そろそろ夏も終わり、重ね着コーデが楽しくなる秋が到来。一点投入するだけでオシャレ見えを叶えて、コーデのマンネリも解消できるキャミソールは今季もトレンド継続中です。そこで今回は【ローリーズファーム】の「アソートキャミ」をご紹介。ショート丈・ワンピース丈の2種類から選べるのも嬉しいポイントです♡シワ加工がオシャレなキャミソール出典:.st【ローリーズファーム】「アソートギャザーキャミ」¥6,050(税込)こちらが噂のキャミソール。公式サイトによると「上品なツヤ感のあるツイル素材にシワ加工を施した」とのこと。一枚プラスするだけでオシャレ見えするから、スウェットパンツの部屋着っぽさも回避できるはず。ふんわり立体的なシルエットで、気になるお腹まわりをカバーしてくれるのも魅力です。ショート・ロングの丈違いで展開出典:.stショート丈だけでなく、ワンピースとしても着られるロング丈も展開しているので好みに合わせて選べます。こちらはロング丈にデニムパンツをレイヤードしたコーデ。赤いカーディガンを腰に巻くことで、華やかなアクセントになっています。スタッフさんによると「柔らかい生地なので、広がりすぎることなくふわっと落ちるシルエット」とのこと。キャミワンピとして一枚で着るのも◎出典:.stこちらのスタッフさんはミニ丈のキャミワンピとして着用。秋冬はロングブーツと合わせて着るのも可愛い予感。タイトすぎないシルエットで、ニットとレイヤードしやすいのもポイントです。ブラック × ブルーのパキッとした配色に仕上げれば、着映え感アップ。ベロア調素材もラインナップ出典:.stカラーはツイル素材のブラック・アイボリーのほかに、シワ加工なしのベロア素材もラインナップしています。こちらのスタッフさんはベロア素材のロング丈を着用。肩紐の長さは調節できるので、ウエスト下で着るとまた違った雰囲気が楽しめます。なお、公式サイトによると「ウエストで着用して紐を内側に入れるとスカートとしても着用できます」とのこと。※すべての商品情報・画像は.st出典です。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店・ブランドなどにご確認くださいませ。writer:nanami
2024年09月14日9月に入り夏の終わりを感じる中で、夏っぽいファッションが少し浮いて見えることもしばしば。これからは夏の雰囲気を残しつつも、秋を意識したスタイリングで、新しいシーズンを迎える準備を整えたいところ。この記事では、今の時期にぴったりなアイテムとコーディネートのアイデアをご紹介。秋に向けたスタイリングのヒントを取り入れて、今から季節の変わり目を楽しんでみて。ジャンスカならインナー次第で自由自在出典:Instagram季節の変わり目やその日の気分に合わせて、コーディネートの幅を広げたいならジャンパースカートが最適。インナー次第でカジュアルからフェミニン、モードスタイルまで幅広いアレンジが楽しめます。足元もスニーカーやブーツなど多様な組み合わせが可能で、変化のあるコーデが楽しめそう。ビスチェはオールシーズン頼れるアイテム出典:Instagramビスチェもオールシーズン着こなせる優秀アイテム。@yoshidakaneさんが着こなすようなコンパクトなニットビスチェには、柔らかなチュールインナーが好相性です。濃紺デニムをボトムにチョイスすれば、深みのある大人カジュアルコーデが完成。肩掛けで作る初秋のこなれコーデ出典:Instagram気軽に着脱できる羽織りアイテムは、秋へ向かう端境期には必須の存在。華やかなシーンや大人顔に仕上げたい場面は、ジャケットでコーデを引き締めるのが得策です。袖を通さずさりげなく肩掛けするのが乙な着こなし。レジャーシーンにはオーバーオール出典:Instagram気温が落ち着いてくるこれからの季節、アクティブに行動したくなる人も増えるはず。そんなとにきに頼りたいのが、動きやすく着回しがきくオーバーオール。体が泳ぐシルエットでリラクシーに仕上げるのもいいけれど、程よくボディラインが映るスマートなシルエットがイマドキ。暑い時は腰巻きで! 秋も活躍のチェックシャツ出典:Instagram秋物が店頭に並び始めた今、各ブランドから様々なデザインが展開されているチェックシャツ。この時期は毎年注目されるアイテムだけど、今年は特にチェック必至かも。羽織としてはもちろん、腰巻きやたすきがけでアクセサリー感覚で使ったり、ビスチェ風に着こなせたりとオールマイティな活躍が期待できます。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※こちらの記事では@2323son様、@yoshidakane様、@sakura.031358様、@asakokoko10様、@hinechi_pageboy様のInstagram投稿をご紹介しております。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店・ブランドなどにご確認くださいませ。writer:chia
2024年09月13日正栄デリシィのチョコビスケット『サク山チョコ次郎』では、アパレルショップ「WEGO」とコラボし、初のファッションアイテムを販売する。コラボ第1弾は、Tシャツやキャップなど4点をきょう13日~30日の期間限定で、全国のWEGO59店舗やWEGOオンラインショップにて販売。また、数量限定で「サク山チョコ次郎 ポストカード」や、「サク山チョコ次郎ステッカー」がもらえるキャンペーンを実施される。■Tシャツ¥3299チョコジローのワンポイント刺繍と、背中にロゴが入ったTシャツ。ゆったりとしたシルエットでユニセックスに着用可能。■キャップ¥2199フロントにカレッジロゴ風のロゴが刺繍で施されたツイル素材のキャップ。バックにはチョコデール山の仲間のメェメェがあしらわれている。■ソックス¥1429チョコジローのワンポイントが可愛らしいソックス。ミドルソックスで、スタイルシーンを選ばず、コーディネートのアクセントに。■アクリルキーホルダー¥1099チョコジローとピチバード、チャココ&コチャチャが楽しそうにしている姿に癒される3連タイプのアクリルキーホルダー。
2024年09月13日株式会社DINOS CORPORATION(本社:東京都中野区)は、2024年9月13日(金)19時から開催のディノスのファッションブランドDAMA Collectionの20周年を記念した特別企画『冬の洗練ラグジュアリー』として、冬のリゾートライフにおすすめのラインナップを紹介いたします。また同日より、星野リゾート宿泊ギフト券プレゼントキャンペーンを実施しています。冬気分を満たす休日旅のワードローブ【心地よさもエレガンスも譲れない…大人のバカンスを彩る1着】イタリア「ERICA」社のペイズリー柄ブラウス。ディープカラーで緻密に描かれたペイズリー柄を幻想的な陰影のあるデザインで表現しました。そのイメージに導かれて、襟周りに丁寧にタックを施したエアリーなAラインシルエットに。襟元に配したボウタイは、前の中心やサイド、後ろなど好みの結び方を楽しめます。エリカペイズリー柄プリントボウタイブラウスエリカペイズリー柄プリントボウタイブラウス■税込価格:29,800円■サイズ:7・9・11・13・15 計5サイズ■色:ダークグリーン系■素材:表地…ポリエステル100%、裏地(身頃のみ)…ポリエステル100%■後ろ中心ホック・ファスナー開き■ボウタイ付き(取り外し不可)■原産国:中国製(生地はイタリア製)■商品により、柄の出方が異なります。■URL: ダウンベストは、シルキーな風合いとはっ水性を備えた高密度素材を使用。優しいペールグリーンが、着る人の繊細な美意識を感じさせます。ポケット口には存在感のあるビジューを手作業で施したグログランテープで華やかさをプラスしました。第一織物ビジュー付きダウンベスト第一織物ビジュー付きダウンベスト■税込価格:34,800円■サイズ:7・9・11・13・15 計5サイズ■色:ペールグリーン■素材:表地…ポリエステル100%、裏地…ポリエステル100%、中わた…ダウン80・フェザー20%■前中心ドットボタン開き■前2個ポケット付き■フード付き(取り外し不可)■原産国:中国製■商品により、ビジューの柄の出方が多少異なります。■URL: ワンピースは、イタリア「RATTI」社のスモーキーグリーンのペイズリー柄を主役に、前開き部分とティアードの切り替え部分にブラウン系のボーダー柄を活かした技ありデザイン。ラッティペイズリープリントワンピースラッティペイズリープリントワンピース■税込価格:49,800円■サイズ:7・9・11・13・15 計5サイズ■色:スモーキーグリーン系■素材:表地…ポリエステル100%、裏地…ポリエステル100%■前中心共布紐開き■ウエストゴム仕様■袖口一部分シャーリングゴム仕様■原産国:中国製(生地はイタリア製)■商品により、柄の出方が多少異なります。■URL: ジャケットのきちんと感とニットのリラクシーな温もりを楽しめる、人気のコーディガン。イタリア「LINSIEME」社のシルバーラメが煌めく白のブークレ糸を選択しています。天竺裏目使いのモコモコとした編み地に澄んだ煌めきが見え隠れするリュクスな美しさに魅せられます。