あらゆるビッグデータから予測された犯罪を未然に阻止する「未然犯罪捜査班」(通称・ミハン)の活躍を描く刑事ドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」第1話に前作のレギュラーキャスト、柄本時生がゲスト出演。柄本明と民放ドラマでは10年ぶりに親子共演する。前作で、資料課に所属する南彦太郎(みなみ・ひこたろう)としてレギュラー出演していた柄本さん。南は、入庁以来ずっと資料課に所属し、人付き合いが苦手。パソコンには精通しており、勤務中もパソコンに向かって引きこもり状態という人物。今作で南は、井沢範人(沢村一樹)、山内徹(横山裕)、小田切唯(本田翼)らと共に、ミハンシステムの割り出した危険人物の捜索のため、クルーズ船での潜入捜査を行う。彼らが潜入するのは、クルーズ船で行われる船上パーティーのため、小田切は美しいドレス、南はりりしいタキシードを着用し、2人は息の合ったダンスも披露する。なお、南はこの捜査を最後に結婚退職し、なんと主夫になるという設定。果たして、南は誰と結婚するのか!?さらに、劇中で南は新たにミハンメンバーとなる柄本明さんが演じる加賀美聡介とも遭遇。「Q10」(日本テレビ系/2010年10月クール)以来、民放ではおよそ10年ぶりとなる親子共演が実現!そして加賀美と遭遇した南が、劇中で発するセリフにも注目だ。柄本さんはオファーを受けた際、「レギュラーとして出演できないのは残念でしたが、脚本の中でゲストとしていかしていただいてありがたかった」とコメント。さらに、「この前まで、『BS笑点ドラマスペシャル 初代 林家木久蔵』(BS日テレ)で一緒に撮影をしていたので、取り立てて感想などはありませんが、本音を言えば親子共演は嫌ですね(笑)。家族で一緒というのは恥ずかしいですから(笑)」と正直な気持ちを告白。「絶対零度」を「卒業します(笑)」としながらも、「“柄本時生も、いたな~”と思い出していただけたら(笑)」と語っている。今作は、大規模なテロがいままさに起きようとしている数か月後の未来から物語が始まる。何者かによって渋谷、新宿、霞ヶ関をはじめとした複数の場所に警戒最大レベルの爆発物が仕掛けられ、官邸からは非常事態宣言が発動される。SATや爆発物処理班が出動する中、ミハンの山内と小田切も捜査に参加。小田切が爆発物の捜索をする中で入った部屋には、拳銃を手にした男性が立ち尽くし、目の前には銃殺された女性が横たわっていた。涙を浮かべ立ち尽くしている男性は、なんと井沢。驚きで声も出せない小田切。犯罪者に対する憤りから刑事としての一線を越えてしまった井沢が女性を殺したのか!?殺された女性は一体誰なのか!?そして、井沢の涙の意味とは!?現在時制では、毎話新たな事件に挑み、未然に犯罪を防いでいくミハンの捜査員たち。しかし、いずれ来たるべき未来に向かって物語は次第にリンクしていく――。冒頭から謎が謎を呼ぶ、全く予想のつかないストーリー展開はもちろん、アクションシーンを含め前作をはるかに凌駕するスケールも見どころとなりそうだ。「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」は1月6日より毎週月曜21時~フジテレビ系にて放送。※初回30分拡大(text:cinemacafe.net)
2020年01月06日韓国歴代興収ランキング第1位の記録を作った、リュ・スンリョンら個性派キャスト集結の映画『エクストリーム・ジョブ』。この度、麻薬捜査班の刑事たちが“初めてチキンを揚げてみた”本編映像が解禁となった。日本のラーメン店総数より多いといわれる、韓国の国民食“フライドチキン”。今回到着した本編映像では、ひょんなことからチキン屋を運営することになった、麻薬捜査チームの奮闘ぶりが映し出されていく。敵のアジトの目の前にあるチキン店を買収した麻薬捜査チームのリーダー・コ班長(リュ・スンリョン)は、部下である捜査員たちに、“チキンを揚げてみろ”と指令をかける。するとフライドチキン店のCMのような、美味しそうにチキンが揚げられるシーンが次々と映し出されていき、思わず唾を飲みこんでしまうこと間違いなし!そして揚げられたチキンを、全員で試食していくのだが、どれもイマイチ。しかし麻薬捜査班のトラブルメーカーこと、マ刑事(チン・ソンギュ)のチキンがまさかの絶品!“絶対味覚”という特殊な特技を披露し、厨房長に指名される様子が描かれている。なお、この後、敵のアジトを張るという潜入捜査を忘れるほど、チキン店は大繁盛となり、メンバーたちは頭を抱えることに。本作で、麻薬捜査班の絶対味覚の持ち主“マ刑事”に扮し、初めてコメディ作品に挑戦したのは、マ・ドンソク主演『犯罪都市』などのチン・ソンギュ。クランクインの1か月前から、料理学校で材料の下ごしらえをはじめとして野菜の切り方、鶏の脱骨法、鶏の揚げ方など、調理の講習を受け、真の「チキンの匠」に生まれ変わるための努力を惜しまなかったという。ソンギュは「共演者と会うたびに楽しく、会わない日は寂しくなる。別の撮影があれば、うまく臨めているのか気になるほど、第二の家族のような感覚でした」と語るほど、撮影現場の雰囲気はかなり良かったと明かしている。『エクストリーム・ジョブ』は2020年1月3日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エクストリーム・ジョブ 2020年1月3日よりシネマート新宿ほか全国にて公開©2019 CJ ENM CORPORATION, HAEGRIMM PICTURES. CO., Ltd ALL RIGHTS RESERVED
2019年12月21日麻見和史の人気小説を映像化したクライムサスペンスシリーズ『殺人分析班』の第3弾『連続ドラマW 蝶の力学 殺人分析班』の完成披露試写会が11月14日、都内で行われ、シリーズ第1弾『石の繭』、第2弾『水晶の鼓動』に続いて主演を務める女優の木村文乃、共演する青木崇高と内片輝監督が舞台挨拶に立った。遺体の首に青い花が活けられる連続猟奇殺人事件が発生。警視庁捜査一課十一係・殺人分析班の如月塔子(木村)は、頼れる相棒の先輩刑事・鷹野(青木)の異動が数日後に迫る中、難解な事件の捜査に行き詰まる。約3年ぶりのシリーズ新章に、木村は「まさか帰ってこられるとは。このワクワクがご覧になる皆さんにも伝わればいいなと思う。待っていてくださったファンの皆さんのおかげで、ここに立つことができました」と感謝の意。シリーズを重ねる中で、演じる塔子がエース的な存在に成長しており「変わらない塔子と、少しシャンとしている塔子のメリハリを大切にした」と役作りを語り、「まるで実家に帰ってきたような感覚。共演する皆さんや監督とも、空気というかアイコンタクトでお芝居を作っていけるチーム感がある」。それだけに、クランクアップした心境を「ロスでした」と明かした。一方、青木は「エースの座を奪われた(笑)」と塔子の成長に目を細め、「俺だって、(十一係を)離れなくない」と本音も。役柄については「こんなカッコいい役、やったことない。男としてもほれぼれします。犯罪を許せないという、事件解決に向けた執念とプライドがカッコいいんです」と魅力を熱弁した。また、ドラマWならではの「グロテスクさも魅力」だといい、「現実にはあってはいけないことですが、目を背けたくなるほど、スタッフさんが緻密に作ってくださった」と話していた。スピンオフを合わせると、『殺人分析班』を4作手がける内片監督は「『水晶の鼓動』からは3年が経っていますから、僕らもファンの皆さんも、今まで通りでは納得しないという気持ちだったと思う」と語り、「もっと面白いものにしようという現場の気持ちを、キャストの頑張りがパワーアップしてくれた」と木村と青木に感謝を示した。取材・文・写真:内田 涼『連続ドラマW 蝶の力学 殺人分析班』11月17日(日)よりスタート(全6話/第1話無料放送)毎週日曜夜10時よりWOWOWプライムにて放送
2019年11月14日木村文乃主演で人気を博したクライムサスペンスシリーズ『殺人分析班』第3弾『連続ドラマW 蝶の力学 殺人分析班』放送を記念したシリーズ第1弾『石の繭』一挙上映会&トークショーが26日、神楽座にて行われ、法政大学文学部心理学科教授・越智啓太氏とシリーズ監督の内片輝が登壇。作品の魅力を大いに語り合った。本シリーズは、麻見和史の『蝶の力学 警視庁殺人分析班』を原作に、主人公・如月塔子を木村文乃、先輩刑事・鷹野英昭を青木崇高が演じドラマ化。第3弾『連続ドラマW 蝶の力学 殺人分析班』では、原作のなかでも最もミステリー要素が強く難解な事件が描かれる。2015年に放送された『石の繭』、2016年の『水晶の鼓動』に続き第3弾となる『蝶の力学』。内片監督は、つい先日撮影が終了したことを報告すると「『水晶の鼓動』から丸3年が空いたのですが、本作では、『石の繭』で警視庁捜査一課十一係に新人で入ってきた塔子の成長がしっかり描かれています。お客さんも彼女の成長を楽しいでいただければ」と視聴ポイントを指南する。警視庁の科捜研研究員として勤務した経験を持ち、本作の犯罪心理監修を担当した越智氏は「このシリーズは非常にリアリティがあります」と語ると「刑事ドラマって結構『嘘でしょ』ってところがあるのですが、この作品は警察官の動きやセリフがばっちり決まっている。(捜査一課係長・早瀬泰之役の)渡辺いっけいさんの『帳場が立つから泊りの準備をしとけ』なんてセリフもすごくリアルです。普通、リアリティを追求するとフィクションとして面白くなくなってしまうのですが、この作品は面白い」とシリーズの出来に太鼓判を押す。この日は原作者の麻見氏も会場に訪れていたが、越智氏の評価に笑顔を見せていた。映像化する際、内片監督は「ストーリーのベースとなる麻見先生が書かれている猟奇的な事件が映像になったとき『そんなことないやろう!』と思われないように演出しました」と注力した部分を述べると、越智氏も「普通、劇場型犯罪というものは、捕まりやすいというリスクがあるためやらないのですが、劇中ではしっかりと劇場型犯罪をやる理由が描かれている」と内片監督の意識した部分が映像に表現されていると絶賛していた。さらに越智氏は「以前の警察は女性警官はほとんどが交通課に配属されていましたが、1990年ぐらいから、殺人や強盗などの強行犯係に配属される女性も増えてきました。最初は木村さん演じる塔子のようにおどおどしていたのですが、経験を重ねて目つきが変わっていく。そのあたりもリアリティがあるし、青木さん演じる鷹野のような、格好つける先輩もいるんですよね」とフィクションであるが、実際の警察の時代の変化などもよくとらえているとポイントを挙げていた。内片監督は「『石の繭』から数年経ち、さまざまな部分でパワーアップしています」と作品をアピールすると、越智氏も「日本の犯罪警察ドラマ史上に残るシリーズだと思います」とあと押ししていた。『連続ドラマW 蝶の力学 殺人分析班』11月17日(日)よりスタート(全6話/第1話無料放送)毎週日曜夜10時よりWOWOWプライムにて放送
