大河ドラマ「光る君へ」より、ファーストサマーウイカ、財前直見、益岡徹の君かたりが公式サイトにて公開された。吉高由里子が紫式部を演じる本作。今回公開された映像では、ききょう(清少納言)役のファーストサマーウイカさんは、藤原定子(高畑充希)について、「『推し』の感覚にすごく近いんじゃないかな。娘でもなく、恋人でもなく、けど命を懸けてお守りしたいとか、最大の雇い主ではあるけれども」とし、“清少納言”という名について「すべてを背負った名前で宮中に入るっていうのがぐっとくるというか。『あなたの今までの人生を背負って学んだものとかをすべて持ってきて、宮中で私の力になってね』って言われたような気がして」と女房になるシーンをふり返っている。財前さんが演じているのは、兼家(段田安則)の妾である藤原寧子。和歌に長け、兼家との日々を「蜻蛉日記」として残した彼女。この「蜻蛉日記」は、まひろ(紫式部)も幼いころから読み込んでおり、そのことを知り、「まひろが歌を詠んでいく人になるきっかけみたいなことになるので、すごく重要な役割をいただいたなと思っていて」「先輩なんだけど、ちょっとお母さんの面影を見るみたいなシーンなのかな」とコメント。倫子(黒木華)の父・源雅信役の益岡さんは、雅信の最期について「婿殿(道長)に対して皮肉なことを言うんですけれども、あれも本当はそうしたかったけど、その出発点は娘かわいさの発想」「家族を大事に思った人間なんだなっていうのをすごく感じました」と語っている。第15回あらすじ道隆(井浦新)は、強引に定子(高畑充希)を中宮にし、詮子(吉田羊)を内裏の外へと追いやった。2年後、一条天皇(塩野瑛久)は麗しく成長。道隆の独裁には拍車がかかっていた。伊周(三浦翔平)らに身内びいきの人事を行い、定子のために公費を投じ始める。道長(柄本佑)は兄のやり方に納得がいかない。一方のまひろ(吉高由里子)は、さわ(野村麻純)と近江の石山寺へと出かける。そこで思いもよらない人物との出会いが…。大河ドラマ「光る君へ」は毎週日曜日20時~NHK総合(再放送 翌週土曜13時5分)、毎週日曜日18時~BS・BSP4K、毎週日曜日12時15分~BSP4Kにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年04月14日吉高由里子主演の大河ドラマ「光る君へ」第6話が2月11日放送。ファーストサマーウイカ演じる清少納言に「キャスティング決めた人ありがとう」「イメージ・ザ・そのもの!!」など絶賛の声が上がっている。平安中期を舞台に世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部を吉高さんが演じ、脚本を「大恋愛~僕を忘れる君と」や「知らなくていいコト」などで知られる大石静が手がける本作。道長に母・ちやはが道兼に殺されたことを告白した紫式部/まひろ役の吉高さんはじめ、兄である道兼の所業を知り、彼を殴りつけた藤原道長には柄本佑。和歌や漢籍に通じる文人であるまひろの父・藤原為時には岸谷五朗。姉とは対照的に勉強が苦手なまひろの弟・藤原惟規には高杉真宙。父・兼家から汚れ仕事を押し付けられている道長の次兄・藤原道兼には玉置玲央。才色ともに優れた道長の長兄・藤原道隆には井浦新。藤原氏の中でも名門中の名門である道長の父・藤原兼家には段田安則。宇多天皇のひ孫である源倫子には黒木華。散楽の一員でまひろと道長をつなぐ役割もする直秀には毎熊克哉。道長の姉で兼家を憎む藤原詮子には吉田羊。また藤原公任には町田啓太。藤原斉信には金田哲。藤原実資には秋山竜次。花山天皇には本郷奏多いったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。6話ではまひろが道長と距離を取るため、そのライバルの左大臣家で間者を続けることを決断。そんななか、宮中で勢いを増す義懐一派に対抗するため、道隆は若い貴族たちを招いて漢詩の会を催すのだが、そこでまひろはききょう/清少納言と出会う…というストーリーが展開。ファーストサマーウイカ演じる清少納言はまひろとは対照的な性格。漢詩の会で公任の詩をたたえるまひろに、強めの口調で異を唱えるなど、自己主張も強いその姿に「清少納言パイセンはやっぱ現代の感覚で表現すると陽キャつよつよギャル」「ウイカさん演じる清少納言は、私の想像の何倍も強い(勝ち気?)女性」「清少納言って現代に生きてたら絶対にTikTokやってるよな」などの反応が。「清少納言のキャスティング決めた人ありがとう。完全に腑に落ちた」「ファーストサマーウイカさんが清少納言のなんとなくなイメージ・ザ・そのもの!!」などウイカさんの演技にも高い評価が送られている。また「清少納言」だと思ってたけど 「清 少納言」なのね」「清少納言のイントネーションを今まで間違っていたことに気がつきました」「清少納言のイントネーション私もすごく衝撃だった」など、清少納言の“読み方”について触れたコメントも多数SNSに投稿されている。【第7話あらすじ】道長への想いを断ち切れないまひろは没頭できる何かを模索し始め、散楽の台本を作ろうと思い立ち直秀に直談判。まひろの演目は辻で披露され次第に大盛況に。うわさを聞きつけた藤原家の武者たちが辻に駆けつけ大騒動となる。一方、道長や公任ら若者たちは打きゅうに参加、招待されたまひろは倫子たちと見物に行くことになる…。「光る君へ」はNHK総合で毎週日曜20時~(再放送は翌週土曜13時5分~)、BS・BSP4Kで毎週日曜18時、BSP4Kで毎週日曜12時15分から放送中。(笠緒)
2024年02月12日「仕事は今頑張らなきゃ、と……」女性たちが気になる身体のこと、健康のこと、生きづらさなどの悩みを語り合うという『トーキョーツキイチMTG』。初回のトークテーマは「卵子凍結」で、初期費用だけでなく凍結した卵子の保管にかかる費用と助成金、実際に行う場合どうすれば良いのかなど、具体的な解説がありました。33歳のファーストサマーウイカさんは「周りで卵子凍結をしたという女性のお話が増えて、そういう年齢なんだと自覚した」と明かします。元CA芸人のCRAZY COCOさんも「話題にはすごくなっている。めちゃめちゃ興味あるけれど、費用がネック」と述べました。妊娠・出産にはどうしても年齢的なリミットがあり、卵子凍結は有効な手段のひとつと考えられていますが、採卵のためには決まった時期に集中的に4~5回病院へ通う必要があるなど、仕事との兼ね合いでスケジュール調整が大変という声も少なくないそう。また、「卵子凍結をしておくことで、かえって出産を先延ばしにしてしまう懸念もある」と説明されると、ウイカさんは「仕事は今頑張らなきゃ、と思ってしまう。でも、子どもはいつか欲しいし……」と、妊娠・出産のタイミングに迷う気持ちがあることを告白。すると、2009年に第一子を、2012年に第二子を出産している長谷川京子さんは、自身の出産について振り返りました。「1人目の時が、(出産予定日の)5~6ヶ月くらい前から(産休を)取ってましたかね。産んだ後もちょこちょこ仕事はありましたけど、半年くらいはお休みを取った」と、第一子のときは、長めに休むようにしていたといいます。しかし、「2人目はなんとなく1人目で勝手がわかってたりしたので、結構早めに出産後、仕事に戻っちゃったんですよ。でもやっぱりそれはそれで、結構、体に負担があった」そう。その実体験から、「どれだけ気持ちが焦ってて、気持ちはもうすごく『仕事! 社会に出たい、早く外に出たい、仕事したい!』って思っていても、しっかり休まなくちゃいけないある程度の期間っていうのはあるんだなって、私は身をもって感じましたね」と振り返っていました。
2023年11月22日タレント、歌手、そして俳優とジャンルレスに活躍を続けるファーストサマーウイカ。2019年1月放送のバラエティ番組『女が女に怒る夜』(日本テレビ系)でのバラエティ番組初登場から、まだ5年未満だが、一気に駆け上がった人気者への階段は上る一方。特に俳優としての活動は目覚ましく、来年は大河ドラマ『光る君へ』での清少納言役が控える。スクリーンでは、ジャパニーズホラーの“ヒロイン”と言っていい貞子を世に放った『リング』の中田秀夫監督によるホラー最新作『禁じられた遊び』(9月8日公開/上映中)で、新ホラーヒロインをパーフェクトに演じ切った。ファーストサマーウイカが演じるのは、夫・直人(重岡大毅)と、ひとり息子を残して事故で命を落とした妻・美雪。生前、美雪は、直人とかつての同僚・比呂子(橋本環奈)の仲を勘ぐっていた……。貞子を超える可能性を秘めたヒロインを生み出した、ファーストサマーウイカを直撃。 また、ジャンルを超えて活躍する彼女が、「肩書きは何ですか?」との問いに自身も悩むと明かしつつ、「現時点で定めることに、利があるとも思えない」と率直に語った。○■最初は「私でいいんですか?」と確認した――美雪は主人公ふたりに迫る、『リング』でいえば貞子的ポジションですが、いやあ、素晴らしかったです。良かったです! ジャパニーズホラーの新しいアイコンとして頑張りたいと思いました。ジャパニーズホラーって、恐怖と一緒に、哀しさとか切なさとか、美しさがあるんですよね。そして同じくらい、面白さや人間の滑稽さが感じられる。またそれが緊張と緩和の絶妙なバランスの上にあって、突然恐怖が訪れたりする。その塩梅をあやつる中田監督の凄さを改めて実感しました。でも最初は、「美雪役、私でいいんですか?」と心配で確認させていただいたんです。――そうなんですか?私が怨霊として恐怖を担えるのだろうか、と不安だったのですが、ただ脚本を読んで演じていくうちに、自分と美雪には共通項があるなと感じて。霊に感情移入することってあんまりないと思うんです。普段、ホラー映画を観て感情移入するのは、襲われて逃げまどう側ですよね。それで怖がったり驚いたりする。けれども、すべてが嫉妬心にむしばまれているような美雪の行動原理みたいなものが、私にはよく理解できて、どの登場人物よりも共感できたんです。だんだん最初に感じた心配がなくなっていきました。――最初に出されたコメントの中に「生前の綺麗な美雪でいられる時間はほんの一瞬でした」とありましたが、こちらとしては、美雪がどんどん美しくなっていくように見えました。わあ、嬉しい。あのメイク、盛れるんです(笑)。怨霊メイクって素晴らしいです。基本的に特殊メイクは、すべてメイクさんにやっていただきましたが、顔の部分は自分自身でメイクしました。美雪のメイクは複数ある形態の流れで変わっていくんですが、「この方が怖いかな、こっちのほうが目ヂカラがあるかな」といったことを、全身のメイクに合わせながら自分でも描いていきました。――美雪のビジュアルで、「実はこんなところもこだわってるんです」といったポイントがあれば教えてください。全身に施されたメイクでは、植物のツタがはっていて、体のいたるところから花が咲いています。ものすごく細かく作ってくださっているのですが、それは美雪の趣味がガーデニングだからなんです。もともと直人がお手製のお庭を作ってくれていて、そこで息子の春翔と遊んだり。幸せを絵に描いたようなマイホームだった。これは私の勝手な想像なんですが、そうしてガーデニングを育てながら、嫉妬心や憎しみといった汚い気持ちを、「ダメダメ」と抑えつつ花に水をあげたりしていたのかなと。なので、蘇ったときに、その花たちが全身を覆って、ツタが絡まった状態で蘇ったのかなと考えていました。○■重岡大毅も橋本環奈もイメージ通りの明るい方――ホラーの現場は内容に反して明るいと聞くことが多いですが、本作はいかがでしたか?終始和気あいあいとしていて、演者もスタッフさんも明るく楽しい方ばかりで良い雰囲気の現場でした。ほかのホラーの現場は分かりませんが、真っ暗な中で撮影をしたりしますし、もともと怖いものが好きな方も多いですし、“実際に呼んでしまう”とかも聞きますよね。なので逆に一生懸命、明るくしてるのかもしれません。怖いときって、歌を歌ったりするじゃないですか。本当は、きっとみんな怖かったのかもしれません。楽しいように振る舞って、“来ない”ようにしてるんじゃないですかね(笑)。――最初にお祓(はら)いはされたのでしょうか。