アカデミー賞目前、さまざまなメディアで“悲願”のオスカー受賞を予見されているレオナルド・ディカプリオ。その話題の主演作『レヴェナント:蘇えりし者』から、彼が演じたヒュー・グラスの父親としての姿が浮かび上がるポスター画像と特別映像が到着した。舞台は19世紀アメリカ、広大な未開拓の荒野。狩猟中に熊に喉を裂かれ瀕死の重傷を負ったハンターのヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)は、狩猟チームメンバーの一人、ジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディ)に見捨てられ、置き去りにされてしまうばかりか、愛する息子を殺されてしまう…。“生きる”という純然たる意志と“復讐”という憎しみだけを武器に、グラスは厳しい冬の寒さに耐え、交戦中の部族の熾烈な襲撃を交わし、約300キロの容赦ない旅を生き延びる――。大自然が猛威をふるう極寒の地で、自然光のみを使った9か月間におよぶロケ撮影を敢行した本作。『ウルフ・オブ・ウォールストリート』『ブラッド・ダイヤモンド』『アビエイター』、そして助演男優賞の『ギルバート・グレイプ』でアカデミー賞に4度ノミネートを果たすも、いまだ無冠のレオナルドが、格闘シーンで鼻を折るほどの体当たりの熱演を見せ、オスカー獲得に“王手”をかけている。そんな中、届いたポスター画像は、レオナルド演じるヒュー・グラスの父としての姿をとらえたもの。幼いころの息子を愛おしそうに抱く彼の表情は、これまでに見せたことがないほど印象的だ。本作で「作品賞」「監督賞」ともアカデミー賞2年連続受賞に期待がかかるアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督は、「父と息子の愛を丁寧に描いた。それが本作の核となっている」と明かしている。ところが、映像では一変して、「息子を殺した奴らに絶対に復讐する」と語るグラスの強い眼差しから、強い憎悪と復讐心を抱いていることが伝わってくる。演じたディカプリオは「父と息子の絆は、とても強い力で彼を突き動かす」と懐述する。瀕死の重傷を負ったまま置き去りにされながらも、これほどまでに生きようとしたのは、自身を置き去りにされたことではなく、息子への愛情から生まれた感情だったのだ。「追求したのは、生き残ろうとする本能の一番奥にあるものを見つけ出すことだった」と、その役作りについて語るレオナルド。まさに魂の熱演を見せた本作では、ゴールデン・グローブ賞、英国アカデミー賞をはじめ数々の映画賞で「主演男優賞」を受賞しており、悲願のオスカー獲得は世界中の注目の的。日本でも、Twitterには「#レオにオスカーを」というハッシュタグ付きで、「本作のレオの演技を正当に評価しなくっちゃ!」「今回こそは獲ってほしいよなぁ それに値する人だと思うよ!」といった応援メッセージが続々投稿されているという。臨場感を極めた圧倒的なスケールの映像と、レオナルドの鬼気迫る演技、そして坂本龍一が手がけた畳み掛ける音楽。唯一無二の鮮烈で壮大な映画体験が、アカデミー賞でどう評価されるのか、引き続き注目していて。『レヴェナント:蘇えりし者』は4月22日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月26日レオナルド・ディカプリオ主演作『レヴェナント:蘇えりし者』の新たなポスター画像と特別映像が公開になった。本作の主人公は、過酷な自然環境下で死の淵から蘇ってサバイバルを繰り広げるが、その壮絶な魂の奥底には、最愛の息子を奪われた深い悲しみと、復讐への決意があるようだ。『レヴェナント:蘇えりし者』特別映像本作の主人公グラスは、愛する息子や仲間たちとアメリカ西部の未開拓の荒野を旅する途中で熊にノドを裂かれて瀕死の状態に陥る。まったく動くことができず、死の淵を彷徨うグラスを仲間のジョン・フィッツジェラルドは置き去りにすることを決め、グラスは極寒の地に放り出されるだけでなく、最愛の息子の命もフィッツジェラルドに奪われる。このほど公開になった映像では、グラスが必死に這って、すでに冷たくなってしまった愛する息子のもとにかけよる場面から始まる。グラスはそこでフィッツジェラルドに復讐することを決意し、過酷な自然環境下で傷を回復させ、約300キロもの旅に出る。本作は、壮絶なサバイバルを描いたドラマだが、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督は、「父と息子の愛を丁寧に描いた。それが本作の核となっている」という。愛する息子への想いを胸に、必死に生き、旅を続けるグラスは、復讐を果たせるのか? 仮に果たせたとしてどんな結果が待っているのか? これまでに公開されてきた予告編/映像は、壮大な大自然や過酷なサバイバルに焦点をあてたものだったが、本作は観客の胸をうつ重厚なドラマもしっかりと描かれているようだ。『レヴェナント:蘇えりし者』4月22日(金) TOHOシネマズ 日劇ほか 全国ロードショー
2016年02月26日俳優のレオナルド・ディカプリオが、モンゴルの探検の旅に9万5,000ドル(約1,084万円)も費やしたという。14日に開かれた英国アカデミー賞で『レヴェナント:蘇えりし者』のヒュー・グラス役で主演男優賞に輝いたディカプリオだが、今度はフブスグル湖への10日間の旅でまた野生の中でのサバイバルスキルを身に着けようとしているようだ。この旅路を率いるスウェーデン出身の探検家ヨハン・エルンスト・ニルソンはニューヨーク・ポスト紙に「僕がこういう旅をする際には、精神面での快適帯から引き出して、普段やらないようなことに挑戦してもらうんです。限界に挑戦すると、そこから得られるものはさらに大きいですからね。素晴らしい旅になりますよ」と語っている。この旅の最中、ディカプリオはヨルトに寝泊まりし、タカを使って狩猟をおこなったりすることになるというが、専用シェフが同行することになるそうだ。ディカプリオは『レヴェナント:蘇えりし者』の撮影現場における過酷な環境を口にしており、「たぶんあれは史上最高に難しい仕事の環境だったし、それはあの映画に参加した全ての人にとって同様だったと言えると思うよ」と説明していたほか、自然光を使用しての撮影であったため、間違いを犯すと撮影が翌日に持ち越されるなどして撮影に長くの月日を要したと話していた。(C)BANG Media International
2016年02月21日主演レオナルド・ディカプリオ、監督アレハンドロ・G・イニャリトゥ、そして音楽に坂本龍一という最強タッグで挑んだ『レヴェナント:蘇えりし者』 。本作で熱演をみせたレオナルドにオスカー獲得の期待がかかっているが、そんな彼の鬼気迫る演技と監督が語る特別映像がこのほど解禁された。舞台は19世紀アメリカの広大な未開拓の荒野。狩猟中に熊に喉を裂かれ瀕死重傷を負ったハンターのヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)は、狩猟チームメンバーの一人、ジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディ)に見捨てられ置き去りにされてしまうばかりか、愛する息子を殺されてしまう。“生きる”という純然たる意志だけを武器に、グラスは大自然の脅威中、厳しい冬の寒さに耐え交戦中の部族の熾烈な襲撃を交わし、フィッツジェラルドに復讐を果たすため約300kmの容赦ない旅を生き延びなければならない――。『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』で2015年の賞レースを総なめにし、オスカー4冠に輝いたイニャリトゥが監督・脚本・製作を務め、いまだかつてない製作費をかけて大自然が猛威をふるう極寒の地で自然光のみを使った9か月間のロケ撮影を敢行した本作。既に第73回ゴールデングローブ賞では、作品賞など最多3部門、 第69回英国アカデミー賞では、主演男優賞や監督賞で最多5部門を受賞し、第88回アカデミー賞では最多の12部門にノミネートされ、数々の映画賞で高い評価を獲得し、そのほか何部門受賞するのか期待が高まっている。そこで最も注目が高まっているのは、主演のレオナルドのオスカー獲得。『ウルフ・オブ・ウォールストリート』『ブラッド・ダイヤモンド』『アビエイター』『ギルバート・グレイプ』でアカデミー賞に4度ノミネートを果たすも未だ無冠の彼が、2013年の俳優休業宣言を覆し本作への出演を快諾しただけあって、格闘シーンで鼻を折るほどの体当たりの熱演を見せ、注目を集めている。今回解禁されたのは、ディカプリオの迫真の演技と共にイニャリトゥ監督が語る映像。「レオは目だけで全てを語ることのできる俳優だ。わずかなセリフだけで、複雑に入り組んだ感情を同時に表現できる。身体や目で演技するんだ」 と監督が明かしている。また、2年連続のオスカー受賞が濃厚になっている監督ですら 「彼の演技は私の監督人生で初めてみる素晴らしさだった」 と絶賛している。さらにディカプリオは「僕はトム・ハーディの大ファンなんだ。彼ほど力強い俳優は他にいない」と共演者について語る場面も。そんな監督が話す映像と迫真の演技から、レオナルドのオスカー獲得に濃厚を示していることは明らかだ。またレオナルドが前回受賞を逃した際は、世界中のファンたちが落胆し、Twitterのトレンドワードに「Poor Leo(かわいそうなレオ)」が入ったりと、落選を嘆く声で溢れかえったが、今回も、レオナルドがオスカー像を追いかけるオンラインゲームまで登場し、レオナルドのオスカー獲得は世界中から注目されている。『レヴェナント:蘇えりし者』は4月22日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年02月19日『ダ・ヴィンチ・コード』『天使と悪魔』に続く、トム・ハンクス主演の大ヒットシリーズの第3弾『インフェルノ』の公開日が、日米同時の10月28日(金)に決定!併せて、主人公・ラングドン教授を演じるハンクスと相手役のフェリシティ・ジョーンズの2ショット場面写真が解禁となった。