〕の《リバーシブルブランケット》をご紹介。暑いときは接触冷感素材でひんやり、寒いときはフリース生地が体を守ってくれる便利アイテムを要チェック♪〔3COINS〕の《リバーシブルブランケット》は機能性バッチリ♪●商品名:リバーシブルブランケット●価格:500円(税別)●サイズ:約H70×W100cm●材質:表地/ポリエステル50%、複合繊維50%裏地/ポリエステル100%今回ご紹介するアイテムはこちら!〔3COINS〕でゲットできる《リバーシブルブランケット》です。お値段は500円(税別)ですが、接触冷感や防臭効果など、うれしい機能が充実していてコスパも◎。表地と裏地で素材が異なるのがポイント。暑いときは接触冷感素材の表地でひんやりと♪さらに、エアコンの冷気が効きすぎて寒いときには、裏地のフリース素材が体をしっかり守ってくれます。抗菌や防臭効果もあり、うれしい機能がたくさん!表地のペイズリー柄が爽やかで、涼しさを演出してくれますね。ボタンもついているので肩掛けや腹巻きなど使い方もさまざま♪実際に使ってみるとこんな感じ。しっかりした大きさなので、体をすっぽりと包んでくれます♪さらっと冷たさも感じられて気持ちいい肌ざわりです。いつでも使えるよう、イスにかけておけばバッチリ♪《リバーシブルブランケット》が、快適に過ごせるように夏の体調管理をお手伝い!お昼寝にもおすすめの便利アイテムです。《リバーシブルブランケット》と一緒に夏を快適に過ごそう♪今回は、〔3COINS〕の《リバーシブルブランケット》をご紹介しました。暑さや寒さから体を守ってくれるうれしい機能がたくさんつまっていましたね!〔3COINS〕には、この他にもおすすめの便利グッズがたくさんありますので、ぜひチェックしてみてください♪【3COINS】頑張るママの頼れるアイテム☆3WAYフックが便利で使える【3COINS】フェスに!ビーチに!〔スリコ〕でそろえるアウトドアグッズ♪
2019年08月16日映画『ゴールデン・リバー』が、2019年7月5日(金)よりTOHO シネマズ シャンテ他全国ロードショー。“黄金”に魅せられた男たちのウェスタンサスペンス時は1851年のゴールドラッシュ。最強と呼ばれる殺し屋イーライ&チャーリー兄弟は、偵察係のモリスと共に、政府の内密な依頼で黄金を探す化学式を見つけた化学者ウォームを追うことになる。しかし、黄金に魅せられた4人は偶然手を組むことになり、4人の思惑が交錯していく。西部劇のルックスで繰り広げられる本作は、4人の男が“黄金”によって惑わされていく“一攫千金ウェスタンサスペンス”だ。ハリウッドを代表する実力派俳優陣が集結個性的な4人の登場人物を演じるのは、ハリウッドきっての実力派俳優陣。殺し屋兄弟の兄で、武骨でやさしいイーライ役は、『シカゴ』のジョン・C・ライリー。裏世界でのし上がりたい好戦的な弟・チャーリーには、『ザ・マスター』主演のホアキン・フェニックスが抜擢された。また、政府の内密な依頼で黄金を探す化学式をみつけた化学者ウォームをマーベル映画『ヴェノム』に出演したリズ・アーメッドが、偵察係モリスを『ナイトクローラー』『ブロークバック・マウンテン』で主演を務めたジェイク・ギレンホールが演じる。監督は『君と歩く世界』ジャック・オーディアールメガホンをとるのは、『君と歩く世界』で監督を務めたジャック・オーディアール。自身にとって初の英語作品となる。なお、原作は、世界的に権威あるイギリスの文学賞“ブッカー賞”の最終候補に残ったパトリック・デウィット「シスターズ・ブラザーズ」。イーライ役のジョン・C・ライリーと、彼の妻で本作のプロデューサーを務めるアリソン・ディッキーが原作に惚れこみ、映画化権を獲得したところから本作のプロジェクトがスタートした。ストーリー時はゴールドラッシュ。普通を夢見る兄と、裏世界でのし上がりたい弟は最強と呼ばれる殺し屋。政府の内密な依頼で偵察係と追うことになったのは黄金を見分ける化学式をみつけた化学者。しかし黄金に魅せられた4人は手を組むことになり―。トラウマ、憧憬、疑心、かすかな友情。組むはずではなかった4人の思惑が交錯し、思いがけないラストへと加速する傑作サスペンスドラマ。【詳細】『ゴールデン・リバー』公開日:2019年7月5日(金)よりTOHO シネマズ シャンテ他全国ロードショー監督:ジャック・オーディアール出演:ジョン・C・ライリー、ホアキン・フェニックス、ジェイク・ギレンホール、リズ・アーメッド