お祓いしました。でも、重岡さんは画面越しのリモートでのお祓いをされていました。聞いたことないですよね、リモートお祓い(笑)――そうなんですか! 一番直接お祓いが必要だった気もしますが。でも無事に映画も完成しましたし、令和のジャパニーズホラーは、リモートでのお祓いでも効くみたいです(笑)――重岡さんとは夫婦役でしたね。重岡さんは、息子・春翔役の正垣湊都くんとコミュニケーションを取られていたので、私はそれをインスタントカメラで撮ったりして。あとは、音楽の話とか、格闘技の話とか、楽しくお話させていただきました。ただ、直人というキャラクターはどんどん病んでいく、心身ともに疲弊していくセンシティブな役柄でもあったので、ストイックな一面もあって、さすがだなと思いました。――橋本さんとは、美雪役で嫉妬の怨念を向ける相手として共演しました。橋本環奈さんも、イメージのままの方です。明るくて、裏表がなくていつも笑顔で楽しい! 関西人かな? と思うくらいテンポも速い。“速い”でいうと、環奈ちゃんはバラシ(帰り支度)がめっちゃ速いんです! 「お疲れ様でした〜」ってなった瞬間、もう車に乗り込んでるみたいな(笑)。体感3秒くらい。日本一バラシの速い女優さんなのではと思ってます。めちゃくちゃカッコいい。○■“念の強さ”を「感じ取っていただいたのかな」――オファー時は驚いたとのことでしたが、改めてベストキャスティングだったと思います。おそらくは、“念の強さ”みたいなものを、私から感じ取っていただいたのかなと。今回の美雪の役作りでも、目の力は絶対に殺さないように「生きているときよりも、より生きてやる!」と。「絶対に許さない!」といった目の力を出したいと思って、メイクも芝居も取り組みました。“念の強さ”は、その人自体が持っているベースみたいなものもあると思うんです。たとえば優しい人は、優しい役柄のときにより増幅される気がします。おそらく私は、根に怖さを孕んでると思うんです。――そうなんですか?(苦笑)「売れてやる!」とか、「儲かってやる!」とか。バラエティ番組なのか、ほかの作品なのか分かりませんが、そういう“念の強さ”みたいなものを感じ取っていただいたのかなと。それを増幅させようと臨んで、結果ちゃんと画になって見えたので、安心しました。美雪を見て、怖いし、追いかけられて嫌だなと感じたので(笑)――「売れてやる!」といった念がご自身で強いとのことでしたが、俳優としても音楽もバラエティも、さまざまな場で活躍されています。そのなかで、ご自身としては「これが本業」といった意識というのはあるものなのでしょうか。それがないんです。その時その時で、自分がやりたいことだったり、求めてもらえることが変化しているので。お仕事が来ているときは、そこにニーズがあるんだなと感じますし、認めていただけているんだなと思います。○■ピックする人が何を見たかによって自分の道が決まる――「何を」というより、「求められること」が嬉しいのでしょうか。バラエティ番組に出させていただいて、そこでハネてテレビの世界に入れたのですが、そのときは、ガールズグループのメンバーでした。歌を歌っていたのに、バラエティで受け入れられた。そこに特化した何かを持っていたのかもしれないし、誰かがそこにニーズを見出してくださって。アイドルのオーディションに受かったときも、自分はもともとは役者を目指していたんです。その時々で、ピックする方が何を見ているかによって、自分の道が決まってきてるんですよね。――「役者を目指してきたんだからアイドルは嫌だ」とか、「歌をやっているんだからバラエティなんて嫌だ」と、拒否することはしてこなかった、とか。多分もともと何でも挑戦したい質なんです。どちらかと言うと、ひとつのことができない、というのが近いかもしれません。――好奇心が旺盛なのでは?もちろんベースに好奇心があると思います。でも、たとえば「私はミュージシャンなんで」と言いきれる方というのは、すごいな、素晴らしいなと思うんです。そう言えるアイデンティティを持っているということなので。私にはそれがなくて、それが1番の悩みでもあるんです。――むしろそういう人が多いかもしれません。あなたの肩書きは何ですか? と問われたときに、言えるものがない。言えたらいいなとは思いますが、無理して探すこともないです。人生の最終地点、死ぬ間際に「自分はこういう人間だった……な……(パタリ)」と総括できたらOKじゃない? って。枠組みや肩書きにとらわれずやれたら幸せですね。■ファーストサマーウイカ1990年6月4日生まれ、大阪府出身。2013年に「BiS」のメンバーとしてメジャーデビュー(翌年解散)。その後に結成したBILLIE IDLEとして活動中の2019年頭に初めてバラエティ番組に出演し、コテコテの関西弁キャラクターで一躍人気者となり、現在ではラジオやドラマなど、さまざまなジャンルにわたって活躍している。主な出演作にNHK連続テレビ小説『おちょやん』(20年)、ドラマ『恋です! ~ヤンキー君と白杖ガール~』(21年)、『ファーストペンギン!』(22年)、映画『地獄の花園』(21年)など。24年の大河ドラマ『光る君へ』では清少納言役で出演が決まっている。望月ふみ 70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビュー取材が中心で月に20本ほど担当。もちろんコラム系も書きます。愛猫との時間が癒しで、家全体の猫部屋化が加速中。 この著者の記事一覧はこちら
2023年09月10日映画『禁じられた遊び』(9月8日公開)の公開初日舞台挨拶が8日に都内で行われ、橋本環奈、重岡大毅、堀田真由、倉悠貴、猪塚健太、長谷川忍、ファーストサマーウイカ、中田秀夫監督が登場した。同作は清水カルマ氏による同名小説の実写化作。映像ディレクター・倉沢比呂子(橋本)は、かつての同僚である伊原直人(重岡)の家で、庭の盛り土に向かい、不可解なおまじないを唱え続ける直人の息子・春翔を目撃する。謎の呪文、トカゲの尻尾、指、白い影、蠢く盛り土、封印された家……そして彼女の身に異常な現象が起こりはじめる。それは、子どもの純粋な願いによって解き放たれた災いだった。○橋本環奈の告白に、ファーストサマーウイカは?肩出しの黒ドレスで登場し、観客を魅了した橋本。同作の舞台挨拶では毎回長谷川が“俳優モード”で挨拶をするが、橋本は「特に感想がない。すぐ過ぎ去ればいいなと思いました」とバッサリ斬り捨てる。長谷川は「おかしいだろ、俺が必死にボケて滑ってるのにお前のことばかりYahoo! ニュースになって! サンドバッグだと思ってんな俺のこと、おじさんのサンドバックだと思ってんな!」とツッコんでいた。また、好きなキャラクターを聞かれると、橋本は怨霊の「美雪」と回答。「あれだけの衝撃を残して、忘れられないですもん。散々追われてるじゃないですか。森の中のシーンとか、一つ一つの動きがすっごい気持ち悪いんですよ。ウイカさんが監督と相談しながらやってるんですけど、相談の最中は『あ、はい〜。そうすか、わかりました〜』みたいな感じで軽いのに、スタートになった時にめちゃめちゃ気持ち悪い美雪の動きをするので。私は美雪というよりウイカさんかもしれないです、好きなキャラ」と告白する。ウイカが「おいしいなあ」と喜ぶと、橋本は「すごかったです。人間ではない動きが再現されてました」とさらに絶賛していた。
2023年09月08日映画『禁じられた遊び』(9月8日公開)の大ヒット祈願イベントが1日に虎ノ門 金刀比羅宮で行われ、橋本環奈、重岡大毅、長谷川忍、ファーストサマーウイカが登場した。同作は清水カルマ氏による同名小説の実写化作。映像ディレクター・倉沢比呂子(橋本)は、かつての同僚である伊原直人(重岡)の家で、庭の盛り土に向かい、不可解なおまじないを唱え続ける直人の息子・春翔を目撃する。謎の呪文、トカゲの尻尾、指、白い影、蠢く盛り土、封印された家……そして彼女の身に異常な現象が起こりはじめる。それは、子どもの純粋な願いによって解き放たれた災いだった。○ファーストサマーウイカ、4カ所で厄払い重岡演じる直人の妻で、怨霊となってしまう美雪を演じたウイカは、「私、大阪、福岡、北海道の3カ所でもう3回厄払いして祈祷してもらってて、今日が4回目なんですよ。もうカッスカスですよ」と苦笑し、重岡も「厄カッスカスって何!?」とツッコむ。ウイカは「たぶん今、日本一お祓いした女優。厄ゼロ、非常にクリーンな状態でございます。新しい役と結ばれたいなと思います」とアピールした。また、制作陣には怨霊・美雪を盛り上げる動きがあるそうで「スタッフの皆さんがオリジナルTシャツを作ってくださったりして、めちゃくちゃ美雪を令和の新ホラーアイコンとしてやってくれるんで、これで定着しなかったら私のせいなんじゃないかなと不安に駆られて、毎晩眠れないんです。プレッシャーで」と告白する。ダメだったら「また厄払いに行けばいい」という重岡に、ウイカは「もしそうなら全国各地を回って、厄を落としながら、観に来なかった人を呪おうと思います」と宣言していた。
2023年09月01日直木賞作家西加奈子×監督ふくだももこ×うらじぬの×ファーストサマーウイカ、この4人の個性が掛け合わさって、すごい映画ができた。タイトルは原作と同じ『炎上する君』。8月4日(金) から、渋谷シネクイント他でロードショーされる。脇を固める役者も、あれ?この人は……と、ドラマ・演劇ツウなら活躍を知る俳優たちばかり。ちなみに、ファーストサマーウイカは来年のNHK大河ドラマ『光る君へ』でなんと清少納言役を演じるそうだ。上映時間は42分。そのわりに濃厚な作品。びんびん圧倒されます。『炎上する君』いきなり、ちょっと目のやりばのないシーンから始まる。場所は高円寺。昼間、高架下の一角で、なぞめいた覆面マスクの女性ふたりが、ぼうぼうの脇毛をみせびらかすように踊り狂う。それにファンとおぼしき若者たちが熱狂している──。なんじゃ、こ、これは。踊っているのは梨田(うらじぬの)と浜中(ファーストサマーウイカ)。唯一無二の親友だ。映画はふたりが、なぜ、こういうことになっちゃったのか、を描いていく。場面は高円寺の銭湯「なみのゆ」に転じる。一番風呂の湯船につかったふたり。彼らの至福の時間だ。おかっぱ頭の梨田、湯の中ですらメガネを外さないおさげ頭の浜中、ふたりは、たんたんと会話をしている。「梨田よ、昨夜の炎上をみたか」。「50代の男性と14歳の少女の真剣な恋愛は本当か、というあれか。笑止! だが、浜中よ……」。女性蔑視やLGBTQに対する偏見の現実を語る。特に外見至上主義、ルッキズムに対しては心を痛めている様子だ。会話は、昔風のいい方をすれば「バンカラ」を気取っている、硬派な大昔の学生風。大まじめにやられるとこれはギャグ。小劇場のお笑いコントをみてるようで、かなりおかしい。ふたりの最近の関心事は、高円寺のあちこちに出没する、足がぼうぼう燃えている男のことである。「足が炎上している男とは、どういうことなのだ。比喩か?」「神か?」「私たちと同様に傷つき、怒っているのか?」「これは、何としても会わなければ」。ふたりは、高円寺中を、探し回ることになる……。監督・脚本はふくだももこ。父親が突然女装し母親になる『おいしい家族』(2019)、30代女性の結婚を描く『ずっと独⾝でいるつもり?』(2021) とコンスタントに作品を発表する監督であり、2016年には小説 『えん』で第40回すばる文学賞を受賞した小説家でもある。ふくだ監督は、「世界中でわたしが一番撮りたいと思っている“うらじぬの”が最も魅力的に映る物語として、敬愛してやまない作家・⻄加奈子のこの作品を選んだ」という。ルッキズムに傷つく親友同士が、 ⾜が燃えている男の噂を聞きつけ探し始める、という⾻格はそのままに、キャラクターの背景やストーリーを大胆に改変している。ふたりのバンカラ言葉は原作と同じだ。梨田は人の機微に敏感だ。容姿をイジられているお笑い芸人、同性が好きなことをただの勘違いだと決めつけられているインディーズバンドの女性ボーカル、そして、炎上する君……、そんな抑圧を受ける人の気持ちを察し、「君たちは全然悪くない!」とエールを送り続けるのが、うらじぬの 演じる梨田だ。その梨田の一途な姿に共感して、君は真の友だ、と行動を共にする浜中。ふたりの、熱血友情シスターフッドムービー。いいねえ。文=坂口英明(ぴあ編集部)(C)LesPros entertainment
