ジェームズ・キャメロンは、『アバター』続編の脚本を仕上げているところのようだ。2017年に公開予定となっている待望の同作で監督を務めるキャメロンは、2009年公開の大ヒット作の続編に向けて脚本とデザインにおける仕上げ段階にいることを明かしており、第1弾がまぐれのヒットでなかったことを証明しようと意気込んでいる様子だ。エンターテイメント・ウィークリー誌にキャメロンは「今は3冊の脚本にまた新たな角度を取り込んでいる過程なんだ。デザインの行程と並行してね」「デザインの過程はかなり出来上がってきているよ。1年半もデザインを手がけているからね。全キャラクターや舞台、生物とか全てがほぼ出来上がっているんだ」と話した。一方で、以前にはシガニー・ウィーバーが、自身のキャラクターは前作で重傷を負っていたにも関わらず「SFの世界では絶対に誰かが死ぬことはない」として続編にも登場することをほのめかしていた。「私はとにかくすごくクールなキャラクターを演じることが分かっているから、知っている範囲内で役作りに取り掛かっているわ。まだ撮影は始まっていないけど、始まったら1年半くらい地球から姿を消すことになるんじゃないかしら」とシガニーは話していた。(C)BANG Media International
2015年12月21日演じることに身を捧げた役者であっても、誰もが知る実在の人物を演じるのは恐ろしいことだという。ましてや、それが世紀のハリウッドスター、ジェームズ・ディーンであれば尚更だ。『ディーン、君がいた瞬間』でジェームズ・ディーン役のオファーを受けたデイン・デハーンも、「あまりに怖くて、断る理由がいくつも浮かんだ」と振り返る。だが、完成した映画には、ジェームズ・ディーンがいた。外見的な特徴や話し方だけでなく、そこにあったのは彼の心。一体、デインはどのようにしてジェームズ・ディーンの魂に近づいていったのだろうか。「なるべく多くの資料を読んだんだ。でも、そのどれにも違うことが書いてあったから、何が正しくて何が間違いかを取捨選択する必要があった。ある本には『彼はマルボロの煙草しか吸わなかった』と書いてあったけど、別の本には『キャメルしか吸わなかった』とある。また別の銘柄だと書いてある本もあったしね。だから、僕は『わかったぞ。要するに彼は煙草が好きだったんだな』って(笑)。彼が何をし、それが彼のどんな面を表していたのか。自分なりに分析し、彼の考えや気持ちを見つけ出すようにしていったんだ」。物語は単にジェームズ・ディーンの人生を追うのではなく、若手写真家デニス・ストックと彼の関係に焦点を当てている。どこか鬱屈を抱えたディーンに惹かれるストックと、自分を見失ったストックを翻弄するディーン。人生にもがく青年2人の青春物語にもなっているのが興味深い。「彼らの関係はとてもユニークだと思う。2人はそれぞれ違うタイプのアーティストだけれど、アーティストであることが共通点にもなっているんだ。ある意味、同じ道を歩んでいく2人の姿を追っていく映画だとも言えるよね」。ちなみに、映画の中のディーンは写真を撮られることに居心地の悪さを感じていたが、「僕も撮られるより撮る方が好きかな。最近はもっぱらiPhoneでね。僕にあってジェームズ・ディーンにないものもiPhoneだし(笑)」。お気に入りの1枚もあるそうだ。「ハネムーンで撮った1枚だね。妻が月を背に立っているのだけど、手でハートの形を作っているんだ。そのハートの中に月が写っていて、妻の姿はシルエットになっている。自分で言うのも何だけど、なかなかいい出来だと思うよ」。また、劇中にはジミーが本来の自分に戻れる場所として故郷が登場するが、「僕にとっては、今住んでいる自宅がそれにあたるかな」とのこと。実は、このインタビューも自宅のベッドの上からスカイプで応じてくれた。「こっちは朝の8時だけど、たっぷりと睡眠をとった後だし、リラックスしながらインタビューを受けているよ(笑)。撮影中はずっと家を離れることが多いから、やっぱり早く家に帰りたいなと思ってしまう。だからこそ、オフの時はなるべく家で過ごすようにしているんだ。世界中を飛び回る俳優の仕事は本当にエキサイティングだけど、家を離れなくちゃいけないのがね。ちょっと悩ましいかな」。世界中を飛び回る背景には、「様々なタイプの作品に出たい」という思いがある。尊敬する俳優は、アル・パチーノとフィリップ・シーモア・ホフマン。「作品ごとに異なるチャレンジをし、彼らのような役者になりたい」と力強く語る。「それが、僕にとってはすごく大事なことなんだ。今はSFアドベンチャーに関わっているところなんだけど、その前はホラー映画を撮影していたし、その前は17世紀のロマンス映画に出演した。その前は『ディーン、君がいた瞬間』だしね。そうやって、なるべくいろいろな作品に出会っていければいいなと思っている」。映画は「作るだけでなく、観るのも好き」だそうだ。「ものすごくささやかな映画か、あるいはものすごくスケールの大きい映画が好き。極端なんだ(笑)。映画館に行くのも大好きで、『ジュラシック・ワールド』や『ゼロ・グラビティ』みたいに映像のすごい作品はなるべく映画館で観るようにしている。その一方、ごくごく小規模な映画で俳優たちの演技をじっくり楽しむのも好きだよ」。そんな彼の目に、『ディーン、君がいた瞬間』はどう映ったのだろうか。「すごく誇りに思える作品になった。僕はどの作品に対しても、自分の捧げられる全てを捧げる。心も魂も全て捧げて、その後は、全てを捧げた自分を責めることだけはしないようにしているんだ。そういった意味でも、心から満足しているよ」。『クロニクル』から『アメイジング・スパイダーマン2』まで、デインは順調なキャリアを築いてきた。そして、今後も続々と出演作が待機する中、自宅でのリラックスした時間を楽しみ、映画を愛しながら、彼は地に足のついた姿勢で名声と向き合っている。「ジェームズ・ディーンは俳優として名声を得ることに対し、ある種のパラノイアに陥っていたところがあると思う。その点、僕は問題ないんじゃないかな。役者の仕事が大好きだし、今のレベルで仕事ができているのも嬉しい。酷いこともたくさんある世の中だから、毎日毎日をありがたく思っているんだ。確かに、一旦恐れを感じてしまうと、際限なく恐ろしくなってしまう。だから、なるべくそうならないように自分を保つことも大事だね」。(text:Hikaru Watanabe)
2015年12月17日ジェームズ ダイソン財団が主催する、国際エンジニアリングアワード「ジェームズ ダイソン アワード2015」。今年度、日本からは5作品が第一次審査にあたる国内選考でノミネートされ、国際審査に進出した。11月13日、最終選考の結果報告と、国内審査における受賞作品の表彰式が都内で開催された。ジェームズ ダイソン アワードは、2002年から開催されている、次世代のデザインエンジニアの支援・育成を目的に、毎年開催されているコンペティション。テーマは"日常の問題を解決するプロダクトの提案"で、今年も大学で工業デザインやプロダクトデザイン、エンジニアリングを専攻する学生、および4年以内の卒業生を対象に、2月5日から7月2日の間に作品を募集し、世界20カ国から710の作品が集まった。今年度国際最優秀賞を受賞したのは、カナダのウォータールー大学で電子機械工学を専攻する学生チームの「Voltera V-One」。スマートフォンをはじめ、生物医学装置に至るまでさまざまな電子機器に使用されている電子部品を固定して配線するためのプリント基板(PCB)を作製する3Dプリンターで、ノートPCサイズでありながら、ソフトで設計した回路図から数分程度でPCBのプロトタイプを作製できる。「特に学生や小規模事業者にとって電子機器のプロトタイプ製作が各段に容易で手軽なものになる」(ジェームズ・ダイソン氏)というのが主な受賞の理由だ。最終審査には参加20カ国からノミネートされた各5作品、合計100作品が進出するが、そのうち上位20作品の「TOP20」に今年度日本から選出されたのは2作品。慶応義塾大学院卒の山田泰之さんの「YaCHAIKA」と、宇井吉美さんをはじめとする千葉工業大学工学部の卒業生・在校生のグループによる「Lifilm」だ。一方で、国際最終審査と国内審査の結果は異なり、日本最優秀賞は名古屋市立大学大学院芸術工学研究科の本田光太朗さんと河内貴史さんの「LIGHT STRAP」が受賞。災害時に非常灯にもなるつり革で、利便性はもちろん、大規模災害時の人々の心理的不安を解消するという課題設定と、平常時の車内構造に組み込んだ上で使用時も手間なくそれを解消するという方法や、社会的影響力などが評価された。○非常時に"使える"つり革国内最優秀賞を受賞した「LIGHT STRAP」を開発した本田さんは、「応募した当初は、まだプロトタイプの完成度が高いと言えるものではなかった。それでも受賞できたのは問題解決の定義やコンセプトを評価していただいたからだと思う。一方で、市場に投入するという点については、これまでデザインエンジニアの勉強しかしていないので、今後の課題としていきたい」と語った。○快適なハイヒールを設計国内審査2位に選ばれたのは、全世界から選ばれる「TOP20」にも選出された「YaCHAIKA」。心地よい"ハイヒール"という従来の常識を覆す作品で、ヒール部分を2枚の湾曲した板バネと衝撃性の高いゴム板にすることで衝撃を吸収し、快適で安全な歩行を可能にするというものだ。慶応義塾大学院出身の山田泰之さんは、壇上で「研究者とエンジニアを両方やっていて痛感するのは、製品にすることが本当に難しいということ。コンセプトがよくていけると思っても、製品にする時に問題が出たりしてできないこともよくある話だが、ここからは1年ぐらいの間に製品にしていきたい」と語った。「YaCHAIKA」は来年秋にも今回の受賞作を製品化する予定だという。3位は九州大学芸術工学府卒業の瀧口真一さんの「BICHIKU Faucet」が受賞。災害発生時、蛇口に装着されたレバーを手押しポンプの要領で上下に動かすと、水道管内にたまった水をくみ出して備蓄水として活用できるという仕組みを発案した。その他、もうひとつの国際TOP20選出作品である人工知能(AI)を搭載した排せつ検知シート「Lifilm」は4位。5位には、名古屋大学工学部の学生3名と愛知工業大学の学生1名のチームによる、災害時の応急処置用の水や医療器具を少量の紫外線によって短時間で除菌できる「Fillap」が選ばれている。授賞式には、国内審査委員を務めるデザインエンジニアの田川欣哉氏と、フリージャーナリスト・コンサルタントの林信行氏が出席。それぞれ次のように今年度のアワードの振り返りと講評を語った。「昨年までは介護系やハンディキャップを改善するテーマのものが多かったが、今年は受賞5作品のうち2つが災害時における問題をどうやって緩和できるかということをデザインしたものであることが特徴的。応募作の完成度は世界的にも毎年上がってきていて、今年のグランプリはそのまま起業化できるほどのレベル。どうやって社会の中に入れていくかという視点で、その先のビジネスにもぜひつなげていってほしい」(田川氏)「受賞作に関しては本当にすばらしかったが、残念ながら受賞できなかった作品の中には、これはいったいなにを解決するのだろう?とか、個人的な趣味のものに無理やり課題をくっつけてしまったと思う作品も多かったのも今年の日本の応募作の特徴だった。これからの日本の教育で"課題の発見力"が必要だということを痛感した。中学ぐらいから現場でそういう取り組みをして、日本から社会の問題を解決していくような作品がもっと出てくることを期待したい」(林氏)