2019年07月07日ジョン・C・ライリー、ホアキン・フェニックス、ジェイク・ギレンホール、リズ・アーメッドというハリウッドきっての性格俳優4人が共演する『ゴールデン・リバー』。この度、彼らの豪華共演シーンを切り取った本編特別映像がいち早くシネマカフェに到着した。決して手を組むべきでなかった4人の男たちが、黄金によって狂わされていくウェスタンサスペンスとなる本作。映像では、「お前らじゃ無理だ!」「全員殺されるぞ」…黄金を狙う敵からの急襲に2人だけで応戦しようとするモリス(ジェイク・ギレンホール)とウォーム(リズ・アーメッド)に、シスターズ兄弟の弟チャーリー(ホアキン・フェニックス)が叫ぶ。彼らは命を狙われながらもシスターズ兄弟を捕獲したが、その折に別の追っ手から襲われてしまったのだ。ウォームは一瞬ためらったが、圧倒的に自分たちに不利な状況であることを冷静に判断、シスターズ兄弟とともに応戦することを決意し、彼らを捕らえていた手錠を外すことをモリスに促す。解放された途端、「ボスは死んだ、カネはもらえんぞやる価値はあるのか?」と無邪気に叫ぶチャーリーと、緊迫する状況なのにどこかこの状況を楽しんでいるような、ニヤニヤと微笑する兄イーライ(ジョン・C・ライリー)。また、偵察係のモリスも、おぼつかない手際ながら初めて自ら身体を張って闘いに挑んでいく。いつ誰が銃撃に倒れてもおかしくない切迫した状況の中でこそ現れる、“それぞれのキャラクターの人間性”を見事に演じきった4人。それぞれの姿から、ハリウッドきっての性格俳優たちの競演という醍醐味を感じられる映像となっている。「ずっとアメリカの俳優と仕事をしてみたかった」と語るのは、メガホンをとったフランスの名匠ジャック・オーディアール監督。今回のキャスティングについても「本作のプロデューサーでもあるジョン・C・ライリーがいて、そのあとライリーの推薦ですぐにホアキン・フェニックスが決まって。そして、ジェイク・ギレンホールはとても情熱的だったから、彼もすぐに決まった」と言い、「リズのことは、僕は知らなかったけれど、人から勧められて『ナイト・オブ・キリング 失われた記憶』というテレビシリーズを観て、とても興味深い俳優だと魅了された。それで彼が科学者ウォームの役に決まって、それによってモリス(ジェイク)とウォームの役割が、原作よりもずっと重要になったんだ」と明かす。「彼らには映画的な演技というものが文化としてそなわっている。役に関する知識や情報を構築していく。演じるときはそこにとても自覚的だと思う」とも語り、キャストたちの役作りについても絶賛を惜しまない。本作はイーライ役のジョンと彼の妻で本作のプロデューサーを務めるアリソン・ディッキーがその原作に惚れ込み映画化権を獲得、オーディアールに監督を依頼したことからスタートしたプロジェクト。『シカゴ』でアカデミー賞にもノミネートされたことのあるジョンは、「いつもは台本を読むのを先送りしてしまう傾向があるんだが、『ゴールデン・リバー』を読んだ時は24時間で読んでしまったよ。登場人物が身近に感じたんだ。特に、イーライ・シスターズが。彼の、弟チャーリーとの関係が、どこか響くものがあった。僕にも3人の兄弟がいるからね。凄くおかしかったし、西部劇特有の男性的で不可解な要素よりも、感情的な要素が強い作品だと思ったんだ」と、惚れ込んだ理由を語っている。こうした実力派たちを迎えたオーディアール監督は、愛おしさをにじませるキャラクターの掘り下げなど西部劇ジャンルに新しさを与えたエンターテインメント作品に仕上げている。『ゴールデン・リバー』は7月5日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴールデン・リバー 2019年7月5日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開予定Ⓒ 2018 Annapurna Productions, LLC. and Why Not Productions. AllRights Reserved.
