近鉄グループの文化事業である「松伯美術館」では、館長 上村淳之の文化勲章受章ならびに90歳の卒寿を記念して、2023年10月14日(土)から12月24日(日)まで特別展を開催します。日本画家 上村淳之は、昭和8年(1933)に上村松園を祖母に、上村松篁を父に生まれ、今年4月に卒寿を迎えました。また令和4年11月には、その功績により文化勲章を受章しました。日本画の分野で親子三代での文化勲章受章は日本初となります。本展では、「月の水辺」、「風渡る」(大分市美術館蔵)、「晨」(株式会社ヤマタネ蔵)などの大型作品のほか、通常は一般公開していない「青連院門跡 好文亭 襖絵」、「祇園祭 山鉾 大船鉾天井画」や当館初展示となる「春庭(白孔雀)」(京都花鳥館蔵)など、全国の関係先のご協力をいただき、館外所蔵作品も数多く特別展示します。東洋的感性の減退や現代の日本画について真摯に警告を発し、さまざまな鳥の姿を通じて、自然の叡智を示し、未来へのメッセージを送り続ける上村淳之の90年の軌跡を紹介します。詳細は以下のとおりです。上村淳之「月の水辺」平成2年(1990)[大分市美術館蔵]上村淳之 襖絵「時鳥図」平成9年(1997)[青蓮院門跡蔵]1. 名 称 特別展 文化勲章受章・卒寿記念 上村淳之展2. 開催期間 2023年10月14日(土)~2023年12月24日(日)3. 主 催 公益財団法人 松伯美術館、読売新聞社4. 会 場 松伯美術館5. 休 館 日 月曜日6. 開館時間 午前10時00分~午後5時00分(入館は午後4時00分まで)7. 入 館 料 大人〔高校生・大学生を含む〕1,100円、小・中学生550円・20名以上は団体割引(入館料1割引)・障がい者手帳のご提示によりご本人と同伴者1名まで入館料2割引8. 展示作品数 約50点9. 主な展示作品●上村淳之【大型作品(縦・横1m以上)】「月の水辺」(平成2年)<内寸145×227>・「風渡る」<内寸160×228> 大分市美術館蔵、「晨」<内寸112×162> 株式会社ヤマタネ蔵、「雁金」<内寸223×181> 京都市美術館蔵、「水辺の朝」<内寸132×326>(平成4年)個人蔵「月明に舞う」<内寸181.8.5×227.3> 松伯美術館蔵 ほか【通常一般非公開/当館初展示】襖絵「時鳥図」「蓮池図」「鶴図」青蓮院門跡蔵、「大船鉾天井画」 大船鉾保存会蔵 ※祇園祭 山鉾【当館初展示】「春庭(白孔雀)」京都花鳥館蔵、「大和鶏」神宮徴古館蔵、「爽秋」(平成16年)・「錦秋」・「月の水辺」(平成27年)・「丹頂」個人蔵【館外所蔵作品】「雪(鶫)」株式会社ヤマタネ蔵、「卯」京都花鳥館蔵、「佐保の詩」奈良県立万葉文化館蔵、「雪野」・「春鳩」・「雪中遊禽」・「早苗田」・「幼隼」・「爽秋」(平成5年)岐阜プラスチック工業株式会社蔵【当館所蔵/管理作品】「四季花鳥図」(近鉄グループホールディングス株式会社蔵) ほか[特別展示]●上村松園 「楊貴妃」●上村松篁 「笹百合」* 展示作品は、都合により変更する場合があります。以 上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月13日近鉄グループの文化事業である「松伯美術館」では、2022年12月6日(火)から2023年2月5日(日)まで、展覧会「上村淳之 文化勲章受章記念 こころの花鳥画 上村松篁・淳之展」を開催します。上村松篁、淳之の描く花鳥画は、私たちの日常の空間を絹や紙の上に再現するものではありません。そこに描かれているのは、画家のこころの中に創られた美しい世界なのです。二人は、鳥や花と共に在る世界、これこそが東洋画の本質であると、その世界を描き続けてきました。本展覧会では、松篁、淳之の作品、約90点の展示を通じて、それぞれのこころから創造された美しい世界を堪能していただきます。また、展覧会期間中、当館館長である上村淳之の令和4年度文化勲章受章を記念して、美術講演会や榊原吉郎氏(京都市立芸術大学名誉教授)との美術対談もあわせて開催するとともに、「四季花鳥図」をデザインした文化勲章受章記念ポストカードを入館者の皆さまにプレゼントします。詳細は別紙のとおりです。上村淳之「双鶴」平成9年(1997)上村松篁「兎1」昭和62年(1987)別紙■「上村淳之 文化勲章受章記念 こころの花鳥画 上村松篁・淳之展」1. 開催期間 2022年12月6日(火)~2023年2月5日(日)2. 主 催 公益財団法人 松伯美術館、産経新聞社3. 会 場 松伯美術館4. 休 館 日 月曜日(但し、1月9日(月・祝)は開館し、翌10日(火)は休館)5. 開館時間 午前10時00分~午後5時00分(入館は午後4時00分まで)6. 入 館 料 大人〔高校生・大学生を含む〕820円、小・中学生410円・20名以上は団体割引(入館料1割引)・障がい者手帳のご提示によりご本人と同伴者1名まで入館料2割引7. 展示作品数 約90点(下絵、素描を含む)8. 主な展示作品●上村松篁 「兎1」、「真鶴」、「雁金」、「白梅」ほか●上村淳之 「双鶴」、「飛鴨」、「白鷹」、「水辺の四季」ほか[特別展示]●上村松園 「人形つかい」「暮秋」「雪」* 展示作品は、都合により変更する場合があります。■入館者プレゼント「上村淳之 文化勲章受章記念ポストカード」の配布本展覧会開催期間中、ご入館の皆さまにお1人様1枚 「四季花鳥図」をデザインしたポストカードをプレゼントします。上村淳之文化勲章受章記念ポストカード館長 上村淳之による『美術講演会』の開催[事前申込による抽選制]日 時:1月14日(土)14時00分~15時00分場 所:松伯美術館 展示室座席定員:50名(座席指定)聴 講 料:無料、但し入館料が必要申込方法:往復はがきに次の事項を記入の上、申込み下さい。(1)1月14日 美術講演会 (2)郵便番号 (3)住所 (4)名前 (5)電話番号(6)参加希望人数(2名まで)申込締切:2022年12月21日(水)[必着]美術対談 上村淳之×榊原吉郎氏(京都市立芸術大学名誉教授)の開催[事前申込による抽選制]日 時:2月4日(土)14時00分~15時00分場 所:松伯美術館 展示室座席定員:50名(座席指定)聴 講 料:無料、但し入館料が必要申込方法:往復はがきに次の事項を記入の上、申込み下さい。(1)2月4日 美術対談希望 (2)郵便番号 (3)住所 (4)名前 (5)電話番号(6)参加希望人数(2名まで)申込締切:2023年1月17日(火)[必着]美術講演会、美術対談のお申込みは別々に必要です。講演会・美術対談申込先:松伯美術館〒631-0004 奈良市登美ヶ丘2-1-4 電話:0742-41-6666《参考画像》上村松篁「真鶴」昭和55年(1980)上村松篁「雁金」昭和57年(1982)上村淳之「飛鴨」昭和61年(1986)上村淳之「白鷹」平成13年(2001)上村淳之「水辺の四季」平成21年(2009)以 上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月25日近鉄グループの文化事業である「松伯美術館」の上村淳之館長が2022年度文化勲章を受章しました。