ティーファクトリー✕吉祥寺シアターによる舞台『ヘルマン』が1月18日(木)、吉祥寺シアターにて開幕する。川村毅が麿赤児を主演に迎え、シェイクスピアのリア王を『荒野のリア』として上演したのが2014年のこと。いきなり第三幕からはじまる、三人の娘が登場しない、上演時間をぎゅっと100分に凝縮するなど、型破りでありながら原作通りというこの作品は大きな反響を呼び、2016年には全国で再演された。それから8年。川村と麿の組み合わせが次に挑むのは20世紀のドイツの作家、ヘルマン・ヘッセ。多くの日本人にとっては「『車輪の下』だけは読んだ」あるいは「国語の教科書で読んだことがある」程度の知識とイメージで留まっている作家かもしれない。しかし、舞台化するにあたって改めて他の作品を読み進めた川村はヘッセのことを「正真正銘の純正アウトサイダーとして、社会生活という困難を生き抜いた闘士だ」と捉え直している。この公演は、川村にとって久々のポスト・ドラマとなる。「ひとつの小説の脚色、劇化の手法は取らず、複数の小説からのイメージ、さらに俳優の身体性、映像を使用しての、ポスト・ドラマとしてヘッセを蘇らせようと思う」とコメントを寄せているとおり、単一の小説の世界を描いたり、ただヘッセの人生を追うというものではなく、多角的かつ多層的にヘッセの人生と小説に迫っていくものになりそうだ。晩年の深夜、ヘルマンが小説作品のフラグメント、人生の断片を想うという劇構造。麿が演じるのは、そのヘルマン役。ヘルマンの夢の中で問いかけ続ける存在に扮するのは大空ゆうひ。ヘルマンの青年時代は横井翔二郎が演じる。今年はヘッセの何かしらの周年というわけでもなく、ヘッセににわかに注目が集まっているわけでもない。そんなタイミングだからこそ、彼の人生と小説を舞台に立ち上げるにあたっては、公演に関わる人たちの強い思いがあるに違いない。そしてその作品には、きっといま上演する意味が、そしていまを生きる私たちへのメッセージが込められているだろう。舞台からそのメッセージを受け取るのを楽しみにしたい。文:釣木文恵<公演情報>ティーファクトリー/公益財団法人武蔵野文化生涯学習事業団提携公演『ヘルマン』構成・演出:川村毅出演:麿赤兒大空ゆうひ横井翔二郎鶴家一仁村井友映朝田百合子小林彩キクチカンキ灘波愛和田華子村松えり笠木誠2024年1月18日(木) ~1月28日(日)会場:東京・吉祥寺シアターチケット:()公式サイト:
2024年01月18日映画『ヘル・レイザー』の続編3作品『ヘルレイザー2:ヘルバウンド』『ヘルレイザー3:ヘル・オン・アース』『ヘルレイザー4:ブラッドライン』を2024年1月12日(金)よりシネマート新宿ほかにて上映。恐怖と官能が交錯する『ヘル・レイザー』続編3作品が上映へ1987年に発表された映画『ヘル・レイザー』は、恐怖と官能が交錯する斬新な世界観で、熱狂的なファンを今なお増やし続けている幻想恐怖超大作。第1作の公開後、10作もの続編や関連作が生まれた最長のホラーシリーズの1つだ。そんな『ヘルレイザー』シリーズの原点『ヘル・レイザー』の4K版が、2023年12月に公開された。それに続き、続編3作品の公開も決定した。『ヘル・レイザー』あらすじをおさらいまずは、長く続くホラーシリーズの記念すべき第1作目『ヘル・レイザー』のあらすじをおさらいしたい。映画『ヘル・レイザー』は、とある屋敷に引っ越して来た夫、ラリーと妻のジュリアが遭遇する身の毛もよだつ惨劇を描き出した作品だ。極限の快楽を得られるという奇妙なパズル・ボックスを手に入れたラリーの兄・フランクは、パズルを解いたことで魔導士たちによって八つ裂きにされ肉体を失っていた。そこへ、引っ越してきたラリーが屋根裏で怪我をし血を流したことでフランクは覚醒する。フランクは、かつて愛人だったジュリアに生贄の血肉を捧げて復活しようと目論むが、ラリーの先妻の娘カースティは、継母の怪しい行動に勘付いていた…。再び惨劇が幕を開ける2作目2作目の『ヘルレイザー2:ヘルバウンド』 では、前作で魔道士たちから逃れたカースティが経験する精神科病棟での物語を描く。『ヘルレイザー2:ヘルバウンド』あらすじパズルボックスを研究していた病院の院長のチャナードは、事件現場のマットレスを手に入れ、病院の患者を犠牲にしてジュリアを復活。さらに、少女ティファニーを使って地獄の迷宮に足を踏み入れるのだった。それを阻止しようとするカースティ、待ち受ける魔道士たち。再びあの惨劇が幕を開ける。新たな魔導士が登場する3作目3作目となる『ヘルレイザー3:ヘル・オン・アース』では、代表的な魔導士のキャラクター・ピンヘッドをフォーカスした物語。新たな魔導士も登場し、封印を解かれたピンヘッドが、ニューヨークのナイトクラブ“ボイラー・ルーム”の客たちを次々に虐殺していく。『ヘルレイザー3:ヘル・オン・アース』あらすじ新人テレビレポーターのジョーイは救急病院で男性の身体に食い込んだ鎖が勝手に暴れ、彼の身体を引き裂く様子を目撃。独自に調査を開始したジョーイは、かつてのカースティの事件について知ることに。一方、ニューヨークのナイトクラブ“ボイラー・ルーム”のオーナー・J.P.は、とあるギャラリーで不気味なブロンズを手に入れた。J.P.の血がかかったことで、ブロンズに刻み込まれていた魔道士ピンヘッドが目覚めてしまう。ピンヘッドにより虐殺されるナイトクラブの客たち。地獄と化した現場に駆けつけたジョーイの前に、魔道士に変身したJ.P.たちが出現、NYを殺戮の戦場に変える惨劇が幕を開ける。宇宙空間でのピンヘッドとの闘いを描いた4作目4作目の『ヘルレイザー4:ブラッドライン』は、地球から遠く離れた宇宙空間が舞台。ポール・マーチャント博士により呼び出されたピンヘッドが宇宙に現れ、パズルボックスの誕生秘話が明らかとなる。『ヘルレイザー4:ブラッドライン』あらすじ2127年、宇宙ステーション「ミノス」。ポール・マーチャント博士は、彼の先祖以来の積年の宿願を果たすため、ロボットアームを操作しパズルボックスを解いてピンヘッドを呼び出すも宇宙警備隊に身柄を拘束される。取り調べにあたるリマーに対し、博士は自分の血脈(BLOODLINE)とパズルボックスの歴史を語り始める。若き科学者マーチャントの一族は、代々魔道士との戦いを続けていた。彼の先祖である18世紀の玩具職人・ルマルシャンは、貴族で黒魔術師のデ・リールの依頼でパズルボックスを制作。それが地獄への扉として使用されることを知ったルマルシャンは…。限定グッズもなお、ピンヘッドをメインに使用した映画公式グッズ“ヘルアイテム”がラインナップ。劇場限定Tシャツをはじめ、期間限定ショップ限定のスウェット、ポスターなどが揃う。これらアイテムも、映画公開と同日より発売される。【詳細】映画『ヘル・レイザー』続編3作公開日:2024年1月12日(金) シネマート新宿ほか全国公開【作品情報】■『ヘルレイザー2:ヘルバウンド』監督:トニー・ランデル原作・製作総指揮:クライヴ・バーカー脚本:ピーター・アトキンス出演者:アシュレイ・ローレンス、クレア・ヒギンズ、ダグ・ブラッドレイ原題:HELLBOUND:HELLRAISER Ⅱ■『ヘルレイザー3:ヘル・オン・アース』監督:アンソニー・ヒコックス原作・製作総指揮:クライヴ・バーカー原案・脚本:ピーター・アトキンス出演者:テリー・ファレル、ダグ・ブラッドレイ、ポーラ・マーシャル原題:HELLRAISER Ⅲ:HELL ON EARTH■『ヘルレイザー4:ブラッドライン』監督:アラン・スミシー原作・製作総指揮:クライヴ・バーカー脚本:ピーター・アトキンス出演者:ブルース・ラムゼイ、ヴァレンティナ・ヴァルガス、ダグ・ブラッドレイ原題:ELLRAISER:BLOODLINE【グッズ情報】発売日:2024年1月12日(金)※劇場によって取扱のない場合あり。※発売日、デザイン、価格は変更になる場合あり。<期間限定ショップ>会期:2024年1月12日(金)~2月4日(日)会場:OPEN STUDIO(フリークスストア 渋谷併設ギャラリー)住所:東京都渋谷区神南1-13-1営業時間:平日 12:00〜20:00、土日祝 12:00〜20:30© 1987 New World Pictures. All Rights Reserved.© 2019 VINE LSE INTERNATIONAL IV, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2024年01月08日ヘルノ(HERNO)から、G-SHOCK(ジーショック)別注腕時計「ヘルノ ラミナー(Laminar) G-SHOCK」が登場。ヘルノ青山店にて2023年8月25日(金)より先行発売され、その他直営店にて9月1日(金)より発売される。ヘルノ×G-SHOCKのコラボウォッチヘルノは、旗艦店であるヘルノ青山店のオープン10周年を記念し、初のコラボレーションウォッチをリリース。アウターから始まり、スニーカー、Tシャツ、パンツといったアイテムでコレクションの幅を広げてきたヘルノの「ラミナー」を、さらに完璧なものへと昇華させる“最後のピース”として、G-SHOCKに別注した腕時計を展開する。人気腕時計「DW-5600」がベースベースとなるのは、G-SHOCKの初代のフォルムを受け継ぐ人気腕時計「DW-5600」。カラーは、「ラミナー」のコンセプトカラーであるブラックをチョイスした。ベルトに三角格子ラインをデザインベルトには、ヘルノのコレクションで使われているモチーフの1つ、イヌイットの雪の家“イグルー”から着想を得たグレーの三角格子ラインをデザイン。光の加減で時にうっすらとラインが浮かびあがる、繊細な表情が魅力的だ。“Laminar”ロゴを文字盤やバックライトにまた、文字盤、裏蓋の刻印、バックライト、ベルトが重なる下には“Laminar”のロゴを配置。ボックスと缶には“イグルー”モチーフを落とし込んだ。【詳細】「ヘルノ ラミナー G-SHOCK」29,700円発売日:2023年9月1日(金)取扱店舗:日本国内ヘルノ直営店・期間限定特設EC(LINE経由)※ヘルノ青山店では2023年8月25日(金)から先行発売。公式LINEでは8月18日(金)10:00から8月24日(木)23:59まで先行予約販売を受け付ける。※ECの先行予約販売はLINEのみ。店舗では受け付けない。<仕様>無機ガラス耐衝撃構造(ショックレジスト)20気圧防水ケース・ベゼル材質:樹脂樹脂バンドEL:ブルーグリーンケースサイズ(縦×横×厚さ):48.9×42.8×13.4mm【問い合わせ先】ヘルノ・ジャパンTEL:03-6427-3424
2023年07月23日ダイエットにもぴったりなヘルシーフードとして注目され、現在スーパーやドラッグストアなどでもよく見かけるようになった「大豆ミート」。さまざまな大豆ミート製品が販売されていますが、業務スーパーにもオリジナリティのあるコスパの良い商品があります! 今回はこだわりの大豆ミートアイテム2種を紹介します。女性にうれしい栄養がたっぷりスーパーなどでもよく見かけるようになり、手に入りやすくなった大豆ミート。大豆は栄養効果の高い食材なので、「健康的にダイエットしたい」という方にもぴったりだと思いました。食物繊維が豊富で便秘予防につながり、ぽっこりおなかの解消になりそう! また、女性ホルモンの分泌が減少することでさまざまな不調が出るといわれる更年期。大豆に含まれるイソフラボンには女性ホルモンに似た働きをする成分があるといわれており、更年期のつらい症状を軽減する効果が期待できるそうです。とにかくおいしい「畑のお肉のカレーそぼろ」業務スーパーには、ご飯のおともになる瓶入り商品がいろいろ販売されています。中でも、大豆ミート使用の「畑のお肉のカレーそぼろ」(購入時:138円税抜き)がとってもおいしくておすすめ。業務スーパーのサイトには掲載がありませんが店頭で購入できました。具材には大豆ミートの他、にんじん、ごぼうなども入っています。大豆ミートはちゃんと肉っぽい食感があって癖もなく、甘めのカレー味がしっかりついているので、肉を使っていないとは思えないおいしいカレーそぼろです。カロリーは100g当たり239kcal。ご飯の上に「畑のお肉のカレーそぼろ」をのせて、温泉卵をトッピング。もうこれだけで1食完成という手軽さと、肉を食べているような満足感もしっかりあって、忙しい朝やランチにもパッとできておすすめ。これから旬を迎える里いもをだし汁で煮て、「畑のお肉のカレーそぼろ」を加えてとろみをつけたあんをかけた和のおかず。カレーベースの甘辛い味付けが、ねっとりとした里いもによく合います!肉そぼろを使った普段の料理に置き換えて活用してみると、お肉不使用の物足りなさはまったく感じず、カレー風味のためいつもとは違った味わいも楽しめます。商品名にある通り大豆は「畑のお肉」と呼ばれるだけあり、たんぱく質は肉と同じくらい含まれているそうです。ご飯のおともに、おかずにも活用できる便利なアイテムが1瓶100円台なのは、とてもコスパが良くてお買い得です!うまみたっぷり「ソイボロネーゼ」トマトソースもいろいろなラインアップがある業務スーパー。その中の一つ、大豆ミート使用のトマトソース「ソイボロネーゼ」(購入時:258円税抜き)は、たっぷり680g入り。こちらもコスパが良く買いやすい価格なのがうれしい! こちらも業務スーパーのサイトに掲載されていませんが店頭で購入できました。こちらも肉不使用で、大豆ミートの他、にんじん、玉ねぎ、セロリが入って具材たっぷり。大豆ミートは大きめのそぼろ状で、カロリーは100g当たり80kcal。オリーブオイルで炒めたなすに「ソイボロネーゼ」をからめただけの簡単ヘルシーな一品。食べてみると肉が一切入っていないとは思えないほど、ひき肉感がしっかりあって、食感もまさにお肉! 違和感がまったくありません。「ソイボロネーゼ」をトマトソースペンネに。他に具材を加えなくても十分おいしいです。野菜のうまみがしっかり出ているので、物足りなさは一切感じません。後味もくどくないので、いつものミートソースに比べて重たくないのもうれしいですね。まとめ上で紹介した料理を、家族に何も言わずに食卓に出してみたら、肉不使用とはまったく気付かれませんでした。肉を食べているような満足感も得られ、カロリーや脂質も抑えられるうれしい商品! ただ、おいしいからといって食べ過ぎるとカロリーオーバーになってしまうので、注意してくださいね!常備しておくととっても便利な業務スーパーの大豆ミート商品、適量をおいしく続けていければと思っています。気になる方はぜひ店頭でチェックしてみてくださいね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/久野多恵さん(管理栄養士)行政において、離乳食・幼児食相談、妊娠期相談、成人期・高齢期の栄養相談・講話をおこない、幅広い層への栄養知識を深める活動をしている。現在は乳幼児の食育活動を中心とし、献立作成等にも携わる。また、フリーランスの活動として記事監修・栄養相談・レシピ作成等もおこなう。著者/舞(43歳)コストコ・カルディ・業務スーパーマニアの3児の母。学生のころから続けているバレーボールを今でも継続中。家事・育児に追われながらも、なるべく体を動かし健康・若さを保つべく日々奮闘中!