2019年07月04日ティラミス専門店「リバーレ」が、2019年6月23日(日)、大阪地下街なんばウォークにオープンする。「リバーレ」は、90年代に流行したイタリアンドルチェの代表格、ティラミスを“和風”にアレンジした新感覚スイーツを提供するティラミス専門店。2019年2月、ホワイティうめだにオープンした店舗に次ぐ2号店では、同店でも人気の「ティラミスだんご」や「なめらかティラミスプリン」のほか、なんば店限定のメニューも用意する。限定で登場するのは、大阪名物“たこやき”のように舟皿に盛りつけた「ティラミス串だんご」。また、暑い日に最適な季節限定のスムージーも展開する。【詳細】ティラミス専門店 リバーレ店舗住所:大阪市中央区難波1丁目なんばウォーク3-2営業時間:10:00~22:00定休日:地下街定休日■メニュー例なめらかティラミスプリン 420円+税ティラミス串だんご(なんば店限定) 380円+税抹茶スムージー、ティラミススムージー 480円
2019年06月21日来月公開の『X-MEN:ダーク・フェニックス』のエンディングは、脚本・監督を担当したサイモン・キンバーグが当初予定していた内容と異なるという。同作の撮影は、2017年10月に終了。しかし、1年後の2018年8月から9月に再撮影が行われたため公開日が2018年3月から2019年2月、さらに6月へと変更を余儀なくされた。再撮影について、『X-MEN』シリーズでプロフェッサーX役を演じているジェームズ・マカヴォイが「Yahoo!Movies UK」にこう語っている。「(『ダーク・フェニックス』)のエンディングは、とてつもなく多くの変更があった。変えざるを得なかったんだよね。ちょっと前に公開されたほかのスーパーヒーロー映画との重なりや類似点があったから。ぼくたちには知る由もなかったけど…」。また、エリック役のマイケル・ファスベンダーは「セットにスパイがいて、ぼくらのアイディアを盗んだんじゃないか」とさえ思っているようだ。2人はどのスーパーヒーロー映画のエンディングと酷似していたかを明かさなかったが、「Collider」は時期を絞って『キャプテン・マーベル』、『マイティ・ソー バトルロイヤル 』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』とし、その中でも『キャプテン・マーベル』のラストと“かぶった”のではないかと推測している。(Hiromi Kaku)■関連作品:X-MEN:ダーク・フェニックス 2019年6月21日より全国にて公開© 2019 Twentieth Century Fox Film Corporation
2019年05月30日ホアキン・フェニックスと交際中のルーニー・マーラに婚約のうわさが浮上した。食料品を買いこみ、スーパーから出てきたルーニーの左手薬指に、大きなダイヤモンドの指輪が光り輝いていたのだ。2人の出会いのきっかけは、共演作『her/世界でひとつの彼女』(2013)。当時は友情を築いただけにすぎなかったが、ルーニーがマグダラのマリア、ホアキンはイエス・キリストを演じた『Mary Magdalene』(原題)の撮影中に恋愛感情が芽生えたという。2017年はじめから交際をスタートし、同年のカンヌ国際映画祭に手をつないで出席したことで交際を公に認めた。当初ホアキンの代理人は「ただ仲がいい友人」と交際を否定したが、ホアキン本人が「ニューヨーク・タイムズ」紙にルーニーと同棲していることを明らかにした。『ドント・ウォーリー』でも再共演している。先日、ルーニーの姉ケイト・マーラが夫ジェイミー・ベルとの第1子が無事に誕生したことを報告しており、ルーニーの婚約が事実ならばマーラ家はおめでた続きだ。(Hiromi Kaku)