受賞を記念し、11月23日(水・祝)に、現在開催している展覧会「松伯美術館コレクション2022 本画と下絵から知る上村松園・松篁・淳之展」にて展示中の「四季花鳥図」をはじめとする自身の作品を上村淳之館長が解説します。また、本展覧会において、11月1日(火)から上村淳之館長の写真パネルコーナーを新たに展示室に設け、その歩みを紹介しています。松伯美術館では、次回展覧会「こころの花鳥画 上村松篁・淳之展」(2022年12月6日(火)~2023年2月5日(日)予定)以降も、上村淳之館長の文化勲章受章を記念して、さまざまな催事、取組みを実施していく予定ですので、詳細が決定次第、お知らせします。詳細は別紙のとおりです。別紙■ 上村淳之館長への花束贈呈セレモニーと館長による展示作品解説1. 日 時 2022年11月23日(水・祝)14時00分~2. 内 容 職員から館長への花束贈呈館長による四季花鳥図ほか現在展示中の作品解説写真パネル視察3. 会 場 松伯美術館 展示室14. そ の 他 参加無料(別途入館料が必要です)■ 上村淳之館長写真パネル展示(開催中)1. 開催期間 2022年11月1日(火)~11月27日(日)2. 会 場 松伯美術館 展示室13. 展 示 数 6点(上村淳之館長の30歳代から70歳代の写真)【今後の予定】■ 次回展覧会「こころの花鳥画 上村松篁・淳之展」[開催期間 2022年12月6日(火)~2023年2月5日(日)]・文化勲章受章記念として、上村淳之館長の作品を当初計画より展示数を増やして開催・入館者へ文化勲章受章記念ポストカードの無料配布・「文化勲章受章記念 美術講演会」の開催(2023年1月予定)・「文化勲章受章記念 美術対談」の開催(2023年2月予定)[対談相手(予定):榊原吉郎氏(京都市立美術大学名誉教授)]■ 2023年度 「文化勲章受章・卒寿記念特別展 上村淳之展」2023年に上村淳之館長が卒寿を迎えることから、文化勲章受章記念とあわせて特別展を開催します。・開催期間:2023年10月14日(土)~12月24日(日)(予定)・上村淳之館長の当館において初公開となる作品を含む他館所蔵作品を多数展示予定参考■ 現在開催中の展覧会について1. 名 称 「松伯美術館コレクション2022 本画と下絵から知る上村松園・松篁・淳之展」2. 開催期間 2022年9月6日(火)~11月27日(日)3. 主 催 公益財団法人 松伯美術館、読売新聞社4. 会 場 松伯美術館5. 休 館 日 月曜日6. 開館時間 午前10時00分~午後5時00分(入館は午後4時00分まで)7. 入 館 料 大人〔高校生・大学生を含む〕820円、小・中学生410円・20名以上は団体割引(入館料1割引)・障がい者手帳のご提示によりご本人と同伴者1名まで入館料2割引8. 展示作品数 約80点(下絵、素描を含む)9. 主な展示作品●上村松園 「虫の音」、「花がたみ」、「楊貴妃」、「月と花」(個人蔵)、「鼓の音」ほか●上村松篁 「狐」、「夕日」、「白木蓮」、「芥子」、「矮鶏」ほか●上村淳之 「四季花鳥図」(近鉄グループホールディングス株式会社 蔵)ほか* 展示作品は、都合により変更する場合があります。■ 新型コロナウイルス感染症予防・拡大防止のために当館では、新型コロナウイルス感染症予防・拡大防止のため、以下のとおり感染防止対策を講じるとともに、ご来館の皆様にも感染拡大の防止に向けたご協力をお願いしております。ご理解・ご協力くださいますようお願いいたします。【当館の対応】〇ミュージアムショップのカウンターは飛沫防止ビニールシートを設置します。〇入口に手指消毒用のアルコールを設置します。〇お客様対応スタッフは、マスクを着用して対応いたします。【ご来館の皆様へのご協力のお願い】〇発熱や風邪の症状のある方は、ご来館をお控えください。〇館内では、「マスクの着用」にご協力ください。〇館内では、なるべく会話はご遠慮ください。〇手指の消毒、手洗いにご協力ください。〇他の観覧者との距離を最低1m程度空けて展示をご覧いただきますようご協力ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月10日2022年10月18日、俳優のダニエル・クレイグがイギリス王室より勲章を授与されました。クレイグといえば、『007』シリーズの6代目ジェームズ・ボンド。2006年に公開された映画『007カジノ・ロワイヤル』から2021年に公開された『007ノー・タイム・トゥ・ダイ』まで、同シリーズで約15年間、ジェームズ・ボンド役を務めました。イギリス王室は、彼の映画や演劇への貢献を認め、勲章を授与したとのことです。We’ve been expecting you…️The Princess Royal presents Daniel Craig with The Order of St Michael and St George - the same honour held by his character James Bond - in recognition of his outstanding contribution to film and theatre. pic.twitter.com/X20TP6BogL — The Royal Family (@RoyalFamily) October 18, 2022 イギリス王室がSNSに投稿した写真は、アン王女がクレイグに勲章を授与する姿。クレイグに授与された勲章は、ジェームズ・ボンドが劇中で授与されたものと同じ『Companion of the Order of St Michael and St George』でした。2012年のロンドンオリンピックの開会式では、ジェームズ・ボンドとしてエリザベス女王と共演し、話題となったクレイグ。このニュースには、祝福の声だけでなく、「エリザベス女王とのツーショットをまた見たかった」という声も寄せられました。・『007』のワンシーンみたい。映画の中の勲章と同じなんて、粋だなあ!・クレイグのジェームズ・ボンドは、配役が発表された時に疑問の声があったけど、ファンをうならせる演技で本当に素晴らしかった。とりこになりました。長い間お疲れ様でした。・おめでとうございます。ロンドンオリンピック開会式の、エリザベス女王との共演も最高でした。2人のツーショットを、もう一度見たかったな。・本当にかっこいい!おめでとうございます。次のジェームズ・ボンドが誰になるのかは楽しみだけど、クレイグのボンドがもう見られないのはさびしいな。イギリス国民や『007』のファンのみならず、多くの人がクレイグの功績をたたえています。クレイグ演じるジェームズ・ボンドの姿を、今一度、目に焼き付けたくなる素敵なニュースですね。[文・構成/grape編集部]