2023年05月20日ヘルシーフードとして注目され始め、いろいろなお店で見かけることが多くなった「フムス」。あまりなじみのない名前で、どうやって食べるの? おいしいの? と手を出せずにいましたが、業務スーパーにお手ごろ価格のフムスを発見! 調べてみると女性にうれしい健康美容効果がたっぷり。業務スーパーマニアの主婦がフムスの栄養とおいしい食べ方を紹介します!★関連記事:リピ買い確定【業務スーパー】マニアが厳選!みんな大好き世界の「もちもちフード」ベスト3話題の「フムス」ってどんなもの??日本でも最近注目され話題になっている「フムス」は、ひよこ豆のペーストに練りごまやにんにく、スパイスなどが入った中東の伝統的な料理。ヘルシー志向の欧米人の間では美容食としても人気があり、定着しているそう。ひよこ豆は高たんぱく低脂肪でヘルシー。日本人にとって身近なヘルシーフードである大豆は、調べてみたところ100g当たり約420kcal。ひよこ豆のカロリーは100g当たり約374kcalだったので、大豆よりも低カロリーです。代謝を促進して脂肪燃焼効果も期待できるビタミンやミネラルも豊富で、アンチエイジング効果のあるビタミンE、丈夫な骨をつくるカルシウム、腸内環境を整える食物繊維など、女性にうれしい栄養成分がたっぷり!また、ごまには老化防止に役立つセサミンやビタミンEも豊富に含まれていました。フムスは、いろいろな栄養がぎゅっと詰まったペーストのようです。スーパーなどでも見かけるようになったフムスですが、業務スーパーでも2種類販売されています。手に入りやすい価格で気軽に試せる業務スーパーのフムスの、2種それぞれの味わいと、おいしい活用法を紹介します。豆の風味が口いっぱいに! 「クラシックフムス」業務スーパーで販売されている「クラシックフムス」(購入時:各248円税抜き)は、ヨルダンからの輸入で、内容量は215gです。大手スーパーでは80g200円ほどで販売されていたので、比べてみるとかなりお買い得!フタを開けるとクリーム色のペーストが。原材料を見ると、ごまペースト、ひよこ豆、食塩とシンプルに作られています。スッとスプーンが入る柔らかさで、まずはそのまま食べてみると、なめらかだけど少しザラっとした食感もあり、豆の風味が一気に口の中に広がります。塩気が程良く癖もないので食べやすい!インパクトのある辛味! 「フムス レッドチリ」「フムス レッドチリ」(購入時:248円税抜き)も、「クラシックフムス」同様ヨルダン直輸入で215g入り。フタに記載された唐辛子マークの辛さレベルはそれほど高くなさそうでしたが、開けてみてびっくり!真っ赤! 「クラシックフムス」に唐辛子のペーストが予想以上にたっぷりと入っていました。こちらもそのまま少し味見……辛いです! ピリリと刺激がありますが、フムスのまろやかさの中に良いアクセントになって、癖になる味わい。フムスのおいしい食べ方まずはパンのおともに。サンドイッチに挟んでみたら、抜群においしい! 普段はパンにマヨネーズを塗って具材を挟んでいましたが、フムスがあればマヨネーズはいりません! 程良い塩気とクリーミーな味わいがソース代わりになって、おいしくて栄養豊富な一品に。トーストした食パンにシンプルに塗るだけでも、おいしいですよ。次は野菜と合わせて。フムスは野菜にディップするのが定番の食べ方とのことで、早速試してみると、みずみずしい野菜に豆の風味がとても合う! シャキっとした野菜となめらかなペーストの食感の差もあり、飽きずに食べられます。わが家は「味噌+マヨネーズ」で食べるのが野菜スティックの定番でしたが、フムスなら塩分も油分もいつもより抑えられそう!100g当たりの塩分を調べてみました。比べてみると、フムスの塩分は約1.1g、マヨネーズは約2g、味噌は約11g含まれているのでかなり塩分を抑えることができます。マヨネーズは油分がベースなので100g当たり約669kcalとかなりカロリーも高くなってしまいます。思い切ってお肉にも合わせてみます。脂身の少ないヘルシーな豚ロース肉をソテーして、フムスを添えて。初めての組み合わせでしたが、肉料理と相性の良いマッシュポテトのような感覚で違和感なく、とってもおいしいです。お肉には焼く前に軽く下味を付けただけで、特に調味料は使わなくても、フムスの塩気だけで十分。業務スーパーの「クラシックフムス」にはオリーブオイルが含まれていなかったのですが、今回いろいろ調べてみると、フムスの本場中東ではオリーブオイルを混ぜたりかけたりするレシピも多いようなので試しに加えてみました。よりなめらな口当たりになり、後味にスッキリさわやかな風味が加わってまた違った味わいが楽しめます。豆の風味が少し和らぎ、より食べやすくなったと思います。豚ロース肉に含まれるビタミンB1は疲労回復効果も期待でき、脂身が少なくローカロリーなのに栄養たっぷり。おなかもしっかり満足できる一皿で、ダイエット中にもぴったり。トルティーヤチップスにディップするスタイルもおすすめ。サクッとしたトルティーヤにまろやかフムス……相性抜群で、やみつきになるおいしさです。「クラシックフムス」もシンプルでいいけれど、パンチのある「フムス レッドチリ」がまたおいしい。ディップするソースには塩分や油分が多くハイカロリーになりがちですが、フムスならソースより栄養たっぷりな上にローカロリーになり、さらにおいしい……と良いことずくめ。ただし、業務スーパーの「クラシックフムス」は100g当たり200kcal、「フムス レッドチリ」は202kcalあり、おいしくて栄養豊富だからといって、食べ過ぎるとカロリーオーバーになってしまうので、注意が必要のようです!まとめ最近よく耳にするようになり注目されているとはいえ、あまりなじみのない食材だった「フムス」。いろいろ活用してみると、癖がなくシンプル、飽きのこない味わいで活用法もいろいろ。不思議とやみつきになるおいしさがあります。ダイエット中にもうれしい、ローカロリーで栄養たっぷりなフムスを日々の食生活に無理なく取り入れて、体の中から美しく、そして健康的に過ごしていきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/久野多恵さん(管理栄養士)行政において、離乳食・幼児食相談、妊娠期相談、成人期・高齢期の栄養相談・講話をおこない、幅広い層への栄養知識を深める活動をしている。現在は乳幼児の食育活動を中心とし、献立作成等にも携わる。また、フリーランスの活動として記事監修・栄養相談・レシピ作成等もおこなう。著者/舞(43歳)コストコ・カルディ・業務スーパーマニアの3児の母。学生のころから続けているバレーボールを今でも継続中。家事・育児に追われながらも、なるべく体を動かし健康・若さを保つべく日々奮闘中!
2023年04月13日岡田准一主演映画『ヘルドッグス』のBlu-ray&DVDが、3月31日(金)にリリースされることが決定した。本作は、深町秋生による同名小説の映画化。岡田さんが『関ヶ原』と『燃えよ剣』に続き、原田眞人監督と3作目のタッグとなる今作では、闇落ちした元警官・兼高に扮し、坂口健太郎演じる“相性98%”のイカれた相棒と共に、秘められたミッションのために、組織を上り詰めていく。今回のリリースでは通常版に加え、豪華版も用意。このパッケージのために編集されたメイキングやイベント、未公開シーンなど特典映像が満載。さらに音声特典として、原田監督と岡田さん、坂口さんのオーディオコメンタリーも収録される。『ヘルドッグス』Blu-ray&DVDは3月31日(金)発売。(cinemacafe.net)■関連作品:ヘルドッグス 2022年9月16日より全国にて公開©2022 「ヘルドッグス」製作委員会
2023年01月10日FCバルセロナとヘルノは、2024-25シーズンまでの3年間、FCバルセロナの公式フォーマルウエアのパートナーシップ契約を締結しました。 今後、男女各フットボールチームおよびバスケットボールチームは、ヨーロッパ大会のアウェイマッチに遠征する際や、チームが参加する様々な大会のファイナルに、ヘルノがデザインしたウエアを着用します。来年1月から、バルサのチームとスタッフはヘルノのユニフォームを着用。この3つのプロスポーツチームが同じフォーマルウエア・パートナーを共有するのは、史上初です。ひたむきな研究、こだわりの製造工程、革新的なテクノロジーによってユニークなガーメントを生み出し続けるヘルノにとって、この挑戦は、フットボールとバスケットボール、しかも男性と女性という、全く異なる体つきの選手を装わせることを意味します。それは、誰もが着心地の良さを実感し、颯爽とした着こなしが楽しめるようにするという、本当の意味でのスタイリングの実践でもあります。ヘルノとバルサとのパートナーシップは、努力、チームワーク、向上心を通して、それぞれの分野で卓越した存在になることを目指す2つの組織が抱く理想を共有することで実現しました。また、この2つのブランドは、長年にわたり、常に自分たちのルーツに忠実であり続けています。バルサは、カタルーニャの伝統と原点を忘れず、一方ヘルノは、そのブランド名を、創業の地であるマジョーレ湖畔の町レーザを流れるエルノ川に由来し、常に地元と密接な関係を保ちながら、高度なクラフツマンシップに基づく製造を行っています。ヘルノ - 1948年にイタリアで創業したアウターウエアブランド。1940年代に発表した最初のレインコートから現在まで、70年以上にわたってメイド・イン・イタリーを代表するブランドとして絶え間ない進化を遂げ、ヘルノはアーバンアウターウエアの代名詞として世界のファッションシーンで広く知られるブランドとなりました。二代目のクラウディオ・マレンツィの指揮のもと、研究、技術、デザインの革新に継続的に投資を行い、常にサルトリアの伝統を取り入れながら、ファミリーブランドの国際的成長への転換期を迎えます。イタリアンスタイルとサステナビリティのコンセプトは、ヘルノを効率的なファブリックの導入においてパイオニアへと導いた、この絶え間ない進化のプロセスに加えられています。スタイル、機能性、テクノロジーは、ヘルノの基本であり、本質なのです。FCバルセロナ - 1899年に設立されたFCバルセロナは、さまざまな点でユニークな存在です。このクラブのオーナーは14万人以上の会員。その特別に際立つ個性により、バルサは「単なるクラブ以上の存在」として認められています。チーム独特のプレースタイルは、生え抜きの選手に期待をかけるというクラブの有名な姿勢とも相まって、その時代の最高の選手やコーチによって世界に発信されています。こうしたことはすべて、地球上で最も称賛され、愛される、グローバルなスポーツ機関になるという変わることのない目標と密接に関係しています。このミッションを支えているのが、謙虚さ、努力、向上心、敬意、チームワークを大切にする基本理念。このクラブはまた、スポーツのポジティブな価値を通じて子供たちを教育するというFCバルセロナ基金を通じての社会貢献活動でもその名を知られています。近年、その成長はとどまるところを知らず、SNS上で最も多くのフォロワーを持つスポーツクラブとして、全世界で4億4千万人以上のファンを獲得しています。お問合せ先ヘルノ・ジャパン 03-6427-3424www.herno.com