2015年11月24日ジェームズ・マカヴォイが、ヴィム・ヴェンダースの次回監督作『Submergence』に主演することがわかった。その他の情報原作は、2011年に出版された同名の小説。遠く離れた恋人たちが、生きるか死ぬかの状況に置かれる、ロマンチックスリラーだ。撮影は、来年3月にヨーロッパとアフリカで始まる。マカヴォイの次回公開作は、ダニエル・ラドクリフと共演する『Victor Frankenstein。』北米公開は今月25日。来年は『X-Men/ Apocalypse』が控える。ヴェンダースの最新作は、ドキュメンタリー映画『セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター』。現在撮影中の『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』の続編では、プロデューサーを務めている。文:猿渡由紀
2015年11月04日24歳でこの世を去った20世紀最大のスター、ジェームズ・ディーンと「LIFE誌」の写真家との、“死の直前”の知られざる旅路を描いた『ディーン、君がいた瞬間(とき)』。現在開催中の第28回東京国際映画祭の特別招待作品となった本作の監督で、“ロック”なフォトグラファーとしても知られるアントン・コービンが7年ぶりに来日。舞台挨拶に登壇し、“ディーン”をテーマに選んだ理由や、キャストのデイン・デハーンとロバート・パティンソンの起用について語ってくれた。天才写真家デニス・ストックが映し出した、ジェームズ・ディーンが急死する直前の2週間の旅を映し出す本作。監督を務めたアントン・コービンといえば、自身の伝記映画(『アントン・コービン伝説のロック・フォトグラファーの光と影』)も製作されるほど、「U2」やデヴィッド・ボウイ、「ローリング・ストーンズ」など数々の世界的アーティストを被写体にしてきたことでも知られている。10月24日(土)、発売開始からわずか2時間でチケットが即売したプレミア上映会には、アントン監督の写真集を持参してきた観客もいるなど、7年ぶりの来日を待ちわびていたファンで埋め尽くされ、アントン監督が登場すると、会場は大きな拍手が沸き起こった。監督も、まず「東京国際映画祭で上映できることをとても嬉しく、光栄に思っています」と、その喜びをコメント。さらに、“伝説の俳優”ジェームズ・ディーンに興味を持った理由について、「元々僕は、40年以上カメラマンをやっていることもあり、デニス・ストックのほうに興味があった」という。「なので、この映画はカメラマンとその被写体との関係、その両者のバランスについての話なのです。たまたま、その被写体がジャームズ・ディーンだったということが、この作品を面白くしているのです」と、自身も“伝説”といわれるフォトグラファーらしいきっかけに触れる。「僕はジェームズ・ディーンが亡くなった年に生まれたので、彼とは会ったことがありません。10代後半になって初めて彼を見たのはポスターでした。彼の映画を見たのはもっと後で、この映画を撮ってはじめて人物としてのジェームズ・ディーンを知ることとなりました。彼は、50年代に起こった変化として、とても重要な人物でした」と、時代の象徴ともなった稀代の俳優について語った。本作では、そんな“伝説の俳優”ディーンと、彼を被写体にしたストックの間に次第に友情のようなものが生まれ、旅を通じて、それがさらに深まっていく様子が描かれている。「(被写体との間に)信頼関係があると家族の一員のようになって、ユニークな写真を撮ることができます。実際に私もそういった関係を築くことができました。例えば、『U2』、マイケル・スタイプ、デペッシュ・モードなどです。そして、そのことがこの映画には描かれています。ジェームズ・ディーンとデニス・ストックとの間には特別な友情が生まれ、デニスはディーンの故郷という特別な場所で写真を撮ることができたのです」。また、ディーン役を演じるのは、『アメイジング・スパイダーマン2』などで日本でも人気のデイン・デハーン、そして、デニス・ストック役を演じるのは『トワイライト』シリーズ以降も躍進を続けるロバート・パティンソンという、2人の若手実力派だ。その起用理由について監督は、「ジェームズ・ディーンというのは、有名なアイコンであり、デハーンにとって大好きな俳優だったので、最初はこの役をやりたがらず、僕に会おうともしませんでした。でも共通の友人である、『メタリカ』のドラマーが彼を説得してくれたんです」と明かす。「デハーンはどんな役をやってもその人が実際にいるかのように感じさせてくれる俳優だと思います。外見を似せることも重要ですが、限界がある。そのギャップを埋める才能をもつ俳優だと思います」と絶賛した。また、ロバートについては、「いま彼は役者として自分が成長できるような面白い役を多く演じています。彼から感じられるのは、役者としての実力を証明したいということです。それは、この映画でのデニスの考えにも似ています。ロバートは、直感的な俳優で、心に雲がかかったような悩みを抱えていて、この役にぴったりでした。現場では2人がいることで、すごくいいエネルギーが生まれたし、一緒に仕事をしていてとても楽しかったです」と語り、2人が起こした“化学反応”に手応えを感じていた様子だ。では、自身がコラボしてみたい日本人はというと、アラーキーこと荒木経惟や森山大道といった日本を代表する写真家をあげ、「大好きなのでお会いしてみたい。会えたら嬉しい」と語るアントン監督。「原題は『LIFE』で、このタイトルには雑誌の『LIFE』という意味も含まれますが、誰かとの出会いが自分の人生に大きく影響を及ぼすことがある、“人生”の意味もあります」と語り、「ディーンはこの映画で描かれている旅の半年後に亡くなっているのですが、“LIFE(生きる)”の反対側に“死”というものが漂っているんです。そして、カメラマンと被写体との関係を2人の俳優が素晴らしい演技でみせてくれていたので、つくるのも楽しかったですし、映画としてもそこがどころだと思います」と、日本のファンにメッセージを贈っていた。『ディーン、君がいた瞬間(とき)』は12月よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月26日ジョニー・デップが『Fortunately, the Milk』への主演を交渉しているようだ。ライブアクションとアニメをミックスした作品で、ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』のエドガー・ライトが監督する。その他の情報20世紀フォックスと、『LEGO(R)ムービー』のアニマル・ロジック・エンタテインメントが製作する。原作は昨年9月に出版された、ニール・ガイマンによる子供向けのタイムトラベル小説。デップは現在北米公開中の『ブラック・スキャンダル』に主演。同作品での演技は高い評価を受けており、オスカー候補入りするかともささやかれている。ライト監督は現在、リリー・ジェームズ、アンセル・エルゴート、ジェイミー・フォックスらが出演するアクションコメディ『Baby Driver』の製作準備中。文:猿渡由紀