2022年10月20日ダニエル・クレイグが聖マイケル・聖ジョージ勲章を受章し、自身が演じてきた『007』のキャラクター、ジェームズ・ボンドとまた共通点が増えた。王室のSNSが「お待ちしておりました…プリンセス・ロイヤル(アン王女)はダニエル・クレイグの映画と演劇界への素晴らしい貢献を称え、彼が演じたジェームズ・ボンドと同じ聖マイケル・聖ジョージ勲章を授与しました」と発表。ウィンザー城で行われた叙勲式で、アン王女がダニエルに勲章を授けている画像を添えた。ダニエルは、今年1月にエリザベス女王が発表した叙勲リストに名を連ねていた。映画ファンは「リアル・ジェームズ・ボンドにまた一歩近付いた」「とても素晴らしいこと」「おめでとう、ダニエル!」と祝福の声を送る一方で、「エリザベス女王が授与するシーンを見たかった!」と先月亡くなったエリザベス女王との“再共演”が叶わなかったことを惜しむ声も寄せている。ダニエルは2012年、ロンドン五輪でボンドに扮し、エリザベス女王と共演。世界中を沸かせた。ダニエルとボンドには英海軍から名誉司令官に任命されたという共通点もあり、英海軍は今回の叙勲を祝福している。(賀来比呂美)
2022年10月19日大阪のランドマーク、梅田スカイビル27階にある「絹谷幸二 天空美術館」。名誉館長である画家・絹谷幸二の2021年度文化勲章受章と開館5周年を記念する特別展『永遠にあたらしい!! 人類最古の壁画技法 アフレスコ』の後期展示が、7月1日(金)よりスタートする。絹谷幸二 天空美術館 チケット情報本展では、絹谷藝術の原点である壁画の古典技法「アフレスコ」を特集。生乾きの漆喰壁に24時間以内で作品を描き上げるという超絶技法を駆使した初期作品を中心に、夢と希望に満ち溢れた作品を展示する。後期展示からは、初公開となるアフレスコ作品が登場。さらに、創意の源泉といえるデッサンにスポットを当てた特設コーナーを開設し、水彩や鉛筆、コラージュやミクストメディアによる10点のデッサンを紹介する。まるで歌うかのように描かれた自由奔放な裸体デッサンや、様々なモチーフを凝縮させた実験的なスタイルを通して、無限に広がるデッサンの多様性が感じられるはずだ。また、初期のアフレスコ7作品や20連作もの大作『アラベスク』を色鮮やかな図版で紹介する特別図録も販売中だ。作品解説はもちろん、絹谷幸二とアフレスコの出会い、アフレスコの技法についてもビジュアル付きで解説。最新図録と入館チケットのおトクな割引入館引換券はチケットぴあにて発売する。
2022年06月30日大阪・梅田スカイビルの27階にある「絹谷幸二 天空美術館」。名誉館長である画家・絹谷幸二の2021年度文化勲章受章と開館5周年を記念する『永遠にあたらしい‼ 人類最古の壁画技法 アフレスコ』が好評開催中だ。文化勲章受章・開館5周年記念特別展 チケット情報本展は、絹谷藝術の原点であり、今や代名詞でもある壁画の古典技法「アフレスコ」に焦点を当て、イタリア留学中に制作した7作品を初出品。生乾きの漆喰壁に24時間以内に一気呵成で描き上げるという超絶技法により生み出された作品は、色鮮やかでエネルギッシュ。見る者を元気にさせるパワーに満ち溢れている。12月17日のオープニング・セレモニーでは、同館の設立・運営を行う積水ハウス株式会社の堀内容介館長(代表取締役副会長執行役員)が登壇。見る者に元気を与える絹谷幸二の作品は、「『わが家』を世界一 幸せな場所にする」という同社のグローバルビジョンに合致したことから開館に至った経緯を振り返った。絹谷幸二は文化勲章受章の喜びとともに、「静止している絵画、絵が動く3D映像という、静と動、相反するものを同時に楽しめる美術館」と、同館の独自性について言及。「私の絵がカラフルなのは、明るい色を見れば元気になるから。色彩にあふれた時代は、街も人も元気。そういう思いを発信する美術館であり続けたい」と語った。チケットぴあでは、初出品となる7作品のほか、東京・青山の「こどもの城」に描いた20連作もの大作『アラベスク』などの解説、絹谷幸二とアフレスコの出会い、年譜などを収録した最新の「文化勲章受章・開館5周年記念 図録」と入館チケットがセットになった割引入館引換券を限定発売中。画家としての軌跡をたどる展示、世界初となる絵の中に飛び込む3D映像、制作中のアトリエをバーチャル訪問できるVR体験で、進化をやめない国民的画家の作品世界に触れてみよう。最新図録と入館チケットのおトクな割引入館引換券はチケットぴあにて特別限定発売中■5周年記念図録付入館引換券大人2500円⇒1900円、学生2100円⇒1700円■記念図録(2種)付入館引換券(5周年記念図録・開館記念図録付き)大人3490円⇒2400円、学生3090円⇒2200円■図録のみの販売(チケットぴあ物販サイト)・5周年記念図録1500円・5周年記念図録1500円+開館記念図録990円⇒2000円ご購入はこちら
2022年01月04日大阪のランドマーク、梅田スカイビル27階にある「絹谷幸二 天空美術館」。名誉館長である画家・絹谷幸二の2021年度文化勲章受章と開館5周年を記念する特別展『永遠にあたらしい!! 人類最古の壁画技法アフレスコ』が、12月17日(金)よりスタートする。文化勲章受章・開館5周年記念特別展 チケット情報本展は、絹谷幸二の代名詞ともいえる壁画の古典技法「アフレスコ」に着目。生乾きの漆喰壁に24時間以内に描くという超絶技法で制作したイタリア留学時代の作品を中心に、絹谷藝術の原点を振り返る。特別展の開催にあわせて12月17日(金)より、文化勲章受章・開館5周年記念図録を限定発売。絹谷藝術の原点となる初出品のアフレスコ7作品に加え、東京・青山の国立総合児童センター「こどもの城」に描いた壁画を、「ストラッポ」と呼ばれる技法で壁から剝がしとりキャンバスに移し替えた20連作もの大作『アラベスク』を色鮮やかな図版とともに紹介する。さらに、絹谷幸二とアフレスコの出会い、国民的画家としてのあゆみに加え、アフレスコやストラッポの技法についてもビジュアル付きで解説。絹谷ファンのみならず、芸術愛好家必読の1冊だ。文化勲章受章・開館5周年記念特別展『永遠にあたらしい!! 人類最古の壁画技法アフレスコ』図録価格:1500円 サイズ: 240mm×260mm備考:72ページ/フルカラー(作品解説、アフレスコ・ストラッポ解説、年譜等)最新図録と入館チケットのおトクな割引入館引換券はチケットぴあにて特別限定発売中。■5周年記念図録付入館引換券大人2500円⇒1900円、学生2100円⇒1700円■記念図録(2種)付入館引換券(5周年記念図録・開館記念図録付き)大人3490円⇒2400円、学生3090円⇒2200円■図録のみの販売(チケットぴあ物販サイト)・5周年記念図録1500円・5周年記念図録1500円+開館記念図録990円⇒2000円ご購入はこちら※12月17日(金)12:00より発売開始