ふんわりとした心地よさを様々な着こなしで楽しんでいただけます。イタリア糸カシミヤ混ラメ入りブークレコーディガンイタリア糸カシミヤ混ラメ入りブークレコーディガン■税込価格:39,800円■サイズ:S-M・L-LL・3L 計3サイズ■色:オフホワイト×シルバー■素材:毛69・ナイロン15・カシミヤ11・ポリエステル3・ポリウレタン2%■前中心開き■前2個ポケット付き■原産国:中国製(糸はイタリア製)■URL: 【星野リゾート宿泊ギフト券プレゼントキャンペーン】「星野リゾート宿泊ギフト券5万円分」を抽選で10名様にプレゼント全国にある星野リゾートの宿で有効期間内にいつでもご利用可能です。ご利用人数・お部屋数・ご宿泊数・プランはご宿泊者が自由に選択可能です。『星野リゾート リゾナーレ那須』冬気分を満たす休日旅のワードローブの撮影にご協力いただきました。■キャンペーン期間:2024年9月13日(金)19時~10月20日(日)■応募方法(1) InstagramのDAMA公式アカウントをフォローする(@dama_jp)※現在Instagramをご利用でない方は、ユーザー登録後にアカウントをフォローしてください。(2) 本キャンペーン投稿にコメントをしてください(「どこの星野リゾートに行ってみたい?」の質問への回答)(3) 当選者にはInstagramのダイレクトメッセージからご連絡し、ギフト券のお受け取りについてご案内させていただきます。※抽選の際にフォローを外している方は対象外とさせていただきます。▽公式Instagram:@dama_jp ※プレスリリースの内容については、掲載日以降に変更される場合があります。最新の情報はディノス公式ホームページでご確認ください。▽DAMA CollectionサイトURL <お客様からのお問い合わせ先>ディノスハートコールセンター0120-337-337(9時~19時、スマートフォン・携帯電話可) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年09月13日今から使えて秋を先取りできる【ファッション小物】はもうチェック済み? まだ暑さが残るこの時期は、洋服よりも小物で秋らしさを取り入れるのがおすすめです。今回は、注目の秋っぽファッション小物を紹介するので、ぜひお買い物の参考にして。ファーサンダルで一足先に秋気分出典:ROPÉ PICNIC【ROPÉ PICNIC PASSAGE】「フリンジファーフラットサンダル」¥5,489(税込)ぺたんこで気軽に履けるのに華やかさがあり、コーデが一気に秋らしくなるファーサンダル。シンプルなデザインなので、カジュアルなデニムパンツにもきれいめなスカートにも合わせやすそう。夏仕様のサンダルから履き替えるだけで、秋ムードが高まります。定番ローファーは1足あれば大活躍出典:ROPÉ PICNIC【ROPÉ PICNIC PASSAGE】「リンクルエナメルビット付フラットローファー」¥5,940(税込)マニッシュなファッションを楽しみたくなる秋にぴったりなのが、定番のビットつきローファーです。さまざまなコーデになじみやすく、知的に見せてくれそう。ソックスやカラータイツで遊び心を加えるのもおすすめ。メタルリングが目を引く高見えバッグ出典:ROPÉ PICNIC【ROPÉ PICNIC PASSAGE】「メタルポイントミニラウンドショルダーバッグ」¥5,489(税込)秋のお出かけに活躍しそうな、ミニサイズのショルダーバッグ。大きめのメタルリングモチーフが、クールで上品な印象です。ころんとした丸いフォルムで、コーデのポイントにもぴったり。リボンつきニットワッチで韓国っぽスタイルに出典:.st【LOWRYS FARM】「モチーフニットワッチ」¥3,300(税込)トレンドのリボンが散りばめられたニットワッチは、韓国っぽスタイルにマッチ。ダークカラーと小さめリボンで、子どもっぽくならずおしゃれな印象に。カジュアルコーデにプラスすれば、ぐっとこなれ感がアップします。秋冬コーデにハマるふわふわ淡色バケハ出典:.st【mysty woman】「アンゴラ風バケットハット」¥3,850(税込)秋が深まってから出番が増えそうな、ふわふわ感がかわいいバケットハット。淡いカラーと起毛素材で、フェミニンなスタイルにもマッチしそう。いつものコーデに秋冬らしい素材の小物をプラスすれば、気軽に季節感のあるファッションを楽しめます。※すべての商品情報・画像はROPÉ PICNIC、.st出典です。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店・ブランドなどにご確認くださいませ。writer:Momo Sawayama
2024年09月13日最近、街中でバッグに素敵なチャームをつけている人が多数! コーデによってはアクセントになったり、ハズし役になったりと効果はさまざま。さっそくHugMugスナップ隊がキャッチした、高感度ママたちのチャームを徹底調査! どうやら韓国のアイテムをつけているママが多いみたい。詳細は記事をチェックしてみて♡STRAP SNAP 01モノトーン×シルバーで統一!モードな姿勢を貫いて\全身コーデはこちら/NAME:ヒトミさん(5歳女の子&1歳男の子のママ)JOB:会社員Instagram:@b_hitomianteSTRAP:バレンシアガ、ホリデイ、ヴィンテージ、レッドホットチリペッパーズツアーVIPグッズ、ジェイダブリューペイ、モナミジャラジャラつけたチャームはすべてモノトーンやシルバーで揃えているから、モードな雰囲気をキープ! 最近流行りのモール人形を彷彿とさせる『モナミ』のチャームは、韓国発のキャラクター。チャーミングだけど、ハズしすぎない絶妙な佇まいがグッド!item▼トップス/エイチアンドエム、ボトムス/ザラ、バンダナ/レッドホットチリペッパーズ、バッグ/シー、シューズ/ウーフォスファミリーコーデを見るSTRAP SNAP 02わかる人にはわかる!推しをさりげなくアピール\全身コーデはこちら/NAME:與賀田真理央さん(5歳男の子のママ)JOB:ヴィンテージショップディレクターInstagram:@mario.yogSTRAP:セブンティーンライブプレミアムチケット特典、ハンドメイド一見ポップなおしゃれアイテムに見えるけど、実は韓国アイドルグループ<セブンティーン>のライブプレミアムチケット特典。ハンドメイドのチャームも、オリジナルの<セブンティーン>グッズなんだそう。旬なコーデも推しへの愛も両立した見事なスタイリング!item▼トップス、インナー、ボトムス、リング/以上4点すべてヴィンテージ、ヘアアクセサリー/ダイソー、ネックレス/ローラロンバルディ、バッグ/バグゥ、シューズ/ヴァンズファミリーコーデを見るSTRAP SNAP 03ゆる〜いクマが抜け感に♡\全身コーデはこちら/NAME:azusaさん(5歳女の子&1歳男の子ママ)JOB:会社員Instagram:@a___bimilllSTRAP:スウィープイギリスからやってきたというクマさんは『SWEEP』のロゴ入りクッションを抱えている。エッジィなTシャツとは対照的な愛らしい姿がたまらない! 赤いトートバッグとの相性もグッド。item▼トップス/ナナナナサーカ、ボトムス/エディット フォー ルル、バッグ/ロマンティックフーディーズ、シューズ/ニューバランスファミリーコーデを見るSTRAP SNAP 04キャラをごちゃ混ぜ!オリジナリティアップ\全身コーデはこちら/NAME:長尾あずささん(10歳男の子&7歳女の子のママ)JOB:主婦Instagram:@___azn.282___STRAP:フードマート、レゴ店主独自の目線でさまざまなキャラを組み合わせたチャームを販売する『フードマート』でゲットしたという、月野うさぎ×星のカーヴィのチャーム。異色のコラボがなんともユニーク! レゴのチャームはバッグと同色で、絶妙に馴染んでいるところがポイント。item▼ワンピース/ガニー、トップス/ロク、ボトムス/ムウトアール、ブレスレット、リング/ともにソワリー、バッグ/セレクトショップで購入、シューズ/ウーフォスファミリーコーデを見るSTRAP SNAP 05携帯シルエットのチャームが00年代のムードを醸し出す\全身コーデはこちら/NAME:ありささん(6歳女の子のママ)JOB:編集アシスタントInstagram:@ars.tamachanSTRAP:ピーケーピー、デンス、ハンドメイド韓国セレクト雑貨を販売するピーケーピーの携帯シルエットのチャームを主役に抜擢。これがあるだけで一気にY2Kの雰囲気が漂う。ハートのチャームも韓国の雑貨が手に入るデンスでゲット。韓国×Y2Kが今っぽいスタイルを実現する!item▼トップス/ユー、スカート/パロマウール、ボトムス/ユニクロ、バンダナ/スタジオラボ404ドットコム、ネックレス/トゥディフル、333、バングル/ビームス、バッグ/バグゥ、シューズ/キーンファミリーコーデを見る\人気コンテンツ! ファミリーSNAP はこちらから/FAMILY SNAP