作家ダン・ブラウンによる大ベストセラー原作を基に、レオナルド・ダ・ヴィンチの名画に隠された謎に迫り、世界中で一大センセーションを巻き起こした『ダ・ヴィンチ・コード』(’05)、ヴァチカンを舞台にガリレオの遺した暗号と秘密結社イルミナティの陰謀に迫った『天使と悪魔』(’09)に続く、待望のシリーズ第3弾となる本作。今回、ハーヴァード大学宗教象徴学者ロバート・ラングドン教授(トム)が解き明かすのは、詩人ダンテの叙事詩「神曲」<地獄(インフェルノ)篇>に秘められた暗号の謎。イタリア・フィレンツェ、ヴェネツィア、トルコ・イスタンブールなど世界中を駆け巡り、その知性を駆使して、ボッティチェリらの有名美術品や建築物の数々から暗号を読み解きながら、全世界を揺るがす大きな陰謀に挑む。また、ラングドンとともに謎を追う美貌の女医シエナに、『博士と彼女のセオリー』でアカデミー賞「主演女優賞」にノミネートされ、『スター・ウォーズ』シリーズのスピンオフ『ローグ・ワン:ア・スターウォーズ・ストーリー』(原題)で主演を務めることでも話題のフェリシティ・ジョーンズ。監督はもちろん、シリーズ全作品を手掛ける名匠ロン・ハワードだ。解禁となった場面写真1枚目は、美術品と観光客であふれるイタリア・フィレンツェの名所ウフィツィ美術館の廊下にいるラングドンとシエナ。いまにも駆け出しそうな2人が強い視線で何を見据えているのか、気になるところだ。2枚目は、薄暗い部屋の中で何かを指さすラングドンと、それを見つめるシエナ。ラングドンが手にするのは、詩人ダンテのデスマスクだ。その裏側に何か手がかりでも見つけたのだろうか…?なお、2月25日(木)にはダン・ブラウンによる原作小説「インフェルノ」(訳:越前敏弥)の文庫本が、角川文庫より上中下3巻で発売されることも決定。これまでの日本での発行部数は同単行本も合わせて驚異の1,440万部という超人気シリーズだけに、映画も再び大ブームを巻き起こしそうだ。『インフェルノ』は10月28日(金)、日米にて同時公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月19日トム・ハンクスが『ダ・ヴィンチ・コード』『天使と悪魔』に続いてロバート・ラングドン教授に扮する超大作『インフェルノ』が、10月28日(金)から日本公開されることが決定した。これまで数々の歴史や名画の謎に挑んできたラングドン教授が本作で挑むのは、詩人ダンテの『神曲』に描かれた“地獄(インフェルノ)”の謎だ。その他の画像本シリーズでハンクスが演じるラングドン教授は、ハーヴァード大学の宗教象徴学者で、膨大な知識と、圧倒的な推理能力、行動力を駆使してこれまでも難解な謎を見事に解き明かしてきたが、新作で彼が挑むのは詩人ダンテの『神曲』の謎だ。『神曲』は、13世紀から14世紀にかけてイタリアの詩人ダンテ・アリギエーリが書いた叙事詩で、ダンテが古代ローマの詩人に導かれて、地獄、煉獄、天国を巡る様が描かれている。映画のタイトル『インフェルノ』は、“地獄”を意味する単語だが、『神曲』の最初の章も“地獄篇(インフェルノ)”と名づけられている。これまでにレオナルド・ダ・ヴィンチが残した謎、バチカンと秘密結社の謎を解明してきたラングドン教授は、一体、どんな難題に挑むのか? これまで同様、ダン・ブラウンが原作を、ロン・ハワードが監督を務め、新キャストとして『博士と彼女のセオリー』のフェリシティ・ジョーンズが参加。ラングドンと行動を共にする女医シエナを演じる。『インフェルノ』10月28日(金) 日米同時公開
2016年02月19日レオナルド・ディカプリオが、『レヴェナント:蘇えりし者』で主演男優賞に輝いた英国アカデミー賞授賞式後の15日(現地時間)、ロンドンのホテルで英国人モデルの女性と過ごしていたようだ。この女性はロキシー・ホーナーという24歳のブロンド美女。英国のリアリティ番組に出演していたジョーイ・エセックスの元恋人としても知られている彼女は、15日夜にレオの警備スタッフにエスコートされて彼が滞在中のホテルに戻るのを目撃された。大衆紙「The Sun」によると、2人はしばらく前にロサンゼルスで知り合い、今回渡英が決まったときからレオは一緒に出かけようと彼女を誘っていたという。再会を果たした2人は一晩中ずっと一緒だったそうだ。ロキシーは友人数名と一緒に、レオとは別々の車でホテルに戻って来た。ルックスも年齢も、これまでのレオの好みとぴったり一致するロキシーだが、報道後の17日(現地時間)にツイッターで「この業界では友だちなんて作れない。友だち以上の関係だと推測されないことなんてないから」とツイート。さらに「私たちはみんな別々に帰りました。友達同士がそうするようにね。ありがと、さよなら」と、ただの友人であることを強調した。ちなみに前日の14日、レオはTV司会者のローラ・ウィットモアと一緒にホテルへ戻り、朝までパーティをしていたという。(text:Yuki Tominaga)
2016年02月18日俳優のレオナルド・ディカプリオが15日、タイオ・クルーズの元恋人ロキシー・ホーナーとホテルで夜遊びを楽しんでいたようだ。ロンドンのチルターン・ファイアハウスからホテルに戻ってきた際、ディカプリオのボディガードがロキシーを中へと案内している姿が目撃されており、2人はとても気が合った様子だったという。ある関係者はザ・サン紙に「レオとロキシーはしばらくまえにロサンゼルスで会ったことがあり、ロキシーのことを気に入っていたようです」「それでレオは英国アカデミー賞のためにロンドンに来た際に会おうと誘ったようです。それで会った際にはすぐにお互い夢中になっていたようですね。一晩中一緒にいましたよ」と話す。ロキシーは友人らと共にディカプリオの滞在していたローズウッド・ホテルまで案内されたというが、前日に行われた英国アカデミー賞式典で『レヴェナント: 蘇えりし者』により主演男優賞を獲得していたディカプリオは別の車で移動していたという。かつてディカプリオのことを「セクシーの定義」と口にしていたこともあるロキシーはその日、ディカプリオと噂もあるリアーナの曲『ワーク』に合わせて踊っているビデオをスナップチャットに投稿している。その前日にはイギリス人タレントのローラ・ウィットモアがディカプリオのホテルまで一緒に戻って朝まで遊んでいたと言われていた。(C)BANG Media International
2016年02月18日レオナルド・ディカプリオが『Conquest』に主演することがわかった。脚本家は、ディカプリオの最新作『レヴェナント:蘇えりし者』を書いたマーク・L・スミス。西海岸時間5日(金)に、パラマウント・ピクチャーズが競り落としたばかりで、ストーリーは明らかになっていない。その他の情報ディカプリオはまた、やはりパラマウントで製作されるマーティン・スコセッシ監督の『Devil in the White City』にも出演することになっている。19世紀のシカゴで暗躍した連続殺人犯についてのドラマで、ビリー・レイが脚色を手がける。ディカプリオは、このアワードシーズン『レヴェナント』で数々の賞を獲得しており、今月末のオスカーでも最有力候補と見られている。『レヴェナント:蘇えりし者』4月22日(金) TOHOシネマズ 日劇ほか 全国ロードショー文:猿渡由紀
2016年02月08日1月30日(現地時間)に発表された全米映画俳優組合(SAG)賞で、レオナルド・ディカプリオが主演男優賞を受賞した際、ケイト・ウィンスレットとハグをして喜び合った。主演男優賞のプレゼンター、ジュリアン・ムーアが「レオナルド・ディカプリオ」と受賞者の名前を読み上げるや、レオはすぐ近くにいたケイトのもとに駆け寄った。『タイタニック』(’97)、『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』(’08)で共演した2人はしっかりとハグし合い、ケイトはレオの頬にキスして祝福した。SAG賞で過去8回候補になり、9度目のノミネートにして初受賞を果たしたレオはスピーチで、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督やスタッフ全員、そして「一緒に仕事をしたキャスト全員に感謝します。ドーナル・グリーソン、ウィル・ポールター、フォレスト・グッドラック、アーサー・レッドクラウド、デュアン・ハワード、そしてもちろん偉大なるトム・ハーディ」と共演俳優たちへの感謝を述べた。そして、自身の十代の頃をふり返り、若い俳優たちへのアドバイスとして、たくさんの作品を観て、映画の歴史を学ぶよう語りかけた。「映画の歴史をひも解いていくと、僕たちはみな、先人たちによって積み重ねられたものに頼っていることに気づくのです。だから、僕のインスピレーションになってくれた過去の俳優たち全てに、この場にいる全ての俳優に感謝したいです」。(text:Yuki Tominaga)
2016年02月02日大阪府・梅田のグランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル イベントラボでは、2月14日まで、科学体験型展覧会「ダ・ヴィンチ!天才の遺産 レオナルドと歩む未来展」が開催されている。その特別企画として、大阪のロボット工学の第一人者2名によるトークセッション「マツコ×ダ・ヴィンチ」が開催される。日時は1月31日 10:00~11:00。場所は同展の会場内。参加は事前申込み制で、定員は70名(応募締め切りは1月26日 24:00まで、応募者多数の場合は抽選)。トークセッションへの参加は、展覧会の当日券(高校生以上:1,200円/小・中学生:700円)が必要。「ダ・ヴィンチ!天才の遺産 レオナルドと歩む未来展」は、"最後の晩餐"や"モナ・リザ"の作者として知られるルネサンス時代の巨匠、レオナルド・ダ・ヴィンチが500年前に残した設計図やメモをもとに再現した機械や乗り物の模型作品が展示されるほか、最新のジェット機、ロケット、大型客船などの模型、さらにはダ・ヴィンチの髭やシワ、表情、視線まで忠実によみがえらせた「ダ・ヴィンチ・アンドロイド」などが紹介される展覧会。このたび開催されるトークセッションでは、「マツコロイド」の生みの親である石黒浩教授(大阪大学)と「ダ・ヴィンチ アンドロイド」の生みの親、浅田稔教授(大阪大学)の2名が登壇し、「人間はどこまでアンドロイドか?」をテーマに語るという。参加希望者は、トークセッション参加申し込みページより応募する。募集人数は70名(応募多数の場合は抽選)。応募締め切りは、1月26日 24:00まで。