2021年12月17日令和3年度の文化勲章が発表され、東京藝術大学名誉教授である洋画家・絹谷幸二さんが選ばれた。「絹谷幸二 天空美術館」チケット情報奈良県出身の絹谷幸二さんは、東京藝術大学大学院壁画科を修了後に留学したイタリアで「アフレスコ」と呼ばれる壁画の古典技法を習得し、独創的なスタイルを確立した。「芸術の力で人類を元気に!」をテーマに、色鮮やかでエネルギッシュな作品を次々と発表。長野オリンピックの公式ポスターの原画、絵画だけでなく立体作品も手がけるなど、多彩な表現に挑戦し続けている。大阪・梅田スカイビル27階にある「絹谷幸二 天空美術館」では、名誉館長である絹谷幸二さんの初期作品から新作まで、その画業の変遷をたどる特別展示『ARS VITA ESTA 藝術は人生~色彩画家の軌跡~』を開催中。さらに、12月17日(金)からは、文化勲章受章・開館5周年記念特別展『永遠にあたらしい!! 人類最古の壁画技法アフレスコ』を開催。絹谷芸術の代名詞ともいえるアフレスコに焦点を当て、その魅力に迫る。特別展示『ARS VITA ESTA 藝術は人生~色彩画家の軌跡~』▼12月13日(月)まで開催中絹谷幸二 天空美術館※文化勲章受章・開館5周年記念特別展『永遠にあたらしい!! 人類最古の壁画技法アフレスコ』は、2021年12月17日(金)よりスタートおトクな割引入館引換券はチケットぴあにて発売中!■割引入館引換券一般900円、大学・高校・中学生500円【開館時間】10:00~18:00※金曜・土曜・祝前日は10:00~20:00(入館は閉館の30分前まで)【休館日】火曜(祝日の場合は翌平日休館)、年末年始(12/30~1/3)、展示替え期間【入館料】一般1,000円、大学・高校・中学生 600円、小学生以下無料、団体・障がい者割引あり〒531-0076大阪市北区大淀中1-1-30梅田スカイビル タワーウエスト27階
2021年10月28日『ダークナイト』、『ダンケルク』のクリストファー・ノーラン監督が、映画業界への貢献が認められ、大英帝国勲章(CBE)を受章した。「映画とフィルム・カルチャーの重要性を熱心に主張してきたので、映画がこのような形で評価され、栄誉を受けるというのは私にとってとてもうれしいことです」と喜びを語った。木曜日(現地時間)、バッキンガム宮殿でのセレモニーに、家族と出席したノーラン監督。CBEを受章すると聞いた家族の反応は、「とんでもなく興奮していた」とのこと。「多分、それだけ喜んだのは、バッキンガム宮殿に入ることができて、いろいろ見られるからじゃないかな」と推測する。ウィリアム王子から勲章を授与されたノーラン監督は、セレモニーの前にウィリアム王子とちょっとした歓談の時間を持ったという。「ウィリアム王子は映画愛を語り、私に『なにか新しい作品を作っていますか』とお尋ねになったので、私は『ある作品を撮り終えて、いまは編集中なんです』とお答えしました」と語った。その作品とは、ロバート・パティンソンやケネス・ブラナーが出演する『Tenet』(原題)で、木曜日に予告編が公開されたばかり。本編の公開は2020年7月に予定している。(日本公開は2020年9月)(Hiromi Kaku)
2019年12月20日木曜日(現地時間)、キーラ・ナイトレイがバッキンガム宮殿で大英帝国勲章(OBE)を受章した。20年に及ぶ女優業とチャリティー活動が認められたとのこと。1999年、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』で、ナタリー・ポートマン演じるアミダラ女王の影武者役を演じたキーラ。その後、ナタリーのそっくりさんで終わることなく、『ベッカムに恋して』、『ラブ・アクチュアリー』、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどで存在感を残し、イギリスを代表する女優のひとりへと成長した。英王室のインスタグラムには、チャールズ皇太子がキーラに勲章を授与している画像が掲載されている。長年、「シャネル(CHANEL)」の顔を務めているキーラは、この晴れの日にもシャネルのスカートスーツをセレクト。夫のジェイムズ・ライトンと両親とともに、にこやかに写真撮影に応じた。洗練されたキーラのファッションを称賛するメディアは多かったものの、こういった場で「ノータイ」であった夫のジェイムズには「ルールを破った」との驚きの声が上がった。OBEの過去の受章者には、デヴィッド・ベッカム、J・K・ローリング、エディ・レッドメインらがいる。(Hiromi Kaku)
2018年12月14日情報番組からバラエティー番組、そして教養番組と幅広いジャンルで活躍中のハリー杉山が、2夜連続で放送される「山崎豊子ドラマスペシャル女の勲章」でドラマデビューを果たすことが決定。さらに続けて、4月放送スタートの月9ドラマ「貴族探偵」の第1話にゲスト出演することも分かった。「ノンストップ!」をはじめ、司会やラジオのナビゲーター、モデルとしても活動していたハリーさん。彼と言えば、イギリス人の父と日本人の母の間に生まれ、先祖にプランタジネット朝の第5代イングランド王エドワード1世を持ち、イギリス貴族の血を引く人物。英語、フランス語、中国語、日本語の4か国語を話すことができ、11歳から18歳までイギリスに在住し、学生時代からイギリス王室のウィリアム王子をはじめ貴族と交流を持つという華麗な経歴の持ち主だ。そんな彼がドラマデビューを果たすのが、山崎豊子原作のドラマ「女の勲章」。本作は、大阪・船場の裕福な羅紗問屋の娘として生まれた大庭式子が、太平洋戦争で家族も住む家も失うも、洋裁学校の設立、チェーンスクールへの発展、デザイナーデビュー、東京進出さらに世界へとファッション業界を舞台に羽ばたいていく姿を描く物語。主人公・大庭式子役を松嶋菜々子が演じるほか、ミムラ、相武紗季、木南晴夏、玉木宏、浅野ゆう子、長塚京三ら豪華キャストたちが集結している。今回ハリーさんが演じるのは、パリ在住の世界を代表するデザイナーと契約を結ぶために、日本からやってきた式子の滞在中の世話をする繊維会社の特派員・園田。世界的デザイナーとの契約締結に、日本人で初めて成功できるかどうかの重要な局面で、“通訳”として式子を支える大事な役どころだ。今回がドラマ初出演ということで、ハリーさんは「青天の霹靂です。自分の耳を完全に疑いました」とオファー時の心境を語る。また、撮影前の準備には、「原作を読み、仲の良い役者の方々からアドバイスをいただき、忘れかけていたフランス語もフランス人の知人のクロワッサンを食べる仕草から勉強し、現場に挑みました」と万全の体制で挑んでいたようだ。さらに、松嶋さんとの共演については、「撮影直前は生まれたての子鹿のように心身共に震えていたのですが、撮影が始まり、松嶋さんとコミュニケーションを取る度に自然と心が落ち着きました。