名女優ケイト・ブランシェットと『ドラゴン・タトゥーの女』のルーニー・マーラが共演する映画『キャロル』の予告編映像が公開になった。本作はその完成度の高さからすでに多くの映画賞の候補になっているが、90秒の予告編でも、その映像の奥深さ、俳優たちの繊細な演技、心に深く刺さるストーリーの一端を垣間見ることができる。予告編映像本作の主人公は1950年代のニューヨークで暮す女性キャロル(ブランシェット)とテレーズ(マーラ)だ。裕福に暮らし、愛する娘に恵まれるも、夫との関係は冷え切っているキャロルにはどこか影があり、謎めいた雰囲気をまとっている。一方のテレーズはジャーナリストになりたいという夢を抱いているが志半ばで、不機嫌そうな表情を浮かべては高級百貨店の玩具売り場でアルバイトをしている。映画はそんなふたりが偶然に出会い、語り合い、お互いを知り、それぞれが予想もしなかった状況に巻き込まれていく様を繊細なタッチで描いている。公開された予告編は百貨店でのキャロルとテレーズの出会いに始まって、ふたりが距離を縮め、共に旅に出る過程が描かれる。興味深いのは、ふたりは近づくたびに“自分自身と向き合う”シーンが登場していることだ。キャロルは映像の中盤で「自分がわかってる?」と質問されるが「わかっていない」と即答する。しかし、映像の後半では「心に従って生きなければ人生は無意味」だと宣言する。本作は、キャロルとテレーズが出会い、それぞれが変化し、自身にとって本当に必要なものを見出していく過程を描いていくようだ。また、1950年代のニューヨークを描いた映像にも注目だ。本作を手がけたトッド・ヘインズ監督はかつて『エデンより彼方に』で、ダグラス・サーク作品のような美しい1950年代を描いたが、本作では16ミリフィルムを駆使して、陰影のある生々しい映像を追求。予告編でも少し粒子が粗く、淡い色とにじみが印象的な映像を堪能できる。本作はゴールデン・グローブ賞や米アカデミー賞の有力候補という声も多く、今後、本作の名前を目にする機会はさらに増えそうだ。『キャロル』2016年2月11日(木・祝)全国公開(C)NUMBER 9 FILMS (CAROL) LIMITED / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2014 ALL RIGHTS RESERVED
2015年12月02日ヴィヴィアン・ウエストウッドが装丁をデザインした『不思議の国のアリス・150周年記念アニバーサリーエディション』の発売を記念したパーティーが11月28日、東京・南青山のIDOLで行われた。会場にはヴィヴィアン本人が好きだという同書・第7章「MAD HATTER’S TEA PARTY」の世界で空間を演出。28日に行われたパーティー会場にはヴィヴィアン・ウエストウッドのヴィンテージドレスと共に、帽子のアーカイブが展示された。招待客も「MAD HATTER」のドレスコードに沿って、ルイス・キャロルの“帽子屋”をそれぞれのヴィヴィンアンのコードで装い、骨董通りにビッグハットが集まった。この「MAD HATTER’S TEA PARTY」をモチーフにしたインストアイベントが、11月29日から12月6 日まで、ヴィヴィアン・ウエストウッド青山店とヴィヴィアン・ウエストウッド マン表参道店で行われる。インストアイベントでは15-16AWコレクションでも発表されたマウンテンハット(ブラック・ボルドー、キャメル 各4万1,000円)、ピルグリムハット(15万円)を数量限定で発売。また、書籍『不思議の国のアリス』150周年記念アニバーサリーエディション(3,600円)も両店舗で扱われる。(ピルグリムハットはヴィヴィアン・ウエストウッド マン表参道店でのみの販売)ヴィヴィアン本人は、この特別エディションに装丁デザインだけではなく、序文も寄稿しており、自分にとって著者のルイス・キャロルとこの物語が、いかに重要な意味を持っているか語っている。そして「子供たちよ!お気楽に生きないようにね。あなたが見ているものは、そう見えているように仕組まれているだけで、それがすべてではないのよ」と、彼女らしいメッセージを贈っている。Text:野田達哉
2015年11月29日インディペンデント・スピリット賞のノミネーションが発表になった。最多ノミネーションは、トッド・ヘインズの『キャロル』。作品、監督、脚本、撮影部門のほか、主演女優部門でケイト・ブランシェットとルーニー・マーラのふたりが候補入りした。その他の画像次は、トム・マッカーシーの『スポットライト』とキャリー・ジョージ・フクナガの『ビースト・オブ・ノー・ネーション』で、それぞれ5部門。作品部門には、これら3作品に加え、チャーリー・カウフマンとデューク・ジョンソンのアニメ『Anomalisa』と、ショーン・ベイカーの『タンジェリン(原題)』が候補入りしている。監督部門の候補は、作品部門に候補入りした5作品の監督と、『イット・フォローズ』のデヴィッド・ロバート・ミッチェル。主演男優部門は、クリストファー・アボット(『James White』)、エイブラハム・アッター(『ビースト・オブ・ノー・ネーション』)、ベン・メンデルソーン(『Mississippi Grind』)、ジェイソン・シーゲル(『The End of Tour』)、クドゥス・シーホン(『Mediterranea』)。主演女優部門は、ブランシェットとマーラのほかに、ブリー・ラーソン(『Room』)、ベル・ポウリー(『The Diary of a Teenage Girl』)、キタナ・キキ・ロドリゲス(『タンジェリン』)がノミネートされた。授賞式はオスカー前日の2月27日。『キャロル』2016年2月11日(木・祝)全国公開文:猿渡由紀(C)NUMBER 9 FILMS (CAROL) LIMITED / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2014 ALL RIGHTS RESERVED
2015年11月25日本年度カンヌ国際映画祭で「女優賞」を獲得したルーニー・マーラとケイト・ブランシェットの共演作『キャロル』。本作が先日11月20日(現地時間)に北米で公開を迎え、今年公開された中でも話題を呼んだ大作『ジュラシック・ワールド』や、日本公開が迫る『007 スペクター』を超えるアベレージを記録したことが明らかになった。舞台は、1952年のニューヨーク。高級百貨店でアルバイトをするテレーズは、クリスマスで賑わう売り場で、そのひとを見かけた。鮮やかな金髪。艶めいた赤い唇。真っ白な肌。ゆったりした毛皮のコート。そのひともすぐにテレーズを見た。彼女の名は、キャロル。このうえなく美しく、どこかミステリアスな雰囲気を醸すそのひとにテレーズは憧れた。しかし、その美しさに隠されたキャロルの本当の姿は、不幸な結婚と偽りの人生、何より大切な娘を夫に奪われようとしていた。そのことを知ったとき、テレーズの憧れは思いもよらなかった感情へと変わってゆく…。たった4館での先行スタートながら、オープニング3日間の1館あたりの興行収入平均は63,378ドルを記録。これは同じく11月20日に全米4,175館で公開した『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』(館平均24,198ドル)を大きく上回るNO.1成績で、今年公開され全世界興行収入が歴代3位をマークした『ジュラシック・ワールド』(館平均48,855ドル)、11月6日に全米3,929館で公開された『007 スペクター』(館平均8,572ドル)を大きく上回る成績となった。『ドラゴン・タトゥーの女』でアカデミー主演女優賞にノミネートされた若手女優ルーニー・マーラと、『ブルー・ジャスミン』でついにアカデミー主演女優賞を射止めた大女優ケイト・ブランシェットの共演にアメリカ有力批評サイトでも本年度最高評価を獲得。「ケイトとルーニー、今年のアカデミー賞確実!!」(The Rolling Stone)、「エレガントでクール、眩惑的でミステリアスな魅力に震える」(NYタイムズ)など世界中のメディアで“本年度アカデミー賞最有力”と言われ注目を集めている。アメリカ公開に続き、11月28日のイギリス公開、そして2月11日の日本公開と、ゴールデン・グローブ賞、アカデミー賞のノミネーション発表を経て世界中で公開となる本作。今後の続報に期待したい。『キャロル』は2016年2月11日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月25日名女優ケイト・ブランシェットと『ドラゴン・タトゥーの女』のルーニー・マーラが共演する映画『キャロル』の限定ポストカードつき前売り券が明日21日(土)から発売される。劇中に登場するキャロルとテレーズそれぞれの視点から見た風景を2バージョンにまとめ、それぞれ3枚のポストカードで構成されている。その他の画像本作の主人公は1950年代のニューヨークで暮す女性キャロル(ブランシェット)とテレーズ(マーラ)だ。裕福に暮らし、愛する娘に恵まれるも、夫との関係は冷え切っている彼女にはどこか影があり、謎めいた雰囲気をまとっている。一方のテレーズはジャーナリストになりたいという夢を抱いているが志半ばで、不機嫌そうな表情を浮かべては高級百貨店の玩具売り場でアルバイトをしている。映画はそんなふたりが偶然に出会い、語り合い、お互いを知り、それぞれが予想もしなかった状況に巻き込まれていく様を繊細なタッチで描いている。本作は登場人物の“視線”と、カメラの位置がストーリーテリングの重要な役割を果たしており、スーパー16ミリフィルムで撮影されたクラシカルな画面と、映画の語りが見事にマッチして、観客を物語の世界に引き込んでいく。そこで前売り特典として、キャロルの視点から見たテレーズを描いたカードと、テレーズの視点から見たキャロルを描いたカードを作成。どちらも構図、色彩、デザインともにこだわりぬかれたポストカードで、購入者はどちらかのバージョンを選ぶことができる。なお、特典のポストカードは両バージョンとも数量限定のため、なくなり次第、終了になる。『キャロル』2016年2月11日(木・祝)全国公開(C)NUMBER 9 FILMS (CAROL) LIMITED / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2014 ALL RIGHTS RESERVED