2024年09月13日グローバルに活躍する旬なファッショニスタをピックアップしてお届けする本連載。今回は、コペンハーゲン・ファッション・ウィーク常連のレニア・ジャズ(Renia Jaz)。イングランドの北東端、ノーサンバーランドを拠点にする彼女は、先月59歳の誕生日を迎えたばかり。クラシカルなものとモダンなものを組み合わせ、そこに捻りを加えたユニークなスタイルが特徴です。彼女のインスタグラムでは「ファッションは年齢に関係なく、人々を魅了することができる」というエイジズムに対するメッセージも込められています。【Profile】生年月日: 1965年8月25日(年齢59歳)出身地:ポーランドInstagramフォロワー数:43.1万人(2024年9月現在)職業:デジタルファッションクリエイター年齢を感じさせないセンスとマチュアな色気2024年8月のコペンハーゲン・ファッション・ウィークにて、オーバーサイズのジャケットにニットワンピを合わせたレニア。ワンピのボタンを外し、スリットから大胆に肌見せを楽しんでいました。落ち着いたトーンのグレー、ベージュ、ブラウンといったアースカラーの組み合わせが絶妙。季節の変わり目に重宝するオーバーサイズのジャケットも優雅な雰囲気を添えてくれます。定番白シャツはビスチェのレイヤードで脱マンネリ暦の上ではすでに秋ですがまだまだ残暑が厳しい9月。まさに今の時期に活用したいのが白シャツです。マンネリしやすい白シャツにCult Gaiaのラフィアでできた立体感のあるビスチェをレイヤードしてコーデをブラッシュアップ。夏っぽい印象が強いラフィアですが、ロングスリーブや落ち着いた色味のものと合わせることで夏っぽさを和らげることに成功。バッグもラフィアのものを合わせるとまとまりのあるスタイリングに。リゾートでもタウンでも楽しめそう。Tシャツ × デニスカはグラフィックTで差をつけて一見シンプルな白T × デニムスカートのスタイリングですが、Tシャツのバックスタイルは全面にロブスターのグラフィックが描かれていて彼女の遊び心が感じられるスタイリングです。さらに、インディゴブルーのデニムならカジュアルな中にきちんと感を添えることも。スカートはフロントとバックの両方にスリットが入っているので、抜け感もより高まります。チャームがじゃらづけされたバッグも旬度抜群。TシャツはTOPSHOPのもの。立体感とゴールドアクセでオールホワイトにクラス感をのっぺりしてしまうオールホワイトの着こなしですが、彼女のような立体感のあるアイテムを投入することで即、解決。レニアは、ボリューミィなフリンジが施された豪華なトップスを主役に、スリット入りのスカートを合わせたエレガントな着こなし。清楚なオールホワイトに映えるゴールドアクセでクラス感もアップします。クラシックとモダンを掛け合わせ、そこにユニークな遊び心をプラスさせたエイジレスなスタイリングが得意なレニア・ジャズ。エイジレスなマインドでオシャレを楽しむ彼女のコーディネートには着こなしのヒントが満載です。Senior Writer:H_aco
2024年09月13日1枚でコーデが決まるワンピースは、シーズン通して頼れるおしゃれ女子の強い味方。秋色のファッションアイテムをゲットしたくなるこの時期、どんなワンピを買い足そうか悩んでいる人も多いのでは? 今回は初秋に着たい【最旬ワンピ】を5点紹介するので、ぜひお買い物の参考にしてみて!美シルエットの秋っぽチェックワンピ出典:.st【PAGEBOY】「アソートチェックキャミワンピース」¥9,350(税込)着回し力優秀なキャミワンピは、チェック柄を選べば一気に秋ムードが高まります。胸元のさりげない編み上げデザインは、ひと癖あるアイテムが好きな人もきっと一目惚れするはず。高めの位置で切り替えが入っているので、スタイルアップにも期待できそうです。ガーリースタイルにおすすめの淡色ギャザーワンピ出典:.st【LOWRYS FARM】「シャーリングギャザーワンピース」¥9,000(税込)フリルやシャーリングが可愛らしく、トレンド感もあるキャミワンピ。全体を淡色でまとめて、爽やかなガーリースタイルに。インナー次第でがらりと表情の変わるキャミワンピは、1枚持っておくと長く楽しめます。スポーティーなジップワンピはとことんカジュアルに出典:.st【niko and ...】「ジップラインジャケットワンピース」¥8,250(税込)スポーティーなデザインが今年っぽいロングワンピは、前を開ければ羽織としても使える優秀アイテム。ウエストのドロストを絞れば、好きなシルエットを楽しめます。スカート部分がふんわりしているので、キャップとスニーカーを合わせても甘めな雰囲気に仕上がります。ベロアで一気に秋を呼び込むキャミワンピ出典:.st【PAGEBOY】「ベロアチュールキャミワンピース」¥8,250(税込)光沢のあるベロアが秋っぽいシャーリングワンピ。スリットが深いので、ショートパンツを合わせてレイヤードコーデを楽しむのがおすすめ。秋らしいカラーや素材をチョイスすると、季節感のある旬なスタイルに。秋色コクーンワンピは1枚でサマになる出典:.st【LOWRYS FARM】「コクーンZIPワンピース」¥8,490(税込)フロントジップとコクーンシルエットが今っぽいロングワンピは、これ1枚でおしゃれ見え。ウエストにタックが入っているから、すとんと落ちすぎずメリハリのあるシルエットに。上品なボルドーカラーが秋気分を盛り上げてくれます。※すべての商品情報・画像は.st出典です。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店・ブランドなどにご確認くださいませ。writer:Momo Sawayama
2024年09月13日手軽にオシャレ度を高めたいなら「ファッション小物」に注目してみて。デザインバッグや華やかなベルトなどの小物があれば、いつものコーデにも躍動感が生まれるハズ。そんなオシャレ小物を買い足すなら【グローバルワーク】は欠かさずチェックしてみて。見た目にも機能性にも優れていそうな小物が充実しているから、きっとお気に入りが見つかるはず。大胆柄もミニショルダーなら挑戦しやすい出典:.st【グローバルワーク】「スペ軽お財布ショルダー」¥3,990(税込)パターン化しがちなワンツーコーデのスパイス役となるアニマル柄バッグ。大胆で派手な柄物も、ミニショルダーならナチュラルに取り入れやすい。ころんとした形がキュートなボストン型バッグは、見た目以上に収納力が期待できそう。お財布機能も備えたバッグだから、これ一つあればお出かけできて便利!巻くだけでコーデの鮮度がUP出典:.st【グローバルワーク】「刺繍フラワーラップベルト」¥2,750(税込)今年バズったアイテムといえば、透ける素材のラップスカート。ベルトのように巻きつけるだけで、定番デニムも旬のスタイリングにアップデート。グローバルワークのラップベルトは、丈が長すぎないから初心者にもピッタリ。腰だけでなく、胸に巻いたりエプロンのように巻いたりしても可愛いです。大人感をコーデに足したいならこれ!出典:.st【グローバルワーク】「レース縁スカーフ」¥2,090(税込)1点投入で大人可愛いを演出できる、レース縁のついた大判スカーフ。首元に巻いたり肩にかけたりすれば、冷房対策や紫外線対策にも使えそう。約90cm四方の大きめサイズだから、腰に巻いたりビスチェ風にしたりとアレンジも楽しめます。扱いやすいポリエステル素材で、旅行のおともにもおすすめ。充実機能が毎日づかいに嬉しい出典:.st【グローバルワーク】「UVカット洗えるアソートCAP」¥2,530(税込)日差しの強い日のお出かけには、UVカット機能つきキャップが手放せない! グローバルワークのキャップなら、マシンウォッシャブル対応・抗菌防臭機能付きと高性能でも2,000円台。表面感のある素材だから、カジュアルすぎず大人コーデにもマッチ。サイズ調節もできるから、1つは持っていて損のないアイテムです。※すべての商品情報・画像は.st出典です。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店・ブランドなどにご確認くださいませ。Writer:Anchan
2024年09月12日リラックスシルエットでボディラインもキレイ見えP.S.FA『パウダーツイルダブルジャケット』同商品は、パウダリータッチでさらっとした着心地のジャケット。羽織るだけで簡単にオフィスにマッチするスタイリングに仕上がります。毎日のオフィスコーディネートに合わせやすいカラーバリエーションとボディラインをきれいに包むリラックスシルエットがポイント。ウォッシャブルのため自宅で簡単にケアできます。商品概要価格(税込み):18,590円サイズ:SS~L(店舗、カラーによって展開サイズが異なります。)カラー:ベージュ、グレー、ブラウン、ネイビー素材:表地ポリエステル100%展開:P.S.FA店舗(一部店舗を除く)/P.S.FAオンラインショップ()はるやまホールディングス(マイナビ子育て編集部)