2019年10月26日『7番房の奇跡』などの実力派俳優リュ・スンリョンと個性豊かな俳優陣が、フライドチキン店で潜入捜査を行う『エクストリーム・ジョブ』。この度、彼らの“仕事ぶり”がよく分かる日本版予告編とポスタービジュアルが解禁となった。韓国で公開されると、あの『アベンジャーズ/エンドゲーム』『アバター』といった、全世界大ヒット作品を超えて韓国歴代興行収入第1位を達成した本作。興行収入額は日本円で約127億円(10月13日付のレート換算、1,000ウォン = 91.55円)にも達している。この度解禁された日本版予告編では、失敗ばかり重ねる解散寸前のダメダメな麻薬捜査チームが、上司から叱責されるシーンからスタート。チーム解体の危機に直面したメンバーたちは、名誉挽回のためにも、麻薬組織の大ボスを検挙することを画策。その尻尾をつかむまではと決意し、アジト前のフライドチキン店で張り込みをする日々を送っていた。すると、フライドチキン店の店主から「今日で店をたたむ」と宣言されてしまい、犯人検挙の熱意にかられたコ班長(リュ・スンリョン)の決断により、チキン店を引き継ぎ“偽装営業”することに。“昼はフライドチキン店、夜は潜入捜査官”という、前代未聞の“揚げる大捜査線”が開店すると、待っていたのは本業を忘れてしまうほどの大繁盛!珍しい“カルビ味”のフライドチキンは好評を呼び、テレビ取材、日本人向けの観光ルートに選ばれるほどの大人気店となってしまう。果たして、失格の烙印を押されたダメダメチームは、犯人を挙げるのか、それともチキンを揚げるのか…!?日本のラーメン店総数より多いといわれる韓国の国民食“フライドチキン”と、“麻薬捜査”という相容れない組み合わせが、様々なユーモアを生み出す本作「笑いは人生の慰めだ」というモットーを掲げるイ・ビョンホン監督は「自信を持って笑わせられる伝統的なコメディーを1本撮りたかった。老若男女の誰もが気楽に笑える映画に仕上がりました」と、本作に自信を覗かせている。『エクストリーム・ジョブ』は2020年1月3日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月17日アカデミー賞に2度輝くマハーシャラ・アリの初主演作『トゥルー・ディテクティブ 猟奇犯罪捜査』(本日ブルーレイ発売、DVDレンタル開始)のトークイベント付き第1話試写会が都内で行われ、米在住の映画評論家・町山智浩氏が出席。ドラマの見どころや背景について語った。緻密で骨太なストーリーと、作り込まれた世界観で犯罪ドラマ史上屈指の傑作と絶賛されたアンソロジードラマ『トゥルー・ディテクティブ』の第3弾。『グリーンブック』のマハーシャラ・アリ初主演による本格緊迫クライムサスペンス。幼い兄妹失踪の未解決殺人事件を“事件当時の1980年”“事件から10年後の1990年”“事件から35年後の2015年”という3つの時間軸で描き、米国社会や人間の闇をも抉り出す。「複雑な構成なので、何度も見て楽しんでほしい」(町山氏)主演を務めるアリは、先日開催された第71回エミー賞の主演男優賞(リミテッド・シリーズ部門)にノミネート。惜しくも受賞は逃したが、町山氏は「3つの世代を同時に演じているのが、すごい」と絶賛し、「アメリカの大きな潮流として、科学的に解析し演技する俳優が増えている。アリもニューヨーク大学で科学的演技を学んでいて、演じる役柄の育ちや教養、なまりや使う言葉を(科学的に)研究している。俳優に求められるのは、勘や才能ではなく、教養と分析力」と解説した。また、舞台となる米アーカンソー州は「アメリカでもっとも貧しい地域」だと指摘し、事件の背景のひとつになっていると解説。モチーフとなった現地での2つの冤罪事件にも触れ、「ミステリーというより純文学。アリが演じる晩年の主人公は認知症で、消えゆく記憶と闘っている。明らかになる彼の過去の怖さや重さによって、感動のドラマになっており、ラブストーリーの側面もある」と高いドラマ性をアピールしていた。取材・文・写真:内田涼『トゥルー・ディテクティブ 猟奇犯罪捜査』10月2日(水) ブルーレイ発売、DVD レンタル開始ブルーレイコンプリート・ボックス(3枚組/全8話)11,818円+税
2019年10月02日木村文乃主演で、2015年『石の繭』、2016年『水晶の鼓動』として放送され大ヒットしたクライムサスペンスシリーズ『殺人分析班』の第3弾『連続ドラマW 蝶の力学 殺人分析班』が、11月17日(日)よりスタート。この度、ポスタービジュアルが公開された。今作では、遺体の首に青い花が活けられる連続猟奇殺人事件が発生。麻見和史著の原作シリーズの中でも、最もミステリー要素が強く、難解な事件が描かれる。キャストは、主人公・如月塔子役の木村や、先輩刑事・鷹野秀昭役の青木崇高らお馴染みのメンバーが集結。今回、頼れる相棒の鷹野の異動が数日後に迫る中、難解な事件の捜査に行き詰まる塔子の不安と葛藤を木村がどう表現するのかに期待が高まる。監督を務めるのは、シリーズ全作の世界観を構築する、内片輝。脚本は、濃厚な刑事ドラマを世に送り出してきた穴吹一朗だ。なお本作は、4K・HDR(ハイダイナミックレンジ)版も制作される。公開されたポスタービジュアルは、木村演じる塔子が浅瀬に浮かんでいるデザインで、絵画的な美しさを感じさせ、生と死の狭間で揺れる彼女の姿を表現している。そして、本作のタイトルにもある“蝶”が水辺を舞っている様子も。“蝶の力学”とは、“ほんの些細なことが、徐々にとんでもない大きな現象の引き金に繋がる”という“バタフライ効果”を意味している。また、ポスターには殺害現場に残される“青い花”が塔子の周りに浮いている。向かって右上がブルーデージー、左上がスターチス、胸元にあるのが勿忘草で、メインコピーにもあるように、これらをはじめとする青い花が事件を解決に導く鍵となってくる。“蝶”、“青い花”のキーワードから、殺人分析班がどう“筋読み”するのか、本編への期待が高まる。下部の小窓写真には鷹野をはじめとするお馴染みの面々が顔を揃え、先日出演情報が発表となった法医学者・相羽町子役の菊地凛子も加わった。“エース鷹野の異動”、“シリーズ史上最も難解な猟奇殺人”という難局を前に、死を暗示させるデザインのポスターが意味するものとは何なのか?『連続ドラマW 蝶の力学 殺人分析班』11月17日(日)よりスタート(全6話)※第1話無料放送毎週日曜 夜10時よりWOWOWプライムにて放送
2019年09月17日木村文乃主演のクライムサスペンス『殺人分析班』シリーズ第3弾『連続ドラマW 蝶の力学 殺人分析班』(全6話)が、11月17日(日)より、毎週日曜、夜10時よりWOWOWプライムにてスタートする(第1話無料放送)。この度、木村、青木崇高らが演じる捜査一課の面々に新キャラクターが加わった、フルキャストが発表された。クライムサスペンス『殺人分析班』は、2015年の『石の繭』、2016年には『水晶の鼓動』として放送されたシリーズ。第3弾では、遺体の首に青い花が活けられる連続猟奇殺人事件が発生。麻見和史著の原作シリーズの中でも、最もミステリー要素が強く難解な事件が描かれるという。監督を務めるのは、シリーズ全作の世界観を構築する内片輝。脚本は穴吹一朗が担当する。今回の発表では、お馴染みのキャストが再集結することが決定。木村演じる主人公の塔子を擁する殺人分析班メンバーには、相棒・鷹野秀昭役に青木崇高、チームメンバーの徳重英次役に北見敏之、石倉毅役に藤本隆宏、尾留川圭介役に小柳友。さらにチームを見守る上官、早瀬泰之役に渡辺いっけい、手代木行雄役に勝村政信、神谷太一役に段田安則。そして、塔子の母親・如月厚子役に神野三鈴、元刑事の亡き父親・如月功役を仲村トオルが演じる。そして、ドラマオリジナルの新キャラクター・相羽町子を演じるのは菊地凛子。主に司法解剖を担当する法医学者で、鷹野とは昔から繋がりがあった人物。本作では事件のヒントを教えてくれる存在となる。この度の発表にあわせ青木、菊地からそれぞれコメントが届いている。■青木崇高(鷹野秀昭 役)コメントーー『連続ドラマW 蝶の力学 殺人分析班』で、三度、鷹野秀昭を演じることが決定した際のお気持ちをお聞かせください。青木「暑い中、熱い現場に挑めること、スタッフ、キャストに厚く御礼申し上げます」ーー本作に期待することはどのようなことでしょうか。青木「期待する側ではありません、期待させる側として一生懸命やっていきます」ーー視聴者の皆さまへメッセージをお願いします。青木「ここまでのドラマはWOWOWでしか描けないかも知れません。殺人分析班、そして如月塔子の成長ぶりをお楽しみ下さい」■菊地凛子(相羽町子 役)コメントーー出演が決定したときのお気持ちをお聞かせください。菊地「シリーズに新たに参加できることに喜びを感じております」ーー最初に脚本を読まれた時の感想についてお聞かせください。菊地「脚本を読んでこのジメッとした匂いに引き込まれ、本能とは何なのか、命の愛し方とは何なのか、この世界で自分が一体どうなるのかまだ想像がつきません」ーー視聴者の皆さまへメッセージをお願いします。「そんな危うい世界、倫理を超越したこのサスペンスにどっぷり浸かって頂くことを楽しみにしております」『連続ドラマW 蝶の力学 殺人分析班』11月17日(日)よりスタート[第1話無料放送]毎週日曜 夜10時よりWOWOWプライムにて放送