2015年11月20日ソリッドワークス・ジャパンは11月10日、年次イベント「SOLIDWORKS WORLD JAPAN 2015」を都内で開催した。同イベントにはSOLIDWORKSブランドのCEOであるジャン・パオロ・バッシ氏も参加し、記者向けの説明会でSOLIDWORKSブランドが見据えるビジョンについて語った。○SOLIDWORKSはもはや製品の枠を超えている同氏によれば、SOLIDWORKSはCADの枠組みを超えてエコシステムと呼ぶべき有機体へと成長しつつあるという。その裏付けとしてバッシ氏はいくつかの具体的な数字を提示する。「現在、ライセンス数は300万に達しており、(1ライセンスを複数のユーザーで使うことを考えると)グローバルで4~500万人が毎日SOLIDWORKSを使っていると考えられる。また、22万の商用アカウントがあり、市場で36%のシェアを有している。これは、周りを見渡せば視線の先にはSOLIDWORKSを使って設計された製品が溢れているということを意味している。また、3D ContentCentral(メーカーがアップロードした3Dモデルをダウンロードできるウェブサイト)には130万のメンバーがいて、当社の競合他社も使用している。さらに、2万9000を超える教育機関がSOLIDWORKSを使用し、16万5000人の認定ユーザーがいる。つまり、学生がSOLIDWORKSの認定を受けて、即戦力の人材として社会に出て行っている。SOLIDWORKSはエコシステムであり、さまざまなところに存在している。」(同氏)。○SOLIDWORKSをイノベーションプラットフォームにこのような大きなユーザーコミュニティを抱えているSOLIDWORKSがミッションとして掲げているのが「卓越したデザインを実現すること」だ。このミッションを遂行するためにバッシ氏は、SOLIDWORKSをプラットフォームとして機能させる方針を打ち出しており、「プラットフォームを構成する要素は色々あるが、最も重要な要素はデータを知識や知見に変換できるような環境を整えることだ。」と語る。さらに、「プラットフォームではアイデアが共有あるいは批判され、議論の対象となる。そしてアイデアの選択ということが発生する。イノベーションは複数のアイデアが絡み合って生まれるもので、プラットフォームは複数のアイデアの中からその時に使いたいアイデアを選び出すプロセスに役立つものでなければならない」とし、コラボレーションを醸成しイノベーションをおこす場としてプラットフォームが必要であり、SOLIDWORKSがその役割を担うと力説する。一方でバッシ氏は、SOLIDWORKSがプラットフォームとして機能するためには、来年初頭にSOLIDWORKS 2016向けにリリースすることが発表されたハイエンドのレンダリングツール「SOLIDWORKS Visualize」や、今年の2月に発表したコンセプト設計ツール「SOLIDWORKS Industrial Designer」などの新しい製品やサービスを継続的に提供していく必要があるとする。さらに同氏は「イノベーションのプラットフォームとなるにはラディカルな技術が必要となる」とし、解析技術を利用して最小限の材料で形状を定義するオプティマイゼーション(最適化)技術や、設計時に似たようなデザインや、外注先をみつけられるプレディクティブ(予測)コンピューティングなどの技術にも取り組んでいくとした。なお、前者の実装はまだ未定だが、後者に関しては一部ですでに実用化している。では、「卓越したデザインを実現する」ことができる環境では、何が得られるだろうか。バッシ氏は「我々はユーザーとの距離を短くしたいと考えている。『MySolidWorks(2016年第1四半期の国内展開が発表されたオンラインサービス)』などのオンラインソリューションを利用することで、ユーザーとダイレクトに交流することができ、フィードバックをダイレクトに受け取ることができると考えている。また、ユーザーとユーザーのお客様の距離も縮めたいと考えている」とする。同氏の「距離を縮める」という表現を言い換えると、メーカー(またはベンダー)と顧客の関係性を深化させるということになる。SOLIDWORKSのユーザーからのフィードバックが増えればそれだけ製品開発のスピードが早くなるし、同じようにSOLIDWORKSユーザーがARなどのデジタル技術を使って顧客のフィードバックを開発の早い段階から得られるようになれば同じようなメリットを享受することができる。○エンジニアリングの世界はまるで「不思議の国のアリス」のよう同氏はSOLIDWORKSユーザーをはじめとするエンジニアリング業界が置かれている状況についてまるで「不思議の国のアリス」のようだとする。「ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』でアリスは『同じ所に留まるためには必死に走らなければならない。どこか他所に行くにはその倍の速さで走らなければならない』と言われてしまう。まさに、そのような世界に私達のユーザーは住んでいて、そこで私達のイノベーションプラットフォームが役に立ち、ユーザー側でもイノベーションが起きていくということになるだろう」(同氏)。
2015年11月11日本年度カンヌ国際映画祭が熱狂に包まれ、ルーニー・マーラが見事「女優賞」の栄冠を手にした『キャロル』(原題:Carol)の日本公開が、2月11日(木・祝)に決定。ルーニー、そしてケイト・ブランシェットという2大女優の美しき競演には、早くも「アカデミー賞最有力!」との声が上がっていることが分かった。舞台は、1952年のニューヨーク。高級百貨店でアルバイトをするテレーズは、クリスマスで賑わう売り場で、そのひとを見かけた。鮮やかな金髪。艶めいた赤い唇。真っ白な肌。ゆったりした毛皮のコート。そのひともすぐにテレーズを見た。彼女の名は、キャロル。このうえなく美しく、どこかミステリアスな雰囲気を醸すそのひとにテレーズは憧れた。しかし、その美しさに隠されたキャロルの本当の姿は、不幸な結婚と偽りの人生、何より大切な娘を夫に奪われようとしていた。そのことを知ったとき、テレーズの憧れは思いもよらなかった感情へと変わってゆく…。原作は「太陽がいっぱい」「見知らぬ乗客」の大人気作家パトリシア・ハイスミス。別名義で発表しながらも大ベストセラーとなり、“幻の小説”と呼ばれている1冊だ。恋人はいるものの結婚に踏み切れなかったテレーズが、荘厳な美しさを放つキャロルと出会い、生まれて初めて本物の「恋」をしていると実感するが、その後、2人の運命は思いがけない方向へと向かっていくことになる。そんな本作は、カンヌでの熱狂に続き、ニューヨーク映画祭やロンドン映画祭でも称賛の声が続出。ハリウッド・レポーター紙、ヴァラエティ紙、ヴァニティフェア、フォックスニュース、IMDb、Yahoo、カミングスーン、エンタテインメントウィークリー、ローリングストーン、USAトゥデイなど、名だたる批評サイトでは、早くも本年度アカデミー賞の「主演&助演女優賞」「作品賞」において最有力候補との声が寄せられている。キャロルを演じるのは、アカデミー賞の常連で『ブルー・ジャスミン』でついにアカデミー主演女優賞を射止め、『ミケランジェロ・プロジェクト』の日本公開も控える大女優ケイト・ブランシェット。一方、テレーズを演じるのは、『ドラゴン・タトゥーの女』でいきなりアカデミー主演女優賞に輝いた若手実力女優ルーニー・マーラ。メガホンをとるのは、『エデンより彼方に』『アイム・ノット・ゼア』などで知られる鬼才トッド・ヘインズ監督。2人を彩る50年代ニューヨークを美しく再現した魅惑的な衣装と名曲の数々、流麗な撮影技法…、どこをとっても、夢のような世界をつくり出し、忘れられない愛の名作を誕生させている。<海外メディアの声>「ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラが、トッド・ヘインズの『キャロル』をオスカー最有力にした」―ショービズ411「素晴らしすぎて、見終わった今でもトランス状態から抜け出せない」―ガーディアン紙「水のしずくが次第に水かさを増していくように、物語が進むにつれて感情がこみ上げ、最後には溢れ出す、そんなラブストーリーだ。どこを切り取っても美しく、完璧に作り込まれており、2人の美しい女優たちが輝きを放っている」ーThe Playlist「これまでで最高の演技を見せるケイト・ブランシェット。今年一番の、心をゆさぶられるロマンス。ゴージャスで、独創的で、今までで見たことないくらいに哀愁的。完璧以上に完成されたシネマというだけではなく、絶妙すぎる作品」-テレグラフ「どんなに高い期待にも、この映画が与える衝撃的なインパクトが上回る。精巧に描かれ、深い感情に包まれたラブストーリーは、これ以上ないほどに洗練され、息をのむほどに優美だ」―ヴァラエティ「巧妙で、美しく精巧に作られたストーリー、それはまるでキャロルの高級腕時計が、静かに控えめなハーモニーを奏でるように語られる。」-タイムアウト・ロンドン「今、キャロルに出会ったばかりで興奮しすぎてまともな映評なんて書けない。