2015年10月26日デイン・デハーンが“永遠の青春スター”ジェームズ・ディーンを、ロバート・パティンソンが彼の死の直前を切り取った写真家を演じる最新映画『ディーン、君がいた瞬間』。本日9月30日、わずか24歳で夭逝したジェームズ・ディーンの命日に、第28回東京国際映画祭特別招待作品としても上映が決まった本作から待望の予告編映像が解禁となった。1955年、アメリカ。マグナム・フォトに所属する、野心溢れる若手写真家デニス・ストック(ロバート・パティンソン)はもっと世界を驚嘆させる写真を撮らなければと焦っていた。そんなとき、無名の新人俳優ジェームズ・ディーン(デイン・デハーン)とパーティで出会った彼は、ディーンがスターになることを確信し、「LIFE」誌に掲載するための密着撮影を持ち掛ける――。ハリウッドに初めて真の“演技”をもたらし、24歳でこの世を去った20世紀最大のスター、ジェームズ・ディーン。本作は、その死の直前の一番輝いていた瞬間を捉えた、「LIFE」誌の天才写真家デニス・ストックと彼との知られざる2週間の旅路を、デイン・デハーン、ロバート・パティンソンという2人の若手実力派の競演で描く。当初は、憧れのスターを演じることに抵抗があったというデイン。50年代の男性特有のたくましい体つきになるために、3か月で11キロ以上も体重を増やすといった肉体改造や、毎日約2時間かけておこなうメイクで、目の色、髪型、眉毛の1本1本、そして耳たぶにいたるまで、再現を試みた。また、ディーンの仕草や、話し方、考え方などについて、あらゆる著書やインタビューに触れ、内面的な部分に関しても徹底的に調べあげたという。予告編映像では、そんなデインのこだわり抜いた役作りで完成された、デイン版ともいうべきジェームズ・ディーンの姿が映し出されている。50年代のムードを映し出す音楽を担当するのは、『her/世界でひとつの彼女』のオーウェン・パレットだ。パティンソン演じるデニス・ストックと共に出かけた撮影旅行で、互いの才能に刺激されながら、次第に心の内を露呈していく2人。映像のラストには、「LIFE」誌に掲載され、ジェームズ・ディーンの名を一躍世に知らしめた写真が誕生する瞬間が切り取られている。なお、本作は第28回東京国際映画祭の特別招待作品となっており、10月23日(金)、24日(土)には本作のアントン・コービン監督が来日、映画祭に登壇する。いま、明らかになるディーン最後の旅と、現代の伝説的フォトグラファーが描く、2人の天才の魂のぶつかり合いを、まずはこちらから確かめてみて。『ディーン、君がいた瞬間』は12月より、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月30日『バイオハザード』シリーズのアリスVS『007』のジェームズボンドの夢の対決が実現したことで話題沸騰の映画『サバイバー』。そんな本作から、ミラ・ジョヴォヴィッチとピアース・ブロスナンの緊張感たっぷりの新場面写真がシネマカフェに到着した。ロンドン、ニューヨーク、史上最悪のテロ計画が動き出す。その計画に気がついたアメリカ大使館の外交官ケイトは伝説のテロリスト“時計屋”から狙われロンドン市街の爆破テロのターゲットに。既のところで生き延びたケイトだったが、今度は爆破テロの犯人の汚名を着せられ、国家や警察から追われることに。そんな中下された命令は見つけ次第射殺。大晦日のNYタイムズスクエアにテロの脅威が迫ったことを知ったケイトは迫り来る追っ手をかいくぐり、アメリカ最大の危機にたった一人で立ち向かう――。『バイオハザード』シリーズでハリウッドNo.1アクション女優の名を確固たるものにしているミラが挑むのは、国務省のエリート外交官・ケイト。そして最強で最悪のテロリスト“時計屋”には、『007』シリーズの5代目ジェームズ・ボンドに就任し、低迷していた『007』シリーズの人気に再び火をつけたピアースだ。英国紳士のイメージが強い彼が日本の銀幕で初披露となる悪役を怪演する。本作の監督には『推理作家ポー最後の5日間』のジェームズ・マクディーグが務め、ほかにもアメリカ大使にアカデミーノミネート経験を持つアンジェラ・バセットやロバート・フォスターなど実力派俳優が脇を固めている。今回解禁となった場面写真では、渋い表情で銃を構えるピアースの“時計屋”や、本作の重要なキーマンであるディラン・マグダーモット演じるケイトの上司サムも険しい表情で携帯を片手に壮絶な爆破テロの現場に佇む姿が確認できる。さらにはロンドンの地下鉄駅で逃げ戸惑うケイトにそれを追う“時計屋”。またノンストップ・アクションだけでないケイトとサムのラブロマンスを感じさせるまでも…!たった一人で100万人の命を救うために奔走するケイト。果たしてサムは味方なのか?圧倒的な身体能力・存在感を見せるミラとピアース。息もつかせぬアクションシーンとなることは間違いなさそうだ。『サバイバー』は10月17日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年09月03日今春公開され、興行収入57億円超の大ヒットを記録した映画『シンデレラ』が、9月2日(水)よりMovieNEXにてリリースされる。今回の発売に先駆け、ヒロインを演じたリリー・ジェームズが乗馬に初挑戦するメイキング映像がシネマカフェに到着した。誰もが知っている時を越えて愛され続けてきた『シンデレラ』。そんな本作のヒロイン・エラのキャラクターを象徴するかのようなシーンが“乗馬”の場面。継母たちのいじわるに耐えかねて思わず家を飛び出してしまうエラは、なんと馬に乗って森を疾走する。そして同じく馬に乗って狩りをしていた王子と運命的な遭遇を果たすのだ。今回解禁された映像はそんなエラを好演するリリーの乗馬訓練の様子。リリーの乗馬姿もキマっている…と思いきや、なんと彼女は本作が乗馬初体験!そんなことも思わせない颯爽と馬を乗りこなす姿の影にはリリーのたゆまぬ努力があったのだ。そんなリリーは、「映画のためにも乗馬を覚え、好きになりました。『シンデレラ』の庭のシーンでは、アヒルやガチョウがたくさんいたのでみんなを抱きしめました。シンデレラならきっとそうしたように…」と本作の撮影を通して動物愛が深まったと語った。また、「ネコを1匹飼っていて、その子にすっかり夢中です。ココという名前で、5年ほど前に飼い始めました。雪の中、鉄道の終点まで行き、駐車場で拾ったんです。家に連れて帰ると、すぐさま人生が変わったように思えました。小さくてきれいな子なんです。最近は、もっと動物に入れ込むようになりました」とプライベートでも動物とのふれあいを大切にしていることも明かした。今回公開された映像の完全版は、『シンデレラ』MovieNEXに特典映像として収録されている。勇気と美しさに満ち溢れた新しいシンデレラの活躍、リリーの挑戦をもう一度MovieNEXで確かめてみて。『シンデレラ』MovieNEXは、9月2日(水)より発売開始(※デジタル先行配信中)。(cinemacafe.net)■関連作品:シンデレラ 2015年4月25より全国にて公開(C) 2015 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2015年08月19日誰もが知る物語を心に残る感動のストーリーと圧倒的な映像美で蘇らせ、日本中を夢中にさせた大ヒット映画『シンデレラ』が、本日8月12日(水)よりデジタル先行配信が開始、9月2日(水)にはMovieNEXで発売される。このほど、デジタル配信スタートに合わせて、劇中の見どころの1つとなっていた豪華絢爛な舞踏会の裏側に迫るスペシャル映像が解禁された。今春より公開され、興行収入57億1千万円(8月9日付)超えの大ヒットを記録した本作。ガラスの靴やカボチャの馬車、魔法のドレスに豪華絢爛な舞踏会…有名なシーンやアイテムの数々を圧倒的な映像美で映し出し、話題を呼んだ。さらに、新星女優のリリー・ジェームズが演じた“勇気と優しさ”を持った行動的な新しいシンデレラ像が、世界中のファンに愛されたことも、大ヒットに繋がった。今回届いた映像は、そんな本作の大きな見どころである、壮大でゴージャスな舞踏会の舞台裏。「みんなきれいで、魔法みたい!」と興奮気味に語り、華麗なダンスを披露するのは、海外ドラマ「ダウントン・アビー」から抜擢されたシンデレラ役のリリー。彼女を始め、「ダウントン・アビー」では料理人のデイジーとして知られるソフィー・マクシェラら、キャスト陣が笑顔で撮影している様子や、ケネス・ブラナー監督のこだわりを確認することができる。ちなみに、シンデレラの舞踏会用ドレスには約247m以上の生地が使われ、1万個以上のスワロフスキー・クリスタルが散りばめられ、撮影には全く同じドレスが9着使用されたという。アカデミー賞「衣装デザイン賞」受賞デザイナー、サンディ・パウエルによってつくられたこのドレスは、着用したリリーいわく「見ているだけで破れそう」なほど繊細で、踊るのに相当に苦労した様子。また、そんなシンデレラをリードする王子役のリチャード・マッデンは、なんと撮影までダンス経験がなく、レッスンを重ねて習得したというから驚きだ。こうした舞台裏をのぞいてから映画本編を見れば、『シンデレラ』がいかに細部に渡って作りこまれた作品か実感できるはず。なお、8月12日(水)より、限定映像の視聴やプリントアウトして遊べる迷路、オリジナル壁紙のダウンロードなど、『シンデレラ』MovieNEXのコンテンツを一足先に無料体験できる“MovieNEXワールド かんたんおためしページ”も公開されているから、ぜひチェックしてみて。『シンデレラ』はデジタル先行配信中、MovieNEXは9月2日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シンデレラ 2015年4月25より全国にて公開(C) 2015 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2015年08月12日先頃、映画『シンデレラ』のプロモーションで来日した英国女優リリー・ジェームズが、インタビューの際にこんなことを言っていました。「リラックスできるのは家でのんびりテレビを観ているときね。イギリスでは、BBCやITVといった素晴らしいチャンネルが秀作ドラマを放送してくれるの」。その言葉通り、彼女の出世作でもある「ダウントン・アビー」はITVで大ヒットし、BBCには「SHERLOCK/シャーロック」や「ドクター・フー」などの人気ドラマが。今や英国ドラマなくして、海外ドラマを語ることはできません。そんな中、BBCの新作ドラマの中でも注目すべき1作が日本上陸!米ソ冷戦下の70年代イギリスを舞台にしたスパイ・サスペンス「THE GAME」をご紹介したいと思います。物語の始まりは、ソ連のKGB幹部がイギリスへの亡命を望むところから。その男は亡命と引き換えに、KGBがイギリスを脅かす極秘作戦を企てている旨を明かします。この事態を受け、MI5(英国防諜保安局)は調査チームを編成。敏腕エージェントのジョー・ラムらが、作戦の真相に迫るべく奔走し始めるのですが…。実はこの主人公ジョー・ラムを演じるトム・ヒューズこそが、「THE GAME」に注目すべき理由の1つ。185cmの長身に甘いマスクとクールな雰囲気のトムは、時にその美貌を活用しながら淡々と諜報活動に励むジョーを、名門演劇学校出身の確かな演技力で好演しています。現在29歳のトム自身、脚本を読むなりジョー役に強く惹かれたそうで、その時のことをこう語っています。「この役がやりたい!と心から思ったよ。ジョーは複雑な男で、心に多くの矛盾を抱えている。シリーズを通し、彼の人生における深い経験が少しずつ紐解かれていくんだ。こんなにも複雑で演じがいのある役が20代の僕にめぐってくるなんて、本当に幸運なことだね」。トムの言う通り、ジョーは複雑な男であり、彼がたどる運命もまた複雑。国と国のスパイ合戦が混乱を呼んでいた時代に相応しく、事態は混迷を極めていきます。誰が敵で、誰が味方なのか?ジョーをはじめとする調査チーム全員に謎や秘密、心の闇があり、疑念のぶつけ合いや感情のもつれ合いが起こる展開について、トムは「僕自身、こういったリアルな物語が大好きなんだ」と言います。「このドラマの中心には、生身の人間がいる。冷戦という時代性だけでなく、登場人物たちと事件の個人的な関わりが興味深いと思うんだ。人間の心理について描いているドラマなんだよ。極限まで追い込まれた時、人間はどう感じるか、どう振る舞うか。現実的なキャラクターを楽しんでもらえるんじゃないかな」。トムの指す「極限」とは何なのか、「人間の心理について描いているドラマ」が行き着く結末はどんなものなのか。とにかく先が気になって仕方がない!そんな気持ちにさせられてしまうのが「THE GAME」の魅力です。次回も引き続き、「THE GAME」とトム・ヒューズを徹底解剖。そのクールな眼差しの奥にあるものは何なのか…。トム自身のあれこれにも迫っていきます。「THE GAME」はAXNミステリーにて7月23日(木)22時より日本独占初放送。(text:Hikaru Watanabe)