2019年08月29日昼はフライドチキン屋、夜は麻薬捜査班となる個性派チームを描き、観客動員1,500万人突破、韓国歴代興収ランキング第1位の記録を作った『エクストリーム・ジョブ』(原題:『極限職業』)が、2020年1月3日(金)より日本公開されることが決定した。本作は、「2PM」のジュノが初主演を務め、韓国で300万人突破の大ヒットを記録した映画『二十歳』で、味わい深い“セリフの味つけ”が際立つ演出で、一躍注目を集めたイ・ビョンホン監督(俳優とは別人)の最新作。韓国の“アカデミー賞”といわれる大鐘賞を4部門受賞した『7番房の奇跡』で場内を笑いと涙で包み、Netflixオリジナルシリーズのゾンビ時代劇「キングダム」でもクセ者ぶりを発揮するベテラン俳優リュ・スンリョンとタッグを組んだ。解散の危機に直面した麻薬捜査チームが、麻薬組織検挙のために潜入捜査としてフライドチキン店を始めたものの、その店が「美味しい」と口コミが広がったことから巻き起こるストーリーを描き、本国では公開からわずか半月で1,000万人を突破、その後1,500万人まで記録を伸ばし、ついには韓国歴代興収ランキング堂々の第1位を達成。イ・ビョンホン監督が構想した「まともに笑える映画を作りたかった」という狙い通り、重いメッセージやごり押しの感動ではなく、笑いに次ぐ笑いに終始徹底する仕上がりとなっており、韓国の劇場では大爆笑の嵐。日本のラーメン店総数より多いといわれる、韓国の国民食“フライドチキン”と“麻薬捜査”という相容れない組み合わせが絶妙なユーモアを生み出していく。キャストにはリュ・スンリョンほか、『私は王である!』『タチャ~神の手~』などの人気女優イ・ハニ、マ・ドンソク主演『犯罪都市』のチン・ソンギュ、『ベテラン』『ブラザー』のイ・ドンフィ、ドラマ「ハベクの新婦」のコンミョン(5urprise)といった個性豊かな顔ぶれが集結する。昼はチキン屋の店員、夜は麻薬捜査官――前代未聞の“揚げる大捜査劇”が開店!昼夜問わず走り回るが、実績はどん底、挙げ句の果てに解散の危機を迎える麻薬班。これ以上引き下がることのできないチームの年長者であるコ班長は、国際犯罪組織の国内麻薬密搬入情報を入手し、チャン刑事、マ刑事、ヨンホ、ジェフンの4人のチーム員たちとともに潜伏捜査に出る。麻薬班は24時間監視のため、犯罪組織のアジト前にあるチキン屋を買い取り、偽装創業をおこなうことに。まさかの絶対味覚を持つマ刑事の隠れた才能で、チキン屋は一躍名店としてのうわさが広まる。捜査は後回し、チキン商売で目まぐるしいほどに忙しくなった麻薬班に、ある日絶好の機会が訪れるのだが…。果たして、犯人を捕まえるのか、鶏を捕まえるのか!『エクストリーム・ジョブ』は2020年1月3日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年08月22日古川雄輝主演WOWOWの連続ドラマ「悪の波動 殺人分析班スピンオフ」より、ポスタービジュアルが到着。本作の放送を記念して、シリーズ1作目の「石の繭 殺人分析班」を一挙再放送することも決定した。クライムサスペンス「殺人分析班」シリーズの鮮烈なキャラクター“トレミー”が、いかにして冷酷な殺人鬼になったのか、その原点を描く本作。本シリーズは、麻見和史の原作を基に、木村文乃主演で「石の繭」、「水晶の鼓動」を放送。警視庁の犯罪捜査を描いてきた。そして先日、シリーズ第3弾となる「蝶の力学 殺人分析班」の制作決定し、ますますスピンオフへの期待も高まっている。殺人鬼でありながら見る者を惹きつけ、高い人気を誇ったトレミーは、引き続き古川さんが演じるほか、彼に想いを寄せる浅田吉佳をSUMIRE、刑事・井口を池田鉄洋、矢島を「Snow Man」深澤辰哉、吉佳の兄を平埜生成らが演じる。さらに、木村文乃演じるシリーズの主人公・如月塔子も本作に登場する。そして、放送に先駆けて、冷徹無比な殺人犯トレミーが大きく写るサスペンスフルでミステリアスなポスタービジュアルが完成。“その首吊り殺人は、何を意味するのか。”というコピーやネガフィルムは、彼が見ているものを暗示させるようだ。「悪の波動 殺人分析班スピンオフ」は10月6日より毎週日曜日22時30分~WOWOWプライムにて放送(全5話/第1話無料放送)。TSUTAYAプレミアムでも10月6日配信スタート。連続ドラマW「石の繭 殺人分析班」は10月6日(日)17時30分~放送。(cinemacafe.net)
2019年08月16日長崎県美術館では9月1日まで、大分では9月14日から11月10日まで開催されている、「名探偵コナン 科学捜査展〜真実への推理~」は、「名探偵コナン」の仲間たちと一緒に科学捜査をしていく企画展です。複製原画も初公開しているので見どころが沢山ある企画展です。「名探偵コナン 科学捜査展〜真実への推理~」あらすじ参加者体験型の企画展「名探偵コナン 科学捜査展〜真実への推理~」で解決していく科学捜査の内容は、毛利小五郎が主人公として登場するはずだったミステリー小説を書いている作家が自宅で殺害されていのだが、現場に残されたカレンダーには「毛利小五郎」の文字が…原作でも書かれていないユニークな内容となっているのでコナンを知り尽くしている方でも楽しく参加できます。証拠を集める3つのエリア事件を解決するヒントとして会場にあるエリアは「現場検証エリア」「聞き込みエリア」「ラボエリア」です。3つのエリアから証拠を得て事件の真相に迫ってみて。操作を分ける2つの「探偵手帳」操作の鍵を握るのは「探偵手帳」。この「探偵手帳」は2種類用意されています。「コナン&安室」の探偵手帳か「コナン&蘭」の探偵手帳があります。「真実はいつもひとつ」ナガサキ会場では、原作者の複製原画コーナーもあり、さらに会員限定グッズも販売されています。初公開となっている複製原画コーナーは見逃せません。「名探偵コナン 科学捜査展〜真実への推理~」コナンたちと一緒に、事件を解決してみて。イベント情報イベント名:名探偵コナン 科学捜査展〜真実への推理(アブダクション)〜長崎催行期間:2019年06月26日 〜 2019年09月01日住所:長崎県長崎市出島町2番1号電話番号:095-833-2110イベント情報イベント名:名探偵コナン 科学捜査展〜真実への推理(アブダクション)〜」大分催行期間:2019年09月14日 〜 2019年11月10日住所:大分市寿町2番1号イベント情報イベント名:名探偵コナン 科学捜査展〜真実への推理(アブダクション)〜宮崎催行期間:2019年11月23日 〜 2020年01月19日住所:宮崎県宮崎市3丁目3番27号
2019年08月16日WOWOWが放送するクライムサスペンスシリーズ「殺人分析班」のスピンオフ連続ドラマが、古川雄輝主演で「悪の波動殺人分析班スピンオフ」として、10月に放送されることが決定した。「殺人分析班」シリーズは、麻見和史の小説を基に「石の繭」「水晶の鼓動」と、過去に2回WOWOWオリジナルドラマとして映像化。木村文乃演じる捜査一課の刑事・如月塔子が、相棒であり上司の鷹野秀昭(青木崇高)をはじめとする捜査一課のメンバーと様々な猟奇殺人事件に立ち向かう本格クライムサスペンスだ。そんなシリーズで圧倒的人気を誇るアイコン的キャラクターとなったのがトレミー。モルタルで体を固めて殺す、という手口が衝撃的だった殺人鬼トレミーこと八木沼雅人。6歳のときに母親と共に誘拐され、拭い去ることのできない暗い過去を背負った彼は、「石の繭」で塔子らを脅かし、「水晶の鼓動」では塔子ら警察のピンチを救った。今回放送が決定したスピンオフでは、“「石の繭」事件の直前”にスポットを当て、ある殺人事件をきっかけに八木沼がトレミーへと変貌を遂げる姿を描く、「石の繭警視庁殺人分析班」のキャラクター・トレミーからインスパイアされたドラマオリジナルのストーリーだ。今作では野木直哉と名前を変え生きる八木沼雅人。演じるのは、先日の結婚発表も話題となった古川雄輝。前作からの続投となる。今回の制作決定に「スピンオフが制作される事は役者としてとても嬉しいことです。自分が演じた役をもう一度やれる喜び、そして、まさか犯人役で参加した作品で主役を務める事が出来ると思っていませんでした。スタッフの方々と石の繭の前日譚をやりたい、と話していた事が僕自身のWOWOW初主演作品として叶った事をとても嬉しく思います」と喜び、「原作では描かれていない八木沼雅人の心情や葛藤、猟奇的殺人犯“トレミー”を演じる上で想像するしかなかったバックグラウンドが、今作で垣間見え、脚本を読んでいてとても面白かったです」と脚本を読んだ感想を明かす。そして「過去の殺人分析班シリーズを見て下さった皆さまや初めてこのシリーズをご覧になる方々の期待に応えられるよう、かつて役者として初めて演じた犯人役を全力で演じたい」と意気込む古川さん。「本作で初登場となるヒロイン吉佳と八木沼との繋がり、関係性にも注目して頂きたいです」「この作品を見て、改めて『殺人分析班』シリーズをより一層楽しんで頂ければ」とファンへメッセージを送っている。<ストーリー>2014年。川崎市内で女性ばかりを狙った連続殺人事件が起きる。被害者は皆、首を吊られていたぶり殺されており、世間では“首くくり殺人”などと呼ばれていた。犯人の手掛かりが掴めず、警察の捜査は難航していたが、捜査一課の刑事・井口は、この快楽殺人犯の容疑者としてある男をマークしていた。その男の名は、野木直哉(古川雄輝)。身元を詐称し、人前から気配を消して、息を潜めて生活する暮らしぶり。彼こそ、世間を騒がせた“昭島母子誘拐事件”の被害者・八木沼雅人だった。野木は、隣人・吉佳を巻き込みながら、捜査網から逃れようとするが、その中である事実に気づき…。「殺人分析班」スピンオフドラマ「悪の波動殺人分析班スピンオフ」は10月、WOWOWプライムにて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年06月28日米イリノイ州のシカゴ市は俳優のジャシー・スモレット(36)に対し、警察の捜査費用の返還を求めて訴訟を起こす見込みだ。ドラマ『Empire 成功の代償』などに出演していたスモレットは1月、シカゴの路上でマスクをかぶった男二人に襲撃されたと警察に通報。首にロープをかけられ、さらに人種差別、同性愛者嫌悪の暴言を吐かれたとも証言し、シカゴ市警はヘイトクライムとして捜査を開始した。しかし翌月に事態は一変する。証言内容に齟齬があり、重要参考人として拘束された兄弟が「3,500ドル(約39万円)でスモレットに雇われた」と白状したことから、スモレットはヘイトクライムの被害者から一転、“容疑者”へ。かねてより出演料に不満を持っており、襲撃をねつ造することで同情と注目を集めて出演量アップの交渉材料にしようと計画したと見られる。 「スモレット氏は、1月29日に氏が行った虚偽の通報に関する捜査において、警察で発生した残業代の返済の支払いを拒否しました。法務部は民事訴訟の準備を進めています」と、市のスポークスパーソンは声明を発表。その額は13万ドル(約1,453万円)に上る。スモレットは先月、米イリノイ州クック郡の大陪審で虚偽通報を含む16の重罪で起訴されたが、26日に罰金1万ドル(約111万円)の支払いに同意し、すべての罪状が取り下げられた。スモレットは一貫して潔白を主張しているが、警察側はスモレットがヘイトクライムを自作自演したとする立場を崩しておらず、真実は未だ闇の中だ。