美しいのはもちろん、優しさと心の温かさ、心の余裕がオーラにも出る方で、初めてお芝居のお仕事をされたときのお話をしてくださったり、長台詞の基本的な伝え方を教えてくれたりしました」とアドバイスをもらったと明かし、「これはNGを出せるはずがない!と思いきや出してしまったときの松嶋さんの『大丈夫!ゆっくり…』とのお言葉には救われ、なんとか乗り切りました。陽だまりのように優しい方でした」と撮影でのエピソードも。そして「女の勲章」の翌日には、「貴族探偵」がスタート。「嵐」の相葉雅紀が主演するこのドラマは、年齢、家族、学歴、住所、さらに本名までも不明な探偵を趣味としている貴族が主人公。しかし、趣味という探偵においても、一切の推理を「雑事」と言い放ち、召使いに任せながら優雅に謎を解くという、探偵という存在の既成概念を打ち砕く前代未聞のミステリー。ハリーさんが演じるのは、第1話で起こる事件関係者の一人である会社員・笹部恭介。日本有数の財閥グループの社長令嬢である玉村依子(木南晴夏)の友人で彼女が所有する、とある山荘で開かれたパーティーに招かれた笹部。パーティーを楽しむ参加者をあざ笑うかのように、凄惨な殺人事件が起き…というストーリー。月9出演に関してハリーさんは、「ずっとお芝居と無縁だった男が…『女の勲章』…からの月9…しかも30周年を記念する作品の第1話なんて…数秒絶句した後…身を引き締めて本屋に走り原作を買いました」とコメントしている。「山崎豊子ドラマスペシャル女の勲章」第一夜は4月15日(土)21時~、第二夜は16日(日)21時~フジテレビにて放送。「貴族探偵」は4月17日より毎週月曜日21時~フジテレビにて放送。※初回30分拡大(cinemacafe.net)
2017年04月06日4月15日(土)より2夜連続で放送される、山崎豊子原作、松嶋菜々子主演で贈るドラマ「女の勲章」。この度、本作に登場するファッションショーシーンに、「FOXEY(フォクシー)」が衣装全面協力を行うことが決定した。本作は、大阪・船場の裕福な羅紗問屋の娘として生まれた大庭式子(松嶋菜々子)が、太平洋戦争で家族も住む家も失うも、洋裁学校の設立、チェーンスクールへの発展、デザイナーデビュー、東京進出さらに世界へとファッション業界を舞台に羽ばたいていく姿を描く。主人公・大庭式子役に松嶋さんをはじめ、式子の弟子にはミムラ、相武紗季、木南晴夏が扮し、そのほか玉木宏、浅野ゆう子、長塚京三ら豪華キャストたちが顔を揃えている。戦後のファッション業界のうねりの中に身を投じた女性を描くドラマということで、本作の“ファッション”には特にこだわりをもって制作されており、キャストたちが身に着けている衣装やアクセサリーなどは本作の見どころの一つ。そんな中でも、特に重要な意味を持つ「東京ランベールショー」というファッションショーシーンに、今回「FOXEY」が衣装全面協力!本シーンは、式子がファッション業界で数々の成功を収めた末に、ついに世界に打って出ようとするドラマの大詰めとも言える大事な場面。式子の絶頂期を描く、ドラマの核の一つともなるこのファッションショーシーン「東京ランベールショー」に「FOXEY」が全面協力したことにより、モデルたちが身にまとう衣装は、全て「FOXEY」のラインナップという夢のようなシーンが実現している。また、今回ドラマで登場するこれらの衣装が、伊勢丹新宿店本館で展示されることも決定。さらに原作者の山崎氏は、ファッション記者でもあり自身もファッションが大好きだったということで、山崎氏の衣装や帽子の一部、「女の勲章」の直筆原稿や貴重な資料なども同会場内で展示。「女の勲章」の世界観に浸れること間違いなしとなっている。「山崎豊子ドラマスペシャル女の勲章の世界展」は4月12日(水)~18日(火)伊勢丹新宿店本館4階 センターパークにて開催。「山崎豊子ドラマスペシャル女の勲章」第一夜は4月15日(土)21時~、第二夜は16日(日)21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年04月05日松嶋菜々子主演で贈る、2夜連続のスペシャルドラマ「山崎豊子ドラマスペシャル女の勲章」。この度、本作に出演する新たなキャストとして、宝塚元雪組トップスターの壮一帆、そして壮さんと同期の月船さらら、元雪組トップ娘役の愛加あゆといった“元宝塚”3人の参加が決定した。大阪・船場の裕福な羅紗問屋の娘として生まれた大庭式子(松嶋菜々子)。しかし、太平洋戦争で家族も住む家も失った。焼け野原の中、これからは洋服・婦人服の時代が来ると感じた式子は、ミシンと共に立ち上がり洋裁学校の設立、チェーンスクールへの発展、デザイナーデビュー、東京進出さらに世界へとファッション業界を舞台に羽ばたいていく。様々な野望、欲望が渦巻く中、式子を助けながら次第に学校の主導権を握っていく銀四郎(玉木宏)や、自分の目的をかなえるため、式子の元でたくましく激しくしのぎを削り合う3人の弟子、倫子(ミムラ)、かつ美(相武紗季)、富枝(木南晴夏)。式子の前に立ちはだかる、関西デザイナー協会会長・安田兼子(浅野ゆう子)。そして、式子の疲れた心に寄り添い包み込む存在となっていく大学教授の白石(長塚京三)。ファッションデザイナーとして成功への階段を上りゆく式子の未来に待ち受けている運命とは…。本作は、「白い巨塔」「不毛地帯」「沈まぬ太陽」など多数の作品が映像化されてきた山崎豊子の同名小説が原作。山崎氏自身の出身地である大阪や、神戸・甲子園・京都などを舞台に、緻密な取材に基づき、黎明期のファッション界が描かれている。すでに主人公・大庭式子役に松嶋さんをはじめ、ミムラ、相武紗季、木南晴夏、玉木宏、浅野ゆう子、長塚京三ら豪華キャストが出演する。そして今回、新たに出演が発表された壮さんが演じるのは、式子の母親であり正妻の聡子役。また、月船さんが愛人のつね子役、もう一人の愛人、弓枝役を愛加さんが演じる。ドラマでは、正妻の元に2人の愛人たちが挨拶にやってくるシーンなど、緊張感あふれるシーンが登場するという。今回の共演が決まった際、壮さんは開口一番「笑いました」と語り、一方2人は「とてもびっくりしました」(愛加さん)、「共演自体がびっくりでしたが、この関係性ってというところに驚きました」(月船さん)と驚きを隠せなかったそう。また壮さんは、「夢にも思わなかった!うれしいです」と喜び、月船さんも「辞めてからこんな形で共演できるなんてうれしいです」とコメントしている。しかし、本作での3人の役どころは“正妻と愛人”という関係…。「寄り添わないように気をつけなければ」と壮さんが話すのに対し、同時に2人も「仲良くならないようにね」(月船さん)、「そうですね」(愛加さん)と互いに気を引き締めあっていた。なお、3人が今回の共演実現について大いに語り合うトークセッションが、フジテレビ公式番組Webサイトにて今後発表予定となっている。