2022年11月15日映画『ヘルドッグス』より中島亜梨沙、田中美央、原田眞人監督、原田遊人が登壇する“沼がたり”ティーチインイベントの第二弾が、10月5日渋谷TOEIにて実施された。会場内は“沼落ち”した観客で超満員。映画上映後、熱気あふれる会場内にやってきた中島亜梨沙、田中美央、原田監督、そして本編の編集を担当した原田遊人。それぞれ挨拶を行う中で田中は、今回解禁となった本編映像の壮絶なアクションシーンのバックで流れる革命曲“インターナショナル”を高らかに歌いあげ、会場の観客は大喜び。会場からの大きな拍手を浴びていた。一方、主人公・兼高との圧巻のアクションシーンで対峙する最恐女殺し屋・ルカ役の中島は、アクション経験ゼロから、およそ1年かけて、岡田と戦えるまでのアクション技術を身につけることとなった。「本当にそこは鬼軍曹の岡田さんに鍛えていただきました」と切り出した中島は、「最初に原田監督にアクションをやってみたかったんですとは言ってはみたんですけど、まさかこんなことになるなんて思ってもみなかったというくらい、壮絶なシーンを振り付けていただいた。しかも戦う相手が岡田准一さんという、日本でも屈指の武人ということで、それに匹敵する実力にならないといけないし、嘘があってはいけない。もちろん岡田さんにも教えていただきましたし、MMAという総合格闘技の方からも教えていただきました。肉体的にもリアルなものを出したかったので、一生懸命トレーニングしてから撮影に臨みました」と述懐。本作はコロナ禍で撮影延期を余儀なくされたものの、逆にその期間でトレーニングを重ねたからこそ迫力のシーンが生まれることとなり、そのことに感謝している様子の中島だった。中島亜梨沙そしてそのアクションシーンではバトルの音が外に漏れないように、クラブのママと必死になってカラオケで革命曲“インターナショナル”を歌い続けるという怪演を見せた関西ヤクザの神戸組西勘組組長・俵谷一房役の田中は「僕はいっさい戦わないんですが」と笑いながらも、「(このシーンは)リハーサルの時からものすごく迫力があって。リハーサルの時は代役の方がやってくださるんですけど、岡田さんはリハーサルでも本気でやるからねと言っていて。自分が怒られているようにドキドキしていました」と笑いながら撮影当時を振り返る。原田監督からは「でも最初に歌ってと言った時は戸惑っていなかった?」と尋ねられると、「そりゃ戸惑いますよ。目の前でパワーボムをしていたりするところで歌うわけですから。カオスな気持ちで、何やってるんだろうと思いながら……」と返答した田中だったが、編集の原田遊人は「でもものすごく気持ち良さそうに歌っていましたけどね」とちゃかした様子で付け加え、場内には笑いが。田中美央その後は“沼落ち”した観客からのディープな質問コーナーがスタート。「原田監督に。中島さんのアクションを活かした作品が見たいです」というリクエストに、「いちおう考えておきます。くノ一とかもできそうですしね」と返した原田監督。現在でもブラジリアン柔術のトレーニングを欠かさずに行っているという中島は「ぜひ!!」と前のめりな姿勢をみせ、原田遊人はというと「技を覚えると、普段から人にかけたくなるんじゃないんですか?岡田さんもそういう風な目線で見ているらしくて。(相手の)ここに隙があるから技をかけられそうだなとか考えてしまうそうですよ」と返すと、中島も「わたしもちょっとそっち寄りかもしれない。岡田門下に入ったので」と笑いながら付け加えた。その後も途切れることなく、音楽、カメラワーク、ロケ地、衣装の色に込めた意味、そして劇中に出てくるタトゥーの意味、会長の部屋にあった椅子の数など、“沼落ち”した観客ならではのディープな質問の数々に「よく観ているなぁ」と驚いた様子の登壇者たち。中には「岡田准一さんとはシリアスな作品が多いですが、コミカルな作品をやってみたくないですか?」という質問もあり、「ありますね。岡田さんはコミックのセンスがすばらしいんで、いつかはそういうのを活かせるものをやってみたい」と返した原田監督。「だいたい僕が岡田さんを意識したのが「木更津キャッツアイ」だったんで。あのコミカルな間はなんだ!?と思って。だからいつかはそこを活かすようなものをどこかに取り入れていきたいなと思っています」と未来の岡田准一出演作の構想を語るひと幕もあった。最後のメッセージを求められた原田遊人が「こちらも意図してなかったようなことまで深読みして観てくださっているのはすごくうれしかったです。深いところまで観てくださってありがとうございます」と語ると、田中も「撮影自体は1年ほど前なので、さすがに記憶が曖昧になっているところもあるので、今日皆さんが質問してくださったところに注意をしながら、もう一度観たいと思います」とコメント。さらに中島が「もっともっとドロのように『ヘルドッグス』沼にハマっていただいて、何度も観ていただけたらと思います。わたしにとっても、今までの人生で一番印象に残る撮影だったなと思っていて。きっとこれから一生忘れることはないだろうなと。こんなにシビれる、カッコいい映画があるよということをどんどん宣伝していただけたら」と続けると、原田監督も「(“沼がたり”ティーチインイベントは)これで終わりじゃないです。また来週もどこかでやります。皆さんから質問を受けて話していると、それがまた次の作品のインスピレーションになったりして。そういうものが刺激になるんで。これは双方向の面白さがあるものだと思います。ありがとうございました」と会場に呼びかけ、惜しまれつつ会場を後にした。新たな本編映像も公開あわせて解禁となった本編映像は、中島が岡田さんに1年半鍛え上げられたという華麗なアクションが堪能できる本編でも注目の1シーン。MIYAVI演じる十朱の護衛として、新人ホステスであるルカが作ったお酒に違和感を抱いた兼高。その鬼気迫る様子に、怯えた表情をみせて戸惑うばかりだったが、兼高の鋭い視線から逃れられないと悟った瞬間、その目つき、態度、立ち姿の様子が一変する。“最恐女殺し屋”たる堂々とした佇まいで、兼高×室岡の狂犬コンビに立ち向かい、激闘のアクションを繰り広げていく様は、アクション未経験とは思えないほどの素早いキレと大胆な動きで観る者を圧倒する名シーンに仕上がった。宴席の空気が一瞬で凍りつき、ホステスたちの悲鳴が響く中で、店内にその様子を悟られまいと、カラオケのボリュームを上げてあえて熱唱を響かせる俵谷も、関西ヤクザを取り仕切るさすがの機転と冷静さで場を収めており、原田監督作の『関ヶ原』『検察側の罪人』に続けて出演し、NHK大河ドラマ『青天を衝け』、映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』でベネディクト・ウォンの吹替えを担当するなど幅広い活躍を見せる名優・田中美央の妙が光る一幕となっている。映画『ヘルドッグス』本編シーン特別映像<作品情報>『ヘルドッグス』上映中(c)2022「ヘルドッグス」製作委員会監督・脚本:原田眞人原作:深町秋生『ヘルドッグス 地獄の犬たち』(角川文庫 / KADOKAWA刊)【出演】岡田准一 / 坂口健太郎 / 松岡茉優 / MIYAVI / 北村一輝 / 大竹しのぶ / 金田 哲 / 木竜麻生 / 中島亜梨沙 / 杏子 / 大場泰正 / 吉原光夫 / 尾上右近 / 田中美央 / 村上 淳 / 酒向 芳公式HP:公式Twitter:公式Instagram:公式Facebook:公式TikTok:
2022年10月08日公開中の映画『ヘルドッグス』の『“沼がたり”ティーチインイベント』が、9月28日に渋谷TOEIで実施。三神國也役の金田哲(はんにゃ)、原田眞人監督、編集を担当した原田遊人が登壇した。原田眞人監督×岡田准一主演という、『関ヶ原』『燃えよ剣』に続いて3度目のタッグが次に選んだのは、警察小説の概念を破壊した問題作『ヘルドッグス 地獄の犬たち』(深町秋生著)を原作に映画化したクライムドラマ。トラウマを抱え正義も感情も捨てた元警官の兼高(岡田准一)は、関東最大のヤクザ組織〈東鞘会〉に潜入させられることになる。その潜入の糸口として警察が目をつけたのは、組織でも誰の手にも負えない、制御不能なサイコボーイ室岡(坂口健太郎)だった。警察の調査ではじき出された兼高と室岡の相性は98%。実際にふたりの相性は抜群で、気づけば互いの心の隙間を埋めるような必要不可欠な存在になり、最強の“狂犬コンビ”として猛スピードで組織を上り詰めていく。しかし、「潜入捜査」という絶対に明かせない“真実”を抱えたまま、彼らは予測不能な展開に巻き込まれていく。『“沼がたり”ティーチインイベント』では、“沼落ち”した観客とのQ&Aも行われ、白熱した“沼がたりトーク”が繰り広げられた。上映後のイベントということもあり、興奮冷めやらぬ中、大きな拍手とともに迎えられた原田監督は「観て下さった方の熱気をすごく感じているので、こういう会をぜひ持ちたいと思っていました。今日は“沼がたり”なので、どんどん発言して下さい。よろしくお願いします」と挨拶しティーチインはスタート。冒頭、原田監督は「皆さんどういう話を聞きたいのかな?これまで役者の話は多かったですよね。音楽の話はあまり出てないね」と本作の音楽要素について話を始めた。「サントラ盤がいま出てますが、6曲目の『パートナー』という曲と、43曲目の『祈りのスパ』は実際に現場でも流してました。音楽を流して岡田さんが雰囲気を作ってリズムに合わせて歩いてたんです。音楽の要素はこの映画ではかなり重要なんです」とさっそく本作の裏話を披露した。また、本作にカメオ出演している尾上右近の話になると、金田は、原田監督の前作『燃えよ剣』で尾上演じる松平容保と岡田准一が演じる土方歳三が、150年の時を経て再び出会ったという、原田ワールドならではの“過去との因縁”が本作に隠されていることに触れた。また遊人は尾上が演じた役柄の個性的な衣装が全部私物だという裏話も披露。原田監督は「続編作るなら、絶対にあの役は濃い~い役にしたい。やっぱ殺し屋だろうな。岡田さんと殺し合いをするという。ケンケン(尾上の愛称)もそういうの好きだよね」とコメントし、続編の構想を語った。ここで、観客からの質問タイムに。観客は次々とマイクの前に立ち、長蛇の列が。熱心に監督たちに質問を投げかけた。Q:原作との違いで松岡茉優さん演じる恵美裏の存在が気になりました。彼女に込められた意味はなんですか?原田監督:男臭い話なので、自己主張する強い女性が出てくることで男たちも生きてくると思いました。兼高と対等の存在になるような女性が欲しかったんです。若くて張り合えるようなキャラクターに作り上げました。僕の作品には強い女性がよく出てくるんですけど、いつもカミさんの尻に敷かれているので、そうなっちゃうんですけど…リスペクトです(笑)。Q:兼高と恵美裏は恋愛関係にあったんでしょうか?原田監督:ふたりの恋はちゃんとした恋愛というより欲情。そのあたりは続編を作ることになれば、どうしてあのふたりが結びついたのか描けるかもしれません。Q:木竜麻生さん演じるおぜぜ(杏南)はどういう発想で出てきたんでしょうか?原田監督:室岡の素性をもうちょっと明らかにするために考えました。同じく幼少時に犯罪者の子供という特殊な環境で育った彼女が出てくることによって、本当はまっとうな青年に育っていたかもしれないという、多面性を映し出すための鏡としての存在ですね。Q:これまでの会見で、本作ではアドリブが多かったと言われてましたが、どうしても削らなければならなかったアドリブシーンはありましたか?遊人:室岡がおぜぜと喫茶店に行くシーン。監督が裏でこっそり、おぜぜに「その席は私の」って台本にないセリフを入れたんです。坂口さんの自然の反応を引き出す目的で。あと大貧民をやっているシーンですが、ここでは坂口さんにこっそり、「大貧民をやっている他のメンバーをどう殺すかという風に考えながらゲームに参加して」と耳打ちしてました。それで生まれたアドリブなんかもあります。原田監督:室岡はすごく魅力的で、(坂口)健太郎もすごく良かった。色んなシーンで仕掛けて、彼の反応を見るみたいな。東鞘会の事務所で、土岐がバーバーチェアに座ってるシーンもそう。曇りガラスに顔を付けてと伝えると、そこに行くまでの芝居、戻るときの芝居、彼が自分で考えてやってるんです。感性が良いプロのプロですね。Q:金田さんが演じたインテリチキンの三神役がすごいハマリ役でした!役作りで意識したところはどこですか?金田:筋肉を付けないことです!強そうに見えないように(笑)。凄んでるシーンでお尻をグッとされた時の、あの弱さったらないですよね。あれは坂口君にやられてしまいました。インテリっぽく見せなきゃいけなかったんですけど、インテリがいまいちピンと来てなくて…。僕の中のインテリを総動員して演じてみました。Q:十朱がシャンパンボトルを蹴って割った後、自分で破片を拾う所がクスっとしました。どうして自分で拾ったんですか?原田監督:バランスです。蹴ったままだとカッコよさを見せるだけになってしまうけど、それを自分で丹念に拾うっていうね。兼高がそれを見ることで「なんだこの男は?」と思わせる感じが欲しかった。人間の多面性が出て来れば良いなと。MIYAVIも楽しんでやってくれてました。Q:映画の予告編などを見ていて、もっと血とか出てグロい作品なのかと思っていましたが、映画を見たら思ってたよりも直接的なシーンは描かれてませんでした。これは監督の配慮だったんですか?原田監督:PG-12というのは最初から意識してました。僕自身がグロは好きじゃないので、残酷さを演技のぶつかり合いで見せたいという気持ちが強いです。質問が途切れることなく、予定されていた時間を大幅にオーバーしながらも、映画館の閉館時間が迫っていたため質問タイムはここで終了。質問者の中には、本作をすでに「5回観た」という人や「今日で9回目」というハイレベルな観客も多く、原田監督たちが驚く場面も。さらに、沼落ちした来場者の中には、直接、原田監督らに質問をぶつけられる場という状況に感極まって涙ぐむ姿も見られた。原田監督は「これで終わりじゃないです。(今回のティーチインが)即日完売だったので、関係者も喜んでおりまして(笑)。映画をもっともっと広げていきたいので、またやります!」と第2回を10月5日(水)に実施することを予告。原田監督とキャストが登壇する予定のイベント詳細は後日、映画公式サイトにて発表となる。イベントの最後は登壇者3人が自撮りスタイルで、集まった熱い観客と共に記念撮影を実施。さらにはイベント終了後には、会場に集まった一人ひとりと記念写真も長蛇の列ができるなど『ヘルドッグス沼』にハマった人たちとの濃密な時間を過ごした。『ヘルドッグス』公開中
