『28 Years Later…』3部作の1作目に、レイフ・ファインズ、アーロン・テイラー=ジョンソン、ジョディ・カマーが出演することがわかった。監督はダニー・ボイル、脚本はアレックス・ガーランド。やはりボイルが監督、ガーランドが脚本を執筆した『28日後…』(2002)の続編。3部作の2作目の監督にはすでにニーナ・ダコスタが決まっており、1作目と2作目は立て続けに撮影される予定だ。製作配給はソニー・ピクチャーズ。『28日後… 』のヒットを受け、2007年には『28週後… 』が公開されたが、この続編で、ボイルとガーランドはエグゼクティブ・プロデューサーにとどまっている。ボイルの最近作は2019年の『イエスタデイ』。ガーランドの最近作は、監督も兼任した現在アメリカ公開中の『Civil War』。文=猿渡由紀
2024年04月25日レイフ・ファインズ、アニャ・テイラー=ジョイ、ニコラス・ホルトが共演した2022年公開話題のサスペンス『ザ・メニュー』が、1月11日(水)17時よりディズニープラス「スター」にて見放題独占配信されることが分かった。太平洋岸の孤島の中にある高級レストランを舞台に、謎めいた有名シェフ(レイフ・ファインズ)による想定外の“サプライズ”に見舞われるカップル(アニャ・テイラー=ジョイ、ニコラス・ホルト)を描く本作。劇場公開中において、「全ての俳優がすばらしい」「これはゾクゾクした!」「最高すぎる!」などSNS上でも高評価&大絶賛コメントが相次ぎ、目の肥えた映画ファンたちを虜にした。アニャは本作について「風刺というのは笑っていいのかわからず、少し緊張した笑いになるけど、私の好きな映画というのは、(本作のように)観終わった後も頭から離れず、それについて誰かと話をしたくなる、そういう映画です」と本作の中毒性についてコメントしている。見放題配信で、風刺と笑いに満ちた本作を自宅や好きなところで何度でも楽しむことができそうだ。『ザ・メニュー』は1月11日(水)よりディズニープラス「スター」にて見放題独占配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・メニュー 2022年、全国にて公開©2022 20th Century Studios. All rights reserved
2023年01月06日出演作『ザ・メニュー』の公開を目前に控えるアニャ・テイラー=ジョイが、「The Graham Norton Show」に出演。同作で共演したレイフ・ファインズについて語った。『ハリー・ポッター』シリーズの大ファンというアニャ。幼少期をアルゼンチンで過ごしたアニャは、「『ハリー・ポッター』の小説を読んで英語を学びました」ということから、映画版で闇の魔法使いヴォルデモートを演じたレイフとの共演は内心大興奮だった模様。「(レイフとの共演は)私にとって大きなことだったんです。でも、私の潜在意識って、仕事となれば対処できない情報を遠ざけてくれるので。私はクールに振る舞い、彼とはうまく付き合えました」とふり返る。しかし、撮影が終わるとレイフとの共演に対する興奮を隠しきれなくなったという。「撮影が終わった瞬間、『オーマイゴッド!』という感じですぐに母に電話しました。『最後にヴォルデモートと対決したのはハリーだったけれど、いまは私なんだよ!』って」。『ザ・メニュー』で、アニャは孤島の高級レストランを訪れるカップルの一人を演じ、レイフはそのレストランのミステリアスなシェフを演じている。そこでの“メニュー”には様々なサプライズが仕掛けられており、アニャによれば彼女はシェフと対決することになるようだ。『ザ・メニュー』は11月18日、日米同時公開。(賀来比呂美)■関連作品:ザ・メニュー 2022年、全国にて公開©2022 20th Century Studios. All rights reserved