土曜プレミアム「山崎豊子ドラマスペシャル女の勲章第一夜」は4月15日(土)21時~、「山崎豊子ドラマスペシャル女の勲章第二夜」は4月16日(日)21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年03月23日4月15日(土)・16日(日)に2夜連続で放送される松嶋菜々子主演の「山崎豊子ドラマスペシャル女の勲章」。このほど、松嶋さんが「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」のシフォンドレスをまとい、白いバラに包まれるポスタービジュアルが解禁となった。大阪・船場の羅紗問屋の娘として生まれた大庭式子(松嶋菜々子)。しかし太平洋戦争で家族、財産、住む家を失ってしまう。焼け野原の中、これからは洋服・婦人服の時代が来ると感じた式子はミシンと共に立ち上がり、洋裁学校の設立、チェーンスクールへの発展、デザイナーデビュー、東京進出さらに世界へとファッション業界を舞台に羽ばたいていく。式子を助けながら次第に洋裁学校の主導権を握っていく銀四郎(玉木宏)や、式子の元でたくましく激しくしのぎを削り合う3人の弟子、倫子(ミムラ)、かつ美(相武紗季)、富枝(木南晴夏)。式子の前に立ちはだかる、関西デザイナー協会会長・安田兼子(浅野ゆう子)。そして、式子の疲れた心に寄り添い包み込む存在となっていく大学教授の白石(長塚京三)。それぞれの野望、欲望がうずまく中、ファッションデザイナーとして成功への階段を上りゆく式子の未来に待ち受けている運命とは…。直木賞受賞作「花のれん」から「白い巨塔」「華麗なる一族」「沈まぬ太陽」など、多数の映像化作品を持つ山崎豊子。本作では、自身の出身地である関西を舞台に、緻密な取材に基づき、黎明期の日本ファッション界を重厚なタッチで描き出す。もともとファッション記者だったこともあり、自身もファッションが大好きだったという山崎氏。彼女が残した衣装や帽子は数十点にも上り、その魂を受け継いだ本ドラマも、ファッションに強いこだわりを持って制作されている。今回到着したポスタービジュアルでは、主演を務める松嶋さんの姿は圧巻の美しさ。身にまとうシフォンのドレスは、世界最高峰のファッションメゾン「クリスチャン・ディオール」。「ディオール」初の女性デザイナーに就任したマリア・グラツィア・キウリ氏の初コレクションの品で、フェミニズムをテーマに、女性らしい柔らかさと芯の強さを表現したポエティックなシースルーのドレスは思わずため息が出るほど。本ビジュアルは、原作、文庫本のカバーやポスターの形で3月15日(水)より各書店店頭に登場するほか、大形看板が渋谷駅ハチ公前、銀座、新宿など都内主要駅近辺にて掲示。また、ドラマは3月中旬から、いまも昔もファッションの中心都市であるパリにてロケを敢行。放送直前のスペシャル番組では、その模様も目にすることができるという。土曜プレミアム「山崎豊子ドラマスペシャル女の勲章第一夜」は4月15日(土)21時~、「第二夜」は4月16日(日)21時~放送。(text:cinemacafe.net)
2017年03月15日松嶋菜々子が主演する山崎豊子原作のスペシャルドラマ「女の勲章」。この度、主人公を取り巻く登場人物たちに玉木宏、ミムラ、相武紗季、木南晴夏ら豪華俳優陣の出演が決定。さらにファッション業界が舞台の本作を彩る豪華デザイナーたちが発表された。大阪・船場の裕福な羅紗問屋の娘として生まれた大庭式子(松嶋菜々子)。しかし太平洋戦争で家族、財産、住む家を失ってしまう。焼け野原の中、これからは洋服・婦人服の時代が来ると感じた式子はミシンと共に立ち上がり、洋裁学校の設立、チェーンスクールへの発展、デザイナーデビュー、東京進出さらに世界へとファッション業界を舞台に羽ばたいていく。様々な野望、欲望がうずまく中、式子を助けながら次第に学校の主導権を握っていく銀四郎(玉木宏)や、自分の目的をかなえるため、式子の元でたくましく激しくしのぎを削り合う3人の弟子、倫子(ミムラ)、かつ美(相武紗季)、富枝(木南晴夏)。式子の前に立ちはだかる、関西デザイナー協会会長・安田兼子(浅野ゆう子)。そして、式子の疲れた心に寄り添い包み込む存在となっていく大学教授の白石(長塚京三)。ファッションデザイナーとして成功への階段を上りゆく式子の未来に待ち受けている運命とは…。本作で玉木さんが演じるのは、女たちの欲望うずまくファッション業界において、一人軽やかに女性たちのもとを飛び回り翻弄する男・八代銀四郎役。玉木さんは、「台本を読んでいるときよりも立体的に目の前に現れますから、すごくわくわくします。このわくわく感が視聴者の皆さんにも伝わると思います」と心躍らせている様子。また「オリエント急行殺人事件」以来の共演となる松嶋さんについては、「銀四郎としては式子に最初は追いつきたいというところがどこかあったと思うのですが、いつも松嶋さんは凜とされているので自然と追いつこうという気持ちになれます」とコメントしている。そして、恐ろしいまでの野心、欲望を内に秘め、時には感情をむき出しにしながらし烈な戦いを展開する式子の弟子である3人の女性たちに、津川倫子役でミムラさん、坪田かつ美役で相武さん、大木富枝役で木南さんが参加。ミムラさんは自身の役について「よくいるタイプの女性ですが、同性へのエールが込められたキャラクター」と話し、「ままならない現実のうさばらしにしていただいてもよし、よし自分もがんばろうと発憤していただくのもよし、本当にエッセンスがたくさん詰まっている」と語る。また相武さんは「色彩豊かなお洋服など、女性の気持ちをわくわくさせるところがあるドラマになっていると思いますので、世界観にひたって見ていただけたら」とアピール。さらに、銀四郎の大学時代の友人で新聞記者として式子の魅力に注目する曾根英生役に小澤征悦。倫子を愛すればこそ、その愛を利用されてしまう倫子の恋人・野本敬太役に駿河太郎。幼少時代から式子に仕え続ける大庭家の女中・キヨ役に江波杏子。式子の前に立ちはだかる関西ファッション業界の総元締めとも言える関西デザイナー協会会長・安田兼子役に浅野ゆう子。孤高の仏文科大学教授・白石庸介役に長塚京三と豪華キャストたちが集結。本作の見どころの一つ、キャストたちの身に着けているオリジナルデザインの衣裳、アクセサリー、帽子などにも注目!衣裳をデザイン・製作は「Yohji Yamamoto」「Alexander McQueen」などでキャリアを積んだ中井英一朗が担当。松嶋さん、玉木さんが身につけて登場する帽子を製作したのは日本だけでなくパリでも個展を開き海外にも多くのファンを持つ「アキオヒラタ」のチーフデザイナー・石田欧子。ドラマにとって大切な意味を持つ式子の大きなネックレスをデザイン・製作したのは、フランス、イタリア、アメリカなど世界を股に活躍するジュエリーデザイナーの森下まゆり。昨今のドラマでこのような依頼を受けたことはない、とデザイナーたちが口をそろえるほどの仕上がりに期待だ。