ワクワクする最初のデートは、その後交際が実らないというけど、長く引きずる(セルロイドの)ロマンスになりそうだ」―ザ・フィルム・エクスペリエンス「ケイト・ブランシェットに完璧に属する映画。信じられないほどスタイリッシュ。ニューヨーク映画祭がロマンスの絶頂を迎えた」―フィルム・ジャーナル『キャロル』は2016年2月11日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月28日ダイヤモンドダイニンググループは8月30日から、東京都・銀座の飲食店「迷宮の国のアリス」で、「不思議の国のアリス」をイメージした新曲を発売するバンド「D」とのコラボレーションメニューを提供している。同店はルイス・キャロル原作「不思議の国のアリス」をコンセプトにしたレストラン。ティーカップの席や、チェシャ猫のお部屋などがあり、小さくなったアリスの気分が楽しめるという。今回はビジュアル系ロックバンド「D」が、「不思議の国のアリス」をテーマにした新曲「HAPPY UNBIRTHDAY」を9月16日に発売するのを記念して、9月30日までコラボレーションメニューを提供している。料理メニューの「HAPPY UNBIRTHDAY『D』スペシャルリゾット」はサーモンをバラの花のように巻いてデコレーションした、ケーキのようなきのこのクリームリゾット。皿にはトランプ模様を描き、レッドアンディーブでうさぎの耳を表現している。価格は税別1,180円。またバンドのメンバーがそれぞれプロデュースしたドリンクも5種用意されている。このうちASAGIさんがプロデュースした「ASAGI: ヘンテコうさぎのビックリ畑ジュース」は、グレープフルーツやにんじんジュースなどに、カシスリキュールをひとさじ加えた一品。うさぎの形にカットしたオレンジが飾られている。価格は税別1,280円。これらのコラボレーションメニューを注文した人は、ランダムで全4種のオリジナルコースターがもらえる(商品はなくなりしだい終了)。
2015年09月01日デザイナーのヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)が5月28日、児童サポート団体「The Kid’s Company」と「Rays of Sunshine」の子供たちを20人以上招待し、『不思議の国のアリス』の朗読会を開催した。会場となったのは、ロンドン・コンデュイットストリートにある「ヴィヴィアン・ウエストウッド」の旗艦店。当日は会場に白ウサギやマッドハッター、ハートの女王などの置物などが並べられ、作中に登場する“マッドハッターのティーパーティ”を再現した。ヴィヴィアン・ウエストウッドは子供たち全員が座るのを待つと、ルイス・キャロルの物語について熱のこもった説明を始めた。その後、ヴィヴィアン・ウエストウッドが一番好きな章である“マッドなティーパーティ”を朗読。さらに、朗読会と合わせて、『不思議の国のアリス』150周年を祝して制作された同書のスペシャルエディションの発売を記念したインストアティーパーティも実施。ゲストにはミニレモンケーキやミニヴィクトリアスポンジケーキ、レモンとローズのアリスビスケット、などのメニューが提供された。さらに、子供たちにはホームメイドレモネードが、大人たちはティーカップやジャム瓶に入ったモティート(緑茶で作るノンアルコールのモヒート)やベイクウェルタルトカクテルなども振る舞われた。なお、『不思議の国のアリス』のスペシャルエディションは、ヴィヴィアン・ウエストウッドがデザインを担当。カバーデザインには、ハーレクインのひし形模様からインスパイアされたという、ブランドで80年代から使用されてきたプリントが採用された。
2015年06月01日デザイナーのヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)がデザインを手掛けた、『不思議の国のアリス』の150周年記念スペシャルエディションが発売される。ペンギン・ランダムハウスのヴィンテージクラシックシリーズから発刊されている、ルイス・キャロル(Lewis Carroll)の著作『不思議の国のアリス』。ヴィヴィアンは同書のファンであり、「ヴィヴィアン・ウエストウッド レッドレーベル(Vivienne Westwood Red Label)」の11-12AWコレクションでは、同書にインスパイアされたショーを発表している。ヴィヴィアンは今回、カバーと見返しのデザインを担当。カバーデザインには、ハーレクインのひし形模様からインスパイアされたという、ブランドで80年代から使用されてきたプリントが採用された。なお、ハーレクインとはイタリアの即興喜劇「コメディア・デラルテ」の登場人物。コミカルかつトリックスターで、いたずら好きという彼の性質を象徴した柄が、物語の世界観とマッチしている。前書きにはルイスの作品に対する愛情や、自身の社会活動との関連性などについてつづられた。ヴィヴィアンは、このタイトルについて「ルイス・キャロルは子供たちと素晴らしく親密な関係を築く事が出来た天才だと思います。アリスの本は読むたびとても刺激的です」と語っている。また、同書では『鏡の国のアリス』とデザイナーたっての希望で、ジョン・テニエルによるオリジナルイラストも収録された。そこには髪を後ろに垂らした小さな女の子が、人々が想像するアリスそのままの姿で描かれている。
2015年03月24日エムディーエスは、同社の展開する「Moleskine(モレスキン)」シリーズより、世界的に愛されている児童文学「不思議の国のアリス」の誕生150周年を記念してコラボレーションしたノートブックと、世界的ポップアイコンのスーパーヒーロー「バットマン」とコラボレーションしたノートブックを発表した。全国のモレスキンアトリエ、およびモレスキンオンラインストアでの先行発売日は3月18日。一般発売日は4月14日。価格はポケットサイズが2,100円(税抜)、ラージサイズが3,000円(税抜)。同製品は、モレスキンシリーズと世界的に愛されている作品「不思議の国のアリス」「バットマン」がコラボレーションをしたノート。「不思議の国のアリス 限定版ノートブック」は、イギリスの数学者ルイス・キャロルが執筆し、現代のポップカルチャーを代表する作品として、世界中で多くの人に親しまれている「不思議の国のアリス」をモチーフにしたもの。カバーと巻頭ページには、挿絵画家ジョン・テニエル作の物語のシーンや登場キャラクターの挿絵や言葉をあしらい、ノスタルジックな雰囲気を演出。これまでのモレスキン製品にはなかった柔らかい色合いのカバーを採用しており、物語の世界観と主人公「アリス」のかわいらしさを表現したということだ。ノート部分は、著者ルイス・キャロル直筆で物語の第1章を記したページから始まり、ユーザーが書き込んでいくことで完成する形式だ。紙製の帯の裏側には、メインキャラクターの白ウサギの挿絵と、「Oh dear! I shall be late! (大変だ!大変だ! 遅れてしまう)!」の言葉をデザイン。折り返すとしおりとしても使用することができる。さらに、物語のアイコンでもあるトランプのマーク(ハート、ダイヤ、スペード、クローバー)の特製ステッカーが付属している。ラインナップはポケットサイズがピンク、ブルーの2色、ラージサイズがホワイト、ブラックの2色となっている。一方、同時発売となる「バットマン 限定版ノートブック」は、世界的な人気を誇り、昨年75周年を迎えたアメリカン・コミック「バットマン」をモチーフにしたもの。同製品のカバーには、コミック本や映画のワンシーンを連想させる迫力あるイラストを配置。飛行するこうもりがモチーフのシンボルマークは、光沢のあるシルバーの箔押し加工を施している。また、表と裏の見返し部分に、「バットマン」が活躍する架空の都市「ゴッサム・シティ」の景観をデザインしたり、拡張ポケットに、ワンポイントでモチーフマークをあしらったりと、細部まで作り込まれた仕様となっている。そのほか、紙製の帯の裏側では「バットマン」モチーフマーク遍歴を紹介。さらに、歴代のモチーフマークより、8種類を抽出した特製ステッカーが2枚付属する。ラインアップはポケットサイズ、ラージサイズ共にホワイト、ブラックの2色となっている。なお、両シリーズともに、中紙は横罫と無地の2種類を用意。ファッション性にもこだわり、最後のページに配している拡張ポケットのマチ部分としおりひも、ゴムバンドの色を合わせ、カバーの色とコーディネートしているということだ。
2015年03月17日ダイヤモンドダイニングは3月27日、「アリスのファンタジーレストラン」7店舗目となる「銀幕の国のアリス」を愛知県名古屋市に初出店する。「アリスのファンタジーレストラン」は、ルイス・キャロル原作「不思議の国のアリス」をコンセプトにしたレストラン。店内では、「白うさぎ」や「チェシャ猫」、「いもむしおじさん」、「トランプ兵」、「ダム&ディー」など物語に登場するキャラクターをモチーフにした料理やカクテルが楽しめる。これまで「迷宮の国」(銀座)、「絵本の国」(新宿)、「古城の国」(池袋)などをテーマに展開してきたが、今回オープンする名古屋では「銀幕の国」がテーマ。店内エントランスを抜けると、きらびやかな銀幕の国が広がる。テーブル席、ソファー席のほか、個室も設置した。料理は、アリスの世界をイメージしたカジュアルフレンチ&イタリアンがベースの完全オリジナルメニュー。オードブルでは「薔薇のティーカップ 完熟トマトとモッツアレラのカプレーゼ」(880円)、サラダは「パーティへようこそ!アリスが歌うベーコンとトマトのサラダ」(980円)、温菜では「チェシャ猫のチーズオムレツ」(680円)などを用意する。メインディッシュでは「大慌てのうさぎさん あつあつジューシー鉄板ハンバーグ」(1,280円)が楽しめる。ピザは、「チェシャ猫のシッポピザ」を用意しており、「赤いシッポ (トマトとバジルのピザ マルゲリータ仕立て)」(950円)、「茶色いシッポ (照り焼きチキンと星形ポテトのピザ)」(1,000円)が楽しめる。デザートには「逆さ時計の濃厚クレームブリュレ」(680円)、「チェシャ猫のミックスベリーパルフェ」(780円)などを用意した。飲み物は、カクテルやワインを中心に、料理に合うお酒を豊富に取り揃える。「ハートの女王」や「トランプ兵」、「いもむしおじさん」「眠りネズミ」など、物語のキャラクターをモチーフにしたオリジナルカクテルは880円。フルーツをたっぷり使った、「アリスのパーティー自家製サングリア(ホワイト/レッド)」(各750円)も楽しめる。※価格はすべて税別