2024年09月12日ブラックストリートファッションで話題の『DIVINER(ディバイナー)』より、完売していた定番アイテムが9月12日より再販開始。【OWN ROOTS】 Standard L/TEE【OWN ROOTS】 Standard L/TEE【OWN ROOTS】 Standard L/TEE【OWNROOTS】 Logo Hoodie【OWNROOTS】 Logo Hoodie【OWNROOTS】 Logo Hoodie商品ページを見る : DIVINER OWN ROOTS SERIESDIVINER OWN ROOTS SERIES詳細はこちら : DIVINER(ディバイナー)とはDIVINER(ディバイナー)とは【RECKLESS LIFE=妥協のない生き様】をコンセプトに、トレンドやスタンダードなデザインに、ブレない男らしい解釈を交えたスタイルを提案してきたメンズファッションブランド。毎シーズン、テーマを変え、それぞれの「ルーツ」を重んじた妥協のない生き様を表現する、メッセージ性の強いストリートなグラフィックデザインを得意としています。DIVINER ONLINE STORE : 実店舗情報(大阪) : ■FEATURED CONTENTメンズのY2Kファッション講座!着こなしのポイントからコーディネートまで徹底解説記事はこちら : DIVINERコンテンツ一覧 : ■SNSInstagram: Twitter: TikTok: 【株式会社エヴァー・グリーン】代表:代表取締役 岩﨑 充弘所在地:〒531-0074 大阪府大阪市北区本庄東1-9-17MIビル3階URL: 本件に関するお問い合わせ担当者:伊藤TEL:06-6371-3777メールアドレス: info@evergreen-style.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年09月11日3人組バンド・Mrs. GREEN APPLEが、8日(日本時間 9日午前8時)に行われたニューヨーク・ファッションウィークのトミー ヒルフィガー2025春夏コレクションに来場した。フロントロウには、韓国の8人組ボーイズグループ・Stray Kidsのフィリックス、リノ、韓国の4人組ガールズグループ・BLACKPINKのジス、英俳優ダムソン・イドリスが着席。日本からはMrs. GREEN APPLEの大森元貴 、若井滉斗 、藤澤涼架がスペシャルゲストとして来場した。ランウェイでは、2024 Fallキャンペーンに登場したモデルのアビー・チャンピオンが、婚約者でアーノルド・シュワルツェネッガーの息子でもあるパトリック・シュワルツェネッガーの歓声とともにランウェイを歩いた。ショーのフィナーレは、ニューヨーク出身のヒップホップグループ、ウータン・クランのメンバーであるゴーストフェイス・キラー、メソッド・マン、レイクウォンが飾った。
2024年09月11日俳優の大友花恋(24)が、ファッション誌『MORE』(集英社)の専属モデルに就任することが決定した。14歳から22歳までの約8年間、ファッション誌『Seventeen』の専属モデルを務めた大友にとって、今回の専属モデル就任は約3年ぶりとなる。『MORE』は1977年創刊、現在は年4回発行されている20代を主要ターゲットとするファッション誌。専属モデルには井桁弘恵や川口ゆりな、レギュラーモデルには本田翼や飯豊まりえなど、同性に人気を誇る俳優らが名を連ねる。大友は今年25歳。近年はドラマや映画、バラエティー番組にも活躍の場を広げ、『正しい恋の始めかた』(2023年)や『ハイエナ』(2023年)などで主演を務めた。さらには、ABEMAの恋愛リアリティー番組『今日、好きになりました。』ではレギュラー見届け人としても親しまれている。今回の『MORE』専属モデル就任にあたり、「日本中の皆さんと、ファッションやコスメ、流行を共有できることがとても嬉しいです!」と語った。『MORE』中田貴子編集長は「大友さんの可憐なビジュアルの中にある大きなエネルギーと、知的さや読書家という多彩なパーソナリティに魅了されている。今回の就任で、さらに多くの読者を惹きつけてくれるだろう」と期待を寄せている。●大友花恋コメントこの度、雑誌「MORE」の専属モデルになりました。Seventeenモデルとして、8年間を過ごしていた私にとって、モデルとしての日々は自分の一部であり、かけがえのない時間でした。再び雑誌の世界で、日本中の皆さんと、ファッションやコスメ、観光などの流行を共有できることがとても嬉しいです!新鮮なときめきを、どんどん更新していけるよう精一杯頑張ります!●MORE ブランド統括 編集長・中田貴子氏コメント大友花恋さんと初めて会った日、その可憐なビジュアルの中に大きなエネルギーを抱えている女性だと感じました。ファッションやビューティを本質から理解しようとする知的さを持ち、アクティブで活動的な一方で読書家な一面があるなど、多彩なパーソナリティは魅力の宝庫です。今回、「MORE」読者が求めている主体的な生き方を体現している女性のひとりとして、専属モデルになっていただきました。その好奇心旺盛なエネルギーで読者を惹きつける活躍を期待しています。
2024年09月11日それぞれが柄アイテムをまとった楽しげな親子コーデの完成! 柄ものがうるさくなりすぎないよう、ベーシックなカラーでまとめたのがポイント。[ MAMA ] みなみさんCOORDINATE ITEM[ トップス ] Todayful/トゥデイフル[ ボトムス ] Todayful/トゥデイフル[ インナー ] ヴィンテージ・古着[ ハット ] 6(ROKU)/ロク[ ネックレス ] H&M/エイチアンドエム[ バッグ ] Sister Market./シスターマーケット[ シューズ ] OOFOS/ウーフォスきれいめセットアップにバケットハットをオンしてカジュアルダウンしたのがグッド。ハットでカジュアル要素をプラスした分、バッグは甘めをチョイス。主張しすぎないペールカラーが好相性。主役のセットアップの雰囲気を崩さぬよう、サンダルも淡色を投入。[ GIRL ] うかちゃん・6歳COORDINATE ITEM[ トップス ] TINYCOTTONS/タイニーコットンズ[ インナー ] ZARA/ザラ[ ボトムス ] chaisy_style/チェイジー スタイル[ バッグ ] ZARA/ザラ[ シューズ ] petit main/プティマインデニムコーデにきちんと感のあるバッグを合わせて、お出かけムードに!甘さをプラスしてくれるガーリーなパンプスは、つま先のハート×シアー素材がキュート。[ BOY ] みろくくん・1歳COORDINATE ITEM[ オールインワン ] 韓国子ども服[ ハット ] chaisy_style/チェイジー スタイル[ シューズ ] ASICS/アシックス柄のセットアップをまとってママとテンション合わせ。ボリュームあるスニーカー×キャップの組み合わせでちょっぴりストリートテイストに。
2024年09月11日定番アイテムを着ていれば間違いない!と思われがちですが、老けて野暮ったく見えてしまうことってないでしょうか。40代ファッションライターが後悔した「老け見えNGコーデ」と大人のOKコーデをご紹介します。NG! 定番アイテム同士をコーディネート桐生奈奈子定番アイテムは、流行問わず持っておいてもいい……とも言われますが、組み合わせには注意が必要です。クルーネックカーディガンにスキニーデニムはそれぞれ“間違いない”定番アイテムですが、両方一度に着ると古めかしい印象になることも。定番×トレンドアイテムで新鮮さを桐生奈奈子トップスやボトムの1つだけを定番アイテムにして、もう片方は定番でないアイテムをチョイスしてみましょう。クルーネックカーディガンは、ボリュームのあるコクーンスカートやカーゴパンツと好相性!スキニーデニムは、華やかなチュニックを着てもいいですね。秋は特にNG! パステルカラーの服桐生奈奈子筆者はカラーアイテムが好きなのでパステルカラーの洋服もたくさん持っているのですが、秋のはじまりだけは少しセーブしています。秋のはじめはブラウンやチェック柄を着たくなりませんか?そこに明るいトーンのパステルカラーを合わせると、秋らしいシックな雰囲気を味わいにくくなるのです。シーズンムードが高まる深みのあるカラーやくすみカラーを桐生奈奈子こっくりと深みのあるカラーやくすみカラーならOK!パステルカラーのニットやパンツは真冬まで待って“春待ちコーデ”として着ることが多いです。秋のはじまりだけは、ブラウンコーデのよさを存分に味わいたいので、パステルカラーを控えめに。NG! テーパードパンツが細すぎる・短すぎる桐生奈奈子「スタイルがよく見える」と大流行したテーパードパンツ。今も継続人気のアイテムですが、細身すぎると一昔前のスタイルになってしまいがち……。また、サブリナパンツやガウチョパンツなど、丈の短いパンツも少し時代遅れなスタイルに見えることも。コーディネートして「しっくりこない」と感じたら、手放す機会が訪れた証拠なのかもしれません。ワイドパンツも、少し前はくるぶしを見せて着こなすような、すっきりした着丈が多かったですが、今はシューズの甲が隠れるようにゆるっと履くオシャレさんが多いです。アップデートしながら老け見えしないスタイルを桐生奈奈子昔はよかったけれど今はちょっと違うかも、ということに気づけば、野暮ったく見えずに済むはずです。それは単純に「流行だから、みんなが着ているから着る」とは違うスタンスだと考えています。とはいえ、若作りをしたいのとは少し違うんですよね。これまでにコーデで失敗もしてきましたが、自分に似合うものがわかるようになった、40代ならではのオシャレを楽しめたらいいなと思います!筆者情報桐生奈奈子ファッションやライフスタイルジャンルを執筆するフリーライター。プチプラファッションの人気アイテムを記事化することでWEB記事の影響力を体感。流行がめまぐるしく変わる早さに寂しさを感じ、価格を問わず長く愛用できるものについて発信できるようになりたいと模索中。パンとコーヒーが大好き。Instagram @ happynanako0111文/桐生奈奈子