2019年05月29日「RUSH BALL 2019(ラッシュボール 2019)」が、大阪・泉大津フェニックスにて2019年8月31日(土)と9月1日(日)に開催される。夏の終わりの風物詩、邦楽ロックフェス「ラッシュボール」「RUSH BALL」は、大阪・泉大津フェニックスで開催される大規模な邦楽ロック・フェスティバル。毎年人気の邦楽バンドたちが、熱いステージを繰り広げている。20周年を迎えた昨年は、サカナクションをはじめ、Dragon Ash、[ALEXANDROS]、クリープハイプ、キュウソネコカミ、go!go!vanillasらを迎えた。続く2019年のテーマは「未来」。近い未来・遠い未来、明るい未来、様々な未来を考えながら進んでいこう、という前向きな気持ちになれるようなフェスになるよう想いを込めた。出演アーティストにはサカナクションや[ALEXANDROS]1日目の出演アーティストには、2019年6月にアルバム発売を予定しているサカナクションをはじめ、Dragon Ash、ROTTENGRAFFTY、Creepy Nutsが登場。2日目は、[Alexandros](アレキサンドロス)やgo!go!vanillasが前回に引き続き登場する他、SHISHAMO、WANIMA、KEYTALKらもステージを盛り上げる。マスターピースとのコラボなどグッズも多数会場ではマーベルのヴェノムをデザインに採用したオリジナルTシャツを展開。さらに、マスターピース(master-piece)とのコラボレーションによるポーチショルダーとミニウォレットを、梅田ロフトにて販売する。グッズとチケットがセットになった「RUSH BOX(ラッシュ ボックス)」も6月1日(土)より展開。グッズにはロングTシャツとモバイルバッテリー、さらに2DAYSのチケット購入者にはロゴ入りバスタオルもセットとなる。なお、チケットはスペシャルデザインとなっている。【開催概要】RUSH BALL 2019日程:2019年8月31日(土)、9月1日(日) 開場9:30 / 開演11:00会場:泉大津フェニックス住所:大阪府泉大津市夕凪町料金:2DAYS TICKET 12,500円 / 1DAY TICKET 6,800円 ※中学生以上KIDS TICKET(小学生) 2DAYS 6,500円 / 1DAY 3,500円席種:全自由 整理番号アリ※整理番号順の入場。なお、KIDS TICKETの整理番号は同行の保護者のチケットに準ずる。チケット:前売券発売日 2019年7月7日(日) 10:00〜販売方法:モバイルサイトGREENS!チケット(WEB/mobileのみ)、イープラス、チケットぴあ(Pコード:145-675(1DAY/2DAYS共通))、ローソンチケット(Lコード:55572(1DAY/2DAYS))、CNプレイガイド、楽天チケット、LINE TICKET、セブンチケット■オフィシャルホームページ先行販売受付期間:5月31日(金) 12:00~6月7日(金) 12:00■GREENSモバイル会員先行販売受付期間:5月15日(水)12:00~5月20日(月)23:00※申込みにはGREENSモバイル会員(月額324円)の登録が必要。■RUSH BOX詳細受付期間:6月1日(土)~6月23日(日)23:00※その他詳細は公式HP参照:【出演アーティスト】・8月31日(土)サカナクション / 10-FEET / Creepy Nuts / Dragon Ash / ROTTENGRAFFTY / Saucy Dog / TRIPLE AXE 他・9月1日(日)[ALEXANDROS] / BIGMAMA / go!go!vanillas / KANA-BOON / KEYTALK / SHISHAMO / WANIMA 他■注意事項・雨天決行・荒天中止(当日の7:00に告知)・出演アーティストは都合により予告なくキャンセル・変更となる場合あり。チケット代金の払い戻しは行わない。・ラッシュボール 2019の2DAYS TICKET購入者は入場の際にリストバンドを受け渡し。チケットの半券は2日目の入場の際にも必要。リストバンドとチケットの半券の両方を必ず持参。・チケット、リストバンドはいかなる場合(紛失・盗難・破損等)も再発行なし。・チケット購入後のキャンセル、変更は不可。※小学生以上はチケットが必要。※未就学児童は無料。小学生以下は保護者同伴のもと入場可。