2023年07月24日映画『炎上する君』(8月4日公開)の先行上映会が20日に都内で行われ、主演を務めるうらじぬの、ファーストサマーウイカ、主題歌を担当したゆっきゅん、ふくだももこ監督が登壇した。西加奈子氏の同名小説を映像化する同作は、映画製作プロジェクト「感動シネマアワード」でグランプリを獲得したことにより、制作が決定。女性への抑圧に傷付き、憤る日々を過ごす梨田(うらじ)と浜中(ウイカ)。唯一無二の親友関係である2人は、ひょんなことから脇毛をたくわえ、ダンスをすることで自分たちを解放するようになる。そんな折、高円寺周辺に出没する「炎上する男」という不思議な存在の噂を聞きつけ、2人はその男を探し始める。様々な要因が重なり、公開まで約3年かかったという同作。主演を務めたうらじは「コロナもありまして、ふくださんがベストな状態で撮れるかどうかですとか、西さんの原作が10年以上前の作品だったので、2020年代にそのまま発表することで熱量を伝えることができるか、と考えたときに“もっといいやり方があるのでは”と模索する3年。いまこうして皆さんの前で作品を発表することができたのが嬉しい気持ちでいっぱいでございます」と、公開できる喜びを爆発させた。うらじ演じる梨田の親友・浜中を演じたウイカも、「うらじさんが主演の映画って時点で絶対おもろいやん! それで(監督は)ふくださん! で、西さんの原作となると“おもろいやん”しかない状態。すでに“おもろいやん”の3種盛り」と同作の印象を表現。「参加しないっていう選択肢は存在しない! 脚本とかもまだふわっとした状態だったんですけど、『やりたいです!』と返事させていただきました」と即決で出演を決めたことを明かした。また、3日間という短いスケジュールで撮影が行われたという今作。撮影を振り返ったウイカは「これだけ一個言っていいですか?」と切り出し、「夜に商店街で撮影をしているときに、梨田と全く同じ格好した人が歩いていて! 本物の梨田がいたんですよ! おかっぱにジャージで、そのまんま梨田!」と“リアル梨田”と遭遇したという驚きのエピソードを披露。まさかの出会いに興奮していたというウイカは「居ても立っても居られなくなって、その“梨田さん”に『すみません、いま映画を撮っているんですけども、その主人公にそっくりなんです! 一緒に写真撮ってもらえませんか?』と声をかけて写真を撮ってもらいました(笑)」と話し、笑いを誘った。最後に、うらじは「生きていく上で辛い事はたくさんあって、気付かないうちになんだか苦しい気持ちになってしまったり、その原因がわからなかったりということがあると思います。もしかしたら自分の苦しいことってこういうことだったかもしれない、と気づくということの第1歩にこの作品がなったらいいなと思います」とメッセージを伝えた。
2023年07月20日2023年7月19日、タレントのファーストサマーウイカさんがInstagramを更新。制服姿に身を包んだ写真を投稿し、反響を呼んでいます。ファーストサマーウイカ、制服姿で印象激変「この後どうする?」というコメントをつけて、ブレザーの制服を着た自身の写真を投稿した、ファーストサマーウイカさん。ロングヘアはストレートにし、頬杖をついてカメラに向かってほほ笑む姿は、テレビ番組で見るファーストサマーウイカさんとは印象がまったく異なります。 この投稿をInstagramで見る ファーストサマーウイカ(@f_s_uika)がシェアした投稿 ファンからは「破壊力抜群」とのコメントが寄せられるなど、多くの人がファーストサマーウイカさんの制服ショットに心を撃ち抜かれているようです。・現役の女子高生感がすごい。・吉岡里帆さんのInstagramかと思った。・これは、ハニートラップだ。「かわいすぎる」というコメントのほか、俳優の吉岡里帆さんに似ているとのコメントも目立った、今回のファーストサマーウイカさんの投稿。日々、バラエティー豊かな写真で、ファンを飽きさせません![文・構成/grape編集部]
2023年07月19日うらじぬのとファーストサマーウイカを迎え、西加奈子の短編小説をふくだももこ監督が映画化した『炎上する君』から、予告編と新スチールが解禁された。本作は、株式会社レプロエンタテインメントが主催する映画製作プロジェクト「感動シネマアワード」でグランプリに輝いた企画として制作。42分の劇場版と25分の短編版があり、短編版は「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2023(SSFF & ASIA 2023)」にて上映され、劇場版は8月4日(金)より公開される。この度、到着した予告編は、うらじぬのが演じる梨田と、ファーストサマーウイカが演じる浜中が、高円寺の銭湯・なみのゆにて、“炎上する男”について話すシーンからスタート。その後、メンバーからの無自覚なラベリングに傷つくバンドのボーカル(中井友望)や、容姿や恋愛経験を揶揄されるお笑い芸人(影山徹)の姿が映し出され、そんな人知れず傷つく者たちを勇気づけていく梨田と浜中の友情が、ゆっきゅんによるエンディングテーマ「NG」と共に綴られていく。併せて、梨田と浜中が脇毛を見せながら自分を解放するダンスシーンを収めた新しいスチールも解禁された。政治家の女性蔑視発言のような明確な抑圧のみならず、居酒屋での会話、お笑い芸人のネタ、ポケットティッシュに印字された広告など、見て見ぬふりをすることでやり過ごしてきたが、確実に誰かの心を抉る日々の現実に傷つき、憤り、絶望する梨田と浜中に注目だ。『炎上する君』は8月4日(金)よりシネクイントほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:炎上する君 2023年8月4日より渋谷シネクイントほかにて公開©LesPros entertainment
2023年07月07日橋本環奈と重岡大毅(ジャニーズ WEST)ダブル主演『禁じられた遊び』にファーストサマーウイカが出演することが分かった。また、本予告映像と本ポスタービジュアルが解禁、キャスト、監督からのコメントも到着した。『リング』(1998)、『スマホを落としただけなのに』(2018)、『事故物件 恐い間取り』(2020)ほか、ホラーやサスペンスなどのあらゆる恐怖を追求した作品を世に送り出してきた中田秀夫が監督を務める本作。この度、唯一キャストが明かされないまま謎に包まれていたキャラクター“美雪”の姿が明らかとなった本予告映像と本ポスタービジュアルが到着した。解禁された本予告映像は、比呂子(橋本さん)が同じ職場で働く直人(重岡さん)への恋心に胸をときめかせる様子の映像からはじまる。しかし、直人への思いを綴る手紙を書いていると突然鼻血が滴る比呂子が映し出され、一気に不穏なムードに。直人の息子・春翔が「生き返って欲しい…!」と唱えた「エロイムエッサイム」という呪文で土が蠢き、その思いとは裏腹に庭から復活したのは、「絶対に許さない…」と憎悪を剥き出しにした“美雪”(ファーストサマーウイカ)だった!何度も蘇り、比呂子と直人に襲い掛かってくる“美雪”。怨念にまみれ、嫉妬に狂い、どこまでも追い続け、襲い掛かってくる美雪の恐怖に飲み込まれていく比呂子と直人。そして、拡散した怨念が連鎖し、次々と様子がおかしくなる登場人物たち。「あの世から戻ってきてしまったものを消滅させなければ」と立ち向かう霊媒師・大門(長谷川忍)の姿も見られる。果たして、比呂子と直人は“美雪”の恐怖から逃れることはできるのか…。ファーストサマーウイカついに謎のベールを脱ぎ、出演が明らかとなったファーストサマーウイカさんは、蘇ったばかりの妖しげで美しい姿から、次第に身体中に植物のような黒い管を這わせ完全な異形へと進化する“美雪”を演じるにあたり、4時間超の特殊メイクに挑戦。橋本さんは、「現場で見ていてもウイカさんのお芝居がとても怖かったので、スクリーンで見たならば更にゾッとするだろうな」とその怪演っぷりについて語り、重岡さんは「ウイカさんの特殊メイクは大変だったと思いますし、それでいてあの鬼気迫るお芝居をされていたのは、心から凄いなあと尊敬していました」とコメント。企画プロデュースの平野隆は「企画段階から美雪を日本映画史上“最凶”のキャラクターにしたいと考えていました」と、美雪役を演じるにあたり強烈な個性を求めたことを明かし、さらに中田監督は「美雪が出てくる場面は全て『見せ場』です。『一度観たら忘れられない』強烈さで演じていただき、現場で私は内心ゾクゾクしていました」と太鼓判。そして、中田監督の『リング』の大ファンだとも語るウイカさん自身は、「中田監督とご一緒できること、『リング』でいえば貞子のポジションである美雪役でオファーをいただけたことが本当に嬉しくて。喜びと興奮で“絶対やりたいです、お願いします”と即答したのを覚えています」とこの難役のオファーを快諾したことを語りながらも、「フィジカル的にもかなり忍耐力のいる撮影だった」と撮影当時をふり返った。さらに併せて、比呂子と直人を引き裂くように「見ぃ~つけた。」と顔を覗かせる美雪の姿が描かれた本ポスタービジュアルも解禁された。【コメント全文】◆橋本環奈【倉沢比呂子役】ウイカさんは、すごい気持ちが良い方というか、本当にお仕事で御一緒したいなって思う方でした。シャキシャキしていて、仕事もパッパッパッと決めていって、すごく気持ちが良いなと毎日思っていました。全身に特殊メイクをして、寒い中、外を裸足で歩いたりしながらもいつも通りの空気感で皆さんと接していて本当に素敵な方だなと思いました。間近で見ていてもウイカさんのお芝居がとても怖かったので、スクリーンで見たならば更にゾッとするだろうなと思います。見ている方が痺れる映像になってると思うので出来上がりが本当に楽しみです。◆重岡大毅(ジャニーズ WEST)【伊原直人役】ウイカさんは毎日とても早く現場に入って、4~5時間かけて特殊メイクをしていました。特殊メイクは取るのも一手間だそうで、撮影が終わった後も時間が掛かり本当に大変だったと思いますし、それでいてあの鬼気迫るお芝居をされていたのは、心から凄いなあと尊敬しておりました。美雪が復活して土から出てきて、直人と比呂子に襲い掛かるシーンは、単に襲い掛かってくるだけではなく、美雪のいろいろな気持ちが入り混じった“狂気”が乗っているシーンだと思うので、特に仕上がりが楽しみな場面です。観客の皆さんの怖がる反応も楽しみなので、それを見に何回も劇場に足を運ぶかもしれません。◆ファーストサマーウイカ【伊原美雪役】中田監督の『リング』は子供の頃、怖いながらも凄く好きで何度も観ていました。なので監督とご一緒できること、『リング』でいえば貞子のポジションである美雪役でオファーをいただけたことが本当に嬉しくて。よく真似してましたから、貞子のあの這い方。喜びと興奮で「絶対やりたいです、お願いします」と即答したのを覚えています。美雪は母親、妻であることが物語の大切な要素ではあるのですが、生前の綺麗な美雪でいられる時間はほんの一瞬でした。撮影初日だけ生きていて、後はずっと生霊や蘇った美雪での撮影で(笑)生前の幸せな時間の撮影があまりに短かったので、初日は特殊メイクをしないですむ時間のありがたみを噛み締めながら、幸せな気持ちを重ね合わせて撮影できました(笑)蘇った美雪の特殊メイクって、すごく時間がかかるんです。特殊メイクスタッフさんが、毎回4~5人掛かりで4時間かけて作ってくださるので、擦れて取れちゃわないよう最小限の羽織りだけ、何か食べたらお腹も出ちゃうし、トイレもメイクをやり直さなきゃいけないので出来る限り少なくして…と、フィジカル的にかなり忍耐力のいる撮影だったなと思います。ただ、それがツラく感じないほど現場は楽しく、本当にホラー映画撮ってるのかな?と思うほど終始みんな和気藹々と撮影させてもらえた環境がありがたかったです。◆中田秀夫【監督】「禁じられた遊び」の恐怖表現の主軸は何といっても美雪の「造型」にありました。この世ならざる美雪が「変化(へんげ)」していくのが本作の魅力だからです。そしてその美雪をファーストサマーウイカさんに演じていただく事になり、綿密な打ち合わせや全身の3Dスキャンを経て、変化していく美雪のビジュアルを具現化していきました。ウイカさんには、文字通り全身全霊でこの役に取り組んでいただきました。何せ、幸せな家庭の場面は、儚く過ぎ去るので、その後の美雪が出てくる場面は全て「見せ場」です。特にクライマックスの美雪をウイカさんには、「一度観たら忘れられない」強烈さで演じていただき、現場で私は内心ゾクゾクしていました。◆平野隆【企画プロデュース】初めてウイカさんをテレビで見た時、あどけない可愛らしい表情からアイドルをやられているんだろうな、と思いました。ただその外見とあまりにギャップのある関西弁の毒舌を聞いた時、唖然とすると共に、女優にむいてるなぁ、と感じました。私は企画段階から美雪を日本映画史上“最凶”のキャラクターにしたいと考えていました。そのキャラクターを演じるにふさわしい強烈な個性を持った女優さんを探しましたが、どうもしっくりといきませんでした。そんな折再びウイカさんの爆裂トークに触れ、吹き出しながら、この方しかいないな、と確信しました。『禁じられた遊び』は9月8日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:禁じられた遊び(2023) 2023年9月8日より全国にて公開©2023映画『禁じられた遊び』製作委員会