スペシャルドラマ「女の勲章」は2017年春、フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年02月17日女優の松嶋菜々子が、来年放送されるフジテレビ系のスペシャルドラマ『女の勲章』で主演を務めることが12日、明らかになった。これは、山崎豊子氏の同名原作小説を映像化するもので、同氏の作品に出演するのは、今回が初めての松嶋は「大変光栄であり、身の引き締まる思いがしております」と心境を明かしながら、「山崎豊子先生の描かれた壮大な世界観を、監督、スタッフ、共演者の方々と映像化ができることを楽しみにしております」と意気込みを語る。物語は、戦争で家族や家を失った松嶋演じる主人公の大庭式子が、洋裁学校を立ち上げ、ファッションデザイナーとして成功する中で翻弄されていく姿を、浅野妙子の脚本で描いていく。フジテレビの太田大プロデューサーは「力強く時代を生き切った式子を、彼女同様、気品があると同時に潔くどこか儚げさも持ち合わせている松嶋菜々子さんに、ぜひ演じていただきたいと思い、お願いをいたしました」とオファーの経緯を説明。今回は、ドラマで実際に身につける衣装のデザインを、専門学校などでデザイナーを目指す学生から募集することになっており、太田氏は「若いアイデアと考えをぶつけてくださることで、新しい何かが生まれることを期待しています」と呼びかけている。番組では、作品のもととなるデザイン画を全国から募集し、締め切りは今月22日となっている。
2016年12月12日英国の俳優、エディ・レッドメイン(Eddie Redmayne)が、2016年12月2日(金)に行われた大英帝国勲章の授賞式にてアレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)を着用した。公開中の『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』でも主演を務め、世界で最も注目されている俳優の1人である売れっ子、エディ・レッドメイン。ウィンザー城にて行われた授賞式では、彼の出身地である英国のブランド「アレキサンダー・マックイーン」に身を包んだ。ダブルベストにストライプのトラウザー、そしてモーニングコートと、名誉ある授賞式にふさわしい英国紳士らしい出で立ちで登場。コートの立体的で美しいシルエットや、カシミアの上質さが際立つトラウザーの洗練されたデザインに、メゾンの技量を感じる。伝統に忠実なフォーマルさ持ちながらも、彼のチャーミングな魅力を引き立てるような、モダンで上品なスタイルだ。
2016年12月08日芸術家として唯一無二の存在感を発揮する草間彌生が、今年度の文化勲章を受章することが明らかとなり、草間さんから喜びのコメントが到着した。文化勲章は、科学技術や芸術などの文化の発展や向上にめざましい功績のある者に授与される日本の勲章。今回の受章受けて草間さんは「このたびは文化勲章をいただくことになり、大変嬉しく思っております」と喜び、「今後もなお一層、自分の芸術を高めるために努力を惜しむことなく闘ってまいります」と意欲的なコメントを寄せている。そして今回の受章を記念して、草間さんのドキュメンタリー映画『≒草間彌生 わたし大好き』が11月5日(土)より期間限定で上映されることも決定。2008年に公開された映画『≒草間彌生わたし大好き』は、未だに止むこと無く世界の美術界を疾走する草間さんを、1年半もの間追い続けたドキュメンタリー作品。「生」と「死」と「愛」のせめぎ合いの中から湧きあがる草間芸術の真髄を、カメラはときには饒舌に記録し続ける。いままで観ることの叶わなかった、草間さんの創作活動と日常。自らを天才と自負する揺るぎ無き自信、作品に挑む時の凛とした精神の高み、日常の佇まいに見え隠れする人間味あふれる表情と仕草など、様々な草間ワールドが映し出される。『≒草間彌生 わたし大好き』は11月5日(土)~11月11日(金)アップリンク渋谷にて緊急上映。(cinemacafe.net)
2016年10月28日ポール・マッカートニーが仏レジオン・ドヌール勲章を受賞することになった。ポールは今月8日にパリでフランソワ・オランド仏大統領から最高勲章である同勲章を受賞する予定である。過去には俳優・監督のクリント・イーストウッドやアメリカの大御所歌手ライザ・ミネリなども受賞している同勲章は1802年、ナポレオン・ボナパルトによって制定され、現在に至る。勲章は実際には贈与されるのではなく、受賞者は事前に210ドル(約1万6,000円)から880ドル(約6万9,000円)相当の勲章を特定の宝飾店にて自費で購入することになっている。ただ、授与された勲章が剥奪されるケースもあり、実際にイギリスのファッションデザイナー、ジョン・ガリアーノが酔って反ユダヤ主義的発言をしたために「クリスチャン・ディオール」から解雇され、同勲章も剥奪されたという前例がある。ちなみに、7月に開催されたロンドン・オリンピック開会式のフィナーレを飾ったポールは、出演ギャラがたったの1ポンド(約124円)だったものの「満足している」と話していた。「オリンピック委員会から演奏ギャラが支払われない代わりに、試合のチケットがもらえるんだ。委員会に何の試合を見たいかって聞かれたから、僕は短いリストを送ったのさ。僕は陸上競技の大ファンなんだ。スポーツ番組がテレビで放送されていると外出しないくらいだよ。だからオリンピックのチケットが手に入ってとても嬉しかったよ」。
2012年09月06日アル・パチーノが国民芸術勲章(National Medal of Arts)を受章、13日にホワイトハウスでオバマ大統領から勲章を贈られた。国民芸術勲章は、アメリカ文化に素晴らしい功績を残した芸術家や学者、団体に対して政府から贈られる最高の栄誉と見なされている。『ゴッドファーザー』シリーズや『セルピコ』(’73)、『狼たちの午後』(’75)など数々の傑作に主演し、『セント・オブ・ウーマン夢の香り』(’92)でアカデミー賞主演男優賞に輝いたパチーノの「銀幕での強烈な存在感」が評価されたという。ホワイトハウスのイーストルームで行われた授与式では、パチーノを始めカントリー歌手のメル・ティリスや詩人のリタ・ドーヴら15人と2団体に勲章が贈られた。様々な背景を持つ人々を「結びつける力が芸術にはある」とスピーチした大統領は、受章者たちに「平穏なとき、危機のとき、勝利のとき、そして悲劇のときも、あなたたちは我々が人として成長するよう、導いてくれました」と語りかけた。会場にはサラ・ジェシカ・パーカーやジョン・リスゴーの姿もあり、受章者たちと大統領のスピーチに惜しみない拍手を送っていた。(text:Yuki Tominaga)© ロイター/AFLO