2015年07月23日ダニエル・ラドクリフとポール・ダノが『Swiss Army Man』で共演することになった。自然の中に取り残された男性が、死体と友達になり、家に帰る方法を一緒に探そうとするという、風変わりな物語らしい。メアリー・エリザベス・ウィンステッドも出演する。監督はダニエル・クウァンとダニエル・シーナート。ミュージックビデオや短編映画でキャリアを積み重ねてきたこのコンビは、最近、MTVミュージック・アワードで監督賞に輝いている。撮影は今月スタートする。ラドクリフの次回作は、11月北米公開予定のホラー『Victor Frankenstein』。共演はジェームズ・マカヴォイ。ダノは、BBCのミニシリーズ『戦争と平和』を撮り終えたところ。共演はリリー・ジェームズ。文:猿渡由紀
2015年07月01日2015年、興行収入56.5億円(7月1日付)を突破し、絶賛大ヒット中のディズニー映画『シンデレラ』が、早くもMovieNEXとデジタル配信で発売されることが決定。その映像特典として収録される短編映画『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』から、仲むつまじいアナとエルサの本編映像の一部が解禁となった。『アナと雪の女王』『マレフィセント』のディズニーが贈る、ラブストーリーの原点にして頂点となる物語が、主演に“現代のシンデレラ”リリー・ジェームズを迎えて、圧倒的映像美で完全実写化された本作。時を超えて愛され続けてきた『シンデレラ』のロマンティックなイメージはそのままに、勇気と優しさを持って自ら行動する、新しいシンデレラが繰り広げる“奇跡の愛”の物語が感動的に描かれていく。誰もが知っているガラスの靴、カボチャの馬車、シンデレラがプリンセスへと変身する魔法のシーンなどが、最新の特殊効果技術により見事に再現!今回発売となる『シンデレラ』MovieNEXでは、ため息が出るほど美しく豪華絢爛な舞踏会の舞台裏や、劇場公開時には見られなかった「もうひとつのオープニング」など、気になるボーナスコンテンツをたっぷりと収録。シンデレラをフレッシュに演じたリリーや、強烈な印象を残した継母役のケイト・ブランシェットら豪華キャストのコメントも収められている。さらに、本作と同時上映された短編映画『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』も、ボーナス・コンテンツとして収録。今回は特別に解禁された本編映像は、エルサとアナが自転車に乗って宮殿の階段を駆け降りる、微笑ましいワンシーン。エルサ役イディナ・メンゼルの美しい歌声と、エルサのくしゃみとともに現れる愛らしい新キャラ「スノーギース」にも注目だ。友人と、恋人と、家族と…何度でも楽しみたいディズニーの『シンデレラ』。圧倒的映像美と感動をもう一度MovieNEXで味わってみて。『シンデレラ』MovieNEXは9月2日(水)より発売、8月12日(水)よりデジタル先行配信開始(text:cinemacafe.net)■関連作品:シンデレラ 2015年4月25より全国にて公開(C) 2015 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2015年07月01日『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』『ウルヴァリン:SAMURAI』のジェームズ・マンゴールドが、『Seducing Ingrid Bergman』を監督することになった。原作は、イングリッド・バーグマンと写真家ロバート・キャパの恋愛に焦点を当てるもので、マンゴールド監督は映画のタイトルを『Blood and Champagne』に変更しようとしたものの、許可が下りなかったらしい。物語の舞台は第二次大戦後のパリ。その少し前に、バーグマンとロベルト・ロッセリーニ監督の不倫が発覚し、バーグマンは大きなイメージダウンを受けている。マンゴールドは、『ウルヴァリン』3作目の監督にも決まっており、現在、製作準備に入っている。『ウルヴァリン』最新作は、2017年北米公開予定。文:猿渡由紀
2015年06月23日『シンデレラ』でヒロインを演じて、大ブレイクを果たしたリリー・ジェームズに結婚のうわさが浮上した。先週、ロサンゼルスでショッピング中だったリリーの左手薬指にゴールドの指輪がはめられているのが目撃されたのが発端だ。リリーは1年ほど前からイギリスの俳優、マット・スミスと交際中。マットはイギリスの人気TVシリーズ「ドクター・フー」に主演し、現在日本公開中のライアン・ゴズリング監督デビュー作『ロスト・リバー』にも出演している。リリーもマットも、これまで結婚に言及したことはないが、一緒に新居を探し始めていて、ロンドンの高級住宅地、プリムローズ・ヒルにある物件の購入を検討しているという。リリーは26歳でマットは32歳。共にキャリアが上昇気流に乗り、これからますます忙しくなるのは間違いないが、交際は順調のようだ。双方の代理人は婚約、結婚についてはコメントをしていない。(text:Yuki Tominaga)
2015年06月11日『ワイルド・スピード SKY MISSION』を爆発的ヒットに導いたジェームズ・ワン監督の次回作が、コミック作品の映画化『Aquaman』に決まった。主演には、ジェイソン・モモアが決まっている。製作には『マン・オブ・スティール』のザック・スナイダーも名を連ねる。公開は2018年の予定。その他の情報ワンはソニーの『Robotech』を監督することも検討していたが、結局、ワーナー・ブラザースの『Aquaman』を選んだ形だ。ワーナーは、DCコミックのキャラクターを一同に集める『Justice League』の実現に向けて、着々とDCコミックの映画のラインナップを広げている。『Batman v Superman: Dawn of Justice』は来年3月、『Wonder Woman』は2017年6月に北米公開される。文:猿渡由紀
2015年06月04日興行収入45億円を突破し、5週連続で興行収入ランキング1位を記録しているディズニー映画『シンデレラ』(公開中)のスペシャル動画がこのほど、公開された。劇中の代表的なシーンに加え、監督や主要キャストが本作の魅力を語る内容となっている。映像の中でケネス・ブラザー監督は、「アニメーション版を超える21世紀らしい作品になる」と意気揚々と語る。シンデレラを演じたリリー・ジェームズは「こんな偉大な役は恐れ多い」としながらも、作品について「誰もが知る象徴的なシーンもしっかりと描かれている」とコメント。フェアリー・ゴッドマザー役のヘレナ・ボナム=カーターも「結末を知っていても新鮮な気持ちでドキドキすると思う」と口をそろえる。なじみ深いストーリーながら、新解釈を加えたキャラクターやリアリティを追求したビジュアルなど、現代版へと進化した『シンデレラ』。キット王子を演じたリチャード・マッデンはシンデレラと王子の関係について、「現代にふさわしい若者像」とさえ語っている。キャストのコメントの合間には、シンデレラが姉妹になじられる場面や王子と出会う場面、魔法にかけられたカボチャの馬車など、アニメーションから実写映画として生まれ変わった代表的なシーンの数々が流れ、『シンデレラ』が映像としても"更新"されていることが伝わる。実際に鑑賞した観客からも「アニメーションのシンデレラを超えた!」、「シンデレラの生い立ちが描かれていて新鮮」という声があがっている本作。また、女性向けと思われがちだが、男性客からも「実写だからこそ感じる愛があり、感情移入できる」という王道のシンデレラ・ストーリーをストレートに楽しめたという意見や、「王が王子に残した言葉に息子への強い愛を感じた」といった王と王子の関係に感動したという感想も寄せられているという。(C)2015 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2015年05月29日大ヒット中の映画『シンデレラ』と同時上映されている短編映画『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』の新たな場面写真が世界で初めて公開になった。その他の画像『…エルサのサプライズ』は、クリス・バックとジェニファー・リーが再び監督を務め、エルサとアナの姉妹の新たなドラマを描く完全新作短編。『アナと雪の女王』から数か月後、エルサとクリストフはアナの誕生日をサプライズで祝うために準備を進めるが、エルサが風邪をひいてしまったために魔法の力を思うように使えなくなり、物語は思わぬ方向へと展開していく。本作は短編ながらミュージカルシーンやエルサとアナの姉妹のドラマ、コミカルな場面がたっぷりと描かれる作品だ。しかし、当初は完成した作品と異なるストーリーが予定されていたそうで、クリス・バック監督は「オラフは面白いキャラクターだから、始めはオラフのストーリーはどうかと思った。でもエルサとアナという姉妹が前作の柱となった中心人物だったので、結果的にこのふたりのストーリーが良いと言う事になったんだ」と振り返る。短編であっても作品の“本質”をしっかりと描いた作品は好評を集めており、監督も「大切にしたのは、楽しい作品であって、登場人物の本質をそのままにして、ファンのみなさんの目の前に大好きなキャラクターを蘇らせるということだね」と語っている。『シンデレラ』は、誰もが知る物語を、英国演劇/映画界の巨匠ケネス・ブラナーが実写映画で新たに描き出す超大作。新鋭リリー・ジェームズが美しくて愛らしいシンデレラを演じ、ケイト・ブランシェットが恐ろしいまま母を、ヘレナ・ボナム=カーターがカボチャを一瞬にして馬車に変えるフェアリー・ゴッドマザーを演じている。『シンデレラ』『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』公開中