2023年06月19日タレントのファーストサマーウイカが、うらじぬの主演の映画『炎上する君』(2023年公開)に出演することが25日、わかった。西加奈子氏の同名小説を映像化する同作は、映画製作プロジェクト「感動シネマアワード」でグランプリを獲得したことにより、制作が決定。主演をうらじ、監督をふくだももこ氏が務める。女性への抑圧に傷付き、憤る日々を過ごす梨田(うらじ)と浜中(ファーストサマーウイカ)。唯一無二の親友関係である2人は、ひょんなことから脇毛をたくわえ、ダンスをすることで自分たちを解放するようになる。そんな折、高円寺周辺に出没する「炎上する男」という不思議な存在の噂を聞きつけ、2人はその男を探し始める。梨田の親友・浜中を演じるのは、女優として活動の幅を広げているファーストサマーウイカ。銭湯に入る時もメガネを外さないおさげ髪の浜中という、普段のイメージとは異なる役柄を熱演している。また、共演には物語のキーパーソン・炎上する男役で、オーディションで選ばれた齊藤広大、梨田と浜中の行きつけの銭湯で働く少女・トモにはミスiD 2019グランプリの中井友望が出演するほか、銭湯の常連客には南久松真奈、トモのバンドメンバーには大下ヒロト、中山求⼀郎、當山美智子、梨田と浜中がある行動をするきっかけとなる芸人に影山徹など、映画、演劇、ドラマで活躍する演技巧者が顔を揃える。キャスト情報と合わせて、劇中歌とエンディングテーマも公開。梨田と浜中が脇毛を見せながら踊り狂う劇中歌にはゆっきゅんの「DIVA ME」、そして物語の余韻に寄り沿うエンディングテーマには、同じくゆっきゅんの「NG」に決定した。コメントは以下の通り。■うらじぬの西加奈⼦さんとふくだももこ監督のほとばしるエネルギーを一身に受けて作品に臨んだ今春は、いつにも増して灼熱でした。とっても良い汗をかきました。いつも隣にいてくれたファーストサマーウイカさんも、かっこいい汗をかかれていました。この企画が立ち上がってから本当にたくさんの方々の支えがあって、生き生きと燃え盛る躍動の物語が出来たと思います。ありがとうございます、と、皆様どうぞよろしくお願い致します!■ファーストサマーウイカ他人と違っていたいのに、他人と違うのが怖い。自分のNOは誰かにはYESで唯⼀無⼆でいたいのに、無意識に共感のいいねを求めている。自己評価と世間体のはざまで炎のようにゆらぎゆらめく若者の心と身体。原作とは違った時代と世界線で描かれる梨田と浜中の葛藤が、誰かの光になりますように。■ふくだももこ西加奈子さんの小説「炎上する君」を初めて読んでから、10年が経った。あの頃、まさか⾃分が西加奈子原作の映画を撮れるなんて、夢にも思っていなかった。そして「今だ!」と背中を押してくれたのは、主演のうらじぬのさんの存在だ。うらじさんの演じる梨田をいちばん近くで⾒たい! という欲望が私を突き動かした。だけど3年前に企画がはじまってから、⼀度目はコロナで、⼆度目は私の産後うつで、映画が止まってしまった。それでも、うらじさんは信じてくれていた。そして、最高の相棒ファーストサマーウイカさんが現れた。ふたりの演じる梨田と浜中が、何度も何度も私を救ってくれた。今、心から『炎上する君』を撮れたことが本当にうれしい。この映画に関わってくれた⼈たちみんなを抱きしめたい。私は私のために、この映画をつくりました。みなさんの心には、どんなふうに映るでしょうか。■ゆっきゅん私の楽曲が初めて映画の中で流れるのが『炎上する君』であることを光栄に思います!「DIVA ME」の使い方がDIVAすぎて痺れました。ふくだももこ監督、うらじぬの様、ファーストサマーウイカ様、みんなまとめてあんたがDIVA。「NG」も新しい聴こえ方がして物語の中で音楽が使われるってこういうことなんだ! と新鮮でした。ぜひ多くの方に観ていただけますように!
2022年10月25日●最初になりたかった職業「声優業」での夢とは?歌手、タレント、女優と幅広い活躍を見せるファーストサマーウイカ。そんな彼女が、ドリームワークス・アニメーションが贈る映画『バッドガイズ』(10月7日公開)で、自身3度目となる日本語吹き替え声優を務めた。「もともと最初になりたいと思っていた職業が声優さん」と語っていたウイカにとって、本作を経験したことで、どんなことが胸に去来したのだろうか。ドリームワークス・アニメーションが構想6年の歳月を費やして製作したクライム・コメディ『バッドガイズ』。「ワルをやるなら思い切り」を合言葉に、権力者や富豪たちから華麗なテクニックで財宝を奪う怪盗集団・バッドガイズが、名だたる強盗たちが奪うことができなかった伝説のお宝“黄金のイルカ”を奪取するために奮闘する姿が描かれる本作で、ウイカは天才ハッカーの毒舌ガール・タランチュラの声を担当した。「“毒舌ガール”と言われていますが、日本語の台本を読んでいる限り、そこまで口が悪いという印象はなかったですね。それよりも割とシャークやピラニアがボケまくっていたので、突っ込みキャラというか、真面目で姉御肌な印象はありました。キャラクターの顔も似ている気がして親近感を持って演じることができました」この言葉通り、劇中タランチュラは、突っ込みどころ満載の愛すべきメンバーたちに、テンポよく切り込み、チームをまとめ上げる存在として物語に彩りを添えている。「私も高校時代男の子たちとバンドを組んでいたので、似た感じの雰囲気は経験していましたし、タランチュラが天才ハッカーとしてしっかりプライドを持って戦っている姿も、共感できる部分が多かったので、演じていても気持ちが入りやすかったです」マルチな活躍を続けるウイカだが、最初になりたかった職業が「声優業」だという。その意味で、どんな仕事でもオファーが来ることは「うれしい」というが、声優の仕事は「めちゃくちゃうれしい」と一つギアが上がるという。「今はファーストサマーウイカという存在を知っていただき、『この役だったら任せてみても面白いんじゃないか』と私のイメージに近しいキャラクターのお仕事をいただけると思っているんです。それだけでもとてもありがたいことなのですが、機会があれば自分とはまったくイメージの違うキャラクターの役にも挑戦できたらと思っています」そのなかで、大きな夢として挙げるのが「このキャラと言えばこの人だよね」と言われるような作品に巡り合うこと。「例えば悟空の声だったら、ルフィーだったら……みたいな形で認識されるようなキャラクターに声を当てられるようになったら、こんなに素敵なことはないですよね。それともう一つ、声優のお仕事をしたいなと最初に思ったのがゲームのキャラクターの声をやりたかったからなので、いつかゲームに登場するキャラクターを演じることができたら最高です」●世間のイメージにあまりナーバスになる必要はない「今の自分に求められているもの」が仕事になっていくという考え。パブリックイメージというものは、受け手が感じ取るもので、それがその人の本質であるかどうかわからないという意味で、悩ましさもあるのだろうか――。「それは受け取る人次第でいいと思っています。一般的にどう見えるかという基準なので、イメージ通りのことをすれば『でしょうね』だし、違うことをすれば、ギャップや驚きになる。なので、どちらにしてもマイナスにはならないと思うんです。私は結構真面目な学生生活を送っていましたが、茶髪かきあげヘアの派手メイク、関西弁で大きな声でしゃべっていたら、大阪の元ヤンみたいなイメージを持たれる方もいたと思います。でもそのイメージでお仕事をいただくこともありますし、あまりナーバスになる必要はないのかなと思います」本作のキャラクターたちも、見た目だけで“悪者”と判断されてしまいがちだ。「この作品を観たときに、善悪というのは立場によって大きく変わるということは分かっているつもりだったのですが、人というのは、つい自分の正義感を振りかざしてしまうんですよね。バッドガイズの行動はマジョリティから見ると悪なのかもしれませんが、彼らから見るとまた違った価値観になる。そこが面白いなと感じています」先入観は、時に人の判断を誤らせる要因になるかもしれないが、ウイカのようにおおらかに構えることで視野が広がっていくかもしれない。本作の登場人物たちは、ある一面から見れば“バッドガイズ”と言われているかもしれないが、ひっくり返してみれば、非常に魅力的なキャラクターであることは間違いない。■ファーストサマーウイカ2013年5月にアイドルグループ・BiSに新メンバーとして加入しメジャーデビュー。14年7月、横浜アリーナの単独公演で解散。15年より音楽グループ・BILLIE IDLEを結成。ライブを中心に活動し、19年12月解散。21年2月、ユニバーサル ミュージックよりソロメジャーデビューを果たし、4月2日に3rdデジタルシングル「Open the Door」をリリースした。タレント、女優としても活躍。現在、日本テレビ『上田と女が吠える夜』、フジテレビ『トークィーンズ』、テレビ東京『超音波』にレギュラー出演している。
2022年10月06日コリン・ファース主演、トニ・コレットらの豪華共演で実録ドキュメンタリーをドラマ化したサスペンス「ザ・ステアケース -偽りだらけの真実-」。配信開始を前に、字幕版と吹替版予告編が解禁となった。2001年12月、作家マイケル・ピーターソンの妻キャスリーンがノースカロライナ州の自宅階段から転落死した事故。現場の痕跡や彼女の遺体から単純な転落死とは思えない不可解な点がいくつも見つかり、検察は「事件」として現場にいたマイケルを殺人罪で起訴する。ピーターソン一家はマイケルの無実を訴えるが、裁判が進むにつれ、彼や子どもたちの知られざる秘密が次々と明らかに…。アメリカで実在した事件の真相に迫ったドキュメンタリー映画『ザ・ステアケース ~階段で何が起きたのか~』は2004年に制作され、衝撃続きの内容から384分という長編ながらも多くの米メディアが高く評価し、後の犯罪ドキュメンタリーの火付け役となった。それを基に全8話のリミテッドシリーズとしてドラマ化した本作は、2022年5月に米動画配信サービスHBO maxにて配信、容疑者とされたマイケルを主人公に事件の全貌に迫った。マイケルとその家族、検察、弁護士、ドキュメンタリースタッフ、様々な視点から繰り広げられる事件の考察と、キャスリーンの死を軸にピーターソン一家の過去と現在が次々と交錯していく内容で、本格的なサスペンスドラマとして描かれている。主人公マイケル・ピーターソンを演じるのは、『英国王のスピーチ』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したコリン・ファース。不自然な死を遂げる妻キャスリーンには『ヘレディタリー/継承』のトニ・コレット。大家族を支える善良な夫婦の顔と、その一方で家族だけに見せる厳格な一面や、家族にも明かさぬ秘密を抱える不穏な一面を見事に演じ、2022年度のエミー賞では主演男優賞、主演女優賞2部門でノミネートを果たした。ほかにもマイケル・スタールバーグ、ジュリエット・ビノシュら、アカデミー賞を席巻するハリウッドスターたちが豪華共演。さらに、父の秘密に翻弄されながらもそれぞれの人生を歩んでいくマイケルの子どもたちに、アーノルド・シュワルツェネッガーの息子パトリック・シュワルツェネッガー、「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズでサンサ・スターク役を演じたソフィー・ターナー、『帰らない日曜日』で主演を務めたオデッサ・ヤングなど、若手の実力派俳優が出演。日本語吹替版には、コリン演じるマイケル役に多くの映画で彼の吹き替えを担当してきた俳優の森田順平、妻キャスリーン役に本田貴子を起用。また、2人の息子であるクレイトン役に榎木淳弥、トッド役に斉藤壮馬が兄弟役で共演する。「ザ・ステアケース -偽りだらけの真実-」は10月7日(金)0時よりU-NEXTにて一挙配信(全8話)。(text:cinemacafe.net)