2022年09月29日映画『ヘルドッグス』(9月16日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が22日に都内で行われ、岡田准一、坂口健太郎、原田眞人監督が登場した。深町秋生による小説『ヘルドッグス 地獄の犬たち』を実写化した本作は、闇に落ちた元警官・兼高昭吾(岡田)がヤクザ組織に潜入、組織内でも手がつけられない男・室岡秀喜(坂口健太郎)とバディを組み、正義も感情も捨て腕っぷし一つでのし上がっていくさまをハイテンションで描き出すクライムエンターテインメント。今回大ヒット御礼舞台挨拶が行われ、オフィシャルレポートが届いた。○オフィシャルレポート映画公開から1週間が経ち、SNS上で話題沸騰中の本作。“今時の人はこんなのが好きなんでしょ?」ではなく「俺はこれが好きなんだ」という原田眞人ワールド全開の作品。ハマれば至福”といったコメントや、“今まで仕事の息抜きが映画だったけど、今は映画の息抜きが仕事なくらい日常がヘルドッグスに侵食されてる。仕事してる時はあの地獄を生きている犬たちのことを考えなくていいんだという謎の安堵。ヤバいよ! この映画”といった刺さりまくった感想がアツく投稿され、すでにリピーター&沼にハマる人続出中!岡田は、紹介されたSNS上のこのコメントに「間違ってもデートで来んじゃねーぞって事ですね(笑)本当に”ハマれば”至福」と冗談で場内の笑いを誘いながら、自身の周りでも公開後の反響は熱を帯びているとかで「いつも以上にたくさんの感想をいただいています。それほどクセが強い作品なんだなと。犬の映画やってるんだよね、と言われたり(笑)」と茶目っ気たっぷりにコメント。坂口も「ぶっ飛んだ役柄を演じさせていただきましたが、エネルギーがすごいですよね。色んな方から熱量のこもった感想をいただいていて本当に嬉しく思っています。凄まじいものができたんだな、と浸透してきた気がします」と明かし、強烈で濃厚な作品の虜になる人物が多い本作の公開を実感している様子。原田監督にもその熱は届いていて「これまでで最高傑作という声も多いです」と笑顔を見せていた。さらに、SNS上で集めたコメントの中から、“「お前、寝技下手だな」って兼高に言われてた室岡が終盤のあのシーンで寝技キメてたのグッときた”といった冒頭のシーンについてのコメントが紹介されると、岡田は「あれは教えている感じを撮影する、と監督に言われていて。決めきった動きではないんです。現場で膨らませていった感じで。セッションのようでした」と当時を振り返り、坂口も「僕自身、本当に教わっている感じでした。その瞬間を撮ってもらっていたという感覚です」と、狂犬バディ二人のリアルな様子が映されたシーンだったと回想。続いて、“兼高と室岡と十朱の三角関係の目の会話に鷲掴かみにされた“というコメントが紹介されると「坂口くんからも、MIYAVIさんからも、僕は熱い視線を向けられていて。濃い現場でしたね」と語る岡田に対し、坂口は「室岡としては、兼高と十朱の目線のやりとりに嫉妬したり、目線ひとつで動きの意思を伝えたりと色んな意味があって。そこに気づいてくれて嬉しいですね」と、こだわりのポイントがしっかり伝わっていることに喜んでいる様子。原田監督も「眼力のある俳優さんたちだし、男のラブストーリーってどこを見てるか、だから。現場で「いい目線!!」と楽しみがら撮影していました」と本作ならではの撮影エピソードを明かしていた。場内に集まった来場者とのQ&Aでは、「女性キャラクターもとってもカッコ良くて素敵でした。お気に入りの女性キャラは?」といった質問が。原田監督は、原作にはないオリジナルキャラとして登場させた松岡茉優演じる恵美裏について「メッセージ性を持って君臨するキャラ」と触れ、岡田は「久しぶりに共演した大竹さんとの現場も楽しかったですし、ルカ役の中島亜梨沙さんは(アクションも)頑張ってくれましたね。宝塚歌劇団の娘役の方で、アクション未経験だったけど1年半くらい指導していて。本人も“戦ったことないです!”と言ってる中、いきなり僕と闘うって。監督の無茶ブリですよ(笑)」と冗談めかして明かしつつ「でも、頑張りきってくれました。満身創痍でボロボロの中、撮影が終わると現場で拍手が起きていました」と経験0から岡田と対峙する重要なアクションシーンを演じきった中島に太鼓判を押していた。坂口は、室岡の幼馴染役として登場した杏南役を演じた木竜麻生について触れ、「室岡の過去を知っているからか、お芝居もどんどんも入ってきてくれて。会話劇というか、生っぽいものが生まれたなと思っています」とアクションだけではない本作の魅力についてもコメント。続いて、「最後に明らかになる展開に驚きました。はじめてこの物語を聞いたときはどう思いましたか?」とラストに次々と明かされる驚愕の真実について、初めて知った時にどう思ったか聞かれると、岡田は「原田監督の台本は読み込んでいく中でこうなるのか!と分かってくる台本なんです。怒涛のラストには僕もびっくりしました」と主演でありながら、最後まで明かされない驚きの真実に驚愕した様子。これに対し坂口も、「(台本を読んだ時は)凄まじいものができそうだ」と映画完成への期待値が跳ね上がったそう。さらに、「相性98%の残りの2%はなんだと思いますか?」という質問が飛び出すと、岡田が「最後のシーンがあるから…」と映画のラストにその答えがあるかのような意味深な発言に留めると、坂口も「その2%を探す旅というか。足りないものを突き詰めるというか…」と続き、複雑な想いが絡み合う登場人物たちの人間ドラマと予測不能の展開が立て続けに起こるラストへの期待を、改めてアピールしていた。公開から1週間たっても熱量が上がり続ける本作の公開を経て行われた舞台挨拶。最後に原田監督から「俳優陣全員がはじけて楽しんでいる作品。こんな作品はめったにないです。ぜひ大画面で楽しんで!」とメッセージが贈られ、坂口は「どこか愛してしまう魅力的なキャラクターが出てきます。一人でも多くの方にこの熱量が届けば嬉しいです」とコメント。岡田は「個性が強いけど、その代わりすごくエネルギーもある作品です。眠る前に夢見ちゃうかも、と思うような映画になっているので、原田監督の生み出すハリケーンのような熱量を感じて、何度でも、何度でも劇場に観に来て欲しいです」とアピールし、大盛況の中舞台挨拶は幕を閉じた。
2022年09月22日主演・岡田准一、共演に坂口健太郎らを迎えた究極のノンストップ・クライム・エンターテインメント『ヘルドッグス』。この度、現場に潜入しているかのような臨場感たっぷりのメイキング特別映像が解禁となった。見たことのないジャンル、見たことのないダークヒーロー、バイオレンスの裏に隠されたピュアな心。そして、シリアスな緊張感のなかに、コミカルさが絶妙に絡み合う世界観。単なる潜入捜査映画とも、ヤクザ映画とも違う、両方の面白さを併せ持つような見たことのない新ジャンルの本作には「想像の遥か上を行く面白さ」「キャストのむせ返るほどの色気にノックアウト!」「中毒性がすご過ぎる」とハマる人が続出している。今回解禁されたメイキング映像は、まるでその場にいるかのような臨場感を味わうことができる、圧巻の迫力があふれる映像集。あらゆる場所に設置、また様々な角度から撮影することによりLIVE感を堪能できるGoProでのメイキング映像も活用され、まるで撮影現場に潜入しているかのような感覚を楽しめる。本作の見どころの1つである、闇堕ちした元警官・兼高(岡田准一)の野性味溢れる取っ組み合いのアクションシーンの裏側では、生々しい唸り声を上げながら、ペンなど身の回りのもので相手を攻撃するなんでもありの兼高のアクションスタイルや、壁や床にぶつかりながら、死闘を繰り広げる姿がリアルに映し出されている。合間に映し出される完成した本編シーンと組み合わされた映像では、激しい戦闘に加え、1秒毎に優劣が変わるような緊迫感を感じることができる。また組織一のサイコボーイ・室岡(坂口健太郎)によるガンアクションや組織のインテリチキンこと三神(金田哲)を高所から突き落とす衝撃シーンは、本編の要にもなる肝いりシーンのひとつ。数多くのスタッフたちも臨戦態勢で、そんな熱気あふれる現場に坂口さんも「大変!」とはにかみながらも高揚している様子。若きトップ・十朱(MIYAVI)の命を狙う、最強の女殺し屋・ルカ(中島亜梨沙)と兼高&室岡のアクションシーンでは岡田さん自ら足による締め技を中島さんに教えるという姿が切り取られ、技闘デザイン(アクション振り付け)としても現場に立ち、レクチャーする岡田さんの一面も垣間見れる。撮影前から1年以上かけてアクション指導を受けた中島さんの活躍にも注目。そのほか、岡田さんと原田監督の濃密なディスカッションや坂口さん、MIYAVIさんのお茶目なオフショットも映し出されている。『ヘルドッグス』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヘルドッグス 2022年9月16日より全国にて公開©2022 「ヘルドッグス」製作委員会
2022年09月22日公開中の映画『ヘルドッグス』より、岡田准一演じる闇落ちした元警官・兼高、坂口健太郎演じる制御不能のサイコボーイ・室岡、そしてMIYAVIが演じる「東鞘会」に君臨する若きトップ・十朱に焦点を当てた特別映像が公開された。本作は、主演の岡田と監督・脚本を務めた原田眞人が『関ヶ原』、『燃えよ剣』に続き3作品目のタッグを組み、監督と俳優という関係を超えた信頼感で作品に魂を注入し作り上げた、究極のノンストップ・クライム・エンタテインメント。本作で岡田が演じるのは、腕っぷしひとつでヤクザ組織に潜入し、のし上がる元警官・兼高昭吾。そんな兼高とバディを組む死刑囚の息子、という境遇ゆえに心の奥底に深い闇を抱え、組織内でも誰も手が付けられない室岡秀喜を坂口が演じた。公開された映像では、相性98%を誇る兼高と室岡、そして彼らが護衛に付く十朱が登場。ふたりに愛とも憎しみとも、執着とも呼べる複雑な想いを持つ十朱は、映像内でも「お前とは一生の付き合いだ」、「今度は俺を選んでくれ」、「お前がいるからここまで来れた」と3人のただならぬ関係性を感じさせる言葉を次々と投げかける。兼高は過去に愛する人を失ったトラウマを抱え、正義も感情も捨てて復讐することのみに生きる闇に墜ちた男。狂犬と化した兼高に目をつけた警察組織から、関東最大のヤクザ組織「東鞘会」への潜入という危険なミッションを強要されるが、組織潜入の足がかりにした相手・室岡と数多くの死線を共にするなかで、ふたりは次第に強い信頼関係で結ばれていく。凶暴性と残虐性を持つ制御不能なサイコボーイ・室岡も兼高だけは“アニキ”と慕うほど。一方の十朱は、兼高が「東鞘会」に潜入した最大の目的となる重要人物で、兼高は十朱から“ある秘密ファイル”を奪取しなくてはならない。狂犬コンビとして兼高と室岡は猛スピードで組織を上り詰め、十朱の護衛任務に付くまでになるが、潜入捜査官として真の目的を持つ兼高に対し、十朱は疑惑とも、信頼とも言えるような、真意の見えない執着心を抱いていく。兼高を演じた岡田は、MIYAVIとの初共演や兼高と十朱の関係について「同世代で共演させてもらうのを楽しみにしていたし、ある意味、(兼高と十朱は)愛の関係なんですよね」とコメント。MIYAVIも「十朱が兼高を見る目線、兼高が十朱を見る目線。そこに2人の感情っていうのがすごく込められたのかなと思います」と、それぞれが演じたキャラクターたちが抱える特別な想いを語っている。さらに坂口も「兼高というひとりの男としての生き様がすごくセクシーで、室岡もどこかそこに羨望があるのかなと。そこに十朱だったり、関わってくる人たちがいて。その姿がとても色っぽいんです。すごくセクシーな映画だと思います」とヤクザ映画を覆した本作の世界観について明かしている。真実を隠し続け、誰よりも信頼を置くはずの室岡を欺く兼高、何も知らず、狂気と紙一重の純粋な想いで兼高を慕う室岡。信頼か、疑いか、兼高に執着して常に鋭い目線を向け続ける十朱。この3人の複雑な関係がどんなラストを迎えるのか、期待が高まる特別映像をぜひチェックしてほしい。『ヘルドッグス』公開中