2022年11月14日新作映画『ザ・メニュー』が11月に日本公開されるレイフ・ファインズ主演のNTLive「ストレイト・ライン・クレイジー」の予告編が完成した。レイフが演じるロバート・モーゼスは、40年もの間、魅力と脅迫を絶妙に織り交ぜながら、権力者たちをコントロールして、ニューヨークの労働者の生活を向上させたいという思いの一心で、公園、橋、そして全長627マイルの高速道路を建設し、一般市民と大自然をつなぐ役目を果たしてきた。しかし、時代は変わり、ニューヨークのあるべき姿について、ロバートとはまったく異なる考えを持つ抗議団体の抵抗が発生する。彼のカリスマ的な手法と、民主主義を主張し彼に反対する団体は真っ向からぶつかり合い…。果たして、ロバートが行ってきた事業は、偉業だったのか、それとも悪だったのかーー。N.Y.の景観を創った男として知られるロバート・モーゼスをレイフが演じ、彼の強引なプロジェクト推進手法に疑問を呈する市民団体との衝突を描き、怒涛の会話劇は緊迫ある展開となっている。このエキサイティングな舞台を演出したのは英国を代表するニコラス・ハイトナーで、アカデミー賞受賞俳優のレイフの演技は英国演劇界で絶賛された。今回は、予告編とともに舞台の様子が垣間見られる場面写真も解禁となっている。NTLive「ストレイト・ライン・クレイジー」は10月21日(金)よりTOHOシネマズ 日本橋ほかにて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年10月01日レイフ・ファインズ、アニャ・テイラー=ジョイ共演『ザ・メニュー』の公開日が11月18日(金)に決定。またキャラポスターが2種類解禁された。ベテラン俳優レイフ・ファインズと、注目の気鋭俳優アニャ・テイラー=ジョイが豪華共演する本作。HBOのドラマシリーズ「メディア王~華麗なる一族~」で本年度ゴールデングローブ賞3冠(作品賞、主演男優賞、女優賞。いずれもテレビドラマシリーズ部門)に輝き、いまハリウッドで最注目の俊英、マーク・マイロッドが監督を務める本作。有名シェフ(レイフ・ファインズ)のレストランを訪れたカップル(アニャ・テイラー=ジョイ、ニコラス・ホルト)が、想定外の“サプライズ”に見舞われる姿を描く。この度到着したのは、レイフ・ファインズとアニャ・テイラー=ジョイを捉えたキャラポスター。レイフ演じる謎に包まれた伝説のレストランのシェフは、待ってましたと言わんばかりに、キッチンの中からこちらに身体を向けているが、その鋭い視線はお客様を温かく出迎えようとしているだけには思えず、誰もがドキッと肝を冷やされてしまいそう。一方、アニャ演じるカップルの女性客は、しっかりと両腕を組み、シェフに負けず劣らずの眼力と佇まいでこちらを見据えている。後ろにはシェフのもとで働くコックたちの姿も見えるが、一人の男性客がコックたちに捕まえられているという高級レストランにはあまりに不釣り合いで不吉な場面も…。レストランに隠された秘密はもちろんのこと、ただならぬ雰囲気を放っているシェフに対し、カップルの女性客がどのように絡んでいくのか、期待の膨らむデザインとなっている。また本作は、9月8日から開幕のトロント国際映画祭でワールドプレミアが決定。アダム・マッケイ製作のもと、一筋縄ではいかないストーリーと極上のサスペンスが保証された本作に、大きな注目が集まっている。『ザ・メニュー』は11月18日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・メニュー 2022年、全国にて公開©2022 20th Century Studios. All rights reserved