2019年04月05日大人気海外ドラマ「クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪」のスピンオフ作「クリミナル・マインド 国際捜査班」のシーズン2のDVDレンタル・デジタル配信がスタートしている。今回シネマカフェでは、本作で活躍する“イケメン捜査官”マシュー・シモンズ役のダニエル・ヘニーに注目してみた。国境を飛び越え、世界各地で起こる凶悪犯罪に立ち向かう“FBI国際捜査班IRT”の活躍を描いた本作。FBIのエリート・プロファイラー軍団“行動分析課”の活躍を描いた本家シリーズとの最大の違いは、世界を舞台にしているということ。主人公のIRTのメンバーたちは、外国でアメリカ人の巻き込まれた犯罪事件が発生するたび、現地へ飛んで事件の解決に奔走するのだ。そんなチームには、国際事情と多言語に精通した個性豊かな捜査官が揃っているが、今回注目なのは、リーダーのジャック・ギャレット(ゲーリー・シニーズ)の右腕的存在であるイケメン捜査官マシュー・シモンズ。彼はチームの中でも特に高いプロファイリングのスキルを持ち、優れた身体能力と行動力で大活躍する韓国系アメリカ人。私生活では愛妻クリスティとの間に4人の子どもを持つ良き父親だ。今回このマシューを演じたのは、韓流スターとして日本でも知られるダニエル・ヘニー。ミシガン州で生まれ育った彼は、自身もマシューと同じく韓国生まれの母親を持つ。モデルとしてヨーロッパやアジアで活躍したのち、韓国で俳優デビューしたダニエルは、「私の名前はキム・サムスン」でブレイクし、近年ではハリウッドへ活躍の場を移し、『ラストスタンド』に出演。本家シリーズのシーズン12でも、同じくマシュー・シモンズ役でクロスオーバー・エピソードに登場しており、アメリカのTVドラマでメインキャストを務めるのはこれが初めてとなった。今シーズンではイタリアのフィレンツェ、韓国のソウル、台湾の台北、ジャマイカのキングストンなど13か国を飛び回るIRTチーム。亡き母親との約束を果たすために韓国のソウルへと向かい、行方の分からない祖母の消息を探すのだが、そこで思いがけず事件に遭遇してしまう…という展開も待っている。さらに、本家シリーズとのクロスオーバー・エピソードも。ペネロープ・ガルシアやエミリー・プレンティスなど、お馴染みのBAU捜査官たちも応援に駆け付け、最終エピソードでは最大の危機がチームを見舞う!?最後まで見逃せないシーズンとなっている。<リリース情報>・「クリミナル・マインド 国際捜査班シーズン2」DVDレンタル中、全話デジタル配信中コレクターズ BOX(10,000円+税)発売中(C) 2018 ABC Studios and CBS Studios, Inc.・「クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪シーズン12」DVDレンタル中、全話デジタル配信中コレクターズ BOX Part1&Part2(各10,000円+税)発売中(C) 2018 ABC Studios and CBS Studios, Inc.(cinemacafe.net)
2018年12月07日玉木宏主演で芥川賞作家・羽田圭介の小説を初の連続ドラマ化する「盗まれた顔 ~ミアタリ捜査班~」。この度、“見当たり捜査員”を演じる玉木さんに続き、本作の新たなキャストとして内田理央、町田啓太、渋川清彦、伊藤歩の出演が明らかになった。■ストーリー警視庁捜査共助課に勤める白戸崇正(玉木宏)は、顔だけを頼りに潜伏する指名手配犯を捕まえる“見当たり捜査員”だ。部下の安藤(内田理央)、谷(町田啓太)らと共に繁華街を行き交う群衆を見つめ、脳に刻んだホシの顔を探し続ける日々。そんなある日、白戸は群衆の中に「見つかる筈のない顔」を見てしまう。4年前に謎の死を遂げた先輩刑事・須波(渋川清彦)。見間違いだと否定しようとした矢先、白戸は須波にまつわるうわさを耳にする。事件について調べるうち、公安や中国マフィアが動きだし、白戸はいつしか命をも狙われることになる…。さらに、同棲している彼女・千春(伊藤歩)の不可解な言動に、白戸はある疑念を抱き始め――。■玉木宏の部下に内田理央&町田啓太「海月姫」「おっさんずラブ」などに出演し、女優としても注目を集める内田理央が演じるのは、異動したばかりの新米捜査員・安藤香苗。抜群の記憶力で玉木さん演じる白戸に引き抜かれた安藤は、着任早々実績をあげる天才捜査員だ。また中堅捜査員・谷遼平を、大河ドラマ「西郷どん」や「人は見た目が100パーセント」「中学聖日記」『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』など話題作への出演が続く町田啓太。見当たり捜査で実績をあげられず、スランプに苦しむ実直な捜査員だ。<ミアタリ捜査班>の白戸、安藤、谷は、雑踏に紛れて指名手配犯の顔を探し続ける日々。安藤と谷は白戸の部下で、警視庁刑事部捜査共助課所属という役どころ。■演じるキャラは「変わった役柄」「等身大」内田さんにとっては初の本格刑事役で、アクションシーンも披露しているという本作。演じる安藤については、「見当たり捜査班の中では一番若手ですが、才能があって、何をするかわからないパワフルな女性です。警察官にも関わらず服装は派手で、柔道が強くて、よく食べる、というキャラクターで、とても魅力的だと思います」と説明。普通の刑事ものとは一味違うと作品について語る内田さんは、「ミニスカにショルダーバッグという派手な格好で捜査をする、という変わった役柄ですが、楽しんで演じさせて頂きましたので、ぜひ楽しみにして頂けると嬉しいです」と見どころを明かしている。一方、町田さんは「仕事に対する葛藤が根底にあるキャラクターです。年齢的に仕事もある程度できてきて、ポジションが定まってきていて、そこから更にどうしていきたいか葛藤する、等身大の人物です」と役柄について話し、「見当たり捜査で結果を出せなくなり、フラストレーションを抱えて苛立つのですが、谷のように感情をハッキリと表現する青年というのは、自分の性格とは異なるので、演じていて面白かったです」とコメント。「谷という役は原作にないエピソードも描かれているので、原作とは違う点もぜひ楽しんでいただければと思います」とアピールしている。■渋川清彦&伊藤歩も参加!さらに、白戸のかつての先輩で4年前に謎の死を遂げたとされたとされている、群を抜く捜査能力の持ち主・須波通を渋川清彦、出会い系サイトで知り合った同棲中の白戸の恋人・千春を伊藤歩が演じる。自身のキャラクターを「孤独な人間」と分析する渋川さんは、「日常の話から、公安の話、国際的な話だったりと壮大な話に展開していくので、様々な方が楽しめるドラマになっていると思います」と言い、伊藤さんは「玉木宏さん演じる白戸が見当たり捜査員として人の顔を常に見ているのですが、本当は彼自身が誰かに見られている?というジレンマに侵されていく、とても興味深い作品になっています。ぜひ楽しみにご覧ください」とメッセージを寄せている。連続ドラマW「盗まれた顔 ~ミアタリ捜査班~」は2019年1月5日より毎週土曜日22時~WOWOWプライムにて放送(全5話・第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2018年10月25日フランスの名優、ジェラール・ドパルデュー(69)にレイプと性的暴行を受けたとして、22歳の女性が警察に被害届を提出。検察庁が捜査を開始したという。ニュース局「BFM」などが報じた。「BFM」によれば、この22歳の女性はジェラールが教鞭をとる演劇学校の学生で、事件は8月7日と13日、ジェラール宅で劇のリハーサル中に起きたとのことだ。ジェラールの弁護士は、メディアに「ジェラール・ドパルデューと長い時間、話し合いを行いました。私は彼が完全に無実であることを確信しましたし、証明できるでしょう」と語った。ジェラールは1978年に「Film Comment」誌のインタビューで「数えきれないほどのレイプ事件があった」という内容のコメントをしており、1991年に「TIME」誌がこの件について「自分がレイプをしたということか?」と尋ねると肯定。「ああいう環境では完全に普通のことだった。私の子ども時代はね」と答えたという。しかし、後にジェラールは「レイプなんて決してしたことがない。私は女性に敬意を持って接している」と否定し、激怒。「性体験が早かった、レイプ事件を目撃した」とフランス語で言ったことが、英語に翻訳される過程で間違いが生じたに違いないと結論づけた。(Hiromi Kaku)
2018年08月31日27歳のとある女優がパリのホテルでリュック・ベッソン監督に薬を盛られてレイプされたと訴え、フランスの警察が捜査を始めたという。ベッソン監督は弁護士を通し、「リュック・ベッソンは断固としてこのでたらめな言いがかりを否定します」と容疑を否定。被害者とされる女優の名前は公表されていないが、「彼が知っている人です。決してその人に対して不適切な振る舞いを行ったことはありません」とのこと。その女優がフランスのラジオ局「Europe 1」に語ったところによると、彼女はいままでにベッソン監督の2本の映画に出演。事件はベッソン監督との打ち合わせのために、ブリストルホテルに足を運んだ5月10日(現地時間)に起きた。女優は「(ベッソン監督が)私の紅茶に何かを入れたようで、私は気を失ってしまった。目覚めたときにはすでにレイプされており、現金の束が残されていた…」と主張している。事件が公になったのは、ちょうどカンヌ国際映画祭が幕を閉じる頃。女優のアーシア・アルジェントが「21年前にここカンヌでレイプされた」とハーヴェイ・ワインスタインを告発し、ハリウッドのみならずフランスでも「#MeToo」運動が加速する発端となった。現在ベッソン監督はフランス国外におり、まだ警察の事情聴取は受けていない。(Hiromi Kaku)