2022年10月05日タレントのファーストサマーウイカが出演する、DMM・DMMブックスの新CM「ダンゼンおトク」編が、5日から放送される。新CMでは、ウイカが応援団長として登場。特注の学ランとオレンジ色のハチマキ・タスキ姿で、「マンガファンを熱烈応援ー!」と迫力満点の演舞を披露する。オレンジのたすきをなびかせながら現場入りしたウイカ。撮影では、送風マシーンの強い風を受けながらも、凛々しい表情づくりやポニーテールの角度など細部にまでこだわりを見せた。■ファーストサマーウイカインタビュー――CM撮影を終えての率直な感想と、いちばん印象的だったことや苦労したことなど聞かせてください。とても楽しかったです。暑いなか、応援団の学ランを着て大変だろうと思っていたんですけど、始まったらあっという間でした。しかも風に吹かれてすごく涼しかったです。ワイルドな撮影に⾒えるんですが、意外と繊細で紙が1枚飛んで来るだけでやり直しなど、繊細かつ大胆な楽しい撮影でした。紙を毎回、回収するのが大変そうで、⼀緒にかき集めたりしていると、学ランも相まって学園祭のような気持ちでやれて、楽しかったですね。――大声で叫ぶシーンが印象的でしたが、叫んだ感想を教えて下さい。風に負けないようにと思って、大声を出していました。この熱い思いがCMを見てくださる向こう側の皆さんに届くといいなと思っています。ただマンガ読んでるときにあんなに応援されたら本当はちょっと鬱陶しいかもしれないですね。マンガ読むときは静かにしてって(笑)。でもみんなが忘れられない印象的なCMになったらいいなと思います。――今回の衣装は学生服でしたが着心地はいかがですか?衣装を特注で作ってくださったそうで、すごくうれしかったです。今までかっこいい学ランを着ることがなかったので、すごい嬉しいです。学ランって地獄みたいに暑いですね。本当に応援しようという気持ちがないとやってられないです。改めて応援団の皆さんを尊敬しました。――今回のCMはマンガファンを熱烈応援する、といった内容ですが“今、応援したいこと”はありますか?「国」。日本を応援したいですね。これからの未来のために頑張ってほしいです。そして私も中間管理職になるタイミングである30代になったので、頑張らないといけないなと思います。アラサーアラフォーの中間管理職の皆さんはこれから上にも下にも挟まれて大変だと思うので、共に頑張っていきましょう!――“応援を感じること”はありますか?1時間に2~30回はエゴサーチするので、いつもすごくたくさん温かい言葉をくださる皆さんに本当に感謝しています。あとは、家族ですね。私が何をしようがどんなことを⾔おうが、温かく⾒守ってくれているので、家族には本当に応援されているなと感じています。なので恩を返していきたいなと思っています。――今⼀番ハマってるマンガを教えて下さい。ずっと気になって追っているのは『九龍ジェネリックロマンス』という、眉月じゅんさんのマンガです。絵がめちゃくちゃきれいでストーリーも不思議なんですよね。男女問わずお勧めできる、この夏に是⾮読んでいただきたい1作ですね。
2022年08月05日小説「秘密の花園」が原作で、コリン・ファース主演の『シークレット・ガーデン』を皮切りに、厳選された様々なジャンルの12作品を上映する「Kino Festival(キノフェスティバル)」が約2年ぶりに開催されることになった。今年はkino cinema横浜みなとみらい、kino cinema立川高島屋S.C.館、kino cinema天神の全国3会場にて開催。作品ごとに1週間限定での上映となる(※上映期間の変更や延長の場合あり)。9/30~『シークレット・ガーデン』(THE SECRET GARDEN)両親を亡くし、親戚に引き取られたメアリー。広い屋敷を散策するうちに、閉ざされた庭園を見つける。そこに従兄弟のコリンや友人のディコンも加わり、荒れ放題だった庭園の秘密を解き明かしていく。監督:マーク・ミュンデン出演:コリン・ファース、ジュリー・ウォルターズ、ディキシー・エゲリックイギリス/英語/96分10/7~『ブレイキング・ニュース・イン・ユバ・カウンティ』(BREAKING NEWS IN YUBA COUNTY)スーは夫が売春婦と寝ていた時に心臓発作で死んだことを知る。この出来事をセレブリティになるチャンスと捉え、死体を埋めて、事実を隠そうとするが、町を巻き込んだ大騒動に発展してしまう…。監督:テイト・テイラー出演:アリソン・ジャネイ、ミラ・クニス、オークワフィナアメリカ/英語/98分10/14~『チルドレン・アクト』(THE CHILDREN ACT)裁判官のフィオナのもとに信仰から輸血を拒む青年の審判が持ち込まれる。成人には治療を拒否する権利があるが、彼は成年である18歳まで数か月足りなかった。面会を通じて青年との間には不思議な絆が生まれていく。監督:リチャード・エアー出演:エマ・トンプソン、フィン・ホワイトヘッド、スタンリー・トゥッチイギリス・アメリカ/英語/105分10/21~『イントゥ・ザ・ラビリンス』(INTO THE LABYRINTH)15年前に誘拐された少女サマンサが保護される。しかし、彼女はほとんど記憶を失っていた。精神分析医のグリーンは彼女の監禁中の記憶を取り戻そうとし、探偵のブルーノは誘拐犯の手がかりを追う。監督:ドナート・カリシ出演:ダスティン・ホフマン、トニ・セルヴィッロ、ヴァレンティーナ・ベルイタリア/イタリア語・英語/130分10/28~『スモール・カントリー』(SMALL COUNTRY)ガブリエルは彼の「小さな国」ブルンジの快適な外国人居住区で暮らしている。ガブリエルは普通の子どもで、友達や兄弟と一緒に楽しく暮らしていたが、隣国ルワンダの緊張が波及し彼の家族と無垢な心が脅かされる。監督:エリック・バルビエ出演:ジャン=ポール・ルーヴ、イザベル・カバノ、ジブリル・ヴァンコペノルフランス・ベルギー/フランス語・キニヤルワンダ語・キルンディ語/112分11/4~『シックス・ミニッツ・トゥ・ミッドナイト』(SIX MINUTES TO MIDNIGHT)第二次世界大戦前夜。ナチス・エリートの子女たちが通う学校から英語教師が姿を消した。新しい英語教師としてこの学校に就任したミラーだが、そこで元教師の死体が発見され、ある疑惑が浮上する。監督:アンディ・ゴダード出演:エディ・イザード、カーラ・ジュリ、ジェームズ・ダーシーイギリス/英語/99分11/11~『ロスト・プリンス』(THE LOST PRINCE)ジビの生活は愛する娘が全てであった。毎晩娘が眠りに落ちるまで、自分が王子様として登場する冒険物語の世界へと娘をいざなう。しかし、10代になった娘は父の物語から卒業し、自分自身の物語を作り始めてしまう。監督:ミシェル・アザナヴィシウス出演:オマール・シー、ベレニス・ベジョ、フランソワ・ダミアンフランス/フランス語/90分11/18~『バーデン』(BURDEN)サウスカロライナの町にKKKの博物館がオープンし、長年くすぶっていた人種間の緊張が高まる。ケネディ牧師は地域社会を癒すため平和への道に尽力し、そんな中、KKKの団員であるバーデンも自身の信念を見直すことになる。監督:アンドリュー・ヘックラー出演:ギャレット・ヘドランド、フォレスト・ウィテカー、アンドレア・ライズボローアメリカ/英語/117分11/25~『パラダイス・ヒルズ』(PARADISE HILLS)ユマはある朝目覚めると、高度な治療施設のある孤島にいた。そこは裕福な家族が子どもに対して、食事・レッスンなどの処置をして、完璧な子にすることが目的だった。しかし、ユマは施設に裏の秘密があることに気づく。監督:アリス・ワディントン出演:エマ・ロバーツ、ダニエル・マクドナルド、オークワフィナアメリカ/英語/95分12/2~『マイ・ドッグ・ステューピッド』(MY DOG STUPID)中年の作家であるアンリはここ数年何も出版できていない。妻と子どもたちには理解してもらえず、逃げ出して再生活を送りたいと思っていた。そんなある日、彼は不愛想で素行の悪い犬を見つけ、飼うことにするのだが…。監督:イヴァン・アタル出演:イヴァン・アタル、パスカル・アルビロ、セバスチャン・ティエリーフランス/フランス語/106分12/9~『パーフェクト・ナニー』(THE PERFECT NANNY)2児の母ミリアムは仕事復帰のため、ベビーシッターを探す。厳しい審査を行い、全員が納得する完璧な候補者であるルイーズを見つける。しかし、家族にとって不可欠な存在になったとき、彼女が本性を現し始め…。監督:リュシー・ボルルトー出演:カリン・ヴィアール、レイラ・ベクティ、アントワーヌ・レナルツフランス/フランス語/100分12/16~『ワンダー・ボーイ』(WONDER BOY)若くしてバルマンのデザイナーとして成功を収めたオリヴィエ・ルスタンは、生まれた時に親に捨てられた過去を持つ。ファッション業界で活躍する姿を追いつつ、自分自身を見つけるために真実を追い求める過程を描く。監督:アニッサ・ボンヌフォン出演:オリヴィエ・ルスタンフランス/フランス語/99分「Kino Festival 2022」は9月30日(金)よりkino cinema横浜みなとみらい・立川高島屋S.C.館・天神にて特別上映。(text:cinemacafe.net)
2022年07月21日2022年4月18日、歌手でタレントのファーストサマーウイカさんがInstagramに投稿した写真が話題です。ファーストサマーウイカさんが公開したのは、合計4枚の写真。「歴史物のお仕事が来ますように」という願いとともに、投稿された写真をご覧ください。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る ファーストサマーウイカ(@f_s_uika)がシェアした投稿 写真は、ファーストサマーウイカさんが同月2日にリリースした新曲『Open the Door』のMV撮影時のもの。かっぽう着、白塗りの十二単(じゅうにひとえ)など、さまざまな格好を披露しています。中でもファンを沸かせたのは…4枚目の『スキンヘッド姿』!普段のロングヘアの印象とはかけ離れた姿ですが、ファーストサマーウイカさんの端正な顔立ちが際立つ写真に、「美しい」「違和感がまったくない」「何をやっても似合う」と、絶賛の声が寄せられています。ファーストサマーウイカさんの願い通り、歴史に関係するテレビドラマや映画の関係者が目にしたら、今にも仕事が舞い込んできそうですね![文・構成/grape編集部]
