レイチェル・マクアダムスがブロードウェイデビューを果たすことになった。シングルマザーが主人公の舞台劇で、タイトルは『Mary Jane』。演出はアン・カウフマン。共演者の名前は近々発表される。上演は来年春。マクアダムスは『スポットライト世紀のスクープ』でオスカー助演女優部門にノミネートされた。最近作は昨年公開の『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』、今年春北米公開された『Are You There God? It’s Me, Margaret.』。文=猿渡由紀
2023年09月12日『パディントン』シリーズ第3弾『Paddington in Peru(原題)』に、アントニオ・バンデラス、オリヴィア・コールマン、レイチェル・ゼグラーが出演することが分かった。『パディントン』の公式ツイッターが発表した。アントニオはブラウン一家のペルーでの冒険を手助けする、勇ましく恐れを知らない川船の船長、レイチェルはその娘を演じる。オリヴィアは「クマ向けの老人ホーム」を運営する修道女役だという。また、前2作でサリー・ホーキンスが演じたメアリー・ブラウン役を、エミリー・モーティマー(『メリー・ポピンズ リターンズ』)が演じることも明らかになった。サリーは「私にとって、この役を他の方にお任せする時期だと感じていました。そして、エミリー・モーティマーは本当に素晴らしい特別な人で、彼女の右に出る者はいないのです。彼女はメアリー・ブラウンの本質を体現しつつ、完全に自分のものにしてくれるでしょう。これからも私はパディントンの世界を愛し続けます」とコメントしている。前作より引き続き出演するキャストは、ベン・ウィショー(パディントンの声)、ヒュー・ボネヴィル(ヘンリー・ブラウン)、ジュリー・ウォルターズ(バード夫人)、ジム・ブロードベント(サミュエル・グルーバー)、マデリン・ハリス(ジュディ・ブラウン)、サミュエル・ジョスリン(ジョナサン・ブラウン)。(賀来比呂美)
2023年06月26日『女王陛下のお気に入り』『ブラック・ウィドウ』などで印象深い演技を魅せるレイチェル・ワイズが双子の産婦人科医を演じるサイコ・スリラー「戦慄の絆」から、アーティスティックな3種ものキービジュアルと11カットの追加場面写真が一挙公開された。本作は、名優ジェレミー・アイアンズ主演、デヴィッド・クローネンバーグ監督のスリラー映画『戦慄の絆』(1988)を現代風にアレンジしたもので、主人公も男性から女性に変え、レイチェル・ワイズが双子の産婦人科医を演じている。ドラッグ、恋人、そしてどんなことでも2人で共有したいという願望を持っている双子は、医療倫理の限界に挑戦することも含め、あらゆる手段を講じて時代遅れの慣習を打破し、革新的かつ急進的に女性のヘルスケアを最前線に押し上げようとしていた。解禁されたビジュアルは、いずれもレイチェルが演じる双子、社交的で野心家の姉エリオット・マントルと、内気で繊細な妹ビヴァリー・マントルがシンメトリーに配置され、映画版でも印象的だった赤色の手術着が効果的に使われている。また、2枚のビジュアルには彼女たちの足元に謎めいた子羊も置かれている点にも注目。そして同時に公開されたUS版予告編でも、随所に登場する赤のイメージと、対照的な双子を演じたレイチェルの2役演じ分けも見どころとなっている。英語音声(日本語字幕無し)のみ主演のレイチェルが製作総指揮も兼務するこのリミテッドシリーズは、エミー賞にノミネートされた脚本家・劇作家のアリス・バーチ(「ふつうの人々」「聖なる証」)がクリエイター/脚本/製作総指揮を担当。アニメ声優除き、30年ぶりのドラマ出演となる。キャストには、これまで全てを共有していた双子の均衡を崩すきっかけとなる女優ジュヌヴィエーヴ役に「アメリカン・ホラー・ストーリー:精神科病棟」ブリトニー・オールドフォード、個性的なアーティストのグレタ役に「ベター・コール・ソウル」ポピー・リウほか、「パトリオット~特命諜報員ジョン・タヴナー~」マイケル・チャーナス、『ゼロ・ダーク・サーティ』ジェニファー・イーリー、『NERVE/ナーヴ世界で一番危険なゲーム』エミリー・ミードらが共演。監督は、『マーサ、あるいはマーシー・メイ』のショーン・ダーキンが最初の2話を監督し、最終話も共同監督、そして製作総指揮も兼務。ほかにもカリン・クサマ(『ガールファイト』『インビテーション』)、カリーナ・エヴァンス(「スノーフォール」)、ローレン・ウォルクシュタイン(「Y:ザ・ラストマン」)が監督にあたる。本作は、Amazon StudiosとAnnapurna Televisionが共同製作。製作総指揮にはダーキン監督、そしてステイシー・オニール(「Sam & Kate(原題)」)とスー・ネーグル(「パム&トミー」でエミー賞ノミネート)、さらに主演のレイチェルも自ら製作総指揮も務めている。「戦慄の絆」は4月21日(金)よりPrime Videoにて一挙独占配信(全6話)。(text:cinemacafe.net)
2023年03月30日DC最新作『シャザム!~神々の怒り~』出演のレイチェル・ゼグラーよりコメントが到着。撮影時の様子や本作の二面性ある役柄について語っている。本作でシャザムの前に立ちはだかるのは、地球に襲いかかる“神の娘”三姉妹。そんな三姉妹の中でも謎多き末っ子・アンを演じるのは、スティーヴン・スピルバーグ監督作『ウエスト・サイド・ストーリー』のヒロイン・マリア役で一躍脚光を浴びた、レイチェル・ゼグラー。3万人以上の応募者の中から見事マリア役を勝ち取ったレイチェルの演技を、スピルバーグ監督も大絶賛。ゴールデン・グローブ賞では主演女優賞を受賞している。また本作の後には、「ハンガーゲーム」シリーズの前日譚『The Hunger Games: The Ballad of Songbirds and Snakes(原題)』への出演や、ディズニー映画『Snow White(原題)』で白雪姫役を控えるなど、これからの活躍に世界中が期待を寄せている若手スターだ。そんなレイチェルが本作で演じるアンは、主人公シャザムの前に立ちはだかる、最強の魔術を扱う“神の娘”でありながら、シャザムに変身する前のビリーの家族・フレディが通う学校の“高校生”に扮しているキャラクター。“神”の姿のアンは黄金に輝く鎧を身にまとい魔術を使うという中々経験することのない役柄となっているが、レイチェルは「私の中では、学生を演じるのが一番楽しかった!当時、私は20歳になったばかりだったから、まだ高校生の領域から抜け出したばかりだった。でも、私はカトリック系の女子高に通っていたから、アンとはまったく違う高校生活を送っていた。自分の服を着て学校に行くことはなかったし、男子もいなかった(笑)。だけど今回、衣装はカッコいいし、バックパックを背負って廊下を歩いたり、教科書を持ってロッカーに行くこともできたから、本当に楽しかった!」と、神ではなく“高校生”を初体験できたことが楽しかったと明かした。“神”と“高校生”という二面性を持ったアンは、姉妹の中でも最も謎が多く、物語のカギを握る重要なキャラクター。レイチェルは「鎧とマントと女神のコスチュームを身につけるし、高校生の時とは話すときの調子も違う。態度や立ち振る舞いもすっかり変わる。だから、その両方を演じることができたことが、本当に嬉しかった」と、2つの顔を持つ難しい役柄を楽しんで演技したと語った。なぜ神であるアンが、高校生に扮しているのか?そして姉妹の中でも異端なアンが本作の物語にどう関わってくるのか?新鋭レイチェル・ゼグラーが、出演作2作目となる本作で魅せる演技にも、期待が高まる。『シャザム!~神々の怒り~』は3月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シャザム! ~神々の怒り~ 2023年3月17日より全国にて公開© 2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC
2023年03月11日近年『女王陛下のお気に入り』『ブラック・ウィドウ』など印象深い演技を魅せるアカデミー賞俳優レイチェル・ワイズが双子の産婦人科医を演じ、製作総指揮も務めるサイコ・スリラー「戦慄の絆」が、PrimeVideoにて4月21日(金)より全6話一挙独占配信される。本作は、1988年にデヴィッド・クローネンバーグ監督がジェレミー・アイアンズ主演で発表したスリラー映画『戦慄の絆』を現代風にアレンジ。レイチェル・ワイズがエリオット&ビバリー・マントルという双子の役を演じる。彼女たちは、ドラッグ、恋人、そしてどんなことでも2人で共有したいという願望を持っており、ときには医療倫理の限界に挑戦することも含め、あらゆる手段を講じて、時代遅れの慣習を打破し、女性のヘルスケアを最前線に押し上げようとしているという役どころ。このリミテッドシリーズは、「ノーマル・ピープル(普通の人々)」や「聖なる証」を手掛け、エミー賞にノミネートされた脚本家・劇作家のアリス・バーチがクリエイター・脚本・製作総指揮を担当する。キャストには、ジュヌヴィエーヴ役にブリトニー・オールドフォード(「アメリカン・ホラー・ストーリー:精神科病棟」)、グレタ役にポピー・リウ(「ベター・コール・ソウル」)ほか、マイケル・チャーナス(「パトリオット ~特命諜報員ジョン・タヴナー~」)、ジェニファー・イーリー(『ゼロ・ダーク・サーティ』)、エミリー・ミード(『NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム』)らが起用。監督は、『マーサ、あるいはマーシー・メイ』のショーン・ダーキンが最初の2話を監督し、最終話も共同監督、そして製作総指揮も兼務。ほかにも『ガールファイト』『インビテーション』カリン・クサマ、「スノーフォール」のカリーナ・エヴァンス、「Y:ザ・ラストマン」のローレン・ウォルクシュタインといった俊英たちが監督にあたる。本作は、Amazon StudiosとAnnapurna Televisionが共同製作。製作総指揮にはほかにも監督と兼務のショーン・ダーキン、そしてステイシー・オニール(「Sam & Kate(原題)」)とスー・ネーグル(「パム&トミー」でエミー賞ノミネート)、さらに主演のレイチェルも自ら製作総指揮にあたる。1988年の映画版では主人公の双子の産婦人科医を演じた名優ジェレミー・アイアンズの演技が話題を呼んだ作品。今回その役をレイチェルがどのように演じるのか。レイチェルにとって実に30年ぶりのドラマ出演(アニメ声優除く)としても注目だ。「戦慄の絆」(原題:DEADRINGERS)は4月21日(金)よりPrimeVideoにて独占配信開始(全6話一挙配信)。(text:cinemacafe.net)
2023年02月16日『ウエスト・サイド・ストーリー』のレイチェル・ゼルガーが、最終的にオスカー授賞式に招待されたことがわかった。先日、ゼルガーは、授賞式に招待されていないという意外な事実をインスタグラムで明かし、世間を驚かせたばかりだった。アカデミーが必ず招待するのは、候補者とプレゼンター。ゼルガーは候補入りしていない。しかし、作品賞の候補作の主演女優だから当然授賞式に行くのだろうと人は思っていたようだ。だが、一番の理由は、ゼルガーは現在ディズニーの実写版映画『Snow White』をロンドンで撮影しており、そのスケジュールが厳しいことだったらしい。そこへ、ディズニーがスケジュールに余裕を持たせ、アカデミーがゼルガーをプレゼンターに招待したことで可能になった。彼女にとっては初めてのオスカー。特別の経験になることは間違いない。文=猿渡由紀
2022年03月23日『ウエスト・サイド・ストーリー』のレイチェル・ゼグラーが、「Variety」誌の「Actors on Actors」で『tick, tick...BOOM!:チック、チック...ブーン!』のアンドリュー・ガーフィールドと対談。自身が白雪姫を演じる実写版『白雪姫』の話題になると、「こんなことが起こるなんて絶対にないと思っていた」と驚いたと告白。「ラテン系の白雪姫なんて、普通は見たことがないでしょう。スペイン語圏の国々で白雪姫は重要なキャラクターではあるのですが。ブランカ・ニエヴェス(スペイン語で白雪姫)は、ディズニー・アニメであろうと、グリム童話であろうと、またはすべての白雪姫の物語において、巨大なアイコンなのです」とスペイン語圏における白雪姫の存在について説明した。「(私が白雪姫を演じると)発表があったとき、ツイッターでは何日間もトレンド入りして大ごとになりました。なぜなら、すべての人が怒っていたからです」とたくさんの人から批判があったことにも触れた。するとアンドリューが「あぁ…。教育が必要で、私たちが愛情をもって意識してもらうよう促す必要がある人たち」とレイチェルを批判している人たちのことを察した。レイチェルは「彼らを正しい方向へ向くよう愛する必要がありますね。結局のところ、私にはすごくワクワクできる仕事があります。ラティーナのプリンセスになるんです」と結論付けた。(Hiromi Kaku)■関連作品:ウエスト・サイド・ストーリー 2022年2月11日より全国にて公開© 2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2022年02月01日エヴァン・レイチェル・ウッド(「ウエストワールド」)を題材として取り上げたドキュメンタリー映画『Phoenix Rising』(原題)が、サンダンス映画祭で初上映されることが分かった。同作は、2007年にアカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞の候補となった『フロム・イーブル ~バチカンを震撼させた悪魔の神父~』のエイミー・バーグ監督が手掛けたという。エヴァンは2021年2月、過去に19歳年上のマリリン・マンソンと交際していた期間に、マリリンから洗脳や虐待被害を受けていたと告発した。『Phoenix Rising』の製作はこの告発前から始まっており、2020年の夏にHBOと正式契約。同年9月にエヴァンはマリリンによる被害を告発しようと心に決め、翌年にインスタグラムで実行に至った。「もう黙ってはいないという、多くの被害者たちを支持します」と自身と同じような被害に遭っている人たちへ、力強いメッセージを送った。バーグ監督は「Variety」に、エヴァンが名指しでマリリンを糾弾したことは『Phoenix Rising』にも大きく影響し、2部構成になったことを明かしている。同作では、マリリンによる虐待被害についてだけでなく、エヴァンがどのように子役としてキャリアをスタートさせたかなどの、これまでの人生が描かれる。サンダンス映画祭は1月20日から30日まで、バーチャル開催される。(Hiromi Kaku)
2022年01月13日12月10日に日米公開予定のスティーヴン・スピルバーグ監督版『ウエスト・サイド・ストーリー』でマリア役を演じているレイチェル・ゼグラーが、ディズニーの実写版『白雪姫』の主役を射止めたという。「Variety」誌などが報じた。現在20歳のレイチェルは、『ウエスト・サイド・ストーリー』でデビューを果たし、『シャザム!』続編への出演も決定している注目株の女優。『白雪姫』を演じることになったレイチェルについて、同作を監督するマーク・ウェブ(『(500)日のサマー』)は、「レイチェルの類まれな歌唱力は、彼女の才能の“さわり”に過ぎません。彼女の力強さ、知性、楽観的な姿勢が、ディズニーの古典的なおとぎ話で喜びを再発見するための要になるでしょう」とコメントしている。もちろん、レイチェルは憧れの白雪姫を演じられることに大喜び。SNSで「ええと…夢が叶ったことにハロー」とリンゴの絵文字を添えて報告している。インスタグラムのストーリーズやツイッターに、早速ファンが描いてくれたレイチェル版白雪姫のイラストをアップ。驚くことに、レイチェルは2017年1月13日に「本物のディズニープリンセスになりたい」とツイートし、アリエルのコスプレをしている自身の写真を公開していた。その思いが4年半後のいま、実現。「ハハハハハハハ」とうれしそうにリツイートしている。(Hiromi Kaku)■関連作品:白雪姫 1950年9月26日公開ウエスト・サイド・ストーリー(原題) 2021年12月10日より全国にて公開
2021年06月23日レイチェル・ワイズとレイチェル・マクアダムスがW主演を務めた『ロニートとエスティ彼女たちの選択』から、予告映像では使用することができなかったWレイチェルが体当たりで挑んだ大胆なラブシーンの一部が解禁となった。この度、解禁するのは、信仰と愛の間で葛藤するエスティ(マクアダムス)を、ロニート(ワイズ)が監視が続く閉鎖的なコミュニティからロンドン中心部へと連れ出し、2人だけの世界で抱き合うシーン。2人が生まれ育った超正統派ユダヤ・コミュニティでは、同性の恋愛は男性も女性も認められていない。ユダヤ教の律法学者だったロニートの父に仲を知られ、一度は引き裂かれた2人は、長く離れていた時間を取り戻すように、お互いを求め合う様子が描かれている。途中、ロニートがエスティのカツラをとるシーンがあるが、このコミュニティでは既婚女性は髪を剃り、カツラをつけなければならないという決まりがあり、エスティは普段はカツラを着用している。そんなエスティを縛っていた信仰という“鎧”をロニートが剥がすことで、エスティは偽りの自分を捨て、“本当の自分”を取り戻すことができたのだ。ロニートを演じたワイズは「今回このセックスシーンは絶対に必要だった。特にエスティが感じた大きなエクスタシーは、彼女にとって精神的な解放でもあった。あれは自由を表していたの」と語っている。また、エスティを演じたマクアダムスも「(男性との)他のセックスシーンではまったく感じたことのなかったエネルギーを感じた。とても最高だった」とふり返っている。このラブシーンを経て“本当の自分”を取り戻すことができた2人が最後に選択する道を、劇場で確かめてみてほしい。『ロニートとエスティ彼女たちの選択』は2月7日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロニートとエスティ 彼女たちの選択 2020年2月7日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2018 Channel Four Television Corporation and Candlelight Productions, LLC. All Rights Reserved.