2022年09月21日岡田准一が9月17日、都内で行われた主演作『ヘルドッグス』の公開記念舞台挨拶に、共演する坂口健太郎、松岡茉優、MIYAVI、原田眞人監督とともに出席。映画に対する反響が数多く寄せられていると明かし「本当にゼロか100か。好きかどうかが、激しく分かれるのがこの映画らしい。とても好きだという方が、とにかく熱く語っていただける映画になっている」とクセが強い分、ハマる要素が強い本作の魅力をアピールした。岡田准一原田眞人監督原作は深町秋生によるハードボイルド小説。トラウマを抱え“闇落ち”した元警官・兼高昭吾(岡田)と、心の奥底に深い闇を抱える“サイコパス”暴力団員の室岡秀喜(坂口)が、警察組織によって最強の“狂犬バディ”に仕立て上げられ、関東最大のヤクザ組織への潜入という危険なミッションに挑む。映画の封切り日だった昨日、岡田と坂口は食事に行ったといい、坂口は「スケジュールが押して、僕が大遅刻してしまって。それでも、岡田さんは優しく待っていてくださった」と感謝のコメント。そんな“バディ”のやりとりに、MIYAVIは「食事会のこと、聞いていないです」と苦笑し、「そういえば、今日のドレスコードも聞いていない(笑)。皆さん、黒なのに、僕だけ白で(笑)」と一人浮いてしまった状況に、照れ笑いだった。坂口健太郎MIYAVI松岡がアドリブで岡田に抱きつく劇中シーンに話題が及ぶと「そりゃ、ドギマギしますよ。僕はおじさんたちとしか共演していないので、若い女性は機会がなくて」(岡田)、「飛びついたら、屋久島の大木のような(笑)。ゴホンという感覚で、微塵も揺れなくて、キュンではなく『おおっ』ってなりました」(松岡)と、岡田の体幹のすごさがわかるエピソードが披露された。松岡茉優また、客席に視線を送った岡田は、「まだ、(名前入りのボードを)持ってきてくださるファンの方がいらっしゃる喜びとともに、“健”って書いてあるのが懐かしいなと。(坂口)健太郎くんのことだと思いますけど、違う健を思い出す」と盟友・三宅健を連想させるコメントで、ファンを喜ばせていた。取材・文・撮影=内田涼『ヘルドッグス』公開中
2022年09月17日映画『ヘルドッグス』の公開直前サプライズイベントが9月13日に行われ、岡田准一、坂口健太郎、MIYAVI、金田哲(はんにゃ)、吉原光夫が登壇した。今回会場には、誰が来るか知らされていない中、岡田さんや坂口さんら、関東最大のヤクザ組織「東鞘会」の超クセ強なキャラクターを演じているキャストらが登壇すると、場内は騒然となり、大きな拍手で迎えられた。岡田さんは「濃い人が出ている、香ってくるような映画です。映画を観てくれて幸せです」と上映後イベントへの登壇に対し喜びを明かし、坂口さんは「力強い、エネルギッシュな作品です」とアピール。それぞれ濃い役柄での現場をふり返りつつ、お気に入りのキャラについて明かすトークが始まると、岡田さんは「潜入捜査をしている役柄だったけど、思わぬところで男同士の絆とか愛とかが感じられるようになっていって。現場でも役柄的に表情とか隠さないといけない事が多かったので大変でした」と言いつつ、好きなキャラクターは吉原さん演じる熊沢と発表。MIYAVIさんも「僕も同じです。アドリブもどんどん膨らませてくるし、セッションしてるような現場で楽しかったです」と撮影秘話を披露。坂口さんはMIYAVIさんが演じた十朱がお気に入りだそうで、「カリスマ性とかスター性とかすごいカッコいいですよね」と語ると、岡田さんも「あんな様子は出せる人限られますよ」と大きく相槌を打っていた。そんなMIYAVIさんは、岡田さんや坂口さんとは役柄的にあまり密にコミュニケーションが取れなかったようで、「岡田さん、坂口さんが仲良く筋トレしてていいなぁと。僕はずっと手袋してるんだけど、それがムレムレだった事しか…」と言うと、「“すごいムレてるんだよね”と話しかけてくれたのが最初でしたよね(笑)」と岡田さんが茶目っ気満載なエピソードを披露した。金田さんは、直接対峙することの多かった兼高だそうで、「敵対してきたからこそ分かると思うんですけど、ピュアすぎだし、強すぎだし、日に日に色気が増していって…最後には彫り深すぎてもう黒かったです」と冗談交じりに兼高の魅力を熱弁すると、岡田さんも「いじってるじゃん!」と突っ込みつつ、「役的にも現場でずっと見られていて、時々目が合うと照れてたよね?」と裏話を暴露。金田さんは「もうなんかオスとしてドキドキしちゃって…(目があっても)何でもない!って言って走って逃げたりしちゃってました」と乙女のようなエピソードを明かした。吉原さんは赤間麻里子演じる佐代子を挙げ、「初めて会った時からリーゼントだったんですけど、その姿がすごく自然で。あんなにリーゼントとサングラスを自然に身につけられる人いないな、と。愛おしくなってしまいました」と妻を愛する劇中の熊沢のような姿を見せた。撮影時の思い出やエピソードトークが尽きず、次から次へと話が飛び出す内容に場内も大盛りあがり。濃厚キャラへの熱烈愛が止まらない状態となっていた。『ヘルドッグス』は9月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ヘルドッグス 2022年9月16日より全国にて公開©2022 「ヘルドッグス」製作委員会
2022年09月14日岡田准一主演、坂口健太郎とバディを組むことで話題の映画『ヘルドッグス』より、本作のアクションシーンを詰め込んた特別映像<地獄のアクションセレクション>が公開された。過激で強烈なアクションシーンが盛りだくさんな今回の映像。岡田さん演じるヤクザ組織に潜入しのし上がる元警官・兼高や、坂口さん演じる制御不能な男・室岡らが、敵をなぎ倒すシーンが息つく暇もなく詰め込まれ、素手で相手を圧倒する基本の格闘術【ステゴロ】、使える物は何でも使う作法無用の戦闘スタイル【工具&文具】、お待ちかねの【ナイフ&ガンアクション】と様々な場面が登場。その中で、相性98%の狂犬バディ、兼高と室岡が訓練に励む仲睦まじい様子も映し出されている。技闘デザイン(アクション振り付け)指導としても本作に参加し、映画で描かれるアクションの数々を原田眞人監督にプレゼンしたという岡田さん。「原田監督はお芝居の延長線上でのアクションを強く求める監督。お芝居とアクションの境目なくキャラクターが立つような構成を考案することがテーマになります。本物の動きのなかに映像的なギミックを入れたり、キャラクターの個性やそのキャラクターの行動の狙いにあった動きを考えて提案しています」と明かしており、リアルなアクションにこだわった。原田監督は「岡田くんは、こういうアクションができます、こういうのもできますって、まるで死の商人が武器を売るように、次から次へとアクションをプレゼンテーションしてくれる」と岡田さんへの絶大な信頼を語っている。また映像で流れるのは、元劇団四季の劇団員・吉原光夫演じる熊沢が歌いあげる「行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って」(オペラ「ナブッコ」で歌われる合唱曲)。美しい名曲の調べは、強烈で研ぎ澄まされた本作のアクションシーンを引き立たせ、まるで歌にあわせてダンスでも踊っているかのような華麗さを感じさせる。ラストには、高級クラブのカラオケでその歌声を披露しているシーンまで描かれており、思わずナレーションでも鋭いツッコミが入り、コミカルさまで楽しめる。『ヘルドッグス』は9月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ヘルドッグス 2022年9月16日より全国にて公開©2022 「ヘルドッグス」製作委員会
2022年09月09日映画『ヘルドッグス』の記者会見が9月6日、東京・日本外国特派員協会で行われた。これに本作でヤクザ組織のトップ・十朱を演じたMIYAVIと原田眞人監督も登場し、海外記者からの質問には流暢な英語で作品をアピールした。本作は、主演の岡田准一と監督・脚本を務めた原田眞人が『関ヶ原』、『燃えよ剣』に続き3作品目のタッグを組み、監督と俳優という関係を超えた信頼感で作品に魂を注入し作り上げた、究極のノンストップ・クライム・エンタテインメント。本作で岡田が演じるのは、腕っぷしひとつでヤクザ組織に潜入し、のし上がる元警官・兼高昭吾。そんな兼高とバディを組む、死刑囚の息子という境遇ゆえに心の奥底に深い闇を抱え、組織内でも誰も手が付けられない室岡秀喜を坂口健太郎が演じた。そんな彼らを取り巻くキャラクターも一筋縄ではいかない。松岡茉優が演じるのは、兼高と室岡が所属する東鞘会・神津組のボスの愛人でありながら兼高とも関係を持つグリーンヘアの美女・吉佐恵美裏。北村一輝は東鞘会最高幹部である「東鞘会三羽烏」のひとりで、兼高と室岡のボスとなる任侠100%の人情組長・土岐勉。さらに東鞘会へ恨みを抱え、マッサージ師として組織内部にも入り込む、潜入捜査員の連絡係・衣笠典子を大竹しのぶが、東鞘会・7代目会長・十朱義孝をMIYAVIが演じる。記者会見はまず原田監督とMIYAVIが英語で挨拶。原田監督は「新作を携えてまた皆様とお話できて光栄です」とし、MIYAVIは「以前UNHCR親善大使としてここで会見に参加したことがありますが、今回俳優としてここに来られたことを嬉しく思います。映画の中ではヤクザ組織のボスを演じていますが、本当のボスは隣にいる監督なので」とジョークを飛ばし、会場には笑い声が上がった。制作のいきさつについては、原田監督が「10歳頃に潜入捜査官が登場するTVシリーズが源体験になった」と語る。さらに潜入捜査を担うキャラクターが、周囲とどう関係性を作るかに興味があったという原田監督は「男たちのある種の愛情関係のような、三角関係のような要素も描きたくて、それを岡田さんや坂口さん、MIYAVIさんに演じて欲しいと思っていた」と映画の制作秘話を披露。当のMIYAVIは、原田監督からのオファーに光栄な気持ちとなったようだが「ただ、僕は顔に傷がある訳でもないし、(役柄的に)体重を増やさないとダメかな?とか不安もありました」と振り返る。だがその不安は監督と直接話してから消えた様だ。「国内のみのマーケットを意識してないというチャレンジ精神や、新しいタイプのヤクザ映画を作りたいという印象に共鳴して、イエスと返事をしていました」と経緯を明かした。記者からは『ブラック・レイン』や『パルプ・フィクション』といった数々の名作を想起したという声が多かった。作り込まれた美術や世界観、登場人物たちの完成されたキャラクター造形への質問も飛び交う。これに対して原田監督は「アメリカの監督が描くであろう、ヤクザ組織の世界を描いたつもりです」と返答。当初はフィリピンなどでのロケハンもしていたというがコロナでいったん中断に。それからは日本国内で、キャスティングと同じくらいかなり入念にロケハンをしたという。「地元の静岡でも撮影して新しい魅力を再発見したり。撮影もコロナで1年休止となってしまいましたが、その結果が功を奏しましたね」と制作裏を語った。MIYAVIは役作りのなかで「『地獄の黙示録』のカーツ大佐を意識してほしいと言われていました。なので権威に失望した男、というのを意識して演じています」と演技のコンセプトを話す。さらに「歩き方も真似てほしいと言われていたので、家で練習していたら、娘から『なんでそんな歩き方なの』と言われてしまいました」とユーモア混じりにコメント。会見の最後は原田監督が「色々な作り手がフィルム・ノワールを作ろうと企画案を出しますが、往々にして頓挫してしまうんです。この作品は、フィルム・ノワールの歴史を担うフランス、アメリカの観客にも観てもらえるようにと思って作りました。“ジャパニーズ・フィルム・ノワールです”」と本作を世界へ向けてアピール。MIYAVIも「新たな世界に挑もうとする監督のチャレンジ精神に共鳴しました。ジャパニーズ・フィルム・ノワールであり、エンタメでもある、色んな要素が組み込まれた作品なので、これまでにない新しい体験ができると思います」と自身を覗かせ、記者会見は幕を閉じた。『ヘルドッグス』9月16日(金)公開