2022年04月19日ノーベル賞作家カズオ・イシグロが絶賛した小説の映画化『帰らない日曜日』より、出演するコリン・ファースのインタビュー映像が解禁された。本作は、メイドと名家の跡継ぎという身分違いの秘密の恋と、その衝撃の顛末を描くラブストーリー。監督はカンヌ国際映画祭常連のエヴァ・ユッソン。注目の新星オデッサ・ヤングと大人気ドラマ「ザ・クラウン」の英国俳優、ジョシュ・オコナーがW主演を務める。そしてこの度、主演を務めた『オペレーション・ミンスミート ナチを欺いた死体』をはじめ、『潜水艦クルスクの生存者たち』など出演作の日本公開が続いているコリン・ファースのインタビュー映像が到着。本作でコリンは、主人公・ジェーンがメイドとして仕えるニヴン役を演じている。戦争で息子を亡くした行き場のない損失感を抱えながらも気丈に生きようとする様を繊細な演技で表現し、静かながらも強い印象を残している。コリンはアリス・バーチの脚本を読んで出演を即決したほど脚本には強い思い入れがあるようで、「セリフの書かれ方に強く惹かれました。独特なルールがあるのです。当時の人々が文化の差や感情のずれによって会話がすれ違う様を、ある種パターン化させることでうまく表現している。とても深く考えられているのです」と絶賛している。さらに、二ヴン氏を演じる上では長年俳優としてキャリアを積んだ彼でも苦労があったようで、「ニヴン氏はいつも心ここにあらずで本質が捉えにくいキャラクターで、心の底で抱えている感情を探りながら表現しなければなりませんでした。それは役者として大きな挑戦でもありました」と本作の役作りにおける難しさを明かした。また、本作の魅力を「とても優しく、極めて賢くて正直な作品」と表現する中で、二ヴン氏が抱える“損失感”については「本作では、抱えている問題は違えど誰もが孤独であるという事を描いている。この物語の登場人物がそれぞれの孤独を抱えているようにね」と核心に触れた。撮影中はシリアスな場面が多くある中でも笑いの絶えない明るい現場で、長い間撮影期間を共に過ごしたオデッサ・ヤングとオリヴィア・コールマンの2人には刺激を受けたとも語っている。フレッシュな若手キャストと実力派俳優の豪華共演はもちろん、繊細で深みのある本編のストーリーにも期待が高まるインタビュー映像となっている。『帰らない日曜日』は5月27日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:帰らない日曜日 2022年5月27日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開© CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION, THE BRITISH FILM INSTITUTE AND NUMBER 9 FILMS SUNDAY LIMITED 2021 All rights reserved.
2022年04月15日ファーストサマーウイカが、4月2日に配信リリースする新曲「Open the Door」のMusic Videoを公開した。「Open the Door」は自身初の主演ドラマ『私のエレガンス』主題歌で、ウイカが尊敬する布袋寅泰が作詞作曲、プロデュースを担当。先日、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組『オールナイトニッポン0』にてフルサイズでオンエアされ大きな話題となっている。今回公開されたMVは、自宅でウイカ自ら出演・監督・撮影・編集を務めた完全セルフプロデュースの“Unofficial版”となっており、新型コロナウイルス隔離期間中だった1月に持て余した時間を利用して制作された。およそ1分の映像には、ドラマのコンセプトでもあるエレガンスの要素も兼ね備え、楽曲をバックにテンポよく次々と変身してゆく様が映し出されている。併せて、同曲のジャケット写真が公開。アートワークも自宅隔離期間中に自身で撮影した写真を元にデザインされており、エレガンス且つ今までの彼女とは違う一面を覗かせた仕上がりとなっている。ファーストサマーウイカ「Open the Door」Unofficial MV<リリース情報>ファーストサマーウイカDigital Single「Open the Door」2022年4月2日(土) 配信リリース※BSテレ東 土曜ドラマ9『私のエレガンス』主題歌「Open the Door」配信ジャケット作詞・作曲・編曲:布袋寅泰<番組情報>BSテレ東 土曜ドラマ9『私のエレガンス』放送局:BSテレ東(BS7ch)/ BSテレ東4K(4K7ch)主演:ファーストサマーウイカ出演:草刈民代 / 吉沢悠 ほか脚本:本山久美子 / 大谷洋介監督:松本佳奈 / 西海謙一郎公式HP:関連リンクファーストサマーウイカ オフィシャルサイト:ファーストサマーウイカ 公式Twitter:ファーストサマーウイカ 公式Instagram:ファーストサマーウイカ YouTubeチャンネル:ファーストサマーウイカ 公式TikTok:www.tiktok.com/@firstsummeruika_official
2022年03月21日第二次世界大戦下、イギリス諜報員らによる奇想天外な作戦を描いたコリン・ファース主演『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』より、場面写真6点が解禁された。ヒトラー陣営を欺くために行われた「ミンスミート作戦」の真実が明かされたベストセラー小説を基に、『英国王のスピーチ』でアカデミー賞作品賞を受賞したプロデューサーのイアン・カニング、同作でアカデミー賞主演男優賞を受賞したコリン・ファース、そして『恋におちたシェイクスピア』で同じくアカデミー賞作品賞を受賞したジョン・マッデン監督が映画化。大戦下で実行された最も奇想天外で、最も成功した欺瞞作戦の全容を、スリリングかつエキサイティングな展開で魅せる、超一級のスパイサスペンスだ。この度解禁された場面写真では、コリン・ファース扮する元弁護士の諜報部員モンタギューとマシュー・マクファディン扮するMI5のチャムリー大尉が、ヒトラーを欺くべく「偽造文書を持たせた死体を海に流す」という“オペレーション・ミンスミート”を実行するため、バディとなって溺死体に見せかけるための死体探しや、文書の捏造に奮闘する様子、さらに作戦を考案するよう指示した英国のトップ、チャーチル首相の姿が切り取られている。戦争の最前線ではなく、裏方として暗躍した名もなき英雄たちの知られざる闘いを描いた本作。場面写真からも窺えるように、円熟味を増した名俳優たちが凛々しい制服に身を包み演じる、一味違ったスパイたちの魅力あふれる一作となっている。『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』は2月18日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オペレーション・ミンスミート -ナチを欺いた死体- 2022年2月18日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© Haversack Films Limited 2021
2022年01月21日映画『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』が、2022年2月18日(金)より、TOHO シネマズ 日比谷他全国ロードショー。主演はコリン・ファース。大戦下の“実話”に基づくスパイサスペンス映画『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』は、ヒトラーを欺くためにイギリスが実行した荒唐無稽な欺瞞作戦“オペレーション・ミンスミート”を描いた作品。『英国王のスピーチ』でアカデミー賞作品賞を受賞したプロデューサーのイアン・カニング、『恋におちたシェイクスピア』で同じくアカデミー賞作品賞に輝いたジョン・マッデン監督らが、第二次世界大戦下で行われた衝撃の実話を、スリリングかつエキサイティングなストーリー展開で、頭脳派スパイサスペンスに昇華した。欺瞞作戦“オペレーション・ミンスミート”とは“オペレーション・ミンスミート”とは、大戦下で実行された最も奇想天外で、最も成功した欺瞞作戦でありながら、戦後も長らく極秘とされてきた作戦。1943年、第二次世界大戦下、劣勢強いられる連合国軍。何とかナチスを倒したい英国諜報部(MI5)は、とんでもない奇策をチャーチル首相に提案する。高級将校に仕立て上げた死体にニセの機密文書を持たせ地中海に放出し、ヒトラーを騙そうというのだ。この作戦がMI5の諜報員、ヨーロッパ各国の二重三重スパイたちを巻き込み、各国間の駆け引き、策略、罠、そして裏切り合戦へと発展していく...。主演はコリン・ファース主人公ユーエン・モンタギュー少佐...コリン・ファース元弁護士の英国諜報部員。主演を務めるのは、『英国王のスピーチ』でアカデミー賞主演男優賞を受賞し、『キングスマン』などでも知られるコリン・ファース。チャールズ・チャムリー空軍大尉...マシュー・マクファディン主人公の相棒となるMI5のメンバー。演じるのは、『エジソンズ・ゲーム』のマシュー・マクファディン。イアン・フレミング少佐...ジョニー・フリンモンタギュー、チャムリーと共に“オペレーション・ミンスミート”を練り上げる。映画『スターダスト』でデヴィッド・ボウイ役を演じたジョニー・フリンが担当。その他、『ハリー・ポッター』ルシウス・マルフォイ役のジェイソン・アイザックス、「ダウントン・アビー」のペネロープ・ウィルトンら、英国を代表する俳優が集結している。スパイ映画ファン垂涎の小ネタも事実を描いた戦争映画でありながら、スパイ映画ファンにはたまらない小ネタも満載。予告動画では、「007」シリーズの作者であるイアン・フレミングや、“M”“Q支部”の存在も示唆されている。<映画『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』あらすじ>第二次世界大戦時、1943年、イギリスはナチスを倒すため、イタリア・シチリアを攻略する計画を立てていた。だが敵の目にも明らかな戦略目標であるシチリア沿岸はドイツ軍の防備に固められている。状況を打開するため、英国諜報部のモンタギュー少佐、チャムリー大尉、イアン・フレミング少佐らが練り上げたのが、欺瞞作戦“オペレーション・ミンスミート”だ。“イギリス軍がギリシャ上陸を計画している”という偽造文書を持たせた死体を地中海に流し、ヒトラーをだまし討ちにするという奇策だ。彼らは秘かに手に入れた死体をビル・マーティン少佐と名付け、100%嘘のプロフィールをでっち上げていく。こうしてヨーロッパ各国の二重三重スパイたちを巻き込む、一大騙し合い作戦が始まるが――。第二次世界大戦の行方を変える決定的な分岐点で秘密裏に実行され、戦後長らく極秘扱いされてきた驚くべき欺瞞作戦の全容がいま明らかになる――。【詳細】映画『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』公開日:2022年2月18日(金)TOHO シネマズ 日比谷他全国ロードショー監督:ジョン・マッデン出演:コリン・ファース、マシュー・マクファディン、ケリー・マクドナルド、ペネロープ・ウィルトン、ジョニー・フリン、ジェイソン・アイザックス配給:ギャガ原作:「ナチを欺いた死体:英国の奇策・ミンスミート作戦の真実」ベン・マッキンタイアー著(中央公論新社刊)原題『Operation Mincemeat』/128分/イギリス/2022年/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/字幕翻訳:栗原とみ子