2015年03月16日ダイヤモンドダイニングは3月27日、愛知県名古屋市に「銀幕の国のアリス」をオープンする。同店は、同社が展開するレストラン業態「アリスのファンタジーレストラン」7店舗目となる飲食店。同業態はルイス・キャロル原作の小説『不思議の国のアリス』をコンセプトにしており、これまで東京都に5店舗、大阪府に1店舗を展開している。愛知県には今回が初出店となる。同店では、「DRINK ME」と書かれた小瓶の中の液体を飲み、体が小さくなったアリスと同じ目線の世界を楽しめるとのこと。提供する料理は、カジュアルフレンチ&イタリアンをベースに『不思議の国のアリス』をイメージしたオリジナルメニューとなっている。「チェシャ猫のチーズオムレツ」(680円)や「大慌てのうさぎさん あつあつジューシー鉄板ハンバーグ」(1,280円)などを用意している。飲み物には、カクテルやワインを中心に料理に合う酒を厳選。オリジナルカクテルとして、「ハートの女王」をイメージした「女王様の赤いバラ」(880円)や「トランプ兵」をイメージした「トランプ兵とポーカーゲーム」(880円)なども取りそろえる。同店の営業時間は、ランチタイム11:00~15:00、カフェタイム14:00~17:00、ディナータイム17:00~23:30。ラストオーダーは各営業時間の終了1時間前となる。休業日は入居施設に準ずるとのこと。※価格は全て税別
2015年03月14日東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムにて、「シュヴァンクマイエル映画祭2015」が2月下旬に開催される。チェコ出身のヤン・シュヴァンクマイエル(Jan Svankmajer)は、シュルレアリズムを代表する映画監督の1人。プラハの芸術アカデミー演劇学部を卒業し、60年代に短編映画を製作している。その作風は社会主義、全体主義、商業中心主義といった現実に抵抗したシュヴァンクマイエルの思想を色濃く映し出していた。このため、チェコが共産党による独裁政権下に入ると、一時は映画の製作を禁じられるが、79年に『オトラントの城』を完成させると活動を再開。数々の長編映画を製作し、カンヌやベルリンなどの映画祭で高い評価を受けている。映画祭ではシュヴァンクマイエルを代表する長編映画3本が公開される。初の長編映画となった『アリス』は、ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』が原作。実写とコマ撮りを組み合わせて、アリスの人形、白ウサギの剥製、気遣い帽子屋の人形など、様々なオブジェをユーモラスかつグロテスクに映し出した。ベルリン国際映画祭でアンジェイ・ワイダ賞を受賞した『オテサーネク』は、子宝に恵まれなかった夫婦が人形を子供として育てていくダークファンタジー。『サヴァイヴィング ライフ -夢は第二の人生-』では夢と現実が錯綜するラブ・サスペンスを、膨大な画像のコラージュと実写の組み合わせでスリリングに描いている。これに、22本の短編を合わせたシュヴァンクマイエル作品が、映画館で一挙公開される。77年にシュヴァンクマイエル自らが人形と美術を担当した、舞台『魔法のサーカス』も今回特別に公開されることになった。映画祭の開催にあたり、シュヴァンクマイエルは「これらの映画は想像的なものであり、またこの幻術的な想像力は常に転覆的です。何故なら想像力は、実在(リアル)であることより可能であることを優先するからです。ご覧いただく映画祭のために選定した映画は、私の創作において想像の上位的な地位を示しているものです。何故なら、私は常に、フランスの偉大な詩人シャルル・ボードレールのように、想像力を人間の諸能力の女王と見なしていますから」とコメントしている。なお、シアター・イメージフォーラムでの公開終了後は、4月から6月にかけて神戸アートビレッジセンター、京都みなみ会館、大阪のシネ・ヌーヴォ、名古屋シネマテーク、札幌のシアターキノなどで順次作品が公開される予定。【イベント情報】シュヴァンクマイエル映画祭2015会場:シアター・イメージフォーラム住所:東京都渋谷区渋谷2-10-2会期:2月下旬料金:一般1,500円大学生・専門学生・シニア1,200円高校生1,100円
2015年01月14日「ドーバー ストリート マーケット ギンザ」は11月22日、イギリスの老舗モーターサイクルウエアブランド「ルイスレザー(Lewis Leathers)」の同店限定モデルを発売する。ブランドアイコンのライダースジャケットを同店仕様にカスタマイズ。アイコンモデル「ライトニング」の素材をツイードにした「No.391 TIGHT FIT」(18万2,000円)は、エレガントな雰囲気を備えた1着。通常は左胸に配置されるウイングロゴパッチを、生地の内側にレイアウトした。カラーバリエーションは全3色を用意する。サイズは36から40。レザー素材の「ライトニング」「ドミネーター」(17万9,000円)は、裏地に赤のタータンチェックを配した。サイズは34から42。これらのライダースジャケットは数量限定で発売される。また同店2階イベントスペースでは、インスタレーションが展示される。
2014年11月19日アーティストの清川あさみは1979年9月15日生まれ。兵庫県淡路島出身。子供の頃から絵が好きだったという清水は、高校を卒業すると上京し、文化服装学院に入学。在学中にはモデルとして、『ジッパー(Zipper)』や『キューティ(CUTiE)』、『エイガアル(A-GIRL)』などのファッション誌で活躍していた。その後、卒業製作をきっかけに、布とミシンで絵を描くという独自の手法を考案。モデル事務所との契約を打ち切ると、アーティストとしての活動を本格的にスタートさせる。06年には写真を刺繍やCGで装飾した「美女採集」シリーズを発表。被写体となった女性のイメージにちなんだ動植物を組み合わせることで、女性自身を1枚のアート作品に仕上げている。以降はこれがライフワークの一つとなり、ライフスタイル誌『フラウ(FRaU)』で「美女採集neo」を連載。12年に「清川あさみ|美女採集」展を開催すると、表参道ヒルズの最多動員記録を塗り替えた。一方、美容雑誌『ヴォーチェ』では、「美女採集」の男性版ともいえる「男糸 DANSHI」シリーズを発表。その展覧会を13年に東京パルコで開催している。また、美術作品を発表する傍らで、衣装や映像、広告など幅広い分野でも活躍。CDジャケットやアーティストグッズのデザインを担当する他、ドラマや映画、CMのディレクションも手掛けている。06年からは絵本も発刊しており、12年に谷川俊太郎と共同で発表した「かみさまはいる いない?」は、ロンドンで開催された児童書の世界大会で日本代表に選ばれた。13年には『不思議の国のアリス』筆者のルイス・キャロル(Lewis Carroll)自らが子供向けに易しく書き直した『こども部屋のアリス』を題材にした「こども部屋のアリス」絵本原画展を開催。その他、BS日テレ系「TOKYO DESIGNERS WEEK.tv」では番組MCを担当。数々のテレビやラジオにも出演している。12年には通信販売を行う「ニッセン」のアートディレクターに就任。同社の衣装やカタログのプロデュースを手掛けた。13年には渋谷パルコのクリスマスイベントに、アレキサンダー・マックイーンのワンピース姿で登場。14年にはスターバックスカード「バタフライ」のデザインを描き下ろしている。
2014年09月15日ウォルト・ディズニーが、2010年に公開されたティム・バートン監督作『アリス・イン・ワンダーランド』の続編を製作する可能性が出てきた。第1作目でも脚本を手がけたリンダ・ウールヴァートンがすでに続編の脚本を執筆しているほか、プロデューサー陣も続投する模様だ。リンダはこれまでにも、『美女と野獣』、『ライオン・キング』、『奇跡の旅』など多くのディズニー映画の脚本を手がけてきた俊英だ。ミア・ワシコウスカ、ジョニー・デップ、アン・ハサウェイ、ヘレナ・ボナム=カーターらが出演した第1作目は、世界中で10億ドル(約820億円)の興行収入を叩きだしたうえ、アカデミー美術賞やアカデミー衣裳デザイン賞にも輝いている。今回、ディズニーは同続編の製作に乗り気だと見られているものの、同社のチーフ・テクニカル・オフィサーを務めるアンディ・ヘンドリクソンは昨年8月に、『アリス・イン・ワンダーランド』には感銘を受けなかったと否定的なコメントしている。「『アリス・イン・ワンダーランド』のストーリーはそんなに良くなかったよ。でも視覚効果が功を奏して観客を惹き付けたんじゃないかな。それにジョニー・デップが傷付くようなこともないしね」。ルイス・キャロル原作「不思議の国のアリス」と続編の「鏡の国のアリス」を基にして製作された映画版『アリス・イン・ワンダーランド』は現在、ディズニー舞台製作部門によってミュージカル化の企画も進行中だ。■関連作品:アリス・イン・ワンダーランド 2010年4月17日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.