2022年08月17日エマ・ロバーツ&ギャレット・ヘドランドが、数週間前に破局したことが明らかになった。「People」誌が報じた。2人は2019年5月に交際が報じられ、2020年8月にエマが妊娠中であることを公表。同年12月に第1子男児ローズくんが誕生した。関係者は破局について「悲しいことです。2人は共同で育児をするためにベストを尽くしています。大変そうです」と語っている。同誌は破局を報じた同日に、ギャレットが2020年1月に起こした車の正面衝突事故で、ひどいけがを負ったという母娘から訴えられていることも報じた。母娘は懲戒的損害賠償と陪審裁判を求めているという。事故を起こした際、ギャレットの血中アルコール濃度は法定制限の4倍以上で、事故によって窓ガラスが割れて開いているにも関わらず、車内は酒の臭いで充満していたとのこと。この件で逮捕されたギャレットは不抗争の答弁をして有罪の判決を受け、30日間のリハビリプログラムや9か月に及ぶ初犯の人のためのアルコール&ドラックに関する教育プログラムを受けていた。そしてエマと破局後、ギャレットは再び飲酒による事件を起こしてしまった。22日夜(現地時間)、米テネシー州において、公で酩酊した容疑で逮捕された。詳細は不明だが、すでに2100ドル(約24万円)の保釈金を納めて保釈されており、3月に出廷することも決まっているという。(Hiromi Kaku)
2022年01月24日エマ・ロバーツが第1子を妊娠しているという。赤ちゃんの父親は、2019年3月頃から交際しているギャレット・ヘドランド。「Us Weekly」が報じた。この情報を受けて、ファンがエマの母親ケリー・カニンガムのインスタグラムで、「エマは妊娠しているの?」と尋ねたところ「YES!」と認めたという。「素敵なおばあちゃんになるでしょうね」という書き込みには「ありがとう。すごく楽しみにしています!」と返答したとのこと。(現在、この投稿は削除されている)エマはギャレットと交際する前は、2012年の『Adult World』(原題)での共演を機に付き合っていたエヴァン・ピーターズと破局&復縁を繰り返していた。2013年には大げんかの末、エマがエヴァンを殴って逮捕されるという事件が発生。その後、2014年に婚約した。最終的にはギャレットとの関係が始まる直前に、エヴァンがエマと住んでいた家を出て、友だち関係に戻ったという。エヴァンはその後歌手のホールジーと交際するも、短期間で別れてしまったようだ。ギャレットは、2012年から2016年までキルスティン・ダンストと交際していたことがある。エマとギャレットの手つなぎデートが報じられた2019年3月当初は、「2人はずっと友だちだった。仲が深まったのはほんの数週間前で、まだ新しくてカジュアルな関係。お互いに楽しい時間を過ごしている」と関係者が語っていた。その後はシリアスな関係に発展したようで、新型コロナウイルス対策の自主隔離中にも2人で出かける姿が目撃されている。(Hiromi Kaku)
2020年06月26日「ハリー・ポッター」シリーズをはじめ『シンドラーのリスト』『グランド・ブタペスト・ホテル』など数々の名作の出演でも知られるレイフ・ファインズ監督の『ホワイト・クロウ伝説のダンサー』。構想20年を経て伝説のダンサーに自ら迫った本作から、レイフ自身のインタビュー映像がシネマカフェに到着した。英国の名優として知られるレイフが、旧ソ連の伝説のダンサー、ルドルフ・ヌレエフの若き日からパリでの亡命にいたるまでを映像化し、自らも出演した本作。世界三大バレエ団で活躍し、バレエ史に燦然と輝くヌレエフの光と影を、見事に描ききっている。まず、物語について「彼の青年時代に心を奪われたんだ。青春や学生時代を経て、彼はソ連からの亡命を決断する」と語るレイフ。また、資金調達の際、「君が出演すれば助かる」と言われ、当初予定のなかった自身の出演について触れた。「僕が演じたのはA.I.プーシキン。レニングラードで名が知られていた偉大なバレエ教師だ。ルドルフに関する逸話には、偉大な教員が登場する。彼の指導法は、優しい物腰で、あれこれ指示を出さないんだ。生徒に失敗をさせて、自分で何が悪いか理解させる。生徒はみずから自分を正す。それが彼のテクニック」と言う。自ら監督を務めたことについては演出について「みんなが我慢強く付き合ってくれて感謝している。