2019年05月15日御年54歳という年齢を感じさせず、いまなおキレッキレのアクションと匂い立つ男の色香で全世界を魅了するハリウッドきっての大物独身俳優キアヌ・リーブス。『マトリックス』シリーズほか数々のヒット作を持つキアヌだが、2012年にはドキュメンタリー『サイド・バイ・サイド:フィルムからデジタルシネマへ』を自ら企画製作してナレーションも務めるなど、出演だけでなく製作側にも名乗りを上げている。そんな彼の40代後半からの出演作品がめっぽう面白い!ということで、今回は実力派俳優キアヌ・リーブスを丸ごとふり返ってみよう。キアヌとはハワイ語で「山からの涼しい風」ハワイ出身アメリカ人の父親とイングランド人の母親の血を引き、レバノン生まれ・カナダ育ちのキアヌ。数度にわたる母親の離婚でたびたび転居することがあった彼は、転校を繰り返し、高校時代にはやんちゃすぎて退学になったことも。残念ながらヒザの負傷により断念してしまったが、学生時代はアイス・ホッケーでオリンピック出場を夢見ていたこともあったという。キアヌの趣味はオートバイ。ハーレー・ダビッドソン含め複数台所有し、レースにも出場するという筋金入りのバイカーだ。現在モーターサイクル・カンパニーを共同経営している。また親日家として知られる彼はラーメンが大好きで、来日の際に必ずと言っていいほど食べるとか。このほかにも俳優・北野武と共演した映画『JM』(1995年)では「洗濯を頼みたい!帝国ホテルでしてくれるような~そう東京の…」とアドリブを入れるくらい日本の帝国ホテルを愛しているという。キアヌとはハワイ語で「山からの涼しい風」という意味。気取らず親しみやすく、自由な彼にぴったりの名前ではないだろうか。サンドラ・ブロック共演『スピード』でブレイク幼い頃よりアクション映画を観て育ち、サニー・チバ(千葉真一)に憧れたというキアヌは、幼少期には子役として活躍。9歳の時にブロードウェイミュージカル「くたばれ!ヤンキース」で舞台に立ち、青春映画『栄光のエンブレム』(1986年)、ヒューマンドラマ『リバース・エッジ』(1986年)に出演した後、SFコメディ『ビルとテッドの大冒険』(1989年)で主役を演じて注目を集める。この頃から精悍さと甘さを併せ持つ美少年ぶりは際立っていたが、リバー・フェニックスと共演した『マイ・プライベート・アイダホ』(1991年)では男娼に扮して話題に。そしてサンドラ・ブロックと共演したノンストップ・アクション『スピード』で、爆弾を積んだバスの乗客を救うSWAT隊員を演じて大ブレイク!出世作はご存知『マトリックス』シリーズ。独特の世界観や最新SFXによる“映像革命”で世界を熱狂の渦に巻き込み、SF映画を新たなるフェーズに押し上げたこの3部作で主人公・ネオを演じたキアヌは、カンフーアクションも披露して一躍スターダムにのし上がる。かと思えばシャーリーズ・セロンと共演したラブストーリー『スウィート・ノベンバー』(2001年)の“11月の恋人”役や、ラブコメディ『恋愛適齢期』(2003年)でのヒロインの年下の恋人役で世の女性たちをキュンキュンさせることも。アクション・恋愛どちらのジャンルでもリストアップ可能な、“甘辛ミックス俳優”としてハリウッドで不動の人気を確立している。自由で、気前が良くて、庶民派で、親切!こんなハリウッドスター、なかなかいない!?キアヌの人気の秘密を伝えるには、その独特な私生活についても語らねばなるまい。