2022年09月07日9月16日(金)に公開される岡田准一主演『ヘルドッグス』。このたび、主演の岡田がイメージキャラクターを務める遊園地「ひらかたパーク」とのコラボビジュアルが完成した。本作は、主演の岡田と監督・脚本を務めた原田眞人が『関ヶ原』、『燃えよ剣』に続き3作品目のタッグを組み、監督と俳優という関係を超えた信頼感で作品に魂を注入し作り上げた、究極のノンストップ・クライム・エンタテインメント。本作で岡田が演じるのは、腕っぷし一つでヤクザ組織に潜入し、のし上がる元警官・兼高昭吾。そんな兼高とバディを組む、死刑囚の息子という境遇ゆえに心の奥底に深い闇を抱え、組織内でも誰も手が付けられない室岡秀喜を坂口健太郎が演じている。この度、兼高を演じた岡田が、2013年からイメージキャラクター“超(スーパー)ひらパー兄さん”“園長”を務める遊園地「ひらかたパーク」の恒例となっている主演映画のコラボビジュアルが完成し、公開された。これまでも徹底的にふざけたデザインとコピーで世間の話題をさらい、岡田の主演作が発表されるたびSNS上で「ひらパーとのコラボまだー?」「映画サイドが許可してるのが奇跡」と期待と称賛の声があがるコラボビジュアル。13作目となる今回は『ヘルドッグス』にちなんだ「人間ドックス」。兼高の睨むような目つきの『ヘルドッグス』のポスターはヴァイオレンスな世界感を体現しているが、そのヴァイオレンスさは、実は日々の健康管理あってのもの。そんな園長の心がけが伝わるのが、今回のコラボ。ポスターには超ひらパー兄さんが笑顔で人間ドックに臨む姿が描かれており、測定した肺活量は80%以上で思わず表情がほころんでいる超ひらパー兄さんの姿が可愛らしい。またポスターには映画のキャッチコピー”相性98%の狂犬コンビが組織をのし上がる”にかけ、”肺活量80%以上で健康カンリも坂道で息上がる”というコピーが添えられている。傾斜の多いひらパーは園内を回るだけで毎回、軽く息が上がるのだが、それもまたひらパーの楽しみのひとつ。園長の肺活量もひらパーで鍛えられているのかもしれない、と思わず考えてしまうコラボビジュアルとなっている。ひらかたパークの担当者は今回のコラボについて「今回は『人間ドックス』。健康意識が高い園長の一面をビジュアルにしました。というのも、ひらパーの園内は坂道が多くて、アトラクションからアトラクションへ園内を歩いて回るだけでけっこういい運動になります。園長はそのことをよく知ってるので、やはり、健康に気を使い、定期的な人間ドックは欠かさず、肺活量をキープしています。そんな、園長としてのプロフェッショナルな姿勢をポスターを見た人に感じてもらいつつ、実際ひらパーに来た時に、『これが園長ですら息があがる坂道か』と逆に楽しんでいただければという思いでこのポスターを作りました」と語っている。本ポスターは11月30日(水)までひらかたパーク公式WEBサイト、および園内などにて公開されている。『ヘルドッグス』9月16日(金)公開
2022年09月01日俳優の岡田准一が主演を務める、映画『ヘルドッグス』(9月16日公開)と、遊園地・ひらかたパークのコラボビジュアルが1日、公開された。同作は深町秋生による小説『ヘルドッグス 地獄の犬たち』の実写化作。正義も感情も捨て、腕っぷし一つでヤクザ組織に潜入しのし上がる元警官・兼高昭吾(岡田)の姿を描き、原田眞人監督が脚本・監督を務める。岡田は2013年からる遊園地「ひらかたパーク」のイメージキャラクター“超(スーパー)ひらパー兄さん”“園長”を務めており、主演映画とのコラボビジュアルが恒例となっていた。これまでも徹底的にふざけたデザインとコピーで世間の話題をさらっていたが、13作目となる今回は『ヘルドッグス』にちなんだ「人間ドックス」。ポスターでは超ひらパー兄さんが笑顔で人間ドックに臨む姿が収められ、映画のキャッチコピー「相性98%の狂犬コンビが組織をのし上がる」にかけ、「肺活量80%以上で健康カンリも坂道で息上がる」というコピーが添えられている。ひらかたパークの担当者は今回のコラボについて「今回は『人間ドックス』。健康意識が高い園長の一面をビジュアルにしました。というのも、ひらパーの園内は坂道が多くて、アトラクションからアトラクションへ園内を歩いて回るだけでけっこういい運動になります。園長はそのことをよく知ってるので、やはり、健康に気を使い、定期的な人間ドックは欠かさず、肺活量をキープしてきます。そんな、園長としてのプロフェッショナルな姿勢をポスターを見た人に感じてもらいつつ、実際ひらパーに来た時に、『これが園長ですら息があがる坂道か』と逆に楽しんでいただければという思いでこのポスターを作りました」と語っている。本ポスターは11月30日までひらかたパーク公式WEBサイト、および園内などにて公開されている。(C)2022 『ヘルドッグス』製作委員会
2022年09月01日岡田准一と原田眞人監督が『関ヶ原』『燃えよ剣』に続き3作品目のタッグを組んで作り上げた、究極のノンストップ・クライム・エンターテイメント『ヘルドッグス』。今回は、猛者をもたしなめる極道の姉御役を演じた松岡茉優の新場面写真が解禁となった。解禁となったのは、東鞘会・神津組のボスであり、兼高(岡田准一)、室岡(坂口健太郎)の狂犬コンビの“オヤジ”でもある土岐(北村一輝)の愛人・恵美裏の姿を捉えた新場面写真。松岡さんが演じる恵美裏は、関東最大のヤクザ組織「東鞘会」という男社会の中で生きる極道の女。土岐のことを“パパ”と呼び、愛嬌のある一面も覗かせながら、どんな鍵でも解錠できる“鍵師”の家系出身で、裏社会に独自のパイプを持つミステリアスな女性。背中には美しい鳳凰のタトゥーを持ち、時には東鞘会に与する屈強な猛者たちすら、ひと言で嗜める肝っ玉の座ったところがあり、公私ともに土岐の支えになっている。しかし一方で、欲望に忠実、刺激が大好きな彼女は土岐の部下である兼高とも、道ならぬ関係に。力強さと妖艶な魅力を併せ持つ魅力的なキャラクターとして、映画の世界を彩っている。到着した場面写真では、楽しそうにじゃれ合う土岐と恵美裏の姿や、共に現場にでて指揮をとる2人の姿が映し出されているほか、真っ黒な衣装に映えるグリーンヘアと真っ赤な口紅が印象的な恵美裏の美しい姿がとらえられている。松岡さんは恵美裏という役柄について「頭が良くて魅力的で、私も憧れてしまう」とコメントしており、共演シーンの多かった北村さんについて「初めて共演させていただいたのですが、とても優しくして下さって、たくさん助けていただきました」と撮影秘話を明かす。原田組は初参加となったが、実はクランクイン前に現場に見学に行っていたそう。「監督の真後ろで見学させていただきました。『このアングルはね、こう言うことなんだよ』とか『こうやって撮っていくよ』っていうのを細かく教えてくださったんです」とも明かしている。自身が恵美裏という役を演じることで「彼女の信念がチラリとみえたら嬉しいです」と、男社会の中においても信念を持った女性を見事に体現している。『ヘルドッグス』は9月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヘルドッグス 2022年9月16日より全国にて公開©2022 「ヘルドッグス」製作委員会
2022年08月25日9月16日(金)公開となる『ヘルドッグス』より、MIYAVIが演じる東鞘会の若きトップ・十朱の場面写真が公開となった。本作は、主演の岡田准一と監督・脚本を務めた原田眞人が『関ヶ原』、『燃えよ剣』に続き3作品目のタッグを組み、監督と俳優という関係を超えた信頼感で作品に魂を注入し作り上げた、究極のノンストップ・クライム・エンタテインメント。本作で岡田が演じるのは、腕っぷし一つでヤクザ組織に潜入し、のし上がる元警官・兼高昭吾。そんな兼高とバディを組む、死刑囚の息子という境遇ゆえに心の奥底に深い闇を抱え、組織内でも誰も手が付けられない室岡秀喜を坂口健太郎が演じている。MIYAVIが演じるのは兼高が潜入することになるヤクザ組織、東鞘会の七代目会長である十朱義孝。十朱はヤクザ社会では異例の人事で東鞘会会長の座に就任した、日本、アジアで勢力を伸ばすインテリヤクザであり、華奢に見えて高い戦闘力を持つ。美しく、知的でミステリアスな魅力を放つ十朱は、その見た目だけでなく生活スタイルも洗練されたもの。規則正しい毎日を過ごし、趣味は美術館めぐり。常にスタイリッシュなスーツを着こなし、指紋を残さないための手袋が欠かせない。まるで超一流のビジネスマンのような日々の中で、東鞘会に集う猛者どもを率いているのだ。兼高の潜入ミッションの目的は、十朱が持つ“ある秘密ファイル”を奪うこと。この危険な任務を成功させるためには、どうしても避けて通れない最重要人物だ。今回公開となった十朱の場面写真でも、どこか決意を秘めた眼差しで兼高と向き合う意味深な場面写真や、赤い光に包まれた空間で祈りを捧げる怪しげな儀式を行う様子、趣味である美術館巡りに興じている姿など、一般的なヤクザのイメージからはかけ離れた、ミステリアスな魅力が満載の様子が切り取られている。美しいだけではない、闇に秘めた何かを隠し持つ十朱という男の謎は深まるばかりだ。そんな十朱の護衛に抜擢された兼高は十朱からも少しずつ信頼されるようになっていくが、ふたりの間には、常に信頼と疑惑が渦巻き、真実と過去を探り合う「愛」とも「憎しみ」とも呼べる複雑な心情が絡み合う。十朱を演じたMIYAVIは本作の魅力を「映画のストーリーの中で色んな形の愛の美しさが存在していて、そこに僕はすごく惹かれたし、魅力を感じましたね」と話し、また十朱を演じる上で「実はずっとマニキュアしてます。(手袋で)見えないけど。首元にもワンポイントでタトゥーがあったり」と細かなこだわりが隠されていることを明かした。さらに原作はかなり描写が激しいといわれているが、「そこに原田監督の独特なアート的な視点が加わっていて、絵の切り取り方、色んなものの引用の仕方が独特ですごい。一緒にやらせてもらって色々と勉強になりましたし、とても面白かったです」と原田監督の手腕と充実していた撮影を振り返っていた。『ヘルドッグス』9月16日(金)公開
2022年08月24日岡田准一が8月16日、都内で行われた主演作『ヘルドッグス』の完成披露イベントに、共演する共演する坂口健太郎、松岡茉優、MIYAVI、北村一輝、大竹しのぶ、原田眞人監督とともに出席した。岡田と原田監督が『関ヶ原』『燃えよ剣』に続き3度目のタッグ。岡田は「僕の新しい人生の1ページを踏ませてもらえると感じた」と本作に込めた熱き思いを吐露していた。原作は深町秋生によるハードボイルド小説。トラウマを抱え“闇落ち”した元警官・兼高昭吾(岡田)と、心の奥底に深い闇を抱える“サイコパス”暴力団員の室岡秀喜(坂口)が、警察組織によって最強の“狂犬バディ”に仕立て上げられ、関東最大のヤクザ組織への潜入という危険なミッションに挑む。これまでにないダークな役どころの岡田は「挑戦的で挑発的」と力強くアピールし、「男同士がどこか触れちゃいけない場所を触れ合っているような、つながりを感じる映画。愛ですね、テーマは」と熱弁した。また、原田監督が本作を“ジャパニーズ・ノワール”として位置づけていたと明かし、「これまでのヤクザ映画とは違う、『ヤクザ映画をセクシーに撮りあげる』ということで、自分自身もセクシーって何だろうと考えた」と役作りを振り返る場面も。近年の出演作と同様に、「アクションの構築もやらせていただいた」そうで、原田監督は「今回も鬼軍曹的存在だった」と“師範”岡田の素顔を語った。死刑囚の息子という境遇ゆえに、ヤクザ組織内部でも手が付けられない制御不能な存在。そんな難役に挑んだ坂口は「すさまじいものができたなと。振り絞っていたら、終わっていた。そんな濃くて、いろんな感情が充満したエネルギーが炸裂している」と、怒涛の撮影を熱っぽく回想。自身がアクションに挑む撮影では、岡田がモニターチェックをしていたそうで、「岡田さんは『こうすれば、もっとキャラクターの強さや個性が見える』と教えてくださった」。さらに「兄貴と慕っていたので、『今のシーン、良かったよ』と言われると、グッときてしまう自分がいた」としみじみ語っていた。共演陣も「1秒も休ませてくれない」(松岡)、「世界に届けられる作品」(MIYAVI)、「僕の顔より濃い(笑)映画」(北村)と本作に圧倒された様子。初の原田組に参加した大竹は、「細やかな原田さんの演出についてきたスタッフ全員の力を感じました。集中力もすごく、久しぶりに映画らしい映画に参加できてうれしかった」と話していた。取材・文・写真=内田涼『ヘルドッグス』9月16日(金)公開
2022年08月16日岡田准一主演、究極のノンストップ・クライム・エンターテインメント『ヘルドッグス』より、坂口健太郎演じる室岡秀喜の場面写真が公開された。坂口さん演じる室岡は、東鞘会のヤクザの一人で、元警官・兼高(岡田さん)のバディ。2人は警察のデータ分析によると、相性は98%。死刑囚の息子で、心の奥底に深い闇を抱えている。幼い頃に親から虐待を受け、その影響で満腹中枢がイカれてしまい、常に空腹で何かを食べ、一度キレると感情を抑えられない、制御不能なサイコボーイ。警察は兼高へ、室岡に喧嘩を売り、それをきっかけに東鞘会・神津組へ潜入するよう指示。相性抜群の2人は、お互いの心の隙間を埋めるように、なくてはならない存在になり、最強の狂犬コンビとして猛スピードで組織を上り詰めていく。坂口さん自身、室岡役を演じるにあたり「これまでの坂口健太郎のイメージからは想像しにくい役、イメージをがらりと変えてくれる役でした。僕自身、いい意味でイメージを裏切っていきたい気持ちがあるので、原田監督と話しをしながら、室岡をやりたい!という気持ちが湧き上がってきたのを覚えています」と明かしている通り、本作で新境地と言える役柄を見事に演じきった。「どうやって異質感を出すのか悩みました。室岡はサイコパスでもあるけれどサイコパスを出しすぎてしまうと浮いてしまうし、物語を邪魔してしまう。リハーサルの中でここまではやってOKだな、この先は邪魔になるなと、サイコパスのさじ加減は細かく考えました」と役作りの中で室岡というキャラクターを作り上げていったそう。公開された場面写真では、鋭い眼光とボサボサの髪、黒スーツで銃を操るシーンや、ぶっ飛んだ視線で鏡に映る自分を見つめたり、東鞘会のヤクザ・三神(金田哲)に対し、異常な迫力で睨みつけたり。尻もちをつく三神を冷酷な視線で見下ろす姿も公開され、室岡の凶暴性と残忍性が感じられる。『ヘルドッグス』は9月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ヘルドッグス 2022年9月16日より全国にて公開©2022 「ヘルドッグス」製作委員会