2018年05月21日フルバングの黒髪がアビーのトレードマークだった(写真:Shutterstock/アフロ) 2003年にスタートし、現在はシーズン15に突入している米CBSのテレビドラマ『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』。ファーストシーズンから科学捜査分析官アビゲイル・“アビー”・シュート役でレギュラー出演してきたポーリー・ペレット(49)が、今シーズン限りで同作を降板する。絶大な人気を誇ったアビーとの別れを惜しむファンは非常に多く、降板の理由についても様々な憶測が流れているが、ペレット本人が撮影中に暴力被害に遭っていたことをTwitterでほのめかし、フォロワーが騒然としている。 「私がこれまで何が起こったかを公にしてこなかったのは、私まで低次元に落ちたくなかったから。でも、タブロイド紙が私について書いていることは全部ウソよ。もしそっちを信じるなら、私を放っておいて。あなたは私のこと、何にも知らない」 「“口を滑らせないように”、この話を、この真実を語るのは間違っているかもしれない。私は自分のスタッフ、仕事、そして周りのたくさんの人々を守らなくてはと思ってる。でも、それがどれだけの重荷か。私は正しいことをしようと思う。たぶん、この罪について沈黙するのは間違っていると思うから」 「私に秘密を守らせて、誤った情報を流す“組織”があるの。すごくリッチで、とても権力のある宣伝組織よ。モラルもない、真実を語る義務もない。だから私はそこを抜け出した。ウソの声明文を読み上げて、自分のスタッフを守ろうとした。沈黙を守ろうとした。彼がそうさせた」 「私は今まで反いじめ運動のサポートをしてきた。その理由が今なら言える。私だからよ!学校だろうが職場だろうが、どうしても行かなきゃいけない場所があるのは恐怖よ。私は脱出した。たくさんの身体的暴力から逃げ出した。やっと今一息つける。ここは安全。安全ってことより価値のあるものなんてない」 ペレットはこのように連続ツイートで、ある男性から撮影現場において暴力を受けていたことを告白。犯人の名前こそ明かさなかったが、人気女優に暴力を振るった上に、口外を禁止することができるのはかなり権力のある人間である可能性が高い。 16日12時における最新のツイートでは「スタジオとCBSには感謝したい。彼らはいつも私に良くしてくれて私を守ってくれた」と書いており、犯人はスタジオとテレビ局以外に属していると推察できる。 CBSはバラエティ誌の取材に対し、「ポーリー・ペレットはNCISで素晴らしい功績を残してくれました。彼女がいなくなって寂しくなるでしょう。1年以上前、ポーリーは職場の懸案事項について相談しに来ました。我々はこの問題を重要視し、解決するために彼女と話し合いを重ねました」とコメントしている。
2018年05月16日女優の新木優子(24)が自身3作目となるカレンダーを発売し、3月21日に都内で開催した握手会イベントにはファン1500人が殺到した。昨年4月クールから、『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』『100万円の女たち』『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- THE THIRD SEASON』『重要参考人探偵』『トドメの接吻』と立て続けに出演し、今ではドラマ界でも欠かせない存在となった。1年半前、主演映画『インターン!』のインタビューでは、中高生時代に売れていく同世代を意識して焦りを感じていたと打ち明けた新木だが、今の心境に変化はあるのか。奇しくも『コード・ブルー』シリーズに参加した同世代との繋がりから、彼女の今の職業観が見えてくる。3月21日のイベント直前、ブレイク女優の現在地を探ってみた。○力を合わせて心を1つにするドラマ――前回取材させていただいたのが1年半前の主演映画『インターン!』でした。その後、多くの作品に出演されましたね。振り返ってみていかがですか?こんなにあっという間の1年間はなかったというぐらい充実しすぎて、一瞬で過ぎてしまった印象があります。充実した日々を過ごさせていただきました。――それ以前と比べて、何か変化ありましたか?役や演技に対しての気持ちが良い方に向いていったというか。今までと比べてプラスの発見があったり、自分の中の可能性がまだあるんだという希望も持てました。――役者として大きな意味のある1年半だったと。そうですね。作品に入っている時はいっぱいいっぱいと思っていたんですが、今はこうして乗り越えられた自分がいるから、結局は自分で限界を決めてしまっていたことが分かりました。大変なのは自分だけじゃないんですよね。現場に行くと、そういう心強さも感じることができました。あとは純粋に、やっぱり楽しいです。現場に行くこともそうですし、3カ月ごとに現場が変わっていろいろな人にも会うことができるのは、この仕事ならではだと思うんです。映画でも1カ月ぐらいでそのチームが終わってしまいます。独特な関係性ですよね。短期間でみんなで力を合わせて心を1つにして。それって、すごくステキなことですよね。いろいろなご縁で数作品続けて同じスタッフさんとご一緒させていただくこともありました。自分の成長した姿を見せることができたと同時に、自分だけじゃなくて周りの方々がいてこそ作品ができるんだとあらためて実感しました。○有岡大貴・成田凌・馬場ふみかの心強さ――以前お会いした時、中高生時代は同世代が売れていく「焦り」があって、その後は仕事に対してリラックスして臨めるようになったとおっしゃっていました。それからの1年半は多忙な日々が続いていますが、仕事に対するスタンスは変わりましたか?1年半前と同じように「焦り」はありません。今は自分らしく、いただいているお仕事を頑張る時だと思うので、その自分の頑張りによって視聴者の方々に観てもらえる機会が増える。やっぱり自分次第だとあらためて感じます。ファンの方々もタイムリーに反応してくださって、感想も送ってくださいます。この1年半を経験したからこそ、より強く感じることができたんだと思います。――中でも『コード・ブルー』の出演が個人的には印象的でした。人気シリーズに途中参加することは役者として貴重な経験になったんじゃないかと。やはり世代の近いフェローの有岡大貴さん、成田凌さん、馬場ふみかさんの3人は心強かったのでは?大きかったですね。バランスがすごくとれてました。憧れてた作品のオーディションに参加できるチャンスが巡って来ただけでも、ここまで頑張ってきて良かったなと思えました。今の自分ができることを一生懸命やらせていただいて認めていただけたのも、すごくうれしかったです。フェローが新しく入るとは聞いていたんですが、どういうメンバーかは聞かされてませんでした。先輩方が作り上げてきた作品に入る心細さがあったので、4人の方が断然心強かった。ふみちゃんが歳下で、私と成田凌くんが真ん中で、大ちゃんが一番上。同世代の年齢差がすごくバランスがとれていたように思います。大ちゃんは何でも許してくれる「優しさ」のベールをまとった方なんですけど、みんなと気兼ねなく話せたのは、包み込んでくれるような「お兄ちゃん」感のお陰だったと思います。成ちゃんはムードメーカーで、先輩と私たちとの架け橋になってくれて。ご飯もみんなで一緒によく食べていました。楽しかったなぁ。現場終わっちゃうんだなって……ドラマ、劇場版と半年以上一緒だったのですごく寂しかった。このタイミングで3人と出会うことができて、さらに先輩方とご一緒させていただいて、すごく良い経験になりました。――7月27日には映画も公開されますね。そうですね。映画はその集大成です。もちろん先輩たちが大活躍する作品ですが、その中で私たちフェローが映画の方にどういう影響をもたらせているか、そこにも注目して観ていただけたらなと思います。○「私1人が行けば済む」大阪開催の思い――今回のカレンダー発売イベントは大阪でも開催されますが、SNSを通じてファンの方々から要望があったことがきっかけだったそうですね。これまでのイベントは東京でしか開催してなかったんですが、地方の方々は来たくても来れない方もいて。インスタグラムではフォロワーさんがどのあたりに住んでいる方なのか何となく分かるんですね。東と西でたくさんいらっしゃったので、それだけ多くの方とお会いできないのは残念ですし、シンプルな考えで、私1人が行けば済む話じゃないですか(笑)? 今回実現できてすごくうれしいです。「新木優子オフィシャルカレンダー2018.4-2019.3」発売中2,000円(税別)+税リング式卓上 A5サイズ13ページ(表紙+12ヶ月分)発行:SDP――対面すると励みになる方もいらっしゃると思います。そうですね。応援してくださる言葉だけでも私の励みになっているんですけど、来ていただいただけでもパワーになる。私を見て受験やテスト、就活を頑張ったとか、そうおっしゃっていただけるだけで……自分がそういう力になることができているんだと実感させていただける貴重な時間です。――1年半のご苦労が報われる瞬間でもありますね(笑)。そうですね(笑)。カレンダーを出させていただいて、握手会のチケットが売り切れたと聞いた時は「えっ!」「嘘でしょ!?」とビックリしてしまって。本当に私を応援してくださっている方々が増えたんだと実感できる機会になりました。うれしい気持ちもありますが、抽選に外れてしまった方もいらっしゃるので……そういった方々のことも忘れずに頑張って行きたいと思います。■プロフィール新木優子1993年12月15日生まれ。東京都出身。身長165センチ。A型。2007年、小学生の時に原宿でスカウトされ、芸能界入り。映画やCMに出演し、2014年からは『non-no』専属モデルを務めている。近年では『いつかティファニーで朝食を』(15~16年・日本テレビ系)、『監獄学園-プリズンスクール-』(15年・MBS系)、『家売るオンナ』(16年・日本テレビ系)、『ラブラブエイリアン』(16年・フジテレビ系)、『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(17年・フジテレビ系)、『100万円の女たち』(17年・テレビ東京系)、『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- THE THIRD SEASON』(17年・フジテレビ系)、『重要参考人探偵』(17年・テレビ朝日系)、『トドメの接吻』(18年・日本テレビ系)などのドラマ、『風のたより』(15年・主演)、『泣き虫ピエロの結婚式』『聖の青春』(16年)、『僕らのごはんは明日で待ってる』(17年・ヒロイン)、『悪魔の仮面のルール』(18年・ヒロイン)などの映画に出演。2018年は『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(18年7月27日公開)、『あのコのトリコ。』(18年公開予定・ヒロイン)が控えている。