2012年12月11日マツダは8日、新型軽自動車「キャロル エコ」を発売した。「ECO-L」と「ECO-S」という2モデルを展開し、価格はECO-Lが90万5,500円、ECO-Sが100万5,500円。同車は、軽自動車「キャロル」の好評点はそのままに、ガソリン車トップクラスの低燃費である30.2km/L(JC08モード走行燃費)を達成した新機種。既存モデルと比較した場合、7.6km/L(約34%)の燃費改善となり、エコカー減税では免税対象車となる。動力性能と環境性能を高い次元で両立したという新世代エンジンを採用し、摩擦抵抗を低減するために副変速機構付CVTの改良を行うなど、パワートレイン全体で燃費性能を向上させている。停車時や停車直前の減速時(9km/h以下)からエンジンを停止し、燃費の改善に貢献する「アイドリングストップシステム」も装備した。そのほか、リアコンビランプ、ハイマウントストップランプをLEDへ変更、燃料ポンプシステムの改良により省電力化、サスペンションパーツ、ドライブシャフト、フルホイールキャップなどの軽量化、軽量かつ空力特性の優れたフロントバンパーの採用などが行われている。660cc DOHC VVTエンジンと副変速機構付CVTを搭載し、駆動方式は2WD(FF)を採用。乗車定員は4名。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月08日検定ポータルサイトを企画・運営する日本出版販売は、第1回「不思議の国のアリス検定」を来年1月27日に、東京、名古屋、大阪で開催することを決定した。申し込みは同社が運営する「検定、受け付けてます」の公式ページにて、12月21日まで受け付ける。受験料は6,500円。第1回は「不思議の国のアリス」ファン初級者レベルの「白ウサギ級」を実施。問題はルイス・キャロル著「不思議の国のアリス」から出題し、知識を公正に審査する。出題形式はマークシート形式で、三者択一方式。全80問中、正答率60%以上で合格となる。来年3月上旬頃に全受験者へ合否通知を送付し、合格者には合格認定証が送られるとのこと。なお、受験者特典として、検定を受検した人全員に、イラストレーター「左」が描くアリスの描き下ろしイラスト入りBOX付きキャンドルグラス(非売品)をプレゼント。また、検定の開催を記念して「左」、「カズアキ」、「serori」などのイラストレーター陣が描く「不思議の国のアリス」描き下ろしイラストが入った、合格認定カードや懐中時計など検定オリジナルグッズを販売する。詳細は、「同検定公式サイト」を参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月23日ルイス・キャロル原作の『不思議の国のアリス』をもとに現代人の自己発見の物語として編みなおし、今春ブロードウェイで話題を集めたミュージカル『アリス・イン・ワンダーランド』。その日本版が早くも11月、東京・青山劇場で上演される。『ジキルとハイド』『スカーレット・ピンパーネル』でもおなじみの作曲家フランク・ワイルドホーンの最新作で、日本版演出は丁寧な心理描写とリズム感のある構成で人気の鈴木裕美。カラフルなセットと衣裳の“ワンダーランド”で展開する、大人のストーリーが楽しめそうだ。仕事に家族にと悩みを抱える主人公のアリスには安蘭けい、不思議の国の傲慢な帽子屋には濱田めぐみが扮する。安蘭は宝塚歌劇団、濱田は劇団四季とそれぞれトップスターとして一時代を築いたふたり。退団後もそのずば抜けた実力で活躍する者同士なだけに、安蘭が「めぐちゃん(濱田)の歌唱力にずっと憧れていた」と言えば、濱田も「とうこさん(安蘭)のそばにいるだけで安心できる」と初共演ながらすっかり意気投合した様子。濱田が言う「昔も今も、自分の信じる道を選んできたところが似てる」との言葉通り、自然体でありながら強い意思で道を切り拓いてきたその姿が多くの女性ファンから共感を得ている両者だけに、今回はまさに期待の競演といったところ。「こんなに悪い役は初めて」と話す濱田は「帽子屋はアリスの悪いところをキャラクターにした存在なので、酷いことばかりアリスに言うんです。自己中心的!とか傲慢!とかバンバン言うし、“ひれ伏して溺れたいはず”という歌詞もあって、慌ててとうこさんに“嫌いにならないで!”ってメールを送りました」と笑う。悪女の魅力たっぷりに歌い上げるシーンは見ものだが、一方のアリスは、情緒不安定なウサギ(田代万里生)や訳知り顔の芋虫(JOY)、キザな猫エル・ガト(柿澤勇人)らに囲まれた等身大の女性として存在する。「私もこんなに自分に近い部分が多い役は初めてです。アリスが帽子屋に指摘される言葉の数々は、身に覚えがありすぎて……(笑)」と安蘭からは意外な発言も飛び出した。「じゃあ(役作りは)めっちゃ厳しくないですか?」と尋ねる濱田に、「めっちゃ厳しいと思う!」と安蘭が返して思わず笑い合うひと幕も。「でもアリスは、いろんなキャラクターたちと触れ合ううち、そんなネガティブなところも全て自分の成長には必要なんだと気づくんです。子どもはもちろん、大人の方が観たら、もっと深く楽しめるミュージカル」と安蘭。一見ファンタジーに思える世界観にショーアップされた歌とダンス、だがそこにリアルなストーリーが織り込まれるのは、さすがブロードウェイ流。最高のキャストを得た日本版、その初日を楽しみに待ちたい。公演は11月18日(日)から12月4日(火)まで東京・青山劇場にて、12月14日(金)から16日(日)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演される。チケットは発売中。なお、チケットぴあでは限定公演のみ観劇とディナー付きの「アリスレストラン付チケット」を発売する。
2012年10月18日大阪府北区のDDハウスに「童話の世界に飛び込めるレストラン」があり、連日お客さんが殺到している、と聞きつけたので早速行ってみた。するとそこに待ち受けていたのは、私の背丈を優に超すほどの巨大な絵本。「本当にここがレストラン!?」とワクワクしながら、そっと絵本を押してみると、かわいらしい「アリス」が「幻想の国の世界へようこそ!」と出迎えてくれた。店の名は「幻想の国のアリス」。ここは、ルイス・キャロル作の『不思議の国のアリス』とその続編『鏡の国のアリス』をモチーフとしたレストランで、メニューはイタリアンベースの洋食を提供している。エントランスを抜けると、ブルーのかわいらしいコスチュームを着た店員さんが笑顔で迎えてくれる。彼女たちはここでは、「アリス」と呼ばれている。現在、アリスは全員で14名。しかものっけから、近藤店長の「季節やイベントによってはアリス以外のキャラクターも登場するかもしれませんよ」という言葉にそそられる。店に入ってまず目に飛び込んできたのが、キラキラ光るシャンデリアが特徴的な大人数用テーブル席「花話(はなはな)の庭」。むむむ!?これはアリスがティーパーティーを開いた会場では?この席で食事するなら、絶対“お誕生日席”に座ってアリス気分を味わいた~い!などと妄想が膨らむ一方。そして次に案内されたのは、「クイーンアリスの部屋」。この席は、チェス盤がテーブル中央に置かれた2名用カップルシートで、休日になると予約が殺到するほどの人気だという。他には鏡が一面に張り巡らされた「逆さ鏡の部屋」など、個性的な12テーブルが並んでいるので、来店するたびに異なる席をチョイスすれば、毎回新鮮な気持ちを楽しめそうである。ファンタジーなこだわりは内装だけではない。料理のネーミングもまたユニークなのだ。お店イチオシの「いもむしおじさんマグロとアボカドロール」や「びっくりうさぎのタルト」など、アリスの世界を楽しめる料理が豊富にそろっている。「特に注文が多いメニューは?」と尋ねたところ、単品ではなく、「ファンタジーブックコース」(全7品/5,000円)や「ワンダーランドコース」(全5品/3,500円)といったコースで楽しむ人が多いのだと教えてくれた。これらのコースは料理が運ばれてくると、ほとんどのお客さんが携帯を取り出して写真を撮りはじめるほど盛り付けがかわいらしい。これも人気の要因なのではないだろうか。取材の途中でこの店を愛してやまないというお客さんにインタビューしてみたところ、「女子会でよく利用するんです」と答えてくれた人が非常に多かった。メルヘンな雰囲気の中、かわいいネーミングのイタリアンを食べながらの女子会なら、きっと楽しいに違いない。また、ドリンクメニューもバラエティー豊か。「アリスの涙」、「女王様の赤いバラ」といったオリジナルカクテルも多数そろっているので、ぜひ試してみてほしい。平日も多くのお客さんでにぎわっているが、日曜、祝日にはファミリー層やバースデーパーティーでの利用客でさらに活気づくという。わざわざ遠方から足を運ぶお客さんも少なくないそうで、取材中にもひっきりなしに予約の電話が鳴っていた。それぐらい大人気なので、来店の際には必ずご予約を!取材を終えて店を後にしようとしたその時、店長から驚きの一言が!「実は隣で竹取物語の店もやっているんです」。え?竹取物語の店!?これは見過ごすわけにはいかない。早速、行ってみなきゃ!!と、踵(きびす)を返して「竹取百物語」に入店。こちらの店では、優雅に泳ぐ大量のコイが出迎えてくれた。コイが泳ぐ滝を抜けた先には巨大な竹が!