2015年05月29日『シンデレラ』のリリー・ジェームズが、スパイスリラー『The Kaiser’s Last Kiss(原題)』に主演することになった。その他の情報舞台は第二次大戦中のヨーロッパ。オランダのレジスタンス組織は、カイザーの家にスパイ(ジェームズ)を送り込む。カイザーを演じるのはクリストファー・プラマー。監督は、ブロードウェイの舞台劇の演出で知られるデビッド・ルヴォー。原作は、アラン・ジャッドによる小説だ。ジェームズが主演する『シンデレラ』は、現在までに全世界で5億1300万ドルを売り上げている。次回作は、10月北米公開予定のコメディ『Adam Jones(原題)』。共演は、ブラッドリー・クーパー、シエナ・ミラー、ユマ・サーマン、エマ・トンプソンら。監督は『8月の家族たち』のジョン・ウェルズ。『シンデレラ』公開中文:猿渡由紀
2015年05月12日『007』シリーズ最新作『007 スペクター』では主役のジェームズ・ボンドがトレードマークのスーツ姿ではなくカシミアのセーター姿で登場するようだ。先日には同作のプロデューサーであるバーバラ・ブロッコリが先日、同作が製品広告に対してかなりオープンになってきていることから劇中に登場する全ての商品に「追加広告料金」を導入したいと明かしていたばかりだった。「The Daily Mirror」紙によれば、その結果、ボンド役を演じるダニエル・クレイグが200ポンド(約3万6,000円)で通常販売されているN.ピールのカシミアセーターを着ることになったという。ダニエルは昨年に行われた同作の製作発表でもそのセーターを着ており、当時N.ピールは「『007 スペクター』に向けてボンドがN.ピールの定番カシミア製品を自然に選んでくださってことに感激しています」とコメントを発表していた。『007 スペクター』には同ブランドのほか、数ブランドが登場する見込みとなっており、車両も愛車アストンマーチンDB10 だけでなく、レンジローバースポーツSVRやジャガーC-X75、ランドローバー・ディフェンダー・ビッグ・フットなどもボンドが乗り回すことになっているほか、ベルヴェデール ウォッカを使用したマティーニやボランジェのシャンパンを口にする姿が見られるようだ。一方で武器もアーセナル・ファイアーアームズ社製のAF2011デュエラー・プリズマティックになっており、同社は「弊社の新製品がジェームズ・ボンド最新作『007 スペクター』での主要な武器として数か月前に選ばれていたことを遂に正式に喜んで発表することができてとても喜ばしいです」とコメントを発表していた。『007 スペクター』は12月4日(金)より公開予定だ。(C) BANG Media International(text:cinemacafe.net)
2015年05月07日●大作というプレッシャーを自分なりに克服2015年オープニング成績で洋画1位の大ヒットスタートを切った、ディズニーの実写映画『シンデレラ』(公開中)。短編『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』の同時上映も話題の本作でシンデレラを演じているのは、オーディションで役を射止めた女優リリー・ジェームズだ。ケネス・ブラナー監督をはじめ、継母役のアカデミー賞女優ケイト・ブランシェットらも「心が美しく、見た目も美しい」「自制心、集中力、奥深さがあるとともに、非常に陽気な面も持ち合わせています」などと絶賛。本作をきっかけに活躍が期待される彼女に、ディズニー大作主演という大役にどのように挑んだか語ってもらった。――ディズニーの名作アニメを実写化した『シンデレラ』。変身シーンなどCGを組み合わせて見事に描いていましたが、演じる難しさはありましたか?実はCGはあまり使ってないんですよ。カボチャが馬車になるのはCGですけど、戻るシーンなんかはハーネスをつけてクルクル回ったり実際にやっていたんです。カボチャが小さくなるのも、実際に小さくなるようなものを作って反応しているので、存在していたんです。トカゲのような男の人もいましたし(笑)。実際にないものは想像力でカバーしていましたけど。ネズミとのやりとりは想像力です!――『プリティ・ウーマン』のジュリア・ロバーツさんや、『プリティ・プリンセス』のアン・ハサウェイさんなど、ディズニー映画をきかっけに、世界的女優へと羽ばたいた女優が多くいます。今回シンデレラ役に大抜擢され、そういった先輩女優たちを意識しましたか?撮影中に『プリティ・ウーマン』を見たんです。これってまさにシンデレラストーリーじゃないって! でも今回、大作というのを考えすぎると緊張するので、監督のケネス・ブラナーからいろんなアドバイスをもらうなどストーリーに集中することによって、「自分が主役をやっているんだ」「ディズニーの大作なんだ」と思わないように心がけていました。そして、プロデューサーの方たちもサポートしてくれ、みんなが優しかったんです。白いバラの花束を贈ってくださったこともありました。現場がとても平和で、前向きな雰囲気で、みんなが仲良かったので、大作というイメージではなく親しい仲間で作っているという感じでした。――撮影中に『プリティ・ウーマン』を見ようと思ったのはなぜですか?大好きなんです! ジュリア・ロバーツが一番好きな女優の1人なので、『プリティ・ウーマン』は何回も見ているんです。もう100回くらい。そのほかにも、ケイト・ブランシェットやヘレナ・ボナム=カーター、メグ・ライアンなど、みなさんの初期の頃の作品をたくさん見たんです。私は今回が初めての大役なので、彼女たちが私の年齢だった時代の映画を全部見てみたんです。勉強になると思って。――どういったことが勉強になりましたか?みんな若々しくて新鮮で、ナイーブなところがあったりして、最初から大女優なわけじゃないんですよね。スタートがあるということで、それを見て自分も自信がついたというのがありましたし、「私は今メリル・ストリープじゃないのよ」って思うことができました(笑)。(C) 2015 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.●継母役ケイト・ブランシェットから学んだもの――こういう女優になりたいという目標はありますか?ケイト・ブランシェットは憧れの女優であり目標です。この映画に入る前にも舞台を見に行ったんですが、動物的な魅力と響き渡るような声、そういった舞台での演技と、非常に微妙な映画での演技、両方を使い分けられる彼女のようになりたいと思っています。――本作では、ケイト・ブランシェットさん演じる継母との共演シーンがとても見応えがありました!あまりにも継母役を素晴らしく見事に演じていたので、私はただ反応するだけでよかったです。そこにいるだけで彼女が全部仕事をしてくれるというくらい(笑)。そして、本当に深みのある演技だったので、最後に「許す」という言葉が自然に出てきましたね。彼女のいろんな考えや気持ちがよく伝わってきました。――ケイト・ブランシェットさんから何かアドバイスはありましたか?言葉でのアドバイスは特になかったんですが、彼女はすごく私をサポートしてくれたり、見ているだけで勉強になりました。――どういったことが勉強になりましたか?すごくおもしろい方でユーモアのセンスが抜群なんです。仕事に関しては自分に厳しいんですけど、仕事じゃない時は軽やかで楽しい方で、温かい方なんです。ケネス監督もそうで、聞く耳をもって一生懸命聞いてくれる、そういう姿勢がとても素晴らしいと思いました。――この映画にはとても夢が詰まっていますが、どのようにこの作品を楽しんでもらいたいですか?おとぎ話なので、現実というのは必ずしも優しいからといっていいことが起きるわけではないかもしれません。でも、この映画にはすごく魔法がたくさんあって、皮肉がない。希望に満ちていて夢がある。子供には夢を与えたいですし、大人もロマンチックな気持ちになってほしい。映画を見ている1時間半はそういうものを信じたいですし、希望を持ちたい、ハッピーな気持ちになりたい! そんな風に楽しんでもらいたいです。(C) 2015 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2015年05月05日大作ひしめくG.W.に、大ヒット上映中のディズニー最新作『シンデレラ』。本作から、シンデレラと王子の純粋な愛に焦点を当てた特別映像がシネマカフェにて解禁。“現代版”シンデレラを演じたリリー・ジェームズと王子役リチャード・マッデンがそれぞれの思いを語ってくれた。本作は、シンデレラが小さな勇気から大きな幸せをつかんでいく普遍のラブストーリーを、名匠ケネス・ブラナーが煌びやかな世界観をそのままに、絢爛豪華なセットと衣装で見事に実写映像化。