2012年02月15日映画監督・北野武が3月13日(土)、フランスから帰国した。9日(火)にフランス文化省から芸術文化勲章の最高章「コマンドール」を授与されたことを受けて成田空港で会見した北野監督は、金メダルのボケを繰り出しつつ「黒澤(明)さんがもらっているならすげぇ」と喜びの心境を語った。取材陣の拍手で出迎えられた北野監督は「えー、フランスの文化勲章ですから、これからは日本の文化勲章と人間国宝を一日も早くもらいたい。人間国宝をもらったら無銭飲食して捕まるのが私の夢なんで。日本の文化庁のみなさん、よろしく。紫綬褒章はいらないですから」とビートたけし節。「勲章ですがこれ…」と言いながら特製らしき金メダルを取り出すと「あ、バンクーバーって書いてある。バンクーバー、関係ないか」。いきなり大ボケを効かせて取材陣を爆笑させると「バレバレだったなー、メダル出した瞬間にバレてたな」と照れて頭をかいた。受章の報は、今回の個展と特集上映会のために渡仏した7日(日)の出発直前、所属事務所「オフィス北野」の森昌行社長から成田空港で聞かされた。「嬉しいニュースがあります」と前フリする森社長に「事務所の脱税がばれたか、山本モナの浮気現場が撮られたか、あとカミさんが死んだかぐらいかと思った」と言って困らせつつ、「ありがたいこった。それ黒澤さんももらったやつかな?と聞いたら、そうって言うから、そりゃすげぇ!って」と喜びをかみしめた。授章式は、パリ市内のパレ・ロワイヤルに受章者が出向くのが通例だが、北野監督の場合は、北野監督の個展を開催するカルティエ現代美術財団にフレデリック・ミッテラン文化相が出向いて行われる異例のものだった。ミッテラン文化相は「来る前に揉め事があったらしくて不機嫌だった」そうだが、北野監督と通訳とともに個展を鑑賞し終わると「(作品の内容の)くだらないことを通訳されて、すごく恥ずかしかったけど、ゲラゲラ笑ってくれた。すっかり笑顔になっちゃって。あまりにくだらないから」と大ウケだったという。同国からの勲章受章は、1999年の2等級下のシュバリエに続き2個目。会見に同席した森社長が読み上げた、フランス文化省から記した正式な受章理由は「映画監督としての活動は言うまでもなく、1つの才能を持った人ではない。人々を笑わせること、感動させることができ、怖がらせることもできる。あらゆる面で支持者を持つ。類を見ない自由さをもってモノづくりを進める直感的才能に対し、章を贈る」。北野監督は「『たけし城』なんかがヨーロッパでかなり人気が出てきて、ネット配信やyoutubeなんかで、こういう(芸人としての)仕事をやってるって(認知が)何年か前からあって、映画監督としてはTVの映像を流されるのはヤバイかな?と思ったら、フランス人の見方は、もっと才能があるんだっていう。お笑いが悪影響を及ぼす、なんて気はなくて、この人はまだいろんなことがやれるんだって感じがあって。だからギャング映画撮っても問題ないし、バカバカしいことをやってもそれはそれとして見てくれる。気が楽になった」と感想。「日本は違う。日本は漫才師が映画撮った、みたいな雰囲気があって、松本人志が映画撮ると、“かつて映画を撮ったお笑い人”の中に必ず俺が入っている」と日本の偏見にチクリとやりつつ「そういうことじゃなく、映画は映画、バラエティはバラエティって分けてくれるんで、ありがたいのと、フランス人、個人主義で誇り高いんで、ダメなところダメだと平気で言ってくれるし、まあ気をつけなきゃ、がんばんなきゃ」と自身にはっぱをかけていた。フランスでは10日から『アキレスと亀』が一般公開されたほか、北野監督作品の連続上映会がポンピドゥー・センターで11日から6月26日まで開催中。さらに北野監督制作の絵画やオブジェを展示した個展「Gosse de peintre -絵描き小僧」がカルティエ現代美術財団で11日から始まり、9月12日まで開催予定。森社長は、フランスで終了後は東京での開催を「想定しています」と話した。加えて、北野監督を約7年取材してきたフランス人ジャーナリストのミシェル・テマン氏による北野監督の自伝「KITANO PAR KITANO(キタノによるキタノ)」が先月24日に発売。日本でも8月に翻訳版が発売される。芸術の都をビートたけしと北野武が席捲中の様子だ。なお、日本では最新作『アウトレイジ』が6月12日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:アウトレイジ 2010年6月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開アキレスと亀 2008年9月20日よりテアトル新宿、銀座テアトルシネマにて公開© 2008『アキレスと亀』製作委員会■関連記事:“いい人”加瀬亮がヤクザ役でマジギレ!?たけし最新作、題名の意味は“極悪非道”「オレの売りは“外国では評価が高い”(笑)」世界のキタノ『アキレスと亀』を語るたけし、ヴェネチアから帰国早々『ポニョ』とミッキー・ロークへの怒りを爆発!巨匠・北野武監督作『アキレスと亀』ぺんてるくれよんセットを3名様にプレゼント【ヴェネチアレポート09】あの三巨匠だけじゃない!世界で活躍する日本人俳優たち
2010年03月13日クリント・イーストウッドが、フランスの勲章「レジオン・ドヌール勲章コマンドール」を受勲、パリに赴き、13日にニコラ・サルコジ仏大統領からメダルを受け取った。5階級に分かれるこの勲章は国籍を問わず、フランス文化の推進に貢献した人物に贈られるもので、過去に北野武監督も「レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエ」を受賞している。2年前には当時の大統領、ジャック・シラク氏から「レジオン・ドヌール勲章ナイト」を贈られているイーストウッドは、「素晴らしい栄誉で、本当に光栄です。私は本当にフランスが好きです。映画も愛しています。そして、フランスの人々の映画に対する思いも大好きです」と英語でスピーチ。そして、次に渡仏するときは流暢なフランス語を話せるようにする、と約束した。今年4月、日本政府からも旭日中授章を叙勲した御歳79歳のイーストウッドは、『グラン・トリノ』を最後に俳優業からは退くと宣言したが、映画監督としてはいまも意欲的に活動中。マット・デイモン主演で『Invictus』(原題)を撮り終え、さらに現在、続けてマットを主演に迎えた『Hereafter』(原題)にとりかかっている。(text:Yuki Tominaga)© AFLO■関連作品:グラン・トリノ 2009年4月25日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:【G.W.は何を観る?】匠イーストウッドが描く、愛すべき頑固者『グラン・トリノ』クリント・イーストウッド主演・監督作『グラン・トリノ』特別試写会に50組100名様をご招待これで見納め?イーストウッド、78歳にして『グラン・トリノ』で過去最高興収樹立【ハリウッドより愛をこめて】ブランジェリーナ、お揃いのグローブ像を獲得なるか?アンジー、イーストウッド最新作のプレミアに出席。子供たちはクリスマスの準備中
2009年11月16日