2018年04月11日リアル脱出ゲームを展開する株式会社 SCRAPは、新宿・歌舞伎町の街全体が舞台の謎解きイベント、リアル捜査ゲーム「歌舞伎町 探偵セブン」を、2017年12月19日(火)に新宿・歌舞伎町にオープンするテーマパーク「東京ミステリーサーカス」にて開催する。歌舞伎町の街全体を舞台にしたリアル捜査体験リアル捜査ゲーム「歌舞伎町 探偵セブン」で楽しめるのは、「東京ミステリーサーカス」2階の「リアル捜査スペース」を起点にした、歌舞伎町の街全体を使う謎解き体験。バーやキャバクラ、ホストクラブで聞き込み本イベントでは、参加者は「NO.1キャバ嬢殺人事件」「裏カジノ・イカサマ事件」「心霊マンションしたい消失事件」など、6つの事件の中から自分の請けたいものを選んでプレイすることが可能。依頼書を元に捜査すべき場所を特定し、バーやキャバクラ、ホストクラブ、マンションなど、歌舞伎町に実在する場所に実際に足を運んで聞き込みを行い、謎や暗号を解きながら”捜査”を進めることで、事件の真相を解き明かしていく。制限時間はないため、自分のペースで複数日にわたって遊ぶことが出来るのもポイントだ。プレイヤーの相棒となるキャラクターは「逆転裁判」の岩元辰郎がデザインまた、本イベントでプレイヤーの相棒となる探偵たちのキャラクターデザインは、ゲーム「逆転裁判」シリーズのキャラクターデザインなどで知られる岩元辰郎が担当。脚本には「テラスハウス」「脱力タイムズ」「あいのり」などを手掛けた放送作家の堀田延が参加している。ゲームの登場人物だけではなく、彼らを取り巻く事件もまた個性的で魅力あふれるものとなりそうだ。開催概要リアル捜査ゲーム「歌舞伎町 探偵セブン」イベント開始日:2017年12月19日(火)〜受付場所:東京ミステリーサーカスチケット料金:初回捜査チケット 2,500円/捜査チケット 2,000円※前売・当日共に料金は一律。※前売券が完売した場合、当日券の販売は行わない。※「初回捜査チケット」にはゲームに必要なバインダーが付属。※初プレイ時は「初回捜査チケット」を購入する。※初プレイ時に「捜査チケット」を購入した場合は、当日受付にて差額分500円を要支払い。※2つ目以降の事件をプレイする場合は「捜査チケット」を購入。<プレイ形式>想定プレイ時間:約2〜3時間/1事件チーム人数:自由場所:屋内 / 屋外スタート:常時可能<事件一覧>No.1 キャバ嬢殺人事件/裏カジノ・イカサマ事件/ホストクラブ偽札事件/心霊マンション死体消失事件/整形アイドル恐喝事件/恋するレバー教団・連続失踪事件
2017年11月02日ハリウッドの大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインが、2013年に起きたとされる婦女暴行容疑の捜査対象となっている。30年以上に及んで行われてきたとされるセクハラ騒動の渦中にあるワインスタインだが、匿名のイタリア人モデルが4年前にレイプされたと被害報告を出したことで、ロサンゼルス警察によって捜査を受けている。TMZによれば、2013年2月に行われたイタリア映画・ファッション・芸術フェスティバルの際にワインスタインから接触されたという女性の被害報告について、ロサンゼルス警察はワインスタインに対する犯罪捜査を開始したという。当時34歳だったというその女性は、ワインスタインから「話をしたいだけ」とホテルへ誘われたとロサンゼルス・タイムズ紙に説明している。そしてワインスタインから裸を見たいと言われ、髪の毛をつかまれてバスルームへと引きずり込まれた挙げ句にレイプされたという。止めるように頼み込んだもの、45分間に渡って行為はおよび、その女性を部屋に残して去ったとしている。セクハラ疑惑が浮上した当初は、夫を支えるとしていた10年来の妻ジョージナ・チャップマンが離婚の意向を表した際には、その決断を支持するとコメントを出しているワインスタインだが、2児をもうけたジョージナと将来的にやり直せることを願っていると明かしていた。(C)BANG Media International
2017年10月22日26日の出走直前の発表という異例の事態となった「24時間テレビ」のチャリティマラソンランナー。結局、お笑い芸人のブルゾンちえみ(27)がつとめることになった。 「本当にトップシークレットでまったく情報が漏れ伝わって来ませんでした。知っていたのは、マラソンの企画に関わっていた数名のスタッフのみだったようです」(日テレ関係者) 練習は重ねていたというものの、ブルゾンにランナー決定が伝えられたのは出走の約1時間前だったという。午後9時前、放送時間内に90kmの距離の完走を目指して出発。その際に水面下で早々と動いていたのが、一般人の追跡班だったという。 「毎年、自転車でマラソンランナーに“伴走”しながらリポートする数名を含めた追跡班が登場。すっかり名物になっています。スタート地点は公表していないが、なぜか追跡班には割り出されてしまう。今年も出走2時間ほど前には割れていたといいます」(前出・日本テレビ関係者) 割り出した人物のTwitterの投稿を見ると、スタート地点にはいかにもといった車両がズラリ。地元住民の間で話題にならないはずがなく、SNSなどでの情報の“拡散”を防げるはずもなかった。そもそも、いつごろから追跡班が登場したのだろうか。 「昔、ある女性タレントがものすごいペースでラストスパートし“ワープ疑惑”が浮上。そこで不正を監視しようと、視聴者が追跡班に名乗りを上げたようです。SNSに“監視”の結果はすぐに投稿されるので、今や走者も不正のしようがないのです」(芸能デスク) 今年は直線距離だと、ゴールの日本武道館までは約25キロの地点を出発。うまい具合に都内を迂回して武道館に向かうゴール設定となった。追跡班の“監視”の目をくぐるのは、至難の業のようだ。
2017年08月27日のどかな田舎町ツイン・ピークス、ビニールで丁寧にくるまれた女子高生の遺体、事件の捜査にやって来たFBI捜査官デイル・クーパー、やがて明らかになる町の秘密、嘘、欲望、混沌…。90年代に社会現象を巻き起こし、いまなお伝説として語り継がれる「ツイン・ピークス」は、映画界の鬼才デヴィッド・リンチが手掛けたTVドラマ。その「ツイン・ピークス」が25年の歳月を経て復活します!しかも、舞台は旧シリーズの最終回から25年後。ツイン・ピークスの町はあれからどうなったのか?クーパー捜査官をはじめとする登場人物たちは何をしているのか?気になる新作について、来日したクーパー役カイル・マクラクランに訊きました。「ツイン・ピークス」の中心となる女子高生ローラ・パーマー殺害事件は、旧シリーズで解決済み。しかし、その後も町に不穏な空気がうごめき、常識を超えた事態の数々が起こる中、旧シリーズは全30話で幕を閉じました。「終了を決めたのは放送局ABCの判断だけど、僕としては不本意だった。クーパーがボブに憑かれ、物語にも役にもいろいろな可能性が広がるところだったからね」と語るカイルの言葉通り、最終回は何とも思わせぶりな幕の閉じ方。カイルの言う「ボブ」とは本編にたびたび登場する謎の男で、悪を象徴するようなキャラクター。つまり、正義の味方だったクーパーが、悪と化す展開で旧シリーズは終了していたのです。それから25年。クーパー捜査官はどうなったのでしょう。より表現に自由の利くケーブルTV局SHOWTIMEに放送局を移し、以前にも増してリンチ節が炸裂する新シリーズ作のクーパーについて、カイルはこう語ります。「難しいけど、頑張って説明してみるね(笑)。新シリーズは何人かのクーパーがいる状態で、本来のクーパーが別次元に囚われている一方、ボブに乗り移られたクーパーは現実世界で25年間悪の限りを尽くしてきた。そして、なぜかクーパーはもう1人いて、彼の名はダギー。けれど、この世の中にクーパーが2人いるのは許されない。だから、いつか何かが起きるかもしれないね」。「何人ものクーパーを演じるのは楽しい」と微笑むカイルですが、この設定すら視聴者にとってはすでにクエスチョンマークだらけ。物語の持つ真の意味を、出演者はどこまで把握しているのでしょうか。「『これはどういう意味?』とデヴィッドに訊ねることもあったし、彼に委ねることもあった。すべてを把握しているのはデヴィッドだからね。僕は彼の思い描くものを形にする役目に徹する。とは言え、第2話で(ボブに乗り移られた)クーパーは女性を殺し、その後ある行動に出る。その意味がさっぱりわからなかったからとりあえず訊ねたよ。でも、そんなときの彼は必要最低限のことしか話さない。それ以上頑張っても言わないから、僕も『うん、わかった』となるんだ(笑)」。冗談めかして諦めの表情をしてみせながらも、そこにはリンチ監督に対する絶対的な信頼が。カイルとリンチ監督は「ツイン・ピークス」以外にも、『デューン/砂の惑星』『ブルーベルベット』などでタッグを組んできました。しかも、ロサンゼルスではご近所さんだそう。「だから、この25年間もたびたび会っていたよ。近況を報告し合ったり、仕事以外の話をしたり。彼は唯一無二の存在で、『ツイン・ピークス』は世界中に大きな影響を与えた。予測不可能な登場人物、斬新な映像、引き込まれる音楽と、すべてがそれまでのドラマとは違ったんだ。デヴィッド・チェイス(『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』)やデイモン・リンデロフ(『LOST』)が新しいタイプのドラマを作るようになったのも、『ツイン・ピークス』からの流れがあってこそだと思う」。もちろん、リンチ監督と「ツイン・ピークス」を愛するのはカイルだけではありません。新作には、旧シリーズのキャラクターが大勢再登場。25年前との変化を感じ取るのも楽しみ方の1つです。あるいは、登場人物の謎が明かされることも?旧シリーズでクーパーは「ダイアン」なる人物に宛て、捜査の詳細をカセットテープに吹き込んでいました。しかし、その人物が何者なのか、そもそも存在するのか、本編では語られていません。「実は僕も“ダイアン”の人物像を想定するようなことはせずに演じていた。テープに録音することは、いわば日記をつけるような行為だったから。昔のこと過ぎて記憶が曖昧だけど、テープをどこかに郵送するだとか、そういったシーンもなかったはず。ただし、新シリーズ作には…ダイアンが登場するよ!楽しみにしていてほしいね」。旧シリーズからのファンに楽しみを提供し、新たなファンに衝撃を与えること間違いなしの新作「ツイン・ピークス」は、毎週土曜21時よりWOWOWプライムにて絶賛放送中。さらなる“伝説”をお見逃しなく!(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:ツイン・ピークス [海外TVドラマ]