特に、本作は新たなシンデレラ像やこれまで語られてこなかった登場人物の背景など、誰もが知る物語を新鮮な視点で蘇らせた展開が話題となっている。特徴的なのが、シンデレラと王子の出会いだ。舞踏会を前に“すでに出会っていた”という設定が、のちの2人の関係をよりドラマチックに演出し、より自然なラブストーリーにしている。王子役のリチャードのお気に入りは、この出会いのシーンだそうで、「ピュアで誠実な雰囲気が感じられて、すごく素敵だと思うよ。あれは僕の初シーンだったというだけでなく、映画そのものの撮影初日だったんだけど、初日特有の新鮮なエネルギーが、シーンをさらに引き立てているように思うね」と語り、シンデレラと王子の初対面の初々しさの秘密を伺わせる。また、シンデレラ役のリリーは「優しさや勇気、粘り強さや慈悲の心といった、シンデレラが生来もつポジティブな資質こそが彼女の強さであり、逆境を乗り越え、幸せをつかむ秘訣でもあるの。だからこそ、王子と出会った際も、彼に救ってもらうというよりはむしろ彼に影響を与えながら、互いに人間としての成長を育む対等の関係を築いていけるんだと思う」と、2人の出会いのシーンからも新たなシンデレラ像を見ることができることを明かした。本作ではシンデレラと同様に、王子のキャラクターも新しい人間味のある人物として描かれており、監督のケネス・ブラナーは「若い王子と王の関係は、父親が自分に期待することと自分が望むことは、必ずしも同じでないということ、またその場合、どう折り合いをつけるべきかを教えてくれます。またこれは、親を亡くしたことで、大人にならざるを得なくなるといった状況も含め、若い男女が大人になる過程を描いた成長の物語だと言えるでしょう」と語る。「王子はシンデレラ同様、人生という入り組んだ迷路を彷徨いながら、彼女の愛と尊敬に値する立派な男になろうと努力する、とても魅力的なキャラクターだと思いますよ」と言うように、ただ愛する女性を探すだけではない王子を取り巻く人間模様にも焦点を当てていった様子だ。世界的に有名な物語を実写化するにあたり、数々のチャレンジをしたという監督。「難しい課題だからこそ、あえて挑戦してみたいと思ったんです。オリジナルのアニメーション映画は紛れもない名作とは言え、生身の人間ならではといったリアルな感情や人間的側面が十分に描かれていないという点で、新たな視点で描き直す余地があると感じました。世界中で愛される古典的名作を、そうやって内側から大胆に創り変えるのは、とてもエキサイティングな挑戦になると思いました」と、その本作への強い思いを言葉にする。シェイクスピア作品を手掛けてきたブラナー監督らしい視点で肉付けされた物語は、よりドラマチックにまた、単なるラブストーリーだけではないヒューマンドラマとして生まれ変わったといえそうだ。『シンデレラ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シンデレラ 2015年4月25より全国にて公開(C) 2015 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2015年05月03日2015年オープニング成績で洋画1位の大ヒットスタートを切った実写映画『シンデレラ』(公開中)の豪華な舞踏会シーンがこのほど、公開された。公開された映像は、豪華な宮殿のセットや、踊るたびにふわりと揺れる美しいドレスなどが輝きを放つ舞踏会のシーン。色とりどりのドレスに身を包んだ大勢の来賓たちに交じって、幸せそうに踊りを楽しむシンデレラ(リリー・ジェームズ)と王子(リチャード・マッデン)は、突如会場から走り去っていく。2人の娘を売り込もうと必死になっている継母の姿も見られる。映画の世界観を盛り上げる豪華な衣装を担当したのは、『恋におちたシェイクスピア』(99)、『ヴィクトリア女王 世紀の愛』(09)などでアカデミー衣裳デザイン賞を3度受賞したサンディ・パウエル。彼女は、クラシック・アニメーション『シンデレラ』が作られた19世紀を意識した衣装にしたら面白いと考え、自由な発想でデザインを考えた。最大のチャレンジは、舞踏会のドレス。特にシンデレラは、普通の"召し使い同然の扱いを受ける娘"にふさわしい格好にしながらも、舞踏会では最も光り輝く女性として目立つ存在になるよう試行錯誤した。サンディ・パウエルは「あのドレスはとても賢い方法で設計されているから、たしかにボリューム感はすごいけれど、実際にはとてもバランスの行き届いた服に仕上がっているわ」と解説。「この舞踏会の中にあって、最も飾り立てられた服でもなければ、最もキラキラと輝いている服でもなければ、最も贅(ぜい)をつくした服でもないけれど、最も美しいものでなければならなかったの」と言い、「そこのところがかなりのチャレンジだったわね」と振り返る。また、「私はこのドレスに何らかの装飾をほどこしたいと思っていたけれど、どうすべきか思いつかずにいたわ」と悩んだと告白。「そんなとき、蝶々を使うというアイデアが浮かび、最終的に、私たちは、フェアリー・ゴッドマザーが作り出したドレスに小さな蝶々たちがとまり、それがこのドレスの装飾として一体化するというアイデアに行き着いたの」と語った。(C)2015 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2015年04月27日レジャーシーズン到来!GWも間近に、爽やかなお天気に誘われてお出かけしたくなるこの時期。映画ではじめるデートプランは、エンターテイメント施設あり、グルメあり、オーシャンビュー&夜景スポットあり、そして映画館あり!のカップルにとって東京デートの定番、お台場にフィーチャー。GWならではのイベント企画やグルメ情報を中心にお届け!今月のデートにおすすめしたい映画は、ディズニー・スタジオが総力を結集して映画化した実写版『シンデレラ』。 ガラスの靴やカボチャの馬車に代表されるロマンティックなイメージはそのままに、シンデレラの勇気と優しさから生まれる“奇跡の愛”が感動的な一本だ。シンデレラ役に大抜擢された新星女優リリー・ジェームズの若々しくも、凛とした現代的なプリンセス姿に注目が集まる本作。継母役のケイト・ブランシェット、フェアリー・ゴッドマザー役のヘレナ・ボナム・カーターといった名女優たちとの共演も見どころ。そしてガラスの靴をはじめとする豪華絢爛な衣装や美術がシンデレラの世界観を盛り上げる。誰もが知るフェアリーテールを実写化したスタッフ&キャストの手腕に期待大!お台場で映画を観るなら、お台場シネマメディアージュで。全席指定・定員入替制の劇場なので、事前にカップルシートを予約するのがおすすめ。映画が始まるまでの時間は、近くのショッピングモールを覗いてみてはいかが?お台場シネマメディア―ジュから徒歩約15分、大観覧車がアイキャッチのパレットタウン内にあるショッピングモール、ヴィーナスフォートとMEGA WEBでは、4月29日(水・祝)~5月6日(水・振休)で「お台場ハワイ・フェスティバル2015」を開催する。昨年11万人の動員を記録したというGW最大級のハワイアンイベントなので、足を伸ばしてみて。今年のテーマは「RAINBOW」。国内外のアーティストたちによるハワイアン・ミュージックパフォーマンスやポリネシアン・ショー、フラダンス、夜は迫力満点のサモアの戦士の踊りであるファイヤーナイフダンスなどのダンスショーが毎日開催されて、お台場はハワイアンムード満点になる。パレットプラザ・パレットタウン入口前では、ロコモコやマラサダといったハワイの王道グルメから、アサイーボウルといった流行のヘルシーフードまで、期間限定でさまざまなハワイアンフードが楽しめるマーケットが出現。デート中の小腹を満たすのにもぴったり。人気のハワイアンレストラン「ALOHA TABLE」のキッチンカーも登場して、ハワイで人気の穴あきドッグのロコ・ドッグやレインボー・パパイヤ、クラフトビールなどを提供したり、ハワイで20年以上愛され続けているハリケーン・ポップコーンを含めた3種類のポップコーンを詰め放題できる“アロハ・ポップコーン・ビュッフェ”も展開されるので要チェック。ショッピングスポットでは、ファッションから雑貨、お持ち帰りグルメなど「RAINBOW」にちなんだカラフルなグッズが集合。「ALOHA SQURE」では、マウイ島やハワイ島の天然成分でできた“マウイソープカンパニー”の可愛いハンドメイドソープがたくさん見つかったり、現地のファーマーズマーケットで一番人気のフルーツケーキ「Happy Cakes」から新作のチョコレート味も登場する。ハワイでしか手に入らないアイテムも多数見つかるので、二人でプチ・ハワイ旅行気分を味わえるかも。ヴィーナスフォート内でディナーをするなら「ハワイアンダイナーハレモアナ」がカップルシートもありデート向きだ。ハワイアンミュージックが流れる開放的な雰囲気の店内で定番のハワイアンフードやトロピカルなカクテルなど味わおう。ちなみに5月22日(金)まではアサイーボウルが期間限定メニューで提供中。永遠のラブストーリー『シンデレラ』を観て、ショッピングモールで遊び、グルメを堪能したら、最後はお台場の夜景を見ながら二人だけのフィナーレを迎えてみて。夜のお台場デートは、レインボーブリッジや東京タワーが一望できるお台場海浜公園が定番だけど、やはりメモリアルなGWデートには外せないスポットだ。『シンデレラ』は、4月25日(土)より全国にて公開。(text:Miwa Ogata)■関連作品:シンデレラ 2015年4月25より全国にて公開(C) 2015 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2015年04月24日ディズニー実写映画の最新作や話題のミュージカルなど、注目作が目白押しの今週末公開の作品の中から、シネマカフェ編集部がピックアップしたオススメの作品をご紹介。今週末、あなたはどの作品を観に行く?■『シンデレラ』ディズニー・スタジオが総力を結集し、「シンデレラ」の実写版を映画化した夢のプロジェクト。ガラスの靴やカボチャの馬車に代表されるロマンティックなイメージはそのままに、シンデレラの勇気と優しさから生まれる“奇跡の愛”が感動的に描かれていく――。