2016年01月25日第73回ゴールデン・グローブ賞ではレオナルド・ディカプリオの「主演男優賞」(ドラマ部門)ほか、「作品賞」(ドラマ部門)「監督賞」の3冠を獲得し、第88回アカデミー賞においても「作品賞」「監督賞」「主演男優賞」「助演男優賞」など最多12部門にノミネートされている話題作『レヴェナント:蘇えりし者』。その劇場公開日が、ついに4月22日(金)に決定、併せて、悲願のオスカー獲得に王手をかけたレオナルドによる壮絶な本編シーンが解禁となった。19世紀、アメリカの広大な未開拓の荒野。狩猟中に熊にのどを裂かれ、瀕死重傷を負ったハンターのヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)は、狩猟チームメンバーの一人、ジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディ)に見捨てられ、置き去りにされてしまうばかりか、最愛の息子まで殺されてしまう。激しい怒りを力に変え、奇跡的に蘇えり、燃えたぎるような復讐を胸にフィッツジェラルドの追跡を開始するグラス。だが、その行く手には、想像を絶する苦難が待ち受けていた――。『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』で2015年の賞レースを総なめにしオスカー4冠に輝いたアレハンドロ・G・イニャリトゥが、監督・脚本・製作を務めた本作。イニャリトゥ監督は大自然が猛威をふるう極寒の地で、自然光のみを使った9か月間に及ぶロケ撮影を敢行、これまでアカデミー賞に4度ノミネートを果たすも未だ無冠のレオナルドをはじめ、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のトム・ハーディ、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のドーナル・グリーソンら、注目のキャストが集結した。アカデミー賞では主要部門ほか「撮影賞」や「美術賞」「衣裳デザイン賞」など最多12部門のノミネートを誇る本作は、全米では去る1月8日から3,375館での拡大公開が始まったが、その初日の成績は記録更新を続ける『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を上回り、平日の興行でもトップに。先週末には同作を抑えて興行ランキング2位を獲得するなど快進撃を見せている。今回到着した映像では、いま最も熱い視線を浴びているレオナルドのオスカー獲得を決定づけるかのような、迫真の演技を目にすることができる。イニャリトゥ監督は「今回の撮影では、リズム、タイミング、勢い、沈黙と膨大な量の要求をしたが、レオは力強い存在感で、全てをこなした」と、ほかの俳優では決して耐えられなかったであろう試練に直面したことを強調する。そんな監督の言葉に応えるようにレオナルドもまた、「『レヴェナント:蘇えりし者』は、私の人生で最もやりがいのある経験になった」と語っており、自信のほどを明かしている。荒々しい呼吸音までもとらえた臨場感を極めた圧倒的な映像と、鬼気迫るレオナルドの熱演。まずは、緊迫と衝撃の本映像から確かめてみて。『レヴェナント:蘇えりし者』は4月22日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月20日『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』でアカデミー賞の「作品賞」を含む4冠に輝いたアレハンドロ・G・イニャリトゥが、主演にレオナルド・ディカプリオを迎え、監督・脚本・製作を務めた最新作『レヴェナント:蘇えりし者』。全米の拡大公開の直前となる現地時間の1月6日、ニューヨークのAMCロウズ リンカーンスクエアで、ニューヨークプレミアが開催され、音楽を担当した坂本龍一氏が急遽出席。ディカプリオや、イニャリトゥ監督、さらに『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でも注目を集めるドーナル・グリーソンら出演者がそろった豪華なレッド・カーペットが実現し、その際のインタビューの映像が到着した。『バードマン』で2015年の賞レースを総ナメにしたイニャリトゥ監督が、かつてない製作費をかけ、大自然が猛威をふるう極寒の地で、自然光のみを使った9か月間のロケ撮影を敢行した本作。イニャリトゥ監督の2年連続オスカー獲得にも注目が集まる上、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』『ブラッド・ダイヤモンド』『アビエイター』『ギルバート・グレイプ』で4度のノミネートを果たすも、いまだ無冠のディカプリオが2013年の俳優休業宣言を覆して出演、体当たりの演技で悲願のオスカー獲得を狙う。また、『バベル』(’06)でも「美貌の青空」など坂本氏による2曲の楽曲を使用したイニャリトゥ監督は、坂本氏の大ファンであることを明かしている。「彼の曲には余計なものがなく優雅で感動的だ」と語り、「この作品には、映像から想像してもらうシーンが多い。説明は加えずに映像そのものが味わえる。あるのは映像と音、そして静寂と間だ。間が重要な役割を果たすのは会話と同じ。実際の言葉より、その場の空気や間で伝わることは多いんだ」と、坂本氏の音楽がかなり重要な役割を果たしていることに言及する。その音楽に大きく心を揺さぶられたと語るのはディカプリオで、「サカモト氏の音楽はこの映画のテーマそのものを表現していると思う。曲を聴くと、大きく心が揺さぶられるんだ」とコメントし、「初めて聴いたとき、まさに求めていた音楽だったから強く感銘を受けた」と語った。一方、セリフの少ないこの作品で音楽の占める役割は大きく、それが楽しみでもあり、プレッシャーでもあったという坂本氏は、「監督の要望にすべて応えられるような方法があればよいのだが、残念ながらこれという方法はない。だから崖を登るような監督の膨大な要求を一つ一つクリアしていった」と感慨深げにコメント。「映画が持つ力というのは素晴らしい。作曲すること自体が、僕のインスピレーションの源になりました。俳優たちの演技は見事で、感動的でした。そして、監督の力量は、言葉では言い表せないほど素晴らしいものでした」と、ディカプリオをはじめとする俳優陣と監督に称賛を贈った。いよいよ日本時間1月11日(月・祝)には、ドラマ部門「作品賞」「主演男優賞」と「監督賞」「作曲賞」の4部門にノミネートされている第73回ゴールデン・グローブ賞の授賞式が行われる。続く日本時間1月14日(木)にノミネート発表、同2月29日に授賞式となる第88回アカデミー賞に向け、本作がゴールデン・グローブでどれだけ賞を獲得するのか、熱い視線が注がれている。『レヴェナント:蘇えりし者』は4月、TOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月11日レオナルド・ディカプリオ(41)が、ケリー・ローバック(25)と破局したと報じられている。昨年の夏ごろからデートを重ねていた2人であったが、お互いの多忙な仕事のスケジュールのため数カ月前には破局を迎えていたという。ある関係者はピープル誌に対し、「2人は別れてもう数カ月がたちますよ。でも2人は友人関係をうまく築いています」、「2人はお互いにとても忙しいのです。ディカプリオは大きな映画の仕事がありますし、ケリーは世界的なスーパーモデルです。第三者の影があったからというわけではありません」と語る。ディカプリオは最新作『レヴェナント:蘇りし者』ですでにさまざまな映画賞にノミネートされているほか、アカデミー賞ノミネートもささやかれており、授賞式シーズンにはケリー同伴で登場すると見られていたのだが、2016年の年越し前には破局を迎えていたようだ。ディカプリオがサン・バルテルミー島で豪華な年越しパーティーを開催していた一方で、ケリーは家族と共に過ごしたと言われている。別の関係者は「レオは長年の友人ルーカス・ハースら男友達や、女の子たちとパーティーを楽しんでいましたよ」と語っており、その豪華なパーティーではジャスティン・ビーバーがパフォーマンスを行ったそうだ。(C)BANG Media International
2016年01月06日レオナルド・ディカプリオがモデルのケリー・ローバックと破局したようだ。レオナルドは年末年始をカリブ海のセント・バーツ島で過ごしていたが、そこにケリーの姿はなかった。「Us weekly」誌では関係者が、2人は1か月以上前に別れたと語っている。41歳のレオナルドと「Sports Illustrated」などで活躍する25歳のケリーは昨年6月頃から交際が始まったが、レオナルドは主演作『レヴェナント:蘇りし者』で映画賞シーズンを忙しく過ごし、ケリーも女優業に進出。ザック・エフロンとドウェイン・ジョンソンが主演するTVシリーズ「ベイウォッチ」の映画版でヒロインを演じることが決定した。関係者によると、破局はやはり互いの忙しさが原因。2人ともやらなければならないことが多過ぎて、話し合って関係の解消を決めたという。いまも友達同士で話もするが、恋愛は終わったという。レオナルドはセント・バーツ島でトビー・マグワイアやルーカス・ハースなど昔からの仲間たちや、同じく島に滞在していたジャスティン・ビーバーらと新年を迎えたが、ケリーは地元のコネティカット州で両親と過ごしていた。(text:Yuki Tominaga)