2017年08月09日「そばにいてくれるだけで癒されます。彼女と出会えたのは実に幸運でした。日々、感謝しています」 主演ドラマ『遺留捜査』(テレビ朝日系・木曜20時〜)の撮影のため京都に通う上川隆也(52)の元に時折遊びに来て上川を癒しているのは愛犬ノワール(7歳・メス)さん。出会いは7年前、保護犬に興味のあった奥さまと一緒に行った譲渡会。「現実的にいろいろ準備してから」と見学だけの予定で出向いたが、ノワールさんに口元をペロッとなめられた瞬間、「このこいぬにしよう!」と即決してしまったという。 「“縁”というんでしょうか。今となっては、あの譲渡会に行っていてよかったと思います。もし行っていなかったら、ノワールに会えなかった。彼女がいなかったら、僕の生活は今とまったく違っていたことでしょう」 保護犬なので正確な犬種が判断できないまま、みるみる成長していくノワールさん。「人さまに危害を与えたりしてはいけない」と1歳になる前に警察犬訓練所に2カ月間通わせることに。 「その間は頻繁に会いに行きました。仕事もあるのに週一ペースで(笑)」 その後、CD3と呼ばれる家庭犬訓練試験高等科を見事クリアし、競技会にも参加するなど、その賢さを日々実感しているそう。 「保護犬でもそれだけできるんです。おかげで日々本当に助かっています。さまざまな指示がスムーズに伝わるので散歩中も苦労しませんし、いたずらや無駄吠えも一切しません」 大きな病気にもかからずにやってきた。 「我慢しちゃう子なので、ほっておいて重病になってもいけない。ふだんからよく体を触っているのですが、1ミリくらいのポッチを指先に感じただけで『大変だ!』って病院に連れて行っています。獣医さんが『ふつう気づきませんよ』とあきれるくらい(笑)。ノワールは、ちゃんと向き合いたい命。愛情も含め、すべてをひっくるめて、これからも彼女と向き合っていきたいです」
2017年08月07日上川隆也(52)主演のテレビ朝日系連続ドラマ「遺留捜査」が13日に2時間SPでスタート。初回平均視聴率は13.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。 「テレビ朝日の木曜午後8時枠『木曜ミステリー』は、他局の連ドラが苦戦するのをよそに安定した視聴率を記録しています。同枠の前作『警視庁・捜査一課長』は全10話のうち1ケタを記録したのが1回。終盤に向けて視聴率が伸び、全話平均で12.1%を記録。この数字は同じクールだと『緊急取調室』(テレ朝系)や『小さな巨人』(TBS系)に続く第3位でした。『遺留捜査』もかなり上位に食い込みそうです」(テレビ局関係者) 「遺留捜査」は11年からスタートし、今回は2年ぶりに復活。遺留品を調べて事件解決に導いていくマイペースで変わり者の刑事・糸村(上川)の活躍を描く。 大筋はこれまでと同じだが、なぜか前シリーズまでは警視庁月島中央署の刑事だった糸村が今シリーズから京都府警に。初回ではその経緯について詳しく触れられることがなかったが、異動にはテレ朝の“お家事情”が深く関わっているようだ。 「放送される『木曜ミステリー』の枠は基本的に東映京都撮影所の仕切り。そのため京都を舞台にした人気シリーズが多いんです。この撮影所、かつては時代劇の撮影で潤っていたものの時代劇の撮影が激減。ただでさえ仕事量が少ないうえ、『警視庁・捜査一課長』のように東京が舞台でないと成立しない作品では仕事が回らない。そこで少しでも同撮影所の仕事を増やすため、『遺留捜査』の舞台を変更したようです。今後も同じような流れになるシリーズ物が増えそうですね」(民放キー局のドラマ班スタッフ) 果たして、次に活躍の場を移すのはどのシリーズの主人公になるのだろうか。
2017年07月15日小栗旬と西島秀俊が国家の危機に立ち向かう公安機動捜査隊特捜班の隊員に扮した「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」が6月13日放送された第10話で最終回を迎え“緊急ニュース”の放送シーンで終了というラストシーンにネットは騒然となっている。本作は直木賞作家、金城一紀が原案・脚本を担当、小栗さんと西島さんの所属する特捜班の隊員役で田中哲司、野間口徹、新木優子らが出演するほか、新興宗教団体に潜入している公安の協力者役で眞島秀和、その妻で石田ゆり子、特捜班を立ち上げた警察庁の警備局長・鍛治役で長塚京三らが出演した。最終回では小栗さん演じる稲見の自衛隊時代の同期で、特殊部隊員の結城(金子ノブアキ)がテロを企て逃亡。特捜班は結城の恋人が1年前に起きたガス爆発事故で死亡、その事故が実際は閣僚の誰かが絡んだ“事件”である可能性にたどり着く。その矢先、結城は岸部総理大臣(竜雷太)を弓で狙撃する。実は1年前のガス爆発は総理の息子が加担したテロであり、結城の目的は総理を見舞うため日本に帰国した息子への復讐だった。総理の息子の罪を隠ぺいした警察に不信感を抱く特捜班に鍛治は息子の護衛を命じる。稲見は結城と死闘を繰り広げ逮捕に成功するが、連行中に結城は武装した警官隊に狙撃され殺害。岸部と鍛治は自らの息子をえさに結城を誘い出し特捜班に逮捕させたところで殺害するつもりだった。ラストは警察に対し反旗を翻す準備をしているような特捜班のメンバーらが映し出された後、「緊急ニュース」が始まるカットで幕を閉じた。明確な決着をつけずあえて消化不良のまま、今後を想像させるような終わり方に対し、放送直後からネットでは様々な意見が飛び交っている。まるで次回があるかのような終わり方で放送が終了すると「CRISIS終わり方やべぇだろwwww」「緊急ニュースとは?」「え、crisis?え???」などあっけにとられた視聴者が続出。少し時間が経つと冷静になった人々の「あの終わりじゃ悲し過ぎるよ」「納得いかない!」といった稲見、田丸ら特捜班が“報われない”展開に対する感想から「モヤモヤとまらない、、、」「ラストは誰がなにをしたのー」と“何が起きているのかわからない”といった声や「特捜班の反逆みたかったな」「続きあるってこと?」など続編を希望するツイートなどがタイムラインに溢れだした。続編希望の声のなかには「絶対続きあるやろ!!映画こい!」「映画かドラマがまたあってほしい」「映画あるかもな」といった“映画化”要望の投稿も数多く見受けられた一方で反対に「これで至高そんな気もするこんな終わり方ありなんや衝撃すぎる」「あれ以上は描かれないこそのCRISISのように思います」とあえて今後を想像させるラストを評価するツイートも多かった。終わり方も含めて「良い意味で規格外で本当に凄いドラマだった」という感想も多数上がっており、「毎週見れていた映画レベルの演出見れなくなるの辛さしかない」と早くも“CRISISロス”の視聴者も続出している様子だった。(笠緒)
2017年06月13日直木賞作家・金城一紀が原案・脚本を手掛け、小栗旬扮する稲見朗、西島秀俊扮する田丸三郎を始めとする“公安機動捜査隊特捜班”の活躍を描いた「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」が、6月13日(火)今夜15分拡大でついに最終回を迎える。この度、最終話に向けて小栗旬と西島秀俊からコメントが到着した。前回の第9話では、稲見の自衛隊時代の同僚・結城(金子ノブアキ)が何らかのテロを計画し、特捜班オフィスに侵入。閣僚の個人情報を奪い、特捜班メンバーもろともオフィスを爆破してしまう。最終話では、結城と戦うことを決心した稲見を始めとした特捜班が反撃を開始!特捜班に足取りを追われる中、結城は総理大臣の岸部(竜雷太)の狙撃を目論んで…というストーリーだ。ドラマのクランクアップは、放送が始まる前の2月中旬。爆破された特捜班オフィスセットにて、全話の撮影を終えた西島さんは、共に作品を引っ張ってきた小栗さんから花束を渡され、笑顔で抱擁。西島さんは「いま終わってみて、改めてこれだけ順調に撮影ができたのは、スタッフの皆さん全員の力だと思います。皆さんとご一緒できてうれしかったです。こんなに達成感のある現場はいままでありません!より一層、俳優として頑張っていきます」と挨拶。一方、小栗さん最後の撮影はその翌日、最終話ではなく、第1話の稲見の自衛隊時代シーン。このために髪を短く刈り込んで撮影に臨んだ小栗さんは、「本当にこのスタッフじゃなければ成立しなかった数か月だと思います。皆さん本当にありがとうございました。そして最後まで辿りついてホッとしております。こうしてクランクアップが出来てうれしいのと、なかなかイカれたドラマが作れたんじゃないかと思っております」とコメントした。さらに最終話について小栗さんは、「稲見と結城のバトルは、技術と技術のぶつかり合いから一瞬の隙が命取りになるような殺し合い、そして最後は高校生のようなケンカになります。泥臭い男の戦いをご覧いただければ」と話し、「正義とは何だろう、自分が命をかけて行う仕事は本当に国のためになっているのか、と国家に対して不信感を持つ稲見が、自分自身と決着をつけようとしますが…。とても面白い話になっていますので、最後までお楽しみに」とメッセージ。西島さんも、「小栗君と金子君の壮絶なアクションシーンを楽しみにしています。稲見の過去や本音も明らかになっていく中で、最後まで規格外のドラマになっています。怒とうの展開をぜひお楽しみください」と期待高まるコメントを寄せている。またこれまで、ドラマ本編で一度も発砲をしていない特捜班のメンバー。第3話では、大物政治家を射殺した犯人を一度逃してしまった特捜班について、鍛治が「撃つときは仕留めるとき。あいつらはそれをわかってて無駄弾を撃たなかった。さすがだよ」と語ったように、特捜班が引き金を引くときは相手の射殺を意味する。第9話では「もし結城がおまえに銃口を向けたら、そのときは躊躇するな。おまえが先に引き金を引け。国家の秩序のために、結城を撃つんだ」と鍛治から指示された稲見。