2024年09月10日サルバム(sulvam)の2025年春夏コレクションが、東京ファッションウィーク期間中の2024年9月6日(金)、文化服装学院にて発表された。ファッションは自由だ3年ぶりに東京コレクションへ参加したサルバム。舞台となるのは、デザイナー・藤田哲平自身が卒業した文化服装学院だ。年の半分をパリで過ごす藤田にとって、日本の学生はインターンシップや現場経験が圧倒的に少ないことを実感。“学生たちに早く現場スキルを身に着けてほしい”との思いから、文化服装学院の学生と協働し、7月に発表したコレクションを主軸としたランウェイショーを実施した。100名以上の学生と関わる中で、改めて初心に返ったという藤田。ファッションは自由だ——。ひたむきに服作りを行っていたあの頃を回顧するかのように、より多彩な素材や、自由な発想のもと生まれたパターンを採用したスタイリングを展開する。相反する2面性の共存例えばアイコニックなテーラリングには、陽気なムードのアロハシャツを合わせ、日常と非日常という2面性を呼応させた。ステッチを施したデニムのセットアップや、不規則に丸くカットされたニットなど、メンズのリアルクローズにも遊びを効かせ、相反する要素を繋ぎ合わせているように見えた。軽快なリズムを感じるウィメンズルックも見逃せない。花や植物のボタニカル刺繍をあしらったスカートや、ペイズリー柄セットアップ、肩から斜めにフリルを配したワンピースなど軽やかな素材を用いているのが特徴的だ。またランウェイでは、外付けポケットや裁断しっぱなしの裾、垂れ下がった糸といった、サルバムらしい"未完成"なディテールも散見された。コントラストが美しいカラーパレットカラーパレットは、ブラックやホワイト、グレーのモノトーンが中心。時折、ブルーのタイダイ染セットアップや艶やかなゴールドのツイードパンツ、学生6名と制作した鮮烈なレッドのテーラードジャケットが差し込まれ、コレクション全体にアクセントを加えていた。「デザインのこだわりは線に出る」と語るパタンナー出身の藤田から、次世代へと継承される“服作りの流儀”に今後も注目していきたい。
2024年09月09日サポートサーフェス(support surface)の2025年春夏コレクションが、東京ファッションウィーク期間中の2024年9月6日(金)に、大手町三井ホールにて発表された。“隙”を残した服サポートサーフェスの今季のキーワードは“未完の完成品”。「着せられるのではなく着こなす服とは何か」を追求する中で、デザイナー・研壁宣男がたどり着いたのは、プロダクトとして完成しつつもどこかに“隙”がある服だった。シアーに肌を透かすたとえばその“隙”は、春夏らしい軽やかさを演出するシアーな素材使いに見られる。ブラウスは程よく素肌を透かし、どこか奥ゆかしさを感じる上品な肌見せを実現。七分袖のニットもまた極薄に仕立てられており、肌としなやかに溶け合っていた。素材のコントラストを効かせて一方で、ふわふわと起毛した素材のアイテムも登場。フェミニンな印象を醸し出す起毛トップスに、スポーティーなメッシュ素材のスカートを組み合わせたスタイリングは、素材感のコントラストが新鮮だ。流れるようなフリルやドレープまた、ギャザーやフリルを用いたピースも散見された。ほんのり透け感のあるチェック柄を纏ったワンピースは、流れるようなラインのドレープを左右アシンメトリーに配し、歩むたびにひらりと風を纏うエレガントな仕上がりに。ギャザーやドレープをともなったスタイルは、スカートやブラウスにも見られ、洋服を纏った女性の身体に沿ってやわらかなニュアンスを演出していた。抜け感を演出する肌見せ大胆な肌見せによるものだろうか、全体を通してクリーンでありながらもどこかに抜け感が感じられる。袖周りにたっぷりと生地感をもたせたパフスリーブのブラウスは、襟を大きく開いてオフショルダーで着用。一見マニッシュなテーラードのセットアップも、インナーにブラを忍ばせることで、女性らしさとのバランスを保っている。水彩画のようなグリーンを差し込んでカラーは、ベージュやグレー、セージグリーンといった穏やかなニュアンスカラーを中心に、春夏の陽気を思わせる軽やかなイエローやミントグリーンを差し込んで。コレクション終盤には、水彩絵の具がにじんだようなグリーンのストライプ柄が提案され、みずみずしいアクセントを加えていた。
2024年09月09日ヘオース(HEōS)の2025年春夏コレクションが、楽天ファッション・ウィーク東京期間中の2024年9月6日(金)、渋谷ヒカリエにて発表された。テーマは「ナイトメア(Nightmare)」。絶望と苦しみに満ちた戦禍の中で戦禍に見舞われた子どもたちの絶望と苦しみ、そして、その中で見出すいくらかの希望を形にした今季。コレクション全体にストーリーを内包させながら、示唆的なダークファンタジーの世界を描き出す。ほつれ擦り切れたような佇まい赤くライトアップされ、天井から複数の筒状のオブジェクトが展開されると同時にスモークに包まれた会場。そこで登場したのは、まさに戦禍の混乱で擦り切れたかのような佇まいのアイテムたちだ。スタンドカラーのコートやロングシャツ、ハーフパンツなどの裾に施された“ほつれ”のような裁ち切りは、救いのない満身創痍の姿を体現する。無力な薄手の生地そうした無力感を強調するのが、総じて薄手に仕立てられた生地であった。モデルの歩みとともになびくロングコートや、ブルゾンとパンツのセットアップ、ドレスなどは、平時であれば“軽やか”なものかもしれないが、ここでは悲壮感のあるダークな要素として表れる。さらに、シアー素材のシャツや、全体にシワ加工を施したパンツ、各所で散見されるメッシュなどが、コレクションのイメージを確立させていく。ヒガンバナを“死と再生”のシンボルにそして、ヒガンバナをはじめとする象徴的なモチーフが、デザイナー・暁川翔真の有するイメージやメッセージへと人々を誘導する。“人の手”のシルエットを集めてヒガンバナを象ったアイコンや、ヒガンバナの総柄は、“死と再生”のシンボルとしての役割を担っていた。加えて、悪夢の中に現れるという精霊・妖怪を思わせるグラフィックがプリントされたシャツ、幻想的なグラデーションを纏ったシアーコートなどがダークな世界を拡大する。ダークなカラーと、夜明けへのグラデーション悪夢に苛まれても、やがて朝日とともに絶望が振り払われていく、というストーリーを構築した暁川。やや褪せた色味のホワイト、カーキ、ピンク、あるいは悪夢そのものと連想されるブラックやパープルを使用しつつも、ショーの中盤には、ブルーからホワイトやベージュへ急激に変化するカラーリングのジャケットやカーゴパンツを登場させた。そんな夜明けの色彩に、子どもたちは希望を見出せただろうか。
2024年09月09日それぞれが古着アイテムを主役にしたこなれ感満載のふたり。お揃いするぎるアイテムがなくても、キッズがまとったワインレッド×ターコイズブルーをママも投入することで自然と統一感をアップ![ MAMA ] 結さんCOORDINATE ITEM[ トップス ] ヴィンテージ・古着[ インナー ] ヴィンテージ・古着[ ボトムス ] ヴィンテージ・古着[ ヘアアクセサリー ] インディアンジュエリー[ ] ヴィンテージ・古着[ ネックレス ] インディアンジュエリー[ ベルト ] インディアンジュエリー[ バッグ ] ヴィンテージ・古着[ バングル ] インディアンジュエリー[ リング ] インディアンジュエリー[ シューズ ] JUTTA NEUMANN NEW YORK/ユッタニューマンニューヨークビーズのヘアピン&ネックレスはインディアンジュエリーで、シルバーのヘアクリップはアンティークのもの。ママの定番アイテムであるインディアンジュエリーを散りばめた手元がリズミカルで◎。キッズのインナーに合わせてターコイズブルーのシューズをチョイス。サムホールのデザインが洒落てる。[ BOY ] 皐月くん・7歳COORDINATE ITEM[ トップス ] ヴィンテージ・古着[ インナー ] SPITFIRE WHEELS/スピットファイヤー ウィール[ ボトムス ] JIMMY’Z/ジミーズ[ ハット ] BRONER/ブローナー[ シューズ ] Hippobloo/ヒッポブルーハットはアメリカの隠れた老舗帽子メーカー『ブローナー』のもの。落ち着いたネイビーが上下赤の装いをほどよく引き締めてくれる。タイ生まれのビーチサンダルは、マシュマロのようなやわらかさが魅力。快適な履き心地で、やんちゃなキッズにもぴったり!