2016年01月06日トム・クルーズ、ジョニー・デップ、ブラッド・ピット……浮き沈みの激しいハリウッドで、スターの称号を手にいれた数々の俳優たち。その中で、アラフォー世代の代表といえば、やはりレオナルド・ディカプリオ、レオ様でしょう! コメディ、ラブロマンス、政治もの、西部劇などあらゆるジャンルの映画で、常に圧倒的な演技力をみせてくれるレオ様。近年の渋いレオ様ももちろんステキですが、遡ること約20年前。『タイタニック』(1997)で一世を風靡することになるレオ様ですが、そこに至るまでの彼の美しさといったら! 今見ても、キュンとしてしまうはずです。今回は、そんな若かりしレオ様の美しさが詰まった、代表的な3作品をピックアップ。改めて魅力を掘り下げていきましょう。“少年と大人の魅力” を併せ持つレオ様は必見!『バスケットボール・ダイアリーズ』『ギルバート・グレイプ』(1993)で演じた、知的障害を持つ少年・アーニー役で高い評価を得てから約2年後。少年の中に、大人っぽさをまといはじめたレオ様が挑んだ作品が『バスケットボール・ダイアリーズ』(1995)。ビートニクの詩人であり、ロックミュージシャンでもあるジム・キャロルの自叙伝「マンハッタン少年日記」の映画化で、レオ様が演じたのは主人公のジム役。ミッションスクールに通い、バスケットボールのチームメートとやんちゃに過ごしていたジム。最初はちょっとした不良少年でしたが、やがてドラックに手を出すとどんどんハマり、退学、家出、そしてホームレスにまで堕ちていき……。衝撃的なストーリーで、かなりヘビーなシーンも。それでも、少年と大人の魅力を併せ持つ、この時期ならではのレオ様の美しさ、存在感は鮮烈! 制服姿も新鮮でクール。スターへの階段をのぼりはじめた彼の輝きが詰まっています。レオ様史上NO.1の究極美が堪能できる『太陽と月に背いて』大人っぽさに加え、色気も漂う究極の美しさを発揮した作品が、『バスケットボール・ダイアリーズ』と同年、1995年に日本で公開された『太陽と月に背いて』。19世紀のフランス象徴主義の代表的詩人、アルチュール・ランボーと、ポール・ヴェルレーヌの宿命的かつスキャンダラスな関係を描いた本作。妻がありながらも、レオ様演じるランボーの才能と美貌に心を奪われ、その魅力にのめり込んでいくヴェルレーヌ(デヴィッド・シューリス)。2年間に及ぶふたりの蜜月、そして破滅的な別れが描かれていくのですが、ヴェルレーヌ同様、見ている私たちをも虜にしてしまうランボー(レオ様)! 海辺のシーンで、華奢なからだにひらひらとなびく、純白のシャツをまとったレオ様はハッとするほど儚げで美しく……。レオ様史上、最も美しい瞬間を閉じこめた作品、といっても過言ではありません。王道ラブストーリーで魅力全開!『ロミオ+ジュリエット』1997年、日本で公開された『ロミオ&ジュリエット』も、レオ様の魅力が際立つ作品。シェイクスピアの名作を、バズ・ラーマン監督が時代設定を現代に置き換えて映画化したもので、作品としても見応えたっぷり。対立するロミオのモンタギュー家と、ジュリエットのキャピュレット家の抗争シーンでは、スタイリッシュな映像の中、クールでカッコいいレオ様にキュン。また、ロミオ(レオ様)とジュリエット(クレア・デインズ)が、水槽越しに初めて出会うシーン、プールでのロマンティックなキスシーン、ふたりの結婚式のシーン…… どのシーンを切り取ってもレオ様の美しさが全開!悲劇のクライマックスまで、目が離せないレオ様版ロミオ。何度もリピートして観たくなること必至です。今回紹介した作品は、美しさはもちろん、その確かな演技力にも感動させられるものばかり。当時観た! という方も多いと思いますが、改めて美しいレオ様の作品、楽しんでみてはいかがでしょうか!?
2015年12月30日『「24のキーワード」でまるわかり! 最速で身につく世界史』(角田陽一郎著、アスコム)の著者は、TBSテレビのプロデューサー。『さんまのスーパーからくりTV』を筆頭から『EXILE魂』まで、数多くのバラエティ番組をつくり続けてきたのだそうです。そんな実績の持ち主が世界史の本を書くというのは不思議な気もしますが、著者はその理由について「世界史とはバラエティであるから」だとしています。なぜなら歴史とは、あらゆるジャンルにおいて、「いままで、なにが、どういうふうに起こったのか」を研究する学問だから。たとえば物理について知りたければ、「物理の歴史」を学べばいい。ビートルズが好きなら、「ビートルズの歴史」を調べればいいのだという考え方。つまり、「歴史を学べば、なんでも知ることができる。なんに興味を持ってもいい」という意味で、“バラエティな雑食性”があるということです。だからこそ本書は、著者自身が経験してきたバラエティ的な方法によって、世界史に企画や演出で色づけをしてみようという意図でつくられているのです。いわば、「おもしろい!」というように純粋な興味を持ってもらうことを主眼とした、「世界史の入り口」というべき一冊。きょうはそのなかから、第22講「お金の話」に焦点を当ててみたいと思います。■お金がはじまったのは4,500年前いまから約1万年前に濃厚がはじまったころ、たとえば集落同士が、ムギとリンゴを交換し合うようになったとします。しかしやがて、「ムギどのくらいで、リンゴ何個分になりますか?」という話になってきます。そして、さらに別の集落とシャケを交換するようになるなど、交換の方法がどんどん複雑になっていく。「ならば、いっそのことモノの価値を決める基準=単位をつくろう」ということになり、つまりはそれがお金のはじまりだということ。お金は、だいたい4,500年前にはじまったといわれているそうです。人類の歴史を1万年と仮定すると、むしろお金がなかった時代の方が長く、5,500年も続いたことになります。そのころお金になったのは、誰もが貴重と認めるモノ。たとえばムギ、コメ、トウモロコシなどの穀物、ウシ、ブタ、トナカイなどの動物、あるいは毛皮、貝殻、珍しい石など。それらがやがて、貴金属に変わっていったというわけです。とはいえ貴重すぎると、それは誰にも手の届かないものになり、流通しません。そこでお金は、銅・銀・金に集約されていったのだそうです。かくして19世紀末には世界的に、金が価値の基準単位になる「金本位制」に統一されたわけです。日本の江戸時代は、基本的に金銀銅の三貨制。江戸を中心とする東日本では金が、大阪を中心とする西日本では銀がおもに流通していました。しかし、その金銀の交換レートは世界の基準とは異なっていました。そのため、幕末に黒船がやってきて通商がはじまると、その価値の違いから日本の富の流出と混乱が起こり、それが明治維新の要因になったというわけです。■富とは「多くの時間」を所有することさて、お金が流通したことで、人類は時間を手に入れます。それまでは、自分たちが食べるものは自分たちで獲得する必要がありましたが、貨幣経済の誕生により、ほしいものを他者から買えるようになったということ。するとそのぶん、自分の時間を有効に使えることになります。つまり富とは、お金をたくさん持っていることであり、お金をたくさん持っていることは、時間をたくさん所有できることを意味するのです。そして、ここで問題になってくるのが「時間」です。人は必ず死ぬので、使える時間は限られています。だとしたら、その限られた人生で、自分の時間を増やしたいという要求が起こるのは当然のこと。その根源的な要求が富への要求、すなわちお金への要求だということです。■有名な『モナ=リザ』もAKBも同じなお。価値を決める方法は2つあるそうです。・みんながほしいと思うか?・「これはみんながほしいものだ」と、誰が決めるか?この2つ。そして、「一番人気の人がセンターに立つ」という意味で、前者はAKBの選挙と同じだと著者はいいます。これは、多くの人がレオナルド・ダ・ヴィンチの『モナ=リザ』を見るためにパリを訪れることと基本的には同じ意味。ちなみに『モナ=リザ』は世界一高価な絵画だとされていますが、これは権威者がいちばん高いと決めたからではなく、『モナ=リザ』がルーヴル美術館にあるだけで、パリおよびフランスにどれだけの経済効果を発生させているかという経済規模で算定されるから。そしてもうひとつの方法は、権威者が「これは価値がある」ということによって価値が生まれるケースです。そして、そのいちばんの代表が貨幣。「この紙切れには1万円分の価値がある」と決めようと、権威者が決めるということ。ただし、ここには盲点があります。権威者が決めたことが疑われはじめると、価値は一気に落ちるわけです。つまり、ある権威者が決めたとしても、結局は「みんながほしいと思うか」どうかにかかっているということ。いわばアートも経済も、すべてはアイドルの人気投票と同じ仕組みだということです。*本書がわかりやすいのは、このように、歴史とそのエレメントをユニークな視点で捉えているから。歴史が勝手だと思い込んでいる人は、読んでみれば考え方が変わるかもしれません。(文/書評家・印南敦史)【参考】※角田陽一郎(2015)『「24のキーワード」でまるわかり! 最速で身につく世界史』アスコム
2015年12月29日東京都・両国の東京都江戸東京博物館は、自然観察を通じて真理に近づこうとしたレオナルド・ダ・ヴィンチの挑戦を紹介する特別展「レオナルド・ダ・ヴィンチ天才の挑戦」を開催する。会期は2016年1月16日~4月10日(3月22日・月曜休館、ただし1月18日・3月21日・3月28日は開館)。開館時間は9:30~17:30(土曜は19:30まで)。観覧料は一般1,450円、大学・専門学校生1,160円、小・中・高校生・65歳以上730円。同展は、自然観察を通じて真理に近づこうとしたレオナルドの挑戦を、絵画《糸巻きの聖母》と、直筆ノート『鳥の飛翔に関する手稿』を中心に紹介するもの。この2点の作品は、同展のテーマである「見えない世界を探る(beyond the visible)」ために、レオナルドが行った人間観察・自然研究が集約された円熟期の傑作となっている。このほか、レオナルドによる花や子どもを観察した素描、レオナルド派による絵画、神話化・伝説化されたレオナルド像を表した資料など約70点を通じ、「天才の挑戦」が体系的に紹介される。また、同展の図録で、日本側の監修者である斎藤泰弘氏(京都大学名誉教授)による『鳥の飛翔に関する手稿』の新訳も発表されるということだ。同展を監修した、レオナルド・ダ・ヴィンチ理想博物館館長のアレッサンドロ・ヴェッツォージ氏は同展の開催に際し次のようにコメントを寄せている。「本展は多分野にまたがるレオナルドの作品や彼の思想の中でも、最も奥深い精髄を知るための基本要素を表す2つの作品『鳥の飛翔に関する手稿』と《糸巻きの聖母》を中心に構成しました。『鳥の飛翔に関する手稿』には、人間の飛行に関する実験方法から実現の予言にいたるまで(生きた鳥の生態や機械の部品の観察を含めて)、芸術、科学に関する論述、自然、建築、機械、水力学、科学技術に関する研究が、図解入りで収められています。一方、《糸巻きの聖母》は、15点にも満たないレオナルドの真筆絵画のひとつです。しかもレオナルドが生きた時代に最も高く評価された作品のひとつであるというだけでなく、まさに"装置としての絵画"であり、哲学的な意味での先駆的作品と言えます。」