2020年02月05日厳格な超正統派ユダヤ・コミュニティを背景に持つ2人の女性のラブストーリー『ロニートとエスティ彼女たちの選択』。レイチェル・ワイズとレイチェル・マクアダムスが、高い評価を得ている本作のラブシーンについて語った。トロント国際映画祭にてプレミア上映されたときから、Wレイチェルのラブシーンが大きな話題となっていた本作。戒律厳しいコミュニティに生まれ、抑圧を感じながら生きてきたエスティ(マクアダムス)にとって、再会したロニート(ワイズ)と結ばれるシーンは解放を意味し、作品には欠かせないものとなっている。同じく女性2人の愛を描いた『アデル、ブルーは熱い色』(2013)などと比べられることが多いが、本作はワイズ自身がプロデューサーということもあり、ラブシーンを“女性の視点”で描いている点で高い評価を得た。2人にとって「絶対に必要だった」セックスシーンロニートとエスティのラブシーンについて、当初は2人ともがオーガズムに達するショットを入れる予定だったというが、「大切なのはエスティの方で、(ロニートもショットも入れたら)その重要性が薄れてしまう」と、エスティに焦点を当てより強く印象を残すようにしたとレイチェル・ワイズが明かす。「あの瞬間、私たちは壊れそうなほど脆く、同時に2人の間には優しさがあった」とワイズはシーンをふり返る。「男性の俳優がこのように考えるか分からないけど、女性は“このセックスシーンは本当に必要?”と思うことが多いの。でも今回は絶対に必要だった。それまでの抑制がこの瞬間に繋がっているから。特にエスティが感じた大きなエクスタシーは、彼女にとって精神的な解放でもあった。あれは自由を表していたの」。「まったく感じたことのなかったエネルギーを感じた」エスティを演じたレイチェル・マクアダムスも、「自らのキャラクターの成長にセックスシーンは欠かせなかった」と語る。「通常は(そのセックスシーンに)意味があるのかどうか迷う場合が多いの。でも今回のシーンは、ストーリーを前進させるには不可欠だった。エスティの心を開くために、彼女を解放させることが必要だったの」。「あのシーンでは、(男性との)他のセックスシーンではまったく感じたことのなかったエネルギーを感じた。とても最高だった。仲間意識のようなものがあり、2人とも安心感と解放感を得ていた。女性である喜びが、あのシーンには詰まっているわ」と語っている。再会し封印していた想いが溢れ、お互いを求めあう2人。初めてエスティが解き放たれた瞬間を、スクリーンで目撃してほしい。『ロニートとエスティ彼女たちの選択』は2月7日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロニートとエスティ 彼女たちの選択 2020年2月7日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2018 Channel Four Television Corporation and Candlelight Productions, LLC. All Rights Reserved.
2020年01月21日レイチェル・ワイズ&レイチェル・マクアダムスという人気実力派女優を迎え、厳格なユダヤコミュニティに育った女性2人の純愛を描く『ロニートとエスティ彼女たちの選択』。このWレイチェルの渾身の演技を支えたのは、アカデミー賞常連の敏腕スタッフたちだ。本作で、渾身の演技を見せているレイチェル・ワイズとレイチェル・マクアダムス。これまでも様々な話題作・名作に出演してきた2人だが、女性同士の恋愛を描いた作品でラブシーンを演じたのはこれが初めて。そんな彼女たちの白熱した姿を陰で支えているのが、アカデミー賞常連の敏腕スタッフたちだ。メガホンを取ったセバスティアン・レリオ監督は、ありのままの自分であるために闘うトランスジェンダーの女性を描いた『ナチュラルウーマン』で第90回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞。“自分らしさ”を得るために葛藤する主人公の姿は、まさに本作にも継承されているレリオ監督にとっての大切なエッセンス。製作に携わったエド・ギニーは、ワイズと共に何度もアカデミー賞ノミネートに作品を押し上げた凄腕プロデューサーだ。第88回では『ルーム』にて主演女優賞(ブリー・ラーソン)を獲得、第89回ではワイズ出演『ロブスター』は脚本賞にノミネートされ、第91回ではワイズと再びタッグを組んだ『女王陛下のお気に入り』が主要9部門にノミネート、主演女優賞(オリヴィア・コールマン)を獲得している。撮影監督を務めたダニー・コーエンもまた賞レースの常連。米国映画撮影監督協会から功労賞を2度授与されたコーエンは、いままでに『英国王のスピーチ』や『ルーム』『リリーのすべて』などでその手腕を発揮。本作は、一流女優の熱演が、アカデミー賞に縁もゆかりもある強力なスタッフによって支えられた、“映画作りのプロ集団”による新たな名作といえそうだ。『ロニートとエスティ彼女たちの選択』は2月7日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロニートとエスティ 彼女たちの選択 2020年2月7日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2018 Channel Four Television Corporation and Candlelight Productions, LLC. All Rights Reserved.