みんな応援してくれたよ。最高のものを作りたいという雰囲気があった』といい、「最高のキャストに恵まれたよ。とても協力的だった」とレイフ。バレエシーンの撮影についても、馴染みがないながら「大きな挑戦だった」とふり返っている。そして、作品の見どころについては「(オレグ・イヴェンコ演じる)主人公のとりこになってほしい。彼に興味を持ち、刺激を受け、感動してくれると嬉しい。若き芸術家の肖像だから、彼はまだ角が取れていない。彼が体験した孤独、そして想像力、茶目っ気も描かれる。イヤな部分も冷酷さも、すべて彼の若さだ。若者である彼が自己実現する物語。そこが感動的だ」と、期待を込めて語っている。『ホワイト・クロウ伝説のダンサー』は5月10日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、シネクイント、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ホワイト・クロウ伝説のダンサー 2019年5月10日よりTOHOシネマズ シャンテ、シネクイント、新宿武蔵野館ほか全国にて公開©2019 BRITISH BROADCASTING CORPORATION AND MAGNOLIA MAE FILMS
2019年05月02日「ハリー・ポッター」シリーズのヴォルデモート卿として知られる英国の名優レイフ・ファインズが監督を務め、2018年東京国際映画祭コンペティション部門にて最優秀芸術貢献賞を受賞した『THE WHITE CROW』の邦題が、『ホワイト・クロウ伝説のダンサー』に決定。5月に公開される。■レイフ・ファインズ監督、現役のバレエダンサーを主演に抜擢「ハリー・ポッター」シリーズや『グランド・ブタペスト・ホテル『イングリッシュ・ペイシェント』『シンドラーのリスト』』など数々の名作の出演で知られるレイフ・ファインズ監督が構想20年を経て、満を持して発表する最新作。伝説のダンサー、ルドルフ・ヌレエフの若き日からパリでの亡命にいたるまでを映像化し、世界三大バレエ団で活躍したバレエ史に燦然と輝くヌレエフの光と影を見事に描ききる。主演にはオーディションによって見出された現役のタタール劇場のプリンシパル、オレグ・イヴェンコを抜擢。共演には『アデル、ブルーは熱い色』のアデル・エグザルホプロス、そして『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン世界一優雅な野獣』のヒットも記憶に新しいバレエ界の異端児セルゲイ・ポルーニンを起用し、本物のバレエダンサーたちによってバレエ界のリアルな様子も描かれる。さらに、ヌレエフの師匠役でレイフ自身も出演する。■ストーリー時は1961年。パリへ向かう飛行機の中。ルドルフ・ヌレエフ(オレグ・イヴェンコ)はまだ伝説のダンサーでもなければ、尊大な人間にもなっていなかった。世界に名だたるキーロフ・バレエ(現マリインスキー・バレエ)の一員として、海外公演のために彼は生まれて初めて祖国ソ連を出る。若きヌレエフはパリの生活に魅せられ、この魅惑の街で得られる文化、芸術、音楽のすべてを貪欲に吸収しようとしていた。だが、その一挙一動はKGBの職員に監視されていた。やがてフランス人女性クララ・サン(アデル・エグザルホプロス)と親密になるが、その一連の行動により政府からの疑惑の目はますます強まり、その後、ヌレエフは信じがたい要求をつきつけられ、苦渋の決断を迫られることに。それは、収容所に連行され、踊りを続けることすらままならない未来を暗示するものだった。1961年6月16日パリ、ル・ブルジェ空港。他の団員たちがロンドンへ旅立つ中、KGBと共に空港に残されたヌレエフが下した決断とは――。