2015年12月28日2015年12月16日から18日、マイクロエレクトロニクス製造サプライチェーンの国際展示会「SEMICON Japan 2015」が東京ビッグサイトにて開催されている。今年の出展企業数は732(共同出展社を含む)で前年から7社増となっているが、なかでもフジキンのブースは必見だ。ブース中央では、大阪大学大学院 工学研究科 知能・機能創成工学専攻 浅田稔 教授が中心となって開発が進められている「レオナルド・ダ・ヴィンチ アンドロイド」のデモンストレーションが行われており、多くの来場者で賑わっている。同アンドロイドは「テクノロジーが高度に発展し、ひとつの分野を深めるだけでなく、多様な分野の価値観を共有する必要がある現代において、科学・技術・芸術を統合し具体化したレオナルド・ダ・ヴィンチの精神が必要である」という考えのもと制作されたもの。くるくると変化する表情や細かいシワの動きなどは空気圧を利用して調整されており、とてもなめらかだ。アンドロイドの動きや喋りは遠隔地から操作しているというが、まるでダ・ヴィンチが生き返ったかのように、とてもリアリティのあるアンドロイドとなっている。これをきっかけに、子どもや若い世代にものづくりへの興味を持ってもらえるよう、教材としての活用も想定しているという。同社は、フジキンの制御技術などをロボット技術と融合することで、新しい未来を創造していきたいとしている。
2015年12月17日全世界42か国No.1を獲得した待望のアクション・アドベンチャー『ミュータント・タートルズ』。今回、全世界大ヒットを記録した「タートルズ」の続編『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズアウト・オブ・シャドウズ』(原題)が日本でも公開することが決定し、早くも本作の予告編が到着した。これまでにアニメ、映画、ゲーム化され、世界中で愛され続けている「ミュータント・タートルズ」。前作は、アメリカ国内で1億9,100万ドル、全世界では4億8,500万ドルを超え大ヒットを記録し、今回の待望の続編となる。今年2月に公開した前作に引き続き、製作は『トランスフォーマー』シリーズも手がけるマイケル・ベイが務め、ヒロインはミーガン・フォックスが続投。さらに、「ARROW/アロー」のスティーヴン・アメル、『ラブ・アクチュアリー』のローラ・リニー、『ゴーン・ガール』のタイラー・ペリー、『ジュラシック・ワールド』のブライアン・ティーらが出演する。今回到着した映像では、突如ニューヨークの街に異常事態が発生、逃げ惑う人々の姿から始まる。その危機を救うべく立ち上がったのは、レオナルド、ラファエロ、ドナテロ、ミケランジェロの4人の“タートルズ”たち。今作では、前作には登場しなかったオリジナル・キャラクターのタートルズの宿敵、イノシシの姿をしたミュータントのビーバップとサイの姿をしたミュータントロックステディが新たに登場している。さらにその死闘もわずかながら明かされています。アクロバティックなワザを繰り広げながらのアクション、ド派手でド迫力の映像は前作以上であることを予感させる映像となっている。本作で登場する新たな宿敵との対決はいかに!?“タートルズ”たちのコミカルで痛快なアクションをまずは予告編から目撃してみて。『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズアウト・オブ・シャドウズ』(原題)は2016年、全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年12月11日あの有名なモナ・リザを描いた画家、レオナルド・ダ・ヴィンチの傑作が東京・両国に降臨!2016年1月16日から東京都江戸東京博物館で特別展『レオナルド・ダ・ヴィンチ天才の挑戦』が開催されます。本展で注目を集めているのは、日本初公開の油彩画《糸巻きの聖母》。現存する絵画がわずか15点程度しかないレオナルド作品のなかでもモナ・リザに並ぶ傑作といわれる本作品は、英国貴族が所蔵しているため、英国外に出品されるのはなんと77年ぶり!このチャンスは見逃せませんね。また、花や子どもを描いた素描7点(うち1点は弟子との共作)も初来日。特に、花の姿をさまざまな角度から描いた作品《花の研究》は、レオナルドのデッサン力はもちろん、自然観察力の高さもうかがえる名品です。さらに、レオナルドの直筆ノートも日本初公開。人間の飛行に関する実験方法や鳥の研究を記したノートは、その字面を見ているだけでもレオナルドの天才っぷりが伝わってきます。会場の東京都江戸東京博物館では、別料金を払えば常設展も見られます。実物大に復元された日本橋や、縮尺1/200で再現された江戸城御殿など、見どころもいっぱい。イタリアの至宝といっしょに江戸文化を楽しんでみるのもオススメですよ!イベントデータ:特別展『レオナルド・ダ・ヴィンチ天才の挑戦』会期:2016年1月16日(土)~4月10日(日)※休館日は月曜日。ただし1月18日、3月21日・28日は開館、3月22日は休館時間:9:30 ~ 17:30(土曜日は19:30まで)※入館は閉館の30分前まで会場:東京都江戸東京博物館料金:一般 1,450円/大学生・専門学校生 1,160円/高校生・中学生・小学生・65歳以上 730円
2015年12月06日劇場3部作となるアニメ映画『亜人』シリーズが、映像クリエイター・FROGMAN監督のアニメ『秘密結社 鷹の爪』シリーズとコラボレーションし、オリジナルストーリーが27日午前0時からGYAO!で配信されることがわかった。コラボ元となった『亜人』は、桜井画門氏が漫画誌『good!アフタヌーン』(講談社)にて2012年7月より連載している同名コミックを原作とした、『シドニアの騎士』シリーズで知られるポリゴン・ピクチュアズの制作によるアニメーションシリーズ。決して死なない新種の人類"亜人"と、それを追う政府の戦いを描いた物語で、事故死から謎の蘇生を遂げた高校生・永井圭ら亜人の緻密な心理描写も話題になり、コミックの累計発行部数は400万部を突破している。27日からは、第1部『亜人 -衝動-』を2週間限定で公開。2016年1月からはTVアニメの放送も決定している。一方の『秘密結社 鷹の爪』は、FROGMAN監督によるアニメーションシリーズ。主なキャラクターデザインとその声もFROGMAN監督が務める。悪の秘密結社・鷹の爪団の総統、吉田、レオナルド博士、菩薩峠、フィリップの5人。日夜、怪人や奇妙な秘密兵器を作って、「人と地球にやさしい世界征服」を夢見ながら活動するも、非常に金欠な上に、すぐに下手を打って散々な目に合ってしまいがちな日常が描かれる。27日公開の限定コラボ動画タイトルは、「亜人捕獲大作戦」。総統と吉田は、外出先で致命傷の交通事故を目撃してしまう。慌てふためく2人をよそに、目前の被害者少年はすぐに蘇生。少年の正体が圭であり、"亜人"であることにも気づいた鷹の爪団が、お金目当てに捕獲をもくろむも、相変わらずのどんちゃん騒ぎになってしまう"笑撃"の作品に仕上がっている。さらに同日には、第1部の初日舞台あいさつの模様も生配信。登壇者は圭役の宮野真守、下村泉役の小松未可子ら声優陣と瀬下寛之総監督、安藤裕章監督の4人を予定しており、20時15分からGYAO!で配信される。(C)桜井画門・講談社/亜人管理委員会 (C)DLE
2015年11月25日いままであまり明かされてこなかったある英雄たちの実話をもとに、ジョージ・クルーニーが監督・製作・脚本・主演を務めた話題作『ミケランジェロ・プロジェクト』。一時は日本での公開が危ぶまれていたという本作が、多くのファンからの願いに後押しされ、満を持してついに公開されました!第二次世界大戦も終戦間近、ヒトラーの命令により、ドイツ軍はヨーロッパ各国の美術品を次々と略奪していた。そのなかには、なんとレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」や「モナ・リザ」だけでなく、ラファエロ、フェルメール、ピカソ、モネ、そしてミケランジェロといった巨匠たちの傑作も数多く含まれていたのだった。そこで、歴史的財産の損失を阻止すべく結成された特殊部隊が“モニュメンツ・メン”。リーダーとなる美術館の館長をはじめ、学芸員や建築家、彫刻家、歴史家といった芸術のエキスパート7人が集められ、下されたミッションは「ナチスが略奪した美術品を奪還すること」だった。しかし、彼らは戦争経験ゼロの中年男たち。周りからの協力も得られないなか、全力で任務を遂行する彼らに立ちはだかる新たな危機は、敗戦を悟ったヒトラーが発令した「すべてを破壊すること」という非情な指令だった。はたして、彼らは世紀の美術品を見つけ出し、守ることはできるのか?「第二次世界大戦を従来の戦争映画とは異なる切り口で撮りたい」と熱望していたジョージ・クルーニーにとって、監督作品としては過去最高の興行成績を収めた記念すべき作品。そんなクルーニーのもとには、ハリウッドを代表するマット・デイモンやビル・マーレイ、ケイト・ブランシェットといった豪華俳優陣が集結したことでも話題となっています。今回、この作品が公開されるまで、ナチスが約500万点もの美術品を略奪して破壊しようとしていたことやその裏で“モニュメンツ・メン”という特殊部隊が存在していたことはあまり知られていなかったようですが、現在私たちが多くの歴史的な芸術作品を楽しむことができるのは、命懸けで“人類の歴史”を守るために戦った彼らの存在なしには語れないのです。芸術のために戦った“知られざる英雄たち”の物語は、芸術の秋にぜひ観ておきたい一本。そんな彼らの熱い想いに感謝しながら、“知られざる芸術の裏側”ものぞいてみては?イベントデータ:『ミケランジェロ・プロジェクト』公開表記:11月6日(金)、TOHOシネマズシャンテ他全国ロードショー配給:プレシディオ©2014 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.