2020年01月10日レイチェル・ワイズ&レイチェル・マクアダムスがW主演した『DISOBEDIENCE』(原題)が『ロニートとエスティ彼女たちの選択』の邦題で2020年2月7日(金)より公開決定。ポスタービジュアル、予告編映像が解禁となった。フェミニズム文学の新たな旗手で、気鋭のイギリス人女性作家ナオミ・オルダーマンの自伝的デビュー作に出会ったレイチェル・ワイズが、プロデューサーとして企画段階から携わった渾身作。第86回アカデミー賞外国語映画賞のチリ代表に選出された『グロリアの青春』、続く『ナチュラルウーマン』で同外国語映画賞を獲得したセバスティアン・レリオ監督の才能に惚れ込み、メガホンを託した。主演も、『ナイロビの蜂』でアカデミー賞助演女優賞受賞、昨年は『女王陛下のお気に入り』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたレイチェル・ワイズ。そして『きみに読む物語』『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』など話題作に出演、『スポットライト 世紀のスクープ』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートのレイチェル・マクアダムス。実力派のWレイチェルが同性カップルとなり、繊細かつ大胆な演技を見せる。解禁された予告編では、父と信仰を捨てて故郷を去り、カメラマンとして自立して生きるロニート(ワイズ)と、故郷に残りユダヤの掟に従って生きるエスティ(マクアダムス)が、ユダヤ教指導者“ラビ”であるロニートの父の死をきっかけに再会する。この運命的な再会により、封印していた熱い想いが溢れる2人が信仰と愛の間で葛藤する姿が胸に迫る。ビジュアルでは、いまにも唇が重なりそうなロニートとエスティのロマンチックな2ショットが描かれているが、「父なる信仰、赦されざる愛。」というキャッチコピーにあるように2人が育った厳格なユダヤ・コミュニティの中では決して赦されることのない関係を示している。『ロニートとエスティ彼女たちの選択』は2020年2月7日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月20日昨年4月に第1子男児を出産し、先月イギリスの雑誌「Girls.Girls.Girls.」がSNSで公開した「搾乳ショット」が話題になったレイチェル・マクアダムス。フォトグラファーのクレア・ロススタインによれば、このショットは「授乳とは、世界で普通に行われている自然なこと」であり、「冷ややかな目で見られるべきものでもないし、恐れることでもない」ということを主張したものだという。雑誌名の通り、女性の素晴らしさや強さを表現。リース・ウィザースプーンやドウツェン・クロースらセレブもコメント欄で賛同した。コメントではなく、違った方法で同意してみせたのがヒラリー・ダフだ。昨年10月、長女バンクスちゃんを出産したヒラリーは、現在授乳のまっさかり。先日、自身のインスタグラムにレイチェルの搾乳ショットをまねた自分の搾乳ショットを掲載し、100万に迫る「いいね!」を獲得している。上半分がレイチェル、下半分が自分の搾乳ショットという画像で、ヒラリーは「これであってる?」とキャプションを添えた。上下で比較してみると、レイチェルは「ブルガリ(BVLGARI )」のダイアモンドネックレス、「ヴェルサーチ(VERSACE)」のジャケットを羽織っており、両胸から搾乳しているカラー写真なのに対し、ヒラリーの方はなぜかシャワーキャップをかぶっており、ファッションは至ってカジュアル。搾乳は左胸からだけで、白黒写真だという差がある。ヒラリーの粋な行動に、エマ・ロバーツやボーイフレンドのマシュー・コーマらが好意的なコメントを寄せた。(Hiromi Kaku)
2019年01月07日女優のレイチェル・ワイズ(48)が今月はじめに女児を出産していたと英Daily Mailが報じている。夫のダニエル・クレイグ(50)との間に初めて授かった待望のベビーだ。2人は’11年に結婚。ワイズには映画監督のダレン・アノロフスキーとの間に息子ヘンリーが、クレイグには前妻の女優フィオナ・ロードンが産んだ娘エラがいる。4月、ニューヨーク・タイムズのインタビューの中で妊娠していることを公表。「ダニエルも私もとても幸せよ。赤ちゃんが生まれるの。彼か彼女かはわからないけれど、会えるのが待ちきれません」と喜びを語っていた。Daily Mailは取りはずすとゆりかごにもなるチャイルドシートにおくるみをかけ、颯爽と持ち運ぶクレイグの姿をキャッチしている。
2018年09月27日ダニエル・クレイグ(50)&レイチェル・ワイズ(48)夫妻に、先月女児が誕生していたことが明らかになった。「Daily Mail」紙など複数メディアが伝えた。ダニエルには前妻フィオナ・ロードンとの間に26歳の娘エラ、レイチェルには元パートナーのダーレン・アロノフスキーとの間に12歳の息子ヘンリーがおり、今回生まれた女児はそれぞれにとって第2子にあたる。レイチェルは今年4月に「The New York Times」紙に妊娠を明かし、「ダニエルと私はものすごくハッピーなの。ちっちゃな人間が誕生するのよ。男の子か女の子か分からないけど、会えるのが楽しみだわ!」と語っていた。赤ちゃんの誕生から約1か月が経ち、ニューヨークで夫妻が赤ちゃんを連れて出かける姿がパパラッチされた。赤ちゃんはダニエルが運ぶベビーシートで寝ていると思われるが、花柄のブランケットに覆われ、残念ながらその姿は見えない。すぐそばを歩くレイチェルは、産後1か月とは思えないスリムな体型で、トレンチコートとロングブーツのスタイリッシュなファッションに身を包んでいた。共にイギリス生まれながら、現在はニューヨーク在住の夫妻。そのため、妊娠中に出演したスティーヴン・コルベアのトーク番組で、レイチェルは「赤ちゃんはアメリカ人として育てるの?」と聞かれると、「(アメリカ人とイギリス人の)バイリンガルになるんじゃないかしら。そうね…たとえば私たちは赤ちゃんに対しておむつは(アメリカ式の)ダイアパーじゃなくて、(イギリス式の)ナッピーって言うと思うわ」と語っていた。(Hiromi Kaku)
2018年09月27日『ナイロビの蜂』でアカデミー賞に輝いたレイチェル・ワイズ。彼女が主演最新作『否定と肯定』で演じるのは“真実”を守り伝える情熱と信念のために立ち上がる歴史学者。また、『ゼロ・ダーク・サーティ』でアカデミー賞にノミネートされたジェシカ・チャスティンは、『ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命』で命がけで人と動物を救った勇気ある女性を熱演、『ビッグ・アイズ』『アメリカン・ハッスル』で2度のゴールデン・グローブ賞に輝くエイミー・アダムスは『ノクターナル・アニマルズ』でアートディーラーを演じている。いずれも、アクションやロマンティックコメディなどのヒロイン役から、ハリウッドのみならず世界各国の才能ある監督との仕事でキャリアを積んできた。彼女たちは良質な脚本を見つけ出し、自ら製作にも携わることで、いまこそ伝えたい、演じたい、という作品に巡り合っている。そして今年の秋冬は、この人気・実力ともに申し分ない名女優たち渾身の作品が続々公開。レイチェルの知性あふれる強さと美しさ、ジェシカのすべてを包み込む愛情深さ、エイミーのスタイリッシュで妖艶なクールビューティ、時代も舞台も違うがスクリーンの中の三者三様の女性たちに、心が揺さぶられること間違いなし。■1人ではない、チームで闘う…レイチェル・ワイズ『否定と肯定』12月8日(金)公開2000年、ロンドン。米を拠点とする歴史学者のデボラは“ホロコーストはなかった”と主張するホロコースト否定論者のアーヴィングの策略で、自著を英国の司法制度のもと名誉毀損で訴えられてしまう。ここで立ち向かわねば、歴史の歪曲を認めてしまうことになると法廷で闘うことを決意するデボラ。これまで自らの信念を貫き、強く正直に生きてきた彼女は、初めて自分ひとりではなくチームを信頼し、すべてを彼らに委ねることを課せられるが…。