『ホワイト・クロウ伝説のダンサー』は5月、TOHOシネマズ シャンテ、シネクイント、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年02月05日セブン&アイ・ホールディングスはこのほど、「セブンプレミアム ギャレット監修 プレミアムミックス キャラメル&チーズ」(税込213円)を全国の「セブン-イレブン」店舗で期間限定発売した。期間は、2016年2月29日までを予定している。同商品は、アメリカ・シカゴ発のポップコーン専門店「ギャレット ポップコーン ショップス(以下ギャレット)」が監修。フレーバーは店舗で販売している、「キャラメルクリスプ」「チーズコーン」をミックスした「シカゴミックス」をイメージして開発された。キャラメルの深みのあるコクと、濃厚なチェダーチーズの組み合わせを味わえるとのこと。ギャレットとライセンス契約を結んでいる、ジャパンフリトレー事業推進本部ギャレット統括部の望月美帆子部長は、「各店舗で手作りしている味を全国で楽しめるように、温度管理や製法、原材料を入れるタイミングなどを何度も調整しました。ギャレットが監修した味を、家の近くにあるセブン-イレブンで楽しめることは、非常に価値のあることだと思っています」と話している。
2015年12月02日ヒュー・ジャックマンが怪演する悪の海賊・黒ひげと、ハリウッド注目の30代ギャレット・ヘドラントが扮するピーターパンの“兄貴分”のような存在で、プリンセスと恋までしてしまう若き日のフック船長。魅力的な大人の男2人が、このファンタジー大作に深みを与えている。先日、公開を迎えた映画『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』。あの誰もが知るピーターパンがどのように生まれたのか?その秘話が描かれるが、メガホンを握ったジョー・ライト監督に、本作の魅力――特に、多くの女性が心惹かれるヒュー&ギャレットが演じる、黒ひげとフックについて解説してもらった。ライト監督といえば『プライドと偏見』、『つぐない』、『アンナ・カレーニナ』と文芸作品の映像化のイメージが強い。本作についても「私たちがよく知るピーターパンの物語ではあるけど、独創的で魅力的な脚色が施されていて、これまでの作品とは一線を画している」と単なるこども向けファンタジー、童話の前日譚にとどまらないと自信をのぞかせる。ロンドンの孤児院で暮らしていた少年ピーターが、あのピーターパンになるまでを描くが、まさにピーターを特別な世界へと連れ去るのが、本作の最大の悪党であり、ネバーランドに君臨する大海賊の黒ひげである。ヒューは、気まぐれに人を殺し、時に歌い、時にピーターを試し、またある時は老いを前にうろたえるなど、様々な表情を見せる黒ひげを魅力的に体現している。ライト監督は、黒ひげとピーターが対峙するあるシーンを挙げ、黒ひげについてこう語る。「私がこの映画で最も好きなシーンが、黒ひげがピーターに剣を突きつけ『勇気はあるか?』と問う場面です(※これにピーターは『そうありたいと思ってる』と答える)。そこで黒ひげは、“死”について語るのです。その姿は、まるで死を望んでいるかのようにも見えます。彼は永遠の若さを望んでいるのに!非常に興味深いところです。彼はピーターに剣を渡しますが『ここで自分を殺してもいいんだ』『そんな勇気がお前にあるのか?』という問いかけでもあります。どこか、壊れかけた人間の魅力が彼には宿っているのかもしれません」。ライト監督は、こうした内面をも含め見事に黒ひげを体現したヒューへの賛辞を惜しまない。「私は演劇での経験を積んだ俳優が好きです。規律を重んじ、技術的な積み重ねを持ち、こちらの意見や要望を、マインドをオープンにして受け入れ、理解してくれます。今回の彼との仕事も、撮影の技術的な部分について話した後は、ほぼ彼の感性に任せて演じてもらいましたが、常にこちらの想像を超える演技で驚かせてくれました。そうした俳優は監督にとって最も楽しみな存在です。一方で、彼は大スターでありながら、エゴのかけらもなく、常に誠実にスタッフと接し、作品作りに没頭します。まさに“巨人”と言うべき優れた俳優です」。