2022年08月12日9月16日(金)公開となる『ヘルドッグス』より坂口健太郎演じる室岡秀喜を捉えた場面写真が公開となった。本作は、主演の岡田准一と監督・脚本を務めた原田眞人が『関ヶ原』、『燃えよ剣』に続き3作品目のタッグを組み、監督と俳優という関係を超えた信頼感で作品に魂を注入し作り上げた、究極のノンストップ・クライム・エンターテイメント。本作で岡田が演じるのは、腕っぷし一つでヤクザ組織に潜入し、のし上がる元警官・兼高昭吾。そんな兼高とバディを組む、死刑囚の息子という境遇ゆえに心の奥底に深い闇を抱え、組織内でも誰も手が付けられない室岡秀喜を坂口が演じた。公開された室岡の場面写真には、鋭い眼光とボサボサの髪、黒いスーツでイカつい銃をぶっ放す瞬間や、ぶっ飛んだ視線で鏡に映る自分自身を見つめる姿、同じ東鞘会に所属するヤクザ・三神(金田哲)に対し、目を見開いて異常な迫力で睨みつける緊張感あふれるシーンが写し出されている。さらに、尻もちをつく三神を冷酷な視線で見下ろす姿もあり、室岡の、背筋がゾクリとするような凶暴性と残忍性を感じさせる1枚となっている。坂口自身も、室岡役を演じるにあたり「これまでの坂口健太郎のイメージからは想像しにくい役、イメージをがらりと変えてくれる役でした。僕自身、いい意味でイメージを裏切っていきたい気持ちがあるので、原田監督と話しをしながら、室岡をやりたい!という気持ちが湧き上がってきたのを覚えています」と明かしており、本作で坂口は、これまでのイメージを覆し、一皮向けた新境地といえる役柄を見事に演じきった。坂口は「どうやって異質感を出すのか悩みました。室岡はサイコパスでもあるけれどサイコパスを出しすぎてしまうと浮いてしまうし、物語を邪魔してしまう。リハーサルの中でここまではやってOKだな、この先は邪魔になるなと、サイコパスのさじ加減は細かく考えました」と役作りの中で室岡というキャラクターを作り上げていったそう。これまで、優しい笑顔と柔和な雰囲気で多くの人を虜にしてきた坂口が、危険な香りをまとった男の色気あふれる姿をスクリーンに刻み込んでいる。『ヘルドッグス』9月16日(金)公開
2022年08月12日岡田准一と坂口健太郎演じる、相性98%の最強狂犬コンビがくり出す、究極のノンストップ・クライム・エンターテインメント『ヘルドッグス』より、ぶっ飛んだ濃厚キャラがクセになるキャラクター映像が公開された。今回の映像は、岡田さんと坂口さんが演じる、闇落ちした元警官・兼高とサイコボーイ・室岡という相性バッチリなバディをはじめ、松岡茉優、北村一輝、大竹しのぶ、MIYAVIが演じるキャラクター6人にスポットがあてられている。兼高は、愛する人が殺される事件を止められなかったというトラウマを抱え、復讐に燃える最狂の男。警察組織から関東最大のヤクザ組織への潜入ミッションを強要される。バディの室岡は、死刑囚の息子という境遇を持ち、心の奥底に深い闇を抱える危ない男だ。また、姉御肌な極道の女だが、優しい笑顔で魅力を振りまく愛嬌もあわせ持つボスの愛人・恵美裏(松岡さん)、兼高と室岡のボスで昔ながらのヤクザ者、人情と漢気を併せ持つ東鞘会・最高幹部の土岐(北村さん)、関東最大のヤクザ組織である東鞘会のトップに君臨するインテリヤクザ・十朱(MIYAVIさん)、兼高へ警察からの指示を受け渡す情報伝達係として暗躍する、復讐の冷徹マッサージャー典子(大竹さん)も印象的に登場。それぞれが様々な思惑を抱え、予想だにしない展開をみせていく本作。一筋縄ではいかないキャラクターが暴れまわる姿は、観れば観るほどクセになり、本編への期待が高まる。『ヘルドッグス』は9月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ヘルドッグス 2022年9月16日より全国にて公開©2022 「ヘルドッグス」製作委員会
2022年08月04日9月16日(金)公開となる『ヘルドッグス』より、岡田准一、坂口健太郎、松岡茉優らが演じる本作のキャラクター6人にスポットを当てたキャラクター映像が公開となった。本作は、主演の岡田と監督・脚本を務めた原田眞人が『関ヶ原』、『燃えよ剣』に続き3作品目のタッグを組み、監督と俳優という関係を超えた信頼感で作品に魂を注入し作り上げた、究極のノンストップ・クライム・エンターテイメント。本作で岡田が演じるのは、腕っぷし一つでヤクザ組織に潜入し、のし上がる元警官・兼高昭吾。そんな兼高とバディを組む、死刑囚の息子という境遇ゆえに心の奥底に深い闇を抱え、組織内でも誰も手が付けられない室岡秀喜を坂口が演じた。そんな彼らを取り巻くキャラクターも一筋縄ではいかない。松岡が演じるのは、兼高と室岡が所属する東鞘会・神津組のボスの愛人でありながら兼高とも関係を持つグリーンヘアの美女・吉佐恵美裏。北村一輝は東鞘会最高幹部である「東鞘会三羽烏」のひとりで、兼高と室岡のボスとなる任侠100%の人情組長・土岐勉を演じた。さらに東鞘会へ恨みを抱え、マッサージ師として組織内部にも入り込む、潜入捜査員の連絡係・衣笠典子を大竹しのぶが演じ、東鞘会・7代目会長・十朱義孝をアーティストであり俳優のMIYAVIが演じた。この度、この濃厚キャラ6人にスポットを当てたキャラクター映像が公開となった。闇落ちした元警官・兼高は、愛する人が殺される事件を止められなかったというトラウマを抱え、復讐に燃える“狂犬”と化した最狂の男。独自の正義を貫き通す腕っぷしの強さを買われ、警察組織から関東最大のヤクザ組織「東鞘会」への潜入という危険なミッションを強要される。元警官らしく「罪は償ってもらう」と口にはするものの、その凶暴さと強さはヤクザ組織の中でもトップレベルだ。そんな兼高と相性98%を誇るバディとなるのが凶暴かつ食いしん坊で、手に負えないサイコボーイ・室岡。興奮しながら銃を振りかざすイカれた様子を見せる室岡は、死刑囚の息子という境遇を持ち、心の奥底に深い闇を抱える危ない男。組織内でも誰も手が付けられない制御不能な男が唯一、心を許したのが兼高だ。潜入ミッションを遂行する兼高との運命は?「これってやりすぎ?」という言葉を向けられる相手とは?妖艶な魅力を放つのは刺激がお好きなボスの愛人・恵美裏。背中にある美しい鳳凰のタトゥーが印象的な「おだまり」と男たちを一蹴する強気な姿勢と、兼高や室岡にも負けず劣らず、男勝りな生き様を貫く姉御肌な極道の女だ。その反面、優しい笑顔で魅力を振りまく愛嬌もあわせ持ち、東鞘会・神津組のボス、土岐を魅了する愛人という一面も。強かで肝の座った恵美裏は、兼高とも恋仲に?人情と漢気を併せ持つ東鞘会・最高幹部の土岐は、兼高と室岡のボスでもあり、ふたりを高く評価する一本筋の通った昔ながらのヤクザ者。東鞘会のTOPである会長秘書を務める熊沢、武闘派幹部の大前田と共に 「東鞘会三羽烏」の一人として組を支える、道を極めた漢の中の漢だ。そんな危ない奴らを束ね、関東最大のヤクザ組織である東鞘会のトップに君臨するのが戦闘力最強の「東鞘会」会長・十朱。十朱は美しく聡明、華奢に見えても高い戦闘力を誇り、日本のみならずアジアへ勢力を伸ばすという野望を持った、かつてないインテリヤクザだ。「闇の奥は深いぞ」と闇社会を知り尽くした十朱が見据える先にあるものとは?さらに、復讐の冷徹マッサージ師・典子が、東鞘会に潜入する兼高へ、警察からの指示を受け渡す情報伝達係として暗躍する。表の顔は、兼高も常連の凄腕マッサージ師であり、その腕は「東鞘会」最高幹部の大前田からわざわざお声が掛かるほど。しかしその裏の顔は、東鞘会に息子を殺されて以来、復讐の刻を虎視眈々と狙い続ける強き母親。「素性がバレることはないね」と冷静さを欠かさず、猛者たちの動向を鋭い眼差しで監視する。それぞれが様々な思惑を抱え、予想だにしない展開をみせていく本作。ぶっ飛んだキャラクターたちが暴れまわる姿は、観れば観るほどクセになり本編への期待が高まっていく。今回公開となった映像に加え、今後も続々と登場人物たちに焦点を当てたキャラクター映像が公開予定となっている。『ヘルドッグス』9月16日(金)公開
2022年08月04日映画『ヘルドッグス』が9月16日(金)公開となる。この度、本作の特別映像が公開された。主演・岡田准一、監督・脚本・原田眞人が、『関ヶ原』『燃えよ剣』に続き3作品目のタッグを組んだ本作。岡田が演じるのは、腕っぷしひとつでヤクザ組織に潜入し、のし上がる元警官・兼高昭吾。兼高は警官時代に愛する人が殺される事件を止められなかったというトラウマを抱え、正義も感情も捨てて復讐することにのみに生きる“闇に墜ちた男”だ。その狂犬っぷりに目をつけた警察組織から彼は、関東最大のヤクザ組織「東鞘会」への潜入という危険なミッションを強要される。兼高とバディを組む室岡秀喜を演じたのは坂口健太郎。室岡は死刑囚の息子という境遇ゆえに心の奥底に深い闇を抱え、組織内でも誰も手が付けられない制御不能な存在で、両者は最強の“狂犬コンビ”として猛スピードで組織を上り詰めていくのだった。そんな彼らを取り巻くキャラクターも一筋縄ではいかない。松岡茉優が演じるのは、兼高と室岡が所属する東鞘会・神津組のボスの愛人でありながら兼高とも関係を持つグリーンヘアの美女・吉佐恵美裏、北村一輝は東鞘会最高幹部である「東鞘会三羽烏」のひとりで、兼高&室岡のボスとなる任侠100%の人情組長・土岐勉。さらに東鞘会へ恨みを抱え、マッサージ師として組織内部にも入り込む、潜入捜査員の連絡係・衣笠典子を大竹しのぶが演じているほか、東鞘会・7代目会長“十朱義孝”をアーティストであり俳優のMIYAVIが務める。今回公開となったのは、本作の魅力がギュッと詰め込めこまれた特別映像。本作で闇落ちした元警官、主人公の兼高を演じた岡田が「この波に、この映画に乗れますか?」と口火を切る本映像。彼は続けて「なんか、すごいのが出来た。ぶっ飛んだ人たちしか出てないです」と語り、兼高と相性98%の最狂の相棒・室岡を演じた坂口も「とにかく濃いと思います」と、本作で描かれる怒涛の展開とド肝を抜かれる世界観について明かす。さらに岡田は「荒波がきますんで。いきなり襲いかかってくるような映画」とその抗えない映画の勢いについてコメント。少年のような無邪気な笑顔で自信を覗かせつつ、坂口は「すごい勢いと熱量。それに心地よく流されてほしい」と、自身をのぞかせた。岡田演じる兼高、坂口演じる室岡のほか、松岡演じる極道の女・恵美裏、MIYAVI演じる「東鞘会」のトップ・十朱、北村演じる「東鞘会」 幹部の土岐、大竹演じる復讐のマッサージ師・典子など、個性的で一癖も二癖もあるキャラクターたちが大暴れ。豪華キャストが織りなす危険とピュアさが絡み合うかつてない人間ドラマに引き続き期待だ。『ヘルドッグス』9月16日(金)公開
2022年08月02日岡田准一、坂口健太郎、松岡茉優らが出演する映画『ヘルドッグス』の魅力を詰め込んだ、1分で分かる特別映像が到着した。今回の映像では、「この波に、この映画に乗れますか?」と闇落ちした元警官・兼高役の岡田さんが語るシーンからスタート。兼高や、坂口さん演じる“イカれたサイコボーイ”室岡をはじめ、濃厚で強烈すぎるキャラクターたちの姿が次々と映し出されていく。また、岡田さんが「なんか、すごいのが出来た。ぶっ飛んだ人達しか出てないです」と語り、坂口さんも「とにかく濃いと思います」と本作で描かれる怒涛の展開とド肝を抜かれる世界観について明かす場面も。さらに、「荒波がきますんで。いきなり襲いかかってくるような映画」とその抗えない映画の勢いに岡田さん自身も圧倒された様子。坂口さんは「すごい勢いと熱量。それに心地よく流されてほしい」とアピールしている。『ヘルドッグス』は9月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ヘルドッグス 2022年9月16日より全国にて公開©2022 「ヘルドッグス」製作委員会