2015年11月19日●ARM、64bit対応新CPUコア「Cortex-A35」や新アーキテクチャ「ARMv8-M」発表 - TechCon 2015基調講演レポート英ARMは11月11日(現地時間)から開発者向けのイベント「ARM TechCon 2015」を開催している。このイベントは、ハードウェア、ソフトウェアの開発者向けに同社が毎年開催しているもの。会場は米カルフォルニア州サンタクララ市。ここは、某大手プロセッサメーカーの「お膝元」での開催というところに"挑戦的な感じ"がしないでもない。ちなみにARMの米国拠点は、テキサス州のオースティン市にある。同イベントは、基調講演やセッション、会場での展示で構成され、米国の一般的な技術イベントと変わらないが、いままでもARMv8-AアーキテクチャやmBed OSなど、ARMの戦略的な製品がここで発表されてきただけに、今回も注目が集まる。さて、ここでは初日と2日目に行われた基調講演の模様をレポートする。○第二世代のLITTLEプロセッサ「Cortex-A35」初日の基調講演に登場したのは、ARM CTOのMike Muller氏。同氏の講演では、大きく2つの発表があった。1つは、電力効率の高いアプリケーションプロセッサ「Cortex-A35」、もう1つは組み込み系プロセッサの新アーキテクチャとなる「ARMv8-M」だ。Muller氏は、薄いプラスティックの板の上に作られたCortex-M0プロセッサを持って登場。これは印刷技術で作られた半導体デバイスで、2015年の現在では、こんなものも作ることができると示したあと、2015年がARM設立25周年ということもあり、ARMの歴史を振り返った。「モバイルコンピューティングは変貌しつつある」と話し始め、Muller氏は、「モバイル・ファースト」という考え方が世界を変えつつあるとした。その後紹介されたのがCortex-A35プロセッサだ。同プロセッサは、電力効率を高めた「LITTLE」プロセッサとなる。ARMのアプリケーションプロセッサは、大きく2つに大別できる。1つは、性能を重視した「big」プロセッサ、もう1つは、電力効率を重視した「LITTLE」プロセッサだ。bigプロセッサは、アウトオブオーダーなどを実装し、クロックあたりの実行効率を高めるなど、高速処理を想定しており、サーバー向けに作られるものもある。これに対してLITTLEプロセッサは、インオーダー実行で短いパイプラインを持ち処理速度よりも電力効率を重視し、bigプロセッサよりも小さな消費電力で動作できる。ただし、両者は機能的にはまったく同じもので、特にbig用、LITTLE用の回路が入っているわけではない。ARMは、このbigとLITTLEの2つを組み合わせて、システム負荷などに応じて処理性能と低消費電力を実現するbig.LITTLE構成を可能にしている。もちろん、それぞれを単独で利用することも可能だ。64bitアーキテクチャとなるARMv8-Aのプロセッサでは、これまで、LITTLEプロセッサとしてCortex-A53があった。これは、第一世代のARMv8-AプロセッサでCortex-A57と組み合わせることが想定されていた。その後、bigプロセッサのほうは、A72が登場して第二世代になった。今回発表されたA35は、第二世代のLITTLEプロセッサになる。Muller氏は、A35を従来のARMv7アーキテクチャのLITTLEプロセッサであるA7と比較する。それによれば、A35は、A7よりも10%消費電力が小さく、性能的には同じ32bitコードの実行で6~40%の性能向上があり、L2のあるマルチコア構成から、L2なしのシングルコア構成まで幅広い構成が可能になるという。さらにA35は、製造時に性能を重視して作ることも、消費電力やダイサイズを重視して作ることも可能な設計になっているという。28ナノメートルという成熟した製造プロセスを使う場合、最大1GHzで動作するフル構成で作ることも、100MHzで動作するオプション機能を省いた小さなダイサイズのA35も作ることが可能になっているという。後者はウェアラブルなどのバッテリや機器サイズに制限があるような場合に利用可能なもので、A35は低価格のスマートフォンだけでなく、本格的にウェアラブルデバイスもターゲットにしている。消費電力は、構成の違いで最大15倍、ダイサイズでは10倍以上の違いが出るとのことだ。○組み込み系にセキュリティを - 組み込み向けのTrustZoneを導入した「ARMv8-M」次にMuller氏は、IoTで増大する組み込み系プロセッサへの攻撃について解説した。多数のIoTデバイスの登場により、セキュリティ的なリスクが高まっている。特にIoTデバイスは、ネットワーク接続を前提にしているために攻撃のターゲットになりやすいという。そこでMuller氏は、「セキュティの経験がまったくない人でも利用できる1ドル以下のセキュアーなマイクロコントローラーのデザインが必要な時代になった」として、組み込み系のプロセッサの新しいアーキテクチャであるARMv8-Mについて紹介した。ARMv8-Mは、命令セットの強化などいくつかの強化点があるが、最大の違いは、組み込み向けのTrustZoneを導入したことだ。TrustZoneは、ARMのアプリケーションプロセッサが持つ、保護された実行環境などのセキュリティ機能の名称だ。しかし、ARMv8-MでいうTrustZoneは名前だけは、アプリケーションプロセッサと同一だが、機構としては大きく違っている。ARMv8-MのTrustZoneでは、拡張された命令により、セキュリティの高い状態に入る。ARMv7/v8-Aのように、モードやコンテキストを完全に切り替えて別の特権モードで動作するわけではない。このような状態だけを切り替えることにした理由は、モードやコンテキスト切り替えはハードウェア規模が拡大してしまうこと、また、コンテキスト切り替えなどにオーバーヘッドがあり、割り込みへの応答時間などに影響が出るからだ。ARMv8-Mでは、レジスタもそのまま使うために切り替えのオーバーヘッドは小さい。ただし、スタックだけはセキュア状態用のものに切り替わるようだ。ただし、周辺回路やセキュアストレージ、メモリへのアクセスは、同時に発表された周辺回路接続技術であるAMBA 5 AHB5を利用する。AHB5は、CPUのセキュア状態を認識してセキュアメモリやストレージ、周辺デバイスへのアクセスを制御できる。ARMv8-MのTrustZoneは、命令ストリームの保護機能となるため、セキュアでない状態のアプリや割り込みハンドラへの移行が簡単に行える。これに対してARMv8/v-AのTrustZoneは、コンテキスト切り替えが必要でさらに出入りを管理するセキュアモニターを経由する必要がある。また、Muller氏は、ARMのmbed OS用の「mbed Device Connector」も発表した。これは、mbed Device Serverの代わりになるクラウドベースのサービスだ。mbed OSでは、mbed Device Serverを使って、デバイスを管理する必要がある。実際の製品では、クラウド側のインフラを構築するのはあたりまえなのだが、開発時や少量生産の場合、インフラの構築は過大な負荷となってしまう。mbed Device Connectorはこのような場合に利用できるクラウドベースのサービスでDevice Serverの機能を持ち、ここでIoTデバイスのインフラ側のアプリを開発、動作させることができる。開発者向けには2016年から無料で提供される(ただし、デバイス数は100以下、1時間あたり1万イベント以下という制限がある)。●基調講演中に警報が!、参加者が全員避難基調講演中に警報が!、参加者が全員避難する一幕も2日目の基調講演は、ARM CEOのSimon Segars氏。「Building Trust in a Connected World」と題して、IoTの時代における「信頼性」についての話を行なう。レオナルド・ダ・ビンチは、500年前に「(ものごとを)どのように見るかを学びなさい。すべてのものが他のすべてのものにつながっていることを実感しなさい」(Learn how to see. Realize that everything connects to everything else.)といったとSegars氏は話を切り出した。「もちろん、彼がIoTを知っていたわけではないが、それを予感していたのです」と話は続く。そして、さまざまな分野で利用されているIoTデバイスを紹介しはじめた。ちょうど、Segars氏が自動車の自動ブレーキの話をしているとき、会場に警報音がながれ、天井のフラッシュライトが点滅、待避を促す自動アナウンスが流れた。そこで、講演は中断、全員建物の外に避難することになった。実際には、なんでもなかったのだが、スピーチはここで中断することになった。待避の最中には「アーキテクチャの違うプロセッサ会社のしわざじゃないか?」という冗談も聞かれた。なにせここはオースチンではなく、サンタクララなのである。ほどなく、誤報とわかり、全員が会場に戻る。基調講演が中断するという経験は、かつてPalm Computingのイベントで1回経験している。当時、カルフォルニアは電力危機の最中だった。米国のこのような建物では、待避のアナウンスなどは自動化されているのがほとんどで、ホテルなどでも、夜中に火災検知器が誤作動してたたき起こされたことがあった。こうした機器の誤動作は、IoT時代には、大きな問題になりそうだ。同氏の講演は、どうやって信頼性を構築するかというタイトルだったが、図らずもIoT時代の問題を提示することになった。