歴史を揺るがしかねない大きな事態となった前代未聞の裁判の行方は…!?彼女と、彼女の信念を支える弁護団チームの選択とは何だったのか。正しいことを伝えるだけでは覆せない、もどかしさを抱えるデボラを演じるレイチェルの真に迫った表情が胸に突き刺さる。さらに、ティモシー・スポール、トム・ウィルキンソンというイギリスを代表する老練の名優の競演が重厚さを与え、真実か否かを問わず情報操作に長ける者の影響力が強く、真実が軽視されるいまの社会的風潮に一石を投じる問題作となっている。■1人でも多くの命を救う…ジェシカ・チャスティン『ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命』12月15日(金)公開1939年の秋、ドイツのポーランド侵攻により第2次世界大戦が勃発。ワルシャワでヨーロッパ最大規模を誇る動物園を営んでいたヤンとアントニーナ夫妻は、ユダヤ人強制居住区域に忍び込み、ユダヤ人たちを動物園の檻に忍びこませるという驚くべき策で彼らを救出する。彼らは自らの命をかえりみず、ナチス・ドイツに立ち向かい、いくつもの危険を冒しながらも、いかにして300もの命を救ったのか。人も動物も包み込むアントニーナの深い愛情、強い信念に涙する感動作。なお、ジェシカはゴールデン・グローブ賞にノミネートされた主演作『女神の見えざる手』も公開中。■元夫の暴力的な小説に感銘…エイミー・アダムス『ノクターナル・アニマルズ』公開中アートギャラリーのオーナーとして成功を収め、経済的には恵まれながらも満たされない日々を過ごすスーザン。ある日、20年前に別れた元夫のエドワードから、彼が書いたという小説が送られてきた。彼女に捧げられた小説のその暴力的で衝撃的な内容に次第に惹きつけられていくスーザン。世界的デザイナー、トム・フォードが『シングルマン』以来7年ぶりに手がけた監督第2作にして、ヴェネチア国際映画祭で審査員グランプリを受賞した傑作。映画内小説と過去と現在が交差する複雑な物語が紡がれ、細部に至るまで綿密な指示がなされた世界観、美しさに目が離せないサスペンスとなっている。(text:cinemacafe.net)
2017年11月19日「ホロコースト」を巡る法廷劇を描いた、レイチェル・ワイズ主演映画『否定と肯定』。レイチェルのほか、ティモシー・スポール、トム・ウィルキンソンというイギリスを代表する名優たちが出演する本作から、この度、日本版予告編が到着した。今回公開されたのは、この裁判が当時いかにセンセーショナルで、イギリスをはじめ世界中で注目を集めた大きな事件であったかが伺える予告編。映像では、レイチェル演じるユダヤ人歴史学者デボラ・E・リップシュタットの講演に、ホロコースト否定論者のアーヴィング(ティモシー・スポール)が突如現れ、聴衆の前で奇襲ともとれる口撃を始めるシーンからスタート。その後、リップシュタットはアーヴィングの策略で英国の司法制度のもとで名誉毀損で訴えられてしまう。「起訴された側に立証責任がある」という不利な立場に置かれる中、「なぜ真実を認めない人がいるの?」「負けてしまったら、うそが世界に出回ることになる。真実を伝えなくちゃ!」と、彼女は大きな声で“ホロコーストはなかった”と歪曲されようとする真実、声なき声を正しく世界に伝えるために、法廷という場で立ち向かう姿が映し出されている。果たして、歴史を揺るがしかねない大きな事態となった前代未聞の裁判の行方は――。『否定と肯定』は12月8日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月11日レイチェル・ワイズが主演を務め、ホロコーストを巡る歴史的裁判の行方を描く『DENIAL』が、邦題『否定と肯定』として12月8日(金)より全国公開されることが決定。レイチェルが演じた実在の歴史学者で、本作の原作者デボラ・E・リップシュタット本人が10月末に来日することも決まった。1994年、米ジョージア州アトランタにあるエモリー大学で、ユダヤ人女性の歴史学者デボラ・E・リップシュタットの講演が行われていた。彼女は自著「ホロコーストの真実」で、イギリスの歴史家デイヴィッド・アーヴィングが訴える大量虐殺はなかったとする“ホロコースト否定論”の主張を看過できず、真っ向から否定していた。ある日、アーヴィングはリップシュタットの講演に突如乗り込んだ挙句、名誉毀損で提訴という行動に出る。異例の法廷対決を行うことになり、訴えられた側に立証責任がある英国の司法制度で戦う中、彼女は“ホロコースト否定論”を覆す必要があった。彼女のために、英国人による大弁護団が組織され、アウシュビッツの現地調査に繰り出すなど、歴史の真実の追求が始まった。そして、2000年1月、多くのマスコミが注目する中、王立裁判所で裁判が開廷。このかつてない歴史的裁判の行方は――。この裁判は、欧米でセンセーショナルに報道され、議論を巻き起こし続けた。ときに世論には、虚偽であっても個人の感情に訴える者が強い影響力を持ち、客観的な事実は軽視される社会的風潮がある。「ホロコースト」という最大にして最悪の世界史を題材とした本作は、歴史の真実を知り、伝えるという普遍的なテーマから、現代に生きる我々に対し警鐘を鳴らす。昨年のトロント国際映画祭にも正式出品された。主人公となるユダヤ人歴史学者・リップシュタットには、『ナイロビの蜂』でアカデミー賞助演女優賞に輝き、その後も国際的に評価の高い映画監督の新作に次々と出演するレイチェル。自身のルーツにユダヤ人の血が流れる彼女は、撮影前にリップシュタットに何度も会い、リップシュタットの思考や信念に留まらず、彼女の特性や性格まで把握し、演技に臨んだという。また、ホロコースト否定論”を主張し、彼女と対決する歴史学者には、『ハリー・ポッター』シリーズでも知られ、『ターナー、光に愛を求めて』でカンヌ国際映画祭男優賞に輝いたティモシー・スポール、年長弁護士にはトム・ウィルキンソンという老練した名優が競演。さらには、大ヒットドラマシリーズ「SHERLOCK/シャーロック」のジム・モリアーティ役や『007スペクター』の悪役Cで知られるアンドリュー・スコットも出演しており、豪華英国俳優たちの集結に目が離せない。そして、現在もアトランタのエモリー大学で教鞭をとる原作者のリップシュタットが、10月末に来日決定。映画の公開にあわせ、翻訳本が11月17日、ハーパーコリンズ・ジャパンより刊行予定となっている。『否定と肯定』は12月8日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月31日エヴァン・レイチェル・ウッドが、ミュージシャンで俳優のザック・ヴィラと婚約した。エヴァン・レイチェルは29日(現地時間)に映画俳優組合(SAG)賞授賞式に出席したが、その際に同伴していたザックのことを「私のフィアンセ」と友人知人に紹介していたという。2人がお揃いのシルバーのリングをはめていたのも目撃され、「People」など各誌の問い合わせに、彼女の代理人が婚約の事実を認めた。エヴァン・レイチェルとザックは2015年、80年代に青春映画のヒットメイカーだった故ジョン・ヒューズ監督作に登場した曲をフィーチャーしたコンサートに出演。「ブレックファスト・クラブ」(85)の楽曲で共演したのをきっかけに意気投合し、音楽デュオ「Rebel and a Basketcase」を結成。ライブ活動をしたり、昨年はミニアルバムも発表している。29歳のエヴァン・レイチェルはマリリン・マンソンと婚約したものの破局。2012年にジェイミー・ベルと結婚、現在3歳の息子が誕生したが、2014年に離婚した。バイセクシャルであることをカミングアウトし、女優のキャサリン・メーニッヒ(「レイ・ドノヴァンザ・フィクサー」)とデートしていたこともある。ザックは30歳で、ジュリアード音楽院演技部門で学んだ経歴の持ち主。映画やウェブドラマなどに出演している。(text:Yuki Tominaga)
2017年02月02日レイチェル・マクアダムスとレイチェル・ワイズが、『Disobedience』で共演することになった。原作はナオミ・アルダーマンが書いた小説で、レズビアンのラブストーリー。その他の情報主人公の女性(ワイズ)は、長年、関係がこじれていた父が亡くなったと知り、伝統的なユダヤ系のコミュニティである実家に戻る。そこで彼女は、昔、恋心を持ちながらも抑えていた親友(マクアダムス)と再会する。しかし、親友は、すでに結婚していた。ワイズは今作でプロデューサーも兼任。監督はセバスチャン・レリオ。撮影は来年初めにスタートする。マクアダムスの次回作は、マーベルのスーパーヒーロー映画『ドクター・ストレンジ』。ワイズの最新作は、現在北米公開中の『Denial』。文:猿渡由紀
2016年10月06日第88回アカデミー賞で作品賞&脚本賞に輝いた『スポットライト 世紀のスクープ』に出演するレイチェル・マクアダムスが初来日を果たし4月14日に、東京・有楽町の日本外国特派員協会で記者会見を行った。記者会見の模様実話をもとに、ボストン・グローブ紙の特集記事“スポットライト”を手がける敏腕記者チームが、カトリック教会が長年隠し続けた牧師による児童虐待事件を追求する姿を描いた社会派ドラマ。マクアダムスは唯一の女性記者として、ねばり強い取材を通して、被害者の信頼を獲得するサーシャ・ファイファー役で、助演女優賞にノミネートされた。役作りのため、映画のモデルとなった実在の女性記者と対面したといい、「一筋縄ではいかない職業ですね。現代ではジャーナリズム精神は失われつつあると言われていますが、やはり素晴らしい仕事であること変わりはない」と尊敬の念。「取材が的外れに終わるかもしれないなか、まるで暗闇で手探りしながら、真実を求める信念は本当に素晴らしい」とたたえていた。また、映画が大反響を呼び、アカデミー賞作品賞を受賞した結果については、「影のヒーローである彼らの仕事に、文字通り“光”が当てられるのは非常に喜ばしいこと」と誇らしげ。「それ以上に感銘を受けたのは、“声なき者たち”である被害者に声をあげる勇気を与えることができたこと」と真摯に語っていた。マイケル・キートン、マーク・ラファロらと共演し、「私が出演した作品の中で、一番素晴らしいキャスト陣だと言い切れる。まるで家族のような結束感があった」と断言。自身は『きみに読む物語』『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』などで、“ラブロマンスの新クイーン”として注目を集めているが、「今回、普段とは違うテイストの硬派な作品に出演し、女優として大きな勇気を得られた」と手応えを示していた。『スポットライト 世紀のスクープ』4月15日(金)、TOHOシネマズ日劇ほか全国公開取材・文・写真:内田 涼
2016年04月14日「元気デスカ?」の日本語と共に現れたのは、クリステン・リッターとレイチェル・テイラー。すらっと長身の美女2人が揃って日本にやって来たのは、新作ドラマ「ジェシカ・ジョーンズ」のプロモーションのためだ。2人並んでソファに座っているだけで絵になる上に、笑顔を交わす様子も華やかに弾んでいて何だか“女子っぽい”が、油断してはいけない。「私、ドラマの中では壁に男を投げ飛ばしているのよ」と、クリステンが笑う。「壁に男を投げ飛ばす」のは、クリステン演じるタイトルロール、ジェシカ・ジョーンズが“元ヒーロー”だから。マーベルコミックを原作にした本作では、超人パワーを駆使するヒーローから一転、現在は私立探偵として生きるジェシカの日常が描かれる。「すごくユニークな設定だし、演じがいがあるわ。ヒューマンドラマ、アクション、コメディといった全ての要素が、ひとつの役に詰まっているようなものだもの」。一方のレイチェルが演じるのは、ジェシカの親友トリッシュ・ウォーカー。ラジオの人気パーソナリティとしてセレブ生活を送るトリッシュは、ジェシカを最もよく知る人物だと言える。「ジェシカとトリッシュは強い友情で結ばれているの。私が最も惹かれたのは、まさにその部分ね。2人の関係は、複雑だけれど互いに対する忠誠心がある。すごく魅力的だと思うわ」。「彼女たちみたいな友情の描かれ方って、TVドラマではあまり見かけないでしょう?」とクリステンが付け加える。「ジェシカとトリッシュは女性同士だけど、ドレスや男、ハイヒールの話を全然しないのよ(笑)。そんな2人の関係性には、私自身もすごく共感できる。彼女たちのように、深い絆で結ばれた友達が私にもいるから」。確かに、ジェシカたちの日常は不穏な空気に包まれていて、「ドレスや男、ハイヒールの話」に時間を費やしてはいられない。元ヒーローであること、孤高の探偵であること、そして、異様な執着を見せてくる最強の敵キルグレイヴの存在がジェシカをトラブルへと導き、トリッシュを巻き込んでいく。とは言え、ジェシカもトリッシュも魅力的な女性である以上、ロマンスと無縁に生きるのは無理。「男の話」はたまにするかも?「そうね。ルーク・ケイジとの関係なしにジェシカの物語を綴ることはできないわ。2人のロマンスは、原作コミック以上に複雑なものになるの。ジェシカの心には、ある過去が大きくのしかかっている。ルークにも関わることだから尚更ね。そんな2人の関係を演じるのは楽しいわ。ルーク役のマイク・コルターも本当に素敵なの。見かけはタフガイだけど(笑)、心優しい男性なのよ」。(クリステン)「マイクは本当に素敵よね!」と同意するレイチェルだが、トリッシュにも意外過ぎる男性とのロマンスが。「すごくダークな関係だと思うわ。ある意味、ジェシカとキルグレイヴの関係の縮小版だと言えるかもしれないわね」。ジェシカとトリッシュを熱演する身であると同時に、彼女たちの最大の理解者でもあろうとするクリステンとレイチェル。スリリングな人生を送る自分の役に向けてそれぞれアドバイスをしてもらうと、「ジェシカ、お酒は控えめにね!ってところかしら」とクリステン。レイチェルも後に続く。「トリッシュは農家に嫁いで、子供を産んで、体重を25kgくらい増やして、鶏に囲まれながら地に足のついた生活をすべきね。セレブな世界とは距離を置いた方がいいと思うわ(笑)」。さらには、女優として活躍する自分自身の人生に目を向けてもらうと、やはり地に足のついたコメントが飛び出した。「私が常に言っているのは、努力が大事だということ。私は小さな町の出身なのだけど、今はこうして東京で取材を受けている。それは集中を怠らず、献身的に努力を重ねてきた結果だと思うわ。願いは叶うものだと思う。でも、そのためにはものすごく大きな努力が必要なの」。(クリステン)「これまでキャリアのアップダウンも経験したけど、落ち込まずに立ち上がり続けてこられた。そんな自分を誇りに思っているの。何があっても頑張り続けるって重要よ。そこに、ちょっとの運が加われば最高ね」。(レイチェル)「ジェシカ・ジョーンズ」の撮影中もやはり、常に努力を重ねていた様子のクリステン。「ジェシカは一生に一度の役だと思う」と明かす表情は真摯だ。「役者の仕事を始めて長いけど、ここまでの題材と役に恵まれたことを感謝しているの。私は本当に幸せ。仕事への姿勢を改めて学ぶこともできたわ。この役が私にどんな変化をもたらすか、今はまだ分からない。でも、私たち2人とも出演が決まってから(撮影地である)ニューヨークに引っ越したのよ。それもひとつの大きな変化よね(笑)」。「私の場合は、マーシャルアーツにすっかり恋をしてしまったことが最大の変化かしら」とレイチェルが続く。「こんなにアクションをする役は初めて。クラブマガ、空手、ボクシング…、いろいろやっているわ。腕も結構上がったのよ(笑)」。変化するのは彼女たち自身だけではない。ジェシカとトリッシュの変化にも注目してほしいと、レイチェルが締めくくる。「鶏に囲まれながら地に足をつけて…なんて冗談。変化していく彼女たちに、本当はアドバイスなんて必要ないの。この物語はジェシカにとっても、トリッシュにとっても結局は贖罪の物語なのだと思う。2人がたどり着いた先で見つけるものを知ってほしいわ」。(text:Hikaru Watanabe/photo:Yuko Kosugi)
2015年11月18日レイチェル・マクアダムスとテイラー・キッチュに交際のうわさが流れている。36歳のレイチェルと34歳のテイラーは、TVドラマ「True Detective」(原題)の第2シーズンで共演。これをきっかけに交際が始まったようだ。2人は先月、ウエスト・ハリウッドのレストランでのディナー・デートを目撃された。レイチェルとテイラーは共にカナダ出身で、以前から友だちだったが、撮影中に親しくなったという。「Us Weekly」誌上では関係者が、レイチェルとテイラーの交際はまだ始まったばかりだと話している。レイチェルは『きみに読む物語』のライアン・ゴズリングを始め、『ミッドナイト・イン・パリ』のマイケル・シーン、『Southpaw』(原題)のジェイク・ギレンホール、とたびたび共演者と恋に落ちてきた。一方、テイラーはフィットネス・インストラクターのジェニファー・ウェルチと最近破局したばかり。関係者は「Us Weekly」誌上で、恋はまだ満開かどうかは分からないが、2人は互いに夢中でいつも話をしていると語っている。(text:Yuki Tominaga)
2015年07月03日レイチェル・マクアダムスが、故郷のカナダで行われた妹の結婚式でプライズメイドを務めた。23日(現地時間)、レイチェルの妹でメイクアップ・アーティストのケイリーンと映画プロデューサーのエヴァン・ターナーの結婚式がカナダのムスコカにあるロッジで行われ、レイチェルは明るいブルーのホルターネックのドレス姿でブライズメイドとして参列した。ケイリーンは大学生の時に、姉の主演作『きみに読む物語』の撮影現場へ見学に行ったのをきっかけに、メイクアップ・アーティストを目指すようになり、現在はロサンゼルスを拠点にズーイー・デシャネルやリリー・コリンズをクライアントに持つアーティストとして成功している。もちろん姉のメイクも彼女の担当だ。映画祭やパーティのレッド・カーペットを揃って歩くことも多い2人はとても仲が良く、仕事のみならずプライベートでも一緒に旅行している。妹の晴れの日に、レイチェルは感極まってうれし涙を浮かべていた。(text:Yuki Tominaga)
2015年05月27日2014年秋、話題作がひしめく中で、続けて公開される2作品に重要なキーパーソンとして出演している女優、レイチェル・マクアダムス。『ラブ・アクチュアリー』などのラブコメの巨匠、リチャード・カーティス監督の集大成ともいえる『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』(9月27日公開)では、持ち前の親しみやすさでキュートな存在感を放つ一方、フィリップ・シーモア・ホフマンの遺作となった『誰よりも狙われた男』(10月17日公開)では、スパイ小説の大家ル・カレの世界を映像に昇華させたアントン・コービン監督のもと、シリアスな演技を披露する。まったくタイプの異なる作品ながら、両監督がそろって絶賛するレイチェルの魅力に迫った。1978年、カナダ生まれのレイチェルは、幼いころから演技に携わり、早くから女優の道を志していた。テレビドラマなどに出演したのち、リンジー・ ローハン主演のティーン映画の金字塔『ミーン・ガールズ』(’04)で“意地悪な”学園の女王を演じて注目を集める。そして、同年、ライアン・ゴズリングと共演した『きみに読む物語』の大ヒットで世界的にブレイクを果たした。2005年には『ウエディング・クラッシャーズ』や『幸せのポートレート』に出演。さらに、ロバート・ダウニー・Jr&ジュード・ロウ共演の『シャーロック・ホームズ』(’09)と、続く『シャーロック・ホームズシャドウ ゲーム』(’11)ではアイリーン・アドラー役を軽やかに演じて印象を残した。作品ごとにまったく違った姿を見せる変幻自在の演技力で、名だたる巨匠監督たちにも愛されており、11年にはウディ・アレン監督の『ミッドナイト・イン・パリ』、12年にはヴェネチア国際映画祭とトロント国際映画祭で上映されたテレンス・マリック監督の『トゥ・ザ・ワンダー』、そしてブライアン・デ・パルマ監督の『パッション』と相次いで出演してきた。今後は、ジェームズ・フランコと共演するヴィム・ベンダース監督の『Every Thing Will Be Fine』(原題)や、ブラッドリー・クーパーと共演するキャメロン・クロウ監督作が控えるなど、いまや、ハリウッドには欠かせない存在となっている。『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』では、注目の新鋭・英国男子、ドーナル・グリーソン演じる主人公ティムの恋人で、後に妻となるメアリー役に。キュートで親しみやすい笑顔を振りまきながら、実直な演技でハートウォーミングな物語に華を添えている。カーティス監督は、そんなレイチェルを起用を、「以前から切望して、今回やっと叶った。『ミーン・ガールズ』での演技を観て、レイチェルならコメディを演じ切れるはずだという確信があったんだ」と明かす。「彼女はどの作品でも素晴らしい演技を見せてくれるし、癒しの力を持っている。彼女は非常に面白味のある女優だし、この映画でも見事に才能を発揮してくれたと思う。シーンのたった10秒で、私が望む通りの感情を表現してみせ、台本なんて必要ないんじゃないかと思うほどだったね。彼女はスタートした瞬間からすべてを表現しているから、初めて見る素晴らしい才能にちょっと圧倒されたよ」と絶賛した。一転、『誰よりも狙われた男』では、人権団体に所属する若い弁護士アナベル・リヒター役を演じたレイチェル。国際指名手配されている謎めいたチェチェン人イッサ・カルポフを助けるため尽力し、イッサと、フィリップ・シーモア扮するテロ対策のスパイチームを率いるバッハマン、そしてウィレム・デフォー演じるハンブルグの大手銀行家とを結ぶ重要な役どころを熱演する。ル・カレの原作小説を、スタイリッシュな映像感覚と繊細なストーリーテリングで、ハイクオリティな知的エンターテイメントに仕立てたコービン監督は、「今回、レイチェルは普段演じているような役柄ではなく、よりシリアスで挑戦的な役を演じているが、とても素晴しかったよ」とふり返っている。「裕福な家庭に育ったアナベルを演じる彼女の姿はとても美しかった。彼女の父親は裁判官の設定だが、アナベルは彼女なりに反抗をするんだ。今回、レイチェルは本当によくやってくれたと思う。ウィレムとフィリップの役の間で、非常に美しいバランスをもたらしてくれた」と、実力派キャストが勢ぞろいした本作での健闘を称えた。まるで別人のような、この2作での彼女にぜひ注目してみて。『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』は9月27日(土)より全国にて公開。『誰よりも狙われた男』は10月17日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アバウト・タイム愛おしい時間について 2014年9月27日より全国にて公開(C) Universal Pictures
2014年09月18日ジェイク・ギレンホールとレイチェル・マクアダムスが交際しているらしいとうわさになっている。2人は先週、一緒に出かけているところを何度も目撃されている。7日(現地時間)にはニューヨーク市内のカフェで食事をしてから、マディソン・スクエア・ガーデンで開催されたボクシングのミゲル・コット対セルジオ・マルティネスの試合を観戦したという。カフェで2人を目撃した人物は、ジェイクとレイチェルは一緒に店にやって来て並んで座ると、熱心に話し込んでいたという。その数日前にはピッツバーグでも一緒に食事していたそうだ。2人は現在、『それでも夜は明ける』のルピタ・ニョンゴやフォレスト・ウィテカーと共演するボクシング映画『Southpaw』(原題)の撮影中。彼らの関係について、「ただの仲のいい共演者同士」で、一緒に出演作のためのリサーチをしているだけと主張する友人たちもいる。ジェイクはキルステン・ダンストやリース・ウィザースプーン、テイラー・スウィフトらと交際歴があり、昨年12月にモデルのアリッサ・ミラーと破局している。ちなみにレイチェルは『きみに読む物語』のライアン・ゴズリング、『ミッドナイト・イン・パリ』のマイケル・シーン、と共演者と恋に落ちることが多い。(text:Yuki Tominaga)
2014年06月11日つねにどんなファッションにもチャレンジします!ファッションアイコンとして注目されることも多い、米女優のRachel Bilson(レイチェル・ビルソン)。代表作となった青春ドラマの「The O.C.」で知る人も多いだろう。身長157cmと海外セレブのなかでは小柄な彼女だが、可愛らしく、またコンパクトにも上品に、多様なカジュアルタイプのスタイリングを、さまざまな場で見せてくれている。そうしたスタイリングは、日本人にも取り入れやすく、コーディネートの参考になるところだが、彼女はファッションに対し、とても貪欲らしい。現地時間20日、ロサンゼルスで行われたBlackBerry社の新端末「BlackBerry Z10」のお披露目パーティーに参加した彼女は、自身のファッション観について「ファッションに関して『NO』とは言いたくないの。私のモットーはどんなものでも一度試してみることよ。」と語ったそうだ。ブームはプレイド柄!スタイルキープも怠らず“まずは試して、ダメならやめる”――とらわれることなく、果敢にチャレンジすることこそ、彼女を洗練されたファッショニスタたらしめているところらしい。今のマイブームは、マルチカラーを利用した格子柄のプレイド柄だそうで、たくさんのプレイド柄アイテムを持っているという。また、スタイルキープにも余念がない。レイチェルはダンスが大好きだそうで、ダンスは体型を保つエクササイズとして、素晴らしい方法のひとつだとも語っている。日々の努力と積極的なチャレンジ精神が、彼女の美しさを支えているようだ。元の記事を読む
2013年03月26日作家ライマン・フランク・ボームによる不朽の名作「オズの魔法使い」の前日談をディズニーが完全映画化した『オズ はじまりの戦い』。手がけたのは『スパイダーマン』3部作のサム・ライミ監督と、『アリス・イン・ワンダーランド』のスタッフたち。一人のマジシャン、オズが偉大なる魔法使いになるまでの戦いを描いたアクション・ファンタジーとして話題沸騰中!東の魔女エヴァノラを演じたのは、『ナイロビの蜂』でアカデミー賞を受賞した演技派女優、レイチェル・ワイズ。このたび来日した彼女へのインタビューを届けよう。■この役柄を受けたいと思った理由はこの企画のどんな要素でしたか? エヴァノラを演じることに本当の意味で魅力を感じたのは、バッド・ガールになれるということだったと思うの。彼女は悪行を大いに楽しんでいるわ。このキャラクターに私が惹かれたのもその部分だと思うの。それに脚本も気に入ったわ。小説「オズの魔法使い」の優れた前日譚であり、あの魔法使いの出現の物語が素晴らしい想像力で描かれていると思ったの。それにサム・ライミと一緒に仕事ができることにも興奮したわ。私は彼の映画のファンだったけれど、今では彼自身の大ファンにもなったの。サムの演出を受けることはとても楽しかったし、彼は本当に素晴らしい人なの。それに、ジェームズやミラやミシェル、素晴らしいキャスト陣。呼ばれて嬉しい最高な企画だった。■あなたが演じた役柄は? 私が演じたのは魔女の1人の東の魔女エヴァノラ。エヴァノラがこの映画に登場するのは、ちょうどオズがエメラルド・シティにやって来た時期。エメラルド・シティには、ある予言があり、オズの国を救ってくれる魔法使いの出現を私たちは待っていた。そんなときにオズが現れると、ミラ・クニス演じる私の妹の西の魔女セオドラは、彼の名前がオズなので、彼こそがその魔法使いだと考えるのよ。でも私は確信が持てなかった。彼はペテン師かもしれないと思っていたの。それに私には王座を守ろうという意識が強くあった。そこで彼を試すのよ。彼が本当に予言された魔法使いなのかどうかをね。■エヴァノラはオズにどんな任務を与えたのですか。また彼女は彼に何を求めていたのですか? 私の演じるエヴァノラはオズに任務を与えるの。彼女は基本的に映画全編を通して嘘ばかりついているけれど、彼についた嘘の中でも大きなものの一つが、彼が南の魔女グリンダを殺しさえすれば予言が実現したことになるというもの。彼はそれには気が進まないわ。誰かを殺すことなんてしたくないもの。だけど、目にしたゴールドは素晴らしいし、その数も多かったから、とうとう彼はグリンダを殺すために出かけてゆくのよ。でもそれは、良い魔女を彼に殺させようとエヴァノラが仕組んだことだった。■魔女には特殊な能力があるのですか? 3人の魔女はそれぞれ魔法の力を持った装身具を持っているの。エヴァノラが身に着けているのはお守りで、これが彼女の魔法の力の源になっているのよ。彼女は指先から稲妻を出すことができるわ。セオドラは指輪を身に着けていて、火を発生させることができるの。グリンダの力は魔法の杖が源になっているわ。彼女は魔法の杖で水を操ることができるのよ。■監督のサム・ライミはいかがでしたか? サム・ライミは、信じられないほどの情熱と、素晴らしくも子供のようなイマジネーション、ウィット、そして人間性をこの作品に注ぎ込んでいるわ。彼には物語を語るという美しい能力があるわ。本当に素晴らしいストーリーテラーよ。サムは間違いなく愛すべき人物で、信じられないほどのエネルギーの持ち主ね。撮影現場でもいつもジョークを飛ばして人々を笑わせるの。彼の演出を受けたことを心から楽しんだわ。■あなたの演じたキャラクターのためにロバート・ストロンバーグが作ったセットはいかがでしたか? ロバートは支配者エヴァノラのために美しいエメラルド・シティ・パレスを作ったわ。すべてが本当にグリーンなのよ。美しくて大きな玉座もあり、私が颯爽と降りてきて登場する美しく大きな階段もあったわ。とても壮麗でいかにも宮殿にふさわしい威厳のある様相だったわ。■この映画ではいくつかのアクションも演じていますが、そのために特別なトレーニングをしましたか? 飛ぶ練習をしたわ。私はフリー・スタイルのような感じで飛ぶのよ。ドレスの下にハーネス(安全ベルト)をつけて上に上げられるの。あれは本当に楽しかった。上にいるときに、突然、うわあ、もし落ちたとしても絶対に安全だなんて本当にすごいわ、と思う瞬間があったわ。それでもやっぱりちょっと怖くなるものよ。だけど、私たちが安心できるようにスタッフが素晴らしい仕事をしてくれていたの。飛ぶことなんて、日常で簡単にできることではないものね。■今回の作品では、オズの国の様々な要素がL・フランク・ボームの小説シリーズで描かれているものから出来上がっていますが、ボームの小説に、今日でも人々から慕われる魅力があるのはなぜだと思いますか? 善対悪、ファンタジー、それに魔法使いを信じるか信じないかという物語は、まさにおとぎばなしそのものよ。子供の寓話や民話のようなお話ね。つまり典型的な伝統物語と同じなのよ。L・フランク・ボームはそういう部分を呼び起こさせているんだわ。■作品情報『オズ はじまりの戦い』 ・公式サイト 監督:サム・ライミ出演:ジェームズ・フランコ、ミシェル・ウィリアムズ、レイチェル・ワイズ、ミラ・クニス2013年3月8日(金)3D・2D全世界同時公開配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
2013年03月07日2年以上前から交際中だったレイチェル・マクアダムスとマイケル・シーンが破局を迎えていたことが明らかになった。34歳のレイチェルと44歳のマイケルはウディ・アレン監督の『ミッドナイト・イン・パリ』で共演し、2010年秋から恋のうわさが流れ始め、翌年5月に交際を公表した。昨年11月には、マイケルが出演した『トワイライト・サーガブレイキング・ドーンPart2』のプレミアに一緒に出席するなど、仲むつまじい様子を見せていたが、関係者は「Us Weekly」誌に「2人は関係に終止符を打ちました」と語った。レイチェルはかつて『きみに読む物語』で共演したライアン・ゴズリングと交際していた。一方のマイケルは、舞台で共演し8年間交際したケイト・ベッキンセールとの間に14歳の娘がいる。互いに共演者と恋に落ちやすい自覚があるのか、3週間以上離れて過ごさないよう努力していたというが、実力派の売れっ子同士はすれ違いを余儀なくされてしまったようだ。だが、2人と親しい別の人物は「破局は一時的なもの」と「E! News」に話している。「本当に別れてしまったわけではないようです。一時的な話ですよ」と語るこの人物は、2人はすぐに仲直りするだろうと予測している。(text:Yuki Tominaga)
2013年03月01日