2022年08月02日主演・岡田准一、監督・脚本・原田眞人が、『関ヶ原』『燃えよ剣』に続き3作品目のタッグを組んだ映画『ヘルドッグス』が9月16日(金)公開となる。この度、本予告映像と本ポスターが解禁された。岡田が演じるのは、腕っぷしひとつでヤクザ組織に潜入し、のし上がる元警官・兼高昭吾。兼高は警官時代に愛する人が殺される事件を止められなかったというトラウマを抱え、正義も感情も捨てて復讐することにのみに生きる“闇に墜ちた男”だ。その狂犬っぷりに目をつけた警察組織から彼は、関東最大のヤクザ組織「東鞘会」への潜入という危険なミッションを強要される。兼高とバディを組む室岡秀喜を演じたのは坂口健太郎。室岡は死刑囚の息子という境遇ゆえに心の奥底に深い闇を抱え、組織内でも誰も手が付けられない制御不能な存在で、両者は最強の“狂犬コンビ”として猛スピードで組織を上り詰めていくのだった。そんな彼らを取り巻くキャラクターも一筋縄ではいかない。松岡茉優が演じるのは、兼高と室岡が所属する東鞘会・神津組のボスの愛人でありながら兼高とも関係を持つグリーンヘアの美女・吉佐恵美裏、北村一輝は東鞘会最高幹部である「東鞘会三羽烏」のひとりで、兼高&室岡のボスとなる任侠100%の人情組長・土岐勉。さらに東鞘会へ恨みを抱え、マッサージ師として組織内部にも入り込む、潜入捜査員の連絡係・衣笠典子を大竹しのぶが演じているほか、東鞘会・7代目会長“十朱義孝”をアーティストであり俳優のMIYAVIが務める。本予告映像では、闇堕ちした元警察官の兼高(岡田)が、警視庁組織犯罪対策部特別捜査隊・班長の阿内(酒向芳)に捕らわれ、関東最大のヤクザ組織「東鞘会」への潜入を強要される場面で幕開け。その目的は組織内でのし上がりトップに近づき、秘密ファイルを手に入れること。兼高は手始めに、組織内で最もイカれたサイコボーイ・室岡(坂口)に近づきバディを組むことに。ふたりは警察によるデータ分析で相性98%と導き出された通り、お互いがなくてはならない関係の最強コンビとなっていく。その活躍が組織内でも評価され、ボスである神津組組長・土岐(北村)の推薦で東鞘会のトップ、7代目会長・十朱(MIYAVI)の護衛に抜擢されることに。十朱は自分と同じ匂いがする兼高に対し信頼を置き始めると同時に「お前の正体を見極めたい」と疑心も持っている様子。兼高が最大のミッションへと向かっていく一方、スピード出世する兼高を妬む土岐の部下・三神(金田哲)が“兼高が潜入捜査官”である情報を掴み、室岡に「兼高が警察(サツ)の犬かもしんねえんだよ!」と事実を突き付けるシーンも。信頼、裏切り、愛憎、それぞれの正義への思いが錯綜し、常識をぶち破る予測不能なラストに収束していく。あわせて公開された本ポスターには主要メンバーが勢揃い。キャラクター同士の思惑が渦巻き暗雲が漂うダークな雰囲気のなか“岡田史上もっとも闇深い”ダークヒーロー・兼高が狂犬のごとく鋭い眼差しがインパクト大のビジュアルだ。本作について岡田は「ピュアで、ぶっ飛んでる人しか出てない。本当にもうジェットコースターに乗ってる気持ちで撮影していましたけど、そういう映画になっているなと思いました。『ヘルドッグス』という荒波に身を任せて観て欲しい」とし、坂口は「すごいのができました。息もつかせない、手に汗握る、熱量の高い作品です。人間関係の濃さというか、それが愛なのか、それをもっと超越したものなのか、そういう瞬間を垣間見せてくれる作品です」とただならぬ本作の魅力を語る。初共演の印象については坂口が「物語の中で兄貴と慕っているんですけど、やっぱりちょっとラブが芽生えたり、岡田さんのことをどうしても好きになってしまう様な新しい気持ちが沸き上がりました」と岡田の魅力に心奪われたもよう。一方、岡田は「“好きになっちゃった”ってさっき言われたんですよ。告られましたね」と答え、撮影現場以外でもふたりの相性はよい様だ。また、岡田は自身が演じた兼高について「ピュア過ぎるが故に闇堕ちしてしまって、理解しようとすると難しい人。現場に入ってどういう世界観になっていくんだろうと楽しみながらお芝居をしていた。黙って室岡たちがいる組織に乗り込んでいるので、バレてはいけないし、感情も切り出せるわけでもなく、すごく難しかった」と潜入捜査をする役を演じる難しさを明かす。坂口は「現場に入ってみてどう上手く波に乗れるか、上手く転がっていけるかみたいのは、入って初めてその場の環境だったり、そこでご一緒する方たちの反応でその都度変えていくことが一番正解なのかなと思った時があって、純粋にその場その場を楽しんで室岡をやっていた」と雰囲気の良い現場だったことをうかがわせた。さらに本作のオリジナルキャラクター“ヘルくん&ドッグス”の姿も明らかになった。ヘルくん&ドッグスは、岡田准一演じる兼高と坂口健太郎演じる室岡の“狂犬コンビ”に勝るとも劣らないバディとして、公開に向けて様々な場所で映画を広めるミッションを託されている。錚々たるキャスト陣が闇社会を生きる強烈個性の猛者たちを演じる本作の“狂気”と“キュート”を併せ持ったヘルくん&ドッグスは宣伝ナビゲーターとしてうってつけ。彼らはまず7月8日(金)から発売開始となるムビチケ前売り券の特典としてステッカーに登場する予定だ。『ヘルドッグス』9月16日(金)公開
2022年07月06日映画『ヘルドッグス』に、アーティストであり俳優のMIYAVIが出演していることが明らかになった。主演・岡田准一、監督・脚本・原田眞人が『関ヶ原』、『燃えよ剣』に続き3作品目のタッグを組み、監督と俳優という関係を超えた信頼感で、魂を注入し作り上げた究極のノンストップ・クライム・エンターテイメント『ヘルドッグス』。本作で岡田が演じるのは、腕っぷし一つでヤクザ組織に潜入しのし上がる元警官・兼高昭吾。兼高は警官時代に愛する人が殺される事件を止められなかったというトラウマを抱え、正義も感情も捨て復讐することにのみに生きる“闇に墜ちた男”で、その狂犬っぷりに目をつけた警察組織から、関東最大のヤクザ組織「東鞘会」への潜入という危険なミッションを強要される。そんな兼高とバディを組む室岡秀喜を演じたのは坂口健太郎。室岡は死刑囚の息子という境遇ゆえに心の奥底に深い闇を抱え、組織内でも誰も手が付けられない制御不能な存在だ。警察のデータ分析によると、 ふたりはなんと相性<98%>。警察は兼高へ室岡に喧嘩を売り、それをきっかけに東鞘会・神津組へ潜入するよう指示を出す。もちろん二人の相性は抜群で、ふたりはお互いの心の隙間を埋めるように、なくてはならない存在になり、最強の“狂犬コンビ”として猛スピードで組織を上り詰めていく。彼らを取り巻くキャラクターも一筋縄ではいかない猛者たち。松岡茉優が演じるのは、兼高と室岡が所属する東鞘会・神津組のボスの愛人でありながら兼高とも関係を持つ刺激大好きグリーンヘアの美女である吉佐恵美裏。北村一輝は東鞘会最高幹部である「東鞘会三羽烏」の一人で、兼高&室岡のボスとなる漢気100%人情組長の土岐勉、さらに東鞘会へ恨みを抱え、マッサージ師として組織内部にも入り込む、潜入捜査員の連絡係、衣笠典子を大竹しのぶが演じている。そして、そんな猛者たちを束ねる最強の黒幕、東鞘会・七代目会長“十朱義孝”役をMIYAVIが演じていることが明かされた。MIYAVIが演じる十朱はヤクザ社会では異例の人事で会長の座に就任し、組織をアジアで勢力を伸ばすにまで成長させたインテリヤクザで、新時代を引っ張る若きカリスマだ。組織をのし上がっていく兼高は、室岡と共に護衛を務める事となる。頭が切れ、語学堪能、趣味は美術鑑賞、そして端正な顔立ちで耳にはピアス、さらに洒落たスーツに身を包みビジネスマンのような規則正しい生活を送っている。反面、華奢に見えて高い戦闘能力と、凶暴性も持ち得ている。十朱についてMIYAVIは「『形でしかない正義や常識』ってものに対して牙を剥き、彼なりの正義を貫き通そうとしている。そこに兼高という自分と同じような匂いのした男が入ってきて、ある種彼に対しての愛が芽生えていく。その中でもちろん疑いもありますし、でも信じたい、愛したいという気持ちと。アンビバレンスな感情の推移というのを描ければ、と思いました」と兼高との関係性について話している。そんな兼高を演じた岡田については「本当に真面目だし、アクションが好きだなと感じました。音楽番組でしか共演させてもらったことがなかったので、今回改めて作品を通じてやりとりをする中で、あれだけ武術を極め、アクションの振り付けも出演していないシーンにも関わっていたりする。映画人としての心意気と、熱いものを感じさせられました。本当にエキサイティングな現場で、出演できて光栄でした」と語った。また、撮影現場については「岡田くんもそうだし、坂口くんも、みんな気を使いながらも和気あいあいと。実際楽しかったです。大変なシーンもたくさんありましたけど、原田監督と岡田くんの映画作りに対する姿勢がキャスト・スタッフにも共鳴して作り上げられたんじゃないかなと思います」と振り返っている。MIYAVIコメント十朱は『形でしかない正義や常識』ってものに対して牙を剥き、彼なりの正義を貫き通そうとしている。そこに兼高という自分と同じような匂いのした男が入ってきて、ある種彼に対しての愛が芽生えていく。その中でもちろん疑いもありますし、でも信じたい、愛したいという気持ちと。アンビバレンスな感情の推移というのを描ければ、と思いました。岡田くんは、本当に真面目だし、アクションが好きだなと感じました。音楽番組でしか共演させてもらったことがなかったので、今回改めて作品を通じてやりとりをする中で、あれだけ武術を極め、アクションの振り付けも出演していないシーンにも関わっていたりする。映画人としての心意気と、熱いものを感じさせられました。本当にエキサイティングな現場で、出演できて光栄でした。岡田くんもそうだし、坂口くんも、みんな気を使いながらも和気あいあいと。実際楽しかったです。大変なシーンもたくさんありましたけど、原田監督と岡田くんの映画作りに対する姿勢がキャスト・スタッフにも共鳴して作り上げられたんじゃないかなと思います。『ヘルドッグス』9月16日(金)より公開
2022年06月21日『イヴ・ロシェ』新ヘアケアシリーズは「ヘアサイクル」に着目未来の美髪をしっかりサポートし、まとまりのあるハリ・ツヤ髪へと導く「ヘルシースカルプシリーズ AHL」新発売撮影:byBirthメキシコの砂漠で生育するブルーアガベ(※1)のボタニカルパワーで地肌と髪を土台から整える、『イヴ・ロシェ』の「ヘルシースカルプシリーズ」。現在ホホバオイル(※3)を配合した「リペア」とマリーゴールド(※4)を配合した「シャイン」の2タイプを発売し、人気を博しています。そんな本シリーズよりこの秋登場するのは、季節の変わり目や、天候、ストレス、偏った食事、睡眠不足など、様々な要因によって乱れがちな「ヘアサイクル」に寄り添い、今だけでなく、未来まで美しい髪でいられるようにサポートする新ライン「AHL」。栄養豊富なホワイトルーピン(※2)が髪を根本からケアし、まとまりのあるハリ・ツヤ美髪へと導きます。ホワイトルーピンとは古代エジプト時代から栽培されていたといわれるマメ科ルピナス属の植物。「補う・守る・整える」役割を担うタンパク質・オレイン酸・ビタミンE・βカロチンの4つを主成分としており、ヘアカラーや紫外線、乾燥などによる外的要因から髪を守ります。※1:フルクトオリゴ糖・イヌリン(毛髪コンディショニング成分)※2:加水分解シロバナルーピンタンパク(頭皮コンディショニング成分)※3:ホホバ種子油(保湿成分)※4:トウキンセンカ花エキス(毛髪補修成分)新製品「ヘルシースカルプシリーズ AHL」特長シャンプー/コンディショナー撮影:byBirthアガベ(※1)とホワイトルーピン(※2)の力でまとまりのあるハリ・ツヤ髪へと導くシャンプー&コンディショナー。シャンプーはジェル状のテクスチャーで泡立ちが良く、まとまりのあるすっきりとした洗い上がりを実現。またコンディショナーは、ヘアカラーや紫外線などのダメージ、切れ毛や枝毛などが気になる髪を贅沢な潤いでコーティングし、ハリ・ツヤの絶えないまとまりのある髪へと導きます。いずれもブルターニュの森林で呼吸したような、みずみずしいクリアフォレストの香り。ユニセックスで使用可能。※1:フルクトオリゴ糖・イヌリン(毛髪コンディショニング成分)※2:加水分解シロバナルーピンタンパク(頭皮コンディショニング成分)「ヘルシースカルプトリートメント リペア」も同日発売撮影:byBirth「ヘルシースカルプシリーズ AHL」の発売同日、「ヘルシースカルプリペアシリーズ」より、ヘアトリートメントマスクが新発売。保湿効果の高いホホバオイル(※3)配合で、ダメージケアしながらうるおいを与え、しっとりなめらかな指通りの髪に導きます。※3:ホホバ種子油(保湿成分)「イヴ・ロシェ」新製品概要2022年9月9日(金)新発売ヘルシースカルプシャンプー AHL300mL/1,210円ヘルシースカルプコンディショナー AHL200mL/1,210円ヘルシースカルプトリートメント リペア200mL/1,540円※税込表記
2022年06月09日