予告では結城に対して銃口を向ける稲見の姿が映っていたが、一体それは何を意味するのか…。ドラマの制作発表会見では、主演の小栗さんが「第1話の1,000倍面白い」と語った最終話。予告映像で「規格外のラストにあなたは戦慄する」とうたわれた衝撃の展開をぜひ見逃さないでいて。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年06月13日「捜査員のみなさんから、『処女ですか?』と質問されました。『なんのための質問ですか?』と聞いたら、『聞かなくてはいけないことになっている』と。捜査のガイドラインに載っているんだと思いますが、そうならとてもおかしいことだと思います」 そう話すのは、元TBSのジャーナリスト山口敬之氏(51)から、レイプ被害を受けたと訴えているジャーナリストの詩織さん(28)。詩織さんは5月29日、山口氏が不起訴処分になったことを受け、検察審査会に不服申し立てをしたあと“実名・顔出し”の記者会見を行い、注目を集めた。 記者会見後は、「売名行為だ」といったバッシングもあり、「1週間ほど固形物が喉を通らなかった」と言うほど、詩織さんは強いストレスを受けていた。しかし、冒頭のような警察の捜査態勢をはじめとする、性犯罪被害者がバッシングを受けるような状況を「変えないといけない」という強い思いから、記者会見から約1週間後の6月7日、詩織さんは再び心境を語る決意をした。 「捜査の過程では、被害者として耐えられないことがたくさんありました。所轄の高輪署では、男性警官がいる前で私が床に寝転がり、大きな人形を相手にレイプされたシーンを再現させられました。さらにそれを写真に撮られるんです。口頭で説明すれば状況はわかることなのに、なんでこんな屈辱的なことをしなくちゃいけないのか。ほんとうに苦しかった……」 詩織さんの口からはまさに“セカンドレイプ”のような捜査の実態が語られた。8日、性犯罪に関する刑法の厳罰化に向けた法改正が衆議院で可決された。しかし詩織さんは「こういう捜査の方法から変えていかないと、被害者が警察に届け出できない。いくら性犯罪の法律が厳罰化されても救われない」と指摘する。 とくに詩織さんのように知人からレイプ被害を受けたと訴えた場合、「合意があったのでは?」と被害を受けた側が疑われ、被害届を受理されるのすら難しいという現実がある。 今回はホテルの防犯カメラの映像をチェックした警察が、事件性があることを認めた後ですら「君の経歴に傷がついてしまう。いままでがんばってきた勉強も全部水の泡。あなたも傷つく、家族も傷つく」などと言われ、詩織さんは何度も、警察から被害届を出すのを思いとどまるように説得された。 「私は被害を受けた時点で十分傷ついています。そこを受け入れてもらえないと知ったときは、もっと残念に思いました。日本には、性被害について語ることは“タブー”っていう空気があって、被害者自身が話せない状況が作り上げられている。このタブーを壊して話せる社会にしないと被害者は助かりません」 こうした無理解に加え、大きな問題なのは、社会に根深く残る性犯罪被害者に対する“偏見”だ。5月29日に行った記者会見のあと詩織さんは、着ていたシャツの「胸元が開きすぎている」と非難を受けた。つまり「そういう隙のある服装をする被害者が悪い」という被害者に責任を押しつける風潮があるのだ。詩織さんは、幼いころにも同じような非難を受けたことがあった。 「10歳のとき、母に初めて買ってもらったビキニを着て友人と波のプールで泳いでいたら、男性に後ろから体を触られたんです。でもそのとき友人の母親から『そんなのを着ているからよ』と言われて、とてもショックでした。着ているもので責められる。日本の性犯罪被害者に対する認識はいまも遅れたままだと思います」 気丈な詩織さんだが、「家族に心配や迷惑をかけるのは、本当に辛かった」と話す。 「けど、私がだまっていたら現状を変えられない。将来、自分の子どもや大切な人に同じことが起こったら、すごく後悔すると思ったんです。いまここで、なぜきちんとこの話を伝えて、変えようとしなかったんだろうって。まちがっていることは、まちがっていると、きちんと話せる社会にしたいんです」 (取材・文/和田秀子)
2017年06月08日小栗旬や西島秀俊をはじめ、田中哲司、野間口徹、新木優子ら「公安機動捜査隊特捜班」の活躍を描く「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」。5月30日(火)今夜放送される第8話では、そんな「特捜班」の5人が150人近い信者がいるカルト教団に突入し、規格外の“7分30秒”ノンストップバトルを展開!西島さんと石田ゆり子の禁断愛も激しく動き出すという。今回は、西島さん演じる田丸の手引きによって、カルト教団でスパイ活動を行う林智史(眞島秀和)がテロの情報を手に入れる。長期間のスパイ活動に疲れ果てた林は、情報を伝える代わりにスパイを辞めて妻の千種(石田ゆり子)の元へ帰りたいと持ちかける。千種に対して特別な感情を抱く田丸は動揺するが、上層部はその申し出を承諾。林が入手したテロの決行日時、警備を任された特捜班だったが、そこには意外な展開が待ち受けていて…というストーリーだ。そんな第8話の見どころは、カルト教団に乗り込んだ特捜班5人が、150人近くいる出家信者を相手に繰り広げる7分30秒のノンストップバトル!すでにバトルの最後に稲見と田丸を待ち受ける敵役として、現役の人気プロレスラー、後藤洋央紀(新日本プロレス)と土井成樹(ドラゴンゲート)の出演が発表されている。このアクションシーンについて小栗さんは、「『CRISIS』はアクションが売りではありますが、これまでアクションで話を終わらせることはありませんでした。でも第8話だけはとんでもない、日本のテレビドラマ史に残るアクションをやって終わらせます」と話し、「これまで種を蒔いてきたことを回収しながら第8話、第9話、第10話が進んでいきます。西島さんのファンにとっても、第8話の田丸さんを見ればすごく納得してくれると思います。この第1話から最終話まで一貫した覚悟を持った脚本はやはりすごいと思います」と絶賛。西島さんも、「小栗君がプロデューサーに『もっと強い敵を用意してくれ!』と言っていたら、今回本当に最強の男たちと対決することになりました。後藤選手も土井選手も文字通り規格外な人でした」と明かし、「小栗君をはじめとしたキャストとスタッフの覚悟が詰まったシーンになっています。特捜班5人対150人の美しく壮絶なバトルをぜひご期待下さい」と自信を覗かせている。さらに、第8話を担当した白木啓一郎監督は、いち早く完成した第8話を見た小栗さんから「狂ってるね。ヤバすぎる。スゴすぎる。見た人は、絶対にビックリするよ」と電話が掛かってきたと明かし、「20年以上のテレビマン人生で、間違いなく一番大変な撮影」「後にも先にも、こんなシーンが撮影できるのは『CRISIS』だけ」と熱の入れ様も相当大きかったと話している。またアクションだけでなく、今回は田丸と石田ゆり子演じる千種の禁断愛もクライマックスを迎える。夫を待つ身でありながら田丸への思いを隠しきれない千種と、倫理観で千種に対する思いを抑えつけ、あと一歩が踏み出せない田丸。しかし、これまで教会での密会を繰り返してきた2人の関係が、急転!これまで物静かだった千種の言葉が次第に熱を帯びていき、田丸を求めていく。さらに林が入手したテロ計画によって、千種の身にも危険が…。果たして、そのとき田丸が千種のために下す決断とは?原案・脚本を手掛けた金城一紀は、「この7分30秒は田丸が千種に捧げる愛情表現」と語り、「田丸の抑えつけられた千種への情念を言葉ではなくアクションで表そうとしたら、ぴったりストーリーにハマったんです。不器用な田丸の愛が爆発する、そして特捜班のほかのメンバーもそれを成就させようと付き合うことで、美しいチームワークが生まれる。本当に『CRISIS』を象徴するような7分30秒になると僕は思います」と自信を見せる。一方、西島さんは石田さんとの撮影をふり返り、「田丸にとって核となる恋愛のシーンだったので、集中して臨みました。千種役の石田ゆり子さんの表情の素晴らしさに毎シーン強く引き込まれました」と話し、「田丸と千種の恋の結末に、ご期待ください」とアピールした。「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」は毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年05月30日全米での放送を前に、日本でも早くも話題沸騰中の「ツイン・ピークス The Return」。このほど、先日のローラ・パーマーとクーパー捜査官らのビジュアルに続き、前シリーズファンにはたまらない、デヴィッド・リンチ自らが演じる捜査官たちの新たな場面写真が到着した。TVシリーズの最終回で、ローラ(シェリル・リー)がクーパー捜査官(カイル・マクラクラン)に「25年後に会いましょう」と告げた通りに、25年後の世界を描く本作。前作同様、リンチが監督を務める本作は、米SHOWTIME局で5月21日にスタートする。先日、WOWOWでの放送日が7月22日(土)に決定した本作。それに合わせて、25年前、無惨に殺されてしまったローラ、その事件の捜査のためにやってきたFBIのクーパー捜査官がツイン・ピークスの町を象徴する森の中に映し出されたキービジュアルと、“名物チェリーパイ”を出す「ダブルRダイナー」のノーマ(ペギー・リプトン)とシェリー(メッチェン・エイミック)が顔を見合わせている場面写真がお披露目。さらに、ローラと密かに交際していたジェームズ(ジェームズ・マーシャル)らとリンチ監督のメイキング写真も解禁された。そして今回は、女装癖のあるDEA捜査官デニスを本作でも演じる「X-ファイル」でもお馴染みのデヴィッド・ドゥカヴニー、クーパーの上司であり極度の難聴のFBI捜査官ゴードン・コール役を務めるリンチ監督と、さらに鑑識担当で毒舌屋のアルバート・ローゼンフィールド役を務めていたが、1月にこの世を去ったミゲル・フェラーの場面写真が登場。当時も話題を呼んだ個性が強すぎる顔ぶれの再登場に、ますます期待が高まるばかりだ。「ツイン・ピークス The Return」は7月22日(土)21時~WOWOWプライムにて独占放送(全18話・第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ツイン・ピークス [海外TVドラマ]
2017年05月19日