そしてその竹の中にテーブルが見える。なんと、「竹の籠(たけのはこ)」というかぐや姫の誕生をイメージした巨大な竹のオブジェの中に、5名用のテーブル席がすっぽり入っているのだ。他に、最大60名が利用できるテーブル席などの6つの空間と優雅なBARからなる「都の苑(みやこのその)」というフロアもある。こちらは、かぐや姫が過ごしたぜいたくな屋敷をイメージしているのだとか。アリスとは異なる「和」のファンタジー空間を楽しめる「竹取百物語」に関しては、「和風料理がメーンのせいか、6割が男性客ですね」と同店店長。飲み会出席者の顔ぶれや好みに合わせて店を使い分けるのもよさそうだ。大阪観光の際に日替わりで2店舗訪れるのもいいだろう。昼は繁華街で豪快に遊び、夜は日常を忘れてファンタジーの世界の住人となる…そんな夏休みの過ごし方もオツだと思う。また、「幻想の国アリス」では1,000円程度のリーズナブルなランチメニューも用意しているので、まずは気軽に利用してみたいという人は、ランチでの利用がおすすめだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日大阪府北区のDDハウスに「童話の世界に飛び込めるレストラン」があり、連日お客さんが殺到している、と聞きつけたので早速行ってみた。するとそこに待ち受けていたのは、私の背丈を優に超すほどの巨大な絵本。「本当にここがレストラン!?」とワクワクしながら、そっと絵本を押してみると、かわいらしい「アリス」が「幻想の国の世界へようこそ!」と出迎えてくれた。店の名は「幻想の国のアリス」。ここは、ルイス・キャロル作の『不思議の国のアリス』とその続編『鏡の国のアリス』をモチーフとしたレストランで、メニューはイタリアンベースの洋食を提供している。エントランスを抜けると、ブルーのかわいらしいコスチュームを着た店員さんが笑顔で迎えてくれる。彼女たちはここでは、「アリス」と呼ばれている。現在、アリスは全員で14名。しかものっけから、近藤店長の「季節やイベントによってはアリス以外のキャラクターも登場するかもしれませんよ」という言葉にそそられる。店に入ってまず目に飛び込んできたのが、キラキラ光るシャンデリアが特徴的な大人数用テーブル席「花話(はなはな)の庭」。むむむ!?これはアリスがティーパーティーを開いた会場では?この席で食事するなら、絶対“お誕生日席”に座ってアリス気分を味わいた~い!などと妄想が膨らむ一方。そして次に案内されたのは、「クイーンアリスの部屋」。この席は、チェス盤がテーブル中央に置かれた2名用カップルシートで、休日になると予約が殺到するほどの人気だという。他には鏡が一面に張り巡らされた「逆さ鏡の部屋」など、個性的な12テーブルが並んでいるので、来店するたびに異なる席をチョイスすれば、毎回新鮮な気持ちを楽しめそうである。ファンタジーなこだわりは内装だけではない。料理のネーミングもまたユニークなのだ。お店イチオシの「いもむしおじさんマグロとアボカドロール」や「びっくりうさぎのタルト」など、アリスの世界を楽しめる料理が豊富にそろっている。「特に注文が多いメニューは?」と尋ねたところ、単品ではなく、「ファンタジーブックコース」(全7品/5,000円)や「ワンダーランドコース」(全5品/3,500円)といったコースで楽しむ人が多いのだと教えてくれた。これらのコースは料理が運ばれてくると、ほとんどのお客さんが携帯を取り出して写真を撮りはじめるほど盛り付けがかわいらしい。これも人気の要因なのではないだろうか。取材の途中でこの店を愛してやまないというお客さんにインタビューしてみたところ、「女子会でよく利用するんです」と答えてくれた人が非常に多かった。メルヘンな雰囲気の中、かわいいネーミングのイタリアンを食べながらの女子会なら、きっと楽しいに違いない。また、ドリンクメニューもバラエティー豊か。「アリスの涙」、「女王様の赤いバラ」といったオリジナルカクテルも多数そろっているので、ぜひ試してみてほしい。平日も多くのお客さんでにぎわっているが、日曜、祝日にはファミリー層やバースデーパーティーでの利用客でさらに活気づくという。わざわざ遠方から足を運ぶお客さんも少なくないそうで、取材中にもひっきりなしに予約の電話が鳴っていた。それぐらい大人気なので、来店の際には必ずご予約を!取材を終えて店を後にしようとしたその時、店長から驚きの一言が!「実は隣で竹取物語の店もやっているんです」。え?竹取物語の店!?これは見過ごすわけにはいかない。早速、行ってみなきゃ!!と、踵(きびす)を返して「竹取百物語」に入店。こちらの店では、優雅に泳ぐ大量のコイが出迎えてくれた。コイが泳ぐ滝を抜けた先には巨大な竹が!そしてその竹の中にテーブルが見える。なんと、「竹の籠(たけのはこ)」というかぐや姫の誕生をイメージした巨大な竹のオブジェの中に、5名用のテーブル席がすっぽり入っているのだ。他に、最大60名が利用できるテーブル席などの6つの空間と優雅なBARからなる「都の苑(みやこのその)」というフロアもある。こちらは、かぐや姫が過ごしたぜいたくな屋敷をイメージしているのだとか。アリスとは異なる「和」のファンタジー空間を楽しめる「竹取百物語」に関しては、「和風料理がメーンのせいか、6割が男性客ですね」と同店店長。飲み会出席者の顔ぶれや好みに合わせて店を使い分けるのもよさそうだ。大阪観光の際に日替わりで2店舗訪れるのもいいだろう。昼は繁華街で豪快に遊び、夜は日常を忘れてファンタジーの世界の住人となる…そんな夏休みの過ごし方もオツだと思う。また、「幻想の国アリス」では1,000円程度のリーズナブルなランチメニューも用意しているので、まずは気軽に利用してみたいという人は、ランチでの利用がおすすめだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月16日『シルビアのいる街で』(2007)で日本でも熱狂的なファンを獲得したスペインの映画監督ホセ・ルイス・ゲリンの長編作品を一望する映画祭が、27日(金)まで渋谷シアターイメージフォーラムで開催されている。その他の写真上映されているのは、処女長編『ベルタのモチーフ』(1983)から『メカス×ゲリン往復書簡』(2011)までの8本。「映画とは、そこにはないものを見るということ」。そう話すゲリン監督の映画は、無人の風景や人物の後姿からも私たちのイマジネーションが喚起されることをあからさまにする。そして、サイレンスのなかのざわめきや孤独がはらむ豊かさも捉え、差し出す。「『ベルタのモチーフ』では、映画の撮影隊が忘れられた村に入っていきますが、同じようなことが別な作品でも起こります。ビクトル・エリセ(『ミツバチのささやき』『エル・スール』の名匠)に『まるで幽霊がよみがえってきたような映画だ』と言われたことがあります。映画を通して死者がよみがえる、感情がよみがえる、というわけです。私の映画は、常に現在と過去…。伝説なり神話なりとの間の緊張感によってかたちづくられています」。彼のフィルムは“亡霊の映画”と呼んでもいいかもしれない。そのとき私たちは、過去にひたる郷愁ではなく、何かをよみがえらせる生々しい想像力を手にすることになる。ジョン・フォード監督の『静かなる男』のロケ場所を探索する『イニスフリー』(1990)にしても、1930年に無名の映画監督によって記録された家族の肖像から創作の羽をひろげてゆく『影の列車』(1997)にしても、ドキュメンタリーがいつの間にか類稀なるフィクションの世界に私たちを招き入れるのだ。「時間が私にとっていちばんのミステリーです。考えると、めまいを起こしそうになります。私が映画を撮るのは、時の不思議さを何とか伝えたいと思うからです」。そこには、観客の視点を固定せず、自由に解釈できる宇宙が拡がっている。「いつも、被写体に対して、どのような関係を持つかを考えながら撮ります。そして、撮られた被写体が、観客とどのような関係を持つのかということを考えます」。ホセ・ルイス・ゲリン映画祭期間:6月30日(土)~7月27日(金)場所:渋谷 シアターイメージフォーラム取材・文:相田冬二
2012年07月03日今年も華やかなクリスマスの夜を演出する、2種類のスペシャルディナーコース"ウインターベル"と"クリスマスキャロル"が、小田急ホテルセンチュリーサザンタワーのレストラン「トライベックス」より登場。2011年12月22日(木)~12月25日(日)の期間限定となっている。おすすめは、"クリスマスキャロル"。帆立貝のムースをスモークサーモンで挟んだ、可愛い前菜をスタートに、クリーム スープ、トマトとバルサミコビネガーの酸味が利いたタプナードのソースで味わう魚料理、お口直しのレモンのシャーベット。そしてメインは、国産牛フィレ肉のグリルとシャラン産鴨胸肉のポアレの2種類の肉料理。牛フィレ肉はボジョレー産の赤ワインソースで、鴨のポアレは林檎のピュレと一緒に召し上がれ。甘いものは別腹の女性注目のデザートは和栗のモンブランと、充実した内容となっている。心が躍るクリスマスの夜、気になる人を思い切って素敵なディナーに誘ってみるなんてどう?ふたりで夜景とともに、おいしいディナーと会話を楽しもう。クリスマスディナー期間:2011年12月22日(木)~12月25日(日)場所:20階 レストラン「トライベックス」open.17:30~22:00 ディナータイム※期間中は一部・二部制/クリスマスディナーの展開。価格:ウインターベル ¥8,085/クリスマスキャロル ¥11,550お問い合わせ:小田急ホテルセンチュリーサザンタワーレストラン「トライベックス」 tel.03-5354-2177