ディズニーが総力を結集し、「原点にして頂点」と言われる永遠のクラシックを、『マレフィセント』など、古典的なラブ・ロマンスを超えた新しい愛の物語を世に送り出すスタジオが、さらなる進化を遂げたプリンセス像とともに実写化した映画『シンデレラ』がいよいよ公開。シンデレラを演じるのは、BBCのテレビドラマ「ダウントン・アビー」でも注目を集めた若手女優のリリー・ジェームズ。意地悪な継母役は『ブルージャスミン』で“堕ちたセレブ”を怪演し、オスカーを獲得したケイト・ブランシェット、フェアリー・ゴッドマザー役は『アリス・イン・ワンダーランド』で赤の女王を演じるなど、独特な存在感を放つ女優ヘレナ・ボナム・カーターが務める。シンデレラのドレスやガラスの靴など、ストーリーにおける重要な位置を占める美しい衣装や美術にもうっとりできそう。『シンデレラ』は4月25日(土)より全国にて公開。■『ラスト5イヤーズ』舞台はニューヨーク、とあるアパートメントの一室。恋に破れたキャシー(アナ・ケンドリック)がその胸中を切ない歌声で語るところから物語は始まる。キャシーとジェイミー(ジェレミー・ジョーダン)が出会いから破局を迎えるまでの5年間。それは、出会ってすぐに恋におち、一緒にいるだけで笑顔がこぼれ、ともに夢を追いかけた日々。だが、あっという間に成功の階段を駆け上る夫と、いつしかその夫の陰を歩くようになってしまった妻の気持ちの歯車は、次第にズレていく――。2度のトニー賞受賞を誇るソングライター、ジェイソン・ロバート・ブラウンの同名ミュージカルを、『マディソン群の橋』(脚本)『P.S. アイラヴユー』のリチャード・ラグラヴェネーズが監督・脚本を務めて映画化した『ラスト5イヤーズ』。失恋した女子の心情を圧倒的な歌唱力と表現力で歌い上げ、一気に物語へと引き込むヒロインを演じるのは、『マイレージ、マイライフ』で米アカデミー賞「助演女優賞」ほか数々の賞にノミネートを果たし注目を集めたアナ・ケンドリック。「2人の時間。2人の想い。交わるのは、たった一瞬だけ」というコピーにも象徴されるように、出会いから別れを描く時間と、別れから出会いへを描く二つの時間が交叉するというユニークな手法で描かたミュージカルラブストーリーだ。『レ・ミゼラブル』『アナと雪の女王』『アニー』などと並んで、近年最高のミュージカル作品との呼び声高い本作に注目。『ラスト5イヤーズ』は、4月25日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMA、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。■『白河夜船』恋人・岩永(井浦新)と不倫関係を続ける寺子(安藤サクラ)は、仕事もせず毎日家で岩永からの電話を待つだけの日々を送っている。岩永には妻がいるが、彼女は交通事故にあって以来ずっと植物人間状態にあった。岩永との関係は進展しないながらも穏やかに続いていたが、寺子にはひとつだけ彼に言えずにいることがあった。それは、最愛の親友しおり(谷村美月)が死んでしまったことだ。しおりと過ごした日々を思い返しているうちに、寺子の眠りは徐々に深くなる。まるで取り憑かれたように眠りつづける寺子にとって、いつしか夢と現実の境目すら曖昧になっていく……。26年前に発表されたよしもとばななの初期の傑作である原作小説を、気鋭の写真家、若木信吾が映画化した『白河夜船』。ヒロインを務めるのは、今年に入って『0.5ミリ』『百円の恋』など主演作が続々と公開され、今最も注目を集める安藤サクラ。恋人役には、是枝裕和監督作品『ワンダフルライフ』『空気人形』の井浦新。安藤サクラとは、『かぞくのくに』以来の再タッグとなる。そして、亡くなった親友を『海岸市叙景』の谷村美月が演じる。よしもとばななからは「こんなに完璧な映画化は奇跡的です。夢が叶い、感無量!」とのコメントが寄せられ、原作と合わせて週末にゆっくりと味わいたい一本。『白河夜船』は4月25日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月23日世界一有名なプリンセスを演じたことでリリー・ジェームズも世界から注目される存在に──。リリーの演じる新しいシンデレラは何を伝えたいのか?今の時代にどうして『シンデレラ』を映像化するのか?その答えは女性の生き方の変化にあった。優しい両親から大きな愛情を注がれて育ったシンデレラ。両親の亡きあとも、母が遺した「勇気と優しさを忘れないで」という言葉を信じて行動するとても気立てのいい女性、どんなに継母にイジメられても耐えるとても我慢強い女性だ。そこまでは、これまで描かれてきた『シンデレラ』と同じ。新たな『シンデレラ』が異なるのは、自ら「舞踏会に行きたい」と願う意志とその理由がより強く描かれていること、王子と単に恋に落ちるのではなく相手の内面に惹かれて好きになること。優しさはそのままに活発で力強い女性像がプラスされている。そんなパーフェクトなヒロインに大抜擢されたリリー。主演決定の通知を受け取った時、「あまりに驚いて叫んじゃったのよ!」と瞳を輝かせる。「ちょうど『ダウントン・アビー ~貴族とメイドと相続人~』(TVシリーズ)の撮影中にケネス・ブラナー監督から電話があったの。いつもはエージェントから“次はこの役が決まったよ”って連絡がくるから、なんで監督が私に電話を?ああ、きっと選ばれなかったから慰めの電話なのかも…って出たら、その逆だったの。傍にいたドラマのキャスト&スタッフが、いったい何ごとだ!?って驚くほど大きな声で叫んじゃって。ただ、その時はまだシンデレラを演じることを公言できなくて…。黙っているのは拷問のようだったけど、もちろんうまく嘘の演技をしたわ(笑)」。夢のような役を手にした喜びと興奮がいったん落ち着くと「やっぱり私には荷が大きすぎるのでは?」という大きなプレッシャーも生まれ、「プリンセスを演じることは恐いことでもあるんだって気づいたの」と静かに語る。けれど、そう言いつつもしっかりとプレッシャーと向き合い、乗り越えてしまうのが“選ばれし者”。どう乗り越えたのだろうか?「私はどこか完璧主義なところがあって、何でも自分でコントロールしたいって思うタイプだったの。シンデレラを演じるプレッシャーもコントロールしようとしたけれど、撮影中、もしかして私はプリンセスとかけ離れているんじゃないかって、落ち込んだことがあったの…」。そんなリリーに手を差し伸べたのは、映画の中でシンデレラに魔法をかけるフェアリー・ゴッドマザー役のヘレナ・ボナム=カーターだった。「彼女は、そういう日が一週間に一日くらいあってもいいのよ、落ち込むから人間らしいのよ、自分を許してもいい、自分に優しくしてもいいのよって。彼女の言葉に救われたわ。ケネスもとても優しくて心が広い監督。私が自信を失いそうになるといつだって温かく接してくれた。自分で抱え込まずに監督にすべてを委ねようって思えたの。本当に温かい現場だったわ」。このエピソードからもリリーがどれだけ強い女性なのか、どれだけ人に愛されている女性なのかが伝わってくる。彼女がシンデレラ役に選ばれたのはこういうことなのだろう。そして、心も美しければドレスも美しい!リリーが纏うブルーの魔法のドレスは、アカデミー賞に3度輝く衣裳デザイナー、サンディ・パウエルによるもの。「このブルーの色、大好きなの!」と、ドレスについて説明するリリーの声が弾む。「あのブルーの色はまるで海を象徴していると思わない?ドレスは薄いシルクが何層にもなっていて、ブルーだけじゃなく紫がかったブルー、ターコイズや緑やシルバーがかったブルー、いろんなタイプのブルーが重なっていて、動きにあわせて色が変わる。まるで水彩画のようなの。ただ、ものすごく美しいドレスだけど、難点はかなり重たいことね(苦笑)。一度あのドレスを着てしまうと座ることはできないし、エクササイズをしているような感じだったわ」。王子(リチャード・マッデン)とダンスを踊るシーンは見とれてしまうほど華麗だが、ドレスの裾をうっかり踏んでしまわないようにマッデンとの呼吸を合わせてのダンスは想像以上に大変だったそう。また、忘れてはならないのは“ガラスの靴”。「素敵な靴は素敵な場所に連れて行ってくれる」という言い伝えがあるように、ガラスの靴によってシンデレラは王子と再会を果たす、特別な存在だ。もちろんガラスの靴も美しい。ちなみにこの日、リリーが身につけていたのは「ジミー・チュウ(JIMMY CHOO)」の靴だった。「このデザインはどんな服にも合うから大好きなの!実は、ガラスの靴にちなんでジミー・チュウをはじめサルヴァトーレ・フェラガモ、ポール・アンドリュー、総勢9人のデザイナーがそれぞれガラスの靴を作ってくれたの。私もその9足をプレゼントしてもらったんだけど、ものすごく感動したわ!」。このあどけなさ、この天真爛漫さがリリー・ジェームズの魅力であって、彼女がそんな風にいられるのは「家族のおかげ」だと言う。「私の両親も、シンデレラの両親と同じくらい愛を注いで育ててくれた。何をやってもどんなことがあっても、もちろん今だってサポートしてくれる。帰る場所があるという安心感はとても大きいわ。私には兄と弟がいて、両親はもちろんだけど、彼らがいてくれることでたとえ世界一有名なシンデレラを演じてもふつうの女の子でいられるの」。一瞬でリリーをふつうの女の子に戻す家族の愛は、ある意味、最強の魔法かもしれない。(text:Rie Shintani/photo:Nahoko Suzuki)■関連作品:シンデレラ 2015年4月25より全国にて公開(C) 2015 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2015年04月23日新星女優リリー・ジェームズを現代の“シンデレラ”に、ディズニーが総力を結集して実写化した『シンデレラ』。いよいよ4月25日(土)に日本公開が迫った本作から、王子とのロマンチックな舞踏会シーンの映像がいち早くシネマカフェにて解禁。絢爛豪華な舞踏会の裏側を担当した3度のオスカー受賞者、ダンテ・フェレッティからコメントも到着した。