2024年09月09日ハイク(HYKE)の2025年春夏コレクションが、東京ファッションウィーク期間中の2024年9月5日(木)に発表された。軽やかなるエレガンス服飾史や古着を着想源に、ブランド独自の感性を加えた洋服作りを行っているハイク。今季は、ブランドの得意とするミリタリーの要素を取り入れつつ、いつにも増してフェミニンなムードのウェアが提案された。フェミニンなチェック柄まず目を惹いたのが、ハイクには珍しいチェック柄を纏ったワンピースだ。歩みを進めるたびふわりと空気をはらむ生地に、格子を大きく開いた軽快なチェック柄が揺れ、春夏らしいやわらかな空気が漂っている。エアリーなパフスリーブや、大胆なスリットのデザインもまた、軽やかで女性らしい雰囲気を後押ししていた。シアー素材をレイヤードコレクション全体としてエレガントなムードが流れているのは、シアーな素材使いによるもの。ざっくりとした編み目から素肌を覗かせるニットトップスに、シアー素材のパンツを組み合わせたルックがその好例だ。ボーイッシュな趣を残すハーフパンツと、身体に心地よく寄り添っては揺らめくシアー素材をレイヤードしたこのパンツは、今季を象徴するピースとして繰り返し提案された。縦のラインを強調する流麗なシルエットシルエットは、ゆったりとリラクシングでありながら、計算しつくされている。太めのリブが入ったニットトップスは、身体のラインに沿ってしなやかにフィットし、女性的な曲線美を演出。セットアップとして着用している同素材のニットパンツは、裾に向かい広がるフレアシルエットで縦の流麗なラインを描き出している。ニュートラルカラーを重ねてカラーパレットは、ブラック、ホワイト、ベージュ、カーキといったベーシックなニュートラルカラーが中心。トーンオントーンでまとめ上げていても単一的に見えないのは、同系色で統一するからこそむしろ、シルエットの流麗さや、透け感がもたらす多層性をいっそう引き立てているからであろう。ザ・ノース・フェイスとのコラボが継続そして今シーズンも、ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)とのコラボレーションが継続。トレイルランニングに特化したコラボレーションプロジェクト「TNFH ザ ノース フェイス ハイク」から、両者のロゴを配したマウンテンジャケットやフィッシャーマンズベストなど、アウトドアテイストのアイテムが登場する。ビューティフル・シューズやパコともタッグさらに、フット・ザ・コーチャー(foot the coacher)とコラボレーションしたボールチェーン付きのウォレットや、パコ(PPACO)とタッグを組んだサンダルなどもお目見え。お馴染みのビューティフル・シューズ(BEAUTIFUL SHOES)とのコラボレーションでは、レザー素材の新作オープントゥサンダルがリリースされる。、
2024年09月08日ユェチ・チ(YUEQI QI)の2025年春夏コレクションが、東京ファッションウィーク中の2024年9月5日(木)、東京・新国立競技場の室内練習場にて発表された。テーマは「GILDED SPEED」。“手工芸”に見られる重厚さと軽やかさの相関関係今季のユェチ・チは、鍛鉄(たんてつ)のフェンスやラタン家具がインスピレーション源。ヨーロッパ各地の歴史的建造物の門扉や窓枠などに見られる重厚かつ繊細な印象を受ける人工的な鍛鉄と、主にヤシの木の一種を元にした しなやかな自然由来のラタンという、対照的ながらも手工芸という共通点を持つ2つの要素を表現した柄、シルエットなどをコレクション内で展開した。鍛鉄やラタンを思わせる繊細なビーズたとえば、奇抜でありながら繊細な手作業が感じられるビーズに注目。見事な手工芸といえる鍛鉄のフェンスなどをイメージし、ゆるやかなカーブや草花を想起させるデザインを、細かなビーズで表現した。ビスチェとして登場したそれは、ゴシックな印象を与えつつも、ビーズの揺れにより軽やかさをもたらした。一方ラタン家具の高密度な織りを思わせる装飾にも言及したい。同じくビーズにより、折り重ねるようにして編んだアウターとして展開された。鎖のようなレースのようなプリント切り替えデザインとふわりと膨らみのあるスカートの裾が特徴のキャミソールワンピースなどに見られるのは、レースのようにも鎖のようにも見えるオリジナルプリント。縦横無尽に伸びる柄は、まるで身体に巻き付いているかのよう。デコラティブな装飾が引き立つタイトなシルエットシルエットは身体のラインが引き立つタイトなものが多い。そうすることで、ふんわりとボリューミーなビーズ装飾を際立たせている。なおミニスカートが散見されたのも特徴で、タイトなトップスに組み合わせたルックのほか、フレアデニムへレイヤードしたルックも見受けられた。アディダス オリジナルスとのコラボも今季特筆すべきは、アディダス オリジナルス(adidas Originals)とのコラボレーションウェアの登場だ。アディダス オリジナルスのシンボルで三つ葉を意味するロゴ「トレフォイル」や「スリー ストライプス」を配したキャミソールやミニスカート、ミニワンピースなどが登場しコレクションに華を添えた。いずれも、ユェチ・チが得意とするビーズとかけ合わせることで、唯一無二のウェアを誕生させた。
2024年09月08日ウィシャラウィッシュ(WISHARAWISH)の2025年春夏コレクションが、楽天ファッションウィーク東京期間中の2024年9月5日(木) 、渋谷ヒカリエ「ヒカリエホールA」にて発表された。タイの職人技が再び東京へ2020年春夏シーズン以来、東京では約4年ぶりにランウェイショーを開催するタイ発のファッションブランド・ウィシャラウィッシュ。今季は、"ReVisited(再訪)"をコンセプトに、デザイナーであるウィシャラウィッシュ・アカラサンティソックが20年間築き上げてきたスタイルやカラーを再定義。伝統とモダンを融合させた新たな視点で、本ランウェイショーのために制作された限定コレクションを展開する。ブランドのベースとなる手織りのテキスタイルは、花やシダ植物によるボタニカルモチーフをはじめ、タイの伝統文様やチェック柄、フラワー刺繍、ラメ糸が煌めくツイード、ブロック柄など多岐にわたる。内8割は、デザイナー自身がタイ現地を巡り、職人たちとコラボレーションして1から作り上げた“唯一無二”のファブリックだ。センシュアルな装いコレクションを通して散見されたのは、透け感のあるシースルー素材。これまでも軽やかなシルクや麻などは用いてきたが、長袖カットソーやタンクトップ、シャツなど衣服全体に透ける素材を使用し、センシュアルなムードを演出していたのが印象的だ。またジャケットの裾やシャツの一部、リボンにも、アクセントとして添えられていた。エレガントなモノトーンパレットベーシックなカラーパレットも今季ならでは。ブラックやグレーといったモノトーンを主に採用することで、タイの古典柄を洗練されたデザインへと昇華させていた。時折、パステルカラーの花柄カットソーや、スパンコールが煌めくピンクのワンピース、赤と水色の鮮やかなチェックがキャッチーなセットアップなどを差し込んでいた。
2024年09月08日チカ キサダ(Chika Kisada)の2025年春夏コレクションが、楽天ファッション・ウィーク東京期間中の2024年9月6日(金)に発表された。ファッションに酔いしれて会場が暗くなると、ひとりのチェロ奏者が登場。彼女は最初、ドクン、ドクンと一拍ずつ、まるで心臓が脈打つように弦を弾き、やがて荘厳な音楽を奏で始めた。今季のチカ キサダは「酩酊」「陶酔」「夢中」といった意味を持つ「intoxication」がテーマ。ファーストルックでお目見えした花柄レースは今季を象徴するピースとしてその後も登場したほか、あどけなさを感じるピンク色のジャケット、真っ赤なチュールドレスなど、ロマンティックな気分を高めるワードローブを展開した。アシンメトリーなチュール使いブランドの代名詞ともいえるチュール使いで目を引いたのは、チュールの装飾を斜めのラインで配したスタイル。アシンメトリーに切り替えを施し、ボリューミーかつ流れるようなフォルムにまとめている。このチュール使いは、ドレスだけでなくベストにも採用。かっちりとしたベストから突如ふんわりとしたチュールに切り替え、素材に緩急をつけた。身体を螺旋状に覆うチュールは、まるで衣服を纏う者に魔法がかけられているかのような幻想的なムードを漂わせる。“見せる”クリノリン装飾ドレスのふんわりとしたシルエットを支えるクリノリンは、今季も“見せる”モチーフとして取り入れられ、アンダーウェアの形をそのまま残した装飾も見られた。反対に本来の役割を果たすようにインナーとしてクリノリンを仕込んだニットドレスでは、パープルの編み地からクリノリンを透けて見せていた。花の装飾や裾のフリンジによって優雅な印象に仕上げている。官能的な魅力をまとうデニムスタイルチカ キサダとしては珍しい、デニムを採用したルックにも注目だ。青々としたデニムジャケットとトップスにあわせられたのは、センシュアルな肌見せを叶えるチュールボトムス。デニム製のベルトを締めることで、日常着として馴染みのあるデニムを得意のチュール使いによって女性的なスタイルに昇華した。