一方のギャレットが演じた、若き日のフックもまたワイルドさとユーモアを兼ね備えた魅力的な男である。黒ひげの下で働きつつ、チャンスを逃さずピーターと共に脱出し、冒険を共にすることになる。観客は、彼がいずれはあのフック船長となり、ピーターと対決することになるのを知った上で、見ることになるが…。「本来、フック船長が座るべき立場にこの映画では黒ひげが居座っているので、フックには異なる役割を課しました。ずっと崇めていたり、長く好意を持っていた相手が、実はそんな存在ではなかったと知った時、その落胆はより大きなものになるでしょう?私はそのギャップが好きなんです(笑)。映画ではフックはピーターの兄貴分のような存在ですが、そうやって慕えば慕うほど、あとで互いの立場が変わってしまった時の憎しみも増すことになる。そういう前提でフックという人物を描きました」。演じたギャレットに対し、ライト監督はヒューとはまた違った興味を見出している。「ギャレットには、先ほど、ヒューについて語ったような演劇的な素地はありません。全く違うアプローチで俳優になっていますが、彼の演技は本能的で、勘の鋭さを持っていますし、10代のころから数多くの映画での経験を重ねているだけに、しっかりとした演技力を備えています。ミネソタの北部出身ですが、何もない田舎で育ったそうで、どこかジョン・フォード監督の映画から抜け出てきたような存在感があります。そうした彼の持つ“素材”としての面白さをそのまま、この映画で活かしました」。ピーターを間に挟みつつの三つ巴の戦いが展開するが、あなたが惹かれるのはどっち?(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~ 2015年10月31日より全国にて公開(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年11月05日映画『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』(9月11日公開)の日本公開を記念して、主人公を演じる子役ギャレット・ウェアリングとフランソワ・ジラール監督が8月初旬に来日することが16日、明らかになった。来日が決定したギャレットは、ハリウッドで天才子役と高く評価され、「リバー・フェニックスの再来なのでは?」という声も上がっている役者。幼い頃から芸術に強い興味を抱き、中学に入り教師の導きを通して演技を始め、才能を開花させていった。その後、タレント協会に加わり、プリンティーン男子モデル賞をはじめとする数多くの賞を獲得。注目が集まる中、11歳の頃、演技を追及するためロサンゼルスに移住。そして、本作の主人公役を獲得し、長編映画デビューを飾った。一方の製作陣は、ステット役を見つけるために世界中を探し回り、役のプロフィールと同じ、テキサス州出身で当時12歳のギャレットを発見した。共演したダスティン・ホフマンは、ギャレットを「最高だよ」と絶賛し、「見たままの素晴らしい子供だ。豊かな精神と真実を捉える感覚を備えている」と語る。監督も「12歳の子供を配役するのはいつだって恐怖を伴う。オーディション以外に証拠がないんだ。しかもオーディションには惑わされることが多いから、僕は好きじゃない」としながらも、「でもギャレットはステット役に必要な素晴らしい演技力があることがすぐにわかった」と告白。さらに、「彼の年代にはめったに見られない集中力がある。彼の強烈さと鍛錬に感心した。俳優としての彼にとってこの映画はエキサイティングな旅の始まりになると思う」と太鼓判を押す。本作は、複雑な家庭環境に育った問題児ステット(ギャレット・ウェアリング)が、米国一のエリート少年合唱団を有する私立高に入学し、ベテラン合唱団団長(ダスティン・ホフマン)と出会い才能を開花させ、人生を切り開いていく姿を描くヒューマンドラマ。若い頃に音楽を学び、挫折した経験を持つホフマンの自伝的映画にもなっているという。監督は、アカデミー賞最優秀作曲賞を受賞した映画『レッド・バイオリン』をはじめ、シルク・ドゥ・ソレイユ『ZED』といった舞台の演出も手掛けるフランソワ・ジラールが務める。