長期オフ時の「激太り報道」や、1人で淋しげにぼんやりしている「“ぼっち”写真(※この姿はフィギュアにもなっている)」は、もうお約束になりつつある。また髪の毛がボサボサすぎるオフショットや、ガムテープぐるぐる巻きの破けた靴を履いている姿がパパラッチされたことも…。身なりに関してはかなり無頓着だと言っていいだろう。また常々お金に執着はないと語っているキアヌ。ギャラの大半を病院や慈善団体に寄付したことでも知られるが、過去には厳しい予算の中オファーしたい大物俳優のギャラを捻出するため、自分のギャラを削らせた逸話が2作品で報告されている。このほか映画スタッフに朝食を差し入れ&お金を貸したり、『マトリックスリローデッド』(2003年)ではお世話になったスタントマン全員にハーレー・ダビッドソンをプレゼントしたりする気前の良さも!加えて庶民派として知られるキアヌは、ごくごく普通に地下鉄を利用する。電車に揺られながら新聞を読む姿が目撃されているが、ある時は大きなカバンを持った女性に彼が席を譲る動画が投稿されるなど、その良い人っぷりは周知の事実となっている。俳優だけでなく製作・監督も!キアヌは40代後半からが面白い40代後半に入ってからは出演のみならず製作にも乗り出し、カンフーアクション『キアヌ・リーブスファイティング・タイガー』(2013年)では念願だった監督業にも挑戦したキアヌ。刮目すべきはガンフーアクション『ジョン・ウィック』シリーズだろう。本シリーズで“怒らせたら怖い・元殺し屋”を演じたキアヌは、耽美なまでにスタイリッシュかつノンストップという新たなヒーロー像を打ち立てて華麗なる完全復活を果たしている。また小品ながら新境地となったのはサイコスリラー『ノック・ノック』(2015年)。演じたのは若い女性2人の誘惑に負ける中年男役で、バスルームでの濡れ場や助けを求めて懇願する姿など、これまで観たことのないキアヌを堪能できる。このほかにもラブストーリー『おとなの恋は、まわり道』(2018年)で演じた、風変りな偏屈男も見逃せない。お相手役はフランシス・フォード・コッポラ監督作『ドラキュラ』(1992年)で初共演して以来、4度目のタッグとなったウィノナ・ライダー。酸いも甘いも経験してきた大人だからこその恋愛模様を、キアヌ&ウィノナの芸巧者がユーモアたっぷりに体現している。最新出演映画『レプリカズ』で暴走科学者に!そんなキアヌが製作総指揮に名を連ねる最新出演映画『レプリカズ』(5月17日公開)。愛する家族を甦らせるため、禁断の領域に踏み込んでいく科学者の運命をスリリングに描いたSFアクションだ。医療開発企業で研究にいそしむ神経科学者ウィリアム(キアヌ)は、妻と3人の子どもを連れてバカンスに出かけるも、不慮の事故で家族を亡くしてしまう。悲嘆にくれた彼は、最先端技術を使って家族をクローンとして甦らせるが…。決して絵空事ではない現代科学の進歩を背景に、神の領域に人間が踏み込む危険性に警鐘を鳴らした本作。その一方で「もし愛する者を生き返らせる術があったとしたら、それを行使せずにいられるか?」と、善悪だけで割り切れない複雑な人間心理に揺さぶりをかける問題作だ。キアヌが扮した、倫理も道徳もぶっとばす暴走科学者も必見!その行き着く先を見届けて欲しい。この秋には待望のシリーズ最新作『ジョン・ウィック:パラベラム』も公開される。まだまだ進化するキアヌ・リーブスから目が離せない!(text:足立美由紀)(text:Miyuki Adachi)■関連作品:レプリカズ 2019年5月17日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2017 RIVERSTONE PICTURES (REPLICAS) LIMITED. All Rights Reserved.
2019年05月02日