2011年10月25日ダニエル・デイ=ルイスがスティーヴン・スピルバーグ監督によるエイブラハム・リンカーンの伝記映画の主演を務めることが、製作会社のドリームワークスより発表された。当初はスピルバーグ監督の『シンドラーのリスト』に主演したリーアム・ニーソンがリンカーン役に決まっていたが、今年初めに降板が発表された。理由は公にされていないが、製作が遅々として進まない状況にニーソンが業を煮やしたという説もある。ドリス・カーンズ・グッドウィンの著書「Team of Rivals/The Political Genius Of Abraham Lincoln」を映画化する企画で、デイ=ルイスは早速リンカーンが政治家としてのキャリアをスタートさせたイリノイ州スプリングフィールドに赴き、リサーチを開始した。地元紙の「The State Journal-Register」によると、デイ=ルイスは19日にリンカーン大統領博物館やリンカーンの自宅、旧州会議事堂Old State Capitalなどを訪問したという。スピルバーグは「ダニエル・デイ=ルイスは無声映画、映画の黄金期、そして遠い未来からふり返ったとしても偉大な俳優のひとりに数えられることは間違いない。ついに『Lincoln』(原題)で我々の道が交差することを感謝し、刺激を受けた」とコメントしている。映画のクランクインは来年秋、公開は翌2012年を予定している。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:NINEナイン 2010年3月19日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2008 The Weinstein Company. All rights reserved.■関連記事:7月に極秘挙式したペネロペ・クルスが妊娠を発表!現在4か月半豪華キャストが集結した傑作ミュージカル『NINE』DVDを5名様プレゼントペネロペ・クルス、でき婚報道を否定【シネマモード】ソフィー・マルソー、木村多江らが示す映画とブランドの素敵な関係【シネマモード】アカデミー賞授賞式を見ているような『NINE』こんな気分にオススメ
2010年11月22日女優の深田恭子が4月28日(水)、東京・新宿バルト9で行われた映画『アリス・イン・ワンダーランド』の「白の女王は誰だ!?キャンペーン」に出席。同作の日本語吹き替え版の、白の女王役の声優として、“白の女王”に扮して登場した。同作の公式サイトほかで今月3日(土)〜25日(日)、白の女王の声を演じているのは誰なのかを当てるキャンペーンを展開。応募総数は11,259通だった。自身のアイディアを取り入れたという、劇中のアン・ハサウェイ演じる白の女王をイメージした衣裳の深田さんは「白のウィッグのバランスが難しくて、一歩間違えると妖怪みたいになってしまうので、ここに辿り着くまでが大変でした」と取材陣の笑いを誘った。声優経験はこれまで何回かあるものの、ディズニー作品は初で「ディズニーは大好きで、ティム・バートン監督のファンなので本当に嬉しかった」と大喜びしてみせたが「普段の演じる仕事と声だけで表現する仕事は全く違う。イチから勉強し直さなきゃ、と衝撃を受けました。面白かった、まではいけなかったけど貴重な体験でした」と厳しい自己評価も。同作は、作家ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」をモチーフにバートン監督が考案したオリジナルストーリーで、19歳に成長したアリスが、退屈な男の求婚から逃げたことから再び“穴”に落ちて始まる新たな冒険を描く。深田さんは、もし自身が同作のアリスなら「穴に落ちず、結婚しちゃったかも。こんなものなのかなーって。冒険心があまりないので」と苦笑い。求婚される相手は?の問いに「いたらいいですね」と話したが、昨年秋に一部週刊誌で“半同棲交際”と報じられた俳優の清水良太郎について聞かれると、笑顔ながら無言で頷くだけだった。『アリス・イン・ワンダーランド』は全国にて公開中。(text:Yoko Saito)■関連作品:アリス・イン・ワンダーランド 2010年4月17日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.■関連記事:19歳のアリスより悩ましい…?あなたの“人生の決断”は?仕事に進路、1位は…驚異のスタート!『アリス』オープニング興収『アバター』超えで150億見えた?ジョニーにヘレナにアン・ハサウェイ…『アリス』キャストインタビュー付き映像が到着ティム・バートン監督インタビュー数あるヘンテコキャラの中で最も共感したのは?チェシャ猫が動く!しゃべる!『アリス・イン・ワンダーランド』本編映像到着
2010年04月28日鬼才ティム・バートンと、ハリウッドNo.1を争う人気俳優ジョニー・デップのおなじみタッグでルイス・キャロルの傑作小説の“その後”を描いた『アリス・イン・ワンダーランド』。先週4月17日(土)に公開初日を迎え、週末の2日間の興行収入は、『アバター』のオープニング2日間の興収5億9,000万円の約2.2倍にあたる13億16,539,200円(動員数:828,149人)という驚異のスタートを切った!オープニング2日間の興収では、ジョニー・デップの代表作シリーズ『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』の9億9,200万円(※最終興収109億円)、『ダ・ヴィンチ・コード』の12億8,000万円(※最終興収90億5,000万円)をも上回っている。ティム・バートン監督にとっても、自作の中で過去最高興収を記録した『PLANET OF THE APES/猿の惑星』や、こちらもジョニー・デップとタッグを組んだ『チャーリーとチョコレート工場』を抜いて歴代No.1の記録となる。公開初日の土曜日は、カップルや親子連れ、中高年層まで幅広い層が劇場を訪れ、朝早くから出演者のコスチュームを身にまとった熱狂的なファンの姿も見られ、都内の主要劇場では終日満席の状態が続く好調ぶりを見せていた。また、昨年12月23日(水・祝)から1月11日(月・祝)に都内にて開催され、来場者数4万5,000人を記録し大盛況を博した“映画『アリス・イン・ワンダーランド』の世界展”がファンの要望に応えて再登場!作品の世界観をセットで再現、実際の撮影でジョニーらが使用した衣裳や小道具を見ることができるのはもちろん、今回からストーリーボードやパネル、特別映像などを加え、装いを新たに“アリス・イン・ワンダーランド展”として先日より都内で開催されている。さらに、今回の展示会場では、映画に登場するキャラクターたちの関連グッズも発売されており、チェシャ猫グッズなど数量限定発売の商品は、既に品薄の状態とか。『アバター』のサム・ワーシントンが主演を務める『タイタンの戦い』、本年度アカデミー賞で2部門を受賞した『プレシャス』、人気バラエティ番組から生まれた『矢島美容室 THE MOVIE 〜夢をつかまネバダ〜』など多くの話題作が公開を控えるゴールデンウィークを前に、まずは好調なスタートを切った『アリス・イン・ワンダーランド』。現段階で、最終興収は150億円を超えるという予測も。『アリス・イン・ワンダーランド』の“その後”に期待!『アリス・イン・ワンダーランド』は丸の内ルーブルほか全国にて公開中。アリス・イン・ワンダーランド展第1会場:パルコファクトリー(渋谷パルコ パート1・6F)開催期間:5月5日(水・祝)まで開催時間:10:00〜21:00※最終日は18:00閉場第2会場:ロゴスギャラリー(渋谷パルコ パート1・B1F)開催期間:4月21日(水)まで開催時間:10:00〜21:00※最終日は18:00閉場パルコアートサイト:■関連作品:アリス・イン・ワンダーランド 2010年4月17日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.■関連記事:ジョニーにヘレナにアン・ハサウェイ…『アリス』キャストインタビュー付き映像が到着ティム・バートン監督インタビュー数あるヘンテコキャラの中で最も共感したのは?チェシャ猫が動く!しゃべる!『アリス・イン・ワンダーランド』本編映像到着強さと美しさ備えた「ミス・アリス」が決定!審査員でカーリング娘も来場『アリス・イン・ワンダーランド』を大特集!投稿企画で『アリス』グッズを6名様にプレゼント