2021年12月27日コリン・ファース主演の『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』が、2022年2月18日(金)より全国にて公開されることが決定。併せて、ポスターと予告編が解禁された。舞台は1943年。第二次世界大戦下、連合国軍は劣勢を強いられていた。何とかナチスを倒したい英国諜報部(MI5)は、とんでもない奇策をチャーチル首相に提案する。高級将校に仕立て上げた死体にニセの機密文書を持たせ地中海に放出し、ヒトラーを騙そうというのだ。この荒唐無稽な作戦は、真実と嘘が表裏一体の世界の中で、MI5の諜報員、ヨーロッパ各国の二重三重スパイたちを巻き込み、各国間の駆け引き、策略、罠、そして裏切り合戦へと発展していく。『英国王のスピーチ』でアカデミー賞作品賞を受賞したプロデューサーのイアン・カニング、同作でアカデミー賞主演男優賞を受賞したコリン・ファース、そして『恋におちたシェイクスピア』で同じくアカデミー賞作品賞を受賞したジョン・マッデン監督らが、戦後長らく極秘とされてきた大戦下で実行された最も奇想天外で最も成功した欺瞞作戦の全容を、超一級のスパイサスペンスの傑作として誕生させた。この度解禁された予告編では、『ハリー・ポッター』のルシウス・マルフォイ役でお馴染みのジェイソン・アイザックス、「ダウントン・アビー」のペネロープ・ウィルトンら英国を代表する俳優の顔ぶれも確認できる。さらに「007」シリーズの作者であるイアン・フレミングが登場したり、“M”“Q支部”の存在が示唆されるなど、事実を描いた戦争映画でありながらスパイ映画ファンにはたまらない小ネタも満載。またポスターには、ヨーロッパ圏の地図を背景にコリン・ファース扮する主人公ユーエン・モンタギュー少佐と、その相棒となるマシュー・マクファディン扮するチャールズ・チャムリー空軍大尉の姿が。キャッチコピー「世界の命運を握る鍵は、地中海に放たれた―」が示すように、彼らがバディとなって全世界を救うミッションに挑む様子が見て取れる。本作は、重厚な戦争映画としてはもちろん、エンタメ性あふれるスパイ映画としても楽しめる作品となりそうだ。『オペレーション・ミンスミート ―ナチを欺いた死体―』は2022年2月18日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オペレーション・ミンスミート -ナチを欺いた死体- 2022年2月18日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© Haversack Films Limited 2021
2021年12月24日映画『私はいったい、何と闘っているのか』完成披露上映会が25日に都内で行われ、安田顕、ファーストサマーウイカ、金子大地、伊集院光、李闘士男監督が登場した。同作はつぶやきシローによる著書の映画化作。地元密着型スーパーウメヤ大原店の万年主任・伊澤春男(安田顕)の姿を描き、愛する妻や子供たちとのかけがえのない生活と、夢にまで見た店長昇格への長く険しい戦いの果てに予想外の結末を迎える。「最近パニックになったこと」という質問に、ウイカは「言いづらいですけど、デリケートゾーンの脱毛に行った時に、すっぴんでマスクもしてますし、誰かわからないような状態で行ってるのに『お姉さん、もしかしてアーティストさんですか?』と。全部おっぴろげた状態で聞かれた時は本当にパニックになりました」と会場の笑いを誘う。「『アーティストなんです』と言ったとして、それをどこで、何を見て判断したのかも気になりますし、この状態で話題を掘られても……」と苦笑するウイカに、安田は「確実に見出しですよ。ライターさんの打つスピードすごい変わりましたもん」と指摘。ウイカは「1番使わなくていいところですよ!」と主張していた。また金子も「疲れてるとすごく塩分を取りたくなっちゃうんですけど、血尿が出たときはパニックになっちゃいました」と続け、ウイカは「こっちに合わせなくていいのに」とツッコミ。金子は「僕が梅干しが好きだとおばあちゃんが知ってて、箱でカリカリ梅を送ってくれて、1日で全部食べたら、次の日血尿が出て。まだ小さかったんですけど『ママー!』と言って、あせりましたね。パニクりました」と振り返る。安田は「これが大人になった金子くんだったらグロテスクだけど、子供の頃だからかわいらしくてよかった」と感想を述べていた。
2021年10月25日2021年12月17日に公開される、俳優の安田顕さん主演の映画『私はいったい、何と闘っているのか』の主題歌、本予告、キービジュアルが公開されました。同作は、2018年に公開された映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』をはじめ、ヒット作を排出する李闘士男(り・としお)監督の最新作。原作は、2016年に発売された、お笑いタレントのつぶやきシローさんの同名著書です。俳優の小池栄子さん、タレントのファーストサマーウイカさんなど多彩なジャンルで活躍する面々が出演し、脇を固めます。主題歌は、東京を拠点に活動する7人組バンド、ウルトラ寿司ふぁいやーの『今すぐアナタを愛したい』に決定しました。アカペラとバンドを融合させた唯一無二の構成とエンターテインメント性を武器に活動し、同年10月にはワンマンライブも開催予定です。ファーストサマーウイカの変貌に驚きファーストサマーウイカさんは、キービジュアルが公開されたことを受けTwitterを更新。すると、「分からなかった!」「全然雰囲気が違う」といった声が寄せられました。まずは、公開されたキービジュアルをご覧ください。この中からファーストサマーウイカさんを見つけることはできますか。答えはこちらです!こちらです #なにたた pic.twitter.com/YSdHM4P8kH — ファーストサマーウイカ (@FirstSummerUika) September 27, 2021 普段の明るい髪色や、ロングヘアの印象とは違い、すぐに気付かなかった人も多いでしょう。投稿には「役者のウイカさん、すごい」「これは分からないわ!」「幅広い役者さんだ」といった声が寄せられていました。予告編の動画にも、ファーストサマーウイカさんが登場しているので探してみてくださいね![文・構成/grape編集部]
2021年09月28日2021年8月21日、タレントのファーストサマーウイカさんがInstagramにコスプレ写真を投稿しました。ファーストサマーウイカさんが投稿したのは、アニメ映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズに登場する真希波・マリ・イラストリアスのコスプレ写真。マリは同シリーズの2作目である『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』で追加されたパイロットです。赤い眼鏡と2つに結んだ髪の毛がチャームポイントであり、最新作である『シン・エヴァンゲリオン劇場版』では予想外の展開で視聴者に衝撃を与えました。投稿によると、ファーストサマーウイカさんは7年前にマリのコスプレをしたのだとか。多くの人の心を奪った1枚がこちらです! この投稿をInstagramで見る ファーストサマーウイカ(@f_s_uika)がシェアした投稿 鏡を背に自撮りをしている、7年前のファーストサマーウイカさん。マリのチャームポイントである赤い眼鏡が似合っているだけでなく、持ち前のシュッとした輪郭はアニメキャラにぴったりです!この写真が撮影された2014年頃は、ファーストサマーウイカさんがアイドル活動をしていた時期。元アイドルの経歴に納得するかわいらしさですね。ファーストサマーウイカさんの秘蔵ショットに対し、「似合いすぎる!」「アニメキャラのコスプレとして輪郭が完璧」「アニメから出てきた!?」といった絶賛する声が続出!中には、ほかのアニメキャラのコスプレを待望する声も寄せられていました。歌だけでなく、ビジュアルを活かした活躍にも期待が高まりますね![文・構成/grape編集部]
2021年08月22日歌手でタレントのファーストサマーウイカが9日、東京・六本木で行われた映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極“悪党、集結』(8月13日公開)のジャパンプレミア試写会に山寺宏一、宮野真守とともに出席。真っ赤な ハーレイ・クインのコスプレを披露して会場を魅了した。同作は、アクション映画『スーサイド・スクワッド』シリーズ第2弾。ハーレイ・クインやブラッドスポートら終身刑の悪党14人が、集結したチーム「スーサイド・スクワッド」が政府の極秘ミッションに出動する。監督は『アベンジャーズ』シリーズの製作総指揮も務めるジェームズ・ガン。ファーストサマーウイカは、家族を殺されたことで復習を誓った抵抗勢力のリーダー、ソル・ソリアの声を演じたが、今回は ハーレイ・クインのコスプレで登場。ソルの衣装を着て来なかった理由を問われて「ソル・ソリアもとても素敵な女性だけど、(ミリタリー衣装で)まぁまぁ……軍! という感じ。女性の皆さんは、見たら『うわ~! あのハーレーのドレス着たい!』と絶対思う」と弁明した。そんな ハーレイ・クインの印象を問われて「見たことないハーレイの一面が見られた。山あって谷あってからの、盛り返した後の女は強いと思う。そこをすごく感じた。ハーレイの佇まいに泣きそうになった」と褒め称えた。また宮野演じる陰キャ・ポルカドットマンが推しだと明かして「母性本能が掻き立てられる。守ってあげたくなる」とほほ笑んだ。
2021年08月09日タレントや歌手として活動する、ファーストサマーウイカさん。目鼻立ちがはっきりとしたビジュアルと物おじしない発言が人気で、複数のテレビ番組に出演し、注目を浴びています。2021年8月1日に、ファーストサマーウイカさんはInstagramを更新。普段とは異なるメイクの姿を披露しました。ファーストサマーウイカの清純派メイクに「最高」の声ファーストサマーウイカさんは、以下のコメントとともに、1枚の写真を公開。ドラマ撮った楽しみにしててねf_s_uikaーより引用詳細は明かされていませんが、どうやらテレビドラマの収録があったようです。多くの人の目を奪った、ファーストサマーウイカさんの写真がこちら! この投稿をInstagramで見る ファーストサマーウイカ(@f_s_uika)がシェアした投稿 普段は、全体的にきっちりとしたメイクをしている印象の、ファーストサマーウイカさん。披露された写真では、透明感のあるナチュラルメイクをしていて、また違った魅力があります。投稿に対し、ファンからは驚きや絶賛の声が相次ぎました。・えっ!かわいすぎる。・普段のメイクもいいけど、こっちのバージョンも好き!・いつもと雰囲気が違いすぎて、ビックリした。透明感があって素敵。メイクのやり方1つで、印象が大きく異なることが分かる1枚です。いつものメイクも素敵ですが「ナチュラルメイクも、もっと見てみたい」と思った人は多いのではないでしょうか。ファーストサマーウイカさんがナチュラルメイクで出演した、テレビドラマの放送が楽しみですね![文・構成/grape編集部]