2015年11月13日今日は13日の金曜日ですね。厚切り…ではないほうのジェイソンがホッケーマスクをかぶって猟奇殺人を繰り返す日。あの映画の影響で、13日の金曜日は不吉な日と刷り込まれている人も少なくないでしょう。◆なぜ13は不吉なイメージ?よく聞くのが、新約聖書に登場するイエス・キリストの「最後の晩餐」のエピソード。レオナルド・ダ・ヴィンチの作品で知られる質素な夕食の場面を思い出すと、テーブルを囲む人物はイエスと12弟子の13人。イエスが「この中の誰かが私を殺すことになる」と言った後、その通りになったため、キリスト教の一部の地域では、13という数字を忌むようになったと言われています。そこから、サタン(悪魔)を13番目の天使と考える人もいるとか。なお、イエスが磔刑に処せられたのが金曜日だったとの説もあり、13と金曜日が結びついて不吉な日というイメージが生まれたようです。◆13は未知の数字?それ以外にも、13は人間にとって未知の数字だから不吉とされる、と言う人も。理由は、原初の人間が計算できた数は、手指の10+両足の2、合計12であって、それを上回る13は認識できないから畏怖したこと。また、古代から時間や方位を表す数字は12ヶ月、12方位、12星座などだったので、12よりも1つ多くて素数である13は、その調和を乱す不吉な数と考えられた、とも伝えられています。◆13日生まれは幸運な人!?そんな散々な印象の13ですが、モバイルサイト「1分開運琉球秘術」を監修するシウマ先生の著書『31日占い』によると、実は、13日が誕生日の人は「生まれながらにして成功が約束されている幸運な人」なのだそうです。その特徴を少しご紹介すると、・華やかな存在感があり、意識していないのになぜか目立つ・生まれ持ったスター性があり、まわりを明るく照らす・常に自然体で、初めての場所でも臆することがない・やりたいことを自由にやるのびやかな性格・実力にもチャンスをつかむ運にも恵まれ、夢を実現できるこれを見る限り、不吉なイメージはゼロですね。時には大胆さが裏目に出て失敗することもあるようですが、その経験を活かして再び前進していけるタイプ。芸能人でいうと13日生まれの人は、今日がお誕生日の木村拓哉さんをはじめ、11月13日木村拓哉さん12月13日妻夫木聡さん1月13日大島美幸さん2月13日南原清隆さん3月13日吉永小百合さんなどなど、確かに存在感があり、マイペースなイメージのある方がずらり。◆ぴったりの仕事は芸能人!そして、13日生まれの群を抜いたスター性は、歌手やタレントといった華やかな職業に向いているそうです。吉永小百合さんも木村拓哉さんも、みなさん、芸能界で長く愛されている理由の一つは、そんなところにあるのかも?他にはバスガイド、弁護士、華道家も適職。自分が前に出ていくことで注目を集め、多くの人から期待されるということなので、13日生まれの人は臆せず、前へ前へと出ていくと良さそうです。◆恋の相手に不自由しないモテモテ人生普通にしていてもモテるタイプで、集団にいても人目を引くため、知らない人に突然告白されることも。恋の相手に不自由せず、自分が好きになった相手とうまくいくケース多々あり。気になる相手も憎からず思っている確率が高いので、さっさと告白してOK…。こうして見ていくと、13日生まれって本当にラッキー!もしかしたら、そのモテ人生にやっかんだ昔の人が、13日=不吉説を広めたんじゃ?なんて邪推をしたくなってきます。ですから、13日生まれの方は誕生日が金曜日とぶつかって、「おめでとう。でも不吉だね」なんて冷やかされても、気にする必要は一切ありません。口では「そうなの~」と言いつつも、陰では「私、生まれながらにラッキーなんで」とほくそ笑んでいただければと思います。さておき、木村拓哉さん、お誕生日おめでとうございます。13日生まれは胃の疲れや胃もたれに注意したほうがいいみたいですよ。年末に向けてお酒を飲む機会も増えそうなので、不調を感じたら早めのケアをおすすめします。もちろん全国の13日生まれのみなさんも。ちなみにラッキーナンバーは「7」とのこと。覚えやすいし、これまたラッキーな感じがしますね!『31日占い』(主婦の友社)監修者紹介シウマ風水師の母の影響を受け、大学時代より姓名判断や九星気学などの研究を始める。沖縄の風土で育まれた独自の「琉球風水」や姓名判断、九星気学「色彩心理」を学び始める。また、シウマ独自に作り出した「数風水(数意学)」により、延べ5万人余りを鑑定。統計88%という驚異的な的中率が話題になる。「数風水(数意学)」や「色彩心理」などを組合わせたアドバイスにより、ビジネス・恋愛など局面で有効な「運気アップ」へと導くのを得意とする。スマートフォンサイト『1分開運琉球秘術』電話番号で運がわかる!? あなたの潜在的才能判定【無料占い】
2015年11月13日2015年12月12日に公開される特撮映画『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』に登場するラファエロ眼魔・ミケランジェロ眼魔の声優を、「キングオブコント2014」で優勝したお笑いコンビのシソンヌが担当することが7日、明らかになった。これが声優初挑戦となるシソンヌの2人。ラファエロ眼魔を演じるじろうは、「声優をやってみたかったので、出演が決まってうれしかったです。仕事をしていると『仮面ライダー』に出演されていた方と舞台で一緒に仕事をさせていただくことがあるのですが、みなさんとてもカッコいいので、僕に話がくるとしたら絶対敵だろうなと思っていました」とオファーを受けた時のことを振り返る。また、「出演している人以上に汗をかいて声を入れました」と収録の模様も明かした。一方、ミケランジェロ眼魔を演じる長谷川忍は、「僕は『仮面ライダー』ファンなので、出演が決まってめちゃくちゃうれしかったですし、芸人にもファンがたくさんいるので、まずその方たちに自慢しました」と喜びのコメント。さらに「男の子なのでいまだにライダーの新しいフォームを見るとテンションが上がりますし、主人公や敵が抱えている重い悩みや影、バックボーンなど、お話としてしっかりとしているところが『仮面ライダー』の魅力だと思います」とファンならではの熱い思いを語った。演技力を生かしたコントに定評があるシソンヌだけに、その声優ぶりに注目が集まる。同作では、"最強の敵"ダ・ヴィンチ眼魔の声優を、お笑い芸人のケンドーコバヤシが担当することが先日発表されたばかり。長谷川は、「ケンコバさんとはちょこちょこお仕事一緒になることもありますが、作品で共演ですることはなかったのでうれしいですね。ライブだったりイベントだったりでしかなかったので、残るもので名前が一緒に出るというのはすごく光栄です」とコメントを寄せる。劇中では、ラファエロ眼魔がダ・ヴィンチ眼魔を蘇らせるために奔走するなど関連もある模様。またミケランジェロ眼魔は、天空寺タケル/仮面ライダーゴーストの父・天空寺龍をおびき出し、襲いかかる役どころになるという。特撮映画『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』は、共通の敵・眼魔を追っていた泊進ノ介/仮面ライダードライブと天空寺タケル/仮面ライダーゴーストが10年前の世界へ飛ばされてしまったことを発端にストーリーが展開。そこで彼らは、進ノ介と知り合う前のベルトさん、そして眼魔に殺され今は亡きタケルの父と出会う。一方で、現代では2人が10年前の世界に入り込んでしまったことで、死んだはずのチェイスがよみがえり、一度は滅びたはずのロイミュード達が復活を遂げていた。この世界の危機を裏で操っていたのは、「世紀の大天才=レオナルド・ダ・ヴィンチ」の力を使う、史上最強の眼魔。最強の敵となった偉人をめぐり、2つのライダーの世界を超えた闘いが描かれるとともに、タケルが戦う本当の理由、そして進ノ介とベルトさんの本当の出会いが初めて明かされる。(C)「ゴースト&ドライブ」製作委員会(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