2015年07月17日今大人気のグルメポップコーン! 海外の有名店が次々と東京に進出し、特に原宿・表参道は激戦区に。今回は朝から長い行列ができるギャレット ポップコーン ショップスの手みやげをご紹介します。写真は、昨年原宿駅前にオープンしたギャレット ポップコーン ショップスの「シカゴ ミックス」! 左は袋詰めのSサイズ(390円・8%の消費税込)、右は缶入りのQuart(1,240円・8%の消費税込)です。黄色は濃厚チェダーチーズをたっぷり絡ませた「チーズコーン」。茶色は独特のカリカリ感で甘い香りが特徴の「キャラメルクリスプ」。この最強フレーバー2種をミックスした代表商品です。さすがアメリカ・シカゴの人気店。できたての新鮮なポップコーンに、手作業で絡めたフレーバーが絶妙! 甘い&しょっぱい、どっちも食べたい! というワガママを叶えてくれるのが嬉しいです。ちなみに「チーズコーン」はビールにも合うので、おつまみにも。これから暑くなる季節にますますオススメです。缶のサイズは2種。 写真左は大人数向けに1ガロン入りのビッグサイズ(2,880円/8%の消費税込)! 参考までにスマホを置いてサイズを比較してみました。かなり大量ですが、食べ始めると止まらないので、案外ぺろっといけそうな気も…。缶は3種類のデザインから好きなものを選べます。小物入れにも使えるおしゃれさがポイント高いですよね。そんな優秀手みやげですが、難点はとにかく「並ぶ」こと。オープンからしばらく経ってもまだまだ人気は衰えず、お店には一日中行列が。作り置きではなく、目の前で手作業して詰めるため購入までの時間が読めません…。なので、狙い目はオープンの10時前。ちょっぴり早起きして、行列ができる前にゲットするのが賢明です。おうちデートで「今日は映画三昧!」といった日の手みやげにすれば、きっと彼も喜びますよ。ちなみに袋入りは当日の賞味期限、缶入りは10日。新鮮な作りたての美味しさをぜひ二人で味わってみてくださいね!●お問い合わせギャレット ポップコーン ショップス 原宿店東京都渋谷区神宮前1-13-18 公式サイト
2014年06月15日レッグウエアメーカーの「ギャレット」は、日用消費財メーカーである「P&G japan(プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン)」との共同プロモーションにより、抗菌・防臭レッグアイテムを10月下旬から販売している。「GALLET(ギャレット)」は、JIS(日本工業規格)基準をクリアした抗菌・防臭レッグアイテムブランド。25歳から40歳の男性・女性をターゲットに、ソックス、ルームソックス、タイツの3種類を展開する。消費者アンケートの結果、靴下に対する不満の1位は「臭い(60%)」。そこで同ブランド商品では、臭いの原因となる「黄色ブドウ球菌」の増殖を抑える薬剤を、染色時に吹きつけ手法にて使用している。価格は、3足組ソックスが800円、2足組ルームソックスが600円、タイツが334円。全国のドラッグストア、百貨店、専門店、同社のオフィシャルサイトで販売している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月30日レイフ・ファインズが、出演だけでなく監督も務めたサスペンス・アクション『英雄の証明』が25日(土)から日本公開される前に、ファインズがインタビューに応じた。その他の写真『英雄の証明』は、ウィリアム・シェイクスピアの悲劇『コリオレイナス』を現代に置き換え、斬新な解釈で描いた作品。強大な権力でローマ帝国を率いるも護民官の策略によって国を追われた王コリオレイナス(ファインズ)と、ローマ侵略を狙う小国リーダー、オーフィディアス(ジェラルド・バトラー)を主軸に、戦乱の世で“戦うこと”によってのみ、自らの存在を確認しようとする男たちの姿を、スリリングな物語と重厚な演出で描く。