2021年08月02日根本宗子&ファーストサマーウイカが語る、“大人の友情”の育み方。舞台で共演した繋がりもありますが、この二人、プライベートでも仲良しだ。知り合ったきっかけや関係性、そして大人にとっての友達とは…などについて、あれこれ伺いました。――どんなきっかけでお知り合いになったんですか?根本:突然ツイッターに、DMが送られてきたんです、ウイぽん(根本さんによる、ファーストサマーウイカさんの呼び名)から。6年前かな。ウイカ:ふふふ。私、結構誰にでも躊躇なくDMを送れるタイプで(笑)。というか、そのときちょうどねもさん(ウイカさんによる、根本宗子さんの呼び名)の舞台が上演されてて、すごく良いという評判を聞いたのでどうしても観たくて。それで、「チケットとれませんか?」って直接連絡したんです。根本:でも、元はといえば、私がウイぽんが以前所属していた「BiS」時代から好きで、ライブを観に行っていたし、ツイッターをフォローしてたんですよ。なので、面識はないけれど、私のことを、BiSのファン…と思ったんじゃないかな。ウイカ:それで舞台を観に行かせていただいて、終演後、楽屋で挨拶したのが、最初でしたね。――初対面の印象は?根本:劇場の狭い廊下を、BiSのイメージまんまのウイぽんが、肩で風切ってズンズン歩いてきた~って思いました(笑)。ウイカ:私は、ねもさんは作る作品や舞台上のパワフルなイメージと違って、意外と淡々とした静かな人だなって思いました。根本:でも、そこからすぐ仲良くなったわけでもないんだよね。ウイカ:そうそう。結構徐々に、徐々に距離を詰めて、2年後に初めてねもさんの舞台に出させてもらって、それが終わってからですよね、友達として仲良くなったのは。根本:そうだね。ウイカ:私は、知らない相手でもDMは送れるし、人見知りも全然しないタイプではあるんだけれども、だからといって、グイグイ距離を縮めるかっていうとそうでもない。最初に会ったときから、バイブスは合うな~と思ってたんですけどね。根本:私はDMしないし人見知りだけどね(笑)。――改めて考えてみると、なぜ友達になったと思われますか?ウイカ:まず、同じようなものに興味を持っているので、会話の共通点が多い。ただ一方で、ものを見る角度はお互い結構違うので、同じ何かについて語り合うと、意外な発見があって、楽しいんです。根本:確かに、二人とも高校時代に大人計画が好きだったけど、着眼点も影響の受け方も全然違ったもんね。ウイカ:そうですね。根本:私は劇作家という仕事柄、あんまりたくさんの人には、自分の個人的な話はしたくないんですが、でもたまに、最近あったことや今私が考えていることを話したいと感じる人に出会うの。自分的には、そういう相手が友達なのかな、と思うんだけど、ウイぽんはまさにそうだった。この話をしたら、この人なんて思うんだろう?って思える人。ウイカ:わかる。私もものの見方が自分と違う人と友達になりたい。価値観が違ってもいいから、新しい視点や発想を持っている人がいい。私みたいなひねくれた人は嫌かも(笑)。根本:私も。自分だったら私みたいな人と絶対仲良くなりたくないって思うよ(笑)。ウイカ:アハハ(笑)。人付き合いの距離感が似てる。だから居心地がいいのかも。――お二人で一緒にいるときは、どんなことをすることが多いですか?根本:基本的には、ごはん行ったりお茶したり…。仕事の相談もしますし、どうでもいいことも話します。ウイカ:ねもさんから、いい健康食品をおすすめしてもらったり(笑)。去年も、どうしても話したいことがあって、昼間に一瞬、人のいないところでサクッとお茶だけして帰った、みたいなこともありましたよね。根本:あったあった。そうなんだよね、コロナになって、今までと変わらずごはんに行く人もいるし、一切出かけない人もいる。“人付き合いの距離感”ってそれぞれだなぁって思ってたんだけど、ウイぽんとは、そのへんのリズムも合うよね。ウイカ:私は考え方がクレバーな人が好きで、そういう人と一緒にいると心地よい。ねもさんはまさにそう。根本:言われて嬉しい褒め言葉(笑)。でも私、人から「ウイぽんってどんな人?」って聞かれたら、いつも「クレバーな人」って言ってるよ。ウイカ:ありがとうございます(笑)。ちなみに私はねもさんのことは、「チャーミングな人」と言ってます。根本:さっきの、“二人でいるときに何をするか”で思い出したんだけど、若いときって、恋の悩みや愚痴を語り合える人と集まりがちだったの。でも大人になってからの友達は、「なに話したんだっけ?」って思い出せないような話ができる存在なんじゃないかなって、今ちょっと思った。何でもない話をする時間って、意外と大切だよね。歳を重ねると、純粋にそういう時間を過ごせる友達が減ってくる気がする。ウイカ:家族とか恋人って、その人にとって“1番”の存在であることが多いと思うんですけど、友達って、それと比べると1番になることが私は少ない。…というか、1番である必要がない存在だと思うんです。もちろん親友が1番という人もいるだろうけれど、私にとっては1番でもないし、極端に下位でもない。ちょうどいいところにある存在。根本:うんうん。ウイカ:1番の人には話せないことって、案外あるじゃないですか。親や恋人、超身近な人には言えないんだけど、なぜか友達には言えたりする。それはトップシークレットのこともあれば、どうでもいい何気ない話のこともあるんだけど。そういうのって友達としか共有できないなぁって、今思いました。根本:ウイぽんが言うところの1番に当たる人たちと向き合うときって、基本が楽しいんだけど、「こんな些細な私情に時間を割かせてしまっている」という気持ちになることもある。その点友達だと、気軽に「ねえちょっと聞いて」と言いやすい。逆に、家族とか1番の人しかいない世界を考えると、ちょっと怖いよね。大人になってからは、主体的に友達を選べるから、楽しい。根本:学生時代、私は女子校だったから、「一緒にトイレに行こう~」みたいな友情ばっかりの世界にいて、本当に居心地が悪かったの。今もたまに女性のそういう関係を見かけたり、巻き込まれそうになったりするけれど、でもそれを避けられるようになった。だから大人になってからの友達のほうが、かけがえのない人になっている気がする。ウイカ:そう。学校って、学力とかエリアで集められた集団で、そこで気が合う人が見つかるなんて、奇跡みたいなもの。その点大人になってからは、趣味が近いとか、共通点があるみたいなところを見ながら、自分で選んで友達になれる。そこが子供のときと違うところだね。根本:一緒にいることが目的なんじゃなくて、目的があるから、会ったり喋ったりしたいわけで。ウイカ:確かに。根本:あーあと私、友達とお風呂入れないのよ。だからウイぽんと一緒に温泉は入れないわ。「私部屋のお風呂でいいです」って即答する(笑)。ウイカ:そうかー。私は逆に、誰とでも温泉入れる(笑)。でもだからこそ、「二人きりでごはん食べよう」って誘うのは、実はすごいハードル高い。そういう意味では、ねもさんは本当に貴重な存在なんですよ。根本:ふふふ、ありがとう(笑)。ファーストサマーウイカ(写真右)俳優、ミュージシャン、タレント。2ndデジタルシングル「帰り花のオリオン」が配信中。8/13より公開の映画『ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結』では日本語吹替を務める。根本宗子ねもと・しゅうこ(写真左)劇作家、劇団・月刊「根本宗子」主宰。企画、脚本、演出、監督を手掛けるSNSミュージカル『20歳の花』の#1、2が配信中。弊誌連載「根本宗子の妄想スイッチ」も好評。※『anan』2021年7月21日号より。写真・土佐麻理子スタイリスト・近藤伊代(ウイカさん)ヘア&メイク・山本絵里子(ウイカさん)小夏(根本さん)(by anan編集部)
2021年07月17日コリン・ファースとスタンリー・トゥッチの共演で贈る映画『スーパーノヴァ』。この度、コリンが20年来の友人であるスタンリーから脚本を直接受け取ったこと、当初は2人が演じる役柄が逆だったことなどを打ち明ける、オンラインインタビューの映像が到着した。『シングルマン』では、パートナーを失い人生の目的を見失うゲイの大学教授役を演じたコリンだが、本作では若年性認知症を患うパートナーを支える男性・サム役を好演している。到着したのは、映画に対する思いや、配役が決定するまでの裏話、さらには共演のスタンリーへの愛も赤裸々に語るインタビュー映像。コロナ禍でのプロモーションとなった今回、オンラインで行われたインタビューでは、『シングルマン』の監督としてもお馴染みのデザイナー「トム・フォード(TOM FORD)」のメガネをかけ、ラフな服装と髪型であっても紳士の品格漂うコリンの姿にも注目。通常、映画の出演オファーはエージェントを通して受け取るものだが、「脚本はスタンリーから直接受け取った。だから読んでいる間、常にスタンリーを意識していた。配役も聞いていなかったと思う」とコリンはふり返る。プライベートでも20年来の友であるスタンリーから「いい脚本があるから読んでみて」と連絡があり、読み込むうちに脚本に魅了されていったという。コリンが演じるのは、不器用で無口だが、胸の奥に熱い愛情を燃やし続けるピアニストのサム。スタンリーは人を惹きつける才能と魅力に溢れ、いつもブラックジョークで周囲に笑いをもたらす作家タスカー役を演じる。コリンもスタンリーも、本人のイメージそのままのナチュラルな演技を見せているが、実は最初は配役が逆だったという。タスカー役に違和感を感じ、試しに役を交換してみようと提案したのはコリン。その時のことも明かしており、「何か通ずるものがあったんだろう。読んでいたらサムがしっくりきた。スタンリーのタスカーを聞いた時、彼以上に演じることはできないと思った。彼がサムをしてもそう思ったから、もう家に帰ろうかと思ったよ(笑)」と冗談交じりに語っている。仕事仲間としても友達としても良い関係を築いているスタンリーについては「彼は多才な役者だ」と断言、「スタンリーは知性と思慮深さを醸し出すことができる。そして“脆さ”も持ち合わせている。本作において彼の脆さの演技には大きな影響を受けた」と絶賛。若年性認知症を患い、徐々に記憶をなくしていくタスカーの揺れ動く心や繊細な変化を見事に表現した名演は、「スタンリーにしかできない脆さの演技だと思う」と太鼓判を押している。インタビューからも分かるコリンの“スタンリー愛”と同様に、スタンリーもコリンの仕事ぶりや人格を絶賛しており、2人の共演は2012年公開の『モネ・ゲーム』以来、約10年ぶり。念願の再共演でも相性ぴったりな2人の演技が堪能できそうだ。『スーパーノヴァ』は7月1日(木)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スーパーノヴァ 2021年7月1日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2020 British Broadcasting Corporation, The British Film Institute, Supernova Film Ltd.
2021年06月28日コリン・ファースとスタンリー・トゥッチ、イギリスとアメリカの“紳士俳優”が共演した『スーパーノヴァ』が、7月1日(木)より全国順次公開される。この度、小さなベッドで大きな身を寄せ合うコリンとスタンリーの様子を収めた本編映像が公開された。本作『スーパーノヴァ』は、『英国王のスピーチ』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したファースと、『ラブリーボーン』で同賞助演男優賞にノミネートされたトゥッチが、20年という歳月を共にしてきたカップル役を演じ、人生の最終章を迎える感動作。ファースが演じるピアニストのサムは、不器用で無口だが、胸の奥に熱い愛情を燃やし続ける人物。そしてトゥッチは、人を惹きつける才能と魅力に溢れ、いつもジョークで周囲に笑いをもたらす作家タスカーを演じる。監督を務めたハリー・マックイーンは、俳優としても活躍する映画人で、オリジナル脚本を書き上げた本作が、監督第2作目となる。撮影監督には『ターナー、光に愛を求めて』などで2度アカデミー賞にノミネートされたディック・ポープが務め、イギリスの風景を美しく撮影している。キャンピングカーに乗り込み、イギリス湖水地方を旅をする、長年連れ添ったカップルの姿を描いたロードムービーでもある本作。この度公開された本編映像は、ふたりの茶目っ気とラブラブぶりが窺えるシーンとなっている。サムの実家にやってきたふたりは、かつてサムが使っていた部屋で寝ることになったが、大の大人が共に寝るには、ベッドが小さすぎる。「いいベッドだ。寝心地がいい」「ひとり占めだしな」「それは君だろ。落ちそうだ」とふざけあうふたり。電気を消そうとしたサムは腕を伸ばした拍子に勢いよくベッドから落ちてしまい、それを見たタスカーは大爆笑。「車で寝る」と拗ねるサムだが、優しく「ストッパーになるから体を預けろ」と諭すタスカ―に負け、「くっつきすぎは息苦しい」とブツブツ言いつつも最終的にはお互い体を預けながら眠りにつく。本映像は、ふたり仲の良さと、愛の強さがよく伝わるシーンが切り取られた。『スーパーノヴァ』7月1日(木) TOHO シネマズ シャンテ他 全国順次ロードショー
2021年06月16日