2024年09月08日ヨーロッパ在住のファッションジャーナリスト、平野秀美さんのファッションスナップレポートです。今回は重ね着が上手なオシャレさんをスナップしてみました!1. 異なる素材を上手に使う柄も魅力的ながら、素材の違いを上手に活用して重ね着を楽しんでいるのがポイント。フリンジが全体的に施されていて、統一感を感じます。こちらのかたのコーデは柄が複数ありながら、落ち着いた同系カラーを重ねているので、比較的シックな印象になっています。2. 丈の長さで目を引くスカーフのようなアウターを羽織ったこちらのスタイルは、足元を見せることでトップスとのバランスが上手に保たれて見えます。涼しげながらも重ね着を楽しんでいる感じが伝わりますよね!3. 見えるポイントを作る日本でも大人気のトレンチコートに、絶妙なカラーをチョイスしたシューズとトップス&ボトムス。あえてトップスのみ柄が入っていて、目を引きます。またトレンチコートとインナーの袖のバランスが絶妙なところが、重ね着上級者であることを感じさせます。4. 柄を上手に使ってみる見せるポイントや合わせるコツを十分に理解した上でファッションを楽しんでいるように見える、こちらの重ね着スタイル。リップカラーとベレー帽の色のマッチから、小物使い、『グッチ』のボトムスに負けない存在感のトップスやベストが、おしゃれさんらしいチョイスです。5. 見せるポイントを引き締める今すぐ真似できそうなこちらは、半袖コートの中にさらに長袖トップスをインした重ね着上級者スタイル。チラリと見える素足で全体を重苦しく見せない工夫がされています。色の使いかたから見せるポイントなど、バランスがとれた、とてもお洒落で洗練された重ね着スタイルです。いかがでしたでしょうか?重ね着は難しい印象がありますが、色や素材を上手に使って統一感を出せば、重ね着は意外と楽しく着こなせると思います。ぜひ参考にしてみてくださいね。写真・文 平野秀美
2024年09月08日ウィルソンカキ(Wilsonkaki)の2025年春夏コレクションが、東京ファッションウィーク中の2024年9月3日(火)に発表された。テーマは“TEETH OF THE SEA(海の歯)”。日常生活を営む人々を見つめて香港出身のデザイナー、ウィルソン・カキ・イップ(Wilson Yip Ka Ki)が2021年にスタートしたウィルソンカキ。平凡な日常生活に視線を向けて人々の行動を観察し、その中にある些細な出来事から得たインスピレーションをもとに、構造にいくらかの“ひねり”を加えたカジュアルウェアを提案している。“海岸沿いの日常生活”を着想源にそんなウィルソンカキが今季の着想源とするのは、“海岸沿いの日常生活”。海は、広く共有されているように明るく美しいものであるが、ときには、孤独感や危険をもたらすものでもある—。そうした多面的な海をより深く解釈し、海と人間との関係を探求していく。“留め具”でフォルム&ディテールに変化をコレクションの主軸となっていたのが、ブランドを代表するパンツに使用されるマグネットをはじめとした留め具。もちろん、マグネット式のパンツを提案する動機となったのは、着脱をスムーズにするという利便性であったはずだが、ここではその留め具を発展させ、フォルムやディテールに“ひねり”を与えるためのツールとして活躍させている。シャツの片側の裾をめくりあげて留めることでアシンメトリーなルックを生み出したり、あるいはフロントに配した留め具を使ってシャツに立体感のあるドレープを与えたり、といった直接的なギミックがプレイフルな印象を演出。海風を受ければ、そのユニークなシルエットがより一層強調される。海から連想したモチーフそして、海から連想した“貝殻”、“網”、“ヤシの木”といったモチーフが、コレクションに具体性を加える。それらのグラフィックをシャツジャケットや半袖シャツにプリントするのはもちろんこと、まさに“網”のようなニットのカーディガンやベスト、バッグをルックの中に織り交ぜた。開放的なムードで前述のシャツ類・ニット類のほかには、カーゴパンツ、薄手のドレスやスカート、ノースリーブのハイネックジャケットが登場。一貫して適度にゆとりのあるシルエットは、生活の中に開放的なムードをもたらしてくれる。“海岸沿いの風景”を思わせるカラーパレットカラーパレットは、ホワイトのテーラードジャケットやドレス、スカイブルーのシャツやハーフパンツなどのほか、グリーン、ブラウン、ブラックと、いわば“海岸沿いの風景”からそのまま抽出したかのような色彩。それぞれを柔らかさのある色味に抑え、コレクションを軽やかにまとめあげている。
2024年09月08日ミントデザインズ(mintdesigns)の2025年春夏コレクションが、楽天ファッション・ウィーク東京期間中の2024年9月5日(木)に発表された。テーマは、「ホワイト プロジェクト(White Project)」。創造力を刺激する「ホワイト プロジェクト」今季のテーマは、デザイナーの勝井北斗と八木奈央の母校であるロンドンの美術学校 セントラル・セント・マーチンズ(Central Saint Martins)の課題名に由来。この課題には、衣服のデザインにおいて用いるカラーを「白」に制約することで、デザイナーの創造力を育ませる狙いがあるという。モノトーンのカラーパレットそんな「ホワイト プロジェクト」をミントデザインズの手法で体現した本コレクション。カラーパレットは、あえて「白」のみに制限せず、「白」と対極に位置するブラック、そのブラックに「白」を足して生まれるグレーを採用。ウェアの形や構造、素材感を偽りなく浮かび上がらせるベーシックな色彩でワードローブを展開していく。風を受けるシルエットと透明感ノーカラーのジャケットや、ワンピース、スカートなどは、春夏の穏やかな風になびくゆったりとしたシルエットが特徴的。シアートップスをレイヤードするルックをはじめ、透明感のあるスタイルが散見された。また、ワンピースはスカート部分をバルーン仕様にし、ふんわりとした佇まいにまとめている。大胆なレース柄がもたらす官能ジャケットやパンツ、ワンピースなどには、オリジナルのレース柄を大胆に取り入れた。ワントーンのルックに合わせられたレースは、隙間からわずかに素肌を覗かせ、軽快でありながら官能的なムードをもたらす。また、ワンピースのスカート部分やトップスのパフスリーブなど、切り替えとしてもレースを用いることでアクセントを添えていた。白黒の世界に映える柄モノトーンだからこそ映える、柄もののテキスタイルも印象に残る。「白」というイメージから派生して消しゴムをモチーフにしたユニークな柄や、ミントデザインズのアイコン柄などをコラージュしたデザインも登場した。さらに、草木や実を描いたボタニカルモチーフは繊細なきらめきを放つ“箔押し”で表現するなど、その手法にもこだわりが感じられた。