2010年04月19日最新主演映画『アリス・イン・ワンダーランド』のプロモーションで3月22日(月・祝)、来日したジョニー・デップが記者会見に続き、同日夕方、恵比寿ガーデンプレイスで行われたファンイベントにティム・バートン監督と出席。ファン約3,800人を熱狂させた。同所内に約5,000万円、約1か月かけて建設された劇中の“赤の城”セットを、約40分かけて歩いてファンサービスに勤しみ、テレビ局各局のインタビューに回答。ハードスケジュールを押して来日した心境について「いつもサポートしてくれるファンにお礼を言いたくて来たんだ」と誠実な言葉。個性的で知られるファッションについてポイントを聞かれると「娘(10歳の長女リリーちゃん)がよくビーズでブレスレットを作ってくれるんだ」と微笑みながらスーツの袖をたくし上げ、右手首に付けた愛娘からのプレゼントをお披露目し、「おみやげ?もちろん買っていくよ」とパパの顔をのぞかせた。ファンサービスを終えバルコニー風ステージに上がると、大声援を送るファンを見渡しつつ「いつもサポートしてくれてありがとう」と手を振った。バートン監督は「日本に来るのは毎回素晴らしい体験です」と呼びかけた。同作はイギリスの作家ルイス・キャロルの名作「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」をモチーフに、19歳になったアリスが新たな冒険を通じ自分探しの旅をする姿を描いたバートン監督発案のオリジナルストーリー。同イベントにはほかに、亀田三兄弟の二男と三男ことプロボクサーの亀田大毅&和毅、19歳のアリスに因み、今年19歳になる女優の福田沙紀、谷村美月らがゲストで来場。福田さんは「デップさんは1人の人間なのに、作品ごとに全然違う顔を見せてくれる。役者としてとても尊敬できます」とウットリ。直接会話できたら?と聞かれ「パニックですよ。私、結構ビビりなので…」と恥じらっていた。一方、日本滞在最大15時間の予定だったジョニーは予定を変更し1泊することになった。プライベートジェット機で同日、午前9時10分頃、成田空港に到着したが、配給元のデイズニーによると、「1フライトを終えたパイロットは次のフライトまで一定時間を空けないといけない規定があるため、デップ側から到着してすぐに1泊したい旨の申し入れがあった」と説明。「新作の撮影スケジュールとの調整がついたようです」と付け足した。ジョニーは現在、アンジェリーナ・ジョリーとの初共演作『The Tourist』(原題)をイタリアで撮影中で、その合間を縫って来日した。23日中に離日し、同作の撮影に戻る予定。『アリス・イン・ワンダーランド』は4月17日(土)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:アリス・イン・ワンダーランド 2010年4月17日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.■関連記事:ジョニー・デップ歴代個性派名優に熱いリスペクト 『アリス』日帰り来日会見ジョニーよりひと足早く来日のティム・バートン監督がサプライズで舞台挨拶!ついにジョニー&アンジーがツーショットで登場!ヴェネチアでの新作撮影は順調ジョニー・デップ来日決定も、与えられた時間は最大15時間で超ハードスケジュールジョニー・デップ、計画していた友人のバンド・ツアーへの飛び入り参加を断念
2010年03月22日ジョニー・デップが3月22日(月・祝)、最新主演映画『アリス・イン・ワンダーランド』のPRのため約3か月半ぶり7度目の来日を果たし、東京・新宿パークタワーでティム・バートン監督と共に記者会見に出席した。現在、アンジェリーナ・ジョリーと初共演する新作『The Tourist』(原題)の撮影中で多忙のジョニーは、パリから自家用ジェットで同日の午前9時10分、成田空港に到着し、会見場に登場。成田では徹夜組を含むファン約1,000人に出迎えられ、「温かい歓迎を受け、感動しました。日本のみなさんにはいつも大きなサポートをいただいています。日本に来ることはとても素敵な経験で、僕にとっては特別な国です」と感謝の弁。先に挨拶したバートン監督は、18日(木)から日本滞在中のためもあってか「コンニチワ、ティム・バートンです」と日本語を披露。ジョニーはビックリした表情でバートン監督を見つめながら拍手した。本作はイギリスの作家ルイス・キャロルの名作「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」の後日談で、19歳になったアリスの新たな冒険を描いた、バートン監督によるオリジナルストーリー。ジョニーは、アリスの冒険を助ける帽子屋、マッド・ハッター役。バートン監督との初コラボ作『シザーハンズ』を彷彿させる強烈メークで登場する。作品ごとに大変身する役作りの秘訣を聞かれ「変装やメークをすることでより自分が出せて、役に入り込むことができる。子供の頃、観ていた映画の中の尊敬する俳優はみんなキャラクターアクターだった。ロン・チェイニー、ポール・ムニ、マーロン・ブランド。崇拝しているよ」と歴代の個性派名優たちへのリスペクトを吐露。「僕は、観客を飽きさせないように毎回違うものを提供し、楽しませないといけない、という責任を感じている。いまのところ同じ役をやったことはないと思う。それは僕が人を観察するのが好きで、周囲にいる興味深い人の行動パターンを見て引き出しにしまっておくことが役立っていると思う」と真摯に話した。一方、本作を観たという、私生活のパートナーであり、フランス人歌手で女優のヴァネッサ・パラディとの間の10歳の長女リリーちゃん、7歳の長男ジャックくんの反応について「作品自体は大好きで気に入ってくれたけど、僕の役・マッドハッターに関してはクレイジーという印象を持ったよう」と苦笑い。バートン監督も、私生活のパートナーで女優のヘレナ・ボナム=カーターとの間の2人の子供の反応を「2歳の娘の反応が心配だったけど、イカれている作品として気に入ったみたい。彼女自身も、モンスターや怪獣が大好きでイカれているから」と自身の趣味をしっかり受け継がせた様子でニヤリ。取材陣を笑わせていた。バートン監督の来日は約2年ぶり。会見には記者&ライター280人、テレビなどカメラ70台、スチールカメラマン80人が集まった。ジョニーの強行スケジュールの絡みか、会見は約30分押しでスタート。会見予定時間60分のところ、約40分で終了した。本作は、全米では今月5日から公開中。20日現在で興行収入2億6,580万ドルに達しているという。『アリス・イン・ワンダーランド』は4月17日(土)より全国にて公開。(text:Yoko Saito)■関連作品:アリス・イン・ワンダーランド 2010年4月17日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.■関連記事:『アリス』で来日のデップ日帰りから1泊に予定変更ジョニーよりひと足早く来日のティム・バートン監督がサプライズで舞台挨拶!ついにジョニー&アンジーがツーショットで登場!ヴェネチアでの新作撮影は順調ジョニー・デップ来日決定も、与えられた時間は最大15時間で超ハードスケジュールジョニー・デップ、計画していた友人のバンド・ツアーへの飛び入り参加を断念
2010年03月22日3月18日(木)に映画『アリス・イン・ワンダーランド』の完成披露試写会がユナイテッドシネマ豊洲にて開催された。当初の予定では、この日は上映のみということだったが、22日(月・祝)に開催されるジャパン・プレミアを前に、主演のジョニー・デップよりもひと足早く来日したティム・バートン監督がサプライズで来場し挨拶に立った。当初の予定になかった上映前の舞台挨拶、しかも製作当初から大きな話題を呼んできた本作とあって、バートン監督が登場すると会場にはどよめきが。ごく短い時間での舞台挨拶となったが、バートン監督は、これから映画を観る観客に向けて「ディズニーから、3Dで『アリス・イン・ワンダーランド』が撮れると聞いて、素晴らしいと思った。(原案となっている)『不思議の国のアリス』は、マッド・ハッター、白うさぎ、チェシャ猫など、キャラクターたちがたくさん出てくる素晴らしい作品です。女の子のバーチャルなファンタジー、というだけでなく、生きるための考え方が反映されている作品になっているんです」と解説。アリスの成長物語という要素も入っているのでは?という言葉に「そのような要素も含まれている。ルイス・キャロルの原作は、様々なキャラクターが出来てクレイジーだが、ストーリーは単純。でも女の子が自分を見出していく話。映画は、アリスの内側の強さを表す作品となったと思う」と語った。親日家として知られるバートン監督。ジャパン・プレミア以外にも会見や個別取材など様々な取材が入っているようだが、プライベートで日本を楽しむ時間はあるのか?あるとしたら一体どこへ行くのか?22日(月・祝)にはジョニーも来日し、ハリウッドきっての最強コンビが揃ってお目見えとなる。『アリス・イン・ワンダーランド』は4月17日(土)より全国にて公開。■関連作品:アリス・イン・ワンダーランド 2010年4月17日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.■関連記事:ついにジョニー&アンジーがツーショットで登場!ヴェネチアでの新作撮影は順調ジョニー・デップ来日決定も、与えられた時間は最大15時間で超ハードスケジュールジョニー・デップ、計画していた友人のバンド・ツアーへの飛び入り参加を断念ティム・バートン×ジョニー・デップ最新作『アリス・イン・ワンダーランド』ファンイベントに25組50名様をご招待ゲスト舞台挨拶付き『アリス・イン・ワンダーランド』ジャパン・プレミアに1組2名様をご招待
2010年03月20日