2015年11月08日2015年12月12日に公開される特撮映画『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』に登場する"最強の敵"ダ・ヴィンチ眼魔の声優を、お笑い芸人のケンドーコバヤシが担当することが2日、明らかになった。「てっきりライダー役が来たのだと思っていたのですが、幸い敵でした」と笑顔で語るケンコバ。ダ・ヴィンチ眼魔役が決まった時、「レオナルド・ダ・ヴィンチ色なんて僕には本当にゼロですから、大丈夫かな?という思いがすごく強かった」と不安をのぞかせつつも、「思っていたより悪い奴だったので、逆によかったです」と安堵の表情を浮かべた。一緒にアフレコを行った泊進ノ介/仮面ライダードライブ役の竹内涼真は、「隣で聞いていて『あ、テレビの声だ』と思いました(笑)」と今回の共演を一ファンのように喜びつつ、「敵がもうケンドーコバヤシさんにしか見えなかった」とその演技を絶賛。一方、「この映画の最後の敵が芸人さんということで、最初はびっくりした」という天空寺タケル/仮面ライダーゴースト役の西銘駿も、「すごく低くてカッコよくて、『ボス』みたいな声で迫力がありました」と、声のよさに感心した様子だった。今回、偉人を演じることになったケンコバだが、「自身の好きな偉人」を聞かれて、「ジャイアント馬場さんですかね」と即答。その理由については、「全米でまず人気が出た人の先駆け」と賞賛する。加えて、お笑いの世界では?という問いに対する回答は「レイザーラモンRG」。理由として、まったくお金がない時に結婚して子供を作ったというエピソードを挙げ、「(入籍の)報告された時、俺が汗かきましたもんね。絶対無理やんと思って。でも頑張りましたアイツ」と振り返った。また、『仮面ライダー ドライブ』は"車"、『仮面ライダー ゴースト』は"お化け"といったモチーフがあるが、「もし自身がモチーフを決められるとしたら?」という質問には、1個考えていたものがあると前置きし、新たな仮面ライダーとして『仮面ライダー"ヒザ"』を提案する。「ヒザは本当に大事ですから」と力説するケンコバに、竹内・西銘も大爆笑。もしオファーがあれば、それぞれ2号、3号として出演することを約束した。最後にケンコバは、「ライダー映画を今まで見てきた人たちは、最後はライダーが勝つと信じているでしょうけど、今回ばかりはそうはいきません! ネタバレしちゃいますけど俺が勝ちます!」と高らかに宣言。「世界滅びます。ぜひ"世界の終わり"を見に来てください」と、敵目線で劇場最新作をアピールした。『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』は、2015年12月12日より公開。(C)「ゴースト&ドライブ」製作委員会(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
2015年11月02日12月12日に公開される特撮映画『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』の予告動画が公開された。仮面ライダー同士の共演が描かれる「MOVIE大戦」シリーズ7作目となる本作では、今年9月に終了した『仮面ライダードライブ』と、10月より放送がスタートし、偉人・英雄の力を借りて変身する『仮面ライダーゴースト』が豪華共演。仮面ライダードライブはバイクではなく車に乗る刑事で、仮面ライダーゴーストは一話目にして命を落とし、生き返るために戦うヒーローとして描かれており、それぞれシリーズの中でも異色の設定で放送当初から話題を呼んだ。映画では、共通の敵・眼魔を追っていた泊進ノ介/仮面ライダードライブと天空寺タケル/仮面ライダーゴーストが10年前の世界へ飛ばされてしまったことを発端にストーリーが展開。そこで彼らは、進ノ介と知り合う前のベルトさん、そして眼魔に殺され今は亡きタケルの父と出会う。一方で、現代では2人が10年前の世界に入り込んでしまったことで、死んだはずのチェイスがよみがえり、一度は滅びたはずのロイミュード達が復活を遂げていた。この世界の危機を裏で操っていたのは、「世紀の大天才=レオナルド・ダ・ヴィンチ」の力を使う、史上最強の眼魔。最強の敵となった偉人をめぐり、2つのライダーの世界を超えた闘いが描かれるとともに、タケルが戦う本当の理由、そして進ノ介とベルトさんの本当の出会いが初めて明かされる。今回公開された予告では、仮面ライダードライブの新フォーム・ゼロドライブと、10月25日に放送された『仮面ライダーゴースト』第4話「驚愕!空の城!」で初登場したばかりの新ライダー・仮面ライダースペクターの勇姿が披露されている。また、仲間を守るために命を落としたはずの仮面ライダーチェイサーが仮面ライダーマッハらと久々の共闘を繰り広げるシーンも。最後には、ゴースト、スペクター、ドライブ、マッハら新旧ライダーが並び立つ姿が捉えられている。なお、映画の前売券は10月31日より発売開始となり、プレゼント付前売券には、マグネット付きフィギュア「手のひらヒーローシリーズ 戦う!ペタッとライダー」(全国先着各4万個)が付属。さらに、同時発売となるプレミアムセット(大人券+子供券+特典)の特典は、「仮面ライダーゴーストver.変身ベルト型ポケット」と「仮面ライダードライブver.チェイスの宝物」が全国先着各1万セット限定でプレゼントされる。また、入場者プレゼント第1弾は、「御成特製クリスマスカード(仮面ライダーゴーストver.)」「御成特製クリスマスカード(アカリver.)」「進ノ介&霧子 ウエディングカード」「剛&チェイス 魂のダチカード」の4種類からなる「超×4!激レアカードパック」を全国先着50万セット限定で用意。さらに第2弾は12月23日より展開され、全国先着10万名限定で「奇跡のクリアファイル」がプレゼントされる。(C)「ゴースト&ドライブ」製作委員会(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
2015年10月29日12月12日に公開される特撮映画『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』のポスタービジュアルが公開された。仮面ライダー同士の共演が描かれる「MOVIE大戦」シリーズ第7作目となる本作では、今年9月に終了した『仮面ライダードライブ』と、10月より放送がスタートし、偉人・英雄の力を借りて変身する『仮面ライダーゴースト』が豪華共演。仮面ライダードライブはバイクではなく車に乗る刑事で、仮面ライダーゴーストは一話目にして命を落とし、生き返るために戦うヒーローとして描かれており、それぞれシリーズの中でも異色の設定で放送当初から話題を呼んだ。今回公開されたポスターでは、映画で初登場となるドライブの新フォーム「仮面ライダーゼロドライブ」が明らかに。さらに、仮面ライダーマッハの後ろには、仲間を守るために命を落としたはずの仮面ライダーチェイサーの姿も描かれている。空には劇中で仮面ライダーゴーストたちの前に立ちはだかる世紀の大天才・レオナルド・ダ・ヴィンチ眼魔が迫力あるビジュアルで登場し、激しい闘いを予感させる仕上がりに。共通の敵・眼魔を追っていた仮面ライダードライブと仮面ライダーゴーストは、突如巻き起こった時空のゆがみにより、10年前の世界へ飛ばされてしまう。そこで彼らは、進ノ介と知り合う前のベルトさん、そして眼魔に殺され今は亡きタケルの父と出会う。一方で、その世界では仮面ライダードライブが倒したはずのロイミュードが復活を遂げていた。仮面ライダースペクター、仮面ライダーマッハ、仮面ライダーチェイサーの協力で必死に食い止めるが、進ノ介とタケルが現代に帰ることで過去を正常に戻さなければ根本的な解決にはならない。しかし、タケルは父が命を狙われていることに気づき、過去に残る決意を固める。だがそれは、眼魔の手によって蘇った「世紀の大天才=レオナルド・ダ・ヴィンチ」によって仕掛けられた"罠"だった。最強の敵となった偉人をめぐり、2つのライダーの世界を超えた闘いが描かれる。なお、映画の前売券は10月31日より発売開始となり、プレゼント付前売券には、マグネット付きフィギュア「手のひらヒーローシリーズ 戦う!ペタッとライダー」(全国先着各4万個)が付属。さらに、同時発売となるプレミアムセット(大人券+子供券+特典)の特典は、「仮面ライダーゴーストver.変身ベルト型ポケット」と「仮面ライダードライブver.チェイスの宝物」が全国先着各1万セット限定でプレゼントされる。「変身ベルト型ポケット」は、仮面ライダーゴーストの変身ベルトをモチーフとしたポケットで、「チェイスの宝物」はチェイスが死に際に剛へ託した免許証とシグナルチェイサーのダメージver.を完全再現したファンにはたまらないアイテムに。チケットはどちらもA4サイズの特別ビジュアルとなっている。(C)「ゴースト&ドライブ」製作委員会(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
2015年10月18日レオナルド・ディカプリオが、先日発覚したフォルクスワーゲン社のディーゼル排ガス規制不正問題についての映画化権を取得した。「Hollywood Reporter」誌によると、レオナルドの製作会社「Appian Way」とパラマウント・ピクチャーズ社は、フォルクスワーゲン社が自社のディーゼル車に不正なソフトウエアを搭載していた問題について「New York Times」のジャック・ユーイング記者が執筆中の本の映画化権を取得した。フォルクスワーゲン社が、アメリカの自動車排ガス規制対策としてディーゼル車に不正なソフトウエアを搭載していたことは先月、アメリカの環境保護庁によって明らかにされた。以来、全米だけでリコール対象はおよそ50万台、全世界では1,100万台にもなると見られ、同社の前CEOが引責辞任している。地球の温暖化対策や絶滅の危機にある動物の保護など、環境保護活動に熱心なレオナルドにとって、これは絶対に手掛けたいテーマだろう。現時点では、映画化はドキュメンタリーになるのか、フィクションか、監督や出演などについても未定。レオナルドは「Netflix」でも環境問題をテーマにしたドキュメンタリー・シリーズのプロデュースにあたる予定だ。(text:Yuki Tominaga)
2015年10月15日