2024年09月08日ヨシオクボ(yoshiokubo)の2025年春夏コレクションが、東京ファッションウィーク期間中の2024年9月4日(水)、東京・新宿のルミネtheよしもとにて発表された。吉本新喜劇とのスペシャルコラボショー今季のヨシオクボは、吉本新喜劇と衝撃のコラボレーション。デザイナー・久保嘉男のかねてより夢見てたコラボレーションが、20周年という記念すべき年に実現した。吉本新喜劇お馴染みの曲が鳴り響き、間寛平やすっちー、島田珠代、吉田裕、筒井亜由貴が出演し、いつもの喜劇を繰り広げた。すっちーと吉田による「乳首ドリル」など数々のネタで観客の笑いをさらうと、ファッションプロデューサーだという島田が、ダブルブッキングによりファッションショーを開催できなくなったと告げる。間が「花月うどんを会場にすればええやんか」と助け舟を出すと、ついにショーがスタート。スポーツにおける“輪っか”を表現したパイピング今季は、原点に立ち返りつつ、未来を見据えたウェアを提案。ヨシオクボらしくスポーティテイストをベースとしたウェアを多く披露した。曲線が無尽に走り輪を描いているかのようなパイピングを施したウィンドブレーカーは、体操選手がくるくると回転する様子や、ボールという直接的な輪のモチーフをイメージしている。ギャザーをたっぷりと寄せたふわりとボリューミーなシルエットディテールや製造工程で高い技術をみせるヨシオクボ。その確かなテクニックは今季も健在で、特にギャザーを細かく寄せ、ボリューム感を創出したビッグシルエットのMA-1&パンツに注目。ギャザーによる陰影も深く、洋服に落ちる影はもちろん地面に見える真ん丸な影までも楽しめる、丸みのあるシルエットに仕上げている。迷彩柄風のギャザー同じくギャザーの技法を活かしたウェアでは、ミリタリーデザインのシャツやジャケットも登場。ギャザーとキルティングにより、迷彩柄を表現した。その色合いもユニークで、染め方をこだわることで独特の風合いを出したという。「隠す」ジップやポケット「隠す」ことにこだわり抜いたギミックも必見。ジャケットに配した空気孔の役割を担うジップは、その存在を隠すかのように布を一部かぶせている。また、ジャケットに付いたウェストポーチは、元から備わっているポケットであるかのように見せかけた。レーシングスーツのプリントレーシングスーツをそのまま転写プリントしたボディスーツも目を惹く。服を折りたたんだ状態で転写プリントにかけたため、袖部分に空白があるのがポイントだ。“コケて”おしまいモデルとして、ファッションプロデューサーの島田にスカウトされたすっちーと間もランウェイを歩いた。すっちーは飴ちゃんを配りながら、間は決めポーズを次々と披露しながら観客を沸かせた。なおラストには、間の「会場使用料300万いただきます」のセリフに久保やモデルたちを含む全員がコケる、という完璧なオチ付きで幕を閉じた。
2024年09月07日バルムング(BALMUNG)の2025年春夏コレクションが、東京ファッションウィーク中の2024年9月4日(水)、東京・四ツ谷にて発表された。テーマは“MOVEMENT / CIRCLE”。自分にとっての非現実、誰かにとっての現実を映し出すテーマに据えた“MOVEMENT / CIRCLE”には、カルチャーにおいて生まれる運動や流行、人々が連帯して持つ考え、時計や機構、秩序として意味を持つムーブメント、そして輪や円といった、ひとつの言葉に様々な意味が紐づくサークルとしての意味合いが込められている。今季のバルムングは、上記意味合いを含みつつ、インターネットにあるような、自分にとっては知らない世界さらには非現実である一方、誰かにとっては現実的な事柄を、コレクションを通して表現していく。極端なほどボリューミーなシルエット際立つのは、極端なビッグシルエット。特にMA-1のジャケットは、その短い着丈に対して肩や胸部が盛り上がる、ボリューミーなシルエットに仕上げている。表面はシアー素材で覆い、内部にはたっぷりとチュールを詰めてボリュームを引き出した。神秘的で宗教めいたオリジナルプリントルックを彩るのは、ドットや迷彩、ボーダー、空や宇宙を思わせるオリジナルプリントなど多彩な柄。切り替えデザインのボーダーシャツや、迷彩柄のタイツ、ドットのぷっくりとしたシルエットのショートパンツなどが散見された。こういった複数の柄が1つのコレクション内で登場するのは初の試みとなり、その柄ひとつひとつにも様々なストーリーが込められている。たとえば、ジャケットやシアートップスに描かれた柄は、バルムングのデザイナーHACHIの友人でありアーティストの村田実莉により描かれたもの。イルカやクラゲといった生き物、コンピューターで描いたりんごなどをメカニックでSF風のイラストに仕上げている。神秘的な生き物や禁断の果実というどこか宗教を連想させる偶像をモチーフとして採用することで、SNSに蔓延る誰かの信仰的アイデンティティや、社会の中に浸透する不思議な概念などを表現した。メタリックカラーや蛍光色を差し込むカラーパレットには、ブランドが得意とする薄くて白っぽい、堅い印象を与えるライトグレー、ブラック、ホワイトをベースに、シルバーのメタリックカラー、レッドやブルーといったビビッドな色彩、目が眩むようなイエローなどの蛍光色を差し込んでいる。閃光のようにジャケットやパンツを走るラインにはイエローを採用し、観客の目線を誘導させた。
2024年09月07日ヨーロッパ在住のファッションジャーナリスト、平野秀美さんのファッションスナップレポートです。今回はこれからの季節に役にたつカーディガンのコーデをピックアップしてみました!1. 柔らか素材が人気ホワイトのカーディガンに派手目のカラーのボトムスを組み合わせたこちら。ホワイトだからこそ、よりボトムスの色が際立っていますね。また、少しもこもことした素材のカーディガンなので、かわいらしさも感じさせてくれます。2. 刺繍入りカーディガン刺繍が施されることで、シンプルなカーディガンに独自の魅力がプラスされ、上品さやかわいらしさを引き立てています。個性的で華やかなデザインが加わり、コーディネートのアクセントに!また、グレーはどんな色にも合わせやすい色でもあるので、いろんな色の服と合わせるにもおすすめです。3. 豹柄でカッコよく大胆で印象的なデザインによって、コーディネートに存在感とエッジを加えられる豹柄。力強く、スタイリッシュな雰囲気を演出できるため、シンプルなアイテムと合わせるだけで一気におしゃれ度がアップしますよ!4. シンプルカラーが便利どんなコーディネートにも合わせやすく、幅広いシーンで活躍できるベーシックなカラー。さまざまなアイテムと相性が良く、季節やトレンドに左右されずに長く愛用できます。また、落ち着いた色合いが上品で洗練された印象を与え、カジュアルからフォーマルまで幅広いスタイルに対応できるのも魅力ですよね。5. 着こなし方ひとつで魅力倍増!こちらはカーディガンを前後逆に着ている、とっても面白いスタイル。でも魅力的ですよね!カーディガンのカラーも目を惹きますが、個性的な着こなし方は、やっぱりファッション上級者でなきゃ想像できないスタイル。とっても参考になります!カーディガンは、着脱しやすく、季節の変わり目などの温度調整が必要な場面で便利なので、夏から秋にかけて使いやすいアイテムです。ぜひ参考になれば嬉しいです!写真・文 平野秀美
2024年09月07日モノトーンとブラウンを3人でバランスよく散りばめたテクがお見事。それぞれが異なる分量で3色を取り入れているのに統一感があるのは、上質な雰囲気をシェアしたおかげ。[ MAMA ] 安武恵理子さんCOORDINATE ITEM[ トップス ] International Gallery BEAMS/インターナショナルギャラリー ビームス[ ボトムス ] International Gallery BEAMS/インターナショナルギャラリー ビームス[ サングラス ] Lesca/レスカ[ ネックレス ] seya./セヤ[ バッグ ] FANE/フェイン[ シューズ ] STUDIO NICHOLSON/スタジオニコルソン太フレームのメガネは、同色のセットアップと好マッチ。洋服がシンプルな分、存在感ある小物で個性を発揮して。大粒のドロップネックレスがコーデのアクセント役。牛革のロングコードが品ある魅力を放つ。素材の高級感と丸みのあるシルエットが上品。カジュアルコーデにも合うミニマルなデザインもグッド。[ PAPA ] 安武俊宏さんCOORDINATE ITEM[ トップス ] TOHNAI/トーナイ[ ボトムス ] :colon/コロン[ メガネ ] GERNOT LINDNER/ゲルノット・リンドナー[ バングル ] R.ALAGAN/ララガン[ シューズ ] F.lli Giacometti/フラテッリジャコメッティスタンダードなシャツに個性的なサングラスとラフなビーニーを合わせて着崩すテクが◎。挑戦的なパイソン柄も、モノトーンベースのスタイリッシュな装いなら難なくマッチ。[ GIRL ] しゅかちゃん・5歳COORDINATE ITEM[ ワンピース ] CARAMEL/キャラメル[ シューズ ] Salt Water Sandal/ソルトウォーターサンダルきれいめシャツワンピでおすまし。カラフルなストーンネックレスで子どもらしいポップさも忘れずに。水陸両用サンダルとして人気の高い『ソルトウォーター』。サイズ調整可能なベルトと着脱簡単なベルクロテープも高ポイント!
2024年09月07日