「勇気と優しさを忘れないで」と教えてくれた母を病気で、そして愛する父を事故で失ったエラ(リリー・ジェームズ)。継母と義理の姉たちに召使いのように扱われていた彼女は、ある日、森の中で城で働いているという“キット”と名乗る青年(リチャード・マッデン)と出会う――。今回解禁となったのは、城の舞踏会に集まった大勢の前で、見つめ合ってダンスを繰り広げるシンデレラと王子のシーン。特に、シンデレラが「みんなあなたを見てる」とつぶやくと、王子が「そうじゃない、君に見とれてるんだ」と返すシーンは、思わずうっとりしてしまうほどロマンチック。また、2人の背景に映し出される目を見張るほど絢爛豪華なセットにも注目。手掛けたのは、世界の名だたる監督と仕事をし、『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』(’08)や『ヒューゴの不思議な発明』(’12)などで3度のアカデミー賞「美術賞」に輝いたプロダクション・デザイナーのダンテ・フェレッティ。彼の率いるプロダクション・チームは、既成観念にとらわれず、イマジネーションを最大限に働かせながら、『シンデレラ』の世界を創り上げていったという。本作でセットとして作られたのは、シンデレラの屋敷と王宮の外観、そして舞踏会が開かれる城の大広間。現代に描く『シンデレラ』は時代を超越した物語であることから、ある特定の時代に忠実に描く必要はないということを、製作の初期段階から決めていたという。「あの宮殿はマジカルに描く必要があったので、私はルーブル美術館、ガルニエ宮、ベルサイユ宮殿などといったフランスの建物を数多く参考にしました。あれらにはどれも荘厳な長い階段があります。私たちはまず階段のデザインから始め、それを起点にして、大きなアーチのあるメイン・エントランスや屋内の噴水などといったものを次々とデザインしました」。なにより、美しく変身したシンデレラが登場すると、人々が思わず息を飲み、王子との夢のようなダンスシーンが繰り広げる大広間は、おとぎの王国にふさわしい絢爛豪華なセットでなければならない。「フレスコ画、張り出し燭台、色々なセット・デコレーションなどといった物で、私たちなりの手を加えています」という大広間は壮大で豪華そのもの。サイズは約46×32mにおよび、パインウッド撮影所でもっとも大きい“007スタジオ”を埋めつくした。セットには、こだわりの巨大階段と大理石の床、1,800mを超える布地から作られたカーテンなどが据えられている。「1つ1つ手作業で火をつけなければならなかった5,000個のオイルキャンドルや、17個の巨大なシャンデリアも含まれています」とフェレッティ。舞踏室まで続く廊下、さらには舞踏室そのものを飾っている巨大シャンデリアは、「ベネチアでカスタムメイドしているので、その1つ1つが美術品ですよ」と語った。「アニメーション版『シンデレラ』で、なによりも私の記憶に残っているのは、あの絢爛豪華な雰囲気です。お城や大広間や巨大な階段が、私たちを別世界へと連れて行ってくれました」と言うのは、メガホンを取ったケネス・ブラナー監督。そんな世界を描くと同時に、本当にフェアリー・ゴッドマザーが現れてもおかしくない場所にもしたかった、と明かしている。その、まるで魔法のようにゴージャスな世界観は、スクリーンを通してたっぶりと味わえるはずだ。『シンデレラ』は4月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シンデレラ 2015年4月25より全国にて公開(C) 2015 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2015年04月23日ディズニー映画『シンデレラ』の日本語吹替え版でシンデレラと王子の声を演じた高畑充希と城田優が4月8日(水)、来日中のリリー・ジェームズとケネス・ブラナー監督を迎えてのジャパンプレミアに出席。ファンの歓声を浴びた。高畑さんと城田さんは一緒の車でレッドカーペットの手前まで乗り付けたが、まずは城田さんが先に降りて、すぐさま反対側に回りドアを開け、高畑さんの手を取って優しくエスコート。2人の姿がステージ上の大スクリーンに映し出されると「かわいい!」「かっこいい」とため息まじりの歓声がわき起こる。ステージ上には『シンデレラ』ではおなじみの大階段が用意され、リリーはブラナー監督に、そして高畑さんは城田さんに手を取ってもらい、階段を降りてステージへと歩みを進める。高畑さんは「夢みたいです!レッドカーペットを歩くのも初めてでしたが、音楽と共に映画の中の世界に入ったようで幸せです」と喜びをかみしめるように語る。城田さんも「僕たちは声だけですが、この作品に参加することができて嬉しい。一緒にレッドカーペットを歩けて、夢のような時間をありがとうございます」と感謝の思いを口にした。ステージ中央に2人のシンデレラがドレス姿で並ぶという光景はなんとも壮観!城田“王子”は、初めて対面したリリーに「美しいです!」とうっとり。「(アフレコでは高畑さんの)声を聴いて、(リリーの)顔を見ていて、2人の合わせ技で…(笑)。2人が僕にとってはシンデレラなので嬉しいです」とWシンデレラを前にメロメロだった。ブラナー監督からは2人の演技に加え、世界で唯一となるデュエットバージョンの主題歌に対して「アリガトウゴザイマス」と日本語で感謝の言葉が述べられたが、城田さんは「もったいないお言葉です!」と恐縮しきり。公開を観客を前に「大切な人と見てください!」と映画をアピールした。『シンデレラ』は4月25日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シンデレラ 2015年4月25より全国にて公開(C) 2015 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2015年04月09日ディズニーの実写版『シンデレラ』のジャパンプレミアが4月8日(水)に開催され、来日中のシンデレラ役のリリー・ジェームズ、日本語吹き替え版でシンデレラの声を担当した女優・高畑充希という日米のプリンセスがドレス姿で揃って登場した。この日は、都心で5年ぶりとなる4月の雪が降るなど、真冬並みの寒さとなったが、リリーも高畑さんもプリンセスのような可憐なドレス姿で登場し、レッドカーペット脇に陣取ったファンからは「かわいい!」という歓声が飛ぶ。息が真っ白になるほどの異例の寒さとあって、さすがにレッドカーペット上での取材中は上着を羽織っていたが、ステージに登場する際にはリリーも高畑さんも共に薄手のドレス1枚で、それぞれケネス・ブラナー監督、日本語版の王子役の声を担当した城田優にエスコートされて、壇上の大階段を降りて、笑顔でファンの歓声に応えた。高畑さんは“シンデレラ”リリーとようやく対面を果たし「感激です!」と興奮気味。「(アフレコで)声を入れているとき、ずっと彼女を見つめていて、いまこうして横に並べて幸せです」と語る。リリーは「充希は美しいし、城田さんはとてもチャーミングです」と2人を称賛。ブラナー監督は、日本語版の2人の演技、そして2人による日本語版主題歌が世界中で唯一のデュエットとなっていることについて「アリガトウゴザイマス」と日本語で感謝を口にした。高畑さんはこれから映画を観るファンに「みなさんの想像を超える『シンデレラ』になっていることを私が保証します!それは監督の力とリリーのチャーミングさを早く見てほしいです」と語り、リリーは覚えたての日本語で「ミテネ!」と呼びかけ、喝采を浴びていた。『シンデレラ』は4月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シンデレラ 2015年4月25より全国にて公開(C) 2015 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2015年04月08日実写映画『シンデレラ』(4月25日公開)のジャパンプレミアが7日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、シンデレラ役を演じた女優リリー・ジェームズ、ケネス・ブラナー監督、日本語吹き替え版声優を務めたシンデレラ役の高畑充希、王子役の城田優が登場した。会場は、お城をイメージしたステージとレッドカーペットで舞踏会を再現。雨が降り寒さ厳しい悪天候となったが、4人のスペシャルゲストの登場に、会場からは歓声が沸き起こった。初来日のリリー・ジェームズはピンクのドレスで魅了。大きな拍手と「リリー!」という声に笑顔を見せながらカーペットを歩き、「ハッピーバースデー!」と4月5日の誕生日を祝福する声にも手を振って応えた。その後、4人はステージに登壇。日英のWシンデレラに「かわいい!」と声が上がる中、高畑は「夢みたい。映画の中に入ったような気分。声を入れる時にずっと彼女(リリー)を見つめていたし、そんな彼女と横に並べていることが幸せです」と感激しきりで、城田も「彼女(高畑)の声を聞きながらリリーの顔を見ていたので、2人の合わせ技! この2人=僕にとってのシンデレラなので幸せです」と興奮ぎみに語った。そしてリリーは「日本に来られて興奮しています。美しいけど寒いという感じ(笑)」と日本の印象を感想を語り、「お会いできて光栄です」と高畑と城田との対面に感激。「イングランドの天気を持って来てしまって申し訳ありません」と寒さをネタにして笑いをとった監督も、日本だけというデュエットソングに生まれ変わった「夢はひそかに」を歌う高畑と城田を「本当に素晴らしかった」と絶賛し、「才能ある2人に恵まれて、幸運に感じています。アリガトウゴザイマス!」と感謝の言葉を伝えた。最後に、4人はそれぞれ作品をアピールし、高畑は「みなさんの想像を超える『シンデレラ』になっています。私が保証します」と太鼓判。リリーは「ミテネ!」と日本語で呼びかけ、「シンデレラは強く、勇気があって、優しい心を持っています。その心をみなさんに見ていただきたい」と語った。(C) 2015 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2015年04月08日