『愛を読むひと』などの文芸作品で名演を見せる一方で、『ハリー・ポッター』シリーズなどの超大作にも出演するなど、幅広い分野で活躍を続けるファインズがついに初監督を務めた。まず彼は本作を手がけるにあたり、『グラディエーター』や『ランゴ』などを手がける脚本家ジョン・ローガンとタッグを組み、万全の体制で準備を整えたという。「シェイクスピアが描いた世界や問題は現代社会にも存在しますから、現代化することは特に難しいとは思いませんでした。脚本家のジョン・ローガンには大きくふたつの才能があります。キャラクターを理解する力。そして、視覚的に文章を書く力です。初めて彼の脚本を読んだとき『まるで映画を観ているみたいだ』と思いました」。シェイクスピアが描いた時代も、ファインズが生きる現代も悲しいことだが世界は“戦い”に満ち、多くの裏切りや悲劇が生まれている。そして状況はより複雑に、過酷になっている。「撮影ではとにかく“リアルさ”を追求するよう心がけました。私自身も、対テロリスト特殊部隊SAJと共に集中訓練を行い、兵士の無駄のない動き、武器の構え方や使い方、白熱する戦闘の中で戦術的に考える方法を学びました」。そんな過酷な撮影現場でファインズと共に戦ったのは、バトラーを始め、ヴァネッサ・レッドグレイヴ、ブライアン・コックスら“名”も“実力”もある俳優たちだ。「私は俳優として監督にアイデアを提案するのが好きですから、自分が監督する際も俳優には様々な提案をしてほしいと思いました。ただ、監督として自分のビジョンをかなえるためには、彼らのアイデアを受け入れられないこともあります。そういった時は『タフにならなければ』と思いましたね」。ファインズが実力派俳優たちがアイデアを戦わせて撮りあげた『英雄の証明』。そこには名優たちの“真剣勝負”が写しとられているのではないだろうか。『英雄の証明』2月25日(土) 丸の内ルーブルほか全国ロードショー(C)Coriolanus Films Limited 2010
2012年02月23日名優レイフ・ファインズが出演だけでなく監督も務めたサスペンス・アクション『英雄の証明』が来年2月25日(土)に日本公開されることが決定し、このほど日本版ポスター画像が公開された。その他の写真『英雄の証明』は、ウィリアム・シェイクスピアの悲劇『コリオレイナス』を現代に置き換え、斬新な解釈で描いた作品。強大な権力で帝国を率いるも護民官の策略によって国を追われた王コリオレイナス(ファインズ)と、ローマ侵略を狙う小国リーダー、オーフィディアス(ジェラルド・バトラー)を主軸に、戦乱の世で“戦うこと”によってのみ自らの存在を確認しようとする男たちの姿をスリリングな物語と、重厚な演出で描く。ファインズは英国出身の演技派俳優で、王立演劇学校を卒業後、シェイクスピアやベケット、イプセン、ツルゲーネフなどの作品に出演。1995年には『ハムレット』の演技でトニー賞を受賞している。また、映画俳優としても『イングリッシュ・ペイシェント』『愛を読むひと』などの文芸大作から『ハリー・ポッター』シリーズのヴォルデモート役まで幅広いジャンルで活躍。本作でついに映画監督デビューを果たしており、精緻な分析と静謐ながら印象に残る役作りで定評のあるファインズがどんな演出を見せるか期待が高まっている。このほど公開されたポスターはファインズ演じるコリオレイナスとバトラー演じるオーフィディアスの姿がダイナミックにデザインされたもの。それぞれが戦いの中で困難を背負うふたりは宿敵ながら、互いを認め、窮地に立ちながらも互いに相手を殺すという目的を果たそうとする。果たしてふたりが戦いの果てに見たものとは? そしてタイトルにもなっている“英雄の証明”とは何を意味するのか気になるところだ。『英雄の証明』2012年2月25日(土) 丸